JP2002209514A - 高水分クリームチーズのテクスチャ制御 - Google Patents

高水分クリームチーズのテクスチャ制御

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JP2002209514A JP2001382385A JP2001382385A JP2002209514A JP 2002209514 A JP2002209514 A JP 2002209514A JP 2001382385 A JP2001382385 A JP 2001382385A JP 2001382385 A JP2001382385 A JP 2001382385A JP 2002209514 A JP2002209514 A JP 2002209514A
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    • A23C19/06Treating cheese curd after whey separation; Products obtained thereby
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    • A23C19/0765Addition to the curd of additives other than acidifying agents, dairy products, proteins except gelatine, fats, enzymes, microorganisms, NaCl, CaCl2 or KCl; Foamed fresh cheese products

Abstract

(57)【要約】 【課題】 望ましいテクスチャ特性を有する、すなわち
堅さが増した高水分クリームチーズの製造方法を提供す
る。 【解決手段】 本発明の方法によって、製造過程中の水
分濃度を最終クリームチーズ製品の最終目標水分濃度を
下回る濃度に制御し、次いで最終組成物の水分濃度は水
を添加して最終目標水分濃度に調整することによって著
しく堅さが増した高水分クリームチーズが提供される。
驚くべきことに、この方法の製造過程中で水分濃度を制
御することによって最終クリームチーズ製品の堅さの程
度が著しく増すことが発見された。実際に、この方法を
使用して製造された高水分クリームチーズは、このよう
な水分制御を行わずに調製した標準のクリームチーズよ
りも約5から約20倍堅い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、望ましいテクスチ
ャ特性を有する(すなわち、堅さの増した)高水分クリ
ームチーズの製造方法を目的とする。さらに詳細には、
本発明の方法は著しく堅さが増した高水分クリームチー
ズを提供する。この方法では、製造中の水分濃度を最終
クリームチーズ製品の最終目標水分濃度を下回る濃度に
維持して、次いで最終組成物の水分濃度は水を添加する
ことによって最終目標水分濃度に調節する。驚くべきこ
とに、この方法の製造過程で水分濃度を制御することに
よって最終クリームチーズ製品の堅さの程度が著しく増
すことが発見された。
【0002】
【従来の技術】クリームチーズは、クリームと乳の混合
物から緩酸で凝固させて製造した軟らかい非硬化チーズ
である。クリームチーズは冷蔵条件下で保存され、クリ
ームチーズの本体は滑らかでバター様である。冷蔵温度
でのテクスチャおよびクリームチーズ本体は、チーズを
スライスして塗り広げることができるような状態であ
る。クリームチーズの製造において、発酵を行わない全
乳および/またはスキムミルクおよび発酵を行わないク
リーム(sweet cream)を予め選択した割合
でブレンドして、クリームチーズミックスを作製する。
このクリームチーズミックスの乳脂肪含量は通常約10
から約20パーセントである。加工後、最終クリームチ
ーズの乳脂肪含量は約33から約35重量パーセントで
ある。
【0003】このクリームチーズミックスを低温殺菌し
て均質化し、その後通常16.7℃(華氏62度)と3
3.3℃(華氏92度)との間の温度で冷却し、その後
乳酸培養物を接種する。このミックスが熟成して凝固物
が形成されるまで接種温度で維持する。凝固物の酸度
は、約0.6から約0.9パーセント(等価の乳酸パー
セントとして計算)である。所望する酸度が得られた
後、カードをホエーから分離して、その後包装する。ク
リームチーズを製造し、ホエーからクリームチーズカー
ドを分離するよく知られた1方法には、カードの機械的
分離法が含まれる。この方法は、Linkに付与された
米国特許第2387276号に開示されている。この方
法によれば、凝固物が形成されるまで熟成した後、凝固
物を高温で加熱して混合物の粘度を低下させる。その
後、加熱した混合物を高温で遠心分離して、カードをホ
エーから分離する。ホエーが生成する方法では、ホエー
を分離して、廃棄するか、さもなければ処理しなければ
ならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】蛋白質および脂肪濃度
を著しく低下させた高水分クリームチーズを製造するた
めに、多大な努力が払われてきた。しかし、クリームチ
ーズの水分濃度を増加させると、望ましい堅さを有さな
いクリームチーズが得られることが多くなる。本発明
は、所望する程度の堅さを有する高水分クリームチーズ
を提供する。すなわち、本発明は、堅さの増した高水分
クリームチーズの製造方法を目的とする。さらに、本発
明はホエー分離段階を含まない高水分クリームチーズの
製造方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、堅い、高水分
クリームチーズの製造方法を提供する。この方法には、
無脂肪発酵乳混合物、乳脂肪エマルジョン、ガム、およ
び塩を約54.4℃(華氏約130度)から約65.5
℃(華氏約150度)の温度で、約5から約10分ブレ
ンドすることが含まれる。本発明の重要な態様では、無
脂肪発酵乳混合物、乳脂肪エマルジョン、ガムおよび塩
のブレンドは、最終的な高水分クリームチーズ製品の水
分含量よりも少なくとも2パーセント少ない水分含量で
ある。本発明の方法の次段階で、このブレンドを約5
4.4℃(華氏約130度)から約65.5℃(華氏約
150度)の温度で約500から約4000psiで均
質化する。本発明の他の態様では、均質化中の水分含量
は、最終的な高水分クリームチーズ製品の水分含量より
も少なくとも2パーセント少ない水分含量である。均質
化後、さらに追加の水を均質化ブレンドに混ぜると、少
なくとも約68パーセントの水分含量を有し、本質的に
一定な水分濃度を有する方法で製造されたクリームチー
ズよりも約5から約20倍の堅さを有するクリームチー
ズが得られる。特許請求する本発明によって製造した高
水分クリームチーズの蛋白質含量は、約5から約10パ
ーセントである。
【0006】本発明はまた、所定の目標水分含量を有す
る高水分クリームチーズの製造方法を提供し、前記方法
には、カゼイン対ホエーの比が約75:25未満の割合
である無脂肪発酵ミックス成分、エマルジョン成分、お
よび塩/ガム成分を約54.4℃(華氏約130度)か
ら約65.5℃(華氏約150度)の温度で約10分間
ブレンドして、所定の目標水分含量よりも水分含量が少
ないブレンドを形成すること、前記ブレンドを約54.
4℃(華氏約130度)から約65.5℃(華氏約15
0度)の温度で約500から約4000psiで均質化
して、所定の目標水分含量よりも水分含量が少ない均質
化ブレンドを形成すること、および追加で水をこの均質
化ブレンドに混ぜて、所定の目標水分濃度まで水分含量
を上昇させ、それによって高水分クリームチーズを提供
することが含まれ、前記高水分クリームチーズが同様の
方法で製造された標準的クリームチーズよりも著しく堅
いが、前記ブレンドまたは前記均質化ブレンドが所定の
目標水分含量に近接しているかまたは等しい水分含量を
有している。
【0007】本発明はまた、所定の目標水分含量を有す
る高水分クリームチーズの製造方法を提供し、前記方法
には、(1)無脂肪発酵ミックス成分が、(A)無脂肪
乾燥乳0から約4パーセント、乳蛋白質濃縮物約6から
約9パーセント、ホエー蛋白質基質約1から約4パーセ
ント、および水約80から約90パーセントを含む基質
であって、カゼイン対ホエーの比が約75:25未満で
ある基質を調製すること、(B)この基質を低温殺菌す
ること、(C)低温殺菌した基質を約21.1℃(華氏
約70度)から約26.7℃(華氏約80度)の温度ま
で冷却すること、および(D)冷却した低温殺菌基質を
クリームチーズ発酵物と約18.3℃(華氏約65度)
から約29.4℃(華氏約80度)の温度で、約10か
ら約20時間培養し、約4.4から4.9のpHを実現
して、無脂肪発酵ミックス成分を得ることを含む方法に
よって調製されること、(2)エマルジョン成分が、
(A)ホエー蛋白質濃縮物を水と混ぜて、ホエー蛋白質
濃縮物および水のブレンドを形成すること、(B)融解
した脂肪をホエー蛋白質濃縮物および水のブレンドに添
加して、ホエー蛋白質約4から約6パーセント、脂肪約
45から約55パーセント、および水約45から約50
パーセントを含む融解した脂肪、ホエー蛋白質濃縮物お
よび水のブレンドを形成すること、(C)融解した脂
肪、ホエー蛋白質濃縮物、および水のブレンドを低剪断
条件で処理して、直径約5から約20ミクロンの平均脂
肪滴を有する粗エマルジョンを形成すること、および
(D)この粗エマルジョンを高剪断条件下で処理して、
直径約1から約5ミクロンの平均脂肪滴を有する第2エ
マルジョンであって、エマルジョン成分である第2エマ
ルジョンを形成することを含む方法によって調製される
こと、(3)塩約60から約80パーセントおよびガム
約20から約40パーセントの乾燥ミックスを含む塩/
ガム成分を調製すること、(4)無脂肪発酵ミックス成
分、エマルジョン成分、および塩/ガム成分を約60℃
(華氏約140度)から約82.2℃(華氏約180
度)の温度で約1から約10分間ブレンドして、所定の
目標水分含量よりも少ない水分含量を有するブレンドを
形成すること、このブレンドを約54.4℃(華氏約1
30度)から約65.6℃(華氏約180度)の温度で
約1000から約4000psiで均質化して、所定の
目標水分含量よりも少ない水分含量の均質化ブレンドを
形成すること、およびさらに水を均質化ブレンドに混ぜ
て所定の目標水分濃度まで水分含量を上昇させて、それ
によって高水分クリームチーズを提供することが含ま
れ、前記高水分クリームチーズは同様の方法で製造した
標準的クリームチーズよりも著しく堅いが、前記ブレン
ドまたは前記均質化ブレンドは所定の目標水分含量に近
接しているかまたは等しい水分含量を有している。
【0008】本発明は、予め決定した目標の水分含量を
有する高水分クリームチーズも提供し、前記高水分クリ
ームチーズは、カゼインとホエーの比が約75:25未
満である脱脂発酵ミックス成分と、エマルジョン成分
と、塩/ガム成分とを、華氏約140度から華氏約18
0度(約60℃から約82℃)の温度で約1分間から約
10分間ブレンドして、その水分含量が予め決定した目
標の水分含量未満であるブレンドを形成すること、この
ブレンドを、約1000psiから約4000psi
(約70kg/cm 2〜約280kg/cm2)で華氏約
130度から華氏約180度(約54℃から約82℃)
の温度で均質化して、その水分含量が予め決定した目標
の水分含量未満である均質化ブレンドを形成すること、
および均質化ブレンドと追加の水とをブレンドして、そ
の水分含量を予め決定した目標の水分濃度まで上げ、そ
れによって高水分クリームチーズを提供することを含む
プロセスによって調製され、この高水分クリームチーズ
は、その堅さが、同様のプロセスで生成された標準的な
クリームチーズよりも著しく高いものであるが、このブ
レンドまたは均質化したブレンドは、その水分濃度が、
予め決定した目標の水分含量に近いかまたは等しいもの
である。
【0009】本発明は、予め決定した目標の水分含量を
有する高水分クリームチーズも提供し、前記高水分クリ
ームチーズは、(1)(A)0パーセントから約4パー
セントの脱脂粉乳と、約6パーセントから約9パーセン
トの乳タンパク質濃縮物と、約1パーセントから約4パ
ーセントの乳清タンパク基質と、約80パーセントから
約90パーセントの水とを含む基質であって、カゼイン
とホエーの比が約75対25未満である基質を調製する
こと、(B)基質を殺菌すること、(C)殺菌済みの基
質を、華氏約70度から華氏約80℃(約21℃から約
27℃)の温度に冷却すること、および(D)冷却した
殺菌済みの基質を、華氏約65度から華氏約85度(約
18℃から約29℃)の温度で約10時間から約20時
間のクリームチーズ発酵により発酵させて、脱脂発酵ミ
ックス成分を得るためにpHを約4.4から4.9にす
ることを含むプロセスによって脱脂発酵ミックス成分を
調製すること、(2)(A)乳清タンパク質濃縮物と水
をブレンドして、乳清タンパク質濃縮物と水のブレンド
を形成すること、(B)乳清タンパク質濃縮物と水のブ
レンドに、融解した脂肪を添加して、約4パーセントか
ら約6パーセントの乳清タンパク質濃縮物と、約45パ
ーセントから約55パーセントの脂肪と、約45パーセ
ントから約50パーセントの水を含有する、融解脂肪と
乳清タンパク質濃縮物と水のブレンドを形成すること、
(C)融解脂肪と乳清タンパク質濃縮物と水のブレンド
を低剪断条件下で処理して、平均脂肪滴粒径が約5ミク
ロンから約20ミクロンである粗いエマルジョンを形成
すること、および(D)粗いエマルジョンを高剪断条件
下で処理して、平均脂肪滴粒径が約1ミクロンから約5
ミクロンである第2のエマルジョンであってこれがエマ
ルジョン成分になる第2のエマルジョンを形成すること
を含むプロセスによってエマルジョン成分を調製するこ
と、(3)約60パーセントから約80パーセントの塩
および約20パーセントから約40パーセントのガムの
ドライミックスを含む塩/ガム成分を調製すること、
(4)脱脂発酵ミックス成分と、エマルジョン成分と、
塩/ガム成分とを、華氏約140度から華氏約180度
(約60℃から約82℃)の温度で約1分間から約10
分間ブレンドして、その水分含量が予め決定した目標の
水分含量未満であるブレンドを形成すること、このブレ
ンドを、約1000psiから約4000psi(約7
0kg/cm 2〜約280kg/cm2)で華氏約130
度から華氏約180度(約54℃から約82℃)の温度
で均質化して、その水分含量が予め決定した目標の水分
含量未満である均質化ブレンドを形成すること、および
均質化ブレンドと追加の水とをブレンドして、その水分
含量を予め決定した目標の水分濃度まで上げ、それによ
って高水分クリームチーズを提供すること含むプロセス
によって調製され、この高水分クリームチーズは、その
堅さが、同様のプロセスで生成された標準的なクリーム
チーズよりも著しく高いものであるが、このブレンドま
たは均質化したブレンドは、その水分濃度が、予め決定
した目標の水分含量に近いかまたは等しいものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、堅さが増した高水分ク
リームチーズを生成するためのプロセスを対象とする。
本発明によれば、クリームチーズの成分を均質化して、
所望の最終のクリームチーズの予め決定した目標の水分
濃度よりも低い水分濃度に加熱する。次いで得られた均
質化および加熱済みの生成物の水分濃度を、予め決定し
た目標の濃度に調整して、最終の高水分クリームチーズ
を得る。意外にも、このように製造プロセス中に水分含
量を制御することによって、最終のクリームチーズ製品
の堅さのレベルが著しく増すことが見出された。
【0011】重要な態様において、本発明のプロセス
は、製造プロセス全体を通して水分濃度が予め決定した
目標の水分濃度かまたはその水分濃度近くに維持される
プロセスで生成されたカードよりも、約4倍から約20
倍大きいカード堅さをもたらす。換言すれば、製造プロ
セス中に水分濃度を予め決定した目標の水分濃度よりも
低くなるよう調整することによって、かつ製造プロセス
の終わりにその水分濃度を予め決定した目標の濃度に標
準化するだけで、得られるクリームチーズの堅さを著し
く増大させることが可能になる。さらに、本発明のプロ
セスではホエーが発生せず、それによって、製造コスト
が削減される。
【0012】全体的に、本発明のプロセスは、(1)脱
脂発酵ミックス成分と、(2)エマルジョン成分と、
(3)塩/ガム成分(ガムと塩の乾燥混合物が好まし
い)とのブレンドを提供し、このブレンドが高剪断条件
下で均質化され、次いで華氏150度から華氏約190
度(約66℃から約88℃)の温度で5分間から約30
分間加熱される。均質化は、2段式ホモジナイザ、すな
わち第1段が約1000psiから約3000psi
(約70kg/cm2から約210kg/cm2)の圧力
で動作し、第2段が約100psiから約500psi
(約7kg/cm2から約35kg/cm2)の圧力で動
作するホモジナイザで行われることが好ましい。ブレン
ドの水分濃度は、最終のクリームチーズの、所望のまた
は予め決定した目標の濃度よりも低い。均質化ステップ
の後および/または加熱ステップ中に十分な水を添加し
て、得られるクリームチーズの水分濃度を最終のクリー
ムチーズの所望のまたは予め決定した目標の濃度まで上
げる。本発明のプロセスを使用することによって、最終
の均質化ステップの前に予め決定した目標の濃度に水分
を標準化しまたは調整することの他は同様のプロセスで
調製された同様のクリームチーズに比べ、堅さが著しく
増したクリームチーズを生成することができる。クリー
ムチーズは、その降伏応力が一般に約1500パスカル
から約3500パスカルであり、より好ましくは約20
00パスカルから約2500パスカルであるものを得る
ことができる。
【0013】本発明を、予め決定した水分濃度を有する
高水分クリームチーズの調製に関して図1に概略的に示
す。本発明では、最終の高水分クリームチーズの予め決
定した水分濃度が約65パーセントから約75パーセン
トであり、より好ましくは約68パーセントから約70
パーセントである。
【0014】脱脂発酵ミックス成分は、水と、脱脂粉乳
と、乳タンパク質濃縮物(MPC)と、乳清タンパク質
濃縮物(WPC)とをブレンドして、カゼイン/ホエー
の比が約75/25未満であり好ましくは約40/60
から約75/25である基質を形成することによって調
製する。基質を形成するために乳清タンパク質濃縮物を
添加することによって、カゼイン/ホエーの比を制御す
ることが可能になり、またより多くのタンパク質を発酵
によって酸性にすることが可能になり、その結果、pH
6.5でエマルジョン成分を通して添加された乳清タン
パク質濃縮物によって得られるクリームチーズの最終の
pHが約5を超えないようにすることができる。この配
合を使用することにより、最終のpHは一般に約4.8
から約4.9の範囲内になる。
【0015】一般に基質は、0パーセントから約4パー
セントの脱脂粉乳と、約6パーセントから約9パーセン
トの乳タンパク質濃縮物と、約1パーセントから約4パ
ーセントの乳清タンパク基質と、約80パーセントから
約90パーセントの水を含有する。基質は、約3パーセ
ントから約4パーセントの脱脂粉乳と、約6パーセント
から約7パーセントの乳タンパク質濃縮物と、約2パー
セントから約3パーセントの乳清タンパク基質と、約8
0パーセントから約90パーセントの水を含有すること
がより好ましい。適切な乳タンパク質粉末が市販されて
おり、そのような乳タンパク質粉末の例には、New
Zealand Milk Products,In
c.(Petaluma、CA)のALAPRO 48
50(MPC85)、ALAPRO 4700(MPC
70)、ALAPRO 4560(MPC56)、AL
APRO 4420(MPC42)と、Murray
Goulburn(オーストラリア)のMPC80、M
PC56、およびMPC42が含まれるが、これらに限
定するものではなく、望むならこれらの混合物を使用す
ることもできる。適切な乳清タンパク質濃縮物が市販さ
れており、そのような乳清タンパク質粉末の例には、A
MP8000(AMPC Ames、IA)、FDA3
5(Fieldgate、Litchfield、M
N)、およびAlacen895(New Zeala
nd Milk Products,Inc.;Pet
aluma、CA)が含まれるが、これらの限定するも
のではなく、望むならこれらの混合物を使用することも
できる。乳清タンパク質濃縮物は、変性が最小限に抑え
られた天然タンパク質を含有することが好ましい。
【0016】次いで、発酵前に基質を「浄化」するため
に、従来の技法を使用して基質を殺菌する。一般に殺菌
は、華氏約150度から華氏約180度(約66℃から
約82℃)の温度で約15秒間から約5分間行う。華氏
約70度から華氏約80度(約21℃から約27℃)で
冷却した後、基質に従来のクリームチーズ発酵菌を接種
し、次いで従来の技法を使用して発酵させて、pHを約
4.4から約5にし、好ましくは約4.5から約4.6
にする。適切なクリームチーズ発酵菌の例には、CNH
11(Christian Hansen、Milwa
ukee、WI)、CHN12(Christian
Hansen、Milwaukee、WI)、または他
の乳酸発酵系が含まれるがこれらに限定するものではな
く、本発明での使用に好ましいクリームチーズ発酵菌
は、CHN12である。一般に基質は、華氏約65度か
ら華氏約85度(約18℃から約29℃)の温度で約1
0時間から約30時間発酵させ、好ましくは華氏約70
度から華氏約74度(約21℃から約23℃)で約18
時間から約24時間発酵させる。脱脂発酵ミックス成分
は、発酵後に得られる。典型的な場合、脱脂発酵ミック
ス成分は、約87パーセントの水分と、約0.25パー
セントの脂肪と、約8パーセントのタンパク質と、約3
パーセントの乳糖を含有することになる。一般に、脱脂
発酵ミックスにはゲル様の特性があるが、ポンプ動作に
よって容易に送出することができる。
【0017】エマルジョン成分は、最初に乳清タンパク
質濃縮物と水を適切なミキサでブレンドすることにより
調製される。乳清タンパク質濃縮物は乳化剤として作用
する。次いで融解した脂肪(温度が華氏約130度(約
54℃)のバター脂が好ましい)を低剪断条件下で水/
乳化剤のブレンドに添加して、粗いエマルジョンを形成
する(典型的な平均脂肪滴粒径は約5ミクロンから約2
0ミクロンである)。低剪断均質化は、撹拌によって
(例えばミキサやブレンダを使用して)行うことが好ま
しい。使用することができるその他の脂肪には、無水乳
脂肪や濃縮乳脂肪、クリーム、植物脂などが含まれる
が、これらに限定されない。粗いエマルジョンは、一般
に、約4パーセントから約6パーセントの乳清タンパク
質濃縮物と、約45パーセントから約55パーセントの
脂肪と、約45パーセントから約50パーセントの水を
含有する。粗いエマルジョンは、約5パーセントから約
5.5パーセントの乳清タンパク質濃縮物と、約46パ
ーセントから約48パーセントの脂肪と、約46パーセ
ントから約48パーセントの水を含有することがより好
ましい。次いで粗いエマルジョンを高剪断条件下で均質
化して、典型的な平均粒径が約1.5ミクロンから約5
ミクロンの微細なエマルジョンを形成する。この微細な
エマルジョンを生成するための均質化は、2段式ホモジ
ナイザ、すなわち第1段が約1000psiから約30
00psi(約70kg/cm2から約210kg/c
2)の圧力で動作し、第2段が約100psiから約
500psi(約7kg/cm2から約35kg/c
2)の圧力で動作するホモジナイザで行うことが好ま
しい。この微細なエマルジョンがエマルジョン成分にな
る。一般に、エマルジョン成分は、約55パーセントの
水分と、約39パーセントの脂肪と、約5パーセントの
タンパク質と、約1.1パーセントの乳糖を含有するこ
とになり、このエマルジョン成分には本質的にカゼイン
を添加しないことが好ましい。
【0018】塩/ガム成分は、水を全く添加せずに、適
切な量の塩およびガムをドライブレンドすることによっ
て調製することが好ましい。一般に、塩/ガム成分は、
最終のクリームチーズ中の塩およびガムの所望の濃度に
応じて、約60パーセントから約80パーセントの塩
と、約20パーセントから約40パーセントのガムを含
有することになる。本発明では、クリームチーズの製造
に通常使用されるガムを使用することができる。適切な
ガムの例には、キャロブ、グアー、キサンタン、カラゲ
ナンなどが含まれ、一般に、キャロブガムが好ましい。
【0019】次いで脱脂発酵ミックス成分とエマルジョ
ン成分を一緒にブレンドする。次いで好ましくは華氏約
130度から華氏約150度(約54℃から約66℃)
のガム/塩成分を、脱脂発酵ミックス成分とエマルジョ
ン成分とのブレンドに添加して、全ブレンドを形成す
る。添加するガム/塩成分の量は、最終のクリームチー
ズ製品中の、塩およびガムの所望の量によって決定され
る。この段階でのガム/塩成分のブレンド操作はドライ
ブレンドを使用することによって極めて容易であり(水
分散とは対照的に)、したがって、ドライブレンドが好
ましい。望むなら、脱脂発酵ミックス成分とエマルジョ
ン成分のブレンドは、ガム/塩成分を添加する前に従来
の殺菌技法を使用して殺菌することができる。この全ブ
レンドは、一般に、脱脂発酵ミックス成分を約40パー
セントから約45パーセント、エマルジョン成分を約6
0パーセントから約65パーセント、塩/ガム成分を約
0.5パーセントから約1.5パーセント含む。次いで
全ブレンドを、高剪断条件下で華氏約150度から華氏
約190度(約66℃から約88℃)で均質化して、微
細なエマルジョンを形成する(平均脂肪滴粒径が約1.
5ミクロンから約5ミクロン)。この均質化ステップ
は、2段式ホモジナイザ、すなわち第1段が約1000
psiから約4000psi(約70kg/cm2から
約280kg/cm2)であり第2段が約100psi
から約500psi(約7kg/cm2から約35kg
/cm2)であるホモジナイザで行うことが好ましい。
この均質化ステップは、所望のテクスチャを得るために
重要である。
【0020】全ブレンドの極めて重要な特徴とは、その
全水分含量が、最終のクリームチーズ製品の、予め決定
した目標の水分濃度よりも少ないことである。当然なが
ら、この全ブレンドの全水分含量は、脱脂発酵ミックス
成分、エマルジョン成分、および塩/ガム成分中の水分
の量と、全ブレンド中のこれら3成分の相対量によって
制御される。(上記のように、塩/ガム成分は水分を含
有しないことが好ましく、したがって全ブレンドの水分
含量は、より一般的には、他の2種の成分の水分含量と
それらの相対量によって制御される。しかし、塩/ガム
成分が水分を含有する場合には、そのような水分を考慮
しなければならない。)一般にこの全ブレンドの全水分
含量は、最終の高水分クリームチーズ製品の予め決定し
た目標の濃度よりも、約2パーセントから約6パーセン
ト低く、より好ましくは約3パーセントから約4パーセ
ント低い。
【0021】均質化ステップの後、均質化した混合物を
華氏約180度から華氏約190度(約82℃から約8
8℃)に加熱して、ガムの水和を助けることが好まし
い。追加の水を添加して、最終の水分含量を、予め決定
した目標の値まで上げる。追加の水は、華氏約180度
から華氏約190度(約82℃から約88℃)の温度で
添加することが好ましい。次いで混合物を、華氏約18
0度から華氏約200度(約82℃から約93℃)で最
長約30分間加熱し、好ましくは華氏約180度から華
氏約190度(約82℃から約88℃)で約5分間から
約15分間加熱して、本発明の高水分クリームチーズを
生成する。得られた高水分クリームチーズは、従来の技
法および手順を使用してパックすることができる。得ら
れた高水分クリームチーズは、適切な容器(例えばタ
ブ)にホットパックし、次いで華氏約40度から華氏約
50度(約4℃から約10℃)の温度に冷却することが
好ましい。製品を冷却すると、2週間で得られる粘度の
ピークの約80パーセントから約90パーセントが、最
初の3日間で得られる。
【0022】一般に、本発明の高水分クリームチーズ製
品は、水分含量が約65パーセントから約70パーセン
トであり、脂肪含量が約20パーセントから約25パー
セント、カゼイン含量が約1.5パーセントから約2.
5パーセント、乳清タンパク質含量が約3パーセントか
ら約4.5パーセント、乳糖含量が約2パーセントから
約6パーセントである。本発明の高水分クリームチーズ
製品は、水分含量が約68パーセントから約69パーセ
ント、脂肪含量が約21パーセントから約23パーセン
ト、カゼイン含量が約1.8パーセントから約2パーセ
ント、乳清タンパク質含量が約4パーセントから約4.
5パーセント、乳糖含量が約2パーセントから約6パー
セントであることがより好ましい。一般に本発明の高水
分クリームチーズの降伏応力は、Vane Rheom
eter(Vaneレオメータ)で測定した場合、約1
500パスカルから約3500パスカルであり、より好
ましくは約2000パスカルから約2500パスカルで
ある。この堅さの増大は、一般に、本明細書で述べたよ
うに水分を制御した状態で調製されたクリームチーズに
比べて約4倍から約20倍に増大したことを表してい
る。
【0023】以下の実施例は本発明を例示するものであ
り、これに限定しようとするものではない。他に指示が
ない限り、全てのパーセンテージおよび比は重量による
ものである。
【0024】実施例1 本発明の手順を使用し、脱脂発酵混合物、エマルジョ
ン、および塩/ガム混合物を使用してクリームチーズを
調製した。この手順は、基本的に図1に示した通りであ
る。クリームチーズを得るための目標の水分濃度は約6
8パーセントであった。以下の配合を使用した。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】脱脂発酵混合物の成分を、適切なミキサ
(例えばBreddo)で、華氏約140度から華氏約
150度(約60℃から約66℃)でブレンドし、華氏
約178度(約81℃)で約5分間バッチ殺菌した。冷
却後、華氏約72度(約22℃)で、混合物にChr.
Hansen発酵菌(CHN12)を接種した。約18
時間後、発酵物(すなわち脱脂発酵混合物)を採取し
た。この発酵物のpHは約4.5であり、酸の総量は約
1.2パーセントであった。
【0029】エマルジョンは、水とAMP8000を、
Breddo内で、華氏約130度から華氏約150度
(約54℃から約66℃)でブレンドすることによって
調製した。引き続き濃縮乳脂肪を添加して、さらに3分
間ブレンドした。バルブホモジナイザを使用し、300
0psi(約70kg/cm2)で、粗いエマルジョン
を形成した。
【0030】脱脂発酵混合物47.5ポンド(約21.
6kg)を適切なミキサ(例えばBreddo)内で約
3分間ブレンドすることにより、クリームチーズ製品を
調製した。次いでエマルジョン(62.9ポンド(約2
8.6kg))を添加して、さらに約3分間、混合し続
けた。得られた混合物を適切な容器(例えばGroen
ケトル)に移し、華氏約178度(約81℃)で約5分
間加熱した。一部(92ポンド(約42kg))を適切
なミキサ(例えばBreddo)に移し、乾燥した塩/
ガム混合物と約3分間混合し、次いで約3000psi
(約70kg/cm2)で均質化した。
【0031】次いで目標の水分濃度よりも約6パーセン
ト少ない水分を含有する均質化した混合物を、華氏約1
90度(約88℃)に加熱した。温度が華氏約185度
(約85℃)に達した後、15ポンド(約6.8kg)
の水を混合しながら添加して、所望の目標の水分濃度を
得た。温度が華氏約190度(約88℃)に達したら、
温度をその温度に約60分間保った。得られたクリーム
チーズは、望み通りにパックし、次いで華氏約40度
(約4℃)に冷却することができる。
【0032】得られたクリームチーズの粘度を、冷却
後、時間の関数として測定した。その結果を、「本発
明」のサンプルとして図2に示す。
【0033】実施例2 同様のクリームチーズ(「対照」)は、最終目標の水分
濃度を実現するためにエマルジョンの水分含量を増大さ
せた他は、本質的に実施例1に詳細に示した通りであ
る。換言すれば、目標の水分濃度を実現するために、脱
脂発酵混合物、エマルジョン、および塩/ガム混合物の
ブレンドに追加の水を添加する必要がなかった。以下の
配合を使用した。
【0034】
【表4】
【0035】
【表5】
【0036】
【表6】
【0037】上述の配合を使用して、実施例1で述べる
とおりに脱脂発酵混合物およびエマルジョンを調製し
た。Breddoミキサ内で、脱脂発酵混合物51.0
ポンド(約23kg)を3分間ブレンドすることによ
り、対照クリームチーズを調製した。エマルジョン(6
6ポンド(約30kg))を添加して、さらに3分間混
合した。得られた混合物を適切な容器(例えばGroe
nケトル)に移し、華氏約178度(約81℃)で約5
分間加熱した。一部(114ポンド(約52kg))を
適切なミキサ(例えばBreddo)に移し、乾燥した
塩/ガム混合物と約3分間混合し、次いで約3000p
si(約70kg/cm2)で均質化した。
【0038】次いで、さらに水を全く添加せずに所望の
目標の水分濃度を得るのに十分な水を含有する均質化混
合物を、華氏約190度(約88℃)に加熱してその温
度に約60分間保ち、パックし、次いで華氏約40度
(約4℃)に冷却した。
【0039】冷却後、得られた対照クリームチーズの粘
度を、時間の関数として実施例1と同様に測定した。対
照クリームチーズサンプルに関する結果を、「対照」サ
ンプルとして図2に示す。
【0040】本発明と対照サンプルの双方の粘度を比較
すると(実施例1および2で調製され、図2に示す)、
本発明のプロセスによって非常に有意なテクスチャ制御
が行われると共に堅さが著しく増大することが、明らか
に示されている。
【0041】本発明を実施するにあたり、前述の本発明
に関する詳細な記述を考慮することによって、当業者な
ら非常に数多くの変更例および変形例を思い浮かべるこ
とが予想される。したがって、そのような変更例および
変形例は、上記特許請求の範囲内に含まれるものとす
る。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、クリームチーズ成分は
最終クリームチーズの目標水分濃度を下回る水分濃度で
低温殺菌し、均質化する。次いで、得られた製品の水分
濃度を最終目標レベルに調整して、最終的な高水分クリ
ームチーズ製品を提供する。本発明の方法では、製造過
程全体で本質的に一定な水分濃度を有する方法で製造さ
れたカードよりも約5から約20倍堅いカードが得られ
る。他の態様では、本発明の方法は蛋白質の少ない、特
にカゼインの少ない高水分製品を提供する。ホエー蛋白
質はカゼインよりも安価な原料である。重要な一態様と
しては、この方法にはホエー分離段階が含まれないの
で、製造費用を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロセスを示す概要流れ図である。
【図2】本発明のプロセスによって調製した高水分クリ
ームチーズの堅さを、対照のクリームチーズと比べて示
したグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 501360131 Three Lakes Drive, Northfield, Illinoi s 60093 United States of America (72)発明者 イザベル マリー−フランソワーズ レイ アメリカ合衆国 60090 イリノイ州 ウ ィーリング キャンベリー コート 1504 アパートメント ビー2 (72)発明者 ジンベイ ピー.ロー アメリカ合衆国 60048 イリノイ州 グ リーンオークス グレンウッド コート 14117 (72)発明者 デービッド グレン ペチャク アメリカ合衆国 60137 イリノイ州 グ レン エリーン フォックスクロフト ド ライブ 23ダブリュ261 (72)発明者 アリス シェン チャ アメリカ合衆国 60062 イリノイ州 ノ ースブルック ウィスパーウッズ コート 3126 (72)発明者 ブルース エドワード キャンベル アメリカ合衆国 60025 イリノイ州 グ レンビュー フェアウェイ ドライブ 625 Fターム(参考) 4B001 AC07 AC30 BC01 BC03 BC14 EC04

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の目標水分含量を有する高水分クリ
    ームチーズを製造する方法であって、 カゼイン対ホエーの比が約75:25未満である無脂肪
    発酵ミックス成分、エマルジョン成分、および塩/ガム
    成分を約54.4℃(華氏約130度)から約65.5
    ℃(華氏約150度)の温度で約5から約10分間ブレ
    ンドして、所定の目標水分含量よりも水分含量が少ない
    ブレンドを形成すること、 前記ブレンドを約54.4℃(華氏約130度)から約
    65.5℃(華氏約150度)の温度で約500から約
    4000psiで均質化して、所定の目標水分含量より
    も水分含量が少ない均質化ブレンドを形成すること、お
    よびさらに水分をこの均質化ブレンドに混ぜて所定の目
    標水分濃度まで水分含量を上昇させ、それによって高水
    分クリームチーズを提供することを含み、 前記高水分クリームチーズが同様の方法で製造された標
    準的クリームチーズよりも著しく堅いが、前記ブレンド
    または前記均質化ブレンドが所定の目標水分含量に近接
    しているかまたは等しい水分含量を有していることを特
    徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記均質化ブレンドが、さらに水を混ぜ
    る前に、所定の目標水分濃度よりも約2から6パーセン
    ト低い水分含量を有することを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 前記高水分クリームチーズの著しい堅さ
    が前記標準的クリームチーズの約5から約20倍である
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記高水分クリームチーズの著しい堅さ
    が前記標準クリームチーズの少なくとも約5から約20
    倍であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記無脂肪発酵ミックス成分が、 (1)無脂肪乾燥乳0から約4パーセント、乳蛋白質濃
    縮物約6から約9パーセント、ホエー蛋白質基質約1か
    ら約4パーセント、および水約80から約90パーセン
    トを含む基質であって、カゼイン対ホエーの比が約4
    0:60から約75:25未満である基質を調製するこ
    と、 (2)この基質を低温殺菌すること、 (3)低温殺菌した基質を約21.1℃(華氏約70
    度)から約23.3℃(華氏約74度)の温度まで冷却
    すること、および (4)冷却した低温殺菌基質をクリームチーズ発酵物と
    約18.3℃(華氏約65度)から約29.4℃(華氏
    約85度)の温度で、約10から約20時間培養し、約
    4.4から4.9のpHを実現して、無脂肪発酵ミック
    ス成分を得ることを含む方法によって調製され、 前記エマルジョン成分が、 (1)ホエー蛋白質濃縮物を水と混ぜて、ホエー蛋白質
    濃縮物および水のブレンドを形成すること、 (2)融解した脂肪をホエー蛋白質濃縮物および水のブ
    レンドに添加して、ホエー蛋白質約4から約6パーセン
    ト、脂肪約45から約55パーセント、および水約45
    から約50パーセントを含む融解した脂肪、ホエー蛋白
    質濃縮物および水のブレンドを形成すること、 (3)融解した脂肪、ホエー蛋白質濃縮物、および水の
    ブレンドを低剪断条件で処理して、直径約5から約20
    ミクロンの平均脂肪滴を有する粗エマルジョンを形成す
    ること、および (4)この粗エマルジョンを高剪断条件下で処理して、
    直径約1から約5ミクロンの平均脂肪滴を有する第2エ
    マルジョンであって、エマルジョン成分である第2エマ
    ルジョンを形成することを含む方法によって調製され、
    かつ、 前記塩/ガム成分が塩約60から80パーセントおよび
    ガム約20から約40パーセントを含み、無脂肪発酵ミ
    ックス成分およびエマルジョン成分とブレンドしたと
    き、前記塩/ガム成分が約54.4℃(華氏約130
    度)から約82.2℃(華氏約180度)の温度である
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記無脂肪発酵ミックス成分が、 (1)無脂肪乾燥乳0から約4パーセント、乳蛋白質濃
    縮物約6から約9パーセント、ホエー蛋白質基質約1か
    ら約4パーセント、および水約80から約90パーセン
    トを含む基質であって、カゼイン対ホエーの比が約4
    0:60から約75:25である基質を調製すること、 (2)この基質を低温殺菌すること、 (3)低温殺菌した基質を約21.1℃(華氏約70
    度)から約23.3℃(華氏約74度)の温度まで冷却
    すること、および (4)冷却した低温殺菌基質をクリームチーズ発酵物と
    約18.3℃(華氏約65度)から約29.3℃(華氏
    約85度)の温度で、約10から約20時間培養し、約
    4.4から4.9のpHを実現して、無脂肪発酵ミック
    ス成分を得ることを含む方法によって調製され、 前記エマルジョン成分が、 (1)ホエー蛋白質濃縮物を水と混ぜて、ホエー蛋白質
    濃縮物および水のブレンドを形成すること、 (2)融解した脂肪をホエー蛋白質濃縮物および水のブ
    レンドに添加して、ホエー蛋白質約4から約6パーセン
    ト、脂肪約45から約55パーセント、および水約45
    から約55パーセントを含む融解した脂肪、ホエー蛋白
    質濃縮物および水のブレンドを形成すること、 (3)融解した脂肪、ホエー蛋白質濃縮物、および水の
    ブレンドを低剪断条件で処理して、直径約5から約20
    ミクロンの平均脂肪滴を有する粗エマルジョンを形成す
    ること、および (4)この粗エマルジョンを高剪断条件下で処理して、
    直径約1から約5ミクロンの平均脂肪滴を有する第2エ
    マルジョンであって、エマルジョン成分である第2エマ
    ルジョンを形成することを含む方法によって調製され、 前記塩/ガム成分が塩約60から約80パーセントおよ
    びガム約20から約40パーセントの乾燥ミックスを含
    み、無脂肪発酵ミックス成分およびエマルジョン成分と
    ブレンドしたとき、前記塩/ガム成分が約54.4℃
    (華氏約130度)から約82.2℃(華氏約180
    度)の温度であることを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 所定の目標水分含量を有する高水分クリ
    ームチーズを製造する方法であって、 (1)無脂肪発酵ミックス成分が、 (A)無脂肪乾燥乳0から約4パーセント、乳蛋白質濃
    縮物約6から約9パーセント、ホエー蛋白質基質約1か
    ら約4パーセント、および水約80から約90パーセン
    トを含む基質であって、カゼイン対ホエーの比が約7
    5:25未満である基質を調製すること、 (B)この基質を低温殺菌すること、 (C)低温殺菌した基質を約21.1℃(華氏約70
    度)から約26.7℃(華氏約80度)の温度まで冷却
    すること、および (D)冷却した低温殺菌基質をクリームチーズ発酵物と
    約18.3℃(華氏約65度)から約29.4℃(華氏
    約80度の温度)で、約10から約20時間培養し、約
    4.4から4.9のpHを実現して、無脂肪発酵ミック
    ス成分を得ることを含む方法によって調製されること、 (2)エマルジョン成分が、 (A)ホエー蛋白質濃縮物を水と混ぜて、ホエー蛋白質
    濃縮物および水のブレンドを形成すること、 (B)融解した脂肪をホエー蛋白質濃縮物および水のブ
    レンドに添加して、ホエー蛋白質約4から約6パーセン
    ト、脂肪約45から約55パーセント、および水約45
    から約50パーセントを含む融解した脂肪、ホエー蛋白
    質濃縮物および水のブレンドを形成すること、 (C)融解した脂肪、ホエー蛋白質濃縮物、および水の
    ブレンドを低剪断条件で処理して、直径約5から約20
    ミクロンの平均脂肪滴を有する粗エマルジョンを形成す
    ること、および (D)この粗エマルジョンを高剪断条件下で処理して、
    直径約1から約5ミクロンの平均脂肪滴を有する第2エ
    マルジョンであって、エマルジョン成分である第2エマ
    ルジョンを形成することを含む方法によって調製される
    こと、 (3)塩約60から約80パーセントおよびガム約20
    から約40パーセントの乾燥ミックスを含む塩/ガム成
    分を調製すること、 (4)無脂肪発酵ミックス混合物、エマルジョン成分、
    および塩/ガム成分を約60℃(華氏約140度)から
    約82.2℃(華氏約180度)の温度で約1から約1
    0分間ブレンドして、所定の目標水分含量よりも少ない
    水分含量を有するブレンドを形成すること、 このブレンドを54.4℃(華氏約130度)から約8
    2.2℃(華氏約180度)の温度で約1000から約
    4000psiで均質化して、所定の目標水分含量より
    も少ない水分含量の均質化ブレンドを形成すること、お
    よびさらに水を均質化ブレンドに混ぜて所定の目標水分
    濃度まで水分含量を上昇させて、それによって高水分ク
    リームチーズを提供することが含まれ、 前記高水分クリームチーズは同様の方法で製造した標準
    的クリームチーズよりも著しく堅いが、前記ブレンドま
    たは前記均質化ブレンドは所定の目標水分含量に近接し
    ているかまたは等しい水分含量を有していることを特徴
    とする方法。
  8. 【請求項8】 前記均質化ブレンドが、さらに水を混ぜ
    る前に、所定の目標水分濃度よりも約2から約6パーセ
    ント少ない水分含量を有することを特徴とする請求項7
    に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記高水分クリームチーズの著しい堅さ
    が、標準的クリームチーズよりも約5から約20倍であ
    ることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記高水分クリームチーズの著しい堅
    さが、標準的クリームチーズよりも約5から約20倍で
    あることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 所定の目標水分含量を有する高水分ク
    リームチーズであって、 カゼイン対ホエーの比が約75:25未満である無脂肪
    発酵ミックス混合物、エマルジョン成分、および塩/ガ
    ム成分を約54.4℃(華氏約130度)から約65.
    5(華氏約150度)の温度で約5から約10分間ブレ
    ンドして、所定の目標水分含量よりも水分含量が少ない
    ブレンドを形成すること、 前記ブレンドを約54.4℃(華氏約130度)から約
    65.5℃(華氏約150度)の温度で約500から約
    4000psiで均質化して、所定の目標水分含量より
    も水分含量が少ない均質化ブレンドを形成すること、お
    よびさらに水分をこの均質化ブレンドに混ぜて、所定の
    目標水分濃度まで水分含量を上昇させ、それによって高
    水分クリームチーズを提供することを含む方法によって
    調製され、 前記高水分クリームチーズが同様の方法で製造した標準
    的クリームチーズよりも著しく堅いが、前記ブレンドま
    たは前記均質化ブレンドは所定の目標水分含量に近接し
    ているかまたは等しい水分含量を有していることを特徴
    とする高水分クリームチーズ。
  12. 【請求項12】 さらに水分を混ぜる前に、前記均質化
    ブレンドが所定の目標水分濃度より約2から約6パーセ
    ント少ない水分含量を有することを特徴とする請求項1
    1に記載の高水分クリームチーズ。
  13. 【請求項13】 前記高水分クリームチーズの著しい堅
    さが標準的クリームチーズの約5から約20倍であるこ
    とを特徴とする請求項11に記載の高水分クリームチー
    ズ。
  14. 【請求項14】 前記高水分クリームチーズの著しい堅
    さが標準的クリームチーズの少なくとも約5から約20
    倍であることを特徴とする請求項12に記載の高水分ク
    リームチーズ。
  15. 【請求項15】 前記無脂肪発酵ミックス成分が、 (1)無脂肪乾燥乳0から約4パーセント、乳蛋白質濃
    縮物約6から約9パーセント、ホエー蛋白質基質約1か
    ら約4パーセント、および水約80から約90パーセン
    トを含む基質であって、カゼイン対ホエーの比が約4
    0:60から約75:25である基質を調製すること、 (2)この基質を低温殺菌すること、 (3)低温殺菌した基質を約21.1℃(華氏約70
    度)から約23.3℃(華氏約74度)の温度まで冷却
    すること、および (4)冷却した低温殺菌基質をクリームチーズ発酵物と
    約18.3℃(華氏約65度)から約29.4℃(華氏
    約85度)の温度で、約10から約20時間培養し、約
    4.4から4.9のpHを実現して、無脂肪発酵ミック
    ス成分を得ることを含む方法によって調製され、 前記エマルジョン成分が、 (1)ホエー蛋白質濃縮物を水と混ぜて、ホエー蛋白質
    濃縮物および水のブレンドを形成すること、 (2)融解した脂肪をホエー蛋白質濃縮物および水のブ
    レンドに添加して、ホエー蛋白質約4から約6パーセン
    ト、脂肪約45から約55パーセント、および水約45
    から約55パーセントを含む融解した脂肪、ホエー蛋白
    質濃縮物および水のブレンドを形成すること、 (3)融解した脂肪、ホエー蛋白質濃縮物、および水の
    ブレンドを低剪断条件で処理して、直径約5から約20
    ミクロンの平均脂肪滴を有する粗エマルジョンを形成す
    ること、および (4)この粗エマルジョンを高剪断条件下で処理して、
    直径約1から約5ミクロンの平均脂肪滴を有する第2エ
    マルジョンであって、エマルジョン成分である第2エマ
    ルジョンを形成することを含む方法によって調製され、
    かつ前記塩/ガム成分が塩約60から80パーセントお
    よびガム約20から約40パーセントを含み、無脂肪発
    酵ミックス成分およびエマルジョン成分とブレンドした
    とき、前記塩/ガム性分が約54.4℃(華氏約130
    度)から約82.2℃(華氏約180度)の温度である
    ことを特徴とする請求項11に記載の高水分クリームチ
    ーズ。
  16. 【請求項16】 無脂肪発酵ミックス成分が、 (1)無脂肪乾燥乳0から約4パーセント、乳蛋白質濃
    縮物約6から約9パーセント、ホエー蛋白質基質約1か
    ら約4パーセント、および水約80から約90パーセン
    トを含む基質であって、カゼイン対ホエーの比が約4
    0:60から約75:25である基質を調製すること、 (2)この基質を低温殺菌すること、 (3)低温殺菌した基質を約21.1℃(華氏約70
    度)から約23.3℃(華氏約74度)の温度まで冷却
    すること、および (4)冷却した低温殺菌基質をクリームチーズ発酵物と
    約18.3℃(華氏約65度)から約29.4℃(華氏
    約85度)の温度で、約10から約20時間培養し、約
    4.4から4.9のpHを実現して、無脂肪発酵ミック
    ス成分を得ることを含む方法によって調製されること、 前記エマルジョン成分が、 (1)ホエー蛋白質濃縮物を水と混ぜて、ホエー蛋白質
    濃縮物および水のブレンドを形成すること、 (2)融解した脂肪をホエー蛋白質濃縮物および水のブ
    レンドに添加して、ホエー蛋白質約4から約6パーセン
    ト、脂肪約45から約55パーセント、および水約45
    から約55パーセントを含む融解した脂肪、ホエー蛋白
    質濃縮物および水のブレンドを形成すること、 (3)融解した脂肪、ホエー蛋白質濃縮物、および水の
    ブレンドを低剪断条件で処理して、直径約5から約20
    ミクロンの平均脂肪滴を有する粗エマルジョンを形成す
    ること、および (4)この粗エマルジョンを高剪断条件下で処理して、
    直径約1から約5ミクロンの平均脂肪滴を有する第2エ
    マルジョンであって、エマルジョン成分である第2エマ
    ルジョンを形成することを含む方法によって調製され、
    かつ、 前記塩/ガム成分が塩約60から約80パーセントおよ
    びガム約20から約40パーセントの乾燥ミックスを含
    んでおり、塩/ガム成分を無脂肪発酵ミックス混合物お
    よびエマルジョン成分とブレンドしたとき、約54.4
    ℃(華氏約130度)から約82.2℃(華氏約180
    度)の温度であることを特徴とする請求項12に記載の
    高水分クリームチーズ。
  17. 【請求項17】 所定の目標水分含量を有する高水分ク
    リームチーズの製造による高水分クリームチーズであっ
    て、 (1)無脂肪発酵ミックス成分が、 (A)無脂肪乾燥乳0から約4パーセント、乳蛋白質濃
    縮物約6から約9パーセント、ホエー蛋白質基質約1か
    ら約4パーセント、および水約80から約90パーセン
    トを含む基質であって、カゼイン対ホエーの比が約7
    5:25未満である基質を調製すること、 (B)この基質を低温殺菌すること、 (C)低温殺菌した基質を約21.1℃(華氏約70
    度)から約26.7℃(華氏約80度)の温度まで冷却
    すること、および (D)冷却した低温殺菌基質をクリームチーズ発酵物と
    約18.3℃(華氏約65度)から約29.4℃(華氏
    約85度)の温度で、約10から約20時間培養し、約
    4.4から4.9のpHを実現して、無脂肪発酵ミック
    ス成分を得ることを含む方法によって調製されること、 (2)エマルジョン成分が、 (A)ホエー蛋白質濃縮物を水と混ぜて、ホエー蛋白質
    濃縮物および水のブレンドを形成すること、 (B)融解した脂肪をホエー蛋白質濃縮物および水のブ
    レンドに添加して、ホエー蛋白質約4から約6パーセン
    ト、脂肪約45から約55パーセント、および水約45
    から約55パーセントを含む融解した脂肪、ホエー蛋白
    質濃縮物および 水のブレンドを形成すること、(C)融解した脂肪、ホ
    エー蛋白質濃縮物、および水のブレンドを低剪断条件で
    処理して、直径約5から約20ミクロンの平均脂肪滴を
    有する粗エマルジョンを形成すること、および (D)この粗エマルジョンを高剪断条件下で処理して、
    直径約1から約5ミクロンの平均脂肪滴を有する第2エ
    マルジョンであって、エマルジョン成分である第2エマ
    ルジョンを形成することを含む方法によって調製される
    こと、 (3)塩約60から約80パーセントおよびガム約20
    から約40パーセントの乾燥ミックスを含む塩/ガム成
    分を調製すること、 (4)無脂肪発酵ミックス混合物、エマルジョン成分、
    および塩/ガム成分を約60℃(華氏約140度)から
    約82.2℃(華氏約180度)の温度で約1から約1
    0分間ブレンドして、所定の目標水分含量よりも少ない
    水分含量を有するブレンドを形成すること、 このブレンドを約54.4℃(華氏約130度)から約
    82.2℃(華氏約180度)の温度で約1000から
    約4000psiで均質化して、所定の目標水分含量よ
    りも少ない水分含量の均質化ブレンドを形成すること、
    およびさらに水を均質化ブレンドに添加して所定の目標
    水分濃度まで水分含量を上昇させて、それによって高水
    分クリームチーズを提供することが含まれ、 前記高水分クリームチーズは同様の方法で製造した標準
    的クリームチーズよりも著しく堅いが、前記ブレンドま
    たは前記均質化ブレンドは所定の目標水分含量に近接し
    ているかまたは等しい水分含量を有していることを特徴
    とする高水分クリームチーズ。
  18. 【請求項18】 前記均質化ブレンドが、さらに水を混
    ぜる前に、所定の目標水分濃度よりも約2から約6パー
    セント低い水分含量を有することを特徴とする請求項1
    7に記載の高水分クリームチーズ。
  19. 【請求項19】 前記高水分クリームチーズの著しい堅
    さが、標準的クリームチーズよりも約5から約20倍堅
    いことを特徴とする請求項17に記載の高水分クリーム
    チーズ。
  20. 【請求項20】 前記高水分クリームチーズの著しい堅
    さが標準的クリームチーズより約5から約20倍堅いこ
    とを特徴とする請求項18に記載の高水分クリームチー
    ズ。
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