JP2010224143A - ドットマトリックス型情報表示用パネル - Google Patents

ドットマトリックス型情報表示用パネル Download PDF

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Abstract

【課題】ライン電極および画素電極を問わず、分割電極間の隙間に表示媒体を構成する粒子が挟まることがなく、良好な情報の表示書換えができる情報表示用パネルを提供する。
【解決手段】少なくとも一方が透明である2枚の対向するパネル基板間を隔壁で仕切って形成したセル内に、光学的反射率を有し、電気的に駆動可能な粒子を含んだ粒子群として構成した表示媒体を配置し、パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極を介して、表示媒体を少なくとも水平方向に移動させる動作モードを含む駆動方法によって対電極間を移動させて、情報を表示するドットマトリックス型情報表示用パネルであって、パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極のうち、同じ基板に間隔をもって設けられた電極間の隙間部分と電極との段差が形成されないように構成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、少なくとも一方が透明である2枚の対向するパネル基板間を隔壁で仕切って形成したセル内に、光学的反射率を有し、電気的に駆動可能な粒子を含んだ粒子群として構成した表示媒体を配置し、パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極を介して、表示媒体を少なくとも水平方向に移動させる動作モードを含む駆動方法によって対電極間を移動させて、情報を表示するドットマトリックス型情報表示用パネルに関するものである。
粒子群を表示媒体として駆動させることによって画像等の情報を表示する情報表示用パネルとしては、対向する2枚のパネル基板間に帯電性粒子を含んだ粒子群を封入し、パネル基板に設けた対電極間に電界を形成して、粒子群が対電極間を移動するように構成した帯電粒子移動型のものが知られている。上記帯電粒子移動型情報表示用パネルとしては、対電極を、対向する2枚の基板にそれぞれ形成した電極で構成し、粒子群を基板間で移動させる方式のものや、対電極を、対向する2枚の基板のうち背面側の基板に形成した電極で構成し、粒子群を対電極間で水平方向に移動させる方式のものが知られている。上記帯電粒子移動型情報表示用パネルで対電極は画素対電極として構成され、マトリックス状に配置されることでドットマトリックス型の情報表示用パネルを構成している。画素対電極をマトリックス状に配置する方法としては、2枚のパネル基板に形成したライン電極を対向直交交差させる方法、一方のパネル基板に形成した導電膜と、もう一方のパネル基板に形成した薄膜トランジスタ(TFT)付画素用電極とを対向させる方法、2枚のパネル基板にそれぞれ形成した画素用電極を互いに対向させる方法が知られている。
上記マトリックス状に配置した画素対電極に電圧を印加して表示媒体を駆動させる駆動方式としては、ライン電極で構成した画素対電極にパッシブ駆動方式を適用し、TFT付画素電極で構成した画素対電極にはアクティブ駆動方式を適用することが知られている。また、ドットマトリックス型パッシブ駆動方式のものにおいて、少なくとも一方のパネル基板に設けるライン電極を分割構造とした分割電極とする方式のものも提案されている。この分割電極を用いた方式は、表示媒体とする帯電性粒子を含んだ粒子群を、パネル基板間で垂直移動させる前に、一旦、分割された電極が形成された基板上を水平移動させる動作モードで電圧を印加した後に、垂直移動させるような駆動方法を具現化するものであり、低電界(言い換えれば低電圧)での駆動を可能にできる技術として期待されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−248245号公報
図11(a)、(b)および(c)〜図14(a)、(b)および(c)は、それぞれ、従来のドットマトリックス型情報表示用パネルにおける問題点を説明するための図である。
まず、図11(a)〜(c)および図12(a)〜(c)を参照して、ライン電極と格子状隔壁で形成した四角形セルとの組み合わせについて説明する。従来の情報表示用パネルにおいて、図11(a)に示すように、隔壁の幅と同じ幅のライン電極間隙間を有するようにライン電極51と、図11(b)に示す格子状の隔壁52とを、図11(c)に示すようにパネル基板(図示せず)上で組み合わせた場合、ライン電極51間の隙間には隔壁52が形成される。そのため、隔壁52で形成される四角形セル53内に表示媒体を構成する粒子群(図示せず)を封入しても、ライン電極51間の隙間に粒子が挟まることはない。これに対し、図12(a)に示すように、ライン方向に2分割されたライン電極51−1、51−2とから形成され、ライン電極間隙間を有するような1画素を構成するライン電極51と、図12(b)に示す格子状の隔壁52とを、図12(c)に示すようにパネル基板(図示せず)上に組み合わせた場合、1画素を構成するライン電極51間の隙間には隔壁52が形成され粒子が挟まることはないが、分割した電極51−1と51−2との間の隙間、すなわち、1画素を構成する2つの電極間に粒子が挟まることがあった。
次に、図13(a)〜(c)および図14(a)〜(c)を参照して、ライン電極とハニカム状の隔壁で形成した六角形セルとの組み合わせについて説明する。図13(a)〜(c)および図14(a)〜(c)に示す例では、図13(a)に示すライン電極51と、図13(b)に示すハニカム状の隔壁52とを、図13(c)に示すように組み合わせた場合、ライン電極51間の隙間に隔壁52がない部分があり、粒子が挟まることがある。加えて、図14(a)に示すように、ライン方向に2分割されたライン電極51−1と51−2とから形成され、ライン電極間隙間を有するような1画素を構成するライン電極51と、図14(b)に示すハニカム状の隔壁52とを、図14(c)に示すように組み合わせた場合、1画素を構成する分割されたライン電極51−1と51−2との間の隙間、すなわち、1画素を構成する2つの電極間に粒子が挟まることがあった。
以上のライン電極における問題点は、セルに対応するように電極を配置し、1セルを1画素(1ドット)とするようにセル内に分割された画素電極を用いた情報表示用パネルでも同じ問題として残っていた。
1セル内の同じ基板側に配置した対電極間を粒子群が水平移動する方式や、対向対画素電極の少なくとも一方に分割電極を用いた、粒子群が垂直移動する方式においては、分割された一方の電極上の粒子群が、分割されたもう一方の電極上に水平移動するような動作モードが含まれるため、分割ライン電極51−1および51−2間の構成が、画素が異なるライン電極51間の隙間と同じ構成では、粒子が挟まって移動しにくくなるという問題は解決されないでいた。
本発明の目的は上述した問題点を解消して、ライン電極およびドット電極を問わず、画素対電極のうち同じ基板に隙間をもって配置される電極間の隙間に表示媒体を構成する粒子が挟まることがなく、良好な情報の表示書換えができるトッドマトリックス型情報表示用パネルを提供しようとするものである。
本発明の第1発明に係るドットマトリックス型情報表示用パネルは、少なくとも一方が透明である2枚の対向するパネル基板間を隔壁で仕切って形成したセル内に、光学的反射率を有し、電気的に駆動可能な粒子を含んだ粒子群として構成した表示媒体を配置し、パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極を介して、表示媒体を少なくとも水平方向に移動させる動作モードを含む駆動方法によって対電極間を移動させて、情報を表示するドットマトリックス型情報表示用パネルであって、前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極のうち、同じ基板に間隔をもって設けられた電極間の隙間部分と電極との段差が形成されないように構成したことを特徴とするものである。
また、本発明の第1発明に係るドットマトリックス型情報表示用パネルの好適例としては、前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極が、2枚のパネル基板にそれぞれ設けられた電極を対向配置した対向対電極であって、対向対電極の少なくとも一方の電極を、少なくとも2つの電極に分割し、間隔をもって設け、かつ、電極間の隙間と電極との段差が形成されないように構成したこと、前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極のうち、同じ基板に間隔をもって設けられた電極間に絶縁部材を設けることで、間隔をもって設けられた電極間の隙間部分と電極との段差が形成されないように構成したこと、前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極のうち、同じ基板に間隔をもって設ける電極に対しては、パネル基板表面に凹状の電極配置部を、前記間隔をもって形成し、各電極配置部に、各電極を設けることで、間隔をもって設けられた電極間の隙間部分と電極との段差が形成されないように構成したこと、がある。
本発明の第2発明に係るドットマトリックス型情報表示用パネルは、少なくとも一方が透明である2枚の対向するパネル基板間を隔壁で仕切って形成したセル内に、光学的反射率を有し、電気的に駆動可能な粒子を含んだ粒子群として構成した表示媒体を配置し、パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極を介して、表示媒体を少なくとも水平方向に移動させる動作モードを含む駆動方法によって対電極間を移動させて、情報を表示するドットマトリックス型情報表示用パネルであって、前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極のうち、同じ基板に間隔をもって設けられた電極間の隙間部分と電極との段差Hが、表示媒体とする粒子群の平均粒子径D0に対して、D0/3≧Hとなるように構成したことを特徴とするものである。
また、本発明の第2発明に係るドットマトリックス型情報表示用パネルの好適例としては、前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極が、2枚のパネル基板にそれぞれ設けられた電極を対向配置した対向対電極であって、対向対電極の少なくとも一方の電極を、少なくとも2つの電極に分割し、間隔をもって設け、かつ、電極間の隙間と電極との段差Hが、表示媒体とする粒子群の平均粒子径D0に対して、D0/3≧Hとなるように構成したこと、前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極のうち、同じ基板に間隔をもって設けられた電極間に絶縁部材を設けることで、電極間の隙間部分と電極との段差Hが、表示媒体とする粒子群の平均粒子径D0に対して、D0/3≧H≧0となるように構成したこと、前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極のうち、同じ基板に間隔をもって設ける電極に対しては、パネル基板表面に凹状の電極配置部を、前記間隔をもって形成し、各電極配置部に、各電極を設けることで、間隔をもって設けられた電極間の隙間部分と電極との段差Hが、表示媒体とする粒子群の平均粒子径D0に対して、D0/3≧Hとなるように構成したこと、がある。
さらに、本発明の第1発明および第2発明に係るドットマトリックス型情報表示用パネルの好適例としては、前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極が、2枚のパネル基板にそれぞれ設けられた電極を対向配置した対向対電極であって、対向対電極の少なくとも一方の電極を、少なくとも2つの電極に分割し、表示媒体を、分割した電極の一方からもう一方まで水平方向に移動させる動作モードを少なくとも1回付与してから、対向対電極に移動させて、情報を表示すること、前記表示媒体とする粒子群が、帯電性粒子を含んだ粒子群であって、対電極に印加した電圧で形成した電界で表示媒体を移動させて、情報を表示すること、前記表示媒体とする粒子群が帯電性粒子を含んだ、互いに帯電特性と光学的反射率とが異なる2種類の粒子群であって、対向対電極に印加した電圧で形成した電界で表示媒体を移動させて、情報を表示すること、がある。
本発明によれば、少なくとも一方が透明である2枚の対向するパネル基板間を隔壁で仕切って形成したセル内に、光学的反射率を有し、電気的に駆動可能な粒子を含んだ粒子群として構成した表示媒体を配置し、パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極を介して、表示媒体を少なくとも水平方向に移動させる動作モードを含む駆動方法によって対電極間を移動させて、情報を表示するドットマトリックス型情報表示用パネルであって、(1)前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極のうち、同じ基板に間隔をもって設けられた電極間の隙間部分と電極との段差が形成されないように構成するか、あるいは、(2)前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極のうち、同じ基板に間隔をもって設けられた電極間の隙間部分と電極との段差Hが、表示媒体とする粒子群の平均粒子径D0に対して、D0/3≧Hとなるように構成したので、表示媒体(粒子群)を垂直移動させる前に分割された電極間に一旦水平移動させた後に垂直移動させるような駆動方法を具現化しても、分割電極間の隙間に入った粒子群が移動しにくくなることがなく、良好な表示書換えができるようになる。
また、分割電極を用いた、表示媒体(粒子群)を垂直移動させる前に分割された電極間に一旦水平移動させた後に垂直移動させるような駆動方法を具現化できるようになり、分割電極を用いない駆動方法に比べて、低電界(言い換えれば低電圧)での表示媒体駆動ができるようになる。
(a)、(b)は本発明のドットマトリックス型情報表示用パネルの原理的構成の一例を示す図である。 (a)、(b)は本発明のドットマトリックス型情報表示用パネルの原理的構成の他の例を示す図である。 (a)、(b)は本発明のドットマトリックス型情報表示用パネルの原理的構成のさらに他の例を示す図である。 (a)、(b)は本発明のドットマトリックス型情報表示用パネルの原理的構成のさらに他の例を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の第1発明に係るドットマトリックス型情報表示用パネルにおけるパネル基板と分割電極との関係を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の第2発明に係るドットマトリックス型情報表示用パネルにおけるパネル基板と分割電極との関係を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明のドットマトリックス型情報表示用パネルの一例の構成を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明のドットマトリックス型情報表示用パネルの他の例の構成を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明のドットマトリックス型情報表示用パネルのさらに他の例の構成を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明のドットマトリックス型情報表示用パネルのさらに他の例の構成を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ従来のドットマトリックス型情報表示用パネルにおける問題点を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ従来のドットマトリックス型情報表示用パネルにおける問題点を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ従来のドットマトリックス型情報表示用パネルにおける問題点を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ従来のドットマトリックス型情報表示用パネルにおける問題点を説明するための図である。
まず、本発明のドットマトリックス型情報表示用パネルの一例である帯電粒子移動方式の情報表示用パネルについて説明する。前記一例では、対向する2枚のパネル基板間の空間に封入した光学的反射率を有する帯電性粒子を含んだ粒子群として構成された表示媒体に電界が付与される。付与された電界方向に沿って、表示媒体が電界による力やクーロン力などによって引き寄せられ、表示媒体が電界方向の変化によって移動することにより、画像等の情報表示がなされる。従って、表示媒体が、均一に移動し、かつ、繰り返し表示情報を書き換える時あるいは表示情報を継続して表示する時の安定性を維持できるように、情報表示用パネルを設計する必要がある。ここで、表示媒体を構成する粒子にかかる力は、粒子同士のクーロン力により引き付けあう力の他に、電極やパネル基板との電気鏡像力、分子間力、液架橋力、重力などが考えられる。
本発明の前記帯電粒子移動方式のドットマトリックス型情報表示用パネルの例を、図1(a)、(b)〜図3(a)、(b)に基づき説明する。
図1(a)、(b)に示す例では、少なくとも光学的反射率および帯電性を有する粒子を含んだ粒子群として構成し、光学的反射率および帯電特性の異なる少なくとも2種類の表示媒体(ここでは負帯電性白色粒子3Waを含んだ粒子群として構成した白色表示媒体3Wと正帯電性黒色粒子3Baを含んだ粒子群として構成した黒色表示媒体3Bを示す)を、パネル基板1に設けたTFT付き電極5を少なくとも2個をもって画素を構成するような分割電極として間隙をもって配置し、透明なパネル基板2に設けた透明な導電膜6(共通電極)との協働によって、分割電極であるTFT付き電極間に一旦水平移動させた後に、電極5と導電膜6との間で垂直移動させる。そして、マトリックス配置された対向対電極を用いたアクティブ駆動方式によって、図1(a)に示すように白色表示媒体を観察者に視認させて白色表示としたり、図1(b)に示すように黒色表示媒体を観察者に視認させて黒色表示としたりして、白黒のドットでマトリックス表示させる。1画素とする分割にしたTFT付き電極5の間に設けた間隙部分と電極5とに段差がないようにするか、表示媒体を構成する粒子の平均粒子径の3分の1以下の段差となるようにする。図1(a)、(b)に示す例では、白色粒子の平均粒子径および黒色粒子の平均粒子径のいずれの3分の1よりも小さな段差を有するものとしているが、電極間の間隙部分に絶縁材を配置したり、基板に形成した凹部に電極を配置するようにしたりして、段差ゼロとしたり、白色粒子の平均粒子径および黒色粒子の平均粒子径のいずれの3分の1よりも小さな段差を有するものとしたりすることもできる。なお、図1(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。
図2(a)、(b)に示す例では、少なくとも光学的反射率および帯電性を有する粒子を含んだ粒子群として構成し、光学的反射率および帯電特性の異なる少なくとも2種類の表示媒体(ここでは負帯電性白色粒子3Waを含んだ粒子群として構成した白色表示媒体3Wと正帯電性黒色粒子3Baを含んだ粒子群として構成した黒色表示媒体3Bを示す)を、パネル基板1に設けたライン電極5を少なくとも2個をもって画素を構成するような分割電極として間隙をもって配置し、透明なパネル基板2に設けた透明なライン電極6との協働によって、分割電極であるライン電極間に一旦水平移動させた後に、ライン電極5とライン電極6との間で垂直移動させる。そして、マトリックス配置された対向対電極を用いたパッシブ駆動方式によって、図2(a)に示すように白色表示媒体を観察者に視認させて白色表示としたり、図2(b)に示すように黒色表示媒体を観察者に視認させて黒色表示としたりして、白黒のドットでマトリックス表示させる。1画素とする分割にしたライン電極5の間に設けた間隙部分と電極5とに段差がないようにするか、表示媒体を構成する粒子の平均粒子径の3分の1以下の段差となるようにする。図2(a)、(b)に示す例では、白色粒子の平均粒子径および黒色粒子の平均粒子径のいずれの3分の1よりも小さな段差を有するものとしているが、電極間の間隙部分に絶縁材を配置したり、基板に形成した凹部に電極を配置するようにしたりして、段差ゼロとしたり、白色粒子の平均粒子径および黒色粒子の平均粒子径のいずれの3分の1よりも小さな段差を有するものとしたりすることもできる。なお、図2(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。
図3(a)、(b)に示す例では、3個のセルで表示単位(1ドット)を構成するカラー表示の例を示している。図3(a)、(b)に示す例では、表示媒体としてはセル21−1〜21−3の全てに白色表示媒体3Wと黒色表示媒体3Bとを充填し、第1のセル21−1の観察者側に赤色カラーフィルター22Rを設け、第2のセル21−2の観察者側に緑色カラーフィルター22Gを設け、第3のセル21−3の観察者側に青色カラーフィルター22BLを設け、第1のセル21−1、第2のセル21−2および第3のセル21−3の3個のセルで表示単位(1ドット)を構成している。本例では、各色のカラーフィルターを各セルに配置し、各セルにおいてパネル基板1に設けたライン電極5を少なくとも2個をもって画素を構成するような分割電極として間隙をもって配置し、透明なパネル基板2に設けた透明なライン電極6との協働によって、分割電極であるライン電極間に一旦水平移動させた後に、ライン電極5とライン電極6との間で垂直移動させる。そして、マトリックス配置された対向対電極を用いたパッシブ駆動方式によって、図3(a)に示すように1表示単位となる部分のすべての白色表示媒体を観察者に視認させて白色表示としたり、図3(b)に示すように1表示単位となる部分のすべての黒色表示媒体を観察者に視認させて黒色表示としたりして、白黒の表示媒体色とカラーフィルターとの協働によるカラードットでマトリックス表示させる。
図4(a)、(b)に示す例では、少なくとも光学的反射率と帯電性とを有する粒子を含んだ粒子群として構成した1種類の表示媒体(ここでは負帯電性白色粒子3Waを含んだ粒子群として構成した白色表示媒体3Wを示す)を、基板1に設けた電極5および透明電極6との間に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、基板1と略水平方向に移動させ、図4(a)に示すように、白色表示媒体3Wを観察者に視認させて白色表示を、あるいは、図4(b)に示すように、基板1において透明電極6の下に設けたカラー板7(ここでは黒色)の色を観察者に視認させて黒色表示を、白黒のドットでマトリックス表示している。1画素となる2分割された電極5および電極6の間に設けた間隙部分と電極5および電極6とに段差がないようにするか、表示媒体を構成する粒子の平均粒子径の3分の1以下の段差となるようにする。図4(a)、(b)に示す例では、白色粒子の平均粒子径の3分の1よりも小さな段差を有するものとしているが、電極間の間隙部分に絶縁材を配置したり、基板に形成した凹部に電極を配置するようにしたりして、段差ゼロとしたり、白色粒子の平均粒子径の3分の1よりも小さな段差を有するものとしたりすることもできる。なお、図4(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。
本発明の情報表示用パネルの特徴は、少なくとも一方が透明である2枚の対向するパネル基板間を隔壁で仕切って形成したセル内に、光学的反射率を有し、電気的に駆動可能な粒子を含んだ粒子群として構成した表示媒体を配置し、パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極を介して、表示媒体を少なくとも水平方向に移動させる動作モードを含む駆動方法によって対電極間を移動させて、情報を表示するドットマトリックス型情報表示用パネルであって、(1)前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極のうち、同じ基板に間隔をもって設けられた電極間の隙間部分と電極との段差が形成されないように構成するか、あるいは、(2)前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極のうち、同じ基板に間隔をもって設けられた電極間の隙間部分と電極との段差Hが、表示媒体とする粒子群の平均粒子径D0に対して、D0/3≧Hとなるように構成した点にある。以下、図面を参照して本発明の特徴部分をさらに説明する。
図5(a)、(b)はそれぞれ本発明の第1発明に係る情報表示用パネルにおけるパネル基板と分割電極との関係を説明するための図である。また、図6(a)〜(c)はそれぞれ本発明の第2発明に係る情報表示用パネルにおけるパネル基板と分割電極との関係を説明するための図である。図5(a)、(b)に示す第1発明に係る例および図6(a)〜(c)に示す第2発明に係る例では、背面側のパネル基板1上にライン方向に2分割された分割電極を配置した例を一例として説明したが、表示面側の分割電極、あるいは、表示面側および背面側の分割電極として、同じ構成の分割電極を用いることができる。
図5(a)、(b)に示す本発明の第1発明に係る情報表示用パネルでは、同じパネル基板上の分割電極間に隙間との段差が形成されないよう構成している。その具体例として、まず、図5(a)に示す例では、分割電極5−1および5−2をパネル基板1上に形成するとともに、分割電極5−1と5−2との間の隙間に絶縁部材11を設け、分割電極5−1および5−2の表面と絶縁部材11の表面とを同じ高さとして、隙間との段差をなくした例を示している。次に、図5(b)に示す例では、パネル基板1の表面に凹状の2つの電極配置部12−1と12−2とを形成するとともに、凹状の2つの電極配置部12−1および12−2に分割電極5−1および5−2を各別に設け、電極配置部12−1および12−2間のパネル基板1の内表面と分割電極5−1および5−2の表面とを同じ高さとして、隙間との段差をなくした例を示している。
図6(a)〜(c)に示す本発明の第2発明に係る情報表示用パネルでは、同じパネル基板上の分割電極間に形成される隙間との段差Hが、表示媒体とする粒子群の平均粒子径D0に対して、D0/3≧Hとなるように構成している。その具体例として、まず、図6(a)に示す例では、分割電極5−1および5−2をパネル基板1上に形成し、隙間との段差Hが、パネル基板1の内表面から分割電極5−1および5−2の表面までの高さとなっている。次に、図6(b)に示す例では、分割電極5−1および5−2をパネル基板1上に形成するとともに、分割電極5−1と5−2との間の隙間に絶縁部材11を設け、隙間との段差Hが、絶縁部材11の表面から分割電極5−1および5−2の表面までの高さとなっている。次に、図6(c)に示す例では、パネル基板1の表面に凹状の2つの電極配置部12−1と12−2とを形成するとともに、凹状の2つの電極配置部12−1および12−2に分割電極5−1および5−2を各別に設け、隙間との段差Hが、電極配置部12−1および12−2間のパネル基板1の内表面から分割電極5−1および5−2の表面までの高さとなっている。そして、図6(a)〜(c)のいずれの例においても、形成した隙間との段差Hが、表示媒体とする粒子群の平均粒子径D0に対して、D0/3≧Hとなるように構成している。同じパネル基板に形成された対電極もしくは分割電極間の隙間の幅は、隣接電極間でリークが発生しない程度であり、10μm〜100μmの範囲であることが好ましい。
図7(a)〜(c)乃至図10(a)〜(c)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの一例の構成を説明するための図である。図7(a)〜(c)乃至図10(a)〜(c)に示す例では、隙間との段差Hが存在する第2発明の例を説明しているが、絶縁部材等で隙間との段差をなくした第1発明に対しても同様の構成を適用することができる。図7(a)〜(c)乃至図10(a)〜(c)に示す例において、図1(a)、(b)乃至図6(a)〜(c)に示す例と同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7(a)〜(c)に示す例では、パネル基板1には分割ライン電極5−1、5−2を設けるとともに、透明パネル基板2には分割透明ライン電極6−1、6−2を設けることで、図7(a)に示すように、対向する2本の分割ライン電極(4本のライン電極)を直交交差させて1つのセル内に形成した1対の対向画素対電極を帯電粒子気体中駆動型のドットマトリックス型情報表示用パネルに用いた例を示している。また、図7(b)は3ドットにおいて白色表示の状態を示し、図7(c)は3ドットにおいて黒色表示の状態を示している。分割電極5−1、5−2および分割電極6−1、6−2のいずれにおいても、分割電極間の隙間との段差H(本例では基板内表面から電極表面までの高さ)と粒子群(本例では白色表示媒体3Wおよび黒色表示媒体3B)の平均粒子径D0との関係を、D0/3≧Hとしている。このように、分割電極間の隙間における段差Hと表示媒体(粒子群)を構成する粒子の平均粒子径D0との関係を適正にすることで、分割電極間の段差ある隙間に入った表示媒体(粒子群)が移動しにくくなることがなく、スムーズに移動できる。
図8(a)〜(c)に示す例では、パネル基板1には分割ライン電極5−1、5−2および分割ライン電極5−1と5−2との隙間の絶縁部材11を設けるとともに、透明パネル基板2には分割透明ライン電極6−1、6−2および分割透明ライン電極6−1と6−2との隙間の透明絶縁部材11を設けることで、図8(a)に示すように、対向する2本の分割ライン電極(4本のライン電極)を直交交差させて1つのセル内に形成した1対の対向画素対電極を帯電粒子気体中駆動型のドットマトリックス型情報表示用パネルに用いた例を示している。また、図8(b)は3ドットにおいて白色表示の状態を示し、図8(c)は3ドットにおいて黒色表示の状態を示している。分割電極5−1、5−2および分割電極6−1、6−2のいずれにおいても、分割電極間の隙間との段差H(本例では絶縁部材表面から電極表面までの高さ)と粒子群(本例では白色表示媒体3Wおよび黒色表示媒体3B)の平均粒子径D0との関係を、D0/3≧Hとしている。このように、分割電極間の隙間との段差Hと表示媒体(粒子群)を構成する粒子の平均粒子径D0との関係を適正にすることで、分割電極間の隙間との段差に入った表示媒体(粒子群)が移動しにくくなることがなく、スムーズに移動できる。
図9(a)〜(c)に示す例では、パネル基板1にはライン電極5を設けるとともに、透明パネル基板2には分割透明ライン電極6−1、6−2を設けることで、図9(a)に示すように、対向する分割ライン電極とライン電極とを直交交差させて1つのセル内に形成した1対の対向画素対電極を帯電粒子気体中駆動型のドットマトリックス型情報表示用パネルに用いた例を示している。また、図9(b)は3ドットにおいて白色表示の状態を示し、図9(c)は3ドットにおいて黒色表示の状態を示している。分割電極6−1、6−2において、分割電極間の隙間との段差H(本例では基板内表面から電極表面までの高さ)と粒子群(本例では白色表示媒体3Wおよび黒色表示媒体3B)の平均粒子径D0との関係を、D0/3≧Hとしている。このように、分割電極間の隙間との段差Hと表示媒体(粒子群)を構成する粒子の平均粒子径D0との関係を適正にすることで、分割電極間の隙間との段差に入った表示媒体(粒子群)が移動しにくくなることがなく、スムーズに移動できる。
図10(a)〜(c)に示す例では、パネル基板1には分割ライン電極5−1、5−2を設けるとともに、透明パネル基板2には分割透明ライン電極6−1、6−2を設け、さらにセル毎にカラーフィルター22R、22G、22BLを設けることで、図10(a)に示すように、対向する2本の分割ライン電極(4本のライン電極)を直交交差させて1つのセル内に形成した1対の対向画素電極およびカラーフィルター22R、22G、22GLを帯電粒子気体中駆動型のドットマトリックス型情報表示用パネルに用いた例を示している。また、図10(b)は3セルで構成した1表示単位(1ドット)において黒色ドット表示の状態を示し、図10(c)は青色ドット表示の状態を示している。分割電極5−1、5−2および分割電極6−1、6−2のいずれにおいても、分割電極間の隙間との段差H(本例では基板内表面から電極表面までの高さ)と粒子群(本例では白色表示媒体3Wおよび黒色表示媒体3B)の平均粒子径D0との関係を、D0/3≧Hとしている。このように、分割電極間の隙間との段差Hと表示媒体(粒子群)を構成する粒子の平均粒子径D0との関係を適正にすることで、分割電極間の隙間との段差に入った表示媒体(粒子群)が移動しにくくなることがなく、スムーズに移動できる。
以下、本発明の対象となるドットマトリックス型情報表示用パネルを構成する各部材について説明する。
基板としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルサルフォン(PES)、アクリル等の有機高分子系基板や、ガラスシート、石英シート、金属シート等を用い、表示面側には、このうち透明なものを用いる。
対電極(少なくとも同じ基板に設ける電極は分割し、間隔をもって配置する)の材料に関して、表示面側となる透明基板の情報表示画面領域に設ける透明電極材料としては、酸化インジウム錫(ITO)、酸化インジウム、亜鉛ドープ酸化インジウム(IZO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(AZO)、アンチモン錫酸化物(ATO)、導電性酸化錫、導電性酸化亜鉛等の透明導電金属酸化物類、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン等の透明導電性高分子類が挙げられる。
背面側基板や情報表示画面領域外に設ける電極材料としては、酸化インジウム錫(ITO)、酸化インジウム、亜鉛ドープ酸化インジウム(IZO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(AZO)、アンチモン錫酸化物(ATO)、導電性酸化錫、導電性酸化亜鉛等の導電金属酸化物類、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン等の導電性高分子類や、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、クロム等の金属や、これらの金属を主成分とする合金が挙げられ、これらは透明であってもよいし、透明でなくても良い。
電極とする導電膜の形成方法としては、上記例示の材料をスパッタリング法、真空蒸着法、CVD(化学蒸着)法、塗布法等で薄膜状に形成する方法や金属箔(例えば圧延銅箔)をラミネートする方法、導電剤を溶媒や合成樹脂バインダーに混合して塗布したりする方法が用いられる。パターン形成可能で導電性である上記材料を好適に用いることができる。なお、表示面側の情報表示画面領域に設ける導電膜の厚さは、導電性が確保でき光透過性に支障がなければ良く、0.01〜10μmが好ましく、0.05〜5μmがより好ましい。また、背面側基板や情報表示画面領域外に設ける導電膜の厚さは、導電性が確保できれば良く、0.01〜10μmが好ましく、0.05〜5μmがより好ましい。
導電膜をライン電極とする場合には、ライン電極の幅、厚さが電気抵抗に係り、ライン電極長が長くなると電気抵抗による電圧降下の影響が顕著になるため、画素サイズに影響しない電極厚さは、光透過性に影響しない範囲でできるだけ厚くして電気抵抗を小さくすることが好ましい。
厚さの大きな電極を分割電極に構成して配置する場合および水平方向移動方式の対電極として間隔をもって配置する場合には、間隔をもって配置された電極間にできる隙間との段差Hが、表示媒体として用いる粒子群の平均粒子径D0との関係に置いて、D0/3≧Hとなるように、あるいは、隙間との段差がなくなるように、分割電極を配置するあるいは対電極を間隔をもって配置する基板位置に凹部を設けたり、分割電極間の隙間にあるいは対電極間の隙間に絶縁部材を配置したりして、段差Hを調整する。
パネル基板上に凹部を設ける場合にはドライエッチングが好適に用いられる。ドライエッチングの方法は特に限定しないが、プラズマエッチングやリアクティブイオンエッチング(RIE)を用いることができ、RIEとしては酸素RIEが好ましく用いられる。一例として、酸素RIEでは、酸素雰囲気となっている装置内電極間に、基板をセットし、電極に電圧を印加することでプラズマを発生させ、発生したプラズマを基板に対して垂直に当てることで、基板をエッチングすることができる。この酸素RIEは有機物のみエッチングするため、樹脂基板に凹部を設ける場合に好適である。
分割電極間の隙間と電極との段差を調整するために配置する絶縁部材材料としては、体積固有抵抗が1.0×1012Ω・cm以上の高分子材料などが好適に用いられ、観察側となる透明パネル基板に設ける絶縁部材には無色透明な材料が用いられる。
基板間ギャップ確保用として設ける隔壁部分や、セル形成用の隔壁部分を構成する隔壁形成材料としては、ドライフィルムレジスト材が好適に用いられる。一例として、アルフォNIT2(ニチゴーモートン社製)やPDF300(新日鐵化学社製)を使用することができる。
形成したい隔壁部分の高さに合せた厚みのドライフィルムレジスト材をパネル基板に積層したり、レジスト材を一様に塗布して成膜したりした後、所定形状のフォトマスクを用いてフォトリソ法によってパターニングする。その他、別のシート上に形成した隔壁を転写形成したりすることができる。
次に、本発明の情報表示用パネルにおいて表示媒体とする粒子群を構成する帯電性粒子(以下、粒子ともいう)について説明する。表示媒体は、帯電性粒子だけで構成した粒子群としたり、その他の粒子と合わせて構成した粒子群としたりして用いられる。
表示媒体を構成する帯電性粒子には、その主成分となる樹脂に、必要に応じて、荷電制御剤、着色剤、無機添加剤等を含ますことができる。以下に、樹脂、荷電制御剤、着色剤、その他添加剤を例示する。
樹脂の例としては、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アクリルウレタン樹脂、アクリルウレタンシリコーン樹脂、アクリルウレタンフッ素樹脂、アクリルフッ素樹脂、シリコーン樹脂、アクリルシリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレンアクリル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ブチラール樹脂、塩化ビニリデン樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスルフォン樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられ、2種以上混合することもできる。特に、基板との付着力を制御する観点から、アクリルウレタン樹脂、アクリルシリコーン樹脂、アクリルフッ素樹脂、アクリルウレタンシリコーン樹脂、アクリルウレタンフッ素樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂が好適である。
荷電制御剤としては、特に制限はないが、負荷電制御剤としては例えば、サリチル酸金属錯体、含金属アゾ染料、含金属(金属イオンや金属原子を含む)の油溶性染料、4級アンモニウム塩系化合物、カリックスアレン化合物、含ホウ素化合物(ベンジル酸ホウ素錯体)、ニトロイミダゾール誘導体等が挙げられる。正荷電制御剤としては例えば、ニグロシン染料、トリフェニルメタン系化合物、4級アンモニウム塩系化合物、ポリアミン樹脂、イミダゾール誘導体等が挙げられる。その他、超微粒子シリカ、超微粒子酸化チタン、超微粒子アルミナ等の金属酸化物、ピリジン等の含窒素環状化合物及びその誘導体や塩、各種有機顔料、フッ素、塩素、窒素等を含んだ樹脂等も荷電制御剤として用いることもできる。
着色剤としては、以下に例示するような、有機または無機の各種、各色の顔料、染料が使用可能である。
黒色着色剤としては、カーボンブラック、酸化銅、二酸化マンガン、アニリンブラック、活性炭等がある。
青色着色剤としては、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBC等がある。
赤色着色剤としては、ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀、カドミウム、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウォッチングレッド、カルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3B、C.I.ピグメントレッド2等がある。
黄色着色剤としては、黄鉛、亜鉛黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファーストイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキ、C.I.ピグメントイエロー12等がある。
緑色着色剤としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、C.I.ピグメントグリーン7、マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエローグリーンG等がある。
橙色着色剤としては、赤色黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダンスレンブリリアントオレンジGK、C.I.ピグメントオレンジ31等がある。
紫色着色剤としては、マンガン紫、ファーストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ等がある。
白色着色剤としては、亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛等がある。
体質顔料としては、バライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、タルク、アルミナホワイト等がある。また、塩基性、酸性、分散、直接染料等の各種染料として、ニグロシン、メチレンブルー、ローズベンガル、キノリンイエロー、ウルトラマリンブルー等がある。
無機系添加剤の例としては、酸化チタン、亜鉛華、硫化亜鉛、酸化アンチモン、炭酸カルシウム、鉛白、タルク、シリカ、ケイ酸カルシウム、アルミナホワイト、カドミウムイエロー、カドミウムレッド、カドミウムオレンジ、チタンイエロー、紺青、群青、コバルトブルー、コバルトグリーン、コバルトバイオレット、酸化鉄、カーボンブラック、マンガンフェライトブラック、コバルトフェライトブラック、銅粉、アルミニウム粉などが挙げられる。
これらの顔料および無機系添加剤は、単独であるいは複数組み合わせて用いることができる。このうち特に黒色顔料としてカーボンブラックが、白色顔料として酸化チタンが好ましい。上記着色剤を配合して所望の色の粒子を作製できる。
また、粒子は平均粒子径d(0.5)が、1〜20μmの範囲であり、均一で揃っていることが好ましい。平均粒子径d(0.5)がこの範囲より大きいと表示上の鮮明さに欠け、この範囲より小さいと粒子同士の凝集力が大きくなりすぎるために表示媒体としての移動に支障をきたすようになる。
さらに本発明では、各粒子群の粒子径分布に関して、下記式に示される粒子径分布Spanを5未満、好ましくは3未満とする。
Span=(d(0.9)−d(0.1))/d(0.5)
(但し、d(0.5)は粒子の50%がこれより大きく、50%がこれより小さいという粒子径をμmで表した数値、d(0.1)はこれ以下の粒子の比率が10%である粒子径をμmで表した数値、d(0.9)はこれ以下の粒子が90%である粒子径をμmで表した数値である。)
Spanを5以下の範囲に納めることにより、各粒子群が含む粒子のサイズが揃い、表示媒体としての均一な移動が可能となる。
さらにまた、使用した粒子群の内、最大の平均粒子径を有する粒子群のd(0.5)に対する最小の平均粒子径を有する粒子群のd(0.5)の比を10以下とすることが肝要である。たとえ粒子径分布Spanを小さくしたとしても、互いに帯電特性の異なる粒子が互いに反対方向に動くので、互いの粒子サイズを同程度とし反対方向に容易に移動できるようにするのが好適であり、それがこの範囲となる。
なお、上記の粒子径分布および粒子径は、レーザー回折/散乱法などから求めることができる。測定対象となる粒子にレーザー光を照射すると空間的に回折/散乱光の光強度分布パターンが生じ、この光強度パターンは粒子径と対応関係があることから、粒子径および粒子径分布が測定できる。
ここで、本発明における粒子径および粒子径分布は、体積基準分布から得られたものである。具体的には、Mastersizer2000(Malvern Instruments Ltd.)測定機を用いて、窒素気流中に粒子を投入し、付属の解析ソフト(Mie理論を用いた体積基準分布を基本としたソフト)にて、粒子径および粒子径分布の測定を行なうことができる。
さらに、表示媒体とする粒子群を気体中空間で駆動させる情報表示用パネルに適用する場合には、基板間の表示媒体を取り巻く空隙部分の気体の管理が重要であり、表示安定性向上に寄与する。具体的には、空隙部分の気体の湿度について、25℃における相対湿度を60%RH以下、好ましくは50%RH以下とすることが重要である。
この空隙部分とは、図1(a)、(b)〜図4(a)、(b)において、対向する基板1、基板2に挟まれる部分から、電極5、6、表示媒体3W、3Bの占有部分、隔壁4の占有部分(隔壁を設けた場合)、情報表示用パネルのシール部分を除いた、いわゆる表示媒体が接する気体部分を指すものとする。
空隙部分の気体は、先に述べた湿度領域であれば、その種類は問わないが、乾燥空気、乾燥窒素、乾燥アルゴン、乾燥ヘリウム、乾燥二酸化炭素、乾燥メタンなどが好適である。この気体は、その湿度が保持されるように情報表示用パネルに封入することが必要であり、例えば、表示媒体の充填、情報表示用パネルの組み立てなどを所定湿度環境下にて行い、さらに、外からの湿度侵入を防ぐシール材、シール方法を施すことが肝要である。
本発明は、帯電性粒子を絶縁液体中で移動させる方式(いわゆる電気泳動方式)のドットマトリックス型情報表示用パネルにも適用できる。白色表示媒体(粒子群)と黒色表示媒体(粒子群)とを、無色透明な絶縁液体中に封入した構成としたり、別色の表示媒体(粒子群)を、着色された透明な絶縁液体中に封入した構成としたりすることができる。
本発明の情報表示用パネルにおける基板と基板との間隔は、表示媒体が移動できて、コントラストを維持できればよいが、通常10〜500μm、好ましくは10〜200μmに、さらに好ましくは10〜100μm、特に好ましくは10〜50μmに調整される。
対向する基板間の気中空間における表示媒体の体積占有率は5〜70%が好ましく、さらに好ましくは5〜60%である。70%を超える場合には表示媒体としての移動に支障をきたし、5%未満の場合にはコントラストが不明確となり易い。
本発明の情報表示用パネルは、ノートパソコン、電子手帳、PDA(Personal Digital Assistants )と呼ばれる携帯型情報機器、携帯電話、ハンディターミナル等のモバイル機器の表示部、電子書籍、電子新聞、電子マニュアル(電子取扱説明書)等の電子ペーパー、看板、ポスター、黒板やホワイトボード等の掲示板、電子卓上計算機、家電製品、自動車用品等の表示部、ポイントカード、ICカード等のカード表示部、電子広告、情報ボード、電子POP(Point Of Presence 、Point Of Purchase advertising )、電子値札、電子棚札、電子楽譜、RF−ID機器の表示部のほか、POS端末、カーナビゲーション装置、時計など様々な電子機器の表示部に好適に用いられる。他に、外部書換え手段と接続して表示を書き換えるいわゆるリライタブルペーパーとしても好適に用いられる。
なお、本発明の情報表示用パネルの駆動方式については、パネル自体にスイッチング素子を用いない単純マトリックス駆動方式やスタティック駆動方式、また、薄膜トランジスタ(TFT)で代表される三端子スイッチング素子あるいは薄膜ダイオード(TFD)で代表される二端子スイッチング素子を用いたアクティブマトリックス駆動方式など、種々のタイプの駆動方式が適用できる。
1、2 パネル基板
3W 白色表示媒体(白色粒子群)
3B 黒色表示媒体(黒色粒子群)
3Wa 負帯電性白色粒子
3Ba 正帯電性黒色粒子
4 隔壁
5、6 電極
5−1、5−2、6−1、6−2 分割電極
7 カラー板
11 絶縁部材
12−1、12−2 電極配置部
21−1 第1のセル
21−2 第2のセル
21−3 第3のセル
22R 赤色カラーフィルター
22G 緑色カラーフィルター
22BL 青色カラーフィルター

Claims (11)

  1. 少なくとも一方が透明である2枚の対向するパネル基板間を隔壁で仕切って形成したセル内に、光学的反射率を有し、電気的に駆動可能な粒子を含んだ粒子群として構成した表示媒体を配置し、パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極を介して、表示媒体を少なくとも水平方向に移動させる動作モードを含む駆動方法によって対電極間を移動させて、情報を表示するドットマトリックス型情報表示用パネルであって、
    前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極のうち、同じ基板に間隔をもって設けられた電極間の隙間部分と電極との段差が形成されないように構成したことを特徴とするドットマトリックス型情報表示用パネル。
  2. 前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極が、2枚のパネル基板にそれぞれ設けられた電極を対向配置した対向対電極であって、対向対電極の少なくとも一方の電極を、少なくとも2つの電極に分割し、間隔をもって設け、かつ、電極間の隙間と電極との段差が形成されないように構成したことを特徴とする請求項1に記載のドットマトリックス型情報表示用パネル。
  3. 前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極のうち、同じ基板に間隔をもって設けられた電極間に絶縁部材を設けることで、間隔をもって設けられた電極間の隙間部分と電極との段差が形成されないように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載のドットマトリックス型情報表示用パネル。
  4. 前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極のうち、同じ基板に間隔をもって設ける電極に対しては、パネル基板表面に凹状の電極配置部を、前記間隔をもって形成し、各電極配置部に、各電極を設けることで、間隔をもって設けられた電極間の隙間部分と電極との段差が形成されないように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載のドットマトリックス型情報表示用パネル。
  5. 少なくとも一方が透明である2枚の対向するパネル基板間を隔壁で仕切って形成したセル内に、光学的反射率を有し、電気的に駆動可能な粒子を含んだ粒子群として構成した表示媒体を配置し、パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極を介して、表示媒体を少なくとも水平方向に移動させる動作モードを含む駆動方法によって対電極間を移動させて、情報を表示するドットマトリックス型情報表示用パネルであって、
    前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極のうち、同じ基板に間隔をもって設けられた電極間の隙間部分と電極との段差Hが、表示媒体とする粒子群の平均粒子径D0に対して、D0/3≧Hとなるように構成したことを特徴とするドットマトリックス型情報表示用パネル。
  6. 前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極が、2枚のパネル基板にそれぞれ設けられた電極を対向配置した対向対電極であって、対向対電極の少なくとも一方の電極を、少なくとも2つの電極に分割し、間隔をもって設け、かつ、電極間の隙間と電極との段差Hが、表示媒体とする粒子群の平均粒子径D0に対して、D0/3≧Hとなるように構成したことを特徴とする請求項5に記載のドットマトリックス型情報表示用パネル。
  7. 前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極のうち、同じ基板に間隔をもって設けられた電極間に絶縁部材を設けることで、電極間の隙間部分と電極との段差Hが、表示媒体とする粒子群の平均粒子径D0に対して、D0/3≧H≧0となるように構成したことを特徴とする請求項5または6に記載のドットマトリックス型情報表示用パネル。
  8. 前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極のうち、同じ基板に間隔をもって設ける電極に対しては、パネル基板表面に凹状の電極配置部を、前記間隔をもって形成し、各電極配置部に、各電極を設けることで、間隔をもって設けられた電極間の隙間部分と電極との段差Hが、表示媒体とする粒子群の平均粒子径D0に対して、D0/3≧Hとなるように構成したことを特徴とする請求項5または6に記載のドットマトリックス型情報表示用パネル。
  9. 前記パネル基板に設けた画素電極を構成する対電極が、2枚のパネル基板にそれぞれ設けられた電極を対向配置した対向対電極であって、対向対電極の少なくとも一方の電極を、少なくとも2つの電極に分割し、表示媒体を、分割した電極の一方からもう一方まで水平方向に移動させる動作モードを少なくとも1回付与してから、対向対電極に移動させて、情報を表示することを特徴とする請求項2〜4および6〜8のいずれか1項に記載のドットマトリックス型情報表示用パネル。
  10. 前記表示媒体とする粒子群が、帯電性粒子を含んだ粒子群であって、対電極に印加した電圧で形成した電界で表示媒体を移動させて、情報を表示することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のドットマトリックス型情報表示用パネル。
  11. 前記表示媒体とする粒子群が帯電性粒子を含んだ、互いに帯電特性と光学的反射率とが異なる2種類の粒子群であって、対向対電極に印加した電圧で形成した電界で表示媒体を移動させて、情報を表示することを特徴とする請求項2〜5および6〜8のいずれか1項に記載のドットマトリックス型情報表示用パネル。
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