JP2009004365A - リレー駆動回路、及びそれを用いた電池パック - Google Patents

リレー駆動回路、及びそれを用いた電池パック Download PDF

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Abstract

【課題】簡素な回路により動作開始時におけるリレーの動作の確実性を向上させつつ、リレーの駆動電流を低減し、リレーの発熱を低減することができるリレー駆動回路、及びこのリレー駆動回路を用いた電池パックを提供する。
【解決手段】スイッチング素子12をオンすることにより、コンデンサ16を充電させ、リレー18を動作させるときに、スイッチング素子12をオフ、スイッチング素子13をオンすることによって、定電圧電源11とコンデンサ16とを直列接続すると共に、スイッチング素子14をオンして定電圧電源11とコンデンサ16との直列回路をリレーコイル20と接続することにより、定電圧電源11の出力電圧とコンデンサ16の充電電圧とが加算された電圧をリレーコイル20へ供給させてリレー18をオンさせた後、リレーコイル20によってコンデンサ18を徐々に放電させるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、リレーを駆動するリレー駆動回路、及びそれを用いた電池パックに関する。
リレーを駆動する回路としては、定電圧電源によってリレーコイルに定電圧を印加することで、その接点を保持する回路が一般的である。
しかしながら、リレーを定電圧で駆動すると以下のような問題が生じることが知られている。通常リレー接点は、リレー内部のリレーコイルに流れる電流によって、そのリレーコイルで生じる起磁力により保持される。その起磁力はリレーコイルに流れる電流とコイル巻き数とで決定される。一方、リレーコイルは、抵抗と流れる電流との積による損失で発熱する。そうすると、その発熱によってコイル抵抗が増大し、コイルを流れる電流が減少して起磁力が低下するため、コイル抵抗の増大後も接点保持に必要な起磁力が得られるような一定の電圧が、リレーコイルに駆動電圧として印加されるようになっている。
また、リレーコイルの発熱はリレーの寿命だけではなくその周辺の機器に与える影響が大きく、発熱を抑制することもリレー制御では重要な要素となる。ところが、リレーを動作させるために駆動電圧を印加した直後は、急峻なコイル電流の増加により生じるリレーコイルの逆起電圧によって、起磁力が減少するため、コイルの逆起電力を補うように、駆動電圧を増大させる必要が生じる。従って、リレーの動作時にはリレーの駆動電圧を増大させてリレーを確実に動作させ、リレーが動作状態になって安定した後、接点を保持するために必要な最小限の駆動電圧をコイルに印加することで、リレーの発熱を抑制することが望ましい。
このように、リレーを確実に動作させつつ駆動電流を低減し、発熱を抑制する技術として、定電圧電源を1つ設け、この定電圧電源の出力電圧をコイルに印加した後に、直列抵抗によってコイルに流れる電流を制限する技術(例えば、特許文献1、特許文献2参照)や、コイルに直列接続されたツェナーダイオード(例えば、特許文献3参照)によってコイルに印加される電圧を分圧することで駆動電圧を低下させる技術が知られている。また、リレー動作開始用の高い電圧を出力する定電圧電源と、リレー接点を動作状態に保持するための低い電圧を出力する定電圧電源とを備え、リレー動作開始時と動作開始後とで、定電圧電源を選択的に切替える技術(例えば、特許文献4参照)や、駆動電圧をオン、オフ制御してパルス状にすることでコイル損失を低減する技術(例えば、特許文献5参照)等が知られている。
なお、本明細書においては、JIS(日本工業規格)C 4530−1996の用語の定義に従い、リレーの「動作」とは、リレーが復帰状態から動作状態に移行することを示し、「復帰」とは、リレーが動作状態から復帰状態に移行することを示し、「動作状態」とは、すべてのb接点が開き、すべてのa接点が閉じ、機械的に安定している状態を示し、「復帰状態」とは、すべてのa接点が開き、すべてのb接点が閉じ、機械的に安定している状態を示す。
特開平10−255627号公報 特開2005−268134号公報 特開2000−113787号公報 特開2005−38656号公報 特開2006−114446号公報
しかしながら特許文献1,2に記載の技術では、リレーコイルに直列に接続された抵抗によって、コイルの駆動電流と抵抗の抵抗値との積による損失が生じ、特許文献3に記載の技術では、リレーコイルに直列に接続されたツェナーダイオードによってコイルの駆動電流とツェナーダイオードのツェナー電圧との積による損失が生じるため、エネルギー損失や発熱が増大するという課題があった。また、特許文献4に記載の技術では、定電圧電源が2つ必要となるために回路規模が増大するという課題があった。そして、特許文献5に記載の技術では、リレーの駆動電圧をオン、オフ制御する際に輻射ノイズが発生するという課題があった。
本発明は、このような事情に鑑みて為された発明であり、簡素な回路により動作開始時におけるリレーの動作の確実性を向上させつつ、リレーの駆動電流を低減し、リレーの発熱を低減することができるリレー駆動回路、及びこのリレー駆動回路を用いた電池パックを提供することを目的とする。
本発明に係るリレー駆動回路は、リレーと、電源に接続される第1及び第2端子と、コンデンサと、前記リレーのコイル、前記コンデンサ、及び前記第1端子の間の接続を切り替える切替部と、前記切替部によって前記第1端子と前記コンデンサとを接続させることにより前記コンデンサを充電させ、前記リレーを動作させるときに、前記切替部によって、前記電源と前記コンデンサとが直列接続されるように前記第1端子と前記コンデンサとを接続させると共に前記電源と前記コンデンサとの直列回路を前記リレーのコイルと接続させることにより、前記電源の出力電圧と前記コンデンサの充電電圧とが加算された電圧を前記リレーのコイルへ供給させる制御部とを備える。
この構成によれば、切替部によって、電源に接続された第1端子とコンデンサとが接続されることにより、コンデンサが充電される。また、切替部によって、電源とコンデンサとが直列接続されるように第1端子とコンデンサとが接続されると共に電源とコンデンサとの直列回路がリレーのコイルと接続されることにより、電源の出力電圧とコンデンサの充電電圧とが加算された電圧が、リレーのコイルへ供給されて、リレーが動作する。そうすると、リレーの動作開始時に、リレーのコイルへ印加する電圧が増大されるので、動作開始時におけるリレーの動作の確実性を向上させることができる。そして、電源の出力電圧とコンデンサの充電電圧とが加算された電圧が、リレーのコイルへ供給されると、リレーのコイルによって、コンデンサが徐々に放電されるにつれて、リレーのコイルに印加される電圧が低下する結果、リレーの駆動電流が低減されて発熱が低減される。この場合、背景技術のように、出力電圧の異なる定電圧電源を二つ備える必要がないので、回路を簡素化することができる。
また、前記切替部は、前記第1端子と前記コンデンサの一端との間を開閉する第1スイッチ部と、前記第1端子と前記コンデンサの他端との間を開閉する第2スイッチ部とを含み、前記制御部は、前記第1スイッチ部を閉じ、前記第2スイッチ部を開くことによって、前記コンデンサを充電させ、前記第1スイッチ部を開き、前記第2スイッチ部を閉じることによって、前記電源と前記コンデンサとが直列接続されるように前記第1端子と前記コンデンサとを接続させることが好ましい。
この構成によれば、制御部によって、第1スイッチ部が閉じられて第1端子とコンデンサの一端とが接続されると共に第2スイッチ部が開かれることで、コンデンサが電源電圧で充電される。そして、制御部によって、第1スイッチ部が開かれると共に第2スイッチ部が閉じられることで、電源とコンデンサとが直列接続されて、電源の出力電圧とコンデンサの充電電圧とが加算されるので、第1及び第2スイッチ部を用いた簡素な回路によって、リレーのコイルへの印加電圧を増大させることができる。
また、前記切替部は、前記コンデンサの一端と前記リレーのコイルとの間を開閉する第3スイッチ部をさらに備え、前記制御部は、前記コンデンサを充電させるときは、前記第3スイッチ部を開かせ、前記リレーを動作させるときは、前記第3スイッチ部を閉じさせることが好ましい。
この構成によれば、コンデンサが充電されるときは、第3スイッチ部が開いてコンデンサの一端とリレーのコイルとの間の接続が切り離されるので、コンデンサの充電電圧がリレーのコイルに印加されてリレーが動作してしまうおそれが低減される。また、リレーを動作させるときは、第3スイッチ部が閉じてコンデンサの一端とリレーのコイルとが接続されるので、電源とコンデンサとが直列接続されることにより得られた電圧、すなわち電源の出力電圧とコンデンサの充電電圧とが加算され、増大された電圧をリレーのコイルに印加してリレーを動作させることができる。
また、前記切換部は、前記コンデンサの他端と前記第2端子とを接続する抵抗を含むことが好ましい。この構成によれば、第1スイッチ部を閉じ、第2スイッチ部を開くことによって、第1及び第2端子から抵抗を介してコンデンサを充電する充電経路が構成されて、コンデンサが充電される。また、第2スイッチ部が閉じたときは、第1及び第2端子間に流れる電流が抵抗によって制限されるので、第1及び第2端子間に接続される電源が短絡するおそれが低減される。
また、前記コンデンサから前記抵抗を介して前記第2端子に至る電流経路を開閉する第4スイッチ部をさらに備え、前記制御部は、前記コンデンサを充電するときに前記第4スイッチ部を閉じさせ、前記リレーを動作させるときに前記第4スイッチ部を開かせることが好ましい。
この構成によれば、制御部によって、コンデンサを充電するときに第4スイッチ部が閉じられることで、コンデンサから抵抗を介して第2端子に至る電流経路が構成されて、抵抗を介してコンデンサを充電することが可能となる。また、制御部によって、リレーを動作させるときに前記第4スイッチ部が開かれることによって、抵抗を流れる電流が遮断される結果、リレー駆動回路における消費電流を低減することができる。
また、前記コンデンサの一端にカソードが接続され、前記コンデンサの他端にアノードが接続されたダイオードをさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、リレーのコイルによって生じる起電力がダイオードによってコンデンサをバイパスされるので、リレーのコイルとコンデンサとからなるLC直列回路の発振が抑制される。
また、本発明に係る電池パックは、上述のいずれかに記載のリレー駆動回路と、前記リレーの開閉部と直列に接続された電池とを備える。この構成によれば、電池パックの出力電流を開閉するリレーを動作させる際の確実性を向上させつつリレー駆動回路の発熱を低減することで、リレー駆動回路による電池の加熱を低減することができる結果、リレー駆動回路の発熱によって電池の劣化が促進されてしまうおそれが低減される。
このような構成のリレー駆動回路及び電池パックは、切替部によって、電源に接続された第1端子とコンデンサとが接続されることにより、コンデンサが充電される。また、切替部によって、電源とコンデンサとが直列接続されるように第1端子とコンデンサとが接続されると共に電源とコンデンサとの直列回路がリレーのコイルと接続されることにより、電源の出力電圧とコンデンサの充電電圧とが加算された電圧が、リレーのコイルへ供給されて、リレーが動作する。そうすると、リレーの動作開始時に、リレーのコイルへ印加する電圧が増大されるので、動作開始時におけるリレーの動作の確実性を向上させることができる。そして、電源の出力電圧とコンデンサの充電電圧とが加算された電圧が、リレーのコイルへ供給されると、リレーのコイルによって、コンデンサが徐々に放電されるにつれて、リレーのコイルに印加される電圧が低下する結果、リレーの駆動電流が低減されて発熱が低減される。この場合、背景技術のように、出力電圧の異なる定電圧電源を二つ備える必要がないので、回路を簡素化することができる。
また、このような構成の電池パックは、電池パックの出力電流を開閉するリレーを動作させる際の確実性を向上させつつリレー駆動回路の発熱を低減することで、リレー駆動回路による電池の加熱を低減することができる結果、リレー駆動回路の発熱によって電池の劣化が促進されてしまうおそれが低減される。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るリレー駆動回路の構成の一例を示す回路図である。図1に示すリレー駆動回路1は、定電圧電源11、端子111(第1端子)、端子112(第2端子)、スイッチング素子12(第1スイッチ部)、スイッチング素子13(第2スイッチ部)、スイッチング素子14(第3スイッチ部)、抵抗15、コンデンサ16、ダイオード17、リレー18、及び制御部21を備えている。
リレー18は、リレー接点19とリレーコイル20とから構成されており、例えば車両の負荷(例えば、駆動用モーター等)の駆動電流のオン、オフや、その他種々の電流供給回路の開閉に用いられる。また、スイッチング素子12,13,14は、例えばトランジスタ等のスイッチング素子である。そして、図1に示すリレー駆動回路1は、リレー18の開閉を指示する制御信号S1に応じて、リレー18を動作させる。
定電圧電源11は、正極が端子111、負極が端子112に接続されており、端子111,112間に、電圧VBを出力する。端子112は、回路グラウンドとなっている。電圧VBは、リレー18の動作電圧、すなわちリレー18が動作する最小の電圧以上であって、極力低い電圧に設定されており、例えば5Vにされている。なお、端子111,112は、端子台やコネクタの他、例えばランドやパッド等の配線パターンであってもよい。また、リレー駆動回路1は、定電圧電源11を備えず、端子111,112に接続された外部電源から、電圧VBを受電する構成としてもよい。
そして、端子111は、スイッチング素子12を介してコンデンサ16の一端に接続され、スイッチング素子13を介してコンデンサ16の他端に接続されている。そして、スイッチング素子12とコンデンサ16との接続点が、スイッチング素子14を介してリレーコイル20の一端に接続され、リレーコイル20の他端が端子112と接続されている。コンデンサ16には、ダイオード17が逆並列に接続されている。そして、コンデンサ16の他端は、抵抗15を介して端子112と接続されている。この場合、スイッチング素子12,13,14、及び抵抗15が、切替部の一例に相当している。
制御部21は、例えば遅延回路やインバータ回路等を用いて構成された制御回路であり、制御信号S1に応じて、スイッチング素子12,13,14のオン(閉)、オフ(開)を制御する制御信号S2,S3,S4を出力する。なお、制御部21は、例えばマイクロコンピュータを用いて構成されていてもよく、その他の順序回路や論理回路等を用いて構成されていてもよい。
次に、上述のように構成されたリレー駆動回路1の動作について説明する。図2は、図1に示すリレー駆動回路1の動作を説明するための信号波形図である。外部から入力される制御信号S1は、例えばローレベルでリレー18のオフを指示し、ハイレベルでリレー18のオンを指示するようになっている。そして、制御信号S2,S3,S4は、例えばローレベルでスイッチング素子12,13,14をオフし、ハイレベルでスイッチング素子12,13,14をオンするようになっている。
そして、制御部21は、例えば制御信号S1をインバータ回路で反転することにより制御信号S2を生成し、制御信号S1を遅延回路で遅延時間t1だけ遅延させることにより制御信号S3を生成し、制御信号S3を遅延回路で遅延時間t2だけ遅延させることにより制御信号S4を生成するようになっている。
このように構成されたリレー駆動回路1では、まず、外部からリレー18をオフするべく制御信号S1がローレベルで入力されると、制御部21によって、制御信号S2がハイレベルにされ、制御信号S3,S4がローレベルにされることにより、スイッチング素子12がオン、スイッチング素子13,14がオフされる。そうすると、定電圧電源11、スイッチング素子12、コンデンサ16、抵抗15による閉回路が構成され、定電圧電源11の出力電圧VBがコンデンサ16と抵抗15との直列回路に印加されてコンデンサ16が充電される。このとき、スイッチング素子14がオフされていることで、電圧VBがリレーコイル20に印加されてリレー18がオンしてしまうことが防止されている。
そうすると、コンデンサ16の充電電圧VC1は、スイッチング素子12の抵抗及び定電圧電源11の内部抵抗が抵抗15の抵抗値に対して充分小さい場合、下記の式(1)の通りとなる。
VC1 = VB×(1−e−α) ・・・(1)
但し、α=t/(R15×C16
16 :コンデンサ16の静電容量
15 :抵抗15の抵抗値
VB :定電圧電源11の出力電圧
t :コンデンサ16の充電時間
従って、コンデンサ16の充電電圧(両端電圧)VC1は、式(1)に従って充電時間の経過と共に上昇し、電圧VBで安定する。
このように、コンデンサ16が電圧VBに充電された後、外部からリレー18をオンするべく制御信号S1がハイレベルで入力されると、制御部21によって、制御信号S2がローレベルにされて、スイッチング素子12がオフされる(タイミングT1)。そうすると、コンデンサ16の充電電圧VCは電圧VBのまま維持される。
そして、タイミングT1から予め設定された遅延時間t1の経過後、制御部21によって、制御信号S3がハイレベルにされて、スイッチング素子13がオンされる(タイミングT2)。遅延時間t1は、例えば制御信号S2が立ち下がってからスイッチング素子12がオフするのにかかるスイッチング素子12の動作遅延時間程度の時間が設定されている。スイッチング素子13がオンされると、定電圧電源11とコンデンサ16とが直列に接続される。そうすると、コンデンサ16のスイッチング素子14側の電圧VKは、下記の式(2)の通りとなる。
VK = VC1+VB ・・・ (2)
ここで、もし仮に、制御部21がスイッチング素子12をオフさせると同時にスイッチング素子13をオンさせた場合、スイッチング素子12がオンからオフ、スイッチング素子13がオフからオンへ遷移する過程で瞬間的に、コンデンサ16が短絡されて放電してしまうおそれがある。しかし、図2に示すように、制御信号S2の立ち下がり(タイミングT1)から制御信号S3の立ち上がり(タイミングT2)までの間に遅延時間t1が設けられているので、スイッチング素子12が完全にオフした後にスイッチング素子13がオンされる結果、コンデンサ16が放電するおそれが低減される。
そして、タイミングT2から、予め設定された遅延時間t2の経過後、制御部21によって、制御信号S4がハイレベルにされて、スイッチング素子14がオンされる(タイミングT3)。遅延時間t2は、例えば制御信号S3が立ち上がってからスイッチング素子13がオンするのにかかるスイッチング素子13の動作遅延時間程度の時間が設定されている。
タイミングT3において、スイッチング素子14がオンされると、リレー18のリレーコイル20に式(2)で得られた電圧VK=VC1+VBが印加されることになる。そうすると、コンデンサ16の充電電圧VC1は、上述したように電圧VBで維持されているから、リレーコイル20には、電圧VB×2(例えば10V)の電圧が印加されてリレー接点19がオンされる。これにより、リレー18の動作開始時におけるリレーコイル20への印加電圧が増大されるので、リレー18の動作の確実性を向上させることができる。
また、このとき、リレーコイル20とコンデンサ16とによってLC直列回路が構成され、過渡的に発振が生じるおそれがあるが、ダイオード17によって、リレーコイル20の逆起電力により流れる電流がコンデンサ16をバイパスすることで、発振が抑制されるようになっている。
そして、スイッチング素子14がオンされたタイミングT3以降、すなわちリレー18が動作した後のコンデンサ16の充電電圧VC2は、リレーコイル20の抵抗値RLに対し、スイッチング素子12,14の抵抗値が十分小さい場合、式(3)に示す通りとなる。
VC2 = VC1×e−β ・・・(3)
但し、β=t/(RL×C16
RL :リレーコイル20の抵抗値
そして、リレー18が動作した後、リレーコイル20へ印加される電圧VKは下記の式(4)に示す通りとなる。
VK = VC2+VB ・・・ (4)
式(3)で示すように、リレー18が動作した後、コンデンサ16の充電電圧VC2は、時間tの経過と共に減少し、リレー18が確実に動作状態に移行して安定するのに十分な時間が経過すると、式(3)の右辺、すなわち充電電圧VC2がゼロになるため、式(4)において、リレーコイル20へ印加される電圧VKは電圧VBとなる。ここで、式(3)において、リレー18が確実に動作状態に移行して安定するのに十分な時間、電圧VKを増大させた状態に維持できるように、適宜コンデンサ16の静電容量C16が設定されている。
また、リレー18が動作状態に移行して安定すると、リレーコイル20に印加される電圧VKは、電圧VB、すなわちリレー18が動作する最小の電圧以上であって、極力低い電圧(例えば5V)に低下するので、リレー18の動作状態を維持しつつ、リレーコイル20に流れる駆動電流を低減して、発熱やエネルギー損失を低減することができる。
また、図1に示すリレー駆動回路1は、背景技術に係る特許文献1,2に記載の技術のように電流制限用の抵抗を備えず、特許文献3に記載の技術のように電圧分圧用のツェナーダイオードを備えないので、電流制限用の抵抗やツェナーダイオードによるエネルギー損失や発熱が低減され、特許文献1,2,3に記載の技術よりもエネルギー損失や発熱を低下させることが容易である。
例えば抵抗15は、リレー18をオンからオフにした後、次回オンさせるまでの間にコンデンサ16を充電できればよいので、抵抗15の抵抗値R15は、比較的大きくてよい。抵抗値R15が大きいほど、スイッチング素子13がオンしているときの低電圧電源11の消費電流を減少させることができる。また、定電圧電源11の出力電圧VBが5Vの場合、リレー18がオフからオンするまでの間の動作時間が経過したときに、コンデンサ16の端子間電圧がリレー18の感動電圧を下回らなければ確実にリレー18を動作させることが可能となる。従って、リレー18の感動時間が50msec、感動電圧が9V、コイル抵抗が40Ωとすると、下記の式(5)より、コンデンサ16の静電容量C16は、約5600μF程度になる。
9V = 5V×e−β ・・・(5)
但し、β=50msec×e−3/(40Ω×C16
16 ≒ 5600×e−6
また、背景技術に係る特許文献4に記載の技術のように、定電圧電源を複数備える必要がないので、回路を簡素化することができる。そして、特許文献5に記載の技術のように、リレーの駆動電圧をパルス状にオン、オフする必要がないので、輻射ノイズの発生を低減することができる。
以上のように、図1に示すリレー駆動回路1では、リレー動作開始時に十分な印加電圧を確保することでリレー18の動作の確実性を向上し、その後コンデンサ16の放電に伴いリレー18の印加電圧を低減させることで駆動電流を低減し、発熱を抑制することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係るリレー駆動回路について説明する。図3は、本発明の第2の実施形態に係るリレー駆動回路1aの構成の一例を示す回路図である。図3に示すリレー駆動回路1aは、図1に示すリレー駆動回路1とは、コンデンサ16とスイッチング素子13とダイオード17のアノードとの接続点と、抵抗15との間、すなわちコンデンサ16から抵抗15を介して端子112に至る電流経路にスイッチング素子31(第4スイッチ部)がさらに設けられている点で異なる。また、制御部21aは、例えば制御信号S1を反転させて制御信号S5を生成することで、リレー18を復帰状態にしてコンデンサ16を充電するときにスイッチング素子31を閉じさせ、リレー18を動作状態にするときにスイッチング素子31を開かせる点で異なる。
スイッチング素子31は、例えばトランジスタ等のスイッチング素子であり、例えばリレー駆動回路1aからハイレベルの制御信号S5が出力されることにより、オンされるようになっている。なお、スイッチング素子31は、コンデンサ16から抵抗15を介して端子112に至る電流経路に設けられていればよく、例えば抵抗15と端子112との間に設けられていてもよい。
その他の構成は図1に示すリレー駆動回路1と同様であるのでその説明を省略し、以下図3に示すリレー駆動回路1aの動作について説明する。図4は、図3に示すリレー駆動回路1aの動作を説明するための信号波形図である。図4において、制御信号S1,S2,S3,S4の変化は、図1に示すリレー駆動回路1と同様である。そして、制御部21aは、例えば図4に示すように、制御信号S1をインバータ回路で反転することにより制御信号S5を生成する。スイッチング素子31は、例えば制御信号S5がローレベルでオフし、制御信号S5がハイレベルでオンするようになっている。
このように構成されたリレー駆動回路1aでは、まず、外部からリレー18をオフするべく制御信号S1がローレベルで入力されると、制御部21aによって、制御信号S2,S5がハイレベルにされ、制御信号S3,S4がローレベルにされることにより、スイッチング素子12,31がオン、スイッチング素子13,14がオフされる。そうすると、定電圧電源11、スイッチング素子12、コンデンサ16、抵抗15による閉回路が構成され、コンデンサ16が充電される。
そして、コンデンサ16が電圧VBに充電された後、外部からリレー18をオンするべく制御信号S1がハイレベルで入力されると、制御部21によって、制御信号S2がローレベルにされてスイッチング素子12がオフされると共に、制御信号S5がローレベルにされてスイッチング素子31がオフされ(タイミングT1)、以下、図1に示すリレー駆動回路1と同様にタイミングT1〜T3の動作が行われる。この場合、スイッチング素子31がオフされて、定電圧電源11から、端子111、スイッチング素子13,31、抵抗15、及び端子112を介して定電圧電源11に到る電流を遮断できるので、リレー駆動回路1aの消費電力を低減することができる。
通常スイッチング素子12、13、14、31はバイポーラトランジスタや電界効果トランジスタ等の半導体が使われることが多く、そのスイッチング速度も十分早いため、t1,t2は十分短い時間、例えば10msec程度でオン、オフすることができる。
図5は、図3に示すコンデンサ16のスイッチング素子14側の電圧VKの挙動を説明するための信号波形図である。図5に示す例では、タイミングT0以前は、例えば制御部21aがまだ起動されておらず、制御信号S2〜S5がすべてローレベルにされ、スイッチング素子12,13,14,31がオフされている。そうすると、電圧VKは、0Vになっている。
そして、タイミングT0で制御部21aが起動され、ローレベルの制御信号S1が制御部21aによって反転されて、制御信号S2,S5がハイレベルにされ、スイッチング素子12,31がオンされる。そうすると、定電圧電源11から出力された電圧VBが、抵抗15とコンデンサ16との直列回路に印加されて、電圧VKが電圧VBに上昇すると共に、コンデンサ16が抵抗15を介して充電される。そして、コンデンサ16の充電電圧VC1が、式(1)に従って電圧VBになるまで上昇する。
そして、タイミングT1において制御信号S1がハイレベルに変化し、制御部21aによって、制御信号S2,S5がローレベルにされてスイッチング素子12,31がオフされ、さらにタイミングT2おいて制御信号S3がハイレベルにされてスイッチング素子13がオンされると、定電圧電源11の出力電圧VBとコンデンサ16の充電電圧VC1とが加算されて、電圧VKは、電圧VBの2倍となる。
次にタイミングT3において、制御部21aによって、制御信号S4がハイレベルにされてスイッチング素子14がオンされる。そうすると、電圧VBの2倍に維持されている電圧VKが、リレー18のリレーコイル20に印加され、リレー接点19がオンされる。これにより、リレー18の動作開始時におけるリレーコイル20への印加電圧が増大されるので、リレー18の動作の確実性を向上させることができる。
そして、スイッチング素子14がオンされたタイミングT3以降、リレーコイル20へ印加される電圧VKは、式(3)、式(4)に従って、時間tの経過と共に減少し、リレー18が確実に動作状態に移行して安定するのに十分な時間が経過すると、リレーコイル20へ印加される電圧VKは電圧VBとなる。
このように電圧VKが変化することにより、リレー18の動作状態を維持しつつ、リレーコイル20に流れる駆動電流を低減して、発熱やエネルギー損失を低減することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係るリレー駆動回路を用いた電池パックについて説明する。図6は、本発明の第3の実施形態に係る電池パック40の構成の一例を示す回路図である。図6に示す電池パック40は、図3に示すリレー駆動回路1aと、電池41と、リレー32と、接続端子113,114,115,116,117とを備えている。
リレー32は、リレー接点33と、リレーコイル34とを備えている。リレーコイル34は、リレー駆動回路1aにおいてリレーコイル20と並列に接続されている。そして、リレー32は、リレー駆動回路1aによって、リレー18と共に駆動されるようになっている。
電池41は、単セルの電池でもあるいはそれらが直列に接続された組電池でもよく、さらには並列に接続された電池でもよい。また、一次電池であってもよく、二次電池であってもよい。リレー接点33、電池41、及びリレー接点19は、この順に直列接続されており、リレー18,32によって、いわゆる両切りスイッチが構成されている。
接続端子115は、外部機器、例えば車両のECU(Electric Control Unit)等の回路に接続され、ECU等から制御信号S1を受信する。接続端子116,117は、リレー駆動回路1aの動作用電源電圧を受電するための接続端子で、接続端子116は、外部の電源60における正極に接続され、接続端子117は、グラウンドに接続されるようになっている。電源60は、例えば車両に搭載された12Vのバッテリーが用いられる。
定電圧電源11は、接続端子116,117に接続されており、接続端子116,117によって受電された電源電圧、例えば12Vを、例えば5Vの電圧VBに変換する。なお、定電圧電源11を備えず、接続端子116を端子111の代わりに用いて、外部電源から電圧VBを接続端子116,117へ供給するようにしてもよい。この場合、接続端子116,117が、第1及び第2端子の一例に相当する。また、定電圧電源11は、電池41の出力電圧に基づき電圧VBを生成する構成としてもよく、電圧VB相当の電圧を出力する電池41あるいは電池41の一部のセルを定電圧電源11の代わりに用いてもよい。
接続端子113,114は、負荷50を接続するための接続端子である。接続端子113は、リレー接点33、電池41、リレー接点19を介して接続端子114と接続されている。図6に示す負荷50は、例えば車両駆動用のモータ51と、モータ51に三相電源電圧を供給するインバータ回路52とからなっている。そして、インバータ回路52が、接続端子113,114に接続されている。これにより、接続端子115で受信された制御信号S1がハイレベルになると、リレー駆動回路1aによって、リレー18,32がオンされることで、電池41からインバータ回路52へ直流電源電圧が供給され、インバータ回路52によって、三相電源電圧に変換されてモータ51が駆動されるようになっている。
この場合、上述したように、リレー18,32を動作させる確実性を向上させることができる。また、リレー18,32の動作状態を維持しつつリレー18,32での発熱を低減することができると共に、特許文献1〜3に記載の技術よりもリレー駆動回路1aにおける発熱を低減することができる結果、電池41に不要な熱を与えることが低減され、リレー駆動回路1aの発熱によって電池の寿命を縮めてしまうおそれが低減される。
本発明に係るリレー駆動回路は、リレー動作の確実性を向上させつつリレーの駆動電流を低減し、発熱を抑制することが可能であるため、リレーを用いる種々の電気機器に適用可能であり、特に高信頼性や低消費電力を求められる機器に好適に用いることができる。また、本発明に係る電池パックは、携帯型パーソナルコンピュータやデジタルカメラ、携帯電話機等の電子機器、電気自動車やハイブリッドカー等の車両、等の電池駆動機器、及びこのような電池駆動機器の電源として用いられる電池パックとして好適に利用することができる。
本発明の第1の実施形態に係るリレー駆動回路の構成の一例を示す回路図である。 図1に示すリレー駆動回路の動作を説明するための信号波形図である。 本発明の第2の実施形態に係るリレー駆動回路の構成の一例を示す回路図である。 図3に示すリレー駆動回路の動作を説明するための信号波形図である。 図3に示すコンデンサの高電位側端子の電圧の挙動を説明するための信号波形図である。 本発明の第3の実施形態に係る電池パックの構成の一例を示す回路図である。
符号の説明
1,1a リレー駆動回路
11 定電圧電源
12 スイッチング素子
13 スイッチング素子
14 スイッチング素子
15 抵抗
16 コンデンサ
17 ダイオード
18,32 リレー
19,33 リレー接点
20,34 リレーコイル
21 制御部
21a 制御部
31 スイッチング素子
40 電池パック
41 電池
50 負荷
60 電源
111,112 端子
VC,VC1,VC2 充電電圧
t1,t2,t3 遅延時間

Claims (7)

  1. リレーと、
    電源に接続される第1及び第2端子と、
    コンデンサと、
    前記リレーのコイル、前記コンデンサ、及び前記第1端子の間の接続を切り替える切替部と、
    前記切替部によって前記第1端子と前記コンデンサとを接続させることにより前記コンデンサを充電させ、前記リレーを動作させるときに、前記切替部によって、前記電源と前記コンデンサとが直列接続されるように前記第1端子と前記コンデンサとを接続させると共に前記電源と前記コンデンサとの直列回路を前記リレーのコイルと接続させることにより、前記電源の出力電圧と前記コンデンサの充電電圧とが加算された電圧を前記リレーのコイルへ供給させる制御部と
    を備えることを特徴とするリレー駆動回路。
  2. 前記切替部は、
    前記第1端子と前記コンデンサの一端との間を開閉する第1スイッチ部と、
    前記第1端子と前記コンデンサの他端との間を開閉する第2スイッチ部とを含み、
    前記制御部は、
    前記第1スイッチ部を閉じ、前記第2スイッチ部を開くことによって、前記コンデンサを充電させ、前記第1スイッチ部を開き、前記第2スイッチ部を閉じることによって、前記電源と前記コンデンサとが直列接続されるように前記第1端子と前記コンデンサとを接続させること
    を特徴とする請求項1記載のリレー駆動回路。
  3. 前記切替部は、
    前記コンデンサの一端と前記リレーのコイルとの間を開閉する第3スイッチ部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記コンデンサを充電させるときは、前記第3スイッチ部を開かせ、前記リレーを動作させるときは、前記第3スイッチ部を閉じさせること
    を特徴とする請求項2記載のリレー駆動回路。
  4. 前記切換部は、
    前記コンデンサの他端と前記第2端子とを接続する抵抗を含むこと
    を特徴とする請求項2又は3記載のリレー駆動回路。
  5. 前記コンデンサから前記抵抗を介して前記第2端子に至る電流経路を開閉する第4スイッチ部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記コンデンサを充電するときに前記第4スイッチ部を閉じさせ、前記リレーを動作させるときに前記第4スイッチ部を開かせること
    を特徴とする請求項4記載のリレー駆動回路。
  6. 前記コンデンサの一端にカソードが接続され、前記コンデンサの他端にアノードが接続されたダイオードをさらに備えること
    を特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のリレー駆動回路。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のリレー駆動回路と、
    前記リレーの開閉部と直列に接続された電池と
    を備えることを特徴とする電池パック。
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