JP2008545798A5 - - Google Patents

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JP2008545798A5
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から選択され;
Qは、式:−BYで表されるボランであり;
(式中、
Yは、
各出現において、独立して、a)−OH、b)−OCI−6アルキル、c)−OC2−6アルケニル、d)−OC2−6アルキニル、e)−OC14飽和、不飽和または芳香族炭素環、f)C1−6アルキル、g)C2−6アルケニル、h)C2−6アルキニルおよびi)C1−I4飽和、不飽和または芳香族炭素環から選択され;
〔ここで、b)〜i)のいずれも、場合によっては、1個以上のハロゲンで置換され;あるいは、2個のY基が一緒になって、a)−OC(R)(R)C(R)(R)O−およびb)−OC(R)(R)CHC(R)(R)O−から選択される化学部分を含み;あるいは、Qは、BFアルカリ金属塩、BFアンモニウム塩、BFテトラアルキルアンモニウム塩、BFリン酸塩または9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナンである〕;
Xは、
a)−CH−フェニル、b)−SO−フェニル、c)−SO−フェニル、d)−CH−O−フェニル、e)−CH−O−CH−フェニル、f)−CH−O−R21、g)−Si−(R21およびh)−P(O)−(W)から選択され、
〔ここで、各Wは、独立して、C1−6アルキルまたはフェニルであり;各R21は、独立して、C1−6アルキルであり;a)、b)、c)、d)、e)またはh)中の各フェニルは、1個以上のR12で置換され、R12は、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)−CF、f)−OR22、g)−CN、h)−NO、i)−NR2222、j)−C(O)R22、k)−C(O)OR22、l)−OC(O)R22、m)−C(O)NR2222、n)−NR22C(O)R22、o)−OC(O)NR2222、p)−NR22C(O)OR22、q)−NR22C(O)NR2222、r)−C(S)R22、s)−C(S)OR22、t)−OC(S)R22、u)−C(S)NR2222、v)−NR22C(S)R22、w)−OC(S)NR2222、x)−NR22C(S)OR22、y)−NR22C(S)NR2222、z)−C(NR22)R22、aa)−C(NR22)OR22、bb)−OC(NR22)R22、cc)−C(NR22)NR2222、dd)−NR22C(NR22)R22、ee)−OC(NR22)NR2222、ff)−NR22C(NR22)OR22、gg)−NR22C(NR22)NR2222、hh)−S(O)22、ii)−SONR2222およびjj)R22(ここで、各R22は、独立して、HまたはC1−6アルキル)からなる群から選択される〕;
Zは、a)I、b)Br、c)Cl、d)ROSO−およびe)NBFから選択され;
は、各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)−CF、f)−OR、g)−CN、h)−NO、i)−NR、j)−C(O)R、k)−C(O)OR、l)−OC(O)R、m)−C(O)NR、n)−NRC(O)R、o)−OC(O)NR、p)−NRC(O)OR、q)−NRC(O)NR、r)−C(S)R、s)−C(S)OR、t)−OC(S)R、u)−C(S)NR、v)−NRC(S)R、w)−OC(S)NR、x)−NRC(S)OR、y)−NRC(S)NR、z)−C(NR)R、aa)−C(NR)OR、bb)−OC(NR)R、cc)−C(NR)NR、dd)−NRC(NR)R、ee)−OC(NR)NR、ff)−NRC(NR)OR、gg)−NRC(NR)NR、hh)−S(O)、ii)−SONRおよびjj)Rから選択され;
は、各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)−CF、f)−OR、g)−CN、h)−NO、i)−NR、j)−C(O)R、k)−C(O)OR、l)−OC(O)R、m)−C(O)NR、n)−NRC(O)R、o)−OC(O)NR、p)−NRC(O)OR、q)−NRC(O)NR、r)−C(S)R、s)−C(S)OR、t)−OC(S)R、u)−C(S)NR、v)−NRC(S)R、w)−OC(S)NR、x)−NRC(S)OR、y)−NRC(S)NR、z)−C(NR)R、aa)−C(NR)OR、bb)−OC(NR)R、cc)−C(NR)NR、dd)−NRC(NR)R、ee)−OC(NR)NR、ff)−NRC(NR)OR、gg)−NRC(NR)NR、hh)−S(O)、ii)−SONRおよびjj)Rから選択され;
は、
a)−OR、b)−NR、c)−C(O)R、d)−C(O)OR、e)−OC(O)R、f)−C(O)NR、g)−NRC(O)R、h)−OC(O)NR、i)−NRC(O)OR、j)−NRC(O)NR、k)−C(S)R、l)−C(S)OR、m)−OC(S)R、n)−C(S)NR、o)−NRC(S)R、p)−OC(S)NR、q)−NRC(S)OR、r)−NRC(S)NR、s)−C(NR)R、t)−C(NR)OR、u)−OC(NR)R、v)−C(NR)NR、w)−NRC(NR)R、x)−OC(NR)NR、y)−NRC(NR)OR、z)−NRC(NR)NR、aa)−S(O)、bb)−SONRおよびcc)Rから選択され;
は、各出現において、独立して、
a)H、b)−OR、c)C1−6アルキル、d)C2−6アルケニル、e)C2−6アルキニル、f)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、g)3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環、h)−C(O)−C1−6アルキル、i)−C(O)−C2−6アルケニル、j)−C(O)−C2−6アルキニル、k)−C(O)−[C3−I4飽和、不飽和または芳香族炭素環]、l)−C(O)−[3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環]、m)−C(O)O−C1−6アルキル、n)−C(O)O−C2−6アルケニル、o)−C(O)O−C2−6アルキニル、p)−C(O)O−C3−I4飽和、不飽和または芳香族炭素環およびq)−C(O)O−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環から選択され;
〔ここで、c)〜q)はどれも、場合によっては、1個以上のR基で置換される〕;
は、各出現において、独立して、
a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)=O、f)=S、g)=NR、h)=NOR、i)=N−NR、j)−CF、k)−OR、l)−CN、m)−NO、n)−NR、o)−C(O)R、p)−C(O)OR、q)−OC(O)R、r)−C(O)NR、s)−NRC(O)R、t)−OC(O)NR、u)−NRC(O)OR、v)−NRC(O)NR、w)−C(S)R、x)−C(S)OR、y)−OC(S)R、z)−C(S)NR、aa)−NRC(S)R、bb)−OC(S)NR、cc)−NRC(S)OR、dd)−NRC(S)NR、ee)−C(NR)R、ff)−C(NR)OR、gg)−OC(NR)R、hh)−C(NR)NR、ii)−NRC(NR)R、jj)−OC(NR)NR、kk)−NRC(NR)OR、ll)−NRC(NR)NR、mm)−S(O)、nn)−SONR、oo)−N、pp)−Si(CH、qq)−O−Si(CH、rr)−Si(CCH、ss)−O−Si(CCHおよびtt)Rから選択され;
は、各出現において、独立して、
a)H、b)−OR、c)C1−6アルキル、d)C2−6アルケニル、e)C2−6アルキニル、f)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、g)3〜14員飽和、不飽和または芳香族へテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むへテロ環、h)−C(O)−C1−6アルキル、i)−C(O)−C2−6アルケニル、j)−C(O)−C2−6アルキニル、k)−C(O)−C3−I4飽和、不飽和または芳香族炭素環、l)−C(O)−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環、m)−C(O)O−C1−6アルキル、n)−C(O)O−C2−6アルケニル、o)−C(O)O−C2−6アルキニル、p)−C(O)O−C3−I4飽和、不飽和または芳香族炭素環およびq)−C(O)O−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むへテロ環から選択され;
〔ここで、c)〜q)はいずれも、場合によっては、1個以上のR基で置換されている〕;
は各出現において、独立して、
a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)=O、f)=S、g)=NR、h)=NOR、i)=N−NR、j)−CF、k)−OR、l)−CN、m)−NO、n)−NR、o)−C(O)R、p)−C(O)OR、q)−OC(O)R、r)−C(O)NR、s)−NRC(O)R、t)−OC(O)NR、u)−NRC(O)OR、v)−NRC(O)NR、w)−C(S)R、x)−C(S)OR、y)−OC(S)R、z)−C(S)NR、aa)−NRC(S)R、bb)−OC(S)NR、cc)−NRC(S)OR、dd)−NRC(S)NR、ee)−C(NR)R、ff)−C(NR)OR、gg)−OC(NR)R、hh)−C(NR)NR、ii)−NRC(NR)R、jj)−OC(NR)NR、kk)−NRC(NR)OR、ll)−NRC(NR)NR、mm)−S(O)、nn)−SONR、oo)C1−6アルキル、pp)C2−6アルケニル、qq)C2−6アルキニル、rr)C3−I4飽和、不飽和または芳香族炭素環およびss)3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環から選択され;
〔ここで、oo)〜ss)はいずれも、場合によっては、R、F、Cl、Br、I、−CF、−OR、−SR、−CN、−NO、−NR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−C(O)NR、−NRC(O)R、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−NRC(O)NR、−C(S)R、−C(S)OR、−OC(S)R、−C(S)NR、−NRC(S)R、−OC(S)NR、−NRC(S)OR、−NRC(S)NR、−C(NR)R、−C(NR)OR、−OC(NR)R、−C(NR)NR、−NRC(NR)R、−OC(NR)NR、−NRC(NR)OR、−NRC(NR)NR、−SONRおよび−S(O)から選択される1個以上の部分で置換される〕;
は、各出現において、独立して、
a)H、b)アミン保護基、c)C1−6アルキル、d)C2−6アルケニル、e)C2−6アルキニル、f)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、g)3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むへテロ環、h)−C(O)−C1−6アルキル、i)−C(O)−C2−6アルケニル、j)−C(O)−C2−6アルキニル、k)−C(O)−C3−I4飽和、不飽和または芳香族炭素環、l)−C(O)−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環、m)−C(O)O−C1−6アルキル、n)−C(O)O−C2−6アルケニル、o)−C(O)O−C2−6アルキニル、p)−C(O)O−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環およびq)−C(O)O−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むテロ環から選択され;
〔ここで、c)〜q)のいずれも、場合によっては、F、Cl、Br、I、−CF、−OH、−OC1−6アルキル、−SH、−SC1−6アルキル、−CN、−NO、−NH、−NHC1−6アルキル、−N(C1−6アルキル)、−C(O)C1−6アルキル、−C(O)OC1−6アルキル、−C(O)NH、−C(O)NHC1−6アルキル、−C(O)N(C1−6アルキル)、−NHC(O)C1−6アルキル、−SONH−、−SONHC1−6アルキル、−SON(C1−6アルキル)および−S(O)1−6アルキルから選択される1以上の部分で置換される〕;
は、a)C1−6アルキル、b)フェニルおよびc)トルイルから選択され、〔ここで、a)〜c)のいずれも、場合によっては、F、Cl、BrおよびIから選択される1以上の部分で置換される〕;
10は、HおよびC1−8アルキルから選択され;
11は、HおよびC1−8アルキルから選択され;
mは、0、1、2、3または4であり、;
nは、0、1、2、3または4であり;
pは、各出現において、独立して、0、1または2であり;
sは、1、2、3、4、5または6であり;
tは、0、1、2、3、4、5または6であり、
ここで、−(CH−および−(CHは、tが0である場合以外は、場合によっては、そのいずれの炭素原子も、a)C1−6アルキル、b)C1−6アルケニル、c)フェニル、d)ヒドロキシ、e)C1−6アルコキシ、f)F、g)Cl、h)Br、i)I、j)=Oおよびk)ベンジルから選択される1以上の部分によって置換される方法に関する。
で表される化合物(V−a)と、溶媒中、還元剤の存在下で組み合わせ、式:
で表される化合物(VI−c)を形成するステップと;
(ステップ2−1)
化合物(VI−c)を保護基試薬と溶媒中、塩基の存在下で組み合わせ、式:
で表される保護化合物(VI−a−P)を形成するステップと;
(ステップ3)
化合物(VI−a−P)を、式:

Claims (48)


  1. で表される化合物(I)を製造するための方法であって、
    (ステップ1)
    式:
    で表される化合物(II)を、式:
    で表される化合物(III)と、溶媒中、場合によっては銅触媒の存在下で組み合わせ、式:
    で表される化合物(IV)を形成するステップと;
    (ステップ2)
    化合物(IV)を、式:
    で表される化合物(V)と、溶媒中、還元剤の存在下で組み合わせ、式:
    で表される化合物(VI)を形成するステップと;
    (ステップ3)
    化合物(VI)を、式:
    で表される化合物(VII)と、溶媒中、塩基およびパラジウム触媒の存在下で組み合わせ、式:
    で表される化合物(VIII)を形成するステップと;
    (ステップ4)
    化合物(VIII)を、溶媒中、酸の存在下で加熱し、次いで、中和剤を添加し、化合物(I)を形成するステップと;
    を含み、
    ここで、
    Aは、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニルおよびピリダジニルから選択され;
    Bは、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニルおよびピリダジニルから選択され;
    Het−CH−Rは、
    から選択され;
    Qは、式:−BYで表されるボランであり、ここで
    Yは、
    各出現において、独立して、a)−OH、b)−OC1−6アルキル、c)−OC2−6アルケニル、d)−OC2−6アルキニル、e)−OC14飽和、不飽和または芳香族炭素環、f)C1−6アルキル、g)C2−6アルケニル、h)C2−6アルキニルおよびi)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環から選択され、ここで、b)〜i)のいずれも、場合によっては、1個以上のハロゲンで置換されるか、
    あるいは、2個のY基が一緒になって、a)−OC(R)(R)C(R)(R)O−およびb)−OC(R)(R)CHC(R)(R)O−から選択される化学部分を構成するか、
    あるいは、Qは、BFアルカリ金属塩、BFアンモニウム塩、BFテトラアルキルアンモニウム塩、BFリン酸塩または9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナンであり;
    Xは、
    a)−CH−フェニル、b)−SO−フェニル、c)−SO−フェニル、d)−CH−O−フェニル、e)−CH−O−CH−フェニル、f)−CH−O−R21、g)−Si−(R21およびh)−P(O)−(W)から選択され、
    ここで、各Wは、独立して、C1−6アルキルまたはフェニルであり;各R21は、独立して、C1−6アルキルであり;a)、b)、c)、d)、e)またはh)中の各フェニルは、必要に応じて1個以上のR12で置換され、R12は、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)−CF、f)−OR22、g)−CN、h)−NO、i)−NR2222、j)−C(O)R22、k)−C(O)OR22、l)−OC(O)R22、m)−C(O)NR2222、n)−NR22C(O)R22、o)−OC(O)NR2222、p)−NR22C(O)OR22、q)−NR22C(O)NR2222、r)−C(S)R22、s)−C(S)OR22、t)−OC(S)R22、u)−C(S)NR2222、v)−NR22C(S)R22、w)−OC(S)NR2222、x)−NR22C(S)OR22、y)−NR22C(S)NR2222、z)−C(NR22)R22、aa)−C(NR22)OR22、bb)−OC(NR22)R22、cc)−C(NR22)NR2222、dd)−NR22C(NR22)R22、ee)−OC(NR22)NR2222、ff)−NR22C(NR22)OR22、gg)−NR22C(NR22)NR2222、hh)−S(O)22、ii)−SONR2222およびjj)R22からなる群から選択され、ここで、各R22は、独立して、HまたはC1−6アルキルであり;
    Zは、a)I、b)Br、c)Cl、d)RSO−およびe)NBFから選択され;
    は、各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)−CF、f)−OR、g)−CN、h)−NO、i)−NR、j)−C(O)R、k)−C(O)OR、l)−OC(O)R、m)−C(O)NR、n)−NRC(O)R、o)−OC(O)NR、p)−NRC(O)OR、q)−NRC(O)NR、r)−C(S)R、s)−C(S)OR、t)−OC(S)R、u)−C(S)NR、v)−NRC(S)R、w)−OC(S)NR、x)−NRC(S)OR、y)−NRC(S)NR、z)−C(NR)R、aa)−C(NR)OR、bb)−OC(NR)R、cc)−C(NR)NR、dd)−NRC(NR)R、ee)−OC(NR)NR、ff)−NRC(NR)OR、gg)−NRC(NR)NR、hh)−S(O)、ii)−SONRおよびjj)Rから選択され;
    は、各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)−CF、f)−OR、g)−CN、h)−NO、i)−NR、j)−C(O)R、k)−C(O)OR、l)−OC(O)R、m)−C(O)NR、n)−NRC(O)R、o)−OC(O)NR、p)−NRC(O)OR、q)−NRC(O)NR、r)−C(S)R、s)−C(S)OR、t)−OC(S)R、u)−C(S)NR、v)−NRC(S)R、w)−OC(S)NR、x)−NRC(S)OR、y)−NRC(S)NR、z)−C(NR)R、aa)−C(NR)OR、bb)−OC(NR)R、cc)−C(NR)NR、dd)−NRC(NR)R、ee)−OC(NR)NR、ff)−NRC(NR)OR、gg)−NRC(NR)NR、hh)−S(O)、ii)−SONRおよびjj)Rから選択され;
    は、a)−OR、b)−NR、c)−C(O)R、d)−C(O)OR、e)−OC(O)R、f)−C(O)NR、g)−NRC(O)R、h)−OC(O)NR、i)−NRC(O)OR、j)−NRC(O)NR、k)−C(S)R、l)−C(S)OR、m)−OC(S)R、n)−C(S)NR、o)−NRC(S)R、p)−OC(S)NR、q)−NRC(S)OR、r)−NRC(S)NR、s)−C(NR)R、t)−C(NR)OR、u)−OC(NR)R、v)−C(NR)NR、w)−NRC(NR)R、x)−OC(NR)NR、y)−NRC(NR)OR、z)−NRC(NR)NR、aa)−S(O)、bb)−SONRおよびcc)Rから選択され;
    は、各出現において、独立して、
    a)H、b)−OR、c)C1−6アルキル、d)C2−6アルケニル、e)C2−6アルキニル、f)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、g)3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環、h)−C(O)−C1−6アルキル、i)−C(O)−C2−6アルケニル、j)−C(O)−C2−6アルキニル、k)−C(O)−[C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環]、l)−C(O)−[3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環]、m)−C(O)O−C1−6アルキル、n)−C(O)O−C2−6アルケニル、o)−C(O)O−C2−6アルキニル、p)−C(O)O−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環およびq)−C(O)O−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環から選択され、ここで、c)〜q)はどれも、場合によっては、1個以上のR基で置換され;
    は、各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)=O、f)=S、g)=NR、h)=NOR、i)=N−NR、j)−CF、k)−OR、l)−CN、m)−NO、n)−NR、o)−C(O)R、p)−C(O)OR、q)−OC(O)R、r)−C(O)NR、s)−NRC(O)R、t)−OC(O)NR、u)−NRC(O)OR、v)−NRC(O)NR、w)−C(S)R、x)−C(S)OR、y)−OC(S)R、z)−C(S)NR、aa)−NRC(S)R、bb)−OC(S)NR、cc)−NRC(S)OR、dd)−NRC(S)NR、ee)−C(NR)R、ff)−C(NR)OR、gg)−OC(NR)R、hh)−C(NR)NR、ii)−NRC(NR)R、jj)−OC(NR)NR、kk)−NRC(NR)OR、ll)−NRC(NR)NR、mm)−S(O)、nn)−SONR、oo)−N、pp)−Si(CH、qq)−O−Si(CH、rr)−Si(CCH、ss)−O−Si(CCHおよびtt)Rから選択され;
    は、各出現において、独立して、a)H、b)−OR、c)C1−6アルキル、d)C2−6アルケニル、e)C2−6アルキニル、f)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、g)3〜14員飽和、不飽和または芳香族へテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むへテロ環、h)−C(O)−C1−6アルキル、i)−C(O)−C2−6アルケニル、j)−C(O)−C2−6アルキニル、k)−C(O)−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、l)−C(O)−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環、m)−C(O)O−C1−6アルキル、n)−C(O)O−C2−6アルケニル、o)−C(O)O−C2−6アルキニル、p)−C(O)O−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環およびq)−C(O)O−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むへテロ環から選択され、ここで、c)〜q)はいずれも、場合によっては、1個以上のR基で置換され;
    は各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)=O、f)=S、g)=NR、h)=NOR、i)=N−NR、j)−CF、k)−OR、l)−CN、m)−NO、n)−NR、o)−C(O)R、p)−C(O)OR、q)−OC(O)R、r)−C(O)NR、s)−NRC(O)R、t)−OC(O)NR、u)−NRC(O)OR、v)−NRC(O)NR、w)−C(S)R、x)−C(S)OR、y)−OC(S)R、z)−C(S)NR、aa)−NRC(S)R、bb)−OC(S)NR、cc)−NRC(S)OR、dd)−NRC(S)NR、ee)−C(NR)R、ff)−C(NR)OR、gg)−OC(NR)R、hh)−C(NR)NR、ii)−NRC(NR)R、jj)−OC(NR)NR、kk)−NRC(NR)OR、ll)−NRC(NR)NR、mm)−S(O)、nn)−SONR、oo)C1−6アルキル、pp)C2−6アルケニル、qq)C2−6アルキニル、rr)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環およびss)3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環から選択され、ここで、oo)〜ss)はいずれも、場合によっては、R、F、Cl、Br、I、−CF、−OR、−SR、−CN、−NO、−NR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−C(O)NR、−NRC(O)R、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−NRC(O)NR、−C(S)R、−C(S)OR、−OC(S)R、−C(S)NR、−NRC(S)R、−OC(S)NR、−NRC(S)OR、−NRC(S)NR、−C(NR)R、−C(NR)OR、−OC(NR)R、−C(NR)NR、−NRC(NR)R、−OC(NR)NR、−NRC(NR)OR、−NRC(NR)NR、−SONRおよび−S(O)から選択される1個以上の部分で置換され;
    は、各出現において、独立して、a)H、b)アミン保護基、c)C1−6アルキル、d)C2−6アルケニル、e)C2−6アルキニル、f)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、g)3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むへテロ環、h)−C(O)−C1−6アルキル、i)−C(O)−C2−6アルケニル、j)−C(O)−C2−6アルキニル、k)−C(O)−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、l)−C(O)−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環、m)−C(O)O−C1−6アルキル、n)−C(O)O−C2−6アルケニル、o)−C(O)O−C2−6アルキニル、p)−C(O)O−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環およびq)−C(O)O−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むテロ環から選択され、ここで、c)〜q)のいずれも、場合によっては、F、Cl、Br、I、−CF、−OH、−OC1−6アルキル、−SH、−SC1−6アルキル、−CN、−NO、−NH、−NHC1−6アルキル、−N(C1−6アルキル)、−C(O)C1−6アルキル、−C(O)OC1−6アルキル、−C(O)NH、−C(O)NHC1−6アルキル、−C(O)N(C1−6アルキル)、−NHC(O)C1−6アルキル、−SONH−、−SONHC1−6アルキル、−SON(C1−6アルキル)および−S(O)1−6アルキルから選択される1以上の部分で置換され;
    は、a)C1−6アルキル、b)フェニルおよびc)トルイルから選択され、ここで、a)〜c)のいずれも、場合によっては、F、Cl、BrおよびIから選択される1以上の部分で置換され;
    10は、HおよびC1−8アルキルから選択され;
    11は、HおよびC1−8アルキルから選択され;
    mは、0、1、2、3または4であり、;
    nは、0、1、2、3または4であり;
    pは、各出現において、独立して、0、1または2であり;
    sは、1、2、3、4、5または6であり;
    tは、0、1、2、3、4、5または6であり、
    ここで、−(CH−および−(CHは、tが0である場合以外は、場合によっては、そのいずれの炭素原子も、a)C1−6アルキル、b)C1−6アルケニル、c)フェニル、d)ヒドロキシ、e)C1−6アルコキシ、f)F、g)Cl、h)Br、i)I、j)=Oおよびk)ベンジルから選択される1以上の部分によって置換される、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    (ステップ5)
    化合物(I)を酸と組合せ、その塩を形成するステップ、
    をさらに含む、方法。
  3. Aは、フェニルおよびピリジルから選択され;
    Bは、フェニルおよびピリジルから選択され;
    mは、0、1または2であり;
    nは、0、1または2である請求項1または2に記載の方法。
  4. Aは、フェニルおよびピリジルから選択され;
    Bはフェニルであり;
    mは0であり;
    nは0、1または2である請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. は、トリアゾール、テトラゾール、オキサゾールおよびイソキサゾールから選択される請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. Xは、a)パラ−メトキシベンジル、b)パラ−トルエンスルホニル、c)トリメチルシリルおよびd)ジフェニルホスホリルから選択される請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. Xは、パラ−メトキシベンジルである請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. (ステップ1)の溶媒は、トルエン、ジメチルホルムアミド、ジオキサンおよびテトラヒドロフランから選択される請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. (ステップ1)は、60℃と130℃との間の温度で実施される請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. (ステップ1)は、銅触媒の存在下、25℃の温度で実施される請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. Het−CH−Rは、
    である請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 化合物(VII)は、
    から選択される請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. (ステップ2)の還元剤は、ホウ素還元剤またはパラジウム触媒と水素との組合せである請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. (ステップ2)の溶媒は、a)メタノール、b)エタノール、c)プロパノール、d)イソプロパノール、e)ブタノール、f)イソブタノール、g)第2ブタノール、h)第3ブタノール、i)ジクロロメタン、j)1,1,−ジクロロエタン、k)テトラヒドロフランおよびl)ジメチルホルムアミド、ならびにこれらの混合物からなる群より選択される請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. (ステップ3)の塩基は、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属フッ化物、トリアルキルアミンおよびこれらの混合物から選択される請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. (ステップ3)の塩基の当量の化合物(VI)の当量に対する比が3:1である請求項15に記載の方法。
  17. (ステップ3)のパラジウム触媒は、リガンド配位パラジウム(0)触媒である請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. (ステップ3)において、前記配位パラジウム(0)触媒の当量の化合物(VI)の当量に対する比が1:20である請求項17記載の方法。
  19. (ステップ3)の溶媒は、水性溶媒を含む請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法。
  20. (ステップ3)は、20℃と100℃との間の温度で実施される請求項1〜19のいずれか一項に記載の方法。
  21. (ステップ4)の酸は、トリフルオロ酢酸である請求項1〜20のいずれか一項に記載の方法。
  22. (ステップ5)の酸は、酢酸、アジピン酸、アスコルビン酸、クエン酸、2,5−ジヒドロキシ安息香酸、2,3,4,5−テトラヒドロキシヘキサン−1,6−ジカルボン酸、グルタミン酸、グリコール酸、ベンゼンスルホン酸、1,2−エタンジスルホン酸、エタンスルホン酸、グルコン酸、グルタミン酸、馬尿酸、塩酸、グルコン酸、マレイン酸、リンゴ酸、マロン酸、ナフタレン−1−スルホン酸、ナフタレン−2−スルホン酸、ナフタレン−1,2−ジスルホン酸、シュウ酸、リン酸、クエン酸、硫酸、酒石酸、p−トルエンスルホン酸、トリフルオロ酢酸およびこれらの混合物から選択される請求項2〜21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 式:
    で表される化合物(I)を製造するための方法であって、
    (ステップ1)
    式:
    で表される化合物(II)を、式:
    で表される化合物(III)と、溶媒中、場合によっては銅触媒の存在下で組み合わせ、式:
    で表される化合物(IV)を形成するステップと;
    (ステップ2)
    化合物(IV)を、式:
    で表される化合物(V−a)と、溶媒中、還元剤の存在下で組み合わせ、式:
    で表される化合物(VI−a)を形成するステップと;
    (ステップ3)
    化合物(VI−a)を、式:
    で表される化合物(VII−a)と、溶媒中、塩基およびパラジウム触媒の存在下で組み合わせ、式:
    で表される化合物(VIII)を形成するステップと;
    (ステップ4)
    化合物(VIII)を、溶媒中、酸の存在下で加熱し、次いで中和剤の添加によって化合物(I)を形成するステップと;
    を含み、
    ここで、
    Aは、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニルおよびピリダジニルから選択され;
    Bは、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニルおよびピリダジニルから選択され;
    Het−CH−Rは、

    から選択され;
    Qは、式:−BYで表されるボランであり、ここで
    Yは、
    各出現において、独立して、a)−OH、b)−OC1−6アルキル、c)−OC2−6アルケニル、d)−OC2−6アルキニル、e)−OC14飽和、不飽和または芳香族炭素環、f)C1−6アルキル、g)C2−6アルケニル、h)C2−6アルキニルおよびi)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環から選択され、ここで、b)〜i)のいずれも、場合によっては、1個以上のハロゲンで置換されるか、
    あるいは、2個のY基が一緒になって、a)−OC(R)(R)C(R)(R)O−およびb)−OC(R)(R)CHC(R)(R)O−から選択される化学部分を構成するか、
    あるいは、Qは、BFアルカリ金属塩、BFアンモニウム塩、BFテトラアルキルアンモニウム塩、BFリン酸塩または9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナンであり;
    Xは、
    a)−CH−フェニル、b)−SO−フェニル、c)−SO−フェニル、d)−CH−O−フェニル、e)−CH−O−CH−フェニル、f)−CH−O−R21、g)−Si−(R21およびh)−P(O)−(W)から選択され、
    ここで、各Wは、独立して、C1−6アルキルまたはフェニルであり;各R21は、独立して、C1−6アルキルであり;a)、b)、c)、d)、e)またはh)中の各フェニルは、必要に応じて1個以上のR12で置換され、R12は、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)−CF、f)−OR22、g)−CN、h)−NO、i)−NR2222、j)−C(O)R22、k)−C(O)OR22、l)−OC(O)R22、m)−C(O)NR2222、n)−NR22C(O)R22、o)−OC(O)NR2222、p)−NR22C(O)OR22、q)−NR22C(O)NR2222、r)−C(S)R22、s)−C(S)OR22、t)−OC(S)R22、u)−C(S)NR2222、v)−NR22C(S)R22、w)−OC(S)NR2222、x)−NR22C(S)OR22、y)−NR22C(S)NR2222、z)−C(NR22)R22、aa)−C(NR22)OR22、bb)−OC(NR22)R22、cc)−C(NR22)NR2222、dd)−NR22C(NR22)R22、ee)−OC(NR22)NR2222、ff)−NR22C(NR22)OR22、gg)−NR22C(NR22)NR2222、hh)−S(O)22、ii)−SONR2222およびjj)R22からなる群から選択され、ここで、各R22は、独立して、HまたはC1−6アルキルであり;
    Zは、a)I、b)Br、c)Cl、d)RSO−およびe)NBFから選択され;
    は、各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)−CF、f)−OR、g)−CN、h)−NO、i)−NR、j)−C(O)R、k)−C(O)OR、l)−OC(O)R、m)−C(O)NR、n)−NRC(O)R、o)−OC(O)NR、p)−NRC(O)OR、q)−NRC(O)NR、r)−C(S)R、s)−C(S)OR、t)−OC(S)R、u)−C(S)NR、v)−NRC(S)R、w)−OC(S)NR、x)−NRC(S)OR、y)−NRC(S)NR、z)−C(NR)R、aa)−C(NR)OR、bb)−OC(NR)R、cc)−C(NR)NR、dd)−NRC(NR)R、ee)−OC(NR)NR、ff)−NRC(NR)OR、gg)−NRC(NR)NR、hh)−S(O)、ii)−SONRおよびjj)Rから選択され;
    は、各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)−CF、f)−OR、g)−CN、h)−NO、i)−NR、j)−C(O)R、k)−C(O)OR、l)−OC(O)R、m)−C(O)NR、n)−NRC(O)R、o)−OC(O)NR、p)−NRC(O)OR、q)−NRC(O)NR、r)−C(S)R、s)−C(S)OR、t)−OC(S)R、u)−C(S)NR、v)−NRC(S)R、w)−OC(S)NR、x)−NRC(S)OR、y)−NRC(S)NR、z)−C(NR)R、aa)−C(NR)OR、bb)−OC(NR)R、cc)−C(NR)NR、dd)−NRC(NR)R、ee)−OC(NR)NR、ff)−NRC(NR)OR、gg)−NRC(NR)NR、hh)−S(O)、ii)−SONRおよびjj)Rから選択され;
    は、a)−OR、b)−NR、c)−C(O)R、d)−C(O)OR、e)−OC(O)R、f)−C(O)NR、g)−NRC(O)R、h)−OC(O)NR、i)−NRC(O)OR、j)−NRC(O)NR、k)−C(S)R、l)−C(S)OR、m)−OC(S)R、n)−C(S)NR、o)−NRC(S)R、p)−OC(S)NR、q)−NRC(S)OR、r)−NRC(S)NR、s)−C(NR)R、t)−C(NR)OR、u)−OC(NR)R、v)−C(NR)NR、w)−NRC(NR)R、x)−OC(NR)NR、y)−NRC(NR)OR、z)−NRC(NR)NR、aa)−S(O)、bb)−SONRおよびcc)Rから選択され;
    は、各出現において、独立して、
    a)H、b)−OR、c)C1−6アルキル、d)C2−6アルケニル、e)C2−6アルキニル、f)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、g)3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環、h)−C(O)−C1−6アルキル、i)−C(O)−C2−6アルケニル、j)−C(O)−C2−6アルキニル、k)−C(O)−[C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環]、l)−C(O)−[3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環]、m)−C(O)O−C1−6アルキル、n)−C(O)O−C2−6アルケニル、o)−C(O)O−C2−6アルキニル、p)−C(O)O−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環およびq)−C(O)O−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環から選択され、ここで、c)〜q)はどれも、場合によっては、1個以上のR基で置換され;
    は、各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)=O、f)=S、g)=NR、h)=NOR、i)=N−NR、j)−CF、k)−OR、l)−CN、m)−NO、n)−NR、o)−C(O)R、p)−C(O)OR、q)−OC(O)R、r)−C(O)NR、s)−NRC(O)R、t)−OC(O)NR、u)−NRC(O)OR、v)−NRC(O)NR、w)−C(S)R、x)−C(S)OR、y)−OC(S)R、z)−C(S)NR、aa)−NRC(S)R、bb)−OC(S)NR、cc)−NRC(S)OR、dd)−NRC(S)NR、ee)−C(NR)R、ff)−C(NR)OR、gg)−OC(NR)R、hh)−C(NR)NR、ii)−NRC(NR)R、jj)−OC(NR)NR、kk)−NRC(NR)OR、ll)−NRC(NR)NR、mm)−S(O)、nn)−SONR、oo)−N、pp)−Si(CH、qq)−O−Si(CH、rr)−Si(CCH、ss)−O−Si(CCHおよびtt)Rから選択され;
    は、各出現において、独立して、a)H、b)−OR、c)C1−6アルキル、d)C2−6アルケニル、e)C2−6アルキニル、f)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、g)3〜14員飽和、不飽和または芳香族へテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むへテロ環、h)−C(O)−C1−6アルキル、i)−C(O)−C2−6アルケニル、j)−C(O)−C2−6アルキニル、k)−C(O)−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、l)−C(O)−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環、m)−C(O)O−C1−6アルキル、n)−C(O)O−C2−6アルケニル、o)−C(O)O−C2−6アルキニル、p)−C(O)O−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環およびq)−C(O)O−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むへテロ環から選択され、ここで、c)〜q)はいずれも、場合によっては、1個以上のR基で置換され;
    は各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)=O、f)=S、g)=NR、h)=NOR、i)=N−NR、j)−CF、k)−OR、l)−CN、m)−NO、n)−NR、o)−C(O)R、p)−C(O)OR、q)−OC(O)R、r)−C(O)NR、s)−NRC(O)R、t)−OC(O)NR、u)−NRC(O)OR、v)−NRC(O)NR、w)−C(S)R、x)−C(S)OR、y)−OC(S)R、z)−C(S)NR、aa)−NRC(S)R、bb)−OC(S)NR、cc)−NRC(S)OR、dd)−NRC(S)NR、ee)−C(NR)R、ff)−C(NR)OR、gg)−OC(NR)R、hh)−C(NR)NR、ii)−NRC(NR)R、jj)−OC(NR)NR、kk)−NRC(NR)OR、ll)−NRC(NR)NR、mm)−S(O)、nn)−SONR、oo)C1−6アルキル、pp)C2−6アルケニル、qq)C2−6アルキニル、rr)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環およびss)3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環から選択され、ここで、oo)〜ss)はいずれも、場合によっては、R、F、Cl、Br、I、−CF、−OR、−SR、−CN、−NO、−NR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−C(O)NR、−NRC(O)R、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−NRC(O)NR、−C(S)R、−C(S)OR、−OC(S)R、−C(S)NR、−NRC(S)R、−OC(S)NR、−NRC(S)OR、−NRC(S)NR、−C(NR)R、−C(NR)OR、−OC(NR)R、−C(NR)NR、−NRC(NR)R、−OC(NR)NR、−NRC(NR)OR、−NRC(NR)NR、−SONRおよび−S(O)から選択される1個以上の部分で置換され;
    は、各出現において、独立して、a)H、b)アミン保護基、c)C1−6アルキル、d)C2−6アルケニル、e)C2−6アルキニル、f)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、g)3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むへテロ環、h)−C(O)−C1−6アルキル、i)−C(O)−C2−6アルケニル、j)−C(O)−C2−6アルキニル、k)−C(O)−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、l)−C(O)−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環、m)−C(O)O−C1−6アルキル、n)−C(O)O−C2−6アルケニル、o)−C(O)O−C2−6アルキニル、p)−C(O)O−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環およびq)−C(O)O−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むテロ環から選択され、ここで、c)〜q)のいずれも、場合によっては、F、Cl、Br、I、−CF、−OH、−OC1−6アルキル、−SH、−SC1−6アルキル、−CN、−NO、−NH、−NHC1−6アルキル、−N(C1−6アルキル)、−C(O)C1−6アルキル、−C(O)OC1−6アルキル、−C(O)NH、−C(O)NHC1−6アルキル、−C(O)N(C1−6アルキル)、−NHC(O)C1−6アルキル、−SONH−、−SONHC1−6アルキル、−SON(C1−6アルキル)および−S(O)1−6アルキルから選択される1以上の部分で置換され;
    は、a)C1−6アルキル、b)フェニルおよびc)トルイルから選択され、ここで、a)〜c)のいずれも、場合によっては、F、Cl、BrおよびIから選択される1以上の部分で置換され;
    10は、HおよびC1−8アルキルから選択され;
    11は、HおよびC1−8アルキルから選択され;
    mは、0、1、2、3または4であり、;
    nは、0、1、2、3または4であり;
    pは、各出現において、独立して、0、1または2であり;
    sは、1、2、3、4、5または6であり;
    tは、0、1、2、3、4、5または6であり、
    ここで、−(CH−および−(CHは、tが0である場合以外は、場合によっては、そのいずれの炭素原子も、a)C1−6アルキル、b)C1−6アルケニル、c)フェニル、d)ヒドロキシ、e)C1−6アルコキシ、f)F、g)Cl、h)Br、i)I、j)=Oおよびk)ベンジルから選択される1以上の部分によって置換される、方法。
  24. 請求項23に記載の方法であって、
    (ステップ5)
    化合物(I)を、酸と組合せ、その塩を形成するステップ、
    をさらに含む、方法。
  25. 式:
    で表される化合物(I−b)を製造するための方法であって、
    (ステップ1)
    式:
    で表される化合物(II−b)を、式:
    で表される化合物(III)と、溶媒中、場合によっては銅触媒の存在下で組み合わせ、式:
    で表される化合物(IV−b)を形成するステップと;
    (ステップ2)
    化合物(IV−b)を、式:
    で表される化合物(V)と、溶媒中、還元剤の存在下で組み合わせ、式:
    で表される化合物(VI−b)を形成するステップと;
    (ステップ2−1)
    化合物(VI−b)を保護基試薬と溶媒中、塩基の存在下で組み合わせ、式:
    で表される保護化合物(VI−b−P)を形成するステップと;
    (ステップ3)
    化合物(VI−b−P)を、式:
    で表される化合物(VII)と、溶媒中、塩基およびパラジウム触媒の存在下で組み合わせ、式:
    で表される化合物(VIII−b−P)を形成するステップと;
    (ステップ3−1)
    化合物(VIII−b−P)を、酸の存在下、溶媒中で脱保護し、式:
    で表される化合物(VIII−b)またはその塩を形成するステップと;
    (ステップ4)
    化合物(VIII−b)を、溶媒中、酸の存在下で加熱し、ついで中和剤の添加によって、化合物(I−b)を形成するステップと;
    を含み、
    ここで、
    Aは、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニルおよびピリダジニルから選択され;
    Bは、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニルおよびピリダジニルから選択され;
    Het−CH−Rは、

    から選択され;
    Qは、式:−BYで表されるボランであり、ここで
    Yは、
    各出現において、独立して、a)−OH、b)−OC1−6アルキル、c)−OC2−6アルケニル、d)−OC2−6アルキニル、e)−OC14飽和、不飽和または芳香族炭素環、f)C1−6アルキル、g)C2−6アルケニル、h)C2−6アルキニルおよびi)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環から選択され、ここで、b)〜i)のいずれも、場合によっては、1個以上のハロゲンで置換されるか、
    あるいは、2個のY基が一緒になって、a)−OC(R)(R)C(R)(R)O−およびb)−OC(R)(R)CHC(R)(R)O−から選択される化学部分を構成するか、
    あるいは、Qは、BFアルカリ金属塩、BFアンモニウム塩、BFテトラアルキルアンモニウム塩、BFリン酸塩または9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナンであり;
    Xは、
    a)−CH−フェニル、b)−SO−フェニル、c)−SO−フェニル、d)−CH−O−フェニル、e)−CH−O−CH−フェニル、f)−CH−O−R21、g)−Si−(R21およびh)−P(O)−(W)から選択され、
    ここで、各Wは、独立して、C1−6アルキルまたはフェニルであり;各R21は、独立して、C1−6アルキルであり;a)、b)、c)、d)、e)またはh)中の各フェニルは、必要に応じて1個以上のR12で置換され、R12は、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)−CF、f)−OR22、g)−CN、h)−NO、i)−NR2222、j)−C(O)R22、k)−C(O)OR22、l)−OC(O)R22、m)−C(O)NR2222、n)−NR22C(O)R22、o)−OC(O)NR2222、p)−NR22C(O)OR22、q)−NR22C(O)NR2222、r)−C(S)R22、s)−C(S)OR22、t)−OC(S)R22、u)−C(S)NR2222、v)−NR22C(S)R22、w)−OC(S)NR2222、x)−NR22C(S)OR22、y)−NR22C(S)NR2222、z)−C(NR22)R22、aa)−C(NR22)OR22、bb)−OC(NR22)R22、cc)−C(NR22)NR2222、dd)−NR22C(NR22)R22、ee)−OC(NR22)NR2222、ff)−NR22C(NR22)OR22、gg)−NR22C(NR22)NR2222、hh)−S(O)22、ii)−SONR2222およびjj)R22からなる群から選択され、ここで、各R22は、独立して、HまたはC1−6アルキルであり;
    Zは、a)I、b)Br、c)Cl、d)RSO−およびe)NBFから選択され;
    は、各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)−CF、f)−OR、g)−CN、h)−NO、i)−NR、j)−C(O)R、k)−C(O)OR、l)−OC(O)R、m)−C(O)NR、n)−NRC(O)R、o)−OC(O)NR、p)−NRC(O)OR、q)−NRC(O)NR、r)−C(S)R、s)−C(S)OR、t)−OC(S)R、u)−C(S)NR、v)−NRC(S)R、w)−OC(S)NR、x)−NRC(S)OR、y)−NRC(S)NR、z)−C(NR)R、aa)−C(NR)OR、bb)−OC(NR)R、cc)−C(NR)NR、dd)−NRC(NR)R、ee)−OC(NR)NR、ff)−NRC(NR)OR、gg)−NRC(NR)NR、hh)−S(O)、ii)−SONRおよびjj)Rから選択され;
    は、各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)−CF、f)−OR、g)−CN、h)−NO、i)−NR、j)−C(O)R、k)−C(O)OR、l)−OC(O)R、m)−C(O)NR、n)−NRC(O)R、o)−OC(O)NR、p)−NRC(O)OR、q)−NRC(O)NR、r)−C(S)R、s)−C(S)OR、t)−OC(S)R、u)−C(S)NR、v)−NRC(S)R、w)−OC(S)NR、x)−NRC(S)OR、y)−NRC(S)NR、z)−C(NR)R、aa)−C(NR)OR、bb)−OC(NR)R、cc)−C(NR)NR、dd)−NRC(NR)R、ee)−OC(NR)NR、ff)−NRC(NR)OR、gg)−NRC(NR)NR、hh)−S(O)、ii)−SONRおよびjj)Rから選択され;
    は、a)−OR、b)−NR、c)−C(O)R、d)−C(O)OR、e)−OC(O)R、f)−C(O)NR、g)−NRC(O)R、h)−OC(O)NR、i)−NRC(O)OR、j)−NRC(O)NR、k)−C(S)R、l)−C(S)OR、m)−OC(S)R、n)−C(S)NR、o)−NRC(S)R、p)−OC(S)NR、q)−NRC(S)OR、r)−NRC(S)NR、s)−C(NR)R、t)−C(NR)OR、u)−OC(NR)R、v)−C(NR)NR、w)−NRC(NR)R、x)−OC(NR)NR、y)−NRC(NR)OR、z)−NRC(NR)NR、aa)−S(O)、bb)−SONRおよびcc)Rから選択され;
    は、各出現において、独立して、
    a)H、b)−OR、c)C1−6アルキル、d)C2−6アルケニル、e)C2−6アルキニル、f)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、g)3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環、h)−C(O)−C1−6アルキル、i)−C(O)−C2−6アルケニル、j)−C(O)−C2−6アルキニル、k)−C(O)−[C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環]、l)−C(O)−[3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環]、m)−C(O)O−C1−6アルキル、n)−C(O)O−C2−6アルケニル、o)−C(O)O−C2−6アルキニル、p)−C(O)O−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環およびq)−C(O)O−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環から選択され、ここで、c)〜q)はどれも、場合によっては、1個以上のR基で置換され;
    は、各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)=O、f)=S、g)=NR、h)=NOR、i)=N−NR、j)−CF、k)−OR、l)−CN、m)−NO、n)−NR、o)−C(O)R、p)−C(O)OR、q)−OC(O)R、r)−C(O)NR、s)−NRC(O)R、t)−OC(O)NR、u)−NRC(O)OR、v)−NRC(O)NR、w)−C(S)R、x)−C(S)OR、y)−OC(S)R、z)−C(S)NR、aa)−NRC(S)R、bb)−OC(S)NR、cc)−NRC(S)OR、dd)−NRC(S)NR、ee)−C(NR)R、ff)−C(NR)OR、gg)−OC(NR)R、hh)−C(NR)NR、ii)−NRC(NR)R、jj)−OC(NR)NR、kk)−NRC(NR)OR、ll)−NRC(NR)NR、mm)−S(O)、nn)−SONR、oo)−N、pp)−Si(CH、qq)−O−Si(CH、rr)−Si(CCH、ss)−O−Si(CCHおよびtt)Rから選択され;
    は、各出現において、独立して、a)H、b)−OR、c)C1−6アルキル、d)C2−6アルケニル、e)C2−6アルキニル、f)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、g)3〜14員飽和、不飽和または芳香族へテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むへテロ環、h)−C(O)−C1−6アルキル、i)−C(O)−C2−6アルケニル、j)−C(O)−C2−6アルキニル、k)−C(O)−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、l)−C(O)−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環、m)−C(O)O−C1−6アルキル、n)−C(O)O−C2−6アルケニル、o)−C(O)O−C2−6アルキニル、p)−C(O)O−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環およびq)−C(O)O−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むへテロ環から選択され、ここで、c)〜q)はいずれも、場合によっては、1個以上のR基で置換され;
    は各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)=O、f)=S、g)=NR、h)=NOR、i)=N−NR、j)−CF、k)−OR、l)−CN、m)−NO、n)−NR、o)−C(O)R、p)−C(O)OR、q)−OC(O)R、r)−C(O)NR、s)−NRC(O)R、t)−OC(O)NR、u)−NRC(O)OR、v)−NRC(O)NR、w)−C(S)R、x)−C(S)OR、y)−OC(S)R、z)−C(S)NR、aa)−NRC(S)R、bb)−OC(S)NR、cc)−NRC(S)OR、dd)−NRC(S)NR、ee)−C(NR)R、ff)−C(NR)OR、gg)−OC(NR)R、hh)−C(NR)NR、ii)−NRC(NR)R、jj)−OC(NR)NR、kk)−NRC(NR)OR、ll)−NRC(NR)NR、mm)−S(O)、nn)−SONR、oo)C1−6アルキル、pp)C2−6アルケニル、qq)C2−6アルキニル、rr)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環およびss)3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環から選択され、ここで、oo)〜ss)はいずれも、場合によっては、R、F、Cl、Br、I、−CF、−OR、−SR、−CN、−NO、−NR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−C(O)NR、−NRC(O)R、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−NRC(O)NR、−C(S)R、−C(S)OR、−OC(S)R、−C(S)NR、−NRC(S)R、−OC(S)NR、−NRC(S)OR、−NRC(S)NR、−C(NR)R、−C(NR)OR、−OC(NR)R、−C(NR)NR、−NRC(NR)R、−OC(NR)NR、−NRC(NR)OR、−NRC(NR)NR、−SONRおよび−S(O)から選択される1個以上の部分で置換され;
    は、各出現において、独立して、a)H、b)アミン保護基、c)C1−6アルキル、d)C2−6アルケニル、e)C2−6アルキニル、f)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、g)3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むへテロ環、h)−C(O)−C1−6アルキル、i)−C(O)−C2−6アルケニル、j)−C(O)−C2−6アルキニル、k)−C(O)−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、l)−C(O)−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環、m)−C(O)O−C1−6アルキル、n)−C(O)O−C2−6アルケニル、o)−C(O)O−C2−6アルキニル、p)−C(O)O−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環およびq)−C(O)O−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むテロ環から選択され、ここで、c)〜q)のいずれも、場合によっては、F、Cl、Br、I、−CF、−OH、−OC1−6アルキル、−SH、−SC1−6アルキル、−CN、−NO、−NH、−NHC1−6アルキル、−N(C1−6アルキル)、−C(O)C1−6アルキル、−C(O)OC1−6アルキル、−C(O)NH、−C(O)NHC1−6アルキル、−C(O)N(C1−6アルキル)、−NHC(O)C1−6アルキル、−SONH−、−SONHC1−6アルキル、−SON(C1−6アルキル)および−S(O)1−6アルキルから選択される1以上の部分で置換され;
    は、a)C1−6アルキル、b)フェニルおよびc)トルイルから選択され、ここで、a)〜c)のいずれも、場合によっては、F、Cl、BrおよびIから選択される1以上の部分で置換され;
    10は、HおよびC1−8アルキルから選択され;
    mは、0、1、2、3または4であり、;
    nは、0、1、2、3または4であり;
    pは、各出現において、独立して、0、1または2であり;
    sは、1、2、3、4、5または6であり;
    tは、0、1、2、3、4、5または6であり、
    ここで、−(CH−および−(CHは、tが0である場合以外は、場合によっては、そのいずれの炭素原子も、a)C1−6アルキル、b)C1−6アルケニル、c)フェニル、d)ヒドロキシ、e)C1−6アルコキシ、f)F、g)Cl、h)Br、i)I、j)=Oおよびk)ベンジルから選択される1以上の部分によって置換される、方法。
  26. さらに、化合物(I−b)を酸と組合せ、その塩を形成するステップ(ステップ5)を含む請求項25記載の方法。
  27. (ステップ2−1)の保護基試薬は、化合物(VI−b−P)の−N−保護基が、
    a)N−ベンジル、b)N−t−ブチルジメチルシリル、c)N−t−ブチジルジフェニルシリル、d)N−t−ブチルオキシカルボニル、e)N−p−メトキシベンジル、f)N−メトキシメチル、g)N−トシル、h)N−トリフルオロアセチル、i)N−トリメチルシリル、j)N−フルオレニル−メチルオキシカルボニル、k)N−2−トリメチルシリル−エトキシカルボニル、l)N−1−メチル−1−(4−ビフェニリル)エトキシカルボニル、m)N−アリルオキシカルボニルおよびn)N−ベンジルオキシカルボニルから選択されるように、選択される請求項25または26記載の方法。
  28. (ステップ2−1)の塩基は、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、フッ化カリウム、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンおよびこれらの混合物から選択される請求項25〜27のいずれか一項に記載の方法。
  29. (ステップ3−1)の酸は、酢酸、アジピン酸、アスコルビン酸、クエン酸、2,5−ジヒドロキシ安息香酸、2,3,4,5−テトラヒドロキシヘキサン−1,6−ジカルボン酸、グルタミン酸、グリコール酸、ベンゼンスルホン酸、1,2−エタンジスルホン酸、エタンスルホン酸、グルコン酸、グルタミン酸、馬尿酸、塩酸、グルコン酸、マレイン酸、リンゴ酸、マロン酸、ナフタレン−1−スルホン酸、ナフタレン−2−スルホン酸、ナフタレン−1,2−ジスルホン酸、シュウ酸、リン酸、クエン酸、硫酸、酒石酸、p−トルエンスルホン酸、トリフルオロ酢酸およびこれらの混合物から選択される請求項25〜28のいずれか一項に記載の方法。
  30. (ステップ3−1)の溶媒は、a)メタノール、b)エタノール、c)プロパノール、d)イソプロパノール、e)ブタノール、f)イソブタノール、g)第2ブタノール、h)第3ブタノール、i)ベンゼン、j)トルエン、k)テトラヒドロフラン、l)ジメチルホルムアミド、m)1,2−ジエチルエーテル、n)ジメトキシエタン、o)ジイソプロピルエーテル、p)メチル第三ブチルエーテル、q)メトキシメチルエーテル、r)2−メトキシエチルエーテル、s)1,4−ジオキサン、t)1,3−ジオキソラン、u)酢酸エチル、v)ジクロロメタン、w)1,1−ジクロロエタンおよびこれらの混合物から選択される請求項25〜29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 式:
    で表される化合物(I−b)を製造するための方法であって、
    (ステップ1)
    式:
    で表される化合物(II−b)を、式
    で表される化合物(III)と、溶媒中、場合によっては銅触媒の存在下で組み合わせて、式:
    で表される化合物(IV−b)を形成するステップと;
    (ステップ2)
    化合物(IV−b)を、式:
    で表される化合物(V−a)と、溶媒中、還元剤の存在下で組み合わせて、式:
    で表される化合物(VI−c)を形成するステップと;
    (ステップ2−1)
    化合物(VI−c)を保護基試薬と溶媒中、塩基の存在下で組み合わせて、式:
    で表される保護化合物(VI−a−P)を形成するステップと;
    (ステップ3)
    化合物(VI−a−P)を、式:
    で表される化合物(VII−a)と、溶媒中、塩基およびパラジウム触媒の存在下で組み合わせて、式:
    で表される化合物(VIII−b−P)を形成するステップと;
    (ステップ3−1)
    化合物(VIII−b−P)を溶媒中、酸の存在下で脱保護して、式:
    で表される化合物(VIII−b)を形成するステップと;
    (ステップ4)
    化合物(VIII−b)を溶媒中、酸の存在下で加熱し、ついで中和剤の添加によって、化合物(I−b)を形成するステップと;
    を含み、
    ここで、
    Aは、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニルおよびピリダジニルから選択され;
    Bは、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニルおよびピリダジニルから選択され;
    Het−CH−Rは、

    から選択され;
    Qは、式:−BYで表されるボランであり、ここで
    Yは、
    各出現において、独立して、a)−OH、b)−OC1−6アルキル、c)−OC2−6アルケニル、d)−OC2−6アルキニル、e)−OC14飽和、不飽和または芳香族炭素環、f)C1−6アルキル、g)C2−6アルケニル、h)C2−6アルキニルおよびi)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環から選択され、ここで、b)〜i)のいずれも、場合によっては、1個以上のハロゲンで置換されるか、
    あるいは、2個のY基が一緒になって、a)−OC(R)(R)C(R)(R)O−およびb)−OC(R)(R)CHC(R)(R)O−から選択される化学部分を構成するか、
    あるいは、Qは、BFアルカリ金属塩、BFアンモニウム塩、BFテトラアルキルアンモニウム塩、BFリン酸塩または9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナンであり;
    Xは、
    a)−CH−フェニル、b)−SO−フェニル、c)−SO−フェニル、d)−CH−O−フェニル、e)−CH−O−CH−フェニル、f)−CH−O−R21、g)−Si−(R21およびh)−P(O)−(W)から選択され、
    ここで、各Wは、独立して、C1−6アルキルまたはフェニルであり;各R21は、独立して、C1−6アルキルであり;a)、b)、c)、d)、e)またはh)中の各フェニルは、必要に応じて1個以上のR12で置換され、R12は、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)−CF、f)−OR22、g)−CN、h)−NO、i)−NR2222、j)−C(O)R22、k)−C(O)OR22、l)−OC(O)R22、m)−C(O)NR2222、n)−NR22C(O)R22、o)−OC(O)NR2222、p)−NR22C(O)OR22、q)−NR22C(O)NR2222、r)−C(S)R22、s)−C(S)OR22、t)−OC(S)R22、u)−C(S)NR2222、v)−NR22C(S)R22、w)−OC(S)NR2222、x)−NR22C(S)OR22、y)−NR22C(S)NR2222、z)−C(NR22)R22、aa)−C(NR22)OR22、bb)−OC(NR22)R22、cc)−C(NR22)NR2222、dd)−NR22C(NR22)R22、ee)−OC(NR22)NR2222、ff)−NR22C(NR22)OR22、gg)−NR22C(NR22)NR2222、hh)−S(O)22、ii)−SONR2222およびjj)R22からなる群から選択され、ここで、各R22は、独立して、HまたはC1−6アルキルであり;
    Zは、a)I、b)Br、c)Cl、d)RSO−およびe)NBFから選択され;
    は、各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)−CF、f)−OR、g)−CN、h)−NO、i)−NR、j)−C(O)R、k)−C(O)OR、l)−OC(O)R、m)−C(O)NR、n)−NRC(O)R、o)−OC(O)NR、p)−NRC(O)OR、q)−NRC(O)NR、r)−C(S)R、s)−C(S)OR、t)−OC(S)R、u)−C(S)NR、v)−NRC(S)R、w)−OC(S)NR、x)−NRC(S)OR、y)−NRC(S)NR、z)−C(NR)R、aa)−C(NR)OR、bb)−OC(NR)R、cc)−C(NR)NR、dd)−NRC(NR)R、ee)−OC(NR)NR、ff)−NRC(NR)OR、gg)−NRC(NR)NR、hh)−S(O)、ii)−SONRおよびjj)Rから選択され;
    は、各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)−CF、f)−OR、g)−CN、h)−NO、i)−NR、j)−C(O)R、k)−C(O)OR、l)−OC(O)R、m)−C(O)NR、n)−NRC(O)R、o)−OC(O)NR、p)−NRC(O)OR、q)−NRC(O)NR、r)−C(S)R、s)−C(S)OR、t)−OC(S)R、u)−C(S)NR、v)−NRC(S)R、w)−OC(S)NR、x)−NRC(S)OR、y)−NRC(S)NR、z)−C(NR)R、aa)−C(NR)OR、bb)−OC(NR)R、cc)−C(NR)NR、dd)−NRC(NR)R、ee)−OC(NR)NR、ff)−NRC(NR)OR、gg)−NRC(NR)NR、hh)−S(O)、ii)−SONRおよびjj)Rから選択され;
    は、a)−OR、b)−NR、c)−C(O)R、d)−C(O)OR、e)−OC(O)R、f)−C(O)NR、g)−NRC(O)R、h)−OC(O)NR、i)−NRC(O)OR、j)−NRC(O)NR、k)−C(S)R、l)−C(S)OR、m)−OC(S)R、n)−C(S)NR、o)−NRC(S)R、p)−OC(S)NR、q)−NRC(S)OR、r)−NRC(S)NR、s)−C(NR)R、t)−C(NR)OR、u)−OC(NR)R、v)−C(NR)NR、w)−NRC(NR)R、x)−OC(NR)NR、y)−NRC(NR)OR、z)−NRC(NR)NR、aa)−S(O)、bb)−SONRおよびcc)Rから選択され;
    は、各出現において、独立して、
    a)H、b)−OR、c)C1−6アルキル、d)C2−6アルケニル、e)C2−6アルキニル、f)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、g)3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環、h)−C(O)−C1−6アルキル、i)−C(O)−C2−6アルケニル、j)−C(O)−C2−6アルキニル、k)−C(O)−[C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環]、l)−C(O)−[3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環]、m)−C(O)O−C1−6アルキル、n)−C(O)O−C2−6アルケニル、o)−C(O)O−C2−6アルキニル、p)−C(O)O−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環およびq)−C(O)O−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環から選択され、ここで、c)〜q)はどれも、場合によっては、1個以上のR基で置換され;
    は、各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)=O、f)=S、g)=NR、h)=NOR、i)=N−NR、j)−CF、k)−OR、l)−CN、m)−NO、n)−NR、o)−C(O)R、p)−C(O)OR、q)−OC(O)R、r)−C(O)NR、s)−NRC(O)R、t)−OC(O)NR、u)−NRC(O)OR、v)−NRC(O)NR、w)−C(S)R、x)−C(S)OR、y)−OC(S)R、z)−C(S)NR、aa)−NRC(S)R、bb)−OC(S)NR、cc)−NRC(S)OR、dd)−NRC(S)NR、ee)−C(NR)R、ff)−C(NR)OR、gg)−OC(NR)R、hh)−C(NR)NR、ii)−NRC(NR)R、jj)−OC(NR)NR、kk)−NRC(NR)OR、ll)−NRC(NR)NR、mm)−S(O)、nn)−SONR、oo)−N、pp)−Si(CH、qq)−O−Si(CH、rr)−Si(CCH、ss)−O−Si(CCHおよびtt)Rから選択され;
    は、各出現において、独立して、a)H、b)−OR、c)C1−6アルキル、d)C2−6アルケニル、e)C2−6アルキニル、f)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、g)3〜14員飽和、不飽和または芳香族へテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むへテロ環、h)−C(O)−C1−6アルキル、i)−C(O)−C2−6アルケニル、j)−C(O)−C2−6アルキニル、k)−C(O)−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、l)−C(O)−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環、m)−C(O)O−C1−6アルキル、n)−C(O)O−C2−6アルケニル、o)−C(O)O−C2−6アルキニル、p)−C(O)O−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環およびq)−C(O)O−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むへテロ環から選択され、ここで、c)〜q)はいずれも、場合によっては、1個以上のR基で置換され;
    は各出現において、独立して、a)F、b)Cl、c)Br、d)I、e)=O、f)=S、g)=NR、h)=NOR、i)=N−NR、j)−CF、k)−OR、l)−CN、m)−NO、n)−NR、o)−C(O)R、p)−C(O)OR、q)−OC(O)R、r)−C(O)NR、s)−NRC(O)R、t)−OC(O)NR、u)−NRC(O)OR、v)−NRC(O)NR、w)−C(S)R、x)−C(S)OR、y)−OC(S)R、z)−C(S)NR、aa)−NRC(S)R、bb)−OC(S)NR、cc)−NRC(S)OR、dd)−NRC(S)NR、ee)−C(NR)R、ff)−C(NR)OR、gg)−OC(NR)R、hh)−C(NR)NR、ii)−NRC(NR)R、jj)−OC(NR)NR、kk)−NRC(NR)OR、ll)−NRC(NR)NR、mm)−S(O)、nn)−SONR、oo)C1−6アルキル、pp)C2−6アルケニル、qq)C2−6アルキニル、rr)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環およびss)3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環から選択され、ここで、oo)〜ss)はいずれも、場合によっては、R、F、Cl、Br、I、−CF、−OR、−SR、−CN、−NO、−NR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−C(O)NR、−NRC(O)R、−OC(O)NR、−NRC(O)OR、−NRC(O)NR、−C(S)R、−C(S)OR、−OC(S)R、−C(S)NR、−NRC(S)R、−OC(S)NR、−NRC(S)OR、−NRC(S)NR、−C(NR)R、−C(NR)OR、−OC(NR)R、−C(NR)NR、−NRC(NR)R、−OC(NR)NR、−NRC(NR)OR、−NRC(NR)NR、−SONRおよび−S(O)から選択される1個以上の部分で置換され;
    は、各出現において、独立して、a)H、b)アミン保護基、c)C1−6アルキル、d)C2−6アルケニル、e)C2−6アルキニル、f)C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、g)3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むへテロ環、h)−C(O)−C1−6アルキル、i)−C(O)−C2−6アルケニル、j)−C(O)−C2−6アルキニル、k)−C(O)−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環、l)−C(O)−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むヘテロ環、m)−C(O)O−C1−6アルキル、n)−C(O)O−C2−6アルケニル、o)−C(O)O−C2−6アルキニル、p)−C(O)O−C3−14飽和、不飽和または芳香族炭素環およびq)−C(O)O−3〜14員飽和、不飽和または芳香族ヘテロ環であって、窒素、酸素およびイオウから選択されるヘテロ原子を1個以上含むテロ環から選択され、ここで、c)〜q)のいずれも、場合によっては、F、Cl、Br、I、−CF、−OH、−OC1−6アルキル、−SH、−SC1−6アルキル、−CN、−NO、−NH、−NHC1−6アルキル、−N(C1−6アルキル)、−C(O)C1−6アルキル、−C(O)OC1−6アルキル、−C(O)NH、−C(O)NHC1−6アルキル、−C(O)N(C1−6アルキル)、−NHC(O)C1−6アルキル、−SONH−、−SONHC1−6アルキル、−SON(C1−6アルキル)および−S(O)1−6アルキルから選択される1以上の部分で置換され;
    は、a)C1−6アルキル、b)フェニルおよびc)トルイルから選択され、ここで、a)〜c)のいずれも、場合によっては、F、Cl、BrおよびIから選択される1以上の部分で置換され;
    10は、HおよびC1−8アルキルから選択され;
    mは、0、1、2、3または4であり、;
    nは、0、1、2、3または4であり;
    pは、各出現において、独立して、0、1または2であり;
    sは、1、2、3、4、5または6であり;
    tは、0、1、2、3、4、5または6であり、
    ここで、−(CH−および−(CHは、tが0である場合以外は、場合によっては、そのいずれの炭素原子も、a)C1−6アルキル、b)C1−6アルケニル、c)フェニル、d)ヒドロキシ、e)C1−6アルコキシ、f)F、g)Cl、h)Br、i)I、j)=Oおよびk)ベンジルから選択される1以上の部分によって置換される、方法。
  32. さらに、化合物(I−b)を酸と組合せ、その塩を形成する(ステップ5)を含む請求項31に記載の方法。
  33. 化合物(1):
    を製造するための方法であって、
    (ステップ1)
    化合物(1002):
    を化合物(1001)
    と、トルエン中、100℃で組合わせて、化合物(1003)および(1004):
    の混合物を形成するステップと;
    (ステップ2)
    該化合物(1003)および(1004)の混合物を、式(1005):
    の化合物と、
    THFおよびDCEから選択される溶媒中、ホウ素還元剤の存在下で組み合わせ、化合物(1006)および(1007):
    の混合物を形成するステップと;
    (ステップ2−1)
    該式(1006)および(1007)の化合物の混合物を、炭酸ジ−t−ブチルと、溶媒中、塩基の存在下で組み合わせ、保護化合物(1008)および(1009):
    の混合物を形成するステップと;
    (ステップ3)
    式(1008)および(1009)の化合物の混合物を、式(1010):
    の化合物と、溶媒中、塩基およびパラジウム触媒の存在下で組み合わせて、式(1011)および(1012):
    の化合物の混合物を形成するステップと;
    (ステップ3−1)
    式(1011)および(1012)の化合物の混合物を、溶媒中、酸の存在下で脱保護して、式(1013)および(1014):
    の化合物またはその塩の混合物を形成するステップと;
    (ステップ4)
    式(1013)および(1014)の化合物またはその塩の混合物を、溶媒中、酸の存在下で加熱し、次いで中和剤の添加によって、化合物(1)を形成するステップと;
    を含む方法。
  34. 化合物(1):
    を製造するための方法であって、
    (ステップ4)
    式(1013)および(1014)
    の化合物またはその塩の混合物を、溶媒中、酸の存在下で加熱し、次いで中和剤の添加によって化合物(1)を形成するステップを含む方法。
  35. さらに、化合物(1)を酸と組合せ、その塩を形成するステップ(ステップ5)を含む請求項33または34記載の方法。
  36. 化合物(2):
    を製造するための方法であって、
    (ステップ1)
    化合物(1002):
    を化合物(1001):
    と、トルエン中、100℃で組合せ、化合物(1003)および(1004):
    の化合物の混合物を形成するステップと;
    (ステップ2)
    該化合物(1003)および(1004)の混合物を、式(1005):
    の化合物と、THFおよびDCEから選択される溶媒中、ホウ素還元剤の存在下で組み合わせ、化合物(1006)および(1007):
    の混合物を形成するステップと;
    (ステップ2−1)
    式(1006)および(1007)の化合物の混合物を、炭酸ジ−t−ブチルと、溶媒中、塩基の存在下で組合せ、保護化合物(1008)および(1009):
    の混合物を形成するステップと;
    (ステップ3)
    該式(1008)および(1009)の化合物の混合物を、式(1025):
    の化合物と、溶媒中、塩基およびパラジウム触媒の存在下で組み合わせ、式(2−i−P)および(2−ii−P)
    の化合物の混合物を形成するステップと;
    (ステップ3−1)
    式(2−i−P)および(2−ii−P)の化合物の混合物を、溶媒中、酸の存在下で脱保護し、式(2−i)および(2−ii):
    および
    の化合物またはその塩の混合物を形成するステップと;
    (ステップ4)
    式(2−i)および(2−ii)の化合物またはその塩の混合物を、溶媒中、酸の存在下で加熱し、次いで中和剤の添加によって、化合物(2)を形成するステップと;
    を含む方法。
  37. 化合物(2):
    を製造するための方法であって、
    (ステップ4)
    式(2−i)および(2−ii):
    の化合物またはその塩の混合物を、溶媒中、酸の存在下で加熱し、次いで中和剤の添加によって、化合物(2)を形成するステップを含む方法。
  38. さらに、化合物(2)を酸と組合わせてその塩を形成するステップ(ステップ5)を含む請求項36または37に記載の方法。
  39. 化合物(3):
    を製造するための方法であって、
    (ステップ1)
    化合物(1002):
    を化合物(1001):
    と、トルエン中、100℃で組合わせて、化合物(1003)および(1004):
    の混合物を形成するステップと;
    (ステップ2)
    該化合物(1003)および(1004)の混合物を、式(1005):
    の化合物と、THFおよびDCEから選択される溶媒中、ホウ素還元剤の存在下で組み合わせて、化合物(1006)および(1007):
    の混合物を形成するステップと;
    (ステップ2−1)
    式(1006)および(1007)の化合物の混合物を、炭酸ジ−t−ブチルと、溶媒中、塩基の存在下で組み合わせ、保護化合物(1008)および(1009):
    の混合物を形成するステップと;
    (ステップ3)
    式(1008)および(1009)の化合物の混合物を、式(1026):
    の化合物と、溶媒中、塩基およびパラジウム触媒の存在下で組み合わせ、式(3−i−P)および(3−ii−P):
    および
    の化合物の混合物を形成するステップと;
    (ステップ3−1)
    式(3−i−P)および(3−ii−P)の化合物の混合物を、溶媒中、酸の存在下で脱保護し、式(3−i)および(3−ii):
    の化合物またはその塩の混合物を形成するステップと;
    (ステップ4)
    式(3−i)および(3−ii)の化合物またはその塩の混合物を、溶媒中、酸の存在下で加熱し、次いで中和剤の添加によって化合物(3)を形成するステップと;
    を含む方法。
  40. 化合物(3):
    を製造するための方法であって、
    (ステップ4)
    式(3−i)および(3−ii):
    の化合物の混合物を、溶媒中、酸の存在下で加熱し、次いで、中和剤の添加により、化合物(3)を形成するステップを含む方法。
  41. さらに、化合物(3)を酸と組合わせて、その塩を形成するステップ(ステップ5)を含む請求項39または40記載の方法。
  42. 化合物(4):
    を製造するための方法であって、
    (ステップ1)
    化合物(1002):
    を、化合物(1001):
    と、トルエン中、100℃で組合わせて、化合物(1003)および(1004):
    の混合物を形成するステップと;
    (ステップ2)
    該化合物(1003)および(1004)の混合物を、式(1005):
    の化合物と、THFおよびDCEから選択される溶媒中、ホウ素還元剤の存在下で組み合わせ、化合物(1006)および(1007):
    の混合物を形成するステップと;
    (ステップ2−1)
    式(1006)および(1007)の化合物の混合物を、炭酸ジ−t−ブチルと、溶媒中、塩基の存在下で組み合わせ、保護化合物(1008)および(1009):
    の混合物を形成するステップと;
    (ステップ3)
    式(1008)および(1009)の化合物の混合物を、式(1027):
    の化合物と、溶媒中、塩基およびパラジウム触媒の存在下で組み合わせ、式(4−i−P)および(4−ii−P):
    の化合物の混合物を形成するステップと;
    (ステップ3−1)
    式(4−i−P)および(4−ii−P)の化合物の混合物を、溶媒中、酸の存在下で脱保護し、式(4−i)および(4−ii):
    の化合物またはその塩の混合物を形成するステップと;
    (ステップ4)
    式(4−i)および(4−ii)の化合物またはその塩の混合物を、溶媒中、酸の存在下で加熱し、次いで中和剤の添加によって、化合物(4)を形成するステップと;
    を含む方法。
  43. 化合物(4):
    を製造するための方法であって、
    (ステップ4)
    式(4−i)および(4−ii)
    の化合物またはその塩の混合物を、溶媒中、酸の存在下で加熱し、次いで中和剤の添加によって、化合物(4)を形成するステップを含む方法。
  44. さらに、化合物(4)を酸と組合せ、その塩を形成するステップ(ステップ5)を含む請求項42または43記載の方法。
  45. 化合物(2):
    を製造するための方法であって、
    (ステップ1)
    化合物(1002):
    を、化合物(1001):
    と、トルエン中、100℃で組合せ、化合物(1003)および(1004):
    の混合物を形成するステップと;
    (ステップ2)
    該化合物(1003)および(1004)の混合物を、式(1005):
    の化合物と、THFおよびDCEから選択された溶媒中、ホウ素還元剤の存在下で組み合わせ、化合物(1006)および(1007):
    および
    の混合物を形成するステップと;
    (ステップ2−1)
    式(1006)および(1007)の化合物の混合物を、炭酸ジ−t−ブチルと、溶媒中、塩基の存在下で組み合わせて、化合物(1008)および(1009):
    の混合物を形成するステップと;
    (ステップ3)
    式(1008)および(1009)の化合物の混合物を、式(1024−i)または(1024−ii):
    の化合物と、溶媒中、塩基およびパラジウム触媒の存在下で組み合わせて、式(2−ia−P)または(2−ib−P)、および(2−iia−P)または(2−iib−P):
    の化合物の混合物を形成するステップと;
    (ステップ3−1)
    式(2−ia−P)または(2−ib−P)、および(2−iia−P)または(2−iib−P)の化合物の混合物を、溶媒中、酸の存在下で脱保護し、式(2−ia)または(2−ib)、および(2−iia)または(2−iib):
    の化合物またはそれらの塩の混合物を形成するステップと;
    (ステップ4)
    式(2−ia)または(2−ib)、および(2−iia)または(2−iib)の化合物の、あるいはそれらの塩の混合物を、溶媒中、酸の存在下で加熱し、次いで中和剤の添加によって、化合物(2)を形成するステップと;
    を含み、
    各R20は、独立して、C−Cアルキル、または−O−(C−Cアルキル)である方法。
  46. 化合物(2):
    を製造するための方法であって、
    (ステップ4)
    式(2−ia)または(2−ib)、および(2−iia)または(2−iib):
    または
    の化合物、またはそれらの塩の混合物を、溶媒中、酸の存在下で加熱し、次いで中和剤の添加により、化合物(2)を形成するステップを含み、
    20は、C−Cアルキルまたは−O−(C−Cアルキル)である方法。
  47. さらに、化合物(2)を、酸と組合せ、その塩を形成するステップ(ステップ5)を含む請求項45または46に記載の方法。
  48. 各R20はメチルである請求項45〜47のいずれか1つに記載の方法。
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