JP2008518990A - ポリイソシアネートの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【選択図】なし
Description
第一級有機アミンとホスゲンとの反応による有機ポリイソシアネートの連続生産については、過去たびたび報告例があり、工業的に大規模で実施されている(たとえば、ウルマン工業化学百科事典(Ullmanns Enzyklopadie der Technischen Chemie), 7 (ポリウレタン)、第3版、Carl Hanser Verlag, Munich-Vienna, p.76(1993)参照)。芳香族イソシアネートであるTDI(トリレンジイソシアネート)やMDI(メチレンジ(フェニルイソシアネート))、あるいは特にPMDI(ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネート)、さらに脂肪族イソシアネートであるHDI(ヘキサメチレンジ(フェニルイソシアネート))やイソホロンジイソシアネート(IPDI)が工業的に製造されている。
[A]n +[Y]n-
ここで、nは1、2、3または4であり、
カチオン[A]は、以下の群から選ばれるもので、すなわち、下記一般式で表される4級アンモニウムカチオン、
[NR1R2R3R]+
下記一般式で表されるホスホニウムカチオン、
[PR1R2R3R]+
下記一般式で表されるイミダゾリウムカチオン、
(ただし、置換基R、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8 及びR9は各々、互いに独立して、水素原子、C1−C18−アルキル基、1個以上の酸素及び/又は硫黄原子及び/又は1個以上の置換または無置換イミノ基が介在するC2−C18−アルキル基、C6−C12−アリール基、C5−C12−シクロアルキル基、又は5〜6員環の含酸素、含窒素及び/又は含硫黄複素環を示すか、これらのうちの2個の置換基が、1個以上の酸素及び/又は硫黄原子及び/又は1個以上の置換または無置換イミノ基を含んでいてもよい不飽和、飽和又は芳香環を形成し、この環中の上記置換基は、各々アリール基、アルキル基、アリロキシ基、アルキルオキシ基、ハロゲン、ヘテロ原子及び/又は複素環で置換されてもよい)。
1個以上の酸素原子及び/又は硫黄原子及び/又は1個以上の置換または無置換イミノ基を含んでもよいC2−C18−アルキル基としては、たとえば5−ヒドロキシ−3−オキサペンチル基、8−ヒドロキシ−3,6−ジオキサオクチル基、11−ヒドロキシ−3,6,9−トリオキサウンデシル基、7−ヒドロキシ−4−オキサヘプチル基、11−ヒドロキシ−4,8−ジオキサウンデシル基、15−ヒドロキシ−4,8,12−トリオキサペンタデシル基、9−ヒドロキシ−5−オキサノニル基、14−ヒドロキシ−5,10−オキサテトラデシル基、5−メトキシ−3−オキサペンチル基、8−メトキシ−3,6−ジオキサオクチル基、11−メトキシ−3,6,9−トリオキサウンデシル基、7−メトキシ−4−オキサヘプチル基、11−メトキシ−4,8−ジオキサウンデシル基、15−メトキシ−4,8,12−トリオキサペンタデシル基、9−メトキシ−5−オキサノニル基、14−メトキシ−5,10−オキサテトラデシル基、5−エトキシ−3−オキサペンチル基、8−エトキシ−3,6−ジオキサオクチル基、11−エトキシ−3,6,9−トリオキサウンデシル基、7−エトキシ−4−オキサヘプチル基、11−エトキシ−4,8−ジオキサウンデシル基、15−エトキシ−4,8,12−トリオキサペンタデシル基、9−エトキシ−5−オキサノニル基、又は14−エトキシ−5,10−オキサテトラデシル基が挙げられる。
アリール基、アルキル基、アリロキシ基、アルキルオキシ基、ハロゲン、ヘテロ原子及び/又は複素環を置換基として有してもよいC6−C12−アリール基としては、たとえばフェニル基、トリル基、キシリル基、α−ナフチル基、α−ナフチル基、4−ジフェニリル基、クロロフェニル基、ジクロロフェニル基、トリクロロフェニル基、ジフルオロフェニル基、メチルフェニル基、ジメチルフェニル基、トリメチルフェニル基、エチルフェニル基、ジエチルフェニル基、イソプロピルフェニル基、tert−ブチルフェニル基、ドデシルフェニル基、メトキシフェニル基、ジメトキシフェニル基、エトキシフェニル基、ヘキシロキシフェニル基、メチルナフチル基、イソプロピルナフチル基、クロロナフチル基、エトキシナフチル基、2,6−ジメチルフェニル基、2,4,6−トリメチルフェニル基、2,6−ジメトキシフェニル基、2,6−ジクロロフェニル基、4−ブロモフェニル基、2−又は4−ニトロフェニル基、2,4−又は2,6−ジニトロフェニル基、4−ジメチルアミノフェニル基、4−アセチルフェニル基、メトキシエチルフェニル基又はエトキシメチルフェニル基が挙げられ、
アリール基、アルキル基、アリロキシ基、アルキルオキシ基、ハロゲン、ヘテロ原子及び/又は複素環を置換基として有してもよいC5−C12−シクロアルキルとしては、たとえばシクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロオクチル基、シクロドデシル基、メチルシクロペンチル基、ジメチルシクロペンチル基、メチルシクロヘキシル基、ジメチルシクロヘキシル基、ジエチルシクロヘキシル基、ブチルシクロヘキシル基、メトキシシクロヘキシル基、ジメトキシシクロヘキシル基、ジエトキシシクロヘキシル基、ブチルチオシクロヘキシル基、クロロシクロヘキシル基、ジクロロシクロヘキシル基、ジクロロシクロペンチル基又はノルボルニル又はノルボルネニルのような飽和又は不飽和ビシクロ環が挙げられ、
5員環または6員環の含酸素、含窒素及び/又は含硫黄複素環としては、たとえばフリル基、チオフェニル基、ピリル基、ピリジル基、インドリル基、べンゾオキサゾリル基、ジオキソリル基、ジオキシル基、ベンズイミダゾリル基、べンゾチアゾリル基、ジメチルピリジル基、メチルキノリル基、ジメチルピリル基、メトキシフリル基、ジメトキシピリジル基、ジフルオロピリジル基、メチルチオフェニル基、イソプロピルチオフェニル基又はtert−ブチルチオフェニル基が挙げられ、さらに
C1−C4−アルキル基としては、たとえばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、N−ブチル基、sec−ブチル基、又はtert−ブチル基が挙げられる。
ここで、M1、M2、M3は1価の金属カチオン、M4は2価の金属カチオン、M5は3価の金属カチオンである。
下記式で表されるハライド及びハロゲン含有化合物からなる基
Cl-、Br-、BF4 -、PF6 -、AlCl4 -、Al2Cl7 -、FeCl4 -、BCl4 -、SbF6 -、AsF6 -、ZnCl3 -、SnCl3 -、CF3SO3 -、(CF3SO3)2N-、CF3CO2 -、CCl3CO2 -、CN-、SCN-、OCN-
下記一般式で表されるサルフェート、サルファイト及びスルホネートからなる基
SO4 2-、HSO4 -、SO3 2-、HSO3 -、RaOSO3 -、RaSO3 -
下記一般式で表されるホスフェートからなる基
PO4 3-、HPO4 2-、H2PO4 -、RaPO4 2-、HRaPO4 -、RaRbPO4 -
下記一般式で表されるホスホネート及びホスフィネートからなる基
RaHPO3 -、RaRbPO2 -、RaRbPO3 -
下記一般式で表されるホスファイトからなる基
PO3 3-、HPO3 2-、H2PO3-、RaPO3 2-、RaHPO3 -、RaRbPO3
下記一般式で表されるホスホナイト及びホスフィナイトからなる基
RaRbPO2 -、RaHPO2 -、RaRbPO-、RaHPO-
下記一般式で表されるカルボン酸からなる基
RaCOO-
下記一般式で表されるボレートからなる基
BO3 3-、HBO3 2-、H2BO3 -、RaRbBO3 -、RaHBO3 -、RaBO3 2-
下記一般式で表されるボロネートからなる基
RaBO2 2-、RaRbBO-
下記一般式で表されるカーボネート及びカルボン酸エステルからなる基
HCO3 -、CO3 2-、RaCO3 -
下記一般式で表されるケイ酸塩及びケイ酸エステル類からなる基
SiO4 4-、HSiO4 3-、H2SiO4 2-、H3SiO4 -、RaSiO4 3-、RaRbSiO4 2-、RaRbRcSiO4 -、HRaSiO4 2-、H2RaSiO4 -、HRaRbSiO4 -
下記一般式で表されるアルキルシラン及びアリルシラン塩類からなる基
RaSiO3 3-、RaRbSiO2 2-, RaRbRcSiO-、RaRbRcSiO3 -、RaRbRcSiO2 -、RaRbSiO3 2-
下記一般式で表されるカルボキシミド、ビス(スルホニル)イミド、及びスルホニルイミドからなる基
RaO-
Fe(CN)6 3-、Fe(CN)6 4-、MnO4 -、Fe(CO)4のような金属イオン錯体からなる基から選ばれる。
1個以上の酸素及び/又は硫黄原子及び/又は、1個以上の置換または無置換イミノ基が介在してもよいC2−C18−アルキル基としては、たとえば、5−ヒドロキシ−3−オキサペンチル基、8−ヒドロキシ−3,6−ジオキサオクチル基、11−ヒドロキシ−3,6,9−トリオキサウンデシル基、7−ヒドロキシ−4−オキサヘプチル基、11−ヒドロキシ−4,8−ジオキサウンデシル基、15−ヒドロキシ−4,8,12−トリオキサペンタデシル基、9−ヒドロキシ−5−オキサノニル基、14−ヒドロキシ−5,10−オキサテトラデシル基、5−メトキシ−3−オキサペンチル基、8−メトキシ−3,6−ジオキサオクチル基、11−メトキシ−3,6,9−トリオキサウンデシル基、7−メトキシ−4−オキサヘプチル基、11−メトキシ−4,8−ジオキサウンデシル基、15−メトキシ−4,8,12−トリオキサペンタデシル基、9−メトキシ−5−オキサノニル基、14−メトキシ−5,10−オキサテトラデシル基、5−エトキシ−3−オキサペンチル基、8−エトキシ−3,6−ジオキサオクチル基、11−エトキシ−3,6,9−トリオキサウンデシル基、7−エトキシ−4−オキサヘプチル基、11−エトキシ−4,8−ジオキサウンデシル基、15−エトキシ−4,8,12−トリオキサペンタデシル基、9−エトキシ−5−オキサノニル基、又は14−エトキシ−5,10−オキサテトラデシル基が挙げられる。
アリール基、アルキル基、アリロキシ基、アルキルオキシ基、ハロゲン原子、ヘテロ原子及び/又は複素環などの官能基で置換されていてもよいC6−C12−アリール基、たとえばフェニル基、トリル基、キシリル基、α−ナフチル基、α−ナフチル基、4−ジフェニリル基、クロロフェニル基、ジクロロフェニル基、トリクロロフェニル基、ジフルオロフェニル基、メチルフェニル基、ジメチルフェニル基、トリメチルフェニル基、エチルフェニル基、ジエチルフェニル基、イソプロピルフェニル基、tert−ブチルフェニル基、ドデシルフェニル基、メトキシフェニル基、ジメトキシフェニル基、エトキシフェニル基、ヘキシロキシフェニル基、メチルナフチル基、イソプロピルナフチル基、クロルナフチル基、エトキシナフチル基、2,6−ジメチルフェニル基、2,4,6−トリメチルフェニル基、2,6−ジメトキシフェニル基、2,6−ジクロロフェニル基、4−ブロモフェニル基、2−又は4−ニトロフェニル基、2,4−又は2,6−ジニトロフェニル基、4−ジメチルアミノフェニル基、4−アセチルフェニル基、メトキシエチルフェニル基、又はエトキシメチルフェニル基、
アリール基、アルキル基、アリロキシ基、アルキルオキシ基、ハロゲン原子、ヘテロ原子及び/又は複素環などの官能基で置換されていてもよいC5−C12−シクロアルキル基、たとえば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロオクチル基、シクロドデシル基、メチルシクロペンチル基、ジメチルシクロペンチル基、メチルシクロヘキシル基、ジメチルシクロヘキシル基、ジエチルシクロヘキシル基、ブチルシクロヘキシル基、メトキシシクロヘキシル基、ジメトキシシクロヘキシル基、ジエトキシシクロヘキシル基、ブチルチオシクロヘキシル基、クロロシクロヘキシル基、ジクロロシクロヘキシル基、ジクロロシクロペンチル基、又は、ノルボルニル基又はノルボルネニル基のようなα飽和又は不飽和のビシクロシステムが挙げられる。
C1−C4−アルキル基としては、たとえば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、N−ブチル基、sec−ブチル基、又はtert−ブチル基が挙げられる。
攪拌装置、内部温度計、浸漬したホスゲン供給チューブ、及び加熱供給ラインを備えた500mlの四つ口フラスコに、75gのMCBを投入した。このフラスコを、120℃でホスゲンを飽和させた。ホスゲンの供給を続けながら、MDAのMCB溶液(90gのMCB中に50gのMDA)を、1時間かけて供給した。反応終了後、窒素を用いて反応混合物からホスゲンを除去した。
攪拌装置、内部温度計、浸漬したホスゲン供給チューブ、及び加熱供給ラインを備えた500mlの四つ口フラスコに、75gのメチルイミダゾリウムクロライド(MIA−HCl)を投入した。このフラスコを、130℃でホスゲンを飽和させた。ホスゲンを供給を続けながら、MDAのMIA−HCl溶液(88gのMIA−HCl中に50gのMDA)を、1時間かけて供給した。反応終了後、窒素を用いて反応混合物からホスゲンを除去した。
攪拌装置、内部温度計、浸漬したホスゲン供給チューブ、及び加熱供給ラインを備えた500mlの四つ口フラスコに、200gの1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロライド(BMIM−Cl)を投入した。このフラスコを、120℃でホスゲンを飽和させた。ホスゲンを供給を続けながら、BMIM−ClのMCB溶液(100gのMMIM−Cl中に50gのMDA)を、4時間かけて供給した。反応終了後、窒素を用いて反応混合物からホスゲンを除去した。
攪拌装置、内部温度計、浸漬したホスゲン供給チューブ、及び加熱供給ラインを備えた500mlの四つ口フラスコに、200gの1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロライド(BMIM−Cl)を投入した。このフラスコを、120℃でホスゲンを飽和させた。ホスゲンを供給を続けながら、HDAのBMIM−Cl溶液(100gのBMIM−Cl中に65gのHDA)を、3時間かけて供給した。反応終了後、窒素を用いて反応混合物からホスゲンを除去した。
攪拌装置、内部温度計、浸漬ホスゲン供給チューブ、及び加熱供給ラインを備えた四つ口フラスコに、75gのメチルイミダゾリウムクロライド(MIA−HCl)を投入した。このフラスコを、120℃で塩化水素ガスを飽和させた。続いて120℃でホスゲンで飽和させた。ホスゲンの供給を続けながら、室温でHClガスで飽和したMDAのMIA−HCl溶液(88gのMIA×1.8HCl中に50gのMDA)を1時間かけて供給した。反応終了後、窒素を用いて反応混合物からホスゲンを除去した。
攪拌装置、内部温度計、浸漬ホスゲン供給チューブ、及び加熱供給ラインを備えた500mlの四つ口フラスコに、75gの1−エチル−3−メチルイミダゾリウム(EMIM−CI)を投入した。このフラスコを、120℃で塩化水素ガスを飽和させた。続いて120℃でホスゲンで飽和させた。ホスゲンの供給を続けながら、室温でHClガスで飽和したMDAのEMIM−HCl溶液(93gのEMIM−Cl×1.3HCl中に50gのMDA)を1時間かけて供給した。反応終了後、窒素を用いて反応混合物からホスゲンを除去した。
2.0gのMDA×HClと100.5gのEMIM・Cl(エチルメチルイミダゾリウムクロライド)を、400mlの圧力オートクレーブに投入した。この溶液に120℃で、7.2gのホスゲンを導入した。ホスゲン化は、その反応温度における反応系の自己圧力下で進行する。
2.0gのMDA×HClと100gのモノクロロベンゼンを、400mlの圧力オートクレーブに投入した。この溶液に120℃で、7.5gのホスゲンを導入した。ホスゲン化は、その反応温度における反応系の自己圧力下で進行する。
Claims (20)
- 溶媒の存在下に1級アミンとホスゲンとを反応させてポリイソシアネートを製造する方法において、前記溶媒としてイオン性液体が使用されることを特徴とするポリイソシアネートの製造方法。
- 前記イオン性液体が、少なくとも1個のカチオン性中心と少なくとも1個のアニオン性中心を持つ、特に少なくとも1個のカチオン及び少なくとも1個のアニオンを持つ化合物であることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記イオン性液体のカチオンが有機カチオンであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記イオン性液体のカチオンが、4級アンモニウム・カチオン、ホスホニウム・カチオン、イミダゾリウム・カチオン、H−ピラゾリウム・カチオン、ピリダジニウム・カチオン、ピリミジニウム・カチオン、ピラジニウム・カチオン、ピロリジニウム・カチオン、グアジニウム・カチオン、少なくとも1個のリン又は硫黄原子を含む五員環あるいは少なくとも6員環のカチオン、及び1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデ−7−セニウム及び1,8−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネニウム・カチオン、及びこれらのカチオンを含むオリゴマー及びポリマーからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記カチオンが、1,2,3−トリメチルイミダゾリウム、1,3,4,5−テトラメチルイミダゾリウム、1,3,4−ジメチルイミダゾリウム、1,3,4−トリメチルイミダゾリウム、1,3−ジブチル−2−メチルイミダゾリウム、1,3−ジブチルイミダゾリウム、1,2−ジメチルイミダゾリウム、1,3−ジメチルイミダゾリウム、1−べンジル−3−メチルイミダゾリウム、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム、1−ブチル−2−エチル−5−メチルイミダゾリウム、1−ブチル−2−エチルイミダゾリウム、1−ブチル−2−メチルイミダゾリウム、1−ブチル−3,4,5−トリメチルイミダゾリウム、1−ブチル−3,4−ジメチルイミダゾリウム、1−ブチル−3−エチルイミダゾリウム、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム、1−ブチル−4−メチルイミダゾリウム、1−ブチルイミダゾリウム、1−デシル−3−メチルイミダゾリウム、1−ドデシル−3−メチルイミダゾリウム、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム、1−へキサデシル−2,3−ジメチルイミダゾリウム、1−へキサデシル−3−メチルイミダゾリウム、1−へキシル−2,3−ジメチルイミダゾリウム、1−へキシル−3−メチルイミダゾリウム、1−メチル−2−エチルイミダゾリウム、1−メチル−3−オクチルイミダゾリウム、1−メチルイミダゾリウム、1−ペンチル−3−メチルイミダゾリウム、1−フェニルプロピル−3−メチルイミダゾリウム、1−プロピル−2,3−ジメチルイミダゾリウム、1−テトラデシル−3−メチルイミダゾリウム、2,3−ジメチルイミダゾリウム、2−エチル−3,4−ジメチルイミダゾリウム、3,4−ジメチルイミダゾリウム、1,2−ジメチルピリジニウム、1−ブチル−2−エチル−6−メチルピリジニウム、1−ブチル−2−エチルピリジニウム、1−ブチル−2−メチルピリジニウム、1−ブチル−3,4−ジメチルピリジニウム、1−ブチル−3,5−ジメチルピリジニウム、1−ブチル−3−エチルピリジニウム、1−ブチル−3−メチルピリジニウム、1−ブチル−4−メチルピリジニウム、1−ブチルピリジニウム、1−エチルピリジニウム、1−へキシル−3−メチルピリジニウム、1−へキシル−4−メチルピリジニウム、1−ヘキシルピリジニウム、1−メチルピリジニウム、1−オクチルピリジニウム、2−エチル−1,6−dimethy!ピリジニウム、2−エチル−1−メチルピリジニウム、4−メチル−1−オクチルピリジニウム、1,1−ジメチルピロリジニウム、1−ブチル−1−エチルピロリジニウム、1−ブチル−1−メチルピロリジニウム、1−エチル−1−メチルピロリジニウム、1−エチル−3−メチルピロリジニウム、1−へキシル−1−メチルピロリジニウム、1−オクチル−1−メチルピロリジニウム、グアニジニウム、ヘキサメチルグアニジニウム、N,N,N’,N’−テトラメチル−N”−エチルグアニジニウム、N−ペンタメチル−N−イソプロピルグアニジニウム、N−ペンタメチル−N−プロピルグアニジニウム、ベンジルトリフェニルホスホニウム、テトラブチルホスホニウム、トリヘキシル(テトラデシル)−ホスホニウム、トリイソブチル(メチル)ホスホニウム、ブチルトリメチルアンモニウム、メチルトリオクチルアンモニウム、オクチルトリメチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、及びトリブチルメチルアンモニウムからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記カチオンが、1,2,3−トリメチルイミダゾリウム、1,2−ジメチルイミダゾリウム、1−ブチル−2−メチルイミダゾリウム、1−ブチル−4−メチルイミダゾリウム、1,3−ジエチルイミダゾリウム、1−べンジル−3−メチルイミダゾリウム、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム、1−ブチル−2−メチルイミダゾリウム、1−ブチル−3−エチルイミダゾリウム、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム、1−ブチルイミダゾリウム、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム、1−へキシル−3−メチルイミダゾリウム、1−メチル−2−エチルイミダゾリウム、1−メチル−3−オクチルイミダゾリウム、1−メチルイミダゾリウム、1−デシル−3−メチルイミダゾリウム、1−ドデシル−3−メチルイミダゾリウム、1−ブチル−4−メチルピリジニウム、1−ブチルピリジニウム、1−エチルピリジニウム、1−ヘキシルピリジニウム、1−ブチル−1−エチルピロリジニウム、1−ブチル−1−メチルピロリジニウム、1−エチル−1−メチルピロリジニウム、1−へキシル−1−メチルピロリジニウム、グアニジニウム、N,N,N’,N’−テトラメチル−N”−エチルグアニジニウム、ベンジルトリフェニルホスホニウム、テトラブチルホスホニウム、ブチルトリメチルアンモニウム、メチルトリオクチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム、及びトリブチルメチルアンモニウムからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記カチオンが、1,2,3−トリメチルイミダゾリウム、1,2−ジメチルイミダゾリウム、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム、1−ブチルイミダゾリウム、1−メチルイミダゾリウム、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム、1−ブチル−4−メチルピリジニウム、1−ブチルピリジニウム、メチルトリオクチルアンモニウム、及びオクチルトリメチルアンモニウムからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記アニオンが、ハロゲン化物及びハロゲン含有化合物群、硫酸アニオン、亜硫酸アニオン及びスルホン酸アニオン、硫酸アニオン、亜硫酸アニオン、ホスホン酸アニオン及び ホスフィン酸アニオン、カルボン酸アニオン、ホウ酸アニオン、ボロン酸アニオン、炭酸アニオン及び炭酸エステルアニオン、ケイ酸アニオン及びケイ酸エステルアニオン、アルキルシラン及びアリルシラン塩、カルボキシミド、ビス(スルホニル)イミド及びスルホニルイミド、アルコキシド及びアリールオキシド、及び複合金属イオンからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記アニオンが、酢酸アニオン、ビス(2,4,4−トリメチルペンチル)ホスフィネート、ビス(マロナト)ボレート、ビス(オギザラト)ボレート、ビス(ペンタフルオロエチル)ホスフィネート、ビス(フタラト)ボレート、ビス(サリチラト)ボレート、ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミダート、ビス(トリフルオロメタンスルホニル)メタン、ビス(トリフルオロメチル)イミダート、ボレート、臭化物、ブロモアルミン酸アニオン、炭酸アニオン、塩化物、クロロアルミン酸アニオン、デシルベンゼンスルホン酸アニオン、ジクロロクプラート、ジシアンアミド、ジデシルベンゼンスルホン酸アニオン、ジドデシルベンゼンスルホン酸アニオン、ジエチルリン酸アニオン、二水素リン酸アニオン、ドデシルベンゼンスルホン酸アニオン、エチル硫酸アニオン、エチルスルホン酸アニオン、フッ化物、ヘキサフルオロリン酸アニオン、重炭酸アニオン、重リン酸アニオン、重硫酸アニオン、重亜硫酸アニオン、ヨウ化物、メチル硫酸アニオン、メチルスルホン酸アニオン、硝酸アニオン、亜硝酸アニオン、リン酸アニオン、硫酸アニオン、亜硫酸アニオン、テトラシアノボレート、テトラフルオロボレート、テトラキス(ハイドロゲンスルホナト)ボレート、テトラキス(メチルスルホナト)ボレート、チオシアネート,トシレート、トリクロロ亜鉛酸アニオン、トリフルオロ酢酸アニオン、トリフルオロメチルスルホン酸アニオン、トリス(ヘプタフルオロプロピル)リフルオロリン酸アニオン、トリス(ノナフルオロブチル)トリフルオロリン酸アニオン、トリス(ペンタフルオロエチル)トリフルオロリン酸アニオン、及びトリス(ペンタフルオロエチルスルホニル)トリフルオロリン酸アニオンからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記アニオンが、ビス(2,4,4−トリメチルペンチル)ホスフィネート、ビス(マロナト)ボレート、ビス(オギザラト)ボレート、ビス(フタラト)ボレート、ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミダート、ホウ酸アニオン、塩化物、クロロアルミン酸アニオン、デシルベンゼンスルホン酸アニオン、ジデシルベンゼンスルホン酸アニオン、ジドデシルベンゼンスルホン酸アニオン、二水素リン酸アニオン、ドデシルベンゼンスルホン酸アニオン、エチル硫酸アニオン、エチルスルホン酸アニオン、重硫酸アニオン、メチル硫酸アニオン、メチルスルホン酸アニオン、リン酸アニオン、硫酸アニオン、テトラキス(メチルスルホナト)ボレート、トシレート、トリクロロ亜鉛酸アニオンからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記アニオンが、塩化物、クロロアルミン酸アニオン、エチル硫酸アニオン、メチル硫酸アニオン、メチルスルホン酸アニオン、硫酸アニオン、及びトシレートからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記イオン性液体が、1,2,3−トリメチルイミダゾリウムクロライド、1,2−ジメチルイミダゾリウムクロライド、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウムクロライド、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロライド、1−ブチルイミダゾリウムクロライド、1−メチルイミダゾリウムクロライド、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリウムクロライド、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムクロライド、1−ブチル−4−メチルピリジニウムクロライド、1−ブチルピリジニウムクロライド、メチルトリオクチルアンモニウムクロライド、オクチルトリメチルアンモニウムクロライド、1,2,3−トリメチルイミダゾリウム・テトラクロロアルミナート、1,2−ジメチルイミダゾリウム・テトラクロロアルミナート、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・テトラクロロアルミナート、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム・テトラクロロアルミナート、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・テトラクロロアルミナート、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム・テトラクロロアルミナート、1−ブチル−4−メチルピリジニウム・テトラクロロアルミナート、1−ブチルピリジニウム・テトラクロロアルミナート、メチルトリオクチルアンモニウム・テトラクロロアルミナート、オクチルトリメチルアンモニウム・テトラクロロアルミナート、1,2,3−トリメチルイミダゾリウム・エチル硫酸塩、1,2−ジメチルイミダゾリウム・エチル硫酸塩、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・エチル硫酸塩、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム・エチル硫酸塩、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・エチル硫酸塩、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム・エチル硫酸塩、1−ブチル−4−メチルピリジニウム・エチル硫酸塩、1−ブチルピリジニウム・エチル硫酸塩、メチルトリオクチルアンモニウム・エチル硫酸塩、オクチルトリメチルアンモニウム・エチル硫酸塩、1,2,3−トリメチルイミダゾリウム・メチル硫酸塩、1,2−ジメチルイミダゾリウム・メチル硫酸塩、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・メチル硫酸塩、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム・メチル硫酸塩、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・メチル硫酸塩、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム・メチル硫酸塩、1−ブチル−4−メチルピリジニウム・メチル硫酸塩、1−ブチルピリジニウム・メチル硫酸塩、メチルトリオクチルアンモニウム・メチル硫酸塩、オクチルトリメチルアンモニウム・メチル硫酸塩、1,2,3−トリメチルイミダゾリウム・メチルスルホン酸塩、1,2−ジメチルイミダゾリウム・メチルスルホン酸塩、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・メチルスルホン酸塩、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム・メチルスルホン酸塩、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・メチルスルホン酸塩、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム・メチルスルホン酸塩、1−ブチル−4−メチルピリジニウム・メチルスルホン酸塩、1−ブチルピリジニウム・メチルスルホン酸塩、メチルトリオクチルアンモニウム・メチルスルホン酸塩、オクチルトリメチルアンモニウム・メチルスルホン酸塩、1,2,3−トリメチルイミダゾリウムサルフェート、1,2−ジメチルイミダゾリウムサルフェート、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウムサルフェート、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムサルフェート、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリウムサルフェート、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムサルフェート、1−ブチル−4−メチルピリジニウムサルフェート、1−ブチルピリジニウムサルフェート、メチルトリオクチルアンモニウムサルフェート、オクチルトリメチルアンモニウムサルフェート、1,2,3−トリメチルイミダゾリウムトシレート、1,2−ジメチルイミダゾリウムトシレート、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウムトシレート、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムトシレート、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリウムトシレート、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムトシレート、1−ブチル−4−メチルピリジニウムトシレート、1−ブチルピリジニウムトシレート、メチルトリオクチルアンモニウムトシレート、及びオクチルトリメチルアンモニウムトシレートからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記イオン性液体が、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウムクロライド、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロライド、1−ブチルイミダゾリウムクロライド、1−メチルイミダゾリウムクロライド、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリウムクロライド、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムクロライド、1−ブチル−4−メチルピリジニウムクロライド、1−メチルピリジニウムクロライド、メチルトリオクチルアンモニウムクロライド、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・テトラクロロアルミナート、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム・テトラクロロアルミナート、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・テトラクロロアルミナート、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム・テトラクロロアルミナート、1−ブチル−4−メチルピリジニウム・テトラクロロアルミナート、1−メチルピリジニウム・テトラクロロアルミナート、メチルトリオクチルアンモニウム・テトラクロロアルミナート、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・エチル硫酸塩、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム・エチル硫酸塩、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・エチル硫酸塩、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム・エチル硫酸塩、1−ブチル−4−メチルピリジニウム・エチル硫酸塩、1−メチルピリジニウム・エチル硫酸塩、メチルトリオクチルアンモニウム・エチル硫酸塩、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・メチル硫酸塩、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム・メチル硫酸塩、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・メチル硫酸塩、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム・メチル硫酸塩、1−ブチル−4−メチルピリジニウム・メチル硫酸塩、1−メチルピリジニウム・メチル硫酸塩、メチルトリオクチルアンモニウム・メチル硫酸塩、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・メチルスルホン酸塩、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム・メチルスルホン酸塩、1−エチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・メチルスルホン酸塩、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム・メチルスルホン酸塩、1−ブチル−4−メチルピリジニウム・メチルスルホン酸塩、1−メチルピリジニウム・メチルスルホン酸塩、及びメチルトリオクチルアンモニウム・メチルスルホン酸塩からなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記イオン性液体が、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウムクロライド、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロライド、1−ブチルイミダゾリウムクロライド、1−メチルイミダゾリウムクロライド、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムクロライド、1−ブチル−4−メチルピリジニウムクロライド、メチルトリオクチルアンモニウムクロライド、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・テトラクロロアルミナート、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム・テトラクロロアルミナート、1−ethyI−3−メチルイミダゾリウム・テトラクロロアルミナート、1−ブチル−4−メチルピリジニウム・テトラクロロアルミナート、メチルトリオクチルアンモニウム・テトラクロロアルミナート、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・メチル硫酸塩、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム・メチル硫酸塩、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム・メチル硫酸塩、1−ブチル−4−メチルピリジニウム・メチル硫酸塩、メチルトリオクチルアンモニウム・メチル硫酸塩、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム・メチルスルホン酸塩、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム・メチルスルホン酸塩、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム・メチルスルホン酸塩、1−ブチル−4−メチルピリジニウム・メチルスルホン酸塩、及びメチルトリオクチルアンモニウム・メチルスルホン酸塩からなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記イオン性液体が、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロライド、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムクロライド、1−ブチル−4−メチルピリジニウムクロライド、1−ブチルイミダゾリウムクロライド、及び1−メチルイミダゾリウムクロライドからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記アミンがアミン塩酸塩のイオン性液体溶液として存在することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記イオン性液体が塩化水素と混合して使用されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 塩化水素のイオン性液体に対する比率が0〜400mol%であることを特徴とする請求項17に記載の方法。
- 塩化水素のイオン性液体に対する比率が5〜300mol%であることを特徴とする請求項17に記載の方法。
- 塩化水素のイオン性液体に対する比率が10〜150mol%であることを特徴とする請求項17に記載の方法。
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