JP2008291370A - 簡易装着帯 - Google Patents

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【課題】太鼓部で結び姿を形成し、太鼓部との境界で折畳部を形成して半幅とした胴巻部を略中間部で折り返し、手先部を結び姿側に臨ませた状態で結び姿と胴巻部とを一体化させた簡易装着帯において、きれいな着姿を長時間にわたって維持できるようにすること
【解決手段】結び姿と胴巻部とを縫着して一体となし、一部をゴム紐で構成した締紐を胴巻部の折り返し部の下部と手先部手前の下部とに取り付けた
【選択図】図2

Description

本発明は、太鼓部で結び姿を形成し、太鼓部との境界で折畳部を形成して半幅とした胴巻部を略中間部で折り返し、手先部を結び姿側に臨ませた状態で結び姿と胴巻部とを一体化させた簡易装着帯に関するものである。
この種の帯としては、特許文献1に開示されたものが知られている。
この公知技術は、面ファスナーを用いて太鼓結びを固定する他、三角形の折畳部、胴巻部の半幅の形成、胴巻部の折り返し、胴巻部と太鼓部との一体化のすべてにおいて面ファスナーを用いて固定している。
装着者は、胴巻部を胴に巻き付け、胴巻部表面上中央及び上部各付近に取り付けた締紐で胴巻部を固定することによって帯を装着することになる。
しかしながら、この公知の帯は、面ファスナーを用いて太鼓結びや太鼓部と胴巻部とを固定する構成を採用しているため、帯の折畳や装着時に帯地がファスナーで擦られて傷められる不都合がある。帯を展開すると通常の帯と同様に折り畳んで帯を収納できるが、このときにもファスナーが帯地を擦って傷めてしまうことになる。
また、胴巻部を固定する締紐が、胴巻部表面上中央と上部各付近に高さを異にして取り付けられているため、締紐で強く締めつけると胴巻部に斜め方向の力が掛かってしまい、胴巻部を真横に向けるためには強く締めつけられないことになる。したがって、帯の装着が長時間にわたると、所作の繰り返し、空腹に伴う胴囲の変化などに基因して装着に緩みが発生して着崩れが生じやすくなる。
本発明は、太鼓部で結び姿を形成し、太鼓部との境界で折畳部を形成して半幅とした胴巻部を略中間部で折り返し、手先部を結び姿側に臨ませた状態で結び姿と胴巻部とを一体化させた簡易装着帯において、きれいな着姿を長時間にわたって維持できるようにすることを課題としたものである。
この技術的課題を解決するための技術的手段は、(イ)結び姿と胴巻部とを縫着して一体となし、(ロ)一部をゴム紐で構成した締紐を胴巻部の折り返し部の下部と手先部手前の下部とに取り付けたこと、である。
第二の技術的手段は、手先部手前の締紐を斜め下向きにして取り付けたことである。
また、第三の技術的手段は、折り返し部の締紐の取付部を二股に構成し、折り返した表裏両面で締紐を支持させたことである。
第一の技術的手段においては、結び姿と胴巻部とは、糸で縫着すぐ構成が採用されているから、面ファスナー特有のゴワツキがなく、帯地本来の自然な軟らかさの着心地が得られることになる。縫合糸を取り除くと、帯には異物が何一つ残らないから、元の一本の帯としてそのまま使用することも可能となる。
胴巻部の折り返し部の下部と手先部手前の下部とに締紐が取り付けられているから、帯は胴巻部を真横に向けて、腰骨の上で締めつけることができる。
締紐は、その一部がゴム紐で構成されているため、ゴム弾性を利用した締めつけが可能となり、長時間の所作の繰り返しや胴囲の変化にも対応させることができる。したがって、装着に緩みが発生しないから帯の着崩れが起こらず、きれいな着姿を長時間にわたって維持することができる。
帯枕を使用する結び姿の場合には、枕紐と最後に胴巻部の外側に締める帯締めとによって帯全体をしっかりと体に固定することができる。
帯枕を使用しない場合には、締紐と帯締めとで胴巻部を固定することになるが、帯の強い装着感を得るために胴巻部の上の部分にも締紐を取り付ける設計を採用してもよいのは勿論である。
帯の太鼓部を用いた結び姿としては、一般的に用いられる太鼓結びの他、ふくら雀結び、文庫結び、貝の口結び、銀座結びなどを採用することができる。
結び姿と胴巻部との縫着は、要所々々に部分縫いを施すことによって、帯の柔軟性を残した自然な装着感を与えることができる。
締紐を構成するゴム紐は、締紐を引っ張ったり結んだり操作を容易にするために、締紐の基端側又は中間部に配置しておくことが望ましい。
なお、帯枕を用いる結び姿の場合には、枕を取り付けた枕紐を予め結び姿の内側に固定しておくと、最初に枕紐を用いて帯を位置決めすることができるから、帯の装着がさらに容易となる。
第二の技術的手段においては、手先部の手前に取り付ける締紐が斜め下向きにして取り付けられているから、締紐を括った後に締紐全体を胴巻部の下縁の裏側へ臨ませて隠すのに都合がよい。
また、第三の技術的手段では、折り返し部の締紐の取付部を二股に構成し、折り返した胴巻部の表裏両面で締紐が支持されているから、帯の装着時に胴巻部の折り返し部に下から指を挿入することが可能となり、これによって胴巻部の引っ張り、巻き付け、位置決め並びに締紐による締めつけ操作が容易となる。
図1は帯1の折畳状態を示す説明図、図2は太鼓部2における結び姿A(本実施形態では一般的な太鼓結びとしている。)と半幅の胴巻部3とを縫着一体化した状態の帯1の斜視図である。
太鼓結びAには、枕用のガーゼ紐6を取り付けた帯枕5を配置し、これを結び姿Aの内側に縫い合わせている。
帯の手先4は、太鼓結びAの内側に入れた状態で太鼓部2に縫着させている。この手先の取扱は任意であり、帯締めを使用する際に適宜折り畳むようにしてもよい。
胴巻部3の折り返し部10と手先部4の手前、すなわち結び姿A側には、その下部に締紐11、11を取りつけていて、本実施形態では、締紐11の基端側にゴム紐12を配置している
前者の締紐の取付部は二股に構成してあって、折り返し部10の表裏両面で締紐11を支持し、後者の締紐は斜め下向きにして取り付けている。
帯の折畳状態を示す説明図 本発明に係る帯の斜視図
符号の説明
1帯 、2太鼓部、 3胴巻部、 4手先部、
5帯枕、 6枕用ガーゼ紐、 10胴巻部の折り返し部、 11締紐、 12ゴム紐

Claims (3)

  1. 太鼓部で結び姿を形成し、太鼓部との境界で折畳部を形成して半幅とした胴巻部を略中間部で折り返し、手先部を結び姿側に臨ませた状態で結び姿と胴巻部とを一体化させた簡易装着帯において、結び姿と胴巻部とを縫着して一体となし、一部をゴム紐で構成した締紐を胴巻部の折り返し部の下部と手先部手前の下部とに取り付けた簡易装着帯。
  2. 手先部手前の締紐を斜め下向きにして取り付けた請求項1に記載の簡易装着帯。
  3. 折り返し部の締紐の取付部を二股に構成し、折り返した表裏両面で締紐を支持させた請求項1又は2に記載の簡易装着帯。
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