JP2008527451A - 光ケーブル、多数の光導波路を接続するための装置、及び光ケーブルを製造する方法 - Google Patents

光ケーブル、多数の光導波路を接続するための装置、及び光ケーブルを製造する方法 Download PDF

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Abstract

小さなスペースを占めかつ曲げ方向とは無関係に極めて柔軟な光ケーブル(1)は、ケーブルシース(11)と、ケーブルシース(11)によって包囲された単一のコア(10)とを有している。単一のコア(10)は複数の光導波路(100)を含んでいる。光ケーブル(1)とコア(10)とはそれぞれ円形の断面を有している。光ケーブルは、別の光導波路の間に光接続を生じるように設計されている。さらに、多数の光導波路を接続するための装置は、接続部の配列を有している。光ケーブル(1)の端部はそれぞれ接続部の2つに接続されることができ、これにより、多数の別の光導波路の間に接続が形成可能である。光ケーブル(1)を製造するための方法は、ジャンパパネルにおいて使用するためのマルチファイバケーブルを予備製造することを含む。

Description

本発明は光ケーブルに関する。本発明は、多数の光導波路の接続のための装置及び方法にも関する。この装置及び方法は特に、配電キャビネットにおけるジャンパパネルの配線に関する。
従来技術
配電キャビネットは例えば第1の配線を介して通信ネットワークに、第2の配線を介して、端子のための接続ソケットを備えた周辺機器に接続されている。端子、例えばコンピュータは、接続ケーブルを介して周辺機器における接続ソケットに接続されている。特にジャンパパネルが配電キャビネットに収容されている。ジャンパパネルはパッチパネルとも呼ばれている。
ジャンパパネルは通信ネットワークと周辺機器との間の接続の構成のために使用されている。ジャンパパネルは通常、フロントパネルに配置された接続部の配列を有している。周辺機器における各接続ソケットは、ジャンパパネルのフロントパネルにおける関連する接続部を有している。複数のこれらの接続部は通常通信ネットワークに関連している。
第1の配線又は第2の配線における光ケーブルにおける光導波路は、配電キャビネットにおいて分離され、フロントパネルの背面からジャンパパネルにおける接続部に供給され、接続部において固定されている。接続部の内の2つは、それぞれ、フロントパネルの前面におけるジャンパケーブルを介して互いに接続されている。
光ケーブルネットワークのための既知のジャンパケーブルは、シングルファイバケーブル(SFC)又はリボンケーブル(RC)の形式で構成されている。
シングルファイバケーブルの形式のジャンパケーブルは、保護ケーブルシースによって包囲された1つの光導波路のみを有している。それぞれ、第1の配線における1つの光導波路と、第2の配線における1つの光導波路とが、シングルファイバケーブルを介して互いに接続されていることができる。したがって、第1及び第2の配線における多数の光導波路に接続されたジャンパパネルのための配線は、多数のジャンパケーブルを必要とする。各シングルファイバケーブルのケーブルシースは所定の厚さを有しているので、多数のジャンパケーブルのためにかなりのスペースが必要とされる。ジャンパケーブルによって必要とされるスペースを減じるためにケーブルシースの厚さが減じられるならば、ジャンパケーブルの引張り強度が低下することを受け入れなければならない。
リボンケーブルの形式のジャンパケーブルは、リボンを形成するように互いに並んで一列に配置された複数の光導波路を有している。複数のこのようなリボンは、積層体を形成するように配置されることもできる。これらの光導波路のそれぞれはスリーブによって包囲されている。隣接する光導波路におけるスリーブは、例えば接着又は融着によって互いに結合されている。第1の配線及び第2の配線における複数の光導波路はリボンケーブルを介して互いに接続されている。しかしながら、光導波路の特定の配列により、リボンケーブルは好適な曲げ方向を有している。ジャンパケーブルが、ジャンパケーブルにおける接続部のうちの第1の接続部に接続されるやいなや、接続部の配列の位置に関する好適な曲げ方向が固定される。したがって、このことはフロントパネルの前面におけるリボンケーブルのための経路付け選択肢を制限する。リボンケーブルの予備製造の際に、光導波路はまず、リボンを形成するために接着されたスリーブを分離することによって分離される。次いで、光導波路はスリーブを個々に除去することによって露出させられる。したがって、シングルファイバケーブルを予備製造するよりも、リボンケーブルを予備製造する方が困難である。
発明の一般的な説明
したがって、本発明の目的は、好適な曲げ方向を有さずに極めてフレキシブルな、容易に予備製造されることができる光ケーブルを提供することである。本発明の別の目的は、多数の光導波路を接続するための、特にジャンパパネルの、スペースを節約した配線のための装置及び方法を提供することである。
本発明によれば、前記目的は、請求項1の特徴を有する光ケーブルと、請求項20の特徴を有する多数の光導波路を接続するための装置と、請求項26の特徴を有する多数の光導波路を接続するための方法とによって達成された。好適な実施形態は従属請求項において明らかにされている。
光ケーブルは、ケーブルシースと、このケーブルシースによって包囲された単一のコアとを有している。単一のコアは複数の第1の光導波路を含んでいる。光ケーブルとコアとはそれぞれ円形の横断面を有している。光ケーブルは、別の光導波路同士の光接続を生ぜしめるように設計されている。
光ケーブルにおける、複数の第1の光導波路を含む中央に配置されたコアは、保護ケーブルシースによって包囲されている。したがって、多数のこれらの光ケーブルを備えたジャンパパネルの配線は、シングルファイバケーブルを備えた同じジャンパパネルの配線よりも小さなスペースを必要とする。光ケーブルの柔軟性は曲げ方向とは無関係である。したがって、最小曲げ半径は、あらゆる曲げ方向において同じである。光ケーブルはリボンケーブルよりも簡単に予備製造されることができる。
コアは好適には、第1の光導波路を包囲しておりかつケーブルシースによって包囲されたコアスリーブを有している。コアスリーブは、低い破断点伸びを有するので、コアスリーブは、第1の光導波路を露出させるために、比較的大きな長さに亘ってさえもいかなる工具をも用いることなく迅速に除去される(引きちぎられる)ことができる。コアスリーブは、エチルビニルアセテート、ポリ塩化ビニル又は熱可塑性エラストマ(TPE)を含む、添加物で充填されたポリマから成ることができる。
コアスリーブは好適には乾燥した内部領域を包囲している、すなわち特にコアスリーブはいかなるチキソトロープ充填剤をも有していない。その結果、予備製造の際に充填剤が出現することはできないので、光ケーブルは内部ケーブルとしての使用に極めて適している。
第1の光導波路は好適にはケーブルシースよりも長い。したがって、曲げ又は回転時に光導波路において過剰な機械適応力が使用が生じることは不可能である。したがって、光ケーブルは小さな許容曲げ半径を有している。第1の光導波路がねじられることも可能である。
第1の応力逃がし装置は好適にはコア又はコアスリーブとケーブルシースとの間に形成されている。第1の応力逃がし装置は好適には、コアの周囲に均一に分配されて配置された複数のストランドを有している。第1の応力逃がし装置は、ケーブルの端部において導入される引張り応力を吸収するように設計されている。
第1及び/又は第2の端部において、光ケーブルは好適には、好適には第1の応力逃がし装置に取り付けられた接続装置を有している。
接続装置の第1の変化実施例は、第1の応力逃がし装置に取り付けられた第1のプラグ接続エレメントを含み、この第1のプラグ接続エレメントに、第1の光導波路の少なくとも2つが固定されている。第1の光導波路の1つはこの場合、金属又はセラミックから成る個々の小さな案内管に固定されている。
接続装置の第2の変化実施例は、第1の応力逃がし装置に取り付けられた接続エレメントと、それぞれが選択的に第1の光導波路の1つに接続された複数の第2の光導波路と、複数の第2の応力逃がし装置とを含み、第2の応力逃がし装置はそれぞれ第2の光導波路の1つを包囲しておりかつ接続エレメントに取り付けられている。第2の光導波路はそれぞれ前記第1の光導波路の1つに溶接されることができる。
第1の接続装置は複数の第2のプラグ接続エレメントを有しており、それぞれの第2のプラグ接続エレメントは、第2の応力逃がし装置の1つに取り付けられておりかつ、単一の差込み光接続を生ぜしめるように設計されている。それぞれが第2の応力逃がし装置の1つによって包囲された第2の導波路は、第2のプラグ接続エレメントの個々の1つに固定されている。
第1の光導波路の総数は好適には2〜24である。慣用のジャンパケーブルと比較してより低い光ケーブルのために必要とされるスペースは、ジャンパパネルを配線する場合に、ケーブルシースによって包囲された第1の光導波路の数が増加するにつれて、ますます大きな効果を有する。
第1の光導波路の少なくとも1つは、単一の光学モードを有するように設計されていることができる。しかしながら、第1の光導波路の少なくとも1つは、複数の光学モードを有するように設計されていることもできる。
第1の光導波路の総数が2〜12であるならば、光ケーブルは特に3.0mmの外径を有している。第1の光導波路の総数が13〜24であるならば、光ケーブルは特に3.5mmの外径を有している。これらの値はほぼシングルファイバケーブルの直径に相当する。しかしながら、本発明による光ケーブルは、シングルファイバケーブルによって可能なよりも多くの光導波路を有するために使用されることができる。
多数の光導波路を接続するための装置は、接続部の配列と、複数の第1の光導波路を有する単一のコアを含む少なくとも1つの光ケーブルとを有している。コアとケーブルとはそれぞれ円形の横断面を有している。多数の別の光導波路の少なくとも1つは、それぞれ接続部の1つに固定されている。光ケーブルは、第1の接続部と第2の接続部との間に光接続を生ぜしめるように設計されている。
第1及び/又は第2の接続部は好適には、光導波路同士の差込み光接続を形成するためのプラグ接続エレメントを有している。光導波路同士の差込み光接続は通常1対のプラグ接続エレメントによって形成されており、それぞれのプラグ接続エレメントにおいて、光学的に接続されるべき光導波路の1つが固定されている。その対におけるプラグ接続エレメントは、光学的に接続されるべき光導波路の端面が互いに向き合い、これにより光が一方の光導波路から他方の光導波路へ通過することを可能にするように、機械的に接続されることができる。プラグ接続は通常、この目的のために使用されるプラグ接続エレメントの対が摩耗されるまでに数千回切断及び再接続されることができる。1対のプラグ接続エレメントはプラグとソケットとを含む。しかしながら、対を成すプラグ接続エレメントが同一であるように設計されることもできる。
第1及び/又は第2の接続部のプラグ接続エレメントは、単一の光接続を生ぜしめるように設計されることができる。つまり、別の光導波路の1つがプラグ接続エレメントに固定されている。
第1及び/又は第2の接続部のプラグ接続エレメントは、それぞれ2つの光導波路の間の複数の光接続を生ぜしめるように設計されていることができる。つまり、複数の別の光導波路はプラグ接続エレメントに固定されている。特に、別の光導波路の数と同じ数の第1の光導波路がプラグ接続エレメントに固定されていることができる。
第1及び/又は第2の接続部に固定された別の光導波路の1つは、光ケーブルにおける第1の光導波路のそれぞれ1つに溶接されていることもできる。これにより、光ケーブルは第1及び/又は第2の接続部にしっかりと結合されることができ、ひいては、プラグ接続エレメントのためのスペースを節約する。
別の光導波路の第1のグループが好適には、光分配器を介して共通の光導波路に接続されている。光信号が、共通の光導波路と、第1のグループにおける別の光導波路との間で交換される。つまり、第1のグループにおける光導波路はそれぞれ同じ光信号を受信する。第1のグループにおける別の光導波路の1つは、接続部の1つに接続されている。
光ケーブルを製造するための本発明による方法は複数のステップを含む。第1に、複数の第1の光導波路を含む単一のコアを有する光ケーブルが提供される。ケーブルと単一のコアとはそれぞれ円形の横断面を有している。
第1の光導波路はケーブルの少なくとも一方の端部において露出させられている。多数の別の光導波路の第1及び第2の光導波路はそれぞれ、第1の光導波路の1つを介して光学的に接続されている。ケーブル及びコアの円形の横断面は、ケーブルが、どの方向であるかにかかわらず極めて柔軟であることを意味する。高い柔軟性により、ジャンパパネルは、実質的に複数の第1及び第2の接続部の相対的な位置とは無関係に配線されることができる。
例えば、光ケーブルは、第1の光導波路が製造ラインに供給され、この製造ラインにおいて第1の光導波路がコアスリーブによって包囲され、これによってコアを形成することによって製造される。コアは、第1の応力逃がし装置とケーブルシースとによって包囲される。第1の応力逃がし装置は概して、糸の形式の応力逃がしエレメントを有している。コアスリーブは、複数の光導波路と応力逃がしエレメントとの間に配置されているので、複数の光導波路と応力逃がしエレメントとは別個に保持されることができ、ケーブルの予備製造時に相次いで容易に除去されることができる。
ジャンパパネルは好適には、コアが低い破断点伸びを備えたコアスリーブを有しておりかつ、第1の応力逃がし装置がコアスリーブとケーブルシースとの間に配置されているケーブルを提供することによって配線される。ケーブルシースの区分は、第1の応力逃がし装置を露出させるために光ケーブルの一方の端部において除去される。次いで、コアスリーブを露出させるために第1の応力逃がし装置の区分が除去される。次いで、第1の光導波路を露出させるためにコアスリーブの区分が除去される。コアスリーブは低い破断点伸びを有しているので、一旦ケーブルシースが除去されると光ケーブルは工具を使用することなく予備製造されることができる。
光ケーブルには、ジャンパパネルを配線するための接続装置が設けられていることができる。接続装置は、それぞれの第1の光導波路への光接続を生ぜしめるように設計されている。接続装置は、複数の差込み式光接続を生ぜしめるために第1のプラグ接続エレメントを有することができる。接続装置は、それぞれの差込み式光接続を生ぜしめるために複数の第2のプラグ接続エレメントをも有することができる。
第1の光導波路は接続装置に導入される。次いで、接続装置は第1の応力逃がし装置に取り付けられ、これにより、接続装置を介して導入される機械的応力は、第1の応力逃がし装置によって吸収されることができる。
発明の典型的な実施形態の説明
図1A及び図1Bは本発明による光ケーブルの1つの典型的な実施形態を断面図で示している。光ケーブル1はマルチファイバーケーブル(MFC)である。第1の光導波路100はケーブルシース11によって包囲されている。第1の光導波路100は種々異なる色であってよい。総数が2〜12である第1の光導波路100を識別するために適切な数の異なる色が使用されることができる。総数が13〜24の第1の光導波路100を識別するために種々異なる色が環状識別マークに関連して使用されることができる。これに対して、シングルファイバケーブル又はリボンケーブルの場合には、個々の光導波路が1つのスリーブによって包囲されている。
ジャンパパネルを配線するために光ケーブル1を使用することによって、配線のためにシングルファイバケーブル又はリボンケーブルを使用する場合よりも、小さなスペースが占められる。例えば、全部で12本のシングルファイバケーブルは、コア10が全部で12本の第1の光導波路100を有する光ケーブル1によって代替されることができる。2つ以上の光導波路を備えたコアはバンドルコアとも呼ばれる。光ケーブル1は、例えば、シングルファイバケーブルの外径に相当する2.8mmの外径を有している。リボンケーブルとは対称的に、光ケーブル1は、好適な曲げ方向を有さない。したがって、光ケーブル1の許容曲げ半径は曲げ方向とは無関係である。さらに、光ケーブル1は、個々の光導波路がスリーブによって包囲されているリボンケーブルよりも小さなスペースを占める。コアのコアスリーブ及びケーブルシースの外形、ひいてはケーブル全体の外形は、それぞれ丸い断面、特に円形の横断面を有している。円形の横断面により、あらゆる好適な曲げ平面が回避される。コア内に配置された光導波路又は光ファイバは、緩く配置されており、単に裸のファイバを含む。ファイバは緩衝されていない。ファイバは、光を伝送するガラスと、被覆層と、ポリマコーティングとを有するが、他の保護層は有していない。これに対して、緩衝されたファイバは、被覆層を包囲する別の保護スリーブをも有している。
ケーブルシース11は好適にはポリエチレン又はポリウレタンから成る。シース材料は難燃性及び耐腐食性を有することが望ましい。好適なシース材料はFRNC(難燃性、非腐食性(Flame-Retardant Non-Corrosive))又はLSOH(低煤煙、ゼロハロゲン(Low-Smoke Zero-Halogen))である。これらは水酸化ナトリウム又は水酸化マグネシウム等の添加物が注入されたポリエチレン又はポリウレタン材料であり、これらの添加物はFRNC又はLSOH特性を提供する。ケーブルシース11は好適には0.5mmの厚さを有する。
光ケーブルのコア10は好適には、第1の光導波路を包囲しておりかつ低い破断点伸びを有するコアスリーブを有する。低い破断点伸びは、薄い壁と、コアスリーブ101のための適切な材料の使用とによって達せられることができる。例えば、コアスリーブ材料は、ポリマ、例えば、注入された添加物又はフィラーを有する、エチルビニルアセテート、ポリ塩化ビニル又は熱可塑性エラストマ(TPE)を含むことができる。添加物として白亜を使用することにより、コアスリーブ101の破断点伸びが低減される。コアスリーブ101は、例えば0.1〜0.2mmの厚さを有する。このようなコアスリーブは、比較的大きな長さに亘って、容易に、迅速に、いかなる工具をも用いることなく、除去されることもできる。さらに、光ケーブルは、実質的にシングルファイバケーブルと同じ形式で予備製造されることができる。
光ケーブルのコア10は乾燥した内部領域をも有する。特に、内部領域は、いかなる充填剤、例えばチキソトロープゲルをも有していない。このことは、充填剤が漏出するおそれがないため光ケーブル1の予備製造を単純化する。したがって、光ケーブル1は内部ケーブルとして使用されることができる。さらに、第1の光導波路100の光学的特性は、予備製造プロセスによって影響されることがない。
第1の光導波路100はケーブルシース11よりも長い、すなわち、僅かにより長い第1の光導波路100の区分は、特定の長さを有するケーブルシース11の区分において延びている。これにより、光ケーブル1は、第1の光導波路100が過剰な機械的な引張り応力又は圧縮応力を受けることなく曲げられる又は回転させられることができる。つまり、光ケーブル1はより柔軟であり、シングルファイバケーブルよりも小さな曲げ半径を有する。所要の過剰長さは、特に第1の光導波路100のねじりによって製造されることができる。
第1の応力逃がし装置12がコア10とケーブルシース11との間に形成されている。第1の応力逃がし装置12は例えばアラミドを含むことができる。第1の応力逃がし装置は特に、ストランドの形式の複数の応力逃がしエレメント121を有しており、これらの応力逃がしエレメントは、コア10の周囲に均一に分配されて配置されている。応力逃がしエレメント121は例えばアラミド糸を含むことができる。
光ケーブル1のコア10に配置された第1の光導波路100はそれぞれ、1つ又は2つ以上の光学モードを有するように設計されていることができる。第1の光導波路100の1つが1つの光学モードを有するように設計されている場合、この第1の光導波路は、より高い屈折率を備えた内部領域と、より低い屈折率を備えた外部領域とを有している。内部領域及び外部領域の屈折率はそれぞれ、位置とは無関係である。内部領域の直径は通常10マイクロメートルよりも小さい。第1の光導波路100の1つが複数の光学モードを有するように設計されている場合、内部領域における屈折率は、位置に依存した断面プロフィルを有する。内部領域の屈折率は、半径が大きくなるにつれて連続的に減少し、内部領域と外部領域との境界において、位置とは無関係な外部領域の屈折率に連続的に移行している。
光ケーブル1は、複数の工程を有する方法によって製造される。まず、第1の光導波路100がコアラインに供給される。第1の光導波路100がコアラインにおいてコアスリーブ101によって包囲される。コアスリーブ101は通常、低い破断点伸びを有する材料を使用して、複数の光導波路の周囲に押出し成形される。第1の光導波路100がコアスリーブ101よりも長くなるように、第1の光導波路100は、互いにねじられるか、又はコアスリーブ101内に緩く配置される。このようにしてコアラインにおいて製造されたコア100がシースラインに供給される。シースラインにおいては、応力逃がし装置12とケーブルシース11とがコア10の周囲に形成される。シースラインにおいて行われる工程は、シングルファイバケーブルを製造するための慣用の方法より知られている。
図2A及び図2Bは、本発明による光ケーブルの1つの好適な典型的な実施形態を斜視図で示している。光ケーブル1の断面はそれぞれ、図1に関して説明された構成を有する。両端部において、光ケーブル1は特に、それぞれ第1の応力逃がし装置12に取り付けられた1つの接続装置161を有している。
図2Aに示された典型的な実施形態において、接続装置161は、複数の差込み式光接続部を生ぜしめるために第1のプラグ接続エレメント154を有している。第1のプラグ接続エレメント154は例えば、ST又はSC規格の、堅く結合された二重の又はより一般的には複式の配列を有する。光ケーブル1における複数の第1の光導波路100は、例えば、セラミック又はステンレス鋼から成る小さな管(フェルール)によって第1のプラグ接続エレメント154内において案内及び固定されている。
図2Bに示された典型的な実施形態において、接続装置161は、接続エレメント141と、複数の接続ファイバ(ピグテール)と、複数の第2のプラグ接続エレメント153とを有している。接続ファイバはそれぞれ、第2の光導波路151と、この第2の光導波路を包囲した第2の応力逃がし装置152とを有している。第2のプラグ接続エレメントはそれぞれ、1つの差込み式光接続部を形成するように設計されている。
第2の光導波路151は例えば、重ね継ぎを介して第1の光導波路100の1つに光学的に接続されている。第2の接続エレメント153は第2の応力逃がし装置152に取り付けられている。第2のプラグ接続エレメント153は例えば、ST又はSC規格の、単一のプラグコネクタであることができる。第2の光導波路151の1つはそれぞれ、第2のプラグ接続エレメント153の1つに挿入されており、例えばセラミック又はステンレス鋼から成る小さな管(フェルール)によってプラグ接続エレメントにおいて案内及び固定されている。第2の光導波路151のための第2の応力逃がし装置152も、プラグ接続エレメント153を介して導入された引張り応力が吸収されることができるように、プラグ接続エレメント153において保持されている。
図3は、ジャンパパネルのための本発明による配線の1つの典型的な実施形態を示している。ジャンパパネル4は配電キャビネットに配置されている。ジャンパパネル4は光導波路311−318を介してネットワーク21に接続されている。ジャンパパネル4は光導波路321−328を介して周辺機器221−228に接続されている。特に、ネットワーク21は電話網又はデータ網等の通信網である。特に、周辺機器221−228は、端子、例えばコンピュータのための多数の接続ソケットを有している。
ジャンパパネル4は、第1の区分41に配置された第1の接続極411−418と、第2の区分42に配置された第2の接続極421−428とを有している。光導波路311−318の1つは、第1の接続極411−418のそれぞれ1つに固定されている。光導波路321−328の1つは、第2の接続極421−428のそれぞれ1つに固定されている。光導波路311−318は光分配器40に接続されている。光分配器40は光導波路31を介してネットワーク21に接続されている。光導波路321−328は周辺機器221−228に接続されている。
第1の接続極411−418の1つと、第2の接続極421−428の1つとの間に光接続が生ぜしめられると、この光接続を介してネットワーク21と周辺機器221−228との間で信号が交換されることができる。例えば、第2の接続極421及び422又は第2の接続極424及び428はそれぞれ、同じ領域に配置された2つの接続ソケットに接続されることができる。次いで、個々の領域における接続ソケットは、第1の接続極411及び412、並びに414及び418それぞれと、第2の接続極421及び422、並びに424及び428それぞれとの間に本発明による個々の光ケーブルを介して光接続10001又は10002を生ぜしめることによってネットワーク21に接続されることができる。
図4A及び図4Bは、多数の光導波路を接続するための本発明による装置の典型的な実施形態を示している。ジャンパパネル4は、本発明による光ケーブル1の異なる形式1001及び1002を介して互いに接続された2つの区分41及び42を有している。つまり、接続極411−418及び421−428は、図3に関連して説明されたような区分41及び42に配置されている。しかしながら、参照符号411−418及び421−428は、分かり易くするために図4A及び図4Bから省略されている。接続部511−517及び521−527はそれぞれ、個々の接続極411−418及び421−428の1つを有している。個々の接続部511−516及び521−526は、個々の接続極411−413及び415−417、並びに421−423及び425−427の1つを有している。個々の接続部517及び527は個々の2つの接続極414及び418、並びに424及び428を有している。
フロントパネル43の背面において、ネットワーク21に接続された光導波路311−318が、第1の区分41に配置された接続極411−418に供給されており、周辺機器211−218に接続された光導波路321−328は、第2の区分42に配置された接続極421−428に供給されている。フロントパネル43の前面において、光ケーブル1は、複数の第1の接続極411−418を複数の第2の接続極421−428に接続している。この場合、第1の接続極411−418のそれぞれ1つと、第2の接続極421−428のそれぞれ1つとの間の光接続は、光ケーブル1における複数の光導波路100の1つを介して生ぜしめられる。
例えば、光ケーブル1の形式1001及び1002はそれぞれ、第1の接続極411−418の選択された2つと、第2の接続極421−428の選択された2つとを互いに接続している。しかしながら、比較的大きなジャンパパネルにおいて、例えば、12個の選択された第1の接続極と、12個の選択された第2の接続極とが、光ケーブル1を介して互いに接続されることも可能である。
光ケーブル1の形態1001はプラグ接続エレメント153を有しており、これらのプラグ接続エレメントはそれぞれ、接続部511−513、515−517、521−523及び525−527のためのプラグ接続エレメント253への差込み式接続を生ぜしめるように設計されている。光ケーブル1の形態1002は、それぞれが接続部517及び527のためのプラグ接続エレメント254への差込み接続を生ぜしめるように設計されたプラグ接続エレメント154を有している。
プラグ接続エレメント154及び254の対は、2つの差込み式光接続を生ぜしめるように設計されている。しかしながら、プラグ接続エレメント154及び254の対は、より多数の光接続部を生ぜしめるように設計されることもできる。
それぞれの端部において、マルチファイバーケーブルに、複数の光接続部を生ぜしめるようにそれぞれが設計された複数のプラグ接続エレメントを有する接続装置161を提供することも可能である。例えば、3つの差込み接続部のための接続部の配列を備えたジャンパパネルにおいて12ファイバケーブルがジャンパケーブルとして使用されることができ、この12ファイバケーブルは、3つの差込み接続部のためにそれぞれが設計された4つのプラグ接続エレメントを1つの端部において有する接続装置を有する。
本発明による光ケーブルの1つの実施形態の横断面を示している。 本発明による光ケーブルの好適な実施形態を示している。 本発明によるケーブルによって形成された、ジャンパパネル及び光接続を示している。 本発明による装置の実施形態を示している。
符号の説明
1,1001,1002 光ケーブル、 10 バンドルコア、 100 第1の光導波路、 10001,10002 光接続部、 101 スリーブ、 11 ケーブルシース、 12 第1の応力逃がし装置、 121 応力逃がしエレメント、 131,132 第1及び第2の端部、 141 接続エレメント、 151 第2の光導波路、 152 第2の応力逃がし装置、 153 第2のプラグ接続エレメント、 154 第1のプラグ接続エレメント、 161 接続装置、 21 ネットワーク、 221−228 周辺機器、 31 共通の光導波路、 311−318 別の光導波路、 321−328 別の光導波路、 4 ジャンパパネル、 40 光分配器、 41 ジャンパパネルの第1の区分、 42 ジャンパパネルの第2の区分、 411−418 第1の接続極、 421−428 第2の接続極、 511−517 第1の接続部、 521−527 第2の接続部、 553,554 プラグ接続エレメント

Claims (29)

  1. 光ケーブル(1)において、
    ケーブルシース(11)が設けられており、
    1つのコア(10)が設けられており、該コアが、コアスリーブ(101)と、該コアスリーブ(101)内に内包された複数の第1の光導波路(100)とを有しており、前記コアスリーブ(101)が、添加物が充填されたポリマ材料から形成されており、前記ケーブルシース(11)がコアスリーブ(101)を包囲しており、
    前記光ケーブル(1)と前記1つのコア(10)とがそれぞれ円形の断面を有しており、光ケーブルが、別の光導波路の間の光接続を生ぜしめるように設計されていることを特徴とする、光ケーブル。
  2. 前記ポリマ材料が、エチルビニルアセテート、ポリ塩化ビニル、熱可塑性エラストマ、又はこれらのうちの少なくとも2つから成る組合せを含む、請求項1記載の光ケーブル。
  3. 前記ケーブルシースが、ポリエチレン又はポリウレタンから成り、難燃性又は低煤煙ゼロハロゲン特性を有するように設計されている、請求項1又は2記載の光ケーブル。
  4. 前記コアスリーブ(101)が乾燥した内部領域(102)を包囲している、請求項2又は3記載の光ケーブル。
  5. 複数の第1の光導波路(100)がケーブルシース(11)よりも長い、請求項1から4までのいずれか1項記載の光ケーブル。
  6. 複数の第1の光導波路(100)が互いにねじられている、請求項1から5までのいずれか1項記載の光ケーブル。
  7. 第1の応力逃がし装置(12)がコア(10)とケーブルシース(11)との間に形成されている、請求項1記載の光ケーブル。
  8. 第1の応力逃がし装置(12)が、コア(10)の周囲に均一に分配して配置された複数のストランド(121)を有する、請求項7記載の光ケーブル。
  9. 第1の端部(131)及び/又は第2の端部(132)において接続装置(161)を有する、請求項1から8までのいずれか1項記載の光ケーブル。
  10. 第1の端部(131)及び/又は第2の端部(132)において、第1の応力逃がし装置(12)に取り付けられた接続装置(161)を有する、請求項7又は8記載の光ケーブル。
  11. 接続装置(161)が、複数の差込み式光接続を生ぜしめるように設計されており、前記複数の第1の光導波路(100)の少なくとも2つが、前記接続装置(161)に固定されている、請求項9又は10記載の光ケーブル。
  12. 前記接続装置(161)が、
    第1の応力逃がし装置(15)に取り付けられた接続エレメント(141)と、
    複数の第1の光導波路(100)の1つにそれぞれ光学的に接続された複数の第2の光導波路(151)と、
    それぞれ第2の光導波路(151)の1つを包囲しておりかつ第1の接続エレメント(141)に取り付けられた複数の第2の応力逃がし装置(152)とを有する、請求項9又は10記載の光ケーブル。
  13. 前記第2の光導波路(151)が前記複数の第1の光導波路(100)の1つに溶接されている、請求項12記載の光ケーブル。
  14. 少なくとも1つの接続ファイバ(151,152)が、第2の応力逃がし装置(152)に取り付けられた第2の接続エレメント(153)を有している、請求項12又は13記載の光ケーブル。
  15. 第2の光導波路と別の光導波路との間に差込み接続を生ぜしめるために第2の接続エレメント(153)がプラグコネクタを形成しており、第2の光導波路(151)が前記第2の接続エレメント(153)に案内及び固定されている、請求項14記載の光ケーブル。
  16. 全部で2〜24本の第1の光導波路(100)を有する、請求項1から15までのいずれか1項記載の光ケーブル。
  17. 前記複数の第1の光導波路(100)の少なくとも1つが、1つの光モードを有するように設計されている、請求項1から16までのいずれか1項記載の光ケーブル。
  18. 前記複数の第1の光導波路(100)の少なくとも1つが、複数の光モードを有するように設計されている、請求項1から16までのいずれか1項記載の光ケーブル。
  19. 3.0mm以下の外径と全部で2〜12本の第1の光導波路(100)とを有するか又は3.5mm以下の外径と全部で13〜24本の第1の光導波路(100)とを有する、請求項1から18までのいずれか1項記載の光ケーブル。
  20. 1つのコア(101)に内包された12本の光ファイバを有しており、約2.8mmのケーブルシースの外径を有する、請求項1から15までのいずれか1項記載の光ケーブル。
  21. 多数の光導波路を接続するための装置において、
    接続部(511−517,521−527)の配列が設けられており、それぞれの接続部において、多数の別の光導波路(311−318,321−328)の少なくとも1つが固定されており、
    光ケーブル(1)が設けられており、該光ケーブルが、複数の光導波路(100)を備えた単一のコア(10)を有しており、前記光ケーブル(1)と単一のコア(10)とがそれぞれ円形の断面を有しており、
    前記光ケーブル(1)が、接続部(511−517,521−527)のうちの第1の接続部(511,512;517)と第2の接続部(521,522;527)との間の光接続を生ぜしめるように設計されていることを特徴とする、多数の光導波路を接続するための装置。
  22. 第1の接続部(511,512;517)及び/又は第2の接続部(511−517,521−527)が、差込み式光接続を生ぜしめるためのプラグ接続エレメント(553,554)を有する、請求項21記載の装置。
  23. 接続部(511−517,521−527)のうちの第1の接続部(511,512;517)及び/又は第2の接続部(521,522;527)のプラグ接続エレメント(553)が、単一の光接続を生ぜしめるように設計されている、請求項22記載の装置。
  24. 接続部(511−517,521−527)のうちの第1の接続部(511,512;517)及び/又は第2の接続部(521,522;527)のプラグ接続エレメント(554)が、複数の光接続を生ぜしめるように設計されている、請求項22記載の装置。
  25. 接続部(511−517,521−527)のうちの第1の接続部(511,512;517)及び/又は第2の接続部(521,522;527)のプラグ接続エレメント(554)に固定された別の光導波路(311−318,321−328)の1つが、それぞれ光ケーブル(1)の第1の光導波路(100)の1つに溶接されている、請求項21記載の装置。
  26. 別の光導波路(311−318,321−328)の第1のグループ(311−318)が光分配器(40)を介して共通の光導波路(31)に接続されている、請求項21から25までのいずれか1項記載の装置。
  27. 多数の光導波路を接続するための方法において、
    複数の光導波路(100)を備えた単一のコア(10)を含む請求項1から7までのいずれか1項記載の光ケーブル(1)を提供するステップを含み、前記光ケーブル(1)と単一のコア(10)とがそれぞれ円形の断面を有しており、
    接続部(511−417,521−527)の配列を提供するステップを含み、前記接続部のそれぞれに、多数の別の光導波路(311−318,321−328)の少なくとも1つが供給されており、
    光ケーブル(1)の端部(131,132)において前記複数の光導波路を露出させるステップを含み、
    それぞれ複数の光導波路(100)の1つを介して少なくとも第1の光導波路(311,312;314,318)を少なくとも第2の光導波路(321,322;324,328)に多数の別の光導波路(311−318,321−328)から接続するステップを含むことを特徴とする、多数の光導波路を接続するための方法。
  28. 光ケーブル(1)を提供するステップが、コアスリーブ(101)とケーブルシース(11)との間に配置された応力逃がし装置(12)を有する光ケーブル(1)を提供することを含み、
    前記応力逃がし装置(12)を露出させるためにケーブルシース(11)の区分を除去するステップと、
    コアスリーブ(101)を露出させるために前記応力逃がし装置(12)の区分を除去するステップと、
    複数の光導波路(100)を露出させるためにコアスリーブ(101)の区分を除去するステップとを含む、請求項27記載の方法。
  29. 接続装置(141)を提供するステップと、
    複数の光導波路(100)を前記接続装置(141)に導入するステップと、
    該接続装置(141)を応力逃がし装置(12)に取り付けるステップとを含む、請求項28記載の方法。
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