JP2014040565A - 固体洗浄剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】長期保存後においても変色が生じず保存安定性に優れる固体洗浄剤及びこの固体洗浄剤の製造方法を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表される化合物(A成分)を5〜70質量%、炭素数3〜8の有機酸(B成分)を0.1〜20質量%、及び酸素系漂白剤(C成分)を1〜30質量%含有し、前記A成分が造粒されている造粒物を含有する、固体洗浄剤。
Figure 2014040565

(式中、Rは炭素数1〜12の炭化水素基を示し、M1、M2、M3は、それぞれ独立に水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、アルカノールアミン、及びアルキルアミンから選ばれる1種を示す。)
【選択図】なし

Description

本発明は、固体洗浄剤に関し、とりわけ自動食器洗浄機に好適に用いることができる固体洗浄剤、及びその製造方法に関する。
従来、洗浄剤組成物には、界面活性剤が多量に配合されてきたが、近年、環境配慮の観点から、生分解性が良好な有機キレート剤を多く配合することによって界面活性剤の使用量を低減させる動きが見られる。前記生分解性が良好な有機キレート剤としては、例えば、グリシン−N,N−二酢酸誘導体(以下、「GDA」ともいう。)が挙げられる。このGDAは、生分解性が良好であると共に高いキレート性能を有する優れた洗浄基剤であることから、界面活性剤の使用量を低減させるための材料として注目されている。
前記生分解性が良好な有機キレート剤を含有し、高い漂白効果を示す食器用の洗浄剤組成物として、例えば、GDAと、過炭酸塩又は過ホウ酸塩、漂白前駆体、及び非イオン界面活性剤等とを特定の割合で含有する漂白剤含有洗剤組成物が提案されている(特許文献1参照)。
また、GDA等のアミノカルボン酸系の有機系キレート剤と、特定のポリマーとを必須成分として、ビルダー等の任意成分を含む機械式食器洗浄用の洗浄調製物が開示されている(特許文献2参照)。
特開平11−35978号公報 特表2009−506183号公報
本発明者らは、前記GDAを含有する洗浄剤組成物について研究を進めたところ、洗浄剤組成物中のGDAが長期保存中に変色するという、前記特許文献には記載されない新たな課題に直面した。
本発明は、グリシン−N,N−二酢酸誘導体を含有する洗浄組成物において、長期保存後においても変色が生じず、保存安定性に優れる洗浄剤組成物、及びその製造方法を提供することを課題とする。
本発明者らが、GDAの変色に関して検討した結果、GDAの変色が酸素系漂白剤の存在により促進されていることを知見した。しかし、酸素系漂白剤は洗浄性能に優れた基剤であり、酸素系漂白剤を含有しない洗浄剤組成物は洗浄性能が大きく低下してしまう。
そこで、本発明者らは、酸素系漂白剤の存在下においてGDAの変色を抑制する技術について更に検討をした結果、GDAと有機酸とを特定の量で洗浄剤組成物中に含有させることにより、長期保存時におけるGDAの変色を抑制することが可能なことを見出した。
本発明は以下の[1],[2]を要旨とするものである。
[1]下記一般式(1)で表される化合物(A成分)を5〜70質量%、炭素数4〜8の有機酸(B成分)を0.1〜20質量%、及び酸素系漂白剤(C成分)を1〜30質量%含有し、前記A成分が造粒されている造粒物を含有する、固体洗浄剤。
Figure 2014040565
(式中、Rは炭素数1〜12の炭化水素基を示し、M1、M2、M3は、それぞれ独立に水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、アルカノールアミン、及びアルキルアミンから選ばれる1種を示す。)
[2]下記工程を含む、前記固体洗浄剤の製造方法。
工程1:A成分、B成分及びバインダーを混合し、混合物を得る工程
工程2:工程1で得られた混合物の造粒物を得る工程
工程3:工程2で得られた造粒物とC成分とを混合する工程
本発明によれば、長期保存後においても変色が生じず、保存安定性に優れる固体洗浄剤、及びこの固体洗浄剤の効率的な製造方法を提供することができる。
[固体洗浄剤]
本発明の固体洗浄剤は、A成分の取扱い性の観点から、A成分が造粒されている造粒物を含有し、A成分の着色抑制の観点から、B成分を含有する。
A成分の着色抑制の観点から、A成分とB成分とが共造粒されている造粒物を含有することが好ましい。造粒物は、後述するバインダーを含有していることが好ましく、カルボキシ含有ポリマーを含有することがより好ましい。
A成分とB成分とが共造粒されている造粒物中、A成分100質量部に対するB成分の好ましい量、及びA成分及びB成分の合計量100質量部に対するバインダーの好ましい量は、本発明の固体洗浄剤中に記載した後述する好ましい範囲と同じである。
本発明の固体洗浄剤は、造粒物以外にも、A成分、B成分、又はA成分とB成分の両者を含有していてもよいが、固体洗浄剤中のA成分の好ましくは90質量%以上、より好ましくは95質量%以上、更に好ましくは本質的に全てが造粒されていることが好ましく、固体洗浄剤中のB成分の好ましくは90質量%以上、より好ましくは95質量%以上、更に好ましくは本質的に全てがA成分とB成分とが共造粒されていることが好ましい。
本発明のA成分が造粒されている造粒物を含有する固形洗浄剤は、後述する固形洗浄剤の製造方法により得ることができる。
<A成分>
A成分は、下記一般式(1)で表される化合物である。
Figure 2014040565
(式中、Rは炭素数1〜12の炭化水素基を示し、M1、M2、M3は、それぞれ独立に水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、アルカノールアミン、及びアルキルアミンから選ばれる1種を示す。)
前記一般式(1)中のRが示す炭化水素基としては、アルキル基、又はアルケニル基が好ましい。得られる粉末洗浄剤組成物の生分解性と洗浄力が良好なものとする観点から、前記Rの炭素数は、1〜12であり、1〜6が好ましく、1〜3がより好ましい。
好ましいアルキル基の具体例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、各種ブチル基、各種ペンチル基、及び各種ヘキシル基等を挙げることができ、これらの中では、メチル基が好ましい。なお、「各種」とは、n−、sec−、tert−、iso−を含む各種異性体を意味する。
また、好ましいアルケニル基の具体例としては、ビニル基、アリル基、2−ブテニル基、及び2−メチル−2−プロペニル基等が挙げられる。
前記一般式(1)中のM1、M2、M3は、それぞれ独立に水素原子、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属や、アンモニウム、アルカノールアミン、アルキルアミンを挙げることができる。アルカノールアミン、アルキルアミンは、アルカノールアンモニウム、アルキルアンモニウムであってもよい。これらの中では、入手容易性の観点及び製造コスト低減の観点から、水素原子、アルカリ金属が好ましく、特にナトリウムが好ましい。
本発明において用いるA成分は、液体、固体のいずれでもよいが、固体洗浄剤の製造を効率的に行う観点、取り扱い性の観点から固体であることが好ましい。
本発明の固体洗浄剤中のA成分の含有量は、洗浄性能を向上させる観点から、5質量%以上であり、10質量%以上が好ましく、15質量%以上がより好ましく、製造コスト及び他の成分を配合する観点から、70質量%以下であり、60質量%以下が好ましく、50質量%以下がより好ましく、40質量%以下が更に好ましく、また、5〜70質量%であり、10〜60質量%が好ましく、15〜50質量%がより好ましく、15〜40質量%が更に好ましい。
造粒物中のA成分の含有量は、取扱い性と洗浄性能を向上させる観点から、20質量%以上が好ましく、30質量%以上がより好ましく、40質量%以上が更に好ましく、製造コスト及び他の成分を配合する観点から、90質量%以下が好ましく、80質量%以下がより好ましく、75質量%以下が更に好ましい。
<B成分>
炭素数4〜8、好ましくは炭素数4〜6の有機酸としては、リンゴ酸(炭素数=4)、コハク酸(炭素数=4)、酒石酸(炭素数=4)、ブタン酸(炭素数=4)、マレイン酸(炭素数=4)、フマル酸(炭素数=4)、ペンタン酸(炭素数=5)、ピバル酸(炭素数=5)、グルコン酸(炭素数=6)、クエン酸(炭素数=6)、カプロン酸(炭素数=6)、ヘプタン酸(炭素数=7)、及びオクタン酸(炭素数=8)から選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。
これらの中では、A成分の着色を抑制する観点から、フマル酸、コハク酸、リンゴ酸、及びクエン酸がより好ましく、A成分の着色を抑制する観点、ハンドリングの容易さ(低吸湿性)及び経済性の観点から、コハク酸、フマル酸が特に好ましい。
有機酸の炭素数は、固体の洗浄剤を得る観点から、4以上であり、A成分の着色を抑制する観点から、8以下であり、6以下がより好ましい。
炭素数4〜8の有機酸は、固体の洗浄剤を得る観点から、粉末状のものが好ましい。
炭素数4〜8の有機酸が固体である場合その平均粒径は、造粒性、溶解性、取り扱い性の観点から、10〜500μmが好ましく、10〜250μmがより好ましく、10〜150μmが更に好ましい。平均粒径は実施例に記載の方法により測定することができる。
有機酸の粒径が前記粒径よりも大きい場合には、好適な粒度になるように予め解砕又は分級することが好ましい。解砕に利用できる粉砕機としては、ハンマクラッシャー等の衝撃破砕機、アトマイザー、ピンミル等の衝撃粉砕機、フラッシュミル等の剪断粗砕機等が挙げられる。これらは、1段操作でも良く、同種又は異種粉砕機の多段操作でもよい。分級する方法としては、振動篩、超音波振動篩、遠心式風力分級機等を用いる方法が挙げられる。
固体洗浄剤中のB成分の含有量は、A成分の着色を抑制する観点から、0.1質量%以上であり、0.2質量%以上が好ましく、0.3質量%以上がより好ましく、0.4質量%以上が更に好ましく、製造コスト、洗浄性能及び他の成分を配合する観点から、20質量%以下であり、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、7質量%以下がより好ましく、6質量%以下が更に好ましく、5質量%以下がより更により好ましく、また、0.1〜20質量%であり、0.2〜15質量%が好ましく、0.3〜10質量%がより好ましく、0.3〜7質量%がより好ましく、0.3〜6質量%が更に好ましく、0.3〜5質量%がより更に好ましく、0.4〜5質量%が最も好ましい。
造粒物中のB成分の含有量は、A成分の着色を抑制する観点から、0.3質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、1質量%以上が更に好ましく、製造コスト及び他の成分を配合する観点から、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。
前記固体洗浄剤中又は前記造粒物中、A成分の着色を抑制する観点から、A成分100質量部に対するB成分の量は、0.5質量部以上が好ましく、0.8質量部以上がより好ましく、1.5質量部以上が更に好ましく、そして、製造コスト及び洗浄性能の観点の観点から、20質量部以下が好ましく、15質量部以下がより好ましく、10質量部以下が更に好ましく、また、0.5〜20質量部が好ましく、0.8〜15質量部がより好ましく、1.5〜10質量部が更に好ましい。
<C成分>
本発明においては、洗浄性を向上させるために酸素系漂白剤を用いる。前記固体洗浄剤は、前述のB成分を含有しているため、酸素系漂白剤がGDAに与える悪影響を抑制することができ、結果として長期に亘ってGDAの着色を抑制することが可能となる。
酸素系漂白剤としては、モノパーオキシフタル酸マグネシウム等の有機過酸又はその塩、アルカリ金属の過ホウ酸塩(1水和物又は4水和物)、過炭酸塩、過硫酸塩、及び過ケイ酸塩から選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。
これらの中では、洗浄性能を向上させると共にGDAに対する影響を最小限に抑える観点から、過硫酸ナトリウム、過炭酸ナトリウム、及び過ホウ酸ナトリウムからなる群から選ばれる1種又は2種以上がより好ましい。
前記酸素系漂白剤は、被覆材料によって被覆されていることが好ましい。被覆材料により被覆した場合には、保存時に過酸化水素等の酸化剤の発生が抑制されるため、GDAの着色をより一層抑制することが可能となる。前記被覆材料としては、珪酸、ホウ酸及びこれらの塩、パラフィン及びワックス等の水不溶性有機化合物を挙げることができる。
固体洗浄剤中のC成分の含有量は、洗浄性能の観点から、1質量%以上であり、3質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましく、GDAの着色を抑制する観点から、30質量%以下であり、25質量%が好ましく、20質量%以下がより好ましく、15質量%以下が更により好ましく、また、1〜30質量%であり、3〜25質量%が好ましく、5〜20質量%がより好ましく、5〜15質量%が更に好ましい。
また、C成分がGDAに与える影響を抑制する観点から、C成分100質量部に対するB成分の量は、0.5質量部以上が好ましく、1質量部以上がより好ましく、3質量部以上が更に好ましく、洗浄性能の観点の観点から、そして、60質量部以下が好ましく、55質量部以下がより好ましく、50質量部以下が更に好ましく、また、0.5〜60質量部が好ましく、1〜55質量部がより好ましく、3〜50質量部が更に好ましい。
前記固体洗浄剤中のA,B及びC成分の合計含有量は、洗浄性能の観点から、15質量%以上が好ましく、20質量%以上がより好ましく、25質量%以上が更に好ましく、バインダーやアルカリ剤を配合する観点から、85質量%以下が好ましく、80質量%以下がより好ましく、70質量%以下が更に好ましく、また、15〜85質量%が好ましく、20〜80質量%がより好ましく、25〜70質量%が更に好ましい。
<バインダー>
前記固体洗浄剤は、固体化して製剤化する観点及び造粒物の強度を高め、ハンドリング性を向上させる観点から、バインダーを含有することが好ましい。バインダーとしては、非イオン界面活性剤、ノニオン性ポリマーが挙げられる。これらバインダーは、造粒性の観点から熱可塑性があることが好ましい。また、水溶性バインダーは、水溶液であっても水溶液でなくてもよいが、水溶液を用いる場合にはGDAの着色を抑制するために造粒時に乾燥させて水を蒸発させる必要があることから、コスト、生産性の観点から水溶液でないことが好ましい。
非イオン界面活性剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルケニルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油から選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。
これらの中では、固体洗浄剤の洗浄性能を向上させる観点から、グリセリン脂肪酸エステル、又はポリグリセリン脂肪酸エステルが好ましい。
非イオン界面活性剤は、造粒性の観点から、常温(25℃)で固体であることが好ましい。
ノニオン性ポリマーとしては、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールから選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。これらの中では、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールが好ましい。
ポリプロピレングリコールを用いる場合、その数平均分子量は600〜20,000が好ましく、2,000〜12,000がより好ましい。
ポリエチレングリコールを用いる場合、その平均分子量は4,000〜20,000が好ましく、6,000〜13,000がより好ましく、7,000〜9,000が更に好ましい。
ポリエチレングリコールは、取り扱い性が良好であるため造粒を行いやすい点で好ましい。
なお、ポリプロピレングリコール及びポリエチレングリコールの数平均分子量は、水酸基価から求めることができる。
バインダーとしては、前記化合物の1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
前記固体洗浄剤中又は前記造粒物中、A成分及びB成分の合計量100質量部に対するバインダーの量は、造粒物の強度の観点から、10質量以上が好ましく、20質量部以上がより好ましく、30質量部以上が更に好ましく、造粒物の溶解性の観点から70質量部以下が好ましく、60質量部以下が好ましく、50質量部以下がより好ましい。
なお、ポリプロピレングリコールは、造粒物を粉末洗浄剤組成物として用いた場合の消泡性を向上させる観点から、消泡剤としても用いることができる。
造粒物中にポリプロピレングリコールを含有させる場合、その含有量は1〜20質量%が好ましく、3〜15質量%がより好ましく、5〜10質量%が更に好ましい。
前記固体洗浄剤中、バインダーの含有量は、造粒性及び造粒物の強度を向上させる観点から、3質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましく、7質量%以上が更に好ましく、8質量%以上がより更に好ましく、そして、造粒物の溶解性の観点から40質量%以下が好ましく、30質量%以下がより好ましく、25質量%以下が更に好ましく、20質量%以下がより更に好ましい。
造粒物中のバインダーの含有量は、造粒性及び造粒物の強度を向上させる観点から、5質量%以上が好ましく、10質量%以上がより好ましく、15質量%以上が更に好ましく、製造コスト及び他の成分を配合する観点から、60質量%以下が好ましく、40質量%以下がより好ましい。
<その他成分>
(カルボキシ基含有ポリマー)
A成分の着色を更に抑制する観点及び洗浄性能向上の観点から、前記固体洗浄剤はカルボキシ基含有ポリマーを含むことが好ましい。
カルボキシ基含有ポリマーとしては、炭素数3〜6の反応性不飽和基を有するカルボン酸又はその塩の重合体、炭素数3〜6の反応性不飽和基を有するカルボン酸又はその塩と炭素数2〜12のオレフィンとの共重合体から選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。
炭素数3〜6の反応性不飽和基を有するカルボン酸としては、マレイン酸、無水マレイン酸、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、イタコン酸、クロトン酸及びシトラコン酸及びこれらの塩から選ばれる1種又は2種以上を用いることができ、これらの酸無水物であってもよい。これらの中では、A成分の着色を更に抑制する観点、及び洗浄性能を向上させる観点から、アクリル酸−マレイン酸共重合体、ジイソブチレン−マレイン酸共重合体が好ましく、ジイソブチレン−マレイン酸共重合体がより好ましい。
造粒物中のカルボキシ含有ポリマーの含有量は、A成分の着色を抑制する観点から、5質量%以上が好ましく、10質量%以上がより好ましく、15質量%以上が更に好ましく、製造コスト及び他の成分を配合する観点から、60質量%以下が好ましく、40質量%以下がより好ましい。
(アルカリ剤)
固体洗浄剤の洗浄性能を高める観点から、前記固体洗浄剤はアルカリ剤を含有することが好ましい。
アルカリ剤としては、アルカリ金属炭酸塩、アミン化合物等を用いることができる。
アルカリ金属炭酸塩としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム及び炭酸水素カリウムからなる郡から選ばれる1種又は2種以上を挙げることができる。また、ソーダ灰として知られている炭酸ナトリウムの無水塩を用いてもよい。
固体洗浄剤中、アルカリ剤の含有量は、洗浄性能の観点から、25質量%以上が好ましく、30質量%以上がより好ましく、35質量%以上が更に好ましく、そして、85質量%以下が好ましく、80質量%以下がより好ましく、75質量%以下が更に好ましい。
(任意成分)
前記固体洗浄剤においては、通常の洗浄剤に用いることができる成分を配合してもよい。例えば、GDA以外の金属イオン封鎖剤、界面活性剤、漂白活性化剤、酵素、吸油性粉体、増量剤又は希釈剤、カルシウム塩や蟻酸等の酵素安定化剤、香料、防菌・防黴剤、及び色素から選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。
[固体洗浄剤の製造方法]
前記固体洗浄剤の製造方法は特に限定されないが、下記工程1〜3を含む本発明の製造方法によれば効率的に製造をすることができる。
工程1:A成分、B成分及びバインダーを混合し、混合物を得る工程
工程2:工程1で得られた混合物の造粒物を得る工程
工程3:工程2で得られた造粒物とC成分とを混合する工程
<工程1>
工程1は、A成分、B成分及びバインダーを混合し、混合物を得る工程である。
工程1においてA成分、B成分及びバインダーを混合する方法としては、実質的に均一に混合できる方法であれば、どのような方法でもよい。例えば、V型ブレンダー(パウレックス(株)製)、ダブルコーンミキサー((株)徳寿工作所製)、及びリボンブレンダー(ホソカワミクロン(株)製)、SVミキサー(神鋼バンテック(株)製)等を使用して混合することができる。
工程1で得られる混合物中、A成分の含有量は、洗浄力の観点から、20質量%以上が好ましく、30質量%以上がより好ましく、40質量%以上が更に好ましく、製造コスト及び他の成分を配合する観点から、90質量%以下が好ましく、80質量%以下がより好ましく、70質量%以下が更に好ましい。
工程1で得られる混合物中、即ち前記造粒物中、B成分の含有量は、A成分の着色を抑制する観点から、0.3質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、1質量%以上が更に好ましく、製造コスト、洗浄性能及び他の成分を配合する観点から、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。B成分は、A成分の着色を抑制する観点から、B成分の全量を工程1で配合しA成分と共に混合することが好ましい。
工程1で得られる混合物中、バインダーの含有量は、造粒性の観点から、5質量%以上が好ましく、10質量%以上がより好ましく、15質量%以上が更に好ましく、洗浄時の造粒物の溶解性の観点から、60質量%以下が好ましく、50質量%以下がより好ましく、40質量%以下が更に好ましい。
A成分100質量部に対するB成分の量、A成分及びB成分の合計量100質量部に対する、バインダーの量については、前述のとおりである。
<工程2>
工程2は、工程1で得られた混合物の造粒物を得る工程である。
本工程において造粒物を得る場合には、ペレッターダブル、ドームグラン、ツインドームグラン、ディスクペレッター((株)ダルトン製)、バスケット式整粒機((株)菊水製作所製)等の周知の押出造粒機のほか、ヘンシェルミキサー(日本コークス(株)製)、ハイスピードミキサー((株)アーステクニカ製)、バーチカルグラニュレーター((株)パウレック製)、レディゲミキサー(松坂技研(株)製)、プロシェアミキサー(太平洋機工(株)製)、V型ミキサー(不二パウダル(株)製)、リボンミキサー(ホソカワミクロン(株)製)、ナウターミキサー(ホソカワミクロン(株)製)、SVミキサー(神鋼バンテック(株)製)等の周知の転動造粒機等を用いることができるが、押出し造粒機を用いて押出し造粒することが好ましい。
造粒機として、押出し造粒機を用いる際のスクリーンの穴径は、造粒性、溶解性の観点から0.3〜5.0mmが好ましく、0.5〜2.0mmがより好ましく、0.6〜1.0mmが更に好ましい。このようなスクリーンを用いることにより、円柱状の造粒物を得ることができる。
得られた押出し造粒物は、合一化や塊状化を抑制するために冷却を行い、その後、必要に応じて、形状(長さ等)を揃えるために整粒することができる。整粒する際に使用する機械としては、周知の粉砕機(あるいは破砕機)を用いることができ、例えば、ハイスピードミキサー((株)アーステクニカ製)、マルメライザー((株)ダルトン製)、スパイラーフロー(フロイント産業(株)製)、フィッツミル((株)ダルトン製)、パワーミル((株)パウレック製)、コーミル(Quadro社製)等が挙げられる。
工程2において、圧縮成形する場合には圧縮成形機への供給時等のハンドリングのし易さの観点から、予め工程1で得られた混合物を造粒した後、造粒物を圧縮成形することが好ましい。
圧縮成形する場合には、ブリケット若しくは錠剤が得られるものであれば限定されず、周知のブリケット機、打錠機を用いることができる。ブリケット機は、外周に所望する圧縮物の母型となるポケットが刻まれている2個のロールが互いに食い込み同速で回転するロール間に造粒物を供給し、連続的に圧縮成形する装置である。周知のブリケット機としては、ブリケッティングマシン(新東工業(株)製)等を用いることができる。打錠機は、臼の中に造粒物を充填し、下杵と上杵の間で圧縮して成形する装置である。打錠機には、1個の臼内で上下一組の杵が上下運動して圧縮する単発打錠機、水平に回転するターンテーブルの外周に、臼が等間隔に埋め込まれ、ターンテーブルが回転する間に、充填・圧縮・排出の一連の操作が連続的に行われるロータリー打錠機がある。周知の打錠機として、単発打錠機には理研機器製打錠機、ロータリー打錠機には菊水化学(株)製打錠機を用いることができる。
ブリケット機を用いるときのブリケットの粒径は、ブリケットの溶解性の観点から10mm以下が好ましく、7mm以下がより好ましく、5mm以下が更に好ましい。ブリケットの形状としては、特に限定されるものではないが、ブリケット状、アーモンド形、ピロー形、フィンガー形、レンズ形等が好ましい。
打錠機を用いるときの錠剤の大きさは、円柱状の場合には直径(多角形の場合には1辺の長さ)は、80mm以下が好ましい。錠剤の厚みは、20mm以下が好ましい。錠剤の形状は、特に限定されるものではないが、円柱状、多角形状が好ましい。
<工程3>
工程3は、工程2で得られた造粒物とC成分とを混合する工程である。なお、本工程においては工程2で得られた造粒物及びC成分の他に、任意成分を混合してもよい。この工程3においては、工程2で得られた造粒物100質量部に対するC成分の量は、5〜50質量部が好ましく、10〜40質量部がより好ましく、20〜30質量部が更に好ましい。
工程3においては、工程2で得られた造粒物とC成分とが実質的に均一に混合できればどのような方法であってもよい。例えば、工程1に記載した混合機を使用して混合することが好ましい。
<工程4>
本発明の製造方法では、工程3で得られた固体洗浄剤を、更に、錠剤、ブリケットの形態にする工程4を行ってもよい。
前記工程4は、工程3で得られた混合物の造粒物を得る工程とすることが好ましく、前記工程2と同様の条件で行うことが好ましい。
前記固体洗浄剤は、食器用、衣料用、住居用等の洗浄剤として好適に使用することができ、自動食器洗浄機用として特に有用である。なお、前記固体洗浄剤は、錠剤、ブリケット又は粉末状であることが好ましい。
上述した実施の形態に関し、本発明は、更に以下の固体洗浄剤、及びその製造方法を開示する。
[1]下記一般式(1)で表される化合物(A成分)を5〜70質量%、炭素数4〜8の有機酸(B成分)を0.1〜20質量%、及び酸素系漂白剤(C成分)を1〜30質量%含有し、前記A成分が造粒されている造粒物を含有する、固体洗浄剤。
Figure 2014040565
(式中、Rは炭素数1〜12の炭化水素基を示し、M1、M2、M3は、それぞれ独立に水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、アルカノールアミン、及びアルキルアミンから選ばれる1種を示す。)
[2]造粒物がB成分を含有し、前記A成分とB成分とが共造粒されてなる、前記[1]に記載の固体洗浄剤。
[3]前記固体洗浄剤中のA,B及びC成分の合計含有量が、好ましくは15質量%以上、より好ましくは20質量%以上、更に好ましくは25質量%以上、そして、好ましくは85質量%以下、より好ましくは80質量%以下、更に好ましくは70質量%以下であり、また、好ましくは15〜85質量%、より好ましくは20〜80質量%、更に好ましくは25〜70質量%である、前記[1]又は[2]に記載の固体洗浄剤。
[4]前記B成分が、フマル酸、コハク酸、リンゴ酸、及びクエン酸から選ばれる1種又は2種以上である、前記[1]〜[3]のいずれかに記載の固体洗浄剤。
[5]前記C成分が、モノパーオキシフタル酸マグネシウム等の有機過酸又はその塩、アルカリ金属の過ホウ酸塩(1水和物又は4水和物)、過炭酸塩、過硫酸塩、及び過ケイ酸塩から選ばれる1種又は2種以上である、前記[1]〜[4]のいずれかに記載の固体洗浄剤。
[6]前記固体洗浄剤中のA成分の含有量は、5質量%以上であり、好ましくは10質量%以上、より好ましくは15質量%以上、そして、70質量%以下であり、好ましくは60質量%以下、より好ましくは50質量%以下、更に好ましくは40質量%以下であり、また、5〜70質量%であり、好ましくは10〜60質量%、より好ましくは15〜50質量%、更に好ましくは15〜40質量%である、前記[1]〜[5]のいずれかに記載の固体洗浄剤。
[7]前記固体洗浄剤中のB成分の含有量は、0.1質量%以上であり、好ましくは0.2質量%以上、より好ましくは0.3質量%以上、更に好ましくは0.4質量%以上、そして、20質量%以下であり、好ましくは15質量%以下、より好ましくは10質量%以下、より好ましくは7質量%以下、更に好ましくは6質量%以下、より更に好ましくは5質量%以下であり、また、0.1〜20質量%であり、好ましくは0.2〜15質量%、より好ましくは0.3〜10質量%、より好ましくは0.3〜7質量%、更に好ましくは0.3〜6質量%、より更に好ましくは0.3〜5質量%、より更に好ましくは0.4〜5質量%である、前記[1]〜[6]のいずれかに記載の固体洗浄剤。
[8]前記固体洗浄剤中のC成分の含有量は、1質量%以上であり、好ましくは3質量%以上、より好ましくは5質量%以上、そして、30質量%以下であり、好ましくは25質量%、より好ましくは20質量%以下、更に好ましくは15質量%以下であり、また、1〜30質量%であり、好ましくは3〜25質量%、より好ましくは5〜20質量%、更に好ましくは5〜15質量%である、前記[1]〜[7]のいずれかに記載の固体洗浄剤。
[9]前記A成分100質量部に対するB成分の量が、好ましくは0.5質量部以上、より好ましくは0.8質量部以上、更に好ましくは1.5質量部以上、そして、好ましくは20質量部以下、より好ましくは15質量部以下、更に好ましくは10質量部以下であり、また、好ましくは0.5〜20質量部、より好ましくは0.8〜15質量部、更に好ましくは1.5〜10質量部である、前記[1]〜[8]のいずれかに記載の固体洗浄剤。
[10]前記C成分100質量部に対するB成分の量が、好ましくは0.5質量部以上、より好ましくは1質量部以上、更に好ましくは3質量部以上、そして、好ましくは60質量部以下、より好ましくは55質量部以下、更に好ましくは50質量部以下であり、また、好ましくは0.5〜60質量%、より好ましくは1〜55質量%、更に好ましくは3〜50質量%である、前記[1]〜[9]のいずれかに記載の固体洗浄剤。
[11]前記固体洗浄剤が衣料用、住居用及び自動食器洗浄機用である、前記[1]〜[10]のいずれかに記載の固体洗浄剤。
[12]前記一般式(1)中のRが示す炭化水素基が、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、各種ブチル基、各種ペンチル基、及び各種ヘキシル基から選ばれる1種又は2種以上である、前記[1]〜[11]のいずれかに記載の固体洗浄剤。
[13]前記一般式(1)中のM1、M2、M3が、ナトリウムである、前記[1]〜[12]に記載の固体洗浄剤。
[14]下記工程を含む、前記[1]〜[13]のいずれかに記載の固体洗浄剤の製造方法。
工程1:A成分、B成分及びバインダーを混合し、混合物を得る工程
工程2:工程1で得られた混合物の造粒物を得る工程
工程3:工程2で得られた造粒物とC成分とを混合する工程
[15]更に、前記工程3で得られた固体洗浄剤を、錠剤、ブリケットの形態にする工程4を有する、前記[14]に記載の固体洗浄剤の製造方法。
以下の実施例及び比較例において、特記しない限り、「%」は「質量%」を意味し、「部」は「質量部」を意味する。
実施例及び比較例で用いた原料及び装置は次のとおりである。
<原料>
A成分:「Trilon M Powder」(MGDA)BASF社製
有効分87質量%、メチルグリシン二酢酸 三ナトリウム塩
B成分:コハク酸(川崎化成工業(株)製、(平均粒径104μm))
:クエン酸(キシダ化学(株)製、(平均粒径75μm))
C成分:過炭酸ナトリウム
(日本パーオキサイド(株)製、型番「KCPZ−S」、(平均粒径748μm))
<平均粒径の測定方法>
ジイソブチレン−マレイン酸共重合体及びコハク酸の平均粒径測定は、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置LA−920(堀場製作所(株)製)を用い、該粒子を不溶性の溶媒に分散させて測定したメジアン径を平均粒径とした。なお、コハク酸の平均粒径測定には、溶媒としてアセトンを用い、クエン酸の平均粒径測定には、溶媒としてシリコーンオイル(信越化学工業(株)製、KF−96L−2CS)を用い、ポリマーの平均粒径測定には、溶媒としてエタノールを用いた。
また、過炭酸ナトリウム及び炭酸ナトリウムの平均粒径測定は、(目開き2000〜125μm)を用いて5分間振動させた後、篩目のサイズによる質量分率から平均粒径を算出した。
より詳細には、JIS K 8801−1:2006記載の金属製網ふるいにより規定されている目開き125μm、180μm、250μm、355μm、500μm、710μm、1000μm、1400μm、2000μmの9段の標準篩と受け皿を用いて、受け皿上に目開きの小さな篩から順に積み重ね、最上部の2000μmの篩の上から100gの粒子を添加し、蓋をしてロータップ型ふるい振とう機(HEIKO製作所製、タッピング156回/分、ローリング:290回/分)に取り付け、5分間振動させたあと、それぞれの篩及び受け皿上に残留した該粒子の質量を測定した。受け皿から順に目開きの小さな篩上の当該粒子の質量割合を積算し、合計が50質量%となる粒径を平均粒径とした。
その他の成分
ポリプロピレングリコール:「プレミノールS4011」旭硝子ウレタン(株)製
ジイソブチレン−マレイン酸共重合体
:「Acusol 460ND」
Rohm and Hass社製(平均粒径107μm)
ポリエチレングリコール :「K−PEG6000LA」花王(株)製
グリセロールモノステアレート:「エキセルVS−95」花王(株)製
炭酸ナトリウム :「ソーダ灰」セントラル硝子(株)製(平均粒径281μm)
酵素 :「デュラミル120T」
ノボノルディスクバイオインダストリー社製
<装置>
混合機 :ナウターミキサー(ホソカワミクロン(株)製)
押出造粒機 :ペレッターダブルEXD−100型((株)ダルトン製)
整粒機 :パワーミル((株)ダルトン製)
圧縮造粒機 :ブリケッター BSS501−010(新東工業(株)製)
実施例1
(工程1)
A成分を20部、B成分を0.4部、ポリプロピレングリコール3.5部、ジイソブチレン−マレイン酸共重合体10部を混合機に仕込み、ジャケット温度90℃にして20分間混合した。
ここに、予め溶融させたポリエチレングリコール5.5部を投入し、更に20分間混合してから混合物を抜き出した。
(工程2)
前記工程1で得られた混合物を押出造粒機により孔径0.7mmのスクリーンを通して押出し、造粒物を得た。更に造粒物を冷却した後、整粒機で粉砕して円柱状の造粒物を得た。平均直径は0.7mm、平均長さは1.2mmであった。
(工程3)
前記工程(1)で得られた造粒物とC成分10部、及びその他の成分である炭酸ナトリウム(ソーダ灰)48.6部、酵素2部を混合機に仕込み、10分間混合することにより固体洗浄剤を得た。
実施例2
(工程1)
A成分を20部、B成分を1.2部、ポリプロピレングリコール3.5部、ジイソブチレン−マレイン酸共重合体10部を混合機に仕込み、ジャケット温度90℃にして20分間混合した。
ここに、予め溶融させたポリエチレングリコール5.5部を投入し、更に20分間混合してから混合物を抜き出した。
(工程2)
前記工程1で得られた混合物を押出造粒機により孔径0.7mmのスクリーンを通して押出し、造粒物を得た。更に造粒物を冷却した後、整粒機で粉砕して円柱状の造粒物を得た。平均直径は0.7mm、平均長さは1.2mmであった。
(工程3)
前記工程2で得られた造粒物とC成分10部、及びその他の成分である炭酸ナトリウム(ソーダ灰)47.8部、酵素2部を混合機に仕込み、10分間混合することにより固体洗浄剤を得た。
実施例3
(工程1)
A成分30部、B成分(コハク酸)0.3部を混合機に仕込み、ジャケット温度90℃にして5分間混合した。
ここに、予め溶融させたポリエチレングリコール12部を投入し、更に20分間混合してから混合物を抜き出した。
(工程2)
前記工程1で得られた混合物を押出造粒機により孔径0.7mmのスクリーンを通して押出し、造粒物を得た。更に造粒物を冷却した後、整粒機で粉砕して円柱状の造粒物を得た。平均直径は0.7mm、平均長さは1.2mmであった。
(工程3)
前記工程(1)で得られた造粒物とC成分10部、及びその他の成分である炭酸ナトリウム(ソーダ灰)45.7部、酵素2部を混合機に仕込み、10分間混合することにより固体洗浄剤を得た。
実施例4
(工程1)
A成分30部、B成分(コハク酸)1.0部を混合機に仕込み、ジャケット温度90℃にして5分間混合した。
ここに、予め溶融させたポリエチレングリコール12部を投入し、更に20分間混合してから混合物を抜き出した。
(工程2)
前記工程1で得られた混合物を押出造粒機により孔径0.7mmのスクリーンを通して押出し、造粒物を得た。更に造粒物を冷却した後、整粒機で粉砕して円柱状の造粒物を得た。平均直径は0.7mm、平均長さは1.2mmであった。
(工程3)
前記工程(1)で得られた造粒物とC成分10部、及びその他の成分である炭酸ナトリウム(ソーダ灰)45部、酵素2部を混合機に仕込み、10分間混合することにより固体洗浄剤を得た。
実施例5
(工程1)
A成分30部、B成分(コハク酸)4.0部を混合機に仕込み、ジャケット温度90℃にして5分間混合した。
ここに、予め溶融させたポリエチレングリコール12部を投入し、更に20分間混合してから混合物を抜き出した。
(工程2)
前記工程1で得られた混合物を押出造粒機により孔径0.7mmのスクリーンを通して押出し、造粒物を得た。更に造粒物を冷却した後、整粒機で粉砕して円柱状の造粒物を得た。平均直径は0.7mm、平均長さは1.2mmであった。
(工程3)
前記工程(1)で得られた造粒物とC成分10部、及びその他の成分である炭酸ナトリウム(ソーダ灰)42部、酵素2部を混合機に仕込み、10分間混合することにより固体洗浄剤を得た。
実施例6
(工程1)
A成分30部、B成分(クエン酸)1.0部を混合機に仕込み、ジャケット温度90℃にして5分間混合した。
ここに、予め溶融させたポリエチレングリコール12部を投入し、更に20分間混合してから混合物を抜き出した。
(工程2)
前記工程1で得られた混合物を押出造粒機により孔径0.7mmのスクリーンを通して押出し、造粒物を得た。更に造粒物を冷却した後、整粒機で粉砕して円柱状の造粒物を得た。平均直径は0.7mm、平均長さは1.2mmであった。
(工程3)
前記工程(1)で得られた造粒物とC成分10部、及びその他の成分である炭酸ナトリウム(ソーダ灰)45部、酵素2部を混合機に仕込み、10分間混合することにより固体洗浄剤を得た。
実施例7
A成分を30部、ジイソブチレン−マレイン酸共重合体15部、コハク酸1部、ポリプロピレングリコール5部を混合機に仕込み、ジャケット温度90℃にして20分間混合した。
ここに、予め溶融させたグリセロールモノステアレート8部とポリエチレングリコール3部を投入し、更に20分間混合してから粉体温度80℃の混合物を抜出した。
次に、得られた混合物を押出造粒機(2)により孔径0.7mmのスクリーンを通して押出し、造粒物を得た。更に造粒物を冷却した後、整粒機で粉砕して円柱状の顆粒を得た。平均直径は0.7mm、平均長さは1.2mmであった。
この顆粒と過炭酸ナトリウム10部、炭酸ナトリウム26部、酵素2部を混合機(2)に仕込み、10分間混合することにより固体洗浄剤組成物を得た。
実施例8
A成分を30部、ジイソブチレン−マレイン酸共重合体15部、コハク酸1部、ポリプロピレングリコール5部を混合機に仕込み、ジャケット温度90℃にして20分間混合した。
ここに、予め溶融させたグリセロールモノステアレート8部とポリエチレングリコール3部を投入し、更に20分間混合してから粉体温度80℃の混合物を抜出した。
次に、得られた混合物を圧縮造粒機により孔径φ4.8mmのロールスクリーンを通して圧縮成型物を得た。更に圧縮成型物を冷却した後、目開き4mmと5.6mmの篩を用いて選別し、目開き5.6mmの篩を通過し、目開き4mmの篩上に残った圧縮成型物を回収した。
この顆粒と過炭酸ナトリウム10部、炭酸ナトリウム26部、酵素2部を混合機(2)に仕込み、10分間混合することにより固体洗浄剤組成物を得た。
比較例1
A成分を30部、予め溶融させたポリエチレングリコール12部を投入し、混合機に仕込み、ジャケット温度90℃にして20分間混合してから混合物を抜き出した。
次に、得られた混合物を押出造粒機により孔径0.7mmのスクリーンを通して押出し、造粒物を得た。更に造粒物を冷却した後、整粒機で粉砕して円柱状の造粒物を得た。平均直径は0.7mm、平均長さは1.2mmであった。
この造粒物とC成分10部、及びその他の成分である炭酸ナトリウム(ソーダ灰)46部、酵素2部を混合機に仕込み、10分間混合することにより固体洗浄剤を得た。
前述の方法により得られた実施例及び比較例の固体洗浄剤の色調を以下の方法により測定した。
(1)製造直後の色調
固体洗浄剤を密閉容器に充填し、コニカミノルタホールディングス(株)製の分光測色計を用いて色調を測定した。評価にあたっては、Lab表色系で表現されるb値を変色の目安とした。
(2)保存後の色調
固体洗浄剤を密閉容器に充填した直後の色調、30℃,70%RH(相対湿度)の環境下で30日、60日、90日、120日、150日間保存した後の色調を前記(1)の方法と同様の方法により、それぞれ測定した。前記(1)にて測定した値との差を算出することにより△b値を求めた。なお、b値の増加は黄色に変色したことを意味し、その値が20を超えると製品の外観が損なわれる。結果を表1に示す。
Figure 2014040565
表1から、B成分を含む実施例1〜8は5ヶ月の長期保存においても、b値が20を超えず、製品の外観として問題は認められなかった。
一方、B成分を用いていない比較例1は、保存期間の増加に伴いb値が徐々に増加し、90日間保存した後のb値が20を超え、製品外観が著しく損なわれていた。

Claims (9)

  1. 下記一般式(1)で表される化合物(A成分)を5〜70質量%、炭素数4〜8の有機酸(B成分)を0.1〜20質量%、及び酸素系漂白剤(C成分)を1〜30質量%含有し、前記A成分が造粒されている造粒物を含有する、固体洗浄剤。
    Figure 2014040565
    (式中、Rは炭素数1〜12の炭化水素基を示し、M1、M2、M3は、それぞれ独立に水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、アルカノールアミン、及びアルキルアミンから選ばれる1種を示す。)
  2. 更に、造粒物がB成分を含有し、前記A成分とB成分とが共造粒されてなる、請求項1に記載の固体洗浄剤。
  3. 前記固体洗浄剤中のA,B及びC成分の合計含有量が15〜85質量%である、請求項1又は2に記載の固体洗浄剤。
  4. 前記B成分が、フマル酸、コハク酸、リンゴ酸、及びクエン酸から選ばれる1種又は2種以上である、請求項1〜3のいずれかに記載の固体洗浄剤。
  5. 前記C成分が、過硫酸ナトリウム、過炭酸ナトリウム、及び過ホウ酸ナトリウムから選ばれる1種又は2種以上である、請求項1〜4のいずれかに記載の固体洗浄剤。
  6. 前記A成分100質量部に対するB成分の量が0.5〜20質量部である、請求項1〜5のいずれかに記載の固体洗浄剤。
  7. 前記C成分100質量部に対するB成分の量が0.5〜60質量部である、請求項1〜6のいずれかに記載の固体洗浄剤。
  8. 前記固体洗浄剤が衣料用、住居用及び自動食器洗浄機用である、請求項1〜7のいずれかに記載の固体洗浄剤。
  9. 下記工程を含む、請求項1〜8のいずれかに記載の固体洗浄剤の製造方法。
    工程1:A成分、B成分及びバインダーを混合し、混合物を得る工程
    工程2:工程1で得られた混合物の造粒物を得る工程
    工程3:工程2で得られた造粒物とC成分とを混合する工程
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