JP4259156B2 - 印刷出力紙管理装置および方法 - Google Patents

印刷出力紙管理装置および方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、印刷出力紙管理装置および方法に関し、特にユーザが出力指示した文書等のコンテンツを用紙に出力し、出力した印刷出力紙が出力指示したユーザ以外の者によって不正に持ち出されることを防止する印刷出力紙管理装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータや複合機およびネットワークの普及により、情報を取得して印刷したり複写することが容易に行なえるようになっている。
【0003】
印刷や複写された情報の中には、機密保持を要するような情報もあり、印刷された情報が不正に持ち出されたり、機密情報が漏洩することを防止するための情報セキュリティーを強化した種々の装置や方法が提案されている。
【0004】
例えば、特許文献1に示されるように、印刷用紙に潜像等を形成し、形成した潜像の反射率や色相の差等により複写を抑制する方式や、特許文献2に示されるように、ユーザにRFID(=Radio Frequiency IDentification)を携帯させると共に、機密文書にもRFIDを付けて、これらRFIDから読み取った情報に応じて複写を禁止する装置等が提案されている。
【0005】
これらの提案は、情報が不正に複写もしくは印刷出力されることを防止する装置および方法についての提案である。
【0006】
しかし、情報の漏洩を防止するためには、印刷出力された情報についても十分な情報管理が必要であり、上記提案においては、印刷出力された情報を管理して情報の漏洩を防止するというような装置や方法については何ら提案されていない。
【0007】
印刷出力された情報を管理する装置および方法については、特許文献3に示されるように、出力トレイを複数設け、一つのトレイには一人のユーザの使用を割り当て、ユーザの指示により情報が印刷出力された印刷出力紙をユーザ別に割り当てた出力トレイに排紙し、ユーザが、出力指示した印刷出力紙を容易に区別し、取り出せるような装置および方法が提案されている。
【0008】
【特許文献1】
特開平07−076195号公報
【特許文献2】
特願平13−160117号公報
【特許文献3】
特開平02ー120068号公報
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記提案の装置は、出力トレイを複数設け、一つのトレイには一人のユーザの使用を割り当てるものであり、ユーザの出力指示により印刷出力された印刷出力紙は、ユーザが取り出すまで出力トレイに排紙されたままの状態であり、出力トレイに排紙された印刷出力紙を他の人が誤って持ち出しても何ら検知することなく、不正に持ち出されることを防止することができない。
【0009】
また、特に重要な機密文書等を印刷出力するときには、ユーザは印刷指示した後に、プリンター装置の前で機密文書が印刷出力されるのを待って、機密文書が他人に閲覧されたり、持ち出されることを防止する必要があった。
【0010】
そこで、この発明は、ユーザが印刷出力紙を不正に持ち出されることを防止する印刷出力紙管理装置および方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1の発明は、識別情報が付与された印刷出力紙を管理する印刷出力紙管理装置において、ユーザによる持ち出しを許可する印刷出力紙に付与された識別情報を特定する特定手段と、ユーザによる持ち出しの対象となった印刷出力紙に付与された識別情報を認識する認識手段と、前記特定手段により特定された識別情報が前記認識手段により認識された識別情報と一致するか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により一致しないと判別された場合はその旨を該ユーザに通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記認識手段は、ユーザによる持ち出し対象となっていない印刷出力紙に付与された識別情報を認識し、前記判別手段は、前記認識手段により認識された識別情報が前記特定手段により特定した識別情報がと一致するか否かを判別し、前記通知手段は、前記判別手段により一致すると判別された場合はその旨を該ユーザへ通知することを特徴とする。
【0012】
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記特定手段は、前記ユーザにより前記識別情報を入力することにより該ユーザによる持ち出しを許可する印刷出力紙に付与された識別情報を特定することを特徴とする。
【0013】
また、請求項4の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記特定手段は、前記ユーザが携帯する識別情報媒体から前記識別情報を認識することにより該ユーザによる持ち出しを許可する印刷出力紙に付与された識別情報を特定することを特徴とする。
【0014】
また、請求項5の発明は、請求項1乃至請求項2の発明において、前記印刷出力紙に付与された識別情報は、前記ユーザが指定した情報に応じて形成付与されることを特徴とする。
【0015】
また、請求項6の発明は、請求項1乃至請求項2の発明において、前記印刷出力紙に付与された識別情報は、該印刷出力紙に予め付与されていることを特徴とする。
【0016】
また、請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6の発明において、前記認識手段は、前記印刷出力紙に所定の交番磁界を与え、該印刷出力紙に付与された識別情報に対応して出力される磁化反転による出力信号を検出することにより該識別情報を認識することを特徴とする。
【0017】
また、請求項8の発明は、請求項1乃至請求項6の発明において、前記認識手段は、前記印刷出力紙に磁界を与え、該印刷出力紙に付与された識別情報に対応して該印刷出力紙に生じる磁歪振動を検出することにより該識別情報を認識することを特徴とする。
【0018】
また、請求項9の発明は、請求項1乃至請求項6の発明において、前記認識手段は、前記印刷出力紙に所定の電磁波を与え、該印刷出力紙に付与された識別情報に対応して出力される電磁波を検出することにより該識別情報を認識することを特徴とする。
【0019】
また、請求項10の発明は、識別情報が付与された印刷出力紙を管理する印刷出力紙管理装置において、ユーザによる持ち出しを許可する印刷出力紙に付与された識別情報を特定する特定手段と、前記ユーザにより持ち出された印刷出力紙に付与された識別情報を認識する第1の認識手段と、前記第1の認識手段により認識された識別情報が前記特定手段により特定された識別情報と一致するか否かを判別する第1の判別手段と、前記第1の判別手段により一致しないと判別された場合はその旨を該ユーザに通知する第1の通知手段と、前記ユーザによる持ち出し対象となっていない印刷出力紙に付与された識別情報を認識する第2の認識手段と、前記第2の認識手段により認識された識別情報が前記特定手段により特定した識別情報がと一致するか否かを判別する第2の判別手段と、前記第2の判別手段により一致しないと判別された場合はその旨を該ユーザに通知する第2の通知手段とを備えることを特徴とする。
【0020】
また、請求項11の発明は、識別情報が付与された印刷出力紙を管理する印刷出力紙管理方法において、ユーザによる持ち出しを許可する印刷出力紙に付与された識別情報を特定手段により特定し、前記印刷出力紙に付与された識別情報を認識手段により認識し、前記特定手段により特定された識別情報が前記認識手段により認識された識別情報と一致するか否かを判別手段により判別して、該判別手段により一致しないと判別された場合はその旨を通知手段により該ユーザに通知することを特徴とする。
【0021】
また、請求項12の発明は、請求項11の発明において、前記認識手段は、ユーザによる持ち出し対象となっていない印刷出力紙に付与された識別情報を認識し、前記判別手段は、前記認識手段により認識された識別情報が前記特定手段により特定した識別情報がと一致するか否かを判別し、前記通知手段は、前記判別手段により一致すると判別された場合はその旨を前記ユーザへ通知することを特徴とする。
【0022】
また、請求項13の発明は、識別情報が付与された印刷出力紙を管理する印刷出力紙管理方法において、ユーザによる持ち出しを許可する印刷出力紙に付与された識別情報を特定手段により特定し、前記ユーザにより持ち出された印刷出力紙に付与された識別情報を第1の認識手段により認識するとともに、前記ユーザにより持ち出し対象となっていない印刷出力紙に付与された識別情報を第2の認識手段により認識し、前記特定手段により特定された識別情報が前記第1の認識手段により認識された識別情報と一致するか否かを第1の判別手段により判別して、該第1の判別手段により一致しないと判別された場合はその旨を第1の通知手段により該ユーザに通知し、前記特定手段により特定された識別情報が前記第2の認識手段により認識された識別情報と一致するか否かを第2の判別手段により判別して、該第1の判別手段により一致すると判別された場合はその旨を第2の通知手段により該ユーザに通知することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係わる印刷出力紙管理装置および方法の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0024】
図1は、この発明に係わる印刷出力紙管理装置および方法の一実施の形態を示すブロック図である。
【0025】
図1(a)は、この発明に係わる印刷出力紙管理装置の要部の構成を示す平面図であり、図1(b)は、図1(a)に示した印刷出力紙管理装置の側面図である。
【0026】
図1において、この印刷出力紙管理装置100は、例えばユーザから離れた場所に設置されたプリンター装置へ、ユーザが所望の文書やグラフィック等のコンテンツをリモート印刷するか、もしくは複合機等のスキャナー部でスキャンしたコンテンツを印刷し、これらコンテンツの印刷された印刷出力紙が許可されたユーザ以外の者に不正に持ち出されることを防止して機密保持等を強化した印刷出力紙管理装置として用いられるものである。
図1に示すように、この印刷出力紙管理装置100は、ユーザ12が印刷指示した所望の文書やグラフィック等のコンテンツと、このコンテンツが印刷された用紙を識別するための識別情報を記録した識別情報タグ21を用紙に印刷するプリンター装置1と、このプリンター装置1によって印刷出力された印刷出力紙20が排紙され一時保管される排紙トレイ2と、排紙トレイ2の近傍に配置され、識別情報タグ21やユーザ12が携帯しているユーザIDタグ13を検知し、これらのタグに記録された情報に基づいて印刷出力紙20が不正に持ち出されることを防止する監視装置3と、印刷出力紙管理装置100全体を制御する制御部6を具備している。
【0027】
なお、この実施の形態においては、ユーザ12が持ち出しを許可する印刷出力紙20に付与された識別情報をユーザ12が携帯するユーザID(=IDentification)タグ13に記録された情報に基づいて特定する。
【0028】
ユーザIDタグ13には、例えばユーザ12の識別番号やユーザ12を識別する情報(以下、「ユーザID情報」という。)等が記録されており、この記録された情報をユーザ12が特定する印刷出力紙20の識別情報とする。
【0029】
また、識別情報タグ21およびユーザIDタグ13は、それぞれの情報に対応して磁性材で形成されている。
【0030】
監視装置3は、識別情報タグ21やユーザIDタグ13を検知するタグ検知部4と、タグ検知部4が検知した検知信号に基づいてタグに記録されている情報を読み取り、読み取った情報を記憶し各種処理を行うサーバ7と、サーバ7の指示に応じてユーザ12等へ情報を通知する通知装置43、44と、タグ検知部4と電気的に接続され、赤外線が遮断されたことを感知してタグ検知部4の電源9のスイッチ8をオン/オフ制御する赤外線センサー部5を具備している。
【0031】
ユーザ12がコンピュータ等の印刷指示端末11を用いて印刷指示したコンテンツと識別情報は、ネットワーク10を介して印刷出力紙管理装置100の制御部6へ入力されるとともに、必要に応じて監視装置3の監視状況が制御部6とネットワーク10を介して所望の図示せぬ端末に送信されるような構成となっている。
【0032】
この印刷出力紙管理装置100は、印刷出力された印刷出力紙20をユーザ12が持ち出す際に、ユーザ12が持ち出そうとしている印刷出力紙20の識別情報とユーザ12が携帯するユーザID情報とを比較して、これらの情報が互いに一致しない場合には、警報を発してユーザ12へ「持ち出し不可の印刷出力紙である旨」を通知するような動作を行うものである。
【0033】
ところで、この実施の形態の印刷出力紙管理装置100においては、印刷された印刷出力紙20が不正に持ち出されること防止するために、ユーザ12が印刷指示したコンテンツが印刷された印刷出力紙20と他の印刷出力紙とを識別するための識別情報を記録した識別情報タグ21を印刷するプリンター装置1と、識別情報タグ21およびユーザIDタグ13を検知し、当該識別情報タグ21が印刷された印刷出力紙20が不正に持ち出されることを防止する監視装置3が用いられるように構成されている。
【0034】
図2は、図1に示したプリンター装置1の要部の構成を示すブロック図である。
【0035】
なお、図2において、図1に示した印刷出力紙管理装置100と同一の装置については、図1で用いた符号と同一の符号を付してある。
【0036】
図2に示すように、プリンター装置1は、図1に示した印刷出力紙管理装置100全体を制御する制御部6から入力された文書等のコンテンツ信号に基づいてコンテンツを印刷する印刷部110と、識別情報信号に基づいて識別情報タグを形成し印刷するタグ形成部111とを具備している。
【0037】
印刷部110は、コンテンツを例えばインクジェットまたは電子写真式によって印刷用紙に印刷し、タグ形成部111は、識別情報に対応した磁性材のタグを形成して印刷用紙に印刷するように構成されている。
【0038】
なお、図3は、プリンター装置1がコンテンツと識別情報タグとを印刷用紙に印刷する過程およびプリンタ装置1の印刷部とタグ形成部との配置を示す図であり、このプリンター装置1がコンテンツと識別情報タグとを印刷用紙に印刷する過程は、図3(a)に示すような、コンテンツ30を印刷した後に識別情報タグ21を形成し付与するようにしてもよく、図3(b)に示すような、識別情報タグ21を形成し付与した後にコンテンツ30を印刷するようにしてもよく、図3(c)に示すような、コンテンツ30の印刷と識別情報タグ21の形成付与を同時に行うようにしてもよい。
【0039】
図4は、図1に示した監視装置3の動作を説明する図である。
【0040】
図4(a)は、ユーザ12が排紙トレイ2へ蓄積された複数の印刷出力紙20の中から所望の印刷出力紙20を持ち出すために監視装置3内へ進入した状態を示す図であり、図4(b)は、ユーザ12が印刷出力紙20を排紙トレイ2から持ち出し、印刷出力紙20を携帯して監視装置3内に存在する状態を示す図である。
【0041】
なお、図4において、図1に示した印刷出力紙管理装置100と同一の装置については、図1と同一の符号を付してある。
【0042】
図4(a)に示すように、ユーザ12が赤外線センサー部5を通過すると、赤外線センサー部5がユーザ12の通過を感知し、タグ感知部4の電源スイッチ8をオンに切り替える。
タグ検知部4へ電源9が提供されると、タグ検知部4は所定の磁界を生成し、タグ検知領域42を形成する。
【0043】
タグ検知領域42内にユーザ12が進入すると、タグ検知部4がユーザ12が携帯するユーザIDタグ13を検知し、検知信号をサーバ7へ出力する。
【0044】
サーバ7は、ユーザIDタグ13の検知信号に基づいてユーザIDタグ13に記録されているユーザID情報を読み取り、図示せぬメモリーに記憶する。
【0045】
図4(b)において、タグ検知部4は、ユーザ12が持ち出そうとしている印刷出力紙20に付与された識別情報タグ21を検知し、検知信号をサーバ7へ出力する。
サーバ7は、識別情報タグ21の検知信号に基づいて識別情報タグ21に記録されている識別情報を読み取り、図示せぬメモリーに記憶する。
【0046】
サーバ7は、読み取った識別情報とユーザID情報とを比較して、これらの情報が互いに一致するか否かを判断する。
【0047】
例えば、「0123」と記録されたユーザIDタグ13を携帯するユーザ12が、「0123」と記録された識別情報タグ13の印刷された印刷出力紙20を持ち出そうとする場合は、識別情報とユーザID情報とが一致するので「持ち出し許可」と判断し、識別情報とユーザID情報とが一致しない場合は、「持ち出し不可」と判断して、それぞれの判断結果を通知装置43、44を介してユーザ12へ通知する。
【0048】
通知方法は、例えば、比較判断の結果が「持ち出し許可」の場合は青色ランプ43を点滅させ、比較判断の結果が「持ち出し不可」の場合は赤色ランプ44を点滅させるようにしてもよく、音声装置等を介してそれぞれの結果を通知するようにしてもよい。
【0049】
ユーザ12がユーザID情報から特定される所望の印刷出力紙20を持ち出し、赤外線センサー部5を通過すると、タグ検知部4の電源スイッチ8をオフにする。
【0050】
さて、図1に示した印刷出力紙管理装置100は、上記の識別情報タグやユーザIDタグに用いられるタグの種類としては、例えば、磁性片もしくはICチップを用いることができる。
【0051】
図5は、タグの種類の例を示した図である。
【0052】
図5において、図5(a)は、外部から与えられた交番磁界により大バルグハウゼン効果による磁界反転により固有パルスを発生する磁性片(以下、「大バルグハウゼン磁性片」という。)を用いて出力用紙に識別情報タグを形成した図である。
【0053】
図5(b)は、外部から与えられた磁界による磁歪振動効果により固有振動を発生する磁歪振動片(以下、「磁歪振動磁性片」という。)を用いて出力用紙に識別情報タグを形成した図である。
【0054】
図5(c)は、外部から与えられた電磁波により電源を得て動作するICチップを用いて出力用紙に識別情報タグを形成した図である。
【0055】
なお、磁性片としては、例えばアモルファス磁性ワイヤ等を用いることが可能である。
【0056】
図1に示した印刷出力紙管理装置100は、図5(a)、図5(b)、図5(c)に示したような磁性片501、503およびICチップ505を識別情報タグおよびユーザIDタグとして用いる場合には、これらのタグを形成するようなプリンター装置1と、これらのタグを検知するような監視装置3の構成にする必要がある。
【0057】
すなわち、タグの種類に対応したタグを形成するタグ形成部111(プリンター装置1)とタグの種類に対応したタグを検知するタグ検知部4(監視装置3)との構成にする。
【0058】
例えば、図5(a)に示したような大バルグハウゼン効果磁性片501もしくは図5(b)に示したような磁歪振動磁性片503をタグとして用いる場合には、プリンター装置1のタグ形成部111は、大バルグハウゼン効果磁性片501の磁性材を含んだ熱転写シートもしくは磁歪振動磁性片503の磁性材を含んだ熱転写シートを識別情報に応じて発熱体を制御し、熱転写シートの一部を溶融して印刷用紙に大バルグハウゼン効果磁性片501もしくは磁歪振動磁性片503を転写するように構成されている。
【0059】
監視装置3のタグ検知部4は、大バルグハウゼン効果磁性片501がタグとして用いる場合には、所定の交番磁界を生成してタグ検知領域42を形成し、タグ検知領域42に存在する大バルグハウゼン効果磁性片501が交番磁界を受けて磁化反転することにより発生するパルス信号を検出コイルにより検出して識別情報タグやユーザIDタグを検知するように構成されている。
【0060】
磁歪振動磁性片503がタグとして用いられている場合には、タグ検知部4は、所望の交番磁界を生成してタグ検知領域42を形成し、タグ検知領域42に存在する磁歪振動磁性片503が交番磁界を受けて生ずる振動の周波数信号を検出コイルにより検出して識別情報タグやユーザIDタグを検知するように構成されている。
【0061】
図5(c)に示したようなICチップ505をタグとして用いる場合には、プリンター装置1のタグ形成部111は、ICチップ505をコンテンツを印刷する用紙に貼付もしくは漉き込み、貼付もしくは漉き込んだICチップ505に識別情報に応じた電磁波を与えて識別情報をICチップ505へ書き込む機能を有するように構成されている。
なお、ICチップ505への情報の書き込みは、周知のICチップライターを用いた構成とすることが可能である。
【0062】
監視装置3のタグ検知部4は、ICチップ505がタグとして用いられている場合には、所定の電磁波を生成してタグ検知領域42を形成し、タグ検知領域42に存在するICチップ505が電磁波を受けることにより電源を得て送信する情報信号を受信用コイルにより検出して識別情報タグやユーザIDタグを検知するように構成されている。 なお、ICチップ505に記録されている情報の読み取りは、周知のICチップリーダを用いた構成とすることが可能である。
【0063】
図6は、図5(a)に示した大バルグハウゼン効果磁性片501を用いて識別情報タグを形成し、識別情報タグに記録されている情報を読み取る手法の一例を示したものである。
【0064】
次に示す図6(a)、図6(b)を用いて、大バルグハウゼン効果磁性片501を用いて識別情報タグに記録された情報を読み取る手法を説明する。
【0065】
図6(a)は、長さの異なる大バルグハウゼン効果磁性片L、2L、3L、4Lを用いて識別情報タグ601を形成した印刷出力紙600を示す図である。
【0066】
図6(b)は、各大バルグハウゼン効果磁性片L、2L、3L、4Lが交番磁界を受けて磁化反転することにより発生する固有パルス信号を示す図である。
【0067】
なお、図6(a)において、識別情報タグ601の大バルグハウゼン効果磁性片の長さは、L<2L<3L<4Lの順に長いものとする。
【0068】
図6(a)および図6(b)において、各大バルグハウゼン効果磁性片L、2L、3L、4Lが所定の交番磁界603を受けると大バルクハウゼン効果によりそれぞれ磁化反転する。
【0069】
この磁化反転は、各大バルグハウゼン効果磁性片L、2L、3L、4Lのそれぞれの保磁力以上の交番磁界603を受けることにより急峻な磁化反転を生じる。
【0070】
所定の交番磁界603を受けた各大バルグハウゼン効果磁性片L、2L、3L、4Lは長さに応じてそれぞれの保磁力が異なるので磁化反転する時間差を生じ、それぞれの固有パルスA、B、C、Dとして検出される。
【0071】
図6(b)に示すように、パルスA、パルスB、パルスC、パルスDは、パルスA、パルスB、パルスC、パルスDの順に大バルグハウゼン効果磁性片L、2L、3L、4Lのそれぞれの磁化反転時間t1、t2、t3、t4と磁化反転時の磁界強度H1、H2、H3、H4を示している。
【0072】
このように、識別情報に対応付けて長さの異なる大バルグハウゼン効果磁性片L、2L、3L、4Lを選択し形成された識別情報タグに磁界を与えて固有パルス信号を検出することにより識別情報タグに記録されている情報を読み取ることができる。
【0073】
図7は、図5(b)に示した磁歪振動磁性片503を用いて識別情報タグを形成し、タグに記録されている情報を読み取る手法の一例を示したものである。
【0074】
次に示す図7(a)、図7(b)および図7(c)を用いて、磁歪振動磁性片503を用いて識別情報タグに記録された情報を読み取る手法を説明する。
【0075】
図7(a)は、磁歪振動磁性片3Mを用いて識別情報タグ701を形成した印刷出力紙700に磁界を与え、磁歪振動磁性片3Mの残留磁歪振動の共振周波数を示した図である。
【0076】
図7(b)は、磁歪振動磁性片2Mを用いて識別情報タグ703を形成した印刷出力紙702に磁界を与え、磁歪振動磁性片2Mの残留磁歪振動の共振周波数を示した図である。
【0077】
図7(c)は、磁歪振動磁性片Mを用いて識別情報タグ705を形成した印刷出力紙704に磁界を与え、磁歪振動磁性片Mの残留磁歪振動の共振周波数を示した図である。
【0078】
なお、図7(a)、図7(b)および図7(c)において、磁歪振動磁性片の長さはM<2M<3Mの順に長いものとする。
【0079】
図7(a)、図7(b)および図7(c)に示すように、長さの異なる各磁歪振動磁性片M、2M、3Mに交番磁界を与えると、各磁歪振動磁性片M、2M、3Mの長さに反比例して残留磁歪振動の周波数が異なり、これらの磁歪振動磁性片M、2M、3Mの共振周波数を測定することにより各磁歪振動磁性片M、2M、3Mの固有共振周波数E、F、Gのパルス信号が検出される。
【0080】
このように、識別情報に対応付けて長さの異なる磁歪振動磁性片M、2M、3Mを選択し形成された識別情報タグ701、703、705に磁界を与えてそれぞれの固有パルス信号E、F、Gを検出することにより識別情報タグに記録されている情報を読み取ることができる。
【0081】
図8は、図5(b)に示したような磁歪振動磁性片503を用いて識別情報タグを形成し、タグに記録されている情報を読み取る手法の他の例を示したものである。
【0082】
次に示す図8(a)および図8(b)を用いて、磁歪振動磁性片503を用いて識別情報タグに記録された情報を読み取る手法を説明する。
【0083】
図8(a)は、磁歪振動磁性片Nを用いて識別情報タグ801を形成した印刷出力紙800を示し、図8(b)は、図8(a)に示した印刷出力紙800に磁界を与え、磁歪振動磁性片Nの磁歪振動の周波数特性を示した図である。
【0084】
図8(c)は、磁歪振動磁性片Nを用いて識別情報タグ802を形成した印刷出力紙800を示し、図8(d)は、図8(c)に示した印刷出力紙802に磁界を与え、磁歪振動磁性片2Nの磁歪振動の周波数特性を示した図である。
【0085】
なお、磁歪材の長さはN<2Nの順に長いものとする。(例えば、Nは4cm、2Nは16cmである。)
図8(a)および図8(b)において、磁歪材Nの識別情報タグ801に所定の交番磁界を与えると磁歪材Nは、図8(b)に示すような複数のパルス信号が検出されるような共振周波数特性804を示す。
【0086】
図8(b)および図8(c)において、磁歪材2Nの識別情報タグ803に所定の交番磁界を与えると磁歪材2Nは、図8(d)に示すような複数のパルス信号が検出されるような共振周波数特性805を示す。
【0087】
このように、識別情報に対応付けて長さの異なる磁歪振動磁性片Nや磁歪振動磁性片2Nを選択し形成された識別情報タグ801や識別情報タグ803や磁界を与えて固有パルス信号を検出することにより識別情報タグに記録されている情報を読み取ることができる。
【0088】
図9は、図1に示した印刷出力紙管理装置100の印刷出力紙管理方法を示すフローチャートである。
【0089】
図1、図4および図9を参照しながら、この発明に係わる印刷出力紙管理方法について説明する。
【0090】
まず、ユーザ12は、プリンター装置1へ出力する文書やグラフィック等のコンテンツと、このコンテンツが印刷された印刷出力紙を識別するための識別情報を印刷指示端末11から入力し、印刷指示する。
【0091】
識別情報は、例えばコンテンツのセキュリティーレベルやユーザ12の識別番号、パスワード等を入力する。
【0092】
入力されたコンテンツ信号と識別情報信号は、ネットワーク10を介して印刷出力紙管理装置100の制御部6へ入力され、制御部6の指示によってプリンター装置1からユーザ12が指定したコンテンツと識別情報タグが印刷用紙に印刷されて出力される。
【0093】
プリンター装置1から印刷出力された印刷出力紙20は、排紙トレイ2に排紙され、ユーザ12が受け取りに来るまで排紙トレイ2上に保管される。
【0094】
ユーザ12は、排紙トレイ2に保管されている印刷出力紙20を受け取るために印刷出力紙管理装置100の赤外線センサー部5を通過する(ステップ901でYES)と、タグ検知部4の電源スイッチ8がオンに制御される(ステップ902)。
【0095】
タグ検知部4の電源スイッチ8がオンになると、タグ検知領域42が形成される。
【0096】
ユーザ12がタグ検知領域42に入ると、ユーザ12が携帯するユーザIDタグ13が検知され、検知された信号がタグ検知部4からサーバ7へ入力される。
【0097】
サーバ7は検知信号に基づいて、ユーザIDタグ13に記録されているユーザID情報を読み取り、図示せぬメモリーに記憶管理する(ステップ904)。
【0098】
サーバ7の図示せぬメモリーには、予め検出信号パターンに対応した識別情報やユーザID情報が記憶されており、これらの記憶された情報の信号パターンと検出信号とを照合してユーザID情報や識別情報が識別できるように構成されている。
【0099】
ユーザ12が排紙トレイ2上の印刷出力紙20を受け取り、持ち出そうとしてタグ検知領域42に入ると、ユーザ12が持ち出そうとしている印刷出力紙20に付与された識別情報タグがタグ検知部4によって検知される(ステップ905でYES)。
【0100】
識別情報タグを検知したタグ検知部4は、検知信号をサーバ7へ入力する。
【0101】
サーバ7は、検知信号に基づいて、識別情報タグ21に記録されている識別情報を読み取り、図示せぬメモリーに記憶管理する(ステップ906)。
【0102】
サーバ7はタグ検知部4で検知したユーザID情報と識別情報とを比較して、ユーザID情報と識別情報とが一致するか否かを判別する(ステップ907)。
【0103】
比較判別の結果、ユーザID情報と識別情報とが一致する場合は(ステップ907でYES)、サーバ7からタグ検知部4に配置された通知装置43に信号が入力されて青色ランプ43が点滅して「持ち出し許可」の旨がユーザ12へ通知される(ステップ908)。
【0104】
比較判別の結果、ユーザID情報と識別情報とが一致しない場合は(ステップ907でNO)、サーバ7からタグ検知部4に配置された通知装置44に信号が入力されて赤色ランプ44が点滅して「持ち出し不可」の旨がユーザ12へ通知される(ステップ909)。
【0105】
ユーザ12が持ち出そうとしている印刷出力紙20の「持ち出し許可」が通知され、ユーザ12が赤外線センサー部5を通過すると、タグ検知部4の電源スイッチ8をオフにして印刷出力紙20の持ち出しが正常終了する。
【0106】
図10は、この発明に係わる印刷出力紙管理装置および方法の他の実施の形態を示すブロック図である。
【0107】
この発明に係わる印刷出力紙管理装置および方法の他の実施の形態においては、図1に示したような印刷出力紙管理装置の排紙トレイに近接して排紙トレイ上に存在する印刷出力紙の識別情報タグを検知するトレイ用タグ検知部と通知装置とを更に設けて、ユーザがトレイ上の印刷出力紙を取り忘れることを防止するように構成されたものである。
【0108】
図10(a)は、この発明に係わる印刷出力紙管理装置1010の要部の構成を示す平面図であり、図10(b)は、図10(a)に示した印刷出力紙管理装置1010の側面図である。
【0109】
なお、図10(a)および図10(b)において、図1に示した印刷出力紙管理装置100と同一の装置および機能の部分については、図1で用いた符号と同一の符号を付する。
【0110】
図10(a)および図10(b)において、排紙トレイ2(図10(b)参照)にはトレイ用タグ検知部60とトレイ用通知装置62とが近接されて配置されており、トレイ用タグ検知部60で検知した検知信号をサーバ7に入力し、サーバ7の指示に基づいて通知装置62を動作させて通知するように構成された以外は、図1に示したような印刷出力紙管理装置100と同様な構成である。
【0111】
なお、トレイ用タグ検知部60は、常時電源が提供され、排紙トレイ2上の印刷出力紙20の識別情報タグ21を検知するように構成されている。
【0112】
図10において、トレイ用タグ検知部60および監視装置3のタグ検知部4の構成は、図1に示した印刷出力紙管理装置100と同様に、識別情報タグおよびユーザIDタグに用いるタグの種類(図5(a)、図5(b)、図5(c)に示したような磁性片501、503およびICチップ505の種類)に対応した構成とする必要がある。
【0113】
例えば、トレイ用タグ検知部60およびタグ検知部4は、図5(a)に示した大バルグハウゼン効果磁性片501を識別情報タグやユーザIDタグに用いる場合には、所定の交番磁界を生成してトレイ用タグ検知領域61およびタグ検知領域42を形成し、それぞれのタグ検知領域61、42に存在する大バルグハウゼン効果磁性片501が交番磁界を受けて磁化反転することにより発生するパルス信号を検出コイルにより検出して識別情報タグやユーザIDタグを検知するように構成されている。
【0114】
また、図5(b)に示した磁歪振動磁性片503を識別情報タグやユーザIDタグに用いる場合には、トレイ用タグ検知部60およびタグ検知部4は、所望の交番磁界を生成してトレイ用タグ検知領域61およびタグ検知領域42を形成し、トレイ用タグ検知領域61およびタグ検知領域42に存在する磁歪振動磁性片503が交番磁界を受けて生ずる振動の周波数信号を検出コイルにより検出して識別情報タグやユーザIDタグを検知するように構成されている。
【0115】
図11は、図10に示した監視装置3およびトレイ用タグ検知部60の動作を説明する図である。
【0116】
図11(a)は、ユーザ12が排紙トレイ2へ蓄積された複数の印刷出力紙20の中から所望の印刷出力紙20を持ち出すために監視装置3内へ進入した状態を示す図であり、図4(b)は、ユーザ12が印刷出力紙20を排紙トレイ2から取り出し、印刷出力紙20を持ち出そうとして監視装置3内に存在する状態を示す図である。
【0117】
なお、図11において、図10に示した印刷出力紙管理装置1010と同一の装置については、図10と同一の符号を付してある。
【0118】
図11(a)において、タグ検知部4は、タグ検知領域42内に進入したユーザ12が携帯するユーザIDタグ13を検知し、検知した信号をサーバ7へ入力する。
【0119】
サーバ7は、ユーザIDタグの検知信号に基づいてユーザIDタグ13に記録されているユーザID情報を読み取り、図示せぬメモリーに記憶する。
【0120】
トレイ用タグ検知領域61は、排紙トレイ2上に蓄積された複数の印刷出力紙20のそれぞれ付与された識別情報タグが検知できるように形成され、トレイ用タグ検知部60によって排紙トレイ2上の印刷出力紙20の識別情報タグが検知される。
【0121】
検知された複数の印刷出力紙20のそれぞれの検知信号は、サーバ7へ入力され、それぞれの識別情報が読み出されて図示せぬメモリーに記憶管理される。
【0122】
なお、サーバ7は、排紙トレイ2上の印刷出力紙の識別情報に基づいて印刷出力された印刷出力紙一覧(例えば印刷出力済ジョブ一覧等)を作成し、プリンター装置1に配設された図示せぬコントロールパネルや、制御部6とネットワーク10を介して所望の図示せぬコンピュータ端末等に表示するようにしてもよい。
【0123】
図11(b)において、タグ検知部4がユーザ12が持ち出そうとする印刷出力紙20に付与された識別情報タグ21を検知し、検知した信号をサーバ7へ入力する。
【0124】
サーバ7は、ユーザID情報と排紙トレイ2上に残されている印刷出力紙20の識別情報とを比較判断して、ユーザID情報と一致する識別情報が付与された印刷出力紙20が存在するか否かの通知をトレイ用通知装置60を介してユーザ12へ通知する。
【0125】
また、ユーザID情報とタグ検知部4によって検知された印刷出力紙20の識別情報とを比較判断して、ユーザID情報と一致しない識別情報が付与された印刷出力紙20が持ち出されようとしてないか否かを通知装置43、44を介してユーザ12へ通知する。
【0126】
図12は、図10に示した印刷出力紙管理装置1010の印刷出力紙の管理方法を示すフローチャートである。
【0127】
図10、図11および図12を参照しながら、印刷出力紙管理方法について説明する。
【0128】
ユーザ12が排紙トレイ2に保管されている印刷出力紙20を受け取るために印刷出力紙管理装置1010の赤外線センサー部5を通過する(ステップ1201でYES)と、監視装置3のタグ検知部4の電源スイッチ8がオンに切り替わりタグ検知部4のタグ検知領域42が形成される(ステップ1202)。
【0129】
なお、トレイ用タグ検知部60には、常時電源が提供されてタグ検知領域61が形成され、排紙トレイ2上の印刷出力紙20の識別情報タグが検知される。
【0130】
検知された信号はサーバ7へ入力され、検知信号に基づいて識別情報が読み取られて図示せぬメモリーに記憶管理されている。
【0131】
ユーザ12がタグ検知領域42に入ると、ユーザ12が携帯しているユーザIDタグ13が検知され(ステップ1203でYES)、検知信号がタグ検知部4からサーバ7へ入力される。
【0132】
サーバ7は検知信号に基づいて、ユーザIDタグ13に記録されている情報を読み取り図示せぬメモリーに記憶管理する(ステップ1204)。
【0133】
ユーザ12が排紙トレイ2上の印刷出力紙20を受け取り、携帯しながら移動すると印刷出力紙20がタグ検知領域42に入り、印刷出力紙20に付与されている識別情報タグがタグ検知部4によって検知される(ステップ1205でYES)。
【0134】
検知信号は、サーバ7へ入力され、検知信号に基づいて識別情報が読み取られて図示せぬメモリーに記憶管理される(ステップ1206)。
【0135】
サーバ7は、排紙トレイ2に残されている印刷出力紙20の識別情報とユーザID情報とを比較し、ユーザID情報と一致する識別情報が付与された印刷出力紙20が、排紙トレイ2に残されていないかを判別する(ステップ1207)。
【0136】
例えば、ユーザID情報と識別情報とが一致する場合は(ステップ1207でYES)、「印刷出力紙の取り忘れ」と判断してトレイ用通知装置62を介してユーザ12へ通知する(ステップ1208)。
【0137】
タグ検知部4で検知したユーザ12が持ち出そうとしている印刷出力紙20の識別情報とユーザID情報とを比較して当該識別情報と当該ユーザID情報とが一致するか否かを判別する(ステップ1209)。
【0138】
例えば、ユーザID情報と識別情報とが一致する場合は(ステップ1209でYES)、「持ち出し許可」と判断しサーバ7からタグ検知部4に配置された通知装置43を介してユーザ12へ通知する(ステップ1210)。
【0139】
ユーザID情報と識別情報とが一致しない場合は(ステップ1209でNO)、「持ち出し不可」と判断しサーバ7からタグ検知部4に配置された通知装置44を介してユーザ12へ通知する(ステップ1211)。
【0140】
図13は、この発明に係わる印刷出力紙管理装置および方法を胴内排出タイプのプリンター装置に適用した実施の形態を示すブロック図である。
【0141】
この実施の形態におけるプリンター装置は、図10に示したような印刷出力紙管理装置1010のプリンター装置1とトレイ用タグ検知部60とタグ検知部4とを胴内排出タイプのプリンター装置へ一体化して適用し、ユーザ12が持ち出せる印刷出力紙20を特定する識別情報(図10に示した印刷出力紙管理装置1010においては、ユーザID情報に対応)をプリンター装置1300に配置されたコントロールパネルから入力できるように想定して構成したものである。
【0142】
図13(a)は、この実施の形態におけるプリンター装置の要部の構成を示す平面図であり、図13(b)は、図13(a)に示したプリンター装置の側面図である。
【0143】
図13(a)および図13(b)において、プリンター装置1300は、ユーザ12が出力指示した文書等のコンテンツと、このコンテンツが印刷された印刷出力紙20を識別するための識別情報を記録した識別情報タグ21とを印刷する機能と、このプリンター装置1300によって印刷出力された印刷出力紙20が不正に持ち出されることを防止する監視機能とを有している。
【0144】
ユーザ12が印刷指示するコンピュータ等の印刷指示端末11とプリンター装置1300とは、ネットワーク10を介して接続されている。
【0145】
図13に示すように、プリンター装置1300は、プリンター装置1300によって印刷された印刷出力紙20が排紙される排出口1310と、排出口1310から排紙された印刷出力紙20を蓄積する排出部1311とがプリンター装置1300の上部に配置されている。
【0146】
排出部1311には、排出部1311に排紙され蓄積された複数の印刷出力紙20の識別情報タグを検知する第1検知部1321と、排出部1311に排紙された印刷出力紙20をユーザ12が持ち出す際に、ユーザ12が持ち出そうとしている印刷出力紙20の識別情報タグを検知する第2検知部1322と、プリンター装置1300が印刷出力したジョブ一覧やユーザ12がプリンター装置1300へ命令指示するためのコントロールパネル1312と、プリンター1300全体を制御し、プリンター1300が処理する情報等を記憶管理する図示せぬサーバとを具備している。
【0147】
なお、図13に示したプリンター装置1300がコンテンツと識別情報タグとを印刷用紙に印刷する方法や識別情報タグに用いるタグの種類に応じた第1検知部1321および第2検知部1322との構成は、図10に示したプリンター装置1とトレイ用タグ検知部60とタグ検知部4の構成と同様に構成されている。
【0148】
図14は、図13に示したプリンター装置1300の印刷出力紙管理方法を示すフローチャートである。
【0149】
図14を参照しながら、プリンター装置1300の印刷出力紙を管理する方法について説明する。
【0150】
プリンター装置1300の排出部1311に蓄積された複数の印刷出力紙20の識別情報タグは、第1検知部1321によって検知され、検知信号に基づいて読み取られたそれぞれの識別情報が図示せぬサーバに記憶管理されている。
【0151】
図示せぬサーバは、排出部1311に蓄積された複数の印刷出力紙20の識別情報に基づいて印刷出力された印刷出力ジョブ一覧(例えば印刷出力済ジョブ一覧や印刷処理中ジョブ等一覧等)を作成し、作成した印刷出力ジョブ一覧をプリンター装置1300に配設されたコントロールパネル1312に表示する。
【0152】
ユーザ12は、コントロールパネル1312に表示された印刷出力ジョブ一覧の中から、ユーザ12が印刷指示した印刷出力ジョブを選択し(ステップ1401)、コントロールパネル1312に表示される図示せぬガイダンスの指示に従って特定する印刷出力紙20の識別情報を入力する(ステップ1402)。
【0153】
ユーザ12は、持ち出す印刷出力紙20の識別情報を入力し(ステップ1403でYES)、排出部1311に蓄積された複数の印刷出力紙20の中からユーザ12が持ち出す所望の印刷出力紙20を取り出す(ステップ1404)。
【0154】
ユーザ12が持ち出すために携帯した印刷出力紙20の識別情報は、第2検知部1322で検知され(ステップ1405でYES)、検知された信号の識別情報が読み取られて図示せぬサーバの記憶装置へ記憶管理される(ステップ1406)。
【0155】
サーバは、排出部1311に残されている印刷出力紙20の識別情報とユーザ12がコントロールパネル1312から入力した識別情報とを比較し、ユーザ12がコントロールパネル1312から入力した識別情報と排出部1311に残されている印刷出力紙20の識別情報とが一致するものが存在するか否かを判別する(ステップ1407)。
【0156】
ユーザ12がコントロールパネル1312から入力した識別情報と排出部1311に残されている印刷出力紙20の識別情報とが一致するものが存在する場合は(ステップ1407でYES)、「印刷出力紙の取り忘れ」と判断して図示せぬ通知装置を介してユーザ12へ通知する(ステップ1408)。
【0157】
次に、第2検知部1322で検知したユーザ12が持ち出そうとしている印刷出力紙20の識別情報とユーザ12がコントロールパネル1312から入力した識別情報とを比較し、ユーザ12が持ち出そうとしている印刷出力紙20の識別情報とユーザ12がコントロールパネル1312から入力した識別情報とが一致するか否かを判別する(ステップ1409)。
【0158】
ユーザ12が持ち出そうとしている印刷出力紙20の識別情報とユーザ12がコントロールパネル1312から入力した識別情報とが一致する場合は(ステップ1409でYES)、「持ち出し許可」と判断し、判断結果を通知装置を介してユーザ12へ通知する(ステップ1410)。
【0159】
ユーザ12が持ち出そうとしている印刷出力紙20の識別情報とユーザ12がコントロールパネル1312から入力した識別情報とが一致しない場合は(ステップ1409でNO)、「持ち出し不可」と判断し、判断結果を通知装置を介してユーザ12へ通知する(ステップ1411)。
【0160】
なお、図13に示したプリンター装置1300においては、印刷出力紙20の識別情報を識別する識別情報の入力をコントロールパネル1312から入力するような構成を想定して説明したが、コントロールパネル1312にIDカードや接触式もしくは非接触式のICカード等の読取装置を配置して、それらのカードから読み取った情報を識別情報とするような構成にしてもよい。
【0161】
上記に説明したような実施の形態のプリンター装置においては、コンテンツとコンテンツを印刷する用紙を識別するための識別情報とを印刷するような構成を主に想定して説明してあるが、予め識別情報が印刷された印刷用紙を用いてコンテンツを印刷するような構成にしてもよい。
【0162】
このような構成にした場合は、プリンター装置のタグ形成部111を不要とした構成とし、予め印刷された識別情報と一致するような識別情報を入力するように構成する他は、上記に説明した実施の形態と同様な構成とする。
【0163】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ユーザによる持ち出しを許可する印刷出力紙に付与された識別情報を特定し、印刷出力紙に付与された識別情報を認識し、特定した識別情報と認識した識別情報とが一致するか否かを判別して、判別結果に応じた情報をユーザに通知するように構成したので、印刷出力紙が不正に持ち出されることを防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる印刷出力紙管理装置および方法の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示したプリンター装置1の要部の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示したプリンター装置1がコンテンツにコンテンツの識別情報タグを形成し付与する過程の例を示す図である。
【図4】 図1に示した監視装置3の動作を説明する図である。
【図5】タグの種類の例を示した図である。
【図6】タグに記録されている情報を読み取る手法の一例を示す図である。
【図7】タグに記録されている情報を読み取る手法の他の例を示したものである。
【図8】タグに記録されている情報を読み取る手法の他の外の例を示したものである。
【図9】図1に示した印刷出力紙管理装置の印刷出力紙の管理方法を示すフローチャートである
【図10】この発明に係わる印刷出力紙管理装置および方法の他の実施の形態を示すブロック図である。
【図11】図10に示した監視装置およびトレイ用タグ検知部の動作を説明する図である。
【図12】図10に示した印刷出力紙管理装置の印刷出力紙の管理方法を示すフローチャートである。
【図13】この発明に係わる印刷出力紙管理装置および方法を胴内排出タイプのプリンター装置に適応した実施の形態を示すブロック図である。
【図14】図13に示したプリンター装置の印刷出力紙の管理方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンター装置
2 排紙トレイ
3 監視装置
4 タグ検知部
5 赤外線センサー部
6 制御部
7 サーバ
8 電源スイッチ
9 電源
10 ネットワーク
11 印刷指示端末
12 ユーザ
13 ユーザIDタグ
20 印刷出力紙
21 識別情報タグ
42 タグ検知領域
43、44 通知装置
100 印刷出力紙管理装置

Claims (13)

  1. 識別情報が付与された印刷出力紙を管理する印刷出力紙管理装置において、
    ユーザによる持ち出しを許可する印刷出力紙に付与された識別情報を特定する特定手段と、
    ユーザによる持ち出しの対象となった印刷出力紙に付与された識別情報を認識する認識手段と、
    前記特定手段により特定された識別情報が前記認識手段により認識された識別情報と一致するか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により一致しないと判別された場合はその旨を該ユーザに通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする印刷出力紙管理装置。
  2. 前記認識手段は、
    ユーザによる持ち出し対象となっていない印刷出力紙に付与された識別情報を認識し、
    前記判別手段は、
    前記認識手段により認識された識別情報が前記特定手段により特定した識別情報がと一致するか否かを判別し、
    前記通知手段は、
    前記判別手段により一致すると判別された場合はその旨を該ユーザへ通知することを特徴とする請求項1記載の印刷出力紙管理装置。
  3. 前記特定手段は、
    前記ユーザにより前記識別情報を入力することにより該ユーザによる持ち出しを許可する印刷出力紙に付与された識別情報を特定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の印刷出力紙管理装置。
  4. 前記特定手段は、
    前記ユーザが携帯する識別情報媒体から前記識別情報を認識することにより該ユーザによる持ち出しを許可する印刷出力紙に付与された識別情報を特定する ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の印刷出力紙管理装置。
  5. 前記印刷出力紙に付与された識別情報は、
    前記ユーザが指定した情報に応じて形成付与される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項2記載の印刷出力紙管理装置。
  6. 前記印刷出力紙に付与された識別情報は、
    該印刷出力紙に予め付与されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項2記載の印刷出力紙管理装置。
  7. 前記認識手段は、
    前記印刷出力紙に所定の交番磁界を与え、該印刷出力紙に付与された識別情報に対応して出力される磁化反転による出力信号を検出することにより該識別情報を認識する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6記載の印刷出力紙管理装置。
  8. 前記認識手段は、
    前記印刷出力紙に磁界を与え、該印刷出力紙に付与された識別情報に対応して該印刷出力紙に生じる磁歪振動を検出することにより該識別情報を認識する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6記載の印刷出力紙管理装置。
  9. 前記認識手段は、
    前記印刷出力紙に所定の電磁波を与え、該印刷出力紙に付与された識別情報に対応して出力される電磁波を検出することにより該識別情報を認識する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6記載の印刷出力紙管理装置。
  10. 識別情報が付与された印刷出力紙を管理する印刷出力紙管理装置において、
    ユーザによる持ち出しを許可する印刷出力紙に付与された識別情報を特定する特定手段と、
    前記ユーザにより持ち出された印刷出力紙に付与された識別情報を認識する第1の認識手段と、
    前記第1の認識手段により認識された識別情報が前記特定手段により特定された識別情報と一致するか否かを判別する第1の判別手段と、
    前記第1の判別手段により一致しないと判別された場合はその旨を該ユーザに通知する第1の通知手段と、
    前記ユーザによる持ち出し対象となっていない印刷出力紙に付与された識別情報を認識する第2の認識手段と、
    前記第2の認識手段により認識された識別情報が前記特定手段により特定した識別情報がと一致するか否かを判別する第2の判別手段と、
    前記第2の判別手段により一致しないと判別された場合はその旨を該ユーザに通知する第2の通知手段と
    を備えることを特徴とする印刷出力紙管理装置。
  11. 識別情報が付与された印刷出力紙を管理する印刷出力紙管理方法において、
    ユーザによる持ち出しを許可する印刷出力紙に付与された識別情報を特定手段により特定し、
    前記印刷出力紙に付与された識別情報を認識手段により認識し、
    前記特定手段により特定された識別情報が前記認識手段により認識された識別情報と一致するか否かを判別手段により判別して、
    該判別手段により一致しないと判別された場合はその旨を通知手段により該ユーザに通知する
    ことを特徴とする印刷出力紙管理方法。
  12. 前記認識手段は、
    ユーザによる持ち出し対象となっていない印刷出力紙に付与された識別情報を認識し
    前記判別手段は、
    前記認識手段により認識された識別情報が前記特定手段により特定した識別情報がと一致するか否かを判別し、
    前記通知手段は、
    前記判別手段により一致すると判別された場合はその旨を前記ユーザへ通知する
    ことを特徴とする請求項11記載の印刷出力紙管理方法。
  13. 識別情報が付与された印刷出力紙を管理する印刷出力紙管理方法において、
    ユーザによる持ち出しを許可する印刷出力紙に付与された識別情報を特定手段により特定し、
    前記ユーザにより持ち出された印刷出力紙に付与された識別情報を第1の認識手段により認識するとともに、前記ユーザにより持ち出し対象となっていない印刷出力紙に付与された識別情報を第2の認識手段により認識し、
    前記特定手段により特定された識別情報が前記第1の認識手段により認識された識別情報と一致するか否かを第1の判別手段により判別して、該第1の判別手段により一致しないと判別された場合はその旨を第1の通知手段により該ユーザに通知し、
    前記特定手段により特定された識別情報が前記第2の認識手段により認識された識別情報と一致するか否かを第2の判別手段により判別して、該第1の判別手段により一致すると判別された場合はその旨を第2の通知手段により該ユーザに通知する
    ことを特徴とする印刷出力紙管理方法。
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