JP6463966B2 - モータ駆動装置およびモータ駆動用モジュール並びに冷凍機器 - Google Patents

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Description

本発明は、モータが空転している状態から再始動する手段を備えるモータ駆動装置並びにそれを用いるモータ駆動用モジュールや冷凍機器に関する。
直流を交流に変換するインバータと永久磁石同期モータから構成されるモータ駆動システムが家電製品や産業機器分野において広く普及している。特に、冷凍機器などの分野では、このようなモータ駆動システムにより機器の高効率化が図られている。
一般的に、永久磁石同期モータを高効率駆動するために、モータの回転子位置情報が必要となる。モータの回転子位置は、エンコーダ等の位置検出器を用いて直接的に検出することができるが、コストと信頼性の問題がある。そこで、近年、位置検出器を用いることなく永久磁石同期モータの回転子位置を検出する位置センサレス制御が、提案され、様々な製品に適用されている。
永久磁石同期モータの位置センサレス制御における課題の一つは、回転子が空転している状態から再始動する方法(「フリーラン起動」と呼ぶ)である。例えば、ファンなどのモータは、負荷の慣性や外力(外風)により、起動前に既に回転している場合がある。空転状態の回転子位置、回転速度および回転方向などの情報が無ければ、モータが停止するまで待つか、強制的にブレーキ制御をかけて回転を停止させ、その後停止状態から再起動しなければならないため、再起動までの時間が長くなる。
これに対し、モータ空転時に発生する誘起電圧を利用して、モータの巻線をインバータによって瞬間的に短絡させ、このときに流れる電流に基づき回転子の位置などを推定する技術が、特許文献1および特許文献2に記載されている。
特許文献1に記載の技術では、モータ駆動用インバータを構成するスイッチング素子のうち一つをオンすることによりモータの巻線を短絡し、そのときに流れる電流に基づいて回転子の位置を推定する。
特許文献2に記載の技術では、特定なPWMパターンを使って、電流情報から回転子位置と回転速度を短時間内に推定する。
特許第4103051号公報 特許第4896407号公報
特許文献1に記載の技術においては、一つの素子をオンする間に短絡電流を検出した直後に、過大な短絡電流を避けるために速やかに素子をオフすることが必要である。そのため、アナログ回路(コンパレータなど)や高速動作可能なA/D変換器で短絡電流の発生を検知する処理が必要である。また、各相に対応する素子を順番にオンして短絡電流を発生させるために、検出時間がかかる。
特許文献2に記載の技術においては、電流の差分を演算するため、電流検出誤差の影響を受けやすい。特に、モータの空転速度が広い範囲で変化する場合、電流検出値の大きさも大幅に変化するため、検出精度の確保が困難である。
そこで、本発明は、過大な短絡電流を流すことなく、高精度に回転子の状態を推定できるモータ駆動装置並びにそれを用いるモータ駆動モジュールや冷凍機器を提供する。
上記課題を解決するために、本発明によるモータ駆動装置は、直流電力を交流電力に変換し、交流電力によって永久磁石同期モータを駆動するインバータと、インバータを制御する制御部と、を備えるものであって、制御部は、永久磁石同期モータの空転状態において、インバータの上アームまたは下アームの内の少なくとも一つのスイッチング素子にオンパルスを与え、スイッチング素子のオン期間に上アームまたは下アームに流れる電流に基づいて、オンパルスのパルス幅を調整する手段と、パルス幅を調整されたオンパルスによってスイッチング素子がオンしている期間に上アームまたは下アームに流れる電流に基づいて、空転する永久磁石同期モータの回転子の状態を推定する手段と、を備え、制御部は、変調波と搬送波との比較によりオンパルスを作成し、変調波の大きさあるいは搬送波の周期によってパルス幅を調整するPWM制御器を備え、上アームまたは下アームに流れる電流が所定値未満の場合、変調波を小さくすることによりパルス幅を広げ、オフ幅を確保するために設定される変調波の最小リミット値に到達しても、パルス幅が不十分な場合、搬送波のキャリア周波数を低減する
また、本発明によるモータ駆動用モジュールは、回路基板上に、直流電力を交流電力に変換して出力するインバータと、インバータを制御する制御部と、が搭載され、インバータの出力が永久磁石同期モータに接続されるものであって、制御部として上記本発明によるモータ駆動装置の制御部を備える。
また、本発明による冷凍機器は、熱交換器と、冷媒を圧縮して循環させる圧縮機と、熱交換器への送風を行うファンと、ファンを駆動する永久磁石同期モータと、永久磁石同期モータを駆動するモータ駆動装置と、を備えるものであって、モータ駆動装置は、直流電力を交流電力に変換し、交流電力を永久磁石同期モータへ出力するインバータと、インバータを制御する制御部と、を備え、制御部として上記本発明によるモータ駆動装置の制御部を備える。
本発明によれば、オンパルスのパルス幅の調整により、過大な短絡電流を流すことなく、高精度に回転子の状態を推定できる。したがって、モータ駆動装置並びにそれを用いるモータ駆動用モジュールや冷凍機器の起動制御の信頼性が向上する。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1であるモータ駆動装置の全体構成図である。 制御部の制御構成を示すブロック図である。 回転座標系の座標軸を示す。 モータ起動時の電流指令値と回転速度指令値を示す概略波形図である。 相誘起電圧の波形を示す。 下アーム側の半導体スイッチング素子をオンさせた状態での等価回路を示す。 下アーム側の半導体スイッチング素子をターンオフさせた状態での等価回路を示す。 オンパルス制御信号、PWM制御信号、並びに短絡電流の波形例を示す。 空転時におけるモータ駆動装置の運転状態の遷移を示す状態遷移図である。 本発明の実施例2であるモータ駆動用モジュールの外観図である。 本発明の実施例3である冷凍機器の構成図である。
空転状態において、永久磁石同期モータは、交流発電機として動作する。このとき固定子巻線に発生する誘起電圧から回転子の状態(位置(位相)、回転速度、回転方向)を推定することができる。誘起電圧を検出するためには通常、電圧センサを要する。これに対し、本実施形態では、永久磁石同期モータを駆動するインバータを構成する、交流の相数分の上アームまたは同相数分の下アームにおける少なくとも一つの半導体スイッチング素子をオンして、固定子巻線を実質短絡して、誘起電圧により交流の相数分の上アームまたは同相数分の下アームに短絡電流を流し、この短絡電流から回転子の状態(位置(位相)、回転速度、回転方向)を推定する。後述する実施例のように、短絡電流を、アームに直列接続されるシャント抵抗により検出すれば、検出回路が簡略化され、モータ駆動装置を小型化できる。なお、上アームあるいは下アームの全ての半導体スイッチング素子をオンした場合は、誘起電圧の位相状態に関わらず、回転子の状態推定に用いる短絡電流が、ターンオンとほぼ同時に流れ出すので、位相の推定に要する時間が短縮され、永久磁石同期モータの起動が高速化できる。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。なお、各実施例において、交流の相数は3相である。また、下アームの全ての半導体スイッチング素子がオンされる。
<装置構成>
図1は、本発明の実施例1であるモータ駆動装置の全体構成図である。
図1に示すモータ駆動装置は、直流電源1と、直流電源1からの直流電力を交流電力に変換するインバータ2と、駆動対象となる永久磁石同期モータ3と、永久磁石同期モータ3によって駆動される機械的なモータ負荷4と、インバータ2を制御する制御部5とを備える。なお、本実施例において、モータ負荷4は冷凍機器用のファンである。
直流電源1としては、図示されない商用交流電源などの交流電源から受電する交流電力を直流電力に変換する電力変換装置(例えば、ダイオード整流器や安定化電源など)もしくは電池などが適用される。
インバータ2においては、半導体スイッチング素子(本実施例ではIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor))とダイオードが逆並列に接続される二つのアーム回路、すなわち上アームと下アームが直列に接続される直列接続回路が、直流電源1の一対の端子間に接続される。インバータ2は、3相インバータであるため、このような直列接続回路を交流の相数分すなわち3個備えている。ここで、上アームおよび下アームは、それぞれ、直流電源1の高電位側および低電位側に接続される。上下アームの直列接続点は交流端子に接続され、交流端子には永久磁石同期モータ3が接続される。
インバータ2における各下アームは、同じ抵抗値を有する電流検出抵抗(シャント抵抗)6を介して直流電源1に接続される。三相分の電流検出抵抗6の内、二相分の各電流検出抵抗6によって検出される電流検出信号は、増幅器7を介して制御部5に入力される。ここで、電流検出抵抗6に代えて、電流センサなどの他の電流検出手段を用いても良い。
なお、電流検出信号が制御部へ入力されない相については、三相分の電流の和が零になるという関係に基づいて、制御部5において演算によって電流を算出することができる。なお、三相とも電流検出抵抗6が挿入されるのは、三相の電流バランスを取るためである。なお、制御部5におけるデジタル演算のために、電流検出値を示す増幅器7の出力信号は、サンプリングおよびホールド回路とA/D変換器などにより、デジタル信号に変換される。
制御部5としては、マイクロコンピュータもしくはDSP(デジタルシグナルプロセッサ)等の半導体演算装置が用いられる。
なお、本実施例においては、後述するように制御部5がセンサレス制御を実行するため、永久磁石同期モータ3には、回転子や回転軸の位置を検出するホール素子などの磁極位置検出手段は設けていない。
<通常動作の説明>
図2は、本実施例1における制御部5の制御構成を示すブロック図である。制御部5は、半導体演算装置が所定のプログラムを実行することにより、各ブロックが示す各機能を備える。
制御部5は、dqベクトル制御により、モータに印加する電圧指令信号を演算し、インバータのPWM(Pulse Width Modulation)制御信号を生成するものであり、速度制御器10と、d軸電流指令発生器11と、電圧制御器12と、2軸/3相変換器13と、速度および位相推定器14と、3相/2軸変換器15と、電流再現演算器16と、PWM制御器17とを備える。
なお、空転時における起動制御に関連する関連する機能については後述する。
電流再現演算器16は、増幅器7(図1)から出力される電流検出信号(Iu_sh,Iv_sh)と、三相電圧指令(V ,V ,V )を用いてインバータ2からの三相出力電流(I,I,I)を再現する。本実施例では、U相およびV相の電流検出信号が用いられるが、これに限らず、任意の二相の電流検出信号を用いることができる。
3相/2軸変換器15は、再現された三相出力電流(I,I,I)と、速度および位相推定器14によって推定された位相情報θdcとに基づいて、dc軸電流Idcとqc軸電流Iqcとを数式1および数式2に基づいて演算する。数式1は、いわゆる3相/2軸変換を表し、数式2は回転座標系への変換を表す。
Figure 0006463966
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図3に、回転座標系の座標軸を示す。dc−qc軸は、推定位置情報に基づく制御系の推定軸、d−q軸はモータ回転子軸であり、ここではd−q軸とdc−qc軸との軸誤差はΔθcと定義する。
図2において、速度制御器10は、外部からの速度指令値(ω1*)に基づいて、速度指令値と、速度および位相推定器14によって推定される推定速度との偏差を零に近づけるように、すなわち推定速度を速度指令値に近づけるように、qc軸電流指令値(iqc )を作成する。また、モータ電流を最小化するために、電流指令発生器11は、dc軸電流指令値(idc )を発生する。
図2における電圧制御器12は、電流指令発生器11から与えられるdc軸電流指令値Idc *と、速度制御器10から与えられるqc軸電流指令値Iqc *と、3相/2軸変換器15から与えられるdc軸電流検出値Idcおよびqc軸電流検出値Iqcと、速度指令値ω1*並びにモータ定数を用いて、dc軸電圧指令値Vdc *およびqc軸電圧指令値Vqc *を演算して出力する。
2軸/3相変換器13は、電圧制御器12によって算出されたdc−qc軸の電圧指令(Vdc ,Vqc )と速度および位相推定器15からの位相情報(θdc)を用いて、数式3および数式4に基づいて、三相電圧指令(V ,V ,V )を算出して出力する。なお、数式3は、回転座標系から固定座標系への変換を表す。また、数式4は、いわゆる2軸/3相変換を表す。
Figure 0006463966
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なお、速度および位相推定器14は、dc軸電流検出値Idcおよびqc軸電流検出値Iqcと、dc−qc軸の電圧指令(Vdc ,Vqc )とを用いて、回転子の位置や回転速度を推定し、位相情報(θdc)および推定速度として出力する。これにより、本実施例1では、センサレス制御が可能になり、駆動システム全体のコストが低減できる。なお、速度および位相推定器14における具体的な推定手段は公知であるため、ここでの詳細説明は省略する。
一般的に、モータ3の停止時および低速回転時は、モータの誘起電圧が小さいため、位置センサレス制御が不安定になる。このため、位置センサレス制御においては、次に説明するような起動シーケンスが採用される。
図4は、モータ起動時の電流指令値と回転速度指令値を示す概略波形図であり、永久磁石同期モータ3モータ3を起動する際の運転モードの遷移を示している。
本図4に示すように、運転モードは、所定のモータ巻線に流れるdc軸電流指令値Idc を徐々に増加することにより、回転子を所定の回転位置に固定させる位置決めモードと、所定のdc軸電流指令値Idc と回転速度指令値ω1とにしたがって永久磁石同期モータ3に印加する印加電圧を制御する同期運転モードと、dc軸電流指令値Idc は零へ減衰させ、軸誤差Δθcが所定値になるようにqc軸電流指令値Iqc とインバータ周波数とを調整する位置センサレスモードとの3種類の運転モードが、この順に設定され実行される。
<空転時動作の説明>
永久磁石同期モータ3が空転(フリーラン)状態から再始動する場合、永久磁石同期モータ3の回転速度によっては、回転子位置と回転速度及び回転方向情報を取得しなければ、図3に示した起動シーケンスによる起動が難しくなる。
これに対し、本実施例1は、永久磁石同期モータ3が空転状態での回転子位置と回転速度及び回転方向を推定する手段を備えているので、以下、その手段について説明する。
永久磁石同期モータ3が空転すると誘起電圧(E)を生じる。数式5が示すように、誘起電圧(E)は、誘起電圧係数(K)と永久磁石同期モータ3の回転速度(ω)の積で表される。
Figure 0006463966
誘起電圧Eは、永久磁石同期モータ3とインバータの接続部であるU相、V相、W相の交流端子に印加される。永久磁石同期モータ3の電気位相θの基準をU相巻線位置とし、また、永久磁石同期モータ3の三相巻線の中性点を基準電位とすれば、U相、V相、W相の相誘起電圧V,V,Vは、数式6で表される。
Figure 0006463966
図5は、数式6で表される相誘起電圧V,V,Vの波形を示す。
図5に示すように、V,V,Vは振幅Eの正弦波であり、それぞれの位相は2π/3づつ異なる。
図6は、永久磁石同期モータ3の空転時において、インバータ2における下アーム側の三個の半導体スイッチング素子を短時間オンさせた状態での等価回路を示す。なお、上アーム側の三個の半導体スイッチング素子はオフしたままである。本状態では、各相の誘起電圧が永久磁石同期モータ3の各固定子巻線に印加される。このとき、巻線のインダクタンス(L)と巻線抵抗(R)があるため、短絡電流は誘起電圧にほぼ比例して増加する。ここで、一般的に巻線抵抗の影響がインダクタンスより十分に小さいため、その影響を無視すれば、数式7により短絡電流と誘起電圧の関係が表される。
Figure 0006463966
図7は、三つの下アーム側の三個の半導体スイッチング素子を図6に示すオン状態からターンオフオフさせた状態での等価回路を示す。なお、上アーム側の三個の半導体スイッチング素子はオフしたままである。
図7において破線の矢印が示すように、短絡電流が、オフしている半導体スイッチング素子に逆並列に接続されるダイオードを通って、直流電源へ還流する。このとき、直流電源電圧も各固定子巻線に印加されるため、永久磁石同期モータの固定子巻線電流が急速に減衰する。
上記のように、モータ電流が零の状態からインバータ2における下アーム側の三個の半導体スイッチング素子をオンさせるとき、U相、V相およびW相の各短絡電流iu_sh,iv_sh,iw_shと、制御部5から半導体スイッチング素子のゲートに印加されるオンパルス制御信号のパルス時間幅t_onとの関係は数式8によって表わされる。
Figure 0006463966
数式8が示すように、各相の短絡電流はその相の誘起電圧(Vu,Vv,Vw)およびパルス時間幅(t_on)と比例関係にある。
短絡電流は、下アームに直列挿入する電流検出抵抗6と増幅器7で検出される(図2)。三相分の短絡電流の和は零であるため、2相分の短絡電流を同時に検出すれば、その時の残りの1相の短絡電流は演算によって求めることができる。
ここで、図8に、オンパルス制御信号およびそれを発生させるためのPWM制御信号(30:変調波,31:搬送波)、並びに短絡電流の波形例を示す。短絡電流33が下アーム側の半導体スイッチング素子がオン状態からオフ状態に切り替わるターンオフ直前に最大値になるため、検出精度を向上するため、短絡電流の検出タイミングは、図中の時点24のようにオンパルス制御信号32の最終時点(立下り直前)が好ましい。
上述したように、短絡電流は誘起電圧と比例関係があることから(数式8参照)、空転速度が高い場合には誘起電圧が大きくなるため(数式5参照)、過大な短絡電流が発生して、半導体スイッチング素子あるいはダイオードが破壊される恐れがある。一方、空転速度が低い場合には、誘起電圧が小さくなるため、短絡電流も小さくなり、十分な精度で短絡電流を検出することが難しくなる。そこで、本実施例1において、制御部5(図1)における空転制御器40は、広い範囲の空転速度に対応するため、オンパルス制御信号のパルス時間幅t_onを調整する。
以下、本実施例1におけるオンパルス調整手段について説明する。
まず、最高空転速度でも過電流が発生しないように、制御部5から最も狭いオンパルスを出力して、三相の短絡電流を検出する。オンパルスは、PWM制御17によって、図8に示すように変調波30と搬送波(本実施例1では三角波)31との比較より生成する。空転制御器40(図2)によって、変調波30(図2におけるv)は、PWM制御17に対し設定される。また、搬送波31のキャリア周波数(f)は、空転制御器40(図2)によって、PWM制御17に対し、最高空転速度に対応する誘起電圧の周波数より十分に大きな値(約十倍以上)に設定される。変調波30は、図2における空転制御用電圧指令発生器40によって発生させる。また、キャリア周波数はPWM制御17によって選択される。なお、通常動作において機能する電流発生器11,速度制御器10,電圧制御器12,2軸/3相変換器13は動作停止している。
また、数式9により、検出した短絡電流(iu_sh、iv_sh、iw_sh)の絶対値の和を求めて、短絡電流の大きさ(I_sh)を算出する。
Figure 0006463966
算出された短絡電流の大きさ(I_sh)は、予め設定されている所定値と比較する。所定値以上、但し、過熱などによる故障防止のために許容値例えば定格値以下であれば、パルスの調整が不要となるが、所定値に未満の場合、パルス調整を行う。ここでの所定値は、以下説明する位相推定に使われる電流検出値の検出誤差の影響を低減するための設定値であり、定格電流の約10%以上50%以下の範囲が好ましい。
オンパルス調整は、まずは変調波すなわち変調率を徐々に小さくして(図8において変調波30が−方向(図中の下方)へ移行する)、オンパルスのパルス幅t_onを広げる。また、毎回、短絡電流が零に戻るようにオフ幅を確保するため、変調率の最小リミット値が設定されている。変調率が最小リミット値に到達しても、パルス幅が不十分である場合は、パルス幅を広げるためにキャリア周波数を低減する。数式5に示したように、誘起電圧の大きさは回転速度と比例関係があるため、この場合キャリア周波数を下げても、キャリア周波数が誘起電圧の周波数より十分に大きいという関係を維持することができる。
次に、半導体スイッチング素子のオン期間に検出した短絡電流から、回転子位置(誘起電圧位相)、回転速度と回転方向を推定する手段を説明する。
位相の推定
制御部5(図1)における空転位相推定器40(図2)は、位相θdcを、数式10あるいは数式11を用いて、検出した短絡電流(iu_sh,iv_sh,iw_sh)に基づいて推定する。
Figure 0006463966
Figure 0006463966
なお、数式10は、位相と、二相電流あるいはd−q軸電流との関係に関する公知の数式を用いて、本発明者が導出したものである。また、数式11は、数式10の変形により、本発明者が導出したものである。
制御部5(図1)における空転制御器40(図2)は、空転位相推定器41(図2)によって推定された位相を用いて、数式12に基づいて、空転する回転子の回転速度ωを推定する。なお、空転位相推定器41によって、回転速度ωを推定しても良い。
Figure 0006463966
ここで、θdc1はある時点の位相推定結果、θdc0は、θdc1の推定時点よりも前の時点における位相推定結果であり、Δtはこれらの二時点の時間差である。本実施例1では、各オンパルス幅における特定位置で短絡電流を検出して位相を推定しているので、θdc1はある一パルスのパルス幅の特定位置での位相推定結果、θdc0は一パルス前のパルス幅の特定位置での位相推定結果、Δtはキャリア周期である。
制御部5(図1)における空転制御器40(図2)は、推定された回転速度ωの正負から空転する回転子の回転方向を推定する。なお、空転位相推定器41によって、回転方向を推定しても良い。
空転制御器40(図2)は、上記のようにして推定された回転子情報(位相、回転速度、回転方向)に基づいて、永久磁石式同期モータ3を再起動する。
図9は、空転時(フリーラン時)に永久磁石式同期モータ3を再起動する際のモータ駆動装置の運転状態の遷移を示す状態遷移図である。
フリーラン状態では上述したように回転子情報が推定され、推定された回転子情報に応じて運転状態が遷移する。回転子が逆転している場合は、例えば、回転速度の大きさに応じて、逆転(位置)センサレスモード、逆転同期運転モード、正転同期運転モード、正転センサレスモードの内のいずれかの状態へ遷移する。その後、図中の矢印が示すように、逐次、運転状態が遷移する。また、回転子が正転している場合、運転状態は、まず位置決めモードに遷移し、その後、正転同期モード、正転(位置)センサレスモードの順に遷移する。なお、各モードにおける制御は、図4に示したものと略同様である。
以上説明したように、本実施例1によれば、オンパルスのパルス幅調整により、電流検出に十分な大きさの短絡電流を流しつつ、短絡電流の大きさを抑制することができる。従って、過大な短絡電流を流すことなく、センサレスで高精度(または高速)に回転子の状態を推定できる。また、比較的、狭いパルス幅(10μs程度)のオンパルスを用いるので、短時間内に回転子情報を推定できる。また、本実施例1においては、空転時起動制御のために、PWM制御信号発生および回転子情報推定機能を加える程度の小規模の機能追加(プログラム追加)がなされるだけであり、大幅な回路追加を要しない。従って、装置サイズやコストの増大を伴うことなく、起動性能を向上することができる。
図10は、本発明の実施例2であるモータ駆動用モジュールの外観図である。
モータ駆動用モジュール200においては、回路基板201に、図1に示したような、前述した実施例1によるモータ駆動装置の回路が搭載される。図1におけるインバータ2は、半導体スイッチング素子などからなるインバータ主回路が樹脂モールドパッケージ内に実装される、パワー半導体モジュール202から構成される。また、図1における制御部5の主要機能部(図2)は、マイクロコンピュータ203から構成される。
回路基板201には、他に、電流検出回路(シャント抵抗および増幅器)、直流電源回路、パワー半導体モジュール202を駆動するドライバ回路や制御プログラムを記憶する半導体メモリ装置などが搭載される。
モジュール化によって、モータ駆動装置の回路部の小型化が可能になり、装置コストの低減が図れる。なお、モジュールとは「規格化された構成単位」という意味であり、分離可能なハードウェアおよびソフトウェアから構成されているものである。
本実施例では、モータ用駆動モジュール200が、製造上好ましい、一枚の回路基板によって構成される形態を有しているが、これに限らず、同一筐体に内蔵される複数枚の回路基板によって構成されてもよい。
本実施例2によれば、前述した実施例1による制御機能を有するモータ駆動装置の回路部をモジュール化することによって、モータ駆動用モジュール200の起動性能が向上すると共に、さらにモータ駆動装置の小型化およびコスト削減ができる。従って、モータ駆動用モジュールを使用するモータ駆動装置の汎用性と利便性を向上できる。
図11は、本発明の実施例3である冷凍機器の構成図である。ここで、冷凍機器は、温度を調和する装置であり、空気調和機や冷凍機などである。本実施例3においては、上述した実施例1によるモータ駆動装置によって、ファンモータが駆動される。
図11に示すように、冷凍機器300は、熱交換器301および302と、これらの熱交換器への送風を行うためのファン303および304と、冷媒を圧縮して循環させる圧縮機305と、熱交換器301と熱交換器302との間、並びに圧縮機305と熱交換器301および302との間に配設され、冷媒が流れる配管306と、モータ駆動装置307から構成されている。ファン303,304を回転駆動するファンモータとして、永久磁石同期モータが用いられる。圧縮機305を駆動する圧縮機用モータ308は、圧縮機305の内部に配置されている。なお、圧縮機用モータ308としては、永久磁石同期モータもしくは三相誘導モータが用いられる。モータ駆動装置307は、商用交流電源からの交流電力を直流電力に変換する直流電源回路、この直流電源回路からの直流電力を交流電力に変換して圧縮機用モータ308に供給する圧縮機用モータ駆動用インバータ、並びに同直流電源回路から直流電力を交流電力に変換してファンモータに供給するファンモータ駆動用インバータを備えている。なお、互いに独立した第1および第2の直流電源回路を設け、圧縮機用モータ駆動用インバータおよび圧縮機用モータ駆動用インバータが、それぞれ、第1の直流電源回路および第2の直流電源回路から直流電力を受けるようにしても良い。
本実施例3においては、モータ駆動装置307におけるモータ駆動装置307におけるファンモータ駆動用インバータが実施例1による制御部によって制御される。また、ファンモータ駆動用インバータが、実施例2によるモータ駆動用モジュールに搭載されていても良い。
本実施例3によれば、ファンモータが外部の風などにより空転していても、センサレスで確実にモータを再始動ができるので、冷凍機器の信頼性が向上する。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。
例えば、PWMの搬送波は、三角波に限らず、のこぎり波などでも良い。また、短絡電流は、シャント抵抗に代えて、電流トランス(CT)によって検出しても良い。この場合、電流検出箇所をインバータ出力部としても良い。また、永久磁石同期モータは、埋め込み磁石型でも良いし、表面磁石型でも良い。
1 直流電源
2 インバータ
3 永久磁石同期モータ
4 モータ負荷
5 制御部
6 電流検出抵抗
7 増幅器
10 速度制御器
11 d軸電流指令発生器
12 電圧制御器
13 2軸3相変換器
14 速度および位相推定器
15 3相2軸変換器
16 電流再現演算器
17 PWM制御器
20 dc軸電流指令
21 qc軸電流指令
22 回転速度指令
30 変調波
31 搬送波
32 オンパルス
33 短絡電流波形
40 空転制御器
41 空転位相推定器
200 モータ駆動用モジュール
201 回路基板
202 パワー半導体モジュール
203 マイクロコンピュータ
300 冷凍機器
301,302 熱交換器
303,304 ファン
305 圧縮機
306 配管
307 モータ駆動装置
308 圧縮機用モータ

Claims (9)

  1. 直流電力を交流電力に変換し、前記交流電力によって永久磁石同期モータを駆動するインバータと、前記インバータをPWM制御する制御部と、を備えるモータ駆動装置において、
    前記制御部は、
    前記永久磁石同期モータの空転状態において、前記インバータの上アームまたは下アームの内の少なくとも一つのスイッチング素子にオンパルスを与え、前記スイッチング素子のオン期間に前記上アームまたは前記下アームに流れる電流に基づいて、前記オンパルスのパルス幅を調整する手段と、
    前記パルス幅を調整された前記オンパルスによって前記スイッチング素子がオンしている期間に前記上アームまたは前記下アームに流れる電流に基づいて、空転する前記永久磁石同期モータの回転子の状態を推定する手段と、
    を備え
    前記制御部は、
    変調波と搬送波との比較により前記オンパルスを作成し、前記変調波の大きさあるいは前記搬送波の周期によって前記パルス幅を調整するPWM制御器を備え、
    前記上アームまたは前記下アームに流れる電流が所定値未満の場合、前記変調波を小さくすることにより前記パルス幅を広げ、
    オフ幅を確保するために設定される前記変調波の最小リミット値に到達しても、前記パルス幅が不十分な場合、前記搬送波のキャリア周波数を低減することを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 請求項1に記載のモータ駆動装置において、
    前記制御部は、推定された前記回転子の状態に基づいて前記永久磁石同期モータを再起動することを特徴とするモータ駆動装置。
  3. 請求項1に記載のモータ駆動装置において、
    前記パルス幅は、前記電流が前記所定値以上かつ許容値以下の値となるように調整されることを特徴とするモータ駆動装置。
  4. 請求項2に記載のモータ駆動装置において、
    前記スイッチング素子に始めに与える前記オンパルスのパルス幅は、前記永久磁石同期モータの最大空転速度において、前記電流が許容値を越えないように設定されることを特徴とするモータ駆動装置。
  5. 請求項1に記載のモータ駆動装置において、
    前記インバータの上アームまたは下アームの全スイッチング素子に前記オンパルスを与えることを特徴とするモータ駆動装置。
  6. 請求項1に記載のモータ駆動装置において、
    前記回転子の状態として前記回転子の位置が推定されることを特徴とするモータ駆動装置。
  7. 請求項に記載のモータ駆動装置において、異なる時点において推定された前記回転子の位置の差分に基づいて、前記回転子の状態として前記回転子の回転速度あるいは回転方向が推定されることを特徴とするモータ駆動装置。
  8. 回路基板に、直流電力を交流電力に変換し、前記交流電力を出力するインバータと、前記インバータを制御する制御部と、が搭載され、前記インバータの出力が永久磁石同期モータに接続されるモータ駆動モジュールにおいて、
    前記制御部は、
    前記永久磁石同期モータの空転状態において、前記インバータの上アームまたは下アームの内の少なくとも一つのスイッチング素子にオンパルスを与え、前記スイッチング素子のオン期間に前記上アームまたは前記下アームに流れる電流に基づいて、前記オンパルスのパルス幅を調整する手段と、
    前記パルス幅を調整された前記オンパルスによって前記スイッチング素子がオンしている期間に前記上アームまたは前記下アームに流れる電流に基づいて、空転する前記永久磁石同期モータの回転子の状態を推定する手段と、
    を備え、
    前記制御部は、
    変調波と搬送波との比較により前記オンパルスを作成し、前記変調波の大きさあるいは前記搬送波の周期によって前記パルス幅を調整するPWM制御器を備え、
    前記上アームまたは前記下アームに流れる電流が所定値未満の場合、前記変調波を小さくすることにより前記パルス幅を広げ、
    オフ幅を確保するために設定される前記変調波の最小リミット値に到達しても、前記パルス幅が不十分な場合、前記搬送波のキャリア周波数を低減することを特徴とするモータ駆動モジュール。
  9. 熱交換器と、冷媒を圧縮して循環させる圧縮機と、前記熱交換器への送風を行うファンと、前記ファンを駆動する永久磁石同期モータと、前記永久磁石同期モータを駆動するモータ駆動装置と、を備えた冷凍機器において、
    前記モータ駆動装置は、
    直流電力を交流電力に変換し、前記交流電力を永久磁石同期モータへ出力するインバータと、
    前記インバータを制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記永久磁石同期モータの空転状態において、前記インバータの上アームまたは下アームの内の少なくとも一つのスイッチング素子にオンパルスを与え、前記スイッチング素子のオン期間に前記上アームまたは前記下アームに流れる電流に基づいて、前記オンパルスのパルス幅を調整する手段と、
    前記パルス幅を調整された前記オンパルスによって前記スイッチング素子がオンしている期間に前記上アームまたは前記下アームに流れる電流に基づいて、空転する前記永久磁石同期モータの回転子の状態を推定する手段と、
    を備え、
    前記制御部は、
    変調波と搬送波との比較により前記オンパルスを作成し、前記変調波の大きさあるいは前記搬送波の周期によって前記パルス幅を調整するPWM制御器を備え、
    前記上アームまたは前記下アームに流れる電流が所定値未満の場合、前記変調波を小さくすることにより前記パルス幅を広げ、
    オフ幅を確保するために設定される前記変調波の最小リミット値に到達しても、前記パルス幅が不十分な場合、前記搬送波のキャリア周波数を低減することを特徴とする冷凍機器。
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