JP2001512174A - グリシン−n,n−二酢酸誘導体をベースとし、その他のアニオン性界面活性剤の割合が著しく減少した固形繊維製品洗剤調製物 - Google Patents
グリシン−n,n−二酢酸誘導体をベースとし、その他のアニオン性界面活性剤の割合が著しく減少した固形繊維製品洗剤調製物Info
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Abstract
(57)【要約】
(A)結晶性または非晶性アルミノケイ酸塩、結晶性または非晶性ケイ酸塩、炭酸塩および/またはリン酸塩をベースとする無機ビルダー1〜60質量%、(B)式(I):
【化1】
Description
【0001】 本発明は、無機ビルダー、グリシン−N,N−二酢酸誘導体、場合により少量
の別のアニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、ならびに場合によりその
他の通例の成分からなる固形繊維製品洗剤調製物に関する。
の別のアニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、ならびに場合によりその
他の通例の成分からなる固形繊維製品洗剤調製物に関する。
【0002】 界面活性剤は、界面活性物質として洗剤成分の最も重要なグループである。リ
ン酸塩が減少した、またはリン酸塩不含の従来の粉末洗剤中のその割合は通例、
10〜25質量%である。界面活性剤は、洗浄プロセス中に液状(油状)および
固体の繊維の汚れを除去する働きがある。しかし特にアニオン界面活性剤の洗浄
効果は、水硬度の上昇と共に低下する。従ってビルダー(骨格物質)、例えばゼ
オライトが使用されるが、その第一の課題は、水硬度の原因であるカルシウムイ
オンおよびマグネシウムイオンの結合によりアニオン界面活性剤の洗浄能力を向
上させることである。
ン酸塩が減少した、またはリン酸塩不含の従来の粉末洗剤中のその割合は通例、
10〜25質量%である。界面活性剤は、洗浄プロセス中に液状(油状)および
固体の繊維の汚れを除去する働きがある。しかし特にアニオン界面活性剤の洗浄
効果は、水硬度の上昇と共に低下する。従ってビルダー(骨格物質)、例えばゼ
オライトが使用されるが、その第一の課題は、水硬度の原因であるカルシウムイ
オンおよびマグネシウムイオンの結合によりアニオン界面活性剤の洗浄能力を向
上させることである。
【0003】 一連の固体の汚れは、アルカリ土類金属イオン、特にカルシウムイオンを含有
している。カルシウムイオンの溶出は、汚れ構造の解凝集につながり、ひいては
汚れを容易に繊維から除去する。ここで界面活性剤はカルシウムのための水溶性
の錯体形成の支持を必要とする。
している。カルシウムイオンの溶出は、汚れ構造の解凝集につながり、ひいては
汚れを容易に繊維から除去する。ここで界面活性剤はカルシウムのための水溶性
の錯体形成の支持を必要とする。
【0004】 従来のアニオン界面活性剤の割合が劇的に減少しており、かつカルシウムイオ
ンおよびマグネシウムイオンを結合する能力を有する洗浄作用のある(界面活性
)物質を含有している固形繊維製品洗剤調製物を提供するという課題が生じた。
ンおよびマグネシウムイオンを結合する能力を有する洗浄作用のある(界面活性
)物質を含有している固形繊維製品洗剤調製物を提供するという課題が生じた。
【0005】 グリシン−N,N−二酢酸誘導体はこのような界面活性物質である。該物質は
洗浄水の表面張力を低下させ、かつ汚れを除去する作用がある。該物質はCaイ
オンおよびMgイオンと錯体を形成し、カルシウム含有の汚れを特に良好に除去
し、かつ付加的に洗浄水を軟水化し、かつ織物の無機物沈着を防止するという課
題において無機ビルダーを補助する。
洗浄水の表面張力を低下させ、かつ汚れを除去する作用がある。該物質はCaイ
オンおよびMgイオンと錯体を形成し、カルシウム含有の汚れを特に良好に除去
し、かつ付加的に洗浄水を軟水化し、かつ織物の無機物沈着を防止するという課
題において無機ビルダーを補助する。
【0006】 固形繊維製品洗剤調製物中での前記のグリシン−N,N−二酢酸誘導体の使用
はすでにWO−A97/19159号から公知である。該文献には有機補助ビル
ダーとしてこのようなグリシン−N,N−二酢酸誘導体を40質量%まで含有し
ている固体の繊維製品洗剤が記載されている。さらにこれらの繊維製品洗剤調製
物は、通例のアニオン性界面活性剤を通例の量で、つまり約10質量%もしくは
それ以上含有している。
はすでにWO−A97/19159号から公知である。該文献には有機補助ビル
ダーとしてこのようなグリシン−N,N−二酢酸誘導体を40質量%まで含有し
ている固体の繊維製品洗剤が記載されている。さらにこれらの繊維製品洗剤調製
物は、通例のアニオン性界面活性剤を通例の量で、つまり約10質量%もしくは
それ以上含有している。
【0007】 ところで本発明の範囲で、以下のもの: (A)結晶性または非晶性アルミノケイ酸塩、結晶性または非晶性ケイ酸塩、炭
酸塩および/またはリン酸塩をベースとする無機ビルダー1〜60質量%、 (B)一般式I:
酸塩および/またはリン酸塩をベースとする無機ビルダー1〜60質量%、 (B)一般式I:
【0008】
【化3】
【0009】 [式中、 Rは、付加的に置換基として5個までのヒドロキシル基、スルフェート基、ス
ルホネート基、ホルミル基、C1〜C4−アルコキシ基、フェノキシ基またはC1 〜C4−アルコキシカルボニル基を有しており、かつ5個までの非隣接酸素原子 および/または窒素原子により中断されていてもよくいC5〜C30−アルキルま たはC5〜C30−アルケニル、式−(CH2)k−O−(A1O)m−(A2O)n− Yのアルコキシレート基(式中、A1およびA2は相互に無関係に2〜4個の炭素
原子を有する1,2−アルキレン基を表し、Yは、水素、C1〜C12−アルキル 、フェニル、C1〜C4−アルコキシカルボニルまたはスルホを表し、かつkは、
1、2または3の数を、ならびにmおよびnはそれぞれ0〜50の数を表し、そ
の際、m+nの合計は少なくとも4でなくてはならない)、アルキル中に5〜2
0個の炭素原子を有するフェニルアルキル基、その際、Rが表すものとして記載
したフェニル核は、さらに付加的に置換基として3個までのC1〜C4−アルキル
基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、スルホ基またはC1〜C4−アルコキシカ
ルボニル基を有していてもよく、あるいは式:
ルホネート基、ホルミル基、C1〜C4−アルコキシ基、フェノキシ基またはC1 〜C4−アルコキシカルボニル基を有しており、かつ5個までの非隣接酸素原子 および/または窒素原子により中断されていてもよくいC5〜C30−アルキルま たはC5〜C30−アルケニル、式−(CH2)k−O−(A1O)m−(A2O)n− Yのアルコキシレート基(式中、A1およびA2は相互に無関係に2〜4個の炭素
原子を有する1,2−アルキレン基を表し、Yは、水素、C1〜C12−アルキル 、フェニル、C1〜C4−アルコキシカルボニルまたはスルホを表し、かつkは、
1、2または3の数を、ならびにmおよびnはそれぞれ0〜50の数を表し、そ
の際、m+nの合計は少なくとも4でなくてはならない)、アルキル中に5〜2
0個の炭素原子を有するフェニルアルキル基、その際、Rが表すものとして記載
したフェニル核は、さらに付加的に置換基として3個までのC1〜C4−アルキル
基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、スルホ基またはC1〜C4−アルコキシカ
ルボニル基を有していてもよく、あるいは式:
【0010】
【化4】
【0011】 (式中、Aは、C5〜C12−アルキレン架橋を表す)の基を表し、かつ Mは、相応する化学量論的量の水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アン
モニウムまたは置換アンモニウムを表す]のグリシン−N,N−二酢酸誘導体1
種または複数種1〜40質量%、 (C)スルフェート基1個または複数個、スルホネート基1個または複数個、ホ
スフェート基1個または複数個あるいはカルボキシレート基1個または2個を有
するアニオン性界面活性剤0〜6質量%、 (D)非イオン性界面活性剤0.5〜50質量% を含有する、固形繊維製品洗剤調製物が判明した。
モニウムまたは置換アンモニウムを表す]のグリシン−N,N−二酢酸誘導体1
種または複数種1〜40質量%、 (C)スルフェート基1個または複数個、スルホネート基1個または複数個、ホ
スフェート基1個または複数個あるいはカルボキシレート基1個または2個を有
するアニオン性界面活性剤0〜6質量%、 (D)非イオン性界面活性剤0.5〜50質量% を含有する、固形繊維製品洗剤調製物が判明した。
【0012】 上記および以下に記載する洗剤成分の合計は、水の残留量を含めて最大100
質量%である。
質量%である。
【0013】 適切な無機ビルダー(A)は、特にイオン交換特性を有する結晶性または非晶
性アルミノケイ酸塩、特にゼオライトである。種々のタイプのゼオライト、特に
ゼオライトA、X、B、P、MAPおよびHSは、これらのNa形でも、あるい
はその中でNaが部分的にその他のカチオン、例えばLi、K、Ca、Mgまた
はアンモニウムで交換されている形でも適切である。適切なゼオライトは、例え
ばEP−A038591号、EP−A021491号、EP−A087035号
、US−A4604224号、GB−A2013259号、EP−A52272
6号、EP−A384070号およびWO−A94/24251号に記載されて
いる。
性アルミノケイ酸塩、特にゼオライトである。種々のタイプのゼオライト、特に
ゼオライトA、X、B、P、MAPおよびHSは、これらのNa形でも、あるい
はその中でNaが部分的にその他のカチオン、例えばLi、K、Ca、Mgまた
はアンモニウムで交換されている形でも適切である。適切なゼオライトは、例え
ばEP−A038591号、EP−A021491号、EP−A087035号
、US−A4604224号、GB−A2013259号、EP−A52272
6号、EP−A384070号およびWO−A94/24251号に記載されて
いる。
【0014】 適切な結晶性ケイ酸塩(A)は、例えば二ケイ酸塩または層状ケイ酸塩、例え
ばδ−Na2Si2O5またはβ−Na2Si2O5(SKS6もしくはSKS7、製
造元:ヘキスト(Hoechst))である。ケイ酸塩はこれらのアルカリ金属塩、アル カリ土類金属塩またはアンモニウム塩の形で、例えばケイ酸ナトリウム、ケイ酸
リチウムおよびケイ酸マグネシウムとして使用することができる。
ばδ−Na2Si2O5またはβ−Na2Si2O5(SKS6もしくはSKS7、製
造元:ヘキスト(Hoechst))である。ケイ酸塩はこれらのアルカリ金属塩、アル カリ土類金属塩またはアンモニウム塩の形で、例えばケイ酸ナトリウム、ケイ酸
リチウムおよびケイ酸マグネシウムとして使用することができる。
【0015】 非晶性ケイ酸塩は例えば高分子構造を有するメタケイ酸ナトリウム、または非
晶性二ケイ酸塩(Britesil(R)H20、製造元:アクゾ(Akzo))を使用すること ができる。
晶性二ケイ酸塩(Britesil(R)H20、製造元:アクゾ(Akzo))を使用すること ができる。
【0016】 炭酸塩ベースの適切な無機ビルダー物質(A)は、炭酸塩および炭酸水素塩で
ある。これらをそのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩またはアンモニウム塩
の形で使用することができる。有利には炭酸ナトリウム、炭酸リチウムおよび炭
酸マグネシウムもしくは炭酸水素ナトリウム、炭酸水素リチウムおよび炭酸水素
マグネシウム、特に炭酸ナトリウムおよび/または炭酸水素ナトリウムを使用す
る。
ある。これらをそのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩またはアンモニウム塩
の形で使用することができる。有利には炭酸ナトリウム、炭酸リチウムおよび炭
酸マグネシウムもしくは炭酸水素ナトリウム、炭酸水素リチウムおよび炭酸水素
マグネシウム、特に炭酸ナトリウムおよび/または炭酸水素ナトリウムを使用す
る。
【0017】 無機ビルダー(A)としての通例のリン酸塩は、ポリリン酸塩、例えば三リン
酸五ナトリウムである。
酸五ナトリウムである。
【0018】 前記の成分(A)は、単独で、または相互に混合して使用することができる。
【0019】 成分(A)は、本発明による繊維織物洗剤調製物中で有利には5〜50質量%
、特に10〜45質量%の量で存在している。
、特に10〜45質量%の量で存在している。
【0020】 有利な実施態様では成分(B)として、式中でRが、少なくとも7個の炭素原
子を有する基を表す化合物Iを使用する。
子を有する基を表す化合物Iを使用する。
【0021】 特に有利な実施態様では成分(B)として、式中でRが、5個までの非隣接酸
素原子および/または窒素原子により中断されていてもよい、直鎖状または分枝
鎖状の非置換C7〜C30−アルキル基またはC7〜C30−アルケニル基を表すグリ
シン−N,N−二酢酸誘導体Iを使用する。該窒素原子は、水素またはC1〜C8 −アルキル基を有していてもよい。
素原子および/または窒素原子により中断されていてもよい、直鎖状または分枝
鎖状の非置換C7〜C30−アルキル基またはC7〜C30−アルケニル基を表すグリ
シン−N,N−二酢酸誘導体Iを使用する。該窒素原子は、水素またはC1〜C8 −アルキル基を有していてもよい。
【0022】 化合物Iは、遊離酸またはこれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、ア
ンモニウム塩および置換されたアンモニウム塩の形で使用することができる。こ
のような塩として特にナトリウム塩、カリウム塩およびアンモニウム塩、特に三
ナトリウム塩、三カリウム塩および三アンモニウム塩ならびに第三級窒素原子を
有する有機トリアミン塩が適切である。
ンモニウム塩および置換されたアンモニウム塩の形で使用することができる。こ
のような塩として特にナトリウム塩、カリウム塩およびアンモニウム塩、特に三
ナトリウム塩、三カリウム塩および三アンモニウム塩ならびに第三級窒素原子を
有する有機トリアミン塩が適切である。
【0023】 有機アミン塩をベースとする塩基として特に第三級アミン、例えばアルキル中
に1〜6個の炭素原子を有するトリアルキルアミン、例えばトリメチルアミンお
よびトリエチルアミン、メチルジエチルアミンまたはトリシクロヘキシルアミン
、および2〜3個の炭素原子をアルカノール基中に有するトリアルカノールアミ
ン、有利にはトリエタノールアミン、トリ−n−プロパノールアミンまたはトリ
イソプロパノールアミンが該当する。
に1〜6個の炭素原子を有するトリアルキルアミン、例えばトリメチルアミンお
よびトリエチルアミン、メチルジエチルアミンまたはトリシクロヘキシルアミン
、および2〜3個の炭素原子をアルカノール基中に有するトリアルカノールアミ
ン、有利にはトリエタノールアミン、トリ−n−プロパノールアミンまたはトリ
イソプロパノールアミンが該当する。
【0024】 アルカリ土類金属塩として特にカルシウム塩およびマグネシウム塩を使用する
。
。
【0025】 化合物Iのラセミ体も、グリシン骨核中のα−C−原子に関する両方のエナン
チオマーも使用することができる。
チオマーも使用することができる。
【0026】 基Rに関しては、直鎖状または分枝鎖状のアルケニル基またはアルキル基とし
て、C5〜C30−アルキルおよびC5〜C30−アルケニル、その際特に直鎖状で、
飽和または不飽和脂肪酸から誘導された基が該当する。個々の基Rに関する例は
次のものである:n−ペンチル、イソ−ペンチル、t−ペンチル、ネオペンチル
、n−ヘキシル、n−ヘプチル、3−ヘプチル(2−エチルヘキサン酸から誘導
されたもの)、n−オクチル、イソ−オクチル(イソ−ノナン酸から誘導された
もの)、n−ノニル、n−デシル、n−ウンデシル、n−ドデシル、イソ−ドデ
シル(イソ−トリデカン酸から誘導されたもの)、n−トリデシル、n−テトラ
デシル、n−ペンタデシル、n−ヘキサデシル、n−ヘプタデシル、n−オクタ
デシル、n−ノナデシル、n−エイコシルおよびn−ヘプタデセニル(オレイン
酸から誘導されたもの)。Rに関して、混合物、特に天然由来の脂肪酸から、お
よび合成、例えばオキソ合成により製造された工業用の酸から誘導されたものが
考えられる。
て、C5〜C30−アルキルおよびC5〜C30−アルケニル、その際特に直鎖状で、
飽和または不飽和脂肪酸から誘導された基が該当する。個々の基Rに関する例は
次のものである:n−ペンチル、イソ−ペンチル、t−ペンチル、ネオペンチル
、n−ヘキシル、n−ヘプチル、3−ヘプチル(2−エチルヘキサン酸から誘導
されたもの)、n−オクチル、イソ−オクチル(イソ−ノナン酸から誘導された
もの)、n−ノニル、n−デシル、n−ウンデシル、n−ドデシル、イソ−ドデ
シル(イソ−トリデカン酸から誘導されたもの)、n−トリデシル、n−テトラ
デシル、n−ペンタデシル、n−ヘキサデシル、n−ヘプタデシル、n−オクタ
デシル、n−ノナデシル、n−エイコシルおよびn−ヘプタデセニル(オレイン
酸から誘導されたもの)。Rに関して、混合物、特に天然由来の脂肪酸から、お
よび合成、例えばオキソ合成により製造された工業用の酸から誘導されたものが
考えられる。
【0027】 C5〜C12−アルキレン−架橋Aとして、特に式−(CH2)t−(式中、tは
、5〜12、特に5〜8の数を表す)ポリメチレン基、つまりペンタメチレン、
ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オクタメチレン、ノナメチレン、デカメチレ
ン、ウンデカメチレンおよびドデカメチレンが挙げられる。ヘキサメチレンおよ
びオクタメチレンはこの場合、特に有利である。しかしその他に分枝鎖状のC5 〜C12−アルキレン基、例えば−CH2CH(CH3)CH2CH2−、−CH2C (CH3)2CH2−、−CH2CH(C2H5)CH2−または−CH2CH2CH( CH3)CH2CH2−を挙げることができる。
、5〜12、特に5〜8の数を表す)ポリメチレン基、つまりペンタメチレン、
ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オクタメチレン、ノナメチレン、デカメチレ
ン、ウンデカメチレンおよびドデカメチレンが挙げられる。ヘキサメチレンおよ
びオクタメチレンはこの場合、特に有利である。しかしその他に分枝鎖状のC5 〜C12−アルキレン基、例えば−CH2CH(CH3)CH2CH2−、−CH2C (CH3)2CH2−、−CH2CH(C2H5)CH2−または−CH2CH2CH( CH3)CH2CH2−を挙げることができる。
【0028】 C5〜C30−アルキル基およびC5〜C30−アルケニル基は、前記の種類の付加
的な置換基を5個まで、特に3個まで有していてもよく、かつ5個まで、特に3
個までの非隣接酸素原子および/または窒素原子により中断されてていてもよい
。このような置換されたアルキル基またはアルケニル基のための例は、−CH2 CH2−O−CH2CH2−O−CH3、−CH2−O−(CH2)4−OH、−CH2 CH2−N(CH3)CH2CH2CH3−、−(CH2)5−N(CH3)2または− (CH2)5−COOCH3である。式−CH2CH2−O−R′(式中、R′はR の意味を有しているが、ただしR′は少なくとも3個の炭素原子を有する)の置
換されたアルキル基またはアルケニル基もまた重要である。
的な置換基を5個まで、特に3個まで有していてもよく、かつ5個まで、特に3
個までの非隣接酸素原子および/または窒素原子により中断されてていてもよい
。このような置換されたアルキル基またはアルケニル基のための例は、−CH2 CH2−O−CH2CH2−O−CH3、−CH2−O−(CH2)4−OH、−CH2 CH2−N(CH3)CH2CH2CH3−、−(CH2)5−N(CH3)2または− (CH2)5−COOCH3である。式−CH2CH2−O−R′(式中、R′はR の意味を有しているが、ただしR′は少なくとも3個の炭素原子を有する)の置
換されたアルキル基またはアルケニル基もまた重要である。
【0029】 アルコキシレート基として、特にmおよびnがそれぞれ0〜30、有利には0
〜15の数を表すものが該当する。m+nの和は、有利には少なくとも6、特に
少なくとも8である。A1およびA2は、ブチレンオキシド、および特にプロピレ
ンオキシドおよびエチレンオキシドから誘導された基を表す。純粋なエトキシレ
ートおよび純粋なプロポキシレートは特に重要であるが、しかしまたエチレンオ
キシド−プロピレンオキシド−ブロック構造も考えられる。
〜15の数を表すものが該当する。m+nの和は、有利には少なくとも6、特に
少なくとも8である。A1およびA2は、ブチレンオキシド、および特にプロピレ
ンオキシドおよびエチレンオキシドから誘導された基を表す。純粋なエトキシレ
ートおよび純粋なプロポキシレートは特に重要であるが、しかしまたエチレンオ
キシド−プロピレンオキシド−ブロック構造も考えられる。
【0030】 フェニル核における置換の際、有利には2つの(同じか、または異なった)ま
たは特に1つの単独の置換基が出現する。
たは特に1つの単独の置換基が出現する。
【0031】 フェニルアルキル基のための例は、5−フェニルペンチル、6−フェニルヘキ
シル、8−フェニルオクチル、10−フェニルデシルまたは12−ペンチルドデ
シルである。
シル、8−フェニルオクチル、10−フェニルデシルまたは12−ペンチルドデ
シルである。
【0032】 フェニル核における置換の際、有利には水溶性にする基、例えばヒドロキシル
基、カルボキシル基またはスルホ基が出現する。
基、カルボキシル基またはスルホ基が出現する。
【0033】 成分(B)は、本発明によるテキスタイル洗剤調製物中に有利には2〜30質
量%、特に3〜20質量%の量で存在している。
量%、特に3〜20質量%の量で存在している。
【0034】 アニオン性界面活性剤(C)として原則として化合物Iとは構造的に異なる全
てのアニオン性界面活性剤が考えられる。
てのアニオン性界面活性剤が考えられる。
【0035】 有利な実施態様では本発明による固形繊維製品洗剤調製物中で、(B)グリシ
ン−N,N−二酢酸誘導体I対アニオン性界面活性剤(C)の質量比は、50:
1〜1:2、有利には20:1〜1:1である。この比率の範囲で本発明による
洗剤調製物は特に効果的である。
ン−N,N−二酢酸誘導体I対アニオン性界面活性剤(C)の質量比は、50:
1〜1:2、有利には20:1〜1:1である。この比率の範囲で本発明による
洗剤調製物は特に効果的である。
【0036】 もう1つの有利な実施態様では本発明による固形繊維製品洗剤調製物は、一般
式Iのグリシン−N,N−二酢酸誘導体2種またはそれ以上を含有している。グ
リシン−N,N−二酢酸誘導体Iからなる本発明による混合物はこの場合、特に
2種または3種または4種または5種の成分または主成分からなる。このような
混合物は、本発明による固形繊維製品洗剤調製物中で、これらが式中で基Rが、
分枝鎖状および/または直鎖状のC1〜C30−アルキル基、特に分枝鎖状および /または直鎖状のC1〜C15−アルキル基から選択されているグリシン−N,N −二酢酸誘導体Iからなる場合に特に効果的である。前記の混合物の製造のため
に、グリシン−N,N−二酢酸誘導体Iを単独で、または予めできあがっている
混合物として同時にテキスタイル洗剤調製物に混入することができる。個々の成
分を混合することにより最後に挙げたこのようなグリシン−N,N−二酢酸誘導
体Iからなる混合物を製造することができるが、しかし該混合物はまた化合物I
を合成する際に直接生じることもある。このための例には、α−オレフィン混合
物のヒドロホルミル化(オキソ合成)および引き続きこれらの種々のC鎖長を有
する直鎖状および分枝鎖状のアルデヒドからなる混合物の相応するグリシン−N
,N−二酢酸誘導体への反応の生成物があげられる。
式Iのグリシン−N,N−二酢酸誘導体2種またはそれ以上を含有している。グ
リシン−N,N−二酢酸誘導体Iからなる本発明による混合物はこの場合、特に
2種または3種または4種または5種の成分または主成分からなる。このような
混合物は、本発明による固形繊維製品洗剤調製物中で、これらが式中で基Rが、
分枝鎖状および/または直鎖状のC1〜C30−アルキル基、特に分枝鎖状および /または直鎖状のC1〜C15−アルキル基から選択されているグリシン−N,N −二酢酸誘導体Iからなる場合に特に効果的である。前記の混合物の製造のため
に、グリシン−N,N−二酢酸誘導体Iを単独で、または予めできあがっている
混合物として同時にテキスタイル洗剤調製物に混入することができる。個々の成
分を混合することにより最後に挙げたこのようなグリシン−N,N−二酢酸誘導
体Iからなる混合物を製造することができるが、しかし該混合物はまた化合物I
を合成する際に直接生じることもある。このための例には、α−オレフィン混合
物のヒドロホルミル化(オキソ合成)および引き続きこれらの種々のC鎖長を有
する直鎖状および分枝鎖状のアルデヒドからなる混合物の相応するグリシン−N
,N−二酢酸誘導体への反応の生成物があげられる。
【0037】 グリシン−N,N−二酢酸誘導体からなる前記の混合物は、本発明による固形
繊維製品洗剤調製物中でのみ特に効果的であるだけではなく、固形繊維製品洗剤
調製物中で一般的に、例えば結晶性または非晶性アルミノケイ酸塩、結晶性また
は非晶性ケイ酸塩、炭酸塩および/またはリン酸をベースとする無機ビルダー1
〜60質量%(有利には10〜45質量%)、グリシン−N,N−二酢酸誘導体
Iからなる前記の混合物0.1〜25質量%(有利には3〜10質量%)、アニ
オン性界面活性剤1〜40質量%(有利には5〜15質量%)、非イオン性界面
活性剤0.5〜30質量%(有利には3〜12質量%)および場合により低分子
、オリゴマーまたはポリマーのカルボン酸またはリン酸またはこれらの塩の形の
別の有機補助ビルダー0.5〜20質量%(有利には1〜12質量%)を含有す
る調製物中でも効果的であることが確認される。その他にもちろんその他の通例
の成分、例えば漂白剤、漂白活性化剤、酵素などをこのために通例の量で含有し
ていてもよい。このような固形繊維製品洗剤調製物は例えばWO−A97/19
159号に記載されている。
繊維製品洗剤調製物中でのみ特に効果的であるだけではなく、固形繊維製品洗剤
調製物中で一般的に、例えば結晶性または非晶性アルミノケイ酸塩、結晶性また
は非晶性ケイ酸塩、炭酸塩および/またはリン酸をベースとする無機ビルダー1
〜60質量%(有利には10〜45質量%)、グリシン−N,N−二酢酸誘導体
Iからなる前記の混合物0.1〜25質量%(有利には3〜10質量%)、アニ
オン性界面活性剤1〜40質量%(有利には5〜15質量%)、非イオン性界面
活性剤0.5〜30質量%(有利には3〜12質量%)および場合により低分子
、オリゴマーまたはポリマーのカルボン酸またはリン酸またはこれらの塩の形の
別の有機補助ビルダー0.5〜20質量%(有利には1〜12質量%)を含有す
る調製物中でも効果的であることが確認される。その他にもちろんその他の通例
の成分、例えば漂白剤、漂白活性化剤、酵素などをこのために通例の量で含有し
ていてもよい。このような固形繊維製品洗剤調製物は例えばWO−A97/19
159号に記載されている。
【0038】 適切なアニオン性界面活性剤(C)は、例えば8〜22個、有利には10〜1
8個の炭素原子を有する脂肪アルコールの脂肪アルコールスルフェート、例えば
C9〜C11−アルコールスルフェート、C12〜C14−アルコールスルフェート、 C12〜C18−アルコールスルフェート、ラウリルスルフェート、セチルスルフェ
ート、ミリスチルスルフェート、パルミチルスルフェート、ステアリルスルフェ
ートおよび獣脂アルコールスルフェートである。
8個の炭素原子を有する脂肪アルコールの脂肪アルコールスルフェート、例えば
C9〜C11−アルコールスルフェート、C12〜C14−アルコールスルフェート、 C12〜C18−アルコールスルフェート、ラウリルスルフェート、セチルスルフェ
ート、ミリスチルスルフェート、パルミチルスルフェート、ステアリルスルフェ
ートおよび獣脂アルコールスルフェートである。
【0039】 その他の適切なアニオン性界面活性剤は、硫酸化されたエトキシル化C8〜C2 2 −アルコール(アルキルエーテルスルフェート)もしくはこれらの可溶性の塩 である。これらの種類の化合物は、例えばまずC8〜C22−、有利にはC10〜C1 8 −アルコール、例えば脂肪アルコールをアルコキシル化し、かつ該アルコキシ ル化生成物を引き続き硫酸化することにより製造することができる。アルコキシ
ル化のために有利にはエチレンオキシドを使用し、その際、アルコール1モルあ
たりエチレンオキシド1〜50モル、有利には1〜20モルを使用する。しかし
アルコールのアルコキシル化は、プロピレンオキシドを単独で、および場合によ
りブチレンオキシドを用いて実施することができる。さらにエチレンオキシドと
プロピレンオキシド、またはエチレンオキシドとブチレンオキシド、またはエチ
レンオキシドとプロピレンオキシドとブチレンオキシドとを含有するアルコキシ
ル化されたC8−C22−アルコールもまた適切である。アルコキシル化されたC8 〜C22−アルコールは、エチレンオキシド単位、プロピレンオキシド単位および
ブチレンオキシド単位をブロックの形で、またはランダムな分布で含有していて
もよい。アルコキシル化触媒の種類に応じてより広いか、またはより狭いアルキ
レンオキシド同族体の分布を有するアルキルエーテルスルフェートが得られる。
ル化のために有利にはエチレンオキシドを使用し、その際、アルコール1モルあ
たりエチレンオキシド1〜50モル、有利には1〜20モルを使用する。しかし
アルコールのアルコキシル化は、プロピレンオキシドを単独で、および場合によ
りブチレンオキシドを用いて実施することができる。さらにエチレンオキシドと
プロピレンオキシド、またはエチレンオキシドとブチレンオキシド、またはエチ
レンオキシドとプロピレンオキシドとブチレンオキシドとを含有するアルコキシ
ル化されたC8−C22−アルコールもまた適切である。アルコキシル化されたC8 〜C22−アルコールは、エチレンオキシド単位、プロピレンオキシド単位および
ブチレンオキシド単位をブロックの形で、またはランダムな分布で含有していて
もよい。アルコキシル化触媒の種類に応じてより広いか、またはより狭いアルキ
レンオキシド同族体の分布を有するアルキルエーテルスルフェートが得られる。
【0040】 その他の適切なアニオン性界面活性剤は、アルカンスルホネート、例えばC8 〜C24−、有利にはC10〜C18−アルカンスルホネートならびに石鹸、例えばC 8 〜C24−カルボン酸のナトリウム塩およびカリウム塩である。
【0041】 その他の適切なアニオン性界面活性剤は、直鎖C8〜C20−アルキルベンゼン スルホン酸塩(”LAS”)、有利には直鎖C9〜C13−アルキルベンゼンスル ホン酸塩および−アルキルトルエンスルホン酸塩である。
【0042】 さらにアニオン性界面活性剤(C)として、さらにアルケン−およびヒドロキ
シアルカンスルホネートもしくは−ジスルホネートからなる混合物であってもよ
いC8〜C24−オレフィンスルホネートおよび−二スルホン酸塩、アルキルエス テルスルホネート、スルホン化されたポリカルボン酸、アルキルグリセリンスル
ホネート、脂肪酸グリセリンエステルスルホネート、アルキルフェノールプロピ
ルグリコールエーテルスルフェート、約20個〜約50個の炭素原子を有するパ
ラフィンスルホネート(天然由来のパラフィンまたはパラフィン混合物をベース
とする)、アルキルホスフェート、アシルイセチオネート(Acylisethionate)、 アシルタウレート、アシルメチルタウレート、アルキルコハク酸、アルケニルコ
ハク酸またはこれらの半エステルまたは半アミド、アルキルスルホコハク酸また
はこれらのアミド、スルホコハク酸のモノエステルおよびジエステル、アシルサ
ルコシネート、硫酸化されたアルキルポリグルコシド、アルキルポリグリコール
カルボキシレートならびにヒドロキシアルキルサルコシネートが適切である。
シアルカンスルホネートもしくは−ジスルホネートからなる混合物であってもよ
いC8〜C24−オレフィンスルホネートおよび−二スルホン酸塩、アルキルエス テルスルホネート、スルホン化されたポリカルボン酸、アルキルグリセリンスル
ホネート、脂肪酸グリセリンエステルスルホネート、アルキルフェノールプロピ
ルグリコールエーテルスルフェート、約20個〜約50個の炭素原子を有するパ
ラフィンスルホネート(天然由来のパラフィンまたはパラフィン混合物をベース
とする)、アルキルホスフェート、アシルイセチオネート(Acylisethionate)、 アシルタウレート、アシルメチルタウレート、アルキルコハク酸、アルケニルコ
ハク酸またはこれらの半エステルまたは半アミド、アルキルスルホコハク酸また
はこれらのアミド、スルホコハク酸のモノエステルおよびジエステル、アシルサ
ルコシネート、硫酸化されたアルキルポリグルコシド、アルキルポリグリコール
カルボキシレートならびにヒドロキシアルキルサルコシネートが適切である。
【0043】 アニオン性界面活性剤は、洗剤に有利には塩の形で添加する。これらの塩中で
適切なカチオンは、アルカリ金属イオン、例えばナトリウム、カリウムおよびリ
チウムおよびアンモニウム塩、例えばヒドロキシエチルアンモニウム塩、ジ(ヒ
ドロキシエチル)アンモニウム塩およびトリ(ヒドロキシエチル)アンモニウム
塩である。
適切なカチオンは、アルカリ金属イオン、例えばナトリウム、カリウムおよびリ
チウムおよびアンモニウム塩、例えばヒドロキシエチルアンモニウム塩、ジ(ヒ
ドロキシエチル)アンモニウム塩およびトリ(ヒドロキシエチル)アンモニウム
塩である。
【0044】 成分(C)は、本発明によるテキスタイル洗剤調製物中に有利には0〜4質量
%、特に0.1〜4質量%の量で存在し、しばしば使用される量の例は、0〜0
.3質量%、0.5質量%、1.5質量%、2質量%、2.5質量%および3.
5〜4.5質量%である。
%、特に0.1〜4質量%の量で存在し、しばしば使用される量の例は、0〜0
.3質量%、0.5質量%、1.5質量%、2質量%、2.5質量%および3.
5〜4.5質量%である。
【0045】 個々のアニオン性界面活性剤または種々のアニオン界面活性剤の組み合わせを
使用することができる。1つのクラスのみからなるアニオン性界面活性剤、例え
ば脂肪アルコールスルフェートのみ、またはアルキルベンゼンスルホン酸塩のみ
からなるものを使用することができるが、しかしまた種々のクラスからなる界面
活性剤混合物、例えば脂肪アルコールスルフェートとアルキルベンゼンスルホン
酸塩とからなる混合物を使用することもできる。
使用することができる。1つのクラスのみからなるアニオン性界面活性剤、例え
ば脂肪アルコールスルフェートのみ、またはアルキルベンゼンスルホン酸塩のみ
からなるものを使用することができるが、しかしまた種々のクラスからなる界面
活性剤混合物、例えば脂肪アルコールスルフェートとアルキルベンゼンスルホン
酸塩とからなる混合物を使用することもできる。
【0046】 生物学的に分解可能で、かつ付加的に無機物沈着防止(inkrustationsinhibier
end)作用を有するグリシン−N,N−二酢酸誘導体Iの使用により、無機ビルダ
ー(A)(特にアルミノケイ酸塩、ケイ酸塩)の割合を低下させ、ひいては生分
解成分を高い割合で含有している高濃度の洗剤調製物を製造することもまた可能
である。
end)作用を有するグリシン−N,N−二酢酸誘導体Iの使用により、無機ビルダ
ー(A)(特にアルミノケイ酸塩、ケイ酸塩)の割合を低下させ、ひいては生分
解成分を高い割合で含有している高濃度の洗剤調製物を製造することもまた可能
である。
【0047】 従って本発明による固形繊維製品洗剤調製物は、もう1つの有利な実施態様で
はケイ酸塩ビルダーの割合が著しく減少しており、つまり: 炭酸塩ベースの無機ビルダー 1〜30質量%、有利には5〜27質量%、 結晶性または非晶性アルミノケイ酸塩および/または結晶性または非晶性ケイ
酸塩をベースとする無機ビルダー 0〜12質量%、有利には1.5〜8質量%
、特に2〜6質量%、あるいは有利には0〜0.5質量%、および リン酸塩ベースの無機ビルダー 0〜5質量%、有利には0.05〜2質量%
。
はケイ酸塩ビルダーの割合が著しく減少しており、つまり: 炭酸塩ベースの無機ビルダー 1〜30質量%、有利には5〜27質量%、 結晶性または非晶性アルミノケイ酸塩および/または結晶性または非晶性ケイ
酸塩をベースとする無機ビルダー 0〜12質量%、有利には1.5〜8質量%
、特に2〜6質量%、あるいは有利には0〜0.5質量%、および リン酸塩ベースの無機ビルダー 0〜5質量%、有利には0.05〜2質量%
。
【0048】 非イオン性界面活性剤(D)は、例えばアルコキシル化されたC8〜C22−ア ルコール、例えば脂肪アルコールアルコキシレートまたはオキソアルコールアル
コキシレートが適切である。アルコキシル化は、エチレンオキシド、プロピレン
オキシドおよび/またはブチレンオキシドを用いて実施することができる。その
際、界面活性剤として、前記の少なくとも2個のアルキレンオキシドの分子を付
加して含有している全てのアルコキシル化アルコールが使用可能である。この場
合もまたエチレンオキシド、プロピレンオキシドおよび/またはブチレンオキシ
ドのブロックポリマーあるいは前記のアルキレンオキシドをランダムに分布して
含有している付加生成物が該当する。アルコール1モルあたり、少なくとも1種
のアルキレンオキシド2〜50、有利には3〜20モルを使用する。有利にはア
ルキレンオキシドとしてエチレンオキシドを使用する。アルコールは有利には1
0〜18個の炭素原子を有する。アルコキシル化触媒の種類に応じてより広いか
、またはより狭いアルキレンオキシド−同族体の分布を有するアルコキシレート
が得られる。
コキシレートが適切である。アルコキシル化は、エチレンオキシド、プロピレン
オキシドおよび/またはブチレンオキシドを用いて実施することができる。その
際、界面活性剤として、前記の少なくとも2個のアルキレンオキシドの分子を付
加して含有している全てのアルコキシル化アルコールが使用可能である。この場
合もまたエチレンオキシド、プロピレンオキシドおよび/またはブチレンオキシ
ドのブロックポリマーあるいは前記のアルキレンオキシドをランダムに分布して
含有している付加生成物が該当する。アルコール1モルあたり、少なくとも1種
のアルキレンオキシド2〜50、有利には3〜20モルを使用する。有利にはア
ルキレンオキシドとしてエチレンオキシドを使用する。アルコールは有利には1
0〜18個の炭素原子を有する。アルコキシル化触媒の種類に応じてより広いか
、またはより狭いアルキレンオキシド−同族体の分布を有するアルコキシレート
が得られる。
【0049】 適切な非イオン性界面活性剤のもう1つのクラスは、アルキルフェノールアル
コキシレート、例えばC6〜C14−アルキル鎖および5〜30モルのアルキレン オキシド単位を有するアルキルフェノールエトキシレートである。
コキシレート、例えばC6〜C14−アルキル鎖および5〜30モルのアルキレン オキシド単位を有するアルキルフェノールエトキシレートである。
【0050】 非イオン性界面活性剤のもう1つのクラスは、アルキル鎖中に8〜22個、有
利には10〜18個の炭素原子を有するアルキルポリグリコシドである。これら
の化合物は、多くの場合、1〜20個、有利には1.1〜5個のグリコシド単位
を有する。
利には10〜18個の炭素原子を有するアルキルポリグリコシドである。これら
の化合物は、多くの場合、1〜20個、有利には1.1〜5個のグリコシド単位
を有する。
【0051】 非イオン性界面活性剤のもう1つのクラスは、一般構造:
【0052】
【化5】
【0053】 [式中、B1は、C6〜C22−アルキルを表し、B2は、水素またはC1〜C4−ア ルキルを表し、かつDは、5〜12個の炭素原子および少なくとも3個のヒドロ
キシル基を有するポリヒドロキシアルキル基を表す]のN−アルキルグルカミド
である。有利にはB1は、C10〜C18−アルキルを表し、B2は、CH3を表し、 かつDは、C5の基またはC6の基を表す。例えばこのような化合物は、C10〜C 18 −カルボン酸の酸塩化物を用いて、還元下でアミン化した糖のアシル化により
得られる。
キシル基を有するポリヒドロキシアルキル基を表す]のN−アルキルグルカミド
である。有利にはB1は、C10〜C18−アルキルを表し、B2は、CH3を表し、 かつDは、C5の基またはC6の基を表す。例えばこのような化合物は、C10〜C 18 −カルボン酸の酸塩化物を用いて、還元下でアミン化した糖のアシル化により
得られる。
【0054】 さらに該当する非イオン性界面活性剤は、WO−A95/11225号から公
知の一般式: R1−CO−NH−(CH2)y−O−(A1O)x−R2 [式中、 R1は、C5〜C21−アルキル基またはアルケニル基を表し、 R2は、C1〜C4−アルキル基を表し、 A1は、C2〜C4−アルキレンを表し、 yは、2または3の数を表し、かつ xは、1〜6の値を表す]の末端基が閉鎖された脂肪酸アミドアルコキシレー
トである。
知の一般式: R1−CO−NH−(CH2)y−O−(A1O)x−R2 [式中、 R1は、C5〜C21−アルキル基またはアルケニル基を表し、 R2は、C1〜C4−アルキル基を表し、 A1は、C2〜C4−アルキレンを表し、 yは、2または3の数を表し、かつ xは、1〜6の値を表す]の末端基が閉鎖された脂肪酸アミドアルコキシレー
トである。
【0055】 このような化合物の例は、式H2N−(CH2−CH2−O)3−C4H9のn−ブ
チルトリグリコールアミンとドデカン酸メチルエステルとの反応生成物または式
H2N−(CH2−CH2−O)4−C2H5のエチルテトラグリコールアミンと市販
の飽和C8〜C18−脂肪酸メチルエステルの混合物との反応生成物である。
チルトリグリコールアミンとドデカン酸メチルエステルとの反応生成物または式
H2N−(CH2−CH2−O)4−C2H5のエチルテトラグリコールアミンと市販
の飽和C8〜C18−脂肪酸メチルエステルの混合物との反応生成物である。
【0056】 さらに非イオン性界面活性剤(D)としてさらにエチレンオキシド、プロピレ
ンオキシドおよび/またはブチレンオキシドからなるブロックコポリマー(BA
SFのPluronic(R)およびTetronic(R))、ポリヒドロキシ脂肪酸誘導体またはポ
リアルコキシ脂肪酸誘導体、例えばポリヒドロキシ脂肪酸アミド、N−アルコキ
シ−またはN−アリールオキシポリヒドロキシ脂肪酸アミド、脂肪酸アミドエト
キシレート、特に末端基が閉鎖されたもの、ならびに脂肪酸アルカノールアミド
アルコキシレートである。
ンオキシドおよび/またはブチレンオキシドからなるブロックコポリマー(BA
SFのPluronic(R)およびTetronic(R))、ポリヒドロキシ脂肪酸誘導体またはポ
リアルコキシ脂肪酸誘導体、例えばポリヒドロキシ脂肪酸アミド、N−アルコキ
シ−またはN−アリールオキシポリヒドロキシ脂肪酸アミド、脂肪酸アミドエト
キシレート、特に末端基が閉鎖されたもの、ならびに脂肪酸アルカノールアミド
アルコキシレートである。
【0057】 成分(D)は、本発明による繊維製品洗剤調製物中で、有利には1〜40質量
%、特に3〜30質量%、特に5〜25質量%の量で存在する。
%、特に3〜30質量%、特に5〜25質量%の量で存在する。
【0058】 個々の非イオン性界面活性剤または種々の非イオン性界面活性剤の組み合わせ
を使用することができる。1つのクラスのみからの非イオン性界面活性剤、特に
アルコキシル化されたC8〜C22−アルコールのみからなるものを使用すること ができるが、しかし種々のクラスからなる界面活性剤混合物を使用することもで
きる。
を使用することができる。1つのクラスのみからの非イオン性界面活性剤、特に
アルコキシル化されたC8〜C22−アルコールのみからなるものを使用すること ができるが、しかし種々のクラスからなる界面活性剤混合物を使用することもで
きる。
【0059】 有利な1実施態様では、本発明による繊維製品洗剤調製物は無機ビルダー(A
)に対して付加的に有機補助ビルダー(E)0.05〜20質量%、特に1〜1
0質量%を、低分子、オリゴマーまたはポリマーのカルボン酸、特にポリカルボ
ン酸、またはホスホン酸またはこれらの塩の形で、特にNa塩またはK塩の形で
含有している。
)に対して付加的に有機補助ビルダー(E)0.05〜20質量%、特に1〜1
0質量%を、低分子、オリゴマーまたはポリマーのカルボン酸、特にポリカルボ
ン酸、またはホスホン酸またはこれらの塩の形で、特にNa塩またはK塩の形で
含有している。
【0060】 (E)のために適切な低分子のカルボン酸またはホスホン酸は例えば以下のも
のである: ホスホン酸、例えば1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、アミノト
リス(メチレンホスホン酸)、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)
、ヘキサメチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)およびジエチレントリ
アミンペンタ(メチレンホスホン酸); C4〜C20−ジカルボン酸、トリカルボン酸およびテトラカルボン酸、例えば コハク酸、プロパントリカルボン酸、ブタンテトラカルボン酸、シクロペンタン
テトラカルボン酸およびC2〜C16−アルキル基もしくは−アルケニル基を有す るアルキル−およびアルケニルコハク酸; C4〜C20−ヒドロキシカルボン酸、例えばリンゴ酸、酒石酸、グルコン酸、 グルタル酸、クエン酸、ラクトビオン酸およびサッカロースモノカルボン酸、ジ
カルボン酸およびトリカルボン酸; アミノポリカルボン酸、例えばニトリロ三酢酸、β−アラニン二酢酸、エチレ
ンジアミンテトラ酢酸、セリン二酢酸、イソセリン二酢酸、アルキルエチレンジ
アミントリアセテート、N,N−ビス(カルボキシメチル)グルタミン酸、エチ
レンジアミン二コハク酸およびN−(2−ヒドロキシエチル)イミノ二酢酸、メ
チルグリシン二酢酸およびエチルグリシン二酢酸。
のである: ホスホン酸、例えば1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、アミノト
リス(メチレンホスホン酸)、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)
、ヘキサメチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)およびジエチレントリ
アミンペンタ(メチレンホスホン酸); C4〜C20−ジカルボン酸、トリカルボン酸およびテトラカルボン酸、例えば コハク酸、プロパントリカルボン酸、ブタンテトラカルボン酸、シクロペンタン
テトラカルボン酸およびC2〜C16−アルキル基もしくは−アルケニル基を有す るアルキル−およびアルケニルコハク酸; C4〜C20−ヒドロキシカルボン酸、例えばリンゴ酸、酒石酸、グルコン酸、 グルタル酸、クエン酸、ラクトビオン酸およびサッカロースモノカルボン酸、ジ
カルボン酸およびトリカルボン酸; アミノポリカルボン酸、例えばニトリロ三酢酸、β−アラニン二酢酸、エチレ
ンジアミンテトラ酢酸、セリン二酢酸、イソセリン二酢酸、アルキルエチレンジ
アミントリアセテート、N,N−ビス(カルボキシメチル)グルタミン酸、エチ
レンジアミン二コハク酸およびN−(2−ヒドロキシエチル)イミノ二酢酸、メ
チルグリシン二酢酸およびエチルグリシン二酢酸。
【0061】 (E)のために適切なオリゴマーまたはポリマーのカルボン酸は、例えば次の
ものである: オリゴマレイン酸、例えばEP−A451508号およびEP−A39630
3号に記載されているもの; 不飽和C4〜C8−ジカルボン酸のコポリマーおよびターポリマー、その際コモ
ノマーとして、 群(i)から95質量%までの量で、 群(ii)から60質量%までの量で、および 群(iii)から20質量%までの量で、 モノエチレン性不飽和モノマーを組み込み重合していてもよい。
ものである: オリゴマレイン酸、例えばEP−A451508号およびEP−A39630
3号に記載されているもの; 不飽和C4〜C8−ジカルボン酸のコポリマーおよびターポリマー、その際コモ
ノマーとして、 群(i)から95質量%までの量で、 群(ii)から60質量%までの量で、および 群(iii)から20質量%までの量で、 モノエチレン性不飽和モノマーを組み込み重合していてもよい。
【0062】 不飽和C4〜C8−ジカルボン酸として、この場合、例えばマレイン酸、フマル
酸、イタコン酸およびクエン酸が適切である。マレイン酸は有利である。
酸、イタコン酸およびクエン酸が適切である。マレイン酸は有利である。
【0063】 群(i)は、モノエチレン性不飽和C3〜C8−モノカルボン酸、例えばアクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸およびビニル酢酸を含む。有利には群(i)か
らアクリル酸およびメタクリル酸を使用する。
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸およびビニル酢酸を含む。有利には群(i)か
らアクリル酸およびメタクリル酸を使用する。
【0064】 群(ii)は、モノエチレン性不飽和C2〜C22−オレフィン、C1〜C8−ア ルキル基を有するビニルアルキルエーテル、スチレン、C1〜C8−カルボン酸の
ビニルエステル、(メタ)アクリルアミドおよびビニルピロリドンを含む。有利
には群(ii)からC2〜C6−オレフィン、C1〜C4−アルキル基を有するビニ
ルアルキルエーテル、ビニルアセテートおよびビニルプロピオネートを使用する
。
ビニルエステル、(メタ)アクリルアミドおよびビニルピロリドンを含む。有利
には群(ii)からC2〜C6−オレフィン、C1〜C4−アルキル基を有するビニ
ルアルキルエーテル、ビニルアセテートおよびビニルプロピオネートを使用する
。
【0065】 群(iii)は、C1〜C8−アルコールの(メタ)アクリルエステル、(メタ
)アクリロニトリル、C1〜C8−アミンの(メタ)アクリルアミド、N−ビニル
ホルムアミドおよびN−ビニルイミダゾールを含む。
)アクリロニトリル、C1〜C8−アミンの(メタ)アクリルアミド、N−ビニル
ホルムアミドおよびN−ビニルイミダゾールを含む。
【0066】 群(ii)のポリマーが、ビニルエステルを組み込み重合して含有している場
合、これらはまた部分的に、または完全にビニルアルコール構造単位に加水分解
されて存在していてもよい。適切なコポリマーおよびターポリマーは、例えばU
S−A3887806号ならびにDE−A4313909号から公知である。
合、これらはまた部分的に、または完全にビニルアルコール構造単位に加水分解
されて存在していてもよい。適切なコポリマーおよびターポリマーは、例えばU
S−A3887806号ならびにDE−A4313909号から公知である。
【0067】 ジカルボン酸のコポリマーとして成分(E)に関して有利には: 質量比10:90〜95:5のマレイン酸およびアクリル酸のコポリマー、特
に有利には分子量1000〜150000を有する質量比30:70〜90:1
0のもの; 質量比10(マレイン酸):90(アクリル酸+ビニルエステル)〜95(マ
レイン酸):10(アクリル酸+ビニルエステル)のマレイン酸、アクリル酸お
よびC1〜C3−カルボン酸のビニルエステルからなるターポリマー、その際、ア
クリル酸対ビニルエステルの質量比は30:70〜70:30の範囲で変化する
ことができる; モル比40:60〜80:20でC2〜C8−オレフィンを有するマレイン酸の
コポリマー、その際、モル比50:50のマレイン酸と、エチレン、プロピレン
またはイソブテンとのコポリマーが特に有利である。
に有利には分子量1000〜150000を有する質量比30:70〜90:1
0のもの; 質量比10(マレイン酸):90(アクリル酸+ビニルエステル)〜95(マ
レイン酸):10(アクリル酸+ビニルエステル)のマレイン酸、アクリル酸お
よびC1〜C3−カルボン酸のビニルエステルからなるターポリマー、その際、ア
クリル酸対ビニルエステルの質量比は30:70〜70:30の範囲で変化する
ことができる; モル比40:60〜80:20でC2〜C8−オレフィンを有するマレイン酸の
コポリマー、その際、モル比50:50のマレイン酸と、エチレン、プロピレン
またはイソブテンとのコポリマーが特に有利である。
【0068】 低分子の炭水化物または水素化した炭水化物上の不飽和カルボン酸のグラフト
ポリマー(US−A5227446号、DE−A4415623号およびDE−
A4313909号を参照のこと)は、同様に成分(E)として適切である。
ポリマー(US−A5227446号、DE−A4415623号およびDE−
A4313909号を参照のこと)は、同様に成分(E)として適切である。
【0069】 この場合適切な不飽和カルボン酸は、例えばマレイン酸、フマル酸、イタコン
酸、クエン酸、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸およびビニル酢酸ならび
にアクリル酸とマレイン酸とからなる混合物であり、これらはグラフトするべき
成分に対して40〜95質量%の量でグラフトされる。
酸、クエン酸、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸およびビニル酢酸ならび
にアクリル酸とマレイン酸とからなる混合物であり、これらはグラフトするべき
成分に対して40〜95質量%の量でグラフトされる。
【0070】 変性のために、付加的にグラフトするべき成分に対してその他のモノエチレン
性不飽和モノマーが30質量%まで組み込み重合されて存在していてもよい。適
切な変性モノマーは、群(ii)および(iii)の上記のモノマーである。
性不飽和モノマーが30質量%まで組み込み重合されて存在していてもよい。適
切な変性モノマーは、群(ii)および(iii)の上記のモノマーである。
【0071】 グラフトベースとして、分解された多糖類、例えば酸性または酵素により分解
されたデンプン、イヌリンまたはセルロース、たんぱく水解物および還元された
(水素化または水素化下でアミノ化した)分解多糖類、例えばマンニット、ソル
ビット、アミノソルビットおよびN−アルキルグルカミンが適切であり、ならび
にMw=5000までの分子量を有するポリアルキレングリコール、例えばポリ
エチレングリコール、エチレンオキシド/プロピレンオキシド−もしくはエチレ
ンオキシド/ブチレンオキシド−もしくはエチレンオキシド/プロピレンオキシ
ド/ブチレンオキシド−ブロックコポリマーおよびアルコキシル化された一価ま
たは多価のC1〜C22−アルコールが適切である(US−A5756456号を 参照のこと)。
されたデンプン、イヌリンまたはセルロース、たんぱく水解物および還元された
(水素化または水素化下でアミノ化した)分解多糖類、例えばマンニット、ソル
ビット、アミノソルビットおよびN−アルキルグルカミンが適切であり、ならび
にMw=5000までの分子量を有するポリアルキレングリコール、例えばポリ
エチレングリコール、エチレンオキシド/プロピレンオキシド−もしくはエチレ
ンオキシド/ブチレンオキシド−もしくはエチレンオキシド/プロピレンオキシ
ド/ブチレンオキシド−ブロックコポリマーおよびアルコキシル化された一価ま
たは多価のC1〜C22−アルコールが適切である(US−A5756456号を 参照のこと)。
【0072】 成分(E)として適切なポリグリオキシル酸は、例えばEP−B001004
号、US−A5399286号、DE−A4106355号およびEP−A65
6914号に記載されている。ポリグリオキシル酸の末端基は、異なった構造を
有していてもよい。
号、US−A5399286号、DE−A4106355号およびEP−A65
6914号に記載されている。ポリグリオキシル酸の末端基は、異なった構造を
有していてもよい。
【0073】 成分(E)として適切なポリアミドカルボン酸および変性されたポリアミドカ
ルボン酸は、例えばEP−A454126号、EP−B511037号、WO−
A94/01486号およびEP−A581452号から公知である。
ルボン酸は、例えばEP−A454126号、EP−B511037号、WO−
A94/01486号およびEP−A581452号から公知である。
【0074】 成分(E)として特にポリアスパラギン酸またはアスパラギン酸とその他のア
ミノ酸、C4〜C25−モノカルボン酸または−ジカルボン酸および/またはC4〜
C25−モノアミンまたは−ジアミンとの共縮合物を使用する。特に有利にはリン
含有の酸中で製造され、C6〜C22−モノカルボン酸または−ジカルボン酸もし くはC6〜C22−モノアミンまたは−ジアミンで変性されたポリアスパラギン酸 を使用する。
ミノ酸、C4〜C25−モノカルボン酸または−ジカルボン酸および/またはC4〜
C25−モノアミンまたは−ジアミンとの共縮合物を使用する。特に有利にはリン
含有の酸中で製造され、C6〜C22−モノカルボン酸または−ジカルボン酸もし くはC6〜C22−モノアミンまたは−ジアミンで変性されたポリアスパラギン酸 を使用する。
【0075】 成分(E)として、さらにイミノコハク酸、オキシ二コハク酸、アミノポリカ
ルボキシレート、アルキルポリアミノカルボキシレート、アミノポリアルキレン
ホスホネート、ポリグルタメート、疎水性に変性されたクエン酸、例えばアガリ
シン酸、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸、N−アシルエチレンジアミントリア
セテート、例えばラウロイルエチレンジアミントリアセテートおよびエチレンジ
アミン四酢酸のアルキルアミド、例えばEDTA−獣脂アミドが適切である。
ルボキシレート、アルキルポリアミノカルボキシレート、アミノポリアルキレン
ホスホネート、ポリグルタメート、疎水性に変性されたクエン酸、例えばアガリ
シン酸、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸、N−アシルエチレンジアミントリア
セテート、例えばラウロイルエチレンジアミントリアセテートおよびエチレンジ
アミン四酢酸のアルキルアミド、例えばEDTA−獣脂アミドが適切である。
【0076】 さらに酸化されたデンプンを有機補助ビルダーとして使用することができる。
【0077】 もう1つの有利な1実施態様では、本発明によるテキスタイル洗剤調製物は付
加的に漂白剤(F)0.5〜30質量%、特に5〜27質量%、特に10〜23
質量%をペルカルボン酸、例えばジペルオキソドデカンジカルボン酸、フタルイ
ミドペルカプロン酸またはモノペルオキソフタル酸または−テレフタル酸の形で
、無機塩への過酸化水素の付加物、例えば過ホウ酸ナトリウム一水和物、過ホウ
酸ナトリウム四水和物、炭酸ナトリウム過水和物またはリン酸ナトリウム過水和
物の形で、有機化合物への過酸化水素の付加物、例えば尿素過水和物、または無
機ペルオキソ塩の付加物、例えばアルカリ金属過硫酸塩、またはアルカリ金属の
ペルオキソ二硫酸塩の形で、場合により漂白活性化剤(G)0〜15質量%、有
利には0.1〜15質量%、特に0.5〜8質量%と組み合わせて含有している
。色柄物用洗剤の場合、漂白剤(F)は(存在する場合には)、通例漂白活性化
剤(G)なしで使用するが、その他の場合、通例漂白活性化剤(G)は一緒に存
在する。
加的に漂白剤(F)0.5〜30質量%、特に5〜27質量%、特に10〜23
質量%をペルカルボン酸、例えばジペルオキソドデカンジカルボン酸、フタルイ
ミドペルカプロン酸またはモノペルオキソフタル酸または−テレフタル酸の形で
、無機塩への過酸化水素の付加物、例えば過ホウ酸ナトリウム一水和物、過ホウ
酸ナトリウム四水和物、炭酸ナトリウム過水和物またはリン酸ナトリウム過水和
物の形で、有機化合物への過酸化水素の付加物、例えば尿素過水和物、または無
機ペルオキソ塩の付加物、例えばアルカリ金属過硫酸塩、またはアルカリ金属の
ペルオキソ二硫酸塩の形で、場合により漂白活性化剤(G)0〜15質量%、有
利には0.1〜15質量%、特に0.5〜8質量%と組み合わせて含有している
。色柄物用洗剤の場合、漂白剤(F)は(存在する場合には)、通例漂白活性化
剤(G)なしで使用するが、その他の場合、通例漂白活性化剤(G)は一緒に存
在する。
【0078】 漂白活性化剤(G)として次のものが適切である: ポリアクリル化された糖、例えばペンタアセチルグルコース、 アシルオキシベンゼンスルホン酸およびこれらのアルカリ金属塩およびアルカ
リ土類金属塩、例えばp−ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウムまた
はp−ベンゾイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、 N,N−ジアシル化およびN,N,N′,N′−テトラアシル化アミン、例え
ばN,N,N′,N′−テトラアセチルメチレンジアミンおよび−エチレンジア
ミン(TAED)、N,N−ジアセチルアニリン、N,N−ジアセチル−p−ト
ルイジンまたは1,3−ジアシル化ヒダントイン、例えば1,3−ジアセチル−
5,5−ジメチルヒダントイン、 N−アルキル−N−スルホニルカルボンアミド、例えばN−メチル−N−メシ
ルアセトアミドまたはN−メチル−N−メシルベンズアミド、 N−アシル化された環式ヒドラジン、アシル化されたトリアゾールまたはウラ
ゾール、例えばモノアセチルマレイン酸ヒドラジド、 O,N,N−三置換されたヒドロキシルアミン、例えばO−ベンゾイル−N,
N−スクシニルヒドロキシルアミン、O−アセチル−N,N−スクシニルヒドロ
キシルアミンまたはO,N,N−トリアセチルヒドロキシルアミン、 N,N′−ジアシルスルフリルアミド、例えばN,N′−ジメチル−N,N′
−ジアセチルスルフリルアミドまたはN,N′−ジエチル−N,N′−ジプロピ
オニルスルフリルアミド、 アシル化ラクタム、例えばアセチルカプロラクタム、オクタノイルカプロラク
タム、ベンゾイルカプロラクタムまたはカルボニルビスカプロラクタム、 アントラニル誘導体、例えば2−メチルアントラニルまたは2−フェニルアン
トラニル、 トリアシルシアヌレート、例えばトリアセチルシアヌレートまたはトリベンゾ
イルシアヌレート、 オキシムエステルおよびビスオキシムエステル、例えばO−アセチルアセトン
オキシムまたはビスイソプロピルイミノカーボネート、 カルボン酸無水物、例えば酢酸無水物、安息香酸無水物、m−クロロ安息香酸
無水物またはフタル酸無水物、 エノールエステル、例えばイソプロペニルアセテート、 1,3−ジアシル−4,5−ジアシルオキシ−イミダゾリン、例えば1,3−
ジアセチル−4,5−ジアセトキシイミダゾリン、 テトラアセチルグリコールウリール(Tetraacetylglycoluril)およびテトラプ ロピオニルグリコールウリール(Tetrapropoinylglycoluril)、 ジアシル化された2,5−ジケトピペラジン、例えば1,4−ジアセチル−2
,5−ジケトピペラジン、 アンモニウム置換されたニトリル、例えばN−メチルモルホリニウムアセトニ
トリルメチルスルフェート、 プロピレン二尿素および2,2−ジメチルプロピレン二尿素のアシル化生成物
、例えばテトラアセチルプロピレン二尿素、 α−アシルオキシポリアシルマロンアミド、例えばα−アセトキシ−N,N′
−ジアセチルマロンアミド、 ジアシル−ジオキソヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン、例えば1,5−
ジアセチル−2,4−ジオキソヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン、 アルキル基、例えばメチル、または芳香族基、例えばフェニルを2位に有する
ベンゾ−(4H)−1,3−オキサジン−4−オン。
リ土類金属塩、例えばp−ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウムまた
はp−ベンゾイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、 N,N−ジアシル化およびN,N,N′,N′−テトラアシル化アミン、例え
ばN,N,N′,N′−テトラアセチルメチレンジアミンおよび−エチレンジア
ミン(TAED)、N,N−ジアセチルアニリン、N,N−ジアセチル−p−ト
ルイジンまたは1,3−ジアシル化ヒダントイン、例えば1,3−ジアセチル−
5,5−ジメチルヒダントイン、 N−アルキル−N−スルホニルカルボンアミド、例えばN−メチル−N−メシ
ルアセトアミドまたはN−メチル−N−メシルベンズアミド、 N−アシル化された環式ヒドラジン、アシル化されたトリアゾールまたはウラ
ゾール、例えばモノアセチルマレイン酸ヒドラジド、 O,N,N−三置換されたヒドロキシルアミン、例えばO−ベンゾイル−N,
N−スクシニルヒドロキシルアミン、O−アセチル−N,N−スクシニルヒドロ
キシルアミンまたはO,N,N−トリアセチルヒドロキシルアミン、 N,N′−ジアシルスルフリルアミド、例えばN,N′−ジメチル−N,N′
−ジアセチルスルフリルアミドまたはN,N′−ジエチル−N,N′−ジプロピ
オニルスルフリルアミド、 アシル化ラクタム、例えばアセチルカプロラクタム、オクタノイルカプロラク
タム、ベンゾイルカプロラクタムまたはカルボニルビスカプロラクタム、 アントラニル誘導体、例えば2−メチルアントラニルまたは2−フェニルアン
トラニル、 トリアシルシアヌレート、例えばトリアセチルシアヌレートまたはトリベンゾ
イルシアヌレート、 オキシムエステルおよびビスオキシムエステル、例えばO−アセチルアセトン
オキシムまたはビスイソプロピルイミノカーボネート、 カルボン酸無水物、例えば酢酸無水物、安息香酸無水物、m−クロロ安息香酸
無水物またはフタル酸無水物、 エノールエステル、例えばイソプロペニルアセテート、 1,3−ジアシル−4,5−ジアシルオキシ−イミダゾリン、例えば1,3−
ジアセチル−4,5−ジアセトキシイミダゾリン、 テトラアセチルグリコールウリール(Tetraacetylglycoluril)およびテトラプ ロピオニルグリコールウリール(Tetrapropoinylglycoluril)、 ジアシル化された2,5−ジケトピペラジン、例えば1,4−ジアセチル−2
,5−ジケトピペラジン、 アンモニウム置換されたニトリル、例えばN−メチルモルホリニウムアセトニ
トリルメチルスルフェート、 プロピレン二尿素および2,2−ジメチルプロピレン二尿素のアシル化生成物
、例えばテトラアセチルプロピレン二尿素、 α−アシルオキシポリアシルマロンアミド、例えばα−アセトキシ−N,N′
−ジアセチルマロンアミド、 ジアシル−ジオキソヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン、例えば1,5−
ジアセチル−2,4−ジオキソヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン、 アルキル基、例えばメチル、または芳香族基、例えばフェニルを2位に有する
ベンゾ−(4H)−1,3−オキサジン−4−オン。
【0079】 漂白剤および漂白活性化剤からなる前記の漂白系は、場合によりさらに漂白触
媒を含有していてもよい。適切な漂白触媒は、例えば第四級化されたイミンおよ
びスルホンイミンであり、これらは例えばUS−A5360569号およびEP
−A453003号に記載されている。特に効果的な漂白触媒は、例えばWO−
A94/21777号に記載されているマンガン錯体である。このような化合物
は洗剤調製物中でのその使用の場合、多くても1.5質量%、特に0.5質量%
までの量で、極めて活性なマンガン錯体の場合、0.1質量%までの量で混入す
る。
媒を含有していてもよい。適切な漂白触媒は、例えば第四級化されたイミンおよ
びスルホンイミンであり、これらは例えばUS−A5360569号およびEP
−A453003号に記載されている。特に効果的な漂白触媒は、例えばWO−
A94/21777号に記載されているマンガン錯体である。このような化合物
は洗剤調製物中でのその使用の場合、多くても1.5質量%、特に0.5質量%
までの量で、極めて活性なマンガン錯体の場合、0.1質量%までの量で混入す
る。
【0080】 漂白剤、漂白活性化剤および場合により漂白触媒からなる前記の漂白系以外に
、本発明による繊維製品洗剤調製物のためには酵素による過酸化物の遊離を有す
る系または光活性化された漂白系の使用もまた可能である。
、本発明による繊維製品洗剤調製物のためには酵素による過酸化物の遊離を有す
る系または光活性化された漂白系の使用もまた可能である。
【0081】 もう1つの有利な実施態様では、本発明による繊維製品洗剤調製物は付加的に
酵素(H)0.05〜4質量%を含有している。有利には洗剤中で使用される酵
素はプロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼおよびセルラーゼである。酵素の中で
も特に量産された酵素を有利には0.1〜1.5質量%、特に有利には0.2〜
1.0質量%の量で添加する。適切なプロテアーゼは、例えばサビナーゼ(Savin
ase)およびエスペラーゼ(Esperase) (製造元:ノボ ノルディスク(Novo Nordi
sk))である。適切なリパーゼは例えばリポラーゼ(Lipolase)(製造元:ノボ ノルディスク)である。適切なセルラーゼはセルザイム(Celluzym)(製造元:ノ
ボ ノルディスク)である。漂白系の活性化のためのペルオキシダーゼの使用も
また可能である。個々の酵素または種々の酵素の組み合わせを使用することがで
きる。場合により本発明による繊維製品洗剤調製物はさらに酵素安定剤、例えば
プロピオン酸カルシウム、ギ酸ナトリウムまたはホウ酸またはその塩、および/
または酸化防止剤を含有していてもよい。
酵素(H)0.05〜4質量%を含有している。有利には洗剤中で使用される酵
素はプロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼおよびセルラーゼである。酵素の中で
も特に量産された酵素を有利には0.1〜1.5質量%、特に有利には0.2〜
1.0質量%の量で添加する。適切なプロテアーゼは、例えばサビナーゼ(Savin
ase)およびエスペラーゼ(Esperase) (製造元:ノボ ノルディスク(Novo Nordi
sk))である。適切なリパーゼは例えばリポラーゼ(Lipolase)(製造元:ノボ ノルディスク)である。適切なセルラーゼはセルザイム(Celluzym)(製造元:ノ
ボ ノルディスク)である。漂白系の活性化のためのペルオキシダーゼの使用も
また可能である。個々の酵素または種々の酵素の組み合わせを使用することがで
きる。場合により本発明による繊維製品洗剤調製物はさらに酵素安定剤、例えば
プロピオン酸カルシウム、ギ酸ナトリウムまたはホウ酸またはその塩、および/
または酸化防止剤を含有していてもよい。
【0082】 本発明による繊維製品洗剤調製物は、前記の主成分(A)〜(H)以外にさら
に以下の通例の添加剤をこのために通例の量で含有している: カチオン性界面活性剤、通例25質量%まで、有利には3〜15質量%の量で
、例えばC8〜C16−ジアルキルジメチルアンモニウムハロゲニド、ジアルコキ シジメチルアンモニウムハロゲニドまたは長鎖のアルキル基を有するイミダゾリ
ニウム塩、 両性界面活性剤、通例15質量%まで、有利には2〜10質量%の量で、例え
ば第二級または第三級アミンの誘導体、例えばC12〜C18−アルキルベタインま
たはC12〜C18−アルキルスルホベタインまたはアミノオキシド、例えばアルキ
ルジメチルアミンオキシド、 再沈着防止剤(Vergrauungsinhibitor)およびソイルリリースポリマー(Soil-Re
lease-Polymer)(その際、これは例えばエチレングリコールおよび/またはプロ
ピレングリコールを有するポリエチレンオキシドと、芳香族ジカルボン酸または
芳香族および脂肪族ジカルボン酸とからなるポリエステル、あるいは二価および
/または多価のアルコールを有し、片側で末端基が閉鎖されているポリエチレン
オキシドとジカルボン酸とからなるポリエステルである。このようなポリエステ
ルは公知であり、例えばUS−A−3557039号、GB−A−115473
0号、EP−A−0185427号、EP−A−0241984号、EP−A−
0241985号、EP−A−0272033号およびUS−A−514202
0号を参照されたい。その他の適切なソイルリリースポリマーは、ポリアルキレ
ンオキシド上のビニルエステルおよび/またはアクリルエステルの両親媒性のグ
ラフトポリマーまたはコポリマーであり、これはUS−A−4746456号、
US−A−4846995号、DE−A−3711299号、US−A−490
4408号、US−A−4846994号およびUS−A−4849126号を
参照されたい。または変性セルロール、例えばメチルセルロール、ヒドロキシル
プロピルセルロースまたはカルボキシメチルセルロースである。再沈着防止剤お
よびソイルリリースポリマーは、洗剤調製物中に、0.1〜2.5質量%、有利
には0.2〜1.5質量%、特に有利には0.3〜1.2質量%含有されている
。有利に使用されるソイルリリースポリマーは、US−A−4746456号か
ら公知の、質量比1.2:1〜3.0:1で分子量2500〜8000を有する
ポリエチレンオキシド上のビニルアセテートのグラフトポリマー、ならびにテレ
フタル酸およびエチレンオキシドを有し、かつポリエチレンテレフタレート対ポ
リオキシエチレンテレフタレートの質量比8:1〜1:1を有し、分子量750
〜5000のポリエチレンオキシドからなる分子量3000〜25000の市販
のポリエチレンテレフタレート/ポリオキシエチレンテレフタレート、およびD
E−A−4403866号から公知のブロック重縮合体であり、該ブロックは(
a)分子量500〜7500のポリアルキレングリコール単位と、脂肪族ジカル
ボン酸および/またはモノヒドロキシモノカルボン酸とからなるエステル単位、
および(b)芳香族ジカルボン酸および多価のアルコールとからなるエステル単
位を含有している。これらの両親媒性ブロックコポリマーは分子量1500〜2
5000を有する、 色移り防止剤、例えば分子量15000〜100000を有するN−ビニルピ
ロリドン、N−ビニルイミダゾール、N−ビニルオキサゾリドンまたは4−ビニ
ルピリジン−N−オキシドのホモポリマーおよびコポリマー、ならびに粒度0.
1〜500、有利には0.1〜250μmを有するこれらのモノマーをベースと
する架橋した微粒子上のポリマー、 非界面活性剤状の制ほう剤または起泡防止剤、例えばオルガノポリシロキサン
およびミクロ微粒子状の、場合によりシラン化されたケイ酸との混合物ならびに
パラフィン、ロウ、マイクロクリスタルワックスおよびシラン化したケイ酸との
混合物、 錯形成剤(有機補助ビルダーの機能においても)、 蛍光増白剤、 ポリエチレングリコール、 香水または香料 充填剤、 無機増量剤、例えば硫酸ナトリウム、 量産助剤、 溶解度向上剤、 白濁剤および真珠光沢剤、 着色剤、 腐食防止剤、 過酸化物安定剤、 電解質。
に以下の通例の添加剤をこのために通例の量で含有している: カチオン性界面活性剤、通例25質量%まで、有利には3〜15質量%の量で
、例えばC8〜C16−ジアルキルジメチルアンモニウムハロゲニド、ジアルコキ シジメチルアンモニウムハロゲニドまたは長鎖のアルキル基を有するイミダゾリ
ニウム塩、 両性界面活性剤、通例15質量%まで、有利には2〜10質量%の量で、例え
ば第二級または第三級アミンの誘導体、例えばC12〜C18−アルキルベタインま
たはC12〜C18−アルキルスルホベタインまたはアミノオキシド、例えばアルキ
ルジメチルアミンオキシド、 再沈着防止剤(Vergrauungsinhibitor)およびソイルリリースポリマー(Soil-Re
lease-Polymer)(その際、これは例えばエチレングリコールおよび/またはプロ
ピレングリコールを有するポリエチレンオキシドと、芳香族ジカルボン酸または
芳香族および脂肪族ジカルボン酸とからなるポリエステル、あるいは二価および
/または多価のアルコールを有し、片側で末端基が閉鎖されているポリエチレン
オキシドとジカルボン酸とからなるポリエステルである。このようなポリエステ
ルは公知であり、例えばUS−A−3557039号、GB−A−115473
0号、EP−A−0185427号、EP−A−0241984号、EP−A−
0241985号、EP−A−0272033号およびUS−A−514202
0号を参照されたい。その他の適切なソイルリリースポリマーは、ポリアルキレ
ンオキシド上のビニルエステルおよび/またはアクリルエステルの両親媒性のグ
ラフトポリマーまたはコポリマーであり、これはUS−A−4746456号、
US−A−4846995号、DE−A−3711299号、US−A−490
4408号、US−A−4846994号およびUS−A−4849126号を
参照されたい。または変性セルロール、例えばメチルセルロール、ヒドロキシル
プロピルセルロースまたはカルボキシメチルセルロースである。再沈着防止剤お
よびソイルリリースポリマーは、洗剤調製物中に、0.1〜2.5質量%、有利
には0.2〜1.5質量%、特に有利には0.3〜1.2質量%含有されている
。有利に使用されるソイルリリースポリマーは、US−A−4746456号か
ら公知の、質量比1.2:1〜3.0:1で分子量2500〜8000を有する
ポリエチレンオキシド上のビニルアセテートのグラフトポリマー、ならびにテレ
フタル酸およびエチレンオキシドを有し、かつポリエチレンテレフタレート対ポ
リオキシエチレンテレフタレートの質量比8:1〜1:1を有し、分子量750
〜5000のポリエチレンオキシドからなる分子量3000〜25000の市販
のポリエチレンテレフタレート/ポリオキシエチレンテレフタレート、およびD
E−A−4403866号から公知のブロック重縮合体であり、該ブロックは(
a)分子量500〜7500のポリアルキレングリコール単位と、脂肪族ジカル
ボン酸および/またはモノヒドロキシモノカルボン酸とからなるエステル単位、
および(b)芳香族ジカルボン酸および多価のアルコールとからなるエステル単
位を含有している。これらの両親媒性ブロックコポリマーは分子量1500〜2
5000を有する、 色移り防止剤、例えば分子量15000〜100000を有するN−ビニルピ
ロリドン、N−ビニルイミダゾール、N−ビニルオキサゾリドンまたは4−ビニ
ルピリジン−N−オキシドのホモポリマーおよびコポリマー、ならびに粒度0.
1〜500、有利には0.1〜250μmを有するこれらのモノマーをベースと
する架橋した微粒子上のポリマー、 非界面活性剤状の制ほう剤または起泡防止剤、例えばオルガノポリシロキサン
およびミクロ微粒子状の、場合によりシラン化されたケイ酸との混合物ならびに
パラフィン、ロウ、マイクロクリスタルワックスおよびシラン化したケイ酸との
混合物、 錯形成剤(有機補助ビルダーの機能においても)、 蛍光増白剤、 ポリエチレングリコール、 香水または香料 充填剤、 無機増量剤、例えば硫酸ナトリウム、 量産助剤、 溶解度向上剤、 白濁剤および真珠光沢剤、 着色剤、 腐食防止剤、 過酸化物安定剤、 電解質。
【0083】 本発明によるテキスタイル洗剤調製物は固体である、つまり通常粉末状または
顆粒状であるか、あるいは押出物または錠剤形で存在する。
顆粒状であるか、あるいは押出物または錠剤形で存在する。
【0084】 本発明による粉末または顆粒状の洗剤は、60質量%まで無機の増量剤を含有
している。このために通例、硫酸ナトリウムを使用する。しかし有利には本発明
による洗剤は、増量剤が少なく、特にコンパクト洗剤、またはウルトラコンパク
ト洗剤の場合に増量剤をわずか20質量%まで、有利にはわずか8質量%まで含
有するのみである。本発明による固体の洗剤は、300〜1300g/l、特に
550〜1200g/lの範囲で種々のかさ密度を有している。現代のコンパク
ト洗剤は、通例、高いかさ密度を有しており、かつ顆粒構造を有している。所望
の洗剤の圧縮のために、技術的に通例の方法を使用することができる。
している。このために通例、硫酸ナトリウムを使用する。しかし有利には本発明
による洗剤は、増量剤が少なく、特にコンパクト洗剤、またはウルトラコンパク
ト洗剤の場合に増量剤をわずか20質量%まで、有利にはわずか8質量%まで含
有するのみである。本発明による固体の洗剤は、300〜1300g/l、特に
550〜1200g/lの範囲で種々のかさ密度を有している。現代のコンパク
ト洗剤は、通例、高いかさ密度を有しており、かつ顆粒構造を有している。所望
の洗剤の圧縮のために、技術的に通例の方法を使用することができる。
【0085】 本発明による繊維製品洗剤調製物は、通例の方法により製造し、かつ場合によ
り量産する。
り量産する。
【0086】 以下に、コンパクトマルチパーパス洗剤および色柄物用洗剤のために一般的な
組成を記載する(パーセントの表示は質量対するものであり、組成(a)および
(b)におけるカッコの中の記載は有利な範囲である): (a)コンパクトマルチパーパス洗剤の組成(粉末状または顆粒状) 少なくとも1種のグリシン−N,N−二酢酸誘導体(B) 1〜40%(2〜
30%)、 少なくとも1種の無機ビルダー(A) 5〜50%(10〜45%)、 少なくとも1種のアニオン性界面活性剤(C) 0〜6%(0.1〜4%)、 少なくとも1種の非イオン性界面活性剤(D) 0.5〜50%(1〜40%
)、 少なくとも1種の有機補助ビルダー(E) 0〜20%(0.5〜10%)、 無機漂白剤(F) 5〜30%(10〜23%)、 漂白活性化剤(G) 0.01〜15%(0.5〜8%)、 漂白触媒0〜1.5%(0〜0.5%)、 色移り防止剤 0〜5%(0.2〜2.5%)、 ソイルリリースポリマー 0〜2.5%(0.2〜1.5%)、 酵素または酵素混合物(H) 0.05〜4%(0.1〜1.5%)。
組成を記載する(パーセントの表示は質量対するものであり、組成(a)および
(b)におけるカッコの中の記載は有利な範囲である): (a)コンパクトマルチパーパス洗剤の組成(粉末状または顆粒状) 少なくとも1種のグリシン−N,N−二酢酸誘導体(B) 1〜40%(2〜
30%)、 少なくとも1種の無機ビルダー(A) 5〜50%(10〜45%)、 少なくとも1種のアニオン性界面活性剤(C) 0〜6%(0.1〜4%)、 少なくとも1種の非イオン性界面活性剤(D) 0.5〜50%(1〜40%
)、 少なくとも1種の有機補助ビルダー(E) 0〜20%(0.5〜10%)、 無機漂白剤(F) 5〜30%(10〜23%)、 漂白活性化剤(G) 0.01〜15%(0.5〜8%)、 漂白触媒0〜1.5%(0〜0.5%)、 色移り防止剤 0〜5%(0.2〜2.5%)、 ソイルリリースポリマー 0〜2.5%(0.2〜1.5%)、 酵素または酵素混合物(H) 0.05〜4%(0.1〜1.5%)。
【0087】 その他の通例の添加剤: 硫酸ナトリウム、錯形成剤、リン酸塩、蛍光増白剤、香油、制ほう剤、再沈着
防止剤、漂白安定剤。
防止剤、漂白安定剤。
【0088】 (b)色柄物用洗剤の組成(粉末状または顆粒状) 少なくとも1種のグリシン−N,N−二酢酸誘導体(B) 1〜40%(2〜
30%)、 少なくとも1種の無機ビルダー(A) 5〜50%(10〜45%)、 少なくとも1種のアニオン性界面活性剤(C) 0〜6%(0.1〜4%)、
少なくとも1種の非イオン性界面活性剤(D) 0.5〜50%(1〜40%
)、 少なくとも1種の有機補助ビルダー(E) 0〜20%(0〜10%)、 無機漂白剤(F) 0〜15%(0〜5%)、 色移り防止剤 0〜5%(0〜2.5%)、 酵素または酵素混合物(H)0.1〜2%(0.2〜1%)、 ソイルリリースポリマー 0〜2.5%(0〜1.5%)。
30%)、 少なくとも1種の無機ビルダー(A) 5〜50%(10〜45%)、 少なくとも1種のアニオン性界面活性剤(C) 0〜6%(0.1〜4%)、
少なくとも1種の非イオン性界面活性剤(D) 0.5〜50%(1〜40%
)、 少なくとも1種の有機補助ビルダー(E) 0〜20%(0〜10%)、 無機漂白剤(F) 0〜15%(0〜5%)、 色移り防止剤 0〜5%(0〜2.5%)、 酵素または酵素混合物(H)0.1〜2%(0.2〜1%)、 ソイルリリースポリマー 0〜2.5%(0〜1.5%)。
【0089】 その他の通例の添加剤: 硫酸ナトリウム、錯形成剤、リン酸塩、蛍光増白剤、香油、起泡剤、再沈着防
止剤、漂白安定剤。
止剤、漂白安定剤。
【0090】 実施例 その他の記載がない限り、全てのパーセントの表示は質量%である。
【0091】 一次洗浄能の測定 第1表中に記載の洗剤調製物(WM1〜5)を用いて一次洗浄試験を実施した
。第2表には洗浄条件が記載されている。
。第2表には洗浄条件が記載されている。
【0092】
【表1】
【0093】 第1表中の略号は以下の物を表す: TAED:テトラアセチルエチレンジアミン、 AGDA:R=直鎖状のC7−アルキル〜C15−アルキルを有する式Iのアル キルグリシン−N,N−二酢酸。
【0094】 第2表 洗浄条件、一次洗浄能 装置:アトラス(Atlas)社(USA、シカゴ在)のランダー−o−メータ(Laun
der-o-meter)、 洗浄浴:250ml 洗浄時間:60℃で30分間 洗剤供給量:4.0g/l 水硬度:3mmol/l Ca:Mg=4:1 浴比:1:12.5 試験布:WKF10D、WKF20D(WKFテストゲヴェーベ社(WKF-Testg
ewebe GmbH),D-41379,Brueggen-Bracht)、EMPA101、EMPA104(ア
イトゲノシッシェ マテリアールプリューフアンシュタルト(Eidgenoessische M
aterialpruefanstalt, St Gallen、スイス) 洗浄した試験布をデータカラー社(Fa. Datacolor)のフォトメータ(Elrepho(R) )で測定した。全ての4種の布のタイプのそれぞれ規約反射率(Remission)の合計
値がパーセントで記載されている。一次洗浄能は規約反射率値が高いほど良好で
ある。
der-o-meter)、 洗浄浴:250ml 洗浄時間:60℃で30分間 洗剤供給量:4.0g/l 水硬度:3mmol/l Ca:Mg=4:1 浴比:1:12.5 試験布:WKF10D、WKF20D(WKFテストゲヴェーベ社(WKF-Testg
ewebe GmbH),D-41379,Brueggen-Bracht)、EMPA101、EMPA104(ア
イトゲノシッシェ マテリアールプリューフアンシュタルト(Eidgenoessische M
aterialpruefanstalt, St Gallen、スイス) 洗浄した試験布をデータカラー社(Fa. Datacolor)のフォトメータ(Elrepho(R) )で測定した。全ての4種の布のタイプのそれぞれ規約反射率(Remission)の合計
値がパーセントで記載されている。一次洗浄能は規約反射率値が高いほど良好で
ある。
【0095】 結果(一次洗浄能):
【0096】
【表2】
【0097】 通例のアニオン性界面活性剤(C)の割合が著しく減少している本発明による
洗剤調製物WM3〜5は、従来技術による標準コンパクト洗剤調製物WM1およ
び2(比較例)と比較して明らかにより良好な一次洗浄能を有していることが結
果から明らかである。
洗剤調製物WM3〜5は、従来技術による標準コンパクト洗剤調製物WM1およ
び2(比較例)と比較して明らかにより良好な一次洗浄能を有していることが結
果から明らかである。
【0098】 AGDAは、CaイオンおよびMgイオンを結合し、かつこうして無機物沈着
防止効果を発揮する。この能力に基づいてさらにAGDAの使用により無機ケイ
酸塩ビルダー(例えばゼオライト、層状ケイ酸塩、非晶性二ケイ酸塩)の割合を
、それぞれの性能の損失なしで明らかに低下させることが可能である。
防止効果を発揮する。この能力に基づいてさらにAGDAの使用により無機ケイ
酸塩ビルダー(例えばゼオライト、層状ケイ酸塩、非晶性二ケイ酸塩)の割合を
、それぞれの性能の損失なしで明らかに低下させることが可能である。
【0099】
【表3】
【0100】
【表4】
【0101】
【表5】
【0102】
【表6】
【0103】
【表7】
【0104】
【表8】
【0105】 第4表中の略号は以下のものを表す: TAED:テトラアセチルエチレンジアミン、 AGDA:R=直鎖状のC7−アルキル〜C15−アルキルを有する式Iのアル キルグリシン二酢酸、または例えばR=メチル/トリデシル(モル比約1:2)
、R=α−エチルペンチル/トリデシル(モル比約1:1)、R=ヘプチル/デ
シル/ペンタデシル(モル比約1:1:1)またはR=ドデシル/テトラデシル
(モル比約2:1)の式Iのアルキル二酢酸の2種または3種からなる混合物、 EO:エチレンオキシド、 色移り防止剤:ポリビニルピロリドン、ポリ−4−ビニルピリジン−N−オキ
シドまたはビニルイミダゾール/ビニルピロリドン−コポリマー、 無機物沈着防止剤:アクリル酸/マレイン酸−コポリマー、 ソイルリリース添加剤1:モル比3:2のポリエチレンテレフタレート/ポリ
オキシエチレンテレフタレート、縮合したポリエチレングリコールの分子量40
00、ポリエステルの分子量10000、 ソイルリリース添加剤2:分子量8000のポリエチレングリコール上のビニ
ルアセテートのグラフトポリマー。
、R=α−エチルペンチル/トリデシル(モル比約1:1)、R=ヘプチル/デ
シル/ペンタデシル(モル比約1:1:1)またはR=ドデシル/テトラデシル
(モル比約2:1)の式Iのアルキル二酢酸の2種または3種からなる混合物、 EO:エチレンオキシド、 色移り防止剤:ポリビニルピロリドン、ポリ−4−ビニルピリジン−N−オキ
シドまたはビニルイミダゾール/ビニルピロリドン−コポリマー、 無機物沈着防止剤:アクリル酸/マレイン酸−コポリマー、 ソイルリリース添加剤1:モル比3:2のポリエチレンテレフタレート/ポリ
オキシエチレンテレフタレート、縮合したポリエチレングリコールの分子量40
00、ポリエステルの分子量10000、 ソイルリリース添加剤2:分子量8000のポリエチレングリコール上のビニ
ルアセテートのグラフトポリマー。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年1月27日(2000.1.27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 [式中、 Rは、付加的に置換基として5個までのヒドロキシル基、スルフェート基、ス
ルホネート基、ホルミル基、C1〜C4−アルコキシ基、フェノキシ基またはC1 〜C4−アルコキシカルボニル基を有しており、かつ5個までの非隣接酸素原子 および/または窒素原子により中断されていてもよいC5〜C30−アルキルまた はC5〜C30−アルケニル、 式−(CH2)k−O−(A1O)m−(A2O)n−Yのアルコキシレート基(式
中、A1およびA2は相互に無関係に2〜4個の炭素原子を有する1,2−アルキ
レン基を表し、Yは、水素、C1〜C12−アルキル、フェニル、C1〜C4−アル コキシカルボニルまたはスルホを表し、かつkは、1、2または3の数を、なら
びにmおよびnはそれぞれ0〜50の数を表し、その際、m+nの合計は少なく
とも4でなくてはならない)、 アルキル中に5〜20個の炭素原子を有するフェニルアルキル基、その際、R
が表すものとして記載したフェニル核は、さらに付加的に置換基として3個まで
のC1〜C4−アルキル基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、スルホ基またはC 1 〜C4−アルコキシカルボニル基を有していてもよい、 あるいは式:
ルホネート基、ホルミル基、C1〜C4−アルコキシ基、フェノキシ基またはC1 〜C4−アルコキシカルボニル基を有しており、かつ5個までの非隣接酸素原子 および/または窒素原子により中断されていてもよいC5〜C30−アルキルまた はC5〜C30−アルケニル、 式−(CH2)k−O−(A1O)m−(A2O)n−Yのアルコキシレート基(式
中、A1およびA2は相互に無関係に2〜4個の炭素原子を有する1,2−アルキ
レン基を表し、Yは、水素、C1〜C12−アルキル、フェニル、C1〜C4−アル コキシカルボニルまたはスルホを表し、かつkは、1、2または3の数を、なら
びにmおよびnはそれぞれ0〜50の数を表し、その際、m+nの合計は少なく
とも4でなくてはならない)、 アルキル中に5〜20個の炭素原子を有するフェニルアルキル基、その際、R
が表すものとして記載したフェニル核は、さらに付加的に置換基として3個まで
のC1〜C4−アルキル基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、スルホ基またはC 1 〜C4−アルコキシカルボニル基を有していてもよい、 あるいは式:
【化2】 の基を表し、その際、Aは、C5〜C12−アルキレン架橋を表し、かつ Mは、相応する化学量論的量の水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アン
モニウムまたは置換アンモニウムを表す]のグリシン−N,N−二酢酸誘導体1
種または複数種1〜40質量%、 (C)スルフェート基1個または複数個、スルホネート基1個または複数個、ホ
スフェート基1個または複数個あるいはカルボキシレート基1個または2個を有
するアニオン性界面活性剤0〜6質量%、 (D)非イオン性界面活性剤0.5〜50質量% を含有する、固形繊維製品洗剤調製物。
モニウムまたは置換アンモニウムを表す]のグリシン−N,N−二酢酸誘導体1
種または複数種1〜40質量%、 (C)スルフェート基1個または複数個、スルホネート基1個または複数個、ホ
スフェート基1個または複数個あるいはカルボキシレート基1個または2個を有
するアニオン性界面活性剤0〜6質量%、 (D)非イオン性界面活性剤0.5〜50質量% を含有する、固形繊維製品洗剤調製物。
【請求項5】 成分(B)として、式中でRが少なくとも7個の炭素原子を
有する基を表す、グリシン−N,N−二酢酸誘導体Iを含有する、請求項1から 4 までのいずれか1項記載の固形繊維製品洗剤調製物。
有する基を表す、グリシン−N,N−二酢酸誘導体Iを含有する、請求項1から 4 までのいずれか1項記載の固形繊維製品洗剤調製物。
【請求項6】 成分(B)として、式中でRが5個までの非隣接酸素原子お
よび/または窒素原子により中断されていてもよい、直鎖状または分枝鎖状の非
置換C7〜C30−アルキル基またはC7〜C30−アルケニル基を表すグリシン−N
,N−二酢酸誘導体Iを含有する、請求項5記載の固形繊維製品洗剤調製物。
よび/または窒素原子により中断されていてもよい、直鎖状または分枝鎖状の非
置換C7〜C30−アルキル基またはC7〜C30−アルケニル基を表すグリシン−N
,N−二酢酸誘導体Iを含有する、請求項5記載の固形繊維製品洗剤調製物。
【請求項7】 成分(A)として、 炭酸塩をベースとする無機ビルダー 1〜30質量%、 結晶性または非晶性アルミノケイ酸塩および/または結晶性または非晶性ケイ
酸塩をベースとする無機ビルダー 0〜8質量%および リン酸塩をベースとする無機ビルダー 0〜5質量% を含有する、請求項1から6までのいずれか1項記載の固形繊維製品洗剤調製物
。
酸塩をベースとする無機ビルダー 0〜8質量%および リン酸塩をベースとする無機ビルダー 0〜5質量% を含有する、請求項1から6までのいずれか1項記載の固形繊維製品洗剤調製物
。
【請求項8】 かさ密度300〜1300g/lを有する、請求項1から7 までのいずれか1項記載の固形繊維製品洗剤調製物。
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月10日(2000.3.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】 [式中、 Rは、付加的に置換基として5個までのヒドロキシル基、スルフェート基、ス
ルホネート基、ホルミル基、C1〜C4−アルコキシ基、フェノキシ基またはC1 〜C4−アルコキシカルボニル基を有しており、かつ5個までの非隣接酸素原子 および/または窒素原子により中断されていてもよいC5〜C30−アルキルまた はC5〜C30−アルケニル、 式−(CH2)k−O−(A1O)m−(A2O)n−Yのアルコキシレート基(式
中、A1およびA2は相互に無関係に2〜4個の炭素原子を有する1,2−アルキ
レン基を表し、Yは、水素、C1〜C12−アルキル、フェニル、C1〜C4−アル コキシカルボニルまたはスルホを表し、かつkは、1、2または3の数を、なら
びにmおよびnはそれぞれ0〜50の数を表し、その際、m+nの合計は少なく
とも4でなくてはならない)、 アルキル中に5〜20個の炭素原子を有するフェニルアルキル基、その際、R
が表すものとして記載したフェニル核は、さらに付加的に置換基として3個まで
のC1〜C4−アルキル基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、スルホ基またはC 1 〜C4−アルコキシカルボニル基を有していてもよい、 あるいは式:
ルホネート基、ホルミル基、C1〜C4−アルコキシ基、フェノキシ基またはC1 〜C4−アルコキシカルボニル基を有しており、かつ5個までの非隣接酸素原子 および/または窒素原子により中断されていてもよいC5〜C30−アルキルまた はC5〜C30−アルケニル、 式−(CH2)k−O−(A1O)m−(A2O)n−Yのアルコキシレート基(式
中、A1およびA2は相互に無関係に2〜4個の炭素原子を有する1,2−アルキ
レン基を表し、Yは、水素、C1〜C12−アルキル、フェニル、C1〜C4−アル コキシカルボニルまたはスルホを表し、かつkは、1、2または3の数を、なら
びにmおよびnはそれぞれ0〜50の数を表し、その際、m+nの合計は少なく
とも4でなくてはならない)、 アルキル中に5〜20個の炭素原子を有するフェニルアルキル基、その際、R
が表すものとして記載したフェニル核は、さらに付加的に置換基として3個まで
のC1〜C4−アルキル基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、スルホ基またはC 1 〜C4−アルコキシカルボニル基を有していてもよい、 あるいは式:
【化2】 の基を表し、その際、Aは、C5〜C12−アルキレン架橋を表し、かつ Mは、相応する化学量論的量の水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アン
モニウムまたは置換アンモニウムを表す]のグリシン−N,N−二酢酸誘導体1
種または複数種1〜40質量%、 (C)スルフェート基1個または複数個、スルホネート基1個または複数個、ホ
スフェート基1個または複数個あるいはカルボキシレート基1個または2個を有
するアニオン性界面活性剤0〜6質量%、 (D)非イオン性界面活性剤0.5〜50質量% を含有し、その際、繊維製品洗浄剤調製物中にアニオン性界面活性剤(C)が存 在している場合には(B)グリシン−N,N−二酢酸誘導体I対(C)アニオン 性界面活性剤の質量比は、50:1〜1:1である、 固形繊維製品洗剤調製物。
モニウムまたは置換アンモニウムを表す]のグリシン−N,N−二酢酸誘導体1
種または複数種1〜40質量%、 (C)スルフェート基1個または複数個、スルホネート基1個または複数個、ホ
スフェート基1個または複数個あるいはカルボキシレート基1個または2個を有
するアニオン性界面活性剤0〜6質量%、 (D)非イオン性界面活性剤0.5〜50質量% を含有し、その際、繊維製品洗浄剤調製物中にアニオン性界面活性剤(C)が存 在している場合には(B)グリシン−N,N−二酢酸誘導体I対(C)アニオン 性界面活性剤の質量比は、50:1〜1:1である、 固形繊維製品洗剤調製物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),CA,JP,U S (72)発明者 ヴェルナー ベルトレフ ドイツ連邦共和国 フィールンハイム フ ランツ−マルク−シュトラーセ 12 (72)発明者 ライナー ラーム ドイツ連邦共和国 ルートヴィッヒスハー フェン オランゲリーシュトラーセ 18 (72)発明者 ギュンター エッター ドイツ連邦共和国 フランケンタール ハ ンス−フォン−マレース−シュトラーセ 21 (72)発明者 ベアーテ エーレ ドイツ連邦共和国 ルートヴィッヒスハフ ェン パーター−バロッフィオ−ヴェーク 43 Fターム(参考) 4H003 AB03 AB19 AB27 AB38 AC08 AD02 BA01 DA01 EA08 EA12 EA15 EA16 EA28 EB12 EB13 EB21 EB22 EB42 ED02 EE05 FA07
Claims (9)
- 【請求項1】 固形繊維製品洗剤調製物において、 (A)結晶性または非晶性アルミノケイ酸塩、結晶性または非晶性ケイ酸塩、炭
酸塩および/またはリン酸塩をベースとする無機ビルダー1〜60質量%、 (B)一般式I: 【化1】 [式中、 Rは、付加的に置換基として5個までのヒドロキシル基、スルフェート基、ス
ルホネート基、ホルミル基、C1〜C4−アルコキシ基、フェノキシ基またはC1 〜C4−アルコキシカルボニル基を有しており、かつ5個までの非隣接酸素原子 および/または窒素原子により中断されていてもよいC5〜C30−アルキルまた はC5〜C30−アルケニル、式−(CH2)k−O−(A1O)m−(A2O)n−Y のアルコキシレート基(式中、A1およびA2は相互に無関係に2〜4個の炭素原
子を有する1,2−アルキレン基を表し、Yは、水素、C1〜C12−アルキル、 フェニル、C1〜C4−アルコキシカルボニルまたはスルホを表し、かつkは、1
、2または3の数を、ならびにmおよびnはそれぞれ0〜50の数を表し、その
際、m+nの合計は少なくとも4でなくてはならない)、アルキル中に5〜20
個の炭素原子を有するフェニルアルキル基(式中、Rが表すものとして記載した
フェニル核は、さらに付加的に置換基として3個までのC1〜C4−アルキル基、
ヒドロキシル基、カルボキシル基、スルホ基またはC1〜C4−アルコキシカルボ
ニル基を有していてもよい) あるいは式: 【化2】 (式中、Aは、C5〜C12−アルキレン架橋を表す)の基を表し、かつ Mは、相応する化学量論的量の水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アン
モニウムまたは置換アンモニウムを表す]のグリシン−N,N−二酢酸誘導体1
種または複数種1〜40質量%、 (C)スルフェート基1個または複数個、スルホネート基1個または複数個、ホ
スフェート基1個または複数個あるいはカルボキシレート基1個または2個を有
するアニオン性界面活性剤0〜6質量%、 (D)非イオン性界面活性剤0.5〜50質量% を含有する、固形繊維製品洗剤調製物。 - 【請求項2】 付加的に (E)低分子、オリゴマーまたはポリマーのカルボン酸またはホスホン酸または
これらの塩の形での有機補助ビルダー0.05〜20質量% を含有する、請求項1記載の固形繊維製品洗剤調製物。 - 【請求項3】 付加的に (F)ペルカルボン酸、無機塩または有機化合物への過酸化水素の付加物あるい
は無機ペルオキソ塩の形での漂白剤0.5〜30質量%ならびに場合により (G)漂白活性化剤0.01〜15質量% を含有する、請求項1または2記載の固形繊維製品洗剤調製物。 - 【請求項4】 付加的に (H)酵素0.05〜4質量% を含有する、請求項1から3までのいずれか1項記載の固形繊維製品洗剤調製物
。 - 【請求項5】 (B)グリシン−N,N−二酢酸誘導体I対(C)アニオン
性界面活性剤の質量比が50:1〜1:2である、請求項1から4までのいずれ
か1項記載の固形繊維製品洗剤調製物。 - 【請求項6】 成分(B)として、式中でRが少なくとも7個の炭素原子を
有する基を表す、グリシン−N,N−二酢酸誘導体Iを含有する、請求項1から
5までのいずれか1項記載の固形繊維製品洗剤調製物。 - 【請求項7】 成分(B)として、式中でRが5個までの非隣接酸素原子お
よび/または窒素原子により中断されていてもよい、直鎖状または分枝鎖状の非
置換C7〜C30−アルキル基またはC7〜C30−アルケニル基を表すグリシン−N
,N−二酢酸誘導体Iを含有する、請求項6記載の固形繊維製品洗剤調製物。 - 【請求項8】 成分(A)として、 炭酸塩をベースとする無機ビルダー 1〜30質量%、 結晶性または非晶性アルミノケイ酸塩および/または結晶性または非晶性ケイ
酸塩をベースとする無機ビルダー 0〜8質量%および リン酸塩をベースとする無機ビルダー 0〜5質量% を含有する、請求項1から7までのいずれか1項記載の固形繊維製品洗剤調製物
。 - 【請求項9】 かさ密度300〜1300g/lを有する、請求項1から8
までのいずれか1項記載の固形繊維製品洗剤調製物。
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