JP2008290845A - エレベータ装置。 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御装置11は、巻上機1に駆動指令を送る制御指令部11aと、各エンコーダ4,5からパルス信号を受けるトラクション能力異常検出部11bとを有している。トラクション能力異常検出部11bは、綱車速度とかご7の昇降速度と差をロープスリップ速度として算出する。さらにまた、トラクション能力異常検出部11bは、算出したロープスリップ速度が所定の速度を超えたときに、トラクション能力の異常低下が発生したと判断し、トラクション能力の異常低下の発生を制御指令部11aに知らせる。
【選択図】図1
Description
また、従来のエレベータの制動制御装置では、非常制動時に、かご速度(かごの昇降速度)と綱車速度(ロープ送り出し速度)との差がロープスリップ速度として算出され、そのロープスリップ速度の増加を抑えるように、制動装置の制動力が制御される(例えば、特許文献1参照)。
また、上記のような従来のエレベータの制動制御装置では、非常制動時にロープスリップ速度が算出されるが、通常運転時に、トラクション能力の異常低下が発生した場合について、何等考慮されていない。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。
図において、昇降路の上部には、巻上機(駆動装置)1、そらせ車2、調速機3、モータ駆動監視手段としての第1エンコーダ4、及び昇降速度測定手段としての第2エンコーダ5が設けられている。
次に、この発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2の制御指令部11aには、通常運転時のかご7の昇降速度パターンである通常時速度パターンと、その通常時速度パターンよりも全体的に低い昇降速度パターンである管制時速度パターンとが予め登録されている。制御指令部11aは、トラクション能力の異常低下の発生に応じて、かご7の昇降速度を管制時速度パターンに設定して(即ち、かご7の昇降速度を通常運転時よりも低下させて)、かご7を目的階又は最寄り階まで運転する。他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、この発明の実施の形態3について説明する。実施の形態3の制御指令部11aには、通常運転時のかご7の減速度である通常時減速度と、通常時減速度よりも低い減速度である管制時減速度とが予め登録されている。制御指令部11aは、トラクション能力の異常低下の発生に応じて、かご7の減速度を管制時減速度に設定して(即ち、かご7の減速度を通常運転時よりも低下させて)、かご7を目的階又は最寄り階まで運転する。他の構成は、実施の形態1と同様である。
Claims (5)
- モータ、
上記モータの駆動力によって回転される綱車、
上記綱車に巻き掛けられたロープ、
上記ロープに吊り下げられ、昇降路内を昇降されるかご及び釣合おもり、
上記モータの駆動状況を監視するためのモータ駆動監視手段、
上記かごの昇降速度を測定するための昇降速度測定手段、及び
上記モータ駆動監視手段を介して上記モータの駆動状況を監視し、上記かごの運転を制御する運転制御部
を備え、
上記運転制御部は、上記モータの駆動状況に基づく上記綱車のロープ送り出し速度と、上記昇降速度測定手段からの信号に基づく上記かごの昇降速度との差をロープスリップ速度として算出し、そのロープスリップ速度が所定の速度を超えたときに、上記かごの運転を休止することを特徴とするエレベータ装置。 - 上記運転制御部には、通常運転時の上記かごの昇降速度パターンである通常時速度パターンと、上記通常時速度パターンよりも全体的に昇降速度が低い昇降速度パターンである管制時速度パターンとが予め登録されており、
上記運転制御部は、上記ロープスリップ速度が所定の速度を超えたときに、上記通常時速度パターンから上記管制時速度パターンに変更して上記かごの昇降速度パターンを設定し、所定の階まで上記かごを運転し、運転した後、上記かごの運転を休止することを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。 - 上記運転制御部には、上記かごの負荷状態に対応付けて、上記管制時速度パターンが複数登録されており、
上記運転制御部は、上記ロープスリップ速度が所定の速度を超えたときに、上記かご内の負荷量を測定するための秤装置を介して、上記かご内の負荷状態を判別し、その負荷状態に対応する上記管制時速度パターンを上記かごの昇降速度パターンとして設定することを特徴とする請求項2記載のエレベータ装置。 - 上記運転制御部は、通常運転時の上記かごの減速度である通常時減速度と、上記通常時減速度よりも低い減速度である管制時減速度とが予め登録されており、
上記運転制御部は、上記ロープスリップ速度が所定の速度を超えたときに、上記通常時減速度から上記管制時減速度に変更して上記かごの減速度を設定し、所定の階まで上記かごを運転し、運転した後、上記かごの運転を休止することを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。 - 上記運転制御部には、上記かごの負荷状態に対応付けて、上記管制時減速度が複数登録されており、
上記運転制御部は、上記ロープスリップ速度が所定の速度を超えたときに、上記かご内の負荷量を測定するための秤装置を介して、上記かご内の負荷状態を判別し、その負荷状態に対応する上記管制時減速度を上記かごの減速度として設定することを特徴とする請求項4記載のエレベータ装置。
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- 2007-05-24 JP JP2007137889A patent/JP2008290845A/ja active Pending
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