JP2008292990A - 定着装置、温度制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着装置全体としての消費電力を大幅に増加させることなく、定着処理時における通紙等による加熱ローラおよび加圧ローラの温度低下を抑制することができる技術を提供する。
【解決手段】回転軸方向における互いに異なる範囲に配置される第1のヒータL1および第2のヒータL2と、回転軸方向における第1および第2のヒータの配置範囲を含む範囲に配置される補助ヒータL4とを備える第1のローラ1と、第3のヒータL3により加熱され、第1のローラ1と協働してシートを挟持搬送する第2のローラ2とを備える定着装置において、定着装置における定着処理の開始に伴う所定のタイミングを判定し、所定のタイミングであると判定された場合に、第3のヒータL3への電力供給量を低減させ、補助ヒータL4への電力供給を開始させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートに現像剤像を加熱定着させる定着装置に関するものであり、特に、シートに加える熱を制御する温度制御技術に関するものである。
従来、シートに現像剤像を加熱定着させる定着装置において、高速で多数枚のシートに対して定着処理を施す場合におけるローラの温度低下による弊害を回避すべく、ローラの熱容量や熱源の電力を大きくする技術が知られる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−211769号公報
しかしながら、上記従来技術では、スキャナを備えた画像処理装置において、スキャナ停止時にスキャナランプの点灯に要する電力を定着装置の補助ヒータへ配分しており、スキャナを動作させながら高速で多数枚のシートに対する定着処理を行えないという問題点がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、定着装置全体としての消費電力を大幅に増加させることなく、定着処理時における通紙等による加熱ローラおよび加圧ローラの温度低下を抑制することができる技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様に係る定着装置は、現像剤担持体に現像剤像を加熱定着させる定着装置であって、第1のローラの回転軸方向における第1の範囲に配置され、該第1のローラを加熱する第1の加熱部材と、前記第1のローラの回転軸方向における前記第1の範囲とは異なる第2の範囲に配置され、該第1のローラを加熱する第2の加熱部材と、前記第1のローラの回転軸方向における前記第1および第2の範囲を含む第3の範囲に配置され、該第1のローラを加熱する補助加熱部材と、前記第1のローラと協働して現像剤担持体を挟持搬送する第2のローラを加熱する第3の加熱部材と、前記定着装置における定着処理の開始に伴う所定のタイミングで、前記第3の加熱部材への電力供給量を低減させ、前記補助加熱部材への電力供給を開始させる加熱制御部と、を備えてなることを特徴とするものである。
また、本発明の一態様に係る定着装置は、現像剤担持体に現像剤像を加熱定着させる定着装置であって、第1のローラの回転軸方向における第1の範囲に配置され、該第1のローラを加熱する第1の加熱部材と、前記第1のローラの回転軸方向における前記第1の範囲とは異なる第2の範囲に配置され、該第1のローラを加熱する第2の加熱部材と、前記第1のローラの回転軸方向における前記第1および第2の範囲を含む第3の範囲に配置され、該第1のローラを加熱する補助加熱部材と、前記第1のローラと協働して現像剤担持体を挟持搬送する第2のローラを加熱する第3の加熱部材と、前記定着装置における定着処理の開始に伴う所定のタイミングで、前記第3の加熱部材への電力供給量を低減させ、前記補助加熱部材への電力供給を開始させる加熱制御手段と、を備えてなることを特徴とするものである。
また、本発明の一態様に係る温度制御方法は、現像剤担持体に現像剤像を加熱定着させる定着装置における温度制御方法であって、前記定着装置は、回転軸方向における互いに異なる範囲に配置される第1および第2の加熱部材と、回転軸方向における前記第1および第2の加熱部材の配置範囲を含む範囲に配置される補助加熱部材とを備える第1のローラと、第3の加熱部材により加熱され、前記第1のローラと協働して現像剤担持体を挟持搬送する第2のローラとを備えるものであり、前記定着装置における定着処理の開始に伴う所定のタイミングを判定し、前記所定のタイミングであると判定された場合に、前記第3の加熱部材への電力供給量を低減させ、前記補助加熱部材への電力供給を開始させることを特徴とするものである。
以上に詳述したように本発明によれば、定着装置全体としての消費電力を大幅に増加させることなく、定着処理時における通紙等による加熱ローラおよび加圧ローラの温度低下を抑制することができる技術を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施の形態による定着装置について説明するための機能ブロック図であり、図2は、本発明の実施の形態による定着装置における加熱ローラ内のヒータ配置について説明するための図である。
本実施の形態による定着装置は、加熱制御部101、閾値設定部102、気温検知部103、温度検知部TH1〜TH3、第1のヒータ(第1の加熱部材)L1,第2のヒータ(第2の加熱部材)L2,補助ヒータ(補助加熱部材)L4を備える第1のローラ1(いわゆる、加熱ローラに相当)、第3のヒータ(第3の加熱部材)L3を備える第2のローラ2(いわゆる、加圧ローラに相当)、第3のローラ3、ベルト9(いわゆる、定着ベルトに相当)、CPU801およびメモリ802を備えてなる構成となっている。
本実施の形態による定着装置では、第1のローラ1および第3のローラ3にベルト9が巻き架けられている。第2のローラ2のローラ面は、ベルト9のベルト面に当接するように配置されており、これらローラ面およびベルト面によってシート(現像剤担持体)を挟持して破線矢印方向に搬送しつつ(図1を参照)、シート上に形成された現像剤像を該シートに加熱定着させる。
なお、ここでは、第1のローラ1および第3のローラ3に巻き架けられたベルト9と、第2のローラ2とでシートを挟持搬送する構成を例に挙げたが、これに限られるものではなく、例えば、第1のローラ1のローラ面と第2のローラ2のローラ面との間でシートを挟持搬送する構成とすることができることは言うまでもない。このように、第2のローラ2と第1のローラ1との「協働」には、第2のローラ2と第1のローラ1とがベルト等を介して間接的に関わり合って、シートを挟持搬送する場合も含まれるものとする。
以下、本実施の形態による定着装置を構成する各要素について詳細に説明する。
第1のヒータL1は、第1のローラ1の回転軸方向における第1の範囲X1に配置され(主な加熱対象領域が、第1のローラ1の両端付近である)(図2を参照)、該第1のローラ1を加熱する役割を有している。図3は、第1のヒータL1における照度分布を示すグラフである。
第2のヒータL2は、第1のローラ1の回転軸方向における第1の範囲X1とは異なる第2の範囲X2に配置され(主な加熱対象領域が、第1のローラ1の中央付近である)(図2を参照)、該第1のローラ1を加熱する役割を有している。図4は、第2のヒータL2における照度分布を示すグラフである。もちろん、第1の範囲X1と第2の範囲X2とは、それぞれの範囲の一部が第1のローラ1の回転軸方向においてある程度重複していてもよい。
補助ヒータL4は、第1のローラ1の回転軸方向における第1および第2の範囲の一部または全部を含む第3の範囲X3に配置され(主な加熱対象領域が、第1のローラ1の略全域である)(図2を参照)、該第1のローラ1を加熱する役割を有している。図5は、補助ヒータL4における照度分布を示すグラフである。
ここでは、補助ヒータL4は、第1のローラ1内に配置されている例を挙げたが、これに限られるものではなく、例えば、補助ヒータL4を第1のローラ1の外部に配置し、第1のローラ1を外部から加熱する構成としてもよい。また、補助ヒータL4による加熱対象は、必ずしも第1のローラ1である必要はなく、例えば補助ヒータL4によってベルト9を加熱する構成としてもよい。
第3のヒータL3は、第2のローラ2の回転軸方向における略全域に配置され、補助ヒータL4と同様に、該第2のローラ2を回転軸方向において均一に加熱する役割を有している。
加熱制御部(加熱制御手段)101は、定着装置における定着処理の開始に伴う所定のタイミングで、第3のヒータL3への電力供給量を低減させ、補助ヒータL4への電力供給を開始させる。
閾値設定部102は、気温検知部103による検知温度に基づいて、第1の所定温度を設定する。
気温検知部(気温検知手段)103は、定着装置が配置される環境の気温を検知する。
温度検知部TH1は、第1のローラ1における端部近傍(第1のヒータL1に対応する位置)のローラ面の温度を検知する。
温度検知部TH2は、第1のローラ1における中央位置(第2のヒータL2に対応する位置)のローラ面の温度を検知する。また、温度検知部TH2は、補助ヒータL4による加熱が行なわれている際には、第2のヒータL2および補助ヒータL4により加熱されたローラ面の温度を検知するものとする。
CPU801は、定着装置における各種処理を行う役割を有しており、またメモリ802に格納されているプログラムを実行することにより種々の機能を実現する役割も有している。メモリ802は、例えばROMやRAM等から構成されており、定着装置において利用される種々の情報やプログラムを格納する役割を有している。
続いて、本発明の実施の形態による定着装置の動作について説明する。
まず、シートへの加熱定着処理を行わない待機時には、第1のローラ1と第2のローラ2に備えられている各ヒータは所定の温度になるように、加熱制御部101によって制御されている。
定着処理が開始されると、第2のローラ2と第3のローラ3とが回転することによりベルト9も従動で回転し、第1のローラ1によりベルト9が加熱される。
図6は、第1のヒータL1および第2のヒータL2の点灯パターンを示すタイミングチャートである。同図に示すように、定着処理の実行中は、第1のヒータL1と第2のヒータL2とが同時に点灯することはなく、これらのヒータを交互に点灯することで第1のローラ1の加熱を行なっている。
ここでは、交互点灯周期とDuty比を規定することにより、第1のヒータL1と第2のヒータL2を交互に点灯させている。交互点灯周期は、図6に示すように第1のヒータL1と第2のヒータL2が1回ずつ点灯したときの時間(X+Y)を指し、Duty比は、第1のヒータL1と第2のヒータL2の交互点灯周期に対する点灯比率(X/(X+Y))を規定する。また第3のヒータL3は第1のヒータL1およびL2とは独立しており、温度検知部TH3で検知した温度が設定温度より低い場合に点灯し加熱する。
一般に、単位時間当たりに定着処理を行うシート枚数が増えると、第1のヒータL1および第2のヒータL2による熱供給量が、定着処理されるシートや第3のローラ3に奪われる熱量よりも少ないために、第1のローラ1や第2のローラ2の温度が下がってしまう。図7は、第1のローラ1の表面温度の推移を示すグラフである。
同図に示すように、定着処理の開始からしばらくの間(数十秒間)は、第3のローラ3等によって奪われる熱量が多く、温度低下が激しい。第1のローラ1や第2のローラ2の温度が極端に下がってしまうと、定着不良が発生したり、定着不良の発生を防止するために定着処理を中断したりするため(コピー停止処理)、生産性が悪くなる。もちろん、図7に示すように、ヒータランプによる熱供給量を多くすれば急激な温度低下をカバーすることはできるが、採用できる最大電力には限度がある(日本国内の場合は1500W)ため、この解決策を現実的に採用できない場合は多い。この他、それぞれのヒータランプに入力する電圧を制御することでヒータランプの電力を制御する方法もあるが、このような制御を実現するための回路が必要になり、コストダウンの妨げとなるという問題がある。
そこで、本実施の形態では、以下のようにして各ヒータの温度制御を行なっている。
第1のローラ1内に配置されている第1のヒータL1および第2のヒータL2と補助ヒータL4とは、互いに独立して温度制御可能な構成となっており、第1のヒータL1または第2のヒータL2と補助ヒータL4とが同時に点灯することが可能である。また、補助ヒータL4と第3のヒータL3は、同時に点灯されることはない。
図8は、第3のヒータL3および補助ヒータL4の基本的な点灯制御について説明するためのフローチャートである。
定着処理中は、補助ヒータL4と第3のヒータL3のそれぞれについて所定の優先期間が設定されており、加熱制御部101は、当該優先期間において優先されるべきヒータランプを検知温度と目標温度に応じて点灯または消灯させる。
温度検知部により検知されるローラ表面温度が設定温度よりも低い場合(S101,Yes)、該当するヒータランプを点灯させることで、設定温度まで加熱する(S102)。一方、検知温度が設定温度より高い場合(S101,No)、点灯させていたヒータランプを消灯させる(S103)。
図9は、第3のヒータL3と補助ヒータL4の点灯の切換方法の詳細について説明するためのフローチャートであり、図10は、第1のヒータL1〜第3のヒータL3および補助ヒータL4の点灯タイミングと、第1のローラ1および第2のローラ2の温度変化を示すグラフである。以下、フローチャートにおいて、記載スペースの便宜上、加圧ローラに相当する第2のローラ2を「PR」と表記することとする。また、以下の各図では、本実施の形態による定着装置が、画像形成処理および画像読取処理を行う画像処理装置に備えられている場合の動作を想定し、定着装置における「定着処理」を必要に応じて「コピー処理」と表現するものとする。
図11のように定着処理の開始時には第1のローラ1および第2のローラ2(特に、第1のローラ1)の温度が低下する。本実施の形態における加熱制御部101は、定着装置における定着処理の実行時において第1のローラ1の温度がコピー停止温度ts(第2の所定温度)を下回ったとき、定着不良の発生を回避するために、定着装置における定着処理を停止させる。
このような定着処理の中断による生産性の低下を防止するため、本実施の形態では、定着処理の開始時から所定時間経過するまでの期間内(S201,S202)は、補助ヒータL4の点灯を優先させる「補助ヒータL4優先期間」としている。加熱制御部101は、この優先期間内は補助ヒータL4を点灯させ(S203)、第3のヒータL3は消灯させる(図10を参照)。
これにより、第1のヒータL1または第2のヒータL2による加熱に加え、第3のヒータL3を消灯して得られる電力により点灯される補助ヒータL4による加熱を行なわせることで、定着処理開始時の第1のローラ1の温度の落ち込みを抑制し、コピー停止温度tsよりも高く維持する。
もちろん、第3のヒータL3への電力供給を完全に停止(電力供給量ゼロまで低減させる)せず、ある程度の割合(例えば、20%)まで低減させることで、補助ヒータL4を点灯させるだけの十分な電力を確保できるような場合には、補助ヒータL4優先期間内に第3のヒータL3に供給する電力を低減させることで対応してもよい。
このように、定着処理開始時の優先期間内においては、第3のヒータL3に供給していた電力を補助ヒータL4への供給に切り換えることにより、補助ヒータL4による加熱補助を行なった場合でも、第1〜第3のヒータおよび補助ヒータ全体による消費電力を大きく増大させることがない。
しかし、S203の状態のままでは、第2のローラ2温度がコピー停止温度tpに近づいてゆくため、補助ヒータL4の優先期間終了後(S202,No)は、第3のヒータL3の点灯を優先させる「第3のヒータL3優先期間」となっている。加熱制御部101は、この優先期間内は第3のヒータL3を点灯させ(S204)、補助ヒータL4は消灯させることにより、第2のローラ2の温度をコピー停止温度tpよりも高く保つ。
定着処理が終了した場合(S205,Yes)、定着処理(すなわちプリント処理)が終了したものとして(S206)、最初の処理(S201)に戻る。
図12は、第3のヒータL3と補助ヒータL4の点灯の他の切換方法の詳細について説明するためのフローチャートである。なお、図12におけるS301〜S306は、図9におけるS201〜S206と同様な処理を行うステップであるため、これらのステップについての説明は割愛する。
紙の坪量や電源事情、気温などの使用環境によっては、第3のヒータL3優先期間以降に温度検知部TH1およびTH2による検知温度が再び低下して定着処理停止温度ts以下になってしまうことがある。
そこで加熱制御部101は、第3のヒータL3の点灯時において、温度検知部TH1またはTH2による検知温度が定着処理停止温度ts+α℃(第1の所定温度)以下になった場合は(S307,Yes)、第3のヒータL3を消灯させ(S308)、補助ヒータL4優先期間に戻して補助ヒータL4を点灯させる(S309)。加熱制御部101は、この補助ヒータL4による加熱を、温度検知部TH1またはTH2による検知温度が第1のローラ1の目標温度に到達するまで継続させる。加熱制御部101は、温度検知部TH1またはTH2による検知温度が第1のローラ1の設定温度以上になった場合には、第3のヒータL3優先期間に戻す。
また本実施の形態では、小サイズ紙での端部温度上昇を防止するため、加熱制御部101は、補助ヒータL4優先期間内において温度検知部TH1と温度検知部TH2それぞれにおける検知温度の差が所定値以上となった場合、補助ヒータL4優先期間内であっても、第3のヒータL3優先期間に移行させる。
小サイズのシートに定着処理を行う場合、ローラの端部はシートと接触しないため熱が奪われることがなく、温度が上昇してゆく。これを防止するために第1のヒータL1と第2のヒータL2の加熱部を分割しているが、本実施の形態のようにローラ全体を加熱する補助ヒータL4を追加している場合、小サイズのシートへの定着処理時の端部温度が上昇するおそれがある。これを防止するため、温度検知部TH1と温度検知部TH2の温度差がTH2−TH1>β℃となった場合に、補助ヒータL4優先期間であっても第3のヒータL3優先期間へ移行することで補助ヒータL4を消灯し、ローラ端部の温度上昇を一定以上にならないようにしている。
また、閾値設定部(閾値設定手段)は、温度検知部TH1による検知温度、もしくは温度検知部TH1および温度検知部TH2の双方による検知温度に基づいて(第1のローラ1と第2のローラ2の温度関係に基づいて)、定着処理停止温度tsを設定することが可能となっている。
図13に示すように、定着処理停止温度ts(定着可能温度の閾値)は、第1のローラ1の温度と第2のローラ2の温度に基づいて決定される。
本実施の形態では、定着処理開始から一定期間(補助ヒータL4優先期間)の間は第2のローラ2を加熱できないので第2のローラ2の表面温度は急激に低下してゆく(図10を参照)。ここで、第1のローラ1または第2のローラ2の温度が定着可能温度よりも低くなると、定着不良の発生を回避するために定着処理を中断させるが、コピー停止温度の条件を第1のローラ1と第2のローラ2ともに一定温度とすると(例えば第1のローラ1温度155℃、第2のローラ2温度120℃)、本実施の形態のような構成では頻繁に定着処理停止温度になってしまうことが考えられる(特に第2のローラ2)。このような頻繁な定着処理の中断は、生産性に悪影響を与える。
この問題を解決するため、本実施の形態では、第1のローラ1について設定される定着処理停止温度tsは一定(例えば155℃)とし、第2のローラ2について設定される定着処理停止温度tpはその時点での第1のローラ1の温度に応じて決定することで(図14を参照)、定着処理が中断される確率を低減させることができる。
このように、本実施の形態によれば、定着装置全体としての消費電力を大幅に増加させることなく、定着処理時における通紙等による第1のローラ1および第2のローラ2の温度低下を抑制することができる。
なお、本実施の形態では、補助ヒータL4の消費電力は、第3のヒータL3の消費電力以下に設定されている。これにより、第3のヒータL3をオフにするだけで、補助ヒータL4に必要とされる電力を完全に補うことができるため、補助ヒータL4による加熱補助のために定着装置全体としての消費電力を特別に増大させる必要がない。
また、上述の実施の形態では、第1のローラ1内に補助ヒータL4を設ける構成を一例に挙げたが、第1のローラ1の温度低下を抑制するための構成は必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、第3のヒータL3を消灯して得られる電力を第1のヒータL1および第2のヒータL2に追加供給し、結果として第1のローラ1の温度を維持するようにすることもできる。
上述の定着装置での処理における各ステップは、メモリ802に格納されている温度制御プログラムをCPU801に実行させることにより実現されるものである。
なお、本実施の形態による定着装置を備えた画像形成装置を提供できることは言うまでもない。この画像形成装置は、例えばMFP(Multi Function Peripheral)により構成されることができる。
本実施の形態では装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と共働してその機能を実現させるものであってもよい。
本発明を特定の態様により詳細に説明したが、本発明の精神および範囲を逸脱しないかぎり、様々な変更および改質がなされ得ることは、当業者には自明であろう。
本発明の実施の形態による定着装置について説明するための機能ブロック図である。 本発明の実施の形態による定着装置における加熱ローラ内のヒータ配置について説明するための図である。 第1のヒータL1における照度分布を示すグラフである。 第2のヒータL2における照度分布を示すグラフである。 補助ヒータL4における照度分布を示すグラフである。 第1のヒータL1および第2のヒータL2の点灯パターンを示すタイミングチャートである。 第1のローラ1の表面温度の推移を示すグラフである。 第3のヒータL3および補助ヒータL4の基本的な点灯制御について説明するためのフローチャートである。 第3のヒータL3と補助ヒータL4の点灯の切換方法の詳細について説明するためのフローチャートである。 第1のヒータL1〜第3のヒータL3および補助ヒータL4の点灯タイミングと、第1のローラ1および第2のローラ2の温度変化を示すグラフである。 定着処理の開始時における第1のローラ1および第2のローラ2の温度低下について説明するためのグラフである。 第3のヒータL3と補助ヒータL4の点灯の他の切換方法の詳細について説明するためのフローチャートである。 定着処理停止温度tsの決定方法について説明するためのグラフである。 定着処理停止温度の設定方法について説明するための表である。
符号の説明
101 加熱制御部、102 閾値設定部、103 気温検知部、TH1〜TH3 温度検知部、L1 第1のヒータ、L2 第2のヒータ、L4 補助ヒータ1 第1のローラ、L3 第3のヒータ、2 第2のローラ、3 第3のローラ、9 ベルト、801 CPU、802 メモリ。

Claims (19)

  1. 現像剤担持体に現像剤像を加熱定着させる定着装置であって、
    第1のローラの回転軸方向における第1の範囲に配置され、該第1のローラを加熱する第1の加熱部材と、
    前記第1のローラの回転軸方向における前記第1の範囲とは異なる第2の範囲に配置され、該第1のローラを加熱する第2の加熱部材と、
    前記第1のローラの回転軸方向における前記第1および第2の範囲を含む第3の範囲に配置され、該第1のローラを加熱する補助加熱部材と、
    前記第1のローラと協働して現像剤担持体を挟持搬送する第2のローラを加熱する第3の加熱部材と、
    前記定着装置における定着処理の開始に伴う所定のタイミングで、前記第3の加熱部材への電力供給量を低減させ、前記補助加熱部材への電力供給を開始させる加熱制御部と、
    を備えてなる定着装置。
  2. 請求項1に記載の定着装置において、
    前記加熱制御部は、前記定着装置における定着処理の開始時から所定時間経過するまでの期間内で、前記第3の加熱部材への電力供給量を低減させ、前記補助加熱部材への電力供給を行なわせる定着装置。
  3. 請求項1に記載の定着装置において、
    前記第1のローラの温度を検知する温度検知部を備え、
    前記加熱制御部は、前記定着装置における定着処理の実行時において前記温度検知部による検知温度が第1の所定温度を下回ったとき、前記第3の加熱部材への電力供給量を低減させ、前記補助加熱部材への電力供給を開始させる定着装置。
  4. 請求項1に記載の定着装置において、
    前記定着装置が配置される環境の気温を検知する気温検知部と、
    前記気温検知部による検知温度に基づいて、前記第1の所定温度を設定する閾値設定部と、
    を備える定着装置。
  5. 請求項1に記載の定着装置において、
    前記補助加熱部材は、前記第1のローラ内に配置されている定着装置。
  6. 請求項1に記載の定着装置において、
    前記補助加熱部材の消費電力は、前記第3の加熱部材の消費電力以下に設定されている定着装置。
  7. 請求項1に記載の定着装置において、
    前記第1の範囲は前記第1のローラの両端付近であり、前記第2の範囲は前記第1のローラの中央付近であり、前記第3の範囲は前記第1のローラの略全域である定着装置。
  8. 請求項1に記載の定着装置において、
    前記加熱制御部は、前記定着装置における定着処理の実行時において前記第1のローラの温度が第2の所定温度を下回ったとき、前記定着装置における定着処理を停止させるものであり、
    前記第1のローラの温度を検知する温度検知部と、
    前記温度検知部による検知温度に基づいて、前記第2の所定温度を設定する閾値設定部を備える定着装置。
  9. 請求項1に記載の定着装置において、
    前記第2のローラは、前記第1のローラに巻き架けられるベルトと協働して現像剤担持体を挟持搬送する定着装置。
  10. 現像剤担持体に現像剤像を加熱定着させる定着装置における温度制御方法であって、
    前記定着装置は、回転軸方向における互いに異なる範囲に配置される第1および第2の加熱部材と、回転軸方向における前記第1および第2の加熱部材の配置範囲を含む範囲に配置される補助加熱部材とを備える第1のローラと、第3の加熱部材により加熱され、前記第1のローラと協働して現像剤担持体を挟持搬送する第2のローラとを備えるものであり、
    前記定着装置における定着処理の開始に伴う所定のタイミングを判定し、
    前記所定のタイミングであると判定された場合に、前記第3の加熱部材への電力供給量を低減させ、前記補助加熱部材への電力供給を開始させる温度制御方法。
  11. 請求項10に記載の温度制御方法において、
    前記定着装置における定着処理の開始時から所定時間経過するまでの期間内で、前記第3の加熱部材への電力供給量を低減させ、前記補助加熱部材への電力供給を行なわせる温度制御方法。
  12. 請求項10に記載の温度制御方法において、
    前記第1のローラの温度を検知し、
    前記定着装置における定着処理の実行時において検知温度が第1の所定温度を下回ったとき、前記第3の加熱部材への電力供給量を低減させ、前記補助加熱部材への電力供給を開始させる温度制御方法。
  13. 請求項10に記載の温度制御方法において、
    前記定着装置が配置される環境の気温を検知し、
    検知温度に基づいて、前記第1の所定温度を設定する温度制御方法。
  14. 請求項10に記載の温度制御方法において、
    前記補助加熱部材は、前記第1のローラ内に配置されている温度制御方法。
  15. 請求項10に記載の温度制御方法において、
    前記補助加熱部材の消費電力は、前記第3の加熱部材の消費電力以下に設定されている温度制御方法。
  16. 請求項10に記載の温度制御方法において、
    前記第1のローラの回転軸方向において、前記第1の加熱部材は前記第1のローラの両端付近に配置され、前記第2の加熱部材は前記第1のローラの中央付近に配置され、前記補助加熱部材は前記第1のローラの略全域に配置される温度制御方法。
  17. 請求項10に記載の温度制御方法において、
    前記定着装置における定着処理の実行時において前記第1のローラの温度が第2の所定温度を下回ったとき、前記定着装置における定着処理を停止させるものであり、
    前記第1のローラの温度を検知し、
    検知温度に基づいて、前記第2の所定温度を設定する温度制御方法。
  18. 請求項10に記載の温度制御方法において、
    前記第2のローラは、前記第1のローラに巻き架けられるベルトと協働して現像剤担持体を挟持搬送する温度制御方法。
  19. 請求項10に記載の温度制御方法において、
    さらに、
    前記第1および第2のローラの温度を検知し、
    前記定着装置における定着処理の実行時において、前記第1のローラの検知温度と前記第2のローラの検知温度との差が所定温度を上回ったとき、前記補助加熱部材への電力供給量を低減させ、前記第3の加熱部材への電力供給を開始させる温度制御方法。
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