JP4974525B2 - フィン構造体のプレス成形方法およびそのプレス成形装置 - Google Patents

フィン構造体のプレス成形方法およびそのプレス成形装置 Download PDF

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Description

本発明は、薄肉金属製板材によって形成される折板材からなるフィン構造体のプレス成形方法並びに該フィン構造体のプレス成形装置に係り、詳しくは例えば複数の偏平伝熱管を組込んだ多管式熱交換器型EGRガス冷却装置等において、上記偏平伝熱管に内装され、該伝熱管内を通流する流体に乱流や渦流を生起させ、該流体からの伝熱性能を向上させるためのフィン構造体として、好適に用いられる断面形状が略矩形の波型であって、長手方向に所定のピッチ間隔を以ってうねりが形成された湾曲曲面を有する、金属薄板製の溝付き折板材からなるフィン構造体のプレス成形方法とそのプレス成形装置に関する。
従来、この種の薄板波型溝付き折板材からなり、比較的に溝が浅い構造のフィン構造体の成形方法として、ロール加工方法がある。この方法は、一般的に金属製薄板材からなるワークに対して、上下交互に複数の山面と谷面が設けられた一対ないしは複数のロールにより、ワークを同時にまたは中央部より徐々に成形して断面形状が略矩形の波型を形成し、いわゆるチャンネル形状の折板材からなるフィン構造体を成形する方法であり、具体的には、図6に示すように円周面に仕上がり寸法に応じた山部40−1と谷部40−2とを交互に、かつ所定本数形成した第1成形用ローラ31と、該第1成形用ローラ31の山部40−1および谷部40−2に嵌合可能に対応して、その円周面に所定本数の山部41−1と谷部41−2とを交互に、かつ所定本数形成した第2成形用ローラ32とによって基本的に構成されるプレス成形装置30を用い、上記第1、第2成形用ローラ31、32の回転に伴って、両者間を強制移動する金属製薄板材34からなるワークを押圧することにより、長手方向に交互に複数の山面35−1と谷面35−2とが形成された、断面形状が略矩形の波型を有するチャンネル形状の折板材35を得る方法である(例えば、特許文献1参照)。
特許第3405997号公報(第1〜7頁、図1〜12)
しかしながら、上記したロール加工方法によるフィン構造体の成形方法においては、ロール加工されてチャンネル形状の折板材となる成形前の被加工部材(金属薄板)が上下のローラ間を引き抜く力(または押し出す力)とロールの駆動力とのバランスによりチャンネル形状の折板材に成形されるため、被加工部材の内側と外側に生じる圧縮と引張りによる応力に起因する歪みや曲がりを修正するのに、上下のローラ間を引き抜く力(または押し出す力)とロールの駆動力のバランスを常にコントロールする制御が必要であること、また、チャンネル形状の折板材の種類に応じて専用の多段ローラを作製する必要があること、さらには成形溝数を多くする場合や該溝の深さを深くする必要がある場合には、多段ロールにより中央部より順次段階を追って矩形に近付けていかなければ成形が困難であり、コストアップを余儀なくされること、等の問題があった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、従来のロールによる成形方法に替えて、上下一対の凹凸金型によるプレス成形方法とその成形装置を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するため、プレス成形装置に3種の波型ブレードと、同じく3種の型溝を装着するという独自の手法に加え、素材である金属製薄板に対して1工程3作動の成形加工を順次に、かつ繰り返して施すことにより、断面形状が略矩形の波型を有すると共に、長手方向に3次元的に湾曲曲面を有する折板材からなるフィン構造体を、一連の操作によって容易に得ることができるプレス成形方法とその成形装置を提供するものであり、その要旨は、断面形状が略矩形の波形であり、長手方向に所定のピッチ幅を以ってうねりが形成された湾曲曲面を有する、金属薄板製折板材からなるフィン構造体のプレス成形方法において、プレス成形装置の雄雌一対の金型における雄である上型として第1波型ブレード、第2波型ブレードおよび第3波型ブレードを、対応する雌である下型として第1型溝、第2型溝および第3型溝をそれぞれ装着し、送り機構を介して順送りされる金属製薄板からなる素材に対して、上記第1、第2、第3波型ブレードと、第1、第2、第3型溝によるプレス成形を行うことを特徴とするものである。
また、本発明によるフィン構造体のプレス成形方法は、前記1工程3作動によるプレス成形における第1作動が、上記第1波形ブレードと第1型溝の嵌合による、素材に対する引き込み奥角3−1cにおける予備成形角R1の加工と、略S字形状曲面加工の予備成形であり、第2作動が第2波型ブレードと第2型溝の嵌合による、前記予備成形角R1に対する中間仕上げ角R2の加工と、前記略S字形状曲面加工に対する予備成形角R1の加工であり、第3作動が第3波型ブレードと第3型溝の嵌合による、前記中間仕上げ角R2と予備成形角R1に対する仕上げ角R3の加工であり、それぞれ1工程毎に素材が順送りされて成形加工が施されることを特徴とするものである。
さらに、本発明によるフィン構造体のプレス成形方法は、前記第1波型ブレードによる第1型溝内への素材の引き込み長さL1は、第1型溝の引き込み奥角3−1cから曲げ開始点A3−1dまでの長さに相当し、第2型溝の凹部角3−2aから凸部角3−2dまでの長さL、並びに第3型溝における3−3aから3−3dまでの最終仕上がり溝角稜長さLとの比が、L=L1であることを特徴とするものである。
本発明によるフィン構造体のプレス成形方法はまた、前記第1波型ブレードと第1型溝とによる予備成形において、引き込み奥角3−1cにおける予備成形角R1、第2波型ブレードと第2型溝による予備成形角R1並びに中間仕上げ角R2に対する、第3波型ブレードと第3型溝とによって形成される仕上がり角R3との比が、R1>R2>R3であることを特徴とするものである。
本発明によるフィン構造体のプレス成形方法はさらに、前記断面形状が略矩形の金属薄板製折板材における波形の波幅Hが3〜5mm、波の高さDが2〜7mmであり、該波幅Hに対する波の高さDの比が、D/H=0.5〜1.7の範囲であり、長手方向に形成されるうねりのピッチPは最小10mmが可能で、該うねりの幅Wは、前記波幅Hに対してW≧H×1.0であることを特徴とするものである。
また、本発明によるフィン構造体のプレス成形方法において、前記金属製薄板からなる素材がSUS304、SUS304L、SUS316、SUS316L等のオーステナイト系ステンレススチールからなり、その板厚が0.05〜0.3mmであることを好ましい態様とするものである。
本発明によるフィン構造体のプレス成形装置によれば、プレス成形装置の雄雌一対の金型における雄である上型として第1波型ブレード、第2波型ブレードおよび第3波型ブレードを、対応する雌である下型として第1型溝、第2型溝および第3型溝がそれぞれ装着され、送り機構を介して順送りする金属薄板製の素材に対して、上記第1、第2、第3波型ブレードと、第1、第2、第3型溝によるプレス成形を、1工程3作動により順次にかつ繰返して行うことにより、断面形状が略矩形の波形であり、長手方向に所定のピッチ幅を以ってうねりが形成された湾曲曲面を有する、金属薄板製折板材からなるフィン構造体に、成形加工することを特徴的構成要件とするフィン構造体のプレス成形装置を要旨とするものである。
また、本発明によるフィン構造体のプレス成形装置は、前記1工程3作動によるプレス成形における第1作動が、上記第1波形ブレードと第1型溝の嵌合による、素材に対する引き込み奥角3−1cにおける予備成形角R1の加工と、略S字形状曲面加工の予備成形であり、第2作動が第2波型ブレードと第2型溝の嵌合による、前記予備成形角R1に対する中間仕上げ角R2の加工と、前記略S字形状曲面加工に対する予備成形角R1の加工であり、第3作動が第3波型ブレードと第3型溝の嵌合による、前記予備成形角R1と中間仕上げ角R2に対する仕上げ角R3の加工であり、それぞれ1工程毎に素材が順送りされて成形加工が施されることを特徴とするものである。
さらに、本発明によるフィン構造体のプレス成形装置は、前記第1波型ブレードによる第1型溝内への素材の引き込み長さL1は、第1型溝の引き込み奥角3−1cから曲げ開始点3−1dまでの長さに相当し、第2型溝の凹部角3−2aから凸部角3−2dまでの長さL、並びに第3型溝における凹部角3−3aから凸部角3−3dまでの最終仕上がり溝角稜長さLとの比が、L=L1であることを特徴とするものである。
本発明によるフィン構造体のプレス成形装置はまた、前記第1波型ブレードと第1型溝とによる予備成形において、引き込み奥角3−1cにおける予備成形角R1、第2波型ブレードと第2型溝による予備成形角R1並びに中間仕上げ角R2に対する、第3波型ブレードと第3型溝とによって形成される仕上がり角R3との比が、R1>R2>R3であって、それぞれR1≧4R3(ただし、R3が2mm以下の場合)、R2≧2R3であることを特徴とするものである。
本発明によるフィン構造体のプレス成形装置はさらに、前記断面形状が略矩形の折板材における波形の波幅Hが3〜5mm、波の高さDが2〜7mmであり、該波幅Hに対する波の高さDの比が、D/H=0.5〜1.7の範囲であり、長手方向に形成されるうねりのピッチPは最小10mmが可能で、該うねりの幅Wは、前記波幅Hに対してW≧H×1.0であることを特徴とするものである。
本発明に係る上記フィン構造体のプレス成形方法によれば、断面形状が略矩形の波型であって、長手方向に所定のピッチ幅を以ってうねりが形成された湾曲曲面を有する、金属薄板製折板材からなるフィン構造体を1工程のダイストロークで、容易にかつ優れた精度を以って製造することができる。より具体的には素材としての例えば、その板厚が0.05mm以上で0.3mm未満の金属性薄板材にプレス成形を順次にかつ繰返して施すことにより、断面形状が略矩形の波型が複数本形成され、同時に長手方向に所定のピッチ幅を以って、複数のうねりが形成されたチャンネル構造の折板材が形成され、該折板材には座屈現象は勿論のこと、皺やへこみ等の変形が殆ど見られ無い、円滑な曲面形状が得られるため、特段の仕上げ工程などを要さず、そのままEGRガス冷却装置などに内装されるフィン構造体として提供することができる。即ち本発明によるフィン構造体のプレス成形方法によれば、従来一般的に実施されてきた2段階工法、具体的には被加工部材である薄肉金属製板材に対するロール加工などによるチャンネル構造の折板材の形成と、得られた折板材の直線状中空部分への曲げ加工とを省略し、断面形状が略矩形の波型とによるプレス成形と、長手方向の曲げ加工とによって完了するものであり、省略される工程によってその製造コストを大幅に削減することができる。また、本発明によるフィン構造体のプレス成形方法によれば、断面形状が略矩形の波型と長手方向のうねりとが同時に形成されるが、その波幅Hに対する波の高さDの比を、D/H=0.5〜1.7とし、長手方向のうねりの幅Wは、該波幅Hに対してW≧H×1.0とすることを可能としたが、かかる加工手段は従来の技術水準のおいては通常不可能とされてきたものであり、このことによりフィン構造体としての優れた性能が期待できる。
一方、本発明によるフィン構造体のプレス成形装置は、雄雌一対の上下の金型に雄である上型として第1、第2、第3波型ブレードよりなるブレード型と、対応する雌である下型として第1、第2、第3型溝を有する溝型とを装着し、別体もしくは一体として設けられる送り機構を介して導入される金属製薄板からなる素材に対し、第1組のブレードによる予備成形、第2組のブレードによる中間仕上げ成形、第3組のブレードによる仕上げ成形が実施され、その後それぞれの上型が下型を離れて上昇すると、成形素材は下型から離脱して1ステップ前の下型へ順送りして装入され、前記と同様の成形加工が繰返される構造となっている。本発明における上記3組の金型は、予め成形されるフィン構造体の設計上の寸法、形状に合わせて形成されることは勿論であるが、波型の数については素材の全幅と成形動作を調整することによって、容易に変更することが可能である。従って従来のロール成形のようにその都度上下のロールを装着しなおすという必要はなくなる。このように本発明によるフィン構造体のプレス成形装置によれば、極めて簡略な構造であるにも拘らず、薄肉金属製板材を素材とする折板材のプレス成形を容易とし、併せて曲げ方向に対して縦の平面を有するそれらの折板材においても、圧縮や引張り応力によってもたらされる歪が起因となる座屈現象や皺、へこみ等の変形が殆ど見られない、平滑な曲面形状を有する仕上がり面が、極めて簡略な操作によって得られるために、例えばEGRガス冷却装置等に内装されるコルゲート状のプレートフィンなどとして、好適に採用することができるフィン構造体を、精度良くかつ安価に提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付した図面に基づいて更に詳細に説明する。
図1は本発明に係る一実施例によってプレス成形されたフィン構造体の斜視図、図2は本発明における一実施例によるフィン構造体のプレス成形方法を説明するための要部側面図であり、(a)は上型であるブレード型が同時に下降を開始した第1ステップの状態を示し、(b)は第2、第3波型ブレードが第2第3型溝に嵌合着底した第1ステップの状態を示し、(c)は第3波型ブレードが第3型溝に嵌合した第1ステップの状態を示すそれぞれ要部側面図、図3は上記実施例における第1〜第3ステップが完了した状態を詳細かつ模式的に示す要部拡大側面図、図4は本発明に係るプレス成形装置と金属製薄板からなる素材の状態を模式的に示す要部側面図、図5は本発明に係るプレス成形装置に装着される一実施例による第1〜第3ステップ間の下型である溝型と素材が成形されていく過程を示す要部斜視図である。
本発明に係るフィン構造体は、その一例を図1に示すごとく、山面5−1および谷面5−2が連続して成形された断面形状が略矩形の波型を有しかつ長手方向に3次元的に湾曲曲面5−3を有する薄板金属製折板材からなる。図1中、Hは波幅、Dは波の高さ、Wは長手方向に形成されるうねりの幅、Pはうねりのピッチである。
本発明に係るプレス成形装置は、図2〜図4に示すように、上型であるブレード型2として第1波型ブレード2−1、第2波型ブレード2−2、第3波型ブレード2−3と、下型である溝型3として、第1型溝3−1、第2型溝3−2、第3型溝3−3を備え、下型としては予めフィン構造体の上記設計上の仕上がり寸法に応じて同一幅wの3種類の型溝3−1、3−2、3−3が形成された金型が、それぞれ雄である上型の波型ブレード2−1、2−2、2−3に対応して型溝を有した溝型3を構成し、プレス成形装置1に一体として固定されている。
上記の上型および下型において、上型の第1波型ブレード2−1と下型の第1型溝3−1は、送り機構(図示を省略)によって導入された素材4に対し、第1作動による予備的な成形を実施するものであり、第1波型ブレード2−1の素材入側壁面は、図2、図4に示すように、分岐点2−1aを境に上側が垂直の壁面2−1c、分岐点2−1aから下面までが緩やかな凸状の曲面2−1dとなし、第1型溝3−1は図3に拡大して示すように曲げ開始点3−1dから分岐点3−1aまでが前記第1波型ブレード2−1の凸状の曲面2−1bと対応する緩やかな凸状の曲面3−1e、分岐点3−1aから底面までが垂直の壁面3−1fとなし、上型と下型が重なると凸状の曲面2−1d、3−1eとで略S字曲面が形成されるように構成され、さらに第1型溝3−1の奥側の壁面と底面が交わる部分は、当初の素材4の先端が引き込まれる引き込み奥角3−1cとなり、同様ゆるやかな曲面としての予備成形角R1が形成されるように構成されている。また、隣接する第2型溝3−2は、前記第1型溝3−1における第1作動によって予備成形された素材4に対し、第2作動による中間仕上げ成形を行うものであり、両側の壁面と底面とが交わる部分のうち手前側の角3−2bにおいては、前記第1作動で緩やかに略S字曲面に予備成形されたR1部分に対してやや緩やかな曲面としての予備成形角R2を形成し、奥側の角3−2aにおいては前記第1作動で予備成形角R3を施された部分を保持し、さらに隣接する第3型溝3−3においては、本発明による1工程3作動の最終仕上げ成形を行うものであり、両側の壁面と底面とが交わる部分であるそれぞれの角3−3aおよび3−3bには、それぞれ設計上の仕上がり角に応じた曲面としてのR3が形成されるようになっている。ここで本発明における上記最終仕上がり角R3を、効率的にかつ精度良く成形加工する上で、仕上がり角R3に対する予備成形角R1もしくは中間仕上げ角R2の関係が、R1>2〜5×R2であることが好ましい。
前記の各型溝の断面形状は上記の通りであるが、長手方向にも所定のうねり幅Wとピッチ幅Pとを以ってうねりが形成されるが、その全長並びに前記うねり幅Wおよびピッチ幅Pは、設計上の寸法形状に応じてそれぞれ同一に形成される。
上記の各波型ブレードは、実質的に各型溝の寸法形状に対応して形成されることは言うまでもないが、第2型溝3−2および第3型溝3−3に対応する、第2波型ブレード2−2および第3波型ブレード2−3は、本実施例においては一体として形成され、予備成形用の第1波型ブレード2−1のみが独自に昇降可能に設けられている。このような構造のプレス成形装置1において、側面から送り込まれた上記素材4は、当初その先端部を第1型溝3−1の奥側壁面を越える位置にまで導入セットされ、同時に図2(a)に示すように第1、第2、第3波型ブレード2−1、2−2、2−3が下降を開始し、図2(b)に示すように先ず第2、第3波型ブレード2−2、2−3が、第2、第3型溝3−2、3−3に嵌合して着底し、次いで第1波型ブレード2−1が素材4を押圧しながら下降して、図2(c)に示すように第1型溝3−1内に嵌合して着底することにより第1工程の第1作動が完了する。この第1作動により図3に示すように素材4に対する引き込み奥角3−1cに対する緩やかな曲面R1と、曲げ開始点3−1dから底面までの略S字形状の予備成形が施されるが、この際、第1型溝3−1の分岐点3−1aから底面までの間には、図3に示すような空隙3−1bが形成され、また、前記引き込み奥角3−1cから曲げ開始点3−1dまでの略S字形の距離L1は、第2作動における中間仕上げ角3−2aを基点として、曲げの終点3−2dまでの中間仕上がり角Lと、第3作動における最終仕上げ角3−3aを基点として、曲げの終点3−3dまでの最終仕上がり角稜距離Lとほぼ等しいことが、素材4の引き込みをスムースに行うためと、各作動における成形加工に際して素材4に対する負担を軽減しながら修正加工を施す上で望ましい。
第1作動終了と同時に全ての波型ブレードは一端上昇して、型溝を離れるが、同時に送り機構(図示を省略)が作動して素材4を型溝から離脱させ、緩やかな曲面R1と略S字形状に予備成形された素材4が、第2型溝3−2に嵌め込まれるようにして順送りされ、次いで全ての波型ブレードが下降し、先ず第2、第3波型ブレード2−2、2−3が対応する第2、第3型溝3−2、3−3に嵌合着底して、第2波型ブレード2−2と第2型溝3−2による中間仕上げ加工が実施され、遅れて下降した第1波型ブレード2−1が第1型溝3−1内への素材4の引き込みと、上記と同様の予備成形を実施して第2作動が完了する。第2作動完了後再び全ての波型ブレードが上昇して、素材4がそれぞれ次の型溝に順送りされ、第3型溝3−3に送り込まれてセットされた素材4に対し、第3波型ブレード2−3による仕上げの成形加工が施される第3作動完了までの、1工程3作動の操作が繰返されることにより、一つのプレス成形装置による波型のフィン構造体が、効率良くかつ高い精度を以ってプレス成形される。
上記フィン構造体のプレス成形方法を、図5に示す工程説明図に基づいてステップごとに段階的に説明すると、(a)は工程開始を表す第1作動第1ステップ1−(1)であり、金属製薄板からなる素材4の先端部は、送り機構(図示せず)によって第2型溝3−2の手前側壁面上にまで導入セットされ、(b)においては第1作動の第2ステップ1−(2)が示され、第1型溝3−1内での緩やかな曲面R1と略S字形状などの予備成形が行われて第1作動が完了し、(c)では第2作動の第1ステップ2−(1)に入り、予備成形された素材4が第2型溝3−2に導入され、同時に第1型溝3−1上には未加工の素材4が供給されるが、(d)の第2作動第2ステップ2−(2)においては、第2型溝3−2内への第2波型ブレード2−2の嵌合着底による、第2作動の中間仕上げ成形、即ち予備成形角R1に対する中間成形角R2の形成と、略S字形状曲面に対する予備成形角R1の形成とが優先して実施され、次いで第1波型ブレード2−1による第1作動の第2ステップ、即ち素材4の引き込みと予備成形が繰返され、(e)の第3作動第1ステップ3−(1)においては、中間仕上げ成形された素材4が第3型溝3−3に、予備成形された素材4は第2型溝3−2へそれぞれ導入され、同時に第1型溝3−1上には未加工の素材4が供給され、(f)の第3作動第2ステップ3−(2)において、第2、第3波型ブレード2−2、2−3が優先的に下降して、第3型溝3−3内においては第3作動の仕上げ成形が、第2型溝3−2内では第2作動の中間仕上げ成形が繰返され、その後第1波型ブレード2−1が下降して、素材4の引き込みと第1型溝3−1内での前記予備成形を繰り返すことにより、1工程3作動による1連の操作が実施される。
フィン構造体の薄板金属製素材4として、板厚0.1mmのSUS316オーステナイト系ステンレススチール製の薄板を採用し、上記図1〜図4に示す本発明のプレス成形装置により、図1に示すような山面5−1および谷面5−2がそれぞれ4個成形された折板を成形して、1工程3作動によるプレス成形を実施して波幅Hが4mm、波の高さDが5mm、長手方向に形成されるうねりの幅Wが6.5mm、うねりのピッチPが25mmの波型のフィン構造体をプレス成形した。その結果、本実施例により得られたフィン構造体は、プレス成形中において最も忌避される座屈現象は全く発生せず、断面形状略矩形の波型における折り曲げ部分などは円滑な曲面が維持され、長手方向に形成されるうねりの状態も、殆ど修正加工を必要としない程度に平滑な仕上がり面が形成されており、そのままの状態で本発明の目的であるでコルゲート状のプレートフィンとして十分に使用可能であることが確認された。
波型フィンの長手方向に形成されるうねりのピッチが15mmなるように設計変更し、それに応じて上下の金型を取り替えた以外は実施例1と同一のプレス成形装置を使用し、実施例1と同一の金属製薄板からなる素材4を用いて、実質的に実施例1と同様の1工程3作動によるプレス成形を実施した。プレス成形加工終了後の得られた折板材は、座屈や皺などの圧縮変形は殆ど観察されず、修正加工を全く要さずに所期の目的であるフィン構造体として提供し得ることが確認された。
[比較例1]
実施例1と同一のプレス成形装置並びに同一の素材4を用意し、該素材4の先端部が第3型溝3−3上を越える位置にまで導入して、第1、第2、第3波型ブレード2−1、2−2、2−3を同時に下降させ、それぞれ対応する型溝内に嵌合着底せしめて、1工程1作動によるプレス成形を実施した。その結果、第1型溝3−1と第1波型ブレード2−1における予備成形を除き、第2型溝3−2と第2波型ブレード2−2における中間成形においても、多数の皺や座屈が発生し、第3型溝3−3と第3波型ブレード2−3における仕上げ成形においては、皺や座屈に加えて複数の断裂が見られ、所期の目的であるフィン構造体とするためには、殆ど修正不可能な状態であることが確認された。
上記実施例並びに比較例からも明らかなように、本発明におけるフィン構造体のプレス成形方法は、一つのプレス成形装置による1工程3作動の操作を、順次にかつ繰返して実施することにより、所期の目的を達成することが可能となるものであり、しかも従来は多段的な加工手順を経ずには殆ど不可能とされてきた、長手方向のうねりのピッチを最小で10mmまでを可能としている。なお、本発明における金属素材として、上記実施例においてはSUS316オーステナイト系ステンレススチールの板材を採用しているが、これ以外のステンレススチール、例えばSUS304、SUS304L、SUS316L等のオーステナイト系ステンレススチールが好ましく採用し得ることは勿論、同等の機械的強度を有し、耐熱性や耐食性並びに一定の加工性を有するものであれば、その他の金属製素材であっても差し支えは無い。本発明における金属性素材の板厚は0.05〜0.3mmと規定されるが、板厚が0.05mm未満の場合にはフィン構造体としての強度に不安があり、0.3mmを超えると加工性に問題が生ずると同時に、伝熱管等に内装された場合に相対的に重量が増えて、装置の軽量化という課題に適合できなくなる。
本発明による上記プレス成形において、1工程3作動の操作を1山づつ順次に実施しているが、例えば、第1波型ブレードと第1型溝とを2列づつ配置するなど、予め装着する金型をそれぞれ複数づつ配置して、順次にかつ繰返して1工程3作動の操作を多段的に実施することも可能である。
上記各実施例によって詳述したように、本発明に係るフィン構造体のプレス成形方法およびプレス成形装置によれば、一つのプレス成形装置を用いた1工程3作動という極めて簡略な一連の操作によって、金属性薄板を素材とする断面形状が略矩形の波型であり、長手方向に所定のピッチ幅を以って複数のうねりを有すると共に、円滑な曲げ加工面を有する薄肉折板材からなるフィン構造体を得ることができる。得られた該フィン構造体は、例えばEGRガス冷却装置に内装されるコルゲート状のプレートフィンを初め、様々な用途のフィン構造体として比較的低価格で提供することが可能となり、当該の技術分野において幅広い用途が期待される。
本発明係る一実施例によってプレス成形されたフィン構造体の斜視図である。 本発明における一実施例によるフィン構造体のプレス成形方法を説明するための要部側面図であり、(a)は上型が同時に下降を開始した第1ステップの状態を示し、(b)は第2、第3波型ブレードが第2第3型溝に嵌合着底した第1ステップの状態を示し、(c)は第3波型ブレードが第3型溝に嵌合した第1ステップの状態を示すそれぞれ要部側面図である。 上記実施例における第1〜第3ステップが完了した状態を詳細かつ模式的に示す要部拡大側面図である。 本発明に係るプレス成形装置と金属製薄板からなる素材の状態を模式的に示す要部側面図である。 本発明に係るプレス成形装置に装着される一実施例による第1〜第3ステップ間の、下型と素材が成形される過程を示す要部斜視図である。 従来の折板材のプレス成形装置およびプレス成形方法を示す要部斜視図である。
符号の説明
1 プレス成形装置
1−1 スプリング
1−2、1−3、1−4 ボルト
2 ブレード型
2−1 第1波型ブレード
2−2 第2波型ブレード
2−3 第3波型ブレード
3 溝型
3−1 第1型溝
2−1a、3−1a 分岐点
2−1c、3−1f 垂直壁面
2−1d、3−1e 曲面
3−1b 空隙
3−1c 引き込み奥角
3−1d 曲げ開始点
3−2 第2型溝
3−2b 中間仕上げ角R2
3−2d 曲げ加工終点
3−3 第3型溝
3−3a 仕上げ角R3
3−3b 仕上げ角R3
4 素材
5 波型フィン
5−1 山面
5−2 谷面

Claims (3)

  1. プレス成形装置の雄雌一対の金型における雄である上型として第1波型ブレード、第2波型ブレードおよび第3波型ブレードを、対応する雌である下型として第1型溝、第2型溝および第3型溝がそれぞれ装着され、送り機構を介して順送りする金属薄板製の素材に対して、上記第1、第2、第3波型ブレードと、第1、第2、第3型溝によるプレス成形を、1工程3作動により順次にかつ繰返して行うことにより、断面形状が略矩形の波形であり、長手方向に所定のピッチ幅を以ってうねりが形成された湾曲曲面を有する、金属薄板製折板材からなるフィン構造体に、成形加工する装置であって、前記1工程3作動によるプレス成形における第1作動が、上記第1波形ブレードと第1型溝の嵌合による、素材に対する引き込み奥角3−1cにおける予備成形角R1の加工と、略S字形状曲面加工の予備成形であり、第2作動が第2波型ブレードと第2型溝の嵌合による、前記予備成形角R1に対する中間仕上げ角R2の加工と、前記略S字形状曲面加工に対する予備成形角R1の加工であり、第3作動が第3波型ブレードと第3型溝の嵌合による、前記予備成形角R1と中間仕上げ角R2に対する仕上げ角R3の加工であり、それぞれ1工程毎に素材が順送りされて成形加工が施される仕組みとなし、前記第1波型ブレードによる第1型溝内への素材の引き込み長さL1は、第1型溝の引き込み奥角3−1cから曲げ開始点3−1dまでの長さに相当し、第2型溝の凹部角3−2aから凸部角3−2dまでの長さL、並びに第3型溝における凹部角3−3aから凸部角3−3dまでの最終仕上がり溝角稜長さLとの比が、L=L1であることを特徴とするフィン構造体のプレス成形装置。
  2. 前記第1波型ブレードと第1型溝とによる予備成形において、引き込み奥角3−1cにおける予備成形角R1、第2波型ブレードと第2型溝による予備成形角R1並びに中間仕上げ角R2に対する、第3波型ブレードと第3型溝とによって形成される仕上がり角R3との比が、R1>R2>R3であって、それぞれR1≧4R3(ただし、R3が2mm以下の場合)、R2≧2R3であることを特徴とする請求項1に記載のフィン構造体のプレス成形装置。
  3. 前記断面形状が略矩形の折板材における波形の波幅Hが3〜5mm、波の高さDが2〜7mmであり、該波幅Hに対する波の高さDの比が、D/H=0.5〜1.7の範囲であり、長手方向に形成されるうねりのピッチPは最小10mmが可能で、該うねりの幅Wは、前記波幅Hに対してW≧H×1.0であることを特徴とする請求項1または2に記載のフィン構造体のプレス成形装置。
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