JP2010051151A - モータ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】同期モータの脱調状態を迅速かつ正確に判定する。
【解決手段】速度制御部22は角速度指令値と速度推定部29からのロータの推定角速度との偏差に基づきdq軸上の指令電流id *、iq *を求め、q軸電流制御部23およびd軸電流制御部24は指令電流と検出電流との偏差に基づき指令電圧vd 、vq を求め、dq軸/3相変換部26はこれらの指令電圧を3相の指令電圧に変換する。3相/dq軸変換部27は3相の検出電流をdq軸の検出電流に変換し、角度推定部28は検出電流や指令電圧等に基づきロータ角度を推定する。脱調監視制御部25は、d軸指令電流id * とd軸検出電流との偏差が第1の閾値を上回り、かつq軸指令電圧が第2の閾値を下回る場合にモータが脱調状態であると判定し指令電圧vd 、vq をゼロに設定する。このことにより脱調状態を迅速かつ正確に判定しモータを停止させることができる。
【選択図】図1
【解決手段】速度制御部22は角速度指令値と速度推定部29からのロータの推定角速度との偏差に基づきdq軸上の指令電流id *、iq *を求め、q軸電流制御部23およびd軸電流制御部24は指令電流と検出電流との偏差に基づき指令電圧vd 、vq を求め、dq軸/3相変換部26はこれらの指令電圧を3相の指令電圧に変換する。3相/dq軸変換部27は3相の検出電流をdq軸の検出電流に変換し、角度推定部28は検出電流や指令電圧等に基づきロータ角度を推定する。脱調監視制御部25は、d軸指令電流id * とd軸検出電流との偏差が第1の閾値を上回り、かつq軸指令電圧が第2の閾値を下回る場合にモータが脱調状態であると判定し指令電圧vd 、vq をゼロに設定する。このことにより脱調状態を迅速かつ正確に判定しモータを停止させることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、モータ制御装置、特にモータ回転子の位置を検出するセンサを有しないセンサレス制御によるモータ制御装置に関する。
従来から、同期モータ、特に永久磁石同期モータは、保守性や制御性、耐環境性に優れ、高効率、高出力運転が可能であるため産業界で広く使用されている。このモータは同期とるための回転子の位置を検出するセンサなどにより、固定子巻線に流れる電流を回転子の磁極位置と密接に関連付けて制御することが必要である。ただ、このセンサとして用いられるエンコ−ダやホール素子は電気的雑音に弱く、モータと制御装置との配線距離を長くできないという欠点がある。またエンコーダは高価な上に高速回転に耐えるものがなく、またホール素子は高温に弱いという難点がある。そこで、回転子の位置を検出するセンサを用いることなく回転子の位置を推定し、この推定位置に基づくモータ制御(センサレス制御と呼ばれる)を行うモータ制御装置が提案されている。
しかし、特にセンサレス制御によるモータ制御装置は、回転子の位置を直接検出できないため、モータに対する負荷の急激な変動などが生じると回転子と固定子巻線との位置の関連性が失われ、モータへの制御信号とモータの回転との同期がとれなくなる脱調現象が生じることがある。脱調が生じると、モータの回転が停止して制御不能となるばかりではなく、実際には誘起電圧が発生していないにもかかわらず発生しているものとしてモータへの印加電圧が決定されるため、電圧が加えられ続けることにより過大な電流が流れて発熱することになる。そこで、このような脱調を検出するための技術として、従来より様々な技術が提案されている。
例えば、モータから出力される高周波電流成分とq軸電流成分との位相誤差が大きい場合であってかつq軸電流成分がゼロに近い場合には脱調状態であると判断する従来のモータ制御装置がある(特許文献1を参照)。
また、消費電力の予測値と検出値の偏差を所定の閾値との大小関係を比較することにより脱調の発生を判定する脱調検出装置を含む従来のモータ制御装置がある(特許文献2を参照)。
なおセンサレス制御によるモータ制御装置に関連して、典型的にはテストなどの目的で位置センサのない同期モータに回転子の位置を検出するセンサであるエンコーダを好適に取り付けるため、モータに流れる電流の位相角を増加させることによりZ相を検索する初期位相設定手段を有する従来のモータ制御装置がある(特許文献3を参照)。
特開2003−348896号公報
特開2001−197769号公報
特開2006−67744号公報
ここで、上記特許文献1、2に記載のモータ制御装置では、脱調検出が迅速に行われないという欠点がある。すなわち、上記特許文献1に記載の構成では、位相誤差を比較してq軸電流成分がゼロに近くなって初めて脱調状態であると判断される。また、上記特許文献2に記載の構成では、消費電力の予測値を計算しかつ消費電力を検出して比較することにより初めて脱調状態であると判断される。したがってこれら従来の構成では、いずれもモータが実際に脱調状態となってから脱調状態であると判断されるまでに時間がかかってしまう。また上記特許文献1に記載のモータ制御装置ではq軸電流成分、上記特許文献2に記載のモータ制御装置では消費電力という1つのパラメータにより判断を行うので、必ずしもその判断が正確とは言えない場合も生じうる。
それ故に、本発明は、モータの脱調状態を迅速かつ正確に判定することができるモータ制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、n相(nは3以上の自然数)の同期モータを駆動するモータ制御装置であって、
前記同期モータに流れる電流を検出する電流検出手段と、
前記電流検出手段により検出されるn相の電流検出値をd軸電流検出値およびq軸電流検出値に変換するn相/dq軸変換手段と、
前記同期モータに流されるべきd軸電流の目標値と前記d軸電流検出値との偏差、および前記同期モータに流されるべきq軸電流の目標値と前記q軸電流検出値との偏差に基づき、前記同期モータの駆動のための指令電圧のレベルを示すd軸指令電圧およびq軸指令電圧を求める駆動制御手段と、
前記同期モータが脱調状態であるかを判定し、脱調状態であると判定される場合には前記同期モータを停止させる脱調監視制御手段と、
前記駆動制御手段で求めた前記指令値により示されるレベルの電圧を用いて前記同期モータを駆動するモータ駆動手段とを備え、
前記脱調監視制御手段は、前記d軸電流の目標値と前記d軸電流検出値との偏差が所定の第1の閾値を上回り、かつ前記q軸指令電圧が所定の第2の閾値を下回る場合に前記同期モータが脱調状態であると判定することを特徴とする。
前記同期モータに流れる電流を検出する電流検出手段と、
前記電流検出手段により検出されるn相の電流検出値をd軸電流検出値およびq軸電流検出値に変換するn相/dq軸変換手段と、
前記同期モータに流されるべきd軸電流の目標値と前記d軸電流検出値との偏差、および前記同期モータに流されるべきq軸電流の目標値と前記q軸電流検出値との偏差に基づき、前記同期モータの駆動のための指令電圧のレベルを示すd軸指令電圧およびq軸指令電圧を求める駆動制御手段と、
前記同期モータが脱調状態であるかを判定し、脱調状態であると判定される場合には前記同期モータを停止させる脱調監視制御手段と、
前記駆動制御手段で求めた前記指令値により示されるレベルの電圧を用いて前記同期モータを駆動するモータ駆動手段とを備え、
前記脱調監視制御手段は、前記d軸電流の目標値と前記d軸電流検出値との偏差が所定の第1の閾値を上回り、かつ前記q軸指令電圧が所定の第2の閾値を下回る場合に前記同期モータが脱調状態であると判定することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記d軸電流検出値および前記q軸電流検出値を含む電流値に基づき、前記同期モータにおけるロータの回転角度を推定する角度推定手段をさらに備え、
前記n相/dq軸変換手段は、前記角度推定手段により推定される回転角度に基づき変換を行うことを特徴とする。
前記d軸電流検出値および前記q軸電流検出値を含む電流値に基づき、前記同期モータにおけるロータの回転角度を推定する角度推定手段をさらに備え、
前記n相/dq軸変換手段は、前記角度推定手段により推定される回転角度に基づき変換を行うことを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記同期モータが回転すべき回転速度の目標値と、前記同期モータの回転速度の検出値または推定値のいずれかの値との偏差に基づき、前記q軸電流の目標値を定める速度制御手段をさらに備え、
前記脱調監視制御手段は、前記回転速度の目標値が大きいほど前記第2の閾値を大きな値に設定することを特徴とする。
前記同期モータが回転すべき回転速度の目標値と、前記同期モータの回転速度の検出値または推定値のいずれかの値との偏差に基づき、前記q軸電流の目標値を定める速度制御手段をさらに備え、
前記脱調監視制御手段は、前記回転速度の目標値が大きいほど前記第2の閾値を大きな値に設定することを特徴とする。
上記第1の発明によれば、d軸電流の目標値とd軸電流検出値との偏差が第1の閾値を上回り、かつq軸指令電圧が第2の閾値を下回る場合に同期モータが脱調状態であると判定するので、脱調が発生したことを迅速にかつ電流と電圧とに基づき正確に判定してモータを停止させることができる。
上記第2の発明によれば、ロータの回転角度を推定する角度推定手段を備えることにより、ロータの回転角度を検出するセンサを必要としない、いわゆるセンサレス制御が行われるので、ロータ位置を検出できないことによって判定しにくくなる脱調を迅速かつ正確に判定してモータを停止させることができる。
上記第3の発明によれば、脱調監視制御手段において、回転速度の目標値が大きいほど第2の閾値が大きな値に設定されるので、速度が大きい場合にも脱調を迅速に判定してモータを停止させることができる。
<1. モータ制御装置の構成および動作>
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るセンサレス制御によるモータ制御装置の構成を示すブロック図である。図1に示すセンサレス制御によるモータ制御装置10(以下単に、モータ制御装置10と呼ぶ)は、u相、v相およびw相の3相巻線(図示せず)を有するブラシレスモータ1を駆動する。モータ制御装置10は、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと略称する)20、3相/PWM(Pulse Width Modulation)変調器12、モータ駆動回路13、および電流センサ14を備えている。したがって、エンコ−ダやホール素子などの位置センサが省略されていることから、前述したこれらのセンサの欠点を考慮することなく、また安価にモータ制御装置を製造することができる。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るセンサレス制御によるモータ制御装置の構成を示すブロック図である。図1に示すセンサレス制御によるモータ制御装置10(以下単に、モータ制御装置10と呼ぶ)は、u相、v相およびw相の3相巻線(図示せず)を有するブラシレスモータ1を駆動する。モータ制御装置10は、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと略称する)20、3相/PWM(Pulse Width Modulation)変調器12、モータ駆動回路13、および電流センサ14を備えている。したがって、エンコ−ダやホール素子などの位置センサが省略されていることから、前述したこれらのセンサの欠点を考慮することなく、また安価にモータ制御装置を製造することができる。
このモータ制御装置10には、装置外部からシリアル信号などによってブラシレスモータ1の回転角速度ωが入力される。マイコン20は、この回転角速度ωで回転するよう、ブラシレスモータ1の駆動に用いられる指令電圧のレベルを求める制御手段として機能する。マイコン20の機能の詳細については、後述する。
3相/PWM変調器12とモータ駆動回路13とは、ハードウェア(回路)で構成されており、マイコン20で求めたレベルの電圧を用いてブラシレスモータ1を駆動するモータ駆動手段として機能する。3相/PWM変調器12は、モータを駆動制御するための信号として、マイコン20で求めた3相の電圧のレベルに応じたデューティ比を有する3種類のPWM信号(図1に示すU、V、W)を生成する。モータ駆動回路13は、スイッチング素子として6個のMOS−FET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor )を含むPWM電圧形インバータ回路である。6個のMOS−FETは、3種類のPWM信号とその否定信号によって制御される。PWM信号を用いてMOS−FETの導通状態を制御することにより、ブラシレスモータ1に対して3相の駆動電流(u相電流、v相電流およびw相電流)が供給される。このようにモータ駆動回路13は、複数のスイッチング素子を有し、ブラシレスモータ1に電流を供給するスイッチング回路として機能する。
電流センサ14は、ブラシレスモータ1に流れる電流を検出する電流検出手段として機能する。電流センサ14は、例えば抵抗体やホール素子で構成され、モータ駆動回路13と電源の間に設けられる。電流センサ14で検出された電流値は、マイコン20に入力される。
なお、図1に示す例では、3相の駆動電流を検出するように記載されているが、実際には2相の駆動電流(例えばu相電流iuおよびv相電流iv)のみが検出され、残り1相(例えばw相電流iw)の駆動電流はこれらの和(−iw=iu+iv)より容易に求めることができる。また、電流センサ14はモータ駆動回路13と電源のマイナス側(接地)との間に設けられているが、電流センサ14をモータ駆動回路13と電源のプラス側との間に設けてもよい。
マイコン20は、モータ制御装置10に内蔵されたメモリ(図示せず)に格納されたプログラムを実行することにより、速度指令値算出部21、速度制御部22、q軸電流制御部23、d軸電流制御部24、脱調監視制御部25、dq軸/3相変換部26、3相/dq軸変換部27、角度推定部28、速度推定部29、および減算器31〜33として機能する。マイコン20は、以下に示すように、ブラシレスモータ1に供給すべき電流の量を示す指令電流値と電流センサ14からの検出電流値との偏差に基づき、モータ駆動回路13に与えるべき電圧(以下、指令電圧という)のレベルを求める。
速度指令値算出部21は、装置外部から受け取ったブラシレスモータ1の目標とすべき角速度ωに基づき、ブラシレスモータ1が回転すべき角速度(以下、角速度指令値ω* という)を算出する。減算器31は、速度指令値算出部21から受け取った角速度指令値ω* と、後述する速度推定部29から受け取った推定角速度ωk との偏差(ω* −ωk )を算出する。
速度制御部22は、減算器31から受け取った偏差(ω* −ωk )に基づく比例積分演算によって、ブラシレスモータ1に供給を指示すべきq軸電流(以下、q軸指令電流iq *という)を求める。また、図1に示されるように、ブラシレスモータ1に供給すべきブラシレスモータ1に供給を指示すべきd軸電流(以下、d軸指令電流id * という)は、ここではゼロに設定される。
減算器32は、速度制御部22から受け取ったq軸指令電流iq * と、後述する3相/dq軸変換部27によりdq座標軸に変換された電流センサ14による検出電流値のうちのq軸検出電流値iq との偏差(iq * −iq )を算出する。
q軸電流制御部23は、減算器32から受け取った偏差(iq * −iq )がゼロになるよう、当該電流偏差に対して周知の比例積分演算を行うことにより、ブラシレスモータ1に供給すべきq軸電圧(以下、q軸指令電圧vq ’という)を求める。
減算器33は、ここではゼロに設定されるd軸指令電流id * と、後述する3相/dq軸変換部27によりdq座標軸に変換された電流センサ14による検出電流値のうちのd軸検出電流値id との偏差(id * −id )を算出する。なお、d軸検出電流id はモータトルクの発生に寄与しないので一般的にはゼロになるよう制御されることが多いが、いわゆる弱め磁束制御(弱め界磁制御)が行われる場合にはd軸検出電流id を流すよう制御される。
d軸電流制御部24は、減算器32から受け取った偏差(id * −id )がゼロになるよう、当該電流偏差に対して周知の比例積分演算を行うことにより、ブラシレスモータ1に供給すべきd軸電圧(以下、d軸指令電圧vd ’という)を求める。
脱調監視制御部25は、後述する所定の2つの条件のいずれかが成立しない場合、q軸電流制御部23から受け取ったq軸指令電圧vq ’と、d軸電流制御部24から受け取ったd軸指令電圧vd ’とをq軸指令電圧vq とd軸指令電圧vd としてそのまま出力し、上記2つの条件がともに成立する場合、これらの電圧をゼロに設定して出力する。詳しくは後述する。
dq軸/3相変換部26は、q軸電流制御部23およびd軸電流制御部24で求め、脱調監視制御部25から出力されるd軸指令電圧vd とq軸指令電圧vq を3相交流座標軸上の指令電圧に変換する。より詳細には、dq軸/3相変換部26は、d軸指令電圧vd とq軸指令電圧vq に基づき、次式(1)〜(3)を用いてu相指令電圧Vu 、v相指令電圧Vv およびw相指令電圧Vw を求める。
Vu=√(2/3)×{vd×cosθ−vq×sinθ} …(1)
Vv=√(2/3)×{vd×cos(θ−2π/3)
−vq×sin(θ−2π/3)} …(2)
Vw=−Vu−Vv …(3)
なお、式(1)と(2)に含まれる角度θは、後述する角度推定部28で求めたものである。この角度θとは、図2に示すようにブラシレスモータ1に対してu軸、v軸およびw軸を設定し、ブラシレスモータ1のロータ6に対してd軸およびq軸を設定したとき、u軸とd軸のなす角度である。
Vu=√(2/3)×{vd×cosθ−vq×sinθ} …(1)
Vv=√(2/3)×{vd×cos(θ−2π/3)
−vq×sin(θ−2π/3)} …(2)
Vw=−Vu−Vv …(3)
なお、式(1)と(2)に含まれる角度θは、後述する角度推定部28で求めたものである。この角度θとは、図2に示すようにブラシレスモータ1に対してu軸、v軸およびw軸を設定し、ブラシレスモータ1のロータ6に対してd軸およびq軸を設定したとき、u軸とd軸のなす角度である。
また3相/dq軸変換部27は、電流センサ14で検出された3相交流座標軸上の検出電流値iu 、iv と角度推定部28で算出した角度θと基づき、次式(4)と(5)とを用いて、dq座標軸上のd軸検出電流id およびq軸検出電流iq を算出する。
id=√2×{iv×sinθ−iu×sin(θ−2π/3)} …(4)
iq=√2×{iv×cosθ−iu×cos(θ−2π/3)} …(5)
id=√2×{iv×sinθ−iu×sin(θ−2π/3)} …(4)
iq=√2×{iv×cosθ−iu×cos(θ−2π/3)} …(5)
角度推定部28は、3相/dq軸変換部27からのd軸検出電流id およびq軸検出電流iq と、q軸電流制御部23およびd軸電流制御部24で求められ脱調監視制御部25へ出力されるd軸指令電圧vd ’およびq軸指令電圧vq ’とを、dq座標から固定座標であるαβ座標に変換して、同期モータの(αβ座標軸上の)回路方程式に基づき、推定誘起電圧のα成分Eα およびβ成分Eβ を求め、これらの成分の比の逆正接をとることにより推定角度θk を算出する。
なお、本発明において推定角度を算出する方法は上記の方法に特に限定されず、上記座標変換にαβ座標ではなくγδ座標を用いてもよいし、また例えば拡張誘起電圧を推定する外乱オブザーバに対してdq座標軸上の電圧指令値をαβ座標(またはγδ座標)に座標変換した値および電流検出値等を入力して得られる拡張誘起電圧に基づき推定角度を求める方法や、モータの突極性を利用する方法、例えばdq座標軸上のPWMリプル電流をそれぞれ抽出しそれらの位相差から推定角度を求める方法など、周知の算出方法を広く用いることができる。
このようにマイコン20は、dq座標軸上の指令電流id * 、iq * を求める処理と、フィードバック制御によりdq座標軸上の指令電圧vd 、vq を求める処理と、指令電圧vd 、vq を3相の指令電圧Vu 、Vv 、Vw に変換する処理とを行う。3相/PWM変調器12は、マイコン20で求めた3相の指令電圧Vu 、Vv 、Vw に基づき、3種類のPWM信号を出力する。これにより、ブラシレスモータ1の3相巻線には、各相の指令電圧に応じた正弦波状の電流が流れ、ブラシレスモータ1のロータは回転する。これに伴い、ブラシレスモータ1の回転軸は、目標とすべき角速度ωに応じた速度で回転する。
次に、本実施形態の特徴的な構成要素である脱調監視制御部25の詳しい構成および動作について説明する。図3は、脱調監視制御部25の詳細な構成を示すブロック図である。この脱調監視制御部25は、第1の条件の成否を判定する電流監視部251と、第2の条件の成否を判定する電圧監視部252と、これら第1および第2の条件がともに成立する場合にモータの通電を停止する通電停止部255とを含む。
電流監視部251は、減算器33から与えられるd軸指令電流id * とd軸検出電流値id との偏差(id * −id )が所定の閾値よりも大きければ脱調の可能性があるものとして第1の条件が成立したと判定する。脱調時には通常はゼロに近いd軸電流が急速に上昇するからである。しかし、そのことだけで必ず脱調が生じているとは言えない。正常な制御動作が行われている場合であっても瞬時的に同様の状態となることも考えられるからである。このように第1の条件が成立したと判定されると、電流監視部251は、通電停止部255に第1の条件が成立したことを示す値C1を与える。
電圧監視部252は、q軸電流制御部23により求められたq軸指令電圧vq ’と、速度指令値算出部21により求められた角速度指令値ω* とに基づき、角速度指令値が大きくなるほど大きい値になるよう設定される所定の閾値をq軸指令電圧vq ’が下回る場合には脱調の可能性があるものとして第2の条件が成立したと判定する。脱調時には角速度指令値が大きい場合にもq軸指令電圧vq ’が小さくなるからである。しかし、そのことだけで必ず脱調が生じているとは言えない。そのように制御される場合もあるからである。なお、角速度指令値が大きくなるほど大きい値になるよう上記閾値が設定されるのは、通常動作時において角速度指令値が大きい場合にはq軸指令電圧vq ’も大きいため、角速度指令値が大きい場合に上記閾値が小さいと閾値をq軸指令電圧vq ’が下回るのに時間がかかり脱調検出が遅れるためである。このように第2の条件が成立したと判定されると、電圧監視部252は、通電停止部255に第2の条件が成立したことを示す値C2を与える。
電流監視部251から第1の条件が成立したことを示す値C1と、電圧監視部252により第2の条件が成立したことを示す値C2とを同時に受け取ることによってこれら2つの条件が同時に成立したと判定される場合にのみ、通電停止部255は、q軸電流制御部23により求められたq軸指令電圧vq ’と、d軸電流制御部24で求めたd軸指令電圧vd ’とをともにゼロになるよう補正し、q軸指令電圧vq ’およびd軸指令電圧vd ’として出力する。そうすれば、3相の指令電圧Vu 、Vv 、Vw もゼロとなって、ブラシレスモータ1の3相巻線には電流が流れず、ブラシレスモータ1のロータが停止する。したがって、脱調が発生したことを迅速かつ正確に判定してモータを停止させることができる。また、通電停止部255は、これら第1および第2の条件のいずれかが成立していない場合には正常な動作が行われているので、q軸電流制御部23により求められたq軸指令電圧vq ’と、d軸電流制御部24で求めたd軸指令電圧vd ’とはそのまま(ゼロに補正されることなく)出力される。なお、図3に示される2つのセレクタは上記動作を平易に説明するためのものであって通電停止部255に内包される機能である。またモータを停止させるための方法はこれに限定されるものではなく、モータと電源との接続を切断するなど、どのような方法であってもよい。
以上のように、本実施形態に係るモータ制御装置によれば、d軸指令電流id * とd軸検出電流値id との偏差(id * −id )が所定の閾値よりも大きく、かつq軸指令電圧vq ’が角速度指令値に応じて設定される所定の閾値を下回る場合には脱調が生じているものと判定するので、脱調が発生したことを簡単な条件で迅速に判定でき、かつ電流と電圧とに基づき正確に判定することができる。
なお上記実施形態では、装置外部から目標とすべきモータの回転角速度が与えられモータに流れる電流の検出値に基づくフィードバック制御が行われる構成であるが、目標とすべきモータの出力トルクが与えられフィードバック制御が行われる構成であってもよい。また、上記実施形態では、回転子の位置を検出するセンサが備えられていないセンサレス制御が行われる構成であるが、エンコーダやホール素子などにより回転子の位置を検出する構成であっても同様に適用可能である。ただし、位置センサが備えられている場合には脱調検出は比較的容易であるので、本発明はセンサレス制御が行われるモータ制御装置に対して、より好適に適用できる。また上記実施形態では、3相モータを例に説明したが、n相(nは3以上の自然数)のモータであっても本発明を同様に適用することが可能である。
<2. モータ制御装置の変形例>
上記実施形態ではモータ回転子の位置を検出するセンサを有しないセンサレス制御によるモータ制御装置を例に説明したが、例えば動作をテストするなどの目的で、モータ回転子の位置を検出するセンサであるエンコーダをこのようなセンサレスのモータの回転軸に取り付けることがある。また、エンコーダからの信号に基づき制御を行う通常の同期モータであっても、例えばテスト目的などでエンコーダを交換することもある。
上記実施形態ではモータ回転子の位置を検出するセンサを有しないセンサレス制御によるモータ制御装置を例に説明したが、例えば動作をテストするなどの目的で、モータ回転子の位置を検出するセンサであるエンコーダをこのようなセンサレスのモータの回転軸に取り付けることがある。また、エンコーダからの信号に基づき制御を行う通常の同期モータであっても、例えばテスト目的などでエンコーダを交換することもある。
このような場合、モータにエンコーダを取り付けるには次の(1)〜(4)までの手順により行うのが一般的である。すなわちまず、(1)同期モータに所定の励磁電流を流し、(2)そのことにより位置が不定のモータの回転子を所定の位置まで回転させた後その位置でロックさせ、(3)モータの固定子側の基準点(U相位置)にエンコーダの予め定められた基準点を合わせて、(4)ロック状態のモータ回転子に対して取り付けるべきエンコーダの原点が出力される位置まで当該エンコーダを回転させ、その位置でモータ回転子に対してエンコーダを固定する。このような手順でモータの回転子にエンコーダを取り付ければ、エンコーダの初期位相がモータの磁極位置と合致するので、エンコーダからの信号に基づきモータ回転子の位置を正確に判別することができる。
このように取り付けられたエンコーダからの信号に基づき同期モータを制御するモータ制御装置は、図1に示される第1の実施形態におけるモータ制御装置10から、角度推定部28の機能を省略し、この角度推定部28に代えてエンコーダからの信号(具体的にはA相、B相、Z相の各信号)に基づきロータの角度を算出する角度算出部を設け、速度推定部29に代えて角度算出部により算出されたロータの角度に基づきその角速度を算出する速度算出部を設けることにより実現することができる。また例えば、第1の実施形態におけるモータ制御装置10に対してテストの目的などでエンコーダを取り付け、このエンコーダからの信号に基づき同期モータを制御する場合には、角度推定部28および速度推定部29の機能を残しつつ、上記のロータ角度および角速度の算出機能を設け、これらの機能を適宜に切り換えることによりセンサレス制御とロータ位置を検出する制御とを容易に実現することができる。
もっとも、上記手順でエンコーダを取り付ける場合、実際に取り付けられた位置が取り付けられるべき理想的な位置とずれていると、モータ回転子の位置を正確に判別することができなくなり、その結果正常なモータ制御を行うことができなくなるという問題点が生じる。そこで、図4に示されるような処理手順で処理を行うことにより、モータ回転子の位置を正確に判別することができる。以下、図4を参照して詳述する。
図4は、本実施形態の変形例において、モータ回転子の位置を正確に判別するための初期的に行われる処理の手順を示すフローチャートである。なお、ここではこの初期的な処理を行う前に、前述した(1)〜(4)の手順によってエンコーダが既に取り付けられており、その取り付け位置が理想的な位置からずれているものとする。もっとも、後述するように、上記(1)〜(4)の手順を踏まないで理想的な位置から大きくずれた位置にエンコーダを取り付けたとしても、実際にモータの制御を行う前に図4に示す手順で初期的な処理を行うことにより、モータ回転子の位置を正確に判別することができる。
まず図4に示すステップS10において、モータ制御装置10は、磁極を定位置で安定させることによりロータを所定の位置にロックさせるため、予め定められた一定の励磁電流をモータに流す。さらにモータ制御装置10は、ロータが所定の位置にロックされるまで所定の時間待ってから、エンコーダのカウント値をリセットする。すなわちエンコーダはロータの位置に対応したパルスを含むA相、B相、Z相の各信号を出力し、モータ制御装置10はこのパルスをカウントすることによりカウント値を得る。ステップS10において、モータ制御装置10はこのカウント値をリセットする。
次にステップS20において、モータ制御装置10は、励磁電流の位相を徐々に変化させることにより磁界を1周分回転させる。この動作によって得られるエンコーダからの信号に基づき、モータ制御装置10はカウントを行いカウント値を得る。ここでエンコーダから出力されるZ相信号のパルスはロータが1回転する毎に1つ含まれるので、モータ制御装置10は、Z相のパルスが検出された時点のカウント値を所定のメモリ領域に一時的に記憶する。なお、ロータが一回転したときに得られるカウント値である総カウント値は設計上予めわかっていることが多いが、この総カウント値を実際に検出して一時的に記憶してもよい。
最後にステップS30において、モータ制御装置10は、Z相のパルスが検出された時点の(一時的に記憶された)カウント値と上記総カウント値とに基づき、ロータの取り付け位置が理想的な位置からどのくらいずれているかを示すオフセット値を算出する。このオフセット値を使用して制御を行うことにより、電源投入後には不定状態であったロータの位置を、オフセット値によって得られる初期位置(初期位相)に基づき容易に確定させることができる。
以上のように、本実施形態の変形例におけるモータ制御装置は、図4に示される手順で初期的な処理を行い上記オフセット値を算出することにより、モータ回転子の位置を正確に判別することができる。したがって、エンコーダの取り付け位置が理想的な位置からずれている場合であってもモータを正常に制御することができる。
10…モータ制御装置、13…モータ駆動回路、20…マイコン
Claims (3)
- n相(nは3以上の自然数)の同期モータを駆動するモータ制御装置であって、
前記同期モータに流れる電流を検出する電流検出手段と、
前記電流検出手段により検出されるn相の電流検出値をd軸電流検出値およびq軸電流検出値に変換するn相/dq軸変換手段と、
前記同期モータに流されるべきd軸電流の目標値と前記d軸電流検出値との偏差、および前記同期モータに流されるべきq軸電流の目標値と前記q軸電流検出値との偏差に基づき、前記同期モータの駆動のための指令電圧のレベルを示すd軸指令電圧およびq軸指令電圧を求める駆動制御手段と、
前記同期モータが脱調状態であるかを判定し、脱調状態であると判定される場合には前記同期モータを停止させる脱調監視制御手段と、
前記駆動制御手段で求めた前記指令値により示されるレベルの電圧を用いて前記同期モータを駆動するモータ駆動手段とを備え、
前記脱調監視制御手段は、前記d軸電流の目標値と前記d軸電流検出値との偏差が所定の第1の閾値を上回り、かつ前記q軸指令電圧が所定の第2の閾値を下回る場合に前記同期モータが脱調状態であると判定することを特徴とする、モータ制御装置。 - 前記d軸電流検出値および前記q軸電流検出値を含む電流値に基づき、前記同期モータにおけるロータの回転角度を推定する角度推定手段をさらに備え、
前記n相/dq軸変換手段は、前記角度推定手段により推定される回転角度に基づき変換を行うことを特徴とする、請求項1に記載のモータ制御装置。 - 前記同期モータが回転すべき回転速度の目標値と、前記同期モータの回転速度の検出値または推定値のいずれかの値との偏差に基づき、前記q軸電流の目標値を定める速度制御手段をさらに備え、
前記脱調監視制御手段は、前記回転速度の目標値が大きいほど前記第2の閾値を大きな値に設定することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のモータ制御装置。
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