JP2002083383A - 移動体追従スポットライト制御装置及びその移動体検出方法並びに制御方法 - Google Patents

移動体追従スポットライト制御装置及びその移動体検出方法並びに制御方法

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JP2002083383A
JP2002083383A JP2000270455A JP2000270455A JP2002083383A JP 2002083383 A JP2002083383 A JP 2002083383A JP 2000270455 A JP2000270455 A JP 2000270455A JP 2000270455 A JP2000270455 A JP 2000270455A JP 2002083383 A JP2002083383 A JP 2002083383A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】不特定の移動体の位置にスポットライトの照射
位置を追従させることができ、防犯用途に使用可能とす
る。 【解決手段】スポットライト1と、各スポットライト1
の照射位置を変化させるアクチュエータ2a,2bと、
検知領域内に存在する移動体(被照射体)Mを非接触で
検出する非接触センサ3と、非接触センサ3の検出結果
に基づいて移動体Mの位置を求める演算手段4と、演算
手段4による演算結果に応じて移動体Mの位置にスポッ
トライト1の照射位置を追従させるようにアクチュエー
タ2a,2bを制御する照射位置制御手段5とを備え
る。演算手段4による移動体Mの位置の演算と照射位置
制御手段5によるアクチュエータ2a,2bの制御とを
繰り返し行うことにより、移動体Mに発信器等を携帯さ
せる必要がなく、不特定の移動体Mの位置にスポットラ
イト1の照射位置を追従させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検知領域内で移動
する移動体(人)に追従してスポットライトの光を照射
することにより、住宅の庭や建造物の中等に不法に侵入
する不特定の侵入者を威嚇又は警告する防犯システムに
使用される移動体追従スポットライト制御装置及びその
移動体検出方法並びに制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体の位置にスポットライトの
照射位置を追従させる移動体追従スポットライト制御装
置として、特公昭62−20678号公報に記載されて
いるようなものがあった。上記公報に記載されている従
来装置は、舞台照明や結婚式場等の催事場で移動体(人
物など)にスポットライトの光を照射する用途に用いら
れるものであり、移動体に携帯させた発信器からの無線
信号を受信する複数の受信器を備え、各受信器で受信し
た無線信号に基づいて移動体の位置を求めることにより
スポットライトの照射位置を移動体の位置に追従させる
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、住宅の庭や
建造物の中等に不法に侵入する侵入者を検知して警備会
社に通報するような防犯装置が提供されているが、この
ような防犯装置においては通報を受けた警備会社の担当
者が対処しなければ、侵入者を追い払うことができなか
った。
【0004】そこで、住宅の庭や建造物の中等に侵入す
る侵入者(移動体)を検出し、その侵入者に追従してス
ポットライトの光を照射することで侵入者を威嚇した
り、侵入者に警告を発して追い払うことが考えられる。
しかしながら、上記公報に記載された従来装置では移動
体に発信器を携帯させなければならないために対象とな
る移動体が予め定めたものに限定され、上述のような防
犯用途に用いることができなかった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、不特定の移動体の位置
にスポットライトの照射位置を追従させることができ、
防犯用途に使用可能な移動体追従スポットライト制御装
置及びその移動体検出方法並びに制御方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、1乃至複数のスポットライト
と、各スポットライトの照射位置を変化させる照射位置
可変手段と、検知領域内に存在する移動体を非接触で検
出する検出手段と、検出手段の検出結果に基づいて移動
体の位置を求める演算手段と、演算手段による演算結果
に応じて移動体の位置にスポットライトの照射位置を追
従させるように照射位置可変手段を制御する照射位置制
御手段とを備えたことを特徴とし、移動体に発信器等を
携帯させる必要がなく、不特定の移動体の位置にスポッ
トライトの照射位置を追従させることができ、防犯用途
に使用可能な移動体追従スポットライト制御装置が提供
できる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、移動体を撮像する撮像手段と、撮像手段の撮像範囲
を変化させる撮像範囲可変手段と、演算手段による演算
結果に応じて移動体の位置に撮像範囲を追従させるよう
に撮像範囲可変手段を制御する撮像範囲制御手段とを備
えたことを特徴とし、検出手段で検出した移動体を撮像
手段で撮像することで移動体の視認が可能となる。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、撮像手段の撮像範囲がスポットライトの照射位置に
連動して変化するようにスポットライトの本体に撮像手
段を取り付け、撮像範囲可変手段を照射位置可変手段に
て兼用するとともに撮像範囲制御手段を照射位置制御手
段にて兼用することを特徴とし、構成の簡素化並びにコ
ストダウンが図れる。
【0009】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、人体の発する赤外線を検知して人の存
否を検出する人体検出手段を備え、照射位置制御手段
は、人体検出手段によって人の存在が検出された場合に
のみ照射位置可変手段の制御を行うことを特徴とし、人
以外の物にスポットライトの光を照射する誤動作が防止
できる。
【0010】請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか
の発明において、周囲の明るさが所定値よりも低いか否
かを検出する明るさ検出手段を備え、照射位置制御手段
は、明るさ検出手段によって検出される周囲の明るさが
所定値よりも低い場合にのみ照射位置可変手段の制御を
行い、周囲の明るさが所定値よりも低くない場合には照
射位置可変手段の制御を行わずにスポットライトを消灯
することを特徴とし、昼間のように周囲が明るい状況で
はスポットライトを消灯することで省エネルギ化を図る
ことができる。
【0011】請求項6の発明は、請求項1〜5の何れか
の発明において、外部と通信する通信手段を備え、演算
手段は、検出手段によって移動体が検出された場合に移
動体が存在することを通信手段により外部に通報するこ
とを特徴とし、例えば、監視員が常駐する監視センタに
通信手段により通信することで侵入者(移動体)に対す
る迅速な対応が可能となる。
【0012】請求項7の発明は、請求項1〜6の何れか
の発明において、音声を発する音声発生手段を備え、演
算手段は、検出手段によって移動体が検出された場合に
所定のメッセージを音声発生手段に発生させることを特
徴とし、スポットライトの光に加えて音声による所定の
メッセージによって侵入者に対してより強い威嚇並びに
警告を行うことができる。
【0013】請求項8の発明は、請求項1〜7の何れか
の発明において、移動体の大きさの判定値を記憶する記
憶手段を備え、演算手段は、検出手段によって検出され
る移動体の大きさが記憶手段に記憶した判定値に略等し
いか否かを判定し、照射位置制御手段は、演算手段によ
って判定値に略等しいと判定された場合にのみ照射位置
可変手段の制御を行うことを特徴とし、例えば、犬や猫
のような動物にスポットライトの光を照射する誤動作が
防止できる。
【0014】請求項9の発明は、請求項1〜8の何れか
の発明において、照射位置可変手段による照射位置の可
変範囲を記憶する記憶手段を備え、演算手段は、検出手
段によって検出される移動体の位置が記憶手段に記憶し
た可変範囲内か否かを判定し、照射位置制御手段は、演
算手段によって移動体の位置が可変範囲内にあると判定
された場合にのみ照射位置可変手段の制御を行うことを
特徴とし、スポットライトの光を照射すべきでない箇
所、例えば、隣家等にスポットライトの光が照射される
ことが防止できる。
【0015】請求項10の発明は、請求項1〜9の何れ
かに記載された移動体追従スポットライト制御装置の移
動体検出方法であって、移動体検出を開始する時点の検
出手段の検出結果を初期値として記憶し、検出手段の検
出結果と初期値との差異に基づいて移動体の位置を求め
ることを特徴とし、検知領域内で移動体が停止した場合
でも検出が可能な移動体検出方法が提供できる。
【0016】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、検出手段における移動体検出の分解能が移動体
の大きさに対して充分小さい場合に、検出手段の検出結
果を記憶するとともに記憶した前回の検出結果と今回の
検出結果とを比較して両者の差異が現れた部分の略中心
を移動体の位置とすることを特徴とし、移動体の正確な
位置が検出可能な移動体検出方法が提供できる。
【0017】請求項12の発明は、請求項1〜9の何れ
かに記載された移動体追従スポットライト制御装置の制
御方法であって、検出手段によって検出される移動体の
個数がスポットライトの個数よりも少ない又は等しい場
合には各移動体の位置に少なくとも1個のスポットライ
トの照射位置を追従させるとともに、検出手段によって
検出される移動体の個数がスポットライトの個数よりも
多い場合には各移動体との距離が最も近いスポットライ
トの照射位置を各々移動体の位置に追従させるとともに
複数個のスポットライトの照射位置を同一の移動体の位
置に重複して追従させないことを特徴とし、できる限り
多くの移動体にスポットライトの光を照射することがで
きるとともに移動体に対してより強い光を照射すること
が可能な制御方法が提供できる。
【0018】請求項13の発明は、請求項1〜9の何れ
かに記載された移動体追従スポットライト制御装置の制
御方法であって、検出手段によって移動体が検出されて
いない間は各スポットライトの照射位置が検知領域の境
界近傍に略一致するように照射位置制御手段によって照
射位置可変手段を制御することを特徴とし、移動体(侵
入者)は通常検知領域の境界から検知領域内に侵入する
ため、移動体が検知領域内に侵入すれば直ちにスポット
ライトの光を照射することが可能な制御方法が提供でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は本実施形態
の概略構成を示すブロック図である。本実施形態は、1
乃至複数のスポットライト(図1では1台のみ図示)1
と、各スポットライト1の照射位置を変化させる照射位
置可変手段たるアクチュエータ2a,2bと、検知領域
内に存在する移動体(被照射体)Mを非接触で検出する
検出手段たる非接触センサ3と、非接触センサ3の検出
結果に基づいて移動体Mの位置を求める演算手段4と、
演算手段4による演算結果に応じて移動体Mの位置にス
ポットライト1の照射位置を追従させるようにアクチュ
エータ2a,2bを制御する照射位置制御手段5とを備
えている。
【0020】スポットライト1はハロゲンランプ等の光
源、光源を点灯する点灯回路、光源の発する光の照射範
囲を絞る光学係、光源や点灯回路並びに光学系を収納す
る本体等で構成される。アクチュエータ2a,2bは従
来周知の構成を有し、互いに直交する2つの軸の回りに
スポットライト1の本体を回動させるものであって、ス
ポットライト1の照射位置を水平並びに垂直方向に自由
に変えることができる。
【0021】非接触センサ3は従来周知の走査型レーザ
レーダ装置として構成されるものである。すなわち、レ
ーザビーム(パルス波又は振幅変調波)を所定の角度内
で走査しながら検知領域に照射し、検知領域内に存在す
る対象物からの反射光を受光する。その際、大気中の光
の伝搬速度が略一定であるので、光(レーザビーム)が
対象物に反射されて戻るまでに要する時間を計測するこ
とによって対象物までの距離が測距できるとともに反射
光が戻る走査位置によって対象物との間の角度が計測で
きる。なお、レーザビームの変わりにミリ波を利用した
所謂ミリ波レーダ装置を非接触センサ3として用いても
良い。
【0022】演算手段4はマイクロコンピュータを主構
成とし、非接触センサ3で検出される複数の対象物まで
の距離と角度から検知領域内における各対象物の位置を
特定するとともに、前回の検知領域の走査で特定された
各対象物の位置と今回の検知領域の走査で特定された各
対象物の位置とを比較し、前回と今回とで位置に差が生
じている対象物を移動体Mと特定する演算処理を行うも
のである。
【0023】照射位置制御手段5は演算手段4と同様に
マイクロコンピュータを主構成とし、演算手段4によっ
て求められた移動体Mの位置に応じた制御信号をアクチ
ュエータ2a,2bに出力し、アクチュエータ2a,2
bを回動させてスポットライト1の照射位置を移動体M
の位置に略一致させるものである。なお、演算手段4と
照射位置制御手段5を同一のマイクロコンピュータで構
成するようにしても良い。
【0024】一方、本実施形態は図2に示すような外観
構造を有しており、矩形枠状の下フレーム21と、下フ
レーム21の略中央に配設された略箱形の装置本体22
と、装置本体22の四隅に立設された4本の支柱23
と、これら4本の支柱23の先端部に支持された矩形枠
状の上フレーム24と、上フレーム24の両端部に配設
されて下側にアクチュエータ2a,2bが設けられた台
座25と、装置本体22の前面に配設され、内部に非接
触センサ3、演算手段4、照射位置制御手段5等が収納
される制御ボックス26とを備えている。下フレーム2
1の四隅近傍にはそれぞれキャスタ27が取り付けられ
ており、容易に移動させることができるようにしてあ
る。また、下フレーム21の長手方向略中央からは外側
に向けてそれぞれストッパ28が突設されており、スト
ッパ28によって所定の設置場所に固定できるようにし
てある。制御ボックス26の上部前面にはレーザビーム
並びにその反射光を通過させるための窓26aが設けて
あり、この窓26aは透光性部材からなるカバー26b
によって閉塞されている。
【0025】上述のように構成される本実施形態は、例
えば敷地面積の大きい住宅の庭やオフィスビル、美術館
等の種々の建造物の中等に設置され、演算手段4による
移動体Mの位置の演算と照射位置制御手段5によるアク
チュエータ2a,2bの制御とを繰り返し行うことによ
り、移動体Mに発信器等を携帯させる必要がなく、不特
定の移動体Mの位置にスポットライト1の照射位置を追
従させ、スポットライト1の光を照射することで移動体
(侵入者)Mに威嚇又は警告を与えることができ、防犯
用途に使用することが可能である。
【0026】(実施形態2)図3は本実施形態の概略構
成を示すブロック図である。但し、本実施形態の基本構
成は実施形態1と共通であるから、共通する構成につい
ては同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特
徴となる構成についてのみ説明する。すなわち、本実施
形態は移動体Mを撮像する撮像手段たるCCDカメラ6
と、CCDカメラ6で撮像される映像を映し出すモニタ
7と、CCDカメラ6の撮像範囲を変化させる撮像範囲
可変手段たるアクチュエータ8a,8bと、演算手段4
による演算結果に応じて移動体Mの位置に撮像範囲を追
従させるようにアクチュエータ8a,8bを制御する撮
像範囲制御手段とを備えた点に特徴がある。なお、本実
施形態ではスポットライト1用のアクチュエータ2a,
2bを制御する照射位置制御手段5でCCDカメラ6用
のアクチュエータ8a,8bの制御も行っており、撮像
範囲制御手段を照射位置制御手段5で兼用することによ
り構成の簡略化とコストダウンを図っている。
【0027】而して、撮像範囲制御手段を兼ねる照射位
置制御手段5では、演算手段4によって求められた移動
体Mの位置に応じた制御信号をアクチュエータ8a,8
bに出力し、アクチュエータ8a,8bを回動させてC
CDカメラ6のレンズの光軸を移動体Mの位置に略一致
させ、移動体Mを追従してモニタ7に移動体Mの映像が
常に映し出されるようにしている。
【0028】而して、本実施形態では非接触センサ3で
検出した移動体MをCCDカメラ6で撮像することでモ
ニタ7による移動体Mの視認が可能となるという利点が
ある。
【0029】なお、図4に示すようにCCDカメラ6の
撮像範囲がスポットライト1の照射位置に連動して変化
するようにスポットライト1の本体にCCDカメラ6を
取り付け、アクチュエータ8a,8bを省略してアクチ
ュエータ2a,2bによりスポットライト1とCCDカ
メラ6を一体的に回動するようにすれば、構成の簡素化
並びにコストダウンが図れるという利点がある。
【0030】(実施形態3)図5は本実施形態の概略構
成を示すブロック図である。但し、本実施形態の基本構
成は実施形態1と共通であるから、共通する構成につい
ては同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特
徴となる構成についてのみ説明する。すなわち、本実施
形態は人体の発する赤外線を検出して人の存否を検出す
る人体検出センサ9を備え、照射位置制御手段5が人体
検出センサ9によって人の存在が検出された場合にのみ
アクチュエータ2a,2bの制御を行うようにした点に
特徴がある。
【0031】人体検出センサ9は従来周知の構成を有す
るものであって、人体から放射される赤外線(熱線)の
変化を検出する焦電素子と、多数のレンズがドーム型に
配設されてなり、検出範囲内の赤外線を焦電素子の受光
面に集光するマルチレンズと、焦電素子の出力を信号処
理して人体の存非を示す人体検出信号を出力する信号処
理回路とを備えている。なお、マルチレンズを用いて検
出範囲を人体よりも十分に小さい複数の領域に分割する
ことにより、微分型の検出素子である焦電素子を用いな
がら、停止状態に近い人体のごく僅かな動きを検出する
ことができる。
【0032】照射位置制御手段5では、演算手段4から
移動体Mの位置情報が与えられた場合であっても人体検
出センサ9から人体検出信号が出力されていなければ、
アクチュエータ2a,2bに対して制御信号の出力を行
わない。つまり、非接触センサ3においては人以外の物
(例えば、風で揺れる木の枝等)を移動体(侵入者)M
として誤検出する可能性が有るが、人体検出センサ9で
人体が検出されなければ移動体Mが人以外の物である確
率が高いと考えられ、照射位置制御手段5が人体検出セ
ンサ9によって人の存在が検出された場合にのみアクチ
ュエータ2a,2bの制御を行うようにすれば、人以外
の物にスポットライト1の光を照射する誤動作が防止で
きるものである。
【0033】(実施形態4)図6は本実施形態の概略構
成を示すブロック図である。但し、本実施形態の基本構
成は実施形態1と共通であるから、共通する構成につい
ては同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特
徴となる構成についてのみ説明する。すなわち、本実施
形態は周囲の明るさが所定値よりも低いか否かを検出す
る明るさ検出センサ10を備え、照射位置制御手段5が
明るさ検出センサ10によって検出される周囲の明るさ
が所定値よりも低い場合にのみアクチュエータ2a,2
bの制御を行い、周囲の明るさが所定値よりも低くない
場合にはアクチュエータ2a,2bの制御を行わずにス
ポットライト1を消灯するようにした点に特徴がある。
【0034】明るさ検出センサ10は周囲の明るさに応
じたレベルの電気信号を出力するCdSのような光電変
換素子と、光電変換素子の出力を増幅する増幅器、増幅
された出力信号を所定の閾値と比較する比較器等の信号
処理回路とを備え、周囲の明るさが閾値に対応する所定
値よりも低いか否かを示す2値の明るさ検出信号を照射
位置制御手段5に出力する。
【0035】照射位置制御手段5では、演算手段4から
移動体Mの位置情報が与えられた場合であっても明るさ
検出センサ10から周囲の明るさが所定値よりも低い
(暗い)ことを示す明るさ検出信号が出力されていなけ
れば、アクチュエータ2a,2bに対して制御信号の出
力を行わない。つまり、周囲の明るさが所定値よりも高
い(明るい)昼間にスポットライト1の光を照射しても
侵入者を威嚇することは難しいので、照射位置制御手段
5が明るさ検出センサ10によって検出される周囲の明
るさが所定値よりも低い場合にのみアクチュエータ2
a,2bの制御を行い、周囲の明るさが所定値よりも低
くない場合にはアクチュエータ2a,2bの制御を行わ
ずにスポットライト1を消灯することにより、昼間のよ
うに周囲が明るい状況ではスポットライト1を消灯して
無駄なエネルギの消費を抑えて省エネルギ化を図ること
ができる。
【0036】(実施形態5)図7は本実施形態の概略構
成を示すブロック図である。但し、本実施形態の基本構
成は実施形態1と共通であるから、共通する構成につい
ては同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特
徴となる構成についてのみ説明する。すなわち、本実施
形態は外部と通信する通信手段11を備え、非接触セン
サ3によって移動体Mが検出された場合に演算手段4が
移動体Mの存在を通信手段11により外部の監視センタ
30に通報するようにした点に特徴がある。
【0037】通信手段11は、例えばモデムからなり公
衆電話回線を介して遠隔地にある監視センタ30との間
でデータ通信を行うものである。但し、通信手段11と
しては有線だけに限らず、電波のような無線媒体を用い
て通信を行うものであっても良い。また、監視センタ3
0は例えば一般の住宅の警備を担う警備会社やオフィス
ビル内に設置され、監視員が常駐するとともに、通信手
段11との間でデータ通信を行う通信設備を備えてい
る。
【0038】演算手段4では、非接触センサ3の検出結
果を演算処理して移動体Mと特定される対象物が存在す
る場合、移動体(侵入者)Mが存在する旨のデータを通
信手段11から監視センタ30に送信させる。そして、
上記データを受信した監視センタ30では常駐する監視
員が現場に出向いて対処することになる。
【0039】上述のように本実施形態では、演算手段4
が移動体Mの存在を通信手段11により外部の監視セン
タ30に通報するので、監視員が常駐する監視センタ3
0に通信手段11により通信することで侵入者(移動
体)に対する迅速な対応が可能となるという利点があ
る。なお、実施形態2と同様にCCDカメラ6を備えて
いる場合には、CCDカメラ6で撮像して得られた情報
(画像情報)も通信手段11から監視センタ30に送信
するようにしてもよく、このようにすれば監視センタ3
0の監視員により、上記情報に基づいて人以外の物が移
動体Mとして誤検知されているか否かの判断を行うこと
ができるという利点がある。
【0040】(実施形態6)図8は本実施形態の概略構
成を示すブロック図である。但し、本実施形態の基本構
成は実施形態1と共通であるから、共通する構成につい
ては同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特
徴となる構成についてのみ説明する。すなわち、本実施
形態は音声を発する音声発生手段を備え、非接触センサ
3によって移動体Mが検出された場合に演算手段4が所
定のメッセージを音声発生手段に発生させるようにした
点に特徴がある。
【0041】音声発生手段は、演算手段4に含まれる音
声合成回路(図示せず)と、音声合成回路の出力(音声
信号)を増幅する増幅回路(図示せず)と、増幅回路で
増幅された音声信号により鳴動して所定のメッセージを
発するスピーカ12とで構成される。音声合成回路は従
来周知のものであって、予めメモリに記憶されたデータ
に基づいて所定のメッセージを合成し、音声信号として
出力するものである。
【0042】演算手段4では、非接触センサ3の検出結
果を演算処理して移動体Mと特定される対象物が存在す
る場合、音声合成回路で合成した所定のメッセージ(例
えば、「侵入者を検出しました。」あるいは「侵入者は
速やかに退去しなさい。」)の音声信号をスピーカ12
に出力し、スピーカ12から上記メッセージを鳴動させ
る。
【0043】上述のように本実施形態では、演算手段4
がスピーカ12から所定のメッセージを鳴動するので、
スポットライト1の光に加えて音声による所定のメッセ
ージによって侵入者に対してより強い威嚇並びに警告を
行うことができる。
【0044】(実施形態7)図9は本実施形態の概略構
成を示すブロック図である。但し、本実施形態の基本構
成は実施形態1と共通であるから、共通する構成につい
ては同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特
徴となる構成についてのみ説明する。
【0045】実施形態1においては、人と人以外の移動
体(例えば、犬や猫などの動物)とを区別しておらず、
上記人以外の移動体に誤ってスポットライト1の光を照
射してしまう虞がある。
【0046】そこで、本実施形態は、RAMやEEPR
OMのように書き換えが可能なメモリからなり、移動体
Mの大きさの判定値を記憶する記憶手段13を備え、演
算手段4が非接触センサ3によって検出された移動体M
の大きさが記憶手段13に記憶した判定値に略等しいか
否かを判定し、照射位置制御手段5が演算手段4によっ
て判定値に略等しいと判定された場合にのみアクチュエ
ータ2a,2bの制御を行うようにしており、この点に
本実施形態の特徴がある。
【0047】すなわち、非接触センサ3が走査型のレー
ザレーダ装置として構成されるものであり、演算手段4
にて移動体Mまでの距離と角度から演算処理を行うこと
によって、レーザビームが走査される面上での移動体M
の輪郭、さらには輪郭に基づいた移動体Mの大きさを求
めることができる。したがって、本実施形態では予め人
体の大きさ(例えば、腰の当たりの幅寸法)に応じた判
定値を記憶手段13に記憶させておき、演算手段4が非
接触センサ3によって検出された移動体Mの大きさと記
憶手段13に記憶した判定値との差分の絶対値(以下、
単に「差分」という)を閾値と比較し、差分が閾値より
も大きくなければ移動体Mが人であると判定して照射位
置制御手段5にアクチュエータ2a,2bの制御を行わ
せ、差分が閾値よりも大きければ移動体Mが人でないと
判定して照射位置制御手段5にアクチュエータ2a,2
bの制御を行わせないようにしている。
【0048】本実施形態は上述のように構成されている
から、人以外の移動体、例えば犬や猫などの動物に誤っ
てスポットライト1の光を照射する誤動作が防止できる
という利点がある。また、実施形態2と同様にCCDカ
メラ6を備えている場合には、移動体Mが検出されたと
きにCCDカメラ6で撮像した移動体Mの画像も記憶手
段13に記憶するようにすればよく、記憶手段13に記
憶された画像により如何なる人又は物が移動体Mとして
検出されたかを後で確認することができるという利点が
ある。なお、上述の実施形態とは逆に犬や猫等の小動物
の大きさに応じた判定値を記憶手段13に記憶させてお
き、このような小動物を移動体Mとして検出し、スポッ
トライト1の光を照射して上記小動物を追い払うように
することも可能である。
【0049】(実施形態8)ところで、これまでに説明
した実施形態1〜7では非接触センサ3の検知領域とス
ポットライト1の光が照射される範囲を略一致させてい
たため、例えば、住宅の庭に設置した場合にスポットラ
イト1の光を隣家に照射してしまい、隣家に迷惑を及ぼ
してしまう虞がある。
【0050】そこで本実施形態では、アクチュエータ2
a,2bによるスポットライト1の照射位置の可変範囲
を記憶手段13に予め記憶しておき、演算手段4では、
非接触センサ3によって検出された移動体Mの位置が記
憶手段13に記憶した可変範囲内か否かを判定し、照射
位置制御手段6では、演算手段4によって移動体Mの位
置が可変範囲内にあると判定された場合にのみアクチュ
エータ2a,2bの制御を行うようにしており、この点
に本実施形態の特徴がある。但し、本実施形態の構成は
実施形態7と共通であるから、図示並びに構成の説明は
省略する。
【0051】記憶手段13に記憶される照射位置の可変
範囲は、本実施形態が設置される状況によって決定され
るものであり、例えば、住宅の庭に設置した場合にスポ
ットライト1の光を隣家に照射しないような範囲に設定
される。制御手段4は移動体Mの位置が記憶手段13に
記憶されている可変範囲内にあるか否かを判定し、可変
範囲内にあれば照射位置制御手段5にアクチュエータ2
a,2bの制御を行わせ、可変範囲内になければ照射位
置制御手段5にアクチュエータ2a,2bの制御を行わ
せないようにしている。
【0052】本実施形態は上述のように構成されている
から、スポットライト1の光を照射すべきでない箇所、
例えば、隣家等にスポットライト1の光が照射されるこ
とが防止できるという利点がある。
【0053】(実施形態9)本実施形態の構成は実施形
態7の構成と同一であるから図示並びに構成の説明は省
略する。
【0054】本実施形態は非接触センサ3の計測結果
(検知領域内に存在する全ての対象物までの距離と角
度)から演算手段4により移動体Mの位置を求める手順
(移動体検出方法)に特徴がある。すなわち、本実施形
態においては、移動体検出を開始する時点の非接触セン
サ3の計測結果を初期値として記憶し、非接触センサ3
の計測結果と初期値との差異に基づいて移動体Mの位置
を求めている。
【0055】次に本実施形態の動作並びに移動体検出方
法を図10のフローチャートに基づいて説明する。
【0056】演算手段4は、電源投入時のように移動体
Mの検出を開始する時点の非接触センサ3の計測結果
(検知領域内に存在する全ての対象物までの距離と角
度)を初期値として記憶部13に記憶する。以降、非接
触センサ3で計測が行われ、演算手段4では非接触セン
サ3の計測結果と初期値との差異を計算する。そして、
差異が所定値以上であった場合にはその対象物を移動体
Mと判定するとともに、移動体Mの位置を求める。さら
に、照明位置制御手段6では演算手段4で求めた移動体
Mの位置に基づいて制御信号を出力し、アクチュエータ
2a,2bを制御することでスポットライト1の光を移
動体Mに追従させながら移動体Mに照射する。なお、演
算手段4では移動体Mを検出している間はスポットライ
ト1の光を移動体Mに追従させるために上記一連の動作
を繰り返し、所定の条件(例えば、所定時間以上連続し
て移動体Mが検出されないという条件)が満たされれ
ば、移動体の追従動作を停止する。
【0057】上述のように本実施形態では、移動体検出
を開始する時点の非接触センサ3の計測結果を初期値と
して記憶手段13に記憶し、非接触センサ3の計測結果
と初期値との差異に基づいて移動体Mの位置を求めるの
で、検知領域内で移動体Mが停止した場合でも初期値と
の差異に基づいて移動体Mの位置を検出することが可能
になる。
【0058】(実施形態10)本実施形態の構成は実施
形態7の構成と同一であるから図示並びに構成の説明は
省略する。
【0059】本実施形態は、実施形態9の移動体検出方
法において、非接触センサ3における移動体検出の分解
能が移動体の大きさに対して充分小さい場合に、演算手
段4が非接触センサ3の計測結果を記憶手段13に記憶
するとともに、記憶した前回の計測結果と今回の計測結
果とを比較して両者の差異が現れた部分の略中心を移動
体の位置とする点に特徴がある。なお、非接触センサ3
における1回の計測結果とは、レーザビームを検知領域
の一端から他端まで走査して計測される対象物の位置と
角度とする。
【0060】次に本実施形態の動作並びに移動体検出方
法を図11のフローチャートに基づいて説明する。な
お、実施形態9と共通する部分については説明を省略す
る。
【0061】演算手段4は、電源投入時のように移動体
Mの検出を開始する時点の非接触センサ3の計測結果を
初期値として記憶部13に記憶する。以降、非接触セン
サ3で計測が行われ、演算手段4では非接触センサ3の
計測結果と初期値との差異を計算する。そして、演算手
段4では差異が所定値以上であった場合にその対象物を
移動体Mと判定するとともに、記憶手段13に記憶され
ている前回の計測結果と今回の計測結果とを比較し、両
者の差異が現れた部分の中心の位置を計算してその中心
位置を移動体Mの位置とする。さらに、照明位置制御手
段6では演算手段4で求めた移動体Mの位置に基づいて
制御信号を出力し、アクチュエータ2a,2bを制御す
ることでスポットライト1の光を移動体Mに追従させな
がら移動体Mに照射する。
【0062】上述のように本実施形態では、非接触セン
サ3における移動体検出の分解能が移動体の大きさに対
して充分小さい場合に、演算手段4が非接触センサ3の
計測結果を記憶手段13に記憶するとともに、記憶した
前回の計測結果と今回の計測結果とを比較して両者の差
異が現れた部分の略中心を移動体の位置とするので、移
動体Mの正確な位置が検出可能になるという利点があ
る。
【0063】(実施形態11)本実施形態の構成は実施
形態1の構成と同一であるから図示並びに構成の説明は
省略する。
【0064】本実施形態はスポットライト1並びにアク
チュエータ2a,2bを複数備えている場合の照射位置
制御手段5によるアクチュエータ2a,2bの制御方法
に特徴がある。すなわち、本実施形態においては、非接
触センサ3によって検出される移動体Mの個数がスポッ
トライト1の個数よりも少ない又は等しい場合には各移
動体Mの位置に少なくとも1個のスポットライト1の照
射位置を追従させるとともに、非接触センサ3によって
検出される移動体Mの個数がスポットライト1の個数よ
りも多い場合には各移動体Mとの距離が最も近いスポッ
トライト1の照射位置を各々移動体Mの位置に追従させ
るとともに複数個のスポットライト1の照射位置を同一
の移動体Mの位置に重複して追従させないようにしてい
る。
【0065】次に本実施形態における移動体検出方法を
図12〜図14のフローチャートに基づいて説明する。
なお、実施形態9と共通する部分については説明を省略
する。
【0066】演算手段4は、図12のフローチャートに
示すように電源投入時のように移動体Mの検出を開始す
る時点の非接触センサ3の計測結果を初期値として記憶
部13に記憶する。以降、非接触センサ3で計測が行わ
れ、演算手段4では非接触センサ3の計測結果と初期値
との差異を計算し、差異が予め設定した許容範囲内であ
った場合にその対象物を移動体Mと判定してその位置を
求めるとともに、検出した移動体Mの個数とスポットラ
イト1の個数を比較する。そして、移動体Mの個数がス
ポットライト1の個数よりも多い場合、演算手段4は図
13のフローチャートに示す第1のバッチ処理を実行
し、移動体Mの個数がスポットライト1の個数よりも少
ない又は等しい場合、演算手段4は図14のフローチャ
ートに示す第2のバッチ処理を実行する。
【0067】第1のバッチ処理では、図13に示すよう
に各移動体Mi(i=1〜n)から各スポットライト1
j(j=1〜m、但しn>m)までのm×n通りの組み
合わせの距離を算出し、これらm×n通りの組み合わせ
の中から最も近い距離のi番目の移動体Miとj番目の
スポットライト1jを抽出する。そして、抽出した移動
体Mi及びスポットライト1jを組み合わせ、全ての組
み合わせの中からi番目の移動体Mi又はj番目のスポ
ットライト1jの何れか一方を含む組み合わせを除外
し、全てのスポットライト1jについて移動体Miとの
組み合わせが決定するまで上記処理を繰り返す。
【0068】一方、第2のバッチ処理では、図14に示
すように各移動体Mi(i=1〜n)から各スポットラ
イト1j(j=1〜m、但しm>n)までのm×n通り
の組み合わせの距離を算出し、これらm×n通りの組み
合わせの中から最も近い距離のi番目の移動体Miとj
番目のスポットライト1jを抽出する。そして、抽出し
た移動体Mi及びスポットライト1jを組み合わせ、全
ての組み合わせの中からj番目のスポットライト1jを
含む組み合わせを除外し、全ての移動体Miについてス
ポットライト1jとの組み合わせが決定するまで上記処
理を繰り返す。さらに、全ての移動体Miについてスポ
ットライト1jとの組み合わせが決定すれば、照射する
移動体Miが決定していないスポットライト1jとそれ
ぞれに距離が最も近い移動体Miを組み合わせる。
【0069】照明位置制御手段6では演算手段4で求め
た移動体Miの位置並びに移動体Miとスポットライト
1jとの組み合わせに基づいて各スポットライト1jに
対応するアクチュエータ2a,2bに制御信号を出力
し、アクチュエータ2a,2bを制御することで各スポ
ットライト1jの光を組み合わされた移動体Miに追従
させながら移動体Miに照射する。例えば、実施形態1
で説明したようにスポットライト1の個数が2個の場合
であれば、1つの移動体Mに対して両方のスポットライ
ト1の光を1つの移動体Mに追従して照射し、2つの移
動体Mに対しては各々1対1に対応して各スポットライ
ト1の光をそれぞれ別の移動体Mに追従して照射し、3
つ以上の移動体Mに対しては何れか1つの移動体Mに重
複して照射されることなく、且つ各スポットライト1か
らの距離が最も近い移動体Mに2つのスポットライト1
の光を追従して照射するようにしている。
【0070】上述のように本実施形態では、非接触セン
サ3によって検出される移動体Mの個数がスポットライ
ト1の個数よりも少ない又は等しい場合には各移動体M
の位置に少なくとも1個のスポットライト1の照射位置
を追従させるとともに、非接触センサ3によって検出さ
れる移動体Mの個数がスポットライト1の個数よりも多
い場合には各移動体Mとの距離が最も近いスポットライ
ト1の照射位置を各々移動体Mの位置に追従させるとと
もに複数個のスポットライト1の照射位置を同一の移動
体Mの位置に重複して追従させないようにしているか
ら、できる限り多くの移動体Mにスポットライト1の光
を照射することができるとともに移動体Mに対してより
強い光を照射することが可能となるという利点がある。
【0071】(実施形態12)本実施形態の構成は実施
形態1の構成と同一であるから図示並びに構成の説明は
省略する。
【0072】本実施形態はスポットライト1並びにアク
チュエータ2a,2bを複数備えている場合の照射位置
制御手段5によるアクチュエータ2a,2bの制御方法
に特徴がある。すなわち、本実施形態においては、非接
触センサ3によって移動体Mが検出されていない間は各
スポットライト1の照射位置が非接触センサ3の検知領
域の境界近傍に略一致するように照射位置制御手段5に
よってアクチュエータ2a,2bを制御するのである。
【0073】例えば、図15に示すようにT字形に交差
する2つの廊下の一方に本実施形態を設置し、他方の廊
下を通過する移動体(侵入者)Mを検出してスポットラ
イト1の光を照射する状況を想定する。この状況下で非
接触センサ3によって移動体Mが検出されず、演算手段
4から移動体Mの位置の情報が与えられていない場合、
照射位置制御手段5は非接触センサ3の検知領域Sの境
界S1,S2近傍に各スポットライト1の照射位置が略
一致するようにアクチュエータ2a,2bを制御する。
すなわち、移動体Mが検知領域S内に侵入するには必ず
境界S1,S2を通るはずであるから、移動体Mの追従
を行っていない時にスポットライト1の照射位置を境界
S1,S2に略一致させておくことで検知領域S内に侵
入した移動体Mに対して直ちに光を照射することができ
る。
【0074】
【発明の効果】請求項1の発明は、1乃至複数のスポッ
トライトと、各スポットライトの照射位置を変化させる
照射位置可変手段と、検知領域内に存在する移動体を非
接触で検出する検出手段と、検出手段の検出結果に基づ
いて移動体の位置を求める演算手段と、演算手段による
演算結果に応じて移動体の位置にスポットライトの照射
位置を追従させるように照射位置可変手段を制御する照
射位置制御手段とを備えたので、移動体に発信器等を携
帯させる必要がなく、不特定の移動体の位置にスポット
ライトの照射位置を追従させることができ、防犯用途に
使用可能な移動体追従スポットライト制御装置が提供で
きるという効果がある。
【0075】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、移動体を撮像する撮像手段と、撮像手段の撮像範囲
を変化させる撮像範囲可変手段と、演算手段による演算
結果に応じて移動体の位置に撮像範囲を追従させるよう
に撮像範囲可変手段を制御する撮像範囲制御手段とを備
えたので、検出手段で検出した移動体を撮像手段で撮像
することで移動体の視認が可能となるという効果があ
る。
【0076】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、撮像手段の撮像範囲がスポットライトの照射位置に
連動して変化するようにスポットライトの本体に撮像手
段を取り付け、撮像範囲可変手段を照射位置可変手段に
て兼用するとともに撮像範囲制御手段を照射位置制御手
段にて兼用するので、構成の簡素化並びにコストダウン
が図れるという効果がある。
【0077】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、人体の発する赤外線を検知して人の存
否を検出する人体検出手段を備え、照射位置制御手段
は、人体検出手段によって人の存在が検出された場合に
のみ照射位置可変手段の制御を行うので、人以外の物に
スポットライトの光を照射する誤動作が防止できるとい
う効果がある。
【0078】請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか
の発明において、周囲の明るさが所定値よりも低いか否
かを検出する明るさ検出手段を備え、照射位置制御手段
は、明るさ検出手段によって検出される周囲の明るさが
所定値よりも低い場合にのみ照射位置可変手段の制御を
行い、周囲の明るさが所定値よりも低くない場合には照
射位置可変手段の制御を行わずにスポットライトを消灯
するので、昼間のように周囲が明るい状況ではスポット
ライトを消灯することで省エネルギ化を図ることができ
るという効果がある。
【0079】請求項6の発明は、請求項1〜5の何れか
の発明において、外部と通信する通信手段を備え、演算
手段は、検出手段によって移動体が検出された場合に移
動体が存在することを通信手段により外部に通報するの
で、例えば、監視員が常駐する監視センタに通信手段に
より通信することで侵入者(移動体)に対する迅速な対
応が可能となるという効果がある。
【0080】請求項7の発明は、請求項1〜6の何れか
の発明において、音声を発する音声発生手段を備え、演
算手段は、検出手段によって移動体が検出された場合に
所定のメッセージを音声発生手段に発生させるので、ス
ポットライトの光に加えて音声による所定のメッセージ
によって侵入者に対してより強い威嚇並びに警告を行う
ことができるという効果がある。
【0081】請求項8の発明は、請求項1〜7の何れか
の発明において、移動体の大きさの判定値を記憶する記
憶手段を備え、演算手段は、検出手段によって検出され
る移動体の大きさが記憶手段に記憶した判定値に略等し
いか否かを判定し、照射位置制御手段は、演算手段によ
って判定値に略等しいと判定された場合にのみ照射位置
可変手段の制御を行うので、例えば、犬や猫のような動
物にスポットライトの光を照射する誤動作が防止できる
という効果がある。
【0082】請求項9の発明は、請求項1〜8の何れか
の発明において、照射位置可変手段による照射位置の可
変範囲を記憶する記憶手段を備え、演算手段は、検出手
段によって検出される移動体の位置が記憶手段に記憶し
た可変範囲内か否かを判定し、照射位置制御手段は、演
算手段によって移動体の位置が可変範囲内にあると判定
された場合にのみ照射位置可変手段の制御を行うので、
スポットライトの光を照射すべきでない箇所、例えば、
隣家等にスポットライトの光が照射されることが防止で
きるという効果がある。
【0083】請求項10の発明は、請求項1〜9の何れ
かに記載された移動体追従スポットライト制御装置の移
動体検出方法であって、移動体検出を開始する時点の検
出手段の検出結果を初期値として記憶し、検出手段の検
出結果と初期値との差異に基づいて移動体の位置を求め
るので、検知領域内で移動体が停止した場合でも検出が
可能な移動体検出方法が提供できるという効果がある。
【0084】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、検出手段における移動体検出の分解能が移動体
の大きさに対して充分小さい場合に、検出手段の検出結
果を記憶するとともに記憶した前回の検出結果と今回の
検出結果とを比較して両者の差異が現れた部分の略中心
を移動体の位置とするので、移動体の正確な位置が検出
可能な移動体検出方法が提供できるという効果がある。
【0085】請求項12の発明は、請求項1〜9の何れ
かに記載された移動体追従スポットライト制御装置の制
御方法であって、検出手段によって検出される移動体の
個数がスポットライトの個数よりも少ない又は等しい場
合には各移動体の位置に少なくとも1個のスポットライ
トの照射位置を追従させるとともに、検出手段によって
検出される移動体の個数がスポットライトの個数よりも
多い場合には各移動体との距離が最も近いスポットライ
トの照射位置を各々移動体の位置に追従させるとともに
複数個のスポットライトの照射位置を同一の移動体の位
置に重複して追従させないので、できる限り多くの移動
体にスポットライトの光を照射することができるととも
に移動体に対してより強い光を照射することが可能な制
御方法が提供できるという効果がある。
【0086】請求項13の発明は、請求項1〜9の何れ
かに記載された移動体追従スポットライト制御装置の制
御方法であって、検出手段によって移動体が検出されて
いない間は各スポットライトの照射位置が検知領域の境
界近傍に略一致するように照射位置制御手段によって照
射位置可変手段を制御するので、移動体(侵入者)は通
常検知領域の境界から検知領域内に侵入するため、移動
体が検知領域内に侵入すれば直ちにスポットライトの光
を照射することが可能な制御方法が提供できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示すブロック図である。
【図2】同上の概略構成図である。
【図3】実施形態2を示すブロック図である。
【図4】同上の他の構成を示すブロック図である。
【図5】実施形態3を示すブロック図である。
【図6】実施形態4を示すブロック図である。
【図7】実施形態5を示すブロック図である。
【図8】実施形態6を示すブロック図である。
【図9】実施形態7を示すブロック図である。
【図10】実施形態9の動作を説明する説明図である。
【図11】実施形態10の動作を説明する説明図であ
る。
【図12】実施形態11の動作説明用のフローチャート
である。
【図13】同上の動作説明用ののフローチャートであ
る。
【図14】同上の動作説明用ののフローチャートであ
る。
【図15】実施形態12の動作を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】 1 スポットライト 2a,2b アクチュエータ 3 非接触センサ 4 演算手段 5 照射位置制御手段
フロントページの続き Fターム(参考) 3K073 AA14 AA28 AA37 AA49 AA50 AA73 AA82 AA85 BA25 BA28 BA33 CA02 CA04 CA05 CB01 CB06 CC17 CE15 CE17 CF16 CG06 CG58 CH14 CJ08 CJ11 CJ22 5C084 AA02 AA07 BB31 DD07 DD11 DD41 DD56 GG54 GG61 GG78 HH02 HH09 HH12 HH17 5C087 AA02 AA08 AA19 AA37 DD05 DD20 EE05 EE06 EE08 EE14 FF04 GG02 GG65

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1乃至複数のスポットライトと、各スポ
    ットライトの照射位置を変化させる照射位置可変手段
    と、検知領域内に存在する移動体を非接触で検出する検
    出手段と、検出手段の検出結果に基づいて移動体の位置
    を求める演算手段と、演算手段による演算結果に応じて
    移動体の位置にスポットライトの照射位置を追従させる
    ように照射位置可変手段を制御する照射位置制御手段と
    を備えたことを特徴とする移動体追従スポットライト制
    御装置。
  2. 【請求項2】 移動体を撮像する撮像手段と、撮像手段
    の撮像範囲を変化させる撮像範囲可変手段と、演算手段
    による演算結果に応じて移動体の位置に撮像範囲を追従
    させるように撮像範囲可変手段を制御する撮像範囲制御
    手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の移動体
    追従スポットライト制御装置。
  3. 【請求項3】 撮像手段の撮像範囲がスポットライトの
    照射位置に連動して変化するようにスポットライトの本
    体に撮像手段を取り付け、撮像範囲可変手段を照射位置
    可変手段にて兼用するとともに撮像範囲制御手段を照射
    位置制御手段にて兼用することを特徴とする請求項2記
    載の移動体追従スポットライト制御装置。
  4. 【請求項4】 人体の発する赤外線を検知して人の存否
    を検出する人体検出手段を備え、照射位置制御手段は、
    人体検出手段によって人の存在が検出された場合にのみ
    照射位置可変手段の制御を行うことを特徴とする請求項
    1又は2又は3記載の移動体追従スポットライト制御装
    置。
  5. 【請求項5】 周囲の明るさが所定値よりも低いか否か
    を検出する明るさ検出手段を備え、照射位置制御手段
    は、明るさ検出手段によって検出される周囲の明るさが
    所定値よりも低い場合にのみ照射位置可変手段の制御を
    行い、周囲の明るさが所定値よりも低くない場合には照
    射位置可変手段の制御を行わずにスポットライトを消灯
    することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の移
    動体追従スポットライト制御装置。
  6. 【請求項6】 外部と通信する通信手段を備え、演算手
    段は、検出手段によって移動体が検出された場合に移動
    体が存在することを通信手段により外部に通報すること
    を特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の移動体追従
    スポットライト制御装置。
  7. 【請求項7】 音声を発する音声発生手段を備え、演算
    手段は、検出手段によって移動体が検出された場合に所
    定のメッセージを音声発生手段に発生させることを特徴
    とする請求項1〜6の何れかに記載の移動体追従スポッ
    トライト制御装置。
  8. 【請求項8】 移動体の大きさの判定値を記憶する記憶
    手段を備え、演算手段は、検出手段によって検出される
    移動体の大きさが記憶手段に記憶した判定値に略等しい
    か否かを判定し、照射位置制御手段は、演算手段によっ
    て判定値に略等しいと判定された場合にのみ照射位置可
    変手段の制御を行うことを特徴とする請求項1〜7の何
    れかに記載の移動体追従スポットライト制御装置。
  9. 【請求項9】 照射位置可変手段による照射位置の可変
    範囲を記憶する記憶手段を備え、演算手段は、検出手段
    によって検出される移動体の位置が記憶手段に記憶した
    可変範囲内か否かを判定し、照射位置制御手段は、演算
    手段によって移動体の位置が可変範囲内にあると判定さ
    れた場合にのみ照射位置可変手段の制御を行うことを特
    徴とする請求項1〜8の何れかに記載の移動体追従スポ
    ットライト制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の何れかに記載された移
    動体追従スポットライト制御装置の移動体検出方法であ
    って、移動体検出を開始する時点の検出手段の検出結果
    を初期値として記憶し、検出手段の検出結果と初期値と
    の差異に基づいて移動体の位置を求めることを特徴とす
    る移動体追従スポットライト制御装置の移動体検出方
    法。
  11. 【請求項11】 検出手段における移動体検出の分解能
    が移動体の大きさに対して充分小さい場合に、検出手段
    の検出結果を記憶するとともに記憶した前回の検出結果
    と今回の検出結果とを比較して両者の差異が現れた部分
    の略中心を移動体の位置とすることを特徴とする請求項
    10記載の移動体追従スポットライト制御装置の移動体
    検出方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜9の何れかに記載された移
    動体追従スポットライト制御装置の制御方法であって、
    検出手段によって検出される移動体の個数がスポットラ
    イトの個数よりも少ない又は等しい場合には各移動体の
    位置に少なくとも1個のスポットライトの照射位置を追
    従させるとともに、検出手段によって検出される移動体
    の個数がスポットライトの個数よりも多い場合には各移
    動体との距離が最も近いスポットライトの照射位置を各
    々移動体の位置に追従させるとともに複数個のスポット
    ライトの照射位置を同一の移動体の位置に重複して追従
    させないことを特徴とする移動体追従スポットライト制
    御装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜9の何れかに記載された移
    動体追従スポットライト制御装置の制御方法であって、
    検出手段によって移動体が検出されていない間は各スポ
    ットライトの照射位置が検知領域の境界近傍に略一致す
    るように照射位置制御手段によって照射位置可変手段を
    制御することを特徴とする移動体追従スポットライト制
    御装置の制御方法。
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