JP2008542116A - 自動車用エアバッグモジュール - Google Patents

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Abstract

本発明は、自動車用エアバッグモジュール(6)に関するものであり、当該モジュールは、乗員を保護するべく、保護される乗員に向け主展開方向(H)に沿って膨張可能なエアバッグ(1)と、ガスによってエアバッグを膨張可能とする流入開口(3)と、面(F)を規定する流入開口(3)の縁部領域(3a)と、エアバッグ(1)膨張用のガスを発生するガスジェネレータ(8)を有し、ガスジェネレータ(8)の少なくとも1つのガス流出開口から流出したガスがエアバッグ(1)内へと流れ、またガスジェネレータ(8)を支持するとともに面(F)に沿って延在する底部(12e)を備えるジェネレータキャリア(12)を有し、そこにガスジェネレータ(8)が固定される。底部(12e)は、主展開方向(H)と反対方向に関しエアバッグモジュール(6)の内側領域(I)とエアバッグモジュール(6)を取り囲む外側空間(A)とを区画する。本発明によれば、縁部領域(3a)によって規定される面(F)は、主展開方向(H)に関しジェネレータキャリア(12)の底部(12e)から離間して配設される。
【選択図】 図16

Description

本発明は、請求項1の前文に記載の自動車用エアバッグモジュールに関するものである。
この種のエアバッグモジュールは、乗員を保護するべくガスによって膨張可能とされて展開の際に保護される乗員に向けて主展開方向へと突出するエアバッグと、エアバッグ中にガスを誘導可能とされたエアバッグへの流入開口と、流入開口の面を規定するべく連続状に延在する縁部領域を備える。この場合の面は、空間における縁部領域の位置を特徴付ける仮想表面とされる。更に、この種のエアバッグモジュールは、エアバッグ膨張用のガスを発生可能なガスジェネレータ(「ガス発生器」ともいう)を備え、このガスはガスジェネレータの少なくとも1つのガス流出開口から流出して流入開口を通じてエアバッグ中へと流入する。ガスジェネレータは、ジェネレータキャリアの基部に取り付けられ、この基部は、前記面に沿って延在して、主展開方向に関しエアバッグモジュールの内側空間と、エアバッグモジュールを取り囲む外側空間とを区画する。この場合、エアバッグの主展開方向は、エアバッグが展開時にエアバッグカバーを押圧する方向とされ、前記カバーが開放され、エアバッグがエアバッグモジュールを取り囲む外側空間へと主展開方向に展開可能とされる。例えば、運転者用エアバッグの場合には、主展開方向は、一般的にステアリングホイールのステアリング軸に合致する。
本発明における問題は、先に言及したタイプのエアバッグモジュールにおいて、簡便且つコスト低減効果の高い構造を容易に変更可能とするということに基づいている。
この問題は、請求項1の特徴を有するエアバッグモジュールによって解決される。
従って、流入開口の縁部領域によって規定される面は、主展開方向Hに関しジェネレータキャリアの基部から離間するように構成される。
これにより、本発明における問題が有利な方法で解決され、すなわちエアバッグの流入開口の縁部領域とジェネレータキャリアの基部との間における主展開方向に沿った空間によって構造上の空間が形成され、この空間には、エアバッグモジュールの機能上の構成要素が、主展開方向に沿って流入開口の縁部領域から離間するように基部からの距離を広げるスペーサーの形態で交換可能に配設される。この場合の機能上の構成要素は、例えばエアバッグの通気を(制御によって)可能とする制御流入開口を備える壁部とされる。
本発明の変更例の1つでは、基部からエアバッグの主展開方向に沿って壁部が垂直に突出し、この壁部は主展開方向と交差して連続状に延在し、この壁部は主展開方向に沿って流入開口の縁部領域に向かう縁部領域を有するのが好ましく、また流入開口の縁部領域をシート面当たりによって押圧するのが好ましい。この場合、この壁部の縁部領域は、エアバッグの流入開口の縁部領域に合致するように設計可能とされ、またエアバッグの流入開口の縁部領域に合致するような形態で押圧可能とされる。流入開口の縁部領域によって定義される仮想面Fは、ジェネレータキャリアの基部に平行な面を形成するのが好ましい。エアバッグは、エアバッグモジュールの一構成要素に対し流入開口の縁部領域を介して固定されるのが好ましく、厳密には壁部の縁部領域に固定されるのが好ましい。
本発明の変更例の1つでは、ジェネレータキャリアの基部は、ガスジェネレータを受ける(挿入可能とする)ガスジェネレータクリアランスを有する。この場合、ガスジェネレータは、ガスジェネレータクリアランスにおいて、ガスジェネレータクリアランスに隣接する基部の縁部領域が断面に関しガスジェネレータまわりに係合するように配設される。変更例として、ガスジェネレータが主展開方向に沿ってジェネレータキャリア内に完全に導入されてもよい。
本発明の更なる変更例の1つでは、壁部がジェネレータキャリアの基部のガスジェネレータクリアランスまわりに主展開方向に交差して連続状に延在する。この場合、この壁部は中空シリンダの形状(中空円筒形状)として設計されるのが好ましい。この壁部の縁部領域は、ここでは中空シリンダの形状の壁部のうちエアバッグに向かう端部によって形成されるのが好ましく、すなわちこの壁部の縁部領域は、シート状で円形状ないし環状の設計とされる。
流入開口の縁部領域は、ガスが流入開口を通じてエアバッグ中へと壁部に沿って流入可能となるように、壁部の縁部領域に固定されるのが好ましい。流入開口のこの壁部は、壁部の縁部領域をシート面当たりによって押圧するのが好ましい。
本発明の変更例の1つでは、壁部は少なくとも一つの第1開口部を有し、この開口部を通じ、エアバッグ膨張時にガスジェネレータにて発生したガスがエアバッグ中に流入する前に直接流れるか、或いはエアバッグを経た後にエアバッグモジュールの外側空間へと流れることが可能とされる。従って、この流出開口は、エアバッグの(制御可能な)換気及び通気の機能を果たす。
本発明の1つの実施形態では、エアバッグを覆うとともに、エアバッグモジュールの内側空間とエアバッグモジュールを取り囲む外側空間とを区画するカバーが設けられる。ステアリングホイールに配設される運転者用エアバッグモジュールの場合には、この種のカバーは、例えばステアリングホイールのハブ本体の一部とされてもよい。このようなカバーは、エアバッグモジュールの外側空間へのエアバッグの展開を可能とする開放可能領域(「開成可能領域」ないし「開口可能領域」ともいう)を有するのが好ましい。この開放可能領域は、テアライン(開裂線ないし開裂予定線)を備えてもよく、それに沿ってカバーの開放可能領域は、膨張の間に主展開方向にエアバッグを押圧する展開エアバッグによって開裂して開放される。
第1の流出開口部は、エアバッグモジュールの内側空間に配設されるのが好ましく、そこから流れたガスは、開放可能領域を通じて外側空間へと流れることが可能とされる。この場合、開放可能領域が展開するエアバッグ(或いは既に展開したエアバッグ)によって覆われるため、乗員(例えば運転者用エアバッグモジュールの場合の運転者)に害を及ぼすおそれがない。更に、例えば運転者用エアバッグの場合、ステアリングコラム或いはステアリングホイールの運転者とは反対側の面に関し設計の自由度があり、これはこの面は流出最適化或いは耐熱化の構造を備える必要がなく、またエアバッグモジュールのカバーの開放可能領域を通じてガスが流出する場合に運転者の方向に開放する必要がないためである。
本発明の変更例の1つでは、クリアランスを備えた可動要素が、ジェネレータキャリアの壁部まわりに延在する所定の動作方向に移動可能となるように壁部に配設される。このクリアランスは、第1の流出開口部を開放するべく可動要素が動作方向に移動することで、第1の流出開口部に合致可能とされるのが好ましい。この可動要素は、また可動要素のクリアランスが壁部の第1の流出開口部の位置から完全に外れて、前記第1の流出開口部が可動要素によって閉鎖されるように、動作方向に沿って移動する。この可動要素は、動作方向に連続状に延在する円筒状のリングとして設計されるのが好ましく、また中空円筒状設計の壁部のうち外側空間とは反対側の内側を押圧するのが好ましい。リングに形成された連続状のクリアランスは、壁部に形成された第1の流出開口部の形状及び大きさ(サイズ)を有する。円筒状の壁部において動作方向に沿って形成される複数の第1の流出開口部に関しては、円筒状のリングは、リングの動作方向に沿った移動によって壁部の第1の流出開口部に合致し或いは当該合致が外れることが可能とされた、対応する複数のクリアランスを有する。この例では、リングの移動は、円筒状のリングの円筒軸周りの回転とされ、すなわちリングは壁部を押圧するとともに当該壁部に対し回転する。第1の流出開口部を開放或いは閉鎖するためのリングの移動は、規制されずに(回転との組み合わせにおいてさえ)同様に可能とされる。
リングのクリアランス(或いは複数のクリアランス)は、リングが第1の流出開口部(或いは複数の第1の流出開口部)を完全に閉鎖する位置へとジェネレータキャリアの壁部に対し回転或いはスライド可能となるように、当該リング上に形成される。このクリアランスは、壁部の全ての第1の流出開口部が壁部に対する特定位置にて開放されるように、同様にリング上に配設されてもよい。
特に好ましくは、動作方向にリングを移動させるべく、当該リングに動作方向と交差状に延在する縁部を備えた凹部を設ける(中空円筒状の壁部の場合には、エアバッグの主展開方向と交差する、すなわち中空円筒状の壁部の円筒軸に交差する円筒状の壁部まわりに動作方向が延在する)。
リングを閉鎖するため駆動力発生装置のピストンが凹部の縁部を動作方向に押圧するのが好ましく、これによりリングは、ピストンによって第1の流出開口部がリングにより閉鎖される初期位置を外れて、第1の流出開口部を開放する別位置へと移動する。この有利な付随的な力の導入によって、リングはほんのわずかに変形する。リングの補強のため、凹部はリング上の一部においてのみ形成され、これによりリングは動作方向と垂直に完全に分断されない。この例では、好ましくは更に、幅狭の更なる凹部が設けられ、この凹部は、動作方向と交差状にリングを分断し、動作方向に関し凹部の縁部の後ろに形成されて、またこの縁部に沿って、すなわち動作方向と交差状に延在する。そのとき、駆動力発生装置のピストンが凹部の縁部を動作方向に押圧するならば、更なる凹部によってリングは動作方向に押されず、そのかわりに引っ張られてピストン運動によって生じるリングの変形が更に極小となる。
リングの変形の上記極小化のため、リングは特に軽量のデザイン(少ない壁厚さ)とされる。更には、第1の流出開口部を開放するべく当該第1の流出開口部と合致することが可能とされたリングのクリアランスは、リングの変形が極小化されることで特に広い領域を有する。従って、クリアランス(或いは複数のクリアランス)は、壁部に面するリング表面の約半分を占める。
本発明の変更の実施形態では、ジェネレータキャリアの基部から垂直状に突出する壁部は流出開口部を備えておらず、すなわちこの壁部は、ジェネレータキャリアの基部に沿った継ぎ目のない連続状の設計とされ、従ってガス不透過性の設計とされる。本発明の別の変更例では、壁部がジェネレータキャリアの基部に一体状に接続される。この場合、壁部はまた、ジェネレータキャリアとの間の(解放が不可逆とされた)接続を破壊することのみによってジェネレータキャリアから分離可能とされるように、ジェネレータキャリアに接続されてもよい。
本発明の変更の実施形態では、壁部は、ジェネレータキャリアに対し解放可能に(可逆的に)取り付けられる下部モジュールを形成し、或いはそのような下部モジュールの一部を形成する。本発明の1つの変更例では、この下部モジュールは、この下部モジュールは、また壁部に加えて駆動力発生装置および/または第1の流出開口部を開放及び閉鎖するべく駆動力発生装置と相互作用する可動要素を備えるのが好ましい。
壁部がエアバッグの主展開方向に関しジェネレータキャリアの基部とエアバッグの流入開口の縁部領域との間でジェネレータキャリアに解放可能に固定されるため、壁部に流出開口部がなくチューブ状或いは中空円筒状のスペーサーが主展開方向に関しエアバッグの流入開口の縁部領域とジェネレータキャリアの基部との間隔をうめる構成の通常の実施形態のエアバッグは、流出機構の制御によってコスト的に有利に改良され得る。この目的においては、第1の流出開口部のない連続状の壁(スペーサー)は、エアバッグモジュールから第1の流出開口部を備えた壁まで移動する。壁部の開口部の変更例では、第1の流出開口部を制御する十分な機能的な(予め検証可能な)制御機構が設けられるのが好ましく、これは壁部に配設されたリングと、このリングに係合される駆動力発生装置を少なくとも備える。その結果、変更の間においてはジェネレータキャリアの完全な変更が回避されるため有利とされる。
本発明における上述の実施形態では、エアバッグの流入開口の縁部領域は、クランプリングによって壁部の縁部領域に解放可能に固定されるのが好ましい。この場合、このクランプリングは、少なくとも1つの取り付け要素を備えるのが好ましく、これは主展開方向と反対に突出するとともに、まずエアバッグの流入開口の縁部領域のクリアランスによって、その後には壁部のうち前記クリアランスに対し一直線とされる挿通穴(挿通孔)によって、更にジェネレータキャリアの基部において挿通穴に対し一直線とされ調整される穴(孔)によって主展開方向に誘導される。ここでは、取り付け要素の自由端部は、ジェネレータキャリアの基部から主展開方向と反対に突出する。前記の自由端は、ガスジェネレータのフランジに形成されるクリアランスを通じて延在するのが好ましく、これによりガスジェネレータは、ナットによる取り付け要素の自由端部との螺合によって、ジェネレータキャリアの基部に対し固定可能とされる。この場合、エアバッグの主展開方向と反対に取り付け要素から突出するクランプリングは、エアバッグの流入開口の縁部領域を主展開方向に押圧し、これにより前記の縁部領域は、エアバッグの主展開方向に関しクランプリングと壁部の縁部領域との間でクランプ固定される。壁部がジェネレータキャリアの基部に分離可能に形成された場合、取り付け要素に割り当てられたナットによって螺合がなされた後に、この取り付け要素は、またジェネレータキャリアの基部に壁を取り付ける機能を果たす。ガスジェネレータのフランジは、ジェネレータキャリアの基部のガスジェネレータクリアランスに対しガスジェネレータを固定するのが好ましく、またガスジェネレータまわりに断面が円形状ないし環状で連続状に延在するのが好ましく、またジェネレータキャリアの基部のうちガスジェネレータクリアランスまわりに連続状に延在する縁部領域をシート面当たりの形態によって押圧するように設定及び構成されるのが好ましい。
本発明の更なる変更例では、エアバッグは、ガスがエアバッグからエアバッグモジュールを取り囲む外側空間へと流れるのを許容する第2の流出開口部(或いは複数の第2の流出開口部)を備える。この場合、少なくとも1つの第2の流出開口部は、エアバッグの膨張状態において、第2の流出開口部からのガスが、エアバッグモジュールのカバーの開放可能領域を通じてエアバッグモジュールを取り囲む外側空間へと流出可能となるように、エアバッグモジュールの内側空間に配設される。
これは、OOP状況(乗員が適正な位置から外れた状況(アウトオブポジション))、すなわちエアバッグモジュールの内側空間の高圧ガスのためにエアバッグが早期にブロック化された場合、そのような第2の流出開口部を通じて通気を良好に行うことが可能とされ、これによりエアバッグの展開初期において運転者に作用する負荷が軽減されるため有利とされる。
これに関し、本発明の1つの変更例では、第1及び第2の流出開口部から流出したガスが主展開方向と反対に流れる状況を防止するように設定され構成された手段を備える。
本発明の別の変更例では、エアバッグは、展開したエアバッグにおいてガスを吐出するべくエアバッグモジュールの外側空間に配設される第3の流出開口部を備える。この種の第3の流出開口部は、起立した即ちすでに展開されたエアバッグからの確実なガス放出を可能とするという点において有利である。
好ましくは、エアバッグの膨張状態において、この第3の流出開口部は、エアバッグモジュールに面する側、すなわちエアバッグのうち運転者から離れた側に配設され、これによりエアバッグ外へと流れるガスは、渦を巻くことなく、運転者或いはエアバッグによって保護される乗員に直接向けられない。
ガスを吐出する役割を果たし、また展開エアバッグとともにエアバッグモジュールの外側空間に配設される更なる第3の流出開口部が設けられるのが好ましい。この場合、エアバッグの膨張状態において、この更なる第3の流出開口部は、第3の流出開口部に対向してエアバッグの主要な展開方向と交差状に配設され、これにより、例えば対称的に組み立てられた運転者用エアバッグの場合には、可能な限り対称のガス放出動作が引き起こされて、エアバッグは(空間的に)均一なガス放出が可能とされる。
第1、第2及び第3の流出開口部は、互いに組み合わせられて互いに調整されるのが有利とされる。この場合、エアバッグ中の第2及び第3の流出開口部は、エアバッグに通常設けられる通常の流出開口を置き換える。第3の流出開口部に対する第2の流出開口部の領域の調整、すなわちこれら2つの領域の割合の調整は、(エアバッグが妨害されることなく自由に展開可能とされる)内部性能が既知の標準的なエアバッグのものに合致するようにして行われる。
第2及び第3の流出開口部が恒久的に開放される一方で、第1の流出開口部は、切り換え可能或いは制御可能とされる。すなわち、この第1の流出開口部の開放は、ガスジェネレータ(例えば点火作動式ガス発生装置)の点火後における時間関数として発生する。第1の流出開口部が早期に開放された場合には、ガスジェネレータからのガス流体は、エアバッグの詰まりによって噴出し(例えば、縁部の(クランプ)固定によって、ジェネレータキャリアに対しエアバッグの流入開口まわりに連続的に延在する)、その結果、軽量の乗員(5%の女性)のためのより効果的な拘束性能(「より柔らかい」エアバッグ)に影響するエアバッグの充てん度が、付加的な第2及び第3の流出開口部にとともに達せられる。切り換え可能或いは制御可能な第1の流出開口部が遅れて開放された場合には、重量の乗員(男性の50%ないし95%)のための拘束性能が改善される。エアバッグの展開は、エアバッグモジュールを作動させる事故状況において、乗員の加速度(減速)の検出によって補助される(エアバッグの速やかな準備により早期に拘束する)。概して、乗員関数としてのエアバッグの最適な減衰は、指定の方法での選択が可能とされた付加的な流出領域(第1の流出開口部)の開放時点において設定可能とされる。開放時点の固定は、乗員検知(サイズ、重量、ポジション)及び衝突依存データ(減速、速度)の検知に基づいて自動的に発生する。
OOP状況では、エアバッグ衝突時に乗員に作用する負荷を更に低減させるべく、切り換え可能な第1の流出開口部が非常に早い時期に開放されることによって、ガスジェネレータの点火前の特定条件下においてさえも、エアバッグモジュール中(すなわちエアバッグ中)のガス圧を更に最小化することが可能とされる。
既知のエアバッグモジュールと対比すると、エアバッグモジュール内へ導入されたガスは、ジェネレータキャリアの開口部を通じて更に下方へ、すなわちステアリングホイールのステアリング軸に沿って導かれることはなく、そのかわりにステアリング軸或いはエアバッグの主展開方向に沿ってエアバッグモジュールカバーの開放可能領域の方向に偏向される。従って、ガスの流出はカバーの開放可能領域を通じてエアバッグに沿って生じる。OOP状況においてさえ、エアバッグモジュールの近くにある保護乗員のボディパーツは、エアバッグによって十分に被覆されるため、流出したホットガスによって生じる損傷が除外される。更に、外側空間に通じるカバーの開放可能領域を経て流出開口からガスを流す上述の流通経路のために、隣接したどのサブアセンブリも悪影響を受けない。従って、流出を確保するためにステアリングホイール上に付加される手段が不要である。同時に、例えばステアリングホイールを通じて流出する場合に、例えばステアリングホイール上にある運転車の手が影響を受けるような状況が防止される。
本発明の更なる利点及び特徴は、典型的な実施形態の以下の図面説明から明瞭化される。
図1は、運転者用エアバッグとして使用されるように設計されたエアバッグ1を示している。エアバッグ1は、紙面と同一平面とされる延在面に沿って広げられており、2つの円形ガスバッグ層からなり、その連続的な縁部が縫合され、粘着接合され、エアバッグを形成するべく互いに織り合わせられ或いは結合されている。このエアバッグ1は、膨張状態において、図1に示されていないエアバッグモジュール6に向かう、或いは膨張したエアバッグ1によって保護される運転者の反対側に向かう面2を有する。このエアバッグ1の面2には、中央部分に円形開口の形状の流入開口(「噴射開口」ともいう)3が設けられており、エアバッグ1を膨張させるためのガスがそこを通じてエアバッグ1中へと導入可能とされている。
このエアバッグ1には、流入開口3の縁部領域において相互に対向し、且つ流入開口3に沿って長尺状に延在する2つの第2の流出開口部4が設けられている。これら2つの第2の流出開口部4は、エアバッグ1の膨張状態においてそれらがエアバッグモジュール6の内側空間Iに配設されるように、流入開口3に近接して配置されている。
更に、このエアバッグ1は、円形の流入開口3の中心からの距離が、流入開口3の中心から第2の流出開口部4までの距離よりも大きくなるように離間した第3の流出開口部5を有し、エアバッグ1の膨張状態において第3の流出開口部5が、エアバッグモジュール6の内側空間Iの外側、特にはエアバッグモジュールを取り囲む外側空間Aに配置されるように、この離間距離が十分な大きさに設計されている。
図2は、図3から7に関連して、エアバッグモジュール6の部分断面を示しており、エアバッグモジュール6は、当該エアバッグモジュール6のエアバッグ1のための、またガスジェネレータ8及びガスジェネレータ8を取り囲むチャンバー9のための収容部を形成するカバー(「モジュールカバー」ともいう)7を有する。
エアバッグモジュール6のこのカバー7は、エアバッグモジュール6の内側空間Iと外側空間Aとを区画(「分割」ないし「分離」ともいう)する。エアバッグモジュール6のカバー7上には、開放が可能とされた開放可能領域(「開成が可能とされた開成可能領域」或いは「開閉が可能とされた開閉可能領域」ともいう)10が設けられ、それはエアバッグ1内のガス圧が上昇し、ガスジェネレータ8の作動後にエアバッグ1がエアバッグモジュール6のカバー7の開放可能領域10を内側空間Iからエアバッグ1の主要な展開方向(「主展開方向」ともいう)Hに押圧することで、例えば予め規定されたテアライン(「開裂線」或いは「開裂予定線」ともいう)に沿って開裂して開放される。この内側空間Iは、この例ではエアバッグモジュール6のうちエアバッグ1が非膨張状態で配設され、閉鎖状態のカバー7によってエアバッグ1の主展開方向Hに関する範囲が規定される。
図2は、エアバッグ1がカバー7の開放可能領域10を通じてエアバッグモジュール6の外側空間Aへと拡張した後のエアバッグモジュール6(図2に図示される)を示しており、エアバッグ1の第3の流出開口部5がこの外側空間Aに配設され、第2の流出開口部4がエアバッグモジュール6の内側空間Iに配設されている。この場合のガス流れ(流通経路)は、図2中において対応する矢印によって図示されている。
エアバッグ1内のガスは、第3の流出開口部5を通じて直接的に外側空間Aへと流れることが可能である一方、このガスは、第2の流出開口部4を通じて最初に内側空間Iに誘導され、そこからエアバッグ1に沿って開放可能領域10を通じて外側空間Aへと誘導される。
ガスジェネレータ8を取り囲むチャンバー(「室」、「部屋」、「区画部」ともいう)9は、ディフューザ(「拡散器」ないし「分散器」ともいう)11、ジェネレータキャリア12(「ジェネレータ保持体」ないし「ジェネレータ担体」ともいう)、ボトムプレート13、及びガスジェネレータ8に振動可能に配設されたキャリア14によって形成されている。ディフューザ11は、キャップ形状に設計されており、主展開方向Hに関し流入開口3を通じて(膨張した)エアバッグ1中へと突出しており、流入開口3の縁部領域3aは、ディフューザ11の連続状の縁部領域11aと、ジェネレータキャリア12のうち流入開口3に面する中央開口12cまわりに連続状に延在するジェネレータキャリア12の円筒状の壁部15の縁部領域12aとの間で、主展開方向Hに関しクランプ固定されたエアバッグ1の流入開口3まわりに連続状に延在している(エアバッグクランプ)。流入開口3のうち連続状に延在する縁部領域3aによって規定され或いは範囲が定められる微小な面Fが、ジェネレータキャリア12の基部(「底部」ないし「ベース」ともいう)12eから主展開方向Hに沿って離間して配設される。
ディフューザ11及びジェネレータキャリア12は、ディフューザ11の縁部領域11aから主展開方向Hに長尺状(長軸状)に突出する4つの取り付け要素(「固定要素」ともいう)11bによって互いに接続され、4つの取り付け要素11bは、円形ないし環状の縁部領域11aに沿ってそれぞれ隣接した取り付け要素から等距離で配設されている。これら4つの取り付け要素11bは、ジェネレータキャリア12の壁部15の縁部領域12aに形成されたそれぞれに対応する穴(孔)12bを通じて誘導され、これによりこれら取り付け要素11bの自由端部は、ジェネレータキャリア12の縁部領域12aのうちディフューザ11と反対側の面から突出する。これら突出状の自由端部は、さらにそれぞれに対応するボトムプレート13の(連続状の)穴(孔)13aへと誘導されるようになっており、これらの穴13aは、ボトムプレート13の円筒状の取り付け領域(「固定領域」ともいう)13bに形成されて、取り付け要素11b及び主展開方向Hと一直線とされる。
ボトムプレート13の中央部分には、円形状ないし環状のガスジェネレータクリアランス(「間隔」ないし「隙間」ともいう)13cが設けられており、このクリアランスは、ジェネレータキャリア12の中央開口12c及び主展開方向Hに関しエアバッグ1の流入開口3とは反対側に形成されている。ガスジェネレータ8は、本質的(実質的)に円筒形に設計されており、ボトムプレート13のこのガスジェネレータクリアランス13c中へと主展開方向Hに挿入される。このガスジェネレータ8は、主展開方向Hと交差してガスジェネレータ8から突出し、また主展開方向Hと交差してガスジェネレータ8まわりに連続状に延在するフランジ8aを介して、箱形状ないし槽形状のキャリア14に対し振動可能に接続される。フランジ8aを介してガスジェネレータ8をキャリア14に振動可能に接続するこの構造は必ずしも必要ではない。更に、このフランジ8a自体が、キャリア14として構成されてもよく、これによりキャリア14及びガスジェネレータ8は互いに直接的に接続される。
キャリア14は、ボトムプレート13の穴13aを通じて誘導された取り付け要素11bの端部の自由端に固定され、また主展開方向Hに関しディフューザ11と反対側においてガスジェネレータ8のチャンバー9を閉鎖する。
ジェネレータキャリア12の中央開口12cに垂直に配設されて、ジェネレータキャリア12の中央開口12c及び主展開方向Hに関し環状に交差するボトムプレート13のガスジェネレータクリアランス13cまわりに連続して延在する円筒状の壁部15には、複数の第1の流出開口部15aが形成されており、円筒状のリング16の形態の可動要素によって閉鎖或いは開放が可能とされる。
この目的においては、円筒状のリング16は、円筒状の壁部15のうちガスジェネレータ8に向かう内側を押圧し、また壁部15の内側の2位置間を、主展開方向Hと交差状に延在し且つ主展開方向Hに交差して円筒状の壁部15まわりに連続状に延在する動作方向Bに関し前後に移動可能となるように配設されている。
壁部15の第1の流出開口部15aに対応した形状のクリアランス(「間隔」ないし「隙間」ともいう)16aは、リング16に設けられ、また壁部15の第1の流出開口部15aに完全に合致可能となるように、円筒状のリング16に沿って配設されている。第1の流出開口部15a及びクリアランス16aが合致する際には、第1の流出開口部15aは完全に開放され、これによりガスジェネレータ8によって供給されたガスは、(ガス誘導にて接続されることで)第1の流出開口部15aを通じて内側空間Iへと流れ、更にそこからエアバッグモジュール6の外側空間Aへと流れる。リング16の回転ないし移動によって、リング16のクリアランス16aは、ジェネレータキャリア12の壁部15の第1の流出開口部15aに合致可能とされ、これにより第1の流出開口部15aは閉鎖される。
初期に閉鎖された流出開口部15aを開放するべく、円筒状のリング16が動作方向Bに移動可能となるように、図7における点火作動式の駆動力発生装置17がボトムプレート13に設けられている。
図7に示すように、駆動力発生装置17は、制御電子回路によって作動可能すなわち点火可能な点火器18を備えており、この点火器は、ボトムプレート13に形成された圧力チャンバー19中において、長尺状に拡張され圧力チャンバー19において動作方向Bに関し圧力チャンバー19外へと移動可能に配設されたピストン20を押圧可能な余分な圧力を発生することが可能とされる。
ピストン動作を伝達するべく、このピストン20は、動作方向Bに関しリング16の凹部21に配設されており、この凹部は、動作方向Bに関しリング16を遮へいし、ピストン20は、圧力チャンバー19に供給された余分な圧力によって、リング16の凹部21において動作方向Bに交差して延在する縁部22を動作方向Bに押圧するように配設されており、これにより第1の流出開口部15aを開放するべくリング16が壁部15に対し回転される。また、この凹部21は、リング16内の複数のクリアランス16aの1つとされてもよい。
リング16の凹部21におけるピストン20の配置に関しては、ピストン20は、動作方向Bにつき凹部21のうちピストン20に向かう縁部22と、動作方向Bにつき凹部21のうち縁部22と反対側の更なる縁部との間に配置され、特には前記のピストンが、リング16の接線方向にこのリング16の縁部22を押圧可能となるように配置されるのが有利とされる。従って、リング16から放射状に離間するこの種のピストン20が、壁部15に対しリングを回転させるべく、リングから突出する領域を押圧する場合には変形が軽減される。従って、ピストン20の上述の配置によって、リング16は材料及び重量の条件において適正な方法で製造可能とされる。
ピストン20によってリング16がジェネレータキャリア12の壁部15に沿って確実に移動可能とされるように、ジェネレータキャリア12および/またはボトムプレート13には、円筒状のリング16を動作方向Bに関しガイド(誘導)するガイド手段が設けられる。ボトムプレート13は、この種のガイド手段として例えば、ガスジェネレータクリアランス13cまわりに連続状に延在する手段を有し、これに沿ってリング16のうちボトムプレート13に面する縁部がスライド可能とされる。
図8は、図5に示すエアバックモジュール6の変更例を示すものであり、図5と対比すると、リング16は凹部21によって動作方向Bに関し遮へいされない。ここでは、リング16の凹部21は、リング16のうちボトムプレート13に面する縁部に形成され、凹部21のうち動作方向Bと交差状に延在する縁部22を有し、ピストン20は、リング16を移動させるべく当該縁部を押圧可能とされる。一方で、図8に示すエアバックモジュール6の変更例では、リング16は、図5に示すようにピストン20によって動作方向Bには押圧されず、動作方向Bに関しリング16の凹部21の縁部22の前では、縁部22と平行に延在してリング16を遮へいするギャップ(隙間)の形態の更なる凹部23が形成されることから、そのかわりに縁部22を押圧するピストン20によって引っ張られる。その結果、ピストン20によって生じるリング16の変形が減少する。
図9は、図10及び図11に関連して、図5及び図8に示すエアバッグモジュール6の更なる変更例を示しており、図5或いは図8と対比すると、リング16の凹部21は、リング16を遮へいしない、すなわちリング16はそれ自体が閉鎖されるように設計されており、これによりリング16を移動させるべくこの凹部21の縁部22を押圧するピストン20は、リング16を動作方向Bに押圧する。この例では、壁部15に対する移動の間にピストン20によって僅かの範囲でリング16が変形するように、前記のリングは、動作方向Bに垂直な方向に関し本質的にU字形の断面或いはそれと同等の形状を有する。
図12は、図13及び図14に関連して、エアバッグモジュール6が抽出された斜視図ないし分解図を示しており、ジェネレータキャリア12は、上述のジェネレータキャリア12の実施形態と対比して、恒久的に開放された中央開口12cを備えておらず、そのかわりに放射状に配設された複数の流出開口29を備えており、ガスはこれを通じてエアバッグモジュール26のチャンバー9から流出して流入開口3を通じてエアバッグ1中へと流れる。この目的においては、これらの流出開口29は、エアバッグ1の主展開方向Hに関し流入開口3に面しており、また主展開方向Hに関しこれに対向して配置されている。
流出開口29は、エアバッグ1を膨張させるべく流出開口29を通じて流出したガスが、流出開口29の特徴的な構造のために渦流(旋回流)を形成するように設計されており、これによりディフューザ11の省略が可能とされる。図12から14に図示されたエアバッグモジュール11は、それぞれに対応してジェネレータキャリア12に面する縁部領域11aがその上に形成される(図5参照)クランプリング30を単に有し、それはエアバッグ1のうち噴射開口3まわりに連続状に延在する縁部領域3aをジェネレータキャリア12に対して押圧し、これによりエアバッグ1をジェネレータキャリア12に保持(固定)する。
クランプリング30から主展開方向Hに突出する取り付け要素11bは、上述のエアバッグモジュール6の実施形態に対応した同様のものとされる。
図2から11の例では、ジェネレータキャリア12の流出開口29を閉鎖するために、リング16には、ジェネレータキャリア12の流出領域31の流出開口29に合致可能とされた複数の開口32aを有するバルブプレート32が形成されている。この目的においては、リング16とともに取り付けられたバルブプレート32(リング16及びバルブプレート32が一部品として一体状に構成されてもよい)は、主展開方向Hと交差状に延在する動作方向Bに回転可能とされ、すなわちバルブプレート32は、バルブプレート32に垂直で主展開方向Hに合致する軸まわりに回転可能とされており、一方でバルブプレート32の開口32aは、流出領域31の流出開口29を開放するべく流出領域31の流出開口29に合致可能とされている。バルブプレート32によって流出開口29を閉鎖するためには、バルブプレート32の開口32aが流出開口29から完全に外れるように、当該バルブプレートが回転される。このバルブプレート32は、リング16に連結されているため、バルブプレート32は、図2から11に示すように、駆動力発生装置17によって動作方向Bに移動可能とされる。この流出開口29は、流出開口29がバルブプレート32によって閉鎖されるとともに、ジェネレータキャリア12の円筒状の壁部15の第1の流出開口部15aが開放されるように、そして流出開口29の開放時に第1の流出開口部15aがリング16によって閉鎖され、すなわちバルブプレート32にて形成された開口32aに合致するように、ジェネレータキャリア12の流出領域31に形成されている。
図15は、図16から図18に関連して、図5、図8及び図11に示すエアバッグモジュール6の変更例を示しており、前述の実施形態と対比して、ジェネレータキャリア12の基部12eのガスジェネレータクリアランス13cまわりに連続状に延在する円筒状の壁部15は、ジェネレータキャリア12に一体状には接続されず、ジェネレータキャリア12に分離可能に接続される要素を構成している。
図15において分解された装置として示されるエアバッグモジュール6は、またステアリング軸まわりに回転可能とされた車両ステアリングホイールにおける装置として設計され、ガスジェネレータ8を受ける(挿入可能とする)機能を果たすジェネレータキャリア12と、ガス流出を制御可能な下部モジュールと、折り畳み状態のエアバッグ1を有する。この場合、下部モジュールは、円筒状の壁部15及び円筒状のリング16を備え、図5、8及び11に示すタイプのうちの1つに配設され、図7に示すタイプの駆動力発生装置17によってリング16は円筒状の壁部15に対して移動可能とされ、これにより円筒状の壁部15に形成された(またリング16によって閉鎖される)第1の流出開口部15aは、ガスがエアバッグ1外へと流れるのを許容するリング16の移動によって開放可能とされる。
このジェネレータキャリア12は、主展開方向Hに垂直に延在し、また連続状に延在する外縁を備えた基部12eを有し、その外縁からジェネレータキャリア12の外壁12dが主展開方向Hに突出し、基部12eを図2に示すタイプのカバー7(図示省略)に接続しており、このカバーは基部12eに対し実質的に平行に延在する。ここではエアバッグ1の主展開方向Hは、エアバッグモジュール6が装着されるステアリングホイールのステアリング軸に平行に延在する。
ジェネレータキャリア12の基部12eは、中央にガスジェネレータクリアランス13cを有し、基部12eのうちガスジェネレータクリアランス13cまわりに連続状に延在する縁部領域を備え、基部12eに解放可能に固定される円筒状の壁部15がそこから主展開方向Hに突出し、前記壁部は主展開方向Hに交差してガスジェネレータクリアランス13cまわりに連続状に延在する。第1の流出開口部15aは、基部12eからより離間するように円筒状の壁部15のうち基部12eに対向する一端側に延び、主展開方向Hに交差してジェネレータキャリア12の外壁12dのうち外側空間Aとは反対の内側に向かうように、円筒状の壁部15に形成されている。
円筒状の壁部15のうちジェネレータキャリア12の外壁12dとは反対側の内面において、図8に示すタイプの円筒状のリング16は、円筒状の壁部15に対し、主展開方向Hと交差してガスジェネレータクリアランス13cまわりに連続状に延在する動作方向Bに移動可能に配設されている。図8によれば、リング16はクリアランス16aを有し、これはリング16の初期位置において円筒状の壁部15の第1の流出開口部15aから外れる。従って、リング16の初期位置では、第1の流出開口部15aが閉鎖され、ガスジェネレータ8からの流出ガスは、第1の流出開口部15aを越え、主展開方向Hに流入開口3を通じてエアバッグ1中へと流れる。第1の流出開口部15aを開放するために、リング16は駆動力発生装置17によって動作方向Bに所定位置に移動可能とされ、この位置においてリング6のクリアランス16aは、円筒状の壁部15の第1の流出開口部15aに合致するように配設され、これにより第1の流出開口部15aが開放される。この目的のため、図5及び8に示すような駆動力発生装置17のピストン20は、動作方向Bにリング16の凹部21の縁部22を押圧する。図8に対比して、リング16のクリアランス16aは、円筒状の壁部15の第1の流出開口部15aに対応して、主展開方向Hに関し基部12eからより離間するように延びる設計とされている。
円筒状の壁部15は、主展開方向Hに連続状に延在し、また(図2、5、8及び11参照)主展開方向Hに関しエアバッグ1の流入開口3に対向する中央開口12cに接する縁部領域12aを有し、これは流入開口3に隣接する縁部領域3aをシート面当たりにて押圧するように、基部12eに対し実質的に平行な面(面F)に沿って延在している。エアバッグ1の流入開口3の縁部領域3aは、主展開方向Hに関し、図14に示すタイプのクランプリング30と、円筒状の壁部15の縁部領域12aとの間に配設されている。
4つの取り付け要素11bは、主展開方向Hに環状に連続して延在するクランプリング30から主展開方向Hと反対に突出し、またクランプリング30に沿って互いに等間隔に配設されている。これら4つの取り付け要素11bは、エアバッグ1の縁部領域3aに形成されたクリアランス3cを通じて延びる。円筒状の壁部15の挿通穴12bは、主展開方向Hに延在し、またクランプリング30を円筒状の壁部15に固定するべく取り付け要素11bが導入され、エアバッグ1の縁部領域3aの前記クリアランス3cに対し一直線とされる。これら挿通穴12bは、円筒状の壁部15のうち基部12eに対向して開成され、基部12eのジェネレータクリアランス13cの縁部領域に形成された穴13aに対し一直線とされる。取り付け要素11bの主展開方向Hに関する長さは、挿通穴12bを通じて誘導された当該取り付け要素11bが、またジェネレータキャリア12の基部12eの縁部領域の穴13aを通じて延びるように設計されており、これにより取り付け要素11bの自由端部は、基部12eのうちエアバッグ1とは反対の外側から主展開方向Hとは反対の方向に突出する。
ガスジェネレータ8は、主展開方向Hに関しガスジェネレータクリアランス13c内へと誘導され、このガスジェネレータのフランジ8aは、断面においてガスジェネレータ8まわりに連続状に延在し、連続状に延在する縁部領域を押圧するように設計され、基部12eのうちエアバッグ1とは反対の外側がガスジェネレータクリアランス13cに接する。この場合、ガスジェネレータ8のフランジ8aは、ガスジェネレータ8をジェネレータキャリア12に取り付けるためのクリアランス8aを有し、当該クリアランスは、ジェネレータキャリア12の基部12eの穴13aに対し一直線とされ、またそれらを通じて取り付け要素11bの自由端部がエアバッグ1の主展開方向Hに延びる。ナット11cが螺合するネジ山が取り付け要素11bの自由端部に設けられており、当該自由端部は、ガスジェネレータ8のフランジ8aから主展開方向Hに突出する。従って、クランプリング30から突出する取り付け要素11bによって、エアバッグ1の縁部領域3aは、クランプリング30と壁部15の縁部領域12aとの間でクランプ固定され、また壁部15(分離可能に形成された壁部15の場合)及びガスジェネレータ8は、ジェネレータキャリア12の基部12eに取り付けられる。
図17及び18は、完全な装着状態のエアバッグモジュール6を、エアバッグモジュール6の基部12eのうちエアバッグ1とは反対側であって、またエアバッグモジュール6のカバー7(図示省略)のうち運転者に対向する上側とは反対側の外方から示している。また、図16は、図15に示すエアバッグモジュール6の分解図を示しており、図15と対比すると、円筒状の壁部15、リング16及び駆動力発生装置17からなる下部モジュールが完全に組み合わせられている。
図19は、図15から18に示すエアバッグモジュール6の変更例を示すものであり、ここでは図15及び16に示す下部モジュール15,16,17は、主展開方向Hに交差してガスジェネレータクリアランス13cまわりに連続状に延在する、すなわちガス吐出のための流出開口を有していない別の円筒状の壁部15’によって置き換えられている。上述のように2つの構成要素がジェネレータキャリア12に解放可能に固定される点において、下部モジュール15,16,17を別の円筒状の壁部15’に容易な方法によって変更することが可能である。流出開口部15aを備えていない別の壁部15’は、その寸法が壁部15に合致しており、すなわち円筒状の壁部15,15’の主展開方向Hに関する高さは、円筒状の壁部15,15’の挿通穴12bの空間上の位置と同様に一致している。更に、連続状に延在する2つの壁部15,15’の内径及び外径は、同様に主展開方向Hに関し実質的に合致するのが好ましい。従って、円筒状の壁部15或いは下部モジュール15,16,17を別の円筒状の壁部15’に変更する(またその逆に変更する)ために、ジェネレータキャリア12に別の(構造上の)変更を加える必要がないため有利とされる。これにより、第1の流出開口部15aを備えていない図19におけるエアバッグモジュール6は、有利且つコストを抑えた方法によって、第1の流出開口部15aを備えている図15におけるエアバッグモジュール6に変更可能とされる。
図1は、第2及び第3の流出開口部と噴射開口を有する広げられたエアバッグを上方からみた図である。 図2は、第1、第2及び第3の流出開口部を備えた本発明におけるエアバッグモジュールの部分断面図である。 図3は、第1の流出開口部が閉鎖された状態のエアバッグモジュールの斜視図である。 図4は、図3に示すエアバッグモジュールの第1の流出開口部が開放された状態の断面図である。 図5は、図3及び図4に示すエアバッグモジュールの分解図である。 図6は、図5に示すエアバッグモジュール(がアセンブリ化された状態)を示す図である。 図7は、点火器及びピストンを備えた点火式駆動力発生装置を示す図である。 図8は、図3から図6に示すエアバッグモジュールの変更例の分解斜視図である。 図9は、ガス吐出用に開放される第1の流出開口部を備えた本発明におけるエアバッグモジュールの更なる変更例の斜視図である。 図10は、図9に示すエアバッグモジュールの第1の流出開口部が閉鎖された状態の斜視図である。 図11は、図9及び図10に示すエアバッグモジュールの分解斜視図である。 図12は、本発明のエアバッグモジュールの変更例のガスジェネレータを取り囲む制御可能な流出開口を備えたチャンバーの斜視図である。 図13は、図12に示すチャンバーの流出開口部が開放された状態を示す図である。 図14は、図12及び図13に示すエアバッグモジュールの分解斜視図である。 図15は、図5、8及び11に示す変更例の分解図である。 図16は、円筒状の壁部、壁部に移動可能に配設されたリング、リングの移動のための駆動力発生装置からなるプリアセンブル化された下部モジュールを備える、図15に示すエアバッグモジュールの更なる分解図である。 図17は、図15及び16に示すエアバッグモジュールの斜視図である。 図18は、図15から17に示すエアバッグモジュールの更なる斜視図である。 図19は、図15から18に示すエアバッグモジュールの変更例の分解図である。
符号の説明
1 エアバッグ
2 面
3 流入開口
4 第2の流出開口部
5 第3の流出開口部
6 エアバッグモジュール
7 カバー
8 ガスジェネレータ
8a フランジ
9 チャンバー
10 開放可能領域
11 ディフューザ
11a 縁部領域
11b 取り付け要素
12 ジェネレータキャリア
12a 縁部領域
12b 穴
12c 中央開口
13 ボトムプレート
13a 穴
13b 取り付け領域
13c ガスジェネレータクリアランス
14 キャリア
15,15’ 壁部
15a 第1の流出開口部
16 リング
16a クリアランス
17 駆動力発生装置
18 点火器
19 圧力チャンバー
20 ピストン
21 凹部
22 縁部
23 凹部
29 流出開口
30 クランプリング
31 流出領域
32 バルブプレート
32a 開口
A 外側空間
B 動作方向
H 主展開方向
I 内側空間

Claims (47)

  1. 自動車用エアバッグモジュールであって、
    乗員を保護するべくガスによって膨張可能とされ、膨張の際、保護される乗員に向けて主展開方向に突出するエアバッグと、
    前記エアバッグを膨張可能とするガスが流入する前記エアバッグの流入開口と、
    前記流入開口において、連続状に延在して所定の面を規定する縁部領域と、
    前記エアバッグを膨張させるべく、少なくとも1つの流出開口から流出して前記流入開口を通じて前記エアバッグ中へと流れるガスを発生可能なガスジェネレータと、
    前記ガスジェネレータを支持するジェネレータキャリアと、
    を備え、
    前記ジェネレータキャリアには、前記流入開口の前記縁部領域によって規定される前記面に沿って延在し、前記ガスジェネレータが取り付けられる基部が設けられており、この基部は、前記主展開方向と反対方向に関し前記エアバッグモジュールを取り囲む外側空間と前記エアバッグモジュールの内側空間とを区画する構成であり、
    前記流入開口(3)の前記縁部領域(3a)によって規定される面(F)は、前記主展開方向(H)に関し前記ジェネレータキャリア(12)の前記基部(12e)から離間して配設されることを特徴とするエアバッグモジュール。
  2. 請求項1に記載のエアバッグモジュールであって、
    連続状に延在する壁部(15,15’)が前記基部(12e)から前記主展開方向(H)に突出する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  3. 請求項2に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記壁部(15,15’)は、前記主展開方向(H)に関し前記流入開口(3)の前記縁部領域(3a)に向かう縁部領域(12a)を有する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  4. 請求項3に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記壁部(15,15’)の前記縁部領域(12a)は、前記流入開口(3)の前記縁部領域(3a)を面当たりによって押圧するように構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。
  5. 請求項1から4のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記面(F)は平面を形成することを特徴とするエアバッグモジュール。
  6. 請求項1から5のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記エアバッグ(1)は、前記流入開口(3)の前記縁部領域(3a)を介して前記エアバッグモジュール(6)の構成要素に固定される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  7. 請求項1から6のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記基部(12e)は、前記ガスジェネレータ(8)を受けるガスジェネレータクリアランス(13c)を有する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  8. 請求項2ないし請求項7に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記壁部(15,15’)は、前記ガスジェネレータクリアランス(13c)まわりに前記主展開方向(H)に交差して連続状に延在する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  9. 請求項2或いは請求項2に従属の請求項3から8のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記壁部(15,15’)は、中空円筒形状として構成されることを特徴とするエアバッグモジュール。
  10. 請求項3或いは請求項3に従属の請求項4から9のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記壁部(15,15’)の前記縁部領域(12a)は、シート状で環状に構成されることを特徴とするエアバッグモジュール。
  11. 請求項3或いは請求項3に従属の請求項4から10のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記流入開口(3)の前記縁部領域(3a)は、前記壁部(15,15’)の前記縁部領域(12a)の固定される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  12. 請求項2或いは請求項2に従属の請求項3から11のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記壁部(15)は、前記ガスジェネレータ(8)の前記ガス流出開口から流出したガスが前記エアバッグモジュール(6)の前記外側空間(A)へと流れるのを可能とする少なくとも1つの第1の流出開口部(15a)を有する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  13. 請求項1から12のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記エアバッグ(1)を覆うカバー(7)を有し、当該カバーは前記エアバッグモジュール(6)の前記内側空間(I)と前記エアバッグモジュール(6)の前記外側空間(A)を区画する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  14. 請求項13に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記エアバッグ(1)は、前記カバー(7)の開放可能領域(10)を通じて前記エアバッグモジュール(6)の前記外側空間(A)へと展開可能とされた構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  15. 請求項12ないし請求項14に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記第1の流出開口部(15a)は、当該第1の流出開口部(15a)から流出したガスが前記開放可能領域(10)を通じて前記外側空間(A)へと流れることを可能とするように、前記エアバッグモジュール(6)の前記内側空間(I)に配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  16. 請求項2或いは請求項2に従属の請求項3から15のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    クリアランス(16a)を有する可動要素(16)が、前記壁部(15)まわりに延在する動作方向(B)に関し前記壁部(15)に移動可能に配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  17. 請求項12ないし請求項16に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記クリアランス(16a)は、前記第1の流出開口部(15a)を開放するべく前記可動要素(16)が前記動作方向(B)に移動することで、前記第1の流出開口部(15a)に合致可能とされた構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  18. 請求項12ないし16或いは請求項17に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記クリアランス(16a)は、前記第1の流出開口部(15a)を閉鎖するべく前記可動要素(16)が前記動作方向(B)に移動することで、前記第1の流出開口部(15a)から外れることが可能とされた構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  19. 請求項16から18のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記可動要素は、前記動作方向(B)に連続状に延在する円筒状のリング(16)として構成されることを特徴とするエアバッグモジュール。
  20. 請求項19に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記リング(16)の前記動作方向(B)への移動のため、前記リング(16)は、前記動作方向(B)に交差して延在する縁部(22)を備えた凹部(21)を有する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  21. 請求項20に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記凹部(21)は、前記リング(16)を分断し、また前記動作方向(B)に交差して延在する隙間として構成されることを特徴とするエアバッグモジュール。
  22. 請求項20に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記リング(16)を分断する隙間としての別の凹部(23)が、前記凹部(21)の前記縁部(22)に沿って延在する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  23. 請求項16から22のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記可動要素(16)は、駆動力発生装置(17)によって移動可能とされた構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  24. 請求項23に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記駆動力発生装置(17)は、前記動作方向(B)に前記リング(16)を移動させるべく前記凹部(21)の前記縁部(22)を押圧するピストン(20)を有する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  25. 請求項2ないし請求項2に従属の請求項3から11のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記壁部(15’)は、ガス不透過性に設計された構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  26. 請求項3或いは請求項3に従属の請求項4から25のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記エアバッグ(1)の前記流入開口(3)の前記縁部領域(3a)は、クランプリング(30)によって前記壁部(15,15’)の前記縁部領域(12a)に保持される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  27. 請求項26に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記クランプリング(30)は、前記主展開方向(H)に突出する少なくとも1つの取り付け要素(11b)を有する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  28. 請求項2或いは請求項2に従属の請求項3から27のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記壁部(15,15’)は、前記ジェネレータキャリア(12)と一体状に形成された構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  29. 請求項2或いは請求項2に従属の請求項3から27のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記壁部(15,15’)は、下部モジュールの一部として前記ジェネレータキャリア(12)に解放可能に固定される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  30. 請求項23或いは24ないし請求項29に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記下部モジュールは、前記駆動力発生装置(17)を備える構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  31. 請求項16から24のうちのいずれか一項、ないし請求項29或いは30に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記下部モジュールは、前記可動要素(16)を備える構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  32. 請求項27ないし請求項29から31のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記壁部(15,15’)は、前記取り付け要素(11b)によって前記ジェネレータキャリア(12)の前記基部(12e)に固定される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  33. 請求項27或いは請求項27に従属の請求項28から32のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記ガスジェネレータ(8)は、前記取り付け要素(11b)によって前記ジェネレータキャリア(12)の前記基部(12e)に固定される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  34. 請求項27或いは請求項27に従属の請求項28から33のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記壁部(15,15’)の前記縁部領域(12a)に前記エアバッグ(1)を固定するべく、前記取り付け要素(11b)は、前記流入開口(3)の前記縁部領域(3a)のクリアランス(3c)を通じて、また前記壁部(15,15’)の前記クリアランス(3c)と一直線とされる挿通穴(12b)を通じて、前記主展開方向(H)に誘導される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  35. 請求項34に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記挿通穴(12b)は、前記基部(12e)に形成された穴(13a)と一直線とされる構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  36. 請求項35に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記取り付け要素(11b)は、当該取り付け要素(11b)の自由端部が基部(12e)のうちエアバッグ(1)と反対側から突出するように、前記穴(13a)を通じて誘導される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  37. 請求項1から36のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記ガスジェネレータ(8)は、当該ガスジェネレータ(8)を前記ジェネレータキャリア(12)の前記基部(12e)に取り付けるためのフランジ(8a)を有する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  38. 請求項37に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記フランジ(8a)は、断面に関し前記ガスジェネレータ(8)まわりに連続状に延在する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  39. 請求項37または38に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記フランジ(8a)は、前記基部(12e)の前記ガスジェネレータクリアランス(13c)のうち連続状に延在する縁部を面当たりによって押圧する構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  40. 請求項36或いは請求項36に従属の請求項37から39のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記ジェネレータキャリア(12)の前記基部(12e)に前記ガスジェネレータ(8)を固定するべく、前記取り付け要素(11b)の自由端部は、前記フランジ(8a)に形成されたクリアランス(8c)によって前記主展開方向(H)に誘導される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  41. 請求項1から40のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記エアバッグ(1)の第2の流出開口部(4)を備え、当該流出開口部は、前記第2の流出開口部(4)から流出したガスが前記外側空間(A)へと流出可能となるように、前記エアバッグ(1)の膨張状態において前記エアバッグモジュール(6)の前記内側空間(I)に配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  42. 請求項14ないし請求項41に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記第2の流出開口部(4)は、当該第2の流出開口部(4)から流出したガスが前記開放可能領域(10)を通じて前記外側空間(A)へと流出可能となるように、前記内側空間(I)に配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  43. 請求項12ないし請求項41及び42のいずれかに記載のエアバッグモジュールであって、
    第1及び第2の流出開口部(15a,4)から流出したガスが前記主展開方向(H)と反対方向に流れる状況を阻止する手段を備える構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  44. 請求項1から43のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記エアバッグ(1)は、ガス吐出用の第3の流出開口部(5)を備え、当該開口部は、展開したエアバッグ(1)とともに前記エアバッグモジュール(6)の前記外側空間(A)に配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  45. 請求項44に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記エアバッグ(1)の膨張状態において、前記第3の流出開口部(5)は、前記エアバッグ(1)のうち前記エアバッグモジュール(6)に向かう面(2)に配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  46. 請求項44または45に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記エアバッグ(1)は、ガス吐出用の更なる第3の流出開口部(5)を備え、当該開口部は、展開したエアバッグ(1)とともに前記エアバッグモジュール(6)の前記外側空間(A)に配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
  47. 請求項44或いは45ないし請求項46に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記エアバッグ(1)の膨張状態において、更なる第3の流出開口部(5)は、前記エアバッグ(1)の主展開方向(H)と交差状に第3の流出開口部(5)に対向して配設される構成であることを特徴とするエアバッグモジュール。
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