JP2008302432A - 熱交換器の拡管方法 - Google Patents

熱交換器の拡管方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008302432A
JP2008302432A JP2008213681A JP2008213681A JP2008302432A JP 2008302432 A JP2008302432 A JP 2008302432A JP 2008213681 A JP2008213681 A JP 2008213681A JP 2008213681 A JP2008213681 A JP 2008213681A JP 2008302432 A JP2008302432 A JP 2008302432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fin
tube
receiver
hairpin
straight portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008213681A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4870126B2 (ja
Inventor
Shinji Nakadeguchi
真治 中出口
Shinji Nakajima
伸治 中島
Mitsuru Tanaka
満 田中
Hiroaki Takada
浩明 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2008213681A priority Critical patent/JP4870126B2/ja
Publication of JP2008302432A publication Critical patent/JP2008302432A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4870126B2 publication Critical patent/JP4870126B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

【課題】フィンカラーの座屈が発生せず均一な距離に保たれた放熱フィンで構成された熱交換器とすることができる熱交換器の拡管方法を得る。
【解決手段】各々先端にビレット5を有するマンドレル8と、マンドレル8の後端を支持するとともに、ヘアピン管直線部7aの軸方向に往復動自在に支持された往復作動体9と、往復作動体9を昇降させ、ビレット5をヘアピン管直線部7aに圧入することにより直線部7aを拡管する加圧駆動源としての加圧シリンダー10と、ヘアピン管7の湾曲部7bを支持するヘアピンレシーバー2と、複数枚重ねられた放熱フィン6aの下端部を支持するフィンレシーバー1と、フィンレシーバー1を昇降させる昇降手段としての油圧シリンダー3とを有し、油圧シリンダー3は、マンドレル8が下降し、ビレット5がヘアピン管7に挿入し始めるとフィンレシーバー1を所定の位置まで下降させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、多数枚の放熱フィンとこれに挿通された複数の管とからなる熱交換器に対して、管を拡管して多数枚の放熱フィンを一体的に固着する拡管方法に関し、特にフィンカラーが座屈して、積層方向に重なり合った放熱フィンと放熱フィンとが密着して風路を遮断してしまう不良とならないように改善された熱交換器の拡管方法に関するものである。
多数枚の放熱フィンとこの放熱フィンに挿通された複数の管とから構成された熱交換器に対して、挿通された管を拡管して複数の放熱フィンを一体的に固着する拡管装置は、従来、例えば、次のような構成を成している。
すなわち、拡管装置は、裏面側に複数の拡管用マンドレルが挿着され、シリンダー等の伸縮装置を介して昇降自在に設けられた往復作動体を有している。この拡管装置によって、拡管される熱交換器は、複数枚の放熱フィンに端部が略U字状に形成されたヘアピン管が挿通する構成であり、拡管時においては、一端側に突出したヘアピン管の端部を、下端部が嵌入可能な凹状部を有したレシーバーによって支持し、拡管装置の往復作動体に挿着された拡管用マンドレルの圧入によって複数枚の放熱フィンをヘアピン管の拡管によって一体的に固着させることが出来る(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−254644号公報(第2頁、第4図)
しかしながら従来の拡管装置では、放熱フィンの枚数を多くする場合や、フィンカラー形状が変更されてフィンカラーへ加わる荷重と縮み量との関係が変わる場合などに、フィンカラーが座屈して積層方向に重なり合った放熱フィンと放熱フィンとが密着して風路を遮断してしまう不良が発生する問題があった。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、この発明の第一の目的は、フィンカラーの大変形や放熱フィンの倒れが発生せず均一な距離に保たれた放熱フィンで構成された熱交換器を得ることができる拡管方法を得ることを目的とし、また、この発明の第二の目的は、このような不良の発生率が少ない拡管方法を安価に実現することを目的とする。
この発明に係る拡管方法は、各々先端にビレットを有するマンドレルと、マンドレルの後端を支持するとともに、略U字状のヘアピン管の直線部の軸方向に往復動自在に支持された往復作動体と、往復作動体を昇降させ、ビレットをヘアピン管の直線部に圧入することにより該直線部を拡管する加圧駆動源と、ヘアピン管の湾曲部を支持するヘアピンレシーバーと、ヘアピン管の前記湾曲部側に配設され複数枚重ねられた放熱フィンの端部を支持するフィンレシーバーと、フィンレシーバーをヘアピン管直線部の軸方向に昇降させる昇降手段と、を有する拡管装置を用い、周縁部にフィンカラーが立設されてなる貫通穴を有し複数枚積層された放熱フィンと該放熱フィンの積層方向に該貫通穴に挿通された前記略U字状のヘアピン管を有する熱交換器に対して、該ヘアピン管の直線部を拡管して該フィンカラーに圧接することにより、該複数枚の放熱フィンを一体的に固着する熱交換器の拡管方法であって、マンドレルをヘアピン管の直線部の軸方向に下降させてビレットをヘアピン管直線部に圧入することにより該直線部を拡管する工程において、フィンレシーバーの下降量が拡管の進行によるフィンカラーの累積縮み量より大きくなるように昇降手段により該フィンレシーバーを下降させる。
このような構成の拡管方法は、周縁部にフィンカラーが立設されてなる貫通穴を有し複数枚積層された放熱フィンを有し、これらの放熱フィンの積層方向に貫通穴に挿通された略U字状のヘアピン管を有する熱交換器に対して、ヘアピン管の直線部を拡管してフィンカラーに圧接することにより、複数枚の放熱フィンを一体的に固着するものであり、各々先端にビレットを有するマンドレルと、マンドレルの後端を支持するとともに、ヘアピン管直線部の軸方向に往復動自在に支持された往復作動体としての往復プレートと、この往復プレートを昇降させ、ビレットをヘアピン管直線部に圧入することにより直線部を拡管する加圧駆動源としての加圧シリンダーと、ヘアピン管の湾曲部を支持するヘアピンレシーバーと、ヘアピン管の湾曲部側に配設され複数枚重ねられた放熱フィンの端部を支持するフィンレシーバーと、フィンレシーバーをヘアピン管直線部の軸方向に昇降させる昇降手段としての油圧シリンダーとを有し、油圧シリンダーは、マンドレルが下降し、ビレットがヘアピン管に挿入し始めるとフィンレシーバーを所定の位置まで下降させる。ビレットが下降し始めるとフィンレシーバーが下降するので、拡管の進行方向へ蓄積され増加するフィンカラーへの圧縮荷重が軽減される。このためフィンカラーの大変形や放熱フィンの倒れが発生せず均一な距離に保たれた放熱フィンで構成された熱交換器を得ることができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の拡管装置の全体構成を示す正面図である。図1において、拡管装置100内に、熱交換器6が載置されている。熱交換器6は、例えば、空気調和器などに放熱フィンチューブ熱交換器として用いられるものである。熱交換器6は、図1の上下方向に多数枚積層された放熱フィン6aと、この放熱フィン6aに積層方向に挿通する複数のヘアピン管7とから構成されている。ヘアピン管7は略U字状に曲げて作製され、平行に延びる2本の直線部7aとその端部間を連結する湾曲部7bとからなる。複数のヘアピン管7は、積層された放熱フィン6aに一側から挿通され、直線部7aが放熱フィン6aを貫通し、湾曲部7bは側端から突出している。放熱フィン6aの主面には、ヘアピン管7を貫通させる穴が形成され、穴の周縁部にはバーリングなどの方法により、断面略J字状のフィンカラーが立設されている。フィンカラーは、放熱フィン6aを積層した際に放熱フィン6aの間隔を一定に保つ働きをしている。
拡管装置100は、熱交換器6のヘアピン管7を拡管して積層された複数の放熱フィン6aを一体的に固着させる。拡管装置100は、ヘアピン管7の直線部7aに挿入される複数の拡管用マンドレル8を有している。マンドレル8は、細長棒状を成し先端には拡管後のヘアピン管7の内径と同じ外径を有するビレット5が取り付けられている。マンドレル8の後端は、往復作動体としての往復プレート9に固定されている。往復プレート9は、拡管装置100の枠体100aに放熱フィン6aの積層方向(ヘアピン管7の直線部7aの軸方向)に上下動可能に案内支持されている。そして、往復プレート9は、加圧駆動源としての加圧シリンダー10と連結されている。加圧シリンダー10は、往復プレート9を上下動させて、ビレット5を上下方向に移動させ、ヘアピン管7の直線部7aに圧入する。加圧シリンダー10の移動方向における位置を検出する位置検出センサ11が、拡管装置100の側部に設けられている。位置検出センサ11は、制御装置15と電気的に接続され、位置検出センサ11の出力信号は制御装置15に伝達される。
拡管装置100の下部に、フィンレシーバー1とヘアピンレシーバー2が設けられている。熱交換器6は、このフィンレシーバー1とヘアピンレシーバー2の上に載置される。ヘアピンレシーバー2は、U字状のヘアピン管7の湾曲部7bが嵌合するU字溝を有し、ヘアピン管7のみを支持する。一方、フィンレシーバー1は、主面にヘアピン管7が貫通する貫通穴が穿孔され、積層された放熱フィン6aの重力方向荷重を支える。
フィンレシーバー1の両端部は、それぞれ油圧シリンダー3によって支持されている。ヘアピンレシーバー2と油圧シリンダー3は、レシーバー台4上に固定されている。油圧シリンダー3には、油圧を供給する油圧駆動源13が接続されている。また、油圧シリンダー3と油圧駆動源13との間には、油圧シリンダー3に供給する油量を調整する流量調整弁14が設けられている。流量調整弁14は、制御装置15に電気的に接続されている。制御装置15は、上述の位置検出センサ11の出力信号に基づいて、流量調整弁14の開閉度合いを調整する。
次に、このように構成された拡管装置100による拡管動作について説明する。
まず、多数枚積層された放熱フィン6aをフィンレシーバー1上に載置し、湾曲部7bをヘアピンレシーバー1に嵌合させて、熱交換器6が拡管装置100にセットされる。
ついで、加圧シリンダー10が駆動し、往復プレート9が下降すると、ヘアピン管7の上方端部にビレット5が挿入されて拡管が開始される。ビレット5がさらに下降して放熱フィン6a群に到達すると、油圧駆動源13は、油圧シリンダー3内の圧力を下げフィンレシーバー1を下降させる。ビレット5は、ヘアピン管7の上端部から挿入され直線部7aの内径を押し広げながら下降し、積層されたフィンカラー6bとヘアピン管7とが密着する。ヘアピン管7の湾曲部7b近傍の拡管終了点にビレット5が下降するまでに、フィンレシーバー1は下降が完了している。ビレット5は、ヘアピン管7の湾曲部7bに差し掛かる直前の拡管終了点で停止した後、上昇し拡管作業が終了する。拡管終了後、往復プレート9が上昇し、マンドレル8およびビレット5がヘアピン管7から抜け、それに連動してフィンレシーバー1が初期位置に復帰する。
次に、隣接した放熱フィン6aが座屈して風路を遮断してしまう不良について説明する。図2は拡管動作におけるフィンカラー6bの変形挙動を模式的に示す断面図であり、図2の(a)は未拡管状態を示し、図2の(b)は拡管状態を示している。拡管を開始するとヘアピン管7の直線部7aの外周面がフィンカラー6bの内周面を径方向外側に押し広げ、フィンカラー6bは積層方向に伸びるように変形する。これと同時にヘアピン管7は軸方向に縮む。伸びたフィンカラー6bと縮んだヘアピン管7により、拡管前のフィンカラー6bが圧縮して縮められる。
ここで、拡管前の放熱フィン6aの積層方向のピッチ(放熱フィンピッチ)をf、放熱フィン6aの枚数をN、拡管済みの放熱フィンピッチをf、その枚数をN、未拡管のフィンカラー6bを押し縮めた量をε、拡管で生じるフィンカラー6bの伸び率をα、無負荷時の拡管の伸び率をα、管の縮み率をβ、i番目に拡管された放熱フィン6aの荷重で押し縮められた距離をη、とすると、拡管途中のビレット位置における未拡管のフィンカラー6bの縮み量は次式のようになることが本出願人らの実験からわかった。
Figure 2008302432
拡管した放熱フィン6aの枚数と拡管前のフィンカラー6bの縮み率の関係は上式に基づいて図3のようになる。すなわち、拡管が進行するとフィンカラー6bの縮み量は累積され、熱交換器6の下方の放熱フィンピッチは小さくなる。
ついで、単一のフィンカラー6bに圧縮荷重を加えて試験的に求めたフィンカラー6bへの荷重と縮み率の関係を図4に示す。図4から、フィンカラー6bの元の長さからA%縮むと座屈し破壊に至ることが解る。そして、フィンカラー6bが座屈に至る縮み率(A%)は10〜30%であった。
図3に示した放熱フィン6aの拡管枚数とフィンカラー6bの縮み率の関係から、フィンカラーの縮み率がA%となる拡管枚数n枚でフィンカラー6bの座屈が生じる。
このように、フィンカラー6bの縮み量が所定の縮み量を越えると(もしくはフィンカラーの座屈荷重を超えると)、フィンカラー6bが大変形する。その結果、フィンカラー6bが座屈して、風路を遮断してしまう不良となる。この時、フィンカラー6bの縮み量が大きくなるとフィンカラー6bの変形が放熱フィン6a側へ移行し、隣接する放熱フィン6a同士が密着する。このため、実際には、n枚より少ない枚数で熱交換器の6の不良が発生する。
ここで、拡管枚数をN枚としたときのフィンカラー6bの累積縮み量は、例えば図5に示すように増加する。そして、最後のN枚まで拡管を進行させるとフィンカラー6bの累積縮み量はaとなる。この実施の形態1では、図6に示されるように、拡管開始から速やかに下降量zまで下降し、その後下降量zを維持するようにフィンレシーバー1の下降モードを設定している。図6において、縦軸はフィンレシーバー1の下降量を示し、横軸は拡管した放熱フィン6aの枚数を示す。図中実線は拡管の進行過程でのフィンレシーバー1の下降量を示す。なお、フィンレシーバー1の下降量zは、フィンカラーの累積縮み量aより大きく設定している。
このように、フィンレシーバー1の下降量zをフィンカラーの累積縮み量aより大きく設定することで、フィンカラー6bに加わる圧縮荷重が開放され、拡管の進行方向へ蓄積され増加するフィンカラー6bへの圧縮荷重を軽減することができる。このように設定することで、拡管開始から終了までフィンカラー6bが過大に縮むことがなく、即ちフィンカラー6bの縮み率がA%(10〜30%)を超えることがなく、フィンカラー6bの破壊や放熱フィン6aの倒れなどの不良を軽減することができる。
このような構成の拡管装置は、周縁部にフィンカラー6bが立設されてなる貫通穴を有し複数枚積層された放熱フィン6aを有し、これらの放熱フィン6aの積層方向に貫通穴に挿通された略U字状のヘアピン管7を有する熱交換器6に対して、ヘアピン管7の直線部7aを拡管してフィンカラー6bに圧接することにより、複数の放熱フィン6aを一体的に固定するものであり、各々先端にビレット5を有するマンドレル8と、マンドレル8の後端を支持するとともに、ヘアピン管直線部7aの軸方向に往復動自在に支持された往復作動体としての往復プレート9と、この往復プレート9を昇降させ、ビレット5をヘアピン管直線部7aに圧入することにより直線部7aを拡管する加圧駆動源としての加圧シリンダー10と、ヘアピン管7の湾曲部7bを支持するヘアピンレシーバー2と、複数枚重ねられた放熱フィン6aの下端部を支持するフィンレシーバー1と、フィンレシーバー1をヘアピン管直線部7aの軸方向に昇降させる昇降手段としての油圧シリンダー3とを有し、油圧シリンダー3は、マンドレル8が下降し、ビレット5がヘアピン管7に挿入し始めるとフィンレシーバー1を所定の位置まで下降させる。ビレット5が下降し始めるとフィンレシーバー1が下降するので、拡管の進行方向へ蓄積され増加するフィンカラー6bへの圧縮荷重が軽減される。このためフィンカラー6bの大変形や放熱フィン6aの倒れが発生せず均一な距離に保たれた放熱フィン6aで構成された熱交換器6を得ることができる。
そして、昇降手段が、フィンレシーバー1とレシーバー台4との間に設けられた油圧シリンダー3であるので、フィンレシーバー1の下降を確実に制御することができ、フィンカラー6bの大変形や放熱フィン6aの倒れをより確実に防止することができ、信頼性が向上する。
なお、上記実施の形態1では、拡管開始から速やかに下降量zまで下降し、その後下降量zを維持するようにフィンレシーバー1の下降モードを設定するものとしているが、図7に示すように、拡管枚数N枚となる時点で下降量zとなるように拡管開始から一定速度で下降するようにフィンレシーバー1の下降モードを設定してもよい。この場合においても、拡管枚数N枚におけるフィンレシーバー1の下降量zがフィンカラーの累積縮み量aより大きくなり、かつ、各拡管枚数におけるフィンレシーバー1の下降量が各拡管枚数におけるフィンカラーの累積縮み量より大きくなる。そこで、フィンカラー6bに加わる圧縮荷重が開放され、フィンカラー6bの縮み率がA%(10〜30%)を超えることがなく、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2のフィンレシーバー1の下降のさせ方を示す関係図である。縦軸はフィンレシーバー1の下降量を示し、横軸は拡管した放熱フィン6aの枚数を示す。図中実線は拡管の進行過程でのフィンレシーバー1の下降量を示している。
この実施の形態2においては、図8に示されるように、拡管初期であるX点まで一定速度で下降し、拡管中間期Y点までは初期より速度を上げて下降する。そして、拡管進行の後期では初期に比べて累積縮み量の増分比率が大きくなる傾向があるためY点からZ点まではさらに速度を上げた状態で下降する。このように設定されたフィンレシーバー1の下降モードは、各拡管枚数におけるフィンレシーバー1の下降量が図5に示される各拡管枚数におけるフィンカラーの累積縮み量より大きくなっている。
この実施の形態2では、油圧駆動源13が駆動され、拡管動作が行われる。そして、制御装置15が予め図8に示されるように設定されたフィンレシーバー1の下降モードおよび位置検出センサ11の出力信号に基づいて流量調整弁14の開閉度合いを制御する。そして、拡管終了後、往復プレート9を上昇させ、マンドレル8およびビレット5がヘアピン管7から抜け、それに連動してフィンレシーバー1が初期位置に復帰する。なお、本実施の形態では。フィンレシーバー1の昇降手段として油圧シリンダー3を用いているが、空圧シリンダーやサーボモーターを用いても良い。
このように、この実施の形態2では、拡管の進行にともない累積されるフィンカラー6bの縮み量に応じてフィンレシーバー1を下降させているので、拡管中に下方へ放熱フィン6aがずれ落ちてヘアピン管7に引掛かる不具合を低減することができる。
ここで、この実施の形態2におけるフィンレシーバー1の下降モードの設定方法について図9を参照しつつ説明する。図9は拡管装置100においてフィンレシーバー1に荷重計を設置し、ビレットの下降距離に応じてフィンに負荷される荷重を測定した結果を示す図である。なお、図9では、ヘアピン管として外径7.2mm、肉厚0.3mmの銅管を用い、フィンカラーを2×12(24穴)の行列状に配置した放熱フィンをフィンピッチ0.3mmで積層して構成される熱交換器を拡管装置100に配置し、銅管の拡管を行ったものである。そして、図9中実線はフィンレシーバー1を図8に示される下降モードに基づいて下降させた本願の実施例を示し、点線はフィンレシーバー1を下降させない比較例を示している。また、各フィンカラーの破壊荷重が3Kgfであることから、各放熱フィンにおける全フィンカラーの破壊荷重は72Kgf(=3Kgf×24)である。
比較例においては、フィンレシーバー1にかかる荷重は、拡管開始から急激に上昇し、拡管枚数が約20枚から150枚程度まで約20Kgfで一定となり、拡管枚数が約150枚(点X’)を過ぎると急激に上昇し、拡管枚数が約250枚から約570枚までなだらかに上昇し、さらに拡管枚数が約570枚(点Y’)を過ぎると急激に上昇するモードとなった。そして、拡管枚数が約600枚を過ぎると、フィンレシーバー1にかかる荷重はフィンカラーの破壊荷重72Kgfを超えていた。
本願の実施例では、比較例に対して、拡管枚数が約250枚以上の領域でフィンレシーバー1にかかる荷重が約50Kgfで安定している結果が得られた。この実施例では、図8に示されるフィンレシーバー1の下降モードの点Xおよび点Yを図9における点X’および点Y’に一致させるようにしている。
このことから、比較例において、図9における点X’近傍での荷重の急激な上昇を、フィンレシーバー1の下降量を増加させることで緩和できることがわかる。また、図9における点Y’近傍での荷重の急激な上昇を、フィンレシーバー1の下降量を増加させることで緩和でき、フィンカラーの破壊荷重を超えないようにできることがわかる。
このように、この実施の形態2によれば、拡管枚数が増えても、フィンカラーの大変形や放熱フィンの倒れが発生せず、均一な距離に保たれた放熱フィンで構成された熱交換器を高歩留まりで安価に製造できるという効果が得られる。特に、この実施の形態2は、拡管枚数が200枚を超える熱交換器の拡管に適用すれば、著しい効果が得られる。
従って、フィンレシーバー1を下降させないで熱交換器の拡管動作における拡管枚数とフィンレシーバー1にかかる荷重との関係を予め測定しておき、フィンレシーバー1にかかる荷重が急激に上昇する拡管枚数の時点でフィンレシーバー1を下降させる下降モードを設定すればよい。この時、フィンレシーバー1にかかる荷重がフィンカラーの破壊荷重の60〜90%となるようにフィンレシーバー1の下降量を設定することが望ましい。つまり、フィンレシーバー1にかかる荷重がフィンカラーの破壊荷重の90%を超えると、フィンカラー6bの座屈を発生させる可能性があり、フィンレシーバー1にかかる荷重がフィンカラー6bの破壊荷重の60%未満となると、フィンカラー6bの変形量が少なく、放熱フィン6aとヘアピン管7とが十分な接合強度を得られなくなる。
また、このフィンレシーバー1の下降モードによりフィンレシーバー1を下降させても、フィンカラー6bの縮み率はA%(10〜30%)を超えることがなく、フィンカラー6bの座屈の発生を防止することができる。
なお、上記実施の形態2では、X点まで(拡管初期)は一定速度で下降し、X点からY点まで(拡管中間期)は初期より速度を上げて下降し、さらにY点からZ点まで(拡管進行の後期)はさらに速度を上げた状態で下降するようにフィンレシーバー1の下降モードを設定しているが、図10に示されるように、拡管初期、拡管中間期および拡管進行の後期の三段階の下降量をとるようなステップ状のフィンレシーバー1の下降モードを設定してもよい。この場合においても、拡管動作における急激な荷重の上昇がフィンレシーバー1の下降により緩和され、かつ、各拡管枚数におけるフィンレシーバー1の下降量が各拡管枚数におけるフィンカラーの累積縮み量より大きくなるので、上記実施の形態2と同様の効果が得られる。
また、上記実施の形態2では、フィンレシーバー1の下降速度を3段階に変えるものとしているが、フィンレシーバー1の下降速度は4段階以上に変えるようにしてもよい。この場合、フィンレシーバー1の下降モードは、図5に示される拡管枚数に対するフィンカラー6bの累積縮み量の変化曲線に沿ったものとなる。そこで、フィンレシーバー1の下降量がフィンカラー6bの累積縮み量より過度に大きくならず、放熱フィン6aが拡管中に下方にずれ落ちてヘアピン管7に引掛かる不具合を確実に回避することができる。
実施の形態3.
図11はこの発明の実施の形態3の拡管装置の要部の構成を示す正面図である。本実施の形態においては、フィンレシーバー1の両端部は、ガイドポスト17を貫通させた弾性体によって支持されている。弾性体は、例えば縮設されたコイルバネ18を使用する。マンドレル8を下降させると、ヘアピン管7の上方端部にビレット5が挿入されて拡管が開始される。ビレット5がさらに下降して放熱フィン6a群に到達すると、拡管前のフィンカラー6bに圧縮荷重が蓄積され始める。圧縮荷重はフィンレシーバー1からコイルバネ18に伝わりガイドポスト17に沿ってコイルバネ18を縮める力に使われるので、拡管前のフィンカラー6bに蓄積される圧縮荷重が軽減される。拡管終了後、マンドレル8を上昇させ、ビレット5がヘアピン管7から抜けると、弾性体18の圧縮荷重が開放されフィンレシーバー1は上昇して初期の位置に復帰する。
このような構成の拡管装置においては、昇降手段が、フィンレシーバー1とレシーバー台4との間に設けられた弾性体としてのコイルバネ18であるので、フィンレシーバー1の昇降手段の構成を簡素化することができ、安価な設備とすることができる。
実施の形態4.
図12はこの発明の実施の形態4の拡管装置の要部の構成を示す正面図である。本実施の形態においては、実施の形態3のコイルバネ18に代わって、弾性体として、樹脂筒状部材20が配設されている。樹脂筒状部材20は、例えばゴムやウレタンなどを発泡させて筒状に成型して作製され、圧縮荷重が加わった際に気泡が潰れて変形量が大きくなるようにされている。
このような構成の拡管装置においては、昇降手段が、フィンレシーバー1とレシーバー台4との間に設けられた弾性体としての樹脂筒状部材20であるので、フィンレシーバー1の昇降手段の構成をさらに簡素化することができ、さらに安価な設備とすることができる。
実施の形態5.
図13はこの発明の実施の形態5の拡管装置の要部の構成を示す正面図である。本実施の形態においては、ヘアピンレシーバー2とレシーバー台4との間に2枚の絶縁板22に上下方向に挟まれた振動手段としての振動子23が配設されている。振動子23には、図示しない電圧印加手段が電気的に接続されている。
拡管開始から拡管終了までの間、振動子23は上下方向から電圧を連続または間欠的に印加されて、ヘアピンレシーバー2を上下方向(積層方向)に振動させる。具体的には、例えば60Hzの周波数の振動を振動子23で発生させてヘアピン管7に伝えることで、ヘアピン管7とフィンカラー6bの見かけの摩擦抵抗を低減する。
こうすることにより、拡管を開始してフィンレシーバー1を下降させたとき、拡管前の放熱フィン6aはヘアピン管7に係わることなく、下方に円滑に移動する。さらに、ビレット5とヘアピン管7の摩擦抵抗も低減されるため良好な拡管性能を得ることができる。また、振動子23に印加する電圧の方向を横方向にすることで、ヘアピン管7に横方向(積層方向に対して直交する方向)の振動を伝えることも可能である。
このような構成の拡管装置においては、ヘアピンレシーバー2を振動させる振動手段をさらに有する。そして、ヘアピン管7に微小振動を伝えることでヘアピン管7の外周面とフィンカラー6bの内周面との間の摺動抵抗を軽減することができ、放熱フィン6aを下方に円滑に移動させることができるので、局所的な圧縮荷重の集中によるフィンカラー6bの大変形や放熱フィン6aの倒れを防止することができ、放熱フィン6aが均一な距離に保たれた熱交換器6を得ることができる。
実施の形態6.
図14はこの発明の実施の形態6の拡管装置の要部の構成を示す正面図である。本実施の形態においては、実施の形態5の振動子23に代わって、振動手段としての超音波振動子25が配設されている。
拡管開始から拡管終了までの間、超音波振動子25は上下方向から電圧を連続または間欠的に印加されて、ヘアピンレシーバー2を上下方向に微小振動させる。具体的には、例えば60Hzの周波数の振動を超音波振動子25で発生させてヘアピン管7に伝えることで、ヘアピン管7とフィンカラー6bの見かけの摩擦係数は約1/10に減少する。
このような構成とすることで、拡管を開始してフィンレシーバー1を下降させたとき、拡管前の放熱フィン6aはヘアピン管7に係わることなく、さらに円滑に移動する。また、ビレット5とヘアピン管7の摩擦抵抗もさらに低減される良好な拡管性能を得ることができる。また、超音波振動子25に印加する電圧の方向を横方向にすることで、ヘアピン管7に横方向の微小振動を伝えることもできる。
内面に形成した螺旋溝が外表面に浮き出ることで表面粗さが大きくなった高性能伝熱管を用いると、ヘアピン管7の表面の摩擦抵抗が大きくなる。これに対して、本実施の形態においては、振動の周波数を高くすることでフィンカラー6bとの摩擦抵抗をさらに低減でき、放熱フィン6aを下方に円滑に移動させることができる。このため局所的な圧縮荷重の集中によるフィンカラー6bの大変形や放熱フィン6aの倒れを防止し、放熱フィン6aが均一な距離に保たれた熱交換器6を得ることができる。
尚、上記実施の形態に於いて、熱交換器6の拡管装置100は、所謂、縦型拡管装置を用いたが、必ずしも縦型拡管装置に限定されるものではなく、横型拡管装置であってもよく、要は熱交換器6を構成する多数の放熱フィン6aに挿通されたヘアピン管7の一端側より拡管用のマンドレル8を圧入可能で、しかもヘアピン管7の湾曲部7b側に、湾曲部7bを支持するヘアピンレシーバー2と、複数枚重ねられた放熱フィン6aの下端部を支持するフィンレシーバー1とを有する拡管装置であれば、本願発明が適用可能であることは言うまでもない。
この発明の実施の形態1の拡管装置の全体構成を示す正面図である。 拡管動作におけるフィンカラーの変形挙動を模式的に示す断面図である。 拡管した放熱フィンの枚数と拡管前のフィンカラーの縮み率の関係を示す関係図である。 フィンカラーに圧縮荷重を加えて試験的に求めたフィンカラーへの荷重と縮み率の関係を示す関係図である。 拡管枚数をN枚としたときのフィンカラーの累積縮み量を示す関係図である。 この発明の実施の形態1の拡管装置におけるフィンレシーバーの下降モードを示す図である。 この発明の実施の形態1の拡管装置におけるフィンレシーバーの下降モードの実施態様を示す図である。 この発明の実施の形態2の拡管装置におけるフィンレシーバーの下降モードを示す図である。 この発明の実施の形態2の拡管装置における拡管枚数とフィンレシーバー1にかかる荷重との関係を示す図である。 この発明の実施の形態2の拡管装置におけるフィンレシーバーの下降モードの実施態様を示す図である。 この発明の実施の形態3の拡管装置の要部の構成を示す正面図である。 この発明の実施の形態4の拡管装置の要部の構成を示す正面図である。 この発明の実施の形態5の拡管装置の要部の構成を示す正面図である。 この発明の実施の形態6の拡管装置の要部の構成を示す正面図である。
符号の説明
1 フィンレシーバー、2 ヘアピンレシーバー、3 油圧シリンダー(昇降手段)、4 レシーバー台、5 ビレット、6 熱交換器、6a 放熱フィン、6b フィンカラー、7 ヘアピン管、7a 直線部、7b 湾曲部、8 マンドレル、9 往復プレート(往復作動体)、10 加圧シリンダー(加圧駆動源)、11 位置検出センサ、13 油圧駆動源、14 流量調整弁、15 制御装置、17 ガイドポスト、18 コイルバネ(弾性体/昇降手段)、20 樹脂筒状部材(弾性体/昇降手段)、22 絶縁板、23 振動子(振動手段)、25 超音波振動子(振動手段)。

Claims (4)

  1. 各々先端にビレットを有するマンドレルと、
    前記マンドレルの後端を支持するとともに、略U字状のヘアピン管の直線部の軸方向に往復動自在に支持された往復作動体と、
    前記往復作動体を昇降させ、前記ビレットを前記ヘアピン管の直線部に圧入することにより該直線部を拡管する加圧駆動源と、
    前記ヘアピン管の湾曲部を支持するヘアピンレシーバーと、
    前記ヘアピン管の前記湾曲部側に配設され複数枚重ねられた前記放熱フィンの端部を支持するフィンレシーバーと、
    前記フィンレシーバーを前記ヘアピン管直線部の軸方向に昇降させる昇降手段と、
    を有する拡管装置を用い、周縁部にフィンカラーが立設されてなる貫通穴を有し複数枚積層された放熱フィンと該放熱フィンの積層方向に該貫通穴に挿通された前記略U字状のヘアピン管を有する熱交換器に対して、該ヘアピン管の直線部を拡管して該フィンカラーに圧接することにより、該複数枚の放熱フィンを一体的に固着する熱交換器の拡管方法であって、
    前記マンドレルを前記ヘアピン管の直線部の軸方向に下降させて前記ビレットを前記ヘアピン管直線部に圧入することにより該直線部を拡管する工程において、上記フィンレシーバーの下降量が拡管の進行による前記フィンカラーの累積縮み量より大きくなるように前記昇降手段により該フィンレシーバーを下降させることを特徴とする熱交換器の拡管方法。
  2. 前記マンドレルを前記ヘアピン管の直線部の軸方向に下降させて前記ビレットを前記ヘアピン管直線部に圧入することにより該直線部を拡管する工程において、
    前記ビレットが最上位置の前記放熱フィンに到達すると、最下位置の前記放熱フィンの位置の前記直線部を拡管した時点での前記フィンカラーの総累積縮み量より大きな下降量まで上記フィンレシーバーを下降させ、その後該フィンレシーバーの下降量を維持することを特徴とする請求項1記載の熱交換器の拡管方法。
  3. 前記マンドレルを前記ヘアピン管の直線部の軸方向に下降させて前記ビレットを前記ヘアピン管直線部に圧入することにより該直線部を拡管する工程において、
    上記フィンレシーバーの下降速度がステップ状に大きくなるように該フィンレシーバーを下降させることを特徴とする請求項1記載の熱交換器の拡管方法。
  4. 前記マンドレルを前記ヘアピン管の直線部の軸方向に下降させて前記ビレットを前記ヘアピン管直線部に圧入することにより該直線部を拡管する工程において、
    上記フィンレシーバーの下降量がステップ状に大きくなるように該フィンレシーバーを下降させることを特徴とする請求項1記載の熱交換器の拡管方法。
JP2008213681A 2003-02-20 2008-08-22 熱交換器の拡管方法 Expired - Fee Related JP4870126B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008213681A JP4870126B2 (ja) 2003-02-20 2008-08-22 熱交換器の拡管方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003042925 2003-02-20
JP2003042925 2003-02-20
JP2008213681A JP4870126B2 (ja) 2003-02-20 2008-08-22 熱交換器の拡管方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004013447A Division JP4297794B2 (ja) 2003-02-20 2004-01-21 熱交換器の拡管装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008302432A true JP2008302432A (ja) 2008-12-18
JP4870126B2 JP4870126B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=40231596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008213681A Expired - Fee Related JP4870126B2 (ja) 2003-02-20 2008-08-22 熱交換器の拡管方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4870126B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010214404A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器の製造方法及びその熱交換器を用いた空気調和機
CN102527811A (zh) * 2012-02-08 2012-07-04 中山市微华机电科技有限公司 一种换热器的加工方法
KR101215561B1 (ko) 2012-08-20 2012-12-26 (주)영신엔지니어링 확관 장치
CN103861971A (zh) * 2014-02-28 2014-06-18 宁波德业科技集团有限公司 热交换器生产方法
CN110802179A (zh) * 2019-10-16 2020-02-18 武汉泰诺福伦机械有限公司 空调冷凝用变径管多段扩孔一体成型机

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102304094B1 (ko) * 2021-02-15 2021-09-23 주식회사 다스코 열교환기 튜브의 수직형 확관장치
KR102456741B1 (ko) * 2021-06-16 2022-10-20 대성코리아(주) 차량용 동력전달축 제조시스템

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010214404A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器の製造方法及びその熱交換器を用いた空気調和機
CN102527811A (zh) * 2012-02-08 2012-07-04 中山市微华机电科技有限公司 一种换热器的加工方法
KR101215561B1 (ko) 2012-08-20 2012-12-26 (주)영신엔지니어링 확관 장치
CN103861971A (zh) * 2014-02-28 2014-06-18 宁波德业科技集团有限公司 热交换器生产方法
CN103861971B (zh) * 2014-02-28 2015-11-18 宁波德业科技集团有限公司 热交换器生产方法
CN110802179A (zh) * 2019-10-16 2020-02-18 武汉泰诺福伦机械有限公司 空调冷凝用变径管多段扩孔一体成型机

Also Published As

Publication number Publication date
JP4870126B2 (ja) 2012-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4297794B2 (ja) 熱交換器の拡管装置
JP4870126B2 (ja) 熱交換器の拡管方法
US8656749B2 (en) Tube expanding method for heat exchanger tubes and tube expanding apparatus for heat exchanger tubes
JP2006305621A (ja) プレス金型及び板金加工方法
JP3408121B2 (ja) 金属管への螺旋条形成用の成形型
CN101862793A (zh) 扩管装置
JP4974525B2 (ja) フィン構造体のプレス成形方法およびそのプレス成形装置
CN100406835C (zh) 热交换器的制造方法
US8474292B2 (en) Straightening a tube on an expander
JP4057297B2 (ja) ベローズ及びその製造方法
CN106061641B (zh) 级进模具装置用的背压装置和具有该背压装置的级进模具装置
JPH0999334A (ja) 拡管装置及び拡管方法
JP3306323B2 (ja) 折り込み、再膨脹した熱交換器用管およびその集合体
US5238058A (en) Spiral flighted double walled heat exchanger
JP4363814B2 (ja) 筒状部材内に緩衝部材を介して柱体を保持する装置の製造方法
JP2010247199A (ja) プレス製ワークの部分増肉方法及びその増肉装置
JP2009186090A (ja) 熱交換器及びその製造方法
JP2007500820A (ja) 触媒コンバータを製造する方法及び装置
JP5641702B2 (ja) 鋼管の拡管成形方法および拡管成形装置
JPH09192761A (ja) 拡管方法およびその装置
JP4631345B2 (ja) 拡管装置
JP4225287B2 (ja) 拡管装置および熱交換器の製造方法
KR950027357A (ko) 로드 지지 장치를 구비한 튜브 익스팬더
JP7418004B2 (ja) 棒体整列装置
CN117102376B (zh) 一种用于铝型材电子散热器加工的冲孔模具

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110524

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110715

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees