JP5066391B2 - 電子情報ボード - Google Patents

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Description

本発明は、情報表示用パネルを複数用いた電子情報ボードに関するものである。
従来、情報表示用パネルを用いた電子情報ボードの一例として、表示媒体として液晶を用いた情報表示装置(液晶方式:例えば特許文献1参照)や、表示媒体として帯電粒子を用いた情報表示装置(電気泳動方式や電子粉流体方式)が知られている。そのうち、電子粉流体方式の情報表示装置を利用した例として、本出願人は、電子書籍表示装置(例えば、特許文献2参照)および電子棚札(例えば、特許文献3参照)を開示している。
特開平9−265470号公報 特開2006−58578号公報 特開2005−301030号公報
上述した従来の電子情報ボードでは、いずれも、画面に表示させた情報に代わって別の情報を表示させる場合、同じ表示面を使って別の情報の表示を行っていた。つまり、表示させた情報を消去してから次に表示する別の情報を表示する(情報を書き換える)ことを行っていた。
そのため、上述した従来の電子情報ボードでは、ユーザは画面に表示された情報の書き換えが終了するまで別の情報の表示を待つことになるが、その間、どうしても画面を見続けてしまう人間的習性のため、ユーザの目が疲れるという問題があった。また、電子書籍に適用した場合、紙媒体書籍のようにページを次々に捲って読み進めたり、前のページに戻って読み直すといったことをリズミカルに行えないという問題もあった。
本発明の目的は上述した問題点を解消して、書き換えた情報が表示されるまで待つ動作をなくすことができ、紙媒体書籍のように次々とページを捲って読み進めたり、前のページに戻って読み直したりしてリズミカルな読書が行え、さらに、表示情報の多様化に対応することのできる電子情報ボードを提供しようとするものである。
本発明の電子情報ボードは、情報表示用パネルを用いた電子情報ボードであって、表示部の周囲の少なくとも一部に筐体部を設けて構成した情報表示用パネルを、複数枚連続的に立体配置し、電子情報ボード構造体を構成し、電子情報ボード構造体の回転軸を中心に回転させることにより、複数の情報表示用パネルに表示された情報を順番に見ることができるよう構成するとともに、情報表示用パネルの筐体部に、2つの情報書き換えスイッチを設け、電子情報ボード構造体を一定方向に回すと2つの情報書き換えスイッチの協働動作によりページ送り方向の回転であることを判断し、電子情報ボード構造体を逆方向に回すと2つの情報書き換えスイッチの協働動作によりページ戻り方向の回転であることを判断し、電子情報ボード構造体の回転に応じて情報の書き換え動作を行うよう構成したことを特徴とするものである。
なお、本発明の電子情報ボードの好適例としては、表示メモリー性(bistable)を有する情報表示用パネルを用いたこと、情報表示用パネルの表示部を、2種類の色および帯電性の異なる表示媒体を、少なくとも一方が透明な2枚の基板間に封入し、基板に設けた電極から表示媒体に電界を付与することで、表示媒体を移動させることによって画像等の情報表示を書き換えできるドットマトリックス型表示方式の表示部で構成したこと、がある。
また、本発明の電子情報ボードの他の好適例としては、電子情報ボード構造体が三角柱の形状であり、3つの側面に情報表示用パネルを各別に設けるとともに、三角柱の電子情報ボード構造体の上面および下面の中心線に沿って回転軸を設け、さらに回転軸を電子情報ボード枠体に回転自在に設けたこと、がある。
さらにまた、本発明の電子情報ボードのさらに他の好適例としては、2つの情報書き換えスイッチの協働動作は、電子情報ボード枠体に設けた凸状押部の配置位置による、第1の情報書き換えスイッチと第2の情報書き換えスイッチとが押し込まれる順番によって判断するか、第1の情報書き換えスイッチと第2の情報書き換えスイッチとが開放される順番によって判断するか、により行うようにしたこと、がある。
また、本発明の電子情報ボードのさらに他の好適例としては、電子情報ボード構造体に、表示させたい情報を取り込むためのメモリー収納部、電池、表示媒体駆動装置、2つの情報書き換えスイッチの協働動作により書き換えモードを判断する情報書き換えモード判断手段が搭載されていること、がある。
本発明によれば、表示部の周囲の少なくとも一部に筐体を設けて構成した情報表示用パネルを、複数枚連続的に立体配置し、電子情報ボード構造体を構成し、電子情報ボード構造体の回転軸を中心に回転させることにより、複数の情報表示用パネルに表示された情報を順番に見ることができるよう構成したことで、書き換えた情報が表示されるまで待つ動作をなくすことができ、紙媒体書籍と同様のリズミカルな読書を行え、さらに、表示情報の多様化を達成することのできる電子情報ボードを得ることができる。
<電子情報ボードの構成について>
図1(a)、(b)はそれぞれ本発明の電子情報ボードの一例を説明するための図であり、図1(a)はその正面図を、図1(b)はその側面図をイメージ図として、それぞれ示している。図1(a)、(b)に示す例において、電子情報ボード1は、3つの表示部2(本例では2−1〜2−3)のそれぞれの周囲に筐体3(本例では3−1〜3−3)を設けて情報表示用パネル4(本例では4−1〜4−3)を構成し、情報表示用パネル4−1〜4−3を正面の位置1と側面の位置2及び位置3と3枚連続的に立体配置して、三角柱形状の電子情報ボード構造体5を形成している。なお、三角柱形状の電子情報ボード構造体5の上面および下面には、図示しない枠体を設けている。また、三角柱形状の電子情報ボード構造体5の上面および下面を構成する図示しない枠体の中心線に沿って回転軸6を設けるとともに、回転軸6を電子情報ボード枠部7に回転自在に設けている。なお、図1(b)に示す側面をイメージ図として示した図では、内部の状態がよくわかるように、電子情報ボード枠部7の一部と、電子情報ボード構造体の上面および下面を構成する枠体と、を省いて記載している。
図1(a)、(b)に示す例では、さらに、2つの情報書き換えスイッチとしての第1の情報書き換えスイッチ8と第2の情報書き換えスイッチ9とを、各々の情報表示用パネル4−1〜4−3に設け、情報表示用パネルの第1の情報書き換えスイッチ8と第2の情報書き換えスイッチ9とに対応する電子情報ボード枠部7(図示していない部分)上の位置に設けた押圧部材により2つのスイッチが押し込まれる順番または開放される順番を検知することによって、電子情報ボード構造体5の回転方向が、ページ送り方向かページ戻り方向かを判断している。さらにまた、電子情報ボード構造体5には、表示させたい情報を取り込むためのメモリー収納部12、電池13、表示媒体駆動装置14、2つの情報書き換えスイッチの協働動作により書き換えモードを判断する情報書き換えモータ判断手段15が搭載され、第1の情報書き換えスイッチ8と第2の情報書き換えスイッチ9との協働で書き換えモードを判断し、判断に基づく情報書き換え信号に応じて表示媒体駆動装置を作動させて、表示する情報を書き換えている。なお、図1(a)、(b)に示す例では、電子情報ボード1として、回転軸6を水平にした前後ページ捲り方式の例を示したが、回転軸6を垂直にした左右ページ捲り方式の例にすることもできる。
<電子情報ボードの書き換え動作について>
図2(a)〜(c)から図4(a)〜(c)はそれぞれ本発明の電子情報ボードにおける情報書き換え動作の一例を説明するための図である。各図において、図2(a)、図3(a)、図4(a)はそれぞれ位置1(正面)における情報表示用パネル4の表示状態を示し、図2(b)、図3(b)、図4(b)はそれぞれ位置3から位置2に移動する過程における情報表示用パネル4の表示状態を示し、図2(c)、図3(c)、図4(c)はそれぞれ位置3における情報表示用パネル4の表示状態を示している。
図2(a)〜(c)に示すように、初期表示状態から左回転でページを送り捲りした表示状態では、図2(a)に示す位置1(正面)における情報表示用パネル4−1の表示部2−1には第1ページ目の情報が表示され、図2(b)に示す、電子情報ボード枠体7に隠れている位置2の情報表示用パネル4−2の表示部2−2には、位置3から位置2への回転が始まると同時に書き換え始め、書き換えを終了した第2ページ目の情報が表示され、図2(c)に示す、電子情報ボード枠体7に隠れている位置3の情報表示用パネル4−3の表示部2−3は、初期状態の位置1(正面)の表示(表紙)を残したまま、次の第3ページ目に書き換えるため待機している。
次に、図3(a)〜(c)に示すように、図2(a)〜(c)に示す表示状態からさらに左回転でページを送り捲りした表示状態では、図3(a)に示す位置1(正面)に移動してきた情報表示用パネル4−2の表示部2−2には、すでに準備していた第2ページ目の情報がそのまま表示され、図3(b)に示す、電子情報ボード枠体7に隠れている位置3から位置2に移動してきた情報表示用パネル4−3の表示部2−3には、位置2への回転が始まると同時に書き換えを始め、書き換えを終了した第3ページ目の情報が表示され、図3(c)に示す、電子情報ボード枠体7に隠れている位置3に移動してきた情報表示用パネル4−1の表示部2−1は、図2(a)に示す表示を残したまま、次の第4ページ目に書き換えるため待機している。
さらに、図4(a)〜(c)に示すように、図3(a)〜(c)に示す表示状態からさらに左回転でページを送り捲りした表示状態では、図4(a)に示す位置1(正面)に移動してきた情報表示用パネル4−3の表示部2−3には、すでに準備していた第3ページ目の情報がそのまま表示され、図4(b)に示す、電子情報ボード枠体7に隠れている位置3から位置2に移動してきた情報表示用パネル4−1の表示部2−1には、位置2への回転が始まると同時に書き換えを始め、書き換えを終了した第4ページ目の情報が表示され、図4(c)に示す、電子情報ボード枠体7に隠れている位置3に移動してきた情報表示用パネル4−2の表示部2−2は、図3(a)に示す表示を残したまま、次の第5ページ目に書き換えるため待機している。
以上、図2(a)〜(c)から図4(a)〜(c)によりページ送りの際の書き換え動作を説明したが、逆方向に回転して行うページ戻りの際の書き換え動作も同様に行うことができる。
<情報書き換えスイッチによる判断について>
図5に一例を示すように、情報書き換えスイッチとしての第1の情報書き換えスイッチ8および第2の情報書き換えスイッチ9は、電子情報ボード構造体5を電子情報ボード枠体7に支える回転軸6を挟んで各情報表示用パネル4−1〜4−2の左右または上下(図5の例では上下)に設けられている。図5に示すように、位置2の第2の情報書き換えスイッチ9と位置3の第1の情報書き換えスイッチ8との両者に対応する電子情報ボード枠体7の位置には、これらのスイッチを押し込むための凸状の押部10を設けている。この場合、各情報書き換えスイッチ8、9は、押し込まれた状態ではなく開放された状態になるとONとなるようにしている。
例えば図5矢印で示した方向への回転でページ送りを行う場合、まず、位置2の情報表示用パネル4−2の第2の情報書き換えスイッチ9が押し込まれた状態から開放状態(ON)となり、次に、位置3の情報表示用パネル4−3の第1の情報書き換えスイッチ8が押し込まれた状態から開放状態(ON)となることから、ページ送り動作だと判断し、位置3の情報表示用パネル4−3の表示部3−3に、位置2の情報表示用パネル4−2に表示されているページの次のページへの書き換えを開始する。一方、図5矢印とは反対方向の回転で電子情報ボード構造体5を回すと、まず、位置3の情報表示用パネル4−3の第1の情報書き換えスイッチ8が押し込まれた状態から開放状態(ON)となり、次に、位置2の情報表示用パネル4−2の第2の情報書き換えスイッチ9が押し込まれた状態から開放状態(ON)となることから、ページ戻り動作だと判断し、位置2の情報表示用パネル4−2の表示部3−2に、位置3の情報表示用パネル4−3に表示されているページの前のページへの書き換えを開始する。
<電子情報ボードの用途について>
図6(a)、(b)および図7(a)〜(c)はそれぞれ本発明の電子情報ボードの用途の一例を説明するための図である。
図6(a)、(b)に示す例は、前後回転ページ捲り方式の電子情報ボードを、月捲り型カレンダーとして用いている。本例では、図6(a)の状態から図6(b)の状態に回転させて次の情報表示用パネルに移動すると、次月のカレンダーを表示するよう構成している。また、反対方向に回転させて次の情報表示用パネルに移動すると、前月のカレンダーを表示するよう構成している。さらに、破線領域に赤色表示媒体/白色表示媒体を、他の領域に黒色表示媒体/白色表示媒体を配置した3枚の情報表示用パネルはエリアカラーでドットマトリックス表示するよう構成している。カレンダーの場合、表示させる文字や数字は複雑ではないので、表示させたい文字や数字の形状に合わせて画像を配置したセグメント表示方式の情報表示用パネルとして構成することもできる。また、図7(a)〜(c)に示す例は、左右回転ページ捲り方式の電子情報ボードを、電子書籍として用いている。本例では、図7(a)の状態から図7(b)の状態に右回転させてページを捲ると、図7(b)に示すように、次ページを表示した情報表示用パネル面が正面となり、この状態から左回転させてページを捲ると、図7(c)に示すように、前ページを表示した情報表示用パネル面が正面になるよう構成している。
<電子情報ボードにおいて用いる情報表示用パネルの説明>
上述した例において、情報表示用パネル4の表示部2として好ましい構成は以下の通りである。まず、表示媒体としては、電界駆動可能な帯電粒子を気体中空間で駆動する方式や、電界駆動可能な帯電粒子を絶縁液体中で駆動する(電気泳動)方式や、半分ずつ帯電極性および色が異なる部分で構成した電界駆動可能な帯電粒子を絶縁液体とともにマイクロカプセル中で駆動(回転)する方式や、コレスティック型液晶方式、エレクトロクロミック方式、従来の液晶方式のものに適用できる。このうち、バイステイブル(bistable)な、すなわち、表示メモリー性があるドットマトリックス型表示方式のものとして、帯電粒子駆動方式(電子粉流体方式、電気泳動方式)やコレスティック型液晶方式、エレクトロクロミック方式が特に好ましく用いられる。基板には、導電材料で電極を対で設け、この対電極間に形成された電界によって表示媒体を駆動させて画像等の情報表示を書き換える。対電極は、ライン電極を互いに直交交差させて形成したり、個別電極を対向させて形成したりすることができる。表示面側とする透明基板に設ける電極は透明な導電材料を用いて形成する。
さらに、ライン電極で構成した対電極の場合にはパッシブ駆動方式を用い、個別電極で構成した対電極の場合にはアクティブ駆動方式を用いる。いずれの場合もドットマトリックス型情報表示用パネルとすることができる。基板としては、ガラス、石英等の無機シートや、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルサルフォン(PES)、アクリル等の有機高分子系シートが用いられ表示面側基板にはこのうち透明なものを用いる。背面側基板は透明でなくてもよい。
次に、情報表示用パネル4の表示メモリー性(bistable)を有する表示部2の具体例として、帯電粒子(表示媒体)を気体中空間で駆動する方式の一例を、図8(a)、(b)〜図10(a)、(b)それぞれを参照して説明する。
図8(a)、(b)〜図10(a)、(b)に示した例では、少なくとも1種類以上の粒子からなり光学的反射率と帯電性とを有する粒子からなる表示媒体33を透明基板32と透明であることを要しない基板31間の空間に封入し、それぞれの基板に設けた透明電極36と透明であることを要しない電極35とから形成する対電極間に電界を付与することで、表示媒体33を移動させて画像等の情報表示を書き換えできるドットマトリックス型表示方式の情報表示用パネル4の表示部2の一部を示している。また、表示媒体33を封入する基板31、32間の空間は、隔壁34により複数のセル(小部屋)37で仕切られている。これにより、封入した表示媒体33が偏ることを防止できる。なお、表示媒体33をマイクロカプセルに封止した場合には、このマイクロカプセルがセル(小部屋)の機能を有するので、さらにセル(小部屋)を設けなくても良い。
図8(a)、(b)に示す例では、3つのセル37を表示単位(1ドット)とし、それぞれのセル37に、白色表示媒体33Wと赤色表示媒体33Rとの2色の組み合わせの表示媒体、白色表示媒体33Wと緑色表示媒体33Gとの2色の組み合わせの表示媒体、白色表示媒体33Wと青色表示媒体33BLとの2色の組み合わせの表示媒体、を封入してカラードット表示している。図8(a)、(b)に示す例とも観察者に対し赤色ドット表示を行っている。図8(a)と図8(b)との相違点は、図8(a)に示す例では電極35、36をライン電極として構成しているのに対し、図8(b)に示す例では電極35、36を個別電極として構成している点である。表示媒体の2色の組み合わせは上述した例に限定されるものではなく、例えば、それぞれのセルに黒赤2色、黒緑2色、黒青2色の組み合わせで表示媒体を封入した構成によってもカラードット表示することができる。
図9(a)、(b)に示す例では、3つのセル37を表示単位(1ドット)とし、それぞれのセル37に、三原色カラーフィルター41R、41G、41BLを配置し、白色表示媒体33Wと黒色表示媒体33Bの2色の表示媒体によってカラードット表示している。図9(a)、(b)とも観察者に対し青色ドット表示を行っている。図9(a)と図9(b)との相違点は、図9(a)に示す例では電極35、36をライン電極として構成しているのに対し、図9(b)に示す例では電極35、36を個別電極として構成している点である。他の構成として、4つのセル37を表示単位(1ドット)とし、それぞれのセル37に三原色カラーフィルターと無色のカラーフィルターとを配置し、白黒2色の表示媒体によってカラードット表示することもできる。
図10(a)、(b)に示す例では、3つのセル37を表示単位(1ドット)とし、それぞれのセル37に、白色表示媒体33Wとマゼンタ色表示媒体33Mとの2色の組み合わせの表示媒体、白色表示媒体33Wとシアン色表示媒体33Cとの2色の組み合わせの表示媒体、白色表示媒体33Wとイエロー色表示媒体33Yとの2色の組み合わせの表示媒体、を封入してカラードット表示している。図10(a)、(b)とも観察者に対しマゼンタ色ドット表示を行っている。図10(a)と図10(b)との相違点は、図10(a)に示す例では電極35、36をライン電極として構成しているのに対し、図10(b)に示す例では電極35、36を個別電極として構成している点である。
上記情報表示用パネル4の表示部2を構成する基板間空間は気体空間とした例を示したが、ここを絶縁液体空間とした構成でもbistable型の表示部2を得られる。さらに、隔壁で形成したセル空間の代わりにマイクロカプセルで形成したセル空間に表示媒体を封入した構成とすることもできる。
本発明の電子情報ボードは、電子書籍、電子マニュアル(取扱説明書)、電子新聞、電子POP(Point of Presence、Point of Purchase advertising)、電子広告、情報ボード、電子値札、電子棚札、電子楽譜などとして好適に利用することができる。情報表示用パネルの表示部の画面サイズをB5〜B4、A5〜A3程度の大画面とすれば、大きな文字で表示された1ページ分の文字情報を一度に見ることができ、次々と次画面に回転動作で移ることができるので、読書をリズミカルに行える電子書籍として特に好適である。
(a)、(b)はそれぞれ本発明の電子情報ボードの一例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の電子情報ボードにおける情報書き換え動作の一例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の電子情報ボードにおける情報書き換え動作の他の例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の電子情報ボードにおける情報書き換え動作のさらに他の例を説明するための図である。 本発明の電子情報ボードにおける情報書き換えスイッチによる判断の方法を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の電子情報ボードの用途の一例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の電子情報ボードの用途の他の例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明に用いる情報表示用パネルの表示面の一具体例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明に用いる情報表示用パネルの表示面の他の具体例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明に用いる情報表示用パネルの表示面のさらに他の具体例を説明するための図である。
符号の説明
1 電子情報ボード
2、2−1〜2−3 表示部
3、3−1〜3−3 筐体
4、4−1〜4−3 情報表示用パネル
5 電子情報ボード構造体
6 回転軸
7 電子情報ボード枠部
8 第1の情報書き換えスイッチ
9 第2の情報書き換えスイッチ
10 凸状押部
12 メモリー収納部
13 電池
14 表示媒体駆動装置
15 情報書き換えモード判断手段
31、32 基板
33 表示媒体
33W 白色表示媒体
33B 黒色表示媒体
33R 赤色表示媒体
33G 緑色表示媒体
33BL 青色表示媒体
33M マゼンタ色表示媒体
33C シアン色表示媒体
33Y イエロー色表示媒体
34 隔壁
35、36 電極
37 セル
41R 赤色カラーフィルター
41G 緑色カラーフィルター
41BL 青色カラーフィルター

Claims (6)

  1. 情報表示用パネルを用いた電子情報ボードであって、表示部の周囲の少なくとも一部に筐体部を設けて構成した情報表示用パネルを、複数枚連続的に立体配置し、電子情報ボード構造体を構成し、電子情報ボード構造体の回転軸を中心に回転させることにより、複数の情報表示用パネルに表示された情報を順番に見ることができるよう構成するとともに、情報表示用パネルの筐体部に、2つの情報書き換えスイッチを設け、電子情報ボード構造体を一定方向に回すと2つの情報書き換えスイッチの協働動作によりページ送り方向の回転であることを判断し、電子情報ボード構造体を逆方向に回すと2つの情報書き換えスイッチの協働動作によりページ戻り方向の回転であることを判断し、電子情報ボード構造体の回転に応じて情報の書き換え動作を行うよう構成したことを特徴とする電子情報ボード。
  2. 前記情報表示用パネルが表示メモリー性(bistable)を有するものであることを特徴とする請求項1に記載の電子情報ボード。
  3. 情報表示用パネルの表示部を、2種類の色および帯電性の異なる表示媒体を、少なくとも一方が透明な2枚の基板間に封入し、基板に設けた電極から表示媒体に電界を付与することで、表示媒体を移動させることによって画像等の情報表示を書き換えできるドットマトリックス型表示方式の表示部で構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の電子情報ボード。
  4. 電子情報ボード構造体が三角柱の形状であり、3つの側面に情報表示用パネルを各別に設けるとともに、三角柱の電子情報ボード構造体の上面および下面の中心線に沿って回転軸を設け、さらに回転軸を電子情報ボード枠体に回転自在に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子情報ボード。
  5. 前記2つの情報書き換えスイッチの協働動作は、電子情報ボード枠体に設けた凸状押部の配置位置による、第1の情報書き換えスイッチと第2の情報書き換えスイッチとが押し込まれる順番によって判断するか、第1の情報書き換えスイッチと第2の情報書き換えスイッチとが開放される順番によって判断するか、により行うようにしたことを特徴とする請求項に記載の電子情報ボード。
  6. 電子情報ボード構造体に、表示させたい情報を取り込むためのメモリー収納部、電池、表示媒体駆動装置、2つの情報書き換えスイッチの協働動作により書き換えモードを判断する情報書き換えモード判断手段が搭載されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の電子情報ボード。
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