JP2001108876A - 光分岐コード - Google Patents

光分岐コード

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JP2001108876A
JP2001108876A JP28297299A JP28297299A JP2001108876A JP 2001108876 A JP2001108876 A JP 2001108876A JP 28297299 A JP28297299 A JP 28297299A JP 28297299 A JP28297299 A JP 28297299A JP 2001108876 A JP2001108876 A JP 2001108876A
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JP
Japan
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cord
core
optical
fiber
flat cable
Prior art date
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Pending
Application number
JP28297299A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takai
宏志 高井
Tetsuo Imamura
今村  哲夫
Masahiro Iwabuchi
昌広 岩淵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Cable Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Cable Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】一端は単心のまま、他心はテープ心線と同様に
一体化し多心として使用可能な光分岐コードを提供す
る。 【解決手段】細径の単心コード13複数本をフラットケ
ーブル化したコード11を設け、一端を剥き出したファ
イバ素線を0.25mmピッチで一体化し、多心光コネ
クタ31を取り付け、一方、他端は、単心コネクタ32
を取り付けた光分岐コードであるので、フラットケーブ
ルのブリッジ部を指で裂いて、端末作業に応じて分岐部
分の長さを自在に調整することが可能となり、単心コー
ドの不要部分のまとめや収納の問題がなくなり、配線の
見栄えも良くなる。フラットケーブルは厚さが薄くなる
ため、柔軟性や狭い隙間の配線性も良好となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は主に、光公衆通信網
に配線されている光テープ心線を使用した多心ケーブル
からユーザ1件ごとに向けて光ファイバを単心に分岐さ
せる部分に適用される光分岐コードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光分岐コード1´は、図2
(イ)、(ロ)から明らかなようにテープ心線26´と
抗張力繊維22´の入ったテープコード14´の一端の
テープ心線26´を剥き出し、コーティング材を剥離し
て1本づつの光ファイバ素線21´とする。光ファイバ
の入っていない単心コードに光ファイバ素線21´を通
し、テープコード端から単心コード端の間の分岐部をカ
バー部品で保護して、両端に多心及び単心の光コネクタ
を取り付けたり、または融着接続する構造である。具体
的に説明すると、図2(イ)は、従来の実施例で、使用
されるテープコード14´の断面図である。図から明ら
かなように、光ファイバ素線21´の複数本(本図では
4本)を0.25mmピッチに整列し、接着剤等の一体
化材25´により一体化したテープ心線の周囲に、抗張
力繊維22´を縦添えし、楕円状の被覆23´を施した
コードである。図2(ロ)は、従来の実施例で、光分岐
コード1´の全体図である。光ファイバ素線21´の複
数本を整列して一体化したテープ心線26´と、抗張力
繊維22´をいれたテープコード14´の一端に多心光
コネクタ31´と他端に単心光コネクタ32´を取り付
けた例である。図から明らかなように、一端は、被覆を
剥離し、テープ心線に多心光コネクタ31´を取り付け
る。剥き出したテープ心線の中間部はパイプ等のテープ
心線保護部15´で保護し、剥き出し端部も保護チュー
ブ等の部材35´で保護する。テープコード14´の他
端は、被覆を剥離し、剥き出したテ―プ心線の一体化材
を除去して、複数本の光ファイバ素線21´とし、それ
ぞれを抗張力繊維22´入りの単心チューブに通して、
単心コード16´とする。テープ心線26´から光ファ
イバ素線21´に分岐した部分は、テープコード14´
と単心コードの抗張力繊維22´のたるみをなくして、
絡み合わせてともに接着固定し、ダム部品34´を被せ
て保護する。単心コード16´の先端には単心光コネク
タ32´を取り付ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来構造の
場合、多心コードと単心コードの長さは、製造時の長さ
に固定されており、後から変更がきかないため、多心コ
ードが長くて単心コードが短い場合は、単心コード側の
接続のための分岐性・引き回し性がどうしても悪くなり
柔軟性に劣るという欠点があった。また、多心コードが
短くて単心コードが長い場合は、単心コードの収納性や
見栄えに問題が有り、コードの引っ掛かり等による断線
が発生してしまうという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの問題
を解決するために、鋭意検討した結果、光ファイバ素線
と抗張力繊維の入ったコードで細径のものをフラットケ
ーブル化し、これを一端は単心のまま、他端はテープ心
線と同様に一体化し多心として使用可能な光分岐コード
を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光分岐コード1の
実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0006】
【実施例】図1(イ)は、本発明の実施例で、使用され
るフラットケーブル化コード11の断面図である。光フ
ァイバ素線21の周囲に抗張力繊維22を縦添えし、そ
の上に被覆23を施したコードで、コードは複数本(本
図では4本)がブリッジ部24により連結されフラット
ケーブル化されている。フラットケーブル化コード11
の製造においては、通常、押し出しによる方法が一般的
であるが、単心コードの隣接部の融着には押し出しによ
る方法や熱融着による方法も含まれる。また、融着に限
らず、接着による方法でも構わない。図1(ロ)は、本
発明の実施例で、光分岐コード1の全体図である。フラ
ットケーブル化したファイバ素線・抗張力繊維入りコー
ド11の一端に多心光コネクタ31と、他端に単心光コ
ネクタ32を取り付けた例である。フラットケーブル化
コード11の多心コネクタ側は、被覆を剥離しファイバ
素線を剥き出し、複数本を0.25mmピッチに整列さ
せてファイバ素線一体化部12を作成し、多心光コネク
タ31を取り付ける。一体化の方法は、UV硬化型接着
剤の塗布による方法が、多心光コネクタ31に取り付け
加工の時、通常のテープ心線を使用した時と同じ手順で
できるために加工し易い。フラットケーブル化コード1
1の被覆を剥離して一端に設けたファイバ素線一体化部
12には、カバー部品33を被せて保護し、カバー部品
33の先端は多心光コネクタ31の接続の障害とならな
い形状にして、ブーツ挿入孔に差し込み、接着固定す
る。単心コネクタ側は、フラットケーブル化コード11
を裂いて細径単心コード13とし、先端に単心光コネク
タ32を取り付ける。単心コード13の外径を0.9m
mとすれば、従来のファイバ心線外径と同じとなるた
め、単心光コネクタ用フェルールにそのまま取り付ける
ことが可能となる。
【0007】以上のような構造であるため、本発明の光
分岐コード1によれば、従来のものに比べて、フラット
ケーブル化した細径コードを使用しているため、厚さが
薄く、柔軟性に優れているばかりでなくフラットケーブ
ルのブリッジ部24の部分を引き裂くことにより簡単に
分岐することができるので、端末作業に応じて分岐部分
の長さを自在に調整することが可能となる。
【0008】本発明の実施例では、多心コネクタ取付品
を代表例にとり図面で説明してきたが、コネクタを取り
付けなくとも、切断のままの形状で後に融着接続するも
のでも構わない。また、フラットケーブルの形状も、長
さ方向に全部分が接続されてフラットケーブル化された
ものやケーブルの長さ方向に間欠的に分離部を設けてフ
ラットケーブル化されたスダレ状のものでも構わない。
更に、光ファイバの心数や光コネクタの種別は、図に示
す以外のものでも構わず、設計上本発明の範囲内である
ことはいうまでもない。
【0009】
【発明の効果】以上説明のように、本発明の光分岐コー
ド1によれば、 (1).製品のフラットケーブルのブリッジ部分を、配
線時に必要長さに指で裂いて、単心コードにすることが
できるため、分岐後に接続位置が離れており単心コード
長が長く必要な箇所に使用し易い。また、逆に、分岐後
の接続位置が近く単心コード長が短いものが望まれる箇
所に使用すれば、単心コードの不要部分のまとめや収納
の問題がなくなり、配線後の見栄えも良くなる。また、
不要部分のたるみ部のコードの引っ掛かり等による、断
線の発生も防止することができる。 (2).細径コードのフラットケーブル化により、厚さ
がテープコードより薄くできるため、柔軟性にすぐれて
おり、引き回し性が良好であり、幅の狭い隙間部でも配
線可能である。フラットケーブルをスダレ状にすれば、
柔軟性は更に向上する。 (3).従来のダム部品が不要となるので、製造が容易
になるばかりでなく、端末作業が簡単になり、大幅な省
力化がはかれる。 という優れた効果があるので、その工業的価値は大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は、本発明の実施例で、使用されるフラ
ットケーブル化コード11の断面図である。(ロ)は、
本発明の実施例で、光分岐コード1の全体図である。
【図2】(イ)は、従来の実施例で、使用されるテープ
コード14´の断面図である。(ロ)は、従来の実施例
で、光分岐コード1´の全体図である。
【符号の説明】
1 本発明の光分岐コード 11 フラットケーブル化コード 12 ファイバ素線一体化部 13 細径単心コード 21 光ファイバ素線 22 抗張力繊維 23 被覆 24 ブリッジ部 31 多心光コネクタ 32 単心光コネクタ 33 カバー部品 1´ 従来の分岐コード 14´ 従来のテープコード 15´ テープ心線保護部 16´ 単心コード 21´ 光ファイバ素線 22´ 抗張力繊維 23´ 被覆 25´ 一体化材 26´ テープ心線 31´ 多心光コネクタ 32´ 単心光コネクタ 34´ ダム部品 35´ 保護チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H001 BB15 FF07 2H036 JA02 MA02 MA11 QA00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ素線の周囲に抗張力繊維を縦
    添えし、その上に被覆を施した単心コードの複数本をコ
    ードの長さ方向に平行に並べ、その隣接部をコードの長
    さ方向に融着または接着することによりフラットケーブ
    ル化コードを設け、その一端を1本づつ引き裂いて分岐
    させ光コネクタに取り付けまたは融着接続を行い、一
    方、他端は、被覆を剥離して剥き出した複数本の光ファ
    イバ素線を、素線外径と同一ピッチに整列させ一体化さ
    せて先端に多心光コネクタを取り付けまたは多心融着接
    続を行うことを特徴とする光分岐コード。
  2. 【請求項2】 請求項1の光分岐コードにおいて、被覆
    の剥き出し端から光ファイバの一体化部までの間を、カ
    バー部品を設けて保護したことを特徴とする光分岐コー
    ド。
JP28297299A 1999-10-04 1999-10-04 光分岐コード Pending JP2001108876A (ja)

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