JP2008543520A - タンポン - Google Patents
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- A61F13/2051—Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor characterised by the material or the structure of the inner absorbing core
- A61F13/2068—Tampons made from several layers
Abstract
挿入端部(105)及び抜き取り端部(106)と、この抜き取り端部(106)から延在している抜き取り糸(104)とを有するタンポン(101)が開示されており、このタンポン(101)は、多肢のビスコース繊維を備える、繊維状の吸収性タンポン本体(102)を備え、該タンポン本体(102)は、内部コア(108)と、この内部コア(108)を取り囲んでいる外側吸収性構造体(109)とを備え、前記内部コア(108)は前記外側吸収性構造体(109)より密とされている。内部コア(108)は、0〜25重量%の多岐のビスコース繊維を備える繊維混合物からなり、外側吸収性構造体(109)は、30〜100重量%の多肢のビスコース繊維を備える繊維混合物からなる。
Description
本発明は、挿入端部及び抜き取り端部と、この抜き取り端部から延在している抜き取り糸とを有するタンポンに関し、このタンポンは、繊維性の吸収性タンポン本体を備え、該タンポン本体は、内部コアと、この内部コアを取り囲んでいる外側吸収性構造体とを備え、内部コアは前記外側吸収性構造体より密とされている。
膣内使用のための月経用タンポンが知られており、非常に長い間使用されている。タンポンは内部に着用されるので、小型であり、たいていの場合非常に快適に着用できると考えられており、生理用ナプキンのような外部保護具からなる遮蔽用プラスティック支持部材を有していない。
タンポンは通常は繊維から成り、この繊維は通常は、綿繊維のようなセルロース繊維又はビスコースのような再生セルロース繊維である。
いくつかの理由によって、タンポンの製造に対して使用される繊維材料の吸収能力を増加することが重要である。より大きな吸収能力を有する繊維は、タンポンを小さく作ることを可能にする。タンポンを小さく作ることの利点は、削減された材料コスト、小さなタンポンを使用することに対する消費者の好み、及びタンポンのより小さな包装に対する節約及び消費者の嗜好である。
より高い吸収性を有する繊維に対する要求に応えるために、多肢の(multi−limbed)再生セルロース繊維が開発された。多肢のビスコース繊維は、3つ以上の丸い突出部又は肢を有する断面を有し、対応する無肢の(non−limbed)ビスコース繊維より高い吸収性を有することが知られている。三角形状の断面と改善された吸収性とを有するビスコース繊維の1つの例が特許文献1に開示されている。しかしながら、多肢の再生セルロース繊維は、タンポンの剛性を確保する状態に容易に圧縮することができないので、既存のタンポンの生産における直接的な使用にはあまり適していないことが証明された。操作及び膣空洞部内へのつぶれることのない挿入を容易とするために、タンポンは所定の剛性を有する必要がある。複数の丸い突出部を有する繊維の過剰な圧縮は、繊維の効果的な吸収能力を比例的に減少させることがわかっている。よって、圧縮の問題が解決されたとしても、材料の吸収能力が犠牲とされてしまう。
安定性の問題を解決する最も簡単かつ既存の方法は、高吸収能力を有する複数の丸い突出部を有する繊維と、無肢のビスコース繊維とを混合し、製品の安定性を取り戻すことである。この場合にも、このことは吸収能力の問題を犠牲としている。特許文献2、特許文献3、特許文献4、及び特許文献5は、複数の丸い突出部を有する繊維と突出部のない繊維との混合物を備えるタンポンのコア、及びこのタンポンのコアの製造法を開示している。
国際公開第2004/085720号パンフレット
米国特許出願公開第2004/00184号明細書
米国特許出願公開第2003/0229328号明細書
国際公開第01/43679号パンフレット
国際公開第2004/000184号パンフレット
国際公開第94/15565号パンフレット
米国特許第5592725号明細書
米国特許出願公開第2002/0151859号明細書
米国特許第6310269号明細書
国際公開第97/23185号パンフレット
欧州特許第611562号明細書
よって、本発明の目的は、改良された吸収性を有するが、依然として十分な剛性を有し、タンポンの取り扱いと挿入を容易とする膣用タンポンを提供することである。
本発明のさらなる目的は、柔らかい表面と良好な膨張特性を有する膣用タンポンを提供することである。
本発明は、多肢のビスコース繊維を供えるタンポンを提示しており、このビスコース繊維は、多肢のビスコース繊維を含む既に知られているタンポンより良好に使用される。このタンポンは、0〜25重量%の多肢のビスコース繊維を備える繊維混合物から作られた内部コアと、30〜100重量%の多肢のビスコース繊維を備える繊維混合物から作られ、内部コアを取り囲んでいる外側吸収性構造体とを有している。
内部コアは外側吸収性構造体より圧縮されているとともに、外側吸収性構造体より良好に圧縮を維持している。好ましくは、内部コアは、無肢のビスコース繊維のような、高度に圧縮性を有するとともに圧縮状態を維持する材料から主に作られている。しかし、綿繊維、セルロースパルプ、ピートモスなどのような代替的な容易に圧縮できる材料を単独で、又は組み合わせて使用することができる。また、熱可塑性粒子又は熱可塑性結合繊維のような結合材を含む結合された繊維材料を使用することも考えられる。内部コアは、合成繊維のような非吸収性の材料を含むこともでき、完全に非吸収性であるか、又は少しの吸収性しか持たないようにすることもできる。しかし、大抵の目的のためには、内部コアは吸収性を有していることが好ましい。
外側吸収性構造体は、比較的大きな比率の多肢のビスコース繊維を含んでいる。外側吸収性構造体は内部コアより低密度である。このことは、外側吸収性構造体が内部コアより柔らかく、より多くの空孔を有することを意味する。好ましくは外側吸収性構造体は、接着剤又は熱可塑性繊維若しくは粒子のような結合材を有さず、構成繊維の機械的からまりによって、及び水素結合によってのみ結合されている。
好適な多肢のビスコース繊維は、商標Galaxyの下でKelheimによって提供されている、3肢の(trilobal)繊維である。この繊維は好ましくは、少なくとも3つの肢を有する短繊維であり、Y字状、X字状、H字状、又はT字状の断面を有するが、対称のY字状が好ましい。
内部コアが外側吸収性構造体よりも圧縮されているか、又は少なくとも密であることにより、タンポンは必要な剛性を有し、把持しやすく、塊になることも折れ曲がることもなく膣腔の中に挿入しやすい。さらに、あまり密でない外側吸収性構造体は主な吸収能力を提供する。外側吸収性構造体における低い密度と、多肢のビスコース繊維の膨張特性とは、最初の迅速な月経血の吸収を確保するとともに、タンポンの外側部分を、挿入時及び使用時の両方において柔らかく、快適にする。内部コアは、0〜25重量%の多肢のビスコース繊維と、75〜100重量%の無肢のビスコース繊維との混合物を備えることができる。タンポン本体は100重量%のビスコース繊維から作ることができ、又は結合材、超吸収体、及び非吸収性の繊維のような追加的な構成要素を備えることができる。繊維の濡れ性及び/又は製造性を改良するための、繊維の表面に付加されるすべての化学的手段は繊維の重量に含まれる。
多肢のビスコース繊維は、好ましくは少なくとも5g/gの、好ましくは少なくとも5.5g/gの吸収能力を有している。
内部コアは、好ましくは0.40〜0.60g/cm3、より好ましくは0.50〜0.55g/cm3の密度を有している。外側吸収性構造体は、好ましくは0.30〜0.45g/cm3、より好ましくは0.35〜0.40g/cm3の密度を有している。
本発明の好ましい実施形態によれば、内部コアと外側コアとの両方が吸収性を有しており、内部コアは少なくとも3.5g/g、好ましくは少なくとも4g/gの吸収能力を有し、外側吸収性構造体は少なくとも5g/g、好ましくは少なくとも5.5g/gの吸収能力を有している。
内部コアは、好ましくは、無肢のビスコース繊維、綿繊維、又はセルロースプラフ繊維のような無肢のセルロース繊維から主に作られており、外側コアは、好ましくは、多肢の再生セルロース繊維から主に作られている。よって、内部コアは少なくとも80%の無肢のセルロース繊維を備えることができ、外側吸収性構造体は少なくとも80%の多肢のビスコース繊維を備えることができる。
外側吸収性構造体が半径方向に圧縮され、少なくとも3つの長手方向に延在する溝部と、これら溝を分離する少なくとも3つの長手方向に延在する隆起部とを有することが有益である。
本発明によるタンポンは、吸収性本体の表面に配置された液体透過性のカバーシートを設けられても良い。カバーは好ましくは膣腔内の粘膜に対する摩擦が少ない材料からなる。タンポンは、好ましくは略円筒形状の形状を有し、丸められた挿入端を有することができる。カバーシートは、タンポンの長さだけを覆い、1方の又は両方の端部がカバー材に覆われないようにすることができる。代替的に、吸収性本体は、液体透過性のカバーによって完全に覆われることもでき、又は挿入端若しくは引き抜き端だけを覆われることもでき、又はその両方を覆われることもできる。カバーシートはタンポンの挿入と取り出しを容易化し、繊維残りを防止する。好適なカバー材は不織材、網、及び有孔のプラスティックフィルムを含む。カバー材は親水性であっても疎水性であっても良い。親水性のカバー材は、親水性の表面処理を有するポリマー材とすることができる。また、本来は親水性であり吸収性に優れるカバー材又は吸収性に劣るカバー材を使用することも可能である。通常は、少なくとも所定の吸収能力を有するカバー材を使用し、液体をカバーシート中に保持し、膣開腔中の粘膜の乾燥を回避することが望ましい。
また、タンポンの表面を、油、ワックス、又はその種のもののような摩擦減少手段で処理することもできる。
漏れに対する安全性を改良するために、液体遮蔽材をタンポンの抜き取り端に配置することができる。遮蔽材は、例えば熱可塑性の材料のコーティング又はワックスといったコーティングとすることができ、又は抜き取り端を越えて延在するカバー材中の熱可塑性構成要素の熱融着によって設けることができる。
タンポン本体の2つの部分は、同時に形成し、圧縮することができる。特定の圧縮力が適用された後に、内部コアは外側吸収性構造体より強い圧縮状態に維持される。外側吸収性構造体の大部分を作る多肢の繊維の弾性力及び低い繊維と繊維との摩擦は、外側吸収性構造体をそれほど圧縮されていない状態まで弾性によって戻す。タンポン本体は、カーディド繊維の第2のバンドが重ねられたカーディド繊維の第1のバンドからなるタンポンブランクを形成することによって作ることができる。随意的に、タンポンブランクはカーディド繊維の第2のバンドに取り付けられた一片のカバー材を含む。第1及び第2のバンドと、カバー材とは、好ましくは熱可塑性の接着結合材、ラテックス結合材により、溶着によって、又は、単に圧縮と水素結合とによって、互いに対して取り付けられている。繊維複合体は次いで、ロールの内側の第1の繊維バンド及び外側の第2の繊維バンドとともに丸められ、第1の繊維バンドは内部コアを形成し、第2の繊維バンドは外側吸収性構造体を形成する。カバーがブランクに取り付けられている場合には、カバーは外側吸収性構造体の外側に巻かれている。抜き取り用の紐は、ロール中の1つ以上の層の間に巻かれることによってロール中の内部に固定することができる。ブランクを丸めた後に、結果的な綿球は半径方向に圧縮され、最終的なタンポン本体を形成する。
内部吸収性コアと外側吸収性構造体との間の摩擦力を増加するために、内部吸収性コアは、内部吸収性コアの外側部分において、内部吸収性コアの内側部分より高濃度の多肢のビスコース繊維を有することができる。タンポン本体の構成要素間の摩擦力を増加することによって、内部に巻かれた抜き取り用紐がタンポン本体の層間から滑り出る危険を減少させる。
カバーは、タンポン本体が形成されるのと同時にタンポンに適用される必要はない。よって、円筒状のタンポン本体を形成し、このタンポン本体の圧縮の前若しくは後にカバーを適用することが考えられる。
同様に、抜き取り用紐はタンポンが形成された後にタンポン本体に取り付けることができる。
タンポンは、抜き取り端に漏れ保護遮蔽材を有して設けられる。このような遮蔽材を達成する1つの方法は、特許文献6に開示されているように、タンポンの抜き取り端を軸方向に圧縮し、同時に抜き取り端を越えて延在するカバー中の熱可塑性材料を溶融することによる。
代替的に、タンポン本体は、外側吸収性構造体を内部コアに適用し結果的なタンポン綿球を圧縮するのではなく、最初に形成を行い、内部コアを圧縮することによって作ることができる。
タンポン本体の圧縮は、例えば特許文献7、特許文献8、特許文献9、特許文献10、特許文献11、特許文献2、又は特許文献4に開示されているように作ることができる。これら圧縮方法によって、結果的にタンポン本体は長手方向に延在するリブと溝とを外側表面に有する。
本発明は、添付の図面に示された図を参照して以下に詳細に記述される。
図1及び図2に示すタンポン101は、液体透過性カバー103中に完全に収容され、2つの抜き取り用紐104を有して設けられた吸収性本体102を備えている。タンポン101は、丸い挿入端105と抜き取り端106とを有する細長い略円柱状の形状を有している。抜き取り用紐104は抜き取り端106から突出している。
吸収本体102は層状の吸収性繊維構造体であり、略円柱状形状に圧縮されている。業界において一般的であり、図1に示すように、タンポンには、圧縮された溝107によって分離された長手方向に延在する隆起部116が設けられており、この溝はタンポンの長さに沿って液体を分散させる。
本発明によれば、吸収性本体は、内部コア108と、このコアを放射状に取り囲んでいる外側吸収性構造体109とを備えている。内部コアは外側コアよりも密であり、タンポンに十分な剛性を付与し、タンポンを丸まったり折れ曲がったりすることなく膣腔内に容易に挿入することを可能としている。コア108は、圧縮可能な繊維から主に作られており、圧縮後には少なくともタンポンが乾いている限り、その圧縮された状態を維持する。
内部コア108に対して好適な材料は、無肢のビスコース、綿、及びセルロースフラフパルプのようなセルロース繊維である。内部コア108は、多肢のビスコース繊維の重量の最大25%までの限られた量の多肢のビスコース繊維を備えることができる。多肢のビスコース繊維は、内部コア108の別の成分と略均一に混合することができるか、又はコア108の外側周縁のようなコア108の所定の部分に濃縮することができる。また、内部コア108は、熱可塑性繊維又は粒子のような結合材を備えることができる。内部コア108は吸収性を有していることが好ましいが、内部コアに対して非吸収性の材料、又は限られた吸収度のみを有する材料を使用することも考えられる。よって、内部コア108の主な機能がタンポンに剛性を付与することであるところに適用する場合には、内部コアはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、又は2成分繊維のような熱可塑性の融合繊維の集合体とすることができる。
外側吸収性構造体109は、30〜100重量%の多肢のビスコース繊維を備える繊維混合物から作ることができる。多肢のビスコース繊維は、少なくとも3つの肢又は突起を有する断面を有するビスコース繊維である。有用な多肢の繊維の1つの例は、KelheimによってGalaxyの商標で提供されている3つの肢を有する繊維である。多肢の繊維は好ましくは、少なくとも3つの肢を有し、Y形状、X形状、H形状、又はT形状の断面形状を有することができる短繊維であるが、図3に示す対照的なY形状が好ましい。
多肢の繊維は、無肢のビスコース繊維、綿繊維及びフラフパルプのようなセルロース繊維と同様の圧縮敏感性を有することはない。多肢のビスコース繊維を主に備える繊維集合体を圧縮すると、繊維はあまり圧縮されていない状態に戻ろうとし、より圧縮性を有する繊維を使用する場合よりも小型にならない。この膨張して戻る効果は、主に無肢の繊維より剛性があり、かつ弾力のある繊維に依存していると考えられる。しかし、繊維上のスピンコートの量及びタイプもまた繊維の弾力性及び圧縮性に影響することがわかっている。
多肢のビスコース繊維の減少した圧縮可能性は、多肢のビスコース繊維の、対応する無肢のビスコース繊維に比べて大きな吸収能力に直接的に関連している。また、減少した圧縮可能性は、タンポンの外側表面の柔らかさにとって有益であり、タンポンに到達する液体を迅速に捕捉する多孔構造を提供する。さらに、多肢のビスコース繊維は優れた膨張特性を有し、タンポンが膣空間に順応し、液体の流れを止め、よって漏れの危険を減少させることを確実にする。吸収性の繊維及び非吸収性の繊維に加え、吸収性本体102は、超吸収物質として知られているポリマーのゲル状物質及びバクテリア抑制剤又は他の化学的に活性な添加剤を備えることもできる。
カバー103はいずれの好適な非吸収性の液体透過性材料とすることができる。好ましくはカバー103は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ビスコース、2成分繊維又は他のいずれの好適な繊維材からなるスパンボンド、カーディド、又はスパンレースのウェブとすることができる不織材である。しかし、有孔のプラスティックフィルム、成形された網若しくは織られた網、又は同様の有孔の材料も使用することができる。示された実施形態においては、カバー103は吸収性本体102を完全に収容している。しかし、カバー103は無くても、又は吸収性本体102の一部分のみの上に適用されても良い。技術的な理由によって、カバー103をタンポンのまっすぐな円柱状部分だけに、端部105、106をカバー材が無い状態にして適用することが通常である。カバーを一方の、若しくは両方の端部にのみ適用することも考えられる。カバーは潤滑剤又は同様のもので処理し、挿入を容易化することができる。
抜き取り用紐104は、高い引っ張り強度を有する材料から作られ、吸収性本体102の層間の内部に輪状にされることにより、又は吸収性本体102及び/又は液体透過性カバー103に溶着、糊付け、又は縫い付けられることにより、タンポン本体に強固に取り付けられている。抜き取り用紐104は吸収性を有するべきではなく、又はいずれの芯状に感じられる機能を有するべきではない。図1に示す実施形態においては、抜き取り用紐104は、タンポン本体102の層間の内部に固定されており、タンポンの抜き取り端106から2つの端部を有して突出している。代替的かつ通常使用される、タンポン本体に輪状の紐を固定する方法は、突出している端部を結び目に結ぶことによるものである。
図4には、本発明に従ってタンポンを形成するために使用されるタンポンブランク401が示されている。タンポンブランク401は、第1の繊維ウェブ又はバンド408と第2の繊維ウェブ又はバンド409とを備えている。完成した、圧縮されたタンポンにおいては、第1のバンド408は内部コアを形成し、第2のバンド409は外側吸収性構造体を形成する。したがって、それぞれのバンドの繊維成分は、図1及び2に関して上記に開示されたとおりである。バンドはカーディド短繊維から作ることができ、又は乾式、メルトブローン、湿式などのような別の技術によって形成することができる。図4に示すように、バンド408、409は同じ幅とすることができる。また、バンド408、409が異なる幅を有することも考えられる。よって、タンポンが、丸い又はテーパ状の一方の又は両方の端部を付与されることが望ましい場合には、第1のバンド408を第2のバンドより幾分狭く作ることが有益である。代替的に、抜き取り用紐をタンポン中に固定する目的のために望ましい場合には、第1のバンド408は第2のバンド409より広く作ることができる。
第1のバンド408は第2のバンド上に載置され、第2のバンド409の端部の一部分に重なっている。さらに、バンド408、409は、重なっている領域410において互いに取り付けられている。取り付けは、複数の結合点411として示されている。取り付けは、熱貼り合わせ(hot calandering)、熱圧着(thermobonding)、水流交絡法、縫製、接着剤のスプレーによるなどのような好適ないずれかの方法で行うことができる。取り付けは、図4に示すような小さい結合部によって作ることができるか、連続的な結合部とすることができる。
カバーシート403は、第2の繊維バンド409の対向する端部に重なるように配置されている。カバーシート403は、融着413によって第2の繊維バンド409に、重なっている領域412において取り付けられている。第1のバンド408と第2のバンド409との間の取り付けと同様に、カバーシート403の第2の繊維バンド409への取り付けは、いずれの好適な方法でいずれの好適な結合パターンで行うことができる。しかし、従来のカバー材は、カバーを第2の繊維バンド409に溶着するために使用される比較的大きな比率の熱可塑性の材料を備えていることが多い。
カバーシート403は、第1の繊維バンド408及び第2の繊維バンド409より広く、バンド408,409の両側に延在する部分414を形成している。図5及び図6は、圧縮されていないタンポンの中に巻き込まれ、カバー403を取り付けられたタンポンブランク401を示している。カバーシート403の延在部分414は、タンポンの両端部405、406においてタンポンの内部に押し込まれている。図5には、圧縮されていないタンポンは抜き取り用紐404を備えているように示されている。しかし、抜き取り用紐の取り付けは、図には示されていない。タンポン本体の層間で内部に輪を作ることによって固定された抜き取り用紐を有する複数の実施形態においては、第1のバンドの内部よりもその表面において多肢の繊維の濃度を高くすることが有利である。多肢のビスコース繊維に使用されるスピンコーティング仕上げの効果として、多肢の繊維は高い摩擦を示し、よって抜き取り用紐が層間でより滑らないようにしている。
図6に最も良く示されているように、丸められたタンポンは内部空洞415を有し、この内部空洞の中にカバーシート403の延在部分414が押し込まれている。第1の繊維バンド408は内部筒状ロールを形成し、第2の繊維バンド409はこの内部ロールの外側表面上に巻きつけられている。カバーシート403は、丸められたタンポンブランクを収容するように第2の繊維バンド409の外側に巻きつけられている。
上述のように、本発明によるタンポンを生産する多くの方法がある。例えば、内部コアを別々の生産ステップにおいて形成し、予備圧縮することが可能である。生産方法に依存して、複数の層間の取り付けは無くても良く、又ここで記載されたのとは異なる場所でなされても良い。
本発明は、この明細書中に開示されている実施形態に限られない。したがって、さらなる変形が特許請求の範囲の技術的範囲の中で考えられる。
101・・・タンポン
102・・・吸収性タンポン本体
103・・・液体透過性カバー
104・・・抜き取り糸
105・・・挿入端部
106・・・抜き取り端部
107・・・溝
108・・・内部コア
109・・・外側吸収性構造体
116・・・隆起部
401・・・タンポンブランク
408・・・第1のバンド
409・・・第2のバンド
102・・・吸収性タンポン本体
103・・・液体透過性カバー
104・・・抜き取り糸
105・・・挿入端部
106・・・抜き取り端部
107・・・溝
108・・・内部コア
109・・・外側吸収性構造体
116・・・隆起部
401・・・タンポンブランク
408・・・第1のバンド
409・・・第2のバンド
Claims (11)
- 挿入端(105)と、抜き取り端(106)と、該抜き取り端(106)から延在する抜き取り用紐(104)とを有するタンポン(101)であって、
該タンポン(101)は、多肢のビスコース繊維を備える繊維性の吸収性タンポン本体(102)を備え、該タンポン本体(102)は内部コア(108)と、該内部コア(108)を取り囲む外側吸収性構造体(109)とを備え、前記内部コア(108)は、前記外側吸収性構造体(109)より高い密度を有するタンポンにおいて、
前記内部コア(108)は、0〜25重量%の多肢のビスコース繊維を備える繊維混合物から作られ、前記外側吸収性構造体(109)は、30〜100重量%の多肢のビスコース繊維を備える繊維混合物からなることを特徴とするタンポン。 - 前記内部コア(108)は、0〜25重量%の多肢のビスコース繊維の混合物を備え、前記外側吸収性構造体(109)は、75〜100重量%の無肢のビスコース繊維を備えることを特徴とする請求項1に記載のタンポン。
- 前記多肢のビスコース繊維は、少なくとも5g/g、好ましくは少なくとも5.5g/gの吸収能力を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のタンポン。
- 前記内部コア(108)は、0.40〜0.60g/cm3の、好ましくは0.50〜0.55g/cm3の密度を有し、外側吸収性構造体(109)は、0.30〜0.45g/cm3、好ましくは0.35〜0.40g/cm3の密度を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のタンポン。
- 前記内部コア(108)は、少なくとも3.5g/g、好ましくは少なくとも4g/gの吸収能力を有し、外側吸収性構造体(109)は、少なくとも5g/g、好ましくは少なくとも5.5g/gの吸収能力を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のタンポン。
- 前記内部コア(108)は少なくとも80%の無肢のセルロース繊維を備え、前記外側吸収性構造体(109)は少なくとも80%の多肢のビスコース繊維を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のタンポン。
- 前記外側吸収性構造体(109)は、少なくとも3つの長手方向に延在する溝(107)と、該溝(107)を分離している少なくとも3つの長手方向に延在する隆起部(116)とを有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のタンポン。
- 液体透過性カバーシート(103)が、前記吸収性タンポン本体(102)の表面に配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のタンポン。
- 前記吸収性本体は、前記液体透過性カバーシート(103)によって完全に覆われていることを特徴とする請求項8に記載のタンポン。
- 液体遮蔽部材が前記タンポンの前記抜き取り端(106)に配置されていることを特徴とする請求項8又は9に記載のタンポン。
- 前記内部コア(108)は前記外側吸収性構造体(109)と接触している外側部分を有し、前記内部吸収性コア(108)の前記外側部分では前記内部吸収性コア(108)の内部部分より多肢のビスコース繊維の濃度が高いことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のタンポン。
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