JP2008306906A - ブラシレスdcモータの制御方法およびその制御装置 - Google Patents

ブラシレスdcモータの制御方法およびその制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ブラシレスDCモータの性能を十分に発揮させながら、ブラシレスDCモータの脱調を適確に防止するとともにその回転を安定して持続させることができるブラシレスDCモータの制御方法およびその制御装置を提供する。
【解決手段】ブラシレスDCモータへの通電を切り替える際に発生する還流電流が流れる還流電流時間が、当該還流電流の発生後に初めて通電切り替えを行うタイミングまでの時間よりも短い時間として定められる閾値を超えた場合、通電切り替えを行うタイミングをその還流電流時間に応じて遅らせる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、センサレス型のブラシレスDCモータをインバータ制御するブラシレスDCモータの制御方法およびその制御装置に関するものである。
エアコンや冷蔵庫などの家電機器に搭載されるコンプレッサには、インバータ制御によって駆動するセンサレス型の多相ブラシレスDCモータが適用されることがある。このようなブラシレスDCモータの回転を制御する際には、モータ巻線への通電のタイミングを切り替えながら、通電切替後の非通電相に発生する誘起電圧(逆起電力)と所定の基準電圧とを比較することによってロータの位置を検出し、この検出したロータの位置情報を用いてモータ回転数(単位時間あたりのロータの回転数)のフィードバック制御を行っている。
運転中のモータ巻線の非通電相には、モータ巻線への通電切り替えに伴って還流電流が発生する。還流電流が流れる還流電流時間は様々な要因によって変化するが、例えば120度通電方式(非通電相が電気角で60度)において、還流電流時間が電気角換算値で60度を超えると、ブラシレスDCモータは脱調を生じてしまう。また、還流電流時間が電気角換算値で60度を超えない場合であっても、還流電流時間が長くなるにつれて誘起電圧を用いたロータの位置検出ができなくなってしまう。
従来、上述した問題を解決し、ブラシレスDCモータの脱調を防止して安定したモータ回転を実現するための技術として、モータ回転数の上昇によって誘起電圧が検出できない場合には、還流電流時間を用いてロータの位置に対応する位相を推定し、この推定結果に基づいた通電切り替えを行いながらモータ回転数を制御する技術(推定位相方式)が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2005−204383号公報
しかしながら、上述した従来技術では、還流電流時間が様々な要因の重ね合わせによって変化することを考慮して、ブラシレスDCモータが脱調を生じたときに、その回転を停止する制御を行う還流電流時間の閾値を、余裕を持たせた値として設定していた。このため、実際には脱調する可能性が低い場合であってもブラシレスDCモータの回転を停止する制御を行ってしまうことがあり、ブラシレスDCモータの性能を十分に生かしきれているとはいい難かった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ブラシレスDCモータの性能を十分に発揮させながら、ブラシレスDCモータの脱調を適確に防止するとともにその回転を安定して持続させることができるブラシレスDCモータの制御方法およびその制御装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るブラシレスDCモータの制御方法は、直流電圧をインバータ手段によって多相交流電圧に変換してブラシレスDCモータへ供給し、当該ブラシレスDCモータの回転制御を行うブラシレスDCモータの制御方法であって、前記ブラシレスDCモータへの通電を切り替える際に発生する還流電流が流れる還流電流時間が、当該還流電流の発生後に初めて通電切り替えを行うタイミングまでの時間よりも短い時間として定められる閾値を超えた場合、前記通電切り替えを行うタイミングを前記還流電流時間に応じて遅らせることを特徴とする。
また、本発明に係るブラシレスDCモータの制御方法は、上記発明において、前記還流電流が流れる還流電流時間が、当該還流電流の発生後に初めて通電切り替えを行うタイミングまでの時間よりも長い時間として定められる上限値を超えた場合、前記ブラシレスDCモータの回転を停止させることを特徴とする。
また、本発明に係るブラシレスDCモータの制御方法は、上記発明において、前記直流電圧が減少したとき、前記通電切り替えを行うタイミングを遅らせる一方、前記直流電圧が増加したとき、前記通電切り替えを行うタイミングを早めることを特徴とする。
本発明に係るブラシレスDCモータの制御装置は、直流電圧をインバータ手段によって多相交流電圧に変換してブラシレスDCモータへ供給し、当該ブラシレスDCモータの回転制御を行うブラシレスDCモータの制御装置であって、前記ブラシレスDCモータへの通電を切り替える際に発生する還流電流が流れる還流電流時間が、当該還流電流の発生後に初めて通電切り替えを行うタイミングまでの時間よりも短い時間として定められる閾値を超えた場合、前記通電切り替えを行うタイミングを前記還流電流時間に応じて遅らせる制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るブラシレスDCモータの制御装置は、上記発明において、前記還流電流が流れる還流電流時間が、当該還流電流の発生後に初めて通電切り替えを行うタイミングまでの時間よりも長い時間として定められる上限値を超えた場合、前記ブラシレスDCモータの回転を停止させる制御を行うことを特徴とする。
また、本発明に係るブラシレスDCモータの制御装置は、上記発明において、前記直流電圧を検出する直流電圧検出手段をさらに備え、前記制御手段は、前記直流電圧が減少したとき、前記通電切り替えを行うタイミングを遅らせる一方、前記直流電圧が増加したとき、前記通電切り替えを行うタイミングを早める制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、還流電流時間が所定の閾値を超えた場合、通電切り替えを行うタイミングをその還流電流時間に応じて遅らせるため、転流間隔に占める還流電流時間の割合を変更することなく、還流電流の発生を許容する時間を長くすることができる。この結果、ブラシレスDCモータの脱調限界を拡張し、その性能を十分に発揮させながら、ブラシレスDCモータの脱調を適確に防止するとともに、ブラシレスDCモータの回転を安定して持続させることが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以後、「実施の形態」と称する)を説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るブラシレスDCモータの制御装置の機能構成を示すブロック図である。同図に示すブラシレスDCモータの制御装置100は、例えばエアコンの室外機のコンプレッサ用モータの制御装置として適用されるものである。
制御装置100の制御対象であるブラシレスDCモータ200は、三相(U相、V相、W相とする)の巻線を有する中空形状のステータ201と、ステータ201の中空内部に配設され、四極の永久磁石を有して回転するロータ202とを備えた三相四極のセンサレス型のブラシレスDCモータである。このブラシレスDCモータ200として、ロータの内部に永久磁石を埋め込んだIPM(Interior Permanent Magnet)モータを適用してもよいし、ロータの表面に永久磁石を配設したSPM(Surface Permanent Magnet)モータを適用してもよい。
制御装置100は、交流信号を発生する交流電源1と、交流電源1で発生した交流信号を直流電圧に変換するコンバータ回路2と、コンバータ回路2で変換した直流電圧を平滑化する平滑コンデンサ3と、平滑コンデンサ3で平滑化した直流電圧を三相の矩形波電圧に変換し、この変換した各矩形波電圧を所定の通電タイミングでブラシレスDCモータ200に印加するインバータ回路4(インバータ手段の少なくとも一部をなす)と、ブラシレスDCモータ200の各巻線電圧(モータ端子電圧)を、各巻線からそれぞれ抵抗を介して合成し、この合成点とグランドとの間に接続した抵抗で分圧することによって得られるモータ仮想中性点電圧を出力する仮想中性点電圧回路5と、仮想中性点電圧回路5が出力したモータ仮想中性点電圧を基準電圧と比較して両電圧の交点(ゼロクロス点)を求め、この求めた交点からロータの位置を検出する位置検出回路6と、位置検出回路6などからの信号に基づいてブラシレスDCモータ200の制御を行う制御回路7(制御手段の少なくとも一部をなす)と、制御回路7が出力する制御信号をもとにインバータ回路4を介してブラシレスDCモータ200を駆動するモータ駆動回路8と、を備える。
交流電源1とコンバータ回路2との間には、高調波ノイズ除去用のノイズフィルタ9および力率改善用のリアクタ10が直列に接続されている。また、ノイズフィルタ9とコンバータ回路2との間には、電流センサ11が設けられている。電流センサ11は、コンバータ回路2への入力電流を検出する入力電流検出回路12に接続されている。入力電流検出回路12で検出した電流は、制御回路7のA/D変換ポート7aを介して制御回路7に入力される。
平滑コンデンサ3とインバータ回路4との間には、インバータ回路4の母線電流を検出するシャント抵抗13が接続されている。シャント抵抗13は、母線電流検出回路14に接続されている。母線電流検出回路14が検出した母線電流は、制御回路7が有するA/D変換ポート7bを介して制御回路7に入力される。また、シャント抵抗13は、インバータ回路4の過電流を検出する過電流検出回路15にも接続されている。過電流検出回路15が検出した過電流は、入力ポート7cを介して制御回路7に入力される。
インバータ回路4は、上下アームに3個ずつの計6個のスイッチング素子41がブリッジ接続された三相ブリッジ回路を構成している。スイッチング素子41は、例えば、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)、MOSFET(電界効果トランジスタ)等によって実現することができる。各スイッチング素子41には、還流ダイオード42が並列に接続されている。還流ダイオード42は、対応するスイッチング素子41がスイッチをオフした瞬間に非通電相となるステータ201の巻線に蓄積されたエネルギーによって発生する還流電流を、入力電源側に逃がす機能を有する。
図2は、ブラシレスDCモータ200に対して120度通電方式を適用した場合のモータ端子電圧(巻線電圧)を模式的に示す図である。120度通電方式の場合、通電相は電気角換算で120度である一方、非通電相は電気角換算で60度である。図2に示すように、ブラシレスDCモータ200においては、通電切り替えによって非通電相に切り替わったモータ巻線に転流スパイク電圧が発生し、その通電切り替えの際にスイッチをオフしたスイッチング素子41に対応する還流ダイオード42を逆電流(還流電流)が流れる。この還流電流が流れる還流電流時間Tsは、転流スパイク電圧の発生時間である転流スパイク電圧幅に等しい。転流スパイク電圧が所定の基準電圧V0と交差する点P0は、ゼロクロス点と呼ばれる。
制御回路7は、室外機制御システム71と、ブラシレスDCモータ200の回転数を制御する回転数コントローラ72と、回転数コントローラ72からの指令に基づいてPWM(Pulse Width Modulation)波形を生成し、生成したPWM波形出力用のPWM出力ポート7dを介してモータ駆動回路8へ出力するPWM波形生成コントローラ73とを有する。回転数コントローラ72は、室外機制御システム71からの指令(室内機を介したリモコン信号やコンプレッサ周波数情報等)に加えて、入力ポート7eを介して入力される位置検出信号や、上述した各種ポートを介してそれぞれ入力される入力電流、母線電流、過電流に基づいて回転数指令を生成する。
制御回路7は、演算および制御機能を有するCPU(Central Processing Unit)と、各種処理を実行するための制御用プログラム等が予め記憶されたROM(Read Only Memory)と、各種処理の演算パラメータやデータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)とを備えたマイクロコンピュータを用いて実現される。
図3は、回転数コントローラ72のより詳細な機能構成を示すブロック図である。同図に示す回転数コントローラ72は、位置検出回路6で検出した位置情報の一部をなす非通電相のモータ巻線に発生する誘起電圧のゼロクロスタイミング信号を用いてロータ202の位置検知信号を演算する位置検知信号演算器74と、位置検出回路6が検出した位置情報の一部をなす転流スパイク電圧のゼロクロスタイミング信号および後述する位相調整回路79が生成した転流タイミング信号を用いて還流電流時間を演算する還流電流時間演算器75と、位置検知信号演算器74が演算したロータ202の位置検知信号または位相調整回路79が生成したロータ202の仮想位置検知信号を用いてブラシレスDCモータ200のモータ回転数(実回転数)を演算する実回転数演算器76と、実回転数演算器76が演算したモータ回転数と室外機制御システム71から出力された回転数(周波数)目標値との差を求める演算器77と、を備える。また、回転数コントローラ72は、演算器77が演算したモータ回転数と回転数目標値との差およびインバータ回路4の直流電流値を用いてブラシレスDCモータ200の回転数指令値を演算する回転数フィードバック(FB)制御器78と、回転数FB制御器78が演算したブラシレスDCモータ200の回転数指令値と還流電流時間演算器75から出力される還流電流時間とを用いてロータ202の仮想位置検知信号(転流タイミング信号に相当)を生成する一方、その仮想位置検知信号に対応する位相調整信号を生成する位相調整回路79と、を有する。ここで、位相調整信号とは、ロータ202の位相(位置)に対して、インバータ回路4の各スイッチング素子41のオン/オフのタイミング(位相)を調整するための信号である。
図4は、以上の構成を有する制御装置100が行うブラシレスDCモータ200の制御方法の概要を示すフローチャートである。図4では、制御回路7がモータ駆動信号としての転流信号を出力してから次の転流信号を出力するまでの処理の流れを示している。
まず、制御回路7が転流信号を出力する(ステップS1)。この際には、回転数コントローラ72の位相調整回路79が、転流指令に相当する位相調整信号をPWM波形生成コントローラ73に出力した後、PWM波形生成コントローラ73が、位相調整信号に対応するPWM波形(モータ駆動信号)を生成してモータ駆動回路8へ出力する。ここで、転流指令には、転流タイミングの情報およびインバータ回路4のどのスイッチング素子41のオン/オフを切り替えるかについての情報が含まれる。
制御回路7から転流指令を受けたモータ駆動回路8は、その転流指令に基づく転流信号を含めたモータ駆動信号を、インバータ回路4を介してブラシレスDCモータ200へ出力する。この際、モータ駆動回路8は、上記転流信号をブラシレスDCモータ200のU相、V相、W相の各相巻線へ向けて順次出力する。
次に、位相調整回路79は、回転数FB制御器78から出力された回転数指令に基づいて、次に通電切り替えを行うタイミングまでの時間である1区間時間Tintの計算を行う(ステップS2)。例えば、120度通電方式の場合、1区間時間Tintは電気角に換算して60度である。本実施の形態1では、ブラシレスDCモータ200が三相四極のため、1区間の時間Tintは、回転数周期/(3×4)と計算される。ここで、回転数周期は実回転数の逆数である。
続いて、位相調整回路79は、次回転流タイミングを前回転流タイミングからステップS2で求めた1区間分経過した時間として設定し、還流電流時間演算器75および実回転数演算器76に出力する(ステップS3)。前回転流タイミングは、制御回路7が有する記憶領域に記憶されている。なお、制御回路7は、一連の処理の最初にステップS1の転流出力処理を行ったタイミングを、初回分の前回転流タイミングとして上述した記憶領域に記憶する。
還流電流時間演算器75は、位相調整回路79から入力された転流タイミング信号をトリガとして還流電流時間tsの測定を開始する(ステップS4)。
この後、還流電流時間演算器75で測定中の還流電流時間tsが、所定の上限値Ts1を超えた場合(ステップS5,Yes)、制御回路7は、ブラシレスDCモータ200のモータ回転を停止する制御信号をモータ駆動回路8へ出力(ステップS6)し、一連の処理を終了する。ステップS5で参照する上限値Ts1は、1区間時間Tintよりも長い時間、例えば1区間時間Tintに1よりも大きい定数kを乗じた値(Ts1=k×Tint)として定義され、位相調整回路79によって1区間時間Tintの算出後に求められる。上限値Ts1の値は、これ以上還流電流が流れ続けると制御による復帰が望めない値、または故障と判断される値として設定されるのが好ましい。このステップS5の処理を設定しておくことにより、ブラシレスDCモータ200やインバータ回路4などの故障に起因して還流電流時間が長くなった場合などにおいて、制御装置100およびブラシレスDCモータ200を含むシステムの破綻を防止し、システムを保護することが可能になる。なお、上限値Ts1の値を定数として予め設定してもよい。
還流電流時間演算器75は、測定中の還流電流時間tsが上限値Ts1以下であり(ステップS5,No)、かつ還流電流が終了せずに流れている場合(ステップS7,No)、還流電流時間tsの測定を継続する。これに対して、還流電流時間演算器75は、還流電流時間tsが上限値Ts1以下であり(ステップS5,No)、かつ還流電流が終了した場合(ステップS7,Yes)、ステップS8以降の処理に進む。制御回路7は、還流電流時間演算器75に転流スパイク電圧ゼロクロスタイミング信号が入力された時点で還流電流が終了したと判定する。
位相調整回路79は、還流電流終了時の還流電流時間Tsと所定の閾値Ts2との大小を比較する(ステップS8)。閾値Ts2は、1区間時間Tintよりも小さい値(Ts2<Tint)として定義され、位相調整回路79によって1区間時間Tintの算出後に求められる。このステップS8での比較の結果、還流電流終了時の還流電流時間Tsが閾値Ts2以下である場合(ステップS8,Yes)、位相調整回路79は、次回の転流後の処理のために、ステップS3で求めた次回転流タイミングを以後の処理における前回転流タイミングとして、制御回路7内の所定の記憶領域に書き込んで記憶する(ステップS10)。このステップS10の処理は、次回の転流出力以降の処理で参照する前回転流タイミングを更新するためのものである。
ステップS8において、還流電流終了時の還流電流時間Tsが閾値Ts2よりも大きい場合(ステップS8,No)、位相調整回路79は、次回転流タイミングを、
次回転流タイミング=前回転流タイミング+(Tint/Ts2)×Ts ・・・(1)
として再設定する(ステップS9)。
図5は、上述したステップS8(Yesの場合)からステップS9に至る処理を模式的に示す図である。以下の説明では、還流電流終了時の還流電流時間Tsを、単に還流電流時間Tsと称する。図5においては、3周期目までの還流電流時間Tsは閾値Ts2よりも小さく、1区間時間が同じTintのままであり、4周期目の還流電流時間Ts'が閾値Ts2を超えた場合を示している。この場合、ステップS9の処理により、4周期目の1区間時間は、(Tint/Ts2)×Ts'(>Tint)となる。
ここで、120度通電方式の場合を説明する。この場合、1区間時間Tintは電気角換算で60度である。閾値Ts2を電気角換算で50度と設定すると、次回の転流タイミングは、前回の転流タイミングから(6/5)×Tsだけ遅らせたタイミングとなる。図5において、4周期目の還流電流終了時の還流電流時間Ts'の電気角換算値θsが55度であったとする。このとき、再設定後の1区間時間(Tint/Ts2)×Ts'は、もとの1区間時間を電気角換算で60度として換算すると、(60/50)×55=66(度)となる。この換算値が再設定後の1区間時間(電気角60度換算)となるように再換算すると、Ts'の電気角の再換算値θs'は、θs'=θs×(60/66)=50(度)となる。したがって、ステップS9において次回転流タイミングを式(1)によって再設定した結果、還流電流時間が長くなっても、1区間時間に対する割合を変化させないようにすることができる。
従来技術では、上述したとおり、還流電流時間の上限値(閾値Ts2に相当)に余裕を持たせて電気角換算で45度程度とし、この上限値を超えた場合には回転を停止する制御を行っていた。これに対して、本実施の形態1においては、上述したように閾値Ts2の値を電気角換算で50度程度とすることができるため、ブラシレスDCモータ200が本来有する性能を十分に発揮させながら、ブラシレスDCモータ200の脱調を適確に防止し、ブラシレスDCモータ200の回転を安定して持続させることができる。なお、以上の説明においては、閾値Ts2を電気角換算で50度としたが、それ以外の値とすることも可能である。例えば120度通電方式の場合、閾値Ts2は電気角換算で60度以下であればよい。
ステップS9に続いて、位相調整回路79は、式(1)にしたがって次回転流タイミングを再設定した後、次回の転流後の処理のために、再設定した次回転流タイミングを以後の処理における前回転流タイミングとして、制御回路7内の所定の記憶領域に書き込んで記憶する(ステップS10)。
この後、制御装置100は、次回転流タイミングが経過するまで待機し(ステップS11,No)、次回転流タイミングが経過した場合(ステップS11,Yes)には、ステップS1に戻って処理を繰り返し行う。
ここで、還流電流時間Tsが閾値Ts2よりも大きくなることがある二つの具体例を説明する。
まず、第1例として、ブラシレスDCモータ200のモータ回転数が回転数指令値に等しく、かつ同期運転が行なわれている間に、直流電源電圧が急激に低下することによってモータ回転数が一時的に低下する場合を挙げることができる。この第1例の場合、制御装置100は、モータ電流を増やしてモータ回転数をもとの値まで上昇させようとするため、結果的に還流電流時間Tsが長くなる。このとき、還流電流時間Tsが長くなりすぎると、ブラシレスDCモータ200は脱調を生じ、回転制御が不可能となり、強制的に停止される。
本実施の形態1では、還流電流時間Tsが閾値Ts2を超えた場合、上述したステップS9における転流タイミングを再設定することにより、ブラシレスDCモータ200の脱調限界を拡張することができる。したがって、ブラシレスDCモータ200のモータ回転を停止させる頻度を減らし、ブラシレスDCモータ200の脱調防止を実現することが可能となる。
次に、第2例として、ブラシレスDCモータ200のモータ回転数が上昇した場合を挙げることができる。モータ回転数が上昇して誘起電圧による位置検知ができなくなった場合には、上述したように位相調整回路79から出力される仮想位置検知指令に基づいて実回転数演算器76がモータ回転数を演算する。この場合、制御装置100は、モータ回転数と目標回転数とを比較することによってフィードバック制御を行う一方、位相調整回路79から通電位相指令を出力し、進み位相角を大きくとって弱め界磁制御を行うことにより、モータ回転数を上昇させる。
図6は、ブラシレスDCモータ200のモータ電流の進み位相角(電流位相角)θiと還流電流時間Tsの電気角換算値(還流角度)θsとの関係を示す図である。図6に示す場合、電流位相角θiが大きくなると還流角度θsも大きくなる。したがって、モータ電流の位相が進んでブラシレスDCモータ200のモータ回転数が上昇すると、還流電流時間Tsが長くなる。なお、図6において、還流角度の上限値θs1は、ブラシレスDCモータ200の脱調限界を与え、例えば120度通電方式の場合、θs1=60(度)である(このときの電流位相角の上限値θi1=90(度))。
還流角度θsが徐々に大きくなって60度に近づくにつれてモータ回転数は上昇するが、モータ回転数がある程度上昇すると、誘起電圧のゼロクロス点が現れる前に転流が起こり、誘起電圧のゼロクロス点が検出されなくなる。そのため、回転数コントローラ72では、位置検知信号演算器74から実回転数演算器76への出力がなくなる。このような場合であっても、転流スパイク電圧のゼロクロスタイミング信号は、位置検出回路6から回転数コントローラ72へ入力されるので、位相調整回路79は、入力された転流スパイク電圧のゼロクロスタイミング信号を用いることによって仮想位置検知信号を出力することができる。したがって、実回転数演算器76は、位相調整回路79から出力された仮想位置検知信号に基づいてモータ回転数を推定する演算を行い、演算器77へ出力する。
この第2例においても、上記第1例と同様にして転流タイミングの変更を行い、ブラシレスDCモータ200の脱調限界を拡張することができる。したがって、ブラシレスDCモータ200の性能を十分に発揮させながら、ブラシレスDCモータ200の脱調を適確に防止し、ブラシレスDCモータ200の回転を安定して持続させることが可能となる。
以上説明した本発明の実施の形態1によれば、還流電流時間(Ts)が、当該還流電流の発生後に初めて通電切り替えを行うタイミングまでの時間(Tint)よりも短い時間として定められる閾値(Ts2)を超えた場合、通電切り替えを行うタイミングをその還流電流時間に応じて遅らせるため、転流間隔に占める還流電流時間の割合を変更することなく、還流電流の発生を許容する時間を長くすることができる。この結果、ブラシレスDCモータの脱調限界を拡張し、その性能を十分に発揮させながら、ブラシレスDCモータの脱調を適確に防止するとともに、ブラシレスDCモータの回転を安定して持続させることが可能となる。
また、本実施の形態1によれば、還流電流が、当該還流電流の発生後に初めて通電切り替えを行うタイミングまでの時間(Tint)よりも長い時間として定められる上限値(Ts1)を経過しても終了しない場合、前記ブラシレスDCモータの回転を停止させることにより、ブラシレスDCモータまたは制御回路またはそれらを含むシステムを保護することができる。
さらに、本実施の形態1によれば、従来よりも脱調限界を拡張したことにより、瞬断や冷媒の挙動に起因する負荷変動などによって生じる可能性があるブラシレスDCモータの脱調を防止するための回転停止制御処理の頻度を少なくすることができる。
また、本実施の形態1によれば、モータ巻線の端子電圧を各巻線からそれぞれ抵抗を介して合成し、この合成点とグランド間に接続した抵抗で分圧する仮想中性点方式を適用しているため、ブラシレスDCモータの各相の端子電圧それぞれにコンパレータを接続する方式と比較して、部品点数を少なくすることができ、低コスト化を実現することができる。
従来技術では、回転数が上昇した時に弱め界磁制御を行う場合、弱め界磁領域では、位置検知信号が来る前に転流処理を行うため、位置検知の有無を使ってモータの脱調を検出することができなかった。そのため、脱調した状態で転流処理を繰り返す場合に発生する逆方向電流(逆電流)を検出することによって脱調を検出する必要があった。これに対して、本実施の形態1においては、所定の時間内に還流電流が終了しない場合、出力を停止させることで脱調を防止するため、逆電流検出回路が不要である。この意味でも、部品点数を少なくして低コスト化を実現することができる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2に係るブラシレスDCモータの制御装置の構成を示すブロック図である。同図に示す制御装置300は、上記実施の形態1で説明した制御装置100の構成に加えて、平滑コンデンサ3とインバータ回路4との間に並列接続され、インバータ回路4に印加する直流電圧を検出する分圧回路16と、分圧回路16に接続された直流電圧検出回路17とを備える。これらの分圧回路16と直流電圧検出回路17は、直流電圧検出手段を構成する。また、制御装置300が備える制御回路7−2は、制御回路7の構成に加えて、直流電圧検出回路17が出力する直流電圧を回転数コントローラ72へ入力するA/D変換ポート7fを有する。
本実施の形態2においては、上述した実施の形態1と同様の制御に加えて、直流電圧の変化に応じて通電切り替えタイミングの調整を行う。具体的には、一時的に直流電圧が低下してモータの回転数が低下した場合には次回転流タイミングを遅らせる一方、一時的に直流電圧が上昇してモータの回転数が増加した場合は次回転流タイミングを早める制御を行う。
以上説明した本発明の実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様、ブラシレスDCモータの脱調限界を拡張し、その性能を十分に発揮させながら、ブラシレスDCモータの脱調を適確に防止するとともに、ブラシレスDCモータの回転を安定して持続させることが可能となる。
また、本実施の形態2によれば、直流電圧の変化に応じて通電切り替えタイミングの調整を行うことにより、直流電圧が一時的に変化しても、ブラシレスDCモータの転流タイミングの調整が可能となる。したがって、直流電圧の一時的な変動に起因するブラシレスDCモータの脱調を未然に防止することが可能となる。
ここまで、本発明を実施するための最良の形態を説明してきたが、本発明は、上述した二つの実施の形態によってのみ限定されるものではなく、様々な実施の形態を含みうるものである。例えば、本発明は、少なくともブラシレスDCモータの各相が非通電区間を有していれば、120度通電方式以外の方式で通電切り替えをおこなってもよい。
また、本発明は、三相四極以外の相数および/または極数を有するブラシレスDCモータや、アウターロータ型のブラシレスDCモータを制御する場合にも適用可能である。
さらに、本発明は、ブラシレスDCモータに対してPWM方式以外のインバータ制御を行う場合にも適用することができる。
また、上述した実施の形態では、還流電流時間Tsを求める際に、転流タイミング信号と還流電流が終了して流れなくなるタイミングの転流スパイク電圧のゼロクロスタイミング信号とを用いたが、このうちの転流タイミング信号を用いる代わりに、還流電流が発生して流れ始めるタイミングの転流スパイク電圧のゼロクロスタイミング信号を用いてもよい(図2を参照)。
本発明に係るブラシレスDCモータの制御方法および装置は、コンプレッサを搭載するエアコンや冷蔵庫等の家電機器に適用することによってその家電機器の機能向上を実現することができる。
本発明の実施の形態1に係るブラシレスDCモータの制御装置の機能構成を示すブロック図である。 ブラシレスDCモータに対して120度通電方式を適用した場合のモータ端子電圧(巻線電圧)を模式的に示す図である。 回転数コントローラの詳細な機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るブラシレスDCモータの制御方法の概要を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係るブラシレスDCモータの制御方法において、還流電流時間が所定値よりも大きくなった場合の転流タイミングの再設定処理を模式的に示す図である。 モータ電流の進み位相角と還流電流時間の電流角換算値との関係を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るブラシレスDCモータの制御装置の機能構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 交流電源
2 コンバータ回路
3 平滑コンデンサ
4 インバータ回路
5 仮想中性点電圧回路
6 位置検出回路
7、7−2 制御回路
7a、7b、7f A/D変換ポート
7c、7e 入力ポート
7d PWM出力ポート
8 モータ駆動回路
9 ノイズフィルタ
10 リアクタ
11 電流センサ
12 入力電流検出回路
13 シャント抵抗
14 母線電流検出回路
15 過電流検出回路
16 分圧回路
17 直流電圧検出回路
41 スイッチング素子
42 還流ダイオード
71 室外機制御システム
72 回転数コントローラ
73 PWM波形生成コントローラ
74 位置検知信号演算器
75 還流電流時間演算器
76 実回転数演算器
77 演算器
78 回転数FB制御器
79 位相調整回路
100、300 制御装置
200 ブラシレスDCモータ
201 ステータ
202 ロータ

Claims (6)

  1. 直流電圧をインバータ手段によって多相交流電圧に変換してブラシレスDCモータへ供給し、当該ブラシレスDCモータの回転制御を行うブラシレスDCモータの制御方法であって、
    前記ブラシレスDCモータへの通電を切り替える際に発生する還流電流が流れる還流電流時間が、当該還流電流の発生後に初めて通電切り替えを行うタイミングまでの時間よりも短い時間として定められる閾値を超えた場合、前記通電切り替えを行うタイミングを前記還流電流時間に応じて遅らせることを特徴とするブラシレスDCモータの制御方法。
  2. 前記還流電流が流れる還流電流時間が、当該還流電流の発生後に初めて通電切り替えを行うタイミングまでの時間よりも長い時間として定められる上限値を超えた場合、前記ブラシレスDCモータの回転を停止させることを特徴とする請求項1に記載のブラシレスDCモータの制御方法。
  3. 前記直流電圧が減少したとき、前記通電切り替えを行うタイミングを遅らせる一方、前記直流電圧が増加したとき、前記通電切り替えを行うタイミングを早めること
    を特徴とする請求項1または2に記載のブラシレスDCモータの制御方法。
  4. 直流電圧をインバータ手段によって多相交流電圧に変換してブラシレスDCモータへ供給し、当該ブラシレスDCモータの回転制御を行うブラシレスDCモータの制御装置であって、
    前記ブラシレスDCモータへの通電を切り替える際に発生する還流電流が流れる還流電流時間が、当該還流電流の発生後に初めて通電切り替えを行うタイミングまでの時間よりも短い時間として定められる閾値を超えた場合、前記通電切り替えを行うタイミングを前記還流電流時間に応じて遅らせる制御を行う制御手段
    を備えたことを特徴とするブラシレスDCモータの制御装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記還流電流が流れる還流電流時間が、当該還流電流の発生後に初めて通電切り替えを行うタイミングまでの時間よりも長い時間として定められる上限値を超えた場合、前記ブラシレスDCモータの回転を停止させる制御を行うことを特徴とする請求項4に記載のブラシレスDCモータの制御装置。
  6. 前記直流電圧を検出する直流電圧検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記直流電圧が減少したとき、前記通電切り替えを行うタイミングを遅らせる一方、前記直流電圧が増加したとき、前記通電切り替えを行うタイミングを早める制御を行うこと
    を特徴とする請求項4または5に記載のブラシレスDCモータの制御装置。
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