JP2008533261A - 低発泡性界面活性剤としてのエステル化アルキルアルコキシレート - Google Patents

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Abstract

本発明は、一般式(I)で示され、その式中、R、Ra、R1及びR2、l、n及びmが請求項に記載された意味を有する低発泡性界面活性剤混合物並びにその製法に関する。例えば、RはC13−アルキルであり、RaはHであり、Iは5であり、mは2であり、R1はメチルであり、かつR2はC6〜C14−アルキルである。この界面活性剤は、洗剤配合物及び清浄剤配合物に好適である。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、低発泡性の界面活性剤混合物並びにその製造方法に関する。この界面活性剤は、洗剤配合物及び清浄剤配合物に好適である。
界面活性剤は、表面張力を低下させることができる物質である。一般的に、界面活性剤は特徴的な構造を有し、かつ少なくとも1つの親水性官能基及び少なくとも1つの疎水性官能基を有する。この両方の分子の部分が互いに平衡である場合、この物質は界面に蓄積し、そして整列する、すなわち、親水基は、例えば水相を指し、かつ疎水基は他の固相、液相又は気相の方向を指す。界面活性剤の更なる特徴は、より高度な凝集体、いわゆるミセルの形成である。この場合、界面活性剤分子は、この極性基が例えば球形のシェルを形成するような配置をとる。これにより、水溶液中の汚れ粒子のような物質がミセルの形成下で可溶化される。
従って、界面活性剤は、特に表面の清浄に好適であり、かつ洗剤中の添加剤として好適である。
疎水成分及び親水成分を有する界面活性剤は、広範に普及している。しかし、界面活性剤は、その発泡を形成する傾向により、多くの用途に使用できないか又は条件付きでのみ使用できる。従って、特に、泡量が制限されるように第2の疎水ブロックを有する非イオン性界面活性剤が提案されている。
DE−A1243312は、例えば、脂肪族短鎖又は芳香族カルボン酸でエステル化されたアルキルアルコキシレートの低発泡性非イオン性界面活性剤としての使用を記載している。
同様の化合物が、DE−A2544707に開示されている。また該文献では、酸成分が短鎖脂肪酸、すなわち酢酸により形成される。
EP−A035702は、非イオン性界面活性剤を有する発泡抑制剤を開示している。この界面活性剤は、3〜10のエチレンオキシド単位を有することが望まれる。
WO−A94/03251は、同様に好ましくは10のエチレンオキシド又はプロピレンオキシド単位を含有する脂肪アルコールポリグリコールエーテルがアルコール成分として使用された末端封鎖された消泡剤を開示している。
公知の非イオン性界面活性剤は、その発泡抑制特性には緩やかな洗浄及び清浄特性が伴うだけであることが共通している。特に、低級鎖界面活性剤の場合にはアルカリ中での配合可能性が問題になることがある。
従って本発明の課題は、泡の形成が公知の界面活性剤と比べて少なくとも比較可能であり、かつ改善された洗浄力及び/又は清浄力を有する特に固体の低発泡性の界面活性剤を提供することである。
前記課題は、一般式(I)
Figure 2008533261
[式中、
Rは、8〜16個の炭素原子を有する分枝鎖状又は非分枝鎖状のアルキル基であり;
a、R1は、互いに無関係に、水素、又は1〜5個の炭素原子を有する分枝鎖状又は非分枝鎖状のアルキル基であり;
2は、5〜17個の炭素原子を有する非分枝鎖状のアルキル基であり;
l、nは、互いに無関係に1〜5の数であり、かつ
mは、13〜35の数である]の化合物を含有する低発泡性の界面活性剤混合物により解決される。
すなわち、この界面活性剤が、その高いHLB値にもかかわらず、好ましくは温度範囲0〜120℃において、驚くべきことに顕著な発泡抑制を良好な湿潤能のもとで有することができることを見出した。
この場合、HLB値は、エチレンオキシド量と全量とからの商×20として与えられる。一般に、HLB値は、式
Figure 2008533261
[式中、MLは親油部分の分子量であり、かつMGは全量を示す]により定義される。この更なる詳細は、H.-D. Doerfer, Grenzflaechen und kolloiddisperse Systeme, Springer Verlag 2002, Kapitel 9.3 "Physikalische Eigenschaften und Wirkungen der Tenside"に見出される。
更に、本発明にかかる界面活性剤混合物は、アルカリ適用範囲においても安定であり得ることを見出した。これにより、これをアルカリ清浄剤中に配合することが可能になる。
更に、本発明にかかる界面活性剤混合物は、室温で固体状態で存在できることを示す。これにより、これを固体の洗剤配合物又は清浄剤配合物中でより容易に使用することができる。
同様に、本発明にかかる界面活性剤は、特に酸成分がエステル化されたグリコール単位がエチレングリコール以外である場合に、長期にわたって安定であり得ることを示す。このことは、例えば洗浄過程の際に所与の最小時間を必要とする過程に特に有利である。
本発明にかかる好ましい界面活性剤混合物は、一般式(II)
Figure 2008533261
[式中、
1aは、1〜5個の炭素原子を有する分枝鎖状又は非分枝鎖状のアルキル基であり、かつR、Ra、R1、R2、l、m及びnは上述の意味を有する]の化合物を含有する。
用語「アルキル基」は、本発明の範囲内においては、それぞれ挙げられた数の炭素原子を有する分枝鎖状又は非分枝鎖状の飽和脂肪族炭化水素基を意味する。
更に、本発明にかかる界面活性剤混合物は、付加的に一般式(III)
Figure 2008533261
の化合物を含有してよい。
この場合、ポリアルコールがそのエステル化されていない形で存在する。しかしながら、好ましくは、エステル(I)とアルコール(III)とのモル比は、少なくとも1:1であり、より好ましくは少なくとも2:1であり、かつ最も好ましくは少なくとも3:1である。
更に、本発明にかかる界面活性剤混合物の少なくとも50%、好ましくは少なくとも75%、より好ましくは少なくとも90%の化合物が、式(I)、(II)又は(III)の化合物であることが好ましい。
好ましくは、基Rは、9〜16個、より好ましくは10〜13個の炭素原子を有する分枝鎖状のアルキル基である。この分枝度は、好ましくは1〜3である。概念「分枝度」は、本発明の範囲内においては、1だけ減らしたメチル基の数と解するべきである。
更に、好ましくは、Ra、R1は、互いに無関係に水素、メチル及びエチルである。Ra、R1がより頻繁に生ずるのであれば、それぞれ更なるRa又はR1に依存せずに選択することができる。Ra、R1は、ブロック状に又はランダムに分布して生じてよい。
1aは、好ましくはメチル又はエチルである。
2は、好ましくは、5〜13個の炭素原子を有する分枝鎖状又は非分枝鎖状のアルキル基である。
好ましくは、nは1であり、lは5であり、かつmは好ましくは13〜34、より好ましくは13〜33、更に好ましくは13〜30、最も好ましくは17〜27の数である。
更に好ましくは、平均分子量は950〜2300g/molの範囲内である。特に好ましくは、平均分子量は1200〜1900g/molの範囲内である。
好ましくは、本発明にかかる界面活性剤混合物の50%を上回る化合物が式(II)の化合物又は式(I)の化合物であり、その式中、式(I)の化合物において少なくとも1つのR1は水素ではない。
好ましくは、この界面活性剤混合物は、25℃を上回る融点範囲の開始点を有する。より好ましくは、この値は30℃を上回る。
本発明の更なる対象は、工程
a)式ROHのアルコールと式
Figure 2008533261
のエポキシドとを反応させ、次いでエチレンオキシドと反応させる工程;
b)工程a)からの生成物と式
Figure 2008533261
のエポキシドとを反応させ、そして場合により式
Figure 2008533261
のエポキシドと反応させる工程
c)工程b)から形成された生成物とカルボン酸R2−COOH又はメチルエステルR2−COOCH3と反応させる工程を含み、上記式中、R1、R1a及びR2は、請求項1又は2に記載の意味を有する、界面活性剤混合物の製法である。
工程a)においてRaがHである場合には、エチレンオキシドのみとの反応を実施する。
好ましくは、工程a)及びb)を水不含の塩基触媒による反応により実施する。この場合、塩基としては、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを使用することが好ましい。この温度範囲は、好ましくは50〜200℃である。
工程c)の反応は、好ましくは、酸触媒又は塩基触媒により実施する;酸としては、硫酸又はパラトルエンスルホン酸を使用することが好ましい。温度範囲は、工程c)の場合、80〜200℃であってよい。好ましくは、工程c)の反応を、反応水もしくはメタノールの連続的除去のもとで生じさせる。このことは、例えば常圧及び/又は窒素を用いるストリッピング又は減圧で実施するか、又は共留剤、例えば水の場合にはトルエン又はキシレンを使用することにより実施する。
本発明にかかる界面活性剤混合物は、洗剤配合物及び清浄剤配合物において特に好適である。従って、本発明の更なる対象は、本発明にかかる界面活性剤混合物を含有する洗剤配合物又は清浄剤配合物である。
特に好ましくは、界面活性剤混合物はいわゆる「2イン1(2 in 1)」タブ又は「3イン1(3 in 1)」タブ中で使用される。この配合物についての詳細は、Hermann G. Hauthai, G. Wagner (Hrsg), Reinigungs- und Pflegemittel im Haushalt, Verlag fuer chemische Industrie, H. Ziolkowsky GmbH, Augsburg 2003, 4.2章, 161-184頁中に見出される。
本発明の範囲の洗剤は一般に、高可撓性又は低可撓性材料、好ましくは天然、合成又は半合成の繊維材料を含有する材料又はこれからなる材料及びひいては一般に少なくとも部分的に織物特性を有する材料の洗浄に利用される。これらの繊維含有材料又は繊維からなる材料は、原則的に、それぞれその使用又は製造及び加工において生じた形で存在する。例えば、繊維は、フロック又は集合物の形で整えられずに、糸、ヤーン、撚糸の形又は平面形成物、例えばフリース、ローデン材料又はフェルト、織物、ニットの形で整えられて、考えられる全ての結合型で存在していてよい。
これらは、加工の任意の段階の原繊維又は繊維であってよく、かつ天然のタンパク質又はセルロース繊維、例えば羊毛、絹、綿、サイザル、麻、ヤシ繊維又は合成繊維、例えばポリエステル繊維、ポリアミド繊維又はポリアクリロニトリル繊維であってよい。
本発明にかかる洗剤は、繊維材料の加工の枠内、例えば原毛の脱脂又は全ての種類の繊維材料の糊抜においても特に有利に使用することができる。
本発明にかかる洗剤は、繊維含有材料、例えばカットパイル又はアンカットパイルを有する裏貼り絨毯の清浄にも利用することができる。
本発明にかかる清浄剤は特に、閉じられた、特に硬質表面を有する材料の、すなわち孔を有さないか又は細孔をわずかに有し、ひいては吸着能を有さないかわずかに有するにすぎない表面の清浄に良好に好適である。閉じられた表面を有する材料は主として硬質であるが、これらが所定の可逆的又は不可逆的な変形性を有するという意味では軟質であってもよい。
本発明にかかる清浄剤がその清浄に好ましく使用される硬質表面を有する材料の例は、金属、ガラス、エナメル、セラミックである。これらの材料からの一般的な物品は、例えば金属製シンク、食器、ガラス陶器及びポーセレン陶器、浴槽、洗面台、カッヘル、タイル及び硬化合成樹脂、例えば厨房用家具の装飾メラミン樹脂表面又は塗装金属表面、例えば冷蔵庫及び車本体である。本発明にかかる洗浄剤は、印刷回路を製造する際に極めて価値の高い助剤でもあり、その際、銅もしくは銀が施与される担体の油脂の痕跡及びその他の不純物をエッチング及び/又はアセンブリの前に除去し、かつ/又はアセンブリの後に、はんだペースト又はその他のフラックス残留物を厳密に排除することが重要である。
マイクロチップの製造の場合にも、本発明にかかる清浄剤は有益な利用をもたらす。本発明の意味における閉じられた、特に硬質表面を有する材料は亀裂を有する表面を有してよく、これは例えばサーメット材料に見出される。
本発明にかかる清浄剤を用いて清浄することができる軟質金属の例は、例えば、封止木材又は塗料木材、例えば寄せ木張り床又は壁パネル、窓枠、ドア、プラスチック被覆、例えばPVC又は硬質ゴム製の床板、又は主として閉じられた表面を有する硬質又は軟質発泡材である。
特に、本発明にかかる清浄剤は、例えば、食器手洗い清浄剤、食器機械洗い清浄剤、金属脱脂剤、ガラス清浄剤、床清浄剤、汎用清浄剤、高圧清浄剤、中性清浄剤、アルカリ性清浄剤、酸性清浄剤、噴霧脱脂剤、酪農用清浄剤、大規模飲食店用清浄剤、工業用、特に化学工業用機械清浄剤として、洗車機用清浄剤として、更には家庭用汎用清浄剤としても使用することができる。
無論、洗剤及び清浄剤の組成は、従来技術から当業者に知られているように種々の目的に適合させる。このために、この目的に好適であり、上述の従来技術から公知の全ての助剤及び添加剤を、本発明にかかる洗剤及び清浄剤に添加してよい。
多くの場合、本発明により使用される式(I)の界面活性剤混合物と、他の非イオン性界面活性剤、例えばアルコールアルコキシレート、アルキルアミンアルコキシレート、アルキルアミドアルコキシレート、アルキルポリグルコシドと、又はイオン性、好ましくはアニオン性界面活性剤、例えばより長鎖又は長鎖のアルコールスルファート/−エーテルスルファート、アルキルベンゼンスルホネート、α−オレフィンスルホネート、スルホスクシネートと、又は両性界面活性剤、例えばアルキルアミンオキシド、又はベタインとを組み合わせることが適切である。
以下に、この組み合わせに好適な異なる性質の界面活性剤の例を挙げる:
非イオン性界面活性剤としては、例えばアルコキシル化C8〜C22−アルコール、例えば脂肪アルコールアルコキシレート又はオキソアルコールアルコキシレートが好適である。このアルコキシル化は、エチレンオキシド、プロピレンオキシド及び/又はブチレンオキシドを用いて実施することができる。界面活性剤として、この場合、好ましくは上述のアルキレンオキシドの少なくとも2つの分子が付加されて含まれるアルコキシル化された全てのアルコールが使用可能である。この場合でも、エチレンオキシド、プロピレンオキシド及び/又はブチレンオキシドのブロックコポリマーが挙げられるか又は上述のアルキレンオキシドをランダムに分布した形で含有する付加生成物が挙げられる。アルコール1mol当たり、少なくとも1種のアルキレンオキシド2〜50mol、好ましくは3〜20molを使用する。アルキレンオキシドとして、エチレンオキシドを使用することが好ましい。これらのアルコールは、好ましくは10〜18個の炭素原子を有する。アルコキシル化触媒の種類に応じて、広いか又は狭いアルキレンオキシド同族体分布を有するアルコキシレートを得ることができる。
他の種類の好適な非イオン性界面活性剤は、アルキルフェノールアルコキシレート、例えばC6〜C14−アルキル鎖及びアルキレンオキシド単位5〜30molを有するアルキルフェノールエトキシレートである。
他の種類の非イオン性界面活性剤は、アルキル鎖中に6〜22、好ましくは8〜18個の炭素原子を有するアルキルポリグルコシドである。この化合物は、大抵は1〜20、好ましくは1.1〜5のグルコシド単位を有する。
他の種類の非イオン性界面活性剤は、一般構造
Figure 2008533261
[式中、
1は、C6〜C22−アルキルであり、B2は、水素又はC1〜C4−アルキルであり、かつDは、5〜12個のC原子及び少なくとも3個のヒドロキシ基を有するポリヒドロキシアルキル基である]のN−アルキルグルカミドである。好ましくは、B1はC10〜C18−アルキルであり、B2はCH3であり、かつDはC5又はC6−基である。例えば、かかる化合物は、還元アミノ化された糖をC10〜C18−カルボン酸の酸塩化物でアシル化することにより得られる。
更に挙げられる非イオン性界面活性剤は、WO−A95/11225から公知の一般式
1−CO−NH−(CH2y−O−(A1O)x−R2
[式中、
1は、C5〜C21−アルキル基又はアルケニル基であり、
2は、C1〜C4−アルキル基であり、
1は、C2〜C4−アルキレンであり、
yは、2又は3の数であり、かつ
xは、1〜6の値である]の末端封鎖された脂肪酸アミドアルコキシレートである。
かかる化合物の例は、式H2N−(CH2−CH2−O)3−C49で示されるn−ブチルトリグリコールアミンと、ドデカン酸メチルエステルとの反応生成物、又は式H2N−(CH2−CH2−O)4−C25で示されるエチルテトラグリコールアミンと、飽和C8〜C18−脂肪酸メチルエステルの市販の混合物との反応生成物である。
更に、非イオン性界面活性剤としては、エチレンオキシド、プロピレンオキシド及び/又はブチレンオキシドからのブロックコポリマー(BASF社の商標Pluronic(R)及びTetronic(R))、ポリヒドロキシ−又はポリアルコキシ脂肪酸誘導体、例えばポリヒドロキシ脂肪酸アミド、N−アルコキシ−又はN−アリールオキシポリヒドロキシ脂肪酸アミド、脂肪酸アミドエトキシレート、特に末端封鎖されたもの、並びに脂肪酸アルカノールアミドアルコキシレートがなお好適である。
これらの付加的な非イオン性界面活性剤(「ニオテンシデ(Niotenside)」)は、本発明にかかる洗剤及び清浄剤中に、好ましくは0.01〜30質量%、特に0.1〜25質量%、とりわけ0.5〜20質量%の量で存在する。
個々の非イオン性界面活性剤又は種々の非イオン性界面活性剤の組み合わせ物を使用することができる。1種類だけからなる非イオン性界面活性剤、特にアルコキシル化C8〜C22−アルコールだけを使用することができるが、異なる種類からなる界面活性剤混合物を使用することもできる。
好適なアニオン性界面活性剤は、例えば8〜22個、好ましくは10〜18個の炭素原子を有する脂肪アルコールの脂肪アルコールスルファート、例えばC9〜C11−アルコールスルファート、C12〜C14−アルコールスルファート、C12〜C18−アルコールスルファート、例えばラウリルスルファート、セチルスルファート、ミリスチルスルファート、パルミチルスルファート、ステアリルスルファート及び獣脂アルコールスルファートである。
他の好適なアニオン性界面活性剤は、硫酸化されたエトキシル化C8〜C22−アルコール(アルキルエーテルスルファート)もしくはその可溶性の塩である。この種の化合物は、例えば、まずC8〜C22−、好ましくはC10〜C18−アルコール、例えば脂肪アルコールをアルコキシル化し、次いでこのアルコキシル化生成物を硫酸化することにより製造する。このアルコキシル化のために好ましくはエチレンオキシドを使用し、その際、脂肪アルコール1mol当たりエチレンオキシド1〜50、好ましくは1〜20molを使用する。しかしながら、前記アルコールのアルコキシル化はプロピレンオキシドを単独で用い、かつ場合によりブチレンオキシドを用いても実施することができる。更に、エチレンオキシドとプロピレンオキシドとを含有するか又はエチレンオキシドとブチレンオキシドとを含有するか又はエチレンオキシドとプロピレンオキシドとブチレンオキシドとを含有するアルコキシル化されたC8〜C22−アルコールが好適である。このアルコキシル化C8〜C22−アルコールは、エチレンオキシド単位、プロピレンオキシド単位及びブチレンオキシド単位をブロックの形で又はランダム分布した形で含有していてもよい。アルコキシル化触媒の種類に応じて、広いか又は狭いアルキレンオキシド同族体分布を有するアルキルエーテルスルファートを得ることができる。
他の好適なアニオン性界面活性剤は、アルカンスルホナート、C8〜C24−、好ましくはC10〜C18−アルカンスルホナート、並びに例えばC8〜C24−カルボン酸のNa塩及びK塩のようなセッケンである。
更なる好適なアニオン性界面活性剤は、直鎖状C8〜C20−アルキルベンゼンスルホナート(「LAS」)であり、好ましくは直鎖状C9〜C13−アルキルベンゼンスルホナート及び−アルキルトルエンスルホナートである。
更に、アニオン性界面活性剤として、C8〜C24−オレフィンスルホナート及び−ジスルホナート(これはアルケン−及びヒドロキシアルカンスルホナートもしくは−ジスルホナートからなる混合物であってもよい)、アルキルエステルスルホナート、スルホン化されたポリカルボン酸、アルキルグリセリンスルホナート、脂肪酸グリセリンエステルスルホナート、アルキルフェノールポリグリコールエーテルスルホナート、約20個〜約50個のC原子を有するパラフィンスルホナート(天然原料から得られたパラフィン又はパラフィン混合物をベースとする)、アルキルホスホナート、アシルイセチオナート、アシルタウラート、アシルメチルタウラート、アルキルコハク酸、アルケニルコハク酸又はこれらの半エステル又は半アミド、アルキルスルホコハク酸、又はこのアミド、スルホコハク酸のモノ−及びジエステル、アシルサルコシナート、硫酸化されたアルキルポリグリコシド、アルキルポリグリコールカルボキシラート並びにヒドロキシアルキルサルコシナートがなお好適である。
これらのアニオン性界面活性剤は、洗剤及び清浄剤に好ましくは塩の形で添加する。これらの塩の好適なカチオンは、アルカリ金属イオン、例えばナトリウム塩、カリウム塩及びリチウム塩及びアンモニウム塩、例えばヒドロキシエチルアンモニウム塩、ジ(ヒドロキシエチル)アンモニウム塩及びトリ(ヒドロキシエチル)アンモニウム塩である。これらのアニオン性界面活性剤は、本発明にかかる洗剤中において、好ましくは30質量%まで、例えば0.1〜30質量%、とりわけ1〜25質量%、特に3〜20質量%の量で存在する。C9〜C20−直鎖状アルキルベンゼンスルホナート(LAS)を併用する場合には、慣用的には、これを15質量%まで、特に10質量%までの量で使用する。
本発明にかかる清浄剤中においては、これらのアニオン性界面活性剤は、30質量%まで、とりわけ25質量%まで、特に15質量%までの量で存在する。C9〜C20−直鎖状アルキルベンゼンスルホナート(LAS)を併用する場合には、慣用的には、これを10質量%まで、特に8質量%までの量で使用する。
個々のアニオン性界面活性剤又は種々のアニオン性界面活性剤の組み合わせ物を使用することができる。1種類だけからなるアニオン性界面活性剤、例えば脂肪アルコールスルファートだけ又はアルキルベンゼンスルホナートだけを使用することもできるが、異なる種類からなる界面活性剤混合物、例えば脂肪アルコールスルファートとアルキルベンゼンスルホナートとの混合物を使用することもできる。
更に、本発明により使用されるべき式(I)の界面活性剤混合物は、慣用的に、25質量%まで、好ましくは0.1〜15質量%の量のカチオン性界面活性剤、例えばハロゲン化C8〜C16−ジアルキルジメチルアンモニウム、ハロゲン化ジアルコキシジメチルアンモニウム又は長鎖アルキル基を有するイミダゾリニウム塩;及び/又は15質量%まで、好ましくは0.1〜10質量%の量の両性界面活性剤、慣用的に、例えば第2級又は第3級アミンの誘導体、例えばC6〜C18−アルキルベタイン又はC6〜C15−アルキルスルホベタイン又はアミンオキシド、例えばアルキルジメチルアミンオキシドと組み合わせることができる。
一般に、本発明により使用されるべき式(I)の界面活性剤混合物は、ビルダー(金属イオン封鎖剤)、例えばポリホスフェート、ポリカルボキシレート、ホスホネート、錯形成剤、例えばメチルグリシン二酢酸及びその塩、ニトリロ三酢酸及びその塩、エチレンジアミン四酢酸及びその塩並びに場合によりコビルダーと組み合わせる。
本発明により使用されるべき式(I)の界面活性剤混合物との組み合わせに良好に好適な個々のビルダー物質を以下に列記する:
好適な無機ビルダーは、とりわけ、イオン交換特性を有する結晶質又は非晶質のアルモケイ酸塩(Alumosilikate)、例えば特にゼオライトである。種々の型のゼオライト、特にNa形又はNaが部分的に他のカチオン、例えばLi、K、Ca、Mg又はアンモニウムで置き換えられた形のゼオライトA、X、B、P、MAP及びHSが好適である。好適なゼオライトは、例えばUS−A−4604224に記載されている。
ビルダーとして好適な結晶性ケイ酸塩は、例えば二ケイ酸塩又は層状ケイ酸塩、例えばδ−Na2Si25又はβ−Na2Si25(SKS6もしくはSKS7)である。これらのケイ酸塩は、そのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩又はアンモニウム塩の形で、好ましくはNa−、Li−及びMg−ケイ酸塩として使用することができる。ポリマー構造を有する非晶質ケイ酸塩、例えばナトリウムメタケイ酸塩又は非晶質二ケイ酸塩(Britesil(R)H20、製造業者:Akzo社)が同様に使用可能である。
炭酸塩ベースの好適な無機ビルダー物質は、炭酸塩及び炭酸水素塩である。これらは、そのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩又はアンモニウム塩の形で使用することができる。好ましくは、Na−、Li−及びMg炭酸塩、もしくは−炭酸水素塩、特に炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムを使用する。無機ビルダーとして使用される慣用のリン酸塩は、アルカリオルトリン酸塩、及び/又は−ポリリン酸塩、例えば三リン酸五ナトリウムである。挙げられたビルダー成分は、単独で又は種々の成分の混合物で使用してよい。
更に、多くの場合には、本発明にかかる洗剤及び清浄剤にコビルダーを添加することが適切である。好適な物質の例を以下に列記する:
好ましい実施態様においては、本発明にかかる洗剤及び清浄剤は、無機ビルダーの他に、0.05〜20質量%、特に1〜10質量%の有機コビルダーを低分子、オリゴマー又はポリマーカルボン酸、特にポリカルボン酸又はホスホン酸又はその塩、特にNa塩又はK塩の形で含有する。
有機コビルダーとして好適な低分子カルボン酸又はホスホン酸は、例えば:
ホスホン酸、例えば1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、アミノ−トリ(メチレンホスホン酸)、エチレンジアミン−テトラ(メチレンホスホン酸)、ヘキサメチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)及びジエチレントリアミン−ペンタ(メチレンホスホン酸);C4〜C20−ジ−、−トリ−及び−テトラカルボン酸、例えばコハク酸、プロパントリカルボン酸、ブタンテトラカルボン酸、シクロペンタンテトラカルボン酸及び、C2〜C16−アルキル−もしくは−アルケニル基を有するアルキル−及びアルケニルコハク酸;C4〜C20−ヒドロキシカルボン酸、例えばリンゴ酸、酒石酸、グルコン酸、グルタル酸、クエン酸、ラクトビオン酸及びサッカロースモノ−、−ジ−、及び−トリカルボン酸;アミノポリカルボン酸、例えばニトリロ三酢酸、β−アラニン二酢酸、エチレン四酢酸、セリン二酢酸、イソセリン二酢酸、アルキルエチレンジアミントリアセテート、N,N−ビス(カルボキシメチル)グルタミン酸、エチレンジアミン二コハク酸及びN−(2−ヒドロキシエチル)イミノ二酢酸、メチル−及びエチルグリシン二酢酸である。
有機コビルダーとして好適なオリゴマー又はポリマーカルボン酸は、例えば:
オリゴマーマレイン酸、例えばEP−A451508及びEP−A396303に記載されているもの;不飽和C4〜C8−ジカルボン酸のコポリマー及びターポリマーであり、この場合、コモノマーとしては、下記の群(i)からのモノエチレン性不飽和モノマーが95質量%までの量で、かつ群(ii)からのものが60質量%までの量で、かつ群(iii)からのものが20質量%までの量で重合により導入されていてよい。
この場合、不飽和C4〜C8−ジカルボン酸としては、例えばマレイン酸、フマル酸、イタコン酸及びシトラコン酸が好適である。マレイン酸が好ましい。
群(i)は、モノエチレン性不飽和C3〜C8−モノカルボン酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸及びビニル酢酸を含む。好ましくは、基(i)からアクリル酸及びメタクリル酸を使用する。
基(ii)は、モノエチレン性不飽和C2〜C22−オレフィン、C1〜C8−アルキル基を有するビニルアルキルエーテル、スチレン、C1〜C8−カルボン酸のビニルエステル、(メタ)アクリルアミド及びビニルピロリドンを含む。好ましくは、基(ii)からC2〜C6−オレフィン、C1〜C4−アルキル基を有するビニルアルキルエーテル、ビニルアセテート及びビニルプロピオネートを使用する。
群(ii)のポリマーがビニルエステルを重合導入により含有する場合には、これらは部分的に又は完全にビニルアルコール構造単位に加水分解されて存在してもよい。好適なコポリマー及びターポリマーは、例えばUS−A3887806並びにDE−A4313909から公知である。
群(iii)は、C1〜C8−アルコールの(メタ)アクリルエステル、(メタ)アクリロニトリル、C1〜C8−アミンの(メタ)アクリルアミド、N−ビニルホルムアミド及びN−ビニルイミダゾールを含む。
有機コビルダーとしては、モノエチレン性不飽和C3〜C8−モノカルボン酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸及びビニル酢酸、特にアクリル酸及びメタクリル酸のホモポリマー、ジカルボン酸のコポリマー、例えばモル質量1000〜150000を有する、マレイン酸とアクリル酸との質量比10:90〜95:5、特に好ましくは質量比30:70〜90:10でのコポリマーも好適である;
マレイン酸とアクリル酸とC1〜C3−カルボン酸のビニルエステルとからの質量比10(マレイン酸):90(アクリル酸+ビニルエステル)〜90(マレイン酸):10(アクリル酸+ビニルエステル)でのターポリマーが好適であり、この場合、アクリル酸とビニルエステルとの質量比は30:70〜70:30の範囲内で変動してよい;
マレイン酸とC2〜C8−オレフィンとのモル比40:60〜80:20でのコポリマーが好適であり、この場合、マレイン酸とエチレン、プロピレン又はイソブテンとのモル比50:50でのコポリマーが特に好ましい。
低分子炭水化物又は水素化炭水化物上の不飽和カルボン酸のグラフトポリマーが同様に有機コビルダー(US−A5227446、DE−A4415623及びDE−A4313909を参照のこと)として好適である。
この場合、好適な不飽和カルボン酸は、例えばマレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸及びビニル酢酸、並びにアクリル酸とマレイン酸との混合物であり、これらはグラフトされるべき成分に対して40〜95質量%の量でグラフトされている。
変性のために、グラフトされるべき成分に対して30質量%までの更なるモノエチレン性不飽和モノマーが重合により導入されて更に存在してよい。好適な変性モノマーは、上述の基(ii)及び(iii)のモノマーである。
グラフトベースとしては、分解多糖類、例えば酸又は酵素により分解されたデンプン、イヌリン又はセルロース、タンパク質加水分解物及び還元された(水素化又は水素化によるアミノ化)分解多糖類、例えばマンニトール、ソルビトール、アミノソルビトール及びN−アルキルグルカミン、並びにMw=5000までのモル質量を有するポリアルキレングリコール、例えばポリエチレングリコール、エチレンオキシド/プロピレンオキシド−もしくはエチレンオキシド/ブチレンオキシドもしくはエチレンオキシド/プロピレンオキシド/ブチレンオキシド−ブロックコポリマー及びアルコキシル化された1種以上のC1〜C22−アルコールも好適である(US−A−5756456を参照のこと)。
有機コビルダーとして好適なポリグリオキシル酸は、例えばEP−B−001004、US−A−5399286、DE−A−4106355及びEP−A−656914に記載されている。ポリグリオキシル酸の末端基は、種々の構造を有してよい。
有機コビルダーとして好適なポリアミドカルボン酸及び変性されたポリアミドカルボン酸は、EP−A−454126、EP−B−511037、WO−A−94/01486及びEP−A−581452から公知である。
有機コビルダーとしては、特にポリアスパラギン酸又はアスパラギン酸と更なるアミノ酸、C4〜C25−モノ−又は−ジカルボン酸及び/又はC4〜C25−モノ−又は−ジアミンとの共縮合物をも使用する。特に好ましくは、リン含有酸中で製造され、C6〜C22−モノ−又は−ジカルボン酸もしくはC6〜C22−モノ−又は−ジアミンで変性されたポリアスパラギン酸を使用する。
更に、有機コビルダーとしては、イミノ二コハク酸、オキシ二コハク酸、アミノポリカルボキシレート、アルキルポリアミノカルボキシレート、アミノポリアルキレンホスホネート、ポリグルタメート、疎水性に変性されたクエン酸、例えばアガリシン酸、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸、N−アシルエチレンジアミントリアセテート、例えばラウロイルエチレンジアミントリアセテート及びエチレンジアミン四酢酸のアルキルアミド、EDTA−硬脂アミド(Talgamid)が好適である。
更に、酸化デンプンを有機コビルダーとして使用してもよい。
更なる好ましい実施態様において、本発明にかかる洗剤及び清浄剤は更に、無機ビルダー、アニオン性界面活性剤及び/又は非イオン性界面活性剤の他に、WO97/19159に記載されているようなグリシン−N,N−二酢酸誘導体を0.5〜20質量%、特に1〜10質量%含有している。
本発明にかかる洗剤及び清浄剤に、漂白剤、例えば、過ホウ酸塩、過炭酸塩及び場合により漂白活性剤、例えば、テトラアセチルエチレンジアミン+漂白安定剤からなる漂白系を添加することも適切であることがある。
この場合には、本発明にかかる洗剤及び清浄剤は、付加的に0.5〜30質量%、特に5〜27質量%、とりわけ10〜23質量%の漂白剤を、過カルボン酸塩の形、例えば、ジペルオキソドデカンジカルボン酸、フタルイミド過カルボン酸又はモノペルオキソフタル酸又は−テレフタル酸の形で、無機塩への過酸化水素の付加物、例えば、過ホウ酸ナトリウム−一水和物、過ホウ酸ナトリウム−四水和物、カルボン酸ナトリウム−過水和物又はリン酸ナトリウム−過水和物、有機化合物への過酸化水素の付加物、例えば、尿素−過水和物、又は無機ペルオキソ塩の付加物、例えば、アルカリ金属過硫酸塩、又はアルカリ金属ペルオキソニ硫酸塩の形で含有し、場合により0〜15質量%、好ましくは0.1〜15質量%、特に0.5〜8質量%の漂白活性剤と組み合わせて含有する。
漂白活性剤として以下のものが好適である:
− ポリアシル化糖、例えば、ペンタアセチルグルコース;
− アシルオキシベンゼンスルホン酸並びにそのアルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩、例えば、p−ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム又はp−ベンゾイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム;
− N,N−ジアシル化及びN,N,N′,N′−テトラアシル化アミン、例えば、N,N,N′,N′−テトラアセチルメチレンジアミン及び−エチレンジアミン(TAED)、N,N−ジアセチルアニリン、N,N−ジアセチル−p−トルイジン又は1,3−ジアシル化ヒダントイン、例えば1,3−ジアセチル−5,5−ジメチルヒダントイン;
− N−アルキル−N−スルホニルカーボンアミド、例えばN−メチル−N−メシルアセトアミド又はN−メチル−N−メシルベンズアミド;
− N−アシル化環状ヒドラジド、アシル化トリアゾール又はウラゾール、例えばモノアセチルマレイン酸ヒドラジド;
− O,N,N−三置換性ヒドロキシルアミン、例えばO−ベンゾイル−N,N−スクシニルヒドロキシルアミン、O−アセチル−N,N−スクシニルヒドロキシルアミン又はO,N,N−トリアセチルヒドロキシルアミン;
− N,N′−ジアシルスルフリルアミド、例えばN,N′−ジメチルN,N′−ジアセチルスルフリルアミド又はN,N′−ジエチル−N,N′−ジプロピオニルスルフリルアミド;
− アシル化ラクタム、例えば、アセチルカプロラクタム、オクタノイルカプロラクタム、ベンゾイルカプロラクタム又はカルボニルビスカプロラクタム;
− アントラニル誘導体、例えば2−メチルアントラニル又は2−フェニルアントラニル;
− トリアシルシアヌレート、例えばトリアセチルシアヌレート又はトリベンゾイルシアヌレート;
− オキシムエステル及びビスオキシムエステル、例えばO−アセチルアセトンオキシム又はビスイソプロピルイミノカーボネート;
− 無水カルボン酸、例えば、無水酢酸、無水安息香酸、m−クロロ無水安息香酸又は無水フタル酸;
− エノールエステル、例えば、イソプロペニルアセテート;
− 1,3−ジアシル−4,5−ジアシルオキシ−イミダゾリン、例えば、1,3−ジアセチル−4,5‐ジアセトキシイミダゾリン;
− テトラアセチルグリコールウリル及びテトラプロピオニルグリコールウリル;
− ジアシル化2,5−ジケトピペラジン、例えば、1,4−ジアセチル−2,5−ジケトピペラジン;
− アンモニウム置換ニトリル、例えば、N−メチルモルホリニウムアセトニトリルメチルスルフェート;
− プロピレンジウレアと2,2−ジメチルプロピレンジウレアとのアシル化生成物、例えば、テトラアセチルプロピレンジウレア;
− α−アシルオキシポリアシルマロンアミド、例えば、α−アセトキシ−N,N′−ジアセチルマロンアミド;
− ジアシル−ジオキソヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン、例えば、1,5‐ジアセチル−2,4‐ジオキソヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン;
− アルキル基、例えば、メチル又は芳香族基、例えば、フェニルを2位に有するベンズ−(4H)1,3−オキサジン−4−オン。
漂白剤と漂白活性剤とからなる上記漂白系は、場合により更に漂白触媒を含有してよい。好適な漂白触媒は、例えば、US−A5360569及びEP−A453003に記載されているような四級化イミン及びスルホンイミンである。特に有効な漂白触媒は、例えば、WO−A94/21777に記載されているマンガン錯体である。かかる化合物を洗剤及び清浄剤中で使用する場合には、多くとも1.5質量%までの量、特に0.5質量%までの量で添加し、極めて活性なマンガン錯体の場合には、0.1質量%までの量で添加する。
漂白剤、漂白活性剤及び場合により漂白触媒からなる記載された漂白系に加えて、本発明にかかる洗剤及び清浄剤のためには、酵素による過酸化物放出を伴う系又は光活性化される漂白系の使用も可能である。
多数の用途の場合に、本発明にかかる洗剤及び清浄剤が酵素を含有することが適切である。好ましくは洗剤及び清浄剤において使用される酵素は、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ及びセルラーゼである。酵素の中では、既製の酵素を好ましくは0.1〜1.5質量%、特に好ましくは0.2〜1.0質量%の量で添加する。好適なプロテアーゼは、例えばSavinase及びEsperase(製造業者:Novo Nordisk)である。好適なリパーゼは、例えばLipolase(製造業者:Novo Nordisk)である。好適なセルラーゼは、例えばCelluzym(製造業者:Novo Nordisk)である。漂白系の活性化のためのペルオキシダーゼの使用も可能である。個々の酵素又は異なる酵素の組合せ物を使用することができる。場合により、本発明にかかる洗剤及び清浄剤は、酵素安定剤、例えばプロピオン酸カルシウム、ギ酸ナトリウム又はホウ酸又はその塩、及び/又は酸化防止剤をなお含有していてよい。
洗剤及び清浄剤の成分は、当業者に原則的に知られている。好適な成分の前記の及び更に以下に続く列記は、公知の好適な成分の例示的な一部のみを表す。
本発明にかかる洗剤及び清浄剤は、これまでに挙げた主成分に加えて、以下の更なる慣用の添加剤をそれに慣用の量でなお含有していてよい:
公知の分散剤、例えばナフタリンスルホン酸縮合物又はポリカルボキシレート、pH調整化合物、例えばアルカリもしくはアルカリ供与体(NaOH、KOH、メタケイ酸五ナトリウム)又は酸(塩酸、リン酸、アミド硫酸、クエン酸)、緩衝系、例えばアセテートもしくはホスフェート緩衝液、香料、着色剤、殺菌剤、例えばイソチアゾリン又は2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジオール、可溶化剤/ヒドロトロープ剤、例えばクメンスルホネート、トルエンスルホネート、短鎖の脂肪酸、尿素、アルコール又はリン酸アルキル/−アリールエステル、アルキル/アリール−ポリグリコールリン酸エステル、泡を安定化もしくは低減するための制泡剤、皮膚保護剤及び腐食防止剤、殺菌化合物又は殺菌系、例えば塩素又は次亜塩素酸を放出するもの、例えばジクロロイソシアヌレート又はヨウ素を含有するもの。
この洗剤は、場合により更に再沈殿防止剤、防汚剤、例えばポリエーテルエステル、エンクラステーション防止剤(Inkrustationsinhibitor)、イオン交換体、灰色化防止剤、蛍光増白剤、色移り防止剤、例えばポリビニルピロリドン、増粘剤及び増量剤及び配合剤を含有しており、清浄中には更に溶剤、例えば短鎖のアルキルオリゴグリコール、例えばブチルグリコール、ブチルジグリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、アルコール、例えばエタノール、i−プロパノール、芳香族溶剤、例えばトルエン、キシレン、N−アルキルピロリドン又はアルキレンカーボネート、増粘剤、例えば多糖類、及び/又は弱く架橋したポリカルボキシレート(例えばGoodrich社のCarbopol(R))、微粒子状の研磨成分、例えば石英もしくは大理石の粉末、チョーク、ケイ藻土、軽石又は研磨用べんがら、もしくはエメリーが含有されていてもよい。
この洗剤は通常、固体の粉末状の形で存在しており、通例、更にこの洗剤に良好な流動性、配合性及び溶解性を付与し、かつ凝集及びダストを防止する慣用の増量剤、例えば硫酸ナトリウム又は硫酸マグネシウムを含有しているが、しかし必ずしもこの形のみではないこの粉末状の洗剤は、従来の形で平均かさ密度約450g/lを有する。コンパクト洗剤又は超コンパクト洗剤並びに押出成形体は、かさ密度>600g/lを有する。これらは、ますます重要性を増している。
洗剤を液状の形で使用することが望ましい場合、該洗剤は水性のマイクロエマルション、エマルション又は溶液として存在していてもよい。液体洗剤中で更に溶剤、例えばエタノール、i−プロパノール、1,2−プロピレングリコール又はブチルグリコールを使用することができる。
ゲル状の本発明にかかる洗剤の場合、更に増粘剤、例えば多糖類及び/又は弱く架橋したポリカルボキシレート(例えばGoodrich社のCarbopol(R))を使用することができる。
錠剤形の洗剤の場合、更に錠剤化助剤、例えば幾つかの例を挙げるとすれば、分子量>1000g/モルを有するポリエチレングリコール、ポリマー分散液、及び錠剤崩壊剤、例えばセルロース誘導体、架橋したポリビニルピロリドン、架橋したポリアクリレート又は酸、例えばクエン酸+重炭酸ナトリウムの組合せ物が必要である。
この清浄剤は通常、水性であり、かつマイクロエマルション、エマルション又は溶液の形で存在しているが、しかしこの形のみではない。
この清浄剤が固体の粉末形で存在している場合、更にこの清浄剤に良好な流動性、配合性及び溶解性を付与し、かつ/又は凝集及び散粉を防止する慣用の増量剤、例えば硫酸ナトリウム又は硫酸マグネシウムを使用することができる。
タブレット形の清浄剤の場合、更に錠剤化助剤、例えば幾つかの例を挙げるとすれば、分子量>1000g/モルを有するポリエチレングリコール、ポリマー分散液、及び錠剤崩壊剤、例えばセルロース誘導体、架橋したポリビニルピロリドン、架橋したポリアクリレート又は酸、例えばクエン酸+重炭酸ナトリウムからなる組合せ物が必要である。
本発明を以下の実施例に基づいてより詳細に説明する。
実施例
例1:トリデシルペンタコサオキシエチレングリコール−C 8 〜C 18 −ヤシ油酸エステル(水素化)(A)
a)アルキルアルコキシレートの製造:
Tridekanol N(160g、0.8mol;製造業者 BASF社)を粉末状KOH(2g、0.036mol)と、Firma Mettler社製の2l圧力オートクレーブ中で混合し、そして1時間にわたって95℃で、かつ20mbarで脱水する。次いで2回窒素を用いて不活性化し、そして100℃に加熱する。8時間以内に、6barの最大圧力までで、エチレンオキシド(880g、20mol)を計量供給し、そして添加が完了した後に更に3時間にわたって後撹拌する。次いでこの化合物とAmbosol(3質量%)とを混合し、次いで濾過する。トリデシルペンタコサオキシエチレングリコール(1040g;OH価45mgKOH/g、理論値43.2mgKOH/g)が白色固体として得られる。
b)エステル化:
トリデシルペンタコサオキシエチレングリコール(149.5g、0.12mol)と水素化C8〜C18−ヤシ油酸(24.8g、0.12mol;Edenor HK818、Firma Cognis)、パラ−トルエンスルホン酸(1.1g、0.06mol)及びトルエン(50ml)と混合し、そして水分離器において140℃で10時間にわたって140℃で沸騰させる。
>95%(1H−NMR)のエステル化度を有する固体(融点:33℃)170gが得られる。
製造業者によるEdenor HK18の一般的組成:
Figure 2008533261
例2:2−プロピルヘプチルコサオキシエチレングリコール−デカン酸エステル(B)
a)アルキルアルコキシレートの製造:
2−プロピルヘプタノール(158.3g、1.0mol;製造元 BASF社)を粉末状KOH(2.1g、0.038mol)と、Firma Mettler社製の2l圧力オートクレーブ中で混合し、そして1時間にわたって95℃で、かつ20mbarで脱水する。次いで2回窒素を用いて不活性化し、そして100℃に加熱する。8時間以内に、6barの最大圧力までで、エチレンオキシド(880g、20mol)を計量供給し、そして添加が完了した後に更に3時間にわたって後撹拌する。次いでこの化合物とAmbosol(3質量%)とを混合し、そして濾過する。2−プロピルヘプチルコサオキシエチレングリコール(1035g;OH価54mgKOH/g、理論値55mgKOH/g)が白色固体として得られる。
b)エステル化:
2−プロピルヘプチルコサオキシエチレングリコール(124.6g、0.12mol)と、デカン酸(20.7g、0.12mol)、パラ−トルエンスルホン酸(1.1g、0.06mol)及びトルエン(50ml)とを混合し、そして水分離器において140℃で10時間にわたって沸騰させる。>93%(1H−NMR)のエステル化度を有する固体(融点:30℃)140gが得られる。
例3:2−プロピルヘプチルデカオキシエチレングリコール−デカン酸エステル(C、従来技術)
Lutensol(R)XP100(168.8g、0.4mol;Firma BASF社)と、デカン酸(68.8g、0.4mol)、パラ−トルエンスルホン酸(1.1g、0.06mol)及びトルエン(50ml)と混合し、そして水分離器において140℃で10時間にわたって沸騰させる。80%(1H−NMR)のエステル化度を有する液体の物質230gが得られる。
例4:2−プロピルヘプチルヘキサオキシエチレングリコール−デカン酸エステル(D、従来技術)
Lutensol(R)XP60(101.3g、0.24mol;Firma BASF社)と、デカン酸49.6g、0.24mol)、パラ−トルエンスルホン酸(2.2g、0.12mol)及びトルエン(50ml)と混合し、そして水分離器において140℃で10時間にわたって沸騰させる。90%(1H−NMR)のエステル化度を有する液体の物質140gが得られる。
例5:2−プロピルヘプチルオキシプロピレンコサオキシエチレングリコール−デカン酸エステル(E)
a)アルキルアルコキシレートの製造:
2−プロピルヘプタノール(395.8g、2.5mol;製造業者 BASF社)を粉末状KOH(11g、0.20mol)と、Firma Mettler社製の3.5l圧力オートクレーブ中で混合し、そして1時間にわたって95℃で、かつ20mbarで脱水する。次いで2回窒素を用いて不活性化し、そして120℃に加熱する。1時間以内に2barの最大圧力までで、プロピレンオキシド(145g、2mol)を計量供給し、そして2時間にわたって一定の圧力で後撹拌する。次いで、120℃で8時間以内に、6barの最大圧力までで、エチレンオキシド(880g、50mol)を計量供給し、そして添加が完了した後に更に3時間にわたって後撹拌する。次いでこの化合物とAmbosol(3質量%)とを混合し、次いで濾過する。2−プロピルヘプチルオキシプロピレンコサオキシエチレングリコール(2744g;OH価52mgKOH/g、理論値51mgKOH/g)が白色固体として得られる。
b)エステル化:
2−プロピルヘプチルオキシプロピレンコサオキシエチレングリコール(165g、0.15mol)と、デカン酸(25.8g、0.15mol)、パラ−トルエンスルホン酸(1.4g、0.075mol)及びトルエン(50ml)とを混合し、そして水分離器において140℃で10時間にわたって沸騰させる。82%(1H−NMR)のエステル化度を有する固体189gが得られる。
例6:2−プロピルヘプチルコサオキシエチレンオキシプロピレングリコール−デカン酸エステル(F)
a)アルキルアルコキシレートの製造:
2−プロピルヘプタノール(158.3g、1.0mol;製造元 BASF社)と粉末状KOH(4.4g、0.078mol)とを、Firma Mettler社製の2l圧力オートクレーブ中で混合し、そして1時間にわたって95℃で、かつ20mbarで脱水する。次いで2回窒素を用いて不活性化し、そして120℃に加熱する。8時間以内に、8barの最大圧力までで、エチレンオキシド(880g、20mol)を計量供給し、そして添加が完了した後に更に6時間にわたって後撹拌する。次いで、この反応器を常圧に減圧し、そして2時間以内に7barの圧力まででプロピレンオキシド(58g、1mol)を120℃で計量供給する。次いでこの化合物とAmbosol(3質量%)とを混合し、そして濾過する。2−プロピルヘプチルコサオキシエチレングリコール(1030g;OH価54mgKOH/g、理論値51mgKOH/g)が白色固体として得られる。
b)エステル化:
2−プロピルヘプチルコサオキシエチレンオキシプロピレングリコール(124.7g、0.12mol)と、デカン酸(20.6g、0.12mol)、パラ−トルエンスルホン酸(1.1g、0.06mol)及びトルエン(50ml)とを混合し、そして水分離器において140℃で10時間にわたって沸騰させる。90%(1H−NMR)のエステル化度を有する固体142gが得られる。
例7:トリデシルヘプタコサオキシエチレンモノプロピレングリコール−C 6 〜C 14 −カルボン酸エステル(G)
a)アルキルアルコキシレートの製造:
Tridekanol N(140g、0.7mol;製造業者 BASF社)と50%水性KOH(4.4g水溶液、0.039mol)とを、Firma Mettler社製の2l圧力オートクレーブ中で混合し、そして1時間にわたって95℃で、かつ20mbarで脱水する。次いで2回窒素を用いて不活性化し、そして120℃に加熱する。12時間以内に、6barの最大圧力までで、エチレンオキシド(832g、18.9mol)を計量供給し、そして添加が完了した後に更に2時間にわたって後撹拌する。次いで、この反応器を常圧に減圧し、そして2時間以内に7barの圧力まででプロピレンオキシド(40.6g、0.7mol)を120℃で計量供給し、そして2時間にわたって後撹拌する。トリデシルヘプタコサオキシエチレンモノプロピレングリコール(1020g;OH価40mgKOH/g、理論値39mgKOH/g)が白色固体として得られる。
b)エステル化:
トリデシルヘプタコサオキシエチレンモノプロピレングリコール(100g、0.071mol)を、C6C10−メチルエステル(6.0g、0.036mol;Edenor ME C6−10、Firma Cognis社)及びC12C14−メチルエステル(7.8g、0.036mol;Edenor ME C1270、Firma Cognis社)と一緒に、かつ160℃でN2流下で4時間にわたって沸騰させる。75%(1H−NMR)のエステル化度を有するベージュ色の固体(融点:33〜35℃)107gが得られる。これは、H22(3.3gの30%水溶液)の添加及び60℃での20分の撹拌並びに酢酸(0.23g、0.004mol)での中和により白色固体に変化させることができる。
製造業者によるEdenor ME C6−10の一般的組成
Figure 2008533261
製造業者によるEdenor ME C1270の一般的組成
Figure 2008533261
例8:食器洗い機中の泡量
食器洗い機中の泡量を試験する。この場合、10mlの鶏卵、19gの塩基食器洗浄剤(主成分48%のメタケイ酸ナトリウム×5H2O、45%のトリリン酸ナトリウム、5%の炭酸ナトリウム)及び1gの界面活性剤を食器洗浄器中に添加する。
次いで、種々の温度でスプレーアームの回転数を測定する。泡のレベルが高い場合にはこのスプレーアームが制動を受け、低い場合にはこれは最大速度(約150rpm)で作動することができる。種々の界面活性剤を、この適用において試験した。
Figure 2008533261
この回転速度を、30、40、50、60℃で測定した。以下の表において、ロータ速度をrpmで種々の温度で列記する。
Figure 2008533261
例9:硬質表面上の接触角
以下の表に、界面活性剤水溶液(0.2g/l)の0.1秒、1秒及び10秒後の40℃での種々の硬質表面上の接触角を示す。
この角度が小さければ小さいほど、濡れ性は顕著である。種々の界面活性剤を試験した。
Figure 2008533261
例10 配合可能性
以下の表に、2つの一般的なアルカリ性清浄剤配合物中の配合可能性(清浄剤溶液49g当たり1gの界面活性剤)を示す。この界面活性剤がこの清浄剤配合物中で澄明に溶解するか否かを評価する。これらの配合物が澄明であれば、更に曇点を測定する(20℃/曇点(℃)での挙動)。種々の界面活性剤を試験した。
Figure 2008533261
例11 この適用範囲にわたる安定性試験
この試験を、例8と同様に実施する。最大温度(60〜69℃での)での回転数の測定を、2時間の時間にわたって実施する。
Figure 2008533261

Claims (10)

  1. 一般式(I)
    Figure 2008533261
    [式中、
    Rは、8〜16個の炭素原子を有する分枝鎖状又は非分枝鎖状のアルキル基であり;
    a、R1は、互いに無関係に、水素、又は1〜5個の炭素原子を有する分枝鎖状又は非分枝鎖状のアルキル基であり;
    2は、5〜17個の炭素原子を有する非分枝鎖状のアルキル基であり;
    l、nは、互いに無関係に1〜5の数であり、かつ
    mは、13〜35の数である]の化合物を含有する低発泡性の界面活性剤混合物。
  2. 一般式(II)
    Figure 2008533261
    [式中、
    1aは、1〜5個の炭素原子を有する分枝鎖状又は非分枝鎖状のアルキル基であり、かつR、Ra、R1、R2、l、m及びnは請求項1の意味を有する]の化合物を含有することを特徴とする、請求項1に記載の界面活性剤混合物。
  3. 以下の記載
    a)Rが、10〜13個の炭素原子を有する分枝鎖状のアルキル基であること;
    b)Ra、R1が、互いに無関係に水素、メチル又はエチルであること;
    c)R1aが、メチル又はエチルであること;
    c)R2が、5〜13個の炭素原子を有する分枝鎖状又は非分枝鎖状のアルキル基であること;
    d)nが1であり、かつlが5であること;
    e)mが17〜27の数であることの少なくとも1つを充足することを特徴とする、請求項1又は2に記載の界面活性剤混合物。
  4. 950〜2300g/molの平均分子量であることを特徴とする、請求項1から3までの何れか1項に記載の界面活性剤混合物。
  5. 混合物の融点範囲の開始点が25℃を上回ることを特徴とする、請求項1から4までの何れか1項に記載の界面活性剤混合物。
  6. 界面活性剤混合物の50%を上回る化合物が、式(II)の化合物であるか又は式(I)の化合物であり、その式中、少なくとも1つのR1が水素ではないことを特徴とする、請求項1から5までの何れか1項に記載の界面活性剤混合物。
  7. 請求項1から6までの何れか1項に記載の界面活性剤混合物の製造方法において、工程が、
    a)式ROHのアルコールと式
    Figure 2008533261
    のエポキシドとを反応させ、次いでエチレンオキシドと反応させる工程;
    b)工程a)からの生成物と式
    Figure 2008533261
    のエポキシドとを反応させ、そして場合により式
    Figure 2008533261
    のエポキシドと反応させる工程、
    c)工程b)から形成された生成物とカルボン酸R2−COOH又は式R2−COOCH3のメチルエステルと反応させる工程を含み、上記式中、R1、R1a及びR2は、請求項1又は2の意味を有する方法。
  8. 以下の条件
    a)工程a)及びb)の反応を水不含塩基触媒下で生じさせること;
    b)工程a)及びb)の温度を50〜200℃の温度範囲内で生じさせること;
    c)工程c)の反応を、R2−COOHの場合に酸塩基触媒により生じさせるか又はR2−COOCH3の場合に塩基触媒により生じさせること;
    d)工程c)の温度を80〜200℃の温度範囲内で生じさせること;
    e)工程c)の反応を反応水又はメタノールの連続的除去下で生じさせることの少なくとも1つを充足することを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. 請求項1から6までの何れか1項に記載の界面活性剤混合物を含有する洗剤配合物又は清浄剤配合物。
  10. 請求項1から6までの何れか1項に記載の界面活性剤混合物の、洗剤配合物及び清浄剤配合物中での使用。
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