JP2008308327A - 自走式作業機械のグラップル装置 - Google Patents

自走式作業機械のグラップル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008308327A
JP2008308327A JP2007160400A JP2007160400A JP2008308327A JP 2008308327 A JP2008308327 A JP 2008308327A JP 2007160400 A JP2007160400 A JP 2007160400A JP 2007160400 A JP2007160400 A JP 2007160400A JP 2008308327 A JP2008308327 A JP 2008308327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
pair
grapple device
arm
gripping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007160400A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4890359B2 (ja
Inventor
Seiichi Kihara
聖一 木原
Koji Yoshimasu
宏次 吉益
Takashi Kanai
隆史 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2007160400A priority Critical patent/JP4890359B2/ja
Publication of JP2008308327A publication Critical patent/JP2008308327A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4890359B2 publication Critical patent/JP4890359B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】一対の把持アームの連動性を高めることができ、作業効率の向上を図ることができる自走式作業機械のグラップル装置を提供する。
【解決手段】自走式作業機械の幅方向に回動可能にそれぞれ設けられ、対象物10を把持可能な一対の把持アーム31L,31Rと、これら把持アーム10L,10Rを開閉駆動する把持アーム用シリンダ29とを備えた自走式作業機械のグラップル装置21において、把持アーム31L,31Rを開く方向の付勢力をそれぞれ付与する複数の引張スプリング45を設ける。
【選択図】図6

Description

本発明は、例えば対象物を挟み込んで持ち運ぶ作業に好適な自走式作業機械のグラップル装置に関する。
従来、例えば円柱状の対象物等を挟み込んで持ち運ぶ作業に好適な自走式作業機械として、上下方向に回動可能な作業機の先端部にグラップル装置を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のグラップル装置の一例として、作業機(ローダアーム)の先端部に回動可能に取り付けられたベースと、このベースに対し左右方向に回動可能に設けられた左右一対の把持アームと、ベースの左側にシリンダ部が回動可能に連結され、左の把持アームにピストンロッド部が回動可能に連結された左の油圧シリンダと、ベースの右側にシリンダ部が回動可能に連結され、右の把持アームにロッド部が回動可能に連結された右の油圧シリンダとを備えた構成が開示されている。そして、例えば左右の油圧シリンダをそれぞれ駆動して左右の把持アームを閉じる(狭める)ことにより、対象物を挟み込むようになっている。
また、特許文献1に記載のグラップル装置の他の例として、作業機の先端部に回動可能に取り付けられたベースと、このベースの長手方向にスライド可能に設けられた左右一対の把持アームと、これら左右一対の把持アームの間に連結された油圧シリンダとを備えた構成が開示されている。そして、例えば油圧シリンダを縮短駆動して左右の把持アームを閉じることにより、対象物を挟み込むようになっている。
特開平3−87115号公報
しかしながら、上記従来技術には以下のような課題が存在する。
すなわち、把持アームの回動機構又はスライド機構は、製作上の理由から、その回動抵抗又はスライド抵抗にバラツキが生じる。そのため、例えば左右の把持アームをそれぞれ駆動する左右の油圧シリンダを備えたグラップル装置では、左右の油圧シリンダの駆動力が同じ(言い換えれば、左右の油圧シリンダへの供給圧力が同じ)であっても、一方の把持アームの動作に比べて、他方の把持アームの動作が遅れる可能性があった。また、例えば左右の把持アームの間に連結された油圧シリンダを備えたグラップル装置では、一方の把持アームの動作が完了してから、他方の把持アームが動作を開始する可能性があった。そして、このように左右の把持アームの連動性が悪いと、例えば左右の把持アームを必要以上に開く必要が生じたり、開き動作の時間が長くなったりするので、作業効率が低下していた。
本発明の目的は、一対の把持アームの連動性を高めることができ、作業効率の向上を図ることができる自走式作業機械のグラップル装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、自走式作業機械の幅方向に可動可能にそれぞれ設けられ、対象物を把持可能な一対の把持アームと、前記一対の把持アームを開閉駆動するアクチュエータとを備えた自走式作業機械のグラップル装置において、前記一対の把持アームを開く方向の付勢力をそれぞれ付与する複数の弾性体を設ける。
(2)上記目的を達成するために、また本発明は、上下方向に回動可能な作業機の先端部に設けた本体フレームと、前記本体フレームに対し自走式作業機械の幅方向に可動可能にそれぞれ設けられ、対象物を把持可能な一対の把持アームと、前記一対の把持アームを開閉駆動するアクチュエータとを備えた自走式作業機械のグラップル装置において、前記一対の把持アームを開く方向の付勢力をそれぞれ付与する複数の弾性体を設ける。
(3)上記(1)又は(2)において、好ましくは、前記アクチュエータは、前記一対の把持アームの間に連結されて伸縮駆動するシリンダである。
本発明によれば、一対の把持アームの連動性を高めることができ、作業効率の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の自走式作業機械のグラップル装置の一実施形態が適用された小型の自走式作業機械の全体構造を表す側面図であり、図2は、上面図である。なお、以降、運転席に着座した運転者の前側(図1及び図2中左側)、後側(図1及び図2中右側)、左側(図1中紙面に向かって手前側、図2中下側)、右側(図1中紙面に向かって奥側、図2中上側)を、単に前側、後側、左側、右側と称する。
これら図1及び図2において、自走式作業機械は、基礎構造をなす車体フレーム1と、この車体フレーム1の下部に設けた走行装置2と、車体フレーム1の後方側に設けたパワーユニット3と、このパワーユニット3の上部に設けた運転席(座席)4と、車体フレーム1の前方側に設けた作業機支持フレーム5及び操作部フレーム6と、作業機支持フレーム5に上下方向に回動可能に(俯仰可能に)設けた作業機7とを備えている。操作部フレーム6には、前後方向に手動操作可能なHST入力レバー8と、前後方向に手動操作可能な走行レバー9と、前後方向に手動操作可能な左旋回レバー10L及び右旋回レバー10Rと、前後方向及び左右方向に手動操作可能な十字操作式の作業機操作レバー11と、前後方向に手動操作可能な把持アーム操作レバー12とが設けられている。
走行装置2は、車体フレーム1の下部に設けたトラックフレーム13と、このトラックフレーム13の左右両側後方に回転可能に支持された左右の駆動輪(スプロケット)14と、トラックフレーム13の左右両側前方に回転可能に支持された左右の第1従動輪15と、駆動輪14の下方において回転可能に支持された左右の第2従動輪16と、これら駆動輪14、第1従動輪15、第2従動輪16からなる3つの動輪にそれぞれ巻き回した左右の履帯17と、左右両側の第1従動輪15と第2従動輪16の間に回転自在に支持され、履体17の接地部を支持する左右それぞれ例えば3つの転輪18とを備えている。
作業機7は、作業機支持フレーム5に上下方向に回動可能に接続されたリフトアーム19と、このリフトアーム19の先端部に上下方向に回動可能に接続され、例えば円柱状の対象物20等を把持可能なグラップル装置21とを備えている。なお、グラップル装置21は、作業内容に応じてバケット等に取り替えることが可能である。
リフトアーム19は、左右一対のアームフレーム22と、これら左右のアームフレーム22の間に連結された連結部材23,24とで一体構成されている。リフトアーム19の後方側連結部材23には、リフトアーム用シリンダ(複動式)25の上端側が回動可能に接続され、このリフトアーム用シリンダ25の下端側は作業機支持フレーム5に回動可能に接続されている。そして、リフトアーム用シリンダ25の伸縮駆動に応じて、リフトアーム19が俯仰動作するようになっている。
また、リフトアーム19の前方側連結部材24には、ベルクランク26(リンク本体)の中間部が回動可能に支持されている。このベルクランク26の一方側(図1中下側)には接続バー27が回動可能に接続され、この接続バー27の先端部がグラップル装置21に回動可能に接続されている。ベルクランク26の他方側(図1中上側)にはグラップル用シリンダ(複動式)28の前端側が回動可能に接続され、このグラップル用シリンダ28の後端側が作業機支持フレーム5に回動可能に接続されている。そして、グラップル用シリンダ28の伸縮駆動に応じて、リフトアーム19に対するグラップル装置21の傾斜角度が変化する(俯仰動作する)ようになっている。
パワーユニット3は、詳細を図示しないが、原動機としてのエンジンと、このエンジンの動力を左右の駆動輪14に伝達するための油圧式無段変速機(HST)及びギア機構を備えている。この油圧式無段変速機は、メインクラッチ機構を介しエンジンの出力軸に接続された可変容量型の走行用油圧ポンプと、この走行用油圧ポンプと閉回路を構成するように接続され、その吐出圧油により駆動する油圧モータとを内蔵している。ギア機構は、油圧モータの動力を所定の減速比で減速しつつ2つに分配し、その分配した動力を左右のクラッチ機構を介し左右の駆動輪14にそれぞれ伝達するようになっている。
HST入力レバー8は、例えばロッド(ワイヤでもよい)を介し上記メインクラッチ機構に機械的に連結されている。そして、例えばHST入力レバー8を所定の前方位置に操作することで、メインクラッチ機構を接続位置に切り換え、走行用油圧ポンプを駆動させるようになっている。一方、例えばHST入力レバー9を所定の後方位置に操作することで、メインクラッチ機構を遮断位置に切り換え、走行用油圧ポンプを停止させるようになっている。
走行レバー9は、例えばロッド(ワイヤでもよい)を介し走行用油圧ポンプの斜板の傾転を可変に調整する公知の斜板調整機構(図示せず)に機械的に連結されている。そして、例えば走行レバー9を中立位置から前方側に操作することで、その操作量に応じて走行用油圧ポンプの斜板の傾転を一方側に切り換え、走行用油圧ポンプからの圧油を油圧モータに供給し一の方向に回転させて駆動輪14を一の方向に回転させ、対応する速度で走行装置2を前進させる。一方、例えば走行レバー9を中立位置から後方側に操作することで、その操作量に応じて走行用油圧ポンプの斜板の傾転を他方側に切り換え、この走行用油圧ポンプからの圧油を油圧モータに供給し他の方向に回転させて駆動輪14を他の方向に回転させ、対応する速度で走行装置2を後進させるようになっている。
左旋回レバー10Lは、例えばロッド(ワイヤでもよい)を介し上記左のクラッチ機構に機械的に連結され、右旋回レバー10Rは、例えばロッド(ワイヤでもよい)を介し上記左のクラッチ機構に機械的に連結されている。そして、例えばローダを走行させつつ左(又は右、以降かっこ内対応同じ)に曲がらせたい場合は、左旋回レバー10L(又は右旋回レバー10R)のみを所定の後方位置に操作することにより、左側(又は右側)駆動輪14への駆動力が伝達が遮断される一方で右側(又は左側)駆動輪14への駆動力が伝達されるので、左(又は右)へ曲がるようになっている。
また、パワーユニット3は、詳細を図示しないが、エンジンによって駆動する作業機用油圧ポンプと、この作業機用油圧ポンプからリフトアーム用シリンダ25、グラップル用シリンダ28、及び後述する把持アーム用シリンダ29(図3参照)への圧油の流れをそれぞれ制御するリフトアーム用コントロールバルブ、グラップル用コントロールバルブ、及び把持アーム用コントロールバルブとを備えている。
作業機操作レバー11は、例えばロッド(ワイヤでもよい)を介しリフトアーム用コントロールバルブ及びグラップル用コントロールバルブに機械的に連結されている。そして、例えば作業機操作レバー11の前後方向の操作量に応じてリフトアーム用コントロールバルブが切り換えられ、リフトアーム用シリンダ25が駆動するようになっている。また、例えば作業機操作レバー11の左右方向の操作量に応じてグラップル用コントロールバルブが切り換えられ、グラップル用シリンダ28が駆動するようになっている。
把持アーム操作レバー12は、例えロッド(ワイヤでもよい)を介し把持アーム用コントロールバルブに機械的に連結されている。そして、例えば把持アーム操作レバー12の操作に応じてリフトアーム用コントロールバルブが切り換えられ、把持アーム用シリンダ29が駆動するようになっている。
次に、本発明の要部であるグラップル装置21の詳細構造を説明する。図3は、グラップル装置21の詳細構造を表す上面図であり、図4は、側面図である。また、図5は、図3中断面V−V’による断面図である。また、図6は、左右の把持アームの動作を説明するための上面図である。
これら図3〜図6において、グラップル装置21は、リフトアーム19の先端部に上下方向に回動可能に接続された本体フレーム30と、この本体フレーム30に対し左右方向(言い換えれば、自走式作業機械の幅方向)に回動可能に設けられた左右一対の把持アーム31L,31Rと、これら把持アーム31L,31Rの間に連結された把持アーム用シリンダ29とを備えている。
本体フレーム30は、左右方向に延びる上下の角フレーム32と、これら上下の角フレーム32の左右両側端部にそれぞれ接合された左右の側板33と、上下の角フレーム32の間に接合され、接続バー25の先端部が回動可能に接続される第1ブラケット34と、第1ブラケット34の左右両側にそれぞれ位置し、上下の角フレーム32の間に接合された左右の補強板35と、これら左右の補強板35にそれぞれ設けられ、リフトアーム19(詳細には、左右のアームフレーム22)の先端部が回動可能に接続される左右の第2ブラケット36とで構成されている。
左の把持アーム31Lは、例えば、側方から見てU字形に、かつ上方から見て婉曲するように形成された丸パイプ37と、この丸パイプ37の後方側端部に接合された角パイプ38と、この角パイプ38の上方側に設けられた上側ブラケット39と、角パイプ38の下方側に設けられた下側ブラケット40とで構成されている。本体フレーム30の上下の角フレーム32には、鉛直方向を軸心としたボス41がそれぞれ設けられ、これらボス41にブッシュ42がそれぞれ嵌着されている。そして、左の把持アーム31Lの上側ブラケット39に固着された回動ピン43は、上側の角フレーム32のブッシュ42に摺動可能に挿通され、下側ブラケット40に固着された回動ピン43は、下側の角フレーム32のブッシュ42に摺動可能に挿通されている。これにより、左の把持アーム31Lは、本体フレーム30に回動可能に接続されている。なお、右の把持アーム31Rも、左の把持アーム31Lと同様の構成である。
また、左の把持アーム31Lの上側ブラケット39及び右の把持アーム31Rの上側ブラケット39は、本体フレーム30の後方側に延在し、それぞれ連結ピン44を介し把持アーム用シリンダ29のロッド部及びシリンダ部に連結されている。そして、例えば把持アーム用シリンダ29が伸長駆動すると、左右の把持アーム31L,31Rがともに外側に向かって回動し(言い換えれば、左右の把持アーム31L,31Rが閉じ)、一方、例えば把持アーム用シリンダ29が縮短駆動すると、左右の把持アーム31L,31Rがともに内側に向かって回動する(言い換えれば、左右の把持アーム31L,31Rが開く)ようになっている。
そして、本実施形態の大きな特徴として、左の把持アーム31Lと本体フレーム30との間には引張スプリング45が連結されており、この引張スプリング45は、左の把持アーム31Lを開く方向の付勢力を付与するようになっている。同様に、右の把持アーム31Rと本体フレーム30との間には引張スプリング45が連結されており、この引張スプリング45は、右の把持アーム31Rを開く方向の付勢力を付与するようになっている。これら引張スプリング45の付勢力は、例えば把持アーム31L,31Rの回動抵抗(詳細には、ブッシュ42に対する回動ピン43の摺動抵抗)より大きくなるように設定されている。
以上のように構成された本実施形態の動作及び作用効果を説明する。
例えば対象物20の持ち運び作業を行う場合、まず、運転者が把持アーム操作レバー12を操作して、把持アーム用シリンダ29が伸長駆動させると、左右の把持アーム31L,31Rが閉じて対象物20を把持する。そして、作業機操作レバー11を操作して、リフトアーム19を上方向に回動させて対象物20を持ち上げ、走行レバー9等を操作して、自走式作業機械を走行させて所望の位置へと移動する。その後、作業機操作レバー11を操作して、リフトアーム19を下方向に回動させて対象物20を下ろし、把持アーム用操作レバー12を操作して、把持アーム用シリンダ29を縮短駆動させると、左右の把持アーム31L,31Rが開いて対象物20を放す。このとき、本実施形態では、引張スプリング45が左右の把持アーム31L,31Rを開く方向の付勢力をそれぞれ付与するので、把持アーム31L,31Rの回動抵抗を打ち消すことができ、把持アーム31L,31Rの連動性を高めることができる。これにより、例えば把持アーム31L,31Rの開き動作を必要最小限に抑えたり、開き動作の時間を短縮したりすることができるため、作業効率の向上を図ることができる。また、例えば左右のアーム31L,31Rを連動させるためのリンク機構を設ける場合に比べ、スペース及びコストの低減を図ることができる。
なお、上記一実施形態においては、左右の把持アームの間に連結した把持アーム用シリンダ29を備えた構造を例にとって説明したが、これに限られない。このような変形例を図7及び図8により説明する。
図7は、本変形例によるグラップル装置の詳細構造を表す上面図であり、図8は、側面図である。なお、これら図7及び図8において、上記一実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本変形例では、グラップル装置46は、リフトアーム19の先端部に上下方向に回動可能に接続された本体フレーム30と、この本体フレーム30に対し左右方向(言い換えれば、自走式作業機械の幅方向)に回動可能に設けられた左右一対の把持アーム31L,31Rと、左の把持アーム31Lと本体フレーム30との間及び右の把持アーム31Rと本体フレーム30との間にそれぞれ連結された左右の把持アーム用シリンダ29とを備えている。また、左の把持アーム31Lと本体フレーム47との間及び右の把持アーム31Rと本体フレーム30との間には引張スプリング45が連結されている。
以上のように構成された本変形例においても、上記一実施形態同様、左右の把持アーム31L,31Rの連動性を高めることができ、作業効率の向上を図ることができる。
また、上記一実施形態においては、把持アーム31L,31Rを開く方向の付勢力をそれぞれ付与する弾性体として、引張スプリング45を設けた場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、引張スプリング45に代えて、例えば伸縮性の紐状ゴム等を設けてもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、把持アーム31L,31Rを左右方向に回動させる構造(回動機構)を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば把持アーム31L,31Rを左右方向にスライドさせる構造(スライド機構)としてもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、作業機7の先端部に上下方向に回動可能にグラップル装置21を設けた場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば作業機7の先端部に左右方向に回動可能に設けてもよいし、また例えば車体側に直接設けてもよい。これらの場合も、上記同様の効果を得ることができる。
本発明の自走式作業機械のグラップル装置の一実施形態が適用された自走式作業機械の全体構造を表す側面図である。 本発明の自走式作業機械のグラップル装置の一実施形態が適用された自走式作業機械の全体構造を表す上面図である。 本発明の自走式作業機械のグラップル装置の一実施形態の詳細構造を表す上面図である。 本発明の自走式作業機械のグラップル装置の一実施形態の詳細構造を表す側面図である。 図3中断面V−Vによる断面図である。 本発明の自走式作業機械のグラップル装置の一実施形態の動作を説明するための上面図である。 本発明の自走式作業機械のグラップル装置の一変形例の詳細構造を表す上面図である。 本発明の自走式作業機械のグラップル装置の一変形例の詳細構造を表す側面図である。
符号の説明
7 作業機
20 対象物
21 グラップル装置
29 把持アーム用シリンダ
30 本体フレーム
31L,31R 把持アーム
45 引張スプリング(弾性体)
46 グラップル装置

Claims (3)

  1. 自走式作業機械の幅方向に可動可能にそれぞれ設けられ、対象物を把持可能な一対の把持アームと、前記一対の把持アームを開閉駆動するアクチュエータとを備えた自走式作業機械のグラップル装置において、
    前記一対の把持アームを開く方向の付勢力をそれぞれ付与する複数の弾性体を設けたことを特徴とする自走式作業機械のグラップル装置。
  2. 上下方向に回動可能な作業機の先端部に設けた本体フレームと、前記本体フレームに対し自走式作業機械の幅方向に可動可能にそれぞれ設けられ、対象物を把持可能な一対の把持アームと、前記一対の把持アームを開閉駆動するアクチュエータとを備えた自走式作業機械のグラップル装置において、
    前記一対の把持アームを開く方向の付勢力をそれぞれ付与する複数の弾性体を設けたことを特徴とする自走式作業機械のグラップル装置。
  3. 請求項1又は2記載の自走式作業機械のグラップル装置において、前記アクチュエータは、前記一対の把持アームの間に連結されて伸縮駆動するシリンダであることを特徴とする自走式作業機械のグラップル装置。
JP2007160400A 2007-06-18 2007-06-18 自走式作業機械のグラップル装置 Expired - Fee Related JP4890359B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007160400A JP4890359B2 (ja) 2007-06-18 2007-06-18 自走式作業機械のグラップル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007160400A JP4890359B2 (ja) 2007-06-18 2007-06-18 自走式作業機械のグラップル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008308327A true JP2008308327A (ja) 2008-12-25
JP4890359B2 JP4890359B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=40236278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007160400A Expired - Fee Related JP4890359B2 (ja) 2007-06-18 2007-06-18 自走式作業機械のグラップル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4890359B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101932442B1 (ko) 2018-07-26 2018-12-26 이장섭 파지폭이 범위가 넓은 벽돌운반장치
US11352238B2 (en) 2016-07-19 2022-06-07 Yuugengaisha Uesuto Kougyou Yazu Attachment to be mounted to distal end of work vehicle arm, work vehicle equipped with attachment, and brake for attachment

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0387115A (ja) * 1989-06-07 1991-04-11 Fuentsu Memuro Kk ローダのロールグラブ
JPH06115892A (ja) * 1992-10-08 1994-04-26 Daiyu Kk 樽型容器の掴み装置および運搬車
JP2620071B2 (ja) * 1986-11-20 1997-06-11 株式会社 松井製作所 コンテナ搬送装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2620071B2 (ja) * 1986-11-20 1997-06-11 株式会社 松井製作所 コンテナ搬送装置
JPH0387115A (ja) * 1989-06-07 1991-04-11 Fuentsu Memuro Kk ローダのロールグラブ
JPH06115892A (ja) * 1992-10-08 1994-04-26 Daiyu Kk 樽型容器の掴み装置および運搬車

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11352238B2 (en) 2016-07-19 2022-06-07 Yuugengaisha Uesuto Kougyou Yazu Attachment to be mounted to distal end of work vehicle arm, work vehicle equipped with attachment, and brake for attachment
KR101932442B1 (ko) 2018-07-26 2018-12-26 이장섭 파지폭이 범위가 넓은 벽돌운반장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4890359B2 (ja) 2012-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8840191B2 (en) Automotive machine for producing carriageways
JP5388461B2 (ja) ステアリング操作装置
US20140271078A1 (en) Lift arm structure with an articulated knee portion
US7789173B2 (en) Hydraulically driven vehicle
JP4890359B2 (ja) 自走式作業機械のグラップル装置
JP2004278052A (ja) 除雪機
JP6293289B2 (ja) トラクタ
JP6770013B2 (ja) クランプアームを備えた解体機械
JP4117273B2 (ja) ローダのリンク機構
JP4467496B2 (ja) コンバイン
KR102464878B1 (ko) 작업차의 주행 조작 장치
JP6380585B2 (ja) 乗用芝刈機
JP2002027815A (ja) 草刈り機における刈取り装置の昇降装置
JPH0487891A (ja) クローラ走行車輌における機体制御装置
JP4950691B2 (ja) トラクタ
JP4927059B2 (ja) 薪割り機
JP4101158B2 (ja) 水田作業機
JP6123609B2 (ja) 作業車両
JP4366345B2 (ja) 除雪機
JP4116389B2 (ja) 走行車輛のhst伝動構造
JP6514099B2 (ja) 歩行型作業機
JP2003259703A (ja) トラクタの油圧昇降装置
JP2005143410A5 (ja)
JP2771120B2 (ja) 除雪作業車
JP2001341997A (ja) 高所作業車

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090508

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110927

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees