JP2008284259A - 携帯用正座椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の携帯用正座椅子では、長時間正座していると、正座中も人は常に動いているという、人体の生理機能を補助して、痺れ等の苦痛を軽減または防止することはできない。そして、座布団上での使用は不安定であり、使用者が誤って手許から落とした場合、音が発生し、中座すると正座椅子が其の儘の形でそこに位置して残り、使用前、使用後に手間が掛かり、即時使用ができないので使用者の負担となっていた。
【 解決手段】座部と脚部を備えた立方体の一体構造体により、座部上面が略正方形状の平面で、脚部下面が略台形状の平面であり、後面の座部より底面に向かい円弧断面状を有するくぼみを形成し円弧断面状の一部が足の裏の一部に当接可能となる。
【選択図】 図1
【 解決手段】座部と脚部を備えた立方体の一体構造体により、座部上面が略正方形状の平面で、脚部下面が略台形状の平面であり、後面の座部より底面に向かい円弧断面状を有するくぼみを形成し円弧断面状の一部が足の裏の一部に当接可能となる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯用正座椅子に関するものである。
本発明者は、正座に敵する椅子として特許文献1のものを提案した。しかし、この携帯用正座椅子は、材質、形状、硬度などの検討が不十分であったため製品毎の性能に「ばらつき」があり満足できるものではなかった。また、従来の携帯用正座椅子には、座部と座部を支持する脚部を備えたコンパクトで持ち運びに便利なものが提案されている。そして、木製や強化プラスチック等を使用して、脚部下方の底面が十字に形成されて一脚である折り畳み式(例えば、特許文献2参照)やポーチ内部に収納した座板を取り出し、筐体と組み合わせて使用する組み立て式(例えば、特許文献3参照)のものなども提案されている。また、座部が前方へ傾斜して一対の脚部を有する形成のものなども知られている。(例えば、特許文献4参照)
従来の携帯用正座椅子は、人が短時間座るだけであれば、人の臀部と足を支持して正座ができ、コンパクトで持ち運びに便利なもので、大変有用な道具である。しかし、人が長時間の正座をしていると、臀部や足に体重が集中するため臀部と足に負担がかかり、痺れ等の苦痛を軽減または防止するために、定期的に臀部や足を動かすといった防護策が必要となる。
また、人が携帯用正座椅子に長時間座っていると、上記理由により、痺れ等の苦痛を軽減または防止するために、臀部や足を動かす必要が生じるため、臀部や足を動かして体重移動したり、少し足を臀部から逃したり(外したり)して、下半身はよく動いている。そして、人が携帯用正座椅子に長時間座っているその間には、茶席であればお辞儀をしたり、お茶碗を触ったり、法事の時はお経本を手にしたり数珠を持ったりして、講演の時はメモをとるなど、上半身もよく動いており、正座中も人は常に動いているものである。
しかし、従来の携帯用正座椅子では、長時間正座していると、座部が臀部に対して体重移動できるほどの面積やクッション性が少なく、中空部位の形成ではバランスがとりにくい、足を動かすにも木製や強化プラスチック等の脚部に足が接触して肌に痕が付いて負担がかかる。また、座部が前方へ傾斜していれば、体が滑り座位自体が変わってくる。正座中も人は常に動いているという、人体の生理機能を補助して、痺れ等の苦痛を軽減または防止することはできないので自然な姿勢で正座することも負担である。そして、座布団上での使用は不安定であり、使用者が誤って手許から落とした場合、音が発生し、中座すると正座椅子が其の儘の形でそこに位置して残り、使用前や使用後に折り畳んだり、組み立てたりして手間が掛かり、使用者の負担となっていた。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、携帯用正座椅子が目的地において即時使用が可能で、携帯時や使用時においては人に気付かれることなく、人は常に動いているという、人体の生理機能を補助することにより、臀部や足を支持して、痺れ等の苦痛を軽減または防止することが可能となり、長時間の正座でも自然な姿勢で正座することができて、人体や床等を傷付けることなく、座布団上でも使用可能で、座り心地の好適な携帯用正座いすを提供することは、日本の伝統文化普及の一助になり実現することを目的に、種々の実験を試みながら試行錯誤した結果、底面を略台形状に形成して、後側面の座部より底面に向かい円弧断面状を有するくぼみを形成することによって、その目的を達成する携帯用正座椅子の構造を知見した。
上記課題を解決するために本発明の携帯用正座椅子は、その知見に基づいて構成したもので、座部と脚部を備えた立方体の一体構造体である正座椅子において、座部上面が略正方形状の平面で、脚部底面が略台形状の平面であり、後側面の座部より底面に向かい円弧断面状を有するくぼみを形成し、円弧断面状の一部が足の裏の一部に当接可能となる、携帯用正座椅子の構造を提供する。
上記課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、本発明の携帯用正座椅子を用いることにより、座部と脚部を備えた立方体の一体構造体において、使用前、使用後に折り畳みや組み立てに手間が掛かからず、目的地において即時使用が可能で、携帯時や使用時においては人に気付かれることなく、座部上面が略正方形状の平面で、脚部底面が略台形状の平面であり、後側面の座部より底面に向かい円弧断面状を有するくぼみを形成し、円弧断面状の一部が足の裏の一部に当接可能となるため、人は常に動いているという、人体の生理機能を補助することにより、臀部や足を支持して、痺れ等の苦痛を軽減または防止することが可能となり、長時間の正座でも自然な姿勢で正座することができて、人体や床等を傷付けることなく、座布団上でも使用可能で、座り心地の好適な携帯用正座いすを提供することは、日本の伝統文化普及の一助になるという効果を発揮する。
本発明の実施形態に係る携帯用正座椅子を、図面を用いて説明する。図1は、本発明を適用した実施形態の、携帯用正座椅子本体1の斜視図である。
図2は、右側面図である。携帯用正座椅子の本体1は、座部2と脚部3を備えた一体構造体である立方体において、座部2上面4が略正方形状の平面で、脚部3底面8が略台形状の平面であり、後側面7の座部2より底面8に向かい円弧断面状9を有するくぼみを形成して、円弧断面状9を有するくぼみの一部が足の裏の一部に当接可能となるものである。
上記構造により、座部2と脚部3を備えた一体構造体である携帯用正座椅子の本体1は、使用前、使用後に折り畳みや組み立てに手間が掛かからず、目的地において即時使用することができる。
そして、座部2は座部2上面4が底面8に対し平行しており、滑って座位自体が変わることはない。また、座部2上面4が痺れ等の苦痛を軽減または防止するために体重移動してもバランスが容易にとれて、人の臀部を十分に支えられる接地面積のある大きさになっており、座部2と脚部3を備えた一体構造体である携帯用正座椅子の本体1において、臀部と足を十分に支えられる大きさになっている。
また、後側面7の座部2より底面8に向かい円弧断面状9を有するくぼみを形成して脚部3の一部となり、図3の携帯用正座椅子の使用状態を示す、円弧断面状9を有する下面のくぼみに、足の裏の土踏まずからつま先まで収める足の形状に沿った大きさになっているので、足先が支持できる。そして、図4の携帯用正座椅子の使用状態を示す、携帯用正座椅子の本体1は両足の間に狭置できる大きさになっており着座するので、足を動かす範囲が拡がり、少し足を臀部から逃したり(外したり)することが可能となり、体重移動も容易で、膝や足先等の、痺れ等の苦痛を軽減または防止して、足を支持することが可能となる。
また、携帯用正座椅子の本体1の座部2上面4から側面部にかけて境界部を曲面に面取りを施し、着座したとき人体の感触を良好とする。
図5は、底面図である。底面8の前側面5幅はほぼ座部2上面4と同寸法であり、底面8は平坦であり、底面8の奥行きは座部2上面4寸法の60〜90%である略台形状を有していることが好ましい。
上記底面8は底面8が平坦であるため、携帯用正座椅子の本体1を床や座布団上で安定して使用することができる。また、使用後には痕や傷を付けることはない。そして、底面8の奥行きは座部2上面4寸法の60〜90%である略台形状は足の形状に沿った形成により、着座すると足で携帯用正座椅子を抱いた形となり、上半身や臀部が動いてもバランスがとれて、自然な姿勢で正座することが可能となる。
そして、底面8の略台形状の円弧断面状9を形成する後側面7は凸状で、座部2に向かい拡がった曲面を有し、本実施例に係る携帯用正座椅子の本体1を形成する後側面7の円弧断面状9である一部が、足の裏の一部に当接可能としている。
前記円弧断面状9である一部が、足の裏の一部に当接可能となることは、人が正座をすると、脚の裏に臀部が重なった状態であると同様になるもので、上半身を安定して効果的に頚椎や坐骨への負担を緩和して、臀部を支持することが可能になり、自然な姿勢で一体感と安定感が得られる。また、足の裏の経絡を刺激することも可能となり、より一層、長時間の正座が可能となる。
そして、前記携帯用正座椅子を使用することにより、従来、通常の座布団に正座している人が、足が痛くなると、途中で座布団を二つに折り曲げて、臀部と足の間に挟んで正座している姿勢も兼ねている.
図6は、後側面図である。後側面7の座部2において座部2の厚みを3cm〜6cmの範囲であることが好ましい。後側面7の座部2において座部2の厚みを3cm〜6cmの範囲で形成して、臀部を支持することが可能となる。また、図3の携帯用正座椅子の使用状態を示すように、正座時において背後より見ても、つま先が重なって自然な正座姿勢であり、周囲に携帯用正座椅子を使用していることに気付かれない高さとなる。そして、特に女性は着衣により、携帯用正座椅子に被さって隠れて見えなくなるものである。
図7は、携帯用正座椅子の本体1をカバー10で覆い、図6におけるA−A線に沿った断面図である。携帯用正座椅子の本体1は第1の層31である脚部3と前記第1の層31の上部に形成された第2の層21である座部2と、から構成されている。
第1の層31は、臀部と足を十分に支えられる剛性を有する発泡材料で形成され、第2の層21が第1の層31より軟質で、座り心地の良い柔らかさと臀部の体圧を十分に支えられる程度の剛性を有した発泡材料から形成されて一体に接合しており、携帯用正座椅子の本体1として体圧が分散されて、臀部や足を支持することが可能となる。
そして、携帯用正座椅子の本体1は、第1の層31及び第2の層21を発泡材料から形成することにより、長時間の正座において、脚部3に足が接触して肌に痕が付くことがなく、冷えを感じることなく、座り心地を良くすると共に、全体を軽量にして、携帯を容易にすることができる。
また、使用者が誤って手許から放れ落とした場合、音が発生することなく、足や床面等を損傷することもなく、周囲への配慮も軽減される。
本発明の携帯用正座椅子の本体1を表皮材によるカバー10で全体を覆い、汚れ及び磨耗を防止することも可能である。そして、カバー10の材質は、綿、編んだ材料、皮、合成皮、合成繊維、その他種々の樹脂等を使用することもできる。
図8は、携帯用正座椅子の本体1が袋体11に収められた図面である。外観が通常の手提げバッグ又は肩掛けバッグで、カバー10に覆われた携帯用正座椅子1の本体1が袋体11より、容易に出し入れできる余裕のある大きさで形成して、その材質は適宜選択可能で、綿、編んだ材料、皮、合成皮、合成繊維、その他の樹脂等からなり、見栄えがバッグに見えるように縫製加工を施し製作するものである。袋体に収納した携帯用正座椅子は見栄えがバッグに見えるため、携帯しても中座しても人に気付かれることがなく使用することが可能となり、汎用性が高まる。
そして、袋体11の余裕のあるところに、数珠やハンカチ等の小物や挨拶状等を収納することも可能である。また、袋体11の外観などの見栄えを良くするために、デザイン性や装飾など施す事も可能である。
また、袋体11が裏返せば黒地で法事等の式に使用することができるもの等、リバーシブルのものも可能であり、より一層、汎用性が高まる。
本発明の携帯用正座椅子の本体1を、お手持ちの袋体11に収納して使用することも可能である。
本発明の携帯用正座椅子の本体1の立方体を形成するにあたり、座部2上面4を前後左右に延在した形成で、太腿と脹脛の間に挟んで座る形成や、側面が曲面である形成のものも可能である。そして、座布団上に一体化した構造も可能である。
本発明の携帯用正座椅子の本体1の立方体を形成するにあたり、その材質は適宜選択可能で、車の座席シートのように様々な樹脂(発泡スチロール、発泡ポリエチレン、ウレタンフォーム等)が組み合わされたものや、ゴム等で構成されたスポンジや空気体、木材(コルクなど)等や金属(スチールウール、超合金材料など)等や緩衝材(綿、樹脂など)の組み合わせ等も可能である。
本発明の携帯用正座椅子の本体1の立方体を形成するにあたり、中空部位で形成することも可能である。そして、中空部位に物品を収納することも可能である。また、芳香剤等を収納したりして、使用することも可能である。
本発明の携帯用正座椅子の本体1の立方体を形成するにあたり、この材質(綿、合成繊維、樹脂等)の中に殺菌や消臭効果のある炭やカテキン等の混入も可能である。
本発明の携帯用正座椅子の本体1の立方体を形成するにあたり、癒し効果があるとされている磁石やトルマリン、ゲルマニュウム等を、組み込むことや貼り付けること等で、経絡(ツボ)をより一層刺激することも可能である。
本発明の携帯用正座椅子の本体1の立方体を形成するにあたり、表面が見た目も好適な材質(綿、編んだ材料、皮、合成皮、合成繊維、その他の樹脂等)で形成すれば、正座椅子だけの単体で使用することも可能である。
表1は発泡材料の硬度について、17人に座り心地についてのモニターテストした結果である。尚、硬度テストは図9に示すように、重量(充実度)はテストピース(材質)縦10cm、横10cm、厚み5cmのものであり直径8cmの球形で5kgの荷重を加えたときの沈み寸法である。また、テストピース(材質)A〜Hは表1と表2の材質と同一のものである。
表1の発泡材料の硬度について、座り心地のモニターテストにより、総合的評価はテストピース(材質)B〜Fが携帯用正座椅子として適しているが、より一層、座り心地を好適とするために、表2のモニターテストを実施したものである。表2は本発明の携帯用正座椅子を、第1の層31と第2の層21で構成するため、上記17人に発泡材料の硬度について、座り心地のモニターテストした結果である。
表2の総合的評価により、座り心地としてはNO.3、4、6が携帯用正座椅子として適しているが、携帯するために、より軽量であることが良好となるため、NO.3が最も好適となる。
本発明の携帯用正座椅子は、第1の層31である脚部3と前記第1の層の上部に形成された第2の層21である座部2を備えた一体構造体である立方体で、第1の層31が臀部や足を十分に支持して、痺れ等の苦痛を軽減または防止することが可能で、長時間の正座でも自然な姿勢で正座することが容易に可能となる剛性を有する発泡材料に、表1のBを採用して、第2の層21に第1の層31より軟質で、人は常に動いているという、人体の生理機能を補助するために、座り心地の良い柔らかさと、臀部と足の体圧を十分に支えられる程度の剛性を有した発泡材料に、表1のEを採用して、接合構成した一体構造体としたものである。
製造方法の一例として、上記一体構造体である立方体を、熱線カッターとウエルダー、ナイフで切り削り形成しているため製造が容易であり、その結果、従来の携帯用正座椅子の製造と比較して、本実施例に係る携帯用正座椅子の製造は容易であり安価である。そして、製造が容易であるため要望に沿った形状のものも提供することができる。また、型枠の製造で量産すれば、より安価な携帯用正座椅子が提供することもできる。
図7の、カバー10で本発明の携帯用正座椅子の本体1全体が覆われており、汚れ及び磨耗を防止するものであるが、カバー10は綿のリブ地で携帯用正座椅子の本体1に密接する程度に覆うものが好適であり、携帯用正座椅子の本体1を保護し、見栄えも良好となる。また、カバー10で全体が覆われた携帯用正座椅子の本体1を、汚れ等ある場合、そのまま洗濯することも可能である。
図8は、携帯用正座椅子の本体1が袋体11に収められたものである。袋体11は、図柄の入った縮緬と黒地の縮緬でリバーシブルとし、カバー10に覆われた携帯用正座椅子の本体1が袋体11より、容易に出し入れできる余裕のある大きさで、開口部にリバーシブルのファスナーと、手提げとするためデザイン性のある、黒色で帯状の組紐を用いて縫製加工を施し製作したものであり、外観がバッグに見えるものである。
表3は従来技術に係る携帯用正座椅子と本実施例に係る携帯用正座椅子を比較するために、17人のモニターテストした結果である。尚、本評価に用いた従来技術に係る携帯用正座椅子としては、本実施例に係る携帯用正座椅子と異なり、円弧断面状を有さず発泡材料からなる廃材を粉砕し、接着剤塗布後に型に入れ、キュア、乾燥させて硬質のチップモールドとして成形された立方体で、合成繊維綿を綿布に挟みキルティングした袋体に収められたもので、ホームセンター等で市販されている携帯用正座椅子を使用したものである。
上記、モニターテストの評価は、座り心地は良いか、足は十分支持できるか等の、いくつかの項目に対して、高い評価に対しては5、低い評価に対しては1となるように5段階評価としている。
従来技術に係る携帯用正座椅子と本実施例に係る携帯用正座椅子とでは、総合的評価は体に馴染んで(フィット)いる点や安定している点については同程度であった。座り心地は良い点、体重移動が容易である点、自然な姿勢で正座できる点、長時間の正座ができる点等、評価が本実施例に係る携帯用正座椅子は、従来技術に係る携帯用正座椅子を大きく上回り、本実施例に係る携帯用正座椅子の方が、人体の生理機能を補助して、痺れ等の苦痛を生じにくいと結論づけられる。
上記構造形成により携帯用正座椅子が、目的地において即時使用が可能で、携帯時や使用時においては人に気付かれることなく、人は常に動いているという、人体の生理機能を補助することにより、臀部や足を支持して、痺れ等の苦痛を軽減または防止することが可能となり、長時間の正座でも自然な姿勢で正座することができて、人体や床等を傷付けることなく、座布団上でも使用可能で、座り心地の好適な携帯用正座いすを提供することは、日本の伝統文化普及の一助になる効果を発揮する。
1. 本発明の携帯用正座椅子の本体
2. 座部
3. 脚部
4. 上面
5. 前側面
6. 右側面
7. 後側面
8. 底面
9. 円弧断面状
10.カバー
11 袋体
21.第2の層
31.第1の層
2. 座部
3. 脚部
4. 上面
5. 前側面
6. 右側面
7. 後側面
8. 底面
9. 円弧断面状
10.カバー
11 袋体
21.第2の層
31.第1の層
上記課題を解決するために本発明の携帯用正座椅子は、その知見に基づいて構成したもので、座部と脚部を備えた立方体の一体構造体である正座椅子において、座部上面が略正方形状の平面で、脚部底面が略台形状の平面であり、縦10cm×横10cm×厚さ5cm、重量5kgの重錘で圧縮したときの硬さが、沈み寸法0.1cm〜2.5cmの範囲に相当する硬さであり、後側面の座部より底面に向かい円弧断面状を有するくぼみを形成し、円弧断面状の一部が足の裏の一部に当接可能となり、素材が上下二層よりなり、上層が下層よりも低い硬度で構成される携帯用正座椅子の構造を提供する。
上記課題を解決するために本発明の携帯用正座椅子は、その知見に基づいて構成したもので、座部と脚部を備えた立方体の一体構造体である正座椅子において、座部上面が略正方形状の平面で、脚部底面が略台形状の平面であり、クッション素材が上下層より成り、縦10cm×横10cm×厚さ5cmの素材を、重量5kgの重錘で圧縮したときの硬さが、上層では沈み寸法が0.75cm〜2.5cmであり、下層では沈み寸法が0.1cm〜0.2cmであり、後側面の座部より底面に向かい円弧断面状を有するくぼみを形成し、円弧断面状の一部が足の裏の一部に当接可能となる携帯可能な正座椅の構造を提供する。
上記課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、本発明の
携帯用正座椅子を用いることにより、座部と脚部を備えた立方体の一体
構造体において、使用前、使用後に折り畳みや組み立てに手間が掛から
ず、目的地において 即時使用が可能で、携帯時や使用時においては人
に気付かれることなく、座部上面が略正方形状の平面で、脚部底面が略
台形状の平面であり、後側面の座部より底面に向かい円弧断面状を有す
るくぼみを形成し、円弧断面状の一部が足の裏の一部に当接可能となる
ため、人は常に動いているという、人体の生理機能を補助することによ
り、臀部や足を支持して、痺れ等の苦痛を軽減または防止することが可
能となり、長時間の正座でも自然な姿勢で正座することができて、人体
や床等を傷付けることなく、座布団上でも使用可能で、座り心地の好適
な携帯用正座いすを提供することは、日本の伝統文化普及の一助になる
という効果を発揮する。
そして、硬さを上記記載のように所定の硬度ものに特定する事により、
座り心地や疲労度が所望の性能を得る事ができた。(後述のモニターテス
ト参照)
携帯用正座椅子を用いることにより、座部と脚部を備えた立方体の一体
構造体において、使用前、使用後に折り畳みや組み立てに手間が掛から
ず、目的地において 即時使用が可能で、携帯時や使用時においては人
に気付かれることなく、座部上面が略正方形状の平面で、脚部底面が略
台形状の平面であり、後側面の座部より底面に向かい円弧断面状を有す
るくぼみを形成し、円弧断面状の一部が足の裏の一部に当接可能となる
ため、人は常に動いているという、人体の生理機能を補助することによ
り、臀部や足を支持して、痺れ等の苦痛を軽減または防止することが可
能となり、長時間の正座でも自然な姿勢で正座することができて、人体
や床等を傷付けることなく、座布団上でも使用可能で、座り心地の好適
な携帯用正座いすを提供することは、日本の伝統文化普及の一助になる
という効果を発揮する。
そして、硬さを上記記載のように所定の硬度ものに特定する事により、
座り心地や疲労度が所望の性能を得る事ができた。(後述のモニターテス
ト参照)
Claims (1)
- 座部と脚部を備えた立方体の一体構造体である正座椅子において、座部上面が略正方形状の平面で、脚部底面が略台形状の平面であり、後側面の座部より底面に向かい円弧断面状を有するくぼみを形成し、円弧断面状の一部が足の裏の一部に当接可能となることを特徴とする携帯可能な正座椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007133700A JP2008284259A (ja) | 2007-05-21 | 2007-05-21 | 携帯用正座椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007133700A JP2008284259A (ja) | 2007-05-21 | 2007-05-21 | 携帯用正座椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008284259A true JP2008284259A (ja) | 2008-11-27 |
Family
ID=40144545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007133700A Pending JP2008284259A (ja) | 2007-05-21 | 2007-05-21 | 携帯用正座椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008284259A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102309167A (zh) * | 2011-09-08 | 2012-01-11 | 卢阳 | 休息工作两用椅 |
JP2019206781A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 国立大学法人三重大学 | 座位姿勢作業用のアシスト器具 |
-
2007
- 2007-05-21 JP JP2007133700A patent/JP2008284259A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102309167A (zh) * | 2011-09-08 | 2012-01-11 | 卢阳 | 休息工作两用椅 |
JP2019206781A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 国立大学法人三重大学 | 座位姿勢作業用のアシスト器具 |
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