JP2008077507A - 照明システム - Google Patents

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Abstract

【課題】照明システムにおいて、威嚇光による威嚇効果を高める。
【解決手段】照明システム1は、熱線センサ21と、この熱線センサ21による不審者Sの検知信号に基づいて威嚇光を出射するランプ22と、を有する照明器具2を複数個備える。このランプ22は、熱線センサ21の検知範囲を含む領域に威嚇光を照射する。複数個の照明器具2のそれぞれは、他の照明器具2による威嚇光が照射されない領域に配置されている。このため、照明器具2は他の照明器具2から威嚇光を照射されることはなく、その近傍が威嚇光により明るく照らされることはないため、不審者Sが、照明器具2の近傍にそれを操作する警備員等がいるか否かを直ちに認識することは困難になる。従って、威嚇光が警備員等の操作によるものかもしれないと不審者Sに思わせることができ、威嚇光による威嚇効果を高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱線放射体を検知し、該熱線放射体に対して威嚇光を照射する照明システムに関する。
従来から、熱線センサが該センサの検知範囲内に侵入した熱線放射体を検知したとき、該放射体に威嚇音又は威嚇光を発することにより、該放射体を威嚇して追い払うシステムが知られている。このようなシステムとして、例えば、農地に侵入した鹿の位置及び侵入度合いを複数個の熱線センサすなわち赤外線センサにより認識し、侵入した鹿の侵入位置や侵入度合いに応じて威嚇音や威嚇光を発することにより、鹿を追い返す鹿侵入防止誘導路付帯防鹿柵が知られている(例えば、特許文献1参照)。この防鹿柵においては、威嚇音や威嚇光が複数のパターンに組み合わされて発せられるので、威嚇音や威嚇光に対する鹿の馴れを防ぐことができる。
また、赤外線センサと、赤外線センサがオンとなったときに威嚇光を発するレーザ発射装置及び威嚇音を発する音声発生装置とを備えた侵入防止装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。この侵入防止装置は、さらに、太陽電池と、太陽電池に発生した電気エネルギーを蓄えると共に赤外線センサおよびレーザ発射装置及び音声発生装置に電力を供給する充電電池とを有する。この侵入防止装置によれば、赤外線センサが比較的遠く離れた距離の熱線放射体を検知し、それに応じて、遠く離れた距離まで達するレーザ光が発せられるので、熱線放射体を威嚇し、その侵入を防止することができる。さらに、太陽電池及び充電電池が使用されるので、この侵入防止性能を長期間にわたって維持することができる。
特開2001−299186号公報 特開2005−151837号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、図9に示されるように、複数個の照明器具又はレーザ発射装置100(以下、照明器具という)が威嚇光を出射した場合、それらが互いに照らし合うことがあった。従って、侵入した熱線放射体が、鹿等の動物ではなく人間すなわち不審者Sである場合、その不審者Sは、照明器具100の近傍にそれを操作する警備員や農地等の所有者等(以下、警備員等という)がいるか否かを視認することができた。このため、警備員等が不在である場合、不審者Sは、警備員等の到着まで時間的猶予があることを認識できるので、威嚇光による威嚇効果が低減する。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたものであり、威嚇光による威嚇効果を高めることができる照明システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、熱線放射体を検知するための熱線センサと、前記熱線センサによる熱線放射体の検知信号に基づいて、少なくとも該センサの検知範囲を含む領域に威嚇光を照射する照明器具と、を備えた照明システムにおいて、前記照明器具は、複数個、備えられ、前記複数個の照明器具のそれぞれは、他の照明器具による威嚇光が照射されない領域に配置されているものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の照明システムにおいて、前記熱線センサと前記照明器具との間では、該熱線センサによる検知信号を無線通信するものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の照明システムにおいて、前記照明器具は、威嚇光の出射される光出射口が揺動自在に構成されており、少なくとも前記熱線センサの検知範囲を含む領域に、該光出射口を揺動させながら威嚇光を照射するものである。
請求項1の発明によれば、照明器具は他の照明器具から威嚇光を照射されることはなく、その近傍が威嚇光により明るく照らされることはないため、不審者が、照明器具の近傍にそれを操作する警備員等がいるか否かを直ちに認識することは困難になる。従って、威嚇光が警備員等の操作によるものかもしれないと不審者に思わせることができ、威嚇光による威嚇効果を高めることができる。
請求項2の発明によれば、照明器具の配置場所を、熱線センサの検知範囲である領域から、無線通信が可能な範囲内で遠ざけることができるので、照明器具近傍の状況を不審者に視認させ難くすることができる。従って、不審者が、照明器具の近傍にそれを操作する警備員等がいるか否かを直ちに認識することは困難になる。このため、威嚇光が警備員等の操作によるものかもしれないと不審者に思わせることができ、威嚇光による威嚇効果を高めることができる。
請求項3の発明によれば、光出射口が揺動されることにより、照明器具が警備員等により操作されていると不審者に連想させることができる。このため、威嚇光による威嚇効果を高めることができる。
本発明の第1の実施形態に係る照明システム1について図1乃至図3を参照して説明する。図1は、照明システム1の構成を示す。照明システム1は、熱線放射体を検知するための熱線センサ21と、この熱線センサ21による熱線放射体の検知信号に基づいて威嚇光(破線矢印で示す)を出射するランプ22と、を有する照明器具2を複数個備える。照明器具2は、同図において2個図示しているが、3個以上であってもよい。ランプ22は検知信号に基づいて発光し、そのときの光が威嚇光となる。威嚇光の照射領域は、熱線センサ21の検知範囲と対応しており、少なくとも該熱線センサ21の検知範囲を含む。熱線センサ21により検知される熱線放射体には、上記の領域に侵入した不審者Sが含まれる。不審者Sによる侵入の有無を監視する領域を、監視領域という。この監視領域には、例えば農地や駐車場が含まれる。
複数個の照明器具2のそれぞれは、他の照明器具2による威嚇光が照射されない領域に配置されていると共に、例えば監視領域を囲うように設置されている。この照明器具2は、他の照明器具2への威嚇光照射を避けるため、ランプ22が他の照明器具2が在る方向に向かないように、又は、ランプ22が該方向に向いている場合においても、他の照明器具2と間の距離を開けて威嚇光が届かない位置に設置されている。このような照明器具2は、熱線センサ21及びランプ22に加え、例えば、これらが取り付けられた灯体23と、灯体23を支持する支持部材24と、で構成される。
さらに、複数個の照明器具2は、それぞれに設けられた熱線センサ21の検知範囲を合わせた領域が、監視領域と略一致し、又は監視領域を含み、それ以上の広さを有するように配置されている。熱線センサ21の検知範囲は、他の熱線センサ21のそれと一部が重なっていてもよい。このような重なりは、照明器具2の位置や向きを変えることにより設定できる。熱線センサ21の検知範囲が、他の熱線センサ21のそれと重なっている場合、検知範囲が重なる箇所に、不審者Sが侵入すると、複数個の照明器具2から威嚇光が不審者Sに照射される。従って、複数の方向から威嚇光が不審者Sに照射されるので、1方向からの威嚇光照射に比べて不審者Sをより驚かせることができる。その結果、威嚇効果を高めることができる。
上記の構成においては、照明器具2は他の照明器具2から威嚇光を照射されることはなく、その近傍が威嚇光により明るく照らされることはない。特に、田舎の農地や駐車場等においては外灯等の照明器具が少ないので、照明器具2に対して光を直接照射しなければ、照明器具2の近傍は明るくならない。このため、不審者Sが、照明器具2の近傍にそれを操作する警備員等がいるか否かを直ちに認識することは困難になる。従って、威嚇光が警備員等の操作によるものかもしれないと不審者Sに思わせることができ、威嚇光による威嚇効果を高めることができる。
図2は、照明器具2の電気的構成を示す。照明器具2は、威嚇光を出射するランプ22と、ランプ22の点灯/消灯制御を行なう点灯制御部25と、点灯制御部25に対して威嚇光の出射を指示する制御部26と、熱線センサ21と、を有する。ランプ22は、例えば高輝度ハロゲンランプで構成される。点灯制御部25は、CPUを含むマイクロコンピュータで構成され、ランプ22の点灯/消灯制御又は調光制御を行なう。制御部26は、CPUを含むマイクロコンピュータで構成され、熱線センサ21による不審者Sの検知信号に基づいて、点灯制御部25に威嚇光照射の指令を出す。
次に、照明器具2における威嚇光照射の動作を説明する。まず、熱線センサ21が不審者Sの存在を検知し、この検知をトリガとして検知信号が熱線センサ21から制御部26に出力される。次に、制御部26は、熱線センサ21により出力された検知信号を受信し、該検知信号に基づき、不審者Sへの威嚇光の照射を指示する指示信号を点灯制御部25に送出する。点灯制御部25は、制御部26から送出された指示信号を受信し、該指示信号に基づき、ランプ22を点灯させる。ランプ22の点灯により、威嚇光が不審者Sに照射される。このように、複数個の照明器具2は独立して動作する。従って、不審者Sの移動に合わせて、各照明器具2が威嚇光を出射する。なお、ランプ22は、点灯制御部25により点灯制御されて瞬時に所定の照度の威嚇光を出射し、又は調光制御されて徐々に所定の照度に達する威嚇光を出射すればよい。
図3は、照明システム1の上記とは別の構成例を示す。この例においては、複数個の照明器具2は、略直線上で一列に、略等間隔で配置されている。これらの照明器具2に設けられた熱線センサ21及びランプ22は、同方向を向いている。このため、隣り合う照明器具2の間隔を開けることにより、隣り合う熱線センサ21の検知範囲の重なりと、隣り合うランプ22により出射される威嚇光(破線矢印で示す)の照射領域の重なりとを少なくすることができる。従って、少ない数の照明器具2でもって、所定の広さの監視領域を監視することができる。その結果、照明システム1の導入に伴うコストを低減させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る照明システム1について図4及び図5を参照して説明する。図4は、本実施形態に係る照明システム1の構成を示す。同図において、第1の実施形態と同一の部材には、同一符号を付している(以下、同様)。この照明システム1は、第1の実施形態の構成に加えて、人検知器3及び制御盤4をさらに備え、複数個の照明器具2が制御盤4により一括制御される。
人検知器3は、不審者Sを検知するための機器であり、少なくとも1個以上(本実施形態においては複数個を示す)設置されている。その設置場所は、例えば、監視領域内又は監視領域近傍である。制御盤4は、複数個の照明器具2の点灯制御を行なう。この点灯制御は、人検知器3又は照明器具2の熱線センサ21による不審者Sの検知信号をトリガとして行なわれる。また、制御盤4は、通信線8により複数個の照明器具2及び複数個の人検知器3と接続されている。この通信線8には、電力供給線、LANケーブル等が含まれる。通信線8が電力供給線である場合、照明システム1の導入コストを低減できる。
図5は、照明システム1の電気的構成を示す。照明器具2は、不審者Sを検知するための熱線センサ21と、不審者Sに威嚇光を照射するランプ22と、ランプ22を点灯/消灯制御する点灯制御部25と、を備える。熱線センサ21は、不審者Sを検知したとき、検知信号を制御盤4に出力する。人検知器3は、不審者Sを検知するための熱線センサ31を備える。熱線センサ31は、不審者Sを検知したとき、検知信号を制御盤4に出力する。制御盤4は、照明器具2に威嚇光照射の指示を行なう制御部41と、制御部41により該指示の際に参照される制御情報が記憶される記憶部42と、を備える。
制御部41は、CPUを含むマイクロコンピュータで構成され、マイクロコンピュータにより、照明器具2の熱線センサ21又は人検知器3の熱線センサ31による検出信号を受信する。また、この制御部41は、受信した検知信号の送信元である熱線センサ21、31の情報、すなわち不審者Sを検知した熱線センサ21、31と、該検知信号の受信時刻の情報とを記憶部42に格納する。
記憶部42は、RAM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)又はROM等のメモリで構成される。この記憶部42は、上記の制御情報として、威嚇光を出射させるため熱線センサ21、31に対応付けられた照明器具2の情報と、制御部41により格納された上記の情報を含む検知履歴と、威嚇光を出射させる照明器具2を検知履歴に基づいて選択する選択プログラムと、を記憶する。
上記の選択プログラムは、過去一定期間の検知履歴を参照することにより、不審者Sを検知した熱線センサ21、31に基づいて、不審者Sの動きを予測するためのものである。また、複数個の熱線センサ21、31が不審者Sを検知した場合には、選択プログラムより、例えば検知の順番及び検知間隔に基づいて、不審者Sの動きを予測できる。このような予測に基づき、不審者Sを検知した熱線センサ21、31に元々対応付けられていた照明器具2だけでなく、それ以外の照明器具2も選択される。この選択により、照明システム1は、不審者Sへの威嚇光の照射に際して、点灯させる照明器具2の組み合わせを複数有することができる。
次に、照明システム1における威嚇光照射の動作を説明する。まず、照明器具2の熱線センサ21又は人検知器3の熱線センサ31が不審者を検知し、検知信号を制御盤4に送信する。制御盤4の制御部41は、熱線センサ21、31による検出信号を受信し、そのとき、該信号をトリガとして制御盤4の記憶部42にアクセスする。そして、制御部41は、記憶部42に記憶された選択プログラムに基づいて動作し、複数個の照明器具2のうち、威嚇光を照射させる照明器具2を選択する。その後、選択された照明器具2の点灯制御部25に、威嚇光照射を指示する指示信号が制御部41から送信される。この指示信号に基づき、点灯制御部25は、ランプ22を点灯させ、威嚇光を不審者Sに照射する。点灯制御部25は、複数個の照明器具2のランプ22を点灯させる場合、例えば、複数個のランプ22を一斉に若しくは順番に点灯させ、又は、一斉に若しくは順番に調光点灯させる。
上記のように、照明システム1は、不審者Sへの威嚇光の照射に際して、点灯させる照明器具2の組み合わせを複数有する。このため、様々なパターンで威嚇光が不審者Sに照射される。従って、照明システム1による威嚇光照射が自動的にまた機械的に行なわれているのではなく、警備員等により行なわれていると認識させることができる。その結果、威嚇光による威嚇効果を向上させることができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る照明システム1について図6及び図7を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る照明システム1の構成を示す。この照明システム1は、人検知器3と、照明器具2を一括制御する制御盤4との間で、人検知器3による検知信号を無線通信する機能を有している。この無線通信は、例えばRF信号による通信である。人検知器3は、例えば電池により駆動される。
図7は、照明システム1の電気的構成を示す。この照明システム1は、人検知器3が無線通信用の送信部32をさらに備え、制御盤4が無線通信用の受信部43をさらに備える。人検知器3の送信部32は、熱線センサ31による検知信号をRF信号として制御盤4に無線送信するための無線送信回路で構成される。この無線送信は、熱線センサ31からの検知信号に基づいて行なわれる。制御盤4の受信部43は、人検知器3の送信部32により無線送信された検知信号を受信するための無線受信回路で構成される。受信部43は、検知信号をRF信号として受信したとき、この検知信号を制御部41に出力する。
上記構成において、複数個の照明器具2は制御盤4により一括制御されている。制御盤4と人検知器3との間の通信は無線であるため、照明器具2及び制御盤4と人検知器3との間の距離を長めに確保することができる。従って、照明器具2を、人検知器3の熱線センサ31の検知範囲である領域から、人検知器3と制御盤4とが無線通信できる範囲内で遠ざけて配置することができる。例えば、照明器具2を監視領域から離れた場所に在る物置き場等に配置することができる。このため、照明器具2近傍の状況を不審者Sに視認させ難くすることができる。従って、不審者Sが、照明器具2の近傍にそれを操作する警備員等がいるか否かを直ちに認識することは困難になる。その結果、威嚇光が警備員等の操作によるものかもしれないと不審者Sに思わせることができ、威嚇光による威嚇効果を高めることができる。
なお、本実施形態において、制御盤4を省いて、照明器具2のそれぞれが第1の実施形態と同様に制御部26を有していて、独立に動作するものであってもよい。照明器具2が独立して動作する場合、該照明器具2は無線通信用の受信部を有し、この受信部により人検知器3の送信部32から無線送信された検知信号を受信し、該信号に基づいて威嚇光を出射すればよい。人検知器3を電池により駆動されるものとし、照明器具2及び制御盤4を商用電源近傍に設置すれば、照明システム1の導入に際して、人検知器3に対する電力供給用の配線工事や、照明器具2及び制御盤4に対する電力供給線の延設工事が不要となり、導入コストの削減を図ることができる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る照明システム1について図8(a)(b)を参照して説明する。図8(a)は、本実施形態に係る照明システム1の照明器具2の構成とその動作状態を示す。この照明器具2は灯体23が揺動自在に構成されている。
照明器具2は、灯体23を揺動させるための駆動部(不図示)を有する。この駆動部による灯体23の揺動に伴い、ランプ22及び光出射口23aは、図中上下左右に所定のパターンで、又はランダムに揺れ動く。このため、威嚇光の光軸が揺らぐ。照明器具2は、灯体23の光出射口23aを揺動させながら、少なくとも熱線センサ21、31の検知範囲を含む領域に威嚇光を照射する。図8(a)においては、光出射口23aが水平方向に揺動し(点線矢印で示す)、それに伴って威嚇光が揺らぐ様子を図示している。揺動前の灯体23から出射される威嚇光は実線矢印で示され、揺動後の灯体23(破線で示す)から出射される威嚇光は破線矢印で示されている。光出射口23aは、水平方向に限定されず、該方向に対して垂直な方向にも揺動可能である。
図8(b)は、照明器具2による威嚇光Lが暗闇の中で揺動する様子を示す。本実施形態の構成により、威嚇光Lが揺れ動くので、不審者Sは、例えば、警備員等が監視領域におり、その警備員等が手に照明器具2を持ってそれを振っていると認識する。このように、光出射口23aが揺動されることにより、照明器具2が警備員等により操作されていると不審者Sに連想させることができる。従って、威嚇光による威嚇効果を高めることができる。威嚇光の光軸の揺らぎは、灯体23の光出射口23aの揺動に伴うものに限定されず、ランプ22若しくは反射板(不図示)の向きの変化、又は反射板の形状の変化に伴うものであっても構わない。
本発明は、上記各種実施形態の構成に限られることなく、使用目的に応じ、様々な変形が可能である。例えば、照明器具2は、熱線センサ21を有しておらず、人検知器3の熱線センサ31による検知信号に基づいて威嚇光を出射してもよい。また、第2の実施形態においては、制御盤4を省いて、照明器具2のそれぞれが第1の実施形態と同様に制御部26を有していて、独立に動作するものであってもよい。照明器具2が独立して動作する場合、該照明器具2は無線通信用の受信部を有し、この受信部により人検知器3の送信部32から無線送信された検知信号を受信し、該信号に基づいて威嚇光を出射すればよい。
本発明の第1の実施形態に係る照明システムの構成を示す斜視図。 上記照明システムの電気的構成を示すブロック図。 上記照明システムの他の構成例を示す斜視図。 本発明の第2の実施形態に係る照明システムの構成を示す斜視図。 上記照明システムの電気的構成を示すブロック図。 本発明の第3の実施形態に係る照明システムの構成を示す斜視図。 上記照明システムの電気的構成を示すブロック図。 (a)は本発明の第4の実施形態に係る照明システムの照明器具の構成とその動作状態を示す斜視図、(b)は同照明器具による威嚇光が暗闇の中で揺動する様子を示す図。 従来の照明システムの構成を示す図。
符号の説明
1 照明システム
2 照明器具
21 熱線センサ
22 ランプ
23 灯体
23a 光出射口
26 制御部
3 人検知器
31 熱線センサ
32 送信部
4 制御盤
41 制御部
43 受信部
S 不審者

Claims (3)

  1. 熱線放射体を検知するための熱線センサと、前記熱線センサによる熱線放射体の検知信号に基づいて、少なくとも該センサの検知範囲を含む領域に威嚇光を照射する照明器具と、を備えた照明システムにおいて、
    前記照明器具は、複数個、備えられ、
    前記複数個の照明器具のそれぞれは、他の照明器具による威嚇光が照射されない領域に配置されていることを特徴とする照明システム。
  2. 前記熱線センサと前記照明器具との間では、該熱線センサによる検知信号を無線通信することを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
  3. 前記照明器具は、威嚇光の出射される光出射口が揺動自在に構成されており、少なくとも前記熱線センサの検知範囲を含む領域に、該光出射口を揺動させながら威嚇光を照射することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明システム。
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