JP2008297035A - 画像形成装置の給紙ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】給紙ユニットの内部に埃や塵が蓄積することのない画像形成装置の給紙ユニットを提供すること。
【解決手段】画像形成装置の給紙ユニット31には、底板45を有するユニット基台44と、底板45に対して間隔を空けて配設されているガイド板32と、ガイド板32に案内されてシートのサイズに応じてガイド板32を幅方向へ摺動するスライド部材34とを備えている。ガイド板32にはガイド板32の幅方向に延びるガイド溝孔33a,33bを形成し、スライド部材34の底面には、底面から下側に突出しガイド溝孔33a,33bに差し込まれ、ガイド溝孔33a,33bに案内されるガイドリブ34a,34bを設けている。ユニット基台44には、ガイド板32のガイド溝孔33a,33bに沿って、ガイド溝孔33a,33bを閉塞する閉塞部材48を配設するようにした。
【選択図】図6

Description

本発明は、機械の構造上、阻止できない隙間から入り込む埃や塵が内部に侵入することを防止する画像形成装置の給紙ユニットに関する。
印刷機、コピー、FAX及びこれらの複合機などの画像形成装置は、オフィスの中の適宜場所に設置される。オフィスでは、夏、冬に限らずオールシーズンで空調設備が稼働しているところもあり、室内に埃や塵(以下、埃等とする)が舞い上がり、至る所に埃等が舞い落ちる。あるいは、空調設備における空気の流れが集中する個所では、他の個所よりも数倍、埃等がふりかかることもある。しかしながら、画像形成装置が設置される場所は、空調設備の空気の流れとは無関係な場所に設置されることもあり、オフィスのレイアウト上、ユーザが使用しやすい場所などに配設されたり、他のオフィス設備の設置場所に併設されたり設置場所は様々である。
一方、画像形成装置には、電機部品の接点などが多くの個所に使用され、これらの接点に埃等が侵入すると、接触不良や導電性のある埃等では接点が短絡することも考えられる。
画像形成装置には、装置本体に内蔵された給紙カセットとともに、装置本体の外側に使用されるシート幅に合わせてシートをガイドする手差し用の給紙トレイが設けられているものがある。
図9は、画像形成装置の手差し用の給紙ユニット61を示す。給紙ユニット61のシートが載置されるトレイ面には、横方向に長いガイド板62が設けられ、ガイド板62にはシートの搬送方向に間隔を開けて、一対のガイド溝孔63a,63bが形成されている。また、給紙ユニット61には、シートの幅合わせをする一対のスライド部材64が、給紙ユニット61の幅方向に摺動できるように配設されている。
横方向断面がほぼL字形状のスライド部材64は、面が横方向に配設されるシート載置板65と縦方向に配設されるシート幅合わせ板66とを形成し、シート載置板65の下面には、下方向に突出する一対のガイドリブ67a,67bが形成されている。ガイドリブ67a,67bは、上記ガイド溝孔63a,63bに差し込まれることによって、スライド部材64がガイド板62上を摺動する。こうして、スライド部材64は、ガイド板62に案内されて、シートサイズに合わせてシートをセットできる。
給紙ユニット61内部には、スライド部材64をスライドさせるための内部機構や、スライド機構がシートサイズのどの位置に移動しているかを検知する基板や検出端子を取付けている(図6参照)。
なお、下記の特許文献1には、手差し給紙する手差しトレイを備えた画像形成装置において、手差しトレイに給紙される用紙サイズを検出するためのサイズ検出手段として抵抗部材を給紙ユニットに設け、スライド部材の移動による抵抗部材の抵抗値の変化の情報を、画像形成装置の制御装置に入力することにより、用紙サイズの情報を得るようにする装置が開示されている。
特開平8−198518号公報
画像形成装置の手差し用の給紙ユニット61では、シートの実使用において、A3及びA4などの比較的に大サイズでの使用がもっと多く、シートサイズのA3及びA4に位置でスライド部材64を開いた状態で放置されることが多い。上述したように、給紙ユニット61のガイド板62には、一対のガイド溝孔63a,63bが形成され、このガイド溝孔63a,63bは、ガイド板64に形成された貫通孔であるので、これらのガイド溝孔63a,63bから給紙ユニット61の内部に埃等が入り込むことがある。
画像形成装置は数年単位で設置されているため、長年の使用によって、埃等が蓄積される。そして、給紙ユニット61の内部(ガイド板64の下、図4参照)にある基板や検出センサーなどの端子間に、矢印に示すように埃等が侵入するおそれがある。特に、基板面などに埃等が蓄積されると、その上を端子が摺動することによって、埃等が入りやすくなる。さらには、スライド部材を小サイズのシート位置に移動する際に、埃等が給紙ユニットの内側に掻き集められた状態になり、埃等が堆積するようなことも考えられて、好ましいことではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、コストがかかることなく、給紙ユニットの内部に埃や塵が蓄積することのない画像形成装置の給紙ユニットを提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置の給紙ユニットは、上記目的を達成するために、底板を有する基台と、該底板に対して間隔を空けて配設されているガイド板と、該ガイド板に案内されてシートのサイズに応じて前記ガイド板を幅方向へ摺動するスライド部材とを備え、前記ガイド板には前記スライド部材の摺動方向に延びるガイド溝孔を形成し、前記スライド部材の底面には、該底面から下側に突出し前記ガイド溝孔に差し込まれ、該ガイド溝孔に案内されるガイドリブを設けた画像形成装置の給紙ユニットにおいて、前記基台には、前記ガイド板のガイド溝孔に沿って、該ガイド溝孔を閉塞する閉塞部材を配設するようにした。
上記画像形成装置の給紙ユニットは、トレイ基台の上面には前記ガイド板の移動位置を検知するシートサイズ検知基板を設け、前記スライド部材の下面にはスライド部材とともに移動するサイズ検知端子を設けていると、より効果的である。
上記画像形成装置の給紙ユニットは、前記閉塞部材は弾性部材を介して前記基台に取付けられ、前記ガイドリブと前記閉塞部材の接触時に前記閉塞部材が前記弾性部材の弾性力によって退避することが好ましい。
上記画像形成装置の給紙ユニットの前記基台は、前記底板の周囲から立設する壁面が形成され、前記壁面に前記弾性部材としてのスポンジを介して閉塞部材を配設することが好ましい。
本発明の画像形成装置の給紙ユニットは、底板を有する基台と、該底板に対して間隔を空けて配設されているガイド板と、該ガイド板に案内されてシートのサイズに応じて前記ガイド板を幅方向へ摺動するスライド部材とを備え、前記ガイド板には前記スライド部材の摺動方向に延びるガイド溝孔を形成し、前記スライド部材の底面には、該底面から下側に突出し前記ガイド溝孔に差し込まれ、該ガイド溝孔に案内されるガイドリブを設けた画像形成装置の給紙ユニットにおいて、前記基台には、前記ガイド板のガイド溝孔に沿って、該ガイド溝孔を閉塞する閉塞部材を配設するようにしたので、給紙ユニットの内部に埃や塵が侵入しないようになった。
上記画像形成装置の給紙ユニットは、トレイ基台の上面には前記ガイド板の移動位置を検知するシートサイズ検知基板を設け、前記スライド部材の下面にはスライド部材とともに移動するサイズ検知端子を設けているので、検知基板や検知端子の接触不良や短絡を防止できるようになった。
上記画像形成装置の給紙ユニットの前記閉塞部材は弾性部材を介して前記基台に取付けられ、前記ガイドリブと前記閉塞部材の接触時に前記閉塞部材が前記弾性部材の弾性力によって退避するようにしたので、ガイドリブが閉塞部材と接触するときに容易に、閉塞部材を退避させることができる。
上記画像形成装置の給紙ユニットの前記基台は、前記底板の周囲から立設する壁面が形成され、前記壁面に前記スポンジを介して閉塞部材を配設したので、他の給紙ユニットの構成部材と干渉することなく、容易に閉塞部材を取付けることができる。
以下、本発明の実施形態における画像形成装置の給紙ユニットについて、図面を参照しながら説明する。なお、図1中の矢印Fで示す方向を画像形成装置の前側として説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置1を示す。プリンタと複写機との複合機である画像形成装置は、装置本体2を下部に配設し、装置本体2の上部には、自動原稿搬送装置3が配設されている。装置本体2内の下端部には、給紙カセット4が配設され、装置本体2の中段位置には、搬送路12に沿って、感光体ドラム6が配設されている。感光体ドラム6の周囲には、帯電器7、レーザスキャニングユニット8、現像器9、転写ローラ10、クリーニング装置11などの画像形成ユニット5が設けられている。画像形成ユニット5の上流側には、定着ユニット14が配設されている。そして、装置本体2の上端部に配設されている露光走査装置15の下部に形成された排紙空間16には、排紙トレイ部17が設けられている。
装置本体2の上部には、図2に示すように、自動原稿搬送装置3が配設され、自動原稿搬送装置3は装置本体2の一端(後端)部に図示しないヒンジ機構を介して回動可能に支持されている。
図1を参照にして、自動原稿搬送装置3には、搬送部21と給紙ユニット31とが設けられ、搬送部21は、ピックアップローラ22と、ピックアップローラ22の下流側に配置された一対の分離ローラ対23と、分離ローラ対23の下流側に配置されたレジストローラ対24と、レジストローラ対24の下流側に配置された排出ローラ対25とを備えている。ピックアップローラ22及びそれらのローラ対23〜25は、搬送部21の原稿搬送路26に沿って上流から下流に向かってその順序で配置されている。
原稿搬送路26の上流端には、給紙ユニット31が配設されている。
図3に示すように、給紙ユニット31のトレイ面31aには、一方向に長いガイド板32が設けられている。なお、図3に示すガイド板32の長手方向(矢印Fの方向に対して直角方向)を給紙ユニット31の幅方向とする。ガイド板32はほぼ平板形状であって、給紙ユニット31の前後方向の中央に中板部32bが設けられ、中板部32bの前側には前板部32a、中板部32bの後側に後板部32cが設けられている。そして、中板部32bと前板部32aの間には、ガイド溝孔33aが形成され、中板部32bと後板部32cとの間にはガイド溝孔33bが形成され、これらの一対のガイド溝孔33a,33bは、平行に給紙ユニット31の幅方向に延びている。
ガイド板32には、給紙ユニット31にセットされたシートの幅合わせをするスライド部材34が併設されている。
図3及び図4を参照にして、スライド部材34は、幅方向断面が、ほぼL字形状であり、面を横方向にして配設されるシート載置板35と縦方向に配設されるシート幅合わせ板36とによって形成されている。シート載置板35の下面には、給紙ユニット31の下方向に突出する一対の直線状のガイドリブ34a,34b(図4参照)が間隔を空けて平行に形成され、ガイドリブ34a,34bの間隔はガイド溝孔33a,33bの間隔と同じ長さに形成されている。ガイドリブ34a,34bは、ガイド溝33a,33bに差し込まれることによって、スライド部材34がガイド板32上をスライド可能にする。
ガイド板32の両端部にはガイド板32の上面から直角方向に突出するスライド部材34の外側規制部材37a,37bが形成され、ガイド板32の中央上面には板状の内側規制部材38が取付けられている。外側規制部材37aはスライド部材34の外方向の移動を阻止し、内側規制部材38はスライド部材34の内方向の移動を阻止する。
図4及び図5は、各々が給紙ユニット31のガイド板32を省略した図であり、図4はその給紙ユニット31の分解斜視図、図5はその斜視図である。また、図6は給紙ユニット31を前後方向に切断した断面図である。
スライド部材34のシート載置板35の下部には、平面視がほぼL字形状のラック板39が取付けられている。そして、ラック板39の前端部及び後端部には、スライド部材34の取付部40a,40bが形成され、これらの取付部40a,40bは、スライド部材34のガイドリブ34a,34bに組み付けられる。スライド部材34のシート載置板35とラック板39の縦板41aとの間には隙間が形成され、ガイド板32の中板部32bは、これらのシート載置板35とラック板39に囲繞されるようにして配設されて、(図6参照)一体となる。したがって、スライド部材34は、ラック板39から外れることなく、ガイドされる。ラック板39の横板41bの内側には、ラック42が給紙ユニット31の幅方向に形成されている。
ガイド板32は、該ガイド板32の下部に配設されているユニット基台44に支持されている。ユニット基台44は、ほぼ矩形の箱形状であり、その底板45の中央部には底板45から上方へ突出する台形状の台座45aが形成され、その頂面にはピニオンギヤ46がその軸を上下方向に向けて回転可能に軸支されている。ピニオンギヤ46には、上述したラック板39のラック42が噛合している(図5)。このピニオンギヤ46に、一対のラック板39がピニオンギヤ46の径方向反対側に対向配置されていることによって、一対のスライド部材34のうちの一方を幅方向内側に移動させると、ピニオンギヤ46に噛合する他方のスライド部材34も内側へ移動する。同様に一方のスライド部材34を外側へ移動させると、他方のスライド部材34が外側へ移動する。
ユニット基台44の底板45には、スライド部材34の位置を検出する給紙ユニット31の幅方向に長い基板47が取付けられている。また、ユニット基台44の前壁44b及び後壁44cの内側には、各々一対の併せて4個の閉塞部材48が取付けられている。
閉塞部材48は、図7に示すように断面形状が逆L字形状(図7のB参照)であり、縦板48bがスポンジ49のような弾性部材を介して前壁44b及び後壁44c(図7には、後壁44c側の一つのみ示す)に取付けられる。閉塞部材48の上板48aの端部には、ガイド溝33a,33bに対応する位置に傾斜部48cが形成されている。閉塞部材48を取付ける位置は、スポンジ49が弾性変形していない状態で、閉塞部材48の上板48aが、ガイド溝33a,33bを閉塞する位置に配置される。また、基板47に対応した位置、すなわち基板47の前後に位置するガイド溝33a,33bの下部に配置される。
図6に示すように、ラック板39の下部には、基板47の上部に位置させて、端子43を取付けている。端子43は、スライド部材34が摺動する際には、基板47上を摺動することができ、端子43の基板47の相対位置で、スライド部材34の移動量が検出されるように構成されている。
なお、図4に示す給紙ユニット31の符合59はラック板39を上方に押圧する板バネである。
図1に示す装置本体2の上部にある露光走査装置15は、第1キャリッジ51、第1キャリッジ51に支持された光源52及び第1ミラー53、第2キャリッジ54、第2キャリッジ54に支持された第2ミラー55及び第3ミラー56、集光レンズ57、ラインセンサ58などを備えている。例えば蛍光ランプからなる光源52は、コンタクトガラス29を下面から照射することができ、コンタクトガラス29の、上記前後方向長さよりも長く形成されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の画像形成装置1は、自動原稿搬送装置3が閉位置(図1の状態)に位置付けられた状態において、給紙ユニット31を用いて原稿をコピーする場合は、先ず、原稿が給紙ユニット31のトレイ面31aにセットされる。この際、スライド部材34を原稿幅に合わせてスライドさせる。例えば、スライド部材34の位置がA3のセット位置あり、これからコピーしようとする原稿サイズがA4であるような場合は、スライド部材34をA3位置から、幅方向内側のA4位置に移動させる。この際、ラック板39に取付けられている端子43が基板47上をスライド部材34と共に摺動し、基板47が端子43位置を検知することによって、原稿サイズA4であることを認識することができる。
そして、印刷指令によって、原稿が、図1に示すピックアップローラ22、分離ローラ対23、レジストローラ対24により搬送路26を搬送され、画像読取位置Rを通過する過程において、露光走査装置15により原稿の画像が読み取られる。第1キャリッジ51及び第2キャリッジ54は静止し、光源52は、画像読取位置Rを通過する原稿の画像を読み取る所定位置に静止させられる。
露光走査装置15により読み取られた画像情報は、画像形成ユニット5にて、帯電器7により一様に帯電された感光体ドラム6の表面がレーザスキャニングュニット8により露光されることにより静電潜像が形成され、この静電潜像は現像装置9により現像されてトナー像となる。このトナー像は、給紙カセット4から送られたシートが、感光体ドラム6と転写ローラ10とのニップ部を通過する間にシートに転写される。シートに転写されたトナー像は、定着ユニット14を通過する間に、シートに熱定着される。トナー像が定着された用は、排紙トレイ部17に排出される。
このようにして、給紙ユニット31のトレイ面31aに載置された原稿のコピーをすることができる。
このような、画像形成装置1では、オフィス内で空調設備による送風に晒されているような場合、給紙ユニット31のトレイ面31aに、空気と共に埃等が吹きかかる。
例えば、スライド部材34の位置が、比較的使用頻度の高いA3若しくはそれよりも小さいA4位置にセットされている状態、すなわち、給紙ユニット31の幅方向外側に配置されている状態では、図6及び図7のBに示すように、ガイド溝孔33a,33bの隙間を閉塞部材48の上板48aが覆っている。よって、ガイド溝孔33a,33bの隙間から埃等が侵入することが防止される。
なお、本実施形態のように、基板47が給紙ユニット31の幅方向の片側(図4の右側)に配置されているような状態で、給紙ユニット31の構造上、他方(左側)のガイド溝孔33a,33bから、基板47側に埃等が侵入しないような場合は、他方のガイド溝孔33a,33b側の閉塞部材48を省略してもよい。
また、使用頻度の比較的低い小サイズの原稿B5,A6などをセットするときは、スライド部材34の位置をそれらのサイズに対応する位置に移動させる。この際、スライド部材34が移動することによって、スライド部材34のガイドリブ34bと閉塞部材48とが当接する。閉塞部材48の上板48aには傾斜部48cが形成されているので、ガイドリブ34bが傾斜部48cと接触し、ガイドリブ34bが傾斜部48cを押圧するようにして、スポンジ49を後壁44c側に押圧する(図8参照)。この状態では、ガイドリブ34bがガイド溝孔33a,33bに入り込んでいるので、上板48aはガイド溝孔33bの位置よりも後退する。傾斜部48cは、閉塞部材48の後退を円滑にしている。また、スライド部材34を移動させる際には、スポンジ49が弾性部材であるので、負荷が殆どかかることがない。
スライド部材34が小サイズの原稿にセットされたような場合、上板48aはガイド溝33bを覆わないが、図4に示すように、スライド部材34のシート載置板35の前後両端部35a,35bの部分がリブ34a,34bよりも前後外側に位置するので、この両端部35a,35bの存在によって、埃等の侵入を防止できる。
なお、このように、小サイズの原稿にスライド部材34の位置がセットされた状態では、スライド部材34を内側によせた状態で、スライド部材34の外側の位置でガイド溝孔33a,33bに隙間が形成される。通常は、大サイズの用紙が使用されて、そのまま大サイズの位置でスライド部材34が維持されるので、小サイズの位置でスライド部材34が長く維持されることはないので、特に問題とはならない。但し、現在設けている閉塞部材48の幅方向外側にさらに、第2の閉塞部材を設けても良い。
このように、本実施形態の閉塞部材48を用いることによって、基板47と端子43との間に埃等が入り込むことがなく、これらが絶縁若しくは短絡状態になるのを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の上記実施形態に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて、本発明は種々の変形又は変更が可能である。
例えば、上記実施形態ではスライド部材34が、左右に一対あるタイプの給紙ユニットによって説明したが、スライド部材が1個のタイプの給紙ユニットでガイド溝孔を有するものであれば適用が可能である。
また、上記実施形態では、スポンジ49によって閉塞部材48を取付けて、スポンジ49の弾性力で閉塞部材48を後退移動させていたが、板バネなどの他の弾性部材を用いてもよい。
本発明の実施形態による画像形成装置の給紙ユニットを備えている複合機の斜視図である。 図1の複合機の給紙ユニットが配設されている自動原稿搬送装置の斜視図である。 図2の自動原稿搬送措置に配設されている給紙ユニットの斜視図である。 図3の給紙ユニットのガイド板を省略した分解斜視図である。 図3の給紙ユニットのガイド板を省略した斜視図である。 図3のX−X線方向の断面図(ガイドリブと閉塞部材とが係合していない状態)である。 図4に示す閉塞部材がユニット基台の後壁に取付けられている状態の平面図である。 図3のX−X線方向の断面図(ガイドリブと閉塞部材とが係合している状態)である。 従来における画像形成装置の給紙ユニットの斜視図である。
符号の説明
1 画像形成装置
31 給紙ユニット
31a トレイ面
32 ガイド板
33a,33b ガイド溝
34 スライド部材
34a,34b ガイドリブ
39 ラック板
43 端子
47 基板
48 閉塞部材
49 スポンジ

Claims (4)

  1. 底板を有する基台と、該底板に対して間隔を空けて配設されているガイド板と、該ガイド板に案内されてシートのサイズに応じて前記ガイド板を幅方向へ摺動するスライド部材とを備え、前記ガイド板には前記スライド部材の摺動方向に延びるガイド溝孔を形成し、前記スライド部材の底面には、該底面から下側に突出し前記ガイド溝孔に差し込まれ、該ガイド溝孔に案内されるガイドリブを設けた画像形成装置の給紙ユニットにおいて、
    前記基台には、前記ガイド板のガイド溝孔に沿って、該ガイド溝孔を閉塞する閉塞部材を配設するようにしたことを特徴とする画像形成装置の給紙ユニット。
  2. トレイ基台の上面には前記ガイド板の移動位置を検知するシートサイズ検知基板を設け、前記スライド部材の下面にはスライド部材とともに移動するサイズ検知端子を設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の給紙ユニット。
  3. 前記閉塞部材は弾性部材を介して前記基台に取付けられ、前記ガイドリブと前記閉塞部材の接触時に前記閉塞部材が前記弾性部材の弾性力によって退避するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置の給紙ユニット。
  4. 前記基台は前記底板の周囲から立設する壁面が形成され、前記壁面に前記弾性部材としてのスポンジを介して閉塞部材を配設したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置の給紙ユニット。
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