JP5116387B2 - 情報表示用パネル - Google Patents

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Description

本発明は、電界駆動可能な粒子からなる少なくとも1色の表示媒体を基板間の隔壁で互いに隔離されたセルによる空間に封入し、両基板側に設けた電極で形成された対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させることによって画像等の情報表示を書換えできるドットマトリックス型表示方式の情報表示用パネルに関するものである。
従来、液晶表示装置(LCD)に代わる情報表示装置に用いる表示用パネルとして、帯電粒子を液体中で移動させる表示方式(電気泳動方式)や、帯電粒子を気体中で移動させる表示方式(気中移動方式)の情報表示用パネルを搭載した情報表示装置が知られている。
帯電粒子移動方式表示用パネルとしては、少なくとも一方が透明な対向する2枚の基板間の空間に、少なくとも1種類以上の粒子から構成され光学的反射率および帯電性を有する表示媒体を少なくとも1種類以上封入し、表示媒体に電界を付与することによって、表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する方式の情報表示用パネルを用いたものが知られている(例えば特許文献1)。
上述した帯電粒子で構成された表示媒体を電界駆動する方式の情報表示用パネルの代表例を、図13〜図14を用いて説明する。
電界駆動可能な帯電粒子で構成された表示媒体43を2枚の基板41、42間の空間に封入し、基板41、42のそれぞれに設けた電極45、46から電界を付与することで、表示媒体43を移動させて画像等の情報表示を書き換えできるドットマトリックス型表示方式の情報表示用パネルを示している。また、表示媒体43を封入する基板41、42間の空間は、隔壁44により複数のセル(小部屋)47で仕切られている。これにより、封入した表示媒体43が偏ることを防止できる。
図13(a)、(b)に示す例では、それぞれのセル47に、白色表示媒体43Wと黒色表示媒体43Bとの2色の組み合わせの表示媒体を封入して白黒ドット表示している。図13(a)、(b)ともに全ての白色表示媒体を表示面側基板に移動させて、白表示を観察者に対して行っている。図13(a)と図13(b)との相違点は、図13(a)に示す例では画素(表示単位)をライン電極45、46が交差して形成する対電極で構成しているのに対し、図13(b)に示す例では画素(表示単位)を個別電極45、46からなる対電極で構成している点である。セル内空間を気体で満たしてもよいし、絶縁液体で満たしてもよい。
図14(a)、(b)に示す例では、3つのセル47を表示単位(1画素:1ドット)とし、それぞれのセル47の視認側に、3原色カラーフィルタ51R、51G、51BLを配置し、白色表示媒体43Wと黒色表示媒体43Bの2色の表示媒体によってカラー表示している。図14(a)、(b)とも観察者に対し青色ドット表示を行っている。図14(a)と図14(b)との相違点は、図14(a)に示す例では表示単位とする3つのセルに対応するライン電極45、46が交差して形成する対電極で1画素(ピクセル)を構成しているのに対し、図14(b)に示す例では表示単位とする3つのセルに対応する個別電極45、46からなる対電極で1ピクセルを構成している点である。セル内空間を気体で満たしてもよいし、絶縁液体で満たしてもよい。
国際公開第2003/050606号パンフレット
上述した帯電粒子移動方式の情報表示用パネルでは、2枚の基板間に、隔壁で形成されたセルやマイクロカプセル型のセルを配置し、そのセルの1つ1つに2色の電界駆動可能な表示媒体(例えば、白色帯電粒子と黒色帯電粒子)を封入した構成としており、1つのセル内で2色の表示媒体を移動させて情報画像の表示を行っている。
2色の表示媒体は電界に対して互いに反対の方向に移動しようとするため、移動時に衝突し合いスムーズに移動できない場合があった。
そのため、白画像表示時に一部黒色表示媒体が混在して白色度を低下させたり、逆に、黒画像表示時に一部白色表示媒体が混在して黒色度を低下させたりする問題があった。
本発明の目的は上述した問題点を解消して、白色度および黒色度を低下させることなく鮮明な画像表示が行えるとともに、従来より小さな印加電圧で表示媒体駆動が行える情報表示用パネルを提供することにある。
本発明の情報表示用パネルの第1発明は、電界駆動可能な粒子からなる少なくとも1色の表示媒体を基板間の隔壁で互いに隔離されたセルによる空間に封入し、両基板側に設けた電極で形成された対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させることによって画像等の情報表示を書換えできるドットマトリックス型表示方式の情報表示用パネルにおいて、1つのセルまたは隣り合う複数のセルで1表示単位を構成し、各セルの背面側基板に、中央凸状部材および中央凸状部材の表面を覆う電極からなる電極付き中央凸状部材を設け、前記表示媒体の色とは異なる色を少なくとも電極付き中央凸状部材の上面に設け、前記電極付き中央凸状部材上面と表示側透明基板との間および前記電極付き中央凸状部材と隔壁との間、に表示媒体が配置される空間を形成することを特徴とするものである。
本発明の情報表示用パネルの第1発明において、前記1表示単位が、1以上16以下のセルによって構成されること、前記表示媒体の色を、色座標上白色から遠い色とし、前記電極付き中央凸状部材の上面の色を白色とすること、前記表示媒体の色を白色とし、前記電極付き中央凸状部材の上面の色を、色座標上白色から遠い色とすること、が好適である。
本発明の情報表示用パネルの第2発明は、電界駆動可能な粒子からなる少なくとも2色の表示媒体を基板間の隔壁で互いに隔離されたセルによる空間に封入し、両基板側に設けた電極で形成された対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させることによって画像等の情報表示を書換えできるドットマトリックス型表示方式の情報表示用パネルにおいて、第1色の表示媒体を封入した1つ以上のセルと第2色の表示媒体を封入した1つ以上のセルとからなる複数のセルで1表示単位を構成し、各セルの背面側基板に、中央凸状部材および中央凸状部材の表面を覆う電極からなる電極付き中央凸状部材を設け、第1色の表示媒体が封入されたセルの電極付き中央凸状部材上面は第2色の表示媒体と同系色とし、第2色の表示媒体が封入されたセルの電極付き中央凸状部材上面は第1色の表示媒体と同系色とし、前記電極付き中央凸状部材上面と表示側透明基板との間および前記電極付き中央凸状部材と隔壁との間、に表示媒体が配置される空間を形成することを特徴とするものである。
本発明の情報表示用パネルの第2発明において、前記第1色の表示媒体の色と前記第2色の表示媒体の色とが色座標上遠いものであること、前記1表示単位が、2以上16以下のセルによって構成されること、前記電極付き中央凸状部材上面の色が、同じセル内に封入された表示媒体の色とは異なる色であって、別のセル内に封入された別の色の表示媒体と同系色であること、第1色の表示媒体の色が白色であって、第2色の表示媒体の色が、色座標上白色から遠い色である情報表示用パネルにおいて、前記電極付き中央凸状部材上面の色が、白色であること、が好適である。
また、本発明の情報表示用パネルの第1発明および第2発明において、前記電極付き中央凸状部材と前記セルを形成する隔壁とにより形成される空間を、表示媒体が配置される空間とすること、前記電極付き中央凸状部材が背面側基板のセル中央に設けられ、前記電極付き中央凸状部材と前記セルを形成する全ての隔壁との間に表示媒体が配置される空間を形成すること、が好適である。
また、本発明の情報表示用パネルの第1発明および第2発明において、前記電極付き中央凸状部材の高さHtが、基板間の距離Hwに対して、
Hw/4≦Ht≦Hw/2
を満たすことが好適である。
また、本発明の情報表示用パネルの第1発明および第2発明において、表示媒体が配置される空間における、前記電極付き中央凸状部材側面部と隔壁との距離Wtが、表示媒体を構成する粒子の平均粒子径d(0.5)に対して、
3×d(0.5)≦Wt
を満たすことが好適である。
また、本発明の情報表示用パネルの第1発明および第2発明において、電極付き中央凸状部材の高さHtと、基板間の距離Hwとが、表示媒体を構成する粒子の平均粒子径d(0.5)に対して、
3×d(0.5)≦Hw
2×d(0.5)<Hw−Ht
を満たすことが好適である。
本発明の第1発明および第2発明によれば、1つのセルまたは隣り合う複数のセルで1表示単位を構成し、各セルの背面側基板に、中央凸状部材および中央凸状部材の表面を覆う電極からなる電極付き中央凸状部材を設け、前記表示媒体の色とは異なる色を少なくとも電極付き中央凸状部材の上面に設け、前記電極付き中央凸状部材上面と表示側透明基板との間および前記電極付き中央凸状部材と隔壁との間、に表示媒体が配置される空間を形成すること、あるいは、第1色の表示媒体を封入した1つ以上のセルと第2色の表示媒体を封入した1つ以上のセルとからなる複数のセルで1表示単位を構成し、各セルの背面側基板に、中央凸状部材および中央凸状部材の表面を覆う電極からなる電極付き中央凸状部材を設け、第1色の表示媒体が封入されたセルの電極付き中央凸状部材上面は第2色の表示媒体と同系色とし、第2色の表示媒体が封入されたセルの電極付き中央凸状部材上面は第1色の表示媒体と同系色とし、前記電極付き中央凸状部材上面と表示側透明基板との間および前記電極付き中央凸状部材と隔壁との間、に表示媒体が配置される空間を形成することにより、白色度および黒色度を低下させることなく鮮明な画像表示が行える情報表示用パネルを提供することが可能となる。また、いずれの発明でも、電極付き凸状部材の電極部分と観察側基板の電極部分との距離を小さくでき、これまでよりも小さな印加電圧で表示媒体駆動を行うことができる。
まず、本発明の情報表示用パネルの基本的な構成について説明する。本発明の情報表示用パネルでは、対向する2枚の基板間の空間に封入した少なくとも1種類以上の電界駆動可能な粒子で構成された光学的反射率と帯電性とを有する表示媒体に電界が付与される。付与された電界方向にそって、帯電した表示媒体が電界による力やクーロン力などによって引き寄せられ、表示媒体が電界方向の変化によって移動することにより、画像等の情報表示がなされる。従って、表示媒体が、均一に移動し、かつ、繰り返し表示を書き換える時あるいは表示情報を継続して表示する時の安定性を維持できるように、情報表示用パネルを設計する必要がある。ここで、表示媒体を構成する粒子にかかる力は、粒子同士のクーロン力により引き付けあう力の他に、電極や基板、中央凸状部材との電気鏡像力、分子間力、液架橋力、重力などが考えられる。
本発明の情報表示用パネルの例を、図1(a)、(b)〜図3(a)、(b)に基づき説明する。
図1(a)、(b)に示す例では、1種類以上の粒子からなり黒色で帯電性を有する1種類の黒色表示媒体3Bを、隔壁4で形成された各セルに封入し、1個のセルで1表示単位(画素)としている。また、各セルの背面側基板1に、中央凸状部材11および中央凸状部材11の表面を覆う電極5からなる電極付き中央凸状部材12を設けている。この黒色表示媒体3Bは、背面側基板1に設けた電極付き中央凸状部材12の電極5(ライン電極)と表示面側透明基板2に設けた電極6(ライン電極)とが交差して形成する対電極の間に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、基板1、2と垂直に移動する。各セル内の背面側基板1には、少なくとも凸状部分の頂上を含む部分面に白色層5Wを有する電極付き中央凸状部材12を設ける。白色層5Wにより凸状部分の頂上を含む部分面が白色を呈する電極付き中央凸状部材12は各セル内の背面側基板1の中央部に設けられ、背面側基板の方に移動した黒色表示媒体3Bは、電極付き中央凸状部材12と隔壁4との空間に配置される。このように背面側基板1の方に移動した表示媒体はセルの端に位置するようになり観察者から見えなくなる。
そして、図1(a)、図1(b)に示すように電極付き中央凸状部材12の凸状部分の頂上を含む部分面における白色層5Wと黒色表示媒体3Bとを観察者に視認させて白黒ドット表示を行うことができる。黒色表示媒体の移動のさせ方で画像等の情報表示を白黒ドットで行うことができる。
なお、図1(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。
電極付き中央凸状部材12の凸状部分の頂上を含む部分面の色と、表示媒体の色は異なる色であれば、その組合せは白黒に限るものではない。
また、電極5、6をライン電極として互いに対向交差させて形成した対電極の例を示したが、電極5、6を各セル内に配置する対向個別電極とした対電極としても同様のことが行える。
図2(a)、(b)に示す例では、1種類以上の粒子から構成される光学的反射率および帯電特性の異なる2種類の表示媒体3(白色表示媒体3Wと黒色表示媒体3B)を、隔壁4で形成された各セルに封入し、白色表示媒体3Wを封入したセルと黒色表示媒体3Bを封入したセルとの2個のセルで1表示単位(画素)としている。また、各セルの背面側基板1に、中央凸状部材11および中央凸状部材11の表面を覆う電極5からなる電極付き中央凸状部材12を設けている。この2種類の表示媒体3は、背面側基板1に設けた電極付き中央凸状部材12の電極5(ライン電極)と表示面側透明基板2に設けた電極6(ライン電極)とが交差して形成する対電極の間に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、基板1、2と垂直に移動する。各セル内の背面側基板1には、電極付き中央凸状部材12を設ける。白色表示媒体3Wを封入したセルには少なくとも凸状部分の頂上を含む部分面がもう一方の表示媒体の色と同系色である黒色層5Bからなる電極付き中央凸状部材12を、黒色表示媒体3Bを封入したセルには少なくとも凸状部材の頂上を含む部分面がもう一方の表示媒体の色と同系色である白色層5Wからなる電極付き中央凸状部材12を設けることが好適である。電極付き中央凸状部材12は各セル内の背面側基板1の中央部に設けられ、背面側基板1の方に移動した表示媒体3は電極付き中央凸状部材12と隔壁4との空間に配置される。このように背面側基板1の方に移動した表示媒体はセルの端に位置するようになり観察者から見えなくなる。
そして、図2(a)に示すように黒色表示媒体3Bおよび凸状部分の頂上を含む部分面の黒色層5Bを観察者に視認させて黒色の表示を行ったり、図2(b)に示すように白色表示媒体3Wおよび凸状部分の頂上を含む部分面の白色層5Wを観察者に視認させて白色の表示を行ったりする。図2に示すように、封入されている表示媒体の2色の組合せと、電極付き中央凸状部材の凸状部分の頂上を含む部分面の2色の組合せとを同じものとして用いることによって、表示画面の白色濃度および黒色濃度を向上することができる。
なお、図2(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。
図2において、全ての電極付き中央凸状部材の凸状部分の頂上を含む部分面の色を同色にしても良いが、この場合は、全て白色とすることが好ましい。
また、電極5、6をライン電極として互いに対向交差させて形成した対電極の例を示したが、電極5、6を各セル内に配置する対向個別電極とした対電極としても同様のことが行える。
図2の例のように、少なくとも2色の表示媒体を用いる場合、1表示単位を構成するセル数としては2〜16個の範囲が好ましい。これは、1表示単位の面積が表示する画像の精細度に係るため、1表示単位に配置するセルの数を多くするためにはセル面積を小さくしなければならないが、表示媒体を構成する粒子の適正なサイズ(平均粒子径d(0.5))の範囲が、1〜20μmにあることからセル面積を小さくするには限界があるからである。
図3(a)、(b)に示す例では、基本の構成は図2に示す例と同じとし、白色表示媒体3Wを封入したセルと黒色表示媒体3Bを封入したセルとの2個のセルに対して1色のカラーフィルタを表示面側基板2に配置し、赤色カラーフィルタ22R、緑色カラーフィルタ22G、青色カラーフィルタ22BL(三原色カラーフィルタ)を配置した6個のセルで1表示単位を構成するカラー表示用パネルの例を示している。各セル内の背面側基板1には、凸状部分の頂上を含む部分上に白色層5Wおよび黒色層5Bを有する電極付き凸状部材12を、それぞれ反対色の表示媒体を封入したセルに対応して設けている。図3(a)に示す例は個別電極を設けた例を示し、図3(b)に示す例はライン電極を設けた例を示しているが、両者のカラー表示の方法は同じであるため、以下の説明では同じ例として説明する。
図3(a)に示すように、1表示単位中にあるすべての白色表示媒体3Wを観察者側に移動し、すべての黒色表示媒体3Bを背面側に移動することで、観察者に対し白色ドット表示を行い、図3(b)に示すように、赤色カラーフィルタ22Rが配置されたセルは白色表示媒体3Wを、緑色カラーフィルタ22Gおよび青色カラーフィルタ22BLが配置されたセルは黒色表示媒体3Bを観察者側に移動することで、観察者に対し赤色ドット表示を行っている。各セルの表示媒体の移動のさせ方で多色カラー表示ができる。なお、図3(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。
白色表示媒体を封入したセルと黒色表示媒体を封入したセルとの組合せは、図2に示すように、白色表示媒体を封入したセルを1個、黒色表示媒体を封入したセルを1個としたり、白色表示媒体を封入したセルを2個、黒色表示媒体を封入したセルを1個としたり、と自由である。カラー表示においては白色表示媒体を封入したセルを多く組合わせるのが反射効率を高められ明るい表示となるので好ましい。また、カラーフィルタ毎に配置するセルの数を変えることによって表示状態を調整できる。
また、電極5、6をライン電極として互いに対向交差させて形成した対電極の例を示したが、電極5、6を各セル内に配置する対向個別電極とした対電極としても同様のことが行える。
次に、本発明の情報表示用パネルの製造方法の一例を説明する。
図4(a)〜(e)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの製造方法の一例を説明するための図である。なお、図4(a)〜(e)に示す例では、電極としてライン電極を用いた例を示す。また、図4(c)−1〜図4(e)−1は黒色表示媒体のみの例を示し、図4(c)−2〜図4(e)−2は白色および黒色表示媒体を使用した例を示している。
図4(a)〜(e)に示す例に従って本発明の情報表示用パネルの製造方法を説明すると、まず、図4(a)に示すように、シート31上に電極32を形成する。シート31は絶縁性を含む非導電性で圧延性に優れた材料であればよく、アクリル、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等の樹脂が好ましい。電極31を形成するための材料としては、導電性に優れ圧延性のある金属が好ましく、金、銅、銀、アルミニウム、ニッケル、ネオジウムクロムやこれらを主成分とした合金が挙げられる。そして、上記金属からなる導電膜をシート31上に形成し、導電膜をエッチングしたり、上記金属をパターニング蒸着したりして、電極32をパターニングすることで、ライン電極付きシートあるいは個別電極付きシート33を得る。次に、図4(b)に示すように、得られたライン電極付きシートあるいは個別電極付きシート33をエンボス加工して凸状部分34を形成する。凸状部分34は頂上から側面にかけて傾斜する形状(屋根形状)が好ましい。
次に、図4(c)−1〜図4(e)−1に従って黒色表示媒体のみを使用した例を説明する。まず、図4(c)−1に示すように、エンボス加工で形成された凸状部分34の上面に白色層35Wを設ける。白色層35Wを凸状部分34の上面に形成する方法は、プリンティング(転写)やペインティング(塗布)等の方法を用いることが好ましい。次に、図4(d)−1に示すように、白色層35Wを有するライン電極付きあるいは個別電極付きの凸状部分34が形成されたシート33を基板36に貼り付ける。基板36は情報表示用パネルの背面側基板とするので透明でも不透明でもよい。また、基板36としてフレキシブル基板を用いれば、情報表示用パネルの背面側基板全体をフレキシブルにすることができる。最後に、図4(e)−1に示すように、電極37および隔壁38が形成された観察側透明基板39を貼り合わせて、全てのセルに黒色表示媒体3Bを封入することで、情報表示用パネルが得られる。
次に、図4(c)−2〜図4(e)−2に従って黒色表示媒体および白色表示媒体を使用した例を説明する。まず、図4(c)−2に示すように、エンボス加工で形成された凸状部分34の上面に白色層35Wおよび黒色層35Bを交互にを設ける。白色層35Wおよび黒色層35Bを凸状部分34の上面に形成する方法は、プリンティング(転写)やペインティング(塗布)等の方法を用いることが好ましい。次に、図4(d)−2に示すように、白色層35Wおよび黒色層35Bを有するライン電極付きあるいは個別電極付きの凸状部分34が形成されたシート33を基板36に貼り付ける。基板36は情報表示用パネルの背面側基板とするので透明でも不透明でもよい。また、基板36としてフレキシブル基板を用いれば、情報表示用パネルの背面側基板全体をフレキシブルにすることができる。最後に、図4(e)−2に示すように、電極37および隔壁38が形成された観察側透明基板39を貼り合わせて、各セルに黒色表示媒体3Bおよび白色表示媒体3Wを封入することで、情報表示用パネルが得られる。なお、白色層35Wの存在するセルには黒色表示媒体3Bを封入し、黒色層35Bの存在するセルには白色表示媒体3Wを封入する。
本発明の情報表示用パネルのセルの構成例を、図5(a)、(b)乃至図9(a)〜(c)に基づき説明する。
各セルにおいて、対電極となる電極5、6はセル内側に封入した表示媒体と接するように配置する。この場合、電極エッジは隔壁に隠れないように配置するのが好ましい。
図5(a)〜図7(a)は本発明の情報表示用パネルのセルの上面図、図5(b)〜図7(b)はそれぞれ図5(a)〜図7(a)のA−A断面図である。
図5〜図7において、いずれも四角形のセルの中央に電極付き中央凸状部材12を設け、電極付き中央凸状部材12とセルを形成する4辺の隔壁4との間には空間を設けてある。この空間に背面側基板の電極に引き付けられた表示媒体が配置される。図5〜図7の違いはその断面図に示すように、電極付き中央凸状部材12の形状にあり、図5(b)では電極付き中央凸状部材12はその上部が曲率半径の大きい曲面形状であり、図6(b)では電極付き中央凸状部材12は三角屋根の形状であり、図7(b)では電極付き中央凸状部材12は角柱の上に三角屋根を重ねた形状である。
なお、図5(b)において、電極付き中央凸状部材12の高さHtが、対向する基板5、6の間の距離Hwに対して、
Hw/4≦Ht≦Hw/2
を満たすことが好適である。Ht<Hw/4の場合、表示媒体を構成する粒子が電極付き中央凸状部材12と隔壁4との空間に収まりきらずに、電極付き中央凸状部材12との上にも配置されてしまうおそれがある。また、Hw/2<Htの場合、表示媒体を構成する粒子が電極付き中央凸状部材12の上部を移動しにくく、表示面となる基板面全体に広がりにくいというおそれがある。
また、電極付き中央凸状部材12と、セルを形成する隔壁4のうち少なくとも1辺の隔壁との間に空間を設ける場合、電極付き中央凸状部材12と隔壁4との距離Wtが、表示媒体を構成する粒子の平均粒子径d(0.5)に対して、
3×d(0.5)≦Wt
を満たすことが好適である。上記の範囲にない場合、表示媒体を構成する粒子が電極付き中央凸状部材12と隔壁4との空間に移動しにくかったり、収まりきらなかったりするおそれがある。
また、電極付き中央凸状部材12の高さHtと、基板間の距離Hwとが、表示媒体を構成する粒子の平均粒子径d(0.5)に対して、
3×d(0.5)≦Hw
2×d(0.5)<Hw−Ht
を満たすことが好適である。上記の範囲としたのは、表示面側基板から電極付き中央凸状部材までの距離Hw−Htが小さいと、表示媒体を構成する粒子が移動しにくく、距離Hw−Htが大きいと、表示媒体を構成する粒子を移動させるために駆動電圧を高くする必要があるからである。
図8(a)、図9(a)は本発明の情報表示用パネルの他の例となるセルの上面図、図8(b)、図9(b)はそれぞれ図8(a)、図9(a)のA−A断面図、図8(c)、図9(c)はそれぞれ図8(a)、図9(a)のB−B断面図である。
図8、図9において、いずれも四角形のセルの対向する2辺の隔壁に接するように電極付き中央凸状部材12を設け、その他の2辺の隔壁と電極付き中央凸状部材12との間に空間を設け、この空間に背面側基板の電極に引き付けられた表示媒体が配置される。図8では、電極付き中央凸状部材12と接する隔壁がセルの長辺であり、図9では、電極付き中央凸状部材12と接する隔壁4がセルの短辺である。図8、図9のその他の違いは、その断面図に示すように、電極付き中央凸状部材12の形状にあり、図8(b)に示すように電極付き中央凸状部材12は三角屋根の形状であり、図9(c)に示すように電極付き中央凸状部材12は角柱の上に三角屋根を重ねた形状である。
電極付き中央凸状部材の水平方向の断面形状は、セル形状と合わせるのが好ましく、角丸付き四角形が好ましい。表示媒体の動きやすさを得るために、側面は平滑にするのが好ましい。
電極付き中央凸状部材12の上面の色は、電極付き中央凸状部材が配置されているセルに封入された表示媒体の色と異なる色であることが好適である。
本発明の情報表示用パネルの1表示単位の構成例を、図10(a)〜(h)乃至図11(a)、(b)に基づき説明する。
図10(a)〜(d)は白表示時、図10(e)〜(h)は図10(a)〜(d)にそれぞれ対応する黒表示時の本発明の情報表示用パネルの1表示単位の構成例である。
図10に示す例は、上述した図5〜図7に示す例のように、いずれも四角形のセルの中央に電極付き中央凸状部材12を設け、電極付き中央凸状部材12とセルを形成する4辺の隔壁4との間には空間を設けてあり、この空間に背面側基板の電極に引き付けられた表示媒体が配置される。
図10(a)、(e)に示す例では、1表示単位を、図中点線で囲むように、白色表示媒体を封入したセル1つと黒色表示媒体を封入したセル1つとの2つにより構成している。なお、白色表示媒体を封入したセルには黒色の凸状部分の頂上を含む部分面5Bを有する電極付き中央凸状部材12を配置し、黒色表示媒体を封入したセルには白色の凸状部分の頂上を含む部分面5Wを有する電極付き中央凸状部材12を配置している。
図10(b)、(f)に示す例では、1表示単位を、図中点線で囲むように、白色表示媒体を封入したセル4つと黒色表示媒体を封入したセル2つとの6つにより構成している。なお、白色の凸状部分の頂上を含む部分面5Wを有する電極付き中央凸状部材12を全てのセルに配置している。
図10(c)、(g)に示す例では、1表示単位を、図中点線で囲むように、白色表示媒体を封入したセル4つと黒色表示媒体を封入したセル2つとの6つにより構成している。なお、白色の凸状部分の頂上を含む部分面5Wを有する電極付き中央凸状部材12を全てのセルに配置している。
図10(d)、(h)に示す例では、1表示単位を、図中点線で囲むように、白色表示媒体を封入したセル3つと黒色表示媒体を封入したセル3つとの6つにより構成している。なお、白色の凸状部分の頂上を含む部分面5Wを有する電極付き中央凸状部材12を全てのセルに配置している。
図11(a)、(b)は白表示時、図11(c)、(d)は図11(a)、(b)にそれぞれ対応する黒表示時の本第2発明の情報表示用パネルの1表示単位の構成例である。
図11に示す例は、図3に示す例のように、いずれも四角形のセルの対向する2辺の隔壁に接するように電極付き中央凸状部材12を設け、その他の2辺の隔壁と電極付き中央凸状部材12との間に空間を設け、この空間に背面側基板の電極に引き付けられた表示媒体が配置される。図11(a)、(c)では、電極付き中央凸状部材12と接する隔壁がセルの短辺であり、図11(b)、(d)では、電極付き中央凸状部材12と接する隔壁がセルの長辺である。
図11に示す例では、1表示単位を、図中点線で囲むように、白色表示媒体を封入したセル1つと黒色表示媒体を封入したセル1つとの2つにより構成している。なお、白色表示媒体を封入したセルには黒色の凸状部分の頂上を含む部分面5Bを有する電極付き中央凸状部材12を配置し、黒色表示媒体を封入したセルには白色の凸状部分の頂上を含む部分面5Wを有する電極付き中央凸状部材12を配置している。
以下、本発明の情報表示用パネルを構成する各部材について説明する。
基板については、表示面側基板は情報表示用パネル外側から表示媒体の色が確認できる透明な基板であり、可視光の透過率が高くかつ耐熱性の良い材料が好適である。背面側基板は透明でも不透明でもかまわない。基板材料を例示すると、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、アクリル等のプラスチック系基板やガラス基板を用いる。背面側をプラスチック系基板とすると、セルに設ける中央凸状部材を形成しやすいので好ましい。基板の厚みは、2〜5000μmが好ましく、さらに5〜2000μmが好適であり、薄すぎると、強度、基板間の間隔均一性を保ちにくくなり、5000μmより厚いと、薄型情報表示用パネルとする場合に不都合がある。
電極の形成材料としては、アルミニウム、銀、ニッケル、銅、金等の金属類や酸化インジウム錫(ITO)、亜鉛ドープ酸化インジウム(IZO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(AZO)、酸化インジウム、導電性酸化錫、アンチモン錫酸化物(ATO)、導電性酸化亜鉛等の導電金属酸化物類、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンなどの導電性高分子類が例示され適宜選択して用いられる。電極の形成方法としては、上記例示の材料をスパッタリング法、真空蒸着法、CVD(化学蒸着)法、塗布法等で薄膜状に形成する方法や、導電剤を溶媒や合成樹脂バインダーに混合して塗布したりする方法の他、金属箔をラミネートする方法(例えば、圧延銅箔)が用いられる。視認側であり透明である必要のある表示面側基板に設ける電極は透明である必要があるが、背面側基板に設ける電極は透明である必要はない。いずれの場合もパターン形成可能で導電性である上記材料を好適に用いることができる。なお、表示面側基板に設ける電極の厚みは、導電性が確保でき光透過性に支障がなければ良く、0.01〜10μm、好ましくは0.05〜5μmである。中央凸状部材を構成する電極の厚みは、0.01〜10μm、好ましくは0.05〜5μmである。電極付き中央凸状部材を構成する基材は、加工性の面からはエンボス加工が容易に行えるプラスチック材料が好ましい。また、電極付き中央凸状部材を構成する電極材料としては圧延性のよい金属材料が好ましい。
情報表示用パネルの基板間の空間にセルを形成するための隔壁において、隔壁の高さや幅は表示にかかわる表示媒体の種類により適宜最適設定され、一概には限定されないが、隔壁の幅は2〜100μm、好ましくは3〜50μmに、隔壁の高さは10〜500μm、好ましくは10〜200μmに調整される。表示側基板と背面側基板とを重ね合わせて得られる情報表示用パネルにおけるセルは図12に示すごとく、基板平面方向からみて四角形状、三角形状、六角形状等の多角形状が例示されるが、円形状、楕円形状、レーストラック形状などいずれでもよいし、異なる形状を組み合わせてもよい。このうち、このうち表示媒体が移動しやすいものとして角丸付きの多角形状(特には角丸付き四角形状)、円形状、楕円形状、レーストラック形状が好ましい。配置としては格子状が好ましく、角丸付き四角形のセルを格子状に配置する構成が好ましく用いられる。表示面側から見える隔壁断面部分に相当する部分(隔壁の幅によって形成されるセルの枠部の面積)はできるだけ小さくした方が良く、表示状態の鮮明さが増す。
ここで、隔壁の形成方法を例示すると、金型転写法、スクリーン印刷法、サンドブラスト法、フォトリソ法、アディティブ法が挙げられる。いずれの方法も好適に用いることができるが、これらのうち、レジストフィルムを用いるフォトリソ法や金型転写法が好適に用いられる。
次に、本発明の情報表示用パネルにおいて表示媒体を構成する表示用粒子(以下、粒子ともいう)について説明する。表示媒体は、表示用粒子だけで構成したり、その他の粒子と合わせて構成したりする。
粒子には、その主成分となる樹脂に、必要に応じて、従来と同様に、荷電制御剤、着色剤、無機添加剤等を含ますことができる。以下に、樹脂、荷電制御剤、着色剤、その他添加剤を例示する。
樹脂の例としては、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アクリルウレタン樹脂、アクリルウレタンシリコーン樹脂、アクリルウレタンフッ素樹脂、アクリルフッ素樹脂、シリコーン樹脂、アクリルシリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレンアクリル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ブチラール樹脂、塩化ビニリデン樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスルフォン樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられ、2種以上混合することもできる。特に、基板との付着力を制御する観点から、アクリルウレタン樹脂、アクリルシリコーン樹脂、アクリルフッ素樹脂、アクリルウレタンシリコーン樹脂、アクリルウレタンフッ素樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂が好適である。
荷電制御剤としては、特に制限はないが、負荷電制御剤としては例えば、サリチル酸金属錯体、含金属アゾ染料、含金属(金属イオンや金属原子を含む)の油溶性染料、4級アンモニウム塩系化合物、カリックスアレン化合物、含ホウ素化合物(ベンジル酸ホウ素錯体)、ニトロイミダゾール誘導体等が挙げられる。正荷電制御剤としては例えば、ニグロシン染料、トリフェニルメタン系化合物、4級アンモニウム塩系化合物、ポリアミン樹脂、イミダゾール誘導体等が挙げられる。その他、超微粒子シリカ、超微粒子酸化チタン、超微粒子アルミナ等の金属酸化物、ピリジン等の含窒素環状化合物及びその誘導体や塩、各種有機顔料、フッ素、塩素、窒素等を含んだ樹脂等も荷電制御剤として用いることもできる。
着色剤としては、以下に例示するような、有機または無機の各種、各色の顔料、染料が使用可能である。
黒色着色剤としては、カーボンブラック、酸化銅、二酸化マンガン、アニリンブラック、活性炭等がある。
青色着色剤としては、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBC等がある。
赤色着色剤としては、ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀、カドミウム、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウォッチングレッド、カルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3B、C.I.ピグメントレッド2等がある。
黄色着色剤としては、黄鉛、亜鉛黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファーストイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキ、C.I.ピグメントイエロー12等がある。
緑色着色剤としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、C.I.ピグメントグリーン7、マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエローグリーンG等がある。
橙色着色剤としては、赤色黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダンスレンブリリアントオレンジGK、C.I.ピグメントオレンジ31等がある。
紫色着色剤としては、マンガン紫、ファーストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ等がある。
白色着色剤としては、亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛等がある。
体質顔料としては、バライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、
タルク、アルミナホワイト等がある。また、塩基性、酸性、分散、直接染料等の各種染料として、ニグロシン、メチレンブルー、ローズベンガル、キノリンイエロー、ウルトラマリンブルー等がある。
無機系添加剤の例としては、酸化チタン、亜鉛華、硫化亜鉛、酸化アンチモン、炭酸カルシウム、鉛白、タルク、シリカ、ケイ酸カルシウム、アルミナホワイト、カドミウムイエロー、カドミウムレッド、カドミウムオレンジ、チタンイエロー、紺青、群青、コバルトブルー、コバルトグリーン、コバルトバイオレット、酸化鉄、カーボンブラック、マンガンフェライトブラック、コバルトフェライトブラック、銅粉、アルミニウム粉などが挙げられる。
これらの顔料および無機系添加剤は、単独であるいは複数組み合わせて用いることができる。このうち特に黒色顔料としてカーボンブラックが、白色顔料として酸化チタンが好ましい。
上記着色剤を配合して所望の色の表示用粒子を作製できる。
また、本発明に用いる表示用粒子は平均粒子径d(0.5)が、1〜20μmの範囲であり、均一で揃っていることが好ましい。平均粒子径d(0.5)がこの範囲より大きいと表示上の鮮明さに欠け、この範囲より小さいと粒子同士の凝集力が大きくなりすぎるために表示媒体としての移動に支障をきたすようになる。
更に本発明に用いる表示用粒子では、各粒子の粒子径分布に関して、下記式に示される粒子径分布Spanを5未満、好ましくは3未満とする。
Span=(d(0.9)−d(0.1))/d(0.5)
(但し、d(0.5)は粒子の50%がこれより大きく、50%がこれより小さいという粒子径をμmで表した数値、d(0.1)はこれ以下の粒子の比率が10%である粒子径をμmで表した数値、d(0.9)はこれ以下の粒子が90%である粒子径をμmで表した数値である。)
Spanを5以下の範囲に納めることにより、各粒子のサイズが揃い、表示媒体としての均一な移動が可能となる。
さらにまた、各表示用粒子の相関について、使用した粒子の内、最大径を有する粒子のd(0.5)に対する最小径を有する粒子のd(0.5)の比を50以下、好ましくは10以下とすることが肝要である。
なお、上記表示用粒子の粒子径分布および粒子径は、レーザー回折/散乱法などから求めることができる。測定対象となる粒子にレーザー光を照射すると空間的に回折/散乱光の光強度分布パターンが生じ、この光強度パターンは粒子径と対応関係があることから、粒子径および粒子径分布が測定できる。
ここで、本発明における粒子径および粒子径分布は、体積基準分布から得られたものである。具体的には、Mastersizer2000(Malvern Instruments Ltd.)測定機を用いて、窒素気流中に粒子を投入し、付属の解析ソフト(Mie理論を用いた体積基準分布を基本としたソフト)にて、粒子径および粒子径分布の測定を行うことができる。
表示用粒子の帯電量は当然その測定条件に依存するが、情報表示用パネルにおける表示用粒子の帯電量はほぼ、初期帯電量、隔壁との接触、基板との接触、経過時間に伴う電荷減衰に依存し、特に表示用粒子の帯電挙動の飽和値が支配因子となっているということが分かった。
本発明者らは鋭意検討の結果、ブローオフ法において同一のキャリア粒子を用いて、表示用粒子の帯電量測定を行うことにより、表示用粒子の適正な帯電特性値の範囲を評価できることを見出した。
更に、本発明の情報表示用パネルを、気体中空間で粒子からなる表示媒体を駆動する乾式の情報表示用パネルとして構成する場合は、表示媒体を取り巻く空隙部分の気体の管理が重要であり、表示安定性向上に寄与する。具体的には、空隙部分の気体の湿度について、25℃における相対湿度を60%RH以下、好ましくは50%RH以下とすることが重要である。
この空隙部分とは、例えば、図1(a)において、対向する基板1、基板2に挟まれる部分から、電極5、6(電極を基板内側に設けた場合)、表示媒体3の占有部分、隔壁4の占有部分、中央凸状部材11の占有部分、情報表示用パネルのシール部分を除いた、いわゆる表示媒体が接する気体部分を指すものとする。
空隙部分の気体は、先に述べた湿度領域であれば、その種類は問わないが、乾燥空気、乾燥窒素、乾燥アルゴン、乾燥ヘリウム、乾燥二酸化炭素、乾燥メタンなどが好適である。この気体は、その湿度が保持されるように情報表示用パネルに封入することが必要であり、例えば、表示媒体を構成する粒子の充填、情報表示用パネルの組み立てなどを所定湿度環境下にて行い、さらに、外からの湿度侵入を防ぐシール剤、シール方法を施すことが肝要である。セル内空間を気体空間とする情報表示用パネルが好ましいが、セル内空間を透明な絶縁液体空間とすることもできる。
本発明の情報表示用パネルにおける基板と基板との間隔は、表示媒体が移動できて、コントラストを維持できればよいが、通常10〜500μm、好ましくは10〜200μmに調整される。
対向する基板間のセル内空間における表示媒体の体積占有率は5〜70%が好ましく、さらに好ましくは5〜60%である。70%を超える場合には表示媒体としての移動に支障をきたし、5%未満の場合にはコントラストが不明確となり易い。
上述した本発明の情報表示用パネルでは、1つのセル内で1色の表示媒体を移動させて情報画像の表示を行うようにしたので、表示媒体同士が移動時に衝突し合うことがなくなりスムーズに移動出来るようになり、白画像表示時に一部黒色表示媒体が混在して白色度を低下させたり、黒画像表示時に一部白色表示媒体が混在して黒色度を低下させたりすることがなくなり表示画質が向上した。また、本発明の情報表示用パネルでは、電極付き中央凸状部材12の表面に電極5が存在し、対向電極5、6の距離が小さく構成されているため、これまでよりも小さな印加電圧で表示媒体駆動が行えるようになった。
また、上述した本発明の情報表示用パネルでは、電極付き中央凸状部材12を構成する中央凸状部材11として中空形状の例を示したが、中実形状の中空凸状部材11を使用することもできる。
本発明の情報表示用パネルは、ノートパソコン、電子手帳、PDA(Personal Digital Assistants)と呼ばれる携帯型情報機器、携帯電話、ハンディーターミナル等のモバイル機器の表示部、電子書籍、電子新聞、電子マニュアル(取扱説明書)等の電子ペーパー、看板、ポスター、黒板(ホワイトボード)等の掲示板、電子卓上計算機、家電製品、自動車用品等の表示部、ポイントカード、ICカード等のカード表示部、電子広告、情報ボード、電子POP(Point Of Presence、Point Of Purchase advertising)、電子値札、電子棚札、電子楽譜、RF−ID機器の表示部のほか、POS端末、カーナビゲーション装置、時計など様々な電子機器の表示部に好適に用いられる。
なお、本発明の情報表示用パネルの駆動方式については、パネル自体にスイッチング素子を用いない単純マトリックス駆動方式やスタティック駆動方式、また、薄膜トランジスタ(TFT)で代表される三端子スイッチング素子あるいは薄膜ダイオード(TFD)で代表される二端子スイッチング素子を用いたアクティブマトリックス駆動方式など、種々のタイプの駆動方式を適用することができる。
(a)、(b)はそれぞれ本発明の第1発明に係る情報表示用パネルの一例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の第2発明に係る情報表示用パネルの一例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の第2発明に係る情報表示用パネルの他の例を示す図である。 (a)〜(e)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの製造方法の一例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルのセルの構成例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルのセルの他の構成例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルのセルの他の構成例を示す図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルのセルの他の構成例を示す図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルのセルのさらに他の構成例を示す図である。 (a)〜(h)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの1表示単位の構成例である。 (a)〜(d)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの1表示単位の他の構成例である。 本発明の情報表示用パネルにおける隔壁の形状の一例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ従来の帯電粒子電界駆動方式表示パネルの代表例である。 (a)、(b)はそれぞれ従来の帯電粒子電界駆動方式表示パネルの他の代表例である。
符号の説明
1、36 背面側基板
2、39 表示面側透明基板
3 表示媒体
3W 白色表示媒体
3B 黒色表示媒体
3R 赤色表示媒体
4、38 隔壁
5、6、32、37 電極
5B 黒色層
5W 白色層
11 中央凸状部材
12 電極付き中央凸状部材
22R 赤色カラーフィルタ
22G 緑色カラーフィルタ
22BL 青色カラーフィルタ
31 シート
32 電極
33 ライン電極付きシートあるいは個別電極付きシート
34 凸状部分
35 着色層

Claims (14)

  1. 電界駆動可能な粒子からなる少なくとも1色の表示媒体を基板間の隔壁で互いに隔離されたセルによる空間に封入し、両基板側に設けた電極で形成された対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させることによって画像等の情報表示を書換えできるドットマトリックス型表示方式の情報表示用パネルにおいて、
    1つのセルまたは隣り合う複数のセルで1表示単位を構成し、
    各セルの背面側基板に、中央凸状部材および中央凸状部材の表面を覆う電極からなる電極付き中央凸状部材を設け、前記表示媒体の色とは異なる色を少なくとも電極付き中央凸状部材の上面に設け、前記電極付き中央凸状部材上面と表示側透明基板との間および前記電極付き中央凸状部材と隔壁との間、に表示媒体が配置される空間を形成する
    ことを特徴とする情報表示用パネル。
  2. 前記1表示単位が、1以上16以下のセルによって構成されることを特徴とする請求項1に記載の情報表示用パネル。
  3. 前記表示媒体の色を、色座標上白色から遠い色とし、前記電極付き中央凸状部材の上面の色を白色とすることを特徴とする請求項1または2に記載の情報表示用パネル。
  4. 前記表示媒体の色を白色とし、前記電極付き中央凸状部材の上面の色を、色座標上白色から遠い色とすることを特徴とする請求項1または2に記載の情報表示用パネル。
  5. 電界駆動可能な粒子からなる少なくとも2色の表示媒体を基板間の隔壁で互いに隔離されたセルによる空間に封入し、両基板側に設けた電極で形成された対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させることによって画像等の情報表示を書換えできるドットマトリックス型表示方式の情報表示用パネルにおいて、
    第1色の表示媒体を封入した1つ以上のセルと第2色の表示媒体を封入した1つ以上のセルとからなる複数のセルで1表示単位を構成し、
    各セルの背面側基板に、中央凸状部材および中央凸状部材の表面を覆う電極からなる電極付き中央凸状部材を設け、第1色の表示媒体が封入されたセルの電極付き中央凸状部材上面は第2色の表示媒体と同系色とし、第2色の表示媒体が封入されたセルの電極付き中央凸状部材上面は第1色の表示媒体と同系色とし、前記電極付き中央凸状部材上面と表示側透明基板との間および前記電極付き中央凸状部材と隔壁との間、に表示媒体が配置される空間を形成する
    ことを特徴とする情報表示用パネル。
  6. 前記第1色の表示媒体の色と前記第2色の表示媒体の色とが色座標上遠いものであることを特徴とする請求項5に記載の情報表示用パネル。
  7. 前記1表示単位が、2以上16以下のセルによって構成されることを特徴とする請求項5または6に記載の情報表示用パネル。
  8. 前記電極付き中央凸状部材上面の色が、同じセル内に封入された表示媒体の色とは異なる色であって、別のセル内に封入された別の色の表示媒体と同系色であることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の情報表示用パネル。
  9. 第1色の表示媒体の色が白色であって、第2色の表示媒体の色が、色座標上白色から遠い色である情報表示用パネルにおいて、前記電極付き中央凸状部材上面の色が、白色であることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の情報表示用パネル。
  10. 前記電極付き中央凸状部材と前記セルを形成する隔壁とにより形成される空間を、表示媒体が配置される空間とすることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報表示用パネル。
  11. 前記電極付き中央凸状部材が背面側基板のセル中央に設けられ、前記電極付き中央凸状部材と前記セルを形成する全ての隔壁との間に表示媒体が配置される空間を形成することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の情報表示用パネル。
  12. 前記電極付き中央凸状部材の高さHtが、基板間の距離Hwに対して、
    Hw/4≦Ht≦Hw/2
    を満たすことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の情報表示用パネル。
  13. 表示媒体が配置される空間における、前記電極付き中央凸状部材側面部と隔壁との距離Wtが、表示媒体を構成する粒子の平均粒子径d(0.5)に対して、
    3×d(0.5)≦Wt
    を満たすことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の情報表示用パネル。
  14. 電極付き中央凸状部材の高さHtと、基板間の距離Hwとが、表示媒体を構成する粒子の平均粒子径d(0.5)に対して、
    3×d(0.5)≦Hw
    2×d(0.5)<Hw−Ht
    を満たすことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の情報表示用パネル。
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