JP2008278916A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】斬新な演出で遊技者に強いインパクトを与える遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機の遊技盤6における遊技領域略中央に設ける演出表示装置10は、前面構成部材11の凹室11aにおける後方開口である表示用開口窓部11a2に、変動表示器12の表示部12aを臨ませ、更に、表示用開口窓部11a2と表示部12aとの間に透明な演出球流下領域構成部材13を配置することで、演出球流下領域構成部材13により構成される演出球流下領域13aの後方に表示部12aが見えるようにし、取込口11aから取り込まれた遊技球を貯留部114に演出球として貯留しておき、この演出球を貯留開放すると、貯留球導出路116を経て演出球導入部13bより演出球流下領域13aへ至り、表示部12aに表示された二次元像の前方を演出球が流下して行く球演出を行うことができ、遊技者に強いインパクトを与えることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、遊技球が流下可能な遊技領域を備える遊技盤に、所要形状の前面開口から後方の表示用開口窓部に至る凹室を有する前面構成部材を備え、複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを表示可能な表示部を有する変動表示器を、当該表示部が前記前面構成部材の表示用開口窓部の裏面側に臨むよう配設してなる遊技機に関する。
従来より、遊技者の視線が集中する遊技領域の略中央部に大型の変動表示器等を有する演出表示装置を設け、この変動表示器の表示部において複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを行うようにした遊技機がある。この種の遊技機として、表示部に様々な画像を表示する表示演出に加えて、所要形状の演出可動部材を表示部の外側位置から表示部の前方位置に変換移動させることにより、演出効果を高めるようにしたものも提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2007−29420号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明のような演出可動部材による演出は、各メーカーが種々のバリエーションで開発を行っているため、演出可動部材による演出に遊技者も慣れてきており、可動演出部材に様々な動きをさせても遊技者は驚かなくなってきている。
そこで、本発明は、斬新な演出で遊技者に強いインパクトを与える遊技機の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、遊技球が流下可能な遊技領域を備える遊技盤に、所要形状の前面開口から後方の表示用開口窓部に至る凹室を有する前面構成部材を備え、複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを表示可能な表示部を有する変動表示器を、当該表示部が前記前面構成部材の表示用開口窓部の裏面側に臨むよう配設してなる遊技機において、前記前面構成部材は、前記表示用開口窓部より上方に設けられ、遊技領域を流下する遊技球を取り込む取込口と、前記取込口から取り込んだ遊技球を演出球として貯留する貯留部と、前記貯留部に演出球を貯留可能にする貯留状態と、貯留部の貯留を解除して演出球を流下可能にする貯留解除状態とに変換可能な貯留状態変換手段と、前記表示部の前方に形成され、前記貯留状態変換手段が貯留状態から貯留解除状態に変換することで貯留解除された演出球を上部から受入れて、前記表示用開口窓部の下縁よりも下方へ流下させる演出球流下領域と、を備え、前記変動表示ゲームにおいて、所定条件が成立した場合に前記貯留部に貯留された演出球を前記演出球流下領域へ流下させるようにしたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、前記請求項1に記載の遊技機において、前記貯留部に貯留されている演出球を検出する貯留検出手段と、前記貯留検出手段の検出状態により貯留部に演出球が貯留されているか否かを判定する貯留判定手段と、前記変動表示ゲームの演出態様を決定するための乱数を生成する演出乱数生成手段と、前記変動表示ゲームの始動条件の成立に基づいて、前記演出乱数生成手段から乱数を抽出する乱数抽出手段と、前記乱数抽出手段により抽出した乱数値が球演出を行う乱数値の場合に、前記貯留状態変換手段を貯留状態から貯留解除状態に変換させると共に、前記変動表示器の表示部で球演出用の演出表示を行う球演出制御手段と、を備え、前記球演出制御手段は、前記貯留判定手段により演出球が貯留されていないと判定された場合には、前記球演出を行う乱数値が抽出されても、前記貯留変換手段を状態変換させずに、前記表示部で球演出用の演出表示とは別の演出表示を行うようにしたことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、前記請求項1に記載の遊技機において、前記演出球流下領域には、球貯留部から流下してきた演出球を貯留する貯留状態と、貯留を解除して演出球を下流へ流下させる貯留解除状態と、に変換可能な下貯留変換手段を設け、前記下貯留変換手段を貯留状態として演出球流下領域に貯留された演出球で、前記表示部に表示される表示情報を遊技者から視認不能又は視認困難に隠蔽するようにしたことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、前記請求項3に記載の遊技機において、前記変動表示ゲームの演出態様を決定するための乱数を生成する演出乱数生成手段と、前記変動表示ゲームの始動条件の成立に基づいて、前記演出乱数生成手段から乱数を抽出する乱数抽出手段と、前記乱数抽出手段により抽出した乱数値が球隠蔽演出を行う乱数値の場合に、前記貯留状態変換手段を貯留状態から貯留解除状態に、前記下貯留状態変換手段を貯留解除状態から貯留状態に各々変換させると共に、前記演出球流下領域の後方における表示部に前記変動表示ゲームの識別情報を表示する球隠蔽演出制御手段と、前記貯留部に貯留されている遊技球数を計数する貯留数計数手段と、を備え、前記球隠蔽演出制御手段は、前記貯留数計数手段による遊技球の計数値に応じて、演出球流下領域の後方に表示する識別情報の大きさを変更するようにしたことを特徴とする。
請求項1に係る遊技機によれば、前記前面構成部材は、前記表示用開口窓部より上方に設けられ、遊技領域を流下する遊技球を取り込む取込口と、前記取込口から取り込んだ遊技球を演出球として貯留する貯留部と、前記貯留部に演出球を貯留可能にする貯留状態と、貯留部の貯留を解除して演出球を流下可能にする貯留解除状態とに変換可能な貯留状態変換手段と、前記表示部の前方に形成され、前記貯留状態変換手段が貯留状態から貯留解除状態に変換することで貯留解除された演出球を上部から受入れて、前記表示用開口窓部の下縁よりも下方へ流下させる演出球流下領域と、を備え、前記変動表示ゲームにおいて、所定条件が成立した場合に前記貯留部に貯留された演出球を前記演出球流下領域へ流下させるようにしたので、表示部の前方に形成された演出球流下領域に遊技球を流下させるという斬新な演出を行うことが可能となる。
また、請求項2に係る遊技機によれば、前記貯留部に貯留されている演出球を検出する貯留検出手段と、前記貯留検出手段の検出状態により貯留部に演出球が貯留されているか否かを判定する貯留判定手段と、前記変動表示ゲームの演出態様を決定するための乱数を生成する演出乱数生成手段と、前記変動表示ゲームの始動条件の成立に基づいて、前記演出乱数生成手段から乱数を抽出する乱数抽出手段と、前記乱数抽出手段により抽出した乱数値が球演出を行う乱数値の場合に、前記貯留状態変換手段を貯留状態から貯留解除状態に変換させると共に、前記変動表示器の表示部で球演出用の演出表示を行う球演出制御手段と、を備え、前記球演出制御手段は、前記貯留判定手段により演出球が貯留されていないと判定された場合には、前記球演出を行う乱数値が抽出されても、前記貯留変換手段を状態変換させずに、前記表示部で球演出用の演出表示とは別の演出表示を行うようにしたので、球演出を行う乱数値が抽出されたときに貯留部に演出球が貯留されていれば、演出球流下領域へ遊技球を流下させることと併せて球演出用の演出表示を行うことにより遊技者に与えるインパクトの強い演出を行うことができ、一方、球演出を行う乱数値が抽出されたときに貯留部に演出球が貯留されていなければ、球演出用の演出表示とは別の演出表示を行うことで、演出球流下領域へ遊技球が流下されないのに表示部で球演出用の演出表示が行われることを防止できる。
また、請求項3に係る遊技機によれば、前記演出球流下領域には、球貯留部から流下してきた遊技球を演出球として貯留する貯留状態と、貯留を解除して演出球を下流へ流下させる貯留解除状態と、に変換可能な下貯留変換手段を設け、前記下貯留変換手段を貯留状態として演出球流下領域に貯留された演出球で、前記表示部に表示される表示情報を遊技者から視認不能又は視認困難に隠蔽するようにしたので、演出球流下領域に演出球を貯留して後方の表示情報を隠蔽するという斬新な演出を行うことが可能となる。
また、請求項4に係る遊技機によれば、前記変動表示ゲームの演出態様を決定するための乱数を生成する演出乱数生成手段と、前記変動表示ゲームの始動条件の成立に基づいて、前記演出乱数生成手段から乱数を抽出する乱数抽出手段と、前記乱数抽出手段により抽出した乱数値が球隠蔽演出を行う乱数値の場合に、前記貯留状態変換手段を貯留状態から貯留解除状態に、前記下貯留状態変換手段を貯留解除状態から貯留状態に各々変換させると共に、前記演出球流下領域の後方における表示部に前記変動表示ゲームの識別情報を表示する球隠蔽演出制御手段と、前記貯留部に貯留されている遊技球数を計数する貯留数計数手段と、を備え、前記球隠蔽演出制御手段は、前記貯留数計数手段による遊技球の計数値に応じて、演出球流下領域の後方に表示する識別情報の大きさを変更するようにしたので、演出球流下領域に貯留された演出球の後方で隠蔽される表示情報たる識別情報が遊技者から視認不能又は視認困難となる適切な表示演出を実現できる。加えて、下貯留状態変換手段を貯留状態から貯留解除状態に変換して演出球を全て演出流下領域から流下させると、識別情報が明瞭に視認可能となるので、遊技者に与えるインパクトの強い演出を行うことができる。
次に、本発明に係る遊技機の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1に示すのは、弾球遊技を行える遊技機1の前面側俯瞰斜視図である。本実施形態として示す遊技機1には遊技に関連した各種機能(後に詳述)を付加し、遊技機1の一側方には、プリペイドカード(所定の金額で予め販売される弾球遊技用のカードであって、通貨と等価な有価データを記憶させたものをいう)の使用を可能ならしめるカード制御機能や球貸制御機能等を付加した球貸ユニット(図示を省略)を設け、球貸ユニットで借り受けた遊技球を用いて遊技機1で遊技を行えるようにした。なお、球貸ユニットが備える機能の全部もしくは一部を遊技機1に付加し、遊技機1から遊技球を貸し出すようにしても良い。
遊技機1は、額縁状の本体枠2の前面側に各種の遊技機能部が設けられた前面枠3を開閉可能に設け、該前面枠3の前面側に透明部材保持枠4と上皿ユニット5を各々開閉可能に設けた。なお、前面枠3に回動可能に取り付けられる透明部材保持枠4および上皿ユニット5の軸着側も、前面枠3の軸着側(遊技機1の正面に向かって左側)と一致させ、前面枠3,透明部材保持枠4,上皿ユニット5を開放したときに本体枠2に掛かる重量負荷を一側に集中させるものとした。
前記透明部材保持枠4は、透明なガラスや硬質合成樹脂等よりなる透明部材4aを保持するもので、この透明部材4aを通して、その背面側に装着された遊技盤6(図2を参照)の遊技領域6aが遊技者から視認可能となる。また、透明部材保持枠4の適所には、発光演出や報知動作等に用いる装飾部材を設けてある。また、上皿ユニット5の下方に位置するよう前面枠3の下部に設ける下皿ユニット7には、上皿ユニット5の上皿貯留部51が満杯になってオーバーフローした遊技球を貯留可能な下皿貯留部71、発射操作を遊技者が行うための発射操作ハンドル72、等を設けてある。
前記遊技盤6の遊技領域6aは、区画部材61によって区画された略円形状の領域で、上皿ユニット5の上皿貯留部51に貯留された遊技球が1個宛て供給される発射ユニット(図示を省略)により弾発された発射球が発射球導入路を介して導入される領域である。なお、図2では省略したが、この遊技領域6aには、遊技球の流下状態に変化を与える障害釘や風車等を設けてあり、予測困難な流下態様で遊技領域6a内を遊技球は流下して行く。
また、遊技盤6の遊技領域6aには、各種の入賞具や入賞装置など、例えば、遊技球の入賞により特典として所定数の賞球を遊技者に付与する複数の一般入賞口62(例えば、第1一般入賞口621〜第N一般入賞口62Nで、第1入賞口センサ621a〜第N入賞口センサ62Naによって個別に入賞検出する)、遊技球の通過を普図始動センサ63aにより非接触で検出する普図始動ゲート63、該普図始動ゲート63への球通過により普通図柄変動表示ゲーム(例えば、2つの表示LEDを交互に点灯・消灯させ、ゲーム終了時に点灯しているLEDが当りLEDか否かで当りと外れを判定するゲーム)を行う普通図柄表示器81、該普通図柄表示器81による普通図柄変動表示ゲームでの結果が当りとなることで状態変換(例えば、左右一対の可動部材64a,64aが直立して可動部材64a,64aの間に形成される特図始動口64bへ遊技球が入賞し難い通常状態から、可動部材64a,64aの上端が離隔するように拡張して特図始動口64bへ遊技球が入賞し易い開放状態へ変換)する特図始動入賞装置64、該特図始動入賞装置64の特図始動口64bへの球入賞を特図始動センサ64cが検出することにより特別図柄変動表示ゲーム(例えば、数字や図柄等からなる複数種類の識別情報を変動表示した後に停止表示させた識別情報が予め定めた賞態様か否かで当りと外れを判定するゲーム)を行う特別図柄表示器91、該特別図柄表示器91による特別図柄変動表示ゲームでの結果が当りとなることで状態変換(例えば、下縁部に設けた回動軸で前傾可能な開閉扉65aが大入賞口65bを遮蔽した閉状態から、開閉扉65aが前傾して遊技球を大入賞口65bへ招じ入れる開状態へ変換)する特別変動入賞装置65等を適宜に分散配置してある。なお、何れの入賞領域にも入賞しなかった遊技球は、遊技領域6aの最下部に設けたアウト口66から回収される。
さらに、遊技領域6aの略中央には、大型の遊技装置である演出表示装置4を配置する。この演出表示装置10は、図3および図4に示すように、所要形状の前面開口11a1から後方の表示用開口窓部11a2に至る凹室11aを有する前面構成部材11と、複数の識別情報を変動表示する特別図柄変動表示ゲームを表示可能な表示部12aを有する変動表示器12と、前面構成部材11と変動表示器12との間に配置される演出球流下領域構成部材13とからなり、変動表示器12の表示部12aは、略透明な演出球流下領域構成部材13を介して前面構成部材11の表示用開口窓部11a2の裏面側に臨むよう配設される。なお、変動表示器12は、遊技盤6に保持される構造でも良いし、遊技盤6が装着される前面枠3に保持される構造でも良い。
前面構成部材11の上部および左右両側には、遊技盤6の表面よりも前方に突出する鎧部111を設け、この鎧部111が表示用開口窓部11a2の上方および左右両側方で前方に突出していることにより、遊技領域6aを上方から流下してきた遊技球が、表示部12aの臨む凹室11a前方を遮るように流下することはない。なお、鎧部111の左側壁部111aの下縁は、凹室11aの底部よりも適宜上方に位置させておくことで、遊技球が釘や風車に当たって横向きに撥ねた勢いによっては、凹室11aの底壁であるステージ部112へ飛入する可能性がある。
更に、鎧部111の上部適所には、取込口11bを開設してあり、この取込口11bから前面構成部材11内に入った遊技球が、振分部113aから上部ワープ通路113bへ振り分けられ、側部ワープ通路113cを経て、ワープ出口113dから出ると、ステージ部112へ至る。すなわち、取込口11bから前面構成部材11内に取り込まれた遊技球が振分部113aにて上部ワープ通路113c側に振り分けられると、そのままステージ部112へ導かれるのである。
上記ステージ部112は、例えば、略中央部へ前後方向の浅い溝状に形成した中央ガイド凹部112aに向って左右両側から下り傾斜するものとし、ステージ部112上を転動した遊技球は、比較的高い確率で中央ガイド凹部112aに沿って前方に落ちて行く。そして、中央ガイド凹部112aの直下方には、特図始動入賞装置64の特図始動口64bが位置する盤面構成とし(図2を参照)、特図始動入賞装置64可動部材64a,64aが直立した通常状態であっても、高い確率で特図始動口64bへの入賞球が発生する。すなわち、前面構成部材11の取込口11bから取り込まれた遊技球が振分部113aにて上部ワープ通路113cに振り分けられると、ステージ部112の中央ガイド凹部112aに導かれて、特図始動入賞となる可能性が高いのである。
一方、前面構成部材11の取込口11bから取り込まれた遊技球が、振分部113aにて貯留部114側に振り分けられると、貯留状態変換ソレノイド115のプランジャと一体に作動する貯留状態変換部材115aが演出球導出路116の流路内に突出している貯留状態にあっては、貯留状態変換部材115aに当たって貯留部114に遊技球が止まることとなり、貯留状態変換部材115aが演出球導出路116の流路から退避した貯留解除状態にあっては、貯留部114に留めおかれた遊技球は演出球導出路116を下方へ流下することとなる。すなわち、貯留状態変換ソレノイド115によって貯留状態変換部材115aを演出球導出路116へ突出・退避させることで、「貯留部に演出球を貯留可能にする貯留状態と、貯留部の貯留を解除して演出球を流下可能にする貯留解除状態とに変換可能な貯留変換手段」としての機能を実現するのである。
なお、前面構成部材11に設けた振分部113aは、遊技球が自然流下する下方に貯留部114を形成することで、取込口11bから取り込んだ遊技球は優先的に貯留部114へ振り分けられ、後述する球演出に用いる演出球として貯留されるものとし、貯留部114に遊技球が1個貯留されると、後続の遊技球は振分部113aから貯留部114へ入ることができずに、上部ワープ通路113cへ流下して行く構造とした。また、貯留部114に貯留されている演出球を検出する貯留検出手段としての演出球センサ117を設け、貯留部114に遊技球が貯留されているか否かを演出球センサ117のON/OFF出力から判定可能とした。また、演出球として貯留する遊技球の取込経路は、前面構成部材11の鎧部111に開設した取込口11bに限定されるものではなく、一般的なポケット状の入賞口から貯留部114へ誘導する誘導路を設けることで、この入賞口を取込口として機能させるようにしても構わない。
上記のような貯留状態変換手段が貯留状態から貯留解除状態に変換することで貯留解除された演出球を上部から受入れる演出球流下領域13aを形成する演出球流下領域構成部材13は、遊技球の直径より若干広い前後幅の離隔空部が生ずるように略透明な前面板131と裏面板132を配設したものである。なお、前面板131と裏面板132の形状および面積は、少なくとも、表示用開口窓部11a2を後方から完全に閉塞可能なものとし、遊技者の視点からは、演出球流下領域構成部材13の存在を視認し難くして、凹室11aの後方に変動表示器12の表示部12aが臨んでいるように感じさせる構成とすることが望ましい。
演出球流下領域構成部材13の上部には、少なくとも演出球導出路116に対応する位置に開口する演出球導入部13bを設け、貯留解除されて貯留部114から流下した演出球は、この演出球導入部13bから演出球流下領域13aへ導入され、そのまま自然流下し、少なくとも、表示用開口窓部11a2の下縁よりも下方に設けた演出球回収部13cを経て、演出球回収路133から回収される。演出球として演出球流下領域13aを流下させた遊技球は、所定数の賞球を付与する入賞球として演出球回収路133より回収するものとしたが、演出球の取り扱いは特に限定されるものではなく、賞球が付与されないアウト球として回収しても良いし、前面構成部材11のステージ部112や遊技領域6aへ戻して、再流下させるようにしても良い。
なお、本構成例として示した演出球導出路116は、演出球を概ね鉛直下向きに導出するので、演出球導入部13bから演出球流下領域13aへ導入された演出球は、そのまま直下方の演出球回収路133へ流入する可能性が高いものの、遊技機1に衝撃が加えられた場合など、演出球導入部13bから導入された遊技球が左右斜め方向へ放物線を描いて落下してゆく場合も考えられるため、演出球回収路133へ向って下り傾斜する演出球誘導面を形成する演出球回収部13cを設け、演出球を確実に演出球回収路133より回収するようにした。また、演出球が演出球流下領域13aへ導入されると、左右方向へ放物線を描いて落下してゆくように演出球導出路116を構成しても構わない。
上記のように構成した演出表示装置10を備える遊技機1において、遊技進行中に発生する所定条件(例えば、特別図柄変動表示ゲームで球演出を行う条件)が成立した場合に、貯留状態変換ソレノイド115を作動させて貯留部114に貯留されていた遊技球(演出球)を開放すると、自重により演出球導出路116を流下した演出球は演出球導入部13bから演出球流下領域13aへ導入され、表示部12aに表示された二次元像の前方空間を実体のある遊技球(演出球)が落下して行くこととなる。例えば、演出球が演出球導入部13bより演出球流下領域13aに導入されたタイミングと同期させて、天井が崩れるような動画を表示部12aに表示したり、演出球が演出球流下領域13aより演出球回収路133へ回収されるタイミングと同期させて、水しぶきが上がるような動画を表示部12aに表示させたりして、表示演出と球演出を組み合わせれば、従来にない斬新でインパクトのある演出を実現できる。
ここで、本実施形態に示す遊技機1における遊技の流れを説明する。打球発射機構により発射された遊技球が遊技領域6aに到達すると、その発射勢に応じて遊技領域6aを下方へ流下してゆき、運良く遊技球が普図始動ゲート63を通過して普図始動センサ63aが遊技球の通過を検出すると、普通図柄表示器81による普通図柄変動表示ゲーム(例えば、2つの表示ランプを交互に点灯させ、ゲーム終了時にどちらのランプが点灯表示されたかで当り・外れを決めるゲーム)が開始される。しかし、既に普通図柄変動表示ゲームが実行されているときには、普図始動ゲート63を通過した遊技球を無効とせずに、所定数(例えは、4個)まで普図始動入賞記憶として記憶保持し、普通図柄変動表示ゲームの終了後には、この普図始動入賞記憶に基づいて普通図柄変動表示ゲームを行う。なお、普図始動入賞記憶値は、普通図柄記憶表示器82によって遊技者に可視表示する。
上記のように普図始動ゲート63を遊技球が通過して、或いはこの球通過が記憶された普図始動入賞記憶に基づいて、普通図柄表示器81による普通図柄変動表示ゲームが行われ、ゲーム結果が当りになると、始動入賞装置64に設けた左右一対の可動部材64a,64aが起立して特図始動口64bへの入賞が困難な通常状態から、可動部材64a,64aの上端が相反する方向へ傾動して特図始動口64bへの入賞が容易となる開放状態へ変換される。これによって、始動入賞装置64の特図始動口64bへ遊技球が入賞する可能性が高くなる。なお、演出表示装置10の上方から流下した遊技球が、前面構成部材11の取込口11bより取り込まれ、上部ワープ通路13bおよび側部ワープ通路13cを経てワープ出口113dよりステージ部112へ導かれた場合にも、中央ガイド凹部112aに沿って特図始動口64bの直上方へ導かれるので、特図始動口64bへ遊技球が入賞する可能性が高くなる。
始動入賞装置64の特図始動口64bへ遊技球が入賞することを条件として、特別図柄表示器91による特別図柄変動表示ゲーム(例えば、英数字等の図柄を変動表示させて、停止表示した図柄が当り図柄か否かによって当り・外れを決めるゲーム)が行われる。なお、本実施形態においては、特別図柄表示器91による特別図柄変動表示ゲームが比較的単純であるので、この特別図柄変動表示ゲームを演出効果の高い表示内容として演出表示装置10の変動表示器12における表示部12aに表示する。例えば、特別図柄表示器91は1桁の識別情報表示であるが、変動表示器12における表示部12aでの特別図柄変動表示ゲームは、横並びの3桁の表示列の夫々において、複数の図柄を変換表示させた後に停止表示させ、各桁に停止表示された図柄の配列が特別態様に該当する場合に大当たりとなるようなゲーム進行とし、そのゲーム進行過程で種々の凝った演出表示を行うことで、遊技者に興趣を与えるものである。無論、上述した演出球流下領域13aへ演出球を流下させる球演出を併用することにより、演出効果を一層高めることができる。但し、特別図柄表示器91による特別図柄変動表示ゲームと演出表示装置10の表示部12aに表示される特別図柄変動表示ゲームの結果(当りか外れか、及び当りの種別)は必ず一致させる。なお、特別図柄表示器91を廃して、演出表示装置10でのみ特別図柄変動表示ゲームを行うようにしても構わない。
特別図柄変動表示ゲームの実行中に特図始動口64bへの入賞球を検出した場合、これを無効とせずに、所定数(例えば、4個)まで特図始動記憶として記憶保持し、特別図柄変動表示ゲームが可能となったときには特図始動記憶を用いて特別図柄変動表示ゲームを行う。また、特図始動記憶の記憶値を遊技者が視認できるように、特別図柄記憶表示器92を特別図柄表示器91の近傍に設けてある。
特別図柄表示器91および演出表示装置10により行った特別図柄変動表示ゲームの結果態様(停止表示させた停止図柄)が予め定めた特別態様(例えば、3桁の図柄が「333」「777」等のように揃った態様)となる大当りの発生に基づき開始される特別遊技においては、特別変動入賞装置65の開閉扉65aを閉状態から開状態に変換し、大入賞口65bへの入賞球が所定数(例えば、10個)に達する第1条件か、開閉扉65aを開状態に変換した開放時間が所定時間(例えば、30秒)に達する第2条件か、何れか最先の条件が達成されるまでを1サイクルとし、これを所定サイクル回数(例えば、16回)まで継続させる遊技である。
このように、特別遊技が開始されると、遊技領域6aを流下してくる遊技球を効率良く大入賞口65b内へ入賞させることができるので、遊技者は比較的短時間で多くの遊技利益(大入賞口1bへの入賞に対して排出される賞球)を獲得できる。なお、特別遊技におけるサイクル回数や各サイクルにおける大入賞口65bへの入賞個数を表示させるものとすれば、特別遊技の進行状況を遊技者に分かり易い状態で表示できる。
特別遊技の遊技進行は特に限定されるものではなく、通常遊技よりも遊技者が多くの遊技利益を獲得できる可能性の高いものであれば良い。例えば、大入賞口65b内に一般入賞領域と継続入賞領域とを区画構成しておき、サイクル終了条件が達成されるまでに大入賞口65bに入賞した遊技球が継続入賞領域へ到達することを条件に、サイクル遊技を継続更新させ、サイクル中に継続入賞領域に到達した遊技球がなければ、その回のサイクルを以て特別遊技を終了させるような遊技進行としても良い。
次に、遊技機1における各種制御を行う遊技機制御部の概略構成について、図5に基づき説明する。遊技機制御部は、主として遊技盤6に設けられた各種遊技装置(特図始動入賞装置64や特別変動入賞装置65等)の制御を行う遊技制御装置として機能するメイン制御装置21,排出発射制御装置として機能する第1サブ制御装置22(発射装置22bに対する動作制御を発射停止スイッチ22cやタッチセンサ22dからの入力に応じて行うと共に、排出装置22aの動作制御を行う装置),演出制御装置として機能する第2サブ制御装置23(各所に設けた装飾用のランプやLED等からなる装飾ランプ23aの点灯制御、スピーカ23bからの演出音出力制御、演出表示装置10が備える変動表示器12への表示制御、演出表示装置10が備える貯留状態変換ソレノイド115へのON/OFF制御などを行う装置)からなる。
上記メイン制御装置21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を有する遊技用マイクロコンピュータ21a、入出力インターフェース21b、動作用クロック信号を生成して遊技用マイクロコンピュータ21aに供給する発振器21c、などを備えている。また、このメイン制御装置21には、バックアップ電源24aを備える電源供給装置24から停電時等にも電源供給され、RAMの記憶内容を保持できるようになっている。
また、上記メイン制御装置21は、特図始動入賞装置64に設けた特図始動センサ64cおよび普図始動ゲート63に設けた普図始動センサ63aからの検出信号,第1〜第N入賞口621〜62Nに各々設けた第1〜第N入賞口センサ621a〜62Naからの検出信号,演出表示装置10の貯留部114に貯留された演出球を検出する演出球センサ117からの演出球検出信号,特別変動入賞装置65の大入賞口65bへ入賞した遊技球を1個宛て検出するカウントセンサ65cからの検出信号が入出力インターフェース21bを介して入力されると、これらの検出信号に基づいて遊技用マイクロコンピュータ21aが入出力インターフェース21bを介して、特別図柄表示器91,特別図柄記憶表示器92,普通図柄表示器81,普通図柄記憶表示器82への表示制御、特別変動入賞装置65の開閉扉65aの駆動制御を行う大入賞口開閉ソレノイド65d,特図始動入賞装置64の可動部材64a,64aの駆動制御を行う普電開閉ソレノイド64dへの駆動制御を行うことで、種々の条件に応じた遊技が行われる。更に、遊技機1において遊技者に払い出した賞球数や遊技結果(普通図柄変動表示ゲームや特別図柄変動表示ゲームや特別遊技の発生)等の情報は、外部出力端子25から遊技機外へ出力され、当該遊技店の管理コンピュータ等で収集・管理される。
上述した遊技機1の制御部(例えば、メイン制御装置21)が演出表示装置10で行う演出制御(変動表示器12による表示演出および演出球流下領域13aに演出球を流下させる球演出の実行制御)を、図6に基づき説明する。
図6(a)に示すのは、演出制御処理であり、例えば、特別図柄変動表示ゲームの始動条件の成立(特図始動センサ64cによる球検出)に基づいて行う。先ず、特別図柄変動表示ゲームの演出態様を決定するための乱数を生成する演出乱数生成手段から乱数を抽出する演出選択乱数抽出処理を行い(ステップS1)、続いて球演出選択処理を行い(ステップS2)、続いて通常演出選択処理を行う(ステップS3)。この通常演出選択処理は、抽出した演出選択乱数値が球演出乱数値に該当しなかった場合に、通常演出用の表示演出を選択して、この通常表示演出に応じた変動パターンデータを第2サブ制御装置23へ送出することで、変動表示器12の表示部12aに通常演出での表示が実行される。
一方、図6(b)に示すのは、上記ステップS2で行う球演出選択処理の詳細で、先ず、演出選択乱数値が球演出乱数値であるか否かを判定し(ステップS21)、演出選択乱数値でなかった場合には、そのまま球演出選択処理を終了し、ステップSの通常演出選択処理による通常演出選択が実行される。上記ステップS21で、演出選択乱数値が球演出乱数値であると判定された場合には、演出球センサ117が貯留部114に演出球として貯留されている遊技球を検出してONになっているか否かを判定し(ステップS22)、演出球センサ117がONであると判定されれば、球演出用の表示演出を選択し(ステップS23)、この球演出に応じた変動パターンデータを第2サブ制御装置23へ送出することで、変動表示器12の表示部12aに球演出用の表示が実行されると共に、適宜なタイミングで貯留状態変換ソレノイド115を作動させて演出球流下領域13aへ演出球を流下させる。
しかしながら、上記ステップS22で演出球センサ117がOFFであると判定された場合(演出球流下領域13aへ流下させる演出球が貯留部114に貯留されていない場合)には、球演出無しの表示演出(通常演出用の表示演出でも良いし、通常演出用の表示演出とは異なる特別な表示演出を用意しておいても良い)を選択し、これに応じた変動パターンを第2サブ制御装置23へ送出することで、演出球流下領域13aへ演出球が流下されないのに表示部12aで球演出用の演出表示が行われることを防止できる。
すなわち、本実施形態に係る遊技機1の制御部は、「貯留部に貯留されている演出球を検出する貯留検出手段」と、「貯留検出手段の検出状態により貯留部に演出球が貯留されているか否かを判定する貯留判定手段」と、「変動表示ゲームの演出態様を決定するための乱数を生成する演出乱数生成手段」と、「変動表示ゲームの始動条件の成立に基づいて、演出乱数生成手段から乱数を抽出する乱数抽出手段」と、「乱数抽出手段により抽出した乱数値が球演出を行う乱数値の場合に、貯留状態変換手段を貯留状態から貯留解除状態に変換させると共に、変動表示器の表示部で球演出用の演出表示を行う球演出制御手段」としての機能を備え、球演出制御手段は、貯留判定手段により演出球が貯留されていないと判定された場合には、球演出を行う乱数値が抽出されても、貯留変換手段を状態変換させずに、表示部で球演出用の演出表示とは別の演出表示を行うように制御することで、球演出と表示演出とに齟齬が生じて遊技者の興趣が減退してしまうような事態を防ぐ。
なお、本実施形態に係る遊技機1の制御部では、特図始動条件成立時に、演出選択乱数の抽出と演出選択乱数に基づく球演出選択処理を行うので、実際に演出表示が実行されるまでに若干のタイムラグが生ずる。そこで、演出選択乱数値が球演出乱数値であったが演出球センサ117がOFFであった場合には、球演出無しの表示演出パターンから途中で球演出用の表示演出パターンへ切り替え可能な共用の表示演出を選択し、所定時間内に演出球センサ117がONになった場合には、メイン制御装置21から第2サブ制御装置23へ球演出変更指令を行うことで、第2サブ制御装置23は、変動表示器12に球演出用の表示演出を行わせると共に貯留状態変換ソレノイド115を作動させ、演出表示装置10で球演出動作が実行されるようにしても良い。
上述した第1実施形態に係る遊技機1では、貯留部114に貯留した1個の演出球を用いて球演出を実現するものであったが、これに限らず、複数の遊技球を演出用に貯めて、複数の演出球による球演出を実現するようにしても良い。そこで、図7〜図9に示す第2構成例の表示演出装置10′により、複数の演出球を用いた球演出について詳述する。なお、前述した第1構成例の表示演出装置10と同一の構造には同一符号を付して説明を省略する。
本構成例の表示演出装置10′における前面構成部材11′には、蛇行貯留部118を設けることで、振分部113aから導入された演出球の貯留量を多くし、演出球導出路116から演出球流下領域13a′へ向けて多くの演出球を流下させることを可能とした。この蛇行貯留部118は、例えば、取込口11bから振分部114へ流下してきた遊技球がそのまま流入し得る位置に設けた演出球導入部118aと、該演出球導入部118aに連なって緩やかに傾斜する第1傾斜部118bと、該第1傾斜部118bの流下端に連なって流下方向を反転させる第1流下方向変換部118cと、該第1流下方向変換部118cの流下端に連なって緩やかに傾斜する第2傾斜部118dと、該第2傾斜部118dの流下端に連なって流下方向を反転させる第2流下方向変換部118eと、該第2流下方向変換部118eの流下端に連なって緩やかに傾斜する第3傾斜部118fからなり、第3傾斜部118fの流下端には、貯留状態変換ソレノイド115により動作する貯留状態変換部材115aが臨む(図7を参照)。
蛇行貯留部118の最上流位置である演出球導入部118aには、演出球センサ117を設けてあり、演出球導入部118aから蛇行貯留部118に入った遊技球は、1個宛て演出球センサ117に検出され、この演出球センサ117の検出情報がメイン制御装置21へ入力され、これを受けたメイン制御装置21が第1サブ制御装置22へ賞球数データを送出することにより、演出球として蛇行貯留部118へ導入された遊技球に対する所定数の賞球が遊技者に付与されることとなる。なお、本構成例の表示演出装置10′における蛇行貯留部118は、取込口11bから取り込まれた遊技球が普通に振分部113aを下方に流下して行くと、そのまま演出球導入部118aに入る構造としたので、蛇行貯留部118には演出球が貯まり易く、蛇行貯留部118が演出球で満杯になると、演出球導入部118aに入れないで弾かれた遊技球が上部ワープ通路13bへ振り分けられるようにした。
上記演出球センサ117からの検出情報を受けるメイン制御装置21は、貯留状態変換ソレノイド115の貯留状態変換部材115aを流路から退避させて、蛇行貯留部118内に貯留された演出球が零になった後、再び貯留状態変換部材115aを流路に臨ませて、演出球センサ117の検出球数をカウントすると、蛇行貯留部117に貯留されている演出球の総数を把握できる。すなわち、メイン制御装置21は、「貯留されている演出球数を計数する貯留数計数手段」としての機能を備える。
なお、貯留状態変換部材115aを流路から退避させて貯留解除状態とした後にも、取込口11bから取り込まれた遊技球が振分部113aを経て蛇行貯留部118へ導入される可能性があり、このような場合、貯留状態変換部材115aを流路に臨ませて貯留状態に変換した時には、既に蛇行貯留部118内に幾つかの演出球が導入されていることとなるので、貯留解除状態から貯留状態に変換した後に演出球センサ117の球検出情報をカウントしたのでは、正確な演出球の貯留数を把握できない。そこで、例えば、蛇行貯留部118の演出球導入部118aから第3傾斜部118fの流下端まで遊技球が通過するのに要する平均的な猶予時間を予め定めておき、貯留解除状態から貯留状態に変換したときより猶予時間だけ遡って検出された球数分の演出球が既に貯まっているものとして、計数値を補正するようにしても良い。或いは、蛇行貯留部118の所要位置に球センサを複数設けておくことで、例えば、最下流位置の第1球センサがONになっていれば9個以上の演出球が貯留されていると判定し、それより適宜上流位置の第2球センサがONになっていれば13個以上の演出球が貯留されていると判定し、それより適宜上流位置の第3球センサがONになっていれば16個以上の演出球が貯留されていると判定し、最上流位置の演出球センサ117が継続してONになっていれば19個の演出球で満杯であると判定するようにしても良い。
上述した蛇行貯留部18に貯留されていた演出球が貯留解除されると、演出球導出路116を経て、演出球導入部13aより演出球流下領域13a′へ導入される。なお、演出球流下領域構成部材13′により構成される演出球流下領域13a′は、対向配置される前面板131と裏面板132の全領域ではなく、第1制限壁134aと第2制限壁134bとによって遊技球2.5個分程度の横幅に制限された領域である。
そして、演出球流下領域13a′の下方部には、下部貯留状態変換ソレノイド119のプランジャに連動して流下領域内へ侵入・退避する下部貯留変換部材119aを臨ませ、この下部貯留変換部材119aが演出球流下領域13a′内へ侵入すると、蛇行貯留部188から流下してきた演出球を貯留する貯留状態となり、下部貯留変換部材119aが演出球流下領域13a′から退避すると、演出球流下領域13a′に貯留された演出球は更に下方へ流下して演出球回収路133より回収される。すなわち、下部貯留状態変換ソレノイド119によって下部貯留状態変換部材119aを演出球流下領域13a′へ侵入・退避させることで、「貯留部から流下してきた演出球を貯留する貯留状態と、貯留を解除して演出球を下流へ流下させる貯留解除状態と、に変換可能な下貯留変換手段」としての機能を実現するのである。
従って、蛇行貯留部118に貯留された演出球を貯留解除するタイミングと、下部貯留変換部材119aを演出球流下領域13a′へ侵入させて演出球貯留状態にするタイミングを合わせると、蛇行貯留部118に貯まっていた演出球を演出球流下領域13a′に貯留することができる。
下部貯留変換部材119aの球受け面である上面は、左右の平坦部と中央の突起部から成るものとし、演出球流下領域13a′に流下してきた演出球は、先ず、左右に分かれて下部貯留変換部材119aの平坦部に各々1個宛て貯留され、後続の演出球は、下部貯留変換部材119aの中央突起部に載るようにして左右の演出球の間に貯留され、更に後続の演出球は既に貯留されている演出球の上方へ整列状に載って、縦方向へ3列に貯留されて行き、遊技者は演出球流下領域13a′に貯留された演出球の隙間から後方の表示部2aを見ることが困難になる。このように、下貯留変換手段を貯留状態とすれば、演出球流下領域13a′に貯留された演出球で、表示部12aの一部表示領域を遊技者から視認困難に隠蔽することができる。
なお、表示演出装置10′に設けた演出球流下領域構成部材13′は、前面板131と裏面板132との間隔をおよそ遊技球1個分としたので、球体である演出球を整列配置しても、後方の表示部2aを完全に隠蔽することはできないが、例えば、前面板131と裏面板132との間隔を広くして、演出球流下領域13a′の前後方向にも複数の遊技球を貯留できるようにすれば、演出球流下領域13a′に貯留された演出球によって、後方の表示部2aを完全に隠蔽することもできる。すなわち、演出球流下領域13a′に貯留された演出球で、表示部12aの一部表示領域を遊技者から視認不能に隠蔽することもできる。
上述した表示演出装置10′を備える遊技機1によれば、変動表示器12の表示部12aの前面側に設けた演出球流下領域13a′に演出球を流下させるだけでなく、演出球流下領域13a′に演出球を貯留して後方の表示情報を隠蔽するという斬新な演出を行うことが可能となる。加えて、演出球流下領域13a′に貯留していた演出球を流下させると、隠蔽されていた表示情報が明瞭に視認可能となるので、遊技者に与えるインパクトの強い演出を行うことができる。
なお、貯留解除されて演出球流下領域13a′から流下した演出球は、所定数の賞球を付与する入賞球として演出球回収路133より回収するものとしたが、演出球の取り扱いは特に限定されるものではなく、賞球が付与されないアウト球として回収しても良いし、前面構成部材11のステージ部112や遊技領域6aへ戻して、再流下させるようにしても良い。
また、演出球流下領域13a′に貯留した演出球によって隠蔽する表示情報は特に限定されるものではなく、予告用のキャラクタや確率変動か否かの表示情報などでも良いが、特別図柄変動表示ゲームにおける識別情報(例えば、左図柄,中図柄,右図柄よりなる3桁の図柄のうち、右図柄)とし、この識別情報を演出球で隠蔽して特別図柄変動表示ゲームを行い、特別図柄変動表示ゲームの終了後に演出球の貯留を解除してゲーム結果を遊技者に見せるような球隠蔽演出を行うものとした。このように、特別図柄変動表示ゲームの識別情報を視認困難又は視認不能にしておくことで、ゲーム結果に対する遊技者の期待感を高めることができ、斬新でインパクトのある演出の可能な遊技機1となる。
しかして、球隠蔽演出を行うに際しては、蛇行貯留部133に貯留されている演出球数によって、隠蔽可能な表示領域が制限されることとなり、演出球の貯留数が少ないために、表示情報が隠蔽されずに遊技者から認識できてしまっては興醒めである。そこで、メイン制御装置21は、演出球の貯留数に応じて、特別図柄変動表示ゲームにおける隠蔽対象となる図柄の大きさを決定し、適切な変動表示パターンを第2サブ制御装置23に指示するものとした。
図10に示すのは、メイン制御装置21が行う球隠蔽処理のフローチャートであり、例えば、特別図柄変動表示ゲームの始動条件の成立(特図始動センサ64cによる球検出)に基づいて、特別図柄変動表示ゲームの演出態様を決定するための乱数を生成する演出乱数生成手段から抽出した乱数値が球隠蔽乱数値であるか否かを判定し(ステップS31)、球隠蔽乱数値でなかった場合には、そのまま球隠蔽処理を終了し、特別図柄変動表示ゲームで球隠蔽演出が行われることはない。
上記ステップS31で、演出選択乱数値が隠蔽乱数値であると判定された場合には、蛇行貯留部118に貯留されている演出球の総数(貯留演出球数)が9個より少ないか否かを判定し(ステップS32)、9個未満であると判定された場合には、特別図柄変動表示ゲームの興趣を高め得る球隠蔽演出の実現が困難であることから、球隠蔽演出ではない別の表示演出を選択する(ステップS33)。
一方、上記ステップS32において、貯留演出球数が9個以上であると判定された場合には、球隠蔽演出を選択し(ステップS34)、続いて、貯留演出球数が13個より少ないか否かを判定し(ステップS35)、13個未満であると判定された場合には、隠蔽図柄サイズ“小”を選択する(ステップS36)。すなわち、貯留演出球数が9個以上13個未満のときに球隠蔽演出を行う特別図柄変動表示ゲームにおいては、例えば図11(a)に示すように、左図柄121および中図柄122が共に“3”で停止したリーチ状態で、演出球流下領域13a′に演出球が貯留されることにより、小サイズの右図柄123aが隠蔽され、右図柄123aを遊技者から視認困難または視認不能にすることができる。
また、上記ステップS35において、貯留演出球数が13個以上であると判定された場合には、続いて、貯留演出球数が16個より少ないか否かを判定し(ステップS37)、16個未満であると判定された場合には、隠蔽図柄サイズ“中”を選択する(ステップS38)。すなわち、貯留演出球数が13個以上16個未満のときに球隠蔽演出を行う特別図柄変動表示ゲームにおいては、例えば図11(b)に示すように、左図柄121および中図柄122が共に“3”で停止したリーチ状態で、演出球流下領域13a′に演出球が貯留されることにより、中サイズの右図柄123bが隠蔽され、右図柄123bを遊技者から視認困難または視認不能にすることができる。
さらに、上記ステップS37において、貯留演出球数が16個以上であると判定された場合には、隠蔽図柄サイズ“大”を選択する(ステップS39)。すなわち、貯留演出球数が16個以上のときに球隠蔽演出を行う特別図柄変動表示ゲームにおいては、例えば図11(c)に示すように、左図柄121および中図柄122が共に“3”で停止したリーチ状態で、演出球流下領域13a′に演出球が貯留されることにより、大サイズの右図柄123cが隠蔽され、右図柄123cを遊技者から視認困難または視認不能にすることができる。
すなわち、表示演出装置10′を備える遊技機1の制御部は、「変動表示ゲームの演出態様を決定するための乱数を生成する演出乱数生成手段」と、「変動表示ゲームの始動条件の成立に基づいて、演出乱数生成手段から乱数を抽出する乱数抽出手段」と、「乱数抽出手段により抽出した乱数値が球隠蔽演出を行う乱数値の場合に、貯留状態変換手段を貯留状態から貯留解除状態に、下貯留状態変換手段を貯留解除状態から貯留状態に各々変換させると共に、演出球流下領域の後方における表示部に前記変動表示ゲームの識別情報を表示する球隠蔽演出制御手段」と、「貯留部に貯留されている演出球数を計数する貯留数計数手段」としての機能を備え、球隠蔽演出制御手段は、前記貯留数計数手段による遊技球の計数値に応じて、演出球流下領域の後方に表示する識別情報の大きさを変更することで、球隠蔽演出と表示演出とに齟齬が生じて遊技者の興趣が減退してしまうような事態を防ぐ。
なお、球隠蔽演出の対象とする識別情報は、変動停止する順番に応じて適宜に設定すれば良く、左図柄121でも中図柄122でも良い。また、球隠蔽演出の対象は、リーチ成立後に変動している最終停止図柄に限らず、2番目に停止する図柄を隠蔽して、リーチが成立しているか否かを不明にしてゲームを進行させるようにしても良い。さらに、各図柄の前方にぞれぞれ演出球流下領域を設けておくと共に、演出球を流下させる演出球流下領域を切換可能としておけば、球隠蔽演出を行う演出球流下領域を随意に切り換えたり、複数の演出球流下領域で球隠蔽演出を行ったりできるので、球隠蔽演出の幅が広がり、変動表示ゲームで一層多彩な演出動作を実現することができる。
また、球隠蔽演出は特別図柄変動表示ゲームに際して行う場合に限らず、その他の遊技状態中に行っても良い。例えば、特別図柄変動表示ゲームが通常図柄の大当たりとなって行われる特別遊技中に、その通常図柄(或いは、「通常」の文字)を演出球流下領域13a′の後方に表示しておき、所定タイミング(例えば、8サイクル目)で演出球による隠蔽演出を行い、隠蔽解除した後に演出球流下領域13a′の後方の表示を確変図柄(或いは、「確変」の文字)に表示変更し、この特別遊技の終了後に行う特別図柄変動表示ゲームが通常モードよりも有利な確変モードで実行されることを遊技者に報らせると、球隠蔽演出と相俟って、特別遊技終了後の遊技に対する期待感を効果的に高めることができる。
以上本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態は例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、上記の実施形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものではなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内での全ての変更が含まれる。
本発明の一実施形態に係る遊技機の斜視図である。 遊技盤の概略正面図である。 演出表示装置の概略正面図である。 演出表示装置の概略縦断面図である。 遊技機制御部のブロック構成図である。 (a)は演出制御処理のフローチャートである。(b)は球演出選択処理のフローチャートである。 第2構成例に係る演出表示装置(蛇行貯留部に演出球を貯留した状態)の概略正面図である。 第2構成例に係る演出表示装置の概略縦断面図である。 第2構成例に係る演出表示装置(演出球流下領域に演出球を貯留した状態)の概略正面図である。 球隠蔽処理のフローチャートである。 異なるサイズの図柄を表示して行う球隠蔽演出の説明図である。
符号の説明
1 遊技機
6 遊技盤
6a 遊技領域
10 演出表示装置
11 前面構成部材
11a 凹室
11a1 前面開口
11a2 表示用開口窓部
11b 取込口
114 貯留部
115 貯留状態変換ソレノイド
12 変動表示器
12a 表示部
13 演出球流下領域構成部材
13a 演出球流下領域

Claims (4)

  1. 遊技球が流下可能な遊技領域を備える遊技盤に、所要形状の前面開口から後方の表示用開口窓部に至る凹室を有する前面構成部材を備え、複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを表示可能な表示部を有する変動表示器を、当該表示部が前記前面構成部材の表示用開口窓部の裏面側に臨むよう配設してなる遊技機において、
    前記前面構成部材は、
    前記表示用開口窓部より上方に設けられ、遊技領域を流下する遊技球を取り込む取込口と、
    前記取込口から取り込んだ遊技球を演出球として貯留する貯留部と、
    前記貯留部に演出球を貯留可能にする貯留状態と、貯留部の貯留を解除して演出球を流下可能にする貯留解除状態とに変換可能な貯留状態変換手段と、
    前記表示部の前方に形成され、前記貯留状態変換手段が貯留状態から貯留解除状態に変換することで貯留解除された演出球を上部から受入れて、前記表示用開口窓部の下縁よりも下方へ流下させる演出球流下領域と、
    を備え、
    前記変動表示ゲームにおいて、所定条件が成立した場合に前記貯留部に貯留された演出球を前記演出球流下領域へ流下させるようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記貯留部に貯留されている演出球を検出する貯留検出手段と、
    前記貯留検出手段の検出状態により貯留部に演出球が貯留されているか否かを判定する貯留判定手段と、
    前記変動表示ゲームの演出態様を決定するための乱数を生成する演出乱数生成手段と、
    前記変動表示ゲームの始動条件の成立に基づいて、前記演出乱数生成手段から乱数を抽出する乱数抽出手段と、
    前記乱数抽出手段により抽出した乱数値が球演出を行う乱数値の場合に、前記貯留状態変換手段を貯留状態から貯留解除状態に変換させると共に、前記変動表示器の表示部で球演出用の演出表示を行う球演出制御手段と、
    を備え、
    前記球演出制御手段は、前記貯留判定手段により演出球が貯留されていないと判定された場合には、前記球演出を行う乱数値が抽出されても、前記貯留変換手段を状態変換させずに、前記表示部で球演出用の演出表示とは別の演出表示を行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記演出球流下領域には、貯留部から流下してきた演出球を貯留する貯留状態と、貯留を解除して演出球を下流へ流下させる貯留解除状態と、に変換可能な下貯留変換手段を設け、
    前記下貯留変換手段を貯留状態として演出球流下領域に貯留された演出球で、前記表示部に表示される表示情報を遊技者から視認不能又は視認困難に隠蔽するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 前記変動表示ゲームの演出態様を決定するための乱数を生成する演出乱数生成手段と、
    前記変動表示ゲームの始動条件の成立に基づいて、前記演出乱数生成手段から乱数を抽出する乱数抽出手段と、
    前記乱数抽出手段により抽出した乱数値が球隠蔽演出を行う乱数値の場合に、前記貯留状態変換手段を貯留状態から貯留解除状態に、前記下貯留状態変換手段を貯留解除状態から貯留状態に各々変換させると共に、前記演出球流下領域の後方における表示部に前記変動表示ゲームの識別情報を表示する球隠蔽演出制御手段と、
    前記貯留部に貯留されている遊技球数を計数する貯留数計数手段と、
    を備え、
    前記球隠蔽演出制御手段は、前記貯留数計数手段による遊技球の計数値に応じて、演出球流下領域の後方に表示する識別情報の大きさを変更するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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