JP2008523335A5

JP2008523335A5 -

Info

Publication number: JP2008523335A5
Application number: JP2007545397A
Authority: JP
Filing date: 2005-12-07
Publication date: 2009-01-29
Anticipated expiration: 2025-12-07

Claims

２個のプーリー（１、２）を備え、プーリーのそれぞれは２個の実質的に円錐形のプーリー・シーブ（４、５）からなり、前記シーブ（４、５）は半径方向に凸状曲面を備え、その間に可変半径方向位置（Ｒ）でドライブベルト（３）を保持し、前記ドライブベルト（３）は横断要素（３２）を備え、その横方向の両側に、前記プーリー（１、２）と摩擦接触するための、少なくともその高さ方向、すなわち前記プーリー（１、２）に対して半径方向に凸状曲面を持つ側面（４０）を備え、１以上の溝（４１）を前記側面（４０）に設けることを特徴とする車両用の無段変速機。
前記溝（４１）が前記側面（４０）の全幅または高さに渡って延びるため、各々の前記溝（４１）は前記要素（３２）が前記プーリー（１，２）と接触する時、開放端流路を形成することを特徴とする請求項１記載の変速機。
前記側面（４０）は単一の前記溝（４１）を備え、前記溝は前記側面（４０）の本質的に高さ方向に延び、前記側面（４０）の少なくとも実質的に中央に位置することを特徴とする請求項１または２記載の変速機。
前記側面（４０）は１式の前記溝（４１）を備え、前記溝は前記側面（４０）の本質的に幅方向、すなわち、前記プーリー（１、２）に対して半径方向に垂直に延びることを特徴とする請求項１、２または３記載の変速機。
前記溝（４１）は共に、前記側面（４０）の幅と高さの積で決定される前記側面（４０）の総表面積の１０％から５０％を構成することを特徴とする請求項４記載の変速機。
前記溝（４１）は、平滑な曲面の凸状底面によって限定され、その長辺は凸状曲面の縁面を介して前記側面（４０）と接合することを特徴とする請求項１から５のいずれか１項記載の変速機。
前記ベルト（３）は、半径方向に多数の前記横断要素（３２）を包囲する連続張力要素（３１）を備え、これにより、前記横断要素（３２）は可動で、前記横断要素（３２）を連続張力要素（３１）に対して前記ベルト（３）の円周方向に移動可能にし、その両横側の前記横断要素（３２）は、前記変速機プーリー（１、２）と摩擦接触するための、少なくともその高さ方向、すなわち前記プーリー（１、２）に対して半径方向に凸状曲面を持つ前記側面（４０）を備え、前記側面（４０）に１以上の前記溝（４１）を備えることを特徴とする請求項１から６のいずれか１項による変速機で用いるドライブベルト（３）。