JP2008296738A - 車体前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却系部品の損傷を防止可能で、またバルクヘッドの交換が可能で、さらに車体の溶接ラインにおいてバルクヘッドの溶接が可能で、加えてバルクヘッドの位置精度を容易に確保することができる車体前部構造を提供する。
【解決手段】車体前部構造10は、バルクヘッド17の前部が冷却系部品18を支持する支持枠体34で形成され、バルクヘッド17の後部が左右の脆弱部35,36で形成されている。また、左右の脆弱部35,36の後端部39,39にボルト31・溶接ナット32で脱着自在に左右の取付ブラケット14,15が設けられている。さらに、左右の取付ブラケット14,15が左右のフロントサイドフレーム11,12の先端部11a,12aに溶接されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、バルクヘッドで冷却系部品が支えられ、冷却系部品の前方にバンパービームを備えた車体前部構造に関する。
車体前部構造のなかには、左右のフロントサイドメンバーの前端部にバルクヘッドの後端部がボルト止めされるとともに、左右のクラッシュボックスがそれぞれボルト止めされ、左右のクラッシュボックスの前端部にフロントバンパービームが架け渡されたものがある。
バルクヘッドは、前部にエアコンデンサやラジエータなどの冷却系部品が設けられている。バルクヘッドの左右の側壁は、車体方向中央部が脆弱部に形成されている。
よって、衝突時に左右の側壁の脆弱部が圧縮変形して、エアコンデンサやラジエータなどの冷却系部品を後方にスライド移動させることができる。
冷却系部品が後方にスライド移動することで、フロントバンパービームが冷却系部品に干渉することを防ぐことができる。
フロントバンパービームが冷却系部品に干渉しないので、ラジエータの損傷を阻止できる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−262940号公報
しかし、特許文献1の車体前部構造は、左右のフロントサイドメンバーの前端部にバルクヘッドの後端部がボルト止めされている。
ここで、車体の溶接ラインにおいては、溶接ロボットを用いて各構成部材をスポット溶接で組み付けている。
このため、車体の溶接ラインにおいて、作業者が左右のフロントサイドメンバーの前端部にバルクヘッドの後端部をボルトで取り付ける作業をおこなうことはできない。
作業者が左右のフロントサイドメンバーにバルクヘッドをボルト止めするためには、車体の溶接ラインの後工程で、左右のフロントサイドメンバーにバルクヘッドをボルト止めする必要がある。
この場合、車体の殆どの部品を車体の溶接ラインで溶接した後に、作業者が左右のフロントサイドメンバーにバルクヘッドをボルト止めすることになる。
このため、バルクヘッドの組付けに時間がかかり、生産性を確保することが難しい。
また、左右のフロントサイドメンバーの前端部にバルクヘッドの後端部をボルト止めする場合、ボルトの取付孔に製造公差や組付け公差が生じる。
製造公差や組付け公差が生じた取付孔を利用してバルクヘッドを取り付けるため、バルクヘッドの位置精度を確保することが難しい。
本発明は、冷却系部品の損傷を防止可能で、またバルクヘッドの交換が可能で、さらに車体の溶接ラインにおいてバルクヘッドの溶接が可能で、加えてバルクヘッドの位置精度を容易に確保することができる車体前部構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ラジエータなどの冷却系部品を支持する枠状のバルクヘッドを、左右のフロントサイドフレームの先端部に取り付けた車体前部構造において、前記バルクヘッドの前部が前記冷却系部品を支持する支持部で形成され、前記バルクヘッドの後部が脆弱部で形成され、該脆弱部の後端部に締結部材で脱着自在に取付ブラケットが設けられ、前記取付ブラケットが前記左右のフロントサイドフレームの先端部に溶接されたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、バルクヘッドの前部を支持部とし、支持部に冷却系部品を支持した。そして、バルクヘッドの後部を脆弱部とし、脆弱部の後端部に取付ブラケットを締結部材で脱着自在に取り付けた。
取付ブラケットを左右のフロントサイドフレームの先端部に溶接した。
よって、脆弱部の後端部に取付ブラケットを取り付けて、バルクヘッドおよび取付ブラケットを一体化することができる。
一体化した取付ブラケットを左右のフロントサイドフレームの先端部に溶接することで、車体の溶接ライン(以下、車体溶接ラインという)においてバルクヘッドの溶接を可能にした。
これにより、車体の殆どの部品を車体の溶接ラインで溶接した後に、作業者がバルクヘッドをボルト止めする必要がないので、生産性を確保することができるという利点がある。
また、取付ブラケットを左右のフロントサイドフレームの先端部に溶接することで、バルクヘッドを左右のフロントサイドフレームの先端部に取り付けることができる。
これにより、ボルト用の取付孔でバルクヘッドの位置決めを規制することがなく、位置精度を容易に確保することができるという利点がある。
さらに、バルクヘッドの前部に冷却系部品を支持し、バルクヘッドの後部を脆弱部とした。よって、車体後向きの衝撃がフロントバンパービームを介してバルクヘッドに作用した場合に、脆弱部を圧縮変形させて冷却系部品を後方にスライド移動させることができる。
これにより、フロントバンパービームが冷却系部品に干渉することを防いで、冷却系部品が損傷することを防止できるという利点がある。
加えて、脆弱部に取付ブラケットを締結部材で脱着自在に取り付けた。よって、脆弱部が圧縮変形した後、締結部材を操作して取付ブラケットからバルクヘッドを容易に取り外すことが可能である。
これにより、圧縮変形したバルクヘッドを容易に交換することができ、修理費用を低減できるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」は作業者から見た方向にしたがい、前側をFr、後側をRr、左側をL、右側をRとして示す。
図1は本発明に係る車体前部構造を示す斜視図である。
車体前部構造10は、車体前部の左右側にそれぞれ設けられた左右のフロントサイドフレーム11,12と、左右のフロントサイドフレーム11,12の先端部に取り付けられた左右の取付ブラケット14,15(右取付ブラケット15は図2参照)と、左右の取付ブラケット14,15に設けられたバルクヘッド17と、バルクヘッド17に設けられた冷却系部品18とを備える。
さらに、車体前部構造10は、左右のフロントサイドフレーム11,12の先端部11a,12a(12aは図2参照)から車体前方に向けて突出させた左右のクラッシュボックス(クラッシュボックス)21,22と、左右のクラッシュボックス21,22の先端部21a,22aに渡って設けられたフロントバンパービーム24とを備える。
すなわち、車体前部構造10は、冷却系部品18を支持する枠状のバルクヘッド17を、左右のフロントサイドフレーム11,12の先端部11a,12aに取り付けるものである。
図2は本発明に係る車体前部構造を示す分解斜視図である。
冷却系部品18は、一例として、エンジンルーム26に臨む部位に設けられたラジエータと、このラジエータの前方に設けられたコンデンサ(図示せず)とを備える。
前記コンデンサは、例えば、エアコン用の冷媒ガスを冷却して液化するものである。
右フロントサイドフレーム12は、車体前部の右側に配置され、車体前後方向に延びる部材であり、先端部12aにフランジ27が形成されている。
なお、左フロントサイドフレーム11は、右フロントサイドフレーム12と左右対称の部材であり、各構成部材に同じ符号を付して説明を省略する。
右取付ブラケット15は、右フロントサイドフレーム12の先端部12aで、かつ、エンジンルーム26側の壁部12bにスポット溶接で取り付けられている。
この右取付ブラケット15は、バルクヘッド17にボルト31,31・溶接ナット32,32(締結部材)で脱着自在に取り付けられている。溶接ナット32は図3に示す。
右取付ブラケット15については、図3で詳しく説明する。
なお、左取付ブラケット14は、右取付ブラケット15と左右対称の部材であり、各構成部材に同じ符号を付して説明を省略する。
バルクヘッド17は、前部を構成する支持枠体(支持部)34と、後部を構成する左右の脆弱部35,36とを備える。
支持枠体34は、車体幅方向に延出された上メンバー41と、上メンバー41の下方において車幅方向に延出された下メンバー42と、上下のメンバー41,42の左端部41a,42aに連結された左サイドメンバー43と、上下のメンバー41,42の右端部41b,42bに連結された右サイドメンバー44とを備える。
支持枠体34に冷却系部品18が支持されている。
右サイドメンバー44は、所謂横断面が断面ロ形に形成された閉断面の部材である。右サイドメンバー44に右脆弱部(脆弱部)36が設けられている。
右脆弱部36は、右サイドメンバー44の上下方向中央部44aから車体後方に向けて膨出された部位である。
なお、左サイドメンバー43は、右サイドメンバー44と左右対称の部材であり、各構成部材に同じ符号を付して説明を省略する。
また、左脆弱部(脆弱部)35は、右脆弱部36と左右対称の部材であり、各構成部材に同じ符号を付して説明を省略する。
右クラッシュボックス22は、基端部にフランジ23が形成されている。フランジ23は、右フロントサイドフレーム12のフランジ27にボルト28a…・ナット28b…(図3参照)で取り付けられている。
これにより、右クラッシュボックス22は、右フロントサイドフレーム12のフランジ27から車体前方に向けて突出されている。
なお、左クラッシュボックス21は、右クラッシュボックス22と左右対称の部材であり、各構成部材に同じ符号を付して説明を省略する。
左右のクラッシュボックス21,22は、フロントバンパービーム24に車体前方側から衝撃が作用した場合に、圧縮変形(潰れる)することにより衝撃を吸収する部材である。
フロントバンパービーム24は、車幅方向を向いて配置され、左右のクラッシュボックス21,22に架け渡されている。
このフロントバンパービーム24は、冷却系部品18の車体前方側に配置されている。
図3は本発明に係る車体前部構造の右取付ブラケットおよび右脆弱部を示す断面図である。
右取付ブラケット15は、略L字形に形成されたフレーム取付片46およびバルクヘッド取付片47と、フレーム取付片46およびバルクヘッド取付片47に架け渡された上下の補強部材48(上側の補強部材48は図2参照)とを備える。
フレーム取付片46は、右フロントサイドフレーム12の先端部12aで、かつ、エンジンルーム26側の壁部12bにスポット溶接で取り付けられた略矩形状のプレートである。
バルクヘッド取付片47は、上下に取付孔49(図2も参照)が形成された略矩形状のプレートである。
右脆弱部36は、右サイドメンバー44のサイド内側壁部51から車体後方に向けて張り出された内側壁部37と、右サイドメンバー44のサイド外側壁部52から車体後方に向けて張り出された外側壁部38と、内側壁部37の後辺および外側壁部38の後辺に架け渡された後端部39とを備える。
右脆弱部36は、内側壁部37、外側壁部38および後端部39で断面略コ字形に形成されている。
内側壁部37には、複数の内凹凸部37aが連続的に波状に形成されている。複数の内凹凸部37aは、図2に示すように、上下方向に延出されている。
外側壁部38には、内凹凸部37aと同様に、複数の外凹凸部38aが連続的に波状に形成されている。複数の外凹凸部38aは、図2に示すように、上下方向に延出されている。
後端部39には、バルクヘッド取付片47の取付孔49,49に対向する部位に上下の取付孔54が形成されている。
後端部39の内面には、上下の取付孔54と同軸上に溶接ナット32,32が接合されている。
バルクヘッド取付片47の上下の取付孔49および後端部39の上下の取付孔54にボルト31がそれぞれ差し込まれ、上下の取付孔54から突出したねじ部が溶接ナット32にそれぞれねじ結合されている。
これにより、右脆弱部36の後端部39に右取付ブラケット15がボルト止めされている。
この状態で、バルクヘッド17の前部に荷重が矢印の如く車体後方に向けて作用すると、内外の凹凸部37a,38aが圧縮変形する(潰れる)。
このように、内外の凹凸部37a,38aを圧縮変形させる(潰す)ことで、冷却系部品18を車体後方に向けてスライド移動させることができる。
つぎに、左右のフロントサイドメンバー11,12にバルクヘッド17を組み付ける工程(組付け工程)を図4〜図5に基づいて説明する。
なお、左右のフロントサイドメンバー11,12やバルクヘッド17は左右対称の部材なので、図4〜図5においては右フロントサイドメンバー12やバルクヘッド17の右側部のみを説明して、左フロントサイドメンバー11やバルクヘッド17の左側部の説明を省略する。
図4(a),(b)は本発明に係るバルクヘッドに取付ブラケットを取り付ける例を説明する図である。
(a)において、車体溶接ラインから外れたサブラインにおいて、バルクヘッド取付片47の取付孔49,49および後端部39の取付孔54,54に、ボルト31,31を矢印Aの如く差し込む。
(b)において、溶接ナット32,32に、ボルト31,31のねじ部をねじ結合する。右脆弱部36の後端部39に、ボルト31,31および溶接ナット32,32で右取付ブラケット15が取り付けられる。
これにより、バルクヘッド17に右取付ブラケット15が着脱自在に取り付けられ、バルクヘッド17および右取付ブラケット15が一体化される。
バルクヘッド17および右取付ブラケット15を一体化した後、バルクヘッド17に冷却系部品18を取り付ける。
バルクヘッド17および右取付ブラケット15を一体化した状態で、サブラインから車体溶接ラインに搬入する。
図5は本発明に係る取付ブラケットをフロントサイドメンバーに取り付ける例を説明する図である。
車体溶接ラインにおいて、バルクヘッド17に一体化した右取付ブラケット15のフレーム取付片46を、右フロントサイドフレーム12の先端部12aで、かつ、エンジンルーム26側の壁部12bにスポット溶接で矢印Bの如く取り付ける。
ここで、車体溶接ラインから外れたサブラインにおいて、右フロントサイドフレーム12のフランジ27に、右クラッシュボックス22のフランジ23がボルト28a…・ナット28b…で取り付けられる。
右フロントサイドフレーム12に右クラッシュボックス22が取り付けられた状態で車体溶接ラインに搬入される。
この右フロントサイドフレーム12の先端部12aにバルクヘッド17が取り付けられる。
このように、バルクヘッド17に一体化した右取付ブラケット15を、右フロントサイドフレーム12にスポット溶接することで、バルクヘッド17を車体溶接ラインにおいて溶接することができる。
これにより、車体の殆どの部品を車体の溶接ラインで溶接した後に、作業者がバルクヘッド17をボルト止めする必要がないので、生産性を確保することができる。
また、右取付ブラケット15を右フロントサイドフレーム12の先端部12aにスポット溶接することで、バルクヘッド17を位置決めする際に、例えばボルト用の取付孔で規制されることがない。
ボルト用の取付孔でバルクヘッド17の位置決めが規制されないので、バルクヘッド17の位置精度を容易に確保することができる。
つぎに、フロントバンパービーム24に衝撃が作用する例を図6〜図7に基づいて説明する。
なお、左右のフロントサイドメンバー11,12やバルクヘッド17は左右対称の部材なので、図6〜図7においても右側部材のみを説明して左側部材の説明を省略する。
図6(a),(b)は本発明に係るフロントバンパービームに衝撃が作用した例を説明する図である。
(a)において、軽衝突によりフロントバンパービーム24に衝撃F1が矢印の如く作用する。衝撃F1はフロントバンパービーム24の右端部24aを経て、右クラッシュボックス22に荷重F2が矢印の如く伝わる。
(b)において、右クラッシュボックス22に荷重F2が伝わることで、右クラッシュボックス22が圧縮変形する。
右クラッシュボックス22が圧縮変形することで、フロントバンパービーム24が車体後方に矢印Cの如く移動する。
フロントバンパービーム24が車体後方に移動することで、フロントバンパービーム24がバルクヘッド17の前端部17aに当接する。
図7は本発明に係るバルクヘッドに衝撃が作用した例を説明する図である。
フロントバンパービーム24がバルクヘッド17の前端部17aに当接することで前端部17aに荷重F3が伝わる。荷重F3が右脆弱部36に伝わり、右脆弱部36の内外の凹凸部37a,38aが圧縮変形する。
内外の凹凸部37a,38aの圧縮変形に合わせて、右クラッシュボックス22が圧縮変形を継続する。
よって、フロントバンパービーム24が継続して車体後方に矢印Cの如く移動するとともに、バルクヘッド17の前部(冷却系部品18を含む)が矢印Dの如く車体後方にスライド移動する。
これにより、フロントバンパービーム24が冷却系部品18に干渉することを防いで、冷却系部品18が損傷することを防止できる。
ここで、バルクヘッド17は、右脆弱部36がボルト31,31・溶接ナット32,32で右取付ブラケット15に脱着自在に取り付けられている。
よって、右脆弱部36が変形した後、ボルト31,31を緩めて、右取付ブラケット15からバルクヘッド17を容易に外すことができる。
これにより、圧縮変形したバルクヘッド17を新たなバルクヘッド17に容易に交換することができる。
また、圧縮変形した右クラッシュボックス22は、ボルト28a…を緩めることで右フロントサイドフレーム12から容易に外すことができる。
これにより、圧縮変形した右クラッシュボックス22を、新たな右クラッシュボックス22に容易に交換することができる。
なお、前記実施の形態では、左右の脆弱部35,36を内外の凹凸部37a,38aで形成することで軽衝突の際に圧縮変形可能とした例について説明したが、これに限らないで、例えば、左右の脆弱部35,36を薄板状に形成することや、脆弱な材質を用いることで脆弱化させることも可能である。
また、前記実施の形態では、締結部材としてボルト31・溶接ナット32を例示したが、これに限らないで、例えば、リベットなどの締結部材を用いることも可能である。
さらに、前記実施の形態では、右フロントサイドフレーム12のフランジ27に右クラッシュボックス22のフランジ23をボルト止めした例について説明したが、これに限らないで、右フロントサイドフレーム12のフランジ27に右クラッシュボックス22のフランジ23を溶接することも可能である。
これにより、右フロントサイドフレーム12のフランジ27に右クラッシュボックス22のフランジ23を車体溶接ラインで取り付けることが可能になる。
また、前記実施の形態で例示した左右の取付ブラケット14,15や左右の左脆弱部35,36などの部材は、実施の形態で例示した形状に限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明の車体前部構造は、バルクヘッドで冷却系部品が支えられ、冷却系部品の前方にバンパービームを備えた自動車への適用に好適である。
本発明に係る車体前部構造を示す斜視図である。 本発明に係る車体前部構造を示す分解斜視図である。 本発明に係る車体前部構造の右取付ブラケットおよび右脆弱部を示す断面図である。 本発明に係るバルクヘッドに取付ブラケットを取り付ける例を説明する図である。 本発明に係る取付ブラケットをフロントサイドメンバーに取り付ける例を説明する図である。 本発明に係るフロントバンパービームに衝撃が作用した例を説明する図である。 本発明に係るバルクヘッドに衝撃が作用した例を説明する図である。
符号の説明
10…車体前部構造、11…左フロントサイドフレーム、12…右フロントサイドフレーム、14…左取付ブラケット(取付ブラケット)、15…右取付ブラケット(取付ブラケット)、17…バルクヘッド、18…冷却系部品、11a…左フロントサイドフレームの先端部、12a…右フロントサイドフレームの先端部、34…支持枠体(支持部)、35…左脆弱部(脆弱部)、36…右脆弱部(脆弱部)、31…ボルト(締結部材)、32…溶接ナット(締結部材)。

Claims (1)

  1. ラジエータなどの冷却系部品を支持する枠状のバルクヘッドを、左右のフロントサイドフレームの先端部に取り付けた車体前部構造において、
    前記バルクヘッドの前部が前記冷却系部品を支持する支持部で形成され、
    前記バルクヘッドの後部が脆弱部で形成され、
    該脆弱部の後端部に締結部材で脱着自在に取付ブラケットが設けられ、
    前記取付ブラケットが前記左右のフロントサイドフレームの先端部に溶接されたことを特徴とする車体前部構造。
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