JP2008521400A - クリームチーズ製品およびその調製方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、(a)ホエイ蛋白質濃縮物を、食用酸味料またはスターター菌で酸性化し、pHを4.5超から約5.2に低下させるステップ、(b)ステップ(a)の酸性化ホエイ蛋白質濃縮物を約75℃から約90℃の温度に徐々に加熱し、その温度を少なくとも約30分間維持し、1.5機能性(1.5functional)ホエイ蛋白質濃縮物を生成するステップ、(c)ステップ(b)のホエイ蛋白質濃縮物と、乳脂肪とを、約60:40から約100:0の重量比で任意選択によりブレンドするステップであって、ステップ(b)の前に行ってもよいステップ、(d)ステップ(b)または(c)で得たブレンドを、2段階高圧ホモジナイザー内で、約5℃から約75℃の温度で、約300〜400/50〜80バールの圧力で、均質化し、乳化した機能性ホエイ蛋白質濃縮物を生成するステップ、(e)ステップ(d)の生成物と、ステップ(c)で加えられた乳脂肪部分および所望の製品に従ってその脂肪含量が調節されるカードとを、ブレンドし、塩および任意選択の安定剤を加えるステップ、(f)ステップ(e)の生成物を、2段階高圧ホモジナイザー内で、約68℃から約90℃の温度で、約300〜400/50〜80バールの圧力で均質化するステップを含む方法により得られるクリームチーズ製品に関する。

Description

本発明は、クリーミーなテクスチャーおよび口当りを増した新規なクリームチーズ製品およびその製造方法に関する。
ホエイ(酸、スイートまたはそれらの混合物)は、チーズまたはカゼインの製造から副産物として得られる。ホエイは貴重な蛋白質を含有しており、ホエイ蛋白質をチーズ製品に組み込もうとする多くの試みがこれまでにある。しかし、ホエイ蛋白質は、自然形態では、良質または高品質のチーズ製品に必要とされる適切で所望の物理的および化学的性質を有さない。
有望な方法の1つは、クリームチーズを含めたチーズ製造用に、機能的に向上したホエイ蛋白質を使用することであった。機能的に向上したホエイ蛋白質を添加した安定的なチーズ製品の製造方法が特許文献1に記述されている。ホエイ蛋白質を含有するチーズカードまたは乳製品液を、コントロールされた熱処理および/または高剪断速度処理にさらすことにより、ホエイ蛋白質は機能性が向上する。しかし、この方法は、低カゼイン対ホエイ蛋白質比、低乾物含量および高ラクトース含量の実現に関して不十分であり、製品のテクスチャーおよび口当りは、十分に満足のいくものではない。
さらに関連のある従来技術が特許文献2に記載されている。そこには、1種または複数のホエイ蛋白質の水溶液を、それらの等電pH(すなわち4.5から2.5、好ましくは4.0から3.5)未満に酸性化し、前記の酸性化ホエイ蛋白質溶液を1種または複数の脂肪とブレンドし均質化することによりホエイ蛋白質安定化脂肪エマルジョンを任意選択により形成し、前記の酸性化溶液またはホエイ蛋白質安定化脂肪エマルジョンを熱処理し、これを食品とするために食品ベースとブレンドすることにより、ホエイ蛋白質を食品に組み込む方法が開示されている。これら2つの例は、プロセスチーズの製造に係るものである。クリームチーズを製造するために、記載された方法を実際に試みた結果、得られたクリームチーズの味は酸味が強く、NaOHなどの中和剤を加えることで、受け入れ難いテクスチャーを有するクリームチーズとなることが示された。
欧州特許出願公開第1,020,120号明細書 欧州特許出願公開第1,249,176号明細書 Food Engineering and Dairy Technology, (1981) Verlag A. Kessler, P.O. Box 1721, 85354 Freising, Germany
本発明の目的は、低カゼイン対ホエイ蛋白質比、低乾物含量、高ラクトース含量、クリーミーさの増したテクスチャーおよび口当り、低下したシネレシスを併せ持つ、クリームチーズ製品を提供することである。
本発明は、
(a)ホエイ蛋白質濃縮物を、食用酸味料、好ましくはクエン酸もしくは乳酸、またはスターター菌で酸性化し、pHを4.5超から約5.2に、好ましくは約4.7から約4.9に低下させるステップ、
(b)ステップ(a)の酸性化ホエイ蛋白質濃縮物を、徐々に、好ましくは約15から約120分以内、さらに好ましくは約20から約60分以内、最も好ましくは約25から約45分以内で、約75から約90℃、好ましくは約78から約85℃の温度に加熱し、その温度を少なくとも約30分間、好ましくは少なくとも約45分間維持し、機能性ホエイ蛋白質濃縮物を生成するステップ、
(c)ステップ(b)のホエイ蛋白質濃縮物と、乳脂肪とを、約60:40から約100:0の重量比で任意選択によりブレンドするステップであって、ステップ(b)の前に行ってもよいステップ、
(d)ステップ(b)または(c)で得たブレンドを、2段階高圧ホモジナイザー内で、約5℃から約75℃、好ましくは約15℃から約70℃の温度で、約300〜400/50〜80バールの圧力で均質化し、乳化した機能性ホエイ蛋白質濃縮物を生成するステップ、
(e)ステップ(d)の生成物と、ステップ(c)で加えられた乳脂肪部分および所望の製品に従ってその脂肪含量が調節されるカードとを、ブレンドし、塩および任意選択の安定剤を加えるステップ、
(f)ステップ(e)の生成物を、2段階高圧ホモジナイザー内で、約68℃から約90℃、好ましくは約75℃から約85℃の温度で、約300〜400/50〜80バールの圧力で均質化するステップ、
を含む方法により得られるクリームチーズ製品に係るものである。
好ましいクリームチーズ製品は、
(g)ステップ(f)の生成物を、約68℃から約90℃、好ましくは約75℃から約85℃の温度で、少なくとも約15分間、好ましくは少なくとも約20分間、さらに好ましくは少なくとも約25分間攪拌するステップ、
を追加することにより得られる。
本発明はさらに、
(a)ホエイ蛋白質濃縮物を、食用酸味料、好ましくはクエン酸もしくは乳酸、またはスターター菌で酸性化し、pHを4.5超から約5.2に、好ましくは約4.7から約4.9に低下させるステップ、
(b)ステップ(a)の酸性化ホエイ蛋白質濃縮物を、徐々に、好ましくは約15から約120分以内、さらに好ましくは約20から約60分以内、最も好ましくは約25から約45分以内で、約75°から約90℃、好ましくは約78°から約85℃の温度に加熱し、その温度を少なくとも約30分間、好ましくは少なくとも約45分間維持し、機能性ホエイ蛋白質濃縮物を生成するステップ、
(c)ステップ(b)のホエイ蛋白質濃縮物と、乳脂肪とを、約60:40から約100:0の重量比で任意選択によりブレンドするステップであって、ステップ(b)の前に行ってもよいステップ、
(d)ステップ(b)または(c)で得たブレンドを、2段階高圧ホモジナイザー内で、約5℃から約75℃、好ましくは約15℃から約70℃の温度で、約300〜400/50〜80バールの圧力で均質化し、乳化した機能性ホエイ蛋白質濃縮物を生成するステップ、
(e)ステップ(d)の生成物と、ステップ(c)で加えられた乳脂肪部分および所望の製品に従ってその脂肪含量が調節されるカードとを、ブレンドし、塩および任意選択の安定剤を加えるステップ、
(f)ステップ(e)の生成物を、2段階高圧ホモジナイザー内で、約68℃から約90℃、好ましくは約75℃から約85℃の温度で、約300〜400/50〜80バールの圧力で均質化するステップ、
を含むクリームチーズ製品の製造方法に関する。
好ましい方法は、
(g)ステップ(f)の生成物を、約68℃から約90℃、好ましくは約75℃から約85℃の温度で、少なくとも約15分間、好ましくは少なくとも約20分間、さらに好ましくは少なくとも約25分間攪拌するステップ、
を追加として含む。
本発明の重要な態様の1つは、ホエイ蛋白質濃縮物の機能化である。驚いたことに、クリーミーなテクスチャーおよび口当りを増したクリームチーズ製品は、すべての公知である従来技術における方法とは異なる非常に特定の方法で、ホエイ蛋白質濃縮物の機能化が行われる場合に、得ることができることが見出された。ホエイ蛋白質濃縮物のpHを一定限度にのみ低下させることが重要であり、したがってpHは必ずしもホエイ蛋白質濃縮物中に含まれるすべての蛋白質の等電点未満ではない。さらに、酸性化ホエイ蛋白質濃縮物を、一定の温度に徐々に加熱し、その温度を長時間保持することが重要である。このような特定の条件が蛋白質機能化の間に守られれば、クリーミーなテクスチャーおよび口当りが良好なクリームチーズ製品を得ることができる。
本発明による方法を、ここでさらに詳細に説明する。
変性ホエイ蛋白質濃縮物を作るためのホエイ蛋白質の供給源として可能性があるのは、チーズ製造からのスイートホエイおよび酸ホエイ中にある蛋白質である。任意の従来の脱水方法により得られる、このような2種類の供給源のいずれかの(または、それらを組み合わせた)濃縮物も使用することができる。このホエイ蛋白質は通常自然の状態であるが、本発明では高度に変性したホエイ蛋白質の利用を排除しない。
本発明による方法のステップ(a)におけるホエイ蛋白質濃縮物(WPC)の酸性化は、乳酸、リン酸、クエン酸、それらの混合物などの有機酸を添加することにより行うことができる。粉末状(例えば、クエン酸)であろうと、液体状(例えば、乳酸)であろうと、冷たいまたは暖かいWPCに、すなわち広範囲の温度(0℃から60℃)で、この添加を行うことができる。原料中のpHが異なることを防止するために、攪拌が必要である。
培養物製造者の指示に従って、直接接種型、凍結乾燥状態、凍結状態または液体状態の、標準的な乳製品スターター菌(培養物)を使用した生物学的酸性化も行うことができる。乳糖(ラクトース)の発酵により、pHを約5.2未満4.5超の範囲に低下させることが目的である。目標とするpH範囲は、約4.7から約4.9であることが好ましい。
機能性ホエイ蛋白質濃縮物を生成するために、ステップ(a)で得た酸性化WPCの加熱ステップ(b)は、徐々に、好ましくは約15から約120分以内、さらに好ましくは約20から約60分以内、最も好ましくは約25から約45分以内で、約75から約90℃、好ましくは約78から約85℃の温度へと行われ、その温度を少なくとも約30分間、好ましくは少なくとも約45分間維持する。
加熱は、いくつかの異なる方法で、様々な種類の装置により行うことができる。WPCは、バッチ式または熱交換器で加熱することができる。伝熱率、エネルギー消費および経時的な汚損(付着物形成)度に関する性能に基づいて、特定の器具が選ばれる。
通常、バッチ式を選ぶ場合、ジャケット付きタンクには、タンク壁面をかき取る攪拌機(およびブレード)が付いている。2重ジャケットを通って蒸気または熱水が循環し、次いで冷水が循環する。加温および冷却時間はかなり長く(大タンク)、熱再生は容易に可能ではない。
熱交換器(液媒体ヒーター(flow−through heater))では、熱水または凝縮蒸気が熱媒体を構成する。プレートヒーター内で加温および冷却が速やかに行われ、熱を回収できるため、エネルギー消費(加熱および冷却)を小さくすることができる。プレートヒーター内では、加熱および冷却される液体は常に向流である。乱流によって熱伝達が促進され、汚損が減少する。プレート熱交換器と同様に、管状熱交換器を、加熱、保持、冷却および再生(熱回収および冷却エネルギー節減)のために使用することができる。
加熱した酸性化WPC溶液は、脂肪がない場合、粒径d90(粒子の90体積%)が95μm未満で、メジアン径d50が12μm未満の粒子で構成される。
酸性化WPCは、ステップ(c)で乳脂肪と任意選択によりブレンドされる。この乳脂肪は、様々な脂肪含量のクリーム状またはバター状(無水またはバターなどの様々な形状)で加えることができる。このブレンド操作は必須ではなく、すなわち酸性化WPCは、ステップ(d)で直接使用することができる。すなわち、脂肪エマルジョンは、本開示では必須のものではない。また、WPCは、ステップ(d)の前に数日間保存(<10℃)することができる。WPCの乳脂肪に対する重量比は、約60:40から100:0である。ステップ(c)は、ステップ(b)の前に行うことができる。
ステップ(d)のWPCの均質化によって、加熱ステップ(b)で形成したWPC凝縮物が破壊され、細かい凝縮物となる。乳製品用ホモジナイザーは、圧力を約400バールまで上げるように設計された高圧容積式ポンプ(positive pump)で構成される。第1段階の圧力が約300から約400バール、第2段階の圧力が約50から約80バールの2段法で、圧力を生じさせる。均質化弁に対してこのような圧力を生じさせるために、3個以上のピストンを使用する。WPC溶液は、この狭い開口(均質化弁)を押し出され、そこでキャビテーションによる粒子の破壊が起こる。均質化ヘッドは通常、圧力を生じさせるために2段階装置で構成される。第1段階で均質化が行われ、第2段階では、第1段階の直後に形成されたクラスターを分解する。均質化ステップの後では、粒径(d90)は9μm未満で、メジアン径(d50)は4.5μm未満である。
ステップ(d)のWPCの温度は、約5°から約75℃、好ましくは約15°から70℃である。
ステップ(d)の目的は、微粒子状または乳化した機能性ホエイ蛋白質濃縮物を生成することである。
ステップ(e)の機能性WPC(WPC単独またはWPC+乳脂肪のブレンド)と、生チーズの他の成分(脂肪、カード、塩、さらには任意選択の安定剤)とのブレンドは、最終製品中での所望の脂肪レベルを実現するために、重量基準で行われる。このブレンド(混合)操作のための通常の乳製品用装置は、いわゆるLiquiverter、Breddoなどのブレンダーである。ミキサーおよび攪拌機、さらにホモジナイザーおよび熱交換装置についての詳細な説明は、非特許文献1で見ることができる。
ステップ(f)の最終的均質化は、第1段階において約300から約400バール(30から40MPa)/第2段階において約50から約80バール(5から8MPa)の範囲の圧力を実現することができ、可変のトーマ係数(基本的に、第1段階の圧力に対する第2段階の圧力の関係を意味する。詳細説明は上記文献125ページを参照のこと。)を有する2段階ホモジナイザーで行われる。WPCの温度は、約68℃から約90℃、好ましくは約75℃から約85℃の範囲内である。
ステップ(f)の生成物は、追加の工程ステップ(g)で、約68°から約90℃、好ましくは約75°から約85℃の温度で、少なくとも約15分間、好ましくは少なくとも約20分間、さらに好ましくは少なくとも約25分間、任意選択により攪拌される。
充填前に、この最終的攪拌ステップのために使用される装置は、例えば、プロセスチーズ製造においていわゆる「クリーミング」ステップを実現するために、プロセスチーズ産業で使用されているような反応タンクであることが好ましい。このクリーミングタンクは、2重ジャケット付きでツインシャフトを備え、攪拌機のうちの1つはタンク壁をかき取る。このようなヒーター/ミキサータンクは、例えばKarl Schnell(www.karlschnell.de)、Winterbach、Germanyで市販されている。
本発明の好ましい実施形態を説明する具体例によって、ここで本発明を例示する。それらは本発明の範囲の限定を意図するものではない。
約45%のスイートホエイ、約35%の酸ホエイと、約20%のスイートホエイ蛋白質濃縮物(全固形物約30%のシロップ)とをブレンドし、このブレンドを限外ろ過(従来および周知の分離技術および一般的な装置による)することにより、ホエイ蛋白質濃縮物WPCを生成し、約22から23%の固形分、約11から12%の蛋白質含有量、約8.5%のラクトース、および約1.6%の脂肪を有する生成物を得た。限外ろ過前に、混合物を、75℃で20から30秒間低温殺菌した。限外ろ過後に、この温度を68℃から74℃とし、次いでさらに保存するために4℃から8℃に冷却した。得られたホエイ蛋白質濃縮物を、WPCと称する。
WPCのpHを、約0.6%(w/w)のクエン酸100%(ほぼ保存温度でWPCに直接添加)で調節し、約4.8のpH値を得た。機能化を行う同じタンク内でpH調節を行った。WPCの温度を、間接加熱(約90℃の熱水をタンクの2重ジャケット内に循環させる)によって保存温度から約65℃に上げ、同時に攪拌タンクのブレードで原料を静かに攪拌した。次いで、生成物温度を正確に80℃±1℃に上げるために、水および蒸気の温度を約100℃に上げた。生成物温度を45分間80℃に維持している間、休みなく攪拌を続けた。次いで、冷水(1℃)をジャケットに加えることによって、生成物を冷却した。WPCを<10℃に冷却した。得られた機能化WPC生成物(ここでFWPCと称する)は、次のステップに直接使用するか、または次のステップまで保存した。
次のステップは、
a)FWPCとクリームとをブレンドすることによる脂肪エマルジョンの調製(本発明のステップ(c))、または
b)FWPC(本発明のステップ(b)で得たもの)の直接使用、
c)カードに加える前のFWPCの均質化(本発明のステップ(d))、
を含む。
具体的には、次のステップは、以下を含む。
a)FWPC60%およびクリーム40%を混合することによりエマルジョンを調製し、このブレンドを加熱(かき取り式熱交換器、70℃)、均質化(350バール/70バール)し、得られた生成物をFWPCミックスと称するか、
あるいは、
b)FWPCを変性させずにそのまま使用する。
および、
c)FWPCをかき取り式熱交換器によって、約70℃に加熱し、次いで350バール/70バールでホモジナイザーにかける。
(a)および(c)、または、(b)および(c)のFWPCまたはFWPCミックスを、従来の混合装置(Crepaco)で、カード、安定剤、塩などとブレンドし、次いで、従来のホモジナイザー内で原料を70℃で約350バール/70バールで均質化する前に、生成物保存タンク(従来の装置)に移し、最後にテクスチャー強化反応器(texture buildup reactor)に移す。後者の装置は、攪拌装置および再循環ループが備えられた2重ジャケット付きタンクを備える。このタンク内では、チーズの全塊を、充填粘度となるまで約30分間攪拌しながら約80℃に加熱する(本発明のステップ(g))、次いで、生成物を従来の方法で桶に充填し、冷却し、流通させるまで保存する。
再循環ループ内に設置したプローブによって粘度を間接的に測定する。このようなセンサーは、管の2点間の圧力損失を測定し、同時に記録することができる。最小圧力損失差(ミリバール)は、粘度に間接的に対応する。液体原料の見掛け粘度を測定するために市販の装置を使用する。
最終のチーズの組成を含めた(a)および(c)、または、(b)および(c)の生成物の組成は、以下の通りであった。
(a)および(c)
30.00%の量のFWPCミックスを、カード68.86%、塩1.15%およびガムとブレンドした。
Figure 2008521400
(b)および(c)
FWPC16.80%を、カード82.05%、塩1.15%およびガムとブレンドした。
Figure 2008521400
最終チーズ製品は、すべてカゼイン対ホエイ蛋白質比が約60:40の軽いクリームチーズ製品であった。

Claims (24)

  1. (a)ホエイ蛋白質濃縮物を、食用酸味料またはスターター菌で酸性化し、pHを4.5から約5.2に低下させるステップ、
    (b)ステップ(a)の前記酸性化ホエイ蛋白質濃縮物を、約75℃から約90℃の温度に徐々に加熱し、その温度を少なくとも約30分間維持し、機能性ホエイ蛋白質濃縮物を生成するステップ、
    (c)ステップ(b)の前記ホエイ蛋白質濃縮物と、乳脂肪とを、約60:40から約100:0の重量比で任意選択によりブレンドするステップであって、ステップ(b)の前に行ってもよいステップ、
    (d)ステップ(b)または(c)で得た前記ブレンドを、2段階高圧ホモジナイザー内で、約5℃から約75℃の温度で、第1段階では約300から約400バールの圧力で、第2段階では約50から約80バールの圧力で均質化し、乳化した機能性ホエイ蛋白質濃縮物を生成するステップ、
    (e)ステップ(d)の前記乳化した機能性ホエイ蛋白質濃縮物と、ステップ(c)で加えられた前記乳脂肪部分およびクリームチーズ製品の所望の脂肪含量に従ってその脂肪含量が調節されるカードとを、ブレンドし、塩および任意選択の安定剤を加えるステップ、
    (f)ステップ(e)の前記ブレンドを、第2の2段階高圧ホモジナイザー内で、約68℃から約90℃の温度で、第1段階では約300から約400バールの圧力で、第2段階では約50から約80バールの圧力で均質化し、クリームチーズ製品を形成するステップ、
    を含む方法により調製されることを特徴とするクリームチーズ製品。
  2. (g)ステップ(f)の前記クリームチーズ製品は、約68℃から約90℃の温度で、少なくとも約15分間攪拌される追加ステップ、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のクリームチーズ製品。
  3. 前記食用酸味料は、クエン酸および乳酸からなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載のクリームチーズ製品。
  4. 前記食用酸味料は、クエン酸および乳酸からなる群から選択されることを特徴とする請求項2に記載のクリームチーズ製品。
  5. ステップ(a)のpHは、約4.7から約4.9に低下することを特徴とする請求項1に記載のクリームチーズ製品。
  6. ステップ(a)のpHは、約4.7から約4.9に低下することを特徴とする請求項2に記載のクリームチーズ製品。
  7. ステップ(a)の前記酸性化ホエイ蛋白質濃縮物は、ステップ(b)で、約15から約120分の時間内で、約75℃から約90℃の温度に徐々に加熱されることを特徴とする請求項1に記載のクリームチーズ製品。
  8. ステップ(a)の前記酸性化ホエイ蛋白質濃縮物は、ステップ(b)で、約15から約120分の時間内で、約75℃から約90℃の温度に徐々に加熱されることを特徴とする請求項2に記載のクリームチーズ製品。
  9. ステップ(b)の温度は、少なくとも約45分間維持されることを特徴とする請求項7に記載のクリームチーズ製品。
  10. ステップ(b)の温度は、少なくとも約45分間維持されることを特徴とする請求項8に記載のクリームチーズ製品。
  11. ステップ(b)の温度は、約78℃から約85℃であることを特徴とする請求項9に記載のクリームチーズ製品。
  12. ステップ(b)の温度は、約78℃から約85℃であることを特徴とする請求項10に記載のクリームチーズ製品。
  13. ステップ(d)の温度は、約15℃から約70℃であることを特徴とする請求項1に記載のクリームチーズ製品。
  14. ステップ(d)の温度は、約15℃から約70℃であることを特徴とする請求項2に記載のクリームチーズ製品。
  15. ステップ(f)の温度は、約75℃から約85℃であることを特徴とする請求項1に記載のクリームチーズ製品。
  16. ステップ(f)の温度は、約75℃から約85℃であることを特徴とする請求項2に記載のクリームチーズ製品。
  17. ステップ(g)の温度は、約75℃から約85℃であることを特徴とする請求項1に記載のクリームチーズ製品。
  18. ステップ(g)の温度は、約75℃から約85℃であることを特徴とする請求項2に記載のクリームチーズ製品。
  19. 前記食用酸味料は、クエン酸および乳酸からなる群から選択され、ステップ(a)のpHは、約4.7から約4.9に低下し、ステップ(a)の前記酸性化ホエイ蛋白質濃縮物は、ステップ(b)で、約15から約120分の時間内で、約75℃から約90℃の温度に徐々に加熱され、ステップ(b)の温度は、約78℃から約85℃でありかつ少なくとも約45分間維持され、ステップ(d)の温度は、約15℃から約70℃であり、ステップ(f)の温度は、約75℃から約85℃であり、ステップ(g)の温度は、約75℃から約85℃であることを特徴とする請求項1に記載のクリームチーズ製品。
  20. 前記食用酸味料は、クエン酸および乳酸からなる群から選択され、ステップ(a)のpHは、約4.7から約4.9に低下し、ステップ(a)の前記酸性化ホエイ蛋白質濃縮物は、ステップ(b)で、約15から約120分の時間内で、約75℃から約90℃の温度に徐々に加熱され、ステップ(b)の温度は、約78℃から約85℃でありかつ少なくとも約45分間維持され、ステップ(d)の温度は、約15℃から約70℃であり、ステップ(f)の温度は、約75℃から約85℃であり、ステップ(g)の温度は、約75℃から約85℃であることを特徴とする請求項2に記載のクリームチーズ製品。
  21. (a)ホエイ蛋白質濃縮物を、食用酸味料またはスターター菌で酸性化し、pHを4.5から約5.2に低下させるステップ、
    (b)ステップ(a)の前記酸性化ホエイ蛋白質濃縮物を、約75℃から約90℃の温度に徐々に加熱し、その温度を少なくとも約30分間維持し、機能性ホエイ蛋白質濃縮物を生成するステップ、
    (c)ステップ(b)の前記ホエイ蛋白質濃縮物と、乳脂肪とを、約60:40から約100:0の重量比で任意選択によりブレンドするステップであって、ステップ(b)の前に行ってもよいステップ、
    (d)ステップ(b)または(c)で得た前記ブレンドを、2段階高圧ホモジナイザー内で、約5℃から約75℃の温度で、第1段階では約300から約400バールの圧力で、第2段階では約50から約80バールの圧力で均質化し、乳化した機能性ホエイ蛋白質濃縮物を生成するステップ、
    (e)ステップ(d)の前記乳化した機能性ホエイ蛋白質濃縮物と、ステップ(c)で加えられた前記乳脂肪部分およびクリームチーズ製品の所望の脂肪含量に従ってその脂肪含量が調節されるカードとを、ブレンドし、塩および任意選択の安定剤を加えるステップ、
    (f)ステップ(e)の前記ブレンドを、第2の2段階高圧ホモジナイザー内で、約68℃から約90℃の温度で、第1段階では約300から約400バールの圧力で、第2段階では約50から約80バールの圧力で均質化し、クリームチーズ製品を形成するステップ、
    を含むことを特徴とするクリームチーズ製品の製造方法。
  22. (g)ステップ(f)の前記クリームチーズ製品は、約68℃から約90℃の温度で、少なくとも約15分間攪拌されるステップ、
    をさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 前記食用酸味料は、クエン酸および乳酸から
    なる群から選択され、ステップ(a)のpHは、約4.7から約4.9に低下し、ステップ(a)の前記酸性化ホエイ蛋白質濃縮物は、ステップ(b)で、約15から約120分の時間内で、約75℃から約90℃の温度に徐々に加熱され、ステップ(b)の温度は、約78℃から約85℃でありかつ少なくとも約45分間維持され、ステップ(d)の温度は、約15℃から約70℃であり、ステップ(f)の温度は、約75℃から約85℃であり、ステップ(g)の温度は、約75℃から約85℃であることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  24. 前記食用酸味料は、クエン酸および乳酸からなる群から選択され、ステップ(a)のpHは、約4.7から約4.9に低下し、ステップ(a)の前記酸性化ホエイ蛋白質濃縮物は、ステップ(b)で、約15から約120分の時間内で、約75℃から約90℃の温度に徐々に加熱され、ステップ(b)の温度は、約78℃から約85℃でありかつ少なくとも約45分間維持され、ステップ(d)の温度は、約15℃から約70℃であり、ステップ(f)の温度は、約75℃から約85℃であり、ステップ(g)の温度は、約75℃から約85℃であることを特徴とする請求項22に記載の方法。
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