JP2008292839A - 両面表示式情報表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1枚の情報表示用パネルを1枚の紙の表裏のように利用することができ、書き換えた情報が表示されるまで待つ動作をなくすことができ、さらに、表示情報の多様化に対応することのできる両面表示式情報表示装置を提供する。
【解決手段】両面表示可能な情報表示用パネルを用いた両面表示式情報表示装置であって、両面表示可能な情報表示用パネル2の周囲の少なくとも一部に回転軸5を有する筐体3とともに一体とし、この回転軸5を枠体6に回転自在に装着して構成され、情報書き換えスイッチ7、8によって情報表示用パネルの裏側表示面に書き換えた情報を表示させ、情報表示用パネルを、回転させて裏返すことによって書き換え表示した情報を見るように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、両面表示可能な情報表示用パネルを用いた両面表示式情報表示装置に関するものである。
従来、情報表示用パネルを用いた情報表示装置の一例として、表示媒体として液晶を用いた情報表示装置(液晶方式:例えば特許文献1参照)や、表示媒体として帯電粒子を用いた情報表示装置(電気泳動方式や電子粉流体方式)が知られている。そのうち、電子粉流体方式の情報表示装置を利用した例として、本出願人は、電子書籍表示装置(例えば、特許文献2参照)および電子棚札(例えば、特許文献3参照)を開示している。
特開平9−265470号公報 特開2006−58578号公報 特開2005−301030号公報
上述した従来の情報表示用パネルを利用した例では、いずれも、画面に表示させた情報に代わって別の情報を表示させる場合、同じ表示面を使って別の情報の表示を行っていた。つまり、表示させた情報を消去してから次に表示する別の情報を表示する(情報を書き換える)ことを行っていた。
そのため、上述した従来の情報表示用パネルを利用した例では、ユーザは画面に表示された情報の書き換えが終了するまで別の情報が表示されるまで待つことになるが、その間、どうしても画面を見続けてしまう人間的習性のため、ユーザの目が疲れるという問題があった。
本発明の目的は上述した問題点を解消して、1枚の情報表示用パネルを1枚の紙の表裏面のように利用することができ、書き換えた情報が表示されるまで待つ動作をなくすことができ、さらに、表示情報の多様化に対応することのできる両面表示式情報表示装置を提供しようとするものである。
本発明の両面表示式情報表示装置の第1発明は、両面表示可能な情報表示用パネルを用いた両面表示式情報表示装置であって、両面表示可能な情報表示用パネルの周囲の少なくとも一部に回転軸を有する筐体とともに一体とし、この回転軸を枠体に回転自在に装着して構成され、情報書き換えスイッチをONとすることによって情報表示用パネルの裏側表示面に書き換えた情報を表示させ、情報表示用パネルを、回転させて裏返すことによって書き換え表示した情報を見るようにしたことを特徴とするものである。
なお、本発明の両面表示式情報表示装置の第1発明の好適例としては、情報書き換えスイッチを、書き換えスイッチ(送り)と書き換えスイッチ(戻り)とから構成し、(1)書き換えスイッチ(送り)をONにして、次情報を情報表示用パネルの裏側表示面に書き換え表示させ、情報表示用パネルを裏返すことで書き換えた次情報を見るようにし、(2)書き換えスイッチ(戻り)をONにして、前情報を情報表示用パネルの裏側表示面に書き換え表示させ、情報表示用パネルを裏返すことで書き換えた前情報を見るようにしたことがある。
本発明の両面表示式情報表示装置の第2発明は、両面表示可能な情報表示用パネルを用いた両面表示式情報表示装置であって、両面表示可能な情報表示用パネルの周囲の少なくとも一部に回転軸を有する筐体とともに一体とし、この回転軸を枠体に回転自在に装着して構成され、情報表示用パネルを、回転させることによって情報書き換えスイッチがONとなり情報表示用パネルの裏側表示面に書き換えた情報を表示させ、情報表示用パネルが裏返しになった状態で書き換え動作が終了し、書き換え表示された情報を見られるようにしたことを特徴とするものである。
なお、本発明の両面表示式情報表示装置の第2発明の好適例としては、情報書き換えスイッチを、書き換えスイッチ(送り)と書き換えスイッチ(戻り)と書き換えモード判断手段とから構成し、(1)両面表示可能な情報表示用パネルを一定方向に回すと、書き換えスイッチ(送り)と書き換えスイッチ(戻り)とが協働することで送り書き換えモードがONとなり、次情報を情報表示用パネルの裏側表示面に書き換え表示させ、情報表示用パネルを裏返し終わった状態で書き換えた次情報を見られるようにし、(2)両面表示可能な情報表示用パネルを前記一定方向とは逆の方向に回すと、書き換えスイッチ(戻り)と書き換えスイッチ(送り)とが協働することで戻り書き換えモードがONとなり、前情報を情報表示用パネルの裏側表示面に書き換え表示させ、情報表示用パネルを裏返し終わった状態で書き換えた前情報を見られるようにしたこと、両面表示可能な情報表示用パネルを指で回転させると情報書き換えスイッチが作動して情報表示用パネルの裏側表示面に別の情報を書き換え表示し、指を離すと元の表側表示面に回転して戻り、その戻る過程で情報書き換えスイッチが作動して元の情報に書き換え表示するよう構成したこと、両面表示式情報表示装置の枠体部に、両面表示可能な情報表示用パネルの回転ストッパーを設け、この回転ストッパーにより両面表示可能な情報表示用パネルの回転を規制するよう構成したこと、がある。
また、本発明の両面表示式情報表示装置の第1発明および第2発明の好適例としては、両面表示可能な情報表示用パネルを、少なくとも1種類以上の粒子からなり電界駆動可能な表示媒体を2枚の透明基板間に封入し、基板に設けた透明対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させて画像等の情報表示を書き換えするドットマトリックス表示方式の表示部パネル1枚で構成したこと、両面表示可能な情報表示用パネルを、表裏の両表示面を透明な電極付き基板で構成し、その2枚の電極付き透明基板の間に、透明でなく、かつ、前記2枚の透明基板の電極と対をなすような電極が両面に設けられた基板を配置して形成された2つの基板間空間にそれぞれ少なくとも1種類以上の粒子からなり電界駆動可能な表示媒体を封入し、基板に設けた電極から電界を付与することで表示媒体を移動させて画像等の情報表示を書き換えするドットマトリックス表示方式の表示部パネル1枚で構成したこと、両面表示可能な情報表示用パネルを、少なくとも1種類以上の粒子からなり電界駆動可能な表示媒体を一方が透明でもう一方が不透明な2枚の基板間に封入し、基板に設けた対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させて画像等の情報表示を書き換えするドットマトリックス表示方式の表示部パネル2枚を組み合わせて構成したこと、両面表示可能な情報表示用パネルの周囲の少なくとも一部に設けた回転軸を有する筐体に、表示させたい情報を取り込むためのメモリー収納部、電池、表示媒体駆動装置、情報書き換えスイッチが搭載され、情報書き換えスイッチで与えられた情報の書き換え信号に応じて表示する情報を書き換えること、がある。
本発明の両面表示式情報表示装置によれば、両面表示可能な情報表示用パネルの周囲の少なくとも一部に回転軸を有する筐体とともに一体とし、この回転軸を枠体に回転自在に装着して構成され、(1)情報書き換えスイッチをONとすることによって情報表示用パネルの裏側表示面に書き換えた情報を表示させ、情報表示用パネルを、回転させて裏返すことによって書き換え表示した情報を見るようにしたことで、あるいは、(2)情報表示用パネルを、回転させることによって情報書き換えスイッチがONとなり情報表示用パネルの裏側表示面に書き換えた情報を表示させ、情報表示用パネルが裏返しになった状態で書き換え動作が終了し、書き換え表示された情報を見られるようにしたことで、1枚の情報表示用パネルを1枚の紙の表裏面のように利用することができ、書き換えた情報が表示されるまで待つ動作をなくすことができ、さらに、表示情報の多様化に対応することのできる両面表示式情報表示装置を得ることができる。
<第1実施例:前後回転書き換え方式の両面表示式情報表示装置(電子書籍)を構成する例>
図1(a)、(b)はそれぞれ本発明の両面表示式情報表示装置(電子書籍)の第1実施例の一例を説明するための図であり、図1(a)はその正面図を、図1(b)は図1(a)のA−A線に沿った断面図を、それぞれ示している。図1(a)、(b)に示す例において、両面表示式情報表示装置(電子書籍)1は、両面表示可能な1枚の表示部パネルの周囲に情報表示用パネル筐体3を設けて構成した両面表示可能な情報表示用パネル2と一体に、情報表示用パネル筐体3の左右のそれぞれの辺の中央部に外側に突出して回転軸5を設け、回転軸5を枠体6に回転自在に装着して、前後回転書き換え方式の両面表示式情報表示装置(電子書籍)として構成されている。
図1(a)、(b)に示す例では、情報表示用パネル筐体3の右側の辺の外側において、情報書き換えスイッチ7と情報書き換えスイッチ8とを回転軸5を挟んで設け、この2つの情報書き換えスイッチの協働によって書き換えモードを判断する書き換えモード判断手段13を有している。また、両面表示可能な情報表示用パネル2を、帯電粒子からなる電界駆動可能な表示媒体を2枚の透明基板間に封入し、基板に設けた透明対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させて画像等の情報表示を書き換えする表示部パネル1枚で構成している。さらに、情報表示用パネル筐体3に、表示させたい情報を取り込むためのメモリー収納部9、電池10、表示媒体駆動装置11、情報書き換えスイッチ(7、8)が搭載され、情報書き換えスイッチ7及び情報書き換えスイッチ8の動作(スイッチの動作の詳細については後述する)により与えられた情報の書き換え信号に応じて、両面表示可能な情報表示用パネル2の表側表示面および裏側表示面に表示する情報を書き換えることができるよう構成している。
本第1実施例の形態により、第2発明を実施できる
図2(a)、(b)はそれぞれ本発明の両面表示式情報表示装置の第1実施例の他の例を説明するための図であり、図2(a)はその平面図を、図2(b)は図2(a)のA−A線に沿った断面図を、それぞれ示している。図2(a)、(b)に示す例において、図1(a)、(b)に示す例と同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。図2(a)、(b)に示す例において、図1(a)、(b)に示す例と異なる点は、両面表示可能な情報表示用パネル2を、帯電粒子からなる電界駆動可能な表示媒体を一方が透明でもう一方が不透明な2枚の基板間に封入し、基板に設けた対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させて画像等の情報表示を書き換えする表示部パネル2−1、2−2を2枚互いの背面を合わせて構成している点である。図2(a)、(b)に示す例においても、図1(a)、(b)に示す例と同様の作用効果を得ることができる。
本第1実施例の形態によっても、第2発明を実施できる。
上述した図1(a)、(b)及び図2(a)、(b)に示す第1実施例では、例えば、情報書き換えスイッチ7を押し込むための突起と情報書き換えスイッチ8を押し込むための突起とのスイッチ押し込み時間が2個のスイッチ間で異なるような大きさ及び配置位置に2個のスイッチおよび2個の突起を設けることで、両面表示可能な情報表示用パネル2を前回転させると情報書き換えスイッチ7および情報書き換えスイッチ8とが後述するように協働してページ送り動作となり、両面表示可能な情報表示用パネル2を逆方向に回転させるとページ戻り動作となるよう構成し、情報表示用パネル2を回転するとページ捲り書き換えかページ戻り書き換えを行って、情報表示用パネル2の裏側表示面に書き換えたページを表示し、情報表示用パネル2の裏返しを終了することによって、情報表示用パネル2の裏面側に書き換え表示されたページを見ることができる。
<第2実施例:情報書き換えスイッチを情報表示用パネル筐体の下部表面に設けた、左右回転方式の両面表示式情報表示装置(電子書籍)を構成する例>
図3(a)〜(c)はそれぞれ本発明の両面表示式情報表示装置の第2実施例を説明するための図であり、図3(a)はその正面図を、図3(b)は図3(a)のA−A線に沿った断面図の一例を、図3(c)は図3(a)のA−A線に沿った断面図の他の例を、それぞれ示している。図3(a)〜(c)に示す例において、両面表示式情報表示装置(電子書籍)1は、両面表示可能な表示部パネルの周囲に情報表示用パネル筐体3を設けて両面表示可能な情報表示用パネル2を構成し、情報表示用パネル筐体3の上下のそれぞれの辺の中央部に外側に突出して回転軸5を設け、回転軸5を枠体6に回転自在に装着して、左右回転方式の両面表示式情報表示装置(電子書籍)として構成されている。
図3(a)〜(c)に示す例では、情報表示用パネル筐体3内の下部の左右に、情報書き換えスイッチ7と情報書き換えスイッチ8とを設けている。情報書き換えスイッチ7と情報書き換えスイッチ8とは、図3(a)に示した表面に対する裏面に対しても、同様に設けられている。また、図3(b)に示す例では、両面表示可能な情報表示用パネル2を、帯電粒子からなる電界駆動可能な表示媒体を2枚の透明基板間に封入し、基板に設けた透明対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させて画像等の情報表示を書き換えするドットマトリックス表示方式の表示部パネル1枚で構成している。一方、図3(c)に示す例では、両面表示可能な情報表示用パネル2を、少なくとも1種類以上の粒子からなり電界駆動可能な表示媒体を一方が透明でもう一方が不透明な2枚の基板間に封入し、基板に設けた対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させて画像等の情報表示を書き換えするドットマトリックス表示方式の表示部パネル2枚(2−1、2−2)を組み合わせて構成している。さらに、情報表示用パネル筐体3に、表示させたい情報を取り込むためのメモリー収納部9、電池10、表示媒体駆動装置11、情報書き換えスイッチ(7、8)が搭載され、情報書き換えスイッチを構成する情報書き換えスイッチ7及び情報書き換えスイッチ8の動作により与えられた情報の書き換え信号に応じて、両面表示が可能な情報表示用パネル2の表側表示面および裏側表示面に表示する情報を書き換えることができるよう構成している。
本第2実施例の形態によって、第1発明を実施できる。
図4(a)〜(c)および図5(a)〜(c)はそれぞれ本発明の第2実施例に係る両面表示式情報表示装置の動作を説明するための図であり、図4(a)〜(c)に示す例ではページ送り動作を、図5(a)〜(c)に示す例ではページ戻り動作を、それぞれ説明している。
図4(a)〜(c)に示すページ送り動作では、まず、図4(a)に示すように、情報表示用パネル2の第1表示面2aに第1ページの情報が表示された状態で、情報書き換えスイッチ7を押した後、図4(b)に示すように、情報表示用パネル2を左右反転して裏返す。この際、情報書き換えスイッチ7を押してから情報表示用パネル2を回転させて裏返しを終了する間に、第2表示面2bを第2ページの情報に書き換える。これにより、図4(c)に示すように、情報表示用パネル2の第2表示面2bに表示された第2ページの情報を見る(読む)ことができる。情報表示用パネル2を裏返すために回転する方向は左右いずれの方向でもよい。
図5(a)〜(c)に示すページ戻り動作では、まず、図5(a)に示すように、情報表示用パネル2の第2表示面2bに第2ページの情報が表示された状態で、情報書き換えスイッチ8を押した後、図5(b)に示すように、情報表示用パネル2を左右反転して裏返す。この際、情報書き換えスイッチ8を押してから情報表示用パネル2を回転させて裏返しを終了する間に、第1表示面2aを第1ページの情報に書き換える。これにより、図5(c)に示すように、情報表示用パネル2の第1表示面2aに表示された第1ページの情報を再び見る(読む)ことができる。情報表示用パネル2を裏返すために回転する方向は左右いずれの方向でもよい。
<第3実施例:情報書き換えスイッチを情報表示用パネル筐体の上部外側に設けた、左右回転書き換え方式の両面表示式情報表示装置(電子書籍)を構成する例>
図6(a)〜(c)はそれぞれ本発明の両面表示式情報表示装置の第3実施例を説明するための図であり、図6(a)はその正面図を、図6(b)は図6(a)のA−A線に沿った断面図の一例を、図6(c)は図6(a)のA−A線に沿った断面図の他の例を、それぞれ示している。図6(a)〜(c)に示す例において、両面表示式情報表示装置1は、両面表示可能な表示部パネルの周囲に情報表示用パネル筐体3を設けて両面表示可能な情報表示用パネル2を構成し、情報表示用パネル筐体3の上下のそれぞれの辺の中央部に外側に突出して回転軸5を設け、回転軸5を枠体6に回転自在に装着して、左右回転書き換え方式の両面表示式情報表示装置(電子書籍)として構成されている。
図6(a)〜(c)に示す例では、情報表示用パネル筐体3の上側の辺の外側において、回転軸5を挟んだ位置に、情報書き換えスイッチ7と情報書き換えスイッチ8とを設け、この2つの情報書き換えスイッチの協働によって書き換えモードを判断する書き換えモード判断手段13を有している。また、図6(b)に示す例では、両面表示可能な情報表示用パネル2を、電界駆動可能な表示媒体を2枚の透明基板間に封入し、基板に設けた透明対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させて画像等の情報表示を書き換えするドットマトリックス方式の表示部パネル1枚で構成している。一方、図6(c)に示す例では、両面表示可能な情報表示用パネル2を、少なくとも1種類以上の粒子からなり電界駆動可能な表示媒体を一方が透明でもう一方が不透明な2枚の基板間に封入し、基板に設けた対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させて画像等の情報表示を書き換えするドットマトリックス表示方式の表示部パネル2枚(2−1、2−2)を組み合わせて構成している。さらに、情報表示用パネル筐体3に、表示させたい情報を取り込むためのメモリー収納部9、電池10、表示媒体駆動装置11、情報書き換えスイッチが搭載され、情報書き換えスイッチ7及び情報書き換えスイッチ8の動作(スイッチの動作の詳細については後述する第3実施例で説明する)により与えられた情報の書き換え信号に応じて、両面表示可能な情報表示用パネル2の表側表示面および裏側表示面に表示する情報を書き換えることができるよう構成している。
本第3実施例の形態によっても、第2発明を実施できる。
図7(a)〜(c)および図8(a)〜(c)はそれぞれ本発明の第3実施例に係る両面表示式情報表示装置の動作を説明するための図であり、図7(a)〜(c)に示す例ではページ送り動作を、図8(a)〜(c)に示す例ではページ戻り動作を、それぞれ説明している。
図7(a)〜(c)に示すページ送り動作では、まず、図7(a)に示すように、情報表示用パネル2の第1表示面2aに第1ページの情報が表示された状態で、図7(b)に示すように、情報表示用パネル2を左回転して裏返す。この際、情報表示用パネル2を左回転することで、情報書き換えスイッチ7および情報書き換えスイッチ8とが後述するように協働して、ページ送り動作となり、情報表示用パネル2を回転させて裏返しを終了する間に、第2表示面2bを第2ページの情報に書き換える。これにより、図7(c)に示すように、情報表示用パネル2の第2表示面2bに表示された第2ページの情報を見る(読む)ことができる。回転の途中でページ送り書き換え動作が開始されているので、回転途中で回転方向を逆にすると正面に向いた画面は、ページ情報が消去されたものか裏側表示面に表示されたページのネガ画像が表示されたものとなってしまうので好ましくない。裏返しを終了するまで一定方向に回転することが好ましい。
図8(a)〜(c)に示すページ戻り動作では、まず、図8(a)に示すように、情報表示用パネル2の第2表示面2bに第2ページの情報が表示された状態で、図8(b)に示すように、情報表示用パネル2を右回転して裏返す。この際、情報表示用パネル2を右回転することで、情報書き換えスイッチ7および情報書き換えスイッチ8とが後述するように協働して、ページ戻り動作となり、情報表示用パネル2を回転させて裏返しを終了する間に、第1表示面2aを第1ページの情報に書き換える。これにより、図8(c)に示すように、情報表示用パネル2の第1表示面2aに表示された第1ページの情報を再び見る(読む)ことができる。回転の途中でページ送り書き換え動作が開始されているので、回転途中で回転方向を逆にすると正面に向いた画面は、ページ情報が消去されたものか裏側表示面に表示されたページのネガ画像が表示されたものとなってしまうので好ましくない。裏返しを終了するまで一定方向に回転することが好ましい。
<第1実施例および第3実施例におけるスイッチの動作について>
次に、本発明におけるページ送りまたはページ戻りを検知するスイッチの動作について説明する。情報書き換えスイッチの機構としては、スイッチを開放することでスイッチONとなるように構成したメカニカルスイッチを用いる。ページ捲り(回転)方向に応じて、2個のスイッチの開放順により書き換え動作モードが検知され、書き換え動作モードにより、ページ送り書き換え、ページ戻り書き換えの各動作が行われる。例えば、2個のスイッチA、Bがほぼ同時に開放となったらページ送り書き換えを行い、スイッチA、スイッチBの順で開放となったらページ戻り書き換えを行う。一連の動作において、2個のスイッチが再び押し込まれると一連の書き換えを終了する。
以下、その具体例として、上述した第3実施例(左右回転方式)において、情報書き換えスイッチ7と情報書き換えスイッチ8とを用いてページの送りおよび戻りの判断を行うスイッチの動作について説明する。
図9(a)〜(d)および図10(a)〜(d)はそれぞれ本発明の第3実施例に係るページ送り/戻りの動作の判断におけるスイッチの動作を説明するための図であり、図9(a)〜(d)に示す例ではページ送り動作におけるスイッチの動作を、図10(a)〜(d)に示す例ではページ戻り動作におけるスイッチの動作を、それぞれ説明している。図9(a)〜(d)および図10(a)〜(d)に示す例では、情報書き換えスイッチ7および情報書き換えスイッチ8のそれぞれを、バネ等の弾性部材を用いて、情報表示用パネル筐体3に対し、突出した開放状態の位置と押し込まれた状態の位置とを取り得るよう構成している。また、枠体6の情報書き換えスイッチ7および情報書き換えスイッチ8に対応する位置に面積の異なる押圧部材12−1、12−2を設け、情報書き換えスイッチ7および情報書き換えスイッチ8と押圧部材12−1、12−2とが接触していて、情報書き換えスイッチ7および情報書き換えスイッチ8が押し込まれた状態では書き換え動作が開始されないようにしている。さらに、情報表示用パネル筐体3の幅方向において、一方の押圧部材12−1の幅が他方の押圧部材12−2の幅と異なる幅、例えば、押圧部材12−1の幅が押圧部材12−2の幅の2倍となるよう構成している。
図9(a)〜(d)に示すページ送り情報書き換え判断時のスイッチの動作は、まず、図9(a)に示すように、情報表示用パネル2の第1表示面2aに第1ページの情報が表示された状態で、情報書き換えスイッチ7および情報書き換えスイッチ8は両者とも押し込まれた状態となっている。次に、図9(b)に示すように、情報表示用パネル2を回転軸5を中心として右回転すると、押圧部材12−1、12−2から情報書き換えスイッチ7および情報書き換えスイッチ8が同時に開放され、ページ送り動作であると判断し、情報表示用パネル2の第2表示面2bに第2ページの情報を書き換え表示し始める。回転途中は、図9(c)に示すように、両スイッチ7、8とも開放された状態のままですでに書き換わったページが表示されている。そして、図9(d)に示すように、情報表示用パネル2が180度回転すると、情報書き換えスイッチ7と情報書き換えスイッチ8とが、スイッチ8→7の順で押圧部材12−1、12−2と接触し、この順で情報書き換えスイッチ7および情報書き換えスイッチ8は押し込まれ一連のページ送り書き換えを終了することができる。
図10(a)〜(d)に示すページ戻り情報書き換え判断時のスイッチの動作は、まず、図10(a)に示すように、情報表示用パネル2の第2表示面2bに第2ページの情報が表示された状態で、情報書き換えスイッチ7および情報書き換えスイッチ8は両者とも押し込まれた状態となっている。次に、図10(b)に示すように、情報表示用パネル2を回転軸5を中心として左回転すると、情報書き換えスイッチ7が先に押圧部材12−2から離れ、次に、情報書き換えスイッチ8が押圧部材12−1から離れ、スイッチ7→8の順で両スイッチは開放された状態となることで、ページ戻り動作であると判断して、情報表示用パネル2の第1表示面2aに第1ページの情報を書き換え表示し始める。回転途中は、図10(c)に示すように、両スイッチ7、8とも開放された状態のままで、すでに書き換わったページが表示されている。そして、図10(d)に示すように、情報表示用パネル2が180度回転すると、情報書き換えスイッチ7と情報書き換えスイッチ8とが同時に押圧部材12−1、12−2と接触し、情報書き換えスイッチ7および情報書き換えスイッチ8が同時に押し込まれ一連のページ戻り書き換えを終了することができる。
<第1実施例および第3実施例の両面表示式情報表示装置の用途について>
図11(a)、(b)および図12(a)、(b)はそれぞれ本発明の第1実施例および第3実施例の両面表示式情報表示装置の用途の一例を説明するための図である。
図11(a)、(b)に示す例は、前後回転書き換え方式(第1実施例)の両面表示式情報表示装置を、月捲り型カレンダーとして用いている。本例では、図11(a)の状態から図11(b)の状態に回転させて裏返すと、次月のカレンダーを表示するよう構成している。また、反対方向に回転させて裏返すと、前月のカレンダーを表示するよう構成している。さらに、破線領域に赤色表示媒体/白色表示媒体を、他の領域に黒色表示媒体/白色表示媒体を配置してエリアカラードットマトリックス表示するよう構成している。
図12(a)、(b)に示す例は、左右回転書き換え方式(第3実施例)の両面表示式情報表示装置を、暗記学習カードとして用いている。本例では、図12(a)の状態から図12(b)の状態に回転させて裏返すと、英単語の意味を日本語で表示するよう構成している。また、反対方向に回転させて裏返すと、元の英単語を表示するよう構成している。さらに、情報表示用パネル2に内蔵されたメモリー収納用接続端子にメモリースティック(外部メモリー)を装着することによって、そこに収録された「英単語/意味」のセット情報を順番に表示するよう構成している。
なお、2枚の片面表示式表示部パネルで構成した両面表示可能な情報表示用パネルや、2枚の透明基板と1枚の不透明基板との3基板で構成した2つの基板間空間に表示媒体を配置した両面表示可能な情報表示用パネルを用いた場合、情報表示用パネルを捲る(回転する)ことをしないで、情報表示装置全体を裏返すと、情報表示用パネルの裏面に表示されたまま残っている前に表示させたページ画面を見ることができる。2枚の透明基板間に表示媒体を配置した両面表示可能な情報表示用パネルを用いた場合は、裏側表示面は表側表示面に表示された画像のネガが表示されているので、情報表示装置全体を裏返してもネガ表示が見えることになる。
<第4実施例:電子棚札、電子説明ボードとして両面表示式情報表示装置を構成する例>
図13(a)、(b)はそれぞれ本発明の両面表示式情報表示装置の第4実施例を説明するための図であり、図13(a)はその正面図を、図13(b)は図13(a)のA−A線に沿った断面図を、それぞれ示している。図13(a)、(b)に示す例において、両面表示式情報表示装置1は、周囲に情報表示用パネル筐体3を設けて両面表示可能な情報表示用パネル2を構成し、情報表示用パネル筐体3の左右のそれぞれの辺の中央部に外側に突出して回転軸5を設け、回転軸5を上部が開放されて構成される枠体6に回転自在に装着して、電子棚札、電子説明ボード等として用いられる両面表示式情報表示装置として構成されている。
図13(a)〜(c)に示す例では、情報表示用パネル筐体3の下側の辺の中央部外側に、情報書き換えスイッチ21(21−1(送り)、21−2(戻り))を設け、情報表示用パネル2の回転によって書き換えモードが判断され情報書き換えスイッチ21が作動するよう構成している。また、両面表示可能な情報表示用パネル2を、帯電粒子からなる電界駆動可能な表示媒体を2枚の透明基板間に封入し、基板に設けた透明対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させて画像等の情報表示を書き換えする方式の表示部パネル1枚で構成している。さらに、情報表示用パネル筐体3の下側の辺の情報書き換えスイッチ21の両側の位置に、情報表示用パネル筐体3と枠体6とを接続するバネ等から構成される弾性部材22が設けられている。この弾性部材22により、情報表示用パネル2の表示面を指で裏返すと回転軸5を中心に回転でき、指を離すと元の表示面に戻るように構成している。
電子棚札、電子説明ボード等として使用する場合、商品の価格表示は常に前面にあり、他の商品情報(例えば、生産者紹介などの、商品についての詳細情報)は顧客が見たいときだけ情報表示用パネル2を裏返すことによって裏面に情報が表示され見ることができるようにする。見終わった後は、自動的に元の商品価格表示面に戻り、このとき表示内容も書き換わるようにする。一例を上述したように、情報表示用パネル2の復元はバネ等の弾性部材22を利用したメカニカルな構成が好ましいが、これに限定されるわけではない。これは、顧客が元の表示面に戻してくれることは期待できないが、裏返せば他の情報が得られることを、表側表示面に記載しておけば、情報表示用パネル2を裏返すことは期待できるためである。また、電子情報ボードでは、回転軸を情報表示用パネル2の中央付近に設けて回転できるように枠体と組み合わせた構成が、位置復元をバネ等の弾性部材22を利用して行う場合には好ましい。回転の範囲を90度に留めると、バネによる復元が確実かつ滑らかに実現できるので好ましい。
図14(a)〜(c)および図15(a)〜(c)はそれぞれ本発明の第4実施例の書き換え動作の一例を説明するための図であり、図14(a)〜(c)は電子棚札を構成した例を、図15(a)〜(c)は電子説明ボードを構成した例を、それぞれ示している。図14(a)〜(c)および図15(a)〜(c)に示す例では、図13(a)、(b)に示す構成において、さらに、枠体6の左右両側に、情報表示用パネル2の回転の方向および角度を規制するための回転ストッパー23を設けている。
図14(a)〜(c)に示す電子棚札の例では、まず、図14(c)に常時の表示状態を示すように、情報表示用パネル2の第1表示面2aに、商品名と価格とからなる情報を表示する。この常時表示中は、情報書き換えスイッチ21(21−1、21−2)は押し込まれた状態で、電源OFFの状態となっている。また、回転ストッパー23により、情報表示用パネル2の回転を、その上半分が手前に倒れる方向にのみ回転できるよう規制している。
次に、図14(b)に示すように、情報表示用パネル2を、その上半分が手前方向に倒れるよう指等で操作することで、90度回転させる。その際、回転開始直後に情報書き換えスイッチ21が表示ボード枠体6から離れることでスイッチ21−1→スイッチ21−2の順で開放され、送り書き換えモードと判断され、次ページへの書き換えのため駆動電源がONとなる。そして、情報表示用パネル2の第2表示面2bの書き換えが開始され、第2表示面2bに生産者紹介等の次ページ情報が表示される。情報表示用パネル2の回転は、情報表示用パネル2が90度回転した時点で回転ストッパー23の上端と当接することで、90度に規制されている。顧客は、情報表示用パネル2を押さえた状態で生産者紹介等の情報を見ることができる。
規制角度の調整は回転ストッパー23の高さで行う。回転ストッパー23の高さを、回転軸の位置よりも低くすれば90度〜180度の範囲で規制角度を調整できる。
次に、顧客が情報表示用パネル2から指を離すことで、図14(c)に示すように、バネの復元力で元の位置に情報表示用パネル2が戻る。その際、情報書き換えスイッチ21がスイッチ21−2→スイッチ枠体21−1の順で枠体6と当接して押し込まれることで、戻り書き換えモードと判断され前ページへの書き換えのため駆動電源がONとなり、情報表示用パネル2の第1表示面2aの表示書き換えが開始され、第1表示面2aに元の商品名および値段からなる情報が表示される。表示は数秒で書き換わり、電源OFFになる。
図15(a)〜(c)に示す電子説明ボードの例では、まず、図15(c)に常時の表示状態を示すように、情報表示用パネル2の第1表示面2aに、展示品名と作者とからなる情報を表示する。この常時表示中は、情報書き換えスイッチ21(21−1、21−2)は押し込まれた状態で、電源OFFの状態となっている。また、回転ストッパー23により、情報表示用パネル2の回転を、その上半分が手前に倒れる方向にのみ回転できるよう規制している。
次に、図15(b)に示すように、情報表示用パネル2を、その上半分が手前方向に倒れるよう指等で操作することで、90度回転させる。その際、回転開始直後に情報書き換えスイッチ23が枠体6から離れることでスイッチ21−1→スイッチ21−2の順で開放され、送り書き換えモードと判断され次ページへの書き換えのため駆動電源がONとなる。そして、情報表示用パネル2の第2表示面2bの書き換えが開始され、第2表示面2bに作者紹介等の情報が表示される。情報表示用パネル2の回転は、情報表示用パネル2が90度回転した時点で表示ボードストッパー23の上端と当接することで、90度に規制されている。見学者は、情報表示用パネル2を押さえた状態で作者紹介等の情報を見ることができる。
規制角度の調整は回転ストッパー23の高さで行う。回転ストッパー23の高さを、回転軸の位置よりも低くすれば90度〜180度の範囲で規制角度を調整できる。
次に、見学者が情報表示用パネル2から指を離すことで、図15(c)に示すように、バネの復元力で元の位置に情報表示用パネル2が戻る。その際、情報書き換えスイッチ21がスイッチ21−2→スイッチ21−1の順で枠体6と当接して押し込まれることで、戻り書き換えモードと判断され前ページへの書き換えのため駆動電源がONとなり、情報表示用パネル2の第1表示面2aの表示書き換えが開始され、第1表示面2aに元の展示品名および作者からなる情報が表示される。表示は数秒で書き換わり、電源OFFになる。
<第1実施例〜第4実施例において用いる情報表示用パネルの説明>
上述した第1実施例〜第4実施例において、両面表示可能な情報表示用パネル2として好ましい構成は以下の通りである。まず、電界駆動可能な表示媒体としては、帯電粒子を気体中空間で駆動する方式や、帯電粒子を絶縁液体中で駆動する(電気泳動)方式や、半分ずつ帯電極性および色が異なる部分で構成した帯電粒子を絶縁液体とともにマイクロカプセル中で駆動(回転)する方式のものに適用できる。また、2枚の透明基板には、透明な導電材料で電極を対で設け、この対電極間に形成された電界によって表示媒体を駆動させて画像等の情報表示を書き換える。対電極は、ライン電極を互いに対向直交交差させて形成したり、個別電極を対向させて形成したりすることができる。いずれの場合もドットマトリックス表示方式の情報表示用パネルとすることができる。2枚の透明基板間に封入した表示媒体を駆動させる場合、薄膜トランジスタ(TFT)などの不透明なスイッチ素子を用いる必要がない透明ライン電極を用いたパッシブ駆動が好適に用いられる。
表示媒体を封止する空間を透明基板と透明であることを要しない基板とで形成した表示部パネルでは、ライン電極で構成した対電極のによるパッシブ駆動方式も、個別電極で構成した対電極によるアクティブ駆動方式も好適に用いられる。対電極をドットマトリックス配置することでドットマトリックス型情報表示用パネルとすることができる。両面表示可能な情報表示用パネルを、2枚の片面表示式表示部パネルで構成したり、2枚の透明基板と1枚の不透明基板で形成する2つの基板間空間に表示媒体を封入した1枚の表示部パネルで構成したりした場合には、TFTを使ってアクティブ駆動させることもできる。このような表示部パネルには液晶のような表示媒体を用いることもできる。さらにまた、基板としては、ガラス、石英等の無機シートや、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルサルフォン(PES)、アクリル等の有機高分子系シートが適用でき、観察側面となる基板にはこのうち透明なものを用いる。観察面としない基板には透明でないものも適用できる。
次に、情報表示用パネル2に用いる表示部パネルの具体例として、帯電粒子(表示媒体)を気体中空間で駆動する方式の一例を、図16(a)、(b)〜図18(a)、(b)それぞれを参照して説明する。
図16(a)、(b)〜図18(a)、(b)に示した例では、電界駆動可能な粒子からなる表示媒体33を2枚の基板31、32間の空間に封入し、基板31、32のそれぞれに設けた電極35、36から電界を付与することで、表示媒体33を移動させて画像等の情報表示を書き換えできるドットマトリックス型表示方式の表示部パネルを示している。また、表示媒体3を封入する基板31、32間の空間は、隔壁34により複数のセル(小部屋)37で仕切られている。これにより、封入した表示媒体33が偏ることを防止できる。なお、表示媒体33をマイクロカプセルに封止した場合には、このマイクロカプセルがセル(小部屋)の機能を有するので、さらにセル(小部屋)を設けなくても良い。
図16(a)、(b)に示す例では、3つのセル37を表示単位(1ドット)とし、それぞれのセル37に、白色表示媒体33Wと赤色表示媒体33Rとの2色の組み合わせの表示媒体、白色表示媒体33Wと緑色表示媒体33Gとの2色の組み合わせの表示媒体、白色表示媒体33Wと青色表示媒体33BLとの2色の組み合わせの表示媒体、を封入してカラードット表示している。図16(a)、(b)に示す例とも観察者に対し赤色ドット表示を行っている。図16(a)と図16(b)との相違点は、図16(a)に示す例では電極35、36をライン電極として構成してパッシブ駆動しているのに対し、図16(b)に示す例では電極35、36を個別電極として構成してアクティブ駆動している点である。図16(b)は片面表示可能な表示部パネルとして構成している。表示媒体の2色の組み合わせは上述した例に限定されるものではなく、例えば、それぞれのセルに黒赤2色、黒緑2色、黒青2色の組み合わせで表示媒体を封入した構成によってもカラードット表示することができる。
図17(a)、(b)に示す例では、3つのセル37を表示単位(1ドット)とし、図17(a)に示す例ではそれぞれのセル37の両面の基板に、図17(b)に示す例では表示面側の基板に、三原色カラーフィルター41R、41G、41BLを配置し、白色表示媒体33Wと黒色表示媒体33Bの2色の表示媒体によってカラードット表示している。図17(a)、(b)とも観察者に対し青色ドット表示を行っている。図17(a)と図17(b)との相違点は、図17(a)に示す例では電極35、36をライン電極として構成してパッシブ駆動しているのに対し、図17(b)に示す例では電極35、36を個別電極として構成してアクティブ駆動している点、および、図17(a)ではパネルの両基板にカラーフィルターを設けて両面でカラー表示する構成としているのに対し、図17(b)ではパネルの一方の基板にのみカラーフィルターを設けている点、である。図17(b)は片面表示可能な表示部パネルとして構成している。他の構成として、4つのセル37を表示単位(1ドット)とし、それぞれのセル37に三原色カラーフィルターと無色のカラーフィルターとを配置し、白黒2色の表示媒体によってカラードット表示することもできる。
また、カラーフィルターを用いてカラー表示する場合(図17(a))には、表裏両面にカラーフィルターを設けることが好ましいが、どちらかの面ではカラー表示でなく2色で表示させたい場合にはどちらか1面にカラーフィルターを設けるだけでよい。このように構成することで、両面表示可能な表示部パネルとして、一面を高精細な文字等の情報を表示するのに好適なモノクロ表示とし、他の面を図形等の情報を表示するのに好適なカラー表示としたパネルを得ることができる。もちろん、用途に応じて、両面モノクロ表示とすることもできる。
図18(a)、(b)に示す例では、3つのセル37を表示単位(1ドット)とし、それぞれのセル37に、白色表示媒体33Wとマゼンタ色表示媒体33Mとの2色の組み合わせの表示媒体、白色表示媒体33Wとシアン色表示媒体33Cとの2色の組み合わせの表示媒体、白色表示媒体33Wとイエロー色表示媒体33Yとの2色の組み合わせの表示媒体、を封入してカラードット表示している。図18(a)、(b)とも観察者に対しマゼンタ色ドット表示を行っている。図18(a)と図18(b)との相違点は、図18(a)に示す例では電極35、36をライン電極として構成してパッシブ駆動しているのに対し、図18(b)に示す例では電極35、36を個別電極として構成してアクティブ駆動している点である。図18(b)は片面表示可能な表示部パネルとして構成している。
特に第4実施例に好適に用いられる情報表示用パネル2の表示部パネルの他の具体例を図19(a)、(b)に示す。図19(a)、(b)に示す例では、白色表示媒体3W/赤色表示媒体3Rを配置した表示領域と、白色表示媒体3W/黒色表示媒体3Bを配置した表示領域との上下表示領域を使ってエリアカラー表示する。図19(a)に示す例では、図中上側の白黒表示領域の「青森産りんご」の文字が観察者に対し白地に黒色ドット表示され、図中下側の白赤表示領域の「1個180円」の文字が観察者に対し白地に赤色ドット表示される。また、図19(b)に示す例では、図中上側の白赤表示領域の「青森産りんご」の文字が観察者に対し白地に赤色ドット表示され、図中下側の白黒表示領域の「1個180円」の文字が観察者に対し白地に黒色ドット表示される。図19(a)と図19(b)との相違点は、図19(a)に示す例では電極35、36をライン電極として構成してパッシブ駆動しているのに対し、図19(b)に示す例では電極35、36を個別電極として構成してアクティブ駆動している点である。図19(b)は片面表示可能な表示部パネルとして構成している。
他の具体例を図20(a)、(b)および図21(a)、(b)に示す。図20(a)、(b)および図21(a)、(b)はそれぞれ本発明において情報表示用パネル2として2枚の片面表示式表示部パネル2−1、2−2を用いた例を示す図である。図20(a)、(b)に示す例では、表示部パネル2−1の背面側と2−2の背面側とを中間部材51を介して重ね合わせて両面表示可能な情報表示用パネルを構成している。本例では、表示面となる基板2枚は透明とし、背面側基板は不透明としている。図20(a)に示す例では、モノクロ表示の両面表示式情報表示用パネル2の例を示し、図20(b)に示す例では、R、G、Bカラーフィルターによるカラー表示の両面表示式情報表示用パネル2の例を示している。図21(a)、(b)に示す例では、2枚の透明基板32と1枚の不透明な中間基板52とで情報表示用パネル2を構成し、2つの基板間空間に表示媒体を封入して構成している。言い換えると、片面表示式表示部パネル2−1、2−2の背面側の基板を1枚の中央基板52で共用し、3枚の基板で両面表示可能な情報表示用パネル2を構成している。本例では、表示面となる基板2枚は透明とし、背面側基板は非透明としている。図21(a)に示す例では、モノクロ表示の両面表示式情報表示用パネル2の例を示し、図21(b)に示す例では、R、G、Bカラーフィルターによるカラー表示の両面表示式情報表示用パネル2の例を示している。
<両面表示式情報表示装置のさらに他の実施例とその書き換え動作について>
図22(a)、(b)、図23(a)、(b)、図24(a)〜(c)および図25(a)〜(c)は、それぞれ、本発明の両面表示式情報表示装置のさらに他の実施例の構成とその書き換え操作を説明するための図である。図22(a)、(b)および図23(a)、(b)は、それぞれ、本発明の両面表示式情報表示装置のさらに他の例の実施例を示し、これらの実施例では、情報表示用パネル筐体3の側面の同一位置に2つの情報書き換えスイッチ7、8を並べて配置することで、書き換えモード判断手段を構成している。
図22(a)、(b)に示す例では、情報書き換えスイッチ7、8および書き換えモード判断手段を、情報表示用パネル筐体3の上側面に配置し、前後回転ページ捲り型の情報表示装置を構成している。また、図23(a)、(b)に示す例では、情報書き換えスイッチ7、8および書き換えモード判断手段を、情報表示用パネル筐体3の横側面に配置し、左右回転ページ捲り型の情報表示装置を構成している。
次に、一例として図23(a)、(b)に示す両面表示式情報表示装置の書き換え動作について説明する。
まず、図24(a)〜(c)によりページ送り動作を説明する。図24(a)に示すように、第1ページ目を情報表示用パネル2の第1表示面2aに表示した状態を考える。この状態から左回転捲りで情報表示用パネル2を回転すると、図24(b)に示すように、情報書き換えスイッチ7→情報書き換えスイッチ8の順で開放される。これによりページ送り書き換えと判断する。ページ送り書き換えと判断されたことで、情報表示用パネル2の第2表示面2bを第2ページ目の情報に書き換え、図24(c)に示すように、回転を終了した時点で第2ページ目を表示した第2表示面2bが現れる。
次に、図25(a)〜(c)によりページ戻し動作を説明する。図25(a)に示すように、第2ページ目を情報表示用パネル2の第2表示面2bに表示した状態を考える。この状態から右回転捲りで情報表示用パネル2を回転すると、図25(b)に示すように、情報書き換えスイッチ8→情報書き換えスイッチ7の順で開放される。これによりページ戻し書き換えと判断する。ページ戻し書き換えと判断されたことで、情報表示用パネル2の第1表示面2aを第1ページ目の情報に書き換え、図25(c)に示すように、回転を終了した時点で第1ページ目を表示した第1表示面2aが現れる。
本発明の両面表示式情報表示装置は、電子書籍、電子マニュアル(取扱説明書)、電子新聞、電子POP(Point of Presence、Point of Purchase advertising)、電子広告、情報ボード、電子値札、電子棚札、電子楽譜、電子説明ボード(展示物の説明書き)などとして好適に利用することができ、さらに、情報表示用パネル表面保護のためにカバーケースとセットにし、情報表示用パネルサイズをA4サイズ以下にすることで、携帯性に優れた電子書籍、電子マニュアル(取扱説明者)、電子新聞、電子楽譜などにも好適に適用することができる。
(a)、(b)はそれぞれ本発明の両面表示式情報表示装置の第1実施例の一例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の両面表示式情報表示装置の第1実施例の他の例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の両面表示式情報表示装置の第2実施例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の第2実施例に係る両面表示式情報表示装置のページ送り動作を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の第2実施例に係る両面表示式情報表示装置のページ戻り動作を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の両面表示式情報表示装置の第3実施例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の第3実施例に係る両面表示式情報表示装置のページ送り動作を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の第3実施例に係る両面表示式情報表示装置のページ戻り動作を説明するための図である。 (a)〜(d)はそれぞれ本発明の第3実施例に係るページ送り動作の判断におけるスイッチの動作を説明するための図である。 (a)〜(d)はそれぞれ本発明の第3実施例に係るページ戻りの動作の判断におけるスイッチの動作を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の第1実施例〜第3実施例の両面表示式情報表示装置の用途の一例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の第1実施例〜第3実施例の両面表示式情報表示装置の用途の他の例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の両面表示式情報表示装置の第4実施例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の第4実施例の書き換え動作の一例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の第4実施例の書き換え動作の他の例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明に用いる表示部パネルの一具体例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明に用いる表示部パネルの他の具体例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明に用いる表示部パネルのさらに他の具体例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ第4実施例に好適に用いられる表示部パネルの他の具体例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明において情報表示用パネルとして2枚の片面表示式表示部パネルを用いた例の一例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明において情報表示用パネルとして2枚の片面表示式表示部パネルを用いた例の他の例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明のさらに他の実施例に係る両面表示式情報表示装置の一例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明のさらに他の実施例に係る両面表示式情報表示装置の他の例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ図23(a)、(b)に示す両面表示式情報表示装置のページ送り動作を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ図23(a)、(b)に示す両面表示式情報表示装置のページ戻し動作を説明するための図である。
符号の説明
1 両面表示式情報表示装置
2、2−1、2−2 情報表示用パネル
2a 第1表示面
2b 第2表示面
3 情報表示用パネル筐体
5 回転軸
6 枠体
7、8、21 情報書き換えスイッチ
9 メモリー収納部
10 電池
11 表示媒体駆動装置
12−1、12−2 押圧部材
13 書き換えモード判断手段
22 弾性部材
23 回転ストッパー
31、32 透明基板
33 表示媒体
33W 白色表示媒体
33B 黒色表示媒体
33R 赤色表示媒体
33G 緑色表示媒体
33BL 青色表示媒体
33M マゼンタ色表示媒体
33C シアン色表示媒体
33Y イエロー色表示媒体
34 隔壁
35、36 透明電極
37 セル
41R 赤色カラーフィルター
41G 緑色カラーフィルター
41BL 青色カラーフィルター
51 中央部材
52 中央基板

Claims (10)

  1. 両面表示可能な情報表示用パネルを用いた両面表示式情報表示装置であって、両面表示可能な情報表示用パネルの周囲の少なくとも一部に回転軸を有する筐体とともに一体とし、この回転軸を枠体に回転自在に装着して構成され、情報書き換えスイッチをONとすることによって情報表示用パネルの裏側表示面に書き換えた情報を表示させ、情報表示用パネルを、回転させて裏返すことによって書き換え表示した情報を見るようにしたことを特徴とする両面表示式情報表示装置。
  2. 情報書き換えスイッチを、書き換えスイッチ(送り)と書き換えスイッチ(戻り)とから構成し、(1)書き換えスイッチ(送り)をONにして、次情報を情報表示用パネルの裏側表示面に書き換え表示させ、情報表示用パネルを裏返すことで書き換えた次情報を見るようにし、(2)書き換えスイッチ(戻り)をONにして、前情報を情報表示用パネルの裏側表示面に書き換え表示させ、情報表示用パネルを裏返すことで書き換えた前情報を見るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の両面表示式情報表示装置。
  3. 両面表示可能な情報表示用パネルを用いた両面表示式情報表示装置であって、両面表示可能な情報表示用パネルの周囲の少なくとも一部に回転軸を有する筐体とともに一体とし、この回転軸を枠体に回転自在に装着して構成され、情報表示用パネルを、回転させることによって情報書き換えスイッチがONとなり情報表示用パネルの裏側表示面に書き換えた情報を表示させ、情報表示用パネルが裏返しになった状態で書き換え動作が終了し、書き換え表示された情報を見られるようにしたことを特徴とする両面表示式情報表示装置。
  4. 情報書き換えスイッチを、書き換えスイッチ(送り)と書き換えスイッチ(戻り)と書き換えモード判断手段とから構成し、(1)両面表示可能な情報表示用パネルを一定方向に回すと、書き換えスイッチ(送り)と書き換えスイッチ(戻り)とが協働することで送り書き換えモードがONとなり、次情報を情報表示用パネルの裏側表示面に書き換え表示させ、情報表示用パネルを裏返し終わった状態で書き換えた次情報を見られるようにし、(2)両面表示可能な情報表示用パネルを前記一定方向とは逆の方向に回すと、書き換えスイッチ(戻り)と書き換えスイッチ(送り)とが協働することで戻り書き換えモードがONとなり、前情報を情報表示用パネルの裏側表示面に書き換え表示させ、情報表示用パネルを裏返し終わった状態で書き換えた前情報を見られるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の両面表示式情報表示装置。
  5. 両面表示可能な情報表示用パネルを指で回転させると情報書き換えスイッチが作動して情報表示用パネルの裏側表示面に別の情報を書き換え表示し、指を離すと元の表側表示面に回転して戻り、その戻る過程で情報書き換えスイッチが作動して元の情報に書き換え表示するよう構成したことを特徴とする請求項3または4に記載の両面表示式情報表示装置。
  6. 前記両面表示式情報表示装置の枠体部に、両面表示可能な情報表示用パネルの回転ストッパーを設け、この回転ストッパーにより両面表示可能な情報表示用パネルの回転を規制するよう構成したことを特徴とする請求項5に記載の両面表示式情報表示装置。
  7. 両面表示可能な情報表示用パネルを、少なくとも1種類以上の粒子からなり電界駆動可能な表示媒体を2枚の透明基板間に封入し、基板に設けた透明対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させて画像等の情報表示を書き換えするドットマトリックス表示方式の表示部パネル1枚で構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の両面表示式情報表示装置。
  8. 両面表示可能な情報表示用パネルを、表裏の両表示面を透明な電極付き基板で構成し、その2枚の電極付き透明基板の間に、透明でなく、かつ、前記2枚の透明基板の電極と対をなすような電極が両面に設けられた基板を配置して形成された2つの基板間空間にそれぞれ少なくとも1種類以上の粒子からなり電界駆動可能な表示媒体を封入し、基板に設けた対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させて画像等の情報表示を書き換えするドットマトリックス表示方式の表示部パネル1枚で構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の両面表示式情報表示装置。
  9. 両面表示可能な情報表示用パネルを、少なくとも1種類以上の粒子からなり電界駆動可能な表示媒体を一方が透明でもう一方が不透明な2枚の基板間に封入し、基板に設けた対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させて画像等の情報表示を書き換えするドットマトリックス表示方式の表示部パネル2枚を組み合わせて構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の両面表示式情報表示装置。
  10. 両面表示可能な情報表示用パネルの周囲の少なくとも一部に設けた回転軸を有する筐体に、表示させたい情報を取り込むためのメモリー収納部、電池、表示媒体駆動装置、情報書き換えスイッチが搭載され、情報書き換えスイッチで与えられた情報の書き換え信号に応じて表示する情報を書き換えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の両面表示式情報表示装置。
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