JP2008542765A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. 可測キャパシタンスを測定するためのデバイスであって、
   電荷を蓄積するためのフィルタキャパシタンス手段と、
   前記可測キャパシタンスに所定の電圧を印加する手段と、
   前記可測キャパシタンスと前記フィルタキャパシタンス手段との両方に静的に結合され、前記可測キャパシタンスが前記フィルタキャパシタンス手段と電荷を分配することを可能にするための受動インピーダンス手段と、
   前記フィルタキャパシタンス手段の電圧の関数として前記可測キャパシタンスの値を決定する手段とを備えるデバイス。
2. 可測キャパシタンスと、
   受動インピーダンスを介して前記可測キャパシタンスに結合されたフィルタキャパシタンスと、
   前記可測キャパシタンスに結合されたコントローラとを備え、前記コントローラは、
   電荷移動プロセスを少なくとも２回実行するステップであって、前記電荷移動プロセスは、前記可測キャパシタンスに電圧を印加するステップと、前記可測キャパシタンスが前記受動インピーダンスを介して前記フィルタキャパシタンスと電荷を分配することを可能にするステップとを有し、前記受動インピーダンスは前記電圧を印加するステップおよび前記電荷を分配するステップにおいて前記可測キャパシタンスおよび前記フィルタキャパシタンスに結合されたままであるところのステップと、
   前記フィルタキャパシタンスの電圧と前記電荷移動プロセスの実行回数とに基づいて前記可測キャパシタンスの値を決定するステップと、
   前記可測キャパシタンスの値を用いてセンス領域にある物体の位置情報を決定するステップとを実行するように構成されている、近接センサデバイス。
3. 前記コントローラは第２の電荷移動プロセスを少なくとも１回実行するように更に構成されており、前記第２の電荷移動プロセスは、前記可測キャパシタンスに反対の電圧を印加するステップと、前記可測キャパシタンスが前記受動インピーダンスを介して前記フィルタキャパシタンスと電荷を分配することを可能にするステップとを含み、前記電圧は電荷を第１方向において移動させ、前記反対の電圧は前記第１方向とは反対の第２方向において電荷を移動させる、請求項２記載の近接センサデバイス。
4. 前記コントローラは、前記フィルタキャパシタンスの電圧が閾値電圧をパスするために実行された電荷移動プロセスの回数を確認することによって、前記可測キャパシタンスの値を決定するように構成されている、請求項２記載の近接センサデバイス。