JP2008299964A - 磁気ディスク及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスクリートトラックメディアやパターンドメディアにおいて、磁気ディスク装置のヘッドと磁気ディスクが接触した際の磁気情報消失を防止する磁気ディスクとその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明では第一の特徴として、ヘッドと記録部10の接触を防止するために、ディスク表面に非磁性材料の突起部7が作成されており、第二の特徴として当該突起部7がディスク基板1に埋め込まれ、ヘッドと突起部7が衝突しても突起部7が倒れて記録層5にダメージを与えることがない構造、もしくは、基板表面を凹凸に加工して前記凸部を突起部7として利用する構造とした。
【選択図】図1

Description

本発明は磁気ディスク装置に搭載される磁気ディスクに係り、特にディスクリートトラックメディアやパターンドメディアなどの磁気ディスクおよびその製造方法に関するものである。
近年、磁気ディスク装置の大容量化、高記録密度化に伴い、様々な新技術の導入が試みられており、記録密度を上げるために、ディスクリートトラックメディアや、パターンドメディアといった磁気ディスクが提案されている。また、このような磁気ディスクを用いる磁気ディスク装置では、磁気ヘッドと磁気ディスクの間隔はさらに狭小化され、十数nm以下にまでなっている。一方で、磁気ヘッドと磁気ディスクの間隔が狭まったことにより、磁気ヘッドと磁気ディスクの衝突が起こりやすくなっている。
特許文献1には、高密度記録が可能でかつ耐久性に優れるパターンドメディアを得るために、非磁性基板上に形成された軟磁性層上に分離して設けられ幅方向の断面が凸形状の強磁性体からなる複数の記録トラックと、それぞれの記録トラックの上面および複数の記録トラック間の軟磁性層上に形成されたカーボン層とを備え、記録トラックの上面に形成されたカーボン層の膜厚を、複数の記録トラック間の軟磁性層上に形成されたカーボン層の膜厚よりも大きくする発明が開示されている。
特許文献2には、ヘッドとディスクの連続摺動に対するディスクの耐久性を高めるために、ヘッドとディスクの摺動部と記録部とを分離したディスクリートディスクにおいて、分離隔壁と摺動部とを兼ねた丘状構造(丘)を基板とは異なる耐摩耗性の高い非磁性材で構成する発明が開示されている。
特開2006−147148号公報 特開平5−258291号公報
特許文献1に記載されているようにディスク表面に凸部が存在していると、ヘッドが凸部に衝突した際、ヘッドの摺動により記録膜の剥離や変形が起こりやすくなるなど、機械強度が従来の磁気ディスクに比べて弱くなるという問題がある。
また、特許文献2に記載されているように、基板とは異なる耐摩耗性の高い材料で丘を作成すると、磁気ヘッドが摺動する部分の耐久性は高くなるが、異種材料による界面の種類が増えるため、丘の材料と丘と接する材料との異材界面の強度が弱い部分で剥離などの破壊が起こり、丘が倒れて記録層が塑性変形して磁気記録が消えたり、異材界面の剥がれが磁気ディスクの腐食の原因になったりする問題がある。
本発明の目的は、磁気記録部を磁気ヘッドと接触させない構造を有する磁気ディスクとその製造方法を提供することにある。
上記の目的を実現するために、本発明では第一の特徴として、磁気ヘッドと磁気ディスクの磁気記録部の接触を防止するために、ディスク表面に非磁性材料の突起部を磁気記録層よりも突出させて形成するものであり、第二の特徴として当該突起部がディスク基板に埋め込まれているものである。この構造は、磁気ヘッドと突起部が衝突しても、突起部が倒れにくく磁気記録層にダメージを与えることがない構造となる。また、基板表面を凹凸に加工して、少なくとも凹部に磁気記録層を設け、凸部を磁気記録層よりもわずかに突出させて突起部として利用するものである。
本発明によれば、磁気ヘッドの接触に対して、耐久性の高い磁気ディスクを提供することができる。また、耐久性が向上することにより、耐腐食性が高くなり、高信頼性の磁気ディスクを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
<実施例1>
図2に実施例1による磁気ディスク(ディスクリートトラックメディア)の基板構成を示す。基板1はガラス等の非磁性基板であり、トラックピッチTで同心円状(環状)の凹凸が形成されたものである。図1に基板1の凹凸面に磁気記録部および突起部が形成された状態の部分断面を示す。磁気記録部は、図1に示すように、基板1の凹凸面に下地層2、軟磁性層3、配向層4、記録層5、硬質保護層6が順に積層された多層膜20で構成されている。基板1および多層膜20の凹部に突起部7が形成され、硬質保護層6および突起部7の上に潤滑層(保護層)8が形成されている。突起部7は非磁性材料であり、突起部7と突起部7の間の磁気記録部10よりも2nm〜10nm突出している。この突起部7によって磁気記録部10と磁気ヘッドの衝突を防止し、なおかつ、突起部7が基板1内に埋め込まれた構造を持つことで、磁気ヘッドが突起部7に衝突しても、突起部7が倒れるのを防止することができる。また、突起部7が倒れないので、磁気記録部10が変形して磁気記録消失が発生することを防止することができる。また、突起部7の異材界面は、突起部7と硬質保護層6の間の一種類にできるので、特許文献1に比べて異材界面の剥離の危険性が低減され、耐腐食性に優れた構造になっている。
図3にパターンドメディアの場合の基板構成を示す。基板1′は上記と同様にガラス等の非磁性体であり、トラックピッチTおよびビット周期Bで規則的に離散した凸部(不連続パターン)を形成するための凹凸が形成されている。基板1′の凹凸面に形成される多層膜20の構成、基板1′および多層膜20の凹部に形成される突起部7の構成は、図1に示した構成と同じである。
次に図4〜図9を参照して、上記実施例1による磁気ディスク(ディスクリートトラックメディア)の製造方法を説明する。まず図4に示すようにナノインプリント技術でガラス等からなる基板1に同心円状の凹凸を形成する。次に図5に示すようにスパッタリングやケミカルベーパーデポジション法等の成膜方法を用いて下地層2、軟磁性層3、配向層4、記録層5、硬質保護層6を順に積層して多層膜20を形成する。下地層2は、密着層であり、例えばAl−Ti合金が適している。軟磁性層3は、高透磁率磁性層であり、例えばFe−Co系合金が適している。配向層4は、記録層5をエピタキシャル成長させる層であり、例えばRuが適している。記録層5は、磁気記録層であり、例えばCo−Cr−Pt系合金が適している。硬質保護層6は、例えばカーボン層である。次に図6に示すようにスパッタリングやケミカルベーパーデポジション法等の成膜方法を用いてAl等の非磁性材料7′を積層し、図7に示すように突起部7を作成する部分をレジスト膜9等によりマスクし、図8に示すようにイオンミリング等のエッチングで磁気記録部10となる部分を露出させる。次に図9に示すように突起部7の高さを調節するためにケミカルメカニカルポリッシング等で研磨して、突起部7を磁気記録部10よりも2nm〜10nm高く形成し、最後に潤滑材を塗布して潤滑層(保護層)8を形成することで図1の構造を得る。潤滑材は、例えばパーフルオロアルキルポリエーテルである。
パターンドメディアの製造方法は、基板に凹凸を形成する以外は、基本的には上記ディスクリートトラックメディアと同じである。図3に示したように、ガラス等からなる基板1′に、ナノインプリント技術で、凸部がトラックピッチTおよびビット周期Bで規則的に離散して配置されるように、凹凸を形成する。続いて、図5〜図9を用いて説明したように、凹凸面に多層膜20を形成し、基板1′および多層膜20の凹部に突起部7を形成する。断面構造は、図1に示した構造と同じである。
なお、上記実施例1においては、図1に示すように、潤滑層(保護層)8を記録部10と突起部7の凹凸面に倣って形成したが、図10に示すように潤滑材を記録部10上だけ厚めに塗布することで、ディスク表面を平坦化するようにしても良い。この場合には、ディスク表面が平坦であるので、その上部を浮上する磁気ヘッドの浮上変動を抑制することができる。したがって、この構造は、磁気ヘッドが安定して書き込み、読み込みが行なえる構造となる。
<実施例2>
次に、実施例2による磁気ディスクの主要部分の断面構造を図11に示す。実施例2の磁気ディスクは、同心円状の凹凸、あるいは凸部がトラックピッチTおよびビット周期Bで規則的に離散して配置された凹凸のある基板1(1′)と、基板1(1′)上に下地層2、軟磁性層3、配向層4、記録層5が順に積層された多層膜20′を有する。基板1(1′)の凹部には非磁性材料の突起部7が形成され、記録層5および突起部7の上に硬質保護層6が積層され、硬質保護層6の上に潤滑層8が形成された構造である。実施例2では、硬質保護層6と潤滑層8の積層体を保護層と呼ぶことにする。突起部7は、突起部7と突起部7の間の記録部10よりも2nm〜10nm突出している。この構造においても、突起部7によって記録部10と磁気ヘッドの衝突を防止し、なおかつ、突起部7が基板1内に埋め込まれた構造を持つことで、磁気ヘッドが突起部7に衝突しても、突起部7が倒れて記録部10が変形し磁気記録消失が発生することを防止できる構造になっている。また、突起部7を形成したことによって、異材界面は突起部7と硬質保護層6の間と突起部7と記録層5の間の二種類で、特許文献1に比べて異材界面の剥離の危険性が低減された構造になっており、突起部7の上に硬質保護層6があるので突起部7の耐摩耗性が実施例1に比べて向上した構造となっている。
製造方法は、実施例1と同様に、図2に示すようにナノインプリント技術で基板1(1′)に凹凸を形成し、次に図12に示すようにスパッタリングやケミカルベーパーデポジション法等の成膜方法を用いて下地層2、軟磁性層3、配向層4、記録層5、非磁性材料7′を積層する。下地層2、軟磁性層3、配向層4、記録層5、非磁性材料7′の材料は、上記実施例1と同じである。次に図13に示すように突起部7を形成する部分をレジスト膜9等でマスクし、次に図14に示すようにイオンミリング等のエッチングで磁気記録部10を露出させ、次に図15に示すように突起部7の高さを調節するためにケミカルメカニカルポリッシング等で研磨して、突起部7を2nm〜10nm、記録部10よりも高く形成し、次に図16に示すように記録層5と突起部7を覆うように硬質保護層6を積層し、最後に潤滑材を塗布して潤滑層8を形成することで図11の構造を得る。
なお、実施例2においても、上記実施例1と同様に、図17に示すように潤滑材を磁気記録部10上だけ厚めに塗布して、ディスク表面を平坦化することにより、磁気ヘッドの浮上変動を抑制し、磁気ヘッドが安定して書き込み、読み込みが行なえるようにすることができる。
<実施例3>
次に、実施例3による磁気ディスクの主要部分の断面構造を図18に示す。実施例3の磁気ディスクは、凹凸のある基板1(1′)の凹部上に下地層2、軟磁性層3、配向層4、記録層5が順に積層されて磁気記録部10′が形成され、基板1の凸部を突起部7とし、突起部7と磁気記録部10′の上に硬質保護層6が積層され、硬質保護膜6の上に潤滑層8が形成された構造である。磁気記録部10′の表面は、突起部7よりも窪んで形成される。基板1(1′)で突起部7を形成することによって磁気記録部10′と磁気ヘッドの衝突を防止し、かつ、突起部7が基板1(1′)の一部であるので、磁気ヘッドが突起部7に衝突しても、突起部7が倒れて記録部10′が変形し磁気記録消失が発生することを防止できる構造になっている。
また、基板1(1′)の凹部の角部11をRをつけることによって曲面とし、突起部7と磁気ヘッドの衝突が起こった際の、角部11の応力集中を低減させる構造としている。
製造方法は、まず図19に示すようにナノインプリント技術で基板1(1′)に凹凸を形成するが、この際に応力集中を低減させるために凹部の角部11にRをつける。次に図20に示すように、スパッタリングやケミカルベーパーデポジション法等の成膜方法を用いて、下地層2、軟磁性層3、配向層4、記録層5を順に積層し、次に図21に示すように基板表面を例えばケミカルメカニカルポリッシング等で研磨して、突起部7を磁気記録部10′よりも2nm〜10nm高く形成し、次に図22に示すように突起部7と記録部10′を覆うように硬質保護膜6を積層し、最後に潤滑材を塗布して潤滑層8を形成することで図18の構造を得る。
実施例3においても、上記実施例1および2と同様に、図23に示すように潤滑材を磁気記録部10′上だけ厚めに塗布して、ディスク表面を平坦化することで、磁気ヘッドの浮上変動を抑制し、安定して書き込み、読み込みを行なえるようにすることができる。
実施例1による磁気ディスクの主要部分の断面図である。 ディスクリートトラックメディアの基板の構成を示す模式図である。 パターンドメディアの基板の構成を示す模式図である。 実施例1による磁気ディスクの製造工程図である。 実施例1による磁気ディスクの製造工程図である。 実施例1による磁気ディスクの製造工程図である。 実施例1による磁気ディスクの製造工程図である。 実施例1による磁気ディスクの製造工程図である。 実施例1による磁気ディスクの製造工程図である。 実施例1による磁気ディスクの変形例の主要部分の断面図である。 実施例2による磁気ディスクの主要部分の断面図である。 実施例2による磁気ディスクの製造工程図である。 実施例2による磁気ディスクの製造工程図である。 実施例2による磁気ディスクの製造工程図である。 実施例2による磁気ディスクの製造工程図である。 実施例2による磁気ディスクの製造工程図である。 実施例2による磁気ディスクの変形例の主要部分の断面図である。 実施例3による磁気ディスクの主要部分の断面図である。 実施例3による磁気ディスクの製造工程図である。 実施例3による磁気ディスクの製造工程図である。 実施例3による磁気ディスクの製造工程図である。 実施例3による磁気ディスクの製造工程図である。 実施例3による磁気ディスクの主要部分の断面図である。
符号の説明
1,1′…基板、2…下地層、3…軟磁性層、4…配向層、5…記録層、6…硬質保護層、7…突起部、7′…非磁性材料、8…潤滑層、9…レジスト膜、10,10′…磁気記録部、11…角部(曲面)、20,20′…多層膜。

Claims (20)

  1. 環状の凹凸部を有する基板と、該基板の少なくとも凸部に形成された磁気記録部と、該基板の凹部に埋め込まれ、前記磁気記録部表面よりも突出した非磁性材料の突起部と、該磁気記録部と突起部を覆う保護層とを有することを特徴とする磁気ディスク。
  2. 前記凸部は、前記基板の周方向に分断された不連続パターンであることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク。
  3. 前記突起部は、前記磁気記録部よりも2nm〜10nm突出していることを特徴とする請求項1または2記載の磁気ディスク。
  4. 前記磁気記録部は、下地層と、軟磁性層と、配向層と、記録層と、硬質保護層が積層された多層膜であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気ディスク。
  5. 前記保護層は潤滑層であり、その表面が平坦であることを特徴とする請求項4記載の磁気ディスク。
  6. 前記磁気記録部は、下地層と、軟磁性層と、配向層と、記録層が積層された多層膜であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気ディスク。
  7. 前記保護層は、硬質保護層と、該硬質保護層の上に形成された潤滑層を含むことを特徴とする請求項6記載の磁気ディスク。
  8. 前記潤滑層は、その表面が平坦であることを特徴とする請求項7記載の磁気ディスク。
  9. 基板に環状の凹凸を形成する工程と、前記凹凸が形成された基板上に少なくとも軟磁性層と磁気記録層を含む多層膜を形成する工程と、前記多層膜の凹部に非磁性材料を充填して多層膜の凸部表面よりも突出した突起部を形成する工程と、前記多層膜および突起部に保護層を形成する工程とを含むことを特徴とする磁気ディスクの製造方法。
  10. 前記基板に環状の凹凸を形成する工程は、凸部を前記基板の周方向に分断する工程を含むことを特徴とする請求項9記載の磁気ディスクの製造方法。
  11. 前記多層膜を形成する工程は下地層と、軟磁性層と、配向層と、記録層と、硬質保護層を積層する工程を含み、前記保護層を形成する工程は潤滑材を塗布する工程を含むことを特徴とする請求項9または10記載の磁気ディスクの製造方法。
  12. 前記多層膜を形成する工程は下地層と、軟磁性層と、配向層と、記録層とを積層する工程を含み、前記保護層を形成する工程は硬質保護層と潤滑層を順次形成する工程を含むことを特徴とする請求項9または10記載の磁気ディスクの製造方法。
  13. 前記保護層を形成するに際し、その表面が平坦になるように、前記突起部の間に厚く形成することを特徴とする請求項9記載の磁気ディスクの製造方法。
  14. 環状の凹凸部を有する基板と、該基板の少なくとも凹部に形成され、凸部よりも窪んでいる磁気記録部と、該磁気記録部と凸部を覆う保護層とを有することを特徴とする磁気ディスク。
  15. 前記凸部は、前記基板の周方向に分断された不連続パターンであることを特徴とする請求項14記載の磁気ディスク。
  16. 前記凸部は前記磁気記録部よりも2nm〜10nm突出していることを特徴とする請求項14または15記載の磁気ディスク。
  17. 前記磁気記録部は、下地層と、軟磁性層と、配向層と、記録層が積層された多層膜であることを特徴とする請求項14乃至16のいずれかに記載の磁気ディスク。
  18. 前記保護層は、硬質保護層と、該硬質保護層の上に形成された潤滑層を含むことを特徴とする請求項17記載の磁気ディスク。
  19. 前記潤滑層は、その表面が平坦であることを特徴とする請求項18記載の磁気ディスク。
  20. 前記基板の凹部の角部が曲面であることを特徴とする請求項14記載の磁気ディスク。
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