JP2005514266A - 側方エアバッグモジュールのためのガス流分配器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、側方エアバッグモジュールのためのガス流分配器に関する。
【解決手段】 分配器は、ガス発生器によって膨張されるガスバッグ内で、目標とする方法で、ガス発生器の流出開口部によってガス発生器から放出されるガス流を分配するために使用される。本発明では、ガス流分配器は、少なくとも流出開口部の領域では、ガス発生器を囲む、大きさが安定している受け入れ要素(1)によって形成されている。

Description

本発明は、請求項1の前段の記述に対応する、側方エアバッグモジュールのためのガス流分配器に関する。
側方エアバッグモジュール(例えば、サイドエアバッグモジュール)は、クラッシュ時に、乗員を、車体の側方部品との衝突から保護するように作用し、通常、車両ドア内に配置されるか、車両シートに横方向に配置される。クラッシュ時に特定の乗員を保護するために膨張可能なガスバッグに加えて、側方エアバッグモジュールは、ガスバッグを膨張させるためのガス発生器と、ガス発生器とガスバッグを保持するハウジングを備えている。エアバッグモジュールが、乗員に対する最善の拘束機能、したがって、保護機能を展開可能とするためには、ガス発生器による膨張中におけるガスバッグの目標とする、定められた展開が特に重要である。
側方エアバッグモジュールでは、ガスバッグ内で、ガスバッグカバー内あるいはガスバッグカバー上に設けられたタック(縫いひだ)(tuck)あるいは織物のフラップ(たれ)(fabric flap)によってガス流を方向付けること、また、ガスバッグ内で、定められた方法でガス流を分配することが知られている。この場合、ガスバッグは、タックあるいは織物のフラップによって、ガスバッグの膨張期中に、定められた、予め設定可能なガス流を保証する異なる領域に分割される。
本発明は、ガス発生器によって膨張されるガスバッグの、目標とする、定められた展開及び位置決めに寄与する、最初に述べたタイプのガス流分配器の提供に関する問題点に基づいている。
この問題点は、本発明では、請求項1の特徴を有するガス流分配器を提供することによって解決される。
これらの特徴によれば、ガス流分配器は、少なくとも流出開口部の領域では、ガス発生器を囲む、大きさが安定している保持部によって形成される。
本発明に対応する解決策は、ガス流分配器が、膨張するガスバッグの定められた展開及び位置決めを達成するために、ガス発生器から出現するガス流に迅速、直接的な影響を与えるという利点を有している。したがって、ガス発生器を保持するガス流分配器の領域を適切に設計することによって、ガスバッグの展開方向は、初期の時点で、また、恒久的には予め定められた方法で、定めることができる。これに関連して、エアバッグモジュールのカバーの開口部も、確実に影響を受ける。さらに、ガス流を方向付けることによって、保護される乗員が通常の着座位置にないアウトオブポジション状態にある時のガスバッグの膨張行動は、乗員が負傷するリスクが最小化されるように影響を受ける。
最後に、ガスの量あるいはガス流の目標とする分配によって、ガス発生器の外部に流れるガスを、定められた方法で、多室ガスバッグの1あるいは他の室に案内することが可能となる。
前述した効果は、特に、ガス流分配器によって形成されている保持部内で、ガスが出現した直後に、先ず、ガス発生器の流出開口部から出現するガスが集められ、その後、定められた方法で、予め定められた方向に沿って、膨張するガスバッグの内部に案内されることによって達成される。
ガス流分配器は、ガス流分配器によって形成されている保持部がガス発生器から出現するガス流によって著しく変形しない、大きさが安定している材料、例えば、金属あるいはダイキャストによって形成される。したがって、ガスバッグのカバー内に設けられている、タック、織物のフラップ、可撓性チューブ等によって形成されているガス流分配器に比べて、ガス流によって逆の影響を受けることがない、本発明に対応する定められた状態が、ガス流の分配のために提供される。しかしながら、個々の区域は、例えば、フラップの形態で、ガス流分配器の保持部上に提供可能であり、また、ガス流のための出口開口部を開放するために、ガス流によって、目標とする方法で移動可能である。
ガス流分配器の保持部は、特に、側方エアバッグモジュールの部品として、車両ドア内あるいは車両シート上に配置される、筒状のガス発生器を挿入可能に設計される。この目的のために、ガス流分配器は、筒状のガス発生器を囲み、例えば、断面が多角形あるいは曲線である筒状に設計されている保持領域を有している。1つの好ましい実施例では、ガス流分配器の保持部は、ガスバッグを、基本的に、保持部の外周面に沿って、例えば、軸方向に膨張させるために、ガス流をガスバッグ内に流す設計とされている。この場合、通常ではガス発生器から鉛直方向に出現するガス流は、単にガスバッグ内への方向に沿って通過するのではなく、予めかたよっている。すなわち、少なくともガス流分配器の流出開口部の領域で、ガス発生器を囲むガス流分配器の外周面に沿った方向に通過する。
定められた方法で、膨張するガスバッグ内にガスを流すために、ガス流分配器を形成する保持部は、保持部の内部に流れ込んだガスが通過してガス発生器から出現可能であり、また、膨張するガスバッグ内に流入可能である、少なく1つの出口開口部を有している。筒状の保持領域を有するガス流分配器の場合には、このタイプの出口開口部は、特に、保持領域のケース内に設けられる。
本発明の1つの発展形態では、出口開口部のサイズは、それらを異なる環境に調和させるために設定可能である。
さらに、ガス流分配器の少なくとも1つの出口開口部は、ガス発生器から出現するガス流によって開かれるカバーにより、少なくとも一部が閉じられている。これにより、ガスは、膨張するガスバッグ内に流入可能である。この場合、出口開口部は、筒状のガス発生器から出現するガス流を軸方向に、すなわち、ガス発生器の広さ方向に沿って誘導するように配置及び設計されるのが好ましい。開いた状態では、カバーは、同時に、ガス流分配器の出口開口部を通って流れるガスが膨張するガスバッグ内に流入する時に、ガスの流れの方向を予め定める方向要素として作用する。
ガス流分配器は、ガス発生器の外部に流れ出すガスが、ガス流分配器から出現する前に、最初に、保持領域の壁に対して少なくとも部分的に反射するように設計、すなわち、ガス発生器の外形形状、サイズ及び流出流開口部を調和させるのが好ましい。これにより、ガス発生器の外部に流れ出る熱いガスが、膨張するガスバッグの織物あるいは縫い目、または、他の感熱部品に直接接触するのが防止される。代わりに、第一に、ガス流分配器の保持領域内のガスは、膨張するガスバッグ内に流入する前に冷却される。さらに、ガス流の速度も遅くなる。これにより、ガスバッグのカバーのコーティング形成に対する厳しい要求が軽減される。さらに、ガス流分配器の保持領域の壁によるガス流の影響は、特に、ガス流がガス流分配器の流出開口部を通って流れる時に、ガス流が、筒状のガス発生器の広さ方向に沿って、軸方向にかたよるのを許容するために、ガス流自体を方向付けるように作用する。
保持領域内のガス圧力は、発生器支持部の保持領域内のガスに対して有効な容積を変化させることによって、すなわち、ガス流分配器の保持領域の内壁からガス発生器の外壁までの距離の関数として影響を受ける。これは、順次、保持領域の、対応する出口開口部を介するガスの分配量に影響を与える。保持領域の出口開口部のサイズ(開口部の出口面積)は、エアバッグの膨張速度と、異なる内部圧力が異なる室内で生成される複数室システムの場合に特に重要である、種々のエアバッグ領域内のガスの分配量を決定する。
さらに、エアバッグの開発プログラムの速度は、保持領域(空洞円筒状あるいは異なる筒形状)の形状によっても影響を受ける。
本発明の1つの展開では、ガス流分配器は、同時に、ガス発生器を保持し、接続領域を介して自動車の支持部品、特に、車両ドアあるいは車両シートの支持部品に接続される発生器支持部として作用する。
自動車の支持部品への間接接続あるいは直接接続を提供するように配置及び設計されている発生器支持部の接続領域は、例えば、発生器支持部の保持領域から突出するフランジとして構成可能である。1つの好ましい実施例では、発生器支持部は、単一ピース設計である。すなわち、発生器支持部の接続領域が、発生器支持部の保持領域上に1つのピースとして一体に成形されている。
保持部の少なくとも1つの領域を、ガス流を案内するための少なくとも1つのガス案内ダクトが、衝突要素とガス発生器との間に配設されるように、衝突要素として設計することは有利である。これは、ガス流分配器が、ガス発生器から出現するガス流に迅速及び直接に影響を与え、また、ガス案内ダクトの設計によって、流出するガスが、膨張するガスバッグの任意の領域に、定められた方法で案内されるという利点を有している。ガス流の案内によって、ガスバッグの膨張動作は、保護される乗員が通常の着座位置にないアウトオブポジション状態であっても、ガスバッグを展開することによって、乗員に対する傷害のリスクが低減されるように、影響を受ける。さらに、ガス発生器の外部に流れるガスあるいはガス流の目標とする分配量によって、ガスを、定められた方法で、多室ガスバッグの1あるいは複数の室または複数のガスバッグに案内することができる。この場合、本発明に対応するガス流分配器は、複数のガスバッグをガス発生器に取り付けるためにも作用する。
ガス案内ダクトは、ガス発生器の外側と、衝突要素として設計されている保持部の内側との間、あるいは、ガス発生器を囲む保持部の領域の外側と衝突要素の内側との間に形成可能である。
本発明の1つの好ましい実施例では、衝突要素は、基本的に円形の断面を有し、ガス案内ダクトが、基本的に、円形のリング形状あるいは三日月形状の断面を有するように固定される。これにより、ガス案内ダクトを適切な大きさとすることにより、小さな流れ断面によって高いガス流出速度が可能となり、したがって、非常に高いインパルス伝達を、展開されるガスバッグカバーに伝達することが可能となる。
衝突要素は、可塑性変形中、例えば、ガス発生器の装着工程中あるいは動作中であっても、衝突要素の機能が保持されるように、有利に設計される。これにより、例えば、ガス流の部分的あるいは一時的な高圧最大値であっても、ガス流発生器の機能が逆方向に影響することがないように補償可能である。
ガス案内ダクトのガス出口領域は、少なくとも1つのガスバッグあるいは異なるガスバッグ室内に有利に通じている。複数のガスバッグ室あるいは複数のガスバッグが使用される時、衝突要素は、2つのガスバッグ室を互いに離すように作用し、あるいは、2つのガスバッグの間の単一の接続として作用する。この場合、2つのガスバッグの間に配設される分離ギャップ(空隙)は、ガスギャップ間の伝達が、ガス案内ダクトを介してのみ可能となるように、衝突要素の領域内に配設される。さらに、衝突要素を介して、ガス漏れのない方法で分離ギャプを締め付けることは、有利である。
ガスバッグを膨張させるためのガス発生器及び本発明に対応して設計されたガス流分配器を有する側方エアバッグモジュールは、請求項39の特徴を有している。
このエアバッグモジュールの1つの好ましい実施例では、ガス流分配器の保持領域が、膨張するガスバッグ内に配置されている。これによって、エアバッグモジュールの、著しく簡潔な構造が可能となる。
本発明のさらなる特徴及び利点は、図面を参照しながら、以下の実施例の説明で明らかになる。
図1は、ガス発生器を保持するための発生器支持部1の形態のガス流分配器の斜視図である。発生器支持部1は、側方エアバッグモジュールの部品を形成し、クラッシュ発生時に、乗員を保護するためにガスバッグをセンサ制御方法で膨張させるガス発生器を支持する。ガスバッグ及びガス発生器は、通常、ガスバッグが、保護される乗員の方向に展開されるように、ガスバッグの膨張中に開くカバーを有するモジュールハウジング内に配置される。
ガス発生器は、発生器支持部1を介して、エアバッグモジュールの支持部品、例えば、エアバッグモジュールのハウジングに接続されるか、あるいは、車体の支持部品、例えば、側方エアバッグの場合には、ドアパネルあるいはシートフレームに直接に接続される。これにより、ガス発生器は、発生器支持部を介して車両支持部分に結合される。
図1では、発生器支持部1の保持領域10は、保持領域10内に配置される筒状のガス発生器が保持領域10によって囲まれるように、筒状、特に、中空円筒状の外形を有している。保持領域10は、断面において、スロットの両側に配置されている端部から各ケース内に半径方向に突出しているプレート21及び22を有するスロットリングを形成する。
中空円筒状の保持領域10は、両端の側部に2つの開口カバー表面11、12を有している。これらのカバー表面は、前記スロットの拡張による、ガス発生器の保持領域10内への導入と、発生器支持部1の重量を低減するための2つの大きな凹部16、17のケース表面内への導入を許容する。1つの大きな凹部16に隣接して、出口開口部18が、ケース表面に付加的に設けられている。前記出口開口部は、保持領域の外壁10aを形成するケース表面の隆起13によって部分的にカバーされている。また、前記出口開口部は、ガス発生器が導入されるときに、発生器支持部1内に通じるガス発生器の流出開口部上に配置される。隆起13は、出口開口部18から出現するガス流の方向が影響を受ける案内要素として作用する。
ガス発生器から保持領域10の内部に流れたガスは、前述した出口開口部18を通って、膨張するガスバッグ内に通過可能である。この目的のために、発生器支持部1の保持領域10は、エアバッグモジュールの、膨張するガスバッグ内に配置されるガス発生器と共に配置されるのが好ましい。
ガス発生器から流れるガスが通って、膨張するガスバッグ内に通過する、保持領域10の出口開口部10の配置、形状及びサイズと隆起13は、ガスがガスバッグ内に入る時の方向及び速度を決定する。
本実施例では、出口開口部18を通って流れるガス流Gは、隆起13によって、受け入れ領域10のケース表面に沿って、特に、軸方向に向けられる。
図2の後方図を参照すると明らかなように、さらに2つの出口開口部19a、19bが、保持領域10のケース内で、隆起13の両側に互いに対向し、放射状に設けられている。これにより、ガス流Gは、それらを通って、保持領域10の外壁10aの表面に沿って、特に、長さ方向に延びている発生器支持部1の軸方向に出現することが可能となる。
発生器支持部1の保持領域10内に保持されるガス発生器は、特に、ガス発生器の流出開口部の外に流れるガスが、保持領域10の内壁10b方向に向けられるように配置される。この場合、ガス発生器の流出開口部は、出口開口部18、19a、19bを有するガス発生器支持部1の保持領域10の区域の領域に配置されるのが好ましい。ガス発生器から発生器支持部1の内部に流れるガスは、この目的のために保持領域10内に設けられた開口部18、19a、19bを通って、膨張するガスバッグ内に通過する前に、最初に、保持領域10の内壁10bに対して部分的に反射する。これにより、ガス流は、ガスバッグの感熱部分、例えば、ガスバッグカバーあるいはシームに衝突する前に、幾分冷却されるとともに減速する。したがって、高温ガスによるガスバッグの損傷のリスクが、著しく低減される。
固定開口部23を有する接続領域20は、発生器支持部1の保持領域10上の単一ピースとして一体的に形成され、発生器支持部を、エアバッグモジュールあるいは車体の支持部品に接続するために使用可能である。接続領域20は、フランジとして設計されており、また、互いにもたれあい、保持領域10上に単一ピースとして一体的に形成されている2つのプレート21、22により構成されている。この目的のために、保持領域10は、2つの端部それぞれに一体的に形成されたプレート21、22の1つと共に、断面において、細長い溝状のリングを形成する。接続領域20を安定化させるために、硬化要素25が付加的に設けられている。接続領域20は、硬化要素25を介して保持領域10に付加的に接続されている。
図3に示されている発生器支持部の実施例は、図1及び図2に示されている発生器支持部と、単に、保持領域10の壁に設けられている2つの出口開口部の設計が異なっているだけである。他の点では、2つの実施例は一致している。したがって、参照符号は、図1の詳述に関連させている。発生器支持部の一致する構成要素は、2つの図中に同一の参照数字が付される。
図3では、2つの大きな凹部16、17に隣接して配置されている2つの出口開口部14a、14bは、保持領域10の外壁10a上の隆起として一体的に形成されているダクト14の2つの開口端側部によって形成されている。開口端側部14a、14bを通って出現するガスGは、まず、保持領域10の外壁10aに平行に、殆どは、発生器支持部1の軸方向に流れ、そして、膨張するガスバッグに通過する。
発生器支持部1は、長さ方向の軸が、基本的に、垂直方向の車軸に沿って延びるように、自動車に装着される。したがって、発生器支持部の形態のガス流分配器から出現するガス流は、基本的に、対応する出口開口部14a、14b、18、19a、19bを通って、垂直方向の上方あるいは下方に向けられる。
図4及び5は、図1及び2の実施例のさらなる変更例を示している。両者の差は、もっぱら、ガス発生器からガス流分配器(発生器支持部1)に流れたガスが通って、膨張するガスバッグ内に流れる出口開口部の設計に存在する。
図4及び5では、出口開口部15は、発生器支持部1の保持領域10内の大きな凹部16、17に隣接して配置されている。前記出口開口部は、タブ150の形態のカバーによって部分的に閉じられている。この場合、凹部15は、タブ150の横方向の縁に沿って、スロット形状のランナーとともに延びている。これにより、後者は、端部区域においてのみ、筒状の保持領域10のケース表面に接続される。
この場合、エアバッグモジュールがトリガされた後にガス発生器から出現し、特に、保持領域10の内壁10aの方向に流れるガスは、図5に2重矢印で示されているように、出口開口部15を部分的に覆うタブ150を起こす。これにより、タブ150は、筒状の保持領域10のケース表面から斜めに突き出る。これにより、第1に、ガス発生器から出現したガスが通って、膨張するガスバッグ内に流れる出口開口部15の断面領域が拡張される。同時に、外方上部に曲がった後、タブ150は、ガス流Gが、出口開口部15を通って、発生器支持部1の筒状の保持領域10のケース表面に沿って流れる時に、ガス流Gを案内するのに貢献する案内要素を形成する。特に、この状態でのタブ150は、ガスの半径方向及び接線方向の流出を妨害する。これにより、ガス流Gは、とりわけ、筒状の保持領域10の軸方向の成分を有している。
出口開口部15を通って流れるガスの流れの方向は、出口開口部15及びタブ150の幾何学形状を変更することによって、また、タブ150が、ガス流の圧力によって外方上部に曲げられる方向に関連する仕様によって影響を受ける。
図6及び7は、本発明のガス流分配器のさらに他の実施例を示す。ガス流分配器は、筒状のガス発生器6のガス流出開口部60の領域内で、筒状のガス発生器6を取り囲む衝突要素3の形態の保持部を有している。この場合、衝突要素3は、大部分が接触しない状態で筒状のガス発生器6を囲む、ホースクリップ形状の保持部の形態である。これにより、筒状のガス発生器6のガス流出開口部60から出現するガス流を案内するためのガス案内ダクト100が、ホースクリップ形状の衝突要素3と筒状のガス発生器6の間に形成される。
筒状のガス発生器6は、固定装置7内に保持される。固定装置7は、同様にホースクリップ形状であり、前記固定装置を介して自動車構造(図示省略)に固定される。固定の目的のために、筒状のガス発生器6は、ホースクリップ形状の固定装置7内の円筒状の凹部73内に保持される。筒状のガス発生器6のガス出口開口部60の領域では、固定要素7は、ホースクリップ形状の固定要素7によって、ガス流出開口部60から流れるガスが流れ出すのが妨げられないように、カットアウト領域(切欠領域)72を有している。
さらに、固定要素7は、穴701、40内に案内されるリベット及び/またはスクリュー401の形態の結合要素を介して、筒状のガス発生器6を、衝突要素3と共に自動車構造に取り付けるための固定領域70を有している。固定領域70では、エアバッグは、固定領域70とクランプレール4の間に、ガス案内装置がエアバッグ織物によって囲まれるように配置される。結合要素401を締めることによって、エアバッグは、衝突要素の周りに締め付けられ、シールされ、あるいは、ガス案内装置及び/またはエアバッグを自動車構造に取り付ける手段に強固に接続される。
衝突要素3は、リベット形状の固定手段401が、同様に穴301を通して案内され、それによって、ホースクリップ形状の衝突要素3がホースクリップ形状の固定要素7に固定される、同様の固定区域30を有している。
三日月形状のガス案内ダクト100が、ガス発生器1とホースクリップ形状の衝突要素3の間に形成されている。この場合、筒状のガス発生器6のガス流出開口部60から流れるガスは、先ず、ホースクリップ形状の衝突要素3に衝突し、そして、ガス案内ダクト100内を、2つの対向するガス流出領域101、102の方向に案内される。ここに示されている実施例では、2つのガス出口領域101、102から出現するガス流は、基本的に、互いに対向する方向、そして、筒状のガス発生器の筒軸Rに沿って出現する。この場合、ガス案内ダクト100は、ホースクリップ形状の固定要素7の外径D2及びホースクリップ形状の衝突要素3の内径D3から発生する流れ断面を有している。
図8〜11は、本発明に対応するガス案内装置のさらなる実施例を示している。ガス案内装置は、ガス発生器6上に配置される衝突要素5の形態の保持部を有している。
ここに示されている実施例は、図8及び9の実施例では別々に具現化されている衝突要素を、ガス発生器に対する固定要素とともに統合している。筒状のガス発生器6として設計されているガス発生器は、衝突要素5のホースクリップ形状の領域50によって囲まれている。ホースクリップ形状の領域50は、ガス流出開口部が設けられていない筒状のガス発生器6の領域に配置される。衝突要素5のさらなるホースクリップ形状の領域51は、ガス発生器6のガス流出開口部の領域に設けられ、筒状のガス発生器6を固定するホースクリップ領域50よりも大きい直径D5を有している。これは、順次、衝突要素5のホースクリップ形状の領域51と筒状のガス発生器6の間に、2つの相互に対向するガス出口領域101、102に通じるガス案内ダクト100を形成する。
筒状のガス発生器6及びガス流を案内するホースクリップ形状の領域51を固定する、2つのホースクリップ形状の領域50は、単一の金属シートからの単一のピースとして形成されるため、それらは、ガス案内装置を自動車構造に取り付けるための固定領域52と向かい合った位置に配置されるコモン“バック”(common “back”)を有している。したがって、ガス案内ダクト100は、筒状のガス発生器6の偏心位置から発生する三日月形状の断面を有している。
ここに示されている実施例では、衝突要素5は、さらに、この領域に配置されるガスバッグ開口部を開状態に保つクランプ53を有している。これにより、ガス流は、妨げられることなくガスバッグ内に流れる。
図12〜14は、本発明に対応するガス案内装置のさらなる実施例を示している。本実施例では、ガス案内装置は、順次、ガス発生器6上に配置される衝突要素5の形態の保持部を有することが可能である。
筒状のガス発生器6は、衝突要素5のホースクリップ形状の領域50によって囲まれ及び保持されている。図8〜11に示されている実施例と比べると、本実施例では、衝突要素5は、固定領域52が、ガス案内ダクト100に対向する、衝突要素5の側部に配置されるように構成されている。これにより、ガス流出開口部101、102は、同様に、固定領域と対向する、ガス案内装置の側部に配置される。個々のホースクリップ形状の領域50、51は、ガス発生器6を完全に囲む。
1つの実施例(図示省略)では、2つのガスバッグは、各ケース内で、少なくとも1つのガス案内ダクト100が各ガスバッグに通じるように、衝突要素3、5を結合する。この場合、衝突要素3、5は、分離ギャップの領域に、2つのガスバッグの間に配置される。これにより、衝突要素によって形成されているガス案内ダクトは、2つのガスバッグを、単一のガス発生器を使用して、一様にあるいは定められた方法で膨張させることができる。
ガス発生器を保持するためのガス流分配器の斜視図である。 図1のガス流分配器の背面の斜視図である。 図1及び図2に示す実施例の第1の変更例を示す図である。 図1及び図2に示す実施例の第2の変更例を示す図である。 図4のガス流分配器の背面を示す図である。 本発明のガス流分配器のさらなる実施例の斜視図である。 図6のガス流分配器の分解図である。 本発明のガス流分配器のさらなる実施例の斜視図である。 図8のガス流分配器の平面図である。 図8及び図9のガス流分配器の側面図である。 図8、9及び10のガス流分配器の断面図である。 本発明のガス流分配器のさらなる実施例の斜視図である。 ガス発生器が挿入された図12のガス流分配器の側面図である。 図12及び13のガス流分配器の断面図である。

Claims (40)

  1. ガス発生器によって膨張されるガスバッグ内で、ガス発生器の流出開口部から出現するガス流の目標とする分配のための、側方エアバッグモジュールのためのガス流分配器であって、ガス流分配器は、少なくとも流出開口部の領域では、ガス発生器を囲む、大きさが安定している保持部(1、3、5)によって形成されていることを特徴とするガス流分配器。
  2. 請求項1に記載のガス流分配器であって、保持部(1、3、5)は、ガス発生器から出現するガス流によって変形しない、大きさが安定している材料によって形成されていることを特徴とするガス流分配器。
  3. 請求項2に記載のガス流分配器であって、保持部(1、3、5)は、金属あるいはダイキャストによって形成されていることを特徴とするガス流分配器。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のガス流分配器であって、保持部(1、3、5)は、筒状のガス発生器(6)を保持するように設計されていることを特徴とするガス流分配器。
  5. 請求項4に記載のガス流分配器であって、筒状のガス発生器(6)を囲むための保持部(1、3、5)の保持領域(10)を備えていることを特徴とするガス流分配器。
  6. 請求項5に記載のガス流分配器であって、保持領域(10)は、筒状に設計されていることを特徴とするガス流分配器。
  7. 請求項6に記載のガス流分配器であって、保持領域(10)は、断面が連続曲線として設計されており、特に、円形あるいは多角形に設計されていることを特徴とするガス流分配器。
  8. 請求項6または7に記載のガス流分配器であって、保持領域(10)は、基本的に、中空円筒形状に設計されていることを特徴とするガス流分配器。
  9. 請求項4〜8のいずれかに記載のガス流分配器であって、保持部(1、3、5)は、ガス流を、保持領域(10)の外周面に沿って、特に、筒状のガス発生器(6)の広さ方向に膨張するガスバッグ内に流すように設計されていることを特徴とするガス流分配器。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載のガス流分配器であって、保持部(1、3、5)は、保持部(1、3、5)の内部に流れたガスが通過して、ガス発生器(6)から出現し、膨張するガスバッグ内に流れる出口開口部(14a、14b、15、18、19、101、102)を有していることを特徴とするガス流分配器。
  11. 請求項6及び10に記載のガス流分配器であって、少なくとも1つの出口開口部(14a、14b、15、18、19)は、筒状の保持領域(10)のケース内に設けられていることを特徴とするガス流分配器。
  12. 請求項10または11に記載のガス流分配器であって、出口開口部(14a、14b、15、18、19、101、102)の大きさが設定可能であることを特徴とするガス流分配器。
  13. 請求項10〜12のいずれかに記載のガス流分配器であって、出口開口部(15)は、ガス発生器から出現するガス流によって開かれるカバー(150)によって、少なくとも一部が閉じられていることを特徴とするガス流分配器。
  14. 請求項9及び請求項10〜13のいずれかに記載のガス流分配器であって、少なくとも1つの出口開口部(14a、14b、15、18、19、101、102)は、ガス発生器(6)から出現するガス流を、保持領域(10)の外周面に沿って、特に、ガス発生器(6)の広さ方向に案内するように配置及び設計されていることを特徴とするガス流分配器。
  15. 請求項1〜14のいずれかに記載のガス流分配器であって、保持領域(10)内に保持されているガス発生器(6)の外部に流れるガスが、保持部(1、3、5)から出現する前に、先ず、保持領域(10)の内壁(10b)に、少なくとも部分的に反射するように、保持器(1、3、5)が設計されていることを特徴とするガス流分配器。
  16. 請求項4〜15のいずれかに記載のガス流分配器であって、保持領域(10)の内壁(10b)は、保持されているガス発生器から離れ、少なくとも、ガス発生器の流出開口部の領域に配置されていることを特徴とするガス流分配器。
  17. 請求項1〜16のいずれかに記載のガス流分配器であって、保持部(1、3、5)は、自動車の支持部品に直接に接続可能であることを特徴とするガス流分配器。
  18. 請求項1〜16のいずれかに記載のガス流分配器であって、保持部(1、3、5)は、さらなるサブアセンブリ、例えば、エアバッグモジュールのサブアセンブリを介して、自動車の支持部品に間接的に接続可能であることを特徴とするガス流分配器。
  19. 請求項1〜18のいずれかに記載のガス流分配器であって、発生器支持部として作用し、また、発生器支持部を自動車の支持部品に接続するための接続領域(20)を有していることを特徴とするガス流分配器。
  20. 請求項19に記載のガス流分配器であって、接続領域(20)は、発生器支持部(1)をさらなるサブアセンブリに固定するための固定点(23)を有していることを特徴とするガス流分配器。
  21. 請求項20または21に記載のガス流分配器であって、接続領域(20)は、フランジによって形成されていることを特徴とするガス流分配器。
  22. 請求項21に記載のガス流分配器であって、フランジは、発生器支持部(1)の保持領域(10)から突出していることを特徴とするガス流分配器。
  23. 請求項19〜22のいずれかに記載のガス流分配器であって、発生器支持部(1)の保持領域(10)及び接続領域(20)は、単一ピース設計であることを特徴とするガス流分配器。
  24. 請求項1〜23のいずれかに記載のガス流分配器であって、保持部の少なくとも1つの領域は、衝突要素(3、5)として設計され、また、ガス流を案内するための少なくとも1つのガス案内ダクト(100)が、衝突要素(3、5)とガス発生器(6)の間に配設されていることを特徴とするガス流分配器。
  25. 請求項24に記載のガス流分配器であって、ガス案内ダクト(100)は、基本的に、ガス発生器(6)の外側と衝突要素(3、5)の内側の間に配設されていることを特徴とするガス流分配器。
  26. 請求項24または25に記載のガス流分配器であって、ガス案内ダクト(100)は、基本的に、ガス発生器(6)を囲む保持部の領域の外側と衝突要素(3、5)の内側の間に設けられていることを特徴とするガス流分配器。
  27. 請求項24〜26のいずれかのガス流分配器であって、衝突要素(3、5)は、基本的に、円形断面を有していることを特徴とするガス流分配器。
  28. 請求項27に記載のガス流分配器であって、筒状のガス発生器(6)として設計されているガス発生器の筒軸(R)と衝突要素(3、5)の断面軸は、互いに離れて配置されていることを特徴とするガス流分配器。
  29. 請求項24〜28のいずれかに記載のガス流分配器であって、衝突要素(5、51)は、保持部(50、52)のさらなる領域と共に単一のピースとして形成されていることを特徴とするガス流分配器。
  30. 請求項24〜29のいずれかに記載のガス流分配器であって、ガス案内ダクト(100)は、基本的に、円形のリング形状及び/または三日月形状の断面を有していることを特徴とするガス流分配器。
  31. 請求項1〜30のいずれかに記載のガス流分配器であって、ガス案内ダクト(100)のガス出口領域(101、102)及び/または保持部(1)の出口開口部(14a、14b、15、18、19)は、少なくとも1つのガスバッグに通じていることを特徴とするガス流分配器。
  32. 請求項31に記載のガス流分配器であって、ガス案内ダクト(100)のガス出口領域(101、102)及び/または保持部(1)の出口開口部(14a、14b、15、18、19)は、それぞれの場合に、ガスバッグの異なる室及び/または異なるガスバッグに通じていることを特徴とするガス流分配器。
  33. 請求項1〜32のいずれかに記載のガス流分配器であって、衝突要素(3、5)及び/または保持部(1)は、2つのガスバッグ室を分離するように作用することを特徴とするガス流分配器。
  34. 請求項1〜33のいずれかに記載のガス流分配器であって、少なくとも2つのガスバグは、衝突要素(3、5)及び/または保持部(1)に接続されており、それぞれの場合に、少なくとも1つのガス案内ダクト(100)及び/または少なくとも1つの出口開口部(14a、14b、15、18、19)が、1つのガスバッグに通じていることを特徴とするガス流分配器。
  35. 請求項34に記載のガス流分配器であって、2つのガスバッグの間に配設される分離ギャップが、衝突要素(3、5)及び/または保持部(1)の領域内に配設されていることを特徴とするガス流分配器。
  36. 請求項35に記載のガス流分配器であって、分離ギャップは、衝突要素(3、5)及び/または保持部(1)を介して、ガス漏れのない方法で締め付け可能であることを特徴とするガス流分配器。
  37. 請求項1〜36のいずれかに記載のガス流分配器であって、衝突要素(3、5)及び/または保持部(1)の機能は、可塑性変形中保持されることを特徴とするガス流分配器。
  38. 請求項1〜37のいずれかに記載のガス流分配器であって、側方エアバッグモジュール内に設けられていることを特徴とするガス流分配器。
  39. 側方エアバッグモジュールであって、
    ガスバッグを膨張させるためのガス発生器と、
    請求項1〜38のいずれかに記載のガス流分配器を備える、
    ことを特徴とする側方エアバッグモジュール。
  40. 請求項39に記載の側方エアバッグモジュールであって、ガス発生器によって膨張可能なガスバッグと、ガスバッグ内に配置されているガス流分配器(1)の保持領域(10)を備えていることを特徴とする側方エアバッグモジュール。
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