JP2008295070A - 適応無線パラメータ制御方法、QoS制御装置、基地局及び無線通信システム - Google Patents

適応無線パラメータ制御方法、QoS制御装置、基地局及び無線通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】伝送されるべき各パケットに要求されているサービス品質QoSに応じて、各パケットを無線伝送する際の無線パラメータを適応的に設定する。
【解決手段】QoS情報識別部41は、伝送されるべきパケットを入力し、QoS情報に基づいて、そのパケットのQoS種別の識別を行い、得られたQoS種別を要求QoS情報として適応無線パラメータ制御部47に対して出力する。適応無線パラメータ制御部47は、QoS情報識別部41から受け取る要求QoS情報、受信側から通知される受信側での観測QoS情報、及び伝送路情報に基づいて適応的に再送パラメータ、符号化方式及び変調方式を決定する。送信順序制御部43は、その決定された再送パラメータに基づいてパケットに対する再送制御を行い、データ符号化器44は、その決定された符号化方式に基づいてパケットを符号化し、データ変調器45は、その決定された変調方式に基づいてパケットを変調する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、適応無線パラメータ制御方法、QoS制御装置、基地局及び無線通信システムに関し、特に、伝送されるべき各パケットに要求されているサービス品質(Quality of Service :QoS)に応じて、各パケットを無線伝送する際の無線パラメータを適応的に設定する適応無線パラメータ制御方法、QoS制御装置、基地局及び無線通信システムに関する。
次世代移動通信システム(International Mobile Telecommunication-2000:IMT-2000)においては、「移動環境」、「歩行環境」及び「準静止環境」のそれぞれに応じた最大情報伝送速度の要求条件は、 144kbps、 384kbps及び 2Mbpsであり、音声サービスに加えて本格的マルチメディア移動通信の実現が可能となっている。しかしながら、近年のインターネットの急速な普及、情報の多元化及び大容量化、更には次世代インターネットの発展等を考慮すると、移動通信において 2Mbps を越える情報伝送速度を実現する無線アクセス方式の開発は急務である。
このような背景から、文献「CDMA/HDR:A Bandwidth-Efficient High-Speed Wireless Data Services for Nomadic Users (P.bender, P.Black, M.Grob, R.Padovani, N.Sindhushayana, and A.Viterbi:IEEE Communication Magazine, vol.38, no.7, pp70-77, July 2000)」において、IS-95 の無線インタフェースを基にして最大情報伝送速度 2.4Mbps の高速パケット伝送を実現する方式が提案されている。また、3GPP(3rd Generation Partnership Project)においても、W−CDMA無線インタフェースを拡張した最大情報伝送速度 8.5Mbps 程度の高速パケット伝送の実現について検討が行われている。
上述のような高速パケット伝送においては、文献「Symbol Rate and Modulation Level-Controlled Adaptive Modulation/TDMA/TDD System for High-Bit-Rate Wireless Data Transmission (T.Ue, S.Sampei, and N.Morinaga:IEEE Transaction. VT, pp1134-1147, vol.47, no.4, Nov. 1998) 」に提案されている適応無線リンク制御(リンクアダプテーション)に基づく適応変復調・誤り訂正(チャネル符号化)や、「Automatic-Repeat-Request Error Control Schemes (S.Lin, D.Costello, Jr., and M.Miller:IEEE Communication Magazine, vol.12, no.12, pp5-17, Dec. 1984)」に提案されている自動再送要求(Automatic Repeat reQuest :ARQ)というような技術の適用が検討されている。
リンクアダプテーションに基づく適応変復調・誤り訂正とは、高速データ伝送を効率的に行うために、各ユーザの伝搬環境に応じて、データ変調多値数、拡散率(Spreading Factor :SF) 、マルチコード数、更には誤り訂正の符号化率を切り替えるという方式である。ここで、例えば、データ変調については、伝搬環境が良好になるに従って、現在のW−CDMAで採用されているQPSK変調から、より高効率の多値変調、すなわち 8PSK 、16QAM 、64QAM に順次切り替えることで、システムの最大スループットを増大させることができるというものである。具体的に、SF=4、マルチコード数を3、誤り訂正符号化率を1/2としたときに、データ変調方式として64QAM を用いれば、チップレートが3.84Mcps のW−CDMA無線インタフェースを用いて、 8.5Mbps の超高速データ伝送が可能となる。
ところで、このような広帯域無線アクセスにおいては、伝送速度、伝送遅延、許容残留誤り率などのサービス品質(Quality of Service :QoS)に対する要求条件の多様化が予想される。
例えば、音声や映像のような実時間伝送を要求されるトラヒックでは、伝送遅延及び遅延揺らぎの増加は品質の大幅な劣化を生じさせるため、通信品質を満たす範囲でパケット内のビット誤りを許容して誤りを含むパケットの廃棄を行わず、送信端から受信端までの伝送遅延時間をQoSに応じた要求条件の範囲内に抑える必要がある。
一方、ファイル転送やWWW(World Wide Web)ブラウジングのような非実時間型トラヒックでは、実時間型トラヒックと比較して伝送遅延に対する要求は低いものの、高スループットかつ信頼性の高い伝送(基本的にはエラーフリー)が要求される。
また、パケット伝送方式において自動再送要求ARQ は、高信頼性伝送のためには有効な技術であるが、実時間型トラヒックにおいては伝送遅延及び遅延揺らぎの増加の原因となる。
更に、誤り訂正能力の高いチャネル符号化を行うことにより受信品質が向上する反面、フレーム効率の低下によりスループットが低下する。
従って、このような多様なトラヒック種別の混在するパケット伝送方式においてマルチメディアサービスを効率よく提供するためには、無線区間の誤り制御(QoS制御) 技術の効率的な適用がより重要となる。すなわち、無線区間における自動再送要求や誤り訂正符号化(FEC:Forward Error Correction)を用いた誤り保護というような技術による誤り制御(QoS制御)を行うに際しては、トラヒック種別毎に異なる基準を適用する必要がある。
しかしながら、従来のリンクアダプテーション技術では、無線リンク状態(伝搬路の状況)のみに適応した最適変調方式及び誤り訂正符号化法というような無線パラメータを選択するのみであり、トラヒックの特性、特に遅延に対する要求に基づくQoSが考慮されることはなかった。
以上の観点から、QoS要求条件に応じて適応的に替える誤り変調方式の利点・欠点のトレードオフを考慮して、変調方式、誤り訂正符号化方式、及び自動再送要求の再送回数上限というような無線パラメータを選択することが非常に有益であることが判る。また、かかる無線パラメータを選択する上で、それぞれの適した選択の組み合わせも、QoS要求条件に応じて様々であろうことが推測される。
本発明は、上述のような事情から為されたものであり、本発明の目的は、トラヒックの種別に応じて要求されるQoSが異なることを鑑み、パケット伝送において、要求されるQoSに応じてトラヒック種別毎に適応的に異なる無線パラメータを設定する適応無線パラメータ制御方法、QoS制御装置、基地局及び無線通信システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、移動パケット通信において、通信品質QoSの要求が異なる伝送されるべきパケット毎に、その通信品質QoSに応じた無線パラメータの組を設定する適応無線パラメータ制御方法を要旨とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の適応無線パラメータ制御方法において、前記無線パラメータの組は、再送パラメータ、誤り訂正符号化方式及び変調方式のうちの少なくとも1つを含むことを要旨とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の適応無線パラメータ制御方法において、前記通信品質QoSに応じて前記再送パラメータが可変設定されることを要旨とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の適応無線パラメータ制御方法において、前記再送パラメータは、再送アルゴリズム及び最大再送回数のうちの少なくとも1つを含むことを要旨とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載の適応無線パラメータ制御方法において、前記伝送されるべきパケットが遅延を許容できるパケットか否かに基づいて前記最大再送回数が可変設定されることを要旨とする。
請求項6の発明は、請求項2に記載の適応無線パラメータ制御方法において、前記通信品質QoSに応じて前記誤り訂正符号化方式が可変設定されることを要旨とする。
請求項7の発明は、請求項6に記載の適応無線パラメータ制御方法において、前記誤り訂正符号化方式は、符号化方法及び符号化率のうちの少なくとも1つを含むことを要旨とする。
請求項8の発明は、請求項2に記載の適応無線パラメータ制御方法において、前記通信品質QoSに応じて前記変調方式が可変設定されることを要旨とする。
請求項9の発明は、請求項1に記載の適応無線パラメータ制御方法において、前記通信品質QoSは、伝送されるべきパケットに要求される通信品質QoS及び実際の伝送において観測された通信品質QoSを含むことを要旨とする。
請求項10の発明は、請求項9に記載の適応無線パラメータ制御方法において、前記伝送されるべきパケットに要求される通信品質QoSに係る情報は、当該パケット内に重畳されていることを要旨とする。
請求項11の発明は、請求項9に記載の適応無線パラメータ制御方法において、前記伝送されるべきパケットに要求される通信品質QoSが複数のパケットに対して共通の場合には、通信品質QoSに係る情報は、当該複数のパケットに付帯されていることを要旨とする。
請求項12の発明は、請求項1乃至11に記載の適応無線パラメータ制御方法において、前記通信品質QoS及び伝送路情報に応じた無線パラメータの組を設定することを要旨とする。
請求項13の発明は、移動パケット通信において、通信品質QoSの要求が異なる伝送されるべきパケット毎に、その通信品質QoSに応じた無線パラメータの組を設定する適応無線パラメータ制御部を備えるQoS制御装置を要旨とする。
請求項14の発明は、請求項13に記載のQoS制御装置において、前記無線パラメータの組は、再送パラメータ、誤り訂正符号化方式及び変調方式のうちの少なくとも1つを含むことを要旨とする。
請求項15の発明は、請求項14に記載のQoS制御装置において、前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記再送パラメータを可変設定する再送パラメータ制御部を有することを要旨とする。
請求項16の発明は、請求項14に記載のQoS制御装置において、前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記誤り訂正符号化方式を可変設定する符号化方式制御部を有することを要旨とする。
請求項17の発明は、請求項14に記載のQoS制御装置において、前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記変調方式を可変設定する変調方式制御部を有することを要旨とする。
請求項18の発明は、請求項15に記載のQoS制御装置において、前記再送パラメータ制御部により設定された前記再送パラメータを入力して、当該再送パラメータに基づいて前記伝送されるべきパケットに対して再送制御を行う送信順序制御部を更に有することを要旨とする。
請求項19の発明は、請求項16に記載のQoS制御装置において、前記符号化方式制御部により設定された前記誤り訂正符号化方式を入力して、当該誤り訂正符号化方式に基づいて前記伝送されるべきパケットに対して符号化を行う符号化器を更に有することを要旨とする。
請求項20の発明は、請求項17に記載のQoS制御装置において、前記変調方式制御部により設定された前記変調方式を入力して、当該変調方式に基づいて前記伝送されるべきパケットに対して変調処理を行う変調器を更に有することを要旨とする。
請求項21の発明は、請求項13に記載のQoS制御装置において、前記通信品質QoSは、伝送されるべきパケットに要求される通信品質QoS及び実際の伝送において観測された通信品質QoSを含むことを要旨とする。
請求項22の発明は、請求項21に記載のQoS制御装置において、前記伝送されるべきパケットを入力し、当該パケットに要求される通信品質QoSを識別し、前記適応無線パラメータ制御部に供給するQoS情報識別部を更に有することを要旨とする。
請求項23の発明は、移動端末と無線通信を行う基地局であって、前記移動端末とパケット通信を行うに際し、通信品質QoSの要求が異なる伝送すべきパケット毎に、その通信品質QoSに応じた無線パラメータの組を設定する適応無線パラメータ制御部を備える基地局を要旨とする。
請求項24の発明は、請求項23に記載の基地局において、前記無線パラメータの組は、再送パラメータ、誤り訂正符号化方式及び変調方式のうちの少なくとも1つを含むことを要旨とする。
請求項25の発明は、請求項24に記載の基地局において、前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記再送パラメータを可変設定する再送パラメータ制御部を有することを要旨とする。
請求項26の発明は、請求項24に記載の基地局において、前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記誤り訂正符号化方式を可変設定する符号化方式制御部を有することを要旨とする。
請求項27の発明は、請求項24に記載の基地局において、前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記変調方式を可変設定する変調方式制御部を有することを要旨とする。
請求項28の発明は、請求項23に記載の基地局において、前記通信品質QoSは、伝送されるべきパケットに要求される通信品質QoS及び前記移動端末との実際の伝送において観測された通信品質QoSを含むことを要旨とする。
請求項29の発明は、基地局と、その基地局と無線通信を行う移動端末と、を備えた無線通信システムであって、前記基地局は、前記移動端末とパケット通信を行うに際し、通信品質QoSの要求が異なる、伝送すべきパケット毎に、その通信品質QoSに応じた無線パラメータの組を設定する適応無線パラメータ制御部を備える無線通信システムを要旨とする。
請求項30の発明は、請求項29に記載の無線通信システムにおいて、前記無線パラメータの組は、再送パラメータ、誤り訂正符号化方式及び変調方式のうちの少なくとも1つを含むことを要旨とする。
請求項31の発明は、請求項30に記載の無線通信システムにおいて、前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記再送パラメータを可変設定する再送パラメータ制御部を有することを要旨とする。
請求項32の発明は、請求項30に記載の無線通信システムにおいて、前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記誤り訂正符号化方式を可変設定する符号化方式制御部を有することを要旨とする。
請求項33の発明は、請求項30に記載の無線通信システムにおいて、前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記変調方式を可変設定する変調方式制御部を有することを要旨とする。
請求項34の発明は、請求項29に記載の無線通信システムにおいて、前記通信品質QoSは、伝送されるべきパケットに要求される通信品質QoS及び前記移動端末との実際の伝送において観測された通信品質QoSを含むことを要旨とする。
請求項35の発明は、請求項34に記載の無線通信システムにおいて、前記基地局は、前記移動端末との実際の伝送において観測された通信品質QoSを、前記移動端末から定期的に受信することを要旨とする。
請求項36の発明は、請求項34に記載の無線通信システムにおいて、前記基地局は、前記移動端末に要求することにより、前記移動端末との実際の伝送において観測された通信品質QoSを、前記移動端末から受信することを要旨とする。
以上説明したように本発明の適応無線パラメータ制御方法、QoS制御装置、基地局及び無線通信システムによれば、トラヒックの種別に応じて要求されるQoSが異なることを鑑み、パケット伝送において、要求されるQoSに応じてトラヒック種別毎に適応的に異なる無線パラメータを設定しているので、マルチメディア通信における多様なQoS要求に対する通信品質制御を効率的に実現することができる。
以下、図面に基づいて、本発明における適応無線パラメータ制御方法、QoS制御装置、基地局及び無線通信システムの実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明における無線通信システムにおける一実施形態の構成を示す図である。同図において、無線通信システム1は、基地局2と、基地局2と無線通信を行う移動端末3とで構成される。また、基地局2は、QoS制御装置4を有している。
図2は、本発明におけるQoS制御装置の一実施形態の構成を示す図である。同図において、QoS制御装置4は、QoS情報識別部41と、送信バッファ42と、送信順序制御部43と、データ符号化器44と、データ変調器45と、送信部46と、適応無線パラメータ制御部47とで構成される。尚、送信バッファ42、送信順序制御部43、データ符号化器44、及びデータ変調器45は、それぞれ、一対の実時間型トラヒック送信バッファ42a及び非実時間型トラヒック送信バッファ42b、一対の実時間型トラヒック送信順序制御部43a及び非実時間型トラヒック送信順序制御部43b、一対の実時間型トラヒックデータ符号化器44a及び非実時間型トラヒックデータ符号化器44b、並びに一対の実時間型トラヒックデータ変調器45a及び非実時間型トラヒックデータ変調器45bで構成されている。
次に、図に示されたQoS制御装置の動作を説明する。
QoS情報識別部41は、伝送されるべきパケットを入力し、許容伝送遅延、所要伝送レートなどのQoS情報に基づいて、そのパケットのQoS種別の識別を行い、得られたQoS種別を要求QoS情報として適応無線パラメータ制御部47に対して出力する。尚、ここで、QoS情報には、許容伝送遅延、所要伝送レートの他に、許容誤り率、データ廃棄の可否、伝送されるパケットの優先度及び重要性等が含まれる。これらのQoS情報は、パケット毎に異なる場合には、伝送されるべき個々のパケット内に重畳されており、また複数のパケットに共通の場合にはその複数のパケットに付帯されていればよい。複数のパケットに共通の場合にも個々のパケットに共通のQoS情報が重畳されていても構わない。
適応無線パラメータ制御部47は、QoS情報識別部41から受け取る要求QoS情報、受信側(本実施形態においては移動端末3)から通知される受信側での観測QoS情報、及び伝送路情報に基づいて適応的に無線パラメータを決定する。本実施形態においては、再送パラメータ、符号化方式及び変調方式を無線パラメータの組としている。また、更に詳細に、再送パラメータとしてはARQ方式及び最大再送回数がある。符号化方式としては誤り訂正符号化法及び符号化率がある。
また、伝送路情報としては、瞬時の受信品質、平均の受信品質、過去の受信品質変動から送信タイミングにおいて予測される移動端末3の瞬時の受信品質、及び遅延プロファイル等の情報が考えられる。更に、ここで、受信品質には、信号対干渉雑音比(Signal-to-Interference Ratio :SIR)、搬送波対干渉雑音比(Carrier-to-Interference Ratio:CIR)、希望波受信電力等、数値で表現できる全ての指標が含まれる。
本実施形態における適応無線パラメータ制御部47は、無線パラメータの組を決定するに際し、大まかに、伝送されるべき伝送トラヒックが実時間型トラヒックか非実時間型トラヒックであるかを判定し、実時間型トラヒックである場合には、決定した無線パラメータの組を、実時間型トラヒック送信順序制御部43a、実時間型トラヒックデータ符号化器44a及び実時間型トラヒックデータ変調器45aへ送り、一方、非実時間型トラヒックである場合には、決定した無線パラメータの組を、非実時間型トラヒック送信順序制御部43b、非実時間型トラヒックデータ符号化器44b及び非実時間型トラヒックデータ変調器45bへ送る。
実時間型トラヒックの場合、実時間型トラヒック送信順序制御部43aは、伝送されるべきパケットを実時間型トラヒック送信バッファ42aに格納しつつ適応無線パラメータ制御部47から送られてくる再送パラメータに基づいて再送制御を行い、実時間型トラヒックデータ符号化器44aは、適応無線パラメータ制御部47から送られてくる符号化方式に基づいて伝送されるべきパケットを符号化し、実時間型トラヒックデータ変調器45aは、適応無線パラメータ制御部47から送られてくる変調方式に基づいて伝送されるべきパケットを変調する。一方、非実時間型トラヒックの場合、非実時間型トラヒック送信順序制御部43bは、伝送されるべきパケットを非実時間型トラヒック送信バッファ42bに格納しつつ適応無線パラメータ制御部47から送られてくる再送パラメータに基づいて再送制御を行い、非実時間型トラヒックデータ符号化器44bは、適応無線パラメータ制御部47から送られてくる符号化方式に基づいて伝送されるべきパケットを符号化し、非実時間型トラヒックデータ変調器45bは、適応無線パラメータ制御部47から送られてくる変調方式に基づいて伝送されるべきパケットを変調する。
再送制御され、符号化され、変調された伝送されるべきパケットは、送信部46を介して送信される。また、適応無線パラメータ制御部47において決定された無線パラメータ自体も受信側、すなわち移動端末3に通知される。
尚、以上では、送信バッファ42、送信順序制御部43、データ符号化器44、データ変調器45について、それぞれ実時間型トラヒック用と非実時間型トラヒック用の一対があるように説明したが、物理的には勿論このように分かれている必要はなく、論理的にも適応無線パラメータ制御部47がかかる2つの場合に分けて判断する必要はなく他の判断基準も考えられる。但し、図5を参照して後述するように、適応無線パラメータ制御部47においては、先ず、伝送されるべきパケットが、遅延を許容できるパケットか否かを判断することが大きな判断基準であることが一般的で好適であるため、QoS制御装置4の構成においてもこのように分けて説明した。
以上のようにかかる実施形態によれば、QoSに応じて適応的に各種無線パラメータを決定しているので、トラヒックの種別に応じて要求の異なるQoSを満たしつつかかるトラヒック伝送を効率的に行うことができる。
尚、受信側、すなわち移動端末3から観測QoS情報を受け取る態様としては、移動端末3が定期的に送信する態様や、基地局2からの送信要求に応じて移動端末3が送信するという態様が考えられる。いずれにしても、移動端末3からのパケット内の所定の場所にその情報が格納されてくる。
図3は、本発明におけるQoS制御装置の他の実施形態の構成を示す図である。
QoS制御装置4aの構成要素は、QoS制御装置4のそれと同じである。また、QoS制御装置4aにおける適応無線パラメータ制御部47における無線パラメータの決定方法も、QoS制御装置4のそれと基本的には同じである。図2のQoS制御装置4と異なるのは、伝送されるべきパケットに対する符号化等の順序である。
具体的には、実時間型トラヒックの場合、実時間型トラヒックデータ符号化器44aは、適応無線パラメータ制御部47から送られてくる符号化方式に基づいて伝送されるべきパケットを符号化し、次に実時間型トラヒック送信順序制御部43aは、伝送されるべきパケットを実時間型トラヒック送信バッファ42aに格納しつつ適応無線パラメータ制御部47から送られてくる再送パラメータに基づいて再送制御を行い、そして実時間型トラヒックデータ変調器45aは、適応無線パラメータ制御部47から送られてくる変調方式に基づいて伝送されるべきパケットを変調する。また、非実時間型トラヒックの場合、非実時間型トラヒックデータ符号化器44bは、適応無線パラメータ制御部47から送られてくる符号化方式に基づいて伝送されるべきパケットを符号化し、次に非実時間型トラヒック送信順序制御部43bは、伝送されるべきパケットを非実時間型トラヒック送信バッファ42bに格納しつつ適応無線パラメータ制御部47から送られてくる再送パラメータに基づいて再送制御を行い、そして非実時間型トラヒックデータ変調器45bは、適応無線パラメータ制御部47から送られてくる変調方式に基づいて伝送されるべきパケットを変調する。
図4は、QoS制御装置4及びQoS制御装置4aにおける適応無線パラメータ制御部47の詳細構成を示す図である。同図において、適応無線パラメータ制御部47は、再送パラメータ制御部471、符号化方式制御部472、変調方式制御部473及び無線パラメータセット割り当て規則474で構成される。ここで、無線パラメータセット割り当て規則474には、要求QoS情報、観測QoS情報及び伝送路情報に応じて如何なるパラメータセットを割り当てるかという規則がデータベースとして格納されている。
次に、適応無線パラメータ制御部47の動作を説明する。前述のように、適応無線パラメータ制御部47には、要求QoS情報、観測QoS情報及び伝送路情報が入力される。入力された要求QoS情報、観測QoS情報及び伝送路情報は、再送パラメータ制御部471、符号化方式制御部472及び変調方式制御部473の全てに入力される。
再送パラメータ制御部471は、無線パラメータセット割り当て規則474を参照しつつ、要求QoS情報、観測QoS情報及び伝送路情報応じて再送パラメータを決定する。ここで、再送パラメータには、前述のように、再送アルゴリズム(ARQ方式)及び最大再送回数が含まれる。但し、それらの一方のみでもかまわない。また、この実施形態ではそれら2つを想定しているが、再送パラメータとしては他の情報も考えられ得る。
符号化方式制御部472は、無線パラメータセット割り当て規則474を参照しつつ、要求QoS情報、観測QoS情報及び伝送路情報応じて符号化方式を決定する。ここで、符号化方式には、前述のように、誤り生成符号化法及び符号化率が含まれる。但し、それらの一方のみでもかまわない。また、この実施形態ではそれら2つを想定しているが、符号化方式としては他の情報も考えられ得る。
変調方式制御部473は、無線パラメータセット割り当て規則474を参照しつつ、要求QoS情報、観測QoS情報及び伝送路情報応じて変調方式を決定する。ここで、変調方式としては、具体的には、BPSK, QPSK, 8PSK, 16QAM, 64QAMが想定されるが、これらのみに限定されるわけではない。
再送パラメータ制御部471により決定された再送パラメータ、符号化方式制御部472により決定された符号化方式、及び変調方式制御部473により決定された変調方式は、前述のように、それぞれ送信順序制御部43、データ符号化器44及びデータ変調器45に送られる。
図5は、本発明における適応無線パラメータ制御方法の一実施形態の手順を説明するためのフローチャートである。図2乃至図4を併せて参照しつつその手順を説明する。
図2に示したQoS情報識別部41は、伝送されるべきパケットについてのQoS情報を基に、そのパケットが遅延を許容できるか否かを判定してそのQoSクラスを決定する(ステップS1)。
QoS情報識別部41の判断の結果、遅延が許容できるパケットであるとの要求QoS情報が適応無線パラメータ制御部47に送られた場合、適応無線パラメータ制御部47内の再送パラメータ制御部471は、無線パラメータセット割り当て規則474に含まれる再送回数上限割り当て規則474aに基づいて、再送回数上限を、遅延が許容できないパケットと比較して、大きな値、例えばM0と設定する(ステップS2)。また、遅延が許容できるパケットの場合、符号化方式制御部472及び変調方式制御部473は、再送パラメータ制御部471により決定された再送回数上限M0に対応した符号化方式及び変調方式をそれぞれ選択する(ステップS3)。
一方、QoS情報識別部41の判断の結果、遅延が許容できないパケットであるとの要求QoS情報が適応無線パラメータ制御部47に送られた場合、適応無線パラメータ制御部47内の再送パラメータ制御部471は、無線パラメータセット割り当て規則474に含まれる再送回数上限割り当て規則474aに基づいて、再送回数上限を、遅延が許容できるパケットと比較して、小さな値、例えばM1と設定する(ステップS4)。また、遅延が許容できないパケットの場合、符号化方式制御部472は、再送パラメータ制御部471により決定された再送回数上限M1及び観測QoS情報が反映された、無線パラメータセット割り当て規則474内の符号化方式割り当て規則474bに基づいて、符号化方式を例えばC1と設定する(ステップS5)。具体的には、遅延が許容できないパケットの場合には、誤り耐性のより高い符号化法及び符号化率が選択される。更に、遅延が許容できないパケットの場合、変調方式制御部473は、符号化方式制御部472により決定された符号化方式C1及び伝送路情報が反映された、無線パラメータセット割り当て規則474内の変調方式割り当て規則474cに基づいて、変調方式を例えばQ1と設定する(ステップS6)。このようにして、遅延が許容できないパケットの場合、無線パラメータM1,C1,Q1が決定される(ステップS7)。
尚、上述の説明においては、送信側として基地局2を想定しており、基地局2がQoS制御装置4を備えている構成となっているが、その場合に限らず、移動端末3が送信側となる場合でも適用できる。その場合には、移動端末3が本発明におけるQoS制御装置4を有することとなる。
本発明における無線通信システムの一実施形態の構成を示す図である。 本発明におけるQoS制御装置の一実施形態の構成を示す図である。 本発明におけるQoS制御装置の他の実施形態の構成を示す図である。 QoS制御装置における適応無線パラメータ制御部の詳細構成を示す図である。 本発明における適応無線パラメータ制御方法の一実施形態の手順を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 無線通信システム
2 基地局
3 移動端末
4,4a QoS制御装置
41 QoS情報識別部
42a,42b 送信バッファ
43a,43b 送信順序制御部
44a,44b データ符号化器
45a,45b データ変調器
46 送信部
47 適応無線パラメータ制御部
471 再送パラメータ制御部
472 符号化方式制御部
473 変調方式制御部
474 無線パラメータセット割り当て規則
474a 再送回数上限割り当て規則
474b 符号化方式割り当て規則
474c 変調方式割り当て規則

Claims (36)

  1. 移動パケット通信において、通信品質QoSの要求が異なる伝送されるべきパケット毎に、その通信品質QoSに応じた無線パラメータの組を設定することを特徴とする適応無線パラメータ制御方法。
  2. 前記無線パラメータの組は、再送パラメータ、誤り訂正符号化方式及び変調方式のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の適応無線パラメータ制御方法。
  3. 前記通信品質QoSに応じて前記再送パラメータが可変設定されることを特徴とする請求項2に記載の適応無線パラメータ制御方法。
  4. 前記再送パラメータは、再送アルゴリズム及び最大再送回数のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項3に記載の適応無線パラメータ制御方法。
  5. 前記伝送されるべきパケットが遅延を許容できるパケットか否かに基づいて前記最大再送回数が可変設定されることを特徴とする請求項4に記載の適応無線パラメータ制御方法。
  6. 前記通信品質QoSに応じて前記誤り訂正符号化方式が可変設定されることを特徴とする請求項2に記載の適応無線パラメータ制御方法。
  7. 前記誤り訂正符号化方式は、符号化方法及び符号化率のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6に記載の適応無線パラメータ制御方法。
  8. 前記通信品質QoSに応じて前記変調方式が可変設定されることを特徴とする請求項2に記載の適応無線パラメータ制御方法。
  9. 前記通信品質QoSは、伝送されるべきパケットに要求される通信品質QoS及び実際の伝送において観測された通信品質QoSを含むことを特徴とする請求項1に記載の適応無線パラメータ制御方法。
  10. 前記伝送されるべきパケットに要求される通信品質QoSに係る情報は、当該パケット内に重畳されていることを特徴とする請求項9に記載の適応無線パラメータ制御方法。
  11. 前記伝送されるべきパケットに要求される通信品質QoSが複数のパケットに対して共通の場合には、通信品質QoSに係る情報は、当該複数のパケットに付帯されていることを特徴とする請求項9に記載の適応無線パラメータ制御方法。
  12. 前記通信品質QoS及び伝送路情報に応じた無線パラメータの組を設定することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の適応無線パラメータ制御方法。
  13. 移動パケット通信において、通信品質QoSの要求が異なる伝送されるべきパケット毎に、その通信品質QoSに応じた無線パラメータの組を設定する適応無線パラメータ制御部を備えることを特徴とするQoS制御装置。
  14. 前記無線パラメータの組は、再送パラメータ、誤り訂正符号化方式及び変調方式のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項13に記載のQoS制御装置。
  15. 前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記再送パラメータを可変設定する再送パラメータ制御部を有することを特徴とする請求項14に記載のQoS制御装置。
  16. 前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記誤り訂正符号化方式を可変設定する符号化方式制御部を有することを特徴とする請求項14に記載のQoS制御装置。
  17. 前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記変調方式を可変設定する変調方式制御部を有することを特徴とする請求項14に記載のQoS制御装置。
  18. 前記再送パラメータ制御部により設定された前記再送パラメータを入力して、当該再送パラメータに基づいて前記伝送されるべきパケットに対して再送制御を行う送信順序制御部を更に有することを特徴とする請求項15に記載のQoS制御装置。
  19. 前記符号化方式制御部により設定された前記誤り訂正符号化方式を入力して、当該誤り訂正符号化方式に基づいて前記伝送されるべきパケットに対して符号化を行う符号化器を更に有することを特徴とする請求項16に記載のQoS制御装置。
  20. 前記変調方式制御部により設定された前記変調方式を入力して、当該変調方式に基づいて前記伝送されるべきパケットに対して変調処理を行う変調器を更に有することを特徴とする請求項17に記載のQoS制御装置。
  21. 前記通信品質QoSは、伝送されるべきパケットに要求される通信品質QoS及び実際の伝送において観測された通信品質QoSを含むことを特徴とする請求項13に記載のQoS制御装置。
  22. 前記伝送されるべきパケットを入力し、当該パケットに要求される通信品質QoSを識別し、前記適応無線パラメータ制御部に供給するQoS情報識別部を更に有することを特徴とする請求項21に記載のQoS制御装置。
  23. 移動端末と無線通信を行う基地局であって、
    前記移動端末とパケット通信を行うに際し、通信品質QoSの要求が異なる伝送すべきパケット毎に、その通信品質QoSに応じた無線パラメータの組を設定する適応無線パラメータ制御部を備えることを特徴とする基地局。
  24. 前記無線パラメータの組は、再送パラメータ、誤り訂正符号化方式及び変調方式のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項23に記載の基地局。
  25. 前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記再送パラメータを可変設定する再送パラメータ制御部を有することを特徴とする請求項24に記載の基地局。
  26. 前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記誤り訂正符号化方式を可変設定する符号化方式制御部を有することを特徴とする請求項24に記載の基地局。
  27. 前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記変調方式を可変設定する変調方式制御部を有することを特徴とする請求項24に記載の基地局。
  28. 前記通信品質QoSは、伝送されるべきパケットに要求される通信品質QoS及び前記移動端末との実際の伝送において観測された通信品質QoSを含むことを特徴とする請求項23に記載の基地局。
  29. 基地局と、その基地局と無線通信を行う移動端末と、を備えた無線通信システムであって、
    前記基地局は、前記移動端末とパケット通信を行うに際し、通信品質QoSの要求が異なる、伝送すべきパケット毎に、その通信品質QoSに応じた無線パラメータの組を設定する適応無線パラメータ制御部を備えることを特徴とする無線通信システム。
  30. 前記無線パラメータの組は、再送パラメータ、誤り訂正符号化方式及び変調方式のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項29に記載の無線通信システム。
  31. 前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記再送パラメータを可変設定する再送パラメータ制御部を有することを特徴とする請求項30に記載の無線通信システム。
  32. 前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記誤り訂正符号化方式を可変設定する符号化方式制御部を有することを特徴とする請求項30に記載の無線通信システム。
  33. 前記適応無線パラメータ制御部は、前記通信品質QoSに応じて前記変調方式を可変設定する変調方式制御部を有することを特徴とする請求項30に記載の無線通信システム。
  34. 前記通信品質QoSは、伝送されるべきパケットに要求される通信品質QoS及び前記移動端末との実際の伝送において観測された通信品質QoSを含むことを特徴とする請求項29に記載の無線通信システム。
  35. 前記基地局は、前記移動端末との実際の伝送において観測された通信品質QoSを、前記移動端末から定期的に受信することを特徴とする請求項34に記載の無線通信システム。
  36. 前記基地局は、前記移動端末に要求することにより、前記移動端末との実際の伝送において観測された通信品質QoSを、前記移動端末から受信することを特徴とする請求項34に記載の無線通信システム。
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