JP3927845B2 - 車両用バンパ支持構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の前端側または後端側に配されるバンパの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車車両には、車両の前端側と後端側とにバンパが備えられる。この車両のバンパ支持構造として、例えば、特開平2001−294106号公報に記載されたものが知られている。この車両のバンパ支持構造は、略左右に延びる中空形状のバンパビームと、バンパビームの車体側を支持し車体に固定される左右一対のステーとを有している。各ステーは中空状に形成され、バンパビームと車体とを連結する一対の側壁部を有している。各側壁部は、互いに、車体側に向かって僅かに狭まるよう形成される。
【0003】
この車両のバンパ支持構造においては、衝突等に際してバンパビームから車体側への力が加わると、各ステーが前後方向に圧潰し、各ステーにてエネルギが効率よく吸収される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記車両のバンパ支持構造では、ステーに、前後方向のみならず、左右または上下方向への力が作用すると、ステーは前後方向に圧潰せず、左右または上下方向に屈曲するよう変形する。従って、斜め方向の衝突に際しては、ステーが屈曲してしまい、ステーにて効率よくエネルギを吸収することができないという問題点があった。
ここで、斜め方向の衝突に対応するため、各ステーの板厚を厚くして、各ステーに高い強度を付与することが考えられるが、これでは、軽衝突時等において各ステーが変形せずに車体側が変形してしまい、軽衝突時等に車両の修理が極めて高価且つ面倒になるという問題点がある。
【0005】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、斜め方向の衝突に対応することができ、且つ、軽衝突時等に車両の修理を安価で容易に行うことのできる車両用バンパ支持構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、略左右に延びるバンパビームと、前記バンパビームを支持し、車体側に固定され、略前後方向に延びる略四角筒状のステーとを備え、車両の前端側または後端側に配されるバンパ支持構造において、前記ステーの内部に配され、前記バンパビームの車体側の面に固着される当接面と、前記バンパビームから車体側に向かって拡がる平板状の側面を有し、前記両側面間は開放断面形状に形成された補強部材を備え前記補強部材は、前記両側面の車体側に前後方向に延びるステー当接面が前記ステーの内面に固着されていることを特徴とする。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、車両の略正面の衝突に際し、バンパビームに略前後方向の力が加わると、ステー、補強部材、サイドメンバ等が変形してエネルギが吸収される。このとき、ステー及び補強部材には略前後方向の力が作用し、前後に圧縮されるようにして圧潰する。
ここで、例えば、車両が斜め方向に衝突した場合等に、ステー及び補強部材には斜め方向の力が作用する。すなわち、ステー及び補強部材には前後方向の力に加えて、左右方向の力が作用する。このとき、補強部材は、車体側に対して拡がるよう形成されていることから、斜め方向に力が加わった場合であっても、バンパビーム側の部分は、車体側の拡開した部分に入り込むように変形する。この結果、補強部材は前後に圧縮されるようにして圧潰する。
また、ステーの内部に補強部材を配したことにより、ステー及び補強部材の板厚をそれぞれ比較的薄くすることができるので、軽衝突等の比較的小さな入力では、ステー及び補強部材が変形し、車体側が変形することはない。
【0008】
従って、バンパビームに斜め方向の入力があった場合にも、補強部材及びステーに所期のエネルギ吸収性能を発揮させることができる。また、斜め方向の入力に対応して、例えば、ステーの板厚を厚くするなどして、ステー等に過度の強度を付与する必要がなく、バンパビームの支持部分の軽量化、ひいては車両の軽量化を図ることができる。
また、軽衝突時等には、車体側が変形することなく、ステー及び補強部材が変形するので、これらを交換することにより安価且つ容易に車両の修理を行うことができる。
【0010】
また、補強部材を略V字状に形成したので、補強部材を曲げ加工等により簡単に成形することができる。また、補強部材に斜め方向の力が作用した際には、バンパビーム側のV字頂部が、車体側におけるV字端部間の拡開した部分に案内されるので、変形が極めて定型的である。
さらに、補強部材がバンパビームに固着されているので、ステー及び補強部材によるバンパビームの保持性能が向上するのは勿論のこと、衝突時におけるバンパビームから補強部材への力の伝達経路がほぼ定まる。
従って、衝突時にはバンパビーム、ステー、補強部材が定型的に変形し、補強部材を前後方向に確実に圧潰させることができる。また、ステー、補強部材の圧潰形状がほぼ定まるので、これに対応して車体側のサイドメンバ等を設計することができ、実用に際して極めて有利である。
【0011】
従って、補強部材を簡単に成形することにより、車両の製造コストを低減することができる。また、定型的に変形することから、斜め方向の衝突時の場合のように、補強部材に変則的な力が作用した場合であっても、エネルギを極めて安定的に吸収することができる。
【0013】
さらに、前記作用に加え、補強部材がステーの内面に固着されているので、補強部材の変形に追従してステーが変形する。すなわち、補強部材とステーとが一体的に変形する。
【0014】
従って、衝突等に際し、補強部材及びステーで効率よくエネルギを吸収することができる。また、補強部材及びステーから一体的に車体側に力が伝達されるため、車体側への入力も安定的となり、車両全体として高い衝突性能を確保される。
【0015】
請求項2記載の発明では、請求項1に記載の車両用バンパ支持構造において、前記補強部材の上端及び下端には、前記両側面の内側方向に延びる当接フランジ部が形成され、前記上端及び下端が前記ステーの上面及び下面の内側に固着されていることを特徴とする。
【0016】
請求項2記載の発明によれば、請求項1の作用に加え、補強部材の当接フランジ部がステーの内面に固着されているので、補強部材の変形に追従してステーが変形する。この結果、補強部材とステーとが一体的に変形し、補強部材及びステーとで効率よくエネルギを吸収することができる。
【0018】
請求項記載の発明では、請求項1または2記載の車両用バンパ支持構造において、前記ステーの車体側端部の左右外側に延びるフランジ部及び前記補強部材の車体側端部の左右外側に延びるフランジ部と、前記車体に形成されたフランジ部とを、締結手段により着脱自在に固定したことを特徴とする。
【0019】
請求項記載の発明によれば、請求項1または2の作用に加え、ステー及び補強部材を、車体との締結を解除して取り外し、ステー及び補強部材を簡単容易に交換することができる。
【0020】
従って、軽衝突時におけるステー及び補強部材の交換に際して極めて有利である。また、ステー及び補強部材の車体側への取付も簡単であり、取付作業者等の負担を軽減することができ、実用に際して極めて有利である。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1乃至図5は本発明の一実施形態を示すもので、図1は車両用バンパ支持構造の概略上面断面図、図2は車両用バンパ支持構造の概略斜視図、図3は車両バンパ支持構造の一部分解斜視図、図4は図2のA−A断面図、図5は図2のB−B断面図である。尚、各図においては、説明のため、ボルト及びナットを省略して図示している。
【0022】
この車両用バンパ支持構造は、自動車車両の後端側に配され、図1に示すように、略左右に延びる中空形状のバンパビーム1と、バンパビーム1を支持し車体2に固定される左右一対のステー3と、バンパビーム1の後方に配されるエネルギ吸収フォーム4と、バンパビーム1、エネルギ吸収フォーム4等を覆い車両の外殻をなすバンパ表皮5とを有している。各ステー3は中空状に形成され、各ステー3の内部には補強部材としてのリンフォース6が配される。
【0023】
図2に示すように、バンパビーム1は、略四角筒状に形成され、左右両端を開口している。尚、本実施形態においては、バンパビーム1はスチール製であるが、バンパビーム1はアルミニウム製であってもよい。
【0024】
バンパビーム1は略四角筒状に形成され、側面視にて上側と下側に2つの略四角形状の閉断面が形成される。本実施形態においては、図2に示すように、バンパビーム1は、側面視にて前部が矩形状に形成される。すなわち、前面の上下中央側が後方に屈曲し、この屈曲部分の後部が後面に固着されている。これにより、バンパビーム1の前部は、前面の上下中央側が後方に屈曲した段状に形成される。
【0025】
各ステー3は、略前後に延びる略四角筒状に形成され、前部は車体2のリヤスカート2a及びリヤサイドメンバ2bの後端に、締結手段としてのボルト及びナットにより締結される。本実施形態においては、ステー3前端の左右両側に左右外側へ延びる当接フランジ3aが形成され、各当接フランジ3aには上記ボルトが挿通する締結孔3bが上下に並設されている。
【0026】
ステー3の上面及び下面の後端は略後方に突出し、バンパビーム1の上面及び下面と溶接等により固着される。また、ステー3の左右両面の後端には、僅かに左右外側方向へ延びる後端フランジ部3cが形成され、バンパビーム1の前面と溶接等により固着される。また、図3に示すように、本実施形態においては、ステー3は上側部材と下側部材とからなり、外側面の中央のフランジ部にて接合されるようになっている。
【0027】
リンフォース6は、その外形がバンパビーム1側から車体2側に向かって拡がるよう形成される。本実施形態においては、リンフォース6は、図3及び図5に示すように、上面断面にて略V字状の、上下に延びる角柱状に形成される。V字の頂部には、バンパビーム1の前面と当接するビーム当接面6aが形成される。このビーム当接面6aとバンパビーム1の前面とはスポット溶接により固着される。尚、図4に、スポット溶接が施される箇所を、「×」印で示す。
【0028】
また、図3乃至図5に示すように、リンフォース6の両側面の車体2側は、前後方向に延びるステー当接面6bをなし、このステー当接面6bとステー3の内側面とはスポット溶接により固着される。さらに、リンフォース6の上端及び下端には、V字内側方向に延びる当接フランジ部6cが形成され、ステー3の上面及び下面の内側にスポット溶接により固着される。
【0029】
また、リンフォース6の前端左右両側には、左右外側へ延びる取付フランジ部6dが形成され、車体2のリヤスカート2aと当接するようになっている。各取付フランジ部6dには、ステー3の各締結孔3bに対応して締結孔6eが上下に並設される。
【0030】
また、本実施形態においては、各ステー3はリヤサイドメンバの後側に配され、リヤサイドメンバ2bの後端にステー3に対応して形成されたフランジ部と、リヤスカート2aと、リンフォース6取付フランジ部6dと、ステー3の当接フランジ部3aとが、締結手段としてのボルト及びナットにより締結されるようになっている。すなわち、ステー3及びリンフォース6と、車体2とは、締結手段により着脱自在に固定される。
【0031】
以上のように構成された車両用バンパ支持構造においては、後面衝突に際し、バンパビーム1に前方へ作用する力が加わると、ステー3、リンフォース6、リヤサイドメンバ2b等が変形してエネルギが吸収される。このとき、ステー3及びリンフォース6には略前後方向の力が作用し、前後に圧縮されるようにして圧潰する。
【0032】
ここで、例えば、車両が斜め方向に衝突した場合には、ステー3及びリンフォース6には斜め方向の力が作用する。すなわち、ステー3及びリンフォース6には前後方向の力に加えて、左右方向の力が作用する。このとき、リンフォース6は、車体2側に対して拡がるよう形成されていることから、斜め方向に力が加わった場合であっても、リンフォース6後端のV字頂部は、リンフォース6前端側におけるV字端部間の拡開した部分に入り込むように変形する。この結果、リンフォース6は前後に圧縮されるようにして圧潰する。
【0033】
また、リンフォース6のステー当接面6b及び当接フランジ部6cが、ステー3の内面に固着されているので、リンフォース6の変形に追従してステー3が変形する。この結果、リンフォース6とステー3とが一体的に変形し、リンフォース6及びステー3とで効率よくエネルギを吸収することができる。すなわち、リンフォース6及びステー3の一方に応力等が集中し、他方で十分にエネルギを吸収することができないということはない。
【0034】
また、リンフォース6のビーム当接面6aと、バンパビーム1の前面とが固着されているので、ステー3及びリンフォース6によるバンパビーム1の保持性能が向上するのは勿論のこと、衝突時にはバンパビーム1、ステー3、リンフォース6が定型的に変形する。さらに、ステー3とバンパビーム1とも固着されているので、より確実に定型的に変形させることができる。すなわち、本実施形態においては、ステー3及びリンフォース6は、前述のように、前後方向に圧縮するよう安定的に変形する。
【0035】
また、ステー3の内部に補強部材を配したことにより、ステー3及びリンフォース6の板厚をそれぞれ比較的薄くすることができるので、軽衝突等の比較的小さな入力では、ステー3及びリンフォース6が変形し、車体2側が変形することはない。このとき、ステー3及びリンフォース6を、車体2との締結を解除して取り外し、ステー3及びリンフォース6を簡単容易に交換することができる。
【0036】
このように、本実施形態の車両用バンパ支持構造によれば、リンフォース6を車体2側に拡がる形状としたので、例えば、車両が斜め方向に衝突した場合であっても、リンフォース6は前後に圧縮されるようにして圧潰する。これにより、バンパビーム1等に斜め方向の入力があった場合にも、リンフォース6及びステー3に所期のエネルギ吸収性能を発揮させることができる。また、斜め方向の入力に対応して、例えば、ステー3の板厚を厚くするなどして、ステー3等に過度の強度を付与する必要がなく、バンパビーム1の支持部分の軽量化、ひいては車両の軽量化を図ることができる。
【0037】
また、本実施形態の車両用バンパ支持構造によれば、リンフォース6を略V字状に形成したので、リンフォース6を曲げ加工等により簡単に成形することができ、車両の製造コストを低減することができる。また、ステー3及びリンフォース6に斜め方向の力が作用した際には、V字頂部が拡開した部分に案内されるので、変形が極めて定型的であり、斜め方向の衝突時の場合のように、リンフォース6に変則的な力が作用した場合であっても、エネルギを極めて安定的に吸収することができる。
【0038】
また、本実施形態の車両用バンパ支持構造によれば、リンフォース6がステー3の内面に固着されているので、リンフォース6とステー3とが一体的に変形し、リンフォース6及びステー3とで効率よくエネルギを吸収することができる。さらに、リンフォース6及びステー3から一体的に車体2側(リヤスカート2a、リヤサイドメンバ2b等)に力が伝達されるため、車体2側への入力も安定的となり、車両全体として高い衝突性能を確保される。
【0039】
また、本実施形態の車両用バンパ支持構造によれば、リンフォース6とバンパビーム1とが固着されているので、ステー3及びリンフォース6によるバンパビーム1の保持性能が向上するのは勿論のこと、衝突時におけるバンパビーム1からリンフォース6への力の伝達経路がほぼ定まる。従って、衝突時にはバンパビーム1、ステー3、リンフォース6が定型的に変形し、これによっても、リンフォース6を前後方向に圧潰させることができる。また、ステー3、リンフォース6の圧潰形状がほぼ定まるので、これに対応して車体2側のリヤスカート2a、リヤサイドメンバ2b等を設計することができ、実用に際して極めて有利である。
【0040】
また、本実施形態の車両用バンパ支持構造によれば、軽衝突時等には、車体2側が変形することはなく、ステー3及びリンフォース6が変形するので、これらを交換することにより安価且つ容易に車両の修理を行うことができる。
【0041】
また、本実施形態の車両用バンパ支持構造によれば、ステー3及びリンフォース6を、ボルト及びナットにより車体2側に着脱自在に固定したので、ステー3及びリンフォース6を簡単容易に交換することができ、軽衝突時におけるステー3及びリンフォース6の交換に際して極めて有利である。また、ステー3及びリンフォース6の車体2側への取付も簡単であり、取付作業者等の負担を軽減することができ、実用に際して極めて有利である。
【0042】
尚、前記実施形態においては、車両後端側のバンパ支持構造に本発明を適用したものを示したが、車両用前端側のバンパ支持構造に本発明を適用してもよいことは勿論である。
【0043】
また、前記実施形態においては、リンフォース6が上面視にて略V字状に形成されたものを示したが、側面視にて略V字状に形成されたものであってもよい。さらには、バンパビーム側に頂部を有し、車体側に底辺を有する角錐状に形成されたものであってもよく、リンフォースが車体側に拡がるよう形成されていれば、前記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0044】
また、前記実施形態においては、スポット溶接によりリンフォース6がバンパビーム1、ステー3に固着されたものを示したが、マグ溶接、ミグ溶接等、他の溶接方法により固着されたものであってもよい。さらには、溶接でなく、圧接、ろう接等により固着されたものであっても、前記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0045】
また、前記実施形態においては、ステー3を略四角筒状に形成したものを示したが、ステー3の形状等は車種・仕様等に応じて適宜に変更可能であるし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0046】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の車両用バンパ支持構造によれば、車両が斜め方向に衝突した場合等に、補強部材は前後に圧縮されるようにして圧潰するようにしたので、斜め方向に衝突した場合であっても、補強部材及びステーに所期のエネルギ吸収性能を発揮させることができる。
また、軽衝突等の比較的小さな入力では、ステー及び補強部材が変形し、車体側が変形することはないので、軽衝突時等には、ステー及び補強部材を交換することにより安価且つ容易に車両の修理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すもので、車両用バンパ支持構造の概略上面断面図である。
【図2】車両用バンパ支持構造の概略斜視図である。
【図3】車両バンパ支持構造の一部分解斜視図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図2のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 バンパビーム
2 車体
3 ステー
6 リンフォース

Claims (3)

  1. 略左右に延びるバンパビームと、
    前記バンパビームを支持し、車体側に固定され、略前後方向に延びる略四角筒状のステーとを備え、
    車両の前端側または後端側に配されるバンパ支持構造において、
    前記ステーの内部に配され、前記バンパビームの車体側の面に固着される当接面と、前記バンパビームから車体側に向かって拡がる平板状の側面を有し、前記両側面間は開放断面形状に形成された補強部材を備え
    前記補強部材は、前記両側面の車体側に前後方向に延びるステー当接面が前記ステーの内面に固着されている
    ことを特徴とする車両用バンパ支持構造。
  2. 前記補強部材の上端及び下端には、前記両側面の内側方向に延びる当接フランジ部が形成され、前記上端及び下端が前記ステーの上面及び下面の内側に固着されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用バンパ支持構造。
  3. 前記ステーの車体側端部の左右外側に延びるフランジ部及び前記補強部材の車体側端部の左右外側に延びるフランジ部と、前記車体に形成されたフランジ部とを、締結手段により着脱自在に固定した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用バンパ支持構造。
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