JP2001027655A - 容量型センサの信号処理回路 - Google Patents

容量型センサの信号処理回路

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JP2001027655A
JP2001027655A JP11198909A JP19890999A JP2001027655A JP 2001027655 A JP2001027655 A JP 2001027655A JP 11198909 A JP11198909 A JP 11198909A JP 19890999 A JP19890999 A JP 19890999A JP 2001027655 A JP2001027655 A JP 2001027655A
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capacitive sensor
signal
distribution capacitor
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Masahiko Sannomiya
匡彦 三宮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高電圧の電圧源を用いずに、容量型センサの
容量を表す信号を簡単な構成によってディジタル信号と
して出力する。 【解決手段】 コンデンサマイクロフォン型検出器1の
一方の電極が、スイッチSW1の切り換えにより電圧源
2および分配コンデンサ3に交互に接続される。スイッ
チSW1の切り換え回数はカウンタ7でカウントされ
る。分配コンデンサ3の両極間の電圧が所定値Vs 以上
になった時点でコンパレータ4がラッチ回路8に信号を
出力することにより、カウンタ7のカウント値がラッチ
され、そして、ラッチされた値がコンデンサマイクロフ
ォン型検出器1の容量を表す信号として出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容量型センサの信
号処理回路に関し、特に容量型センサの容量を簡単な構
成でディジタル化して出力することが可能な容量型セン
サの信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】容量型センサの一種として、ガス分析計
などに用いられるコンデンサマイクロフォン型検出器が
知られている。コンデンサマイクロフォン型検出器は、
例えばサンプルガスとリファレンスガスをそれぞれ透過
した赤外線が入射される2つの受光室と、その間に設け
られた可動電極と、これに対向する固定電極とを有する
構造をしている。そして、2種類のガスによる赤外線の
吸収度の相違に応じて可動電極が移動し、これによる静
電容量の変化を測定することでサンプルガスの濃度など
を知ることができる。
【0003】コンデンサマイクロフォン型検出器の容量
変化は微小であるので、コンデンサマイクロフォン型検
出器の後段には、通常、増幅器が接続される。例えば、
図4に示すように、コンデンサマイクロフォン型検出器
101(可変容量Ci )の一方の電極が電圧源102
(固定電圧値E)に接続されるとともに、コンデンサ1
04(固定容量Cf )を介して帰還されたオペアンプ1
03の反転入力端子に他方の電極が接続されるのが一般
的である。このとき、オペアンプ103の出力電圧信号
0 は、以下の式(1)のように、 v0 =−(Ci /Cf )・E (1) と表すことができる。
【0004】従って、コンデンサマイクロフォン型検出
器101の容量変化量ΔCi とオペアンプ103の出力
電圧信号v0 の変化量Δv0 には、以下の式(2)のよ
うな関係が成り立つ。 Δv0 =−(ΔCi /Cf )・E (2) そのため、オペアンプ103の出力電圧信号v0 の変化
量Δv0 を測定することで、コンデンサマイクロフォン
型検出器101の容量変化量ΔCi を式(2)に基づい
て知ることができる。このとき、コンデンサ104の容
量Cf を小さく且つ電圧源102の電圧値Eを大きく設
定しておくことにより、オペアンプ103の出力電圧信
号v0 の変化量Δv0 を比較的大きな値にすることが可
能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電圧源
102の電圧値Eを大きくすることには、高電圧の安定
性が悪く一定の電圧値を維持するのが難しいという問題
があり、そのために出力電圧信号の変化量Δv0 ひいて
は容量変化量ΔCi の正確な検出ができなくなる恐れが
生じる。また、電圧源102の電圧値Eを大きくするこ
とには、高電圧に耐えられるように高い絶縁性をコンデ
ンサマイクロフォン型検出器101に与えなければなら
なくなるという問題があり、そのためにコンデンサマイ
クロフォン型検出器101が比較的大型になってしまっ
たり、製造コストが増加してしまう。一方、コンデンサ
104の容量Cf を小さくするにも限界があり、変化量
Δv 0 を所望の値にまで大きくすることが困難である。
【0006】また、検出された容量変化量ΔCi の処理
を簡略化するために、上述の回路のようにコンデンサマ
イクロフォン型検出器101の容量変化量ΔCi に対応
した信号をアナログ信号として出力するのではなく、簡
単な構成によってディジタル信号として出力することが
できる容量型センサの信号処理回路が望まれている。
【0007】そこで、本発明の主な目的は、高電圧の電
圧源を用いる必要がなく、しかも容量の小さなコンデン
サを別途用いる必要とせずに容量変化を正確に検出する
ことができる容量型センサの信号処理回路を提供するこ
とである
【0008】そこで、本発明のさらなる目的は、容量型
センサの容量を簡単な構成によってディジタル信号とし
て出力することができる容量型センサの信号処理回路を
提供することである
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の容量型センサの信号処理回路は、既知容
量をもつ電荷分配用の分配コンデンサと、所定の電圧を
印加することが可能な電圧供給部と、前記分配コンデン
サおよび前記電圧供給部を交互に容量型センサと接続す
るための切換スイッチとを備えていることを特徴とする
ものである。
【0010】請求項1によると、切換スイッチで電圧供
給部と容量型センサとを接続することにより容量型セン
サに充電された電荷を、切換スイッチで容量型センサと
分配コンデンサとを接続することによりこれら2つで分
配すれば、容量型センサの両極間の電圧は分配コンデン
サの両極間の電圧と等しくなる。そこで、分配コンデン
サの両極間の電圧を知ることにより、容量型センサの両
極間の電圧を検出できるようになる。この際、後述の実
施の形態で説明するように、安定性が悪い高電圧の電圧
源を用いる必要はないので、容量およびその変化量の正
確な検出ができるようになるとともに、容量型センサを
比較的小型に低いコストで製造することが可能になる。
また、分配コンデンサの容量を小さくする必要がなく、
その容量の許容範囲を大きく取ることができる。
【0011】また、請求項2の容量型センサの信号処理
回路は、前記分配コンデンサの電圧値を検出する検出手
段と、前記分配コンデンサの電圧値が所定値以上となっ
たことが前記検出手段によって検出された時点での前記
切換スイッチの切り換え回数を出力する出力手段とをさ
らに備えていることを特徴とするものである。
【0012】請求項2によると、分配コンデンサの電圧
値が所定値となったときの切換スイッチの切り換え回数
が容量型センサの容量と対応付けられるので、容量型セ
ンサの容量を簡易な構成によってディジタル信号として
出力することができる。
【0013】なお、請求項2と同様に容量型センサの出
力をディジタル化するものとして特開昭63−1597
46号公報に記載の発明があるが、請求項2の発明は、
この公報に記載のものに較べてはるかに構成が簡単であ
るという利点を有している。
【0014】また、請求項3の容量型センサの信号処理
回路は、前記検出手段が、前記分配コンデンサの電圧値
と前記所定値とを比較する比較器であることを特徴とす
るものである。
【0015】請求項3によると、比較器が分配コンデン
サの電圧値と所定値とを比較することにより、分配コン
デンサの電圧値が所定値となったことを容易に検出する
ことができる。
【0016】また、請求項4の容量型センサの信号処理
回路は、前記出力手段が、前記切換スイッチの切り換え
回数をカウントするカウンタと、前記検出手段からの指
示によって前記カウンタの値を保持する保持手段とを備
えていることを特徴とするものである。
【0017】請求項4によると、カウンタとその値を保
持する保持手段という簡単な構成により、容量型センサ
の容量を示すディジタル信号として切換スイッチの切り
換え回数を出力することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施の形
態について、図面を参照しつつ説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施の形態に係る容量
型センサの信号処理回路の回路図である。図1におい
て、例えば赤外線ガス分析計に組み込まれたコンデンサ
マイクロフォン型検出器1(可変容量Ci )の一方の電
極は、スイッチSW1によって、電圧源2(固定電圧値
E)またはスイッチSW2側のいずれかと選択的に接続
可能とされている。分配コンデンサ3(固定容量C0
の一方の電極は、コンパレータ4の非反転入力端子に接
続されるとともに、スイッチSW2によって、接地端子
またはスイッチSW1側のいずれかと選択的に接続可能
とされている。
【0020】コンパレータ4の反転入力端子にはスレシ
ョルド電圧を供給する電圧源5(電圧値Vs )が接続さ
れており、その非反転入力端子にはスイッチSW2およ
び分配コンデンサ3の一方の電極が接続されている。
【0021】発信器6は、所定周波数のクロック信号を
スイッチSW1に与えて、スイッチSW1を電圧源2側
およびスイッチSW2側に交互に切り換える。また、発
信器6のクロック信号は同時にカウンタ7の入力端子に
も与えられる。そして、発信器6によりスイッチSW1
が電圧源2側とスイッチSW2側とを1往復するごと
(クロック信号の1周期ごと)に、カウンタ7のカウン
ト値が1つずつ増加していく。
【0022】スイッチSW1は、発信器6からのクロッ
ク信号によって交互に電圧源2側またはスイッチSW2
側に切り換えられる。また、スイッチSW2は、通常は
スイッチSW1側に接続されており、コンパレータ4か
ら所定信号(例えば論理値”1”に対応する信号)を受
け取ったときに接地端子側に接続される。つまり、コン
デンサマイクロフォン型検出器1の一方の電極は、スイ
ッチSW1によって、電圧源2および分配コンデンサ3
に交互に接続される。
【0023】スイッチSW1が電圧源2側に切り換えら
れると、コンデンサマイクロフォン型検出器1が電圧源
2と接続されてコンデンサマイクロフォン型検出器1の
両極は電圧値Eとなるように充電され電荷が蓄積され
る。そして、スイッチSW1がスイッチSW2側に切り
換えられると、コンデンサマイクロフォン型検出器1と
分配コンデンサ3とが並列に接続されて、これら2つの
両極間の電圧が等しくなるように電荷保存則にしたがっ
て電荷が分配される。
【0024】コンパレータ4は、電圧源5の電圧Vs と
分配コンデンサ3の両極間の電圧とを比較し、分配コン
デンサ3の両極間の電圧が電圧源5の電圧Vs 以上にな
ったときに、例えば論理値”1”に対応する所定信号を
出力する。ラッチ回路8はこの所定信号を受け取ると、
カウンタ7から与えられたカウント値nをラッチする。
また、コンパレータ4から出力された所定信号は、カウ
ンタ7のリセット端子に入力されてカウント値nを0に
リセットするとともに、スイッチSW2を接地端子側に
切り換え、これによって分配コンデンサ3に蓄積された
電荷が放電される。このような動作を繰り返すことによ
って、ラッチ回路8からはディジタル信号nが順次出力
される。
【0025】ここで、本実施の形態の信号処理回路にお
いて、コンデンサマイクロフォン型検出器1の容量を検
出する原理について、図2および図3を参照して説明す
る。図2および図3は、図1の回路の要部の等価回路図
であり、図2はスイッチSW1が電圧源2側に接続され
た状態を、図3はスイッチSW1が分配コンデンサ3側
に接続された状態をそれぞれ示している。
【0026】図2に示す状態(以下、「状態1」とい
う)では、上述したように、コンデンサマイクロフォン
型検出器1が電圧源2と接続されてコンデンサマイクロ
フォン型検出器1の両極は電圧値Eとなるように充電さ
れ電荷が蓄積される。従って、状態1においてコンデン
サマイクロフォン型検出器1に蓄積されている電荷Qi
は、以下の式(3)のように、 Qi =Ci E (3) と表される。
【0027】一方、分配コンデンサ3については、この
とき蓄積されている電荷Qn (n=0,1,2,・・・・:
nはスイッチSW1が分配コンデンサ3側に接続された
回数を示す)は、両極間の電圧をVn とすると、以下の
式(4)のように、 Qn =C0 Vn (4) と表される。
【0028】次に、スイッチSW1を分配コンデンサ3
側に切り換えて図3に示す状態(以下、「状態2」とい
う)にすると、上述したように、コンデンサマイクロフ
ォン型検出器1と分配コンデンサ3とが並列に接続され
て、これら2つの両極間の電圧が等しくなるように電荷
保存則にしたがって電荷が分配される。このとき成り立
つ電荷保存則は、以下の式(5)のようなものである。
【0029】
【数1】
【0030】ここで、式(5)に式(3)、(4)を代
入して整理すると、以下の式(6)が得られる。
【0031】
【数2】
【0032】Vn についての漸化式である式(6)を解
くと、以下の式(7)が得られる。
【0033】
【数3】
【0034】そして、式(7)をnについて解くと、以
下の式(8)が得られ、それをCi<<C0 として近似
すると以下の式(9)が得られる。なお、式(9)にお
いて、V0 は分配コンデンサ3の初期電圧を示してい
る。
【0035】
【数4】
【0036】
【数5】
【0037】式(9)は、分配コンデンサ3の両極間の
電圧Vn が所定値となったときまでに、状態1および状
態2が繰り返された回数、つまりスイッチSW1が分配
コンデンサ3側に接続された回数nを表している。言い
換えると、分配コンデンサ3の両極間の電圧Vn が所定
値となったときにスイッチSW1が分配コンデンサ3側
に接続された回数nを測定すれば、コンデンサマイクロ
フォン型検出器1の容量Ci を知ることができることを
示している。
【0038】そこで、図1に示した回路では、電圧Vn
が所定値Vs に達したことをコンパレータ4で検出し、
そのときのカウンタ7のカウント値をラッチ回路8でラ
ッチするようにしている。このようにして、ラッチ回路
8からは、コンデンサマイクロフォン型検出器1の容量
Ci を間接的に表す信号として、ディジタル信号である
nが出力される。
【0039】容量Ci の測定分解能を大きくするために
nはある程度以上の大きさで出力されることが好まし
い。そのためには、分配コンデンサ3の容量C0 を大き
くするほか、コンパレータ4の反転入力端子に入力され
る電圧源5の電圧値Vs をできるだけ電圧源2の電圧値
Eに近づけておけばよいことが式(9)から理解され
る。つまり、本実施の形態の回路によると、容量Ci を
精度よく測定するために電圧源2の電圧値Eを大きくす
る必要がなく、安定に動作する低電圧の電圧源を用いる
ことが可能となる。そのため、コンデンサマイクロフォ
ン型検出器1に高い絶縁耐性を持たせる必要がなくな
り、その構造が簡略になって小型化が可能になるととも
にコストを低減することが可能となる。また、分配コン
デンサ3の容量C0 が制限されないため、分配コンデン
サ3の容量範囲に余裕ができる。
【0040】なお、本実施の形態の回路によってコンデ
ンサマイクロフォン型検出器1の容量Ci を表す信号を
得る場合、コンデンサマイクロフォン型検出器1ごとの
容量のばらつきを補償してどのコンデンサマイクロフォ
ン型検出器についてもほぼ同様の分解能で出力値nが得
られるようにするため、電圧源5の電圧値Vs を初期設
定しておいてもよい。このようにすると、より正確に容
量Ci およびその変化量ΔCi を測定できるようにな
る。
【0041】また、本実施の形態の回路によると、スイ
ッチSW1の切り換え回数がコンデンサマイクロフォン
型検出器1の容量Ci と対応付けられるので、コンパレ
ータ4によって分配コンデンサ3の電圧値が所定値Vs
以上となったことが検出された時点でのスイッチSW1
の切り換え回数をカウンタ7およびラッチ回路8によっ
て出力することにより、コンデンサマイクロフォン型検
出器1の容量Ci を表す信号を簡易な構成によってディ
ジタル信号として出力することができる。そのため、後
段にアナログ回路を設けて信号処理を行なう必要がな
く、汎用のディジタル回路を用いてソフトウェアによる
簡便な処理が可能になるという利点がある。
【0042】また、本実施の形態の回路では、分配コン
デンサ3の電圧値Vn と所定値Vsとを比較するコンパ
レータ4を用いているので、分配コンデンサ3の電圧値
Vnが所定値Vs となったことを容易に検出することが
できる。さらに、本実施の形態の回路では、スイッチS
W1の切り換え回数をカウントするカウンタ7とその値
を保持するラッチ回路という簡単な構成により、コンデ
ンサマイクロフォン型検出器1の容量Ci を示すディジ
タル信号として切換スイッチの切り換え回数を出力する
ことができるという利点がある。
【0043】以上本実施の形態の好適な一実施の形態に
ついて説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られ
るものではなく、特許請求の範囲の記載内において様々
な設計変更を行うことが可能である。例えば、上述の実
施の形態では容量型センサとして、コンデンサマイクロ
フォン型検出器を用いたが、そのほかの容量型センサを
用いるようにしてもよい。また、回路の具体的な構成部
材なども適宜変更が可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1による
と、分配コンデンサの両極間の電圧を知ることにより、
容量型センサの両極間の電圧が検出できるようになっ
て、安定性が悪い高電圧の電圧源を用いる必要なく容量
およびその変化量の正確な検出ができるようになるとと
もに、容量型センサを比較的小型に低いコストで製造す
ることが可能になる。
【0045】請求項2によると、分配コンデンサの電圧
値が所定値となったときの切換スイッチの切り換え回数
が容量型センサの容量と対応付けられるので、容量型セ
ンサの容量を簡易な構成によってディジタル信号として
出力することができる。そのため、後段にアナログ回路
を設けて信号処理を行なう必要がなく、汎用のディジタ
ル回路を用いてソフトウェアによる簡便な処理が可能に
なる。
【0046】請求項3によると、比較器が分配コンデン
サの電圧値と所定値とを比較することにより、分配コン
デンサの電圧値が所定値となったことを容易に検出する
ことができる。
【0047】請求項4によると、カウンタとその値を保
持する保持手段という簡単な構成により、容量型センサ
の容量を示すディジタル信号として切換スイッチの切り
換え回数を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る容量型センサの信
号処理回路の回路図である。
【図2】図1の回路の要部の等価回路図であって、スイ
ッチSW1が電圧源側に接続された状態を示す図であ
る。
【図3】図1の回路の要部の等価回路図であって、スイ
ッチSW1が分配コンデンサ側に接続された状態を示す
図である。
【図4】従来の容量型センサの信号処理回路の回路図で
ある。
【符号の説明】
1 コンデンサマイクロフォン型検出器 2 電圧源 3 分配コンデンサ 4 コンパレータ 5 電圧源 6 発信器 7 カウンタ 8 ラッチ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既知容量をもつ電荷分配用の分配コンデ
    ンサと、 所定の電圧を印加することが可能な電圧供給部と、 前記分配コンデンサおよび前記電圧供給部を交互に容量
    型センサと接続するための切換スイッチとを備えている
    ことを特徴とする容量型センサの信号処理回路。
  2. 【請求項2】 前記分配コンデンサの電圧値を検出する
    検出手段と、 前記分配コンデンサの電圧値が所定値以上となったこと
    が前記検出手段によって検出された時点での前記切換ス
    イッチの切り換え回数を出力する出力手段とをさらに備
    えていることを特徴とする請求項1に記載の容量型セン
    サの信号処理回路。
  3. 【請求項3】 前記検出手段が、前記分配コンデンサの
    電圧値と前記所定値とを比較する比較器であることを特
    徴とする請求項2に記載の容量型センサの信号処理回
    路。
  4. 【請求項4】 前記出力手段が、前記切換スイッチの切
    り換え回数をカウントするカウンタと、前記検出手段か
    らの指示によって前記カウンタの値を保持する保持手段
    とを備えていることを特徴とする請求項2または3に記
    載の容量型センサの信号処理回路。
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