JP2008310397A - センサライト - Google Patents

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Abstract

【課題】検知対象である侵入者の動きに合わせて、光源の点灯(点滅)状態を変化させたり警報を出力したりすることにより、住居内にあたかも人(居住者)がいるように侵入者を威嚇する。
【解決手段】センサライト1は、侵入者までの距離を測定可能である検知センサ5を備える。制御手段8は、検知センサ5からの信号にもとづき、侵入者までの距離を検出し、その距離に応じて、ランプ2Aの点灯状態やサイレン3Aの鳴動状態を決定し、ランプ駆動回路2Bやサイレン駆動回路3Bを介して、ランプ2Aやサイレン3Aを制御する。つまり、検知センサ3から侵入者までの距離に応じて、ランプ2Aの点灯状態やサイレン3Aの鳴動状態を変化させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、センサライトに関するものである。
従来より、センサライトとして、センサライト本体の検知エリア内に人(侵入者)が侵入すると、ライトが自動的に点灯するようにしたものは知られている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、図6に示すように、侵入者を検知する検知センサとして、一般的に焦電型赤外線センサ101が用いられる。この赤外線センサ101に、赤外線集光レンズ102を通じて赤外線が集められ、アンプ103で増幅されて、信号レベル判定回路104で、信号レベルがしきい値より大きいか否かで侵入者があるかどうかが判定され、信号レベルがしきい値より大きく侵入者ありと判定されると、侵入者検出信号がランプ駆動回路105に出力され、光源としてのランプ106が点灯される。このとき、照度センサ107よりの信号にもとづき、明るさ判定回路108が昼夜の別を判定し、信号レベル判定回路104に送られ、昼間におけるランプ106の点灯は停止される。
特開平10−144134号公報(段落0008〜0013及び図1,図2)
前述したセンサライトでは、侵入者が検知エリア内に侵入したことと、検知エリア内から出たこととを判定して、ランプ106の点灯・消灯を行っている。そのため、検知エリアが広いと、検知エリア内を単に通過しているに過ぎない場合にも、ランプ106が点灯することになる。
そこで、発明者は、センサライトの人体検知センサとして、そのセンサから侵入者までの距離を測定できる機能を有するものを用いれば、単に検知エリア内に侵入者が進入したかどうかだけでなく、センサライトに対し侵入者が近づいているか、遠ざかっているかを検知することができることに着目し、本発明をなすに至ったものである。
本発明は、検知対象である侵入者の動きに合わせて、光源の点灯(点滅)状態を変化させたり警報を出力したりすることにより、住居内にあたかも人(居住者)がいるように侵入者を威嚇することができるセンサライトを提供することを目的とするものである。
請求項1の発明は、光源を有し前記光源の光を検知エリア全体に向けて照射して前記検知エリアを照明する照明部と、前記検知エリア内への侵入者の侵入を検知する検知センサとを備え、前記検知センサによる侵入者の侵入の検知により前記照明部は前記光源を点灯するセンサライトであって、前記検知センサは、前記侵入者までの距離を測定する測距機能を有する構成とされ、前記照明部は、前記検知センサからの信号を受け、前記侵入者までの距離に応じて、前記光源の点灯状態を変化させる構成とされていることを特徴とする。
このようにすれば、侵入者が検知エリアに侵入したことを検出して、光源が点灯されるだけでなく、検知センサから侵入者までの距離に応じて、光源の点灯状態を変化させることで、住居内にあたかも人(居住者)がいるように侵入者を威嚇することができる。つまり、検知対象である侵入者の動きに合わせて、光源の明るさの変更、点滅などの威嚇行為をすることができ、住居内にあたかも人(居住者)がいるように威嚇することが可能となる。
請求項2に記載のように、前記照明部は、前記検知センサから前記検知エリア内の前記侵入者の存在位置までの距離が短いほど、前記光源の点灯時の明るさを明るくすることが望ましい。ここで、光源の明るさは、侵入者の存在位置までの距離が短くなるにつれて、連続的に徐々に明るくなるようにしてもよいし、段階的に明るくなるようにしてもよい。
このようにすれば、侵入者の存在位置までの距離が短くなり、侵入者が検知センサに近づくほど、光源の明るさが明るくなるので、住居内にあたかも人(居住者)がいて、光源の明るさを変化させているという印象を侵入者に与え、侵入者に対する威嚇効果を高めることができる。
請求項3に記載のように、前記検知エリアは、前記検知センサからの距離に応じて、複数のエリアに区分され、前記照明部は、前記検知センサから前記侵入者の存在位置までの距離を、前記侵入者がいずれのエリアに存在するかによって検知する構成とすることができる。
このようにすれば、いずれのエリアに侵入者が存在するかで、検知センサから侵入者の存在位置までのおおよその距離を簡単に検出することができる。
また、請求項4に記載のように、さらに、警報を出力する警報部と、前記照明部のみを動作可能とする通常モードと前記照明部及び警報部の両方を動作可能とする警戒モードとを切り替えるモード切替スイッチとを備える構成とすることも可能である。
このようにすれば、警戒モードで、照明部だけでなく警報部も動作可能とするので、威嚇行為として光源の点灯(点滅)と警報の出力とを併用することができ、侵入者に対する威嚇効果を高める上で有利である。
請求項5に記載のように、前記検知エリアは、前記検知センサからの距離に応じて、複数のエリアに区分され、前記警戒モードにおいて、前記複数のエリアのうち前記検知センサに最も近いエリアに前記侵入者が存在する場合に、前記照明部は、前記光源を点滅又は点灯し、前記警報部は、警報を出力する構成とされていることが望ましい。ここで、光源の点滅又は点灯は、100%の明るさで点滅又は点灯することが威嚇する上で最も効果的であるが、必ずしもその必要はなく、例えば90%や80%の明るさで点滅又は点灯させるようにしてもよいのはもちろんである。
このようにすれば、前記検知センサに最も近いエリアに前記侵入者が存在する場合に、光源を点滅又は点灯し、さらに警報の出力も併用するので、侵入者に対する、高い威嚇効果を得ることができる。
請求項6に記載のように、前記警戒モードにおいて、前記照明部は前記光源の点滅又は点灯を、前記警報部は警報の出力をそれぞれ、前記侵入者が前記検知エリア外に移動するまで継続することが望ましい。
このようにすれば、検知センサに最も近いエリアに侵入者が一旦侵入すると、侵入者が検知エリア外に移動するまで、光源の点滅又は点灯と、警報の出力とが継続されるので、前記侵入者が検知エリア外に移動するまで、威嚇効果を発揮できる。
請求項7に記載のように、周囲の明るさを検出する照度センサと、前記照度センサよりの信号を受け周囲の明るさである照度が一定値を超える場合に、前記照明部の動作を停止させる制御手段と、前記制御手段に連係され前記一定値を調整する調整手段とを備える構成とすることができる。
このようにすれば、周囲の明るさである照度が一定値を超える場合には、制御手段にて照明部を制御して前記光源の点灯状態を変化させても、威嚇効果が少ないので、照明部の動作制御が停止される。また、調整手段によって前記一定値は、季節などの環境の変化に応じて調整することができる。
以上のように構成した本発明は、侵入者が検知エリアに侵入したことを検出して、光源が点灯されるだけでなく、検知センサから侵入者までの距離に応じて、光源の点灯状態を変化させることで、検知対象である侵入者の動きに合わせて、光源の点灯、点滅、警報の出力などの威嚇行為をすることができ、住居内にあたかも人(居住者)がいるよう威嚇行為を実行することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
図1は本発明の一実施の形態であるセンサライトの制御系のブロック図、図2は検知エリアの説明図である。
図1に示すように、センサライト1は、光源としてのランプ2Aを有しランプ2Aの光を、扇形状の検知エリアU(図2参照)全体に向けて照射して検知エリアUを照明する照明部2と、サイレン3Aを有しサイレン3A(警報)を鳴動させる警報部3とを備える。ここで、警報部3は、サイレンを検知エリアU全体に向けて鳴動させるようにしてもよいのはもちろん、検知エリアUの周囲に報知するように鳴動させてもよい。また、住宅内で例えば居住者に報知するように鳴動させることもできる。
検知エリアUは、センサライトからの距離つまり、センサライト1と人(侵入者)との距離(間隔)に応じて、近距離範囲、中距離範囲、遠距離範囲の3つに区画されている。つまり、図2に示すように、検知可能な左右を規制する左右の境界ラインL1,L2の間であってセンサライト1の位置を中心とする半径R1,R2(R2<R1)の円弧ラインA,Bとで挟まれる「遠」エリアU1、境界ラインL1,L2の間であって半径R2,R3(R3<R2)の円弧ラインB,Cとで挟まれる「中」エリアU2、境界ラインL1,L2と半径R3の円弧ラインCとで囲まれる扇形状の「近」エリアU3の3つのエリアによって、検知エリアUが構成される。
また、センサライト1は、周囲の明るさを検出する照度センサ4と、検知エリアU内への侵入者の侵入を検知するとともに前記侵入者の存在位置までの距離を測定する測距機能を有する検知センサ5とを備える。
また、照度センサ4および検知センサ5からの信号が増幅器6,7にて増幅され、マイクロコンピュータからなる制御手段8に入力される。制御手段8は、その照度センサ4からの信号にもとづき、照度が一定値を超える明るさであるかどうかを決定する明るさ決定手段8Aと、検知センサ5からの信号にもとづき侵入者が検知エリアUのうちいずれのエリアに存在しているかを決定するエリア決定手段8Bを備える。制御手段8は、エリア決定手段8Bからの信号を受け前記侵入者が存在するエリアに基づきランプ2Aの点灯状態を決定する点灯状態決定手段8Cと、エリア決定手段8Bからの信号を受けサイレン3Aの鳴動状態を決定する警報出力決定手段8Dとを備える。そして、点灯状態決定手段8Cや警報出力決定手段8Dからの信号が、ランプ駆動回路2Bやサイレン駆動回路3Bに出力され、ランプ2Aの点灯状態やサイレン3Aの鳴動状態が制御される。なお、明るさ決定手段8Aには、前記一定値を調整するための調整ツマミ10(調整手段)が電気的に連係されている。
つまり、制御手段8において、侵入者が存在しているエリアに基づき、ランプ2Aをどのような状態で点灯あるいは点滅させるかや、サイレン3Aをどのように鳴動させるかが決定される。この場合、明るさ決定手段8Aからの信号により、周囲の明るさである照度が一定値を超えると、点灯状態決定手段8Cや警報決定手段8Dにおいてランプ2Aの点灯状態やサイレン3Aの鳴動状態の制御が停止される一方、一定値以下であると、点灯状態決定手段8Cや警報決定手段8Dにおいてランプ2Aの点灯状態やサイレン3Aの鳴動状態が制御される。つまり、照度が一定値を超えるほど明るいとき(例えば、昼間)にはランプ2Aの点灯あるいは点滅が停止され、それの点灯・点滅が照度が一定値以下のとき(例えば夜間)のみ行われるようになっている。サイレン3Aの鳴動も、明るさ決定手段8Aからの信号により制御することができる。例えば、照度が一定値を超えるときにはサイレン3Aの鳴動を停止したり、照度が一定値以下のときには一定値を超えるときより音量を小さくしたりすることもできる。前記一定値は、調整ツマミ10によって、季節などの環境の変化に応じて調整することができる。
動作モードとしては、通常モードと、威嚇機能が付加された警戒モードとを有し、モード切替スイッチ9により、いずれのモードで動作させるかが選択される。なお、この実施の形態では、モード切替スイッチ9によるモード切替信号を、点灯状態決定手段8Cや警報出力決定手段8Dが受けて、通常モードであるか警戒モードであるかに応じて、図3に示すように制御されるか、図4に示すように制御されるかが決定されて、それぞれの制御が行われるようになっているが、制御手段8において、モード切替スイッチ8Dよりの信号を受けていずれのモードであるかを判定するモード判定手段を設け、このモード判定手段よりの信号を受けて、点灯状態決定手段8Cや警報出力決定手段8Dが、各モードに態様に応じて照明部2や警報部3を動作させるようにすることも可能である。
(通常モード)
(i)センサライト1の検知エリアU内に侵入者が侵入すると、それが検知センサ5より検知されて、ランプ2Aが自動的に点灯する。なお、照度センサ4により検出される照度が一定値を超える場合には、ランプ2Aを点灯させる動作を実行しても、威嚇効果が少ないので、その動作を停止させる。
(ii)侵入者がセンサライト1から遠距離範囲である「遠」エリアU1に存在する場合には弱点灯、「遠」エリアU1から「中」エリアU2に移動する場合には中程度の明るさの点灯、さらに「中」エリアU2から「近」エリアU3に移動する場合には100%の明るさでの点灯状態となる。
(iii)上記(ii)の場合とは逆に、「近」エリアU3から「中」エリアU2、「中」エリアU2から「遠」エリアU3と、侵入者がセンサライト1から遠ざかるに連れて、明るさが弱まる。
具体的には、図3に示すように制御される。スタートすると、まず、「遠」「中」「近」エリアU1〜U3のいずれかに侵入者があるか否か(つまり検知エリアU内に侵入者が存在するか否か)が判定される(ステップS1)。いずれかのエリアに侵入者が存在すれば、続いて、侵入者の存在するエリアをチェックするために、検知センサ5の測距機能を利用して、侵入者は「遠」エリアU1内にいるか否かが判定される(ステップS2)。一方、侵入者がいずれのエリア内にもいない場合には、検知エリアU内に侵入者は存在しないので、ランプ2Aを消灯して(ステップS3)、ステップS1に戻る。つまり、ランプ2Aが点灯状態にあれば消灯し、点灯状態になけば、そのままステップS1に戻る。
ステップS2で、「遠」エリアU1内に侵入者がいないと判定されれば、ステップS4に移行して、侵入者が「中」エリアU2内にいるか否かが判定される。一方、侵入者は「遠」エリアU1内にいると判定されれば、弱程度の明るさでランプ2Aを点灯して(ステップS5)、ステップS1に戻る。
ステップS4で、侵入者は「中」エリアU2内にいると判定されると、中程度の明るさでランプ2Aを点灯して(ステップS6)、ステップS1に戻る。
ステップS4で、侵入者は「中」エリアU2内にいないと判定されれば、侵入者は「近」エリアU1内にいると考えられるので、100%の明るさでランプ2Aを点灯して(ステップS7)、ステップS1に戻る。
このように、ランプ2Aの明るさを、侵入者が存在するエリアに応じて変化させるので、通常モードにあっても、住居内にあたかも人(居住者)がいるように侵入者を威嚇することができる。
(警戒モード)
この警戒モードにおいては、遠距離範囲である「遠」エリアU1に侵入者が存在する場合にはランプ2Aを弱点灯し、「遠」エリアU1から中距離範囲である「中」エリアU2に侵入者が移動した場合にはランプ2Aを強点灯する。さらに「中」エリアU2から「近」エリアU1に侵入者が移動した場合にはランプ2Aを強点灯状態で点滅点灯とするのに加えて、警報としてのサイレン3A(あるいは警報用ブザー)を鳴動し、視覚だけでなく、聴覚の面からも、侵入者を威嚇するようにする。また、侵入者が「近」エリアU1内に一旦侵入すると、検知エリアU外に侵入者が移動するまで、ランプ2Aの点滅点灯とサイレン3Aの鳴動は停止せず、威嚇行為を継続する。一方、侵入者が検知エリアUから出ると、ランプ2Aの点滅点灯とサイレン3Aの鳴動は停止する。このように、ランプ2Aとサイレン3Aとを併用することで、通常モードより威嚇効果を高める。
具体的には、図4に示すように制御される。
スタートすると、通常モードの場合と同様に、「遠」「中」「近」エリアU1〜U3のいずれかに侵入者があるか否かが判定される(ステップS11)。いずれかに侵入者があれば、続いて、侵入者は「遠」エリアU1内にいるか否かが判定される(ステップS12)。一方、「遠」「中」「近」エリアU1〜U3のいずれかにも侵入者がいない場合には、ランプ2Aが現在点灯状態にあるか否かが判定される(ステップS13)。現在点灯状態にあれば、ランプ2Aを消灯し(ステップS14)、続いてサイレン3Aが鳴動中であるか否かが判定される(ステップS14)一方、現在点灯中でなければ、そのままステップS15に移行する。ステップS15でサイレン3Aが鳴動中であれば、サイレン3Aの鳴動を停止して(ステップS16)、ステップS1に戻る一方、サイレン3Aが鳴動中でなければ、そのままステップS1に戻る。
ステップS12で、侵入者は「遠」エリアU1内にいないと判定されれば、ステップS17に移行して、侵入者は「中」エリアU2内にいるか否かが判定される。一方、侵入者は「遠」エリアU1にいると判定されると、続いて侵入者は「遠」エリアU1以前に「中」エリアU2にいたか否かが判定される(ステップS18)。侵入者は「遠」エリアU1以前に「中」エリアU2にいたのであれば、さらに侵入者は「中」エリアU2以前に「近」エリアU3にいたか否かが判定される(ステップS19)一方、侵入者は「遠」エリアU1以前に「中」エリアU2にいたのでなければ、ランプ2Aを弱の明るさでもって点灯させて(ステップS20)、ステップS1に戻る。
また、ステップS19の判定で、侵入者は「中」エリアU2以前に「近」エリアU3にいたのであれば、ランプ2Aを100%の明るさでもって点滅点灯させ(ステップS21)、サイレン3Aを鳴動させ(ステップS22)、ステップS1に戻る。一方、侵入者は「中」エリアU2以前に「近」エリアU3にいたのでなければ、ステップS20に移行する。
ステップS17で、侵入者は「中」エリアU2内にいると判定されれば、侵入者は「中」エリアU2以前に「近」エリアU3にいたか否かが判定される(ステップS23)。ステップS23の判定で、侵入者は「中」エリアU2以前に「近」エリアU3にいたのでなければ、ランプ2Aを100%の明るさでもって点灯させ(ステップS24)、ステップS1に戻る。一方、侵入者は「中」エリアU2以前に「近」エリアU3にいたのであれば、ランプ2Aを100%の明るさでもって点灯させて(ステップS25)、サイレン3Aを鳴動させ(ステップS26)、ステップS1に戻る。
また、ステップS17で、侵入者は「中」エリアU2内にいないと判定されれば、侵入者は「近」エリアU3にいるので、ランプ2Aを100%の明るさでもって点灯させて(ステップS25)、サイレン3Aを鳴動させ(ステップS26)、ステップS11に戻る。
なお、この警戒モードにおいても、通常モードの場合と同様に、照度センサ4により検出される照度が一定値を超える場合には、ランプ2Aを点灯させる動作を実行しても、威嚇効果が少ないので、その動作を停止させることも可能である。この場合には、サイレンの出力による威嚇のみが行われる。
前述したところの測距機能を有し侵入者を検知する検知センサとしては、図5(a)に示すように、検知範囲(測距範囲)が鋭角θ1である赤外線式あるいはレーザ式の検知センサ5Aと、図5(b)に示すように、検知範囲が鈍角θ2(<θ1)である電波式あるいは超音波式の検知センサ5Bとがある。この実施の形態では、電波式あるいは超音波式のものを用いているが、赤外線式あるいはレーザ式のものに、測距方向を可変できるスキャン機能を付加して用いることも可能である。
本発明は、次のように変更することも可能である。
(i)前記実施の形態では、検知エリアUを、センサライト1からの距離(半径R1,R2,R3)に応じて3つの「遠」「中」「近」エリアU1〜U3に分割しているが、さらに細かく、4つ以上のエリアに分割することも可能である。ただし、その場合には、それに応じて検知センサの分解能も高め、測距機能を高める必要がある。
(ii)また検知エリアUの各エリアU1〜U3を、左右の境界ラインL1,L2と半径R1〜R3の円弧ラインA〜Cとで区画して構成しているが、例えば、検知エリア内で玄関などへの通路が形成されている部分と、その他の部分とで前記円弧の半径を変更することも可能である。つまり、前記その他の部分からの侵入者は不審者である可能性が高いと考えられるので、円弧ラインは、通路が形成されている部分の方がその他の部分よりも半径を小さくし、円弧ラインは前記通路が形成されている部分はセンサライト1側に突出している形状となる。
(iii)前記実施の形態では、侵入者がセンサライトに近づくにつれて、つまり侵入者のセンサライト1からの距離が遠距離範囲、中距離範囲、近距離範囲と変化するにつれてランプ2Aが徐々に明るくなるようにしているが、逆に段々と暗くなり、近距離範囲、中距離範囲、遠距離範囲と変化するにつれて段々明るくするようにすることも可能である。このようにしても、住居内にあたかも人(居住者)がいるように侵入者を威嚇することができるからである。
(iii)センサライトに最も近いエリアである「近」エリアU3でサイレン3Aを鳴動させるだけでなく、他のエリアでもサイレンを鳴動させるようにしてもよい。この場合、距離に応じて、警報(サイレン)の鳴動方法(例えば音量、音色)等を変えるように、細かく制御することもできる。また、ランプ2Aも、点灯状態(例えばランプの明るさ)だけでなく、点滅状態(例えば点滅の間隔)も変化させることができる。
(iv)サイレン2Aに代えて、ブザーを用いることも可能である。また、ランプ2A、サイレン3A以外のものを、侵入者までの距離に応じて制御することも可能である。例えば防犯カメラなどの外部機器を有する場合には、近距離範囲である「近」エリアU3に侵入者が侵入したときに、防犯カメラなどの外部機器が、ランプ2Aの点灯やサイレン3Aの鳴動に合わせて作動するようにすることも可能である。
(v)前記実施の形態では、警報部3やモード切替スイッチ9は、センサライト1として一体化されているが、警報部3やモード切替スイッチ9を除く部分をセンサライト本体1A(図1鎖線参照)として一体化し、警報部3やモード切替スイッチ9を別体としてセンサライト本体1Aとは離れた場所(例えば、住居内)に配置することも可能である。
(vi)住宅の玄関等に設置して利用するほか、侵入禁止地帯などに設置して、ランプの点灯・点滅とサイレンの鳴動との併用による威嚇によって、第三者の進入を禁止する機能を発揮させるようにして利用することも可能である。
本発明の一実施の形態であるセンサライトの制御系のブロック図である。 検知エリアの説明図である。 通常モードにおける制御の流れを示すフローチャート図である。 警戒モードにおける制御の流れを示すフローチャート図である。 (a)(b)はそれぞれ検知センサの説明図である。 従来例についての図1と同様の図である。
符号の説明
1 センサライト
1A センサライト本体
2 照明部
2A ランプ(光源)
3 警報部
5 検知センサ
5A サイレン
8 制御手段
8A 明るさ決定手段
9 モード切替スイッチ
10 調整ツマミ(調整手段)
U 検知エリア
U1 「遠」エリア
U2 「中」エリア
U3 「近」エリア

Claims (7)

  1. 光源を有し前記光源の光を検知エリア全体に向けて照射して前記検知エリアを照明する照明部と、前記検知エリア内への侵入者の侵入を検知する検知センサとを備え、前記検知センサによる侵入者の侵入の検知により前記照明部は前記光源を点灯するセンサライトであって、
    前記検知センサは、前記侵入者までの距離を測定する測距機能を有する構成とされ、
    前記照明部は、前記検知センサからの信号を受け、前記検知センサから前記侵入者までの距離に応じて、前記光源の点灯状態を変化させる構成とされていることを特徴とするセンサライト。
  2. 前記照明部は、前記検知センサから前記検知エリア内の前記侵入者の存在位置までの距離が短いほど、前記光源の点灯時の明るさを明るくすることを特徴とする請求項1記載のセンサライト。
  3. 前記検知エリアは、前記検知センサからの距離に応じて、複数のエリアに区分され、
    前記照明部は、前記検知センサから前記侵入者の存在位置までの距離を、前記侵入者がいずれのエリアに存在するかによって検知することを特徴とする請求項1または2記載のセンサライト。
  4. さらに、警報を出力する警報部と、前記照明部のみを動作可能とする通常モードと前記照明部及び警報部の両方を動作可能とする警戒モードとを切り替えるモード切替スイッチとを備えることを特徴とする請求項3記載のセンサライト。
  5. 前記検知エリアは、前記検知センサからの距離に応じて、複数のエリアに区分され、
    前記警戒モードにおいて、前記複数のエリアのうち前記検知センサに最も近いエリアに前記侵入者が存在する場合に、前記照明部は、前記光源を点滅又は点灯し、前記警報部は、警報を出力する構成とされていることを特徴とする請求項4記載のセンサライト。
  6. 前記警戒モードにおいて、前記照明部は前記光源の点滅又は点灯を、前記警報部は警報の出力をそれぞれ、前記侵入者が前記検知エリア外に移動するまで継続することを特徴とする請求項5記載のセンサライト。
  7. 周囲の明るさを検出する照度センサと、前記照度センサよりの信号を受け周囲の明るさである照度が一定値を超える場合に、前記照明部の動作を停止させる制御手段と、前記制御手段に連係され前記一定値を調整する調整手段とを備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のセンサライト。
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