JP2008300529A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リカバリ電流によって破壊され難い半導体装置を実現する。
【解決手段】 P層19の上方には、第1ゲート配線層17が配置されており、その第1ゲート配線層17の上方には第2ゲート配線層28が配置されている。第1ゲート配線層17はビア26を介して各ゲート電極18と電気的に接続されており、第1ゲート配線層17はビア27を介して第2ゲート配線層28と電気的に接続されている。第2ゲート配線層28はゲートパッド(図示せず)と電気的に接続されている。IGBTセル領域およびFWDセル領域の周囲の基板面上には、ゲート配線領域が存在しないため、フリー・ホイール電流に起因するホールがゲート配線領域に蓄積されることがないので、そのホールに起因するリカバリ電流によって破壊されるおそれがない。
【選択図】 図6

Description

この発明は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ((Insulated Gate Bipolar Transistor)以下、IGBTという)と、このIGBTに逆並列接続されたフリーホイールダイオード((Free Wheel Diode)以下、FWDという)とを1チップ化した半導体装置に関する。
従来、この種の半導体装置として、例えば、直流電圧を3相の交流電圧に変換するインバータ回路に使用されるものが知られている。図9は、そのインバータ回路の一例である。インバータ回路7は、IGBT5aと、このIGBT5aに逆並列接続されたFWD5bとからなる半導体装置5を6個有する。直流電源Eの電圧(例えば200V)は昇降圧コンバータ8によって昇圧され、コンデンサCに昇圧電圧(例えば650V)が生成される。その昇圧電圧は、インバータ回路7の各半導体素子5をスイッチング動作させることによって3相交流電圧に変換され、それにより負荷L(例えば、電気自動車の駆動源であるモータなど)が駆動される。また、負荷Lへの電力供給が停止してから負荷Lが停止するまでの電力回生によって負荷Lに発生する電圧は、昇降圧コンバータ8により降圧される。
図10は、図9に示した半導体装置5の説明図であり、(a)は平面図、(b)はゲート配線領域の平面拡大図、(c)は(b)のH−H矢視断面図である。半導体装置5には、IGBT5aとして機能する複数のIGBTセルからなるIGBTセル領域2と、FWD5bとして機能する複数のFWDセルからなるFWDセル領域3とを1組として、5組を列状に配置してなる列(以下、セル領域列という)が左右に2列配置されている。各セル領域列の間および各セル領域列の外周には、各IGBTセルのゲート電極と外部電極(図示せず)とを電気的に接続するためのゲート配線4が走行している。以下、各セル領域列の間を走行するゲート配線を中央ゲート配線4aといい、各セル領域列の外周を走行するゲート配線を外周ゲート配線4bという。
図10(a),(b)では、各IGBTセルのゲート電極とゲート配線4とを電気的に接続する配線、各IGBTセルのエミッタ電極(各FWDセルのアノード電極)、各配線および電極上の絶縁層(例えば、ポリイミド層など)を省略している。
実際には、ゲート配線4は、絶縁層を介して半導体基板6の表面に形成されている。例えば、図10(c)に示すように、中央ゲート配線4aは、絶縁層6aを介して半導体基板6の表面に形成されている。図10(b)に示すように、中央ゲート配線4aと、IGBT領域2およびFWD活性領域3との間には、IGBTおよびFWDの動作時には、積極的な役割を担わない不活性領域が形成されている。以下、中央ゲート配線4aの端部とFWD活性領域3の終端との間に形成された不活性領域をFWD側ランナ9bといい、中央ゲート配線4aの端部とIGBT領域2の終端との間に形成された不活性領域をIGBT側ランナ9aという。また、中央ゲート配線4aと、IGBT側ランナ9aと、FWD側ランナ9bとからなる領域をゲート配線領域(ゲートランナ領域)9という。
図11は、図10(a)に示す半導体装置5を破線で囲まれた領域Bにて切断した部分の立体構造を示す断面図である。図12は、図11の平面図である。図13は、図12に示す半導体装置を破線で囲まれた領域Dにて切断した部分の断面図である。
図11,12に示すように、半導体基板6には、複数のIGBTセル10からなるIGBTセル領域2aと、複数のFWDセル30からなるFWDセル領域3aとが並設されている。
図13に示すように、半導体装置5は、IGBTのオン電圧の低下を図るため、複数の連続したIGBTセルからなるIGBTセル領域からIGBTセル10が周期的に間引かれたような構造(いわゆる間引き構造)となっている。IGBTセル10は、トレンチ型の構造である。IGBTセル10は、半導体基板6に形成されており、IGBTセル10を形成する半導体基板6は、P型の不純物が高濃度で導入されたP+層12と、そのP+層12の表面に形成されたN型の不純物拡散層よりなるFS(Field Stop)層13と、そのFS層13の表面に形成された低濃度のN−層14と、そのN−層14の表面から内部に向けてP型の不純物が導入されたP層19とから構成される。
P層19の表面下には、IGBTセル10の動作に関与するトレンチ22,22が、間隔を置いて隣接して形成されている。各トレンチ22は、それぞれ溝状に形成されており、各トレンチ22の底部は、N−層14の内部まで達している。各トレンチ22の内部には、ゲート電極18がそれぞれ埋め込まれており、各ゲート電極18の周囲は、絶縁膜15により覆われている。各トレンチ22間に形成されているチャネルP領域23の表面下には、P型の不純物が導入されたPボディ層20が形成されている。
Pボディ層20と各トレンチ22との境界部位におけるチャネルP領域23は、N型の不純物が導入されたエミッタN層21が形成されている。各ゲート電極18の表面を覆う絶縁膜15の表面には、BPSG(Borophosphosilicate glass )層41が形成されており、BPSG層41の表面には、エミッタ電極40が形成されている。各トレンチ22間に形成されたPボディ層20は、エミッタ電極40とコンタクトしている。P+層12の裏面には、コレクタ電極2が形成されている。
FWDセル30は、半導体基板6においてIGBTセル10と並設されており、FWDセル領域に最も近いIGBTセル10と、IGBTセル領域に最も近いFWDセル30との間には、電気的に浮遊な状態のフロートP層25がN−層14の表面から形成されている。そのフロートP層25のFWDセル領域寄りの部位には、IGBTセルとして機能しないトレンチ(以下、ダミートレンチという)24がフロートP層25の表面から内部に向けて形成されている。ダミートレンチ24の内部には、絶縁膜15を介してゲート電極18が形成されているが、そのゲート電極18に隣接する部位にはチャネル領域が形成されていない。
FWDセル30を形成する半導体基板6は、N型の不純物が高濃度で導入されたN+層33と、そのN+層33の表面に形成されたFS層13と、そのFS層13の表面に形成された低濃度のN−層14と、そのN−層14の表面から形成されたP−層32と、そのP−層32の表面からP型の不純物が高濃度で導入されたP層31と、そのP層31の表面からさらに高濃度のP型の不純物が導入されたP+層34とから構成される。P層31およびP−層32は、それぞれストライプ状に形成されている。FWDセル30を形成する半導体基板6の表面には、アノード電極として機能するエミッタ電極40が形成されており、裏面には、カソード電極として機能するコレクタ電極11が形成されている。図12において、IGBTセル10を構成するトレンチ22の終端2dまでの領域がIGBTセル領域2aであり、エミッタN層21の終端2cまでの領域がIGBT活性領域2bであり、エミッタN層21の終端2cからトレンチ22の終端2dまでの領域がIGBT不活性領域2eである。また、FWDセル領域3aは、その終端3cまでの全領域がFWD活性領域になっている。
特開平5−152574号公報(第8段落、図1)
図14は、本願発明者らが行ったシミュレーションに使用したスイッチング回路の回路図である。図15は、図14に示すスイッチング回路に備えられた2つの半導体装置のIGBTおよびFWDの動作特性(波形)を示す説明図である。図16は、図15において破線で囲んだ領域Eに相当する部分のシミュレーション解析概要を示すグラフである。
スイッチング回路7は、200μHの誘導負荷Lに650V、400Aの直流電源を供給する電源Eと、電源Eから供給される直流電源をスイッチングして交流電源に変換する2つの半導体装置50,51とを備える。
半導体装置51のIGBT5aがターンオンすると、電源Eから供給される直流電流は図14において矢印(1)で示すように、半導体装置51を流れ、誘導負荷Lを駆動する。続いて、半導体装置51のIGBT5aがターンオフし、半導体装置50のIGBT5aがターンオンすると、半導体装置50がターンオン状態の通電時に誘導負荷Lに蓄積されていたエネルギがフリー・ホイール電流(還流電流)IDとして図14において矢印(2)で示すように、半導体装置50のFWD5bに還流される。
このとき、半導体装置50には、フリー・ホイール電流IDに起因してホールが蓄積する。このため、図15に示すように、次に半導体装置51のIGBT5aがターンオンしたときに、フリー・ホイール電流IDは減少して一旦0になるが、半導体装置50に蓄積されていたホールにより、フリー・ホイール電流IDが逆流し、オーバーシュートする。このときの半導体装置50のFWD5bの動作をリカバリ動作といい、逆流したフリー・ホイール電流IDをリカバリ電流Irrという。
次に、本願発明者らは、FWDがリカバリ動作を行ったときに半導体装置においてリカバリ電流が集中する領域についてシミュレーションを行った。図17は、半導体装置におけるリカバリ電流の流れる経路を示す説明図であり、図18は、リカバリ電流の領域毎の内訳を示す説明図である。
図17に示すように、リカバリ電流Irrは、FWDセル領域と、IGBTセル領域と、ゲート配線領域(ゲートランナ領域)とを流れることが分かった。図中、Irunnerはゲート配線領域を流れるリカバリ電流、IdiodeはFWDセル領域を流れるリカバリ電流、IbodyはIGBTセル領域を流れるリカバリ電流をそれぞれ示す。
そして、図18に示すように、FWDセル領域に流れるリカバリ電流が最も多いことが分かった。また、リカバリ電流は、FWDセル領域に近いIGBTセルのトレンチ下部の領域(図12においてCで示す領域)に集中し、それが半導体装置の破壊につながることが分かった。
そこでこの発明は、リカバリ電流によって破壊され難い半導体装置を実現することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(以下、IGBTという)(5a)として機能する複数のIGBTセル(10)からなるIGBTセル領域(2)と、前記IGBTに逆並列接続されたフリーホイールダイオード(以下、FWDという)(5b)として機能する複数のFWDセル(30)からなるFWDセル領域(3)とが半導体基板(6)に並設されており、前記各IGBTセルを構成する各ゲート(18)および各エミッタ(21)と、前記各FWDセルを構成する各アノード(34)がそれぞれ前記半導体基板の一方の基板面側に配置された半導体装置(1)において、前記IGBTセル領域は、前記ゲートおよびエミッタが形成された活性領域(2b)と、前記ゲートのみが形成され前記エミッタが形成されていない不活性領域(2e)とを有し、前記不活性領域の上方に配置されており、前記各ゲートと電気的に接続された第1ゲート配線層(17)と、前記活性領域およびFWDセル領域の上方に配置されており、前記活性領域の各エミッタおよびFWDセル領域の各アノードと電気的に接続されたエミッタ・アノード配線層(16)と、前記第1ゲート配線層の上方に配置されており、前記第1ゲート配線層と電気的に接続された第2ゲート配線層(28)と、を備えたという技術的手段を用いる。
各ゲートと電気的に接続された第1ゲート配線層は、IGBTセル領域の不活性領域の上方に配置されており、その第1ゲート配線層は、その上方に配置された第2ゲート配線層と電気的に接続されている。つまり、ゲート配線領域をIGBTセル領域と同じ平面上に配置するのではなく、不活性領域の上方に配置するため、従来のように、フリー・ホイール電流に起因するホールが、IGBTセル領域と同じ平面上に形成されたゲート配線領域に蓄積することがない。
従って、フリー・ホイール電流が流れることによって蓄積したホールに起因するリカバリ電流によって破壊され難い半導体装置を実現することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の半導体装置(1)において、前記第2ゲート配線層(28)が前記第1ゲート配線層(17)の上方から前記エミッタ・アノード配線層(16)の上方にかけて配置されているという技術的手段を用いる。
第2ゲート配線層が第1ゲート配線層の上方からエミッタ・アノード配線層の上方にかけて配置されているため、外部電極(ゲートパッド)がエミッタ・アノード配線層の側方に配置されている場合であっても、その配置方向に向けて第2ゲート配線層を延在させることができるので、外部電極の配置位置の自由度を高めることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の半導体装置(1)において、前記IGBTセル領域(2)と、これに並設された前記FWDセル領域(3)とからなる組が、前記不活性領域(2e)を相対向させて配置されており、前記第1ゲート配線層(17)は、前記相対向する前記不活性領域の境界部分の上方に配置されており、かつ、前記境界部分で相対向している各不活性領域の各ゲート(18)と電気的に接続されてなるという技術的手段を用いる。
IGBTセル領域と、これに並設されたFWDセル領域とからなる組が不活性領域を相対向させて配置されてなる構造では、そのような配置構造ではない半導体装置と比較してゲート配線領域が広くなり、そこに蓄積されるホールも増加する。
しかし、請求項3に記載の発明は、第1ゲート配線層は、相対向する不活性領域の境界部分の上方に配置されており、かつ、境界部分で相対向している各不活性領域の各ゲートと電気的に接続されてなるため、上記の境界部分にゲート配線領域を形成する必要がない。
つまり、従来のように、フリー・ホイール電流に起因するホールが、上記の境界部分に形成されたゲート配線領域に蓄積することがない。
従って、リカバリ電流によって破壊され難い半導体装置を実現することができる。
特に、請求項4に記載するように、前記組を複数配列してなるセル領域列が相対向して配置されてなる構造であっても、請求項3に記載の技術的手段を用いることにより、リカバリ電流によって破壊され難い半導体装置を実現することができる。
請求項5に記載の発明では、請求項3または請求項4に記載の半導体装置(1)において、前記相対向して配置されたFWDセル領域(3)は一体形成されており、その一体形成された領域で1つのFWDセル領域を形成してなるという技術的手段を用いる。
相対向して配置されたFWDセル領域は一体形成されており、その一体形成された領域で1つのFWDセル領域を形成してなるため、従来のように、相対向して配置されたFWDセル領域間にゲート配線領域が形成されていないので、フリー・ホイール電流に起因するホールがゲート配線領域に蓄積することがない。
従って、リカバリ電流によって破壊され難い半導体装置を実現することができる。
なお、上記括弧内の符号は、後述する発明の実施形態において記載されている符号と対応するものである。
この発明に係る実施形態について図を参照して説明する。図1は、この実施形態に係る半導体装置の平面図である。図2は、図1において破線で囲んだ領域Aの拡大図である。図3は配線層の平面説明図であり、(a)は第1ゲート配線層を配置した状態の平面説明図、(b)はエミッタ・アノード配線層を配置した状態の平面説明図である。図4は配線層の平面説明図であり、(a)は第1ゲート配線層およびエミッタ・アノード配線層を配置した状態の平面説明図、(b)は第1ゲート配線層、第2ゲート配線層およびエミッタ・アノード配線層を配置した状態の平面説明図である。図5は図4(b)の透視図である。図6は図5のA−A矢視部分断面図である。図7は図5のB−B矢視部分断面図である。なお、図1では、各配線層および各配線層上の絶縁層(例えば、ポリイミド層など)を省略している。また、この実施形態に係る半導体装置を構成するIGBTセルおよびFWDセルの主な断面構造は、図13に示した従来の構造と同一であるため説明を省略する。また、従来の半導体装置と同一の構成については同一の符号を使用し、説明を省略する。
(半導体装置の構造)
図1,2に示すように、半導体装置1には、IGBTセル領域2と、これに並設されたFWDセル領域3とからなる組が相対向して配置されており、その組を複数配列してなるセル領域列が相対向して配置されている。また、図2に示すように、相対向して配置されたIGBTセル領域2a,2a間に形成されたIGBT不活性領域2e間の境界1aは、僅かな間隔に形成されており、その境界1aには、従来のようなゲート配線領域は存在しない。
また、相対向して配置されたIGBTセル領域2a,2aの一方に並設されたFWDセル領域と、他方に並設されたFWDセル領域との間には境界部分は存在せず、相互に共通の領域となっており、P層31およびP−層32が相互に連続形成されている。このため、従来の半導体装置5のように相対向して配置されたFWDセル領域間に形成されていたゲート配線領域が存在しない。
図3(a)に示すように、相対向して配置されたIGBTセル領域2a,2a間に形成されたIGBT不活性領域2e間の境界1aの上方には、導電性材料により形成された第1ゲート配線層17が配置されている。第1ゲート配線層17は、各IGBT不活性領域2eにおける各ゲート電極18と電気的に接続されている。図6に示すように、各IGBT不活性領域2eを構成する各ゲート電極18は、導電性材料で形成されたビア(コンタクト層)26と電気的に接続されている。第1ゲート配線層17とP層19との間には、絶縁膜15が形成されており、その絶縁膜15によってによって第1ゲート配線層17とP層19との間が絶縁されている。
第1ゲート配線層17は、低抵抗(例えば、シート抵抗10Ω/□以下)の導電性材料(例えばアルミニウム)により形成する。また、ビア26を形成する導電性材料としては、タングステンなどを用いる。なお、第1ゲート配線層17の形成と同時にビア26を形成する場合は、第1ゲート配線層17と同じ導電性材料によりビア26を形成することもできる。
図3,5に示すように、第1ゲート配線層17は、境界1aに跨って配置されており、図面上方に配置されたIGBTセル領域2aにおけるIGBT不活性領域2eの各ゲート電極18とも上記と同じ構造により電気的に接続されている。
ビア26は、ゲート電極18の走る方向に沿って少なくとも1箇所以上形成すればよい。また、ビア26の形状は、特に限定されるものではなく、横断面の形状が円柱形状でもよいし、ゲート電極18の走る方向に沿って延びる長円形状でもよい。
図3(b)に示すように、各IGBT活性領域2bおよびFWDセル領域3aの上方には、導電性材料により形成されたエミッタ・アノード配線層16が配置されている。エミッタ・アノード配線層16は、各IGBT活性領域2bにおける各IGBTセル10を構成する各エミッタと、FWDセル領域3aを構成する各アノードと、半導体装置1の所定個所に配置されたエミッタパッドまたはアノードパッド(図示せず)とを電気的に接続する役割をする。
図4(a)に示すように、エミッタ・アノード配線層16は、第1ゲート配線層17との間に僅かな間隙を隔てて形成されており、各IGBTセル領域2aおよびFWDセル領域3aを総て覆う領域のうち、第1ゲート配線層17を除く領域を覆っている。図6に示すように、エミッタ・アノード配線層16は、第1ゲート配線層17と同じレイヤー(階層)に形成されている。図7に示すように、各IGBTセル10を構成するPボディ層20およびエミッタN層21は、導電性材料で形成されたビア29と電気的に接続されている。また、各FWDセル30を構成するP+層34は、導電性材料で形成されたビア(コンタクト層)35と電気的に接続されている。
エミッタ・アノード配線層16とP層19との間には、絶縁膜15が形成されており、その絶縁膜15によってによってエミッタ・アノード配線層16とP層19との間が絶縁されている。
エミッタ・アノード配線層16は、低抵抗(例えば、シート抵抗10Ω/□以下)の導電性材料(例えばアルミニウム)により形成する。また、ビア29,35を形成する導電性材料としては、タングステンなどを用いる。なお、エミッタ・アノード配線層16の形成と同時にビア29,35を形成する場合は、エミッタ・アノード配線層16と同じ導電性材料によりビア29,35を形成することもできる。
ビア29は、Pボディ層20およびエミッタN層21が走る方向に沿って少なくとも1箇所以上形成すればよい。また、ビア35は、P+層34が走る方向に沿って少なくとも1箇所以上形成すればよい。ビア29,35の形状は、特に限定されるものではなく、横断面の形状が円柱形状でもよい。ビア29の形状は、Pボディ層20およびエミッタN層21の走る方向に沿って延びる長円形状でもよい。ビア35の形状は、P+層34の走る方向に沿って延びる長円形状でもよい。
図4(b)に示すように、第1ゲート配線層17の上方には、導電性材料で形成された第2ゲート配線層28が第1ゲート配線層17を覆うように配置されている。また、第2ゲート配線層28は、FWDセル領域3aの上方まで延在している。第2ゲート配線層28は、第1ゲート配線層17と半導体装置1の所定個所に配置されたゲートパッド(図示せず)とを電気的に接続するための仲介の役割をする。
図6に示すように、第2ゲート配線層28は、ビア27によって第1ゲート配線層17と電気的に接続されている。
第2ゲート配線層28と第1ゲート配線層17との間には、絶縁膜42が形成されており、その絶縁膜42によってによって第2ゲート配線層28と第1ゲート配線層17との間が絶縁されている。
第2ゲート配線層28は、低抵抗(例えば、シート抵抗10Ω/□以下)の導電性材料(例えばアルミニウム)により形成する。また、ビア27を形成する導電性材料としては、タングステンなどを用いる。なお、第2ゲート配線層28の形成と同時にビア27を形成する場合は、第2ゲート配線層28と同じ導電性材料によりビア27を形成することもできる。ビア27は、少なくとも1箇所以上形成すればよい。ビア27の形状は、特に限定されるものではなく、横断面の形状が円柱形状または長円形状でもよい。
上記の各ビアは、絶縁膜の成膜後に絶縁膜に形成したビアホール(コンタクトホール)に導電性物質を充填することにより形成することができる。また、絶縁膜上に配線層を形成すると同時に、その配線層と同じ導電性材料をビアホールに充填して形成することもできる。
(シミュレーション)
本願発明者らは、従来の半導体装置および本発明の半導体装置1について、リカバリ電流が集中するIGBTセル(図12においてCで示す領域)でのホール蓄積量をシミュレーションにより測定した。このシミュレーションでは図14に示した回路と同じ回路を使用した。また、図11に示した立体構造を解析モデルとして使用した。図11に示す解析モデルにおける幅Wは201μm、IGBTセル領域2aの幅W1は144μm、FWDセル領域3aの幅W2は57μm、奥行きDは190μm、FWD領域3aの奥行きD1は123μm、FWD側ランナ9bの奥行きD2は67μm、解析モデルの厚さHは135μmである。また、解析モデルのIGBTセル10の配置間隔は24μmである。
IGBTセル10のPボディ層20(図1)の基板表面からの深さおよび幅は、それぞれ1.5μmであり、濃度は2.7e19cm-3である。P層19の濃度は4e16cm-3であり、拡散深さは5μmである。エミッタN層21の濃度は2.9e16cm-3であり、IGBTセル10のP+層12の濃度は7.7e17cm-3である。FS層13の濃度は3e16cm-3である。
FWDセル30を構成するP層31およびP+層34(図6)はそれぞれ溝状に形成されている。また、P層31の配置間隔は8μmであり、P+層34の濃度は1e19cm-3である。また、P−層32の濃度は2e16cm-3であり、N−層14の濃度は7e13cm-3である。N+層33の濃度は1e18cm-3である。なお、前述の各濃度は、各層の表面付近のピーク濃度である。
図8は、従来の半導体装置および本発明の半導体装置におけるホールの蓄積量を示すグラフである。同図に示すように、フリー・ホイール電流が流れたときのホール蓄積量は、従来の半導体装置5が3.2E+18cm-2 であり、本発明の半導体装置1が6.3E+16cm-2であった。つまり、IGBTセル領域2およびFWDセル領域3の周辺からゲート配線領域をなくした構造にすることにより、ホール蓄積量を約80.3%削減できることが分かった。
上述したように、本実施形態の半導体装置1を使用すれば、蓄積されたホールにより増大したリカバリ電流によって破壊され難い半導体装置を実現することができる。
(変更例)
(1)図4(b)に示す例では、第2ゲート配線層28をFWDセル領域3aの上方まで延在させたが、FWDセル領域3aの上方まで延在させずにIGBT不活性領域2e,2e間の境界1aの上方のみに配置させる構造でもよい。また、第2ゲート配線層28の延在方向は、FWDセル領域3aのいずれの端部に向かう方向でもよい。さらに、第1ゲート配線層17およびエミッタ・アノード配線層16の全体または一部を覆う構造でもよい。
(2)第2ゲート配線層28の形成領域を第1ゲート配線層17の上方を覆う範囲に制限し、エミッタ・アノード配線層16の上方にそれと電気的接続された第2エミッタ・アノード配線層を配置し、その第2エミッタ・アノード配線層とエミッタパッドまたはアノードパッドとを電気的に接続することもできる。このようにエミッタ・アノード配線層を2層構造にすることにより、エミッタ・アノード配線層の抵抗値を半減させることができる。また、第2エミッタ・アノード配線層は第2ゲート配線層28と同じ工程で形成することができるため、製造効率が低下することもない。
(3)FWDセル30を構成するP+層34は、ドット状に形成することもできる。また、隣接するP+層34の配置は、千鳥状でもよいし、同じ位置でもよい。さらに、全面がP+層34であってもよい。配置間隔は、等間隔でもよいし、等間隔でなくてもよい。
(2)IGBTセル10は、プレーナ型の構造でもよく、IGBTとして機能すれば構造は限定されない。
この発明の実施形態に係る半導体装置の平面図である。 図1において破線で囲んだ領域Aの拡大図である。 配線層の平面説明図であり、(a)は第1ゲート配線層を配置した状態の平面説明図、(b)はエミッタ・アノード配線層を配置した状態の平面説明図である。 配線層の平面説明図であり、(a)は第1ゲート配線層およびエミッタ・アノード配線層を配置した状態の平面説明図、(b)は第1ゲート配線層、第2ゲート配線層およびエミッタ・アノード配線層を配置した状態の平面説明図である。 図4(b)の透視図である。 図5のA−A矢視部分断面図である。 図5のB−B矢視部分断面図である。 従来の半導体装置および本発明の半導体装置におけるホールの蓄積量を示すグラフである。 インバータ回路の一例である。 図9に示した半導体装置5の説明図であり、(a)は平面図、(b)はゲート配線領域の平面拡大図、(c)は(b)のH−H矢視断面図である。 図10(a)に示す半導体装置5を破線で囲まれた領域Bにて切断した部分の立体構造を示す断面図である。 図11の平面図である。 図12に示す半導体装置を破線で囲まれた領域Dにて切断した部分の断面図である。 本願発明者らが行ったシミュレーションに使用したスイッチング回路の回路図である。 図14に示すスイッチング回路に備えられた2つの半導体装置のIGBTおよびFWDの動作特性(波形)を示す説明図である。 図15において破線で囲んだ領域Eに相当する部分のシミュレーション解析概要を示すグラフである。 半導体装置におけるリカバリ電流の流れる経路を示す説明図である。 リカバリ電流の領域毎の内訳を示す説明図である。
符号の説明
1,5・・半導体装置、2,2a・・IGBTセル領域、2b・・IGBT活性領域、
2c・・IGBT活性領域の終端、2d・・IGBTセル領域の終端、
3,3a・・FWDセル領域(FWD活性領域)、3c・・FWD活性領域の終端、
4・・ゲート配線、4a・・中央ゲート配線、4b・・外周ゲート配線、
5a・・IGBT、5b・・FWD、6・・半導体基板、7・・インバータ回路、
8・・昇降圧コンバータ、9・・ゲート配線領域、9a・・IGBT側ランナ、
9b・・FWD側ランナ、10・・IGBTセル、11・・コレクタ電極、
12・・P+層、13・・FS層、14・・N−層、15・・絶縁膜、
16・・エミッタ・アノード配線層、17・・第1ゲート配線層、
18・・ゲート電極、19・・P層、20・・Pボディ層、21・・エミッタN層、
22・・トレンチ、23・・チャネルP領域、24・・ダミートレンチ、
25・・フロートP層、26,27,35・・ビア、30・・FWDセル、
31・・P層、32・・P−層、33・・N+層、34・・P+層。

Claims (5)

  1. 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(以下、IGBTという)として機能する複数のIGBTセルからなるIGBTセル領域と、前記IGBTに逆並列接続されたフリーホイールダイオード(以下、FWDという)として機能する複数のFWDセルからなるFWDセル領域とが半導体基板に並設されており、前記各IGBTセルを構成する各ゲートおよび各エミッタと、前記各FWDセルを構成する各アノードがそれぞれ前記半導体基板の一方の基板面側に配置された半導体装置において、
    前記IBGTセル領域は、前記ゲートおよびエミッタが形成された活性領域と、前記ゲートのみが形成され前記エミッタが形成されていない不活性領域とを有し、
    前記不活性領域の上方に配置されており、前記各ゲートと電気的に接続された第1ゲート配線層と、
    前記活性領域およびFWDセル領域の上方に配置されており、前記活性領域の各エミッタおよびFWDセル領域の各アノードと電気的に接続されたエミッタ・アノード配線層と、
    前記第1ゲート配線層の上方に配置されており、前記第1ゲート配線層と電気的に接続された第2ゲート配線層と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第2ゲート配線層が前記第1ゲート配線層の上方から前記エミッタ・アノード配線層の上方にかけて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記IGBTセル領域と、これに並設された前記FWDセル領域とからなる組が、前記不活性領域を相対向させて配置されており、
    前記第1ゲート配線層は、前記相対向する前記不活性領域の境界部分の上方に配置されており、かつ、前記境界部分で相対向している各不活性領域の各ゲートと電気的に接続されてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記組を複数配列してなるセル領域列が相対向して配置されてなることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記相対向して配置されたFWDセル領域は一体形成されており、その一体形成された領域で1つのFWDセル領域を形成してなることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の半導体装置。
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