JP2008501097A - ころを有する転がり軸受用保持器 - Google Patents

ころを有する転がり軸受用保持器 Download PDF

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Abstract

本発明は、転がり軸受用保持器(1,2,3,4)であって、ころ(5)、第1の側縁(6)、第2の側縁(6)、橋絡片(7)、及び周方向に互いに隣接するころ(5)用ポケット(8,9,10,11,12,13)を有するものに関し、橋絡片(7)と側縁(6)が互いに一体に形成され、少なくとも側面(16)がならいフライス削りされた完成輪郭を持ち、完成輪郭が、少なくとも1つの総形フライス(21)の凸な外側切削輪郭の凹な写しである。

Description

本発明は、転がり軸受用保持器であって、ころ、第1の側縁、第2の側縁、橋絡片、及び周方向に互いに隣接するころ用ポケットを有し、橋絡片と側縁が互いに一体に形成され、第1の側縁と第2の側縁との間の橋絡片が、保持器の回転軸線に沿って向けられ、ポケットの各々が、橋絡片にあって互いに対向する側面により周方向に区画され、ポケットの各々が、回転軸線に沿って互いに対向する側縁の内側面により区画され、ポケットの1つにおいて互いに対向する側面の接線方向における最大自由間隔が、ポケット内にあるそれぞれのころの最大直径より大きく、橋絡片にころ用の取付け片が形成され、それぞれのポケットにおいて対向する2つの取付け片の接線方向最大自由間隔が、ポケット内にあるそれぞれのころの最大公称直径より小さく、少なくとも側面がならいフライス削りされた完成輪郭を持ち、完成輪郭が、少なくとも1つの総形フライスの凸な外側切削輪郭の凹な写しであるものに関する。
このような保持器はドイツ連邦共和国特許出願公開第10021089号明細書に記載されている。保持器のポケットは、ポケット内においてそのつど加工される面の完成した凹な輪郭のための凸な輪郭を示す断面輪郭を持つ総形フライスで加工される。工具軸線の周りに回転する回転対称な総形フライスは、保持器素材の前もって準備された穴へまず半径方向に導入され、それから保持器の周方向つまり接線方向に動かされて、周方向に、橋絡片にあって後でポケットに面する側面をフライス削りし、軸線方向に、少なくとも環状に形成される側縁にある内側面及び隅湾曲部をフライス削りする。総形フライスの1つ、大抵は内側面用総形フライスにより、ポケットの隅も加工される。
橋絡片にあってポケットを介して互いに向き合う側面の間の接線方向つまり周方向の自由間隔は、ポケット内のころの公称直径の許容正公差との和より大きい。従ってころは、ポケット内で、互いに対向する2つの側面の間の運動遊隙内で接線方向及び半径方向にも、一方の側面から他方の側面へ向かって動くことができる。ころは、保持器において、ポケットに面する側面において所定のように動く。ドイツ連邦共和国特許出願公開第10021089号明細書に記載されている保持器の構造の欠点は、橋絡片にある湾曲した保持器当たり面とそこに当たるころとの間に充分な潤滑剤が存在しないことである。その場合摩擦は比較的大きい。その結果摩擦による許容できない摩耗及び/又は高い温度が生じる。
ポケットに形成される取付け片は、輸送及び組立における取扱いの際、ころを引き止める。ポケットを区画する橋絡片の各々に、少なくとも1つの取付け片が形成されている。ポケットの所で対向しかつ共同作用する少なくとも2つの取付け片の対の各取付け片は、それぞれの橋絡片から接線方向に互いに向き合うように突出している。ころは取付け片により半径方向に保持器内に保持される。なぜならば、接線方向及び周方向にポケット内へ突出する取付け片の最も大きい間隔は、ころの公称直径から公称直径の負の許容偏差(ローラの許容負偏差)を差引いたものより小さいからである。適当な取付け片が半径方向外方又は半径方向内方へ形成されている保持器、及び取付け片が半径方向外方及び内方へ形成されている保持器もある。
特に最後にあげた事例では、いずれにせよころを半径方向外側から又は半径方向内側から保持器へスナップばめすることが必要である。その際取付け片が撓んでころをポケットへスナップばめするまで、ころが半径方向にポケットの取付け片へ押付けられる。最も不利な場合、例えば接線方向間隔がこの間隔の下位許容公差で形成され、ころが最大許容直径を持っていると、この力は非常に大きい。互いに対向する取付け片の間の接線方向間隔は、従って取付け機能に合わされるだけでなく、取付け片のスナップ機能にも合わされねばならない。また取付け片の変形又はころの損傷(ころにおける取付け片のこすり痕跡)を回避するため、取付け片ができるだけ弾性的にのみはずむように、注意せねばならない。
従って本発明の課題は、ローラが当たるための最適な内側形状及びころのスナップばめに最適な取付け片の配置を提供することである。保持器がならいフライス削り(総形フライス削り)により安価に製造可能であるようにする。
本発明は、特に鋼、非鉄金属又は軽金属及びそれらの合金から成るすべての保持器に関する。ポケットの完成した内側輪郭は、側縁及び橋絡片から一体に形成される保持器において、ならいフライス削りにより製造される。
この課題は、請求項1の及び別の独立請求項の特徴部分の特徴によって解決される。
本発明による保持器において橋絡片の側面をフライス削りするために使用される総形フライスは、総形フライスの回転軸線に沿って見て、橋絡片の側面の凹に形成される輪郭に対して凸な反対形状である断面輪郭を外側に持っている。橋絡片の凹な反対形状は、回転軸線に対して直角に保持器と交差しかつ回転軸線により直角に貫通される保持器の任意の断面において見られる。
それぞれのポケットへ向く橋絡片の側面は、従ってポケットにあるそれぞれのころ用のポケットに面する少なくとも1つの平らな当たり面をそれぞれ持っている。ポケットの互いに向き合う当たり面は、なるべく互いに平行に向けられ、従って同時に回転軸線から出てこれと同じに向けられて延びる半径面に対して平行に向けられている。それにより橋絡片に形成されて互いに遠い側にあってそれぞれ他のポケットの方を向く当たり面は、なるべく互いに傾斜している。
平らな当たり面は、半径方向に少なくとも取付け片に続いている。取付け片は、少なくとも接線方向に当たり面からポケットの中へ突出するか、又はピッチ円の上又は下でころの方へ突出している。従って各ころはポケット内で平らな当たり面へ当たり、湾曲した当たり面へ当たらない。保持器を持つ転がり軸受の作動中に、潤滑なしにころの周面と当たり面との純粋な線接触が一定にかつ安定に行われる。
従ってポケット内のころの円筒状表面の湾曲のため、ころと当たり面との間の最小自由間隔(ポケットの和)が運動遊隙である。ころと当たり面との間の、半径方向内方へ保持器の回転軸線の方へ続きまた半径方向外方へ続くすべての間隔は、最小間隔から離れるに従って増大する。こうしてころとそれぞれの側面との間に生じる空隙は楔状に形成されている。潤滑剤即ち油又はグリースは、接触部へ入る前に楔状に形成され、接線方向にころ周囲と接触する。接触部における潤滑剤の不断の供給は保証されている。接触部からほぼ接線方向に保持器へ作用する力成分によって、摩擦を助長する半径方向力成分が回避される。接触部の摩擦から生じる熱は著しく少ない。潤滑剤は、低い作動温度のため僅かしか負荷されない。
当たり面は、橋絡片の半径方向範囲で、保持器のなるべくすべてのころに共通なピッチ円が、それぞれポケットにおいて対向する橋絡片の平面を接触部の所で周方向に貫通するような広さで延びている。ピッチ円は転がり軸受の当業者に周知の概念であり、それぞれの軸受又は保持器の回転軸線の周りに延びる円を規定し、ころが軸受の少なくとも1つの転動路に半径方向に当接する時、公称直径が同じ大きさであるすべてのころの中心軸線と交差する。ころの中心軸線は、回転対称に形成されるころの回転軸線であり、一般に保持器又は軸受の回転軸線に対して平行に延びている。各ころの接線方向当たりは、ポケット内にあるころと橋絡片との間でピッチ円上にある最大接線方向自由間隔がピッチ円の半径方向上及び半径方向下に続くころと橋絡片との間の任意の各接線方向自由間隔により小さいことによって、保証される。
当たり面に半径方向に続く取付け片がポケットの方へ向く斜面を持っていると、接触部へ潤滑剤の供給が更に改善される。ころと斜面との間隔も、運動遊隙により規定されるころと当たり面との間の最小間隔からの間隔の増大と共に増大するのがよい。斜面は当たり面に対して鈍角をなして傾斜している。中心軸線の周りに転がるころにより、取付け片の斜面に潤滑楔が形成され、ころにより当たり面ところとの間へ引込まれる。
その代わりに取付け片は、当たり面へ移行する湾曲面を持っている。湾曲面は、移行面として、前述したようにポケットへ向く斜面から突出して当たり面へ移行するか、又は取付け片がポケット側で一般にこのように湾曲して当たり面へ移行する面により描かれている。湾曲面ところとの間隔も、運動遊隙により規定されるころと当たり面との間の最小間隔からの距離の増大と共に増大する。面の湾曲は、回転軸線に沿う保持器の縦部分において、1つの半径によって描かれている。この半径は、それぞれのポケット内のころの公称直径の半分より大きい。
本発明の別の実施形態はポケット隅の構成に関する。ポケット隅とは、一般に橋絡片から側縁への直角な移行部を意味する。荷重をかけられる保持器の橋絡片から側縁へ小さい移行半径を持つポケット隅に、保持器の亀裂及び破壊を生じる可能性のあるピーク応力が現れることは公知である。従ってこれらのポケット隅の曲率半径をできるだけ大きくせねばならない。更にならいフライス削りされるポケットの隅に総形フライス用の出口が必要であり、この出口により、隅において軸線方向に案内される総形フライスと縦に案内される総形フライスとの交差が回避される。従って当たり面はなるべく縦に橋絡片の全幅にわたって延びず、縦に回転軸線と同じ向きに、1つのポケット隅から別のポケット隅へ、それぞれ1つの湾曲して延びる隅面の所まで延びている。ポケットは、隅の所で隅面により少なくとも所々で凸に橋絡片の中へ膨出している。隅は、当たり面から内側面へ延びる隅面により描かれ、隅面の輪郭はなるべく少なくとも1つの半径によって規定されている。
最初に述べたように、適当な取付け片がa)半径方向外側又はb)半径方向内側に形成されるような保持器があり、取付け片がc)半径方向外側にかつ半径方向内側に形成されるような保持器もある。従って本発明の実施形態によれば、
a)ポケット内のそれぞれのころが、少なくとも1対の取付け片により、ころの中心軸線の半径方向上で部分的に半径方向に取り囲まれているか(外側取付け片)、
b)ポケット内のそれぞれのころが、少なくとも1対の取付け片により、ころの中心軸線の半径方向下で部分的に半径方向に取り囲まれているか(内側取付け片)、又は
c)平らな当たり面が半径方向に2つの取付け片の間に設けられ、これらの取付け片が少なくとも接線方向に当たり面から突出しているので、ポケットにおいて対向するそれぞれ1対の外側取付け片が、ポケット内のそれぞれのころを、中心軸線の半径方向上で半径方向に部分的に取り囲み、ポケットにおいて対向するそれぞれ1対の内側取付け片が、ころの中心軸線の半径方向下で、ころを半径方向に部分的に取り囲んでいる。
本発明の前にあげた特徴は、選択的に別の独立請求項の特徴とも組合わせ可能であり、それによれば、保持器の橋絡片の少なくとも若干が、橋絡片から半径方向に突出する取付け片を持っている。しかし独立請求項は、前にあげた特徴からも免れているとみなされる特徴を含んでいる。しかし本発明による保持器により、摩擦、摩耗及びその結果生じるころと側面との接触部における温度がまとめて減少される。更に保持器は僅かな重量しか持っていない。
少なくとも若干ただしなるべくすべての橋絡片が、橋絡片から半径方向に突出する少なくとも1つの取付け片を持っていることによって、保持器の重量が著しく減少される。更に後述する配置では、保持器における改善された油流通のため、大きい寸法の間隙断面が実現される。
本発明の実施形態により、取付け片が半径方向に側縁及び第2の側縁から突出していると、側縁の半径方向全高従ってその可動重量は一層小さい。保持器側縁と転がり軸受のレースの曲げ縁又は転動路との間の半径方向間隙寸法は、一層大きい。この場合取付け片が側縁から半径方向に突出している側縁における周面は、回転軸線からなるべく同じ間隔だけ離れている。それにより増大される保持器の側縁と転動路との間の間隙は、ころの公称直径の少なくとも0.6倍〜0.9倍であるのがよく、それにより取付け片の半径方向間隔はころの0.6倍〜0.9倍より小さい。
1つ又は複数の取付け片が半径方向に保持器の側縁と同じ高さで終わっていると、取付け片は、最大で半径方向に、少なくとも1つの側縁なるべくすべての側縁が半径方向に取付け片と同じ向きに橋絡片から最大に突出するのと同じ寸法だけ、橋絡片から突出している。この場合転動路と橋絡片との間に大きい半径方向間隙が形成される。前にあげた両方の場合、保持器から周囲への半径方向に増大される間隙断面は、軸受における潤滑剤循環を改善する。
半径方向に突出する取付け片は、側面を加工する総形フライスによって形成できるが、そうしなくてもよい。
保持器が、各橋絡片に、ポケット隅からポケット隅へ延びる取付け片の代わりに、橋絡片毎に少なくとも2つの取付け片を持っていると、保持器における潤滑剤の流通が更に改善される。共通な橋絡片にある取付け片は、保持器の器の軸線方向従って回転軸線の長さ方向に、互いに離れている。取付け片の間で、更に潤滑剤を、保持器の接触部及び転動路のころ接触部へ供給するか、ここから排出することができる。更に2つの狭い取付け片を越えてころをスナップばめするのを妨げる抵抗は、隅から隅へ延びる取付け片におけるより小さい。スナップばめによるころの擦りむき痕跡の形成が回避されるか、又は万一の擦りむき痕跡はころの主負荷区域から遠ざけられる。
本発明による保持器は、円筒状ころの受入れにもたる状ころの受入れにも適している。従って本発明の実施形態によれば、ころの所で互いに対向する2つの取付け片の間の接線方向に最も狭い個所における接線方向間隔の最大値は、この最も狭い個所におけるころの直径の最小寸法より少なくとも小さい。円筒状ころの場合、ころの直径は、最も狭い個所においてころの公称直径と同じであるが、たる状ころの場合、ころの端面の方へ減少する直径のため、最も狭い個所において、ころの直径は公称直径より小さい。直径という表現は、普通に許容されるころの直径公差も含んでいる。
従って接線方向間隔は、互いに対向する取付け片の弾性変形によって、最も狭い個所において、ころにより少なくともころの直径の最大寸法の大きさまで、弾性的に拡大可能である。接線方向間隔は、最も狭い個所におけるころの直径の最小寸法より、なるべく少なくとも1/100mmだけ小さい。
本発明は、i)外側曲げ縁で案内される、ii)内側曲げ縁で案内される、iii)ころで案内される、すべての一体に形成される保持器に対して適用される。軸受のレースの間で回転する保持器は、選択的に
i)軸受の外レースの外側曲げ縁又は外側転動路で案内される。この配置に対してあてはまることは、側縁のそれぞれ円筒状外周面とそれぞれ半径外側にある案内曲げ縁との間の最大半径方向環状間隙が、ポケット内のころが1対の内側取付け片と1対の外側取付け片との間で半径方向に運動可能な半径方向運動遊隙(ころたるみ)より小さいことである。同時に側縁の円筒状内周面とそれぞれ半径方向内側にある内側曲げ縁又は内側転動路との間の半径方向環状間隙は、側縁の円筒状外周面と案内曲げ縁との間の間隙より大きい。従って保持器は、例えば作動中に遠心力のため、半径方向外方へ案内曲げ縁へ押付けられ、そこで滑り、外側にある案内曲げ縁によりこれに沿って周方向に案内され、保持器が内側取付け片によりころの所で引き止められることはなく、保持器が側縁の内周面でそれぞれの内側曲げ縁に接触することはない。
ii)軸受の内レースの内側曲げ縁又は内側転動路で案内される、この配置に対して当てはまることは、側縁の円筒状内周面とそれぞれ半径方向内側にある案内曲げ縁との最大半径方向環状間隙が、ポケット内のころが1対の内側取付け片と1対の外側取付け片との間で半径方向に運動可能な半径方向運動遊隙(ころたるみ)より小さいことである。同時に側縁の円筒状外周面とそれぞれ半径方向外側にある外側曲げ縁又は外側転動路との間の半径方向環状間隙は、側縁の円筒状内周面と案内曲げ縁との間の間隙より大きい。従って保持器は、例えば作動中に遠心力のため、半径方向に内側曲げ縁へ押付けられ、そこで滑り、案内曲げ縁によりこれに沿って周方向に案内され、保持器が外側取付け片によりころの所で引き止められることはなく、保持器が側縁の外周面でそれぞれの外側曲げ縁に接触することはない。
iii)ころによって案内される。この配置に対して当てはまることは、側縁の円筒状内周面とそれぞれ半径方向内側にある曲げ縁又は転動路との間のそれぞれ最大の半径方向環状間隙、及び側縁の円筒状外周面と半径方向外側にある曲げ縁又は転動路との間の最大半径方向環状間隙が、ポケット内のころが1対の内側取付け片と1対の外側取付け片との間で半径方向に運動可能な半径方向運動遊隙(ころたるみ)より大きいことである。従って保持器は、例えば作動中に遠心力のため、半径方向外方へ動かされ、内側取付け片によりころの所に保持され、内側曲げ縁又は外側曲げ縁と接触することはない。
それにより次のことが生じる。
取付け片が保持器の半径方向外方へ橋絡片から半径方向に突出する。これは特にii)に当てはまるが、選択的にiii)にも当てはまる。
取付け片が保持器の半径方向内方へ橋絡片から半径方向に突出する。これは特にi)に対して当てはまるが、iii)にも当てはまる。
取付け片を形成するためのそれ以外の実施形態は、以下に詳細に説明されている。
図1は、ころ5、第1の側縁6、第2の側縁6、橋絡片7、及び周方向に互いに隣接するころ5用のポケット8を持つ転がり軸受用の保持器1の実施例を簡単化して示している。保持器1は、橋絡片7及び側縁6を一体に形成されている。橋絡片7は、第1の側縁6と第2の側縁6との間で、保持器の回転軸線1aに沿って向けられている。
図2は、例として、回転軸線に沿うポケット9の縦断面を、この場合図示しない内レースの内側曲げ縁に案内される保持器2について示している。図2aはポケット9の平面図を示している。図2bは、ローラ5と共に回転軸線に対して直角な横断面図を示し、図2cは図2bによる横断面図を拡大して示している。
図3は、例として、保持器の回転軸線に沿うポケット10の縦断面図を、この場合図示しない外レースの外側曲げ縁にころ5を介して案内される保持器3について示している。図3aは、回転軸線に対して直角なポケットの横断面図を、外側曲げ縁に案内される保持器3について示し、図4は、回転軸線に対して直角なポケット11の横断面図を、ころを介して案内される保持器4について示し、両方の図は拡大されている。
図5は、別のポケット12に沿う簡単化した断面図を示し、取付け片14が半径方向に回転軸線の方へ橋絡片及び側縁から突出している。図5aには、ポケット12が回転軸線に対して直角に延びる断面で示されている。
図6は、別のポケット3に沿う簡単化した断面図であり、取付け片14は半径方向に回転軸線の方へ橋絡片7から突出し、側縁6に同じ半径方向高さで終わっている。図6aには、ポケット13が回転軸線に対して直角に延びる断面で示されている。
図7は、ころ5と橋絡片の側面16との接触部を概略的に著しく拡大して示している。
図8において、一体に形成される保持器の種々の構成について、転がり軸受17,18,19の作動の際における温度測定の測定結果が対比されている。
ポケットは、周方向に、橋絡片7にあって互いに対向する側面16により、また回転軸線に沿って互いに対向する側縁6の2つの内側面20により、区画されている。ポケット8,9,10,11の1つにおいて互いに対向する側面16の最大接線方向自由間隔Uは、ポケット8,9,10,11内のそれぞれのころ5の最大直径Dより大きい。橋絡片7に、ころ用の取付け片14,15が形成されている。ポケット8,9,10,11において対向する2つの取付け片14,15の間の最大接線方向自由間隔T及びTは、ポケット8,9,10,11内のそれぞれのころ5の最大公称直径Dより小さい。
側面16はならいフライス削りされた完成輪郭を持ち、この輪郭は、図6aに破線で示す総形フライス21の凸な外側切削輪郭の凹な写しである。側面16は、ポケット8,9,10,11内のそれぞれのころ5のために、ポケット8,9,10,11に面する少なくとも1つの平らな当たり面22を持ち、当たり面22は、半径方向内側取付け片14,15と半径方向外側取付け片14,15との間に形成されている。取付け片14,15は接線方向にそれぞれの当たり面から突出している。
ポケット8,9,10内のそれぞれのころ5は、取付け片14又は15によりころ5の中心軸線5aの半径方向上で、また取付け片14又は15によりころ5の中心軸線5aの半径方向下で取り囲まれている。従ってポケット8,9,10,11の所で互いに隣接する橋絡片7にあってポケット8,9,10,11の所で互いに対向するそれぞれ1対の取付け片14又は15が、ポケット8,9,10,11内のそれぞれのころ5を中心軸線5aの半径方向上で半径方向に部分的に取り囲み、またポケット8,9,10,11の所で互いに対向する別の1対の取付け片14又は15が、ころ5を中心軸線5aの半径方向下で半径方向に部分的に取り囲む。
当たり面22は、回転軸線に沿って同じ向きに、1つのポケット隅23から別のポケット隅23へ延びている(図2a)。橋絡片7は隅23の所で側縁6へ移行している。当たり面22は、隅23の所で湾曲して延びる隅面23aへそれぞれ移行している。ポケット8,9,10,11は、隅23の所で隅面23aにより少なくとも所々で橋絡片7へ凸に膨出している。その際膨出は、半径r及びrと平面25とによって描かれ、隅面23aの湾曲した部分はこの平面25に終わっている。半径r及びrは、ポケット内のそれぞれのころ5の公称直径の0.05倍〜0.2倍に等しい。
図7は、周方向に接触部27でころ5が当たっているのを示している。接触部27ところ5との間に形成される最大自由間隔Tは、ピッチ円の半径方向上及び半径方向下に続くころ5と橋絡片7との間の別の任意の接線方向自由間隔Ts1〜Tsxより小さい。その際考慮すべきことは、自由間隔T(ポケット遊隙)を描くための図7において、同じポケットの図示しない他方の橋絡片に対向接触部でころが接触していることである。
取付け片14,15はポケットの中へ向くそれぞれ1つの斜面28又は29を持ち、各斜面28,29は当たり面22に対して鈍角をなして傾斜している。取付け片14は、僅かな半径であることを条件として、ポケット側で斜面29において当たり面22へ移行している。取付け片15では、斜面29に湾曲面30が続いている。斜面28及び湾曲面30は、ポケット8,9,10,11に沿って回転軸線と同じ向きに延びている。湾曲面30はポケット8,9,10,11から凹に湾曲している。湾曲は、ころ5の公称直径Dより大きい半径Rにより描かれている。潤滑剤即ち油又はグリースは、接触部27へ入る前に楔状に形成され、ころ周囲に対して接線方向に接触部27へ達する(図7)。接触部27への潤滑剤の不変な供給が保証されている。この場合中心軸線5aの周りに矢印方向に転がるころ5によって、取付け片14,15の斜面28,29において潤滑楔41が形成され、ころ5により当たり面ところとの間へ引込まれる。
内側曲げ縁で案内される図2〜図2cによる保持器2は、橋絡片7毎に、橋絡片7及び側縁6から半径方向に突出する2つの第1の取付け片14(この場合外側取付け片)と、接線方向にポケット内へ接線方向に突出する1つの第2の取付け片15(この場合内側取付け片)とを持っている。共通な橋絡片7にあるこれらの取付け片24は、軸線方向従って回転軸線の長さ方向に互いに離れており、ポケット中心Mから同じ寸法だけ離れている。両方の取付け片14は回転軸線から同じ寸法だけ離れている。
取付け片15は隅面23aの間で縦に延びている。側縁6において半径方向外方へ向く周面31と、橋絡片7を半径方向に区画する半径方向上縁又は周面32は、回転軸線から同じ寸法だけ離れている。
図2bからわかるように、ポケット9毎にそれぞれ1つのころ5が、取付け片14により半径方向外方に対して、また取付け片15により半径方向内方に対して、ポケット9内に保持されている。その際ころ5は、所定のたるみdH以内で、ポケット9内を半径方向に自由に運動可能である。取付け片14は、ポケット9の方へ向く端面33と、半径方向内方へ端面33に続く斜面28とにより描かれている(図2c)。斜面28は、保持器の縦面に対して平行に延びる面Eに対して角αだけ傾斜している。
取付け片15は端面33を持ち、この端面に半径方向外方へ斜面29が続いている。斜面29は、保持器2の回転軸線に対して平行に延びる面に対して角βだけ傾斜している。湾曲して半径Rにより描かれる面30において、斜面29が、ころ5の円筒状外周面5bに対して接線方向に見て、当たり面22へ移行している。ポケット9の取付け片14の端面33が互いに対向している接線方向に最も狭い個所は、スナップばめ寸法Sである。従って保持器2は、半径方向外側からころ5で満たされる。取付け片15の間の最も狭い間隔Aはスナップばめ寸法Sより小さい。
図3〜図3aによる外側曲げ縁で案内される保持器3は、橋絡片7毎に、半径方向外方へ橋絡片7及び側縁6から突出する2つの取付け片14と、接線方向にポケット内へ突出する取付け片15を持っている。共通な橋絡片7にある取付け片14は、軸線方向に従って回転軸線の長さ方向に互いに離れており、ポケット中心Mから同じ寸法だけ離れている。取付け片14の軸線方向間隔Aは、最も狭い個所で、ポケット内のそれぞれのころの軸線方向に同じ向きの長さの少なくとも2/5〜1/4に等しい。取付け片15は隅面23aの間に縦に延びている。側縁において半径方向外方へ向く周面31と、橋絡片7を半径方向に区画する半径方向上縁又は周面32は、回転軸線から同じ寸法だけ離れている。
半径方向内側にある取付け片14は、ポケット10の方へ向く端面33と端面33に半径方向内方へ続く斜面28とにより描かれている(図3a)。斜面28は、保持器5の縦面に対して平行に延びる面に対して角αだけ傾斜している。
取付け片15は端面33を持ち、この端面に半径方向内方へ斜面29が続いている。斜面29は、保持器5の縦軸線に対して平行に延びる面Eに対して角βだけ傾斜している。半径Rによって描かれる湾曲面30において、斜面29が、ころ5の円筒状外周面5bに対して接線方向に、当たり面22へ移行している。半径Rはころ5の公称直径Dの半分より大きい。ポケットの取付け片14が互いに対向している接線方向に最も狭い打所は、スナップばめ寸法Sである。スナップばめ寸法Sは、取付け片14の間の最も狭い個所において、ローラ5の直径の最小寸法より少なくとも1/1000mmだけ小さい。従って保持器2は、半径方向内側からころで満たされる。取付け片15の間の最も狭い間隔Aは、スナップばめ寸法Sより小さく、ポケット10内のころ5の公称直径Dの0.92倍〜0.96倍である。
図4による保持器4では、橋絡片毎に2つの取付け片15は端面33を持ち、半径Rはにより描かれる湾曲面35が端面に続いている。湾曲面35は当たり面22に移行している。
保持器1,2,3の橋絡片7にあるそれぞれの取付け片14,15のうち、少なくともポケット8,9,10,11において互いに対向する側面16が、ならいフライス削りされた輪郭を持っている。
図5及び図5aには、取付け片14が側縁6及び橋絡片7から半径方向内方へどのように突出しているかが示されている。側縁6及び橋絡片7の半径方向内方へ向く周面31,32は、半径方向に同じ高さで終わっている。橋絡片7において互いに離れて2つの隣接するポケットのうち他方へ向く取付け片14は、周方向において互いに隣接するポケット12の間に延びる共通なひれ36に形成されている。
図6及び図6aには保持器のポケット13を示し、第1の取付け片14(この場合内側取付け片)は、側縁6の少なくとも1つが半径方向に第1の取付け片14と同じ向きに橋絡片7から最大に突出するのと同じ寸法だけ、橋絡片7から最大に突出している。従って取付け片14は、この保持器において半径方向内方へ橋絡片7から突出しているが、側縁6からは突出していない。当たり面22は、第2の取付け片15(この場合外側取付け片)の所で湾曲面34へ移行している。
図5及び6による側縁6は、半径方向に橋絡片7から突出する側縁6の部分に、それぞれ内側及び外側に面取り部37を持っている。これらの面取り部37は、ピーク応力の減少及び保持器の重量の減少に役立つ。
図7からわかるように、取付け片14は半径方向内方へ橋絡片7及び側縁6から突出し、第1の取付け片14が突出する側縁6の半径方向外側と、側縁6に半径方向に続くころ5の転動路38の表面との最小半径方向間隔24は、ころ5の公称直径Dの少なくとも0.6倍〜0.9倍に等しい。従って第1の取付け片14のこの半径方向間隔は、ころ5の公称直径Dの6.6倍〜0.9倍より小さい。
本発明は、異なる寸法従って異なる負荷能力、ただし同じ公称直径Dのころ15を持つ軸受の保持器1,2,3,4にあるポケット8,9,10,11のならいフライス削りのために、同じ総形フライスを使用するのを可能にする。なぜならば、ポケット8,9,10,11の横断面は同じであり、縦断面がころ5の公称長さに関係しているだけだからである。
図8は、社内実験で負荷試験WS18から一体の黄銅製中実保持器NU/NUP214を持つ転がり軸受17,18,19の測定値が対比されている線図を示している。実験条件は、4800r.p.m.の回転数で12kNの半径方向荷重、0.3 l/minの容積流量で油流通、24時間にわたって1400r.p.m.の回転数で先行するなじみ運転であった。
測定結果は、それぞれの軸受17,18,19の外レースにおける超過温度Tであった。次の保持器が試験された。
湾曲した当たり面を持つ従来技術の保持器17を持つ軸受。
本発明による保持器18を持つ軸受で、ころが橋絡片の側面の平らな当たり面に当たるけれども、まだすべての取付け片が橋絡片から半径方向には突出してはいない。
本発明による保持器を持つ軸受19で、ころが橋絡片の側面の平らな当たり面に当たり、橋絡片にあるそれぞれ1対の取付け片が橋絡片及び側縁から半径方向に突出している。
線図からわかるように、軸受17の温度の総計的平均値39及び最高値40は、軸受18及び19の値より上にある。軸受18は、従来技術による軸受17に対して、統計的平均値39及び最高値40に関して改善された温度特性を持っている。軸受19における温度は有利に著しく低い。
ころを持つ転がり軸受の保持器の実施例を示す。 回転軸線に沿う保持器のポケットの縦断面図を示す。 ポケットの平面図を示す。 ポケットの横断面図を示す。 図2bによる横断面図を拡大して示す。 保持器のポケットの別の実施例の断面図を示す。 外側曲げ縁に案内される保持器のポケットの横断面図を示す。 ころを介して案内される保持器のポケットの横断面図を示す。 別のポケットの縦断面図を示す。 図5によるポケットを横断面図を示す。 別のポケットの縦断面図を示す。 図6によるポケットの横断面図を示す。 ころと橋絡片の側面との接触部を拡大して示す。 従来技術による転がり軸受と本発明による転がり軸受の測定値を示す。
符号の説明
1 保持器
1a 回転軸線
2〜4 保持器
5 ころ
5a 中心軸線
5b 外周面
8〜13 ポケット
14,15 取付け片
16 側面
17〜19 転がり軸受
20 内側面
21 総形フライス
22 当たり面
23 ポケット隅
23a 隅面
24 間隔
25 平面
26 ピッチ円
27 接触部
28,29 斜面
30 面
31,32 周面
33 端面
34,35 面
36 ひれ
37 面取り部
38 転動路
39 平均値
40 最高値
41 潤滑楔

Claims (39)

  1. 転がり軸受用保持器(1,2,3,4)であって、ころ(5)、第1の側縁(6)、第2の側縁(6)、橋絡片(7)、及び周方向に互いに隣接するころ(5)用ポケット(8,9,10,11,12,13)を有し、橋絡片(7)と側縁(6)が互いに一体に形成され、
    第1の側縁(6)と第2の側縁(6)との間の橋絡片(7)が、保持器(1,2,3,4)の回転軸線(1a)に沿って向けられ、
    ポケット(8,9,10,11,12,13)の各々が、橋絡片(7)にあって互いに対向する側面(16)により周方向に区画され、
    ポケット(8,9,10,11,12,13)の各々が、回転軸線(1a)に沿って互いに対向する側縁(6)の内側面(20)により区画され、
    ポケット(8,9,10,11,12,13)の1つにおいて互いに対向する側面(16)の接線方向における最大自由側面間隔が、ポケット(8,9,10,11,12,13)内にあるそれぞれのころ(5)の最大直径より大きく、
    橋絡片(7)にころ(5)用の取付け片(14,15)が形成され、
    それぞれのポケット(8,9,10,11,12,13)において対向する2つの取付け片(14,15)の接線方向最大自由間隔が、ポケット(8,9,10,11,12,13)内にあるそれぞれのころ(5)の最大公称直径より小さく、
    少なくとも側面(16)がならいフライス削りされた完成輪郭を持ち、完成輪郭が、少なくとも1つの総形フライス(21)の凸な外側切削輪郭の凹な写しである
    ものにおいて、
    側面(16)が、ポケット(8,9,10,11,12,13)内にある少なくとも1つのころ(5)のためポケット(8,9,10,11,12,13)へ向けられる少なくとも1つの平らな当たり面(22)を持ち、
    平らな当たり面(22)が半径方向に取付け片(14,15)の少なくとも1つに続き、
    取付け片(14,15)が当たり面(22)から少なくとも接線方向に突出していることを特徴とする、保持器。
  2. 当たり面(22)が、回転軸線(1a)の周りに回転対称に延びかつ保持器のころ(5)の中心軸線に交差するピッチ円(26)により貫通されていることを特徴とする、請求項1に記載の保持器。
  3. それぞれのころ(5)と橋絡片(7)との間でポケット(8,9,10,11,12,13)にあるころのピッチ円(26)上にある自由な接線方向運動遊隙の最大寸法が、ピッチ円(26)の半径方向上及び半径方向下に続くころ(5)と橋絡片(7)との間の接線方向における任意の各自由間隔の最小寸法より小さいことを特徴とする、請求項2に記載の保持器。
  4. 取付け片(14,15)がポケット(8,9,10,11,12,13)の方へ向く平らな斜面(28,29)を持ち、斜面(28,29)が当たり面(22)に対し鈍角をなして傾斜し、斜面(28,29)ところ(5)との接線方向における任意の各自由間隔が、運動遊隙より大きいことを特徴とする、請求項3に記載の保持器。
  5. 取付け片(14,15)が斜面(28)のポケット側で当たり面(22)へ移行していることを特徴とする、請求項4に記載の保持器。
  6. 取付け片(14,15)が斜面(28)の湾曲面(30,34)のポケット側で当たり面(22)へ移行し、湾曲面(30)がポケット(8,9,10,11,12,13)に沿って回転軸線(1a)と同じ向きに延び、かつポケット(8,9,10,11,12,13)から凸に湾曲し、湾曲面(30)ところ(5)との間の接線方向の任意の各自由間隔が運動遊隙より大きいことを特徴とする、請求項3に記載の保持器。
  7. 回転軸線(1a)に沿う保持器(1,2,3,4)の縦断面における湾曲面(30)の湾曲が1つの半径により描かれていることを特徴とする、請求項6に記載の保持器。
  8. 半径が、それぞれのポケット(8,9,10,11,12,13)にあるころ(5)の公称直径の半分より大きいことを特徴とする、請求項7に記載の保持器。
  9. 当たり面(22)が、回転軸線(1a)に沿って同じ向きに、1つのポケット隅(23)から別のポケット隅(23)へ延び、橋絡片(7)がポケット隅(23)のそれぞれ1つの所で側縁(6)の1つへ移行していることを特徴とする、請求項1に記載の保持器。
  10. 当たり面(22)がポケット隅(23)の所で湾曲して延びる隅面(23a)へ移行し、ポケット(8,9,10,11,12,13)が、ポケット隅(23)の所で隅面(23a)により、少なくとも所々で凸に橋絡片(7)へ膨出していることを特徴とする、請求項1に記載の保持器。
  11. ポケット(8,9,10,11,12,13)内のそれぞれのころ(5)が、取付け片(14,15)により、ころ(5)の中心軸線の半径方向上で、部分的に半径方向に取り囲まれていることを特徴とする、請求項1に記載の保持器。
  12. ポケット(8,9,10,11,12,13)内のそれぞれのころ(5)が、取付け片(14,15)により、ころ(5)の中心軸線の半径方向下で、部分的に半径方向に取り囲まれていることを特徴とする、請求項1に記載の保持器。
  13. 当たり面(22)が半径方向に2つの取付け片(14,15)の間に設けられ、取付け片(14,15)が少なくとも接線方向に当たり面(22)から突出していることを特徴とする、請求項1に記載の保持器。
  14. ポケット内のころが、それぞれピッチ円の半径方向上及び半径方向下で、ポケット(8,9,10,11,12,13)の所で対向するそれぞれ1対の取付け片(14,15)により部分的に半径方向に取り囲まれていることを特徴とする、請求項13に記載の保持器。
  15. 少なくとも若干の橋絡片(7)が、橋絡片(7)から半径方向に橋絡片(7)を越えて突出する少なくとも1つの取付け片(14)を持っていることを特徴とする、先行する請求項の1つに記載の保持器。
  16. 少なくとも若干の橋絡片(7)が、橋絡片(7)から半径方向に橋絡片(7)を越えて突出する少なくとも1つの第1の取付け片(14)を持っていることを特徴とする、請求項1の上位概念に記載の保持器。
  17. 第1の取付け片(14)が、半径方向に第1の側縁(6)及び第2の側縁(6)から突出していることを特徴とする、請求項16に記載の保持器。
  18. 少なくとも1つの側縁(6)と半径方向に側縁(6)に続くころ(5)用転動路(38)の表面との間のできるだけ小さい環状間隙の大きさが、ころ(5)の公称直径の少なくとも0.6倍〜0.9倍に等しく、環状間隙が、側縁(6)の半径方向において第1の取付け片(14)が突出する側に形成されていることを特徴とする、請求項17に記載の保持器。
  19. 少なくとも1つの側縁(6)が半径方向に第1の取付け片(14)と同じ向きに橋絡片(7)から最大に突出するのと同じ寸法だけ、第1の取付け片(14)が橋絡片(7)から半径方向に最大に突出していることを特徴とする、請求項16に記載の保持器。
  20. 少なくとも第1の取付け片(14)が突出する保持器(1,2,3,4)の半径方向側で、橋絡片(7)を半径方向に区画する少なくとも1つの周面(32)と、各側縁(6)を半径方向に区画するそれぞれ1つの周面(31)とが、回転軸線(1a)から半径方向に同じ寸法だけ離れていることを特徴とする、請求項16に記載の保持器。
  21. 第1の取付け片(14)が側面(16)のならいフライス削りされた輪郭の部分を持ち、この部分がポケット(8,9,10,11,12,13)内にあるそれぞれのころ(5)の方へ向けられていることを特徴とする、請求項16に記載の保持器。
  22. 周方向に互いに隣接する2つのポケット(8,9,10,11,12,13)の第1の取付け片(14)が、橋絡片(7)の所で共通なひれ(36)により形成され、ひれ(36)が互いに隣接するポケット(8,9,10,11,12,13)の間で回転軸線(1a)に対して直角に延び、かつ橋絡片(7)から半径方向に突出していることを特徴とする、請求項16に記載の保持器。
  23. ポケット(8,9,10,11,12,13)毎に各橋絡片(7)が、橋絡片の所で軸線方向に離れている少なくとも2つの第1の取付け片(14)を持っていることを特徴とする、請求項16に記載の保持器。
  24. 軸線方向に互いに離れている一方の第1の取付け片(14)が、軸線方向に互いに離れている他方の第1の取付け片(14)とちょうど同じ寸法だけ、回転軸線(1a)から離れていることを特徴とする、請求項23に記載の保持器。
  25. 軸線方向に互いに離れている第1の取付け片(14)の間の軸線方向間隔が、最も狭い個所において、ポケット(8,9,10,11,12,13)内のそれぞれのころ(5)の軸線方向長さの少なくとも1/5〜1/4に等しいことを特徴とする、請求項23に記載の保持器。
  26. 1つの橋絡片(7)において軸線方向に互いに離れた第1の取付け片(14)の各々と、軸線方向において隣接する第1の取付け片(14)の間にあるポケット中心面との間の間隔が同じ大きさであり、ポケット中心面を回転軸線(1a)が直角に貫通していることを特徴とする、請求項23に記載の保持器。
  27. ポケット(8,9,10,11,12,13)の所でそれぞれ対向する2つの取付け片(14,15)の間の最大接線方向自由間隔が、最も狭い個所において、最も狭い個所におけるころ(5)の直径の最小寸法より少なくとも小さいことを特徴とする、請求項16に記載の保持器。
  28. ポケットの所でそれぞれ対向する取付け片(14,15)が、最も狭い個所におけるころにより、少なくとも部分的に変形可能であり、それにより最も狭い個所における変形した取付け片の間の接線方向間隔が、最も狭い個所におけるころ(5)の直径の最大寸法の大きさに少なくとも等しいことを特徴とする、請求項27に記載の保持器。
  29. 最も狭い個所における接線方向間隔が、最も狭い個所におけるころ(5)の直径の最小寸法より、少なくとも1/1000mmだけ小さいことを特徴とする、請求27に記載の保持器。
  30. 少なくとも1つの第1の取付け片(14)を持つ各橋絡片(7)に、少なくとも1つの第2の取付け片(15)も形成され、第1の取付け片(14)と第2の取付け片(15)が半径方向に互いに離れていることを特徴とする、請求項16に記載の保持器。
  31. 第2の取付け片(15)が、回転軸線(1a)の長手方向に見て、第1の取付け片(14)より幅広いことを特徴とする、請求項30に記載の保持器。
  32. 第2の取付け片(15)が、それぞれの橋絡片(7)から接線方向にポケット(8,9,10,11,12,13)の中へ突出していることを特徴とする、請求項30に記載の保持器。
  33. ポケット(8,9,10,11,12,13)において対向する2つの第2の取付け片(15)の間の接線方向間隔が、最も狭い個所において、ポケット(8,9,10,11,12,13)内のころ(5)の公称直径より小さいことを特徴とする、請求項30に記載の保持器。
  34. 最も狭い個所における最小接線方向間隔が、ポケット(8,9,10,11,12,13)内のころ(5)の公称直径の0.92倍〜0.96倍に等しいことを特徴とする、請求項33に記載の保持器。
  35. 内側面(20)の各々が、平面により、かつ橋絡片(7)の方へポケット隅(23)の湾曲した隅面(23a)の少なくとも一部により描かれており、ポケット隅(23)の所でポケット(8,9,10,11,12,13)が、隅面(23a)により少なくとも軸線方向に凸にそれぞれの側縁(6)の中へ膨出していることを特徴とする、請求項16に記載の保持器。
  36. 隅面(23a)の湾曲がそれぞれ1つの半径により描かれていることを特徴とする、請求項35に記載の保持器。
  37. 半径がポケット(8,9,10,11,12,13)内のそれぞれのころ(5)の公称直径の0.05倍〜0.2倍に等しいことを特徴とする、請求項36に記載の保持器。
  38. 第1の取付け片(14)が、保持器(2)の半径方向外側で橋絡片(7)から半径方向に突出していることを特徴とする、請求項16〜37の1つに記載の保持器。
  39. 第1の取付け片(14)が保持器(3,4)の半径方向内側で橋絡片(7)から半径方向に突出していることを特徴とする、請求項16〜37の1つに記載の保持器。
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