JP2008300863A - 磁気抵抗ラム - Google Patents

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勲 佑 桂
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Abstract

【課題】ワードラインとP−Nダイオードとの間にMTJ(Magnetic Tunnel Junction)を結合して2つ以上のデータを記憶させ、構造が簡単でセルサイズが小さい磁気抵抗ラム(MRAM)用セルを具現する。
【解決手段】 半導体基板にドーピングされたN+領域と、前記N+領域のライン上にドーピングされたP型の不純物領域でなるP−Nダイオード、前記P型の不純物領域の上に積層されたバリヤー導電層、前記バリヤー導電層の上部に積層されたMTJ(Magnetic Tunnel Junction)、及び前記MTJの上部に積層されたワードライン、を備えるMRAMセルを含み、前記ワードラインに印加される電圧の大きさに従って前記MTJに流れる電流を制御し、前記MRAMセルにデータを書き込み、読み出すことを特徴とする
【選択図】 図3

Description

本発明は磁気抵抗ラム(Magnetoresistive RandomAccess Memory:以下、MRAMと記す)に係り、特に、ワードラインとP−Nダイオードとの間にMTJ(Magnetic Tunnel Junction:以下、MTJと記す)を備え、少なくとも2つ以上のデータを記憶するメモリセル等がNAND型に直列連結されてデータを読み出す/書き込む磁気抵抗ラムに関する。
大部分の半導体メモリ製造会社等は、次世代記憶素子の1つとして強磁性体物質を利用したMRAMを開発している。MRAMは、磁気物質の薄膜に磁気分極(Magnetic Polarization)状態を貯蔵する形態のメモリであり、ビットライン電流とワードライン電流の組合せにより生成された磁場によって磁気分極状態を変更、又は感知することにより書込み/読出し動作が行われる。
このようなMRAMは、一般にGMR(Giant Magneto Resistance)、MTJ(Magnetic Tunnel Junction)等の多くの種類のセルで構成されている。すなわち、MRAMはスピンが電子の伝達現象に至大なる影響を及ぼすという原理に基づき発生する巨大磁気抵抗(GMR)現象や、スピン偏極磁気透過現象を利用してメモリ素子を具現する。
先ず、巨大磁気抵抗(GMR)現象を利用したMRAMは、非磁性層を間に置いた2つの磁性層でのスピン方向が異なる場合、スピン方向が同じ場合より抵抗が大きく異なるという原理を利用して具現される。そして、スピン偏極磁気透過現象を利用したMRAMは、絶縁層を間に置いた2つの磁性層でスピン方向が同じ場合、スピン方向が異なる場合より電流透過が遥かによく発生するという原理を利用して具現される。
このような従来のMRAMは、図1に示されているように、1つのスイッチング素子Tと1つのMTJを備えて1T+1MTJの構造を有する。ここで、MTJは図2(a)及び図2(b)と同じ構造を有する。
具体的に、MTJは固定強磁性層(Fixed magnetic layer)4、トンネル接合層(Tunnel junction layer)3及び可変強磁性層(Free magnetic layer)2が積層され構成されている。ここで、可変強磁性層2と固定強磁性層4は大凡NiFeCo/CoFeで構成され、トンネル接合層3はAlで構成されている。そして、可変強磁性層2と固定強磁性層4は互いに異なる厚さを有する。このような厚さの差により固定強磁性層4は、強い磁場でのみ磁気分極状態が変化し、可変強磁性層2は弱い磁場でも磁気分極状態が変化する。
図2(a)は、可変強磁性層2と固定強磁性層4の磁化方向が同じ状態を示す図である。このような場合、センシング電流が大きい。その反面、図2bは可変強磁性層2と固定強磁性層4の磁化方向が逆の場合を示す図である。このような場合、センシング電流が小さい。ここで、可変強磁性層2は外部磁場により磁化極性の方向が変化し、この可変強磁性層2の磁化極性の方向に従い“0”又は“1”の情報が記憶される。したがって、書込み時には固定強磁性層4は磁気分極状態が変化せず、可変強磁性層2のみ磁気分極状態が変化する。
具体的に、MRAMセルは図1に示されているように、複数のワードラインWL1〜WL4と複数のビットラインBL1、BL2及びこれらにより選択されるセル1を備えている。さらに、複数のビットラインBL1、BL2と各々連結されるセンスアンプSA1、SA2を備えている。
このような構造を有する従来のMRAMセルは、ワードラインWL4選択信号によりセル1が選択され、スイッチング素子Tを介してMTJに一定の電圧が印加されると、MTJの極性に従いビットラインBL2に流れるセンシング電流が変化する。したがって、このセンシング電流をセンスアンプSA2により増幅することにより、データを読み出すことができるようになる。
しかし、前述したように作動する従来のMRAMは、1つのセルが1T+1MTJの構造を有するためセルの構造が複雑である。すなわち、1つのセルがトランジスタTとMTJを別に備えるためセルの構造が複雑であり、これを具現するための工程が難しい。さらに、従来のMRAMセルはその構造的な問題点により、セルサイズの面においても不利であるという問題点がある。
ISSCC(IEEE国際固体回路会議、2000年2月)論文要旨集、第128頁〜第129頁 ISSCC(IEEE国際固体回路会議、2000年2月)論文要旨集、第130頁〜第131頁
そこで本発明の目的は上記種々の問題を解決するため、ワードラインとP−Nダイオードとの間にMTJを結合して2つ以上のデータを記憶させ、構造が簡単でセルサイズが小さいMRAM用セルを具現することにある。
上記の技術的課題を解決するためになされた本発明による磁気抵抗ラム(MRAM)は、半導体基板にドーピングされたN+領域と前記N+領域のライン上にドーピングされたP型の不純物領域でなるP−Nダイオード、前記P型の不純物領域の上に積層されたバリヤー導電層、前記バリヤー導電層の上部に積層されたMTJ(Magnetic Tunnel Junction)、及び前記MTJの上部に積層されたワードライン、を備えるMRAMセルを含み前記ワードラインに印加される電圧の大きさに従って前記MTJに流れる電流を制御し、前記MRAMセルにデータを書き込み、読み出すことを特徴とする。
前述のように、本発明はMRAMセルを簡単な構造に構成することができるので、そのセルアレイとMRAMの構造が改善されるに伴いそのための工程を改善することができる。
なお、本発明により改善された構造はMRAMのセルサイズを縮小してセンシングマージンを改善するという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明の望ましい実施形態を説明する。
図3(a)及び図3(b)のMRAMセルは、P−Nダイオード素子のP型の不純物領域33の上にMTJ15を積層した構造である。
その構造を見ると、本発明に係るMRAMセルは半導体基板31にN+領域32をドーピングし、N+領域32のライン上にP型の不純物領域33をドーピングしてP−Nダイオードを形成する。そして、P型の不純物領域33の上にはバリヤー(Barrier)導電層20が積層される。バリヤー導電層20の上には固定強磁性層13、トンネル接合層12及び可変強磁性層11でなるMTJ15が積層され、MTJ15の上にワードライン10が形成されている。
図4(a)及び図4(b)は、MRAMセル構造の他の実施の形態である。
その構造を見ると、本発明に係るMRAMセルは半導体基板31上に酸化膜32が蒸着され、酸化膜32上に蒸着されたN型のポリシリコン33のライン上にP型の不純物領域34をドーピングしてP−Nダイオードを形成する。そして、P型の不純物領域34の上にはバリヤー導電層20が積層される。バリヤー導電層20の上には固定強磁性層13、トンネル接合層12及び可変強磁性層11からなるMTJ15が積層され、MTJ15の上にワードライン10が形成されている。
このような構成を有するMRAMセルの動作過程を見ると、次の通りである。
MRAMセルは、MTJ15の可変強磁性層11の磁化方向に従いロジック“1”又はロジック“0”のデータを書き込む。図3(a)及び図4(a)は、ロジック“1”を記憶する磁化状態を例示した図である。図3(b)及び図4(b)は、ロジック“0”を記憶する磁化状態を例示した図である。
先ず、MRAMセルの書込み動作は、P−Nダイオードに一定のトリガー電圧が印加された状態で、書込み電流を生成するために、一定のレベルの電圧がワードライン10を介して印加されることにより行われる。このとき、ワードライン10に印加される電圧レベルに従いMTJ15の可変強磁性層11の磁化方向が決められる。すなわち、MRAMセルにはワードライン10に供給される電流の量に従い、各々ロジック“1”又はロジック“0”が書込まれる。
また、MRAMセルの読出し動作は、MTJ15の可変強磁性層11の磁化方向に従い変化する電流の量をセンシングすることにより行われる。具体的に、ワードライン10とP−Nダイオードとの間に流れる電流I1の量に従いMTJ15の磁化方向が変化し、それに従いMRAMセルでセンシングされる電流の量が変化する。
すなわち、ワードライン10に一定のトリガー電圧が印加され、P−Nダイオードに一定のセンシング電圧が印加されると、MTJ15にトンネリング電流I1が流れる。このとき、固定強磁性層13と可変強磁性層11の磁化極性方向が図3(a)及び図4(a)のように同一であれば、センシング電流が大きい。その反面、固定強磁性層13と可変強磁性層11の磁化方向が図3(b)及び図4(b)のように逆であれば、センシング電流が小さい。したがって、MRAMセルに流れるセンシング電流の量の多少を感知して可変強磁性層11の磁化方向を感知し、MRAMセルに貯蔵された情報がセンシングされる。
一方、図5はワードラインWLの電圧に従い電流の大きさが変化することを示すグラフである。
ワードライン10に一定のトリガー電圧が印加された状態で、MTJ15に流れる電流が大きければロジック“1”のデータが書き込まれたものであり、電流が小さければロジック“0”のデータが書き込まれたものである。したがって、MTJ15に流れる電流I1の量に従ってMTJ15の磁化方向が決められ、MRAMセルにデータを書き込む。さらに、センシングされる電流の量に従い、ビットラインに貯蔵しようとするデータを伝達できることになる。
したがって、本発明はワードライン10とP−Nダイオードとの間にMTJ15を構成し、MTJ15に流れる電流を制御して2つ以上のデータをMRAMセルに読出し及び書込みするMRAMを構成する。
このような構造を有する本発明に係るMRAMセルは、図6のようなシンボルで表わすことができる。以下では、MRAMセルを図6のようなシンボルに代替して表わす。
前述したMRAMセルのアレイに関する構造を説明する。先ず、図7は本発明の、第1の実施の形態に係るMRAMのセルアレイを示す図である。
図7に示したMRAMセルアレイは、複数のワードラインWL1_0〜WLn_0、WL1_1〜WLn_1と複数のビットラインBL1〜BLnを備えている。さらに、複数のビットラインBL1〜BLnに各々連結された複数のセンスアンプSA1〜SAnを備えている。そして、複数のセンスアンプSA1〜SAnはセンスアンプイネーブル信号SENの入力に従い増幅されたデータ信号SA_OUTを出力する。
ここで、MRAMセルアレイはn個のMRAMセルがソースとドレインとの間の結合で直列に連結され、直列に連結されたn個のMRAMセルの一端はビットラインBL(BL1・・・BLnのいずれか)に連結される。そして、直列に連結されたn個のMRAMセルの他の一端はセルプレートCPに連結される。このような構造をNAND型に直列連結されたMRAMセルグループという。n個のMRAMセルグループに含まれた各々のMRAMセル111、121、131、141のドレインはビットラインBLに連結される。そして、MRAMセル11n、12n、13n、14nのソースは各々ダイオードD1、D2、D3、D4を介してセルプレートCPに連結される。
さらに、1つのビットラインBLには複数のMRAMセルグループが連結される。MRAMセルグループをなすMRAMセル等のゲートには、ワードラインWL(WL1_0〜WLn_0、WL1_1〜WLn_1のいずれか)が各々連結される。ここで、1つのMRAMセルグループをなす各々のMRAMセル111・・・11nと、他のビットラインBLに連結されたMRAMセルグループのMRAMセル121・・・12nは、ワードラインWL1_0・・・WLn_0を共通に用いる。
さらに、MRAMセルグループに含まれた各々のMRAMセル131・・・13nと他のビットラインBLに連結されたMRAMセルグループの各々のMRAMセル141・・・14nもワードラインWL_1・・・WLn_1を共通に用いる。そして、各々のMRAMセルグループとセルプレートCPとの間にはダイオードD1、D2、D3、D4が各々連結される。
一方、本発明に係る第2の実施の形態は図8のような構成を有することができる。
図8に示したMRAMセルアレイは、複数のワードラインWL1・・・WLnと複数のビットラインBL及びそれに対応する複数のビットラインバーBLBを備えている。さらに、一対のビットラインBLとビットラインバーBLBに共通に連結されるセンスアンプSAを備えている。
MRAMセル211・・・21n、221・・・22nは、各々ソースとドレインがNAND型に直列連結される。スイッチングトランジスタN1の一端はビットラインに連結され、スイッチングトランジスタN2の一端はビットラインバーBLBに各々連結される。そして、スイッチングトランジスタN1の他の一端とセルプレートCPとの間には、NAND型に直列連結されたMRAMセル211・・・21nが連結される。MRAMセル21nのソースとセルプレートCPとの間にはダイオードD5が構成される。さらに、スイッチングトランジスタN2の他の一端とセルプレートCPとの間には、NAND型に直列連結されたMRAMセル221・・・22nが連結される。MRAMセル22nのソースとセルプレートCPとの間にはダイオードD6が構成される。
なお、スイッチングトランジスタN1のゲートにはスイッチング制御信号CSW1が印加され、スイッチングトランジスタN2のゲートにはスイッチング制御信号CSW2が印加される。同一のビットラインBLとビットラインバーBLBに構成されるMRAMセル等のゲートにはワードラインWL1・・・WLnが共通に連結される。
さらに、本発明に係る第3の実施の形態は図9のような構成を有することができる。
図9に示したMRAMセルアレイは、複数のワードラインWL1・・・WLnと、複数のビットラインBL及びそれに対応する複数のビットラインバーBLBを備えている。さらに、一対のビットラインBLとビットラインバーBLBに共通に連結されるセンスアンプSAを備えている。
MRAMセル311・・・31n、321・・・32nは、各々ソースとドレインとの間の結合でNAND型に直列連結される。スイッチングトランジスタN3の一端はビットラインBLに連結され、スイッチングトランジスタN4の一端はビットラインバーBLBに各々連結される。そして、スイッチングトランジスタN3の他の一端とセルプレートCPとの間には、NAND型に直列連結されたMRAMセル311・・・31nが連結される。MRAMセル31nのソースとセルプレートCPとの間にはダイオードD7が構成される。
さらに、スイッチングトランジスタN4の他の一端とセルプレートCPとの間には、NAND型に直列連結されたMRAMセル321・・・32nが連結される。MRAMセル32nのソースとセルプレートCPとの間にはダイオードD8が構成される。そして、スイッチングトランジスタN3、N4のゲートにはスイッチング制御信号CSW3が共通に印加される。同一のビットラインBLとBLBに構成されるMRAMセル等のゲートにはワードラインWL1・・・WLnが共通に連結される。
さらに、本発明に係る第4の実施の形態は図10のような構成を有することができる。
図10に示したMRAMセルアレイは複数のワードラインWL1・・・WLnと、複数のビットラインBL1・・・BLnを備えている。さらに、ビットラインBL1・・・BLnに各々連結される複数のセンスアンプSA1・・・SAnを備えている。
MRAMセル411・・・41n、421・・・42nは、各々ソースとドレインとの間の結合でNAND型に直列連結される。スイッチングトランジスタN5の一端がビットラインBL1に連結され、スイッチングトランジスタN6の一端がBLnに各々連結される。そして、スイッチングトランジスタN5の他の一端とセルプレートCPとの間には、NAND型に直列連結されたMRAMセル411・・・41nが連結される。MRAMセル41nのソースとセルプレートCPとの間にはダイオードD9が構成される。さらに、スイッチングトランジスタN6の他の一端とセルプレートCPとの間には、NAND型に直列連結されたMRAMセル421・・・42nが連結されるように構成される。MRAMセル42nのソースとセルプレートCPとの間にはダイオードD10が構成される。
なお、スイッチングトランジスタN5、N6のゲートにはスイッチング制御信号CSW4が共通に印加され、各々のビットラインBL1・・・BLnに構成されるMRAMセル等のゲートにはワードラインWL1・・・WLnが共通に連結される。
前述のような構成を有する本発明に係る実施の形態等は、図11及び図12に示すように、読出し及び書込み動作を行う。ここで、読出し及び書込み動作は第1の実施の形態の動作に基づき説明する。さらに、第2の実施の形態〜第4の実施の形態において動作に必要なスイッチング制御信号CSWに印加される信号はビットラインの選択につながり出力されるものであり、当業者であれば容易に実施することができる水準のものであるので具体的な説明は省略する。
読出しモードでは、図11に示しているように、初期区間t0、メモリセル選択区間t1、センスアンプイネーブル区間t2及び読出し終了区間t3に区分される。
先ず、初期区間t0でビットライン等とワードライン等にはデータを読出し又は書込みしないローレベルの電圧が維持され、センスアンプはディスエーブル状態である。
その後、メモリセル選択区間t1でMRAMセルに貯蔵されたデータを読み出すため、データが貯蔵されたアドレスに該当するMRAMセルに連結されたワードラインWLとビットラインBLが選択される。メモリセル選択区間t1で選択されたワードラインには一定のトリガー電圧が印加され、選択されていないワードラインにはグラウンド電圧が印加される。そして、選択されたビットラインにはセルプレートCPを介して一定のレベルのセンシング電圧が印加される。
このとき、ビットラインBLに連結されたセンスアンプSAに選択されたメモリセルに該当するMRAMセルのデータが出力される。すなわち、図3(a)及び図3(b)で説明しているように、ワードラインWLを介して一定のトリガー電圧が印加され、MTJ15の磁化方向に従いセンシング電流の量が決められる。その結果、ロジック“1”がセンシングされた場合、多量の電流がMRAMセルの該当ビットラインBLに出力される。その反面、ロジック“0”がセンシングされた場合、少量の電流がMRAMセルの該当ビットラインBLに出力される。
このように該当MRAMセルに貯蔵されたデータに該当する量の電流がビットラインBLに出力され、ビットラインBLにセンシングされるに十分な量の電流が出力されるとセンスアンプイネーブル区間t2に進入する。センスアンプイネーブル区間t2でセンスアンプイネーブル信号SENが一定のレベルでセンスアンプSAに印加されると、センスアンプSAはビットラインBLに印加された信号をセンシングし、センシングされたデータSA_OUTを読出しデータで出力する。結局、ビットラインBLに供給される電流の量が多ければセンスアンプSAはロジック“1”でデータをセンシングし、ビットラインBLに供給される電流の量が少なければセンスアンプSAはロジック“0”でデータをセンシングする。
次いで、設定された出力時間が経過すると終了区間t3に進入する。終了区間t3でワードラインWLとビットラインBLを選択するための信号と、センスアンプをイネーブルするための信号SENが初期区間t0状態に戻る。よって、MRAMセルに貯蔵されたデータに対応する電流が該当ビットラインBLに出力されることが中止され、センシングされたデータSA_OUTの出力も中止される。
ここで、第2及び第3の実施の形態に構成されるビットラインバーBLBに連結されるMRAMセルには、ビットラインBLに貯蔵されるデータと逆のデータが貯蔵される。そして、ビットラインバーBLBにはビットラインBLに貯蔵されたロジックデータと逆の値の電流が出力され、該当センスアンプSAはビットラインバーBLBで出力される電流を基準にデータをセンシングする。
一方、図12を参照しながらMRAMセルアレイの書込みモードでの動作を説明する。
先ず、書込みモードは初期区間t0、メモリセル選択区間t1及び書込み終了区間t2に区分される。
初期区間t0で選択されるワードラインWLと選択されないワードラインWLには同様にグラウンド電圧が印加される。書込み区間t1に進入すると共に選択されたワードラインWLには、一定の書込み電流をセンシングするため大きい電圧と大きい電流が印加される。
書込み区間t1で選択されたワードラインにはトリガー電圧が印加され、セルプレートCPとビットラインBLには一定の電流を生成するため少ない電圧が印加される。したがって、MTJ15に流れる電流I1の量に従いMTJ15の可変強磁性層11の磁化方向が決められる。それに従い、MRAMセルにはロジック“0”又はロジック“1”のデータが貯蔵される。一方、セルプレートCPとビットラインBLとの間の電流の量を調節することにより、MRAMに形成される可変強磁性層11の磁化方向が少しずつ異なるよう調整されることにより2つ以上のデータの貯蔵が可能である。
したがって、MRAMセルにデータを貯蔵するための時間が書込み区間t1に保障され、その後書込み終了区間t2でワードラインにはグラウンド電圧が印加される。ここで、第2及び第3の実施の形態に構成されるビットラインバーBLBに連結されるMRAMセルには、ビットラインBLに貯蔵されるデータと逆のデータが貯蔵される。
従来のMRAMセルアレイを示す図である。 (a)及び(b)は、一般的なMTJの構成図である。 (a)及び(b)は、本発明に係るMRAMセルの構造を示す断面図である。 (a)及び(b)は、本発明に係るMRAMセルの他の実施の形態を示す図である。 本発明に係るMRAMセルの電圧対電流特性を示すグラフである。 本発明に係るMRAMセルのシンボル例示図である。 本発明に係るMRAMセルアレイの第1の実施の形態を示す回路図である。 本発明に係るMRAMセルアレイの第2の実施の形態を示す回路図である。 本発明に係るMRAMセルアレイの第3の実施の形態を示す回路図である。 本発明に係るMRAMセルアレイの第4の実施の形態を示す回路図である。 本発明に係るMRAMセルアレイの読出し時の動作タイミング図である。 本発明に係るMRAMセルアレイの書込み時の動作タイミング図である。
符号の説明
2、11 可変強磁性層
3、12 トンネル接合層
4、13 固定強磁性層
10 ワードライン
15 MTJ
20 バリヤー導電層
31 半導体基板
32 N+領域(図3(a)、(b))、または、酸化膜(図4(a)、(b))
33 P型の不純物領域(図3(a)、(b))、または、N型のポリシリコン(図4(a)、(b))
34 P型の不純物領域(図4(a)、(b))

Claims (2)

  1. 半導体基板にドーピングされたN+領域、前記N+領域のライン上にドーピングされたP型の不純物領域でなるP−Nダイオード、
    前記P型の不純物領域の上に積層されたバリヤー導電層
    記バリヤー導電層の上部に積層されたMTJ(Magnetic Tunnel Junction)、及び
    前記MTJの上部に積層されたワードライン、を備えるMRAM(磁気抵抗ラム)セルを含み
    前記ワードラインに印加される電圧の大きさに従って前記MTJに流れる電流を制御し、前記MRAMセルにデータを書き込み、読み出すことを特徴とする磁気抵抗ラム。
  2. 半導体基板上に蒸着された酸化膜、
    前記酸化膜上に積層されたN型のポリシリコンと、前記N型のポリシリコンのライン上にドーピングされたP型の不純物領域でなるP−Nダイオード、
    前記P型の不純物領域の上に積層されたバリヤー導電層
    記バリヤー導電層の上部に積層されたMTJ(Magnetic Tunnel Junction)、及び
    前記MTJの上部に積層されたワードライン、を備えるMRAM(磁気抵抗ラム)セルを含み
    前記ワードラインに印加される電圧の大きさに従って前記MTJに流れる電流を制御し、前記MRAMセルにデータを書き込み、読み出すことを特徴とする磁気抵抗ラム。
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