JP2008524466A - 多数本のマルチフィラメント糸を溶融紡績しかつテクスチャード加工する方法と装置 - Google Patents

多数本のマルチフィラメント糸を溶融紡績しかつテクスチャード加工する方法と装置 Download PDF

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Abstract

本発明は多数本の糸を溶融紡績しかつテクスチャード加工する方法と装置とこのような装置を制御する方法とに関する。この場合には多数の紡績部位が複数の紡績ステーションにかつ多数のテクスチャード加工部位が複数の加工グループに分けられており、各紡績ステーションに前記加工グループの1つが対応配置されており、前記加工グループが隣接する紡績ステーションと加工グループとは無関係に制御可能である。

Description

本発明は請求項1の上位概念として記載したマルチフィラメント糸を溶融紡績しかつテクスチャード加工する方法、請求項6の上位概念として記載した前記方法を実施する装置並びに請求項16の上位概念として記載した前記装置を制御するための方法に関する。
繊維糸を製造する場合にはまず溶融紡績プロセスにて多数本の個別のフィラメントストランドから形成されたマルチフィラメント糸を形成しかつボビンに巻上げることが公知である。第2ステップでマルチフィラメント糸はテクスチャード加工プロセスにて高級化され、合成繊維糸の特性が天然繊維、例えば羊毛又は木綿から成る糸の特性に近づけられる。この場合には糸を形成する合成的なフィラメントストランドは捲縮され、糸はより繊維的な外観を呈し、これに関連した特性が糸に付与される。テクスチャード加工後に糸は面状組織を形成するために直接的に用いられることのできる綾巻きボビンに巻かれる。生産速度が異なることに基づき溶融紡績法とテクスチャード加工法とはこれまでは個別のプロセスとして合成繊維技術では位置づけられていた。
しかし、特殊な使用分野、特に絨毯にとっては溶融紡績された合成糸を1つのプロセス順序で押出し、ドラフトし、捲縮しかつボビンに巻上げることが公知である。この場合には紡績プロセス内で各糸は据え込み捲縮装置によって栓状体として捲縮される。この場合に単個フィラメントの屈曲と交絡とによって生じた捲縮は栓状体を解ぐしたあとでも糸に維持されるので捲縮された糸が生じる。しかしこのような方法と装置で製造された糸はその捲縮安定性が低いことに基づき繊維的な使用にはあまり適さない。
特に高価なテクスチャード加工された糸を単段プロセスで製造するためには溶融紡績された糸を直接的に仮撚りテクスチャード加工の形態のテクスチャード加工プロセスに供給することが同様に公知である。この場合には溶融紡績プロセスとテクスチャード加工プロセスとの統合は原則的には2つの異なる形式で実施されている。
EP0939153A1号又はDE2903523号によれば第1の形式が公知である。この場合には統合は公知のテクスチャード加工方法を基礎として行なわれている。この場合には紡績装置から発生した糸は紡績ノズルから引出された直後に、並べて配置された多数のテクスチャード加工部位を有するテクスチャード加工機へ導かれる。しかし、このような方法と装置とには、1つのテクスチャード加工部位が故障すると、特に紡績装置にて連鎖故障を回避するためにプロセス全体が中断されなければならない。EP0939153号で提案されているテクスチャード加工部位を2つの加工グループに分けることですら、糸切れに際して少なくとも一方の生産半部の稼働を停止することが避けられない。
溶融紡績プロセスとテクスチャード加工プロセスとを1つのプロセス順序に統合するための第2の形式では、テクスチャード加工部位は例えばUS4648240号又はDE19920177号によって公知であるように、直接的に紡績プロセスに統合される。しかし、このような方法と装置は一般的に制御技術的にも装置の構造的にも費用が多大であるという欠点を有している。
したがって本発明の課題は冒頭に述べた形式の、多数本のマルチフィラメント糸を溶融紡績しかつテクスチャード加工する方法と装置を改良して、テクスチャード加工された糸を製造するときの生産性を上昇させると同時に制御費用を低減させることである。
本発明の別の目的は多数本のテクスチャード加工された糸をできるだけ大きい融通性で、同時に好適な機械負荷の軽減で製造できるように前述の装置を制御する方法を提供することである。
本発明の前記課題は本発明によれば請求項1の特徴を有する方法でかつ請求項6の特徴を有する装置で解決された。
多数本のマルチフィラメント糸を溶融紡績しかつテクスチャード加工するための装置を制御するための方法に関する課題の解決は請求項16の特徴によって与えられる。
本発明の有利な構成は各従属請求項の特徴と特徴の組合わせによって規定される。
本発明は従来のテクスチャード加工機が通常は複数のセクションに分けられていることを基礎としている。例えばテクスチャード加工機は有利には全部で18の加工グループに分けられている全部で216のテクスチャード加工部位を有している。したがって各加工グループは12のテクスチャード加工部位を有することになる。本発明によれば、1つの加工グループに配属された糸を製造プロセスの開始から糸グループとして押出し加工しかつ案内することが達成される。このためにはテクスチャード加工装置の各加工グループには紡績装置の紡績ステーションの1つが対応配置されている。紡績装置の紡績ステーションとテクスチャード加工機の加工グループとの間の結合は、糸がグループとして平行にボビンに巻上げられるまで案内されかつ処理されることができるという特別な利点を有している。この場合には紡績部位の数をテクスチャード加工部位の数と等しく保ち、したがって押出し加工されたフィラメント束から1本のテクスチャード加工された糸が生じるようにするか又は紡績ステーションにてテクスチャード加工部位に2倍数の紡績部位を対応配置し、有利には2本の押出し加工された糸から1本のテクスチャード加工された糸が形成されるようにすることもできる。
前述の形式の装置を制御するための本発明の方法には、溶融紡績プロセスとテクスチャード加工プロセスとの間にインターレース部位問題が発生しないという利点がある。この場合、1つの紡績ステーションと後置された1つの加工グループとから形成された制御セクションにて前もって与えられる調節又は発生する故障は、隣接する制御セクションに作用を及ぼすことはない。この結果、制御セクションの数が大きい場合でも制御セクションにおけるプロセスパラメータの調節とプロセス調節とを個別に行なうことができる。
この結果、請求項2と3とによる本発明の方法と請求項7と8とによる本発明の装置との有利な変化実施例を有利に用いることができる。この場合には糸は加工グループのテクスチャード加工部位にて、隣接する加工グループにおける隣接する糸とは無関係に平行にテクスチャード加工され、ドラフトされかつボビンに巻上げられる。このためには加工グループのテクスチャード加工部位は隣接する加工グループのテクスチャード加工部位とは無関係に駆動しかつ制御可能である。
本発明の有利な変化実施例によれば、紡績ステーションにおいて糸を押出し成形することからテクスチャード加工部位において糸を巻上げることまでのプロセスチェーン全体が一緒に監視されかつ制御される。このためには紡績ステーションの1つの紡績部位と該紡績ステーションに対応配置された加工グループのテクスチャード加工部位は1つのフィールド制御装置に対応配置された1つの制御セクションに纏められている。この場合、すべての制御セクションに対応配置された紡績部位とテクスチャード加工部位はフィールド制御装置によって隣接する制御セクションとは無関係に制御することができる。
この結果、多数の紡績ステーションと加工グループとで多数本のマルチフィラメント糸を製造する場合に、隣接する紡績ステーションと加工グループにおける糸を同じプロセス調節とプロセスパラメータのもとであるいは異なるプロセス調節とプロセスパラメータとで製造することができる。したがって本発明の方法並びに本発明の装置は特殊な糸を小さな生産量で経済的に製造するためにも適している。
さらに1つの制御セクションの紡績部位とテクスチャード加工部位は隣接する制御セクションとは無関係に保守と修理とのために遮断することができる。これによって生産の中断は減じられる。
装置を操作するためにはフィールド制御装置は互いに無関係に1つのマイクロプロセッサと結合されている。したがって操作人は単数又は複数のフィールド制御装置のデータを表示させるか又は操作可能なビジュアライザユニットにてデータ投入又はデータ変更を行なうことができる。
1つの制御セクションの紡績ステーションと加工グループに配置されたプロセス装置を制御するためのプロセス制御装置がシリーズ的なバスシステムを介して、対応配置されたフィールド制御装置と接続されている本発明のさらなる構成によって、各制御セクションに対し、個別に運転される必要のある部分機械が形成される。この場合にはプロセスパラメータはフィールド制御装置によってあらかじめ与えられる。シリーズ状のバスシステムを用いた結合によって迅速な調節変更を実施することができる。
個々のプロセスステップの異なる要求に基づきプロセス装置とフィールド制御装置との間のデータ交換の量と頻度は異っている。このためにはバスシステムは有利には異なるデータ伝送値を有する複数のデータネットワークから成っている。
又、紡績部位とテクスチャード加工部位とのプロセス装置は制御セクション内部で、同じ機能を有する個別の装置グループに分けられていることも有利である。この場合、一つの装置グループのプロセス装置は1つのプロセス制御装置によって一緒に制御可能である。この結果、有利な形式で、1つのグループの糸を同じ調節で製造するかもしくは処理できるために単個装置をグループで制御することができる。
この場合には1つの装置グループのプロセス装置をグループ駆動装置によって駆動するか又は個別の単個駆動装置によって駆動する可能性が発生する。
紡績部位とテクスチャード加工部位とにおいて個別の調節変更を行なうことができるためには、1つの装置グループのプロセス装置が互いに無関係にそれぞれ1つのプロセス制御装置に個別制御のために結合されている本発明の変化実施例が用いられると有利である。
個々のプロセスステップの異なる要求に基づき、データ交換の量と頻度はプロセス装置とフィールド制御装置で異っている。このためにはバスシステムは有利には異なるデータ伝送値を有する複数のデータネットワークから成っていると有利である。
紡績部位とテクスチャード加工部位のプロセス装置は有利には制御セクションの内部で、同じ機能を有する個々の装置グループに分配することができる。この場合、1つの装置グループの1つのプロセス装置は一緒に1つのプロセス制御装置によって制御可能である。この結果、1つのグループの糸を同じ調節で製作するかもしくは処理できるためには個々の装置をグループとして制御することが有利である。
この場合には1つの装置グループのプロセス装置をグループ駆動装置で駆動するか個別の駆動装置で駆動することができる。
紡績部位とテクスチャード加工部位とにおけるプロセスステップにおける個別の調節変更を行なうことができるためには、1つの装置グループのプロセス装置が互いに無関係にそれぞれ1つのプロセス制御装置に個別の制御のために結合されている本発明の変化実施例が用いられていると有利である。
この場合には個別の調節の可能性は、1つの紡績部位又はテクスチャード加工部位の内部に配置された1つの制御セクションのプロセス装置が互いに無関係に駆動可能でかつ制御可能に構成されていることで改善される。
前述の装置を制御するための本発明の方法は、制御セクションの各テクスチャード加工部位にて、1つの紡績部位によって押出された糸が複数のプロセスステップによって少なくとも引出され、搬送され、テクスチャード加工され、ドラフトされかつ巻上げられかつ制御セクションのすべてのプロセスステップが制御セクションに割当てられたフィールド制御装置によって監視されかつコントロールされるように構成されていると有利である。これによって各テクスチャード加工部位にて有利な形式でほぼ同じプロセスステップを実施させることができる。
プロセスステップを制御するためには、本発明の方法の別の有利な構成によれば、1つのテクスチャード加工部位の各プロセスステップは該テクスチャード加工部位の隣り合ったプロセスステップとは無関係に制御される。特に送り機構として使用されるプロセス装置はこの実施形態の方法では、簡単な形式で異なる搬送速度で運転されることができる。したがって紡績部位にて糸を紡績する場合とテクスチャード加工部位に糸を供給する場合とにおいてすべての送り機構が同じレベルの搬送速度を有していると有利である。糸が供給されてはじめて、糸のドラフトに継がる搬送速度における差が形成される。
制御セクションの内部での糸の製造における特に高い多様性は、隣り合うテクスチャード加工部位のプロセスステップが制御セクションのテクスチャード加工部位のそれぞれ隣り合うプロセスステップとは無関係にグループとして制御される方法の変化実施態様によって達成される。
しかしながら、隣り合ったテクスチャード加工部位のプロセスステップ−特に同じ機能を有するプロセスステップ−がテクスチャード加工部位のそれぞれ隣り合ったプロセスステップと無関係にグループとして制御されることもできる。例えば紡績装置から糸を引出すため1つの加工グループのテクスチャード加工部位の送り機構を一緒に制御することもできる。この場合にはプロセスステップとしては引出し、搬送、加熱、ドラフト、テクスチャード加工及び巻上げが設定されている。テクスチャード加工としては有利には仮撚りテクスチャード加工が行なわれる。この仮撚りテクスチャード加工ではマルチフィラメント糸に仮撚りが生ぜしめられる。この仮撚りは先行する熱的処理で固定される。
しかし、原則的には本発明は特定のテクスチャード加工方法に限定されない。本発明は特にコンパクトな構成形式ですぐれている装置のモジュール式の配置の可能性を有している。
以下、添付図面に基づき本発明の方法を説明するために本発明の装置の若干の実施例を説明する。
図1は本発明の装置の第1実施例の概略的な側面図。
図2は図1の実施例の平面図。
図3は本発明による装置の制御セクションの紡績部位とテクスチャード加工部位との概略的な制御計画図。
図4は本発明の装置の1つの制御セクションの紡績部位とテクスチャード加工部位とを制御するための別の制御計画図。
図5は本発明の装置の別の実施例の概略的な側面図。
図1には本発明の装置の第1実施例が概略的に側面図で示され、図2には該実施例が概略的に平面図で示されている。一方の図面に関する断りがない限りは以下の記述は両方の図面に当嵌まるものである。
本発明の装置は紡績装置1とテクスチャード加工装置2とから構成されている。この場合、紡績装置1の装置部分とプロセス装置とテクスチャード加工装置2の装置部分とプロセス装置とは1つの機械フレーム8内で連続的な糸道を成して配置されている。紡績装置1は主として紡績フレーム8.1によって保持されている。テクスチャード加工装置2は主としてモジュールフレーム8.2とプロセスフレーム8.3と巻上げフレーム8.4とから構成されている。この場合、モジュールフレーム8.2とプロセスフレーム8.3との間には操作通路16が形成されている。巻上げフレーム8.4の、操作通路16とは反対側にはドッファ通路17が設けられ、巻上がったボビンを排出できるようになっている。
図2から判るように紡績装置1は複数の紡績ステーション3.1,3.2及び3.3から成り、これらの紡績ステーション3.1,3.2及び3.3は一方の機械長手側に沿って並べて配置されている。各紡績ステーション3.1,3.2及び3.3は複数の紡績部位4.1から4.12を有している。各紡績部位4.1から4.12においてはそれぞれ一本のマルチフィラメント糸がポリマ溶融物から押出し成形される。このためには紡績ステーション3.1,3.2及び3.3に図示されていない溶融物源と接続されている。
本発明の装置は長手方向に多数の紡績部位を有し、該紡績部位は複数の紡績ステーションに分けられている。紡績ステーション3.1から3.3の内部の紡績部位の数並びに当該装置に構成された全紡績ステーションの数は1例である。したがって図2では最初の3つの紡績ステーションだけが示されている。
紡績装置1の横には機械長手方向に沿って多数のテクスチャード加工部位を有するテクスチャード加工装置2が配置されている。前記テクスチャード加工部位は加工グループに分けられている。図2においてはそれぞれ全部で12のテクスチャード加工部位6.1から6.12を有するそれぞれ3つの加工グループ5.1,5.2及び5.3が示されている。この場合、加工グループ5.1のテクスチャード加工部位6.1から6.12は直接的に紡績ステーション3.1の紡績部位4.1から4.2までに対応配置されている。同様に加工グループ5.2のテクスチャード加工部位は紡績ステーション3.2の紡績部位に対応配置されている。この場合、紡績ステーション3.1と加工グループ5.1は1つの制御ステーション7.1を形成する。この制御ステーション7.1において、紡績部位4.1から4.2とテクスチャード加工部位6.1から6.12内に配置されたプロセス装置がフィールド制御装置11.1によって監視されかつ制御される。これに従って紡績ステーション3.2の紡績部位と加工グループ5.2のテクスチャード加工部位は1つの制御セクション7.2に纏められ、フィールド制御装置11.2に対応配置されている。したがって第3のフィールド制御装置は紡績ステーション3.3と加工グループ5.3と紡績部位とテクスチャード加工部位とを含む制御セクション7.3に対応配置されていることになる。
フィールド制御装置11.1と11.2とは、マイクロプロセッサ13と連結されている。このマイクロプロセッサ13は操作を目的として各フィールド制御装置にてデータ表示並びにデータ変更を可能にする。このためにはマイクロプロセッサ13は操作可能なビジュアル化ユニット14と接続されている。
制御セクション7.1の紡績部位及びテクスチャード加工部位を制御するためにはフィールド制御装置11.1はプロセス装置に対応配置された複数のプロセス装置と接続されている。図1においては例えば駆動装置を備えたプロセス装置が符号9.1,9,2等でかつプロセス装置は符号10.1,10.2等で示されている。原則的は1つの制御セクション7.1,7.2又は7.3に対応配置されたプロセスを監視しかつ制御するための手段は対応配置されたフィールド制御装置11.1,11.2又は11.3と連結されている。見易さに基づきこのような手段、例えば糸フック、糸張力測定器、糸道センサ、溶融加熱装置、加熱調整装置等は図示も記載もされていない。
詳細にはプロセス装置9.1,9.2及び9.3は紡績ステーション3.1にかつプロセス装置9.4から9.9は加工グループ5.1のテクスチャード加工部位に対応配置されている。プロセス装置9.1から9.9の各々はプロセス制御装置10.1から10.9までに連結され、プロセス制御装置10.1から10.9まで自体はフィールド制御装置11.1と接続されている。
図1と図2とに示された本発明の装置においては、紡績ステーション3.1のプロセス装置は紡績ポンプ18、プレパレーションローラ22、引出しゴデット23から構成されている。この場合、紡績ポンプは出口側に複数の紡績ノズル19が結合された多重ポンプとして構成されている。図2に示されているように紡績部位4.1から4.12までには第1の紡績ポンプによってかつ紡績部位4.7から4.12までには第2の紡績ポンプによってポリマ溶融物が供給される。紡績ポンプ18はそれぞれ単個駆動装置15.1によって、有利には電気モータで駆動される。
各紡績部位4.1から4.12まではしたがって、下側に多数のノズル孔を有し、該ノズル孔を通って多数のフィラメントストランドが押出し成形される紡績ノズル19を有している。このためには紡績ノズル19は加熱された紡績ビーム内に配置されている。
図1から判るように紡績ノズル19の下側には冷却シャフト20が構成されている。この冷却シャフト20によってフィラメントストランドは冷却される。冷却シャフト20はファン21と連結され、このファン21によって冷却空気流が生ぜしめられ、冷却シャフト20内へ導入される。
冷却シャフトの下側で冷却されたフィラメントストランドは糸35に纏められる。この場合、糸結合は主としてプレパレート剤によって与えられる。このためには糸35はプレパレート剤によって濡らされたプレパレーションローラの周面へ導かれる。プレパレーションローラ22は紡績ステーション3.1の幅に亘って延在し、紡績部位4.1から4.12において押出し成形された糸は1つのプレパレーションローラ22によって濡らされ得る。プレパレーションローラ22は単個駆動装置15.2で駆動される。
糸35を紡績ノズル19から引出すためには引出しゴデット23が設けられている。この場合にも有利には引出しゴデット23は、平行に押出された糸が一緒に紡績ノズル19から引出されるように構成される。引出しゴデット23は単個駆動装置15.3によって駆動される。
この実施例では紡績装置1の引出しゴデット23は1回巻掛けられたゴデットによって形成されている。原則的には引出しゴデット35は、より高い紡績ドラフトを糸ドラフトのために発生させるために糸が複数回巻き掛けられて案内される別のゴデットで補完されることもできる。
引出しゴデット23から糸はそれぞれ対応配置された走入送り機構25を介して直接的に隣り合ったテクスチャード加工部位6.1から6.12に達する。テクスチャード加工部位6.1から6.12にそれぞれ設けられたプロセス装置は、主として走入送り機構25、一次加熱装置26、冷却装置27、仮撚りテクスチャード加工装置28、ドラフト送り機構29、セット送り機構30、2次加熱装置31、供給送り機構32並びに巻上げ装置33によって形成されている。この場合、各テクスチャード加工部位6.1から6.12において糸35は糸ガイド24を介して所定の張力下で引出しゴデット23から引出される。走入送り機構25の後ろの糸走行装置においては長く延びた1次加熱装置26がある。この1次加熱装置26を糸35が通過するときに糸35は所定の温度に加熱される。加熱器は加熱表面温度が300℃以上である高温加熱器として構成されていることができる。このような加熱器は例えばEP0412429号明細書によって公知である。その限りにおいて該文献を援用する。1次加熱装置26の後ろには冷却装置27があり、この冷却装置27は例えば冷却レール又は冷却管によって形成されていることができる。冷却装置27の後ろには仮撚りテクスチャード加工装置28が配置されている。この仮撚りテクスチャード加工装置28は例えばEP0744480号によって公知であるように単個モータ駆動装置を備えた摩擦円板装置として構成されていることができる。この限りにおいては当該装置を説明するために前記文献を援用する。
仮撚りテクスチャード加工装置28に続くドラフト送り機構29は糸35をいわゆる仮撚りテクスチャードゾーンを通して引っ張りかつ同時にドラフトするために役立つ。ドラフト送り機構29はプロセス制御装置10.6を介して制御される。
既に部分ドラフトされた糸を仮撚りテクスチャード加工ゾーンに導くことができるためには走入送り機構25の前又は後ろに、糸をドラフトするために別の送り機構を設けることができる。
糸走行方向でセット送り機構30の後ろには2次加熱装置31が存在している。2次加熱装置31の後ろには糸35を巻上げ装置33内へ導くために供給送り機構32が設けられている。巻上げ装置33の内部で糸はボビン34に巻かれる。この場合、ボビン駆動は単個駆動装置15.9を介して駆動される駆動ローラ36を介して行なわれる。同様に送り機構25,29,30と32とにはそれぞれ単個駆動装置15.4から15.8が対応配置されている。各単個駆動装置15.4から15.9は対応配置されたプロセス制御装置10.4から10.9を介して制御される。この場合、プロセス制御装置10.4から10.9は対応配置されたフィールド制御装置11.1と連結されている。送り機構25,29,30及び32はそれぞれゴデット送り機構として構成され、このゴデット送り機構は駆動された送りローラと併走ローラとから成っている。
図1と図2とに示されたテクスチャード加工装置の構造と作用は、DE10232547A1号から公知であるテクスチャード加工機にほぼ相応している。その限りにおいてはここでは引用した文献を参照されたい。
図1と図2に示された本発明の実施例においては、制御セクション7.1のすべての紡績部位4.1から4.12とすべてのテクスチャード加工部位6.1から6.12は、隣り合った制御セクション7.2と7.3の紡績部位とテクスチャード加工部位とは無関係に、対応配置されたフィールド制御装置11.1によって監視されかつ制御される。各制御セクション7.1,7.2,7.3はしたがって、隣り合った制御セクションとは無関係に個別に運転できる部分機械を形成する。単にエネルギ供給(図示ぜず)は前記セクションのために中央のインターフェースから行なわれる。同様に例えば冷却空気発生装置、糸くずを吸い出すための圧縮空気の供給装置のような装置も中央のインターフェースから供給される。
図1と図2とに示された実施例では糸における収縮処理を実施できるためにはそれぞれ2次加熱装置31を備えて構成されている。しかし、このような収縮処理は省略されることもできるので糸はテクスチャード加工部位にてテクスチャード加工の直後にボビンに巻上げられることができる。図1と図2とに示されたテクスチャード加工部位の構造はしたがって簡易化することができる。
図3には、1つの制御セクションの紡績部位とテクスチャード加工部位のプロセス制御装置との連結装置であって、図1と図2とに示された本発明による装置の実施例に構成されていることのできる実施例が概略的に示されている。この場合には紡績部位あたり又はテクスチャード加工部位あたりプロセス装置の一部しか示されていない。例として並べて配置された4つの紡績部位4.1から4.4並びにこれに対して配置された後続するテクスチャード加工部位6.1から6.4までが示されている。各紡績部位とテクスチャード加工部位とは連続する材料流れを維持するために符号9.1,9.4及び9.5で示された複数のプロセス装置を有している。図3の概略図においては図面を簡略化するためにプロセス装置の駆動装置しか示されていない。この場合、プロセス装置9.1は紡績ポンプ18を表し、プロセス装置9.4と9.5はそれぞれ送り機構25と29を表している。プロセス装置9.1は2つの紡績部位4.1と4.2もしくは2つのテクスチャード加工部位6.1と6.2に対応配置されている。これに対しプロセス装置9.4及び9.5はそれぞれ1つの紡績部位4.1もしくは1つのテクスチャード加工部位6.1にしか対応配置されていない。その限りにおいて各紡績部位もしくは各テクスチャード加工部位は個別のプロセス装置9.4と9.5を有している。プロセス装置9.1,9.4及び9.5にはプロセス制御装置10.1,10.4及び10.5が対応配置されている。プロセス制御装置10.1,10.4及び10.5自体はバスシステム12を介してフィールド制御装置11.1と連結されている。これにより各加工部位にて各プロセス制御装置は個別に制御することができるので1つの制御セクション内で異なる調節が可能である。
図4においては、1つの制御セクション内部のプロセッサ装置を制御するための別の実施例が概略的に示されている。例えば図1と図2の実施例の制御セクション7.1がこのように構成されていることができる。例としてはこの場合にも並べて配置された4つの紡績部位4.1から4.4とテクスチャード加工部位6.1から6.4しか示されていない。この場合、プロセス装置の駆動装置は制御計画を説明するために1例として選択されたものに過ぎない。まず、紡績部位もしくはテクスチャード加工部位の各々に同時に対応配置されたプロセス装置9.3が設けられている。この場合にはこれは引出しゴデット23の駆動装置であることができる。このプロセス装置9.3の後ろにはプロセス装置9.4と9.6が配置されている。この場合、各テクスチャード加工部位6.1から6.4は1つのプロセス装置を有している。テクスチャード加工部位4.1から4.4におけるプロセス装置9.4は1つの装置グループに纏められている。この装置グループにはプロセス制御装置10.4が対応配置されている。同様にプロセス装置9.6は1つの装置グループに制御的に纏められかつプロセス制御装置10.6によって制御される。プロセス制御装置10.3,10.4と10.6はバスシステムによってフィールド制御装置11.1と結合されている。このような装置グループの形成は、同じ速度で運転されるプロセス装置に特に適している。プロセス制御装置10.4と10.6は接続されたすべての駆動装置を一様に駆動するためにグループ周波数変換器と共に構成されていることもできる。
図3と図4に示された1つの制御セクションにおけるプロセス装置を監視しかつ制御するための制御計画は1つの例である。もちろん、プロセス装置をグループで又は個別に駆動しかつ制御するためには図3と4に示された制御計画との組合わせを形成することもできる。この場合に重要であることは、1つの制御セクションに纏められた紡績ステーションと加工グループとが糸の製造と処理とのためにグループ処理を可能にするユニットを形成することである。紡績ステーションあたりかつ加工グループあたり発生させられかつテクスチャード加工される糸の本数は1例であるに過ぎない。さらに紡績装置並びにテクスチャード加工装置におけるプロセス装置の構造と配置の変更は特殊な糸タイプを制造するために可能である。
図5には本発明の装置と方法とに可能な変化実施例が概略的に示されている。図5に示された実施例は図1と図2とに示された実施例とほぼ同じであるので、これについての先きの記述を援用し、ここでは相違点だけを説明する。
図5に側面図で示されている装置は紡績装置1とテクスチャード加工装置2とから形成されている。先きの実施例とは異って糸は紡績部位にて多数回巻掛けられた引き出しゴデット23で引出され、後続のテクスチャード加工部位へ導かれる。各テクスチャード加工部位には図1と図2との実施例とは異って貯蔵部位37が設けられている。貯蔵部位37においては各テクスチャード加工部位にてそれぞれ1つの貯蔵ボビン38が保持されている。この貯蔵ボビン38の上には付加糸39が付与されている。付加糸39は送り機構40で引出され、操作通路16の上側に配置された変向ローラ41.1と41.2とを介してドラフト送り機構29へ供給される。ドラフト送り機構29の下側の交絡装置42において付加糸39はテクスチャード加工された糸35に合体させられて複合糸を形成する。
したがってテクスチャード加工部位の部位構造は加工グループの対応配置されたテクスチャード加工部位にてそれぞれ1本の複合糸を製造するために付加的なプロセス装置を有している。付加糸としては例えば化学繊維糸がテクスチャート加工された位置に添えられることができる。加工グループの1つにおいて複合糸が製造されるか否かとは無関係に隣接する加工グループは図1と図2とに示された実施例に相応して構成されていることができる。したがって本発明の装置と本発明による方法は1つの装置で種々の糸タイプを製造することができるために特に大きな自由度を提供する。
本発明による方法と本発明による装置は、ポリマ溶融物から繊維糸を製造するために特に適している。この場合には実在するすべてのポリマタイプ、例えばポリプロピレン又はポリアミドを使用することができる。本発明の方法と本発明の装置はテクスチャード加工された糸を単段方法で製造するきわめてコンパクトで生産的な可能性を提供する。加えて、多数の紡績部位とテクスチャード加工部位とをモジュール的に分けることは、操作が便利で糸のグループ状の処理と加工を可能にする。特に本発明の方法と本発明の装置は仮撚りされた糸を特に繊維的な使用のために1つのプロセス段で押出しからテクスチャード加工及び巻上げまで製造するために適している。
融通性を高めるためには紡績ステーションに糸材料を溶融する1つの押出機を対応配置し、各紡績ステーションが互いに無関係に、その性質、例えば色又は例えばベースポリマの組成が異なることができる所定の糸生産物を製造できるようにすることもできる。
さらに加工部位にて実施された処理順序糸における処理は例示的に図面に示されているので、付加的な又は択一的な処理段と処理とを加工部位に統合させることもできる。例えば加工部位の1部にて例えばテクスチャード加工を交絡に置換えることもできる。
本発明の装置の第1実施例の概略な側面図。 図1の実施例の平面図。 本発明の装置の紡績部位とテクスチャード加工部位との制御セクションの概略的な制御計画図。 本発明の装置の1つの制御セクション紡績部位とテクスチャード加工部位とを制御するための別の制御計画図。 本発明による装置の別の実施例の概略的な側面図。
符号の説明
1 紡績装置
2 テクスチャード加工装置
3.1,3.2,3.3 紡績ステーション
4.1,4.2,4.3 紡績ステーション
5.1,5.2,5.3 加工グループ
6.1,6.2,6.3 テクスチャード加工部位
7.1,7.2,7.3 制御セクション
8 機械フレーム
8.1 紡績フレーム
8.2 モジュールフレーム
8.3 プロセスフレーム
8.4 巻上げフレーム
9.1,9.2,9.3 プロセス装置
10.1,10.2,10.3 プロセス装置
11.1,11.2 フィールド制御装置
12 バスシステム
13 マイクロプロセッサ
14 ビジュアル化ユニット
15.1,15.2,15.3 単個駆動装置
16 操作通路
17 ドッファ通路
18 紡績ポンプ
19 紡績ノズル
20 冷却シャフト
21 ファン
22 プレパレーションローラ
23 引出しゴデット
24 糸ガイド
25 走入送り機構
26 一次加熱装置
27 冷却装置
28 仮撚りテクスチャード加工装置
29 ドラフト送り機構
30 セット送り機構
31 2次加熱装置
32 供給送り機構
33 巻上げ装置
34 ボビン
35 糸
36 駆動ローラ
37 貯蔵部位
38 貯蔵ボビン
39 付加糸
40 送り機構
41 変向ローラ
42 交絡装置

Claims (21)

  1. 多数本のマルチフィラメント糸を溶融紡績しかつテクスチャード加工する方法であって、多数の紡績部位がそれぞれ複数の紡績部位を有する複数の紡績ステーションに分けられかつ多数のテクスチャード加工部位がそれぞれ複数のテクスチャード加工部位を有する複数の加工グループに分けられており、前記紡績ステーションの1つによって紡がれた糸が前記加工グループの1つのテクスチャード加工部位に供給されることを特徴とする、多数本のマルチフィラメント糸を溶融紡績しかつテクスチャード加工する方法。
  2. 前記加工グループのテクスチャード加工部位における糸が隣接する加工グループにおける隣接する糸とは無関係に並列的にテクスチャード加工され、ドラフトかつボビンに巻上げられる、請求項1記載の方法。
  3. 紡績ステーションの1つにおける糸の押出し加工とこれに続く、該紡績ステーションに対応する加工グループにおける糸のテクスチャード加工とが一緒に監視されかつ制御される、請求項1又は2記載の方法。
  4. 隣り合う紡績ステーションと加工グループとにおける糸が同じプロセス調節とプロセスパラメータのもとで製造される、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 隣り合う紡績ステーションと加工グループにおいて糸が異なるプロセス調節とプロセスパラメータで製造される、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  6. 請求項1から5までのいずれか1項記載の方法を実施する装置であって、糸を押出成形するためにそれぞれ複数の紡績部位(4.1...4.12)を有する複数の紡績ステーション(3.1,3.2)を備えた紡績装置(1)と、糸をテクスチャード加工するためにそれぞれ複数のテクスチャード加工部位(6.1...6.12)を有する複数の加工グループ(5.1,5.2)を備えたテクスチャード加工装置(2)とを有する形式のものにおいてテクスチャード加工装置(2)の各加工グループ(5.1,5.2)がそれぞれ紡績装置(1)の紡績ステーション(3.1,3.2)の1つに対応配置されていることを特徴とする、多数本のマルチフィラメント糸を溶融紡績しかつテクスチャード加工する装置。
  7. 1つの加工グループ(5.1)のテクスチャード加工部位(6.1...6.12)が隣接した加工グループ(5.2)のテクスチャード加工部位とは無関係に駆動可能及び/又は制御可能である、請求項6記載の装置。
  8. 前記紡績ステーションの1つ(3.1)の紡績部位(4.1...4.12)と該紡績ステーション(3.1)に対応する加工グループ(5.1)とがそのテクスチャード加工部位(6.1...6.12)と共に1つの制御セクション(7.1)を形成しており、該制御セクション(7.1)にフィールド制御装置(11.1)が対応させられており、該フィールド制御装置(11.1)によって前記制御セクション(7.1)に対応する紡績ステーション(3.1)と加工グループ(5.1)とが隣接する紡績ステーション(3.2)と加工グループ(5.2)とは無関係に制御可能である、請求項6又は7記載の装置。
  9. 前記制御セクション(7.1,7.2)のフィールド制御装置(11.1,11.2)が互いに無関係に、データ表示器データインプット及び/又はマイクロプロセッサ(13)を有するデータ変更装置に結合されている、請求項8記載の装置。
  10. 前記紡績装置(1)の前記紡績ステーション(3.1,3.2)と前記テクスチャード加工装置(2)の前記加工グループ(5.1,5.2)が複数のプロセス装置(9.1...9.9)と該プロセス装置(9.1...9.9)に対応する複数のプロセス制御装置(10.1...10.9)とを有し、1つの制御セクション(7.1)の前記プロセス制御装置(10.1...10.9)がバスシステム(12)を介して対応するフィールド制御装置(11)に接続されている、請求項6から9までのいずれか1項記載の装置。
  11. 前記バスシステム(12)が異なるデータ伝達値を有する複数のデータネットワークから形成されている、請求項10記載の装置。
  12. 前記プロセス装置(9,4)が前記制御セクション(7.1)内で機能の同じ装置グループに分けられかつ1つの装置グループのプロセス装置(9.4)が一緒に1つのプロセス制御装置(10.4)によって制御可能である、請求項10又は11記載の装置。
  13. 前記装置グループの1つのプロセス装置(9.3,9.4)がグループ駆動装置によって又は個別の単個駆動装置によって駆動可能である、請求項12記載の装置。
  14. 1つの装置グループのプロセス装置(9.4,9.6)が互いに無関係にそれぞれ1つのプロセス制御装置(10.4,10.6)に、個別の制御を行なうために接続されている、請求項10又は11記載の装置。
  15. 1つの紡績個所(4.1,4.4)又はテクスチャード個所(6.1,6.4)内に配置された1つの制御セクション(7.1)のプロセス装置(9.4,9.5)が互いに無関係に駆動可能でかつ制御可能に構成されている、請求項10から14までのいずれか1項記載の装置。
  16. 多数本のマルチフィラメント糸を溶融紡績しかつテクスチャード加工する装置であって、多数の紡績部位とテクスチャード加工部位を有し、多数の紡績部位がそれぞれ複数の紡績部位を有する複数の紡績ステーションに分けられかつ多数のテクスチャード加工部位がそれぞれ複数のテクスチャード加工部位を有する複数の加工グループに分けられている形式の装置を制御する方法において、少なくとも1つの紡績ステーションと後置された1つの加工グループが1つの制御セクションを形成し、該制御セクションの紡績部位とテクスチャード加工部位とが隣接する紡績部位とテクスチャード加工部位とは無関係に監視されかつ制御されることを特徴とする、多数本のマルチフィラメント糸を溶融紡績しかつテクスチャード加工する装置を制御する方法。
  17. 1つの制御セクションの各テクスチャード加工部位にて、紡績部位によって押出し加工された糸が複数のプロセスステップを経て少なくとも引出され、搬送され、テクスチャード加工され、ドラフトされ、該制御セクションのすべてのプロセスステップが該制御セクションに当てがわれたフィールド制御ユニットによって監視されかつ制御される、請求項16記載の方法。
  18. テクスチャード加工部位の1つの各プロセスステップが該テクスチャード加工部位の隣接したプロセスステップとは無関係に個別に制御される、請求項17記載の方法。
  19. テクスチャード加工部位の1つのプロセスステップが当該制御セクションの隣接したテクスチャード加工部位のプロセスステップとは無関係に個別に制御される、請求項17又は18記載の方法。
  20. 隣接したテクスチャード加工部位のプロセスステップが当該制御セクションのテクスチャード加工部位の隣接したプロセスステップとは無関係に1つのグループとして制御される、請求項17又は18記載の方法。
  21. 該セクションのテクスチャード加工部位のプロセスステップが部分的に個別にかつ部分的にグループで制御される、請求項17から20までのいずれか1項記載の方法。
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