JP2008279933A - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアバッグ展開時におけるインナーチューブの暴れとエアバッグ本体へのダメージ増加を抑制することができる頭部保護エアバッグ装置の提供。
【解決手段】本発明の頭部保護エアバッグ装置1では、インナーチューブ20の、エアバッグ本体10のガス流路11の筒状部15と対向する壁部分の一部23に、膨張用ガスの圧力を受けた時に、インナーチューブ20の外側に向かって変形する変形部22が設けられる。変形部22は、インナーチューブ20にスリット25を入れて形成した起き上がり片22Aか、インナーチューブ20の一部を伸度の高い織りに変えて形成した高伸度織り部22Bか、インナーチューブ20の一部に形成した内圧を受けて突出する凸部22Cか、からなる。圧力がかかった時に変形部22が突出してインナーチューブ20の相対移動を抑制し、インナーチューブ20の暴れとエアバッグ本体10へのダメージ増加を抑制できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用頭部保護エアバッグ装置(カーテンエアバッグ装置)に関する。
特許文献1は、ガス通路と複数の膨張室(セルともいう)を有するエアバッグ本体のガス通路内に、インフレータからの膨張用ガスをエアバッグ本体の各膨張室に案内する布製インナーチューブ(ファイヤーホースともいう)を備えた頭部保護エアバッグ装置において、インナーチューブの外周部を膨張室間の複数の筒状部(インナーチューブを保持する筒状部)にて保持した構造を開示している。
特開2002−200958
従来の頭部保護エアバッグ装置では、図9、図10に示すように、エアバッグ本体10のガス通路11の隣り合う筒状部15の間隔Lが大きい場合がある。たとえば、膨張室入口部の湾曲半径Rを拡大して内圧上昇による応力を緩和するような場合は、Rの増大により間隔Lが大きくなる。その場合は、エアバッグ展開時における各膨張室12の膨張径Dは大きい。エアバッグ本体10のガス通路11の筒状部15とインナーチューブ20の外周面との間には、隙間があって、インナーチューブ20は筒状部15に対してインナーチューブ20長手方向に相対移動できる。エアバッグ展開時、図10に示すように、インナーチューブ20のインフレータへの取付け部から離れた部分がエアバッグ本体10に対してインフレータに近づく方向への後ずさりしつつ、インナーチューブ20が、隣り合う筒状部15の間で、曲がりを伴って、大きく暴れ、バタつく。その場合、インナーチューブ20の、エアバッグ本体10の膨張室12に対向する開口21の位置が膨張室12の車両前後方向中央部からインフレータ側に移動するとともに、開口21の膨張用ガス流出方向が鉛直下方から傾く。その結果、インナーチューブ20の開口21から噴出する膨張用ガス流Gがエアバッグ本体10の膨張室入口部のシーム部(膨張室間仕切り部14の上端湾曲部等)を直撃し、膨張室入口部のシーム部が損傷して、エアバッグ本体10へのダメージが増加するおそれがある。
本発明の目的は、エアバッグ展開時におけるインナーチューブの暴れとそれによる不具合(たとえば、エアバッグ本体へのダメージ増加)を抑制することができる頭部保護エアバッグ装置を提供することにある。
上記課題を解決する、または上記目的を達成する本発明はつぎのとおりである。
(1)本発明の頭部保護エアバッグ装置は、インフレータとエアバッグとを備えている。エアバッグは、エアバッグ本体と可撓性を有するインナーチューブとを有する。
エアバッグ本体が、非膨張時には車両のルーフと車両の側部との交差部近傍に折りたたまれて収納され、車両の側突時にインフレータから膨張用ガスが供給されて下方にかつ乗員と車室の側部との間の空間に展開膨張されるバッグである。エアバッグ本体は、車両前後方向に延びるガス流路と、該ガス流路に沿って複数配置されガス流路と連通し膨張用ガスが流入した時に膨張する膨張室とを有している。ガス流路は膨張室との連通部以外の部位に筒状部を有している。
インナーチューブが、エアバッグ本体のガス流路に挿入され、一端がインフレータに連結されており、該一端とそれと反対側の他端との間の部位にインフレータからの膨張用ガスをエアバッグ本体の膨張室に流入させる開口を有している。
インナーチューブの、エアバッグ本体のガス流路の筒状部と対向する壁部分の一部に、膨張用ガスの圧力を受けた時に該壁部分の一部に隣接する部分に対して、インナーチューブの外側に向かって変形する変形部が設けられている。
上記(1)は、本発明の何れの実施例にも適用され得る。
(2)インナーチューブの変形部が、インナーチューブの壁にスリットを入れることにより形成され膨張用ガスからの圧力がかかった時にインナーチューブの外側に向かって起き上がる起き上がり片から構成されている。該起き上がり片は該起き上がり片の反インフレータ側部でインナーチューブの変形部以外の部分とつながっている。
上記(2)は後述する本発明の実施例1に適用される。
(3)インナーチューブの変形部が、インナーチューブの軸方向の一部に形成され、該インナーチューブの軸方向の一部を該一部以外の部分よりも伸度の高い織りに変えることにより形成した高伸度織り部から構成されている。
上記(3)は後述する本発明の実施例2に適用される。
(4)インナーチューブの変形部が、インナーチューブの軸方向の一部でかつ周方向の一部に形成され、内圧がかかった時に凸状に突出する凸部から構成されている。エアバッグ本体のガス流路の筒状部には、凸部に対応する位置に凸部を受入れ可能な凹部が形成されている。
上記(4)は後述する本発明の実施例3に適用される。
上記(1)の頭部保護エアバッグ装置によれば、インナーチューブの、エアバッグ本体のガス流路の筒状部と対向する壁部分の一部に、膨張用ガスの圧力を受けた時に該壁部分の一部に隣接する部分に対してインナーチューブの外側に向かって変形する変形部が設けられているので、車両側突時、膨張用ガスがインナーチューブ内を通過する時に変形部をインナーチューブの外側に変形させ、この変形部に働く反インフレータ側に向かう力(変形部に働く膨張用ガスの動圧の力や、ガス流路壁内面から変形部に働く摩擦力や、ガス流路壁凹部から変形部に働く係合力、等の何れかの力を含む)で、該変形部がインフレータに近づく方向に移動することを抑制することができる。その結果、インナーチューブのうち、エアバッグ本体のガス流路の隣り合う筒状部間にある部分が、インフレータ側に近づいたり、エアバッグ本体の膨張室の入口部で膨張室内に向かって曲げ変形することが抑制される。それによって、インナーチューブの開口部位がエアバッグ本体に対して相対的に移動(インフレータに近づく側への後ずさり)したり、傾いた(鉛直下方からの傾き)時に生じる、開口から流出する膨張用ガスの、膨張室入口部のシーム部(膨張室間仕切り部の上端湾曲部等)への直撃とそれによるエアバッグ本体へのダメージ増加が、抑制される。
上記(2)の頭部保護エアバッグ装置によれば、変形部が起き上がり片から構成されているので、起き上がり片が内圧を受け起き上がった時に、膨張用ガスの流れの圧力(動圧)が起き上がり片を反インフレータ側に押し、該変形部がエアバッグ本体に対してインフレータに近づく方向に相対移動することを抑制することができる。
上記(3)の頭部保護エアバッグ装置によれば、変形部が、高伸度織り部から構成されているので、膨張用ガス圧を受けた時に高伸度織り部が半径方向外側に膨張してエアバッグ本体のガス流路壁の内面に圧接され(高伸度織り部がガス流路壁にくい込んだ場合は圧接されるとともに軸方向に係合され)、その摩擦力で(係合がある場合は、摩擦力と係合力で)変形部がインフレータに近づく方向に移動することが抑制される。
上記(4)の頭部保護エアバッグ装置によれば、変形部が、インナーチューブに形成された凸部からなり、エアバッグ本体のガス流路の筒状部に、インナーチューブの凸部を受け入れる凹部が形成されているので、インナーチューブに膨張用ガスの圧力がかかった時に凸部が凹部内に突入し、凸部と凹部の軸方向係合によって、変形部がインフレータに近づく方向に移動することが抑制される。
以下に、本発明の頭部保護エアバッグ装置を、図1〜図8を参照して説明する。
図1〜図4は本発明の実施例1を示し、図5、図6は本発明の実施例2を示し、図7、図8は本発明の実施例3を示す。本発明の何れの実施例にも適用できる部分には、本発明の全実施例にわたって同じ符号を付してある。なお、図中、Upは上方を示し、Frは車両前後方向の前方を示す。
〔実施例1〕
本発明の実施例1の頭部保護エアバッグ装置1の構成を、図1〜図4を参照して説明する。
本発明の頭部保護エアバッグ装置1は、エアバッグの非展開時において、非展開時は折り畳まれて車両のルーフと車両の側部との交差部近傍に配置され、車両の側突時(側突予知時である場合を含む)に乗員と車室の側部との間の空間に展開膨張して乗員の頭部等を保護する装置である。
頭部保護エアバッグ装置1は、エアバッグ2と、インフレータ3とを備えている。
エアバッグ2は、エアバッグ本体10とインナーチューブ(ファイアーチューブともいう)20を含む。エアバッグ本体10とインナーチューブ20は、可撓性を有し、たとえば布製である。
インフレータ3は、車両の側突時に、車両の側突を検知または予知して起爆され、エアバッグ2に膨張用ガスを供給する。
エアバッグ2は、非展開時には、車両のルーフサイドレール5、またはルーフサイドレール5とフロントピラー(その近傍を含む)6、またはルーフサイドレール5とフロントピラー(その近傍を含む)6とリアピラー(その近傍を含む)7に収納され、インフレータ3から膨張用ガスを供給された時に、下方にかつ乗員と車両の側部との間に展開膨張し、乗員頭部等を保護する。エアバッグ2の車両前後方向の前端と後端は、車両のフロントピラー6とリアピラー7またはルーフサイドレール5に連結され、エアバッグ2の前後の(車体との)連結部4を結ぶテンションラインは、エアバッグ2の展開膨張時にほぼ乗員頭部の窓側側方に位置する。8は、エアバッグ2の上部の、ルーフサイドレール5との連結部の一例を示している。
エアバッグ本体10は、エアバッグ本体10の上部において車両前後方向に延びるガス流路11と、該ガス流路11の下方に該ガス流路11に沿って複数配置されガス流路11と連通し膨張用ガスが流入した時に膨張する膨張室(セルともいう)12とを有する。エアバッグ本体10のうち、ガス流路11と膨張室12以外の部分は非膨張部13である。非膨張部13は、後述する仕切り部14を含んでもよい。
ガス流路11は膨張室12との連通部(膨張室12の入口部)以外の部位に複数の筒状部15を有する。インナーチューブ20をガス流路11に挿入可能となるように、インナーチューブ20の外面とガス流路11の筒状部15の内面との間には、隙間がある。インナーチューブ20をガス流路11に挿入した後では、インナーチューブ20はガス流路11の筒状部15により保持される。ただし、筒状部15の内周面とインナーチューブ20の外周面との間には上記のインナーチューブ20の挿入用隙間があるため、インナーチューブ20は筒状部15に対してインナーチューブ長手方向に相対移動可能である。
ガス流路11は隣り合う筒状部15の間の下部で下方に開放されており、この開放部がガス流路11と膨張室12との連通部となっており、かつ膨張室12の入口部となっている。インナーチューブ20は、ガス流路11の膨張室12との連通部では下方から保持されず、インナーチューブ20を通して高圧の膨張用ガスが流れインナーチューブ20が暴れる時には、下方の膨張室12内に向かって、曲げ変形することができる。
隣り合う膨張室12は非膨張部13の一部を構成する仕切り部14(仕切り部が表裏2枚のバッグ基布の熱溶着による結合で形成された場合は、シーム部と呼んでもよい)で仕切られている。仕切り部14の上端部が、ガス流路11の筒状部15の下部、および/または、筒状部15の下部から仕切り部14の鉛直方向に延びる部分との間の湾曲部を形成していてもよい。エアバッグ本体10は、袋織りで形成されてもよいし、あるいは、2枚の基布を重ねて部分的に縫合または溶着または接着したものであってもよいし、あるいは、袋織りと2枚ものの部分的結合の両方を用いて(たとえば、仕切り部14を縫製または溶着または接着とし、他の部分を袋織りとして)形成されてもよい。
図1は、車両の前部座席側方に3つの膨張室12a、12b、12b’を有し、後部座席側方に2つの膨張室12c、12c’を有する。前部座席側方にある3つの膨張室のうちの後方の2つの膨張室12b、12b’は底部でつながっている。後部座席側方にある2つの膨張室12c、12c’は、底部でつながっている。ただし、膨張室の数、配列等は適宜に変更されてもよい。また、図示例は2列シートの場合を示しているが、3列シートであってもよい。
上記のエアバッグ本体10に対して、インフレータ3は、エアバッグ本体10のガス流路11の一端(図示例では後端)に車両前後方向に対向するように設けられるか、あるいはガス流路11の中央部にガスを供給可能に設けられる。インフレータ3が、エアバッグ本体10のガス流路11の一端に対向して設けられる例として、図1では、インフレータ3がガス流路11の後端に対向して配置される場合を示したが、インフレータ3はガス流路11の前端に対向して設けられてもよい。
インナーチューブ20は、ガス整流とバッグダメージ低減を目的としてエアバッグ本体10内に設けられる補強用チューブである。インナーチューブ20は、常時(非展開時)はエアバッグ本体10とともに折り畳まれて車両に収納され、車両の側突時にインフレータ3から膨張用ガスを供給されて膨張して円筒状となり膨張室12に膨張用ガスを案内し流入させる。
インナーチューブ20は、エアバッグ本体10とは別に形成され、エアバッグ本体10のガス流路11に治具棒(図示略)などを用いて挿入される。
インナーチューブ20は、少なくとも一端が開放したチューブからなる。図示例では、両端開放のチューブとなっている。インナーチューブ20の一端部は、エアバッグ本体10のガス流路11の端部とともに、インフレータ3のガス供給口(たとえばディフューザ)31の金具外周面に嵌められ、インフレータ3のガス供給口31に接続され、締結される。インナーチューブ20の他端部は、エアバッグ本体10のガス流路11の筒状部15内に保持されている。インナーチューブ20の他端部は、後述する変形部22による軸方向移動の抑制がなければ、インナーチューブ20の軸方向にガス流路壁に対して移動可能である。
インナーチューブ20は車両前後方向にエアバッグ本体10のガス流路11のほぼ全長にわたって延びていてもよいし、あるいは、図1に示すように、車両前後方向にエアバッグ本体10のガス流路11の一部にだけ延びていてもよい。インナーチューブ20が車両前後方向にエアバッグ本体10のガス流路11の一部にだけ延びている場合は、インナーチューブ20の反インフレータ側の端部は開放している。インナーチューブ20が車両前後方向にエアバッグ本体10のガス流路11のほぼ全長にわたって延びている場合は、インナーチューブ20の反インフレータ側の端部は開放していてもよいし、あるいは閉じていてもよい。インナーチューブ20は、車両の側突時にインフレータ3からの膨張用ガスが流入した時に内圧を受けて円筒状に膨張し、インナーチューブ20の外側にある、エアバッグ本体10のガス流路11の壁を、ほぼ円筒状に内側から押し拡げる。
インナーチューブ20は、インフレータ3からの膨張用ガスを膨張室12に流入させるための、膨張室12のガス入口部に対向して設けられた少なくとも1つの開口21を有する。インナーチューブ20の開口21は、上方のガス流路11に向かって開放した膨張室12のガス入口部の車両前後方向中央部に対向させて、下方に向かって開口している。開口21が複数設けられる場合、複数の開口21は、インナーチューブ20の長手方向に、互いに間隔をおいて設けられている。
図1は、インナーチューブ20の開口21が、膨張室12cのガス入口の中央部に対応して設けられた場合を示している。
インナーチューブ20の開口21は、インナーチューブ20の非膨張状態において、インナーチューブ20の基布の一部(開口21となる部分)を刃具(たとえば、プレス切断の場合は、プレス型からなる刃具)で切断し、残りのインナーチューブ部分から除去することにより形成される。車両の側突時にインフレータ3からインナーチューブ20内に流入した膨張用ガスは、インナーチューブ20を円筒状に膨張させてエアバッグ本体10のガス流路11を押し広げるとともに、インナーチューブ20の開口21を通して、エアバッグ本体10の膨張室12に流入し、エアバッグ本体10の膨張室12を展開膨張させる。
インナーチューブ20の、エアバッグ本体10のガス流路11の筒状部15と筒状部半径方向に対向するインナーチューブ壁部分の一部23に、膨張用ガスの圧力を受けた時に該壁部分の一部23以外の部分(壁部分の一部23に隣接する部分、一般部ともいう)24に対して相対的に、インナーチューブ20の外側に向かって突出し変形する変形部22が設けられている。変形部22は、エアバッグ本体10の展開膨張前は、変形部22の周囲のインナーチューブ20の壁部分(一般部)24と同じ位置か(後述する実施例1、2の場合)、あるいは、インナーチューブ20内にある(後述する実施例3の場合)。
変形部22は、インナーチューブ20の長手方向にはインナーチューブ20の軸方向(インナーチューブ20の長手方向と同じ方向)の一部に形成され、インナーチューブ20の周方向にはインナーチューブ20の周方向の一部に、または全周に、形成される。
変形部22は、インナーチューブ20の外側に向かって変形した後に、膨張用ガスの圧力を受けて(後述する実施例1の場合)、またはエアバッグ本体10のガス流路11の筒状部15からの摩擦力により(後述する実施例2の場合)、またはエアバッグ本体10のガス流路11の筒状部15との係合により(後述する実施例3の場合)、インフレータ3に近づくことを抑制する方向の軸方向力を受ける。
望ましくは、変形部22は、インナーチューブ20の外側に向かって突出し変形した後に、変形部22の少なくとも一部において、エアバッグ本体10のガス流路11の筒状部15に接触するかまたは係合する。ただし、変形部22は、インナーチューブ20の外側に向かって突出した後に、エアバッグ本体10のガス流路11の筒状部15に必ずしも接触しなくてもよい。
以上の構成は、本発明の何れの実施例にも適用できる。
本発明の実施例1では、変形部22が、図2〜図4に示すように構成されている。すなわち、インナーチューブ20の変形部22が、インナーチューブ20の壁にスリット25を入れることにより形成されている。また、インナーチューブ20の変形部22は、膨張用ガスからの圧力が変形部22にインナーチューブ20の内側からかかった時に、インナーチューブ20の外側に向かって起き上がる(起き上がって折り返す場合を含む)起き上がり片22Aから構成されている。
スリット25は、変形部22の対称の中心線をインナーチューブ軸方向に向けたU字状、またはオメガ(Ω)字状、またはV字状のスリットであることが望ましい。ただし、スリット25は、U字状、またはオメガ(Ω)字状、またはV字状以外でもよく、たとえば、インナーチューブの周方向に延びるI字状でもよいし、半円状、楕円状、多角形状でもよい。この起き上がり片22Aは、起き上がり片22Aの反インフレータ側端部でインナーチューブの変形部以外の部分(一般部)24とつながっている。すなわち、スリット25の無い部分で、起き上がり片22Aはインナーチューブの一般部24とつながっている。
変形部22は、インナーチューブ20の周方向に、少なくとも1つ、望ましくは、複数設けられる。たとえば、変形部22は、開口21を下に向けたインナーチューブ20を長手方向に見た時に、望ましくは、対称の位置に左右両側に1つづつ、計2つ、設けられる(図示例)。あるいは、変形部22は、インナーチューブ20の左右両側に1つづつとインナーチューブ22の上部に1つ、計3つ、設けられてもよい。あるいは、変形部22は、インナーチューブ22の周方向に、4つ以上、設けられてもよい。対称の位置に設けることがよい理由は、左右両側のスリット25をインナーチューブ偏平状態で同時にプレスで打ち抜くことができるからである。
変形部22は、インナーチューブ20の軸方向には、少なくとも1箇所、望ましくは、複数箇所に、設けられる。
つぎに、本発明の実施例1の作用、効果を説明する。
側突センサが車両の側突および/またはロールオーバを検知または予知した時に、インフレータ3が起爆し、膨張用ガスをインナーチューブ20内に噴出し、膨張用ガスをインナーチューブ20の開放端と開口21を通してエアバッグ本体10のガス流路11と膨張室12に流入させ、エアバッグ1を下方に、かつ、乗員と車両側部との間の空間に展開、膨張させ、乗員を、とくに乗員頭部等を保護する。
一端がインフレータ3に支持されたインナーチューブ20に膨張用ガスが流入すると、インナーチューブ20が暴れて波うち、とくに、隣り合う筒状部15間にあるインナーチューブ部分はその中央部が下方の膨張室12内に向かって曲げ変形しようとする。隣り合う筒状部15間にあるインナーチューブ部分が膨張室12内に向かって曲げ変形するには、それより前のインナーチューブ部分がエアバッグ本体10のガス流路11に対してインフレータ3に近づく方向に相対移動(後ずさり)することが必要であり、この相対移動を伴ってはじめて、隣り合う筒状部15間にあるインナーチューブ部分が膨張室12内に向かって曲げ変形することができる。逆に言えば、隣り合う筒状部15間にあるインナーチューブ部分より前に位置するインナーチューブ部分がエアバッグ本体10のガス流路11に対してインフレータ3に近づく方向に相対移動しなければ、隣り合う筒状部15間にあるインナーチューブ部分が膨張室12内に向かって曲げ変形することが抑制される。
本発明では、インナーチューブ20の、エアバッグ本体10のガス流路11の筒状部15と対向する壁部分の一部23に、膨張用ガスの圧力を受けた時に該壁部分の一部23以外の部分(一般部)24に対して相対的に、インナーチューブ20の外側に向かって突出し変形する変形部22が設けられているので、車両側突時、膨張用ガスがインナーチューブ20内を通過する時に、変形部22が、膨張用ガスの圧力(動圧、または静圧、または動圧と静圧)を受けて、インナーチューブ20の一般部24の外側に突出するように変形する。この変形部22に働く反インフレータ側に向かう力(変形部22に働く膨張用ガスの動圧の力や、ガス流路壁内面から変形部22に働く摩擦力や、ガス流路壁凹部から変形部22に働く係合力、等の何れかの力を含む)で、該変形部22がインフレータ3に近づく方向に移動することを抑制することができる。
その結果、インナーチューブ20のうち、変形部22よりもインフレータ3側にあるインナーチューブ部分で、かつ、エアバッグ本体10のガス流路11の隣り合う筒状部15間にある部分が、エアバッグ本体10の膨張室12の入口部で膨張室12内に向かって曲げ変形することが抑制される。その結果、インナーチューブ20がエアバッグ本体10の膨張室11の入口部で膨張室11内に向かって曲げ変形する際に生じる、インナーチューブ20の開口21のエアバッグ本体10に対する相対移動(インフレータ3に近づく側への後ずさり)および相対傾き(鉛直下方からの傾き)による、開口21から流出する膨張用ガスの、膨張室入口部のシーム部(膨張室間仕切り部14の上端湾曲部等)の直撃と、それによるエアバッグ本体10のへのダメージ増加が、抑制される。
以上の作用、効果は、本発明の何れの実施例にも適用できる。
本発明の実施例1では、さらに、つぎの作用、効果が得られる。
本発明の実施例1では、変形部22が膨張用ガスの圧力がかかった時に起き上がる起き上がり片22Aから構成されているので、エアバッグ10の展開膨張時、起き上がり片22Aが起き上がった時に、膨張用ガスの圧力(動圧)が起き上がり片22Aに流れ方向にかかって、起き上がり片22Aを反インフレータ側に押す。その結果、変形部22がエアバッグ本体10に対してインフレータ3に近づく方向に移動することが抑制される。
また、起き上がり片22Aが起き上がった時に、起き上がり片22Aの少なくとも一部がエアバッグ本体10のガス流路11の筒状部15の内面に接触した場合は、インナーチューブ20がエアバッグ本体10のガス流路11に対してインフレータ3側に相対移動しようとすると、起き上がり片22Aとエアバッグ本体10のガス流路11の筒状部15の内面との間に働く摩擦力が、起き上がり片22Aに対して反インフレータ3側に働くので、それによっても、変形部22がエアバッグ本体10に対してインフレータ3に近づく方向に移動することが抑制される。ただし、起き上がり片22Aとガス流路11の筒状部15の内面との間の隙間が大きくて起き上がり片22Aがガス流路11の筒状部15の内面に接触しない場合には、この摩擦力は生じない。
〔実施例2〕
本発明の実施例2では、図5、図6に示すように、インナーチューブ20の変形部22が、インナーチューブ20の軸方向の一部23に形成され、該インナーチューブ20の軸方向の一部23を、該一部以外の部分(一般部)24よりも伸度の高い織りに変えることにより形成した高伸度織り部22Bから構成されている。高伸度織り部22Bは、インナーチューブ20の軸方向の一部23において、該一部23の全周に形成されることが望ましい。
インナーチューブ20の基布の軸方向の一部23をそれ以外の部分24より高伸度とするには、同一の基布の一部23における糸の密度をそれ以外の部分24における糸の密度より低くする(織りの目を粗くする)ことにより行うことができる。ただし、織りの目を粗くしても、ガスが基布を通り抜けない程度の目の粗さとする。
高伸度織り部22Bの伸度と幅(インナーチューブ20の長手方向の、高伸度織り部22Bの幅)は、エアバッグ10の展開膨張時に半径方向外側に変形した高伸度織り部22Bの半径方向外周部が、エアバッグ本体10のガス流路11の筒状部15に接触するように設定され、望ましくは、さらに筒状部15の接触部を半径方向外側に変形させる(エアバッグ本体10のガス流路11の筒状部15に喰い込む)程度に設定される。
本発明の実施例2の作用、効果については、変形部22が、高伸度織り部22Bから構成されているので、エアバッグ10の展開膨張時に、変形部22が軸方向にガス流路11の筒状部15に対して相対移動しようとしても、高伸度織り部22Bが膨張用ガス圧により半径方向外側に膨張してエアバッグ本体10のガス流路壁11の筒状部15の内面に圧接されるので、その摩擦力で変形部22がインフレータ3に近づく方向に移動することが抑制される。
また、高伸度織り部22Bが筒状部15の接触部を半径方向外側に変形させる程強く筒状部15に圧接される場合は、高伸度織り部22Bとガス流路11の筒状部15との間に軸方向に係合作用が働き、摩擦力だけの場合よりも大きな相対移動抑制力が働く。
また、高伸度織り部22Bが、インナーチューブ20の軸方向の一部において、インナーチューブ20の全周に形成されている場合は、エアバッグ本体10の展開膨張途中において、高伸度織り部22Bよりインフレータ3側の膨張用ガスの静圧が、高伸度織り部22Bよりインフレータ3と反対側の膨張用ガスの静圧より高い状態が生じる時には、高伸度織り部22Bに反イフレータ側への押し力が働き、これによっても、変形部22がインフレータ3に近づく方向に移動することを抑制する力が働く。
これらの抑制力の和によって、インナーチューブ20の、膨張室12の入口部における暴れ(バタつき)が抑制され、インナーチューブ20の開口21のインフレータ3側への相対移動と相対傾きが抑制され、開口21を通過した膨張用ガスによるエアバッグ本体10の直撃とそれによるエアバッグ本体10へのダメージ増加が抑制される。
〔実施例3〕
本発明の実施例3では、図7、図8に示すように、インナーチューブ20の変形部22が、インナーチューブ20の軸方向の一部23で、かつ、インナーチューブ20の周方向の一部に形成されている。変形部22は、インナーチューブ20に内圧がかかった時にインナーチューブ20の半径方向外側に向かって凸状に突出する凸部22Cから構成されている。凸部22Cは、エアバッグ本体10の展開膨張前は、インナーチューブ20の一般部24から突出しておらず、インナーチューブ20内に折り込まれている。エアバッグ本体10のガス流路11の筒状部15には、インナーチューブ20の半径方向に凸部22Cに対向する位置に、凸部22Cが突出した時に凸部22Cを受入れ可能な凹部16が形成されている。凸部22の高さは、凸部22が凹部16の中に突入して、凸部22のインフレータ側の側面の少なくとも一部が、インナーチューブ20の軸方向に凹部16と係合できる高さに設定されている。
本発明の実施例3の作用、効果については、変形部22が、インナーチューブ20に内圧がかかった時にインナーチューブ20の半径方向外側に向かって凸状に突出する凸部22Cから構成されているので、エアバッグ10の展開膨張時に、凸部22Cが凹部16内に突入し、その後に変形部22が軸方向にガス流路11の筒状部15に対して相対移動しようとしても、凸部22Cと凹部16の係合面に働く反インレータ側への軸方向反力で、変形部22がインフレータ3に近づく方向に移動することが抑制される。
また、凸部22Cは、エアバッグ本体10の展開膨張前は、インナーチューブ20内に折り込まれているので、エアバッグの製作時にインナーチューブ20をエアバッグ本体10のガス流路11内に挿入する際に、凸部22Cが挿入の邪魔になることはない。
本発明の実施例1の頭部保護エアバッグ装置の展開状態における全体側面図である(実施例1以外の本発明の実施例にも適用可)。 本発明の実施例1の頭部保護エアバッグ装置のインナーチューブの変形部とその近傍の、変形部が変形する前の、側面図である。 図2のA−A線に沿って見た、インナーチューブの変形部とその近傍の、変形部が変形した前の、断面図である。 本発明の実施例1の頭部保護エアバッグ装置のインナーチューブの変形部とその近傍の、変形部が変形した後の、断面図である。 本発明の実施例2の頭部保護エアバッグ装置のインナーチューブの変形部とその近傍の、変形部が変形する前の、側面図である。 本発明の実施例2の頭部保護エアバッグ装置のインナーチューブの変形部とその近傍の、変形部が変形した後の、側面図である。 本発明の実施例3の頭部保護エアバッグ装置のインナーチューブの変形部とその近傍の、変形部がインナーチューブ内にある時の、側面図である。 本発明の実施例3の頭部保護エアバッグ装置のインナーチューブの変形部とその近傍の、変形部がインナーチューブ外に突出変形した後の、側面図である。 従来の頭部保護エアバッグ装置のインナーチューブの開口とその近傍の、展開膨張前の側面図である。 従来の頭部保護エアバッグ装置のインナーチューブの開口とその近傍の、展開膨張途中の側面図である。
符号の説明
1 頭部保護エアバッグ装置
2 エアバッグ
3 インフレータ
4 連結部
5 ルーフサイドレール
6 フロントピラー(その近傍を含む)
7 リアピラー(その近傍を含む)
10 エアバッグ本体
11 ガス流路
12、12a、12b、12b’、12c、12c’ 膨張室
13 非膨張部
14 仕切り部
15 筒状部
16 凹部
20 インナーチューブ
21 開口
22 変形部
22A 起き上がり片
22B 高伸度織り部
22C 凸部
23 筒状部と対向するインナーチューブ壁部分の一部
24 変形部以外の部分(一般部)
25 スリット
31 ガス供給口

Claims (4)

  1. インフレータとエアバッグとを備え、
    前記エアバッグがエアバッグ本体と可撓性を有するインナーチューブとを有し、
    前記エアバッグ本体が、非膨張時には車両のルーフと車両の側部との交差部近傍に折りたたまれて収納され、車両の側突時に前記インフレータから膨張用ガスが供給されて下方にかつ乗員と車室の側部との間の空間に展開膨張されるバッグであり、前記エアバッグ本体は、車両前後方向に延びるガス流路と、該ガス流路に沿って複数配置され前記ガス流路と連通し膨張用ガスが流入した時に膨張する膨張室とを有しており、前記ガス流路は前記膨張室との連通部以外の部位に筒状部を有しており、
    前記インナーチューブが、前記エアバッグ本体の前記ガス流路に挿入され、一端で前記インフレータに連結されており、前記一端とそれと反対側の他端との間の部位に前記インフレータからの膨張用ガスを前記エアバッグ本体の前記膨張室に流入させる開口を有している、
    頭部保護エアバッグ装置であって、
    前記インナーチューブの、エアバッグ本体のガス流路の筒状部と対向する壁部分の一部に、膨張用ガスの圧力を受けた時に前記壁部分の一部に隣接する部分に対して、インナーチューブの外側に向かって変形する変形部が設けられている頭部保護エアバッグ装置。
  2. 前記インナーチューブの変形部が、前記インナーチューブの壁にスリットを入れることにより形成され膨張用ガスからの圧力がかかった時に前記インナーチューブの外側に向かって起き上がる起き上がり片から構成されており、該起き上がり片は該起き上がり片の反インフレータ側部でインナーチューブの変形部以外の部分とつながっている請求項1記載の頭部保護エアバッグ装置。
  3. 前記インナーチューブの変形部が、前記インナーチューブの軸方向の一部に形成され、該インナーチューブの軸方向の一部を、該一部以外の部分よりも伸度の高い織りに変えることにより形成した高伸度織り部から構成されている請求項1記載の頭部保護エアバッグ装置。
  4. 前記インナーチューブの変形部が、前記インナーチューブの軸方向の一部でかつ周方向の一部に形成された、内圧がかかった時に凸状に突出する凸部から構成されており、前記エアバッグ本体のガス流路の筒状部には前記凸部に対応する位置に前記凸部を受入れ可能な凹部が形成されている請求項1記載の頭部保護エアバッグ装置。
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