JP2008299202A - 情報表示用パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】白色度および黒色度を低下させることなく鮮明な画像表示が行える情報表示用パネルを提供する。
【解決手段】電界駆動可能な粒子からなる少なくとも1色の表示媒体を基板間の隔壁で互いに隔離されたセルによる空間に封入し、両基板側に設けた電極で形成された対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させることによって画像等の情報表示を書換えできるドットマトリックス型表示方式の情報表示用パネルにおいて、1つのセルまたは隣り合う複数のセルで1表示単位を構成し、各セルの背面側基板に前記表示媒体の色とは異なる色を少なくとも上面に有する中央凸状部材を設け、前記中央凸状部材上面と表示側透明基板との間および前記中央凸状部材と隔壁との間に表示媒体が配置される空間を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電界駆動可能な粒子からなる少なくとも1色の表示媒体を基板間の隔壁で互いに隔離されたセルによる空間に封入し、両基板側に設けた電極で形成された対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させることによって画像等の情報表示を書換えできるドットマトリックス型表示方式の情報表示用パネルに関するものである。
従来、液晶表示装置(LCD)に代わる情報表示装置に用いる表示パネルとして、マイクロカプセルを用いた電気泳動粒子駆動型表示パネルや、電子粉流体方式表示パネルなどの電界駆動可能な粒子からなる表示媒体を用いた情報表示用パネルを搭載した情報表示装置が知られている。
電子粉流体方式表示パネルとしては、少なくとも一方が透明な対向する2枚の基板間の空間に、少なくとも1種類以上の粒子から構成される光学的反射率および帯電性を有する表示媒体を少なくとも1種類以上封入し、表示媒体に電界を付与することによって、表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する方式の情報表示用パネルを用いたものが知られている(例えば特許文献1)。
上述した帯電粒子で構成された表示媒体を電界駆動する方式の情報表示用パネルの代表例を、図20〜図22を用いて説明する。
電界駆動可能な帯電粒子で構成された表示媒体33を2枚の基板31、32間の空間に封入し、基板31、32のそれぞれに設けた電極35、36から電界を付与することで、表示媒体33を移動させて画像等の情報表示を書き換えできるドットマトリックス型表示方式の両面表示可能な情報表示用パネルを示している。また、表示媒体33を封入する基板31、32間の空間は、隔壁34により複数のセル(小部屋)37で仕切られている。これにより、封入した表示媒体33が偏ることを防止できる。なお、図22に示すように、表示媒体33をマイクロカプセル49に封止した場合には、このマイクロカプセルがセル(小部屋)の機能を有するので、さらにセル(小部屋)を設けなくても良い。
図20(a)、(b)に示す例では、それぞれのセル37に、白色表示媒体33Wと黒色表示媒体33Bとの2色の組み合わせの表示媒体を封入して白黒ドット表示している。図20(a)、(b)ともに全ての白色表示媒体を表示面側基板に移動させて、白表示を観察者に対して行っている。図20(a)と図20(b)との相違点は、図20(a)に示す例では画素(表示単位)をライン電極35、36が交差して形成する対電極で構成しているのに対し、図20(b)に示す例では画素(表示単位)を個別電極35、36からなる対電極で構成している点である。
図21(a)、(b)に示す例では、3つのセル37を表示単位(1画素:1ドット)とし、それぞれのセル37の視認側に、3原色カラーフィルタ41R、41G、41BLを配置し、白色表示媒体33Wと黒色表示媒体33Bの2色の表示媒体によってカラー表示している。図21(a)、(b)とも観察者に対し青色ドット表示を行っている。図21(a)と図21(b)との相違点は、図21(a)に示す例では表示単位とする3つのセルに対応するライン電極35、36が交差して形成する対電極で1画素(ピクセル)を構成しているのに対し、図21(b)に示す例では表示単位とする3つのセルに対応する個別電極35、36からなる対電極で1ピクセルを構成している点である。
図22(a)、(b)に示す例では、上述の、隔壁34で形成されたセルの代わりに、白黒2色の帯電粒子からなる表示媒体を絶縁液体48とともに充填したマイクロカプセル49を配置している。図22(a)と図22(b)との相違点は、図22(a)に示す例では画素(表示単位)をライン電極35、36が交差して形成する対電極で構成しているのに対し、図22(b)に示す例では画素(表示単位)を個別電極35、36からなる対電極で構成している点である。
国際公開第2003/050606号パンフレット
上述した情報表示用パネルの代表例では、2枚の基板間に、隔壁で形成されたセルやマイクロカプセル型のセルを配置し、そのセルの1つ1つに2色の電界駆動可能な表示媒体(例えば、白色帯電粒子と黒色帯電粒子)を封入した構成としており、1つのセル内で2色の表示媒体を移動させて情報画像の表示を行っている。
2色の表示媒体は電界に対して互いに反対の方向に移動しようとするため、移動時に衝突し合いスムーズに移動できない場合があった。
そのため、白画像表示時に一部黒色表示媒体が混在して白色度を低下させたり、逆に、黒画像表示時に一部白色表示媒体が混在して黒色度を低下させたりする問題があった。
本発明の目的は上述した問題点を解消して、白色度および黒色度を低下させることなく鮮明な画像表示が行える情報表示用パネルを提供することにある。
本発明の情報表示用パネルの第1発明は、電界駆動可能な粒子からなる少なくとも1色の表示媒体を基板間の隔壁で互いに隔離されたセルによる空間に封入し、両基板側に設けた電極で形成された対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させることによって画像等の情報表示を書換えできるドットマトリックス型表示方式の情報表示用パネルにおいて、1つのセルまたは隣り合う複数のセルで1表示単位を構成し、各セルの背面側基板に前記表示媒体の色とは異なる色を少なくとも上面に有する中央凸状部材を設け、前記中央凸状部材上面と表示側透明基板との間および前記中央凸状部材と隔壁との間、に表示媒体が配置される空間を形成することを特徴とするものである。
本発明の情報表示用パネルの第1発明において、前記1表示単位が、1以上16以下のセルによって構成されること、または、前記表示媒体の色を白以外の色とし、前記中央凸状部材の色を白色とすることが好適である。
本発明の情報表示用パネルの第2発明は、電界駆動可能な粒子からなる少なくとも2色の表示媒体を基板間の隔壁で互いに隔離されたセルによる空間に封入し、両基板側に設けた電極で形成された対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させることによって画像等の情報表示を書換えできるドットマトリックス型表示方式の情報表示用パネルにおいて、第1色の表示媒体を封入した1つ以上のセルと第2色の表示媒体を封入した1つ以上のセルとからなる複数のセルで1表示単位を構成し、各セルの背面側基板に中央凸状部材を設け、前記中央凸状部材上面と表示側透明基板との間および前記中央凸状部材と隔壁との間、に表示媒体が配置される空間を形成する
ことを特徴とするものである。
本発明の情報表示用パネルの第1発明において、前記1表示単位が、2以上16以下のセルによって構成されること、前記中央凸状部材上面の色が、白色であること、あるいは、前記中央凸状部材が、透明無色であり、表面にミクロな凹凸を有することが好適である。
また、本発明の情報表示用パネルの第1発明および第2発明において、前記中央凸状部材が背面側基板のセル中央に設けられ、前記中央凸状部材と前記セルを形成する全ての隔壁との間に表示媒体が配置される空間を形成することが好適である。
また、本発明の情報表示用パネルの第1発明および第2発明において、前記セルが四角形の場合、前記中央凸状部材と、前記セルを形成する隔壁のうち1乃至4つの隔壁とにより、表示媒体が配置される空間を形成することが好適である。
また、本発明の情報表示用パネルの第1発明および第2発明において、前記中央凸状部材上面の色が、前記中央凸状部材が配置されているセルに封入された表示媒体の色と異なる色であることが好適である。
また、本発明の情報表示用パネルの第1発明および第2発明において、前記中央凸状部材の高さHtが、基板間の距離Hwに対して、
Hw/4≦Ht≦Hw/2
を満たすことが好適である。
また、本発明の情報表示用パネルの第1発明および第2発明において、表示媒体が配置される空間における、前記中央凸状部材側面部と隔壁との距離Wtが、表示媒体を構成する粒子の平均粒子径d(0.5)に対して、
3×d(0.5)≦Wt
を満たすことが好適である。
また、本発明の情報表示用パネルの第1発明および第2発明において、中央凸状部材の高さHtと、基板間の距離Hwとが、表示媒体を構成する粒子の平均粒子径d(0.5)に対して、
3×d(0.5)≦Hw
2×d(0.5)<Hw−Ht
を満たすことが好適である。
本発明の第1発明および第2発明によれば、電界駆動可能な粒子からなる少なくとも1色の表示媒体を基板間の隔壁で互いに隔離されたセルによる空間に封入し、両基板側に設けた電極で形成された対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させることによって画像等の情報表示を書換えできるドットマトリックス型表示方式の情報表示用パネルにおいて、1つのセルまたは隣り合う複数のセルで1表示単位を構成し、各セルの背面側基板に前記表示媒体の色とは異なる色を少なくとも上面に有する中央凸状部材を設け、前記中央凸状部材上面と表示側透明基板との間および前記中央凸状部材と隔壁との間に表示媒体が配置される空間を形成すること、あるいは、少なくとも2色の表示媒体を用いる場合、第1色の表示媒体を封入した1つ以上のセルと第2色の表示媒体を封入した1つ以上のセルとからなる複数のセルで1表示単位を構成し、各セルの背面側基板に中央凸状部材を設け、前記中央凸状部材上面と表示側透明基板との間および前記中央凸状部材と隔壁との間に表示媒体が配置される空間を形成することにより、白色度および黒色度を低下させることなく鮮明な画像表示が行える情報表示用パネルを提供することが可能となる。
まず、本発明の情報表示用パネルの基本的な構成について説明する。本発明の情報表示用パネルでは、対向する2枚の基板間の空間に封入した少なくとも1種類以上の粒子で構成された光学的反射率と帯電性とを有する表示媒体に電界が付与される。付与された電界方向にそって、帯電した表示媒体が電界による力やクーロン力などによって引き寄せられ、表示媒体が電界方向の変化によって移動することにより、画像等の情報表示がなされる。従って、表示媒体が、均一に移動し、かつ、繰り返し表示を書き換える時あるいは表示情報を継続して表示する時の安定性を維持できるように、情報表示用パネルを設計する必要がある。ここで、表示媒体を構成する粒子にかかる力は、粒子同士のクーロン力により引き付けあう力の他に、電極や基板との電気鏡像力、分子間力、液架橋力、重力などが考えられる。
本発明の情報表示用パネルの例を、図1(a)、(b)〜図9(a)、(b)に基づき説明する。
図1(a)、(b)に示す例では、1種類の黒色表示媒体3Bを、隔壁4で形成された各セルに封入し、1個のセルで1表示単位(画素)としている。この黒色表示媒体3Bは、背面側基板1に設けた電極5(ライン電極)と表示面側透明基板2に設けた電極6(ライン電極)とが交差して形成する対電極の間に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、基板1、2と垂直に移動する。各セル内の背面側基板1には、少なくとも上面が白色を呈する白色中央凸状部材11Wを設ける。白色中央凸状部材11Wは各セル内の背面側基板1の中央部に設けられ、中央凸状部材11と隔壁4との空間に背面側基板1の方に移動した黒色表示媒体3Bを配置する。このように背面側基板1の方に移動した表示媒体はセルの端に位置するようになり観察者から見えなくなる。
そして、図1(a)に示すように白色中央凸状部材11Wと黒色表示媒体3Bとを観察者に視認させて白黒のドット表示を行ったり、図1(b)に示すように黒色表示媒体3Bと白色中央凸状部材11Wとを観察者に視認させて白黒のドット表示を行ったりする。黒色表示媒体の移動のさせ方で白ドット黒ドットによる白黒表示を行うことができる。
なお、図1(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。
中央凸状部材の色と、表示媒体の色は異なる色であれば、その組合せは白黒に限るものではない。
中央凸状部材は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルサルフォン(PES)、アクリル等のプラスチック系基板をエンボス加工すると容易に形成できる。その他、背面側基板にフォトリソ法やプリンティング法を用いて形成したり、スパッタリング法、真空蒸着法、CVD(化学蒸着)法、塗布法を用いて形成したりする。
図2(a)、(b)に示す例では、1種類の黒色表示媒体3Bを、隔壁4で形成された各セルに封入し、2個のセルで1表示単位(画素)としている。図2の構成は、1表示単位を1個のセルではなく2個のセルで構成している以外は図1の構成と同様である。
図3(a)、(b)に示す例では、1種類の黒色表示媒体3Bを、隔壁4で形成された各セルに封入し、3個のセルで1表示単位(画素)としている。図3の構成は、1表示単位を1個のセルではなく3個のセルで構成している以外は図1の構成と同様である。
図4(a)、(b)に示す例では、1種類以上の粒子から構成される光学的反射率および帯電特性の異なる2種類の表示媒体3(白色表示媒体3Wと黒色表示媒体3B)を、隔壁4で形成された各セルに封入し、白色表示媒体3Wを封入したセルと黒色表示媒体3Bを封入したセルとの2個のセルで1表示単位(画素)としている。この2種類の表示媒体3は、背面側基板1に設けた電極5(ライン電極)と表示面側透明基板2に設けた電極6(ライン電極)とが交差して形成する対電極の間に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、基板1、2と垂直に移動する。各セル内の背面側基板1には、中央凸状部材11を設ける。白色表示媒体3Wを封入したセルには少なくとも上面が黒色を呈する黒色中央凸状部材11Bを、黒色表示媒体3Bを封入したセルには少なくとも上面が白色を呈する白色中央凸状部材11Wを設けることが好適である。中央凸状部材11は各セル内の背面側基板1の中央部に設けられ、中央凸状部材11と隔壁4との空間に背面側基板1の方に移動した表示媒体3を配置する。このように背面側基板1の方に移動した表示媒体はセルの端に位置するようになり観察者から見えなくなる。
そして、図4(a)に示すように黒色表示媒体3Bおよび黒色中央凸状部材11Bを観察者に視認させて黒色の表示を行ったり、図4(b)に示すように白色表示媒体3Wおよび白色中央凸状部材11Wを観察者に視認させて白色の表示を行ったりする。図4に示すように、封入されている表示媒体の2色の組合せと、中央凸状部材の2色の組合せとを同じものとして用いることによって、表示画面の白色濃度および黒色濃度を向上することができる。
なお、図4(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。
図4において、全ての中央凸状部材の色を同色にしても良いが、この場合は、全て白色または無色とすることが好ましい。白色または無色の中央凸状部材を用いることによって、黒色濃度は低下するが白色濃度が向上し全体の明るさが向上する。
図5(a)、(b)に示す例では、1種類以上の粒子から構成される光学的反射率および帯電特性の異なる2種類の表示媒体3(白色表示媒体3Wと黒色表示媒体3B)を、隔壁4で形成された各セルに封入し、3個のセルで1表示単位(画素)としている。図5の構成は、1表示単位を2個のセルではなく3個のセルで構成している以外は図4の構成と同様である。
図6(a)、(b)に示す例では、1種類以上の粒子から構成される光学的反射率および帯電特性の異なる2種類の表示媒体3(白色表示媒体3Wと黒色表示媒体3B)を、隔壁4で形成された各セルに封入し、6個のセルで1表示単位(画素)としている。図6の構成は、1表示単位を2個のセルではなく6個のセルで構成している以外は図4の構成と同様である。
図7(a)、(b)に示す例では、1種類以上の粒子から構成される光学的反射率および帯電特性の異なる2種類の表示媒体3(白色表示媒体3Wと赤色表示媒体3R)を、隔壁4で形成された各セルに封入し、白色表示媒体3Wを封入したセルと赤色表示媒体3Rを封入したセルとの2個のセルで1表示単位(画素)としている。この2種類の表示媒体3は、背面側基板1に設けた電極5(個別電極)と表示面側透明基板2に設けた電極6(個別電極)とが交差して形成する対電極の間に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、基板1、2と垂直に移動する。各セル内の背面側基板1には、中央凸状部材11を設ける。白色表示媒体3Wを封入したセルには少なくとも上面が赤色を呈する赤色中央凸状部材11Rを、赤色表示媒体3Rを封入したセルには少なくとも上面が白色を呈する白色中央凸状部材11Wを設けることが好適である。中央凸状部材11は各セル内の背面側基板1の中央部に設けられ、中央凸状部材11と隔壁4との空間に背面側基板1の方に移動した表示媒体3を配置する。このように背面側基板1の方に移動した表示媒体はセルの端に位置するようになり観察者から見えなくなる。
そして、図7(a)に示すように白色表示媒体3Wおよび白色中央凸状部材11Wを観察者に視認させて白色の表示を行ったり、図7(b)に示すように赤色表示媒体3Rおよび赤色中央凸状部材11Rを観察者に視認させて赤色の表示を行ったりする。図7に示すように、封入されている表示媒体の2色の組合せと中央凸状部材の2色の組合せとを同じものとして用いることによって、表示画面の白色濃度および赤色濃度を向上することができる。
なお、図7(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。
図7において、全ての中央凸状部材の色を同色にしても良いが、この場合は、全て白色または無色とすることが好ましい。白色または無色の中央凸状部材を用いることによって、黒色濃度は低下するが白色濃度が向上し全体の明るさが向上する。
図8(a)、(b)に示す例では、まず、図8(a)に示すように、1種類以上の粒子から構成される光学的反射率および帯電特性の異なる2種類の表示媒体3(白色表示媒体3Wと黒色表示媒体3B)を、隔壁4で形成された各セルに封入し、白色表示媒体3Wを封入したセルと黒色表示媒体3Bを封入したセルとの2個のセルで1表示単位(画素)としている。この2種類の表示媒体3は、基板1の外側に配置した外部電界形成手段25の電極と基板2の外側に配置した外部電界形成手段26の電極とが形成する対電極の間に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、基板1、2と垂直に移動させる。各セル内の背面側基板1には、中央凸状部材11を設ける。白色表示媒体3Wを封入したセルには黒色中央凸状部材11Bを、黒色表示媒体3Bを封入したセルには白色中央凸状部材11Wを設けることが好適である。中央凸状部材11は各セル内の背面側基板1の中央部に設けられ、中央凸状部材11と隔壁4との空間に背面側基板1の方に移動した表示媒体3を配置する。このように背面側基板1の方に移動した表示媒体はセルの端に位置するようになり観察者から見えなくなる。そして、情報表示用パネルを、外部電界形成手段25と26の間から取り出すと、図8(b)に示すように白色表示媒体3Wおよび白色中央凸状部材11Wを観察者に視認させた白色表示を行うことができる。
なお、図8(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。また、基板1の内側には導電部材27を設けるとともに、基板2の内側には導電部材28を設けている。この導電部材は表示媒体を構成する粒子と基板との付着性に関与し、その都度導電性の最適設計に基づき設けられるが、設けなくてもよい。
図4〜8の例のように、少なくとも2色の表示媒体を用いる場合、1表示単位を構成するセル数としては2〜16個の範囲が好ましい。これは、1表示単位の面積が表示する画像の精細度に係るため、1表示単位に配置するセルの数を多くするためにはセル面積を小さくしなければならないが、表示媒体を構成する粒子の適正なサイズ(平均粒子径d(0.5))の範囲が、1〜20μmにあることからセル面積を小さくするには限界があるからである。
図9(a)、(b)に示す例では、基本の構成は図4に示す例と同じとし、白色表示媒体3Wを封入したセルと黒色表示媒体3Bを封入したセルとの2個のセルに対して1つのカラーフィルタを表示面側基板2に配置し、赤色カラーフィルタ22R、緑色カラーフィルタ22G、青色カラーフィルタ22BLを配置した6個のセルで1表示単位を構成するカラー表示の例を示している。各セル内の背面側基板1には、白色中央凸状部材11Wを設けている。
図9(a)に示すように、1表示単位中にあるすべての白色表示媒体3Wを観察者側に移動し、すべての黒色表示媒体3Bを背面側に移動することで、観察者に対し白色ドット表示を行い、図9(b)に示すように、赤色カラーフィルタ22Rが配置されたセルは白色表示媒体3Wを、緑色カラーフィルタ22Gおよび青色カラーフィルタ22BLが配置されたセルは黒色表示媒体3Bを観察者側に移動することで、観察者に対し赤色ドット表示を行っている。各セルの表示媒体の移動のさせ方で多色カラー表示ができる。なお、図9(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。
白色表示媒体を封入したセルと黒色表示媒体を封入したセルとの組合せは、図4および図5に示すように、白色表示媒体を封入したセルを1個、黒色表示媒体を封入したセルを1個としたり、白色表示媒体を封入したセルを2個、黒色表示媒体を封入したセルを1個としたり、と自由である。カラー表示においては白色表示媒体を封入したセルを多く組合わせるのが反射効率を高められ明るい表示となるので好ましい。また、カラーフィルタ毎に配置するセルの数を変えることによって表示状態を調整できる。
本発明の情報表示用パネルのセルの構成例を、図10(a)、(b)〜図14(a)〜(c)に基づき説明する。
各セルにおいて、対電極となる電極5、6はセル内側に封入した表示媒体と接するように配置する。この場合、電極エッジは隔壁に隠れないように配置するのが好ましい。
図10(a)〜図12(a)は本発明の情報表示用パネルのセルの上面図、図10(b)〜図12(b)はそれぞれ図10(a)〜図12(a)のA−A断面図である。
図10〜図12において、いずれも四角形のセルの中央に中央凸部材11を設け、中央凸部材11とセルを形成する4辺の隔壁4との間には空間を設けてある。この空間に背面側基板の電極に引き付けられた表示媒体が配置される。図10〜図12の違いはその断面図に示すように、中央凸部材11の形状にあり、図10(b)では中央凸部材11はその上部が曲率半径の大きい曲面形状であり、図11(b)では中央凸部材11は三角屋根の形状であり、図12(b)では中央凸部材11は角柱の上に三角屋根を重ねた形状である。
なお、図10(b)において、中央凸状部材11の高さHtが、対向する基板5、6の間の距離Hwに対して、
Hw/4≦Ht≦Hw/2
を満たすことが好適である。Ht<Hw/4の場合、表示媒体を構成する粒子が中央凸状部材11と隔壁との空間に収まりきらずに、中央凸状部材11との上にも配置されてしまうおそれがある。また、Hw/2<Htの場合、表示媒体を構成する粒子が中央凸状部材11の上部を移動しにくく、表示面となる基板面全体に広がりにくいというおそれがある。
また、中央凸部材11と、セルを形成する隔壁のうち少なくとも1辺の隔壁との間に空間を設ける場合、中央凸状部材11と隔壁との距離Wtが、表示媒体を構成する粒子の平均粒子径d(0.5)に対して、
3×d(0.5)≦Wt
を満たすことが好適である。上記の範囲にない場合、表示媒体を構成する粒子が中央凸状部材11と隔壁との空間に移動しにくかったり、収まりきらなかったりするおそれがある。
また、中央凸状部材の高さHtと、基板間の距離Hwとが、表示媒体を構成する粒子の平均粒子径d(0.5)に対して、
3×d(0.5)≦Hw
2×d(0.5)<Hw−Ht
を満たすことが好適である。上記の範囲としたのは、表示面側基板から中央凸状部材までの距離Hw−Htが小さいと、表示媒体を構成する粒子が移動しにくく、距離Hw−Htが大きいと、表示媒体を構成する粒子を移動させるために駆動電圧を高くする必要があるからである。
図13(a)、図14(a)は本発明の情報表示用パネルの他の例となるセルの上面図、図13(b)、図14(b)はそれぞれ図13(a)、図14(a)のA−A断面図、図13(c)、図14(c)はそれぞれ図13(a)、図14(a)のB−B断面図である。
図13、図14において、いずれも四角形のセルの対向する2辺の隔壁に接するように中央凸部材11を設け、その他の2辺の隔壁と中央凸部材11との間に空間を設け、この空間に背面側基板の電極に引き付けられた表示媒体が配置される。図13では、中央凸部材11と接する隔壁がセルの長辺であり、図14では、中央凸部材11と接する隔壁がセルの短辺である。図13、図14のその他の違いは、その断面図に示すように、中央凸部材11の形状にあり、図13(b)に示すように中央凸部材11は三角屋根の形状であり、図14(c)に示すように中央凸部材11は角柱の上に三角屋根を重ねた形状である。
中央凸状部材の水平方向の断面形状は、セル形状と合わせるのが好ましく、角丸付き四角形が好ましい。表示媒体の動きやすさを得るために、側面は平滑にするのが好ましい。
中央凸状部材は、中央凸状部材が配置されているセルに封入された表示媒体の色と異なる色であることが好適である。また、中央凸状部材は、白色、あるいは、透明無色でもよい。透明無色の中央凸状部材を用いる場合、頂上面には微細な凹凸があると、表面のミクロ凹凸による散乱反射を大きくでき、それゆえ白く見えるので好ましい。
本発明の情報表示用パネルの1表示単位の構成例を、図15(a)〜(h)〜図17(a)〜(h)に基づき説明する。
図15(a)〜(d)は白表示時、図15(e)〜(h)は図15(a)〜(d)にそれぞれ対応する黒表示時の本発明の情報表示用パネルの1表示単位の構成例である。
図15に示す例は、上述した図10〜図12に示す例のように、いずれも四角形のセルの中央に中央凸部材11を設け、中央凸部材11とセルを形成する4辺の隔壁4との間には空間を設けてあり、この空間に背面側基板の電極に引き付けられた表示媒体が配置される。
図15(a)、(e)に示す例では、1表示単位を、図中点線で囲むように、白色表示媒体を封入したセル1つと黒色表示媒体を封入したセル1つとの2つにより構成している。なお、白色表示媒体を封入したセルには黒色中央凸状部材11Bを配置し、黒色表示媒体を封入したセルには白色中央凸状部材11Wを配置している。
図15(b)、(f)に示す例では、1表示単位を、図中点線で囲むように、白色表示媒体を封入したセル4つと黒色表示媒体を封入したセル2つとの6つにより構成している。なお、白色中央凸状部材11Wを全てのセルに配置しているが、透明中央凸状部材を用いてもよい。
図15(c)、(g)に示す例では、1表示単位を、図中点線で囲むように、白色表示媒体を封入したセル4つと黒色表示媒体を封入したセル2つとの6つにより構成している。なお、白色中央凸状部材11Wを全てのセルに配置しているが、透明中央凸状部材を用いてもよい。
図15(d)、(h)に示す例では、1表示単位を、図中点線で囲むように、白色表示媒体を封入したセル3つと黒色表示媒体を封入したセル3つとの6つにより構成している。なお、白色中央凸状部材11Wを全てのセルに配置しているが、透明中央凸状部材を用いてもよい。
図16(a)、(b)はそれぞれ、白表示時および黒表示時の本発明の情報表示用パネルの1表示単位の構成例である。
図16に示す例は、上述した図10〜図12に示す例のように、いずれも四角形のセルの中央に中央凸部材11を設け、中央凸部材11とセルを形成する4辺の隔壁4との間には空間を設けてあり、この空間に背面側基板の電極に引き付けられた表示媒体が配置される。
1表示単位を、図中点線で囲むように、白色表示媒体を封入したセル4つと黒色表示媒体を封入したセル4つとの8つにより構成している。なお、白色表示媒体を封入したセルには黒色中央凸状部材11Bを配置し、黒色表示媒体を封入したセルには白色中央凸状部材11Wを配置している。
図17(a)〜(h)は本発明の情報表示用パネルの1表示単位のその他の構成例である。図17に示す例は、上述した図10〜図12に示す例のように、いずれも四角形のセルの中央に中央凸部材11を設け、中央凸部材11とセルを形成する4辺の隔壁4との間には空間を設けてあり、この空間に背面側基板の電極に引き付けられた表示媒体が配置される。
図17(a)は白表示時、図17(e)は黒表示時を示し、1表示単位を、図中点線で囲むように、白色表示媒体を封入したセル4つと黒色表示媒体を封入したセル4つとの8個により構成している。なお、白色表示媒体を封入したセルには黒色中央凸状部材11Bを配置し、黒色表示媒体を封入したセルには白色中央凸状部材11Wを配置している。
図17(b)は白表示時、図17(f)は黒表示時を示し、1表示単位を、図中点線で囲むように、白色表示媒体を封入したセル8つと黒色表示媒体を封入したセル8つとの16個により構成している。なお、白色表示媒体を封入したセルには黒色中央凸状部材11Bを配置し、黒色表示媒体を封入したセルには白色中央凸状部材11Wを配置している。
図17右側に示す、(c)、(g)、(d)、(h)は、本第1発明に対する実施例であり、図17(c)、(g)に示す例では、全てのセルに黒色表示媒体と白色中央凸状部材を配置し、1表示単位を、図中点線で囲むように、6つのセルにより構成している。なお、白色中央凸状部材11Wを全てのセルに配置しているが、1表示単位を構成するセルの一部に透明中央凸状部材や黒色中央凸状部材を用いてもよい。
図17(d)、(h)に示す例では、全てのセルに黒色表示媒体と白色中央凸状部材を配置し、1表示単位を、図中点線で囲むように、3つのセルにより構成している。なお、白色中央凸状部材11Wを全てのセルに配置しているが、1表示単位を構成するセルの一部に透明中央凸状部材や黒色中央凸状部材を用いてもよい。また、図17(c)、(g)、(d)、(h)には、黒色表示媒体を用いた例を示したが、白色表示媒体を用いて、中央凸状部材に白色のものや透明なものを用いる構成でもよい。
図18(a)、(b)は白表示時、図18(c)、(d)は図18(a)、(b)にそれぞれ対応する黒表示時の本第2発明の情報表示用パネルの1表示単位の構成例である。
図18に示す例は、図9、図10に示す例のように、いずれも四角形のセルの対向する2辺の隔壁に接するように中央凸部材11を設け、その他の2辺の隔壁と中央凸部材11との間に空間を設け、この空間に背面側基板の電極に引き付けられた表示媒体が配置される。図18(a)、(c)では、中央凸部材11と接する隔壁がセルの短辺であり、図18(b)、(d)では、中央凸部材11と接する隔壁がセルの長辺である。
図18に示す例では、1表示単位を、図中点線で囲むように、白色表示媒体を封入したセル1つと黒色表示媒体を封入したセル1つとの2つにより構成している。なお、白色表示媒体を封入したセルには黒色中央凸状部材11Bを配置し、黒色表示媒体を封入したセルには白色中央凸状部材11Wを配置している。
以下、本発明の情報表示用パネルを構成する各部材について説明する。
基板については、少なくとも一方の基板(表示面側基板)は情報表示用パネル外側から表示媒体の色が確認できる透明な基板であり、可視光の透過率が高くかつ耐熱性の良い材料が好適である。背面側基板は透明でも不透明でもかまわない。基板材料を例示すると、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、アクリル等のプラスチック系基板やガラス基板を用いる。背面側をプラスチック系基板とすると、セルに設ける中央凸状部材を形成しやすいので好ましい。基板の厚みは、2〜5000μmが好ましく、さらに5〜2000μmが好適であり、薄すぎると、強度、基板間の間隔均一性を保ちにくくなり、5000μmより厚いと、薄型情報表示用パネルとする場合に不都合がある。
情報表示用パネルに電極や導電部材を設ける場合の電極や導電部材の形成材料としては、アルミニウム、銀、ニッケル、銅、金等の金属類や酸化インジウム錫(ITO)、亜鉛ドープ酸化インジウム(IZO)、酸化インジウム、導電性酸化錫、アンチモン錫酸化物(ATO)、導電性酸化亜鉛等の導電金属酸化物類、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンなどの導電性高分子類が例示され適宜選択して用いられる。電極や導電部材の形成方法としては、上記例示の材料をスパッタリング法、真空蒸着法、CVD(化学蒸着)法、塗布法等で薄膜状に形成する方法や、導電剤を溶媒や合成樹脂バインダーに混合して塗布したりする方法の他、金属箔をラミネートする方法(例えば、圧延銅箔)が用いられる。視認側であり透明である必要のある表示面側基板2に設ける電極や導電部材は透明である必要があるが、背面側基板1に設ける電極や導電部材は透明である必要はない。いずれの場合もパターン形成可能で導電性である上記材料を好適に用いることができる。なお、電極や導電部材の厚みは、導電性が確保でき光透過性に支障がなければ良く、3〜1000nm、好ましくは5〜400nmが好適である。背面側基板1に設ける電極や導電部材の材質や厚みなどは上述した表示面側基板に設ける電極や導電部材と同様であるが、透明である必要はない。背面側基板に設ける電極は、あとからエンボス加工を施して中央凸状部材を形成する場合にも電極切れが発生することがない圧延性の高い金属材料が好ましい。
情報表示用パネルの基板間の空間にセルを形成するための隔壁において、隔壁の高さや幅は表示にかかわる表示媒体の種類により適宜最適設定され、一概には限定されないが、隔壁の幅は2〜100μm、好ましくは3〜50μmに、隔壁の高さは10〜500μm、好ましくは10〜200μmに調整される。表示側基板と背面側基板とを重ね合わせて得られる情報表示用パネルにおけるセルは図19に示すごとく、基板平面方向からみて四角形状、三角形状、六角形状等の多角形状が例示されるが、円形状、楕円形状、レーストラック形状などいずれでもよいし、異なる形状を組み合わせてもよい。このうち、このうち表示媒体が移動しやすいものとして角丸付きの多角形状(特には角丸付き四角形状)、円形状、楕円形状、レーストラック形状が好ましい。配置としては格子状が好ましく、角丸付き四角形のセルを格子状に配置する構成が好ましく用いられる。表示面側から見える隔壁断面部分に相当する部分(隔壁の幅によって形成されるセルの枠部の面積)はできるだけ小さくした方が良く、表示状態の鮮明さが増す。
ここで、隔壁の形成方法を例示すると、金型転写法、スクリーン印刷法、サンドブラスト法、フォトリソ法、アディティブ法が挙げられる。いずれの方法も好適に用いることができるが、これらのうち、レジストフィルムを用いるフォトリソ法や金型転写法が好適に用いられる。
次に、本発明の情報表示用パネルにおいて表示媒体を構成する表示用粒子(以下、粒子ともいう)について説明する。表示用粒子は、そのまま該表示用粒子だけで構成して表示媒体としたり、その他の粒子と合わせて構成して表示媒体としたりして用いられる。
粒子には、その主成分となる樹脂に、必要に応じて、従来と同様に、荷電制御剤、着色剤、無機添加剤等を含ますことができる。以下に、樹脂、荷電制御剤、着色剤、その他添加剤を例示する。
樹脂の例としては、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アクリルウレタン樹脂、アクリルウレタンシリコーン樹脂、アクリルウレタンフッ素樹脂、アクリルフッ素樹脂、シリコーン樹脂、アクリルシリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレンアクリル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ブチラール樹脂、塩化ビニリデン樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスルフォン樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられ、2種以上混合することもできる。特に、基板との付着力を制御する観点から、アクリルウレタン樹脂、アクリルシリコーン樹脂、アクリルフッ素樹脂、アクリルウレタンシリコーン樹脂、アクリルウレタンフッ素樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂が好適である。
荷電制御剤としては、特に制限はないが、負荷電制御剤としては例えば、サリチル酸金属錯体、含金属アゾ染料、含金属(金属イオンや金属原子を含む)の油溶性染料、4級アンモニウム塩系化合物、カリックスアレン化合物、含ホウ素化合物(ベンジル酸ホウ素錯体)、ニトロイミダゾール誘導体等が挙げられる。正荷電制御剤としては例えば、ニグロシン染料、トリフェニルメタン系化合物、4級アンモニウム塩系化合物、ポリアミン樹脂、イミダゾール誘導体等が挙げられる。その他、超微粒子シリカ、超微粒子酸化チタン、超微粒子アルミナ等の金属酸化物、ピリジン等の含窒素環状化合物及びその誘導体や塩、各種有機顔料、フッ素、塩素、窒素等を含んだ樹脂等も荷電制御剤として用いることもできる。
着色剤としては、以下に例示するような、有機または無機の各種、各色の顔料、染料が使用可能である。
黒色着色剤としては、カーボンブラック、酸化銅、二酸化マンガン、アニリンブラック、活性炭等がある。
青色着色剤としては、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBC等がある。
赤色着色剤としては、ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀、カドミウム、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウォッチングレッド、カルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3B、C.I.ピグメントレッド2等がある。
黄色着色剤としては、黄鉛、亜鉛黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファーストイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキ、C.I.ピグメントイエロー12等がある。
緑色着色剤としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、C.I.ピグメントグリーン7、マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエローグリーンG等がある。
橙色着色剤としては、赤色黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダンスレンブリリアントオレンジGK、C.I.ピグメントオレンジ31等がある。
紫色着色剤としては、マンガン紫、ファーストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ等がある。
白色着色剤としては、亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛等がある。
体質顔料としては、バライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、
タルク、アルミナホワイト等がある。また、塩基性、酸性、分散、直接染料等の各種染料として、ニグロシン、メチレンブルー、ローズベンガル、キノリンイエロー、ウルトラマリンブルー等がある。
無機系添加剤の例としては、酸化チタン、亜鉛華、硫化亜鉛、酸化アンチモン、炭酸カルシウム、鉛白、タルク、シリカ、ケイ酸カルシウム、アルミナホワイト、カドミウムイエロー、カドミウムレッド、カドミウムオレンジ、チタンイエロー、紺青、群青、コバルトブルー、コバルトグリーン、コバルトバイオレット、酸化鉄、カーボンブラック、マンガンフェライトブラック、コバルトフェライトブラック、銅粉、アルミニウム粉などが挙げられる。
これらの顔料および無機系添加剤は、単独であるいは複数組み合わせて用いることができる。このうち特に黒色顔料としてカーボンブラックが、白色顔料として酸化チタンが好ましい。
上記着色剤を配合して所望の色の表示用粒子を作製できる。
また、本発明に用いる表示用粒子は平均粒子径d(0.5)が、1〜20μmの範囲であり、均一で揃っていることが好ましい。平均粒子径d(0.5)がこの範囲より大きいと表示上の鮮明さに欠け、この範囲より小さいと粒子同士の凝集力が大きくなりすぎるために表示媒体としての移動に支障をきたすようになる。
更に本発明に用いる表示用粒子では、各粒子の粒子径分布に関して、下記式に示される粒子径分布Spanを5未満、好ましくは3未満とする。
Span=(d(0.9)−d(0.1))/d(0.5)
(但し、d(0.5)は粒子の50%がこれより大きく、50%がこれより小さいという粒子径をμmで表した数値、d(0.1)はこれ以下の粒子の比率が10%である粒子径をμmで表した数値、d(0.9)はこれ以下の粒子が90%である粒子径をμmで表した数値である。)
Spanを5以下の範囲に納めることにより、各粒子のサイズが揃い、表示媒体としての均一な移動が可能となる。
さらにまた、各表示用粒子の相関について、使用した粒子の内、最大径を有する粒子のd(0.5)に対する最小径を有する粒子のd(0.5)の比を50以下、好ましくは10以下とすることが肝要である。
なお、上記表示用粒子の粒子径分布および粒子径は、レーザー回折/散乱法などから求めることができる。測定対象となる粒子にレーザー光を照射すると空間的に回折/散乱光の光強度分布パターンが生じ、この光強度パターンは粒子径と対応関係があることから、粒子径および粒子径分布が測定できる。
ここで、本発明における粒子径および粒子径分布は、体積基準分布から得られたものである。具体的には、Mastersizer2000(Malvern Instruments Ltd.)測定機を用いて、窒素気流中に粒子を投入し、付属の解析ソフト(Mie理論を用いた体積基準分布を基本としたソフト)にて、粒子径および粒子径分布の測定を行うことができる。
表示用粒子の帯電量は当然その測定条件に依存するが、情報表示用パネルにおける表示用粒子の帯電量はほぼ、初期帯電量、隔壁との接触、基板との接触、経過時間に伴う電荷減衰に依存し、特に表示用粒子の帯電挙動の飽和値が支配因子となっているということが分かった。
本発明者らは鋭意検討の結果、ブローオフ法において同一のキャリア粒子を用いて、表示用粒子の帯電量測定を行うことにより、表示用粒子の適正な帯電特性値の範囲を評価できることを見出した。
更に、本発明の情報表示用パネルを、気体中空間で粒子からなる表示媒体を駆動する乾式の情報表示用パネルとして構成する場合は、表示媒体を取り巻く空隙部分の気体の管理が重要であり、表示安定性向上に寄与する。具体的には、空隙部分の気体の湿度について、25℃における相対湿度を60%RH以下、好ましくは50%RH以下とすることが重要である。
この空隙部分とは、例えば、図1(a)において、対向する基板1、基板2に挟まれる部分から、電極5、6(電極を基板内側に設けた場合)、表示媒体3の占有部分、隔壁4の占有部分、中央凸状部材11の占有部分、情報表示用パネルのシール部分を除いた、いわゆる表示媒体が接する気体部分を指すものとする。
空隙部分の気体は、先に述べた湿度領域であれば、その種類は問わないが、乾燥空気、乾燥窒素、乾燥アルゴン、乾燥ヘリウム、乾燥二酸化炭素、乾燥メタンなどが好適である。この気体は、その湿度が保持されるように情報表示用パネルに封入することが必要であり、例えば、表示媒体を構成する粒子の充填、情報表示用パネルの組み立てなどを所定湿度環境下にて行い、さらに、外からの湿度侵入を防ぐシール剤、シール方法を施すことが肝要である。セル内空間を気体空間とする情報表示用パネルが好ましいが、セル内空間を透明な絶縁液体空間とすることもできる。
本発明の情報表示用パネルにおける基板と基板との間隔は、表示媒体が移動できて、コントラストを維持できればよいが、通常10〜500μm、好ましくは10〜200μmに調整される。
対向する基板間のセル内空間における表示媒体の体積占有率は5〜70%が好ましく、さらに好ましくは5〜60%である。70%を超える場合には表示媒体としての移動に支障をきたし、5%未満の場合にはコントラストが不明確となり易い。
本発明の情報表示用パネルは、ノートパソコン、電子手帳、PDA(Personal Digital Assistants)と呼ばれる携帯型情報機器、携帯電話、ハンディーターミナル等のモバイル機器の表示部、電子書籍、電子新聞、電子マニュアル(取扱説明書)等の電子ペーパー、看板、ポスター、黒板(ホワイトボード)等の掲示板、電子卓上計算機、家電製品、自動車用品等の表示部、ポイントカード、ICカード等のカード表示部、電子広告、情報ボード、電子POP(Point Of Presence、Point Of Purchase advertising)、電子値札、電子棚札、電子楽譜、RF−ID機器の表示部のほか、POS端末、カーナビゲーション装置、時計など様々な電子機器の表示部に好適に用いられる他、外部電界形成手段を用いて表示媒体駆動を行うリライタブルペーパーとしても好適に用いられる。
なお、本発明の情報表示用パネルの駆動方式については、パネル自体にスイッチング素子を用いない単純マトリックス駆動方式やスタティック駆動方式、また、薄膜トランジスタ(TFT)で代表される三端子スイッチング素子あるいは薄膜ダイオード(TFD)で代表される二端子スイッチング素子を用いたアクティブマトリックス駆動方式や、外部電界形成手段を用いた外部電界駆動方式など、種々のタイプの駆動方式を適用することができる。
(a)、(b)はそれぞれ本発明の第1発明に係る情報表示用パネルの一例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の第1発明に係る情報表示用パネルの他の例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の第1発明に係る情報表示用パネルの他の例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の第2発明に係る情報表示用パネルの一例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の第2発明に係る情報表示用パネルの他の例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の第2発明に係る情報表示用パネルの他の例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の第2発明に係る情報表示用パネルの他の例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の第2発明に係る情報表示用パネルの他の例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の第2発明に係る情報表示用パネルの他の例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルのセルの構成例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルのセルの他の構成例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルのセルの他の構成例を示す図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルのセルの他の構成例を示す図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルのセルのさらに他の構成例を示す図である。 (a)〜(h)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの1表示単位の構成例である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの1表示単位の他の構成例である。 (a)〜(h)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの1表示単位の他の構成例である。 (a)〜(d)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの1表示単位の他の構成例である。 本発明の情報表示用パネルにおける隔壁の形状の一例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ従来の帯電粒子電界駆動方式表示パネルの代表例である。 (a)、(b)はそれぞれ従来の帯電粒子電界駆動方式表示パネルの他の代表例である。 (a)、(b)はそれぞれ従来の帯電粒子電界駆動方式表示パネルのさらに他の代表例である。
符号の説明
1 背面側基板
2 表示面側透明基板
3 表示媒体
3W 白色表示媒体
3B 黒色表示媒体
3R 赤色表示媒体
4 隔壁
5、6 電極
11 中央凸状部材
11W 白色中央凸状部材
11B 黒色中央凸状部材
11R 赤色中央凸状部材
22R 赤色カラーフィルタ
22G 緑色カラーフィルタ
22BL 青色カラーフィルタ
25、26 外部電界形成手段(外部対向対電極)
27、28 導電部材
33 表示媒体
33W 白色表示媒体
33B 黒色表示媒体
34 隔壁
35、36 電極
37 セル
41R 赤色カラーフィルタ
41G 緑色カラーフィルタ
41BL 青色カラーフィルタ
48 絶縁性液体
49 マイクロカプセル

Claims (13)

  1. 電界駆動可能な粒子からなる少なくとも1色の表示媒体を基板間の隔壁で互いに隔離されたセルによる空間に封入し、両基板側に設けた電極で形成された対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させることによって画像等の情報表示を書換えできるドットマトリックス型表示方式の情報表示用パネルにおいて、
    1つのセルまたは隣り合う複数のセルで1表示単位を構成し、
    各セルの背面側基板に前記表示媒体の色とは異なる色を少なくとも上面に有する中央凸状部材を設け、前記中央凸状部材上面と表示側透明基板との間および前記中央凸状部材と隔壁との間、に表示媒体が配置される空間を形成する
    ことを特徴とする情報表示用パネル。
  2. 前記1表示単位が、1以上16以下のセルによって構成されることを特徴とする請求項1に記載の情報表示用パネル。
  3. 前記表示媒体の色を白以外の色とし、前記中央凸状部材の色を白色とすることを特徴とする請求項1または2に記載の情報表示用パネル。
  4. 電界駆動可能な粒子からなる少なくとも2色の表示媒体を基板間の隔壁で互いに隔離されたセルによる空間に封入し、両基板側に設けた電極で形成された対電極から電界を付与することで表示媒体を移動させることによって画像等の情報表示を書換えできるドットマトリックス型表示方式の情報表示用パネルにおいて、
    第1色の表示媒体を封入した1つ以上のセルと第2色の表示媒体を封入した1つ以上のセルとからなる複数のセルで1表示単位を構成し、
    各セルの背面側基板に中央凸状部材を設け、前記中央凸状部材上面と表示側透明基板との間および前記中央凸状部材と隔壁との間、に表示媒体が配置される空間を形成する
    ことを特徴とする情報表示用パネル。
  5. 前記1表示単位が、2以上16以下のセルによって構成されることを特徴とする請求項4に記載の情報表示用パネル。
  6. 前記中央凸状部材上面の色が、白色であることを特徴とする請求項4または5に記載の情報表示用パネル。
  7. 前記中央凸状部材が、透明無色であり、表面にミクロな凹凸を有することを特徴とする請求項4または5に記載の情報表示用パネル。
  8. 前記中央凸状部材が背面側基板のセル中央に設けられ、前記中央凸状部材と前記セルを形成する全ての隔壁との間に表示媒体が配置される空間を形成することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報表示用パネル。
  9. 前記セルが四角形の場合、前記中央凸状部材と、前記セルを形成する隔壁のうち1乃至4つの隔壁とにより、表示媒体が配置される空間を形成することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報表示用パネル。
  10. 前記中央凸状部材上面の色が、前記中央凸状部材が配置されているセルに封入された表示媒体の色と異なる色であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報表示用パネル。
  11. 前記中央凸状部材の高さHtが、基板間の距離Hwに対して、
    Hw/4≦Ht≦Hw/2
    を満たすことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の情報表示用パネル。
  12. 表示媒体が配置される空間における、前記中央凸状部材側面部と隔壁との距離Wtが、表示媒体を構成する粒子の平均粒子径d(0.5)に対して、
    3×d(0.5)≦Wt
    を満たすことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の情報表示用パネル。
  13. 中央凸状部材の高さHtと、基板間の距離Hwとが、表示媒体を構成する粒子の平均粒子径d(0.5)に対して、
    3×d(0.5)≦Hw
    2×d(0.5)<Hw−Ht
    を満たすことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の情報表示用パネル。
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KR101015615B1 (ko) 2009-04-27 2011-02-17 한국생산기술연구원 테트라놀말부틸티타네이트 유동성 입자를 이용한 전자종이 디스플레이장치 및 그 제조방법
KR101051930B1 (ko) * 2009-06-03 2011-07-27 한국생산기술연구원 단일입자를 이용한 전자종이 디스플레이 장치 및 그 제조방법

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