JP2008294501A - テレビジョン受像機のスピーカ取付構造 - Google Patents

テレビジョン受像機のスピーカ取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 取付けビスやスピーカホルダーを用いることなく、キャビネットを組み立てる一連の組立工程を通じてスピーカをフロントキャビネットの底板に取り付けることを可能にする。
【解決手段】 底板21にスピーカ40を取り付ける手段を、X軸方向位置決め手段70と、Y軸方向位置決め手段80と、Z軸方向位置決め手段90とによって構成する。X軸方向位置決め手段70が、スピーカ40を左右方向で挟み付ける側板22とリアキャビネット30側のリブ状部材60でなる幅寄せ片61とを有する。Y軸方向位置決め手段80が、スピーカ40を前後方向で挟み付ける凹所50の周壁面52とリブ状部材60に設けられた段付部63とを有する。Z軸方向位置決め手段90が、底板21と押さえ突起53とリブ状部材60により構成した押さえ片62とを有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、テレビジョン受像機のスピーカ取付構造、特に、キャビネットの底板にスピーカが取り付けられてなるテレビジョン受像機のスピーカの取付構造に関する。
テレビジョン受像機のスピーカの取付場所として、キャビネットの底板を選択することは従来より公知である(たとえば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。これらの各特許文献には、キャビネットの底板にスピーカを取り付けた場合に、その音響特性を改善するための対策についても言及されている。
一方、従来より、キャビネットの底板にスピーカを取り付けるときには、スピーカをフロントキャビネットの底板に直接ビス止めするという方法や、スピーカホルダーを用いてスピーカをフロントキャビネットの底板に取り付ける方法などが採用されていた。
特開平9−219896号公報 特開平8−98113号公報 実開平5−65196号公報
しかしながら、従来のようにスピーカをフロントキャビネットの底板に直接にビス止めする方法を採用すると、ビスが余分に必要になるだけでなく、ビス締めなどの余分な作業工程が必要になって組立工程が煩雑になりコスト面で不利になるという問題があった。また、スピーカホルダーを用いる方法を採用すると、スピーカホルダーが余分に必要になるだけでなく、スピーカをスピーカホルダーに装着する作業工程やスピーカホルダーをフロントキャビネットの底板に取り付ける作業工程が余分に必要になるので、上記同様に組立工程が煩雑になりコスト面で不利になるという問題があった。
そこで、本願発明者は鋭意研究を重ね、フロントキャビネットとリアキャビネットとに分かれているテレビジョン受像機のキャビネットの組立工程では、フロントキャビネットにその背方からリアキャビネットを合わせて結合するという工程が存在することに着目し、この工程を利用することによって、取付けビスやスピーカホルダーなどを用いずに、スピーカをフロントキャビネットの底板に取り付けることを課題として本発明を完成した。
すなわち、本発明は、キャビネットの組立工程を利用してスピーカをフロントキャビネットの底板に取り付けることが可能で、しかも、その取付けに取付けビスやスピーカホルダーなどの余分な部品を用いる必要のないテレビジョン受像機のスピーカ取付構造を提供することを目的とする。
本発明に係るテレビジョン受像機のスピーカ取付構造は、フロントキャビネットとリアキャビネットとを合わせることによって構成されているキャビネットの上記フロントキャビネットの底板にスピーカが下向きに取り付けられている。
そして、上記底板にスピーカを取り付けている手段が、スピーカが左右方向に位置ずれすることを阻止するX軸方向位置決め手段と、スピーカが前後方向に位置ずれすることを阻止するY軸方向位置決め手段と、底板からのスピーカの浮き上がりを阻止するZ軸方向位置決め手段と、によって構成されている。
また、上記スピーカがリング状の縁枠部とその縁枠部から延び出た略円錐台形状の背板部とを有して上記底板に形成された凹所に嵌め込まれていると共に、上記X軸方向位置決め手段が、互いに共働してスピーカを左右方向で挟み付ける上記フロントキャビネットの側板と上記リアキャビネットに設けられたリブ状部材でなる幅寄せ片とを有し、上記Y軸方向位置決め手段が、互いに共働してスピーカを前後方向で挟み付ける上記凹所の周壁面と上記リブ状部材に設けられた段付部とを有し、上記Z軸方向位置決め手段が、互いに共働してスピーカを垂直方向で挟み付ける上記底板と、上記凹所の周壁部に突設された押さえ突起と、上記リブ状部材により構成されて上記幅寄せ片と共用されている押さえ片と、を有して、それらの押さえ突起と押さえ片とが共働してスピーカを上記底板に押し付けるように構成されている。
この構成であると、フロントキャビネットの底板に下向きに取り付けられたスピーカが互いに直交する3軸方向で位置決めされる。また、スピーカを3軸方向で位置決めするためのX軸方向位置決め手段、Y軸方向位置決め手段及びZ軸方向位置決め手段は、フロントキャビネットに備わっている側板や凹所、凹所の周壁面、リアキャビネットに設けられて幅寄せ片と押さえ片とに共用されているリブ状部材などによって構成されている。そのため、取付けビスやスピーカホルダーといった部品を余分に用いずにスピーカの取付けが可能になるだけでなく、取付けビスやスピーカホルダー以外の特別な部品を用いることもなくスピーカの取付けが可能になる。
本発明において、上記Z軸方向位置決め手段は、上記底板上に載架されている上記縁枠部を、上記押さえ突起と上記押さえ片とが異なる箇所で上記底板に押し付けるように構成されていることが望ましい。これによれば、フロントキャビネットの底板からのスピーカの浮き上がりが、スピーカの縁枠部だけに作用しているZ軸方向位置決め手段によって阻止されるために、スピーカの音響特性などがZ軸方向位置決め手段によって損なわれにくくなるという利点がある。
本発明において、Z軸方向位置決め手段の押さえ突起は、上記縁枠部の異なる2箇所を押し付ける2つの突起要素に分かれていてもよい。この構成を採用すると、押さえ突起による縁枠部の押付け箇所の数が2箇所になるので、スピーカのリング状の縁枠部の全体をフロントキャビネットの底板に一様な力で押し付けてその初期の音響特性を保ちやすくなる。
本発明では、上記Y軸方向位置決め手段の凹所の周壁面が円弧状の湾曲面によって形成されていて、その周壁面に嵌め込まれたスピーカの上記縁枠部が上記段付部によってその周壁面に押し付けられていることが望ましい。これによれば、凹所の周壁面を形成している円弧状の湾曲面がスピーカのリング状の縁枠部を抱き込むために、スピーカがX軸方向(左右方向)に位置ずれしにくくなる。そのため、スピーカの縁枠部がリング状に形成されているとしても、Y軸方向位置決め手段によってスピーカを前後方向で確実に挟み付けさせることが可能になる。
本発明において、上記X軸方向位置決め手段の幅寄せ片は、スピーカの上記縁枠部に乗り上がって略円錐台形状の上記背板部を押し付けることによって、上記縁枠部をフロントキャビネットの上記側板に押し付けているという構成を採用することが可能である。この構成を採用すると、スピーカの背板部の形状を利用してそのスピーカを左右方向で位置決めすることが可能になる。
本発明において、上記凹所は、上記フロントキャビネットの後端で開放されてその開放口から挿入したスピーカの上記縁枠部を上記底板上でスライドさせて嵌め込むことが可能な形状を有し、上記幅寄せ片と上記押さえ突起とに共用されている上記リブ状部材は、フロントキャビネットにその背方からリアキャビネットを合わせる組立工程を行うことを通じて、上記凹所に嵌め込まれたスピーカの縁枠部に乗り上がって略円錐台形状の上記背板部を押し付け、かつ、その縁枠部を上記底板に押し付けるように構成されていることが望ましい。この発明によれば、キャビネットを組み立てるのに先立ってスピーカをスライドさせてフロントキャビネットの底板の凹所に嵌め込み、その後、リアキャビネットをフロントキャビネットに合わせて結合するという一連のキャビネットの組立工程を行うだけでスピーカがフロントキャビネットの底板に下向きに取り付けられる。そのため、スピーカ自体を個別にフロントキャビネットの底板に取り付けるという手間を省略することができるようになる。
以上説明した本発明に係るテレビジョン受像機のスピーカ取付構造は、取付けビスやスピーカホルダーを用いることなく、キャビネットを組み立てる一連の組立工程を通じてスピーカをフロントキャビネットの底板に取り付けることが可能である。そのため、部品点数が削減され、組立工程が簡略化されて量産性が向上し、コスト面でも有利になる。特に、特に2個あるいは2個より多い複数のスピーカをフロントキャビネットの底板に取り付ける仕様になっているテレビジョン受像機にあってはその組立工程が顕著に簡略化されるようになる。
図1は本発明の実施形態に係るテレビジョン受像機の要部を示した分解斜視図である。また、図2は図1の要部の拡大斜視図、図3はリブ状部材60の拡大側面図、図4はスピーカ取付構造の概略平面図、図5は図4のV−V線に沿う部分の横断面図である。
このテレビジョン受像機において、キャビネット10は、図1に示した樹脂成形体でなるフロントキャビネット20と、同図に示した樹脂成形体でなるリアキャビネット30とに分割されていて、それらのキャビネット20,30を合わせてビス止めなどの手段で結合することによって組み立てられる。また、フロントキャビネット20の底板21の左右対称位置に個別にスピーカ40,40が下向きに取り付けられるという仕様になっている。そして、それらのスピーカ40には円形のダイナミックスピーカが採用されている。そのため、スピーカ40には、リング状の縁枠部41やこの縁枠部41から延び出た略円錐台形状の背板部42のほか、必要な部品が備わっている(図4又は図5参照)。
この実施形態の取付構造では、後述するX軸方向位置決め手段70によってスピーカ40の左右方向の位置ずれが阻止され、Y軸方向位置決め手段80によってスピーカ40の前後方向の位置ずれが阻止され、Z軸方向位置決め手段90によってフロントキャビネット20の底板21からのスピーカ40の浮き上がりを阻止される。したがって、フロントキャビネット20の底板21にスピーカ40を取り付ける手段が、上記したX軸方向位置決め手段70とY軸方向位置決め手段と80とZ軸方向位置決め手段90とだけによって構成されていて、取付ビスやスピーカホルダーを用いる必要がなくなっている。
図1又は図2のように、フロントキャビネット20の底板21の左右対称位置のそれぞれには凹所50が備わっている。この凹所50は、フロントキャビネット20の後端で開放されていて、スピーカ40の縁枠部41を底板21上でスライドさせながらその開放口51から前方に向けてスピーカ40を嵌め込むことが可能な形状に形成されている。また、凹所50の前端に位置している周壁面52は、図2又は図4などによって判るように、略1/4円弧状の湾曲面によって形成されていて、その周壁面52の曲率半径をスピーカ40の縁枠部41の外周面の曲率半径に一致させてある。そして、この周壁面52に、スピーカ40の縁枠部41を底板21に押し付けるための押さえ突起53が突設されている。図2にしめしたように、この実施形態では、押さえ突起53が、周壁面52の周方向中央位置を挟んで略左右対称位置に個別に設けられた2つの突起要素54,54に分かれている。
これに対し、図1又は図3のように、リアキャビネット30の底板31の左右2箇所に、その底板31の後端付近から前方に延び出たリブ状部材60が樹脂で一体成形されている。そして、このリブ状部材60の前端部が、スピーカ40をフロントキャビネット20の側板部22に対して幅寄せするために役立つ幅寄せ片61と、スピーカ40をフロントキャビネット20の底板21に押し付けるために役立つ押さえ片62と、に共用されている。また、リブ状部材60には、幅寄せ片61や押さえ片62として機能する前端部に段付部63が形成されていて、この段付部63が、スピーカ40を上記凹所50の周壁面52に押し付けることに役立つようになっている。
以上の構成を備えるテレビジョン受像機において、X軸方向位置決め手段70は、フロントキャビネット20の側板22とリアキャビネット30側のリブ状部材60でなる幅寄せ片61とを有していて、それらの側板22と幅寄せ片61とが共働して図4のようにスピーカ40を左右方向(X軸方向)で挟み付けるように作用する。また、Y軸方向位置決め手段80は、フロントキャビネット20の底板21に形成されている凹所50の周壁面52とリアキャビネット30側のリブ状部材60に設けられた段付部63とを有して、それらの周壁面52と段付部63とが共働して図4のようにスピーカ40を前後方向(Y軸方向)で挟み付けるように作用する。さらに、Z軸方向位置決め手段90は、フロントキャビネット20の底板21と、2つの上記突起要素54,54と、リアキャビネット30側の上記リブ状部材60でなる押さえ片62とを有して、突起要素54,54と押さえ片62とが共働してスピーカ40を底板21に垂直方向(Z軸方向)で押し付けるように作用する。
そして、上記したX軸方向位置決め手段70、Y軸方向位置決め手段80及びZ軸方向位置決め手段90の作用だけによってフロントキャビネット20の底板21に取り付けられたスピーカ40にあっては、図4のように、底板21の凹所50にスピーカ40が嵌め込まれている。加えて、X軸方向位置決め手段70の上記した側板22と幅寄せ片61とによってスピーカ40が左右方向で挟み付けられて位置決めされ、Y軸方向位置決め手段80の上記した凹所50の周壁面52とリブ状部材60の段付部63とによってスピーカ40が前後方向で挟み付けられて位置決めされ、さらに、Z軸方向位置決め手段90の上記した底板21と2つの突起要素54,54及びリブ状部材60でなる押さえ片62とによって、図5のように、スピーカ40が垂直方向で挟み付けられて底板21からのスピーカ40の浮き上がりが阻止されている。
この実施形態のように、スピーカ40に対するX軸方向位置決め手段70、Y軸方向位置決め手段80及びZ軸方向位置決め手段90の作用箇所として縁枠部41を選択しておくと、スピーカ40の初期の音響特性を低下させることなくスピーカ40を取り付けることが可能になる。
次に、スピーカ40が取り付けられる手順を説明する。
最初の段階では、フロントキャビネット20の底板21に形成されている凹所50にスピーカ40を嵌め込んでスピーカ40の縁枠部41を凹所50の円弧状の周壁面52に突き当てる。このときの嵌込み作業は、スピーカ40の縁枠部41を底板21上でスライドさせながらそのスピーカ40を凹所50の開放口51から挿入することによって行うことができ、そのようにすると、スピーカ40を確実かつ迅速に凹所50に嵌め込むことが可能である。この作業を行うと、図4又は図5のように、2つの突起要素54,54がスピーカ40の縁枠部41の周方向2箇所に乗り上がる。このため、この作業を行った段階で、底板21にスピーカ40の縁枠部41が2つの突起要素54,54によって押し付けられるために、スピーカ40が底板21の凹所50に仮固定された状態になる。
次の段階では、フロントキャビネット20にその背方からリアキャビネット30を近付けて、それらのキャビネット20,30同士を合わせる。この作業を行うと、リアキャビネット30側のリブ状部材60によって共用されている幅寄せ片61と押さえ片62とのうちの押さえ片62がスピーカ40の縁枠部41に乗り上がってその縁枠部41を底板21に押し付けると共に、その幅寄せ片61がスピーカ40の背板部42をフロントキャビネット20の側板22に近付く方向に押し付ける。また、これと同時に、リブ状部材60の段付部63がスピーカ40の縁枠部41に係合してその縁枠部41を凹所50の周壁面52に押し付ける。
以上の手順を行うと、キャビネット10を組み立てる一連の組立工程を通じてフロントキャビネット20の底板21にスピーカ40が確実に取り付けられ、その取付けのために取付けビスやスピーカホルダーを用いる必要がない。そのため、この実施形態のスピーカ取付構造を採用したテレビジョン受像機の量産性が向上することになる。
特に、この実施形態の取付構造を採用したテレビジョン受像機は、図1によって判るように、2個のスピーカ40をフロントキャビネット20の底板21に取り付ける仕様になっているため、それらの2個のスピーカ40を、キャビネット10を組み立てる一連の組立工程を行うだけで同時に取り付けることができるようになって、テレビジョン受像機の量産性が顕著に高められる。
この実施形態のスピーカ取付構造において、リアキャビネット30側に一体に設けられているリブ状部材60は、リアキャビネット30の底板31を補強するための補強リブとしても役立つ。
また、図3ではリブ状部材60をリアキャビネット30の底板31の前端から突き出させたものを示している。この事例で、キャビネット10の組立工程でリアキャビネット30の底板31の前端をフロントキャビネット20の底板の後端に突き合わせたときにリブ状部材60によって形成されている幅寄せ片61や押さえ片62がスピーカ40の縁枠部41に乗り上がる。一方、図1ではリブ状部材60の前端がリアキャビネット30の底板31の前端から突き出ていないものを示している。この事例では、キャビネット10の組立工程でリアキャビネット30をフロントキャビネット20に合わせたときに、フロントキャビネット20の底板21とスピーカ40の縁枠部41とが、リアキャビネット30の底板31とリブ状部材60との隙間に挟み込まれる。
本発明の実施形態に係るテレビジョン受像機の要部を示した分解斜視図である。 図1の要部の拡大斜視図である。 リブ状部材の拡大側面図である。 スピーカ取付構造の概略平面図である。 図4のV−V線に沿う部分の横断面図である。
符号の説明
10 キャビネット
20 フロントキャビネット
21 フロントキャビネットの底板
22 フロントキャビネットの側板
30 リアキャビネット
40 スピーカ
41 スピーカの縁枠部
42 スピーカの背板部
50 凹所
51 凹所の開放口
52 凹所の周壁面
53 押さえ突起
54 突起要素
60 リブ状部材
61 幅寄せ片
62 押さえ片
63 段付部
70 X軸方向位置決め手段
80 Y軸方向位置決め手段
90 Z軸方向位置決め手段

Claims (6)

  1. フロントキャビネットとリアキャビネットとを合わせることによって構成されているキャビネットの上記フロントキャビネットの底板にスピーカが下向きに取り付けられているテレビジョン受像機のスピーカ取付構造において、
    上記底板にスピーカを取り付けている手段が、スピーカが左右方向に位置ずれすることを阻止するX軸方向位置決め手段と、スピーカが前後方向に位置ずれすることを阻止するY軸方向位置決め手段と、底板からのスピーカの浮き上がりを阻止するZ軸方向位置決め手段と、によって構成され、
    上記スピーカがリング状の縁枠部とその縁枠部から延び出た略円錐台形状の背板部とを有して上記底板に形成された凹所に嵌め込まれていると共に、
    上記X軸方向位置決め手段が、互いに共働してスピーカを左右方向で挟み付ける上記フロントキャビネットの側板と上記リアキャビネットに設けられたリブ状部材でなる幅寄せ片とを有し、
    上記Y軸方向位置決め手段が、互いに共働してスピーカを前後方向で挟み付ける上記凹所の周壁面と上記リブ状部材に設けられた段付部とを有し、
    上記Z軸方向位置決め手段が、互いに共働してスピーカを垂直方向で挟み付ける上記底板と、上記凹所の周壁部に突設された押さえ突起と、上記リブ状部材により構成されて上記幅寄せ片と共用されている押さえ片と、を有して、それらの押さえ突起と押さえ片とが共働してスピーカを上記底板に押し付けるように構成されていることを特徴とするテレビジョン受像機のスピーカ取付構造。
  2. 上記Z軸方向位置決め手段は、上記底板上に載架されている上記縁枠部を、上記押さえ突起と上記押さえ片とが異なる箇所で上記底板に押し付けるように構成されている請求項1に記載したテレビジョン受像機のスピーカ取付構造。
  3. 上記押さえ突起が上記縁枠部の異なる2箇所を押し付ける2つの突起要素に分かれている請求項2に記載したテレビジョン受像機のスピーカ取付構造。
  4. 上記Y軸方向位置決め手段の凹所の周壁面が円弧状の湾曲面によって形成されていて、その周壁面に嵌め込まれたスピーカの上記縁枠部が上記段付部によってその周壁面に押し付けられている請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載したテレビジョン受像機のスピーカ取付構造。
  5. 上記X軸方向位置決め手段の幅寄せ片は、スピーカの上記縁枠部に乗り上がって略円錐台形状の上記背板部を押し付けることによって、上記縁枠部をフロントキャビネットの上記側板に押し付けている請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載したテレビジョン受像機のスピーカ取付構造。
  6. 上記凹所は、上記フロントキャビネットの後端で開放されてその開放口から挿入したスピーカの上記縁枠部を上記底板上でスライドさせて嵌め込むことが可能な形状を有し、
    上記幅寄せ片と上記押さえ突起とに共用されている上記リブ状部材は、フロントキャビネットにその背方からリアキャビネットを合わせる組立工程を行うことを通じて、上記凹所に嵌め込まれたスピーカの縁枠部に乗り上がって略円錐台形状の上記背板部を押し付け、かつ、その縁枠部を上記底板に押し付けるように構成されている請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載したテレビジョン受像機のスピーカ取付構造。
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