JP2000077657A - 絶縁ゲートバイポーラトランジスタ及びそれを使った電力変換装置 - Google Patents
絶縁ゲートバイポーラトランジスタ及びそれを使った電力変換装置Info
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Abstract
にホールが流れ込むため、オン電圧が高くなる。 【解決手段】金属ゲート配線13下のp層30と、n層
23が形成される動作領域のp層30とが同じ接合深さ
で連続して設けられる。 【効果】ゲート配線下付近の半導体領域内から主電極へ
のキャリアの流れ込みが抑制されるので、オン電圧が低
減される。
Description
ラトランジスタ及びそれを使った電力変換装置に関す
る。
バイポーラトランジスタ(以下IGBTと記す)の例を図
7,図8及び図9に示す。図7はIGBTのゲート配線
部の断面図を、図8は同じく平面図を示し、図8(b)
は図8(a)の部分拡大図である。図7は図8(b)におけ
るC−C′−C″−C′′′の断面図である。図9
(a)は図8(b)のA−Aを、図9(b)はB−B′
の断面図を示す。
200は高不純物濃度のp型のコレクタ31,n型の低
不純物濃度のドリフト層20,p型のウェル層32,p
型のベース層30,高不純物濃度のn型のエミッタ層2
3,薄いゲート絶縁膜41,厚いゲート絶縁膜42,多
結晶シリコンゲート電極14,絶縁膜43,エミッタ電
極12,コレクタ電極11からなる。金属ゲート配線1
3は厚いゲート絶縁膜42上にあり、絶縁膜43に穿っ
た穴50を介して多結晶シリコンゲート電極14に接触
している。多結晶シリコンゲート電極14はその一部が
薄いゲート絶縁膜41と接している。ゲートアルミ配線
13の下の厚い酸化膜の下にはpウェル層32がある。
11に正の電圧を印加した状態で、金属ゲート配線13
に正の電圧を印加すると、多結晶シリコンゲート電極1
4に正の電圧が印加される。すると薄いゲート絶縁膜4
1下のベース層30の表面部分にチャネル領域が形成さ
れ、多結晶シリコンゲート電極14,ドリフト層20,
ベース層30,エミッタ層23からなるMOSFETがオン
し、このMOSFETを通ってエミッタ層23からドリフト層
20に電子電流が流入する。この電子電流はコレクタ層
31,ドリフト層20,ベース層30からなるpnpト
ランジスタのベース電流となり、このトランジスタをオ
ンさせる。すると正孔電流がコレクタ電極11からエミ
ッタ電極12に流れ、IGBTは導通状態となる。
べて抵抗率が大きいので、チップ内のゲート抵抗低減、
及び均一化のため、金属ゲート配線13を図8(a)に
示すように配置する。この金属ゲート配線13は、IG
BT200のチップ上にゲート電位を与えるための部分
であるゲートパッド54と接続されている。この金属ゲ
ート配線13は多結晶シリコンゲート電極14と図7に
示すC−C′の部分全体でコンタクトホール50を介し
て接触させている。これは多結晶シリコン14の比抵抗
が大きいため、ゲートパッド54からC″−C″部分ま
での間の多結晶シリコン電極14による配線が長いと、
チップ上でのゲート抵抗が不均一になり、ゲート抵抗の
大きい点でターンオフ時に遅延して電流が集中し、破壊
の原因となるためである。この金属ゲート配線13はエ
ミッタ配線12と同時に堆積し、パターニングにより分
離する。金属ゲート配線13をエミッタ電極12より分
離し、多結晶シリコンゲート電極14に電気的に接触す
る領域を確保するため、金属ゲート配線13の全体は厚
いゲート絶縁膜42の上に設けている。
のIGBTでは導通状態において、図7,図8及び図9
に示すpウェル層32の付近でドリフト層20中のホー
ルがウェル層32を介してエミッタ電極12に流れ込む
ため、ドリフト層中のホールの濃度が低くなり、チップ
全体としてオン電圧が高くなってしまうという不都合が
ある。
ト型半導体装置及びそれを使った電力変換装置を提供す
ることにある。
バイポーラトランジスタは、第1導電型の第1の半導体
領域と、第1の半導体領域上に位置する第2導電型の第
2の半導体領域と、第2の半導体領域内に伸びる複数個
の第1導電型の第3の半導体領域と、各第3の半導体領
域内に位置する第1導電型の第4の半導体領域と、第
2,第3及び第4の半導体領域の表面上に絶縁膜を介し
て形成されたゲート電極と、ゲート電極と接するゲート
配線と、第3の半導体領域と第4の半導体領域に低抵抗
接触した主電極と、第1の半導体領域に低抵抗接触した
他の主電極とを有する。さらに、各第3の半導体領域に
おけるゲート配線下の部分と第4の半導体領域が位置す
る部分とが同じ接合深さで連続して形成される。
けるゲート配線下の部分と第4の半導体領域が位置する
部分とが同じ接合深さで形成されるため、ゲート配線下
付近の半導体領域内から主電極へのキャリアの流れ込み
が抑制される。このため、オン電圧が低減される。
p型またはn型であり、互いに反対導電型である。
ランジスタは、スイッチング素子をオン・オフすること
によって負荷に供給する電力を制御する電力変換装置に
おいて、スイッチング素子として用いることができる。
本電力変換装置においては、スイッチング素子のオン電
圧が低減されるので、装置全体として電力損失が低減さ
れる。
び図3に示す。図1はIGBTのゲート配線部の断面図
を、図2は同じく平面図を示す。図2(b)は図2
(a)の部分拡大図であり、図1は図2(b)における
C−C′−C″−C′′′の断面図である。図3(a)
は図2(b)のA−A′を、図3(b)はB−B′の断
面図を示す。
構造を詳細に述べる。本発明によるIGBT100は、
ほぼ平行で平坦な一対の主表面を持ち、一方の主表面に
露出したp+ コレクタ層31上にnバッファ層21が形
成され、さらにその上にn-層20が形成され、もう一
方の主表面に露出している。もう一方の主表面からn-
層20中にp層30が形成され、p層30内にはn+ エ
ミッタ層23が形成されている。p層30の表面には、
n+ エミッタ層23とn- 層20にまたがって薄いゲー
ト絶縁膜41が形成され、その上に多結晶シリコンゲー
ト電極14が設けられている。一方の主表面では、p+
コレクタ層31にコレクタ電極11が低抵抗接触してい
る。また、もう一方の主表面では、多結晶シリコンゲー
ト電極14上に酸化膜43が設けられ、さらにそのうえ
にエミッタ電極が設けられ、n+ エミッタ層23および
p層30に低抵抗接触している。金属ゲート配線13は
厚いゲート絶縁膜42上にあり、エミッタ電極12とは
分離され、絶縁膜43に穿った穴50を介して多結晶シ
リコンゲート電極14に接触している。多結晶シリコン
ゲート電極14はその一部が薄いゲート絶縁膜41と接
している。
を示す。不純物濃度の高い順にp+,p及びn+ ,n,n
- と記す。
構造について述べる。図1で示した多結晶シリコンゲー
ト電極14は金属に比べて抵抗率が大きいので、チップ
内のゲート抵抗低減、及び均一化のため、金属ゲート配
線13を図2(a)に示すように配置する。この金属ゲ
ート配線13は、ゲート電位を外部から与えるためIG
BT100のチップ上に設けられたゲートパッド54と
接続されている。図2(b)は図2(a)の拡大図であ
る。多結晶シリコンゲート電極14はチップ上で電極開
口部51の外側部分にストライプ状に存在する。金属ゲ
ート配線13は、絶縁膜43に穿たれたゲート電極コン
タクトホール50を介して多結晶シリコンゲート電極1
4と電気的に接触し、エミッタ電極12から電気的に絶
縁されている。一方エミッタ電極12はゲート電極開口
部51の内側で絶縁膜43に穿たれたエミッタ電極開口
部52を介してn+ 層23及びp層30に接触してい
る。
ト配線部の断面構造について述べる。図3(a)は図2
(b)におけるA−A′での断面図であり、ゲート電極
開口部51上のゲート金属配線13の周辺の断面を示
す。ゲート電極13は絶縁膜43でp層30から電気的
に隔てられ、エミッタ電極12はエミッタ電極開口部5
2を介してp層30に接している。図3(b)は図2
(b)におけるB−B′での断面図であり、ゲート電極
14上のゲート金属配線13の周辺の断面を示す。ゲー
ト電極13は絶縁膜43に穿たれたゲート電極開口部5
0を介してゲート電極14に接している。エミッタ電極
12は絶縁膜43でゲート電極14と絶縁されている。
ゲート電極14は厚い酸化膜42でn- 層20と隔てら
れている。図1〜図3が示すように、本実施例において
は、複数個の細長いストライプ状のp層30が、ストラ
イプ状の長手方向に対して平行に配列されている。これ
らのp層30の表面上及びp層30間のn- 層20の表
面上に、金属ゲート配線13が、p層30の長手方向に
対して直角な方向に延びるように設けられる。各p層3
0において金属ゲート配線13の両側に位置する部分に
は、細長いストライプ状のn層23が設けられる。本実
施例においては、金属ゲート配線13下に位置するp層
30においては、n層23が設けられていない。金属ゲ
ート配線13は、互いに隣接するp層30間のn- 層2
0の表面上において酸化膜43に開けられたコンタクト
穴を介して多結晶シリコンゲート電極14と接触する。
このような構成によれば、金属ゲート配線13の直下に
在るのは、n層23が設けられる動作領域部に連続し動
作領域部と同じ接合深さを有するp層30、またはn-
層20である。すなわち、本実施例においては、金属ゲ
ート配線13の直下に、従来のウェル層のようにp層3
0よりも深いp型半導体層が設けられていない。従っ
て、オン状態のときn- 層20中のホール濃度が十分高
くなり、オン電圧が低減できる。さらに、金属ゲート配
線13の直下に在るp層30の部分は、動作領域部と連
続しているので、曲率を持った個所を有していない。こ
のため、電圧阻止状態において、金属ゲート配線13の
直下の半導体層内の電界集中が緩和されるので、高い耐
圧が得られる。
動作を説明する。オン状態にするには、エミッタ電極1
2にマイナス電位,コレクタ電極11にプラス電位が印
加された状態で、金属ゲート配線13にエミッタ電極よ
り正の電位を与える。金属ゲート配線13は多結晶シリ
コン電極14とコンタクトホール50で接触しているた
め、多結晶シリコンゲート電極14も正の電位となり、
多結晶シリコンゲート電極14下のp層30表面にn形
反転層が形成され、電子がn+ エミッタ層23,反転
層,n- 層20,nバッファ層21を経由してp+ コレ
クタ層31に注入される。注入した電子により、p+ コ
レクタ層31よりホールがnバッファ層21、さらには
n- 層20へ注入され、n- 層20は伝導度変調する。
法について述べる。p+ 基板上に、エピタキシャル成長
したnバッファ層21、さらにn- 層20を用意する。
これにエミッタ側の平面上に厚いゲート絶縁膜42を形
成し、連続したストライプ形状にパターン化する。さら
に、n- 層20が露出した表面に薄いゲート絶縁膜41
を形成し、それらの厚いゲート絶縁膜42と薄いゲート
絶縁膜41の上に多結晶シリコンゲート電極14を堆積
する。続いて薄いゲート絶縁膜41上のゲート電極14
から、エミッタ側の平面に達するように多結晶シリコン
ゲート電極開口部52を開ける。このとき、厚いゲート
絶縁膜42が略左右対称となり、多結晶シリコンゲート
電極開口部52の左右の薄いゲート絶縁膜41の平面方
向の長さが略等しくなるようにし、予めp層30の平面
方向の拡散深さより長くなるように多結晶シリコンゲー
ト電極開口部52の端から厚いゲート酸化膜までの距離
を設定する。次に多結晶シリコンゲート電極開口部52
よりゲート電極14をマスクとして、p層30の不純物
としてホウ素をイオン注入し、熱拡散する。次に、ホト
レジストのパターンを使ってn+ 層40の不純物である
砒素をイオン注入し、熱拡散する。このときゲート電極
14側はゲート電極14の端部をマスクとしてセルフア
ラインで砒素が注入される。その後、絶縁膜43を堆積
し、ホトレジストを使って開口部を開ける。このとき絶
縁膜43上では金属ゲート配線13に達するように開口
部50を開ける。一方、多結晶シリコン電極開口部52
の内側にはエミッタ側平面に達するまで、開口部52の
内側に開口部51を開ける。このときエミッタ電極開口
部51は多結晶シリコン電極開口部52より小さくし、
絶縁膜43がゲート電極14を覆うようにする。次に電
極材料を堆積し、ゲート電極コンタクトホール50を複
数連ねて被覆する部分と、エミッタ電極開口部51を覆
う部分をパターニングにより分離する。厚いゲート酸化
膜43上の絶縁膜43に空けられたゲート電極コンタク
トホール50を連ねて被覆する部分が金属ゲート配線1
3となり、薄いゲート絶縁膜41と絶縁膜43の開口部
で電極材料がp+ 層32とn+ 層40を短絡している部
分がエミッタ電極12となる。さらに、p+ 層10にも
コレクタ電極11を形成し、電気的に結合する。
従来のIGBT200と異なる点は、従来のIGBT2
00が金属ゲート配線13の左右で、p層30が連続で
あることである。従来の配線構造を持つIGBT200
では図7に示すとおり、金属ゲート配線13は厚いゲー
ト酸化膜42と絶縁膜43で半導体基体から隔てられて
いるため、シリコンゲート電極開口部51は金属ゲート
配線13の部分で寸断されている。p層30は、ゲート
しきい値電圧を安定させるため、多結晶シリコンゲート
電極開口部52よりゲート電極14をマスクとして、n
- 層20に不純物をイオン注入・拡散して作る。そのた
めゲート配線の部分でp型領域30も寸断される。この
ままn- 層20中にp層30の凸形状の端部を露出する
と、逆電圧印加時に先端の曲率が大きな部分に電界が集
中し耐圧が低下するため、金属ゲート配線部の下には連
続したp型領域であるpウェル層32が設けられてい
る。導通時にはこのpウェル層32にホールが流れ込む
ため、n- 層20中のホールの濃度が低くなり、チップ
全体としてオン電圧が高くなってしまう。これに対し、
本実施例のゲート配線構造ではn- 層とシリコンを隔て
るのは絶縁膜43のみであり、多結晶シリコンゲート電
極開口部51は金属ゲート配線を持つIGBT100で
は図1に示す通り、ゲート配線部の下にあるのはゲート
配線方向に断続なp層30のみである。導通時に流れ込
むn- 層中のホールの量はn- 層のホール濃度は従来の
IGBTに比べて少なくなり、n- 層20の濃度が高く
なるためオン電圧は低くなる。
GBT101である。p層30とn- 層20の間に、両
層に接するn層24層を設けている点が第1の実施例と
異なる。n層24を設ける構造は、オン電圧を低減する
効果がある。オン電圧が低くなるのは、導通時にn- 層
に注入されたホールがp層30に拡散するのをn層24
が抑制し、ホールがn- 層20に蓄積されるため、n-
層20のホール濃度がn層24がない一般的なIGBT
にくらべて高くなるからである。
ト配線構造のIGBT200にn層24を設けても、充
分なホールの蓄積効果は得られない。このことを図5を
使って説明する。図5(a)は従来のゲート配線構造を
持つIGBT200にn層24をつけ加えた例の半導体
装置201であり、図5(b)は本発明を適用した第2
の実施例の半導体装置101であり、本発明の第一の実
施例で示した半導体装置100にn層24を設けた構造
になっている。図5(a),図5(b)はそれぞれ図8
(a)のA−A′,図2(a)のA−A′に相当する部
分の断面図を示している。
ゲート配線部下に設けたpウェル層32がn層24より
も深く、濃度も大きいためn層24をキャンセルしてし
まい、n- 層20,pウェル層32,p層30を通って
ホールがエミッタ電極12に流れてしまう。このため金
属ゲート配線13からn- 層20の厚さと同等の距離に
あるホールはn層24に妨げられることなくpウェル層
32を通ってp層30に流れ込むため、n- 層20に蓄
積されない。特に金属ゲート配線13間の距離がn- 層
20の厚さの2倍とほぼ同等またはそれ以下である場
合、チップ上ほとんどの部分でホールは蓄積することな
くpウェル層32を通ってしまう。
(b)に示す様にpウェル層32はなく、p層30とそ
の外側のn層24はゲート配線下で連続であるので、n
- 層20からn層24を通らずにエミッタ電極12に至
る通路はないため、ホールはゲート配線部の下も含めチ
ップ全面で蓄積する。IGBT201に比べてさらにオ
ン電圧がさらに低減できるため、第1の実施例のIGB
Tにさらにn層24を設けたIGBTではオン電圧低減
の効果がきわめて大きい。
られる電力変換装置の1例であるインバータ装置を示
す。本インバータ装置においては、第1の実施例のIG
BT100が複数個(図6では2個)直列接続される直
列接続回路が、交流の相数に等しい組数だけ直流電源に
接続される。各直列接続回路におけるIGBT100の
相互接続点が交流負荷に接続される。各IGBT100
には、逆並列ダイオードすなわち還流ダイオードが接続
される。各IGBT100がオン・オフ制御されること
により、直流電源の直流電力が交流電力に変換されて負
荷に供給される。本インバータ装置においては、IGB
T100のオン電圧が低いので、インバータ装置全体と
しての電力損失が低減される。
第2の実施例のIGBT101を用いてもよい。さら
に、本発明によるIGBTは、インバータ装置のみなら
ず、コンバータやスイッチン電源等の各種の電力変換装
置に用ることができる。また、各実施例における、各半
導体層の導電型を反転しても、本発明は同じ効果があ
る。
小さいIGBT及び低損失の電力変換装置を提供するこ
とができる。
ゲート配線、14…多結晶シリコンゲート電極、20…
n- 層、21…nバッファ層、23…n+ エミッタ層、
24…n層、30…p層、31…p+ コレクタ層、32
…pウェル層、41…薄いゲート絶縁膜、42…厚いゲ
ート絶縁膜、43…絶縁膜、50…ゲート電極コンタク
トホール、51…エミッタ電極コンタクトホール、52…
多結晶シリコンゲート電極開口部。
Claims (6)
- 【請求項1】第1導電型の第1の半導体領域と、前記第
1の半導体領域上に位置する第2導電型の第2の半導体
領域と、前記第2の半導体領域内に伸びる複数個の第1
導電型の第3の半導体領域と該各第3の半導体領域内に
位置する第1導電型の第4の半導体領域と、前記第2,
第3及び第4の半導体領域の表面上に絶縁膜を介して形
成されたゲート電極と、該ゲート電極と接するゲート配
線と、前記第3の半導体領域と第4の半導体領域に接触
した主電極と、前記第1の半導体領域に接触した他の主
電極とを有し、前記各第3の半導体領域における前記ゲ
ート配線下の部分と前記第4の半導体領域が位置する部
分とが同じ接合深さで形成されることを特徴とする絶縁
ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項2】請求項1において、前記各第3の半導体領
域における前記ゲート配線下の前記部分と前記第4の半
導体領域が位置する部分とが連続して形成されることを
特徴とする絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項3】請求項1において、 前記複数の第3の半導体領域が、ストライプ状であり、
前記ストライプ状の長手方向に対して平行に配列され、 前記ゲート配線が、前記第2の半導体領域上及び前記複
数の第3の半導体領域上において前記長手方向に対して
直角の方向に設けられ、 前記複数の第3の半導体領域の各々における前記ゲート
配線の両側に位置する部分内に前記第4の半導体領域が
位置することを特徴とする絶縁ゲートバイポーラトラン
ジスタ。 - 【請求項4】請求項3において、前記ゲート配線が、前
記複数の第3の半導体領域の間に位置する前記第2の半
導体領域上において、前記ゲート電極と接することを特
徴とする絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項5】請求項1において、さらに、前記第2の半
導体領域と前記複数の第3の半導体領域との間に、前記
第2の半導体領域と前記複数の第3の半導体領域とに接
するように、前記第2の半導体領域よりも不純物濃度が
高い第2導電型の第5の半導体領域を有することを特徴
とする絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項6】スイッチング素子をオン・オフすることに
よって負荷に供給する電力を制御する電力変換装置にお
いて、前記スイッチング素子が請求項1乃至4のいずれ
か1項の絶縁ゲートバイポーラトランジスタであること
を特徴とする電力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10241340A JP2000077657A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | 絶縁ゲートバイポーラトランジスタ及びそれを使った電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10241340A JP2000077657A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | 絶縁ゲートバイポーラトランジスタ及びそれを使った電力変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000077657A true JP2000077657A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17072855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10241340A Withdrawn JP2000077657A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | 絶縁ゲートバイポーラトランジスタ及びそれを使った電力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000077657A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008300529A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Denso Corp | 半導体装置 |
US7561994B1 (en) * | 2000-06-29 | 2009-07-14 | Corsi Adam B | Method for a virtual pregnancy experience |
JP2012023234A (ja) * | 2010-07-15 | 2012-02-02 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
-
1998
- 1998-08-27 JP JP10241340A patent/JP2000077657A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
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