JP2008283279A - 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】検出用のセンサ類を多く用いることなく、複数の規格の用紙サイズを検出することが可能な画像処理装置を提供する。
【解決手段】原稿台1011上に載置された原稿の主走査方向1列分の画像を読み取るラインセンサと、主及び副走査方向に移動可能な原稿台の所定箇所の原稿の存否を検出する原稿検出センサ1100と、該ラインセンサによって該原稿台1011上に載置された原稿の主走査方向の長さを検知し保持する主走査方向長さ保持手段と、該原稿検出センサ1100が第1ホームポジションをとるとき、該主走査方向長さ保持手段が保持する長さと、第1系列の規格長さと一致するか否かを判定する第1系列規格長さ判定手段と、該原稿検出センサ1100が第2ホームポジションをとるとき、該主走査方向長さ保持手段が保持する長さと、第2系列の規格長さと一致するか否かを判定する第2系列規格長さ判定手段と、を有する。
【選択図】図15

Description

本発明は、スキャナ装置、コピー装置やファクシミリ装置、或いはスキャナ部及びプリンタ部を備えたデジタル複合機などの画像処理装置に係り、特に、スキャナ部で原稿をスキャンするときにおける原稿サイズの検出を行う画像処理装置及びこのような画像処理装置の制御方法に関する。
従来、画像読み取り装置などの画像処理装置では、いくつかの読み取り方式が実用化されているが、中でも、上部に平らなテーブル状の台を持ち、原稿を載せた状態で、読み取り機構を動作させることでデータを読み取るようになっているフラットヘッド方式が一般的で、広く普及している。
通常、フラットヘッド方式の画像読み取り装置は、読み取り機構として一次元の撮像素子(ラインセンサ)を備え、撮像素子を搭載したキャリッジを原稿に対して移動(スキャン)させることで2次元の情報を読み取るようになっている。
読み取った画像データは、画像の再現性を高めるため、色調補正等の画像処理が施されるが、再現性をより高めるためには、読み取り対象の原稿の種類、例えば、モノクロ書類・カラー写真等に応じた画像処理方法を選択する必要がある。また、読み取り時間を短縮するためには、原稿サイズに応じた読み取り範囲を設定する必要がある。
このため、画像読み取り装置によっては、本スキャンを行なう前にプリスキャンを行なって、画像処理方法、読み取り範囲の設定等を行なう機能を備えているものがある。
ここで、プリスキャンとは、読み取り対象となる原稿の概略を、例えば、50dpi程度低解像度で迅速に読み取る処理である。
例えば、特許文献1(特開2001−320545号公報)には、コンタクトガラスの下方に反射型光電センサを配置し、原稿のサイズを識別するようにした画像読取装置において、反射型光電センサを所定のリニア移動経路内において往復移動させる光電センサ移動制御手段と、リニア移動経路を移動する反射型光電センサがオンしてからオフになるまでの移動期間の大小を判別して、原稿サイズを識別する主制御手段とを備えたことを特徴とする画像読取装置が開示されている。
特開2001−320545号公報
現状のスキャナなどの画像読み取り装置では原稿が原稿台に置かれた時に主走査方向はラインセンサで、また、副走査方向はミラーで反射させてCCDで読み取るかまたはセンサを固定位置に配置して原稿サイズ検知を行っている。このような検知方式では、検知できる用紙サイズは、規格で決まっている定型サイズに限定されてしまう、という問題がある。
規格で決まっている定型サイズ以外のサイズの原稿を検出するためにはセンサを複数配置するか、プレスキャンを行うしかない。特許文献1に記載されたる画像読取装置は、光電センサ、反射型光電センサを移動させて検知するものであるが、このような方法によれば、光電センサ、反射型光電センサなどの移動時間による待ち時間が画像読取前に常に発生し、使い勝手が悪い、という問題がある。
また、現在、日本ではISO(International Organization for Standardization)のA列、B列による規格の用紙が一般的であるが、米国などはリーガルサイズ、レターサイズなどの規格の用紙が一般的である。ところが、従来の画像読み取り装置では、種々の規格の用紙サイズを検出することができないか、或いはできたとしても配置する検出用のセンサの数が多くなってしまう、という問題がある。
上記のような問題に対処するために、本発明の画像処理装置は、原稿台上に載置された原稿の主走査方向1列分の画像を読み取るラインセンサと、該原稿台の内部において主走査方向及び副走査方向に移動可能に構成され、原稿台の所定箇所の原稿の存否を検出する原稿検出センサと、該ラインセンサによって該原稿台上に載置された原稿の主走査方向の長さを検知し保持する主走査方向長さ保持手段と、該原稿検出センサが第1ホームポジションをとるとき、該主走査方向長さ保持手段が保持する長さと、第1系列の規格長さと一致するか否かを判定する第1系列規格長さ判定手段と、該原稿検出センサが第2ホームポジションをとるとき、該主走査方向長さ保持手段が保持する長さと、第2系列の規格長さと一致するか否かを判定する第2系列規格長さ判定手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置は、該第1系列規格長さ判定手段によって、該主走査方向長さ保持手段が保持する長さが第1系列の規格長さと一致しないと判定されたときには、該原稿検出センサを第1ポジションから移動させ、該第2系列規格長さ判定手段によって、該主走査方向長さ保持手段が保持する長さが第2系列の規格長さと一致しないと判定されたときには、該原稿検出センサを第2ポジションから移動させる移動手段、を有することを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置は、該原稿検出センサを第1ホームポジションに位置させた上で該第1系列規格長さ判定手段を用いるか、該原稿検出センサを第2ホームポジションに位置させた上で該第2系列規格長さ判定手段を用いるか選択可能に構成されることを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置は、該原稿検出センサを第1ホームポジションに位置させた上で該第1系列規格長さ判定手段を用いるか、該原稿検出センサを第2ホームポジションに位置させた上で該第2系列規格長さ判定手段を用いるかを操作パネル部のユーザー操作によって選択可能に構成されることを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置は、該第1系列規格長さは、A列の用紙の長さ又はB列の用紙の長さであることを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置は、該第2系列規格長さは、レターサイズ用紙の長さ又はリーガルサイズ用紙の長さであることを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置の制御方法は、原稿台上に載置された原稿の主走査方向1列分の画像を読み取るラインセンサによって該原稿台上に載置された原稿の主走査方向の長さを検知し、当該長さが規格長さと一致しないときは、該原稿台の内部において主走査方向及び副走査方向に移動可能に構成される原稿検出センサを移動させて、原稿のサイズを検出するように制御する画像処理装置の制御方法であって、該原稿検出センサを第1ホームポジションに位置させて、第1系列の規格長さと一致しないときに、該原稿検出センサを移動させて原稿のサイズを検出する第1のモードと、該原稿検出センサを第2ホームポジションに位置させて、第2系列の規格長さと一致しないときに、該原稿検出センサを移動させて原稿のサイズを検出する第2のモードと、を有することを特徴とする。
本発明の画像処理装置及び画像処理装置の制御方法によれば、
規格で決まっている定形サイズの原稿については、ラインセンサとホームポジションにある原稿検出センサからの情報によって、センサ等を移動させることなく検出することができ、かつ、規格外の原稿サイズについても原稿検出センサが移動することによって、検知することができるので、原稿サイズの検知に要する時間を大幅に短縮することができ、使い勝手のよい画像処理装置を提供することができる。
また、本発明の画像処理装置及び画像処理装置の制御方法によれば、検出用のセンサ類を多く用いることなく、ISOのA列、B列の用紙やリーガルやレターいった用紙など、複数の規格の用紙サイズを検出することが可能な画像処理装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。本実施形態においては画像処理装置として複合機を例にとり説明するが、本発明はこのような複合機に限らず単体としての、スキャナ装置、ファクシミリ専用機などの画像処理装置にも適用可能なものである。
図1は本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置(複合機)及びその周辺のシステム構成を示す図である。図1において、10はLAN、WANなどのネットワーク、20は電話回線、100は複合機、110は複合機の主制御を行う制御部、120はファクシミリ文書の送受信を行うファクシミリ部、130は記録媒体への印刷を行うプリンタ部、140は原稿の読み取りを行うスキャナ部、150はユーザーとのインターフェイスとなる操作パネル部、160はネットワークI/F、170はUSB I/F、200、200’、200’’はパーソナルコンピュータ、300は外部機器をそれぞれ示している。
図1に示されるファクシミリ装置(複合機)周辺のシステムでは、クライアントなどのパーソナルコンピュータ200、200’、200’’と複合機100とが、ネットワーク10を介して接続される構成となっている。また、複合機100のファクシミリ部120が電話回線20と、USB I/F170が、携帯電話やデジタルカメラなどの外部機器300と接続されるような構成とされている。
複合機100は、情報処理装置からなる複合機本体の主制御を行う制御部110と、ユーザーの入力操作を受け付ける入出力装置である操作パネル部150と、原稿・画像をスキャンしてカラーで読み込むスキャナ部140と、印刷用紙等に印刷を行うプリンタ部130と、ファクシミリ送受信を行うファクシミリ部120とを備える。つまり、複合機100は、スキャナ機能、印刷機能、スキャナ機能と印刷機能を組み合わせたコピー機能及びファクシミリ送受信機能を備えるものである。
複合機100の情報処理機構は、いずれも例えば汎用的なコンピュータシステムにより構成され、個々の構成要素または機能は、例えば、記憶手段に書き込まれたコンピュータプログラムを実行することにより実現される。
スキャナ部140は、原稿を載置可能な不図示の原稿台とこれを読み取る光学系からなる。スキャナ部140の原稿台には、原稿台に載置した原稿のサイズを検知することができる原稿サイズ検知センサが設けられている。また、複合機に100には、スキャナ部140に自動的に連続的に原稿を送致する構成である自動原稿搬送装置(ADF:Automatic Document Feeder)が設けられている。
スキャナ部140によって読み取られた制御部110の不図示の記憶手段に一度取り込まれる。操作パネル部150などからの指定によって制御部110は、スキャナ部140で読み取られた原稿画像データを、そのまま、或いは設定された倍率でプリンタ部130から紙出力したり(複合機100のコピー機能)、ファクシミリ部120から電話回線を通じて送信したり(複合機100のファクシミリ機能)、ネットワークI/F160、ネットワーク10を介して、パーソナルコンピュータ200、200’、200’’に向けて送信したり(複合機100のスキャナ機能)する。
プリンタ部130は、記録用紙上に画像を形成するものであり、レーザーやLEDラインヘッドによって感光体上に潜像を形成する方式を採用した電子写真方式や、記録用紙上に直接インクを射出する方式を採用したインクジェット方式などの周知のハードウエア構成を用いることができる。制御部110は、操作パネル部150やパーソナルコンピュータ200、200’、200’’或いは、携帯電話、デジタルカメラなどの外部機器300からの指示に基づいて、プリンタ部130に所定の紙出力を行わせるものである。すなわち、プリンタ部130は、スキャナ部140によって読み取られた画像データやファクシミリ部210で受信されたファクシミリデータや、パーソナルコンピュータ200、200’、200’’のアプリケーションソフトウエアからのデータや外部機器300からの画像データなどを紙出力するものである。
ファクシミリ部120は、電話回線20と接続されていて、ファクシミリの送受信を行うファクシミリ送受信部(不図示)と、ファクシミリ送受信部が送信するための送信データを一時記憶する送信バッファ及びファクシミリ送受信部が受信した受信データを一時記憶する受信バッファを構成するためのファクシミリ部用のメモリを備えている。
また、ファクシミリ部120は、電話回線20からファクシミリ送信されてきたデータを受信すると、その受信データを一旦格納する。そして、格納された受信データは、制御部110へ送られて、プリンタ部130で印刷される。ファクシミリ部120は、複合機100内の他の構成とは独立にファクシミリ送受信を行う。つまり、ファクシミリ部120は、複合機100から送信データを受け付けると、複合機100とは独立にファクシミリ送信を行うし、電話回線20からファクシミリデータが送信されてくれば、それを受信する。
複合機100のコピー機能は、ユーザーの操作パネル部150の操作によって制御部110に設定される。操作パネル部150からは、コピー機能に係るコピー倍率の設定、原稿画像サイズの設定、出力用紙のサイズの設定を行うことができ、制御部110はこれらの設定に基づいて、複合機100のコピー機能を実行する。複合機100のコピー機能は、スキャナ部140にて読み取った原稿の原稿画像データに、コピー倍率処理を施し、これをプリンタ部130で指定されたサイズの用紙に紙出力する。
操作パネル部150のハードウエアは、操作に係わる表示を行うLCDからなる表示部と、指などによる押圧で入力が行えるタッチパネル部とから概略構成される。これらの表示部とタッチパネル部とは重ねて構成されており、ユーザーは表示部の表示を参照しつつ、指でタッチパネル部を操作することで複合機100の各種設定を行うことができるようになっている。タッチパネル部による入力機構、表示部による表示機構の具体的な構成については、周知の技術を用いることができる。この操作パネル部150で行うことができるのは、複合機100のファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能といった各種機能の選択、画像のプレビュー表示などである。
次に、本発明で用いられるスキャナ部140について説明する。図2は本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)のスキャナ部140の概略構成を示す図である。図2において、1010は本体、1011は原稿台、1013は白基準、1014はインターフェイス、1020はキャリッジ、1021は光源、1022はミラー、1023は集光レンズ、1024はラインセンサ、1025はA/D変換器、1030はスキャナ制御部、1031はCPU(Central ProcessingUnit)、1032はRAM(Random Access Memory)、1033はROM(Read Only Memory)、1040はデータ処理部、1050は画像処理部、1100は原稿検出センサをそれぞれ示している。
図2に示すように、スキャナ部140は箱形の本体1010の内部にキャリッジ1020を備えている。この本体1010の上方にガラス製で透明な原稿台1011が設けられている。キャリッジ1020は、本体1010の内部に図示しない駆動手段により原稿台1011に対して平行な副走査方向へ往復移動可能に設けられている。原稿台1011の反キャリッジ側に読み取り対象となる原稿Dが載置される。
キャリッジ1020には、光源1021、ミラー1022、集光レンズ1023およびラインセンサ1024が搭載されている。ミラー1022は、ラインセンサ1024に集光される原稿Dからの光を反射し、光路長を長くするために設けられている。集光レンズ1023は、原稿Dからの光をラインセンサ1024に集光する。ラインセンサ1024には、CCDなどの複数の画素をキャリッジ1020の移動方向と垂直に直線的に配列した電荷結合素子が使用される。ラインセンサ1024にはA/D変換器1025が接続され、ラインセンサ1024およびA/D変換器1025は撮像手段を構成している。A/D変換器1025では、ラインセンサ1024から出力されたアナログの電気信号がデジタルの電気信号へ変換される。
光源1021は、キャリッジ1020の移動方向に対し垂直に設けられ、蛍光ランプなどが用いられる。光源1021から照射された光は、紙などの反射原稿の表面で反射し、ラインセンサ1024へ入射される。原稿台1011の周囲には、読み取られる原稿Dの載置位置を位置決めし、原稿読み取り時に原稿Dの移動を規制する原稿ガイド1012が設けられている。原稿台1011のキャリッジ移動方向の端部には、高反射率均一反射面を有する白基準1013が設けられている。
本体1010の内部にはスキャナ制御部1030が搭載されている。スキャナ制御部1030は、CPU(Central ProcessingUnit)1031、記憶手段としてのRAM(Random Access Memory)1032、ROM(Read Only Memory)1033、ならびにデータ処理部1040を備えて構成されている。CPU1031は、キャリッジ1020の駆動の制御、光源1021の点滅の制御、原稿Dの読み取り状態の制御、データ処理部1040、ならびに後述する画像処理部1050でのデジタルデータの処理などスキャナ部140の全体の制御を行う。RAM1032は、ラインセンサ1024で読み取られたデジタルデータなどを一時的に格納する。ROM1033にはCPU1031によりスキャナ部140の各部を制御するためのコンピュータプログラムが格納されている。
データ処理部1040は、原稿から読み取ったデジタルの光量信号に対してシェーディング補正、ガンマ補正、その他の補正を行ない、デジタルの光量信号をデジタルデータに変換する。ここで、シェーディング補正は、A/D変換器1025から出力されたデジタルの電気信号を、読み取り開始前に白基準1013を読み取ることで得られたデータを用いてラインセンサ1024の素子ごとの感度のばらつき、または光源1021の主走査方向の光量のばらつきを補正するものである。ガンマ補正は、所定のガンマ関数により行なう補正である。また、その他の補正としてはエッジ強調ならびに読み取り範囲の拡大/縮小など等がある。
スキャナ制御部1030に接続されている画像処理部1050は、データ処理部1040から出力されたデジタルデータに画像処理を実施する。また、画像処理部1050は、プリスキャンのときに読み取られたデジタルデータに基づいて、カラー/モノクロ別、書類/写真等の原稿種類を判別する。
画像処理部1050で処理されたデジタルデータは、本体1010に設けられているインターフェイス1014から制御部110へ出力される。
次に、本発明で用いられるスキャナ部140における原稿サイズの検出ついて説明する。図3は本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)のスキャナ部140の原稿サイズ検出機構を示す図である。図3においては、スキャナ部140における原稿サイズの検出に必要な機構のみ抜き出して示している。また、原稿台1011には、A4縦置きの原稿Dと、A4横置きの原稿D’が載置されている様子が示されている。なお、図3においては、原稿Dや原稿D’などを透過的に示している。
図中、原稿台1011の左隅奥を原点と定義し、矢印で示す方向を主走査方向、副走査方向と定義する。なお、原稿サイズの検出長さについては、主走査方向にはXを用い、副走査方向にはYを用いる。主走査方向の矢印の方向は正の方向と定義し、また、矢印の判定の方向を負の方向と定義する。副走査方向においても同様で、矢印の方向は正の方向と定義し、矢印の判定の方向を負の方向と定義する。以下、同様の図面においても同様の定義とする。
キャリッジ1020における構成は先に説明したものであり、原稿台1011に置かれた原稿Dからの光をラインセンサ1024でセンスする。ここで、原稿サイズ検出においては、キャリッジ1020をホームポジションに維持したまま、光源1021を点灯し、その反射光をラインセンサ1024で読み取ることによって、原稿Dの主走査方向(X方向)の長さを検出する。
原稿検出センサ1100は、原稿台1011内に主走査方向及び副走査方向に移動自在に設けられている。原稿検出センサ1100は、直上に光を射出する光源部と、原稿検出センサ1100の直上に原稿Dが存在する場合に、その反射光を受光するセンサ部とから構成されており、原稿検出センサ1100の直上の原稿台1011に置かれている原稿Dの存否を検出することができるようになっている。原稿サイズ検出のための原稿検出センサ1100からの信号は、スキャナ部140におけるスキャナ制御部1030または制御部110によって処理されるように構成する。
この原稿検出センサ1100は、不図示の機構によって主走査方向及び副走査方向に移動可能に構成されているが、通常はおよそ図に示すような位置をホームポジションとしている。
原稿台1011に置かれた原稿Dの原稿サイズ検出の概略について説明すると、まずラインセンサ1024によって、原稿Dの主走査方向(X方向)の長さを検出する。図の例では、原稿台1011に原稿Dが置かれているときには、X=210mmが検出され、原稿D’ が置かれているときには、X=297mmが検出される。このようなラインセンサ1024によって検出される原稿Dの主走査方向(X方向)の長さと、原稿検出センサ1100からの原稿台1011上の原稿Dの存否情報の双方をみて原稿サイズを検出する。ここで、ラインセンサ1024によって検出される原稿Dの主走査方向(X方向)の長さが規格外の長さであったような場合には、原稿検出センサ1100を、その移動機構によって主走査方向、副走査方向に移動させて、規格外原稿のサイズを検知するように設定する。以下、原稿サイズ検出方法の詳細について説明する。
図4は本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)における原稿サイズ検出処理のフローチャートを示す図である。また、図5はISOで定められたA列の原稿が原稿台1011に載置された様子を示す図であり、図6はISOで定められたB列の原稿が原稿台1011に載置された様子を示す図である。
ステップS100において、原稿サイズ検出処理が開始されると、続くステップS101では、ラインセンサ1024によって原稿Dの主走査方向の長さXの検出が行われる。
ステップS102では、ラインセンサ1024で検出した長さがX=297mmであるか否かが判定される。ステップS102における判定の結果がYESであるときにはステップS107に進み、ステップS102における判定の結果がNOであるときにはステップS103に進む。判定の結果がYESであるとき進むステップS107では、ホームポジションにおける原稿検出センサ1100からの原稿存否に係る検出情報が読み込まれる。
次にステップS108では、原稿検出センサ1100からの情報に基づいてホームポジションに原稿が存在するかが判定される。
ステップS108における判定の結果がYESであるときには、ステップS109に進み、原稿台1011上の原稿はA3サイズで縦置きされているものと判断する(図5中の原稿D1参照)。
また、ステップS108における判定の結果がNOであるときには、ステップS110に進み、原稿台1011上の原稿はA4サイズで横置きされているものと判断する(図5中の原稿D3参照)。
ステップS103では、ラインセンサ1024で検出した長さがX=210mmであるか否かが判定される。ステップS103における判定の結果がYESであるときにはステップS111に進み、ステップS103における判定の結果がNOであるときにはステップS104に進む。判定の結果がYESであるとき進むステップS111では、ホームポジションにおける原稿検出センサ1100からの原稿存否に係る検出情報が読み込まれる。
次にステップS112では、原稿検出センサ1100からの情報に基づいてホームポジションに原稿が存在するかが判定される。ステップS112における判定の結果がYESであるときには、ステップS113に進み、原稿台1011上の原稿はA4サイズで縦置きされているものと判断する(図5中の原稿D2参照)。
また、ステップS112における判定の結果がNOであるときには、ステップS114に進み、原稿台1011上の原稿はA5サイズで横置きされているものと判断する(図5中の原稿D4参照)。
ステップS104では、ラインセンサ1024で検出した長さがX=250mmであるか否かが判定される。ステップS104における判定の結果がYESであるときにはステップS115に進み、ステップS104における判定の結果がNOであるときにはステップS105に進む。判定の結果がYESであるとき進むステップS115では、ホームポジションにおける原稿検出センサ1100からの原稿存否に係る検出情報が読み込まれる。
次にステップS116では、原稿検出センサ1100からの情報に基づいてホームポジションに原稿が存在するかが判定される。
ステップS116における判定の結果がYESであるときには、ステップS117に進み、原稿台1011上の原稿はB4サイズで縦置きされているものと判断する(図6中の原稿D1参照)。
また、ステップS116における判定の結果がNOであるときには、ステップS118に進み、原稿台1011上の原稿はB5サイズで横置きされているものと判断する(図5中の原稿D3参照)。
ステップS105では、ラインセンサ1024で検出した長さがX=176mmであるか否かが判定される。ステップS105における判定の結果がYESであるときにはステップS119に進み、ステップS105における判定の結果がNOであるときにはステップS106に進む。判定の結果がYESであるとき進むステップS119では、ホームポジションにおける原稿検出センサ1100からの原稿存否に係る検出情報が読み込まれる。
次にステップS120では、原稿検出センサ1100からの情報に基づいてホームポジションに原稿が存在するかが判定される。
ステップS120における判定の結果がYESであるときには、ステップS121に進み、原稿台1011上の原稿はB5サイズで縦置きされているものと判断する(図6中の原稿D2参照)。
また、ステップS120における判定の結果がNOであるときには、ステップS122に進み、原稿台1011上の原稿はB6サイズで横置きされているものと判断する(図5中の原稿D4参照)。
ステップS105においてNOであると判定されたときには、原稿台1011上の原稿はA列に属するものでもなく、B列に属するものでもない規格外のものである、ということになる。したがって、続く、ステップS106では、規格外サイズ検出サブルーチンにジャンプする。ステップS123で、原稿サイズ検出処理を終了する。
次に、ステップS106でジャンプする規格外サイズ検出サブルーチンについて説明する。まず、ここで、原稿検出センサ1100のホームポジションについて説明する。図7は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)における原稿検出センサ1100のホームポジションの定義を説明する図である。
図7は原稿台1011を上からみた上面図である。原稿検出センサ1100のホームポジションは、原点(原稿台1011左上隅)から主走査方向にXo、副走査方向にYo進んだ位置とする。以下に説明する規格外サイズ検出処理において、原稿検出センサ1100は、このホームポジションから移動して、検出状態が変わる(検出信号が反転する)位置をその移動量から求めるものとする。
図8は本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)における規格外サイズ検出サブルーチンのフローチャートを示す図である。また、図9はX>Xoの原稿が原稿台1011に載置された様子を示す図であり、図10はX≦Xoの原稿が原稿台1011に載置された様子を示す図である。
ステップS200で、規格外サイズ検出サブルーチンがスターとすると、次にステップS201において、ラインセンサ1024によって検出される原稿Dの主走査方向の長さXと、原稿検出センサ1100のホームポジションの主走査方向の座標Xoとを比較して、X>Xoを満たすかが判定される。
ステップS201の判定の結果がYESであるときはステップS202に進み、ステップS201の判定の結果がNOであるときはステップS210に進む。
ステップS202においては、ホームポジションにおける原稿検出センサ1100からの原稿存否に係る検出情報が読み込まれる。
次にステップS203では、原稿検出センサ1100からの情報に基づいてホームポジションに原稿が存在するかが判定される。
ステップS203における判定の結果がYESであるときにはステップS204に進み、ステップS203における判定の結果がNOであるときにはステップS207に進む。
ステップS204においては、原稿検出センサ1100を副走査方向の正の方向に移動させる。ステップS205においては、原稿検出センサ1100の信号が反転する位置を検出する。このような位置が原稿の端部位置となる。ステップS206においては、原稿検出センサ1100の移動量に基づいてYの算出を行う。ステップS206までの処理によって例えば、図9の原稿D1のサイズを検知することが可能となる。
ステップS203における判定の結果がNOであるとき進むステップS207においては、原稿検出センサ1100を副走査方向の負の方向に移動させる。ステップS208においては、原稿検出センサ1100の信号が反転する位置を検出する。ステップS209においては、原稿検出センサ1100の移動量に基づいてYの算出を行う。ステップS209までの処理によって例えば、図9の原稿D2のサイズを検知することが可能となる。
ステップS201における判定の結果がNOであるときに進むステップS210においては、原稿検出センサ1100をホームポジションから主走査方向の負の方向に移動させる。これにより、原稿検出センサ1100を主走査方向の座標値としては(X−α)のところまで移動させる。ただし、αの値は、0<α<Xである。ステップS210で、原稿検出センサ1100を図10におけるPの位置まで移動させるわけである。
ステップS211においては、ホームポジションにおける原稿検出センサ1100からの原稿存否に係る検出情報が読み込まれる。次にステップS212では、原稿検出センサ1100からの情報に基づいてホームポジションに原稿が存在するかが判定される。
ステップS212における判定の結果がYESであるときにはステップS213に進み、ステップS212における判定の結果がNOであるときにはステップS216に進む。
ステップS213においては、原稿検出センサ1100を副走査方向の正の方向に移動させる。ステップS214においては、原稿検出センサ1100の信号が反転する位置を検出する。このような位置が原稿の端部位置となる。ステップS215においては、原稿検出センサ1100の移動量に基づいてYの算出を行う。ステップS215までの処理によって例えば、図10の原稿D1のサイズを検知することが可能となる。
ステップS212における判定の結果がNOであるとき進むステップS216においては、原稿検出センサ1100を副走査方向の負の方向に移動させる。ステップS217においては、原稿検出センサ1100の信号が反転する位置を検出する。ステップS218においては、原稿検出センサ1100の移動量に基づいてYの算出を行う。ステップS218までの処理によって例えば、図10の原稿D2のサイズを検知することが可能となる。
以上、本発明の画像処理装置及び画像処理装置の制御方法によれば、規格で決まっている定形サイズの原稿については、ラインセンサとホームポジションにある原稿検出センサからの情報によって、センサ等を移動させることなく検出することができ、かつ、規格外の原稿サイズについても原稿検出センサが移動することによって、検知することができるので、原稿サイズの検知に要する時間を大幅に短縮することができ、使い勝手のよい画像処理装置を提供することができる。
ところで、現在、日本ではISO(International Organization for Standardization)のA列、B列による規格の用紙が一般的であるが、米国などはリーガルサイズ、レターサイズなどの規格の用紙が一般的である。これらの規格の用紙のサイズを混在させつつ、画像処理装置を利用することはまれであるので、A列、B列の用紙サイズを検出する第1のモードと、リーガルサイズ、レターサイズなどの規格の用紙サイズを検出する第2のモードを切り換えられるようにして画像処理装置を利用する形態とすれば、用紙サイズ検出用センサの数を多く設ける必要がなくなる。ここで、第1のモードのとき原稿検出センサ1100は第1のホームポジションに位置させるようにし、第2のモードのとき原稿検出センサ1100は第2のホームポジションを位置させるようにする。
図11(A)はISOのA列(A5、A4、A3)の用紙サイズを示しており、(B)ISOのB列(B6、B5、B4)の用紙サイズを示している。図12は、レターサイズ、リーガルサイズ、ダブルレターサイズの用紙サイズを示すものである。原稿検出センサ1100の第1のホームポジションはISOのA列(A5、A4、A3)及びISOのB列(B6、B5、B4)の用紙サイズを検出するのに好適な位置として、原稿検出センサ1100の第2のホームポジションはレターサイズ、リーガルサイズ、ダブルレターサイズの用紙サイズを検出するのに好適な位置とする。
ここで、A列、B列の用紙サイズを検出する第1のモードと、リーガルサイズ、レターサイズなどの規格の用紙サイズを検出する第2のモードを切り換えは、操作パネル部150の表示パネルにおいてユーザー操作によって行うように構成する。このようなモード切り換えのための処理ついては、画像処理装置における従来周知の方法を用いることができる。
図13は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)における表示パネルのユーザーインターフェイス表示例を示す図である。図13に示すように、「検出する定型サイズの系列を選択してください」という質問に対して、「1.A列サイズ−B列サイズの検出」、「2.レターサイズ、リーガルサイズの検出」の選択肢を構成しておき、これによってユーザーは「1」か「2」を選択して、画像処理装置に第1のモードか、第2のモードかを設定できるように構成する。図13の例では「検出サイズ=? 」に示すように、ユーザーは「2」を選択して、画像処理装置に第2のモードを設定している様子を示している。
これまで、説明した図4のフローチャートは、「第1のモード」に係るものである。次に、図14、図15を参照しつつ「第2のモード」について説明する。
図14は本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)における原稿サイズ検出処理のフローチャートを示す図である。また、図15は、レターサイズ、リーガルサイズ、ダブルレターサイズの原稿が原稿台1011に載置された様子を示す図である。図14は第2のモードの検出用処理フローであある。また、図15において原稿検出センサ1100は、レターサイズ、リーガルサイズ、ダブルレターサイズの原稿検出に好適な第1のホームポジションをとっている。
ステップS300において、原稿サイズ検出処理が開始されると、続くステップS301では、ラインセンサ1024によって原稿Dの主走査方向の長さXの検出が行われる。
ステップS302では、ラインセンサ1024で検出した長さがX=279.4mmであるか否かが判定される。
ステップS302における判定の結果がYESであるときにはステップS309に進み、ステップS302における判定の結果がNOであるときにはステップS303に進む。判定の結果がYESであるとき進むステップS305では、ホームポジションにおける原稿検出センサ1100からの原稿存否に係る検出情報が読み込まれる。
次にステップS306では、原稿検出センサ1100からの情報に基づいて第2のホームポジションに原稿が存在するかが判定される。
ステップS306における判定の結果がYESであるときには、ステップS307に進み、原稿台1011上の原稿はダブルレターサイズで縦置きされているものと判断する(図15中の原稿D1参照)。
また、ステップS306における判定の結果がNOであるときには、ステップS308に進み、原稿台1011上の原稿はレターサイズで横置きされているものと判断する(図5中の原稿D4参照)。
ステップS302における判定の結果がNOであるときに進むステップS303においては、ラインセンサ1024で検出した長さがX=215.9mmであるか否かが判定される。
ステップS303は、ラインセンサ1024で検出した長さがX=215.9mmであるか否かが判定される。ステップS303における判定の結果がYESであるときにはステップS309に進み、ステップS303における判定の結果がNOであるときにはステップS304に進む。判定の結果がYESであるとき進むステップS309では、第2のホームポジションにおける原稿検出センサ1100からの原稿存否に係る検出情報が読み込まれる。
次にステップS310では、原稿検出センサ1100からの情報に基づいてホームポジションに原稿が存在するかが判定される。
ステップS310における判定の結果がYESであるときには、ステップS311に進み、原稿台1011上の原稿はリーガルサイズで縦置きされているものと判断する(図15中の原稿D2参照)。
また、ステップS310における判定の結果がNOであるときには、ステップS312に進み、原稿台1011上の原稿はレターサイズで縦置きされているものと判断する(図15中の原稿D3参照)。
ステップS303においてNOであると判定されたときには、原稿台1011上の原稿はリーガルサイズやレターサイズに属するものでもない規格外のものである、ということになる。したがって、続く、ステップS304では、規格外サイズ検出サブルーチンにジャンプする。この規格外サイズ検出サブルーチンは、先に説明したものと同様のものである。ステップS313で、原稿サイズ検出処理を終了する。
以上のように、本発明の画像処理装置及び画像処理装置の制御方法によれば、検出用のセンサ類を多く用いることなく、ISOのA列、B列の用紙やリーガルやレターいった用紙など、複数の規格の用紙サイズを検出することが可能な画像処理装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)及びその周辺のシステム構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)のスキャナ部140の概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)のスキャナ部140の原稿サイズ検出機構を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)における原稿サイズ検出処理のフローチャートを示す図である。 ISOで定められたA列の原稿が原稿台1011に載置された様子を示す図である。 ISOで定められたB列の原稿が原稿台1011に載置された様子を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)における原稿検出センサ1100のホームポジションの定義を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)における規格外サイズ検出サブルーチンのフローチャートを示す図である。 はX>Xoの原稿が原稿台1011に載置された様子を示す図である。 X≦Xoの原稿が原稿台1011に載置された様子を示す図である。 (A)はISOのA列(A5、A4、A3)の用紙サイズを示しており、(B)ISOのB列(B6、B5、B4)の用紙サイズを示している。 レターサイズ、リーガルサイズ、ダブルレターサイズの用紙サイズを示すものである。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)における表示パネルのユーザーインターフェイス表示例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)における原稿サイズ検出処理のフローチャートを示す図である。 レターサイズ、リーガルサイズ、ダブルレターサイズの原稿が原稿台1011に載置された様子を示す図である。
符号の説明
10・・・ネットワーク、20・・・電話回線、100・・・複合機、110・・・制御部、111・・・解像度設定部、112・・・転送用メモリ、113・・・解像度の設定用テーブル、114・・・画像処理中止信号生成部、115・・・メモリ解放信号生成部、120・・・ファクシミリ部、130・・・プリンタ部、140・・・スキャナ部、150・・・操作パネル部、160・・・ネットワークI/F、170・・・USB I/F、200、200’、200’’ ・・・パーソナルコンピュータ、300・・・外部機器、1010・・・本体、1011・・・原稿台、1013・・・白基準、1014・・・インターフェイス、1020・・・キャリッジ、1021・・・光源、1022・・・ミラー、1023・・・集光レンズ、1024・・・ラインセンサ、1025・・・A/D変換器、1030・・・スキャナ制御部、1031・・・CPU(Central ProcessingUnit)、1032・・・RAM(Random Access Memory)、1033・・・ROM(Read Only Memory)、1040・・・データ処理部、1050・・・画像処理部、1100・・・原稿検出センサ

Claims (7)

  1. 原稿台上に載置された原稿の主走査方向1列分の画像を読み取るラインセンサと、
    該原稿台の内部において主走査方向及び副走査方向に移動可能に構成され、原稿台の所定箇所の原稿の存否を検出する原稿検出センサと、
    該ラインセンサによって該原稿台上に載置された原稿の主走査方向の長さを検知し保持する主走査方向長さ保持手段と、
    該原稿検出センサが第1ホームポジションをとるとき、該主走査方向長さ保持手段が保持する長さと、第1系列の規格長さと一致するか否かを判定する第1系列規格長さ判定手段と、
    該原稿検出センサが第2ホームポジションをとるとき、該主走査方向長さ保持手段が保持する長さと、第2系列の規格長さと一致するか否かを判定する第2系列規格長さ判定手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 該第1系列規格長さ判定手段によって、該主走査方向長さ保持手段が保持する長さが第1系列の規格長さと一致しないと判定されたときには、該原稿検出センサを第1ポジションから移動させ、
    該第2系列規格長さ判定手段によって、該主走査方向長さ保持手段が保持する長さが第2系列の規格長さと一致しないと判定されたときには、該原稿検出センサを第2ポジションから移動させる移動手段、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 該原稿検出センサを第1ホームポジションに位置させた上で該第1系列規格長さ判定手段を用いるか、該原稿検出センサを第2ホームポジションに位置させた上で該第2系列規格長さ判定手段を用いるか選択可能に構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 該原稿検出センサを第1ホームポジションに位置させた上で該第1系列規格長さ判定手段を用いるか、該原稿検出センサを第2ホームポジションに位置させた上で該第2系列規格長さ判定手段を用いるかを操作パネル部のユーザー操作によって選択可能に構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 該第1系列規格長さは、A列の用紙の長さ又はB列の用紙の長さであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 該第2系列規格長さは、レターサイズ用紙の長さ又はリーガルサイズ用紙の長さであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 原稿台上に載置された原稿の主走査方向1列分の画像を読み取るラインセンサによって該原稿台上に載置された原稿の主走査方向の長さを検知し、当該長さが規格長さと一致しないときは、該原稿台の内部において主走査方向及び副走査方向に移動可能に構成される原稿検出センサを移動させて、原稿のサイズを検出するように制御する画像処理装置の制御方法であって、
    該原稿検出センサを第1ホームポジションに位置させて、第1系列の規格長さと一致しないときに、該原稿検出センサを移動させて原稿のサイズを検出する第1のモードと、
    該原稿検出センサを第2ホームポジションに位置させて、第2系列の規格長さと一致しないときに、該原稿検出センサを移動させて原稿のサイズを検出する第2のモードと、を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
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