JP6128845B2 - 生理用タンポン - Google Patents

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Description

この発明は、生理用タンポンに関する。
従来、生理用タンポンは周知であり、公知でもある。例えば、特開昭57−160458号公報(特許文献1、JP1982−160458A)に記載の生理用タンポンは、タンポンとひもとを有するものであって、タンポンが帯状綿層によって形成されていて、その綿層が渦巻円筒状体に巻き重ねられるとともに、円筒状体の径方向へ圧搾されている。そのタンポンには、それを膣腔から抜き取るためのひもが取り付けられている。
特開平3−109067号公報(特許文献2、JP1991−109067A)には、生理用ナプキン等の吸収性物品における吸収体として使用することのできるセルロース系スポンジ圧縮体が記載されている。この場合のセルロース系スポンジとは、セルロース骨格を有する材料のスポンジを意味している。このようなスポンジには、セルロース自体からなるスポンジの他に、セルロース誘導体、例えばビスコースやセルロースエーテル類、セルロースエステル類等からなるスポンジ、あるいはそれらの混合物からなるスポンジがある。
特開2007−105217号公報(特許文献3、JP2007−105217A)には、吸収性物品およびその製造方法に係る発明が記載されている。その吸収性物品は、親水性発泡体を有する吸収体を備えている。親水性発泡体は、水および/または多価アルコールを60−600質量%含んだ状態で使用される。親水性発泡体には、特許文献2に記載のセルロース系スポンジの他に、ピートモス等の親水性多孔繊維を積層し、圧縮した親水性多孔体シート、親水化処理を施したウレタン系フォーム、親水化処理を施したエチレン酢酸ビニル共重合体フォーム、親水化処理を施したポリオレフィンフォームまたはメラミン樹脂フォームがある。
また、特開2007−197649号公報(特許文献4、JP2007−197649A)には、生理用タンポンやおむつに使用可能であって柔軟性のある多糖物質からなるスポンジが記載されている。そのスポンジは、多糖物質のビスコース溶液または銅アンモニウム溶液、または有機溶剤溶液に、水溶性高分子を混合し、凝固した後、熱処理し、さらに凍結乾燥することによって製造することのできるものである。多糖物質には、セルロースまたはその誘導体、キチンまたは脱アセチル化キチンまたはその誘導体、セルロースとキチンの混合物またはセルロースと脱アセチル化キチンの混合物がある。
特開昭57−160458号公報(JP1982−160458A) 特開平3−109067号公報(JP1991−109067A) 特開2007−105217号公報(JP2007−105217A) 特開2007−197649号公報(JP2007−197649A)
生理用タンポンにおいて、綿層が圧搾された状態にあるタンポンは、膣腔に挿入されて体液を吸収すると膨潤して膣壁を圧迫し、生理用タンポンの使用者に不快感を与えるということがある。
セルロースやセルロース誘導体等の多糖物質で形成されたスポンジは、それを生理用タンポンにおけるタンポンとして使用したときに、体液を吸収しても著しく膨潤するということがない。しかしながら、これらのスポンジは、引っ張る力や引き裂く力、曲げる力、ねじる力等に対しての抵抗力が一般的に低く、そのスポンジで形成されたタンポンは、ひもを使用して膣腔から抜き取るということが難しい。
この発明は、液吸収性のスポンジで形成されたタンポンを膣腔から抜き取ることができるように改良を施された生理用タンポンの提供を課題にしている。
前記課題を解決するためにこの発明が対象とするのは、膣腔に挿入されるタンポンと、前記タンポンを前記膣腔から抜き取るための抜き取りひもとを有する生理用タンポンである。
この生理用タンポンにおいて、この発明が特徴とするところは、前記タンポンが、幅方向と、板状の液吸収性のスポンジで形成された吸収体と、前記吸収体の全体を被覆する液透過性のシート材料によって形成された被覆材とを有し、前記抜き取りひもが、前記タンポンの前記幅方向の中央部において前記幅方向と交差する方向へ延び、かつ、前記シート材料に縫合されており、前記吸収体は、前記幅方向において2つに切断されていることにある。
この発明の実施態様の一つにおいて、前記シート材料が熱可塑性合成繊維で形成された不織布および熱可塑性合成樹脂で形成された開孔フィルム、熱可塑性合成樹脂で形成されたネットのいずれかである。
この発明の実施態様の他の一つにおいて、前記シート材料の通気抵抗値は、0.005−0.035KPa・s/mの範囲にある。
この発明の実施態様の他の一つにおいて、前記被覆材は、前記吸収体を包被するように折り曲げられて重ねられた状態において、前記吸収体の前記交差する方向の外側において、前記幅方向へ延びる一対の接合部位を介して接合されており、前記抜き取りひもが、前記接合部位において縫合されている。
なお、この発明において、液吸収性または液透過性というときの液は、経血、尿、生理食塩水、蒸留水、水道水、人工経血、人工尿等の液または液状物質を意味している。また、この発明において、人工経血や人工尿の組成に、格別の規定はない。
この発明に係る生理用タンポンは、液吸収性のスポンジで形成された吸収体とそれを被覆するシート材料とによってタンポンが形成されている。抜き取りひもは、そのシート材料に対して取り付けられている。膣腔からシート材料を抜き取るようにそのひもを引っ張れば、シート材料とともにスポンジである吸収体を抜き取ることができるので、膣腔に挿入したタンポンを確実に抜き取ることができる。
この発明に係る生理用タンポンの一例を示す図。 図1の生理用タンポンを作る手順の一部を示す図。 図2と同様な図。 実施態様の一例を示す図1と同様な図。 図4の生理用タンポンを作る手順の一部を示す図。 生理用タンポンを作るときの手順を(a),(b),(c)によって示す図。 図6の生理用タンポンとは異なる態様の生理用タンポンにおけるシート材料の状態を(a),(b)によって示す図。 図7の生理用タンポンとは異なる態様の生理用タンポンを作るときの手順を(a),(b)によって示す図。 試験治具の斜視図。
添付の図面を参照してこの発明に係る生理用タンポンの詳細を説明すると、以下のとおりである。
図1は、この発明に係る生理用タンポン1の斜視図である。生理用タンポン1は、タンポン2と抜き取りひも3とを有する。タンポン2は、ロール形状に作られていて、ロール形状の端面8は渦巻状を呈している。そのタンポン2における最外層6の外端部17は、最外層6と重なる内層7に対して複数の部位19において剥離不能に接合されている。ひも3は、タンポン2における径方向の中心部分からロール形状であるタンポン2の軸方向Cへ延びている。その軸方向は、膣腔(図示せず)に挿入されるタンポン2の抜き取り方向である。
図2,3は、図1の生理用タンポン1におけるタンポン2を作るための手順を示す図である。図2において、液吸収性のスポンジで形成された矩形の板状体である吸収体12が液透過性のシート材料で形成された被覆材13によって覆われて、これら吸収体12と被覆材13との複合体14が形成されている。複合体14は、長さ方向Aに内端部16と外端部17とを有し、内端部16では被覆材13の外側からひも3が長さ方向Aに直交する幅方向Bへ延びるように掛け回されている。幅方向Bは、図1における軸方向Cに一致している。図3において、複合体14は、図1のロール形状のタンポン2を形成することができるように、内端部16から外端部17に向かって渦巻状に巻かれる。巻かれた後には、ロールの最外層6となって現われる外端部17を部位19において内層7(図1参照)に対して接合する。最外層6と内層7との接合には、被覆材13に対する加熱下でのエンボス加工等の接合手段を使うことができる。
このようにして形成される図1の生理用タンポン1では、タンポン2が膣腔に挿入され、板状体であったスポンジがロール形状に変形している状態の吸収体12が体液を吸収し、その体液の膣腔からの流出を阻止する。ひも3は、膣腔から延出するもので、それを引っ張ることによってタンポン2を膣腔から抜き取ることができる。吸収体12は、液吸収性のスポンジによって形成されるのであるが、この発明は、スポンジを形成する材料を特に限定するものではない。スポンジには、例えば特開平3−109067号公報(JP1991−109067A)に記載のスポンジや特開2007−105217号公報(JP2007−105217A)に記載の親水性発泡体、特開2007−197649号公報(JP2007−197649A)に記載のスポンジを使用することができる。スポンジにはまた、ポリウレタン等で形成された液吸収性フォームも含まれる。これらのスポンジは、5−200μm程度の孔径と、0.01−0.1g/cm程度の密度を有するものであることが好ましい。孔径は、スポンジの断面を走査型電子顕微鏡で20−50倍に拡大して観察することによって知ることができる。密度を求めるには、スポンジに圧を加えることなくスポンジの寸法を測定する。これらのスポンジは、引張り強度や引裂き強度等の機械的強度に優れているものとはいい難いのであるが、この発明において、そのスポンジは、被覆材13によって覆われた状態で使用され、抜き取りひも3はその被覆材13に対して取り付けられていることによって、抜き取りひも3を引っ張るときの力がスポンジに直接作用するということがなく、生理用タンポン1を抜き取るときに、ひも3でスポンジを損傷するということがない。
このように作用する被覆材13には、熱可塑性合成繊維で形成された不織布や熱可塑性合成樹脂で形成された開孔プラスチックフィルム、熱可塑性合成樹脂で形成されたネット等のシート材料を使用することができる。不織布であれば、例えば繊度が0.1−5dtexの範囲にある熱可塑性合成繊維で形成され、単位面積あたりの質量が8−35g/mの範囲にあるスパンボンド不織布やスパンレース不織布を、好ましくは親水化処理した状態で使用することができる。熱可塑性合成繊維はフィラメントであっても、ステープルであってもよいが、被覆材13においての繊維の毛羽立ちや繊維の脱落を防ぐためには、フィラメントであることが好ましい。また、フィラメントを使用すれば、ステープルを使用する場合に比べ、被覆材13において存在する熱可塑性合成繊維の末端部分の数を減少させることが可能であり、その末端部分によって皮膚を刺激するという問題の発生を抑えることができる。タンポン2の部位19(図1参照)において最外層6と内層7とを加熱下でのエンボス加工によって接合する場合には、熱可塑性合成繊維として、鞘成分がポリエチレンであって、芯成分がポリエステル、ナイロン、またはポリプロピレンである複合繊維を使用すると、エンボス加工を低温かつ短時間で済ませることが可能になる。スポンジで形成された吸収体12は、それに引っ張る力や曲げる力、ねじる力等が作用したときに容易に破断してスポンジの小片を生じるということがある。膣腔に挿入されているときの吸収体12からそのような小片が生じても、被覆材13は、生理用タンポン1を抜き取った後に、その小片が膣腔内に残ることがないように作用するものであることが好ましい。そのような被覆材13には、通気抵抗値が0.005−0.035KPa・s/mの範囲にある不織布や開孔プラスチックフィルム、ネット等のシート材料を使用することが好ましい。通気抵抗値が0.005KPa・s/m未満であるシート片はスポンジの小片の通過する可能性が高く、通気抵抗値が0.035KPa・s/mを越えるシート片は経血の透過に時間がかかるようになるので好ましいものではない。通気抵抗値は、カトーテック(株)製のKES−F8−AP1通気性試験機、またはそれと同等の試験器によって測定される値である。なお、被覆材13は、体液を吸収して膨潤しようとするタンポン2の動きを拘束することがないように伸長可能であるか、または弾性的な伸長と収縮とが可能なものであることが好ましい。
生理用タンポン1における抜き取りひも3の引張強度およびひも3と被覆材13との取り付け強度は、体液を吸収して膨潤した状態にあるタンポン2を膣腔から確実に抜き取ることができるだけの強度を有していなければならない。その強度は、後記する試験方法(図9参照)において、30N以上であることが好ましい。そのためのひも3には、例えば20番手(cotton count)のポリエステル糸を5−10本撚り合わせたものを使用することができる。ちなみに、20番手のポリエステル糸の繊度は29.527TEXであり、8本のポリエステル糸で形成された抜き取りひも3の繊度は29.527TEX×8本=236TEXである。
図4,5は、実施態様の一例を示す図1,2と同様な図である。図4における生理用タンポン1では、タンポン2における最外層6の外端部17がシーリング用シート片10を介して内層7に対して固定されている。シート片10は不織布や熱可塑性合成樹脂の開孔フィルム等で形成されていて、透液性のものである。抜き取りひも3は、図1の生理用タンポン1と同じ態様でタンポン2に取り付けられている。図5において、吸収体12が被覆材13によって覆われている。被覆材13では、吸収体12の長さ方向Aへ延びる縁部13aと13bとが重なり合っている。吸収体12を被覆する前のシーリング用シート片10は、仮想線で示されているものであって、長さ方向Aの両端部には、粘着材を塗布された第1シーリング域10aと第2シーリング域10bとを有する。吸収体12と被覆材13との複合体14では、重なり合う縁部13a,13bに対して、図の下方からシート片10が押し当てられて、縁部13aと13bとが分離することがないように一体化されている。複合体14は抜き取りひも3が掛け回された後に、図2における複合体14と同様に渦巻き状に巻かれてロール状のタンポン2となる。そのタンポン2では、内層7(図4参照)に対してシート片10の第2シーリング域10bが押し当てられて図4の生理用タンポン1となる。このように、シート片10を使用する生理用タンポン1では、それを製造する過程において、シート片10によって被覆材13の縁部13a,13bを一体に保つことができるので、生理用タンポン1の製造が容易になる。
図1,4に例示の生理用タンポン1は、径と長さとの比が1:2から1:10の範囲にある細長い円柱状のタンポン2を採用する場合に好適なものである。なお、このときの径と長さとは、渦巻き状になっている吸収体12に対して測定される寸法を意味している。
図6では、図1の生理用タンポン1とは異なる態様にある生理用タンポン1を作るときの手順が(a),(b),(c)によって示されている。図6の(a)では、液吸収性のスポンジで形成された複数の吸収体12が重ねられた後に、この吸収体12がシート材料である不織布で形成された被覆材13によって覆われる。被覆材13は内端部16と外端部17とが重なり合い、縁部21どうしおよび縁部22どうしも重なり合っている。図6の(b)では、重なり合う縁部21どうしおよび重なり合う縁部22どうしがそれぞれの部位23,24において接合されて、タンポン2が形成される。図6の(c)では、タンポン2の幅方向W1の中央部に対して、タンポン2の外側から、幅方向W1と交差する方向W2へ延びる幅の広い抜き取りひも3が取り付けられて生理用タンポン1が形成される。ひも3は、縫い糸26を使用して、タンポン2に縫い付けることによって取り付けられている。図6の(c)において、引き裂き強度等の機械的強度が低いスポンジで形成された吸収体12は、ひも3を縫い付ける作業を進める間に、縫い針(図示せず)や縫い糸26の作用によって幅方向W1において二つに切断されている。そのような吸収体12は、切断されることによって生じた切断面27からも体液を吸収することができる。ただし、この発明において、図6の(a),(b),(c)を経て作られる生理用タンポン1は、吸収体12が図6の(c)に例示の如く切断されることを必須とするものではなく、吸収体12が切断されていないものであってもよい。図示例のひも3には、例えば10番手のポリエステル糸6本と、10番手の綿糸8本とを撚り合わせて得られる繊度が約827TEXであり、引張強度が120Nであるひもを使用し、縫い糸26には40番手の綿糸3本を撚り合わせて得られる引張強度が9Nの糸を使用することができる。
図7もまた、実施態様の一例である生理用タンポン1を示す図である。図の生理用タンポン1は、吸液性スポンジで形成された柱状の吸収体12と、透液性の不織布で形成された袋状の被覆材13とによってタンポン2が形成されている。袋状の被覆材13は、一枚の不織布を二つに折り重ね、図示された部位31においてその不織布どうしが溶着することによって、または縫合されることによって接合している。被覆材13は、開口32を有し、開口32の周縁部には閉じひもを兼ねた抜き取りひも3が取り付けられている。図7の(a)の生理用タンポン1において被覆材13に対してひも3を引っ張ると、開口32が閉じた状態である図7の(b)の生理用タンポン1となる。生理用タンポン1は、図7の(b)の状態にあるものが膣腔に対して挿入されると、ひも3がタンポン2の抜き取り方向へ延びるので、そのひも3を引っ張ることによって、抜き取ることができる。吸収体12と被覆材13との大きさは、生理用タンポン1が使い易いものとなるように、図示の形状を適宜変更することができる。
この発明に係る抜き取りひも3は、図9に例示の試験方法において、30N以上の強度を必要とする。その強度とは、生理用タンポン1を抜き取るときにひも3が破断することのない強度およびひも3とタンポン2とが分離することのない強度を保証するものである。そのような抜き取りひも3が図1や図4,6,7に例示の如く、吸収体12を被覆する液透過性のシート材料とは別体のものである場合、1本の抜き取りひも3の繊度は150−1000TEXの範囲にあることが好ましい。例えば、図1や図3、図7の抜き取りひも3には、105TEXのポリエステル糸を2本撚り合わせて得られる210TEXのひもを使用することもできる。また、図6の抜き取りひも3の如く、ひも3をタンポン2に縫い付ける場合には、縫い糸26の目飛びを防ぐために、ひも3の幅を広くしなければならないということがある。それに応えるためには、細いひもを複数本より合わせて見かけの幅が広いひも3を得ることもできるが、50−75TEXのひもを編むことによって見かけの幅の広いひも3を得ることもできる。なお、この発明において、ひも3を得るための糸の種類について、格別の制約はない。糸として、綿やポリエステルの紡績糸を使用することができる他に、綿とポリエステルの混紡糸、ポリエステルフィラメント糸を芯糸にしてその周囲を綿で覆ったコアヤーン等を使用することもできる。
図8もまた、実施態様の一例である生理用タンポン1を示す図である。図8の(b)に示された生理用タンポン1では、吸液性スポンジで形成された吸収体12と、透液性の不織布で形成された袋状の被覆部13とによってタンポン2が形成されている。図8の(a)に示されるように、透液性の不織布は、二つに折り重ねられ、部位31においてその不織布どうしが接合されることによって袋状になっている。その被覆材13はまた、開口32と、その開口32の周縁となる部分33から図の下方へ延びる二枚の延出部34とを有する。図8の(b)に示されるように、2枚の延出部34は重ねられ、よりを掛けられることによって抜き取りひも3を形成している。ひも3は、よりのゆるむことがないように、複数の部位36において不織布どうしが溶着している。このようなひも3もまた、30N以上の強度を有するように作成される。
図9は、図1に例示の生理用タンポン1における抜き取り用ひも3の引張強度およびひも3とタンポン2との取り付け強度を測定するための治具40の斜視図である。治具40は、タンポンホルダー41と、ひもホルダー42とを有する。タンポンホルダー41は、筒状部43と、筒状部43の頂部に取り付けられた把持用板状部44とを有する。筒状部43は、内径が26mmの金属製円筒であって、周壁部46と底部47とには幅が5mmのスリット48が形成されている。底部47では、スリット48が中央部にまで延びている。生理用タンポン1は、スリット48を使用してひも3を筒状部43の内側に入れて、ひも3の下端部分を底部47から垂下させる。タンポン2は、筒状部43の頂部から筒状部43に挿入する。タンポンホルダー41における板状部44は、引張試験機(図示せず)における上側チャックに把持させる。ひもホルダー42は、タンポンホルダー41の直下に位置するように引張試験機の定盤に固定する。ひもホルダー42における鉤部49には、タンポンホルダー41から垂下しているひも3の下端部分を結びつける。
このように治具40と測定用生理用タンポン1とをセットした引張試験機では、板状部44を把持したチャックを200±25mm/minの速度で上昇させ、ひも3が破断するか、またはひも3がタンポン2から外れるときの強度(単位N)を求める。10個の測定用生理用タンポン1についての強度を求め、その平均値を生理用タンポン1のひも3の強度とする。
このような強度の測定は、測定用生理用タンポン1について、温度20±2℃、相対湿度65±5%の条件下での12時間以上のコンディショニングを施した後に、その条件と同じ条件の下で実施する。
なお、タンポンホルダー41の形状は、強度を測定すべきタンポン2の形状に適合するように変更することが可能である。
また、図示例と同様な治具を使用して湿潤状態にある生理用タンポン1についてのひも3の引張強度を求めることができる。引張試験機には、例えば(株)島津製作所製のオートグラフAG−1kNIを使用することができる。
1 生理用タンポン
2 タンポン
3 抜き取りひも
12 吸収体

Claims (4)

  1. 膣腔に挿入されるタンポンと、前記タンポンを前記膣腔から抜き取るための抜き取りひもとを有する生理用タンポンであって、
    前記タンポンは、幅方向と、板状の液吸収性のスポンジで形成された吸収体と、前記吸収体の全体を被覆する液透過性のシート材料によって形成された被覆材とを有し、
    前記抜き取りひもが、前記タンポンの前記幅方向の中央部において前記幅方向と交差する方向へ延び、かつ、前記シート材料に縫合されており、
    前記吸収体は、前記幅方向において2つに切断されていることを特徴とする生理用タンポン。
  2. 前記シート材料が熱可塑性合成繊維で形成された不織布および熱可塑性合成樹脂で形成された開孔フィルム、熱可塑性合成樹脂で形成されたネットのいずれかである請求項1に記載の生理用タンポン。
  3. 前記シート材料の通気抵抗値が0.005−0.035KPa・s/mの範囲にある請求項1または2に記載の生理用タンポン。
  4. 前記被覆材は、前記吸収体を包被するように折り曲げられて重ねられた状態において、前記吸収体の前記交差する方向の外側において、前記幅方向へ延びる一対の接合部位を介して接合されており、前記抜き取りひもが、前記接合部位において縫合されている請求項1−3のいずれかに記載の生理用タンポン
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